JP2002235504A - ガスタービンの静翼シュラウド - Google Patents

ガスタービンの静翼シュラウド

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JP2002235504A JP2001029848A JP2001029848A JP2002235504A JP 2002235504 A JP2002235504 A JP 2002235504A JP 2001029848 A JP2001029848 A JP 2001029848A JP 2001029848 A JP2001029848 A JP 2001029848A JP 2002235504 A JP2002235504 A JP 2002235504A
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正光 桑原
Shunsuke Torii
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    • F01D5/225Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations by shrouding
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    • F01D11/001Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between stator blade and rotor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/005Sealing means between non relatively rotating elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 静翼シュラウドにおいて、静翼内側シュラウ
ド間の間隙に、シール部材によるシールの欠落範囲が生
じた場合にも、コスト上昇を伴わずに、パージエアの漏
れを抑制する。 【解決手段】 内側シュラウド43の内周面側に設けら
れた基板43cおよびハニカム部材43dが、隣接する
内側シュラウド43間の間隙43gのうち、シール部材
44が欠落した範囲を塞ぐように、内側シュラウド43
に対して、周方向に位相ずれして、内側シュラウド43
に固定することにより、新たな構成要素を追加すること
なく、シール部材44が欠落した範囲からのパージエア
V3の漏れを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンの静
翼シュラウドに関し、詳細には、隣接する静翼内側シュ
ラウド間の間隙のシール性を改良した静翼シュラウドに
関する。
【0002】
【従来の技術】発電機等に用いられるガスタービンのタ
ービン部は、ロータとともに回転する動翼と、車室に固
定された静翼を備え、動翼は、ロータに結合されるプラ
ットフォームと動翼とからなり、静翼は、静翼とこの静
翼の両端に固定された内側シュラウドおよび外側シュラ
ウドとからなる。
【0003】静翼の翼面と内外シュラウドは、タービン
部を流れる高温ガスの流路壁を形成し、動翼の翼面とプ
ラットフォームも、高温ガスの流路壁を形成している。
また、車室には、動翼の先端と所定の間隙を介して、動
翼の翼面およびプラットフォームとともに高温ガスの流
路壁を形成する分割環が固設されている。分割環は、動
翼の配列方向に複数個連結されて、全体として断面円環
状の壁面をなしている。
【0004】一方、動翼および静翼も、熱変形を吸収す
るため等の性能上の理由や、製造上の理由、メンテナン
ス性等の理由によって、ロータの周方向に複数個の部分
に分割されてユニット化されており、シュラウドやプラ
ットフォームも、分割環と同様に、翼の配列方向に複数
個連結されて、全体として断面略円環状の壁面を形成し
ており、それぞれは、断面略円弧状の形状をなしてい
る。
【0005】ここで、静翼の内側シュラウドについて詳
しく説明すると、分割された内側シュラウドをロータの
周方向に連結する場合、連結された内側シュラウド間
に、予め間隙を確保する必要がある。これは、シュラウ
ドが、ガスタービンの燃焼器から送られた高温ガスに晒
されて、周方向についても熱膨張するためであり、熱膨
張した状態において、この間隙が完全に無くなるように
設計することが好ましい。
【0006】すなわち、高温ガスが、翼面と、シュラウ
ド、プラットフォームまたは分割環とによって形成され
る流路を流れた状態では、連結されたシュラウド間に形
成された間隙から高温ガスが外部に漏れることになり、
タービンの効率が低下したり、燃焼ガスである高温ガス
によって、流路以外の部分に汚れが堆積し、不測の故障
が発生するなどの問題を生じるからである。
【0007】しかし、実際には製造時の許容誤差等を考
慮すれば、高温下においてこの間隙を完全に無くすこと
は不可能である。そこで従来より、例えば図6に示す内
側シュラウド43のように、連結される内側シュラウド
43間に、シール部材44を架設して、間隙43gから
高温ガスV1が外部に漏れるのを防止することが行われ
ている。
【0008】このシール部材44は詳しくは、図6のI
−I線断面を示す図7(1)、II−II線断面を示す図7
(2)に示すように、内側シュラウド43の側端面43
aに形成された、高温ガスV1の流れ方向上流側端面4
3bの近傍から下流方向に延びる溝に配設されている。
【0009】なお、内側シュラウド43の上流側端面4
3bの近傍であって、内側シュラウド43の内周面に沿
ってそれぞれ配設された円弧状(図6においては、図示
の簡略化のために直線状に描いている)のハニカム部材
43dは、基板43cを介して、内側シュラウド43の
内周面に取り付けられており、図8に示すように、回転
する動翼46のプラットフォーム47に形成されたシー
ルフィン47aと、わずかな隙間を介して対向して配置
されている。
【0010】このハニカム部材43dは、回転する動翼
46の回転軸ぶれなどによって、動翼46の回転部分
(プラットフォーム47を含む)と、静翼42を含む静
止部分との重接触を予防するために設けられているもの
であり、軸ぶれが小さい間、すなわち重接触に至る前の
軽接触の段階で、シールフィン47aとハニカム部材4
3dとが接触して、ハニカム部材43dは破壊される。
一方、シールフィン47aは、ハニカム部材43dに比
べて十分に硬度が高いため損傷することはなく、ハニカ
ム部材43dを交換することによって、元の状態に戻す
ことができ、ハニカム部材43dは、動翼46の回転部
分との重接触を予防するための、軽接触検知手段といえ
るものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6,7に
より説明した例では、シール部材44は、内側シュラウ
ド43の側端面43aの、高温ガスV1流れ方向の略全
長に亘って配設されるため、上述した高温ガスV1の漏
れはほぼ防止されるが、シール部材44を側端面43a
の略全長に亘って配設することができない構造の内側シ
ュラウド43もある。
【0012】すなわち、例えば内側シュラウド43の、
上流側端面43b近傍の厚さが薄いため、シール部材4
4を配設することができない構造などである。この構造
について、以下、図8,9を用いて説明する。
【0013】図8はタービン部における動翼46と静翼
42とからなる段を示す図である。パージエアV3は、
最初、外側シュラウド45を冷却する冷却空気として、
外側シュラウド45に供給されて外側シュラウド45を
冷却し、その冷却空気の一部が、静翼42の内部に形成
された冷却空気流路を通過して静翼42自体を冷却する
とともに、内側シュラウド43に冷却空気として供給さ
れるとともに、その一部がパージエアV3として用いら
れている。
【0014】さらに、このパージエアV3の一部を、図
8に示すように、前段の動翼46のプラットフォーム4
7との隙間から、シールエアV4として吹き出し、この
プラットフォーム47と内側シュラウド43との間の隙
間から、高温ガスV1が漏れるのを防止しているが、吹
き出されたシールエアV4が高温ガスV1の流れを大き
く乱すのは好ましくないため、シールエアV4を高温ガ
スV1の流れ方向に、スムーズに誘導するのが好まし
い。
【0015】そして、そのようにシールエアV4の流れ
をスムーズに誘導するために、図9(1)に示すよう
に、内側シュラウド43の上流側端面43bの上端角を
丸めて、シールエアV4が、内側シュラウド43の上面
(高温ガスV1の流路面)に沿って流れるようにしてい
る。
【0016】ここで、内側シュラウド43の内部には、
前述した冷却空気流通用の冷却空気路43eが形成され
ている場合がある。この冷却空気路43eは、内側シュ
ラウド43自体を冷却するとともに、静翼42の、内側
シュラウド43との接続部分をも冷却しうるように、内
側シュラウド43の上面に近い深さ位置に形成されてい
るが、この冷却空気路43eが、上流側端面43bにま
で形成されていると、図9(1)に示すように、この冷
却空気路43eと干渉するため、シール部材44を、上
流側端面43bの近傍まで配設することができない。
【0017】その結果、図9(2)に示すように、上流
側端面43bの近傍付近は、シール部材44の欠落範囲
が生じ、パージエアV3が、その欠落範囲から大量に漏
れ、ガスタービンの効率を低下させることになる。
【0018】このように、内側シュラウド43の上流側
端面43bを丸めて形成した場合の他にも、設計上の構
造等種々の原因によって、シール部材44の欠落範囲が
生じる場合があり、いずれの原因によっても、シール部
材44の欠落範囲が生じるときは、パージエアV3の大
量の漏れにより、ガスタービンの効率の低下を招くこと
になる。
【0019】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、内側シュラウド間の間隙に、シール部材によるシー
ルの欠落範囲が生じた場合にも、コスト上昇を伴わず
に、パージエアの漏れを抑制することができる静翼シュ
ラウドを提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1に記載のガスタービンの静翼シュラウ
ドは、周方向について複数の部分に分割された各静翼内
側シュラウドの内周面に沿ってそれぞれ配設された円弧
状の、動翼の回転部分との接触によって予防的に破壊さ
れるハニカム部材、を備えた静翼シュラウドにおいて、
前記ハニカム部材が、隣接する前記静翼内側シュラウド
間に形成された間隙を塞ぐように、前記静翼内側シュラ
ウドに対して、周方向にずれて配設されていることを特
徴とする。
【0021】ここで、「動翼の回転部分との接触によっ
て予防的に破壊される」とは、動翼の回転部分との重接
触が生じる前の段階である軽微な接触によって破壊さ
れ、重接触による大規模の損傷を予防することを意味す
る。
【0022】またハニカム部材は、そのハニカムの延び
る方向が、パージエアの流れ方向(内側シュラウドの内
周面側から外周面側に向かう方向(タービンの半径方
向))に一致するように配置されるものであってもよい
し、一致しないように配置されるものであってもよい
が、ハニカムの延びる方向が、パージエアの流れ方向に
一致するように配される場合は、ハニカムの中をパージ
エアが通り抜けてしまうため、ハニカムの開口を塞ぐ基
板を設けることが好ましい。ただし、重接触を予防する
ことを目的として従来から用いられているハニカム部材
は、当初から、このような基板を介して、内側シュラウ
ドに配設されているため、単に、その基板を備えたハニ
カム部材を用いれば足りる。
【0023】この静翼シュラウドによれば、重接触を予
防するために既に備えられているハニカム部材が、静翼
内側シュラウド間に形成された間隙を塞ぐ作用をも奏す
るため、パージエアの漏れを抑制することができる。し
かも、その間隙を塞ぐために他の構成要素を新たに付加
する必要がなく、コストの上昇を防止することができ
る。
【0024】また、請求項2に記載のガスタービンの静
翼シュラウドは、請求項1に記載のガスタービンの静翼
シュラウドにおいて、ハニカム部材が、前記隣接する静
翼内側シュラウド間の間隙のうち、少なくとも、該隣接
する静翼内側シュラウド間に架け渡されたシール部材が
欠落した範囲を塞ぐように、配設されていることを特徴
とする。
【0025】すなわちこの静翼シュラウドは、ハニカム
部材は、上述した内側シュラウド間に形成された間隙の
全体を塞ぐものである必要はなく、例えば、隣接する静
翼内側シュラウド間に架け渡されたシール部材が欠落し
た範囲を少なくとも塞ぐものであればよい。
【0026】この静翼シュラウドによれば、静翼シュラ
ウド間の間隙のうち、シール部材が架け渡された範囲に
ついてシール部材が塞ぎ、シール部材が欠落した範囲に
ついてはハニカム部材が塞ぐことにより、新たに他の構
成要素を追加することなく、パージエアの漏れを抑制す
ることができる。
【0027】また、請求項3に記載のガスタービンの静
翼シュラウドは、請求項1または2に記載のガスタービ
ンの静翼シュラウドにおいて、ハニカム部材が、少なく
とも、前記静翼内側シュラウドの、ガス流上流側端面の
近傍部分に配設されていることを特徴とする。
【0028】静翼内側シュラウドの、ガス流上流側端面
の近傍部分は、種々の原因により、シール部材を配設し
にくい場合が多く、一方、この部分には、動翼の回転部
分との重接触を予防するうえで、ハニカム部材を配置し
やすいことに鑑みたものであり、この静翼シュラウドに
よれば、シール部材の欠落範囲となりやすい静翼内側シ
ュラウド間の、ガス流上流側端面の近傍部分の間隙を、
この近傍部分に配置されたハニカム部材によって塞ぐこ
とができ、新たに他の構成要素を追加することなく、パ
ージエアの漏れを抑制することができる。
【0029】また、請求項4に記載のガスタービンの静
翼シュラウドは、請求項1から3のうちいずれかに記載
のガスタービンの静翼シュラウドにおいて、静翼内側シ
ュラウドの、ガス流上流側端面の近傍部分が、丸められ
て形成されていることを特徴とする。
【0030】静翼内側シュラウドの、ガス流上流側端面
の近傍部分は、その前段の動翼のプラットフォームとの
間から吹き出されるシールエアの流れをスムーズにする
ため等の理由により、丸められて形成されることが多
く、したがって、シール部材を配設しにくいためパージ
エアの漏れを発生しやすいが、ハニカム部材が、少なく
ともこのような範囲の間隙を塞ぐことにより、新たに他
の構成要素を追加することなく、パージエアの漏れを抑
制することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかるガスター
ビンの静翼シュラウドの実施の形態について、図面を参
照して詳細に説明する。なお、以下の実施の形態によっ
て、これら本願の発明が限定されるものではない。
【0032】図1は、本発明の実施の形態であるガスタ
ービンの静翼シュラウドを説明するための、ガスタービ
ン10全体の部分縦断面を示す図であり、このガスター
ビン10は、導入された空気を圧縮する圧縮機20と、
この圧縮機20によって圧縮して得られた圧縮空気に燃
料を噴射して高温の燃焼ガス(高温ガス)を発生させる
燃焼器30と、燃焼器30で発生した高温ガスによって
回転駆動力を発生させるタービン40とからなる。ま
た、ガスタービン10は、圧縮機20の途中から、圧縮
空気の一部を抽出し、この抽出した圧縮空気を、タービ
ン40の動翼46、静翼42、動翼プラットフォーム4
7、並びに静翼42の内側シュラウド43および外側シ
ュラウド45にそれぞれ送出する、図示しない冷却器を
備えている。
【0033】静翼42の内側シュラウド43は、図2に
示すように、静翼42の内周側端部に固着されており、
この内側シュラウド43がタービンの軸回りに複数個連
結されて、全体として軸回りに配列されている。なお図
2において周方向の矢印およびこの矢印に平行な図面上
の線はそれぞれ直線として表示されているが、これは図
示の簡易化のためであり、実際には、図3に示すよう
に、タービン40の回転軸心を中心とした円弧である。
【0034】各内側シュラウド43の内周面であって、
高温ガスV1の上流側の端面である上流側端面43bの
近傍には、基板43cを介して、ハニカム構造のハニカ
ム部材43dが設けられているが、これは、図8に示す
ように、回転しない内側シュラウド43と回転する動翼
46のプラットフォーム47とが重接触を起こす前の段
階である軽接触時に、プラットフォーム47のシールフ
ィン47aと接触して破壊されるように配置することに
より、重接触を予防するものである。
【0035】ここで、隣接する内側シュラウド43の側
端面43a間には、一般に、内側シュラウド43の周方
向への熱膨張を吸収するため、所定の間隙43gが形成
されており、両側端面43a間には、内側シュラウド4
3の図示上面を流れる高温ガスV1が、図示下面側であ
る外部に漏洩するのを防止するシール部材44が架設さ
れている。
【0036】ただし、シール部材44は、内側シュラウ
ド43の上流側端面43bの近傍までは、架設されてい
ない。これは、図8に示すように、内側シュラウド43
の上流側端面43bと、この静翼42の前段に配された
動翼46のプラットフォーム47との間に設けられた間
隙から吹き出されるシールエアV4(図8参照)を、内
側シュラウド43の図示上面にスムーズに流すために、
上流側端面43bの角部が丸められて、シール部材44
を配置するのに必要な厚さを確保することができないた
めである。
【0037】すなわち、図2のI−I線断面図である図
4に示すように、シール部材44の外側(図示において
上側)には、この内側シュラウド43自身と静翼42の
内周側端部を冷却する冷却空気を流通させるための冷却
空気路43eが形成されており、この冷却空気路43e
が、板厚の薄い上流側端面43b近傍まで延びて形成さ
れることによって、シール部材44を、この上流側端面
43b近傍まで、延設することができない原因となって
いる。
【0038】このように、上流側端面43b近傍までシ
ール部材44が延設されていないことにより、間隙43
gの上流側端面43b近傍は、シール部材44が欠落し
た範囲となり、従来の静翼シュラウドであれば、このシ
ール部材44が欠落した範囲から、パージエアV3が、
高温ガスV1の流路に吹き出して、高温ガスV1のスム
ーズな流れを阻害するおそれがあった。
【0039】ここで、本実施の形態の内側シュラウド4
3は、図2および図3に示すように、各内側シュラウド
43の内周面側に設けられた基板43cおよびハニカム
部材43dが、この間隙43gのうち、シール部材44
が欠落した範囲を塞ぐように、内側シュラウド43に対
して、周方向に位相ずれして、内側シュラウド43に固
定されている。
【0040】すなわち従来の内側シュラウドは、図6に
示すように、基板43cおよびハニカム部材43dは、
内側シュラウド43の側端面43aからはみ出すことな
く、内側シュラウド43と基板43cおよびハニカム部
材43dとが、タービン40の軸心に対して同一位相位
置となるように、基板43cおよびハニカム部材43d
が固定されていた。このため、内側シュラウド43間の
間隙43gとハニカム部材43d間の間隙43fとは、
同一位相位置に存在していた。
【0041】しかし、図2および図3に示すように、本
実施の形態の内側シュラウド43は、内側シュラウド4
3の側端面43aから、基板43cおよびハニカム部材
43dがはみ出し、内側シュラウド43間の間隙43g
とハニカム部材43d間の間隙43fとが、異なる位相
位置に存するように、基板43cおよびハニカム部材4
3dが固定されている。しかも、その位相ずれ量は、内
側シュラウド43の側端面43aから突出した基板43
cおよびハニカム部材43dが、隣接する内側シュラウ
ド43との間の間隙43gを塞ぐのに十分な量である。
【0042】したがって、図4に示すように、シール部
材44が欠落している、上流側端面43b近傍の範囲
を、基板43cおよびハニカム部材43dが塞ぐことに
なり、この範囲から、パージエアV3が、高温ガスV1
の流路に吹き出すことが回避される。
【0043】このように、本実施の形態の内側シュラウ
ド43によれば、重接触を予防するために既に備えられ
ているハニカム部材43dおよび基板43cが、内側シ
ュラウド43間に形成された間隙43gを塞ぐ作用をも
奏するため、パージエアV3の漏れを抑制することがで
き、しかも、その間隙43gを塞ぐために、他の構成要
素を新たに付加する必要がなく、コストの上昇を防止す
ることができる。
【0044】なお、図4に示した内側シュラウド43
の、上流側端面43b近傍の詳細な図を、図5に示す。
また、本実施の形態の内側シュラウド43は、上流側端
面43b近傍にのみ、基板43cおよびハニカム部材4
3dを備えたものであるが、本発明の静翼シュラウド
は、この形態に限定されるものではなく、高温ガスV1
の下流側端面近傍にも同様に、基板43cおよびハニカ
ム部材43dを備えた内側シュラウドにあっては、その
下流側端面近傍の基板43cおよびハニカム部材43d
についても、隣接する内側シュラウド43間に形成され
た間隙43gを塞ぐように、内側シュラウド43に対し
て周方向にずらせてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
ガスタービンの静翼シュラウド(請求項1)によれば、
重接触を予防するために既に備えられているハニカム部
材が、静翼内側シュラウド間に形成された間隙を塞ぐ作
用をも奏するため、パージエアの漏れを抑制することが
できる。しかも、その間隙を塞ぐために他の構成要素を
新たに付加する必要がなく、コストの上昇を防止するこ
とができる。
【0046】また、本発明にかかるガスタービンの静翼
シュラウド(請求項2)によれば、静翼シュラウド間の
間隙のうち、シール部材が架け渡された範囲についてシ
ール部材が塞ぎ、シール部材が欠落した範囲については
ハニカム部材が塞ぐことにより、新たに他の構成要素を
追加することなく、パージエアの漏れを抑制することが
できる。
【0047】また、本発明にかかるガスタービンの静翼
シュラウド(請求項3)によれば、シール部材の欠落範
囲となりやすい静翼内側シュラウド間の、ガス流上流側
端面の近傍部分の間隙を、この近傍部分に配置されたハ
ニカム部材によって塞ぐことができ、新たに他の構成要
素を追加することなく、パージエアの漏れを抑制するこ
とができる。
【0048】また、静翼内側シュラウドの、ガス流上流
側端面の近傍部分は、その前段の動翼のプラットフォー
ムとの間から吹き出されるシールエアの流れをスムーズ
にするため等の理由により、丸められて形成されること
が多く、したがって、シール部材を配設しにくいためパ
ージエアの漏れを発生しやすいが、本発明にかかるガス
タービンの静翼シュラウド(請求項4)によれば、ハニ
カム部材が、少なくともこのような範囲の間隙を塞ぐこ
とにより、新たに他の構成要素を追加することなく、パ
ージエアの漏れを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による静翼内側シュラウド
が適用されるガスタービンの全体を示す半断面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態である静翼内側シュラウド
を示す模式図である。
【図3】図2に示した静翼内側シュラウドの、周方向に
関するハニカム部材の位置関係を説明する図である。
【図4】図2におけるI−I線断面を示す図である。
【図5】図4に示した静翼内側シュラウドの上流側端面
の詳細を示す図である。
【図6】従来の静翼内側シュラウドを示す模式図であ
る。
【図7】図6におけるI−I線断面を示す図およびII−
II線断面を示す図である。
【図8】シールエアおよびハニカム部材を説明する図で
ある。
【図9】シール部材の欠落理由およびパージエアの漏れ
を説明する図である。
【符号の説明】
10 ガスタービン 20 圧縮機 30 燃焼器 40 タービン 42 静翼 43 内側シュラウド 43a 側端面 43b 上流側端面 43c 基板 43d ハニカム部材 43f ハニカム部材間の間隙 43g (内側シュラウド間の)間隙 44 シール部材 46 動翼 V1 高温ガス V3 パージエア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥井 俊介 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 Fターム(参考) 3G002 GA07 GB00 HA02 HA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向について複数の部分に分割された
    各静翼内側シュラウドの内周面に沿ってそれぞれ配設さ
    れた円弧状の、動翼の回転部分との接触によって予防的
    に破壊されるハニカム部材、を備えた静翼シュラウドに
    おいて、 前記ハニカム部材が、隣接する前記静翼内側シュラウド
    間に形成された間隙を塞ぐように、前記静翼内側シュラ
    ウドに対して、周方向にずれて配設されていることを特
    徴とするガスタービンの静翼シュラウド。
  2. 【請求項2】 前記ハニカム部材が、前記隣接する静翼
    内側シュラウド間の間隙のうち、少なくとも、該隣接す
    る静翼内側シュラウド間に架け渡されたシール部材が欠
    落した範囲を塞ぐように、配設されていることを特徴と
    する請求項1に記載のガスタービンの静翼シュラウド。
  3. 【請求項3】 前記ハニカム部材が、少なくとも、前記
    静翼内側シュラウドの、ガス流上流側端面の近傍部分に
    配設されていることを特徴とする請求項1または2に記
    載のガスタービンの静翼シュラウド。
  4. 【請求項4】 前記静翼内側シュラウドの、ガス流上流
    側端面の近傍部分が、丸められて形成されていることを
    特徴とする請求項2または3に記載のガスタービンの静
    翼シュラウド。
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