JP2002237001A - ディスク特性評価装置 - Google Patents

ディスク特性評価装置

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JP2002237001A
JP2002237001A JP2001030762A JP2001030762A JP2002237001A JP 2002237001 A JP2002237001 A JP 2002237001A JP 2001030762 A JP2001030762 A JP 2001030762A JP 2001030762 A JP2001030762 A JP 2001030762A JP 2002237001 A JP2002237001 A JP 2002237001A
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Japan
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head
disk
clamp
magnetic
suspension
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JP2001030762A
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Shoichi Haga
正一 芳賀
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KYODO DENSHI SYSTEM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サスペンションの基準に合った固定方法で容
易に取り付けることを可能とし、ヘッドアンプ基板と磁
気ヘッドとの距離を近づけてノイズを少なくしてFPC
をヘッドアンプ基板に容易に接続できる。 【解決手段】 ディスク特性評価装置1には、先端部に
磁気ヘッド23を備えたサスペンション49をヘッドク
ランプ73に着脱自在であり、ヘッドクランプ73は磁
気ヘッド23を磁気ディスク9に位置決めする。サスペ
ンション73の下面に突起部を設け、この突起部の外径
を位置決めする位置決め用穴がヘッドクランプ73に設
けられる。位置決め用穴に装着されたサスペンション4
9の上面を押さえるべく後方よりスライド自在なクラン
プ部材を設ける。ヘッドクランプ本体にヘッドアンプ基
板を内蔵し、このヘッドアンプ基板に磁気ヘッド23の
FPC端子部をヘッドアンプ基板の接点に直接的にクラ
ンプして接続するFPCコネクタを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドクランプ装
置、スピンスタンド装置、ヘッドロード装置を備えたデ
ィスク特性評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のハードディスク装置の特性向上に
つれて、基幹部品である磁気ディスク、磁気ヘッドの電
磁変換特性を測定する評価装置の性能向上を図る必要が
ある。
【0003】特に、トラック密度の増大に連れて、磁気
ヘッドのコア幅が狭くなる傾向にあるため、正確な測定
を行うためには、評価装置自体のトラック位置決め精度
の向上が不可欠であり、従来パルスモータ駆動あるいは
超音波モータなどで駆動される粗動ステージ上に、ピエ
ゾ素子による微動ステージを組み合わせることにより、
磁気ヘッドの位置決め精度の向上が図られている。
【0004】例えば、この種のディスク特性評価装置の
従来例として、図10,図11に示されているような従
来のディスク特性評価装置201がある。
【0005】従来のディスク特性評価装置201は、内
部にスピンドルモータ203(エアスピンドル)を備え
たスピンドルモータハウジング205が定盤状のベース
207の上面の取付面に設けられている。スピンドルモ
ータハウジング205の上部にはスピンドルモータ20
3により回転駆動されるディスククランプ209が設け
られ、このディスククランプ209の上端部に磁気ディ
スク211がクランプ・アンクランプされるように構成
されている。
【0006】また、上記のベース207の上面には、デ
ィスククランプ209に対して図10において上方に隣
接した位置に、磁気ヘッド213,215をX軸方向
(図10において左右方向)に位置決めするための粗動
ステージ217(Xステージ)が設けられており、この
粗動ステージ217はXステージ駆動用の超音波モータ
219によりX軸ボールねじ221を介してX軸方向に
駆動される。
【0007】さらに、粗動ステージ217の上面には磁
気ディスク211と平行して平滑に固定されたセグメン
トギヤ223が設けられており、このセグメントギヤ2
23は半円弧状に形成され外周端縁にラック225が設
けられている。
【0008】また、ダウンフェースとアップフェースか
らなる一対の磁気ヘッド213,215を備えたヘッド
クランプ装置227を設けたヘッドローダ229が上記
のセグメントギヤ223の上を半円弧状に移動自在に設
けられており、前記ヘッドローダ229にはセグメント
ギヤ223のラック225に噛合するピニオン231が
設けられている。このピニオン231はヘッドローダ装
置としての例えばヘッドローダ229に設けられたスキ
ュー角用モータにより減速機(図示省略)を経て回転伝
達・駆動されて、セグメントギヤ223のラック225
と噛み合い、その外周面に沿って回転角を90°とする
回転移動が行われることにより、ヘッドローダ229が
回転して、磁気ヘッド213,215の位置決めが行わ
れる。なお、図10において磁気ヘッド213,215
の位置と磁気ディスク211の回転中心の位置はX軸方
向に同一線上にある。
【0009】ヘッドローダ229の基部側には、図10
に示されているようにヘッドローダ229の上部をX軸
方向に微小移動せしめるためのピエゾアクチュエータ2
33が設けられている。
【0010】上記のヘッドクランプ装置227は上ヘッ
ドクランプ235と下ヘッドクランプ237とからな
り、上ヘッドクランプ235は上取付用ベース239を
介して上下動自在に設けられており、下ヘッドクランプ
237は下取付用ベース241を介して上下動自在に設
けられている。しかも、上ヘッドクランプ235、下ヘ
ッドクランプ237は上取付用ベース239、下取付用
ベース241に対して着脱可能に設けられている。上ヘ
ッドクランプ235の前方端にはクランプ部243を介
して磁気ヘッド213(ダウンフェース)を先端に備え
たサスペンション245がクランプされており、下ヘッ
ドクランプ237の前方端にはクランプ部247を介し
て磁気ヘッド215(アップフェース)を先端に備えた
サスペンション249がクランプされている。
【0011】なお、ヘッドクランプ装置227の上下動
装置がヘッドローダ229に内蔵されており、各上、下
ヘッドクランプ235,237はそれぞれ独立して上下
動制御され、磁気ヘッド213,215が磁気ディスク
211を上下方向から挟むように進退移動可能である。
【0012】以上のような従来のディスク特性評価装置
201においては、磁気ヘッド213,215の特性を
評価する場合、磁気ディスク211がスピンドルモータ
203により所定の回転数に設定された後、粗動ステー
ジ217が例えばトラック幅方向のX軸方向に送られ
て、磁気ヘッド213,215が所定位置に位置決めさ
れる。
【0013】さらに、トラック方向の接線に対するオフ
セット角であるスキュー角が設定された後、HGA先端
部の磁気ヘッド213,215が、所定の浮上量になる
ようにヘッドローダ229によりロードされる。つま
り、上ヘッドクランプ235と下ヘッドクランプ237
がそれぞれ上下動調整される。
【0014】次に、磁気ヘッド213,215のトラッ
ク位置をトラック幅方向に微動させながら特性評価が行
われるトラックプロファイル特性評価や、エラーレート
特性評価(バスタブ特性)においては、ピエゾアクチュ
エータ233によって磁気ヘッド213,215を微小
量だけオフセットさせながら測定することにより磁気ヘ
ッド213,215の位置決め分解能を向上させてい
る。
【0015】図12(A),(B)を参照するに、ヘッ
ドクランプ装置227としては、例えば下ヘッドクラン
プ237がアリ溝により前述したヘッドローダ229に
着脱可能に設けられており、ヘッドクランプ本体251
には磁気ヘッド215を先端部に備えたサスペンション
249が着脱可能にクランプされる。このサスペンショ
ン249はベースプレート253に一体的に設けられて
おり、ベースプレート253の基部には基準穴255が
設けられている。
【0016】また、ヘッドクランプ本体251の図12
(B)において左側には作動用シャフト257が上下動
自在に貫通されており、作動用シャフト257の中間に
は細径部259が備えられており、作動用シャフト25
7の下端にはボス部261が設けられている。そして、
上記の作動用シャフト257はスプリング263により
細径部259を所定位置に位置せしめる方向に常時付勢
されている。
【0017】さらに、ヘッドクランプ本体251の図1
2(B)において右側にはマウントベース部265が突
設されており、このマウントベース部265にはガイド
穴部267が上記の作動用シャフト257の細径部25
9に連通するように設けられている。このガイド穴部2
67内にスライドシャフト269がスライド自在に設け
られており、スライドシャフト269の後端と作動用シ
ャフト257の細径部259との間にはローラ271が
設けられている。マウントベース部265の上部にはガ
イド穴部267内に連通する長孔273が設けられてお
り、この長孔273に挿通されるクランプシャフト27
5がスライドシャフト269の先端側の上部に突出され
ている。なお、スライドシャフト269はその後端が常
時ローラ271を後方へ向けて押圧する方向に付勢され
ている。
【0018】また、マウントベース部265の上部には
長孔273の両側に位置してフィクスチャーベース27
7が設けられており、このフィクスチャーベース277
の上面にはガイド溝部279並びに後端側に突当て面2
81が設けられている。なお、上記のクランプシャフト
275はフィクスチャーベース277の上面より上方へ
突き出している。
【0019】したがって、ボス部261をスプリング2
63の付勢力に抗して押し上げると、スライドシャフト
269と共にクランプシャフト275が右へ移動する。
クランプシャフト275の先端にサスペンション249
の基準穴255を挿入してから上記のボス部261を離
すとスライドシャフト269と共にクランプシャフト2
75が左へ移動するので、サスペンション249のベー
スプレート253が突当て面281に圧着されて所定位
置に位置決めされる。
【0020】また、図12(A)を参照するに、ヘッド
アンプ基板283はヘッドロード機構側に固定されてお
り、ヘッドクランプ装置227がヘッドロード機構とし
てのヘッドローダ229に取り付けられることによりヘ
ッドアンプ基板283と接続される構造となっている。
しかも、磁気ヘッド215から出ているFPC285に
細いリード線287がハンダ付けで接続され、このリー
ド線287の先端にパドルボード289(コネクタPB
C)をハンダ付けしてこのパドルボード289を用いて
上記のヘッドアンプ基板283の溝部291へ差し込
み、接点A〜Cに接触せしめて接続されている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のディ
スク特性評価装置201においては、スピンドルモータ
203(エアスピンドル)を備えたスピンドルモータハ
ウジング205が定盤状のベース207の取付面に設け
られており、ヘッドクランプ装置227を設けたヘッド
ローダ229はベース207の別の場所に取り付けた粗
動ステージ217に設けられ、しかもこの粗動ステージ
217上のセグメントギヤ223の上を半円弧状に移動
自在に設けられているので、ヘッドクランプ装置227
に装着したサスペンション249の磁気ヘッド215は
磁気ディスク211の中心線上の位置から変えることな
く、ヘッドローダ229が上記のセグメントギヤ223
の上を半円弧状に移動することによりスキュー角を変え
るものであるので、複雑な構造であるという問題点があ
った。
【0022】なお、上記のセグメントギヤ223のよう
な構造に換えてロータリポジッショナ(図示省略)を用
いるとしても、この場合、ロータリポジッショナはスピ
ンドルモータハウジング205とは独立したベース20
7の別の場所に立設したスタンド(図示省略)に天地を
逆にして支持されて上記の磁気ディスク211の上側に
対向した状態で取り付けられている。したがって、ステ
ージ構成が複雑でロータリポジショナ自体も非常に大型
であるという問題点があった。
【0023】また、従来のヘッドクランプ装置227に
おいては、細径付の作動用シャフト257、マウントベ
ース部265、スライドシャフト269及び長孔27
3、クランプシャフト275、フィクスチャーベース2
77、ガイド溝部279、突当て面281などの構造が
複雑であり、また基準穴255がないサスペンションに
対してはクランプできないという問題点があった。
【0024】また、従来のヘッドアンプ基板283はヘ
ッドローダ229側に固定されているので、磁気ヘッド
215とヘッドアンプ基板283との距離が遠いため、
FPC285とヘッドアンプ基板283とは細いリード
線287を介して接続される。したがって、リード線2
87で長くしたことによりノイズの影響を受けやすいと
いう問題点があった。また、リード線287の先端に付
けたパドルボード289を用いてヘッドアンプ基板28
3に接続するので、この接続作業に手間が掛かるという
問題点があった。
【0025】また、従来のヘッドローダ装置では、ヘッ
ドクランプ装置227の上下動装置がヘッドローダ22
9に内蔵されているので、機構が複雑であり、また重量
が重くなるという問題点があった。
【0026】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、サスペンションの基準に合
った固定方法で容易に取り付けることを可能とし、ヘッ
ドアンプ基板と磁気ヘッドとの距離を近づけてノイズを
少なくしてFPCをヘッドアンプ基板に容易に接続でき
るようにし、また、ロータリポジッショナの取付位置を
低くして剛性を向上し、エアスピンドルとロータリポジ
ッショナとの距離を最小限まで近づけられるように、さ
らに、磁気ディスクに対して磁気ヘッドを簡単な機構で
容易に上下動せしめ、測定中は退避位置へ後退せしめる
ようにしたディスク特性評価装置を提供することにあ
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のディスク特性評価装置は、
同心円の複数のトラックを備えた磁気ディスクを着脱自
在にクランプ、アンクランプせしめるディスククランプ
装置を備え、このディスククランプ装置により磁気ディ
スクを回転させながら、磁気ディスク、磁気ヘッドの少
なくとも一方の電磁変換特性の評価を行うべく所定のト
ラック位置に磁気ヘッドを位置決めするヘッドクランプ
を備えたロータリポジショナを設け、前記磁気ヘッドを
先端部に備えたサスペンションを前記ヘッドクランプに
設けてなるディスク特性評価装置において、前記サスペ
ンションの下面に突起部を設け、このサスペンションの
突起部の外径を位置決めする位置決め用穴を前記ヘッド
クランプに設け、前記位置決め用穴に装着されたサスペ
ンションの突起部の反対側上面を押さえるべく後方より
スライド自在なクランプ部材を設け、前記ヘッドクラン
プの本体にヘッドアンプ基板を内蔵し、このヘッドアン
プ基板に前記磁気ヘッドのFPC端子部を前記ヘッドア
ンプ基板の接点に直接的にクランプして接続するFPC
コネクタを設けてなることを特徴とするものである。
【0028】したがって、クランプ部材が後方へ押され
てヘッドクランプの位置決め用穴が開放される。この位
置決め用穴にサスペンションの突起部が装着されてか
ら、クランプ部材を前進せしめると、サスペンションが
突起部の反対側上面から押さえられて浮き上がることな
く容易に且つ正確に位置決めされる。サスペンションの
基準に合った実機の取付け基準と同じ固定方法で取付ら
れる。
【0029】また、ヘッドアンプ基板がヘッドクランプ
の本体に内蔵されているので、磁気ヘッドのFPC端子
部とヘッドアンプ基板が近くなりノイズの影響が受けに
くい状態となる。また、FPCコネクタによりFPC端
子部がヘッドアンプ基板の接点に容易に直接的に接続さ
れる。
【0030】請求項2によるこの発明のディスク特性評
価装置は、同心円の複数のトラックを備えた磁気ディス
クを着脱自在にクランプ、アンクランプせしめるディス
ククランプ装置を備え、このディスククランプ装置によ
り磁気ディスクを回転させながら、磁気ディスク、磁気
ヘッドの少なくとも一方の電磁変換特性の評価を行うべ
く所定のトラック位置に磁気ヘッドを位置決めするヘッ
ドクランプを備えたロータリポジショナを設け、前記磁
気ヘッドを先端部に備えたサスペンションを前記ヘッド
クランプに設けてなるディスク特性評価装置において、
前記サスペンションの基部に基準穴を設け、この基準穴
を位置決めするフィクスチャーベースを前記ヘッドクラ
ンプに設け、前記サスペンションの基準穴に挿通可能で
三方に突出した三方爪部を備え且つこの三方爪部により
前記サスペンションの基部を前記フィクスチャーベース
へ押圧すべく上下動自在なクランプシャフトを設け、前
記ヘッドクランプの本体にヘッドアンプ基板を内蔵し、
このヘッドアンプ基板に前記磁気ヘッドのFPC端子部
を前記ヘッドアンプ基板の接点に直接的にクランプして
接続するFPCコネクタを設けてなることを特徴とする
ものである。
【0031】したがって、クランプシャフトを付勢力に
抗して押し上げて三方爪部にベースプレートの基準穴を
通過せしめてから前記クランプシャフトを離すことによ
り、サスペンションの基部はクランプシャフトの三方爪
部でフィクスチャーベースの所定の位置に確実に位置決
めされる。クランプシャフトを外すことなくサスペンシ
ョンの着脱作業が行われる。
【0032】また、ヘッドアンプ基板がヘッドクランプ
の本体に内蔵されているので、磁気ヘッドのFPC端子
部とヘッドアンプ基板が近くなりノイズの影響が受けに
くい状態となる。また、FPCコネクタによりFPC端
子部がヘッドアンプ基板の接点に容易に直接的に接続さ
れる。
【0033】請求項3によるこの発明のディスク特性評
価装置は、同心円の複数のトラックを備えた磁気ディス
クを着脱自在にクランプ、アンクランプせしめるディス
ククランプ装置を備え、このディスククランプ装置によ
り磁気ディスクを回転させながら、磁気ディスク、磁気
ヘッドの少なくとも一方の電磁変換特性の評価を行うべ
く所定のトラック位置に磁気ヘッドを位置決めするヘッ
ドクランプを備えたロータリポジショナを設け、前記磁
気ヘッドを先端部に備えたサスペンションを前記ヘッド
クランプに設けてなるディスク特性評価装置において、
前記ロータリポジショナを一方向に移動せしめる送りス
テージを設け、この送りステージによる前記ロータリポ
ジショナの移動軌跡上に前記ディスククランプ装置を並
設してなることを特徴とするものである。
【0034】したがって、ディスククランプ装置が送り
ステージにおいてロータリポジッショナの移動軌跡上に
設けられているので、エアスピンドルとロータリポジッ
ショナの距離を最小限まで近づけることができる。
【0035】しかも、磁気ディスク、磁気ヘッドの上に
は邪魔になるものがないので、磁気ディスクや磁気ヘッ
ドは容易に着脱される。また、磁気ディスクや磁気ヘッ
ドの取付け位置を低くできるので、剛性が向上する。
【0036】請求項4によるこの発明のディスク特性評
価装置は、請求項3記載のディスク特性評価装置におい
て、前記送りステージに、前記ロータリポジショナをデ
ィスククランプ装置に接近せしめるべく連結穴を設けて
なることを特徴とするものである。
【0037】したがって、送りステージに連結穴を設け
たので、ロータリポジショナの磁気ヘッドがディスクク
ランプ装置に装着された磁気ディスクに容易に接近する
ことになる。
【0038】請求項5によるこの発明のディスク特性評
価装置は、同心円の複数のトラックを備えた磁気ディス
クを着脱自在にクランプ、アンクランプせしめるディス
ククランプ装置を備え、このディスククランプ装置によ
り磁気ディスクを回転させながら、磁気ディスク、磁気
ヘッドの少なくとも一方の電磁変換特性の評価を行うべ
く所定のトラック位置に磁気ヘッドを位置決めするヘッ
ドクランプを備えたロータリポジショナを設け、前記磁
気ヘッドを先端部に備えたサスペンションを前記ヘッド
クランプに設けてなるディスク特性評価装置において、
前記ディスククランプ装置の周辺外部に、ヘッドロード
装置本体を設け、このヘッドロード装置本体に、前記磁
気ヘッドを磁気ディスクから離反せしめる方向に前記サ
スペンションを撓ませる爪部を昇降自在に備えたスライ
ダを設け、前記爪部を前記サスペンションに係合離脱可
能に前記スライダをほぼ水平方向に進退移動自在に設け
てなることを特徴とするものである。
【0039】したがって、磁気ヘッドを備えたサスペン
ションが爪部により磁気ディスクの外周近辺の特定位置
で磁気ヘッドを磁気ディスクから離反せしめる方向に撓
ませることができるので、ランプロード方式であっても
なくても磁気ヘッドは所定の浮上量になるようにヘッド
ロードされる。
【0040】また、ヘッドクランプが固定でサスペンシ
ョンの一部が爪部にて垂直動作により移動されるので、
HGAの折曲がり支点に合わせることなく、各HGAと
も同量だけ持ち上げることができる。
【0041】しかも、磁気ヘッドが磁気ディスクにロー
ドした後は、爪部が磁気ディスクの外に退避される。
【0042】請求項6によるこの発明のディスク特性評
価装置は、請求項5記載のディスク特性評価装置におい
て、前記ロータリポジショナを一方向に移動せしめる送
りステージを設け、この送りステージに前記ヘッドロー
ド装置本体を一体的に設けてなることを特徴とする。
【0043】したがって、ヘッドカード装置本体が送り
ステージに一体的であるので送りステージに設けられた
ロータリポジショナのディスククランプ装置に取り付け
られたサスペンションと、ヘッドロード装置本体に備え
られた爪部との位置関係は常時一定の安定した状態にな
るのでローディング動作が安定する。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、この発明のディスク特性評
価装置における下記の各装置の実施の形態について図面
を参照して詳細に説明する。
【0045】図1を参照するに、本実施の形態に係わる
ディスク特性評価装置1は、実機の磁気ヘッドと同じ位
置関係にてメディアと磁気記録用の磁気ヘッドの試験装
置が定盤状のベース3の上に設けられている。
【0046】本発明の実施の形態の主要部構成するスピ
ンスタンド装置5としては、本実施の形態では平面で長
方形の矩形状を成すもので中空を有する枠体で構成され
たステージフレーム7が上記のベース3の上面に固定さ
れている。そして、ステージフレーム7の前記中空のほ
ぼ中央部には磁気ディスク9を装着するためのディスク
クランプ装置11が設けられている。
【0047】このディスククランプ装置11は、図2に
示されているように本実施の形態ではスピンドルモータ
13(エアスピンドル)を備えたスピンドルモータハウ
ジング15が上記のステージフレーム7に支持されてい
る。上記のスピンドルモータ13により回転駆動される
ディスククランプ17がスピンドルモータ13の上端に
設けられ、ディスククランプ17の上端部はステージフ
レーム7の中空から上面より上方に突出された状態に位
置している。ディスククランプ17の上端部には磁気デ
ィスク9がクランプ・アンクランプされるように構成さ
れている。
【0048】また、ステージフレーム7には上記のディ
スククランプ17に対して図1において右側と左側にX
軸方向に移動自在な右Xステージ19と左Xステージ2
1が設けられている。この右Xステージ19と左Xステ
ージ21のいずれか一方あるいは両方には、磁気ヘッド
23を装着するヘッドクランプ装置25を支持し且つロ
ーディングするためのヘッドロード装置としての例えば
ロータリポジッショナ27をX軸方向に移動自在に設け
るための送りステージを構成するものである。
【0049】なお、右Xステージ19と左Xステージ2
1は同様の構造であり、右、左Xステージ19、21
は、ステージフレーム7の内側にガイド部材としての例
えば図1において上下に対向する2本のガイドレール2
9がX軸方向に延伸されている。この2本のガイドレー
ル29にリニアガイドを介してガイドされる右ステージ
テーブル31R,31LがX軸方向に往復移動自在に設
けられている。
【0050】ステージフレーム7の図1において右、左
側には右ステージテーブル31R、31Lを駆動するた
めの超音波モータ33が設けられており、2本のガイド
レール29の間には左、右の各X軸ボールねじ35がス
テージフレーム7に設けた軸受37により軸承されてお
り、X軸ボールねじ35に螺合するナット部材(図示省
略)が右、左ステージテーブル31R、31Lの下部に
図1において上下方向のほぼ中央に設けられている。各
X軸ボールねじ35はフレキシブルカップリング39を
介して上記の超音波モータ33に連結されている。
【0051】右、左ステージテーブル31R、31Lの
上面には、磁気ヘッド23を位置決めするヘッドクラン
プ装置25を設けたロータリポジッショナ27が設けら
れている。この左側のロータリポジッショナ27は図2
に示されているようにポジッショナ本体を構成するアク
チュエータ41の駆動軸43を備えており、アクチュエ
ータ41が左ステージテーブル31Lの図1において左
端側に設けた取付穴(図示省略)に取り付けられてい
る。なお、上記のヘッドクランプ装置25のヘッドクラ
ンプ本体47はロータリポジッショナ27の駆動軸43
に取り付けられて回転自在となっている。
【0052】また、ステージフレーム7には、スピンド
ルモータ13とロータリポジッショナ27との間隔を少
なくするために、ディスククランプ装置11と右、左ス
テージテーブル31R、31Lとの間に連結穴45が設
けられている。
【0053】上記構成により、ディスククランプ装置1
1とロータリポジッショナ27はステージフレーム7に
並置されているので、右、左ステージテーブル31R、
31Lが超音波モータ33によりX軸ボールねじ35を
介してX軸方向に駆動されると、ロータリポジッショナ
27に備えたヘッドクランプ装置25を介して磁気ヘッ
ド23が、ディスククランプ装置11にクランプされた
磁気ディスク9に対してX軸方向に移動位置決めされ
る。
【0054】以上のように磁気ディスク9、磁気ヘッド
23の上には邪魔になるものがないので、磁気ディスク
9や磁気ヘッド23は容易に着脱される。また、磁気デ
ィスク9や磁気ヘッド23の取付け位置を低くすること
ができるので、剛性が向上する。
【0055】ディスククランプ装置11がロータリポジ
ッショナ27の送りステージであるXステージのロータ
リポジッショナ27の移動軌跡上に設けられており、し
かも連結穴45が設けられているので、スピンドルモー
タ13とロータリポジッショナ27の距離を最小限まで
近づけることができる。
【0056】次に、本発明の実施の形態の主要部構成す
るヘッドクランプ装置25について図面を参照して説明
する。
【0057】なお、右側の磁気ヘッド23を備えたヘッ
ドクランプ装置25は実機そのものが取り付けられ、左
側の磁気ヘッド23を備えたヘッドクランプ装置25は
試験用のものである。
【0058】このヘッドクランプ装置25は図1におい
て左側の左Xステージ21に設けたロータリポジッショ
ナ27に取り付けられたものである。
【0059】図3(A),(B)を参照するに、ヘッド
クランプ部25Aはアリ溝により前述したヘッドクラン
プ本体47に着脱可能に設けられており、ヘッドクラン
プ部25Aには磁気ヘッド23を先端部に備えたアーム
型のサスペンション49が着脱可能にクランプされてい
る。このアーム型のサスペンション49はベースプレー
ト51に一体的に設けられており、ベースプレート51
の基部には基準穴53が設けられている。
【0060】また、ヘッドクランプ部25Aのほぼ中央
部の上面には円筒形状をなすフィクスチャーベース55
が一体的に取り付けられており、このフィクスチャーベ
ース55の穴部57を挿通するクランプシャフト59が
ヘッドクランプ部25Aを上下動自在に貫通されてお
り、クランプシャフト59の一端にはベースプレート5
1の基準穴53に挿通可能で三方に突出した三方爪部6
1が備えられており、クランプシャフト59の他端には
押しボタン部63が設けられている。なお、三方爪部6
1は下面側がテーパ65になっており、上記のクランプ
シャフト59は三方爪部61がサスペンション49のベ
ースプレート51をフィクスチャーベース55の上面に
クランプして常時押圧する方向にスプリングSPにより
付勢されている。
【0061】また、アーム型サスペンション49には他
の位置決め穴67が設けられており、この位置決め穴6
7を挿入可能な位置決めピン69がヘッドクランプ部2
5Aの図3(A),(B)において右側上面に突設され
ている。
【0062】上記構成により、押しボタン部63をスプ
リングSPの付勢力に抗して押し上げて三方爪部61に
ベースプレート51の基準穴53を通過せしめてからア
ーム型サスペンション49の位置決め穴67を位置決め
ピン69に挿入し、その後押しボタン部63を離すこと
により、アーム型サスペンション49のベースプレート
51はスプリングSPの付勢力によりクランプシャフト
59の三方爪部61で所定の位置に確実に位置決めされ
る。したがって、クランプシャフト59を外すことなく
アーム型サスペンション49の着脱作業が行われる。
【0063】他の実施の形態のヘッドクランプ装置25
としては、図4(A),(B)を参照するに、箱形形状
をなすヘッドクランプ本体71が前述したロータリポジ
ッショナ27の駆動軸(図示省略)に設けられており、
ヘッドクランプ本体71の図4(A)において左側面に
はヘッドクランプ部73が突設されており、このヘッド
クランプ部73の前方端上面にはフィクスチャーベース
75が備えられている。
【0064】なお、先端に磁気ヘッド23を備えたサス
ペンション49の基部の下面には、図5(C)に示され
ているように突起部としての例えばバーリング部77が
突出されている。
【0065】また、上記のフィクスチャーベース75の
上面にはサスペンション49の基部のバーリング部77
の外径を位置決めするための位置決め用穴79が設けら
れており、図5(A)において上下にはサスペンション
49の基部の幅方向の側面を嵌合せしめるガイド溝81
が設けられている。
【0066】ヘッドクランプ部73の後方側上面にはク
ランプ部材としての例えばクランプブロック83がヘッ
ドクランプ部73の長手方向の前後方向にスライド自在
に設けられており、クランプブロック83の先端部の下
面は後方より前方に向けて薄くなるテーパ面85が設け
られており、クランプブロック83の後端上面にはノブ
87が突設されている。クランプブロック83はその後
端面がスプリング89により常時前方へ押し出されるよ
うに付勢されている。
【0067】上記構成により、クランプブロック83の
ノブ87が手で後方へ押されることにより、クランプブ
ロック83の先端部が後退してフィクスチャーべ一ス7
5の位置決め用穴79が開放される。サスペンション4
9の基部のバーリング部77を位置決め用穴79に装着
してから、クランプブロック83のノブ87が離される
と、スプリング89の付勢力によりクランプブロック8
3と共にその先端部のテーパ面85がサスペンション4
9の基部の上面に乗り上げるように前進する。
【0068】その結果、サスペンション49の基部がク
ランプブロック83で上方から押さえられながら前進せ
しめられるので、バーリング部77の前方端が位置決め
用穴79に突当てられて係合すると同時にクランプブロ
ック83の基部がガイド溝81に落とし込まれて容易に
且つ正確に位置決めが行われる。
【0069】以上のように、サスペンション49の基準
に合った、換言すれば実機の取付け基準と同じ固定方法
で取付ることが可能である。
【0070】また、クランプブロック83にテーパ面8
5を設けたことにより、クランプブロック83の下面は
フィクスチャーベース55のサスペンション49取付け
面(基準面)にスライドしても、サスペンション49を
クランプ可能となるので、サスペンション49をフィク
スチャーベース55の基準面に押し付ける効果が得ら
れ、浮き上がることなく確実に固定される。
【0071】また、フィクスチャーベース55とクラン
プブロック83が分けられたことにより、各部材の加工
が容易になり且つ各部材の加工精度が向上した。
【0072】図4(A)を参照するに、ヘッドクランプ
本体71にはヘッドアンプ基板91が内蔵されているこ
とから、ヘッドアンプ基板91と磁気ヘッド23との距
離が近くなるので、ノイズの影響が受けにくい状態とな
る。
【0073】また、上記のヘッドアンプ基板91の図4
(A)において左側にはFPCクリップ93が設けられ
ている。このFPCクリップ93は、図6(A)〜
(D)に示されているようにクリップ本体95の内部に
磁気ヘッド23への配線(FPC;フレキシブルプリン
ト板)の端子部97を挿入するための端子差し込み口9
9と端子導入路101が設けられており、この端子導入
路101の下面には本実施の形態では4つの接点103
が設けられ、各接点103にはコンタクトプローブ10
5が接続されたものである。
【0074】また、端子導入路101の上方には上記の
FPC端子部97を各接点103に押圧するための押圧
部材107がクリップ本体95の内部を上下動可能に設
けられており、前記押圧部材107の上部にはヘッド付
きシャフト109が連結されており、ヘッド付きシャフ
ト109の上端側はクリップ本体95の上面より上方へ
突出しており、押圧部材107はスプリング111によ
り常時下方の端子導入路101の下面へ押圧されるよう
に付勢されている。
【0075】さらに、クリップ本体95の図6(B)に
おいて左側には断面L形状のセットレバー113が軸支
されており、セットレバー113の右端がヘッド付きシ
ャフト109のヘッド部115に係合されている。
【0076】上記構成により、セットレバー113が図
6(B)に示されているように矢印側に押されると、ス
プリング111の付勢力に抗してヘッド付きシャフト1
09を介して押圧部材107が上昇してアンクランプ状
態となるので端子導入路101が開放される。FPC端
子部97が図6(C),(D)に示されているように端
子差し込み口99から上記の開放された端子導入路10
1へ挿入されてからセットレバー113が離されると、
スプリング111の付勢力により押圧部材107が下降
して上記のFPC端子部97が4つの接点103に押圧
されるので、FPC端子部97が容易にコンタクトプロ
ーブ105に電気接続される。
【0077】次に、本発明の実施の形態の主要部を構成
するヘッドロード装置117について図面を参照して説
明する。
【0078】図1及び図7を参照するに、ヘッドロード
装置117は前述したステージフレーム7の右Xステー
ジ19側と左Xステージ21側のいずれか一方あるいは
両方の側に設けられている。例えば、左Xステージ21
側のステージフレーム7に取り付けられたヘッドロード
装置117について説明する。
【0079】ヘッドロード装置本体119がステージフ
レーム7の図1において右上側に取り付けられている。
しかし、左Xステージ21側のようにヘッドロード装置
本体119が左ステージテーブル31Lに一体的に取付
けられることの方が、サスペンション49と、ヘッドロ
ード装置117との位置関係が常に一定の安定した状態
になるので磁気ヘッド23のローディング動作が安定す
るという点で望ましいが、この限りでない。また、ヘッ
ドロード装置本体119の図7において左側面には、ス
ライダ支持部材121が図7において略斜め上下方向に
延伸されたガイドレール123を介して略斜め上下方向
に移動自在に設けられている。
【0080】また、ヘッドロード装置本体119の上面
には上記のガイドレール123とほぼ平行な長孔125
が設けられており、この長孔125に沿って走行される
タイミングベルト127がヘッドロード装置本体119
の内部に設けられている。タイミングベルト127は、
上記の長孔125の両端側に位置する2つのタイミング
ベルトプーリ129と、ヘッドロード装置本体119の
下部に設けた駆動モータ131の駆動軸133の駆動プ
ーリ135に巻回されている。
【0081】スライダ支持部材121はリテーナ137
を介して長孔125に沿った範囲のタイミングベルト1
27に保持固定されているので、駆動モータ131の正
逆回転により駆動されて上記のガイドレール123に沿
って図7において略斜め上下方向に走行駆動されること
となる。
【0082】上記のスライダ支持部材121の図7にお
いて左側面には、後方側(図7において上方側)にカム
支持部材139が固定されており、このカム支持部材1
39には先端が両面先細りテーパ部141(図8参照)
を備えたカム143が前方(図7において下方)に向け
て突設されている。
【0083】また、スライダ支持部材121の図7にお
いて左側面には、スライダ145が前後方向(図7にお
いて上下方向)に移動自在に設けられており、このスラ
イダ145の後端面のほぼ中央部には上記のカム143
が挿通可能な挿孔147が貫通している。前記スライダ
145はスライダ支持部材121に対してスプリング1
49により常時前方へ付勢されており、この状態で、挿
孔147に挿入されているカム143の先端はスライダ
145の前方端面付近に位置している。
【0084】また、スライダ145の前方端面には上下
に2つの上爪保持部151と下爪保持部153がそれぞ
れ上記の挿孔147の左右両側に上下に延伸したガイド
部材155を介して上下方向に移動自在に設けられてお
り、上爪保持部151と下爪保持部153には図8に示
されているように上記のカム143の先端が入り込める
ほどの隙間157が設けられている。
【0085】また、上爪保持部151の先端には板バネ
材からなる上爪部159が突出されており、下爪保持部
153の先端には板バネ材からなる下爪部161が突出
されている。
【0086】また、ヘッドロード装置本体119の図7
において下方側面には、上記のスライダ145の前方端
面に当接してスライダ145の前進を停止せしめるスラ
イダストッパ163が設けられている。また、ヘッドロ
ード装置本体119の上面には、スライダ支持部材12
1の前進移動を停止せしめるカムストッパ165が設け
られている。
【0087】また、ヘッドロード装置本体119の上面
には、上記のスライダ支持部材121の位置を検出する
3つの位置検出器、つまり退避位置センサ167と爪部
移動開始位置センサ169と爪部移動終了位置センサ1
71が長孔125に沿った範囲に設けられている。
【0088】以上のディスク特性評価装置1において
は、磁気ヘッド23の特性を評価する場合、磁気ディス
ク9がスピンドルモータ13により所定の回転数に設定
された後、例えば右、左Xステージ19、21が例えば
トラック幅方向のX軸方向に送られて、上下の磁気ヘッ
ド23が所定位置に位置決めされる。
【0089】このとき、駆動モータ131が図7におい
て時計回り方向に回転することにより、スライダ支持部
材121は図9(A)に示されているように通常退避位
置に待機している。
【0090】駆動モータ131が図7において反時計回
り方向に回転することにより、スライダ支持部材121
は図9(B)に示されているように前進してスライダ1
45の前方端面がスライダストッパ163に当接するの
で、スライダ145の前進動作が停止される。このと
き、上爪部159と下爪部161は上下のサスペンショ
ン49の間に入り込んだ状態となる。上方のサスペンシ
ョン49だけの場合は上爪部159が上記のサスペンシ
ョン49の下方に位置することになる。
【0091】スライダ支持部材121がさらに前進する
と、図9(C)に示されているようにスライダ145は
スライダストッパ163によりそのままの位置に留まる
が、カム支持部材139と共にカム143がスプリング
149の付勢力に抗して前進するので、カム143の先
端端の両面先細りテーパ部141が図8の2点鎖線で示
されているように上爪保持部151と下爪保持部153
の隙間157へ入り込むために、上爪保持部151に伴
って上爪部159は上方へ移動され、下爪保持部153
に伴って下爪部161は下方へ移動される。したがっ
て、例えば上方のサスペンション49は上爪部159に
より上方へ持ち上げられ、つまり磁気ヘッド23が磁気
ディスク9面より離される方向に撓ませられた状態で支
持される。
【0092】次いで、HGAが磁気ディスク9にロード
されてしまえば、ディスク特性を測定中は磁気ヘッド2
3がエアギャップにより所定の浮上量となるので、ヘッ
ドロード装置117は磁気ディスク9の外に退避され
る。すなわち、駆動モータ131が時計回り方向に回転
されることによりスライダ支持部材121が後退する
が、スライダ145はスプリング149の付勢力により
スライダストッパ163に当接したままの位置であり、
スライダ支持部材121の後退に伴ってカム143が上
爪保持部151と下爪保持部153の間から後退し、上
爪保持部151と下爪保持部153、つまり上爪部15
9と下爪部161がサスペンション49から解除されて
サスペンション49を撓ませない原位置へ復帰されるこ
とになる。その後、スライダ145はスライダ支持部材
121の後退と共にガイドレール123に沿って後退し
て上爪部159と下爪部161がサスペンション49か
ら外れ、磁気ディスク9より外側の退避位置へ後退す
る。
【0093】なお、磁気ヘッド23のトラック方向の接
線に対するオフセット角であるスキュー角はロータリポ
ジッショナ27によるヘッドクランプ装置25の旋回に
より図1の矢印に示されているように変化する。
【0094】以上のことから、磁気ヘッド23を備えた
サスペンション49が爪部により磁気ディスク9の外周
近辺の特定位置で磁気ヘッド23が磁気ディスク9から
離れる方向に撓ませることができるので、ランプロード
方式であってもなくても磁気ヘッド23は所定の浮上量
になるようにヘッドロードされる。
【0095】また、ヘッドクランプ部73が固定でサス
ペンション49の一部が爪部159,161にて垂直動
作により持ち上げられるので、HGAの折曲がり支点に
合わせることなく、各HGAとも同量だけ持ち上げるこ
とができる。
【0096】しかも、HGAが磁気ディスク9にロード
された後は、ディスク特性を測定中ではヘッドロード作
用が不要となるので、ヘッドロード装置117が磁気デ
ィスク9の外に退避される。
【0097】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
【0098】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、クラン
プ部材を後方へ押してヘッドクランプの位置決め用穴を
開放せしめ、この位置決め用穴にサスペンションの突起
部を装着してから、クランプ部材を前進せしめることに
より、突起部の反対側上面からサスペンションを押さえ
るので浮き上がることなく容易に且つ正確に位置決めで
きる。サスペンションの基準に合った実機の取付け基準
と同じ固定方法で取付ることができる。
【0099】また、ヘッドクランプの本体にヘッドアン
プ基板を内蔵したことによって、磁気ヘッドのFPC端
子部とヘッドアンプ基板が近くなるので、ノイズの影響
を受けにくい状態にできる。また、FPCコネクタによ
りFPC端子部をヘッドアンプ基板の接点に容易に直接
的に接続できる。
【0100】請求項2の発明によれば、クランプシャフ
トを付勢力に抗して押し上げて三方爪部にベースプレー
トの基準穴を通過せしめてから前記クランプシャフトを
離すことにより、クランプシャフトの三方爪部でサスペ
ンションの基部をフィクスチャーベースの所定の位置に
確実に位置決めできる。クランプシャフトを外すことな
くサスペンションの着脱作業を行うことができる。
【0101】また、ヘッドクランプの本体にヘッドアン
プ基板を内蔵したことによって、磁気ヘッドのFPC端
子部とヘッドアンプ基板が近くなるので、ノイズの影響
を受けにくい状態にできる。また、FPCコネクタによ
りFPC端子部をヘッドアンプ基板の接点に容易に直接
的に接続できる。
【0102】請求項3の発明によれば、送りステージに
おいてロータリポジッショナの移動軌跡上にディスクク
ランプ装置を設けたので、ディスククランプ装置とロー
タリポジッショナの距離を最小限まで近づけることがで
きる。
【0103】しかも、磁気ディスク、磁気ヘッドの上に
は邪魔になるものがないので、磁気ディスクや磁気ヘッ
ドを容易に着脱できる。また、磁気ディスクや磁気ヘッ
ドの取付け位置を低くできるので、剛性を向上できる。
【0104】請求項4の発明によれば、送りステージに
連結穴を設けたので、ロータリポジショナの磁気ヘッド
をディスククランプ装置に装着された磁気ディスクに容
易に接近させることができる。
【0105】請求項5の発明によれば、磁気ヘッドを備
えたサスペンションを爪部により磁気ディスクの外周近
辺の特定位置で磁気ヘッドが磁気ディスクから離反され
る方向に撓ませることができるので、ランプロード方式
であってもなくても磁気ヘッドを所定の浮上量になるよ
うにヘッドロードできる。
【0106】また、ヘッドクランプを固定してサスペン
ションの一部を爪部にて垂直動作により移動できるの
で、HGAの折曲がり支点に合わせることなく、各HG
Aとも同量だけ持ち上げることができる。
【0107】しかも、磁気ヘッドが磁気ディスクにロー
ドした後は、爪部を磁気ディスクの外に退避できる。
【0108】請求項6の発明によれば、ヘッドロード装
置本体が送りステージに一体的であるので送りステージ
に設けられたロータリポジショナのディスククランプ装
置に取り付けられたサスペンションと、ヘッドロード装
置本体に備えられた爪部との位置関係を常時一定の安定
した状態にできるので磁気ヘッドのローディング動作を
安定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、ディスク特
性評価装置の平面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すもので、ロータリポ
ジッショナの側面図である。
【図3】本発明の実施の形態のヘッドクランプ装置を示
すもので、(A)は平面図で、(B)は(A)の矢視I
II−III線の断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態のヘッドクランプ装置
を示すもので、(A)は平面図で、(B)は側面図であ
る。
【図5】(A)は図4(A)におけるヘッドクランプ部
の拡大平面図で、(B)は(A)の側面図で、(C)は
フィクスチャーベースの部分的な拡大断面図である。
【図6】本発明の実施の形態のFPCクリップを示すも
ので、(A)は側面図で、(B)はアンクランプ状態を
示すもので(A)における矢視VI−VI線の断面図
で、(C)はクランプ状態を示すもので(A)における
矢視VI−VI線の断面図で、(D)は(B)における
平面図である。
【図7】本発明の実施の形態ヘッドロード装置を示すも
ので、平面図である。
【図8】図7における矢視VIII−VIII線の断面
図である。
【図9】(A)〜(C)は、本発明の実施の形態のヘッ
ドロード装置の動作状態を示すもので、図である。
【図10】従来のヘッドクランプ装置の平面図である。
【図11】従来のヘッドクランプ装置の側面図である。
【図12】従来の他のヘッドクランプ装置で、(A)は
平面図で、(B)は(A)における矢視XII−XII
線の断面図である。
【符号の説明】
1 ディスク特性評価装置 5 スピンスタンド装置 7 ステージフレーム 9 磁気ディスク 11 ディスククランプ装置 13 スピンドルモータ 19 右Xステージ(送りステージ) 21 左Xステージ(送りステージ) 23 磁気ヘッド 25 ヘッドクランプ装置 27 ロータリポジッショナ 45 連通穴 51 ベースプレート 53 基準穴 59 クランプシャフト 61 三方爪部 71 ヘッドクランプ本体 73 ヘッドクランプ部 77 バーリング部 79 位置決め用穴(突起部) 83 クランプブロック(クランプ部材) 91 ヘッドアンプ基板 93 FPCクリップ 101 端子導入路 117 ヘッドロード装置 141 両面先細りテーパ部 143 カム 145 スライダ 149 スプリング 151 上爪保持部 153 下爪保持部 155 ガイド部材 157 隙間 159 上爪部 161 下爪部 163 スライダストッパ 165 カムストッパ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円の複数のトラックを備えた磁気デ
    ィスクを着脱自在にクランプ、アンクランプせしめるデ
    ィスククランプ装置を備え、このディスククランプ装置
    により磁気ディスクを回転させながら、磁気ディスク、
    磁気ヘッドの少なくとも一方の電磁変換特性の評価を行
    うべく所定のトラック位置に磁気ヘッドを位置決めする
    ヘッドクランプを備えたロータリポジショナを設け、前
    記磁気ヘッドを先端部に備えたサスペンションを前記ヘ
    ッドクランプに設けてなるディスク特性評価装置におい
    て、 前記サスペンションの下面に突起部を設け、このサスペ
    ンションの突起部の外径を位置決めする位置決め用穴を
    前記ヘッドクランプに設け、前記位置決め用穴に装着さ
    れたサスペンションの突起部の反対側上面を押さえるべ
    く後方よりスライド自在なクランプ部材を設け、 前記ヘッドクランプの本体にヘッドアンプ基板を内蔵
    し、このヘッドアンプ基板に前記磁気ヘッドのFPC端
    子部を前記ヘッドアンプ基板の接点に直接的にクランプ
    して接続するFPCコネクタを設けてなることを特徴と
    するディスク特性評価装置。
  2. 【請求項2】 同心円の複数のトラックを備えた磁気デ
    ィスクを着脱自在にクランプ、アンクランプせしめるデ
    ィスククランプ装置を備え、このディスククランプ装置
    により磁気ディスクを回転させながら、磁気ディスク、
    磁気ヘッドの少なくとも一方の電磁変換特性の評価を行
    うべく所定のトラック位置に磁気ヘッドを位置決めする
    ヘッドクランプを備えたロータリポジショナを設け、前
    記磁気ヘッドを先端部に備えたサスペンションを前記ヘ
    ッドクランプに設けてなるディスク特性評価装置におい
    て、 前記サスペンションの基部に基準穴を設け、この基準穴
    を位置決めするフィクスチャーベースを前記ヘッドクラ
    ンプに設け、前記サスペンションの基準穴に挿通可能で
    三方に突出した三方爪部を備え且つこの三方爪部により
    前記サスペンションの基部を前記フィクスチャーベース
    へ押圧すべく上下動自在なクランプシャフトを設け、 前記ヘッドクランプの本体にヘッドアンプ基板を内蔵
    し、このヘッドアンプ基板に前記磁気ヘッドのFPC端
    子部を前記ヘッドアンプ基板の接点に直接的にクランプ
    して接続するFPCコネクタを設けてなることを特徴と
    するディスク特性評価装置。
  3. 【請求項3】 同心円の複数のトラックを備えた磁気デ
    ィスクを着脱自在にクランプ、アンクランプせしめるデ
    ィスククランプ装置を備え、このディスククランプ装置
    により磁気ディスクを回転させながら、磁気ディスク、
    磁気ヘッドの少なくとも一方の電磁変換特性の評価を行
    うべく所定のトラック位置に磁気ヘッドを位置決めする
    ヘッドクランプを備えたロータリポジショナを設け、前
    記磁気ヘッドを先端部に備えたサスペンションを前記ヘ
    ッドクランプに設けてなるディスク特性評価装置におい
    て、 前記ロータリポジショナを一方向に移動せしめる送りス
    テージを設け、この送りステージによる前記ロータリポ
    ジショナの移動軌跡上に前記ディスククランプ装置を並
    設してなることを特徴とするディスク特性評価装置。
  4. 【請求項4】 前記送りステージに、前記ロータリポジ
    ショナをディスククランプ装置に接近せしめるべく連結
    穴を設けてなることを特徴とする請求項3記載のディス
    ク特性評価装置。
  5. 【請求項5】 同心円の複数のトラックを備えた磁気デ
    ィスクを着脱自在にクランプ、アンクランプせしめるデ
    ィスククランプ装置を備え、このディスククランプ装置
    により磁気ディスクを回転させながら、磁気ディスク、
    磁気ヘッドの少なくとも一方の電磁変換特性の評価を行
    うべく所定のトラック位置に磁気ヘッドを位置決めする
    ヘッドクランプを備えたロータリポジショナを設け、前
    記磁気ヘッドを先端部に備えたサスペンションを前記ヘ
    ッドクランプに設けてなるディスク特性評価装置におい
    て、 前記ディスククランプ装置の周辺外部に、ヘッドロード
    装置本体を設け、このヘッドロード装置本体に、前記磁
    気ヘッドを磁気ディスクから離反せしめる方向に前記サ
    スペンションを撓ませる爪部を昇降自在に備えたスライ
    ダを設け、前記爪部を前記サスペンションに係合離脱可
    能に前記スライダをほぼ水平方向に進退移動自在に設け
    てなることを特徴とするディスク特性評価装置。
  6. 【請求項6】 前記ロータリポジショナを一方向に移動
    せしめる送りステージを設け、この送りステージに前記
    ヘッドロード装置本体を一体的に設けてなることを特徴
    とする請求項5記載のディスク特性評価装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004027760A1 (ja) * 2002-09-20 2004-04-01 Agilent Technologies Japan,Ltd. スピンスタンドおよびヘッド/ディスク試験装置
JP2007087497A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Alps Electric Co Ltd 磁気ヘッド組立体の固定用治具および前記固定用治具を使用した浮上量測定方法
JP2010033696A (ja) * 2008-06-30 2010-02-12 Hitachi High-Technologies Corp 磁気ヘッドアッセンブリのハンドリングロボット,磁気ヘッド検査方法および検査装置

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