JP7186908B1 - 翼セグメント及び回転機械 - Google Patents
翼セグメント及び回転機械 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7186908B1 JP7186908B1 JP2022046262A JP2022046262A JP7186908B1 JP 7186908 B1 JP7186908 B1 JP 7186908B1 JP 2022046262 A JP2022046262 A JP 2022046262A JP 2022046262 A JP2022046262 A JP 2022046262A JP 7186908 B1 JP7186908 B1 JP 7186908B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer shroud
- segment
- airfoil
- blade
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 46
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 31
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 14
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 11
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 8
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 239000012720 thermal barrier coating Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
【解決手段】本開示の少なくとも一実施形態に係る翼セグメントは、1つの第1翼形部と、1つの第1翼形部の翼高さ方向の外側に設けられる第1外側シュラウドと、1つの第1翼形部の翼高さ方向の内側に設けられる第1内側シュラウドと、を含む第1セグメントと、1つの第2翼形部と、1つの第2翼形部の翼高さ方向の外側に設けられる第2外側シュラウドと、1つの第2翼形部の翼高さ方向の内側に設けられる第2内側シュラウドと、を含む第2セグメントと、を備える。第1外側シュラウドと、第2外側シュラウドとはボルト結合され、第1内側シュラウドと、第2内側シュラウドとはボルト結合され、第1外側シュラウドと第2外側シュラウドとに跨って形成された凹部を有する。
【選択図】図3
Description
例えば、上述したように2つのセグメントをボルト結合することで1つの翼セグメントを構成した場合、例えば周方向で隣り合う2つの翼セグメント同士の間の位置で位置決めピンをと係合するようにすると、周方向の全長に亘っての翼セグメントの熱伸びを吸収可能な隙間を位置決めボルトとの間に設けなければならず、該隙間の大きさが比較的大きくなってしまう。
1つの第1翼形部と、前記1つの第1翼形部の翼高さ方向の外側に設けられる第1外側シュラウドと、前記1つの第1翼形部の前記翼高さ方向の内側に設けられる第1内側シュラウドと、を含む第1セグメントと、
1つの第2翼形部と、前記1つの第2翼形部の翼高さ方向の外側に設けられる第2外側シュラウドと、前記1つの第2翼形部の前記翼高さ方向の内側に設けられる第2内側シュラウドと、を含む第2セグメントと、
を備え、
前記第1外側シュラウドと、前記第2外側シュラウドとはボルト結合され、
前記第1内側シュラウドと、前記第2内側シュラウドとはボルト結合され、
前記第1外側シュラウドと前記第2外側シュラウドとに跨って形成された凹部を有する。
上記(1)の構成の翼セグメントと、
前記翼セグメントを覆うケーシングと、
前記ケーシングに取り付けられ、先端部が前記凹部と係合する位置決めピンと、
を備える。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図4は、図3のIV-IV矢視図である。
一実施形態に係るタービン静翼21は、1つの外側シュラウド27及び1つの内側シュラウド25に対して1つの翼形部23が配置されたセグメント101の2つがボルト結合で連結された、1つの翼セグメント100として構成されている。
一実施形態に係る翼セグメント100の詳細については後で詳述する。
一実施形態に係る翼セグメント100は、上述したように、ボルト結合された2つのセグメント101を含んでいる。以下の説明では、説明の便宜上、腹側翼面23cが相手側のセグメント101の背側翼面23dと対向するように配置されたセグメント101を第1セグメント101Aとし、背側翼面23dが相手側のセグメント101の腹側翼面23cと対向するように配置されたセグメント101を第2セグメント101Bとする。図3において図示左側のセグメント101が第1セグメント101Aであり、図示右側のセグメントが第2セグメント101Bである。
同様に、第2セグメント101Bは、1つの第2翼形部23Bと、1つの第2翼形部23Bの翼高さ方向の外側に設けられる第2外側シュラウド27Bと、1つの第2翼形部23Bの翼高さ方向の内側に設けられる第2内側シュラウド25Bと、を含む。
一実施形態に係るガスタービン10では、外部から第1セグメント101Aの該空間部157に冷却空気CAが供給されるように構成されている。
一実施形態に係るガスタービン10では、外部から第2セグメント101Bの該空間部157に冷却空気CAが供給されるように構成されている。
一実施形態に係る翼セグメント100の第1セグメント101Aでは、第1外側シュラウド27Aにおける腹側翼面23c側の第1側端部151A、及び、第1内側シュラウド25Aにおける腹側翼面23c側の第1側端部156Aを周方向に貫通するボルト孔161が形成されている。
一実施形態に係る翼セグメント100の第1セグメント101Aでは、第1外側シュラウド27Aの第1側端部151Aには軸方向に間隔を開けて複数のボルト孔161が形成されているとよい。図3に示した例では、ボルト孔161は2つであるが、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
図示はしていないが、第1内側シュラウド25Aの第1側端部156Aには、1つのボルト孔161が形成されているが、軸方向に間隔を開けて複数のボルト孔161が形成されていてもよい。
一実施形態に係る翼セグメント100の第2セグメント101bでは、第2外側シュラウド27Bの第2側端部151Bには軸方向に間隔を開けて複数のボルト孔162が形成されているとよい。図3及び図4に示した例では、ボルト孔162は2つであるが、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
図4に示した例では、第2内側シュラウド25Bの第2側端部157Bには、1つのボルト孔161が形成されているが、軸方向に間隔を開けて複数のボルト孔161が形成されていてもよい。
一実施形態に係る翼セグメント100では、ボルト孔161とボルト孔162とにボルト171を挿通してナット172を装着することで、第1セグメント101Aと第2セグメント101Bとがボルト結合される。
なお、一実施形態に係るガスタービン10のタービン13では、上述した翼セグメント100が周方向に複数配置される。周方向で隣り合う翼セグメント100同士はボルト結合はされない。周方向で隣り合う翼セグメント100同士の間には、周方向で隣り合う翼セグメント100同士の間からの冷却空気CAの漏れを防止するための不図示のシール板が配置される。
一実施形態に係る翼セグメント100は、第1外側シュラウド27Aと第2外側シュラウド27Bとに跨って形成された凹部181を有する。
具体的には、凹部181は、第1セグメント101Aにおける腹側翼面23c側の第1側端部151A、及び、第2セグメント101Bにおける背側翼面23d側の第2側端部151Bの軸方向下流側の領域において、第1側端部151Aと第2側端部151Bとに跨って、径方向内側に向かって凹むように形成されている。
凹部181は、一実施形態に係る翼セグメント100が翼セグメント100を覆うケーシングであるタービン車室30内で翼セグメント100の周方向への移動を規制するための位置決めピン191と係合するように構成されている。
すなわち、一実施形態に係る翼セグメント100では、第1外側シュラウド27Aと第2外側シュラウド27Bとによって周方向から位置決めピン191を挟むように凹部181が形成されている。
また、一実施形態に係る翼セグメント100では、第1セグメント101Aと第2セグメント101Bとをボルト結合した翼セグメント100をガスタービン10のタービン車室30に取り付けて、タービン車室30に取り付けられた位置決めピン191を凹部181に係合させることで翼セグメント100の周方向への移動を規制できる。また、翼セグメント100が周方向に熱伸びしても、位置決めピン191が係合する凹部181を中心に周方向の一方側の第1セグメント101Aは主として凹部181から一方側に熱伸びし、位置決めピン191が係合する凹部181を中心に周方向の他方側の第2セグメント101Bは主として凹部181から他方側に熱伸びすることとなる。そのため、翼セグメント100が冷えている状態において、位置決めピン191と凹部181との隙間を比較的小さくすることができる。これにより、翼セグメント100に隣接するシールリング等の他の部材の組付けが比較的容易となり、翼セグメント100を備えるガスタービン10の組立てを容易化できる。
これにより、第1セグメント101Aと第2セグメント102Aとの外側シュラウド27同士、及び内側シュラウド25同士の間の隙間をなくすことができ、該隙間からの冷却空気CAの漏れを抑制できるので、ガスタービン10の効率低下を抑制できる。
また、一実施形態に係るガスタービン10によれば、翼セグメント100に隣接するシールリング等の他の部材の組付けが比較的容易となり、ガスタービン10の組立てを容易化できる。
以下、外側シュラウド27の冷却構造について説明する。
第1セグメント101A、及び、第2セグメント101Bの外側領域155には、外側領域底面155aの全体を覆うように複数の貫通孔を備えた不図示の衝突板が配置されている。なお、不図示の衝突板は、図3においてハッチングを施した領域を覆う。
空間部157を形成する外側領域155は、不図示の衝突板により区分され、径方向Dr外側の空間部157と径方向Dr内側の空間部157に区分けされている。径方向Dr外側の空間部157と径方向Dr内側の空間部157とは、不図示の衝突板の貫通孔を介して連通している。
外側領域底面155aをインピンジメント冷却した後の冷却空気は、第1前縁端部153A及び第2前縁端部153Bにおいて軸方向に沿って形成された不図示の複数の貫通孔に供給されて第1前縁端部153A及び第2前縁端部153Bを冷却した後、外側シュラウド27の前縁側の端部27cから外側シュラウドの外部に排出されるようになっていてもよい。
また、外側領域底面155aをインピンジメント冷却した後の冷却空気は第1後縁端部154A及び第2後縁端部154Bにおいて軸方向に沿って形成された不図示の複数の貫通孔に供給されて第1後縁端部154A及び第2後縁端部154Bを冷却した後、外側シュラウド27の後縁側の端部27dから外側シュラウドの外部に排出されるようになっていてもよい。
一実施形態に係る第1セグメント101Aでは、第1前縁端部153Aに周方向に延在する第1周方向通路121が形成されている。
一実施形態に係る第1セグメント101Aでは、腹側翼面23c側の第1側端部151Aに軸方向に延在する第1側部通路131が形成されている。
一実施形態に係る第1セグメント101Aにおいて、第1側部通路131は、腹側翼面23c側の第1側端部151Aに前縁23a側から後縁23b側にかけて形成された通路であり、上流側の端部が第1周方向通路121に接続され、下流側の端部が第1外側シュラウド27Aの後縁側の端部27dに開口している。
第1側部通路131は、軸方向から見たときに凹部181と重複している。
第1周方向通路121を流通した冷却空気は、第1側部通路131を流通して、腹側翼面23c側の第1側端部151Aと、凹部181の周辺とを冷却した後、第1外側シュラウド27Aの後縁側の端部27dから第1外側シュラウド27Aの外部に排出される。
一実施形態に係る第2セグメント101Bでは、第2前縁端部153Bに周方向に延在する第2周方向通路122が形成されている。
一実施形態に係る第2セグメント101Bでは、背側翼面23d側の第2側端部151Bに軸方向に延在する第2側部通路132が形成されている。
一実施形態に係る第2セグメント101Bにおいて、第2側部通路132は、背側翼面23d側の第2側端部151Bに前縁23a側から後縁23b側にかけて形成された通路であり、上流側の端部が第2周方向通路122に接続され、下流側の端部が第2外側シュラウド27Bの後縁側の端部27dに開口している。
第2側部通路132は、軸方向から見たときに凹部181と重複している。
第2周方向通路122を流通した冷却空気は、第2側部通路132を流通して、背側翼面23d側の第2側端部151Bと、凹部181の周辺とを冷却した後、第2外側シュラウド27Bの後縁側の端部27dから第2外側シュラウド27Bの外部に排出される。
凹部181は、上述したように位置決めピン191と係合するように構成されているため、凹部181を例えばインピンジメント冷却することが困難である。そのため、凹部181の近傍のメタル温度は比較的高くなる傾向にある。
一実施形態に係る翼セグメント100によれば、第1側部通路131及び第2側部通路132に冷却空気を流通させることで、第1側部通路131及び第2側部通路132を流通する冷却空気CAによって凹部181の近傍をできる。これにより、メタル温度が比較的高くなる傾向にある領域を効果的に冷却できる。
同様に、第2外側シュラウド27Bの腹側翼面23c側の第2側端部151Bは、周方向で隣り合う他の翼セグメント100における第1外側シュラウド27Aの背側翼面23d側の第1側端部151Aと周方向への熱伸びを吸収するための隙間を介して対向する。そのため、該隙間から僅かに漏れる冷却空気による冷却が期待できる。
同様に、第2外側シュラウド27Bは、2つの第2側端部151Bの内、第1外側シュラウド27Aと対向する背側翼面23d側の第2側端部151Bとは反対側に位置する腹側翼面23c側の第2側端部151Bにおいて、第2側部通路132を含まなくてもよい。
これにより、比較的必要性が低い、第1外側シュラウド27Aの背側翼面23d側の第1側端部151A、及び、第2外側シュラウド27Bの腹側翼面23c側の第2側端部151Bにおいて、第1側部通路131及び第2側部通路132を設けるための加工を省略できるので、翼セグメント100の製造コストを抑制できる。
一実施形態に係る翼セグメント100によれば、第1開口部111から流入した冷却空気を第1周方向通路121を介して第1側部通路131へ流通させることができる。また、第1開口部111から流入した流体を第1周方向通路121に流通させることで、メタル温度が比較的高くなる傾向にある第1前縁端部153Aを効率的に冷却できる。
同様に、一実施形態に係る翼セグメント100によれば、第2開口部112から流入した流体を第2周方向通路122を介して第2側部通路132へ流通させることができる。また、第2開口部112から流入した流体を第2周方向通路122に流通させることで、メタル温度が比較的高くなる傾向にある第2前縁端部153Bを効率的に冷却できる。
例えば第1セグメント101A及び第2セグメント101Bを鋳造によって製造する場合、第1セグメント101Aと第2セグメント101Bとを同一形状の鋳造物から得る場合に、第1開口部111及び第2開口部112に相当する開口部も鋳造段階で形成できる。これにより、鋳造後の加工の工数を削減でき、翼セグメント100の製造コストを抑制できる。
(1)本開示の少なくとも一実施形態に係る翼セグメント100は、1つの第1翼形部23Aと、1つの第1翼形部23Aの翼高さ方向の外側に設けられる第1外側シュラウド27Aと、1つの第1翼形部23Aの翼高さ方向の内側に設けられる第1内側シュラウド25Aと、を含む第1セグメント101Aを備える。本開示の少なくとも一実施形態に係る翼セグメント100は、1つの第2翼形部23Bと、1つの第2翼形部23Bの翼高さ方向の外側に設けられる第2外側シュラウド27Bと、1つの第2翼形部23Bの翼高さ方向の内側に設けられる第2内側シュラウド25Bと、を含む第2セグメント101Bと、を備える。第1外側シュラウド27Aと、第2外側シュラウド27Bとはボルト結合されている。第1内側シュラウド25Aと、第2内側シュラウド25Bとはボルト結合されている。本開示の少なくとも一実施形態に係る翼セグメント100は、第1外側シュラウド27Aと第2外側シュラウド27Bとに跨って形成された凹部181を有する。
また、上記(1)の構成によれば、第1セグメント101Aと第2セグメント101Bとをボルト結合した翼セグメント100を回転機械(ガスタービン10)のケーシング(タービン車室30)に取り付けて、ケーシング(タービン車室30)に取り付けられた位置決めピン191を凹部181に係合させることで翼セグメント100の周方向への移動を規制できる。また、翼セグメント100が周方向に熱伸びしても、位置決めピン191が係合する凹部181を中心に周方向の一方側の第1セグメント101Aは主として凹部181から一方側に熱伸びし、位置決めピン191が係合する凹部181を中心に周方向の他方側の第2セグメント101Bは主として凹部181から他方側に熱伸びすることとなる。そのため、翼セグメント100が冷えている状態において、位置決めピン191と凹部181との隙間を比較的小さくすることができる。これにより、翼セグメント100に隣接するシールリング等の他の部材の組付けが比較的容易となり、翼セグメント100を備える回転機械(ガスタービン10)の組立てを容易化できる。
また、上記(5)の構成によれば、第2開口部112から流入した流体(冷却空気CA)を第2周方向通路122を介して第2側部通路132へ流通させることができる。また、第2開口部112から流入した流体(冷却空気CA)を第2周方向通路122に流通させることで、メタル温度が比較的高くなる傾向にある第2前縁端部153Bを効率的に冷却できる。
また、上記(7)の構成によれば、翼セグメント100に隣接するシールリング等の他の部材の組付けが比較的容易となり、回転機械(ガスタービン10)の組立てを容易化できる。
13 タービン
23、23A、23B 翼形部
25、25A、25B 内側シュラウド
27、27A、27B 外側シュラウド
30 車室(タービン車室、ケーシング)
23a 前縁
23b 後縁
23c 腹側翼面
23d 背側翼面
23A 第1翼形部
23B 第2翼形部
25 内側シュラウド
25A 第1内側シュラウド
25B 第2内側シュラウド
27 外側シュラウド
27A 第1外側シュラウド
27B 第2外側シュラウド
100 翼セグメント
101 セグメント
101A 第1セグメント
101B 第2セグメント
111 第1開口部
112 第2開口部
131 第1側部通路
132 第2側部通路
181 凹部
191 位置決めピン
Claims (7)
- 1つの第1翼形部と、前記1つの第1翼形部の翼高さ方向の外側に設けられる第1外側シュラウドと、前記1つの第1翼形部の前記翼高さ方向の内側に設けられる第1内側シュラウドと、を含む第1セグメントと、
1つの第2翼形部と、前記1つの第2翼形部の翼高さ方向の外側に設けられる第2外側シュラウドと、前記1つの第2翼形部の前記翼高さ方向の内側に設けられる第2内側シュラウドと、を含む第2セグメントと、
を備え、
前記第1外側シュラウドと、前記第2外側シュラウドとはボルト結合され、
前記第1内側シュラウドと、前記第2内側シュラウドとはボルト結合され、
前記第1外側シュラウドと前記第2外側シュラウドとに跨って形成された凹部を有し、
前記凹部は、前記凹部を周方向から挟む領域よりも前記翼高さ方向の内側に向かって凹んでいる、
翼セグメント。 - 前記第1外側シュラウドは、前記周方向の2つの第1側端部の内、前記第2外側シュラウドと対向する前記第1側端部において前縁側から後縁側にかけて形成された第1側部通路を含み、
前記第2外側シュラウドは、前記周方向の2つの第2側端部の内、前記第1外側シュラウドと対向する前記第2側端部において前記前縁側から前記後縁側にかけて形成された第2側部通路を含み、
前記第1側部通路、又は、前記第2側部通路の少なくとも何れか一方は、前記翼高さ方向から見たときに前記凹部と重複する、
請求項1に記載の翼セグメント。 - 前記第1側部通路、及び、前記第2側部通路は、前記翼高さ方向から見たときに前記凹部と重複する、
請求項2に記載の翼セグメント。 - 前記第1外側シュラウドは、前記2つの第1側端部の内、前記第2外側シュラウドと対向する前記第1側端部とは反対側に位置する前記第1側端部において、前記第1側部通路を含まず、
前記第2外側シュラウドは、前記2つの第2側端部の内、前記第1外側シュラウドと対向する前記第2側端部とは反対側に位置する前記第2側端部において、前記第2側部通路を含まない、
請求項2又は3に記載の翼セグメント。 - 前記第1外側シュラウドは、
前記前縁側の端部において前記第1翼形部とは前記翼高さ方向の反対側に向かって前記第1外側シュラウドから突出する第1前縁端部を含み、
前記第1前縁端部の前記後縁側を向いた面に形成された第1開口部を有し、
前記第1前縁端部に形成され、前記第1開口部と前記第1側部通路とを連通する第1周方向通路を含み、
前記第2外側シュラウドは、
前記前縁側の端部において前記第2翼形部とは前記翼高さ方向の反対側に向かって前記第2外側シュラウドから突出する第2前縁端部を含み、
前記第2前縁端部の前記後縁側を向いた面に形成された第2開口部を有し、
前記第2前縁端部に形成され、前記第2開口部と前記第2側部通路とを連通する第2周方向通路を含む、
請求項2乃至4の何れか一項に記載の翼セグメント。 - 前記第1翼形部に対する前記第1開口部の位置は、前記第2翼形部に対する前記第2開口部の位置と同じである、
請求項5に記載の翼セグメント。 - 請求項1乃至6の何れか一項に記載の翼セグメントと、
前記翼セグメントを覆うケーシングと、
前記ケーシングに取り付けられ、先端部が前記凹部と係合する位置決めピンと、
を備える、
回転機械。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022046262A JP7186908B1 (ja) | 2022-03-23 | 2022-03-23 | 翼セグメント及び回転機械 |
CN202310280798.9A CN116804379A (zh) | 2022-03-23 | 2023-03-21 | 叶片区段体以及旋转机械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022046262A JP7186908B1 (ja) | 2022-03-23 | 2022-03-23 | 翼セグメント及び回転機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7186908B1 true JP7186908B1 (ja) | 2022-12-09 |
JP2023140430A JP2023140430A (ja) | 2023-10-05 |
Family
ID=84388162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022046262A Active JP7186908B1 (ja) | 2022-03-23 | 2022-03-23 | 翼セグメント及び回転機械 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7186908B1 (ja) |
CN (1) | CN116804379A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001254605A (ja) | 2000-03-08 | 2001-09-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスタービン冷却静翼 |
JP2021127748A (ja) | 2020-02-14 | 2021-09-02 | 三菱パワー株式会社 | タービン静翼組品及びガスタービン |
-
2022
- 2022-03-23 JP JP2022046262A patent/JP7186908B1/ja active Active
-
2023
- 2023-03-21 CN CN202310280798.9A patent/CN116804379A/zh active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001254605A (ja) | 2000-03-08 | 2001-09-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスタービン冷却静翼 |
JP2021127748A (ja) | 2020-02-14 | 2021-09-02 | 三菱パワー株式会社 | タービン静翼組品及びガスタービン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2023140430A (ja) | 2023-10-05 |
CN116804379A (zh) | 2023-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8075256B2 (en) | Ingestion resistant seal assembly | |
JP6209609B2 (ja) | 動翼 | |
CN106907181B (zh) | 涡轮转子叶片中的内部冷却构造 | |
US20100074734A1 (en) | Turbine Seal Assembly | |
EP1452690A2 (en) | Gas turbine engine turbine nozzle bifurcated impingement baffle | |
CN110300838B (zh) | 用于外径安装型涡轮叶片的热结构 | |
US10053991B2 (en) | Gas turbine engine component having platform cooling channel | |
EP2540979A2 (en) | Rotor assembly and reversible turbine blade retainer therefor | |
JP2002235504A (ja) | ガスタービンの静翼シュラウド | |
US20150275763A1 (en) | Turbine sections of gas turbine engines with dual use of cooling air | |
CN110832168B (zh) | 用于冲击冷却的涡轮组件及组装方法 | |
US9816389B2 (en) | Turbine rotor blades with tip portion parapet wall cavities | |
JP7130855B2 (ja) | タービン静翼及びガスタービン | |
US20180223683A1 (en) | Gas turbine seal arrangement | |
WO2019131011A1 (ja) | 航空機用ガスタービン及び航空機用ガスタービンの動翼 | |
JP7186908B1 (ja) | 翼セグメント及び回転機械 | |
CN106968721B (zh) | 涡轮转子叶片中的内部冷却构造 | |
CA3095424C (en) | Aircraft gas turbine with pressure-loss reducing vanes | |
CN110857629B (zh) | 用于涡轮发动机的具有冷却特性的花键密封件 | |
CN111936724B (zh) | 涡轮动叶以及燃气轮机 | |
EP3673153B1 (en) | Rim seal arrangement | |
JP2023170597A (ja) | タービン静翼、翼セグメント及びガスタービン | |
JP4284643B2 (ja) | ガスタービンのタービンノズル冷却構造 | |
JP2021071085A (ja) | タービン翼及びこれを備えたガスタービン | |
WO2020235245A1 (ja) | タービン静翼、ガスタービン及びタービン静翼の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220329 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20220329 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220512 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20220512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220726 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220913 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221129 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7186908 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |