JP2002235671A - ポンプゲートにおけるポンプの運転制御方法 - Google Patents

ポンプゲートにおけるポンプの運転制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水容量の大きいポンプを使用する場合であ
っても、取水側水位の変動に応じて常に適正な排水機能
を発揮させてポンプの起動、停止回数を減少し耐久寿命
の向上が図れるようにする。 【解決手段】 上流側水路1Aの水位が第1起動水位か
ら第2起動水位に向けて上昇する時は止水ゲート扉体5
に備えた2台のポンプ6A,6Bのうち第1ポンプ6A
単独を全速運転し、第2起動水位を越えてさらに上昇す
る時は第1及び第2ポンプ6A,6Bの両方を全速運転
する。一方、上流側水路1Aの水位が第2起動水位から
第1起動水位に向けて下降する時は第2ポンプ6Bを全
速運転するとともに第1ポンプ6Aをインバータ運転
し、第1起動水位を越えてさらに下降する時は第1ポン
プ6Aのみを所定の低速度で運転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小河川等の水路と
大河川の境界部などに設置して用いられるポンプゲート
におけるポンプの運転制御方法に関する。詳しくは、小
河川等の水路に構築したゲートに、大河川等の排出水域
に向けて排水する少なくとも2台のポンプを備えた止水
ゲート扉体が昇降開閉自在に支持されてなるポンプゲー
トにおけるポンプの運転制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のポンプゲートにおけるポンプの
運転制御方法として、従来一般には、少なくとも2台の
ポンプそれぞれの起動水位及び停止水位を細かく設定し
て、水路の取水側水位(以下、取水水位という)の上
昇、下降に応じてポンプの運転台数を制御することによ
って、取水水位を一定に保持するような運転制御方法が
採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポンプ
ゲートが設置される箇所は通常一般的なポンプ場と異な
り、形態や容積等が予め特定された吸込水槽を備えてお
らず、多種多様な形態、容積を持つ水路自体を吸込水槽
とするものであるために、小河川等の水路の容積とポン
プの排水容量とがバランスのとれている場合は、上述し
たとおり取水水位を一定に保持するような運転制御方法
でも何ら問題を発生することがないけれども、水路の形
態や容積等によってはポンプの排水容量と水路の容積と
がアンバランスになるケースが発生する場合がある。
【0004】このようにポンプの排水容量と水路の容積
とにアンバランスが発生する可能性のある箇所にポンプ
ゲートを設置して用いる場合は、多種多様な形態、容積
を持つ水路のうち、想定される最大容積以上で、かつ、
洪水の発生時にも十分に対応しうる排水能力を確保でき
るように大きな安全率を見込んで排水容量の非常に大き
いポンプを使用することが望まれる。
【0005】ところで、上述したように、多種多様な形
態、容積を持つ水路への適用性及び洪水発生時の排水能
力の確保のために、排水容量の非常に大きいポンプを使
用すると、設置水路によってはポンプの排水容量が水路
の容積に比べて過剰に大きくなってしまうケースがあ
る。このような過剰な排水容量のポンプを使用して、台
数制御による運転制御方法を実行すると、ポンプの起
動、停止が非常に激しいものとなり、ポンプ及びその運
転装置自体の耐久寿命等に悪影響を及ぼしやすいだけで
なく、ハンチング現象によってポンプが空気を吸い込ん
で振動や騒音が大きくなるという問題がある。また、水
路の形態によっては、水深が非常に浅い場合があり、そ
のために、各ポンプの起動水位及び停止水位の設定が非
常に難しいものとなるといった問題もあった。
【0006】本発明は上記した実情に鑑みてなされたも
ので、あらゆる形態、容積等を持つ水路に適用でき、か
つ、洪水発生時にも十分に対応できるような非常に排水
容量の大きいポンプを使用する場合であっても、常に適
正な排水量での運転を可能にして、ポンプの起動、停止
回数を減少し耐久寿命の向上及び振動や騒音等による周
辺環境への悪影響を抑制することができるポンプゲート
におけるポンプの運転制御方法を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るポンプゲートにおけるポンプの運転制
御方法は、水路に構築したゲートに、排出水域に向けて
排水する少なくとも2台のポンプを備えた止水ゲート扉
体が昇降開閉自在に支持されてなるポンプゲートにおけ
るポンプの運転制御方法であって、上記水路の取水側水
位が、1台目のポンプ起動水位を越えて2台目のポンプ
起動水位に達するまで上昇する時は1台目のポンプを全
速運転し、かつ、2台目のポンプ起動水位を越えてさら
に上昇する時は1台目及び2台目の両ポンプを共に全速
運転する一方、上記水路の取水側水位が、2台目のポン
プ起動水位から1台目のポンプ起動水位に達するまで下
降する時は2台目のポンプの全速運転を保持したまま1
台目のポンプの回転を取水側水位が一定に保たれるよう
に漸次減速制御するインバータ運転し、かつ、1台目の
ポンプ起動水位を越えてさらに下降する時は2台目のポ
ンプを停止して1台目のポンプのみをそれの停止水位に
達するまで所定の低速度で運転することを特徴とするも
のである。
【0008】本発明によれば、取水側水位の上昇時に
は、各ポンプ起動水位に対応して、もともと排水容量が
大きく設定されている1台目のポンプまたは1台目と2
台目の両ポンプを共に全速運転することによって、排水
量を可能な限り大きく確保して洪水発生時にも水路が浸
水することを防止しつつ、取水側水位の下降時で2台目
のポンプ起動水位から1台目のポンプ起動水位に達する
までの下降時には、2台目のポンプの全速運転と1台目
のポンプを漸次減速制御するインバータ運転とによっ
て、取水側水位を一定に保つような適正な排水量を確保
し、かつ、1台目のポンプ起動水位を越えてさらに取水
側水位が下降する時には、1台目のポンプのみを所定の
低速度で運転させて徐々に排水することが可能である。
これによって、各種形態、容積の水路への適用性及び洪
水発生時の排水能力の確保のために、排水容量の非常に
大きいポンプを設置使用する場合でも、取水側水位の変
動に合わせた適正な排水能力を発揮させて各ポンプの停
止、起動回数を減少しポンプ及びそれらの運転装置の耐
久寿命の向上が図れるとともに、ハンチング現象に伴う
空気の吸い込みに起因する振動や騒音等といった周辺環
境への悪影響も抑制することが可能である。
【0009】特に、請求項2のように、取水側水位が1
台目のポンプ起動水位を越えてさらにそれの停止水位に
達するまで下降する時の1台目のポンプの所定の低速度
を、インバータ運転時における回転速度制御範囲の最低
速度に設定することによって、1台目のポンプ起動水位
から停止水位までの間のポンプ運転による振動、騒音を
一層低減することができるとともに、排出水域への排水
量を最少限度に止めて取水側水位の変動を抑制すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係るポンプゲート
の構成を示す縦断側面図、図2及び図3は図1のA−A
及びB−B矢視図である。このポンプケートは、小河川
等の水路1Aに立設した水門柱2と水路1Aの床に横設
した床部材3とによりコンクリート製ゲート4が構築さ
れ、水門柱2に設けられている戸当たり2aに止水ゲー
ト扉体5の左右両側部の前面を当接させるとともに、止
水ゲート扉体5の左右両端部をゲート4に設けた案内溝
4A,4Aにしゅう動可能に嵌め込むことで、ゲート4
に対して止水ゲート扉体5を昇降自在に支持させてい
る。
【0011】上記止水ゲート扉体5には、例えば横軸ポ
ンプによってなる2台のゲートポンプ6A,6B(以
下、第1ゲートポンプ6A、第2ゲートポンプ6Bとい
う)を収容したポンプケーシング11A,11Bが固着
されている。また、止水ゲート扉体5に一体結合された
スピンドル8の上端側にはギャボックス10Aや操作ハ
ンドル10B及びモータ(図示省略)などが備えられ、
これらが水門柱2の頂部フロアー2Aに設置した開閉手
段10に組み込まれている。上記ポンプケーシング11
A,11Bの外側、つまり、大河川などの下流側水路1
Bの開口部には、第1及び第2ゲートポンプ6A,6B
の運転時には開放して上流側水路1Aから下流側水路1
Bへの水の流れを許容し、第1及び第2ゲートポンプ6
A,6Bの運転停止時には閉じられて下流側水路1Bか
ら上流側水路1Aへの逆流を防止するフラップ弁9A,
9Bが取付けられている。
【0012】上記した構成のポンプゲートにおいては、
ゲート4の放流用開口部7を止水ゲート扉体5で閉じた
状態で、第1及び第2ゲートポンプ6A,6Bを運転す
ることによって、上流側水路1Aの水を各ゲートポンプ
6A,6Bの吸込口6a1,6b1から吸い込み、吐出
口6a2,6b2から下流側水路1Bに排水する。ま
た、開閉手段10により止水ゲート扉体5を上昇させて
放流用開口部7を開放することによって、上流側水路1
Aの水を下流側水路1Bに自然流下させることができ
る。
【0013】上記のように構成されたポンプゲートにお
ける第1ゲートポンプ6Aは、図4に示すように、イン
バータ回路13及びドライバー回路14Aを介してその
駆動用モータ12Aの回転速度を制御することにより1
00%運転(全速運転)乃至70%運転(低速運転)の
範囲で運転調整可能に構成されている。一方、第2ゲー
トポンプ6Bは、ドライバー回路14Bを介してその駆
動モータ12Bの回転速度を100%運転(全速運転)
のみ可能に構成されている。
【0014】第1ゲートポンプ6Aの起動水位(以下、
第1起動水位という)DWL1及び停止水位(以下、第
1停止水位という)SWL1、第2ゲートポンプ6Bの
起動水位(以下、第2起動水位という)DWL2及び停
止水位(以下、第2停止水位という)SW2並びにポン
プ非常停止水位EWLはそれぞれ、図5に示すように設
定されており、これら各設定水位を上流側水路1Aに設
置した水位センサー15により検出し、その検出水位信
号がコントローラ16に入力されることによって、止水
ゲート扉体5の閉状態での第1及び第2ゲートポンプ6
A,6Bの運転制御が行われる。また、止水ゲート扉体
5を上昇開放するゲート開水位GOWL及び止水ゲート
扉体5を下降閉鎖するゲート閉水位GCWLもそれぞ
れ、図5に示すように設定されており、これら各設定水
位を河川等の下流側水路1Bに設置した水位センサー1
7により検出し、その検出水位信号がコントローラ16
に入力されることによって、開閉手段10による止水ゲ
ート扉体5の昇降開閉が行われる。
【0015】このうち、止水ゲート扉体5が下降閉鎖さ
れた状態での第1及び第2ゲートポンプ6A,6Bの運
転制御方法について以下に詳述する。水路1Aの取水側
水位WLが、図5中の矢線uで示すように、第1起動水
位DWL1を越えて第2起動水位DWL2に達するまで
上昇する時は、センサー15による水位検出信号が入力
されたコントローラ16からの出力によりインバータ回
路13、ドライバー回路14A及び駆動用モータ12A
を介して第1ゲートポンプ6Aが100%運転(全速運
転)され、かつ、内水位WLが第2起動水位DWL2を
越えてさらに上昇する時は、コントローラ16からの出
力によりドライバー回路14Bを介して第2ゲートポン
プ6Bが起動されて両ケートポンプ6A,6Bが共に全
速運転される。これによって、排水量を可能な限り大き
く確保して洪水発生時にも水路1Aの取水側水位WLが
浸水水位(OFWL)以上になることを防止できる。
【0016】一方、水路1Aの取水側水位WLが、図5
中の矢線dで示すように、第2起動水位DWL2から第
1起動水位DWL1に向けて下降する時は、センサー1
5による水位検出信号が入力されたコントローラ16か
らの出力によりドライバー回路14B及び駆動モータ1
2Bを介して第2ゲートポンプ6Bの全速運転が保持さ
れたままインバータ回路13、ドライバー回路14A及
び駆動用モータ12Aを介して第1ゲートポンプ6Aの
回転が水路1Aの取水側水位WLを一定に保持するよう
に全速運転から70%運転に向けて漸次減速制御するイ
ンバータ運転が行われ、かつ、図5中の点矢線d1で示
すように、取水側水位WLが第1起動水位DWL1を越
えてさらに下降する時は、第2ゲートポンプ6Bの運転
が停止され第1ゲートポンプ6Aのみが第1停止水位S
WL1に達するまで70%運転の低い回転速度で運転さ
れる。
【0017】これによって、第1及び第2ゲートポンプ
6A,6Bとして、各種形態、容積の水路1Aに適用で
き、かつ、洪水発生時にも対応できる排水能力を確保し
うる安全率を見込んで非常に排水容量の大きいポンプを
設置使用し、これに起因して吸込水槽となる上流側水路
1Aの容積と両ゲートポンプ6A,6Bの排水容量とが
アンバランス、すなわち、上流側水路1Aの容積<<ホ
ンプ排水容量の関係となった場合でも、取水側水位WL
の変動に合わせて常に適正な排水能力を発揮させること
が可能となり、両ゲートポンプ6A,6Bの停止、起動
回数を減少しポンプ及びそれらの運転装置の耐久寿命の
向上が図れるとともに、ハンチング現象に伴う空気の吸
い込み及び常時全速運転に起因する振動や騒音等といっ
た周辺環境への悪影響も抑制することができる。
【0018】なお、上記実施の形態では、止水ゲート扉
体5に2台のゲートポンプ6A,6Bを取付けた場合の
両ゲートポンプ6A,6Bの運転制御方法について説明
したが、3台以上のゲートポンプを取付けた場合でも、
第1ゲートポンプ6Aと第2ゲートポンプ6Bの運転に
際して、上述の運転制御方法を採用することによってほ
ぼ同等な排水機能を発揮させることができる。
【0019】また、ゲートポンプ6A,6Bとしては、
横軸ポンプからなるものを使用するのが好ましいが、縦
軸ポンプを使用してもよい。
【0020】また、上記実施の形態では、水位上昇時に
第1ゲートポンプ6Aを先行起動させ、第2ゲートポン
プ6Bを後続起動させるもので説明したが、両ゲートポ
ンプ6A,6Bの動作頻度を等しくしてそれらの耐久性
をほぼ均等化させるために、先行起動される側のポンプ
を交互に切替えるようにすることが望ましい。
【0021】上記のように第1ゲートポンプ6Aと第2
ゲートポンプ6Bの耐久性をほぼ均等化するために先行
起動される側のポンプを交互に切替え可能とするために
は、第2ゲートポンプ6B側にもインバータ回路を設け
てその駆動用モータ12Bの回転速度を制御し100%
運転(全速運転)乃至70%運転(低速運転)の範囲で
運転調整可能に構成することが必要であり、これによっ
て、いずれのゲートポンプを先行起動する場合も上述し
たと同様な運転制御を実現することができる。また、第
1及び第2ゲートポンプ6A,6Bを共にインバータ運
転可能に構成しておくことによって、取水側水位WLの
下降時、つまり、図5の矢線d及び/又は矢線d1で示
す水位下降時において両ゲートポンプ6A,6B双方の
インバータ運転により所定の運転制御を行うことも可能
である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
水路の取水側水位の変動に応じて、少なくとも2台のポ
ンプの運転台数を制御することと、一方のポンプを所定
の範囲でインバータ運転することとを組み合わせること
によって、あらゆる形態、容積等を持つ水路への適用性
拡大と洪水発生時にもそれに対応するに十分な排水能力
を確保するための大きな安全率を見込んだ排水容量の非
常に大きいポンプを設置使用するものでありながらも、
取水側水位の変動に合わせて常に適正な排水能力を発揮
させて各ポンプの停止、起動回数を減少することができ
る。したがって、ポンプ及びそれらの運転装置の耐久寿
命の向上を図ることができるとともに、振動や騒音等の
発生もできるだけ抑えて周辺環境への悪影響を抑制する
ことができるという効果を奏する。
【0023】特に、請求項2に記載の発明によれば、上
記効果に加えて、1台目のポンプ起動水位から停止水位
までの間のポンプ運転による振動、騒音を一層小さくす
るとともに、排出水域への排水量を最少限度に止めて取
水側水位の変動を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポンプゲートの構成を示す縦断側
面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1のB−B矢視図である。
【図4】本発明に係るポンプゲートにおけるポンプの運
転制御方法を実現するための概略構成ブロック図であ
る。
【図5】同方法におけるポンプ起動、停止及びゲート開
閉のための設定水位の説明図である。
【符号の説明】
1A 上流側水路 1B 河川等の下流側水路 5 止水ゲート扉体 6A 第1ゲートポンプ(1台目のポンプ) 6B 第2ゲートポンプ(2台目のポンプ) 13 インバータ回路 DWL1 第1起動水位 DWL2 第2起動水位 SWL1 第1停止水位 SWL2 第2停止水位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04D 15/00 F04D 15/00 H (72)発明者 土居 正人 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内 (72)発明者 田中 哲郎 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内 Fターム(参考) 2D019 AA41 3H020 AA05 AA08 BA08 BA11 BA12 BA14 BA18 CA07 DA04 DA21 DA22 DA23 DA28 3H045 AA06 AA09 AA16 AA23 AA40 BA25 BA31 BA32 BA35 BA38 CA16 DA07 DA31 DA32 DA33 DA38 DA41

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路に構築したゲートに、排出水域に向
    けて排水する少なくとも2台のポンプを備えた止水ゲー
    ト扉体が昇降開閉自在に支持されてなるポンプゲートに
    おけるポンプの運転制御方法であって、 上記水路の取水側水位が、1台目のポンプ起動水位を越
    えて2台目のポンプ起動水位に達するまで上昇する時は
    1台目のポンプを全速運転し、かつ、2台目のポンプ起
    動水位を越えてさらに上昇する時は1台目及び2台目の
    両ポンプを共に全速運転する一方、 上記水路の取水側水位が、2台目のポンプ起動水位から
    1台目のポンプ起動水位に達するまで下降する時は2台
    目のポンプの全速運転を保持したまま1台目のポンプの
    回転を取水側水位が一定に保たれるように漸次減速制御
    するインバータ運転し、かつ、1台目のポンプ起動水位
    を越えてさらに下降する時は2台目のポンプを停止して
    1台目のポンプのみをそれの停止水位に達するまで所定
    の低速度で運転することを特徴とするポンプゲートにお
    けるポンプの運転制御方法。
  2. 【請求項2】 上記水路の取水側水位が1台目のポンプ
    起動水位を越えてさらにそれの停止水位に達するまで下
    降する時の1台目のポンプの所定の低速度は、インバー
    タ運転時における回転速度制御範囲の最低速度に設定さ
    れている請求項1に記載のポンプゲートにおけるポンプ
    の運転制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104131970A (zh) * 2014-07-31 2014-11-05 徐家成 排污水泵控制线路
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