JP2002234528A - 包装用箱 - Google Patents
包装用箱Info
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- JP2002234528A JP2002234528A JP2001029302A JP2001029302A JP2002234528A JP 2002234528 A JP2002234528 A JP 2002234528A JP 2001029302 A JP2001029302 A JP 2001029302A JP 2001029302 A JP2001029302 A JP 2001029302A JP 2002234528 A JP2002234528 A JP 2002234528A
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- Japan
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- box
- packaging box
- piece
- glued
- lid piece
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Abstract
包装用箱を提供する。 【解決手段】 紙やプラスチックの一枚のブランクシー
トから一体的に打ち抜かれた箱体形成片12からなる。
箱体形成片12には、複数枚の側面14,16,18,
20と、一側面20の両端部に形成された内側蓋片5
8,62と、その他の一側面16の両端部に形成され内
側蓋片58,60に糊付けされる外側蓋片40,46と
を有する。外側蓋片40,46には、内側蓋片58,6
2に糊付けされる糊付け部分付近に、切り刃または半切
り刃により形成された破断線44,45,47,49が
設けられている。
Description
容し店頭に陳列等される包装用箱であって、改ざん防止
機能を有する包装用箱に関する。
ま店頭に陳列する包装用箱があり、このような包装用箱
は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱
体形成片を組み立てたものである。この箱体形成片は、
平行に連接された4つの側面と、この一側面の両端部に
形成された外側蓋片と、組立状体でこの側面に隣接せず
対向する側面の両端部に形成された内側蓋片と、その他
一対の側面の両端部に形成されたフラップが設けられて
いる。そして外側に位置する一側面の側縁部には糊付片
が設けられている。
側の側面裏面に糊付けし、各側面が各々90°になるよ
うに折り曲げて四角い箱体に組立てる。そして箱体の一
端部の、一対のフラップを側面に対して90°に折り曲
げ、次に内側蓋片をり曲げ、その内側蓋片の表面に糊付
けを行い、外側蓋片を折り曲げ、内側蓋片折に糊付けし
閉鎖する。そして、商品を収容後、箱体の他端部も同様
に閉鎖する。
合、外側蓋片は単に内側蓋片に糊付けされているだけな
ので、外側蓋片と内側蓋片を丁寧に剥がして、内部の商
品を改ざんし再び綺麗に糊付けすれば、開封した形跡が
残らず、改ざんの事実を見つけることは難しいものであ
った。
れたものであり、簡単な構造で高い改ざん防止効果を有
する包装用箱を提供することを目的とする。
ンクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片からな
り、この箱体形成片には、複数枚の側面と、一側面の両
端部に形成された蓋片と、上記蓋片の糊付け部分付近
に、切り刃または半切り刃により形成された破断線が設
けられている包装用箱である。上記蓋片の糊付け部分
は、側面板や内側に設けられた糊付け用の部分に貼り付
けられる。
のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片
からなり、この箱体形成片には、複数枚の側面と、一側
面の両端部に形成された内側蓋片と、その他の一側面の
両端部に形成され上記内側蓋片に糊付けされる外側蓋片
と、上記外側蓋片に設けられ上記内側蓋片に糊付けされ
る糊付け部分付近に、切り刃または半切り刃により形成
された破断線が設けられている包装用箱である。
沿って形成されている。また、上記破断線は、上記糊付
け部分を複数本が横断して形成され、上記破断線同士が
上記糊付け部分の内側で交差している。
片から剥がして開封するとき、外側蓋片に形成された破
断線の端部から延長して外側蓋片が破れ、切り刃の間の
切り残し部分が破断されたりして外側蓋片が破損する。
また、破断線の端部付近で外側蓋片に折曲皺ができる。
また半切り刃により形成された破断線では、外側蓋片の
裏面が糊付けされた内側蓋片に残り、表面と裏面が分離
し破損する。そして、開封したときに生じるこれらの外
側蓋片の破損により、開封されたことが分かるものであ
る。
て図面に基づいて説明する。図1、図2はこの発明の一
実施形態の包装用箱10について示したもので、包装用
箱10は、図1に示すように、箱体形成片12が厚紙製
等の一枚のブランクシートを打ち抜いて形成されてい
る。
18,20が一体に連接して形成されている。さらに、
組立状態で側面14の内側に糊付けされる糊付片22
が、側面20の側方に連接して形成されている。側面1
4,16,18,20,糊付片22は、各々折罫線2
4,26,28,30で区切られている。
され、フラップ32は、折罫線34で側面14の端部と
区切られている。側面14の他端部には、フラップ32
と同形のフラップ36が、折罫線38で区別されて設け
られている。
設され、外側蓋片40は、折罫線42で側面16の端部
と区切られている。外側蓋片40のほぼ中央には、やや
外側蓋片40の端縁部40a寄りに、断続する破断線4
4が切り刃により形成されている。破断線44は、箱体
形成片12を貫通する切込であり、端縁部40aに対し
て平行な方向が長い長円形に形成されている。この長円
形の破断線44の内側には、互いに90度に交差する放
射状の直線状の破断線45が形成されている。破断線4
5も、箱体形成片12を貫通する切込である。
形の外側蓋片46が折罫線48で区別されて設けられて
いる。外側蓋片46にも破断線44と同形の貫通した破
断線47、及び破断線45と同形の破断線49が形成さ
れている。なお、破断線44,45,47,49は、切
り刃や半切り刃を適宜組み合わせて形成してもよい。
が連設され、フラップ50は、折罫線52で側面18の
端部と区切られている。側面18の他端部にはフラップ
50と同形のフラップ54が折罫線56で区別されて設
けられている。
され、内側蓋片58は、折罫線60で側面20の端部と
区切られている。側面20の他端部には内側蓋片58と
同形の内側蓋片62が折罫線64で区別されて設けられ
ている。
法について図面に基づいて説明する。なお、ここでは図
1がこの箱体形成片12の表側を見たものであり、図1
において紙面表側が凸になる折り方を正折りと称する。
まず、折罫線28を正折りし、糊付片22の表面に糊6
6を塗布する。そして折罫線24を正折りし、側面14
の裏面を糊付片22の表面に糊付けする。
て、折罫線24,26,28,30を各々90度になる
ように正折りして、四角形の箱体にする。そして、組み
立てられた箱体の一方の端部を閉鎖する。例えばフラッ
プ36,54を各々折罫線38,56で90度に正折り
し、次に内側蓋片62の表面に折罫線64寄りに糊66
を塗布し、内側蓋片62を折罫線64で90度に正折り
する。そして外側蓋片46を折罫線49で90度に正折
りし、外側蓋片46の裏面を内側蓋片62の表面に糊付
けする。なお、糊66を付ける形状は、図1に示すよう
に折罫線64に対して平行な細長い形状以外に、図2に
示すように破断線44の内側を塗りつぶす形状にしても
良い。次に、瓶入りの医薬品等の商品を、閉鎖していな
い箱体の端部から箱体内側に挿入する。その後、フラッ
プ32,50を各々折罫線34,52で90度に正折り
し、内側蓋片58の表面に折罫線60寄りに糊66を塗
布し、内側蓋片58を折罫線60で90度に正折りす
る。そして、外側蓋片40を折罫線42で90度に正折
りし、外側蓋片40の裏面を内側蓋片58の表面に糊付
けする。
ついて説明する。中に収容している商品を取り出すとき
は、外側蓋片40又は外側蓋片46を内側蓋片58,6
2から引き剥がす。このとき、破断線44,45または
破断線47,49が、その端部から延長して破れ、切り
刃による破断線44,45,47,49等の間の切り残
し部分が破断され、外側蓋片40,46が破損する。ま
た、破断線44,47の端部付近で外側蓋片44,47
に折曲線や皺ができる。また破断線45,49が半切り
刃で形成された場合は、外側蓋片40,46の裏面が内
側蓋片58,62に残り、表面と裏面が分離し破損す
る。
単な構造で組み立て作業も簡単であり、効果的な改ざん
防止効果を有する。即ち、包装用箱10を開封するとき
は、外側蓋片40、46が破断線44,45,47,4
9により破損するため、開封した形跡が確実に残る。こ
れにより、商品に改ざんの跡がはっきりと表れ、異物の
混入や商品へのいたずらを確実に防止することができ
る。特に、破断線が交差して設けられている場合、その
部分で糊付け箇所とそれ以外の部分が容易に別れて破損
し、開封の跡が確実にわかる。
に形成される破断線44,45,47,49の形状は、
上記実施形態に限定されず自由に変更可能である。例え
ば、図3に示すように、破断線68は、一対の扇形に形
成され、扇形の中心部分に向かって互いに交差する破断
線69が形成されていてもよい。
線を形成してもよい。例えば、図4に示す破断線70
は、一対の矩形に形成され、外側蓋片40の端縁部40
aに沿って並べられて配置されている。そして一対の矩
形の間に、は、端縁部40aから離れた方の一辺を連結
する仮想線上に、破断線71が形成されている。
形状に形成され、外側蓋片40の端縁部40a両端の角
部付近に、その三角形の角部が位置し、一辺が端縁部4
0aに平行に直線上に位置するように配置されている。
す破断線68と同じ形状であり、一対の切り刃の間の切
り残し部分を少なくし、破断しやすくなっている。
形に形成され、外側蓋片40の端縁部40aに沿って配
置され、この矩形の両端部には、外側へ湾曲する破断線
77が形成されている。破断線76と破断線77は互い
の端部が接続している。
形に形成され、外側蓋片40の端縁部40aに沿って並
べられて配置され、この一対の矩形の、端縁部40aか
ら離れた一辺の破断線は、矩形の両端部から側方へ突出
するように長く形成されている。
形成され、外側蓋片40の端縁部40aに沿って配置さ
れ、この正方形には、各々一対の対角線状の切込みの破
断線81が形成されている。
形態に限定されるものではなく、素材や各部材の形状等
適宜変更可能であり、内側蓋片が設けられていないもの
でも良い。その場合外側蓋片の糊付け部は、内側のフラ
ップと対面する箇所や、外側蓋片の先端部から延長され
た差込片等に設けられて一側面に糊付けされるようにし
たものでもでもよい。また、破断線の形状や本数等も自
由に変更可能である。
簡単で、確実に改ざん防止効果を有するものである。こ
れにより、異物の混入や商品へのいたずらを防止するこ
とができる。特に、糊付け部分の周縁部に沿って破断線
を形成した場合、開封時に容易に糊付け部分と他の部分
が分離して破れ、開封の後が確実にわかる。
の展開図である。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 一枚のブランクシートから一体的に打
ち抜かれた箱体形成片からなり、この箱体形成片には、
複数枚の側面と、一側面の両端部に形成された蓋片と、
上記蓋片の糊付け部分付近に、切り刃または半切り刃に
より形成された破断線が設けられていることを特徴とす
る包装用箱。 - 【請求項2】 一枚のブランクシートから一体的に打
ち抜かれた箱体形成片からなり、この箱体形成片には、
複数枚の側面と、一側面の両端部に形成された内側蓋片
と、その他の一側面の両端部に形成され上記内側蓋片に
糊付けされる外側蓋片と、上記外側蓋片に設けられ上記
内側蓋片に糊付けされる糊付け部分付近に、切り刃また
は半切り刃により形成された破断線が設けられているこ
とを特徴とする包装用箱。 - 【請求項3】 上記破断線は、上記糊付け部分の周縁
部に沿って形成されていることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の包装用箱。 - 【請求項4】 上記破断線は、上記糊付け部分を複数
本が横断して形成され、上記破断線同士が上記糊付け部
分の内側で交差していることを特徴とする請求項1また
は2記載の包装用箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001029302A JP2002234528A (ja) | 2001-02-06 | 2001-02-06 | 包装用箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001029302A JP2002234528A (ja) | 2001-02-06 | 2001-02-06 | 包装用箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002234528A true JP2002234528A (ja) | 2002-08-20 |
Family
ID=18893666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001029302A Pending JP2002234528A (ja) | 2001-02-06 | 2001-02-06 | 包装用箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002234528A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008280052A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Asahi Printing Co Ltd | 包装用箱 |
TWI382946B (ja) * | 2010-06-01 | 2013-01-21 | ||
JP2018090254A (ja) * | 2016-11-30 | 2018-06-14 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 梱包材 |
JP2020045166A (ja) * | 2017-11-15 | 2020-03-26 | 広瀬 康男 | 包装箱 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6337531A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-18 | オムロン株式会社 | 電磁継電器 |
JPH0343421A (ja) * | 1989-07-11 | 1991-02-25 | Toshiba Chem Corp | 耐熱性樹脂組成物 |
-
2001
- 2001-02-06 JP JP2001029302A patent/JP2002234528A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JP2020045166A (ja) * | 2017-11-15 | 2020-03-26 | 広瀬 康男 | 包装箱 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101208 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110316 |