JP2002234381A - 可変配光ヘッドランプシステム - Google Patents

可変配光ヘッドランプシステム

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JP2002234381A
JP2002234381A JP2001033875A JP2001033875A JP2002234381A JP 2002234381 A JP2002234381 A JP 2002234381A JP 2001033875 A JP2001033875 A JP 2001033875A JP 2001033875 A JP2001033875 A JP 2001033875A JP 2002234381 A JP2002234381 A JP 2002234381A
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JP
Japan
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light distribution
variable light
headlamp system
headlamp
head lamp
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JP2001033875A
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English (en)
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Koichi Nakadate
弘一 中舘
Koichi Seki
浩一 関
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の可変配光ヘッドランプシステムにおい
ては道路照明が完備された道路など視界が確保された条
件下でも作動が行われ、運転者に違和感を生じさせるな
どの問題点を生じていた。 【解決手段】 本発明により、可変配光ヘッドランプシ
ステム1には、周囲照度を検出する周囲照度センサ5が
設けられ、この周囲照度検出センサ5の出力レベルが所
定の値以上の場合、前記配光変更手段は少なくとも一部
の機能の停止を行う可変配光ヘッドランプシステムとし
たことで、例えば薄暮時、あるいは、道路照明装置の完
備した道路などを視界が確保されている状況下でも可変
配光ヘッドランプシステムが作動し、運転者に違和感を
生じさせるのを解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車など車両用
のヘッドランプに関するものであり、詳細には、AFS
(Adaptive Frontlighting System)と称され、曲路など
走行状態によりヘッドランプの配光形状を変化させるた
めの構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の可変配光ヘッドランプシ
ステムの構成の例を示すものが図3および図4であり、
まず、図3に示す可変配光ヘッドランプシステム80に
おいては、ヘッドランプ灯体81には略水平方向に回動
させる回動装置82が設けられ、この回動装置82はス
テアリング装置(図示は省略する)の操作方向と操作量
に応じる回動角を与える制御装置83を介して前記ヘッ
ドランプ灯体81に与えるものとされている。
【0003】このようにすることで、車両が曲路にさし
かかりステアリング装置を操作すると、ヘッドランプ灯
体81は操作方向および操作量に従い回動するものとな
り、これにより、車両がこれから進入する路面を照射す
るものとなる。そして、曲路の通過が終了した時点でス
テアリング装置の操作が直進位置に戻されると前記ヘッ
ドランプ灯体81も制御装置83および回動装置82に
より直進位置に復帰されるものとなる。
【0004】また、図4に示す可変配光ヘッドランプシ
ステム90においては、左右それぞれのヘッドランプ灯
体91に対して、少なくとも1個、例えば3個の補助灯
具92、93、94及び制御装置95が設けられ、それ
ぞれの補助灯具92、93、94は照射方向が、例えば
補助灯具92<補助灯具93<補助灯具94となるよう
に順次に車体の外側に向う角度を大きく設定されてい
る。
【0005】このように構成された可変配光ヘッドラン
プシステム90においては、ステアリング装置(図示は
省略する)の操作方向および操作量に従い制御装置95
が補助灯具92→(補助灯具92+補助灯具93)→
(補助灯具92+補助灯具93+補助灯具94)と順次
に点灯させるものであり、よって、曲路の曲率に対応す
る照射角度が点灯されている灯具の合成の配光形状とし
て得られるものとなるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の可変配光ヘッドランプシステム80、90にお
いては、運転者により車両に設けられている点灯スイッ
チ(図示せず)が投入された以降は、周囲照度が如何な
る状況であろうとも照射方向の変更もしくは照射範囲の
拡大が行われ、例えば道路照明が完備した高速道路での
走行時などには配光形状の変更が必要でなく、運転者は
煩雑感のみを感じる問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した従来
の課題を解決するための具体的手段として、ステアリン
グ装置の操作量に伴い配光形状を変更する配光変更手段
を備えて成る可変配光ヘッドランプシステムにおいて、
前記可変配光ヘッドランプシステムには、周囲照度を検
出する周囲照度センサが設けられ、該周囲照度検出セン
サの出力レベルが所定の値以上の場合、前記配光変更手
段は少なくとも一部の機能の停止を行うことを特徴とす
る可変配光ヘッドランプシステムを提供することで課題
を解決するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。図1に示すものは本発明
に係る可変配光ヘッドランプシステム1の第一実施形態
を示す略示的なブロック図であり、この可変配光ヘッド
ランプシステム1は左右一対のヘッドランプ灯体2と、
それぞれのヘッドランプ灯体2を略水平方向に回動させ
る回動装置3と、該回動装置3の回動量をステアリング
装置からの信号Sに基づいて駆動する制御装置4とから
構成されるものである点は従来例(図3参照)で説明し
たものと同様である。
【0009】ここで、本発明では前記可変配光ヘッドラ
ンプシステム1に周囲照度センサ5を設けるものであ
り、このときに、前記周囲照度センサ5は走行時に周囲
照度を検知していて、規定の照度以下になったときには
自動的に車両の灯具類を点灯させる自動点灯装置に採用
されているものを兼用しても良いものである。
【0010】そして、前記周囲照度センサ5には、例え
ば車両の製造業者などにより適宜値として定められた境
界値が設定され、これにより周囲照度センサ5は、例え
ば、周囲照度が境界値よりも低い場合には論理値“H”
を出力し、高い場合には論理値“L”を出力するものな
どとされている。
【0011】本発明においては、前記制御装置4はステ
アリング装置からの信号Sに加えて前記周囲照度センサ
5からの出力も加えて前記回動装置3を駆動するものと
されているものであり、例えば、周囲照度センサ5に理
論値“L”が出力されている間はヘッドランプ灯体2に
点灯のみを行わせ、回動装置3の動作を停止させる。ま
たこのときに、もしもこのときに、前記回動装置3が作
動中であれば、この回動装置3を駆動し、正面位置にヘ
ッドランプ灯体2を復帰させる。
【0012】このようにすることで、この第一実施形態
の可変配光ヘッドランプシステム1においては、例えば
照明施設が完備された高速道路などを走行中においてス
テアリング装置を操作するときには、前記ヘッドランプ
灯体2は回動を行わない。よって、周囲照度が明るく曲
路などであっても進行方向に対して充分な視認性が得ら
れている条件下で、更に加えてヘッドランプ灯体2が回
転するなどの煩わしさを解消できるものとなる。
【0013】尚、前記周囲照度センサ5の出力に対応さ
せる制御装置4の機能は、例えば車両が左側通行のもの
である場合において、右旋回するときにのみヘッドラン
プ灯体2の回動を停止させ、対向車線側を照射するのを
中止させ、対向車の運転者に幻惑を生じさせるのを防止
する構成としても良く、この場合にも回動装置3が動作
中であるときに周囲照度センサ5に境界値が検知される
事態を考慮して、回動装置3を正面方向に復帰させるこ
とが好ましい。
【0014】加えて、本発明においては、前記可変配光
ヘッドランプシステム1に運転者の意志により、例え
ば、この種の装置に対して不慣れな運転者、あるいは、
動作そのものを好まない運転者の存在に備えて、前記回
動装置3の作動を強制的に停止させる手動スイッチ6を
設けても良いものであり、このときには、前記回動装置
3の電源などを直接に切断するものとしても良いが、回
動装置3が動作中であるときに手動スイッチ6が操作さ
れる事態を考慮して、上記と同様に制御装置4側に設け
ることが好ましい。
【0015】また、前記手動スイッチ6を設ける場合、
この手動スイッチ6が例えばトグルスイッチなど機械式
スイッチである場合には、一旦操作が行われると、手動
で復帰が行われない限りはその状態を保持し以降は可変
配光ヘッドランプシステム1の機能が失われるものとな
るので、例えば電気的な保持機構を備える電子式スイッ
チなどとしておき、例えばイグニッションキーの抜取り
(即ち、車両の使用の停止)により自動的にヘッドラン
プシステム1としての機能が復帰するものとしておくこ
とが好ましい。
【0016】図2は本発明に係る可変配光ヘッドランプ
システム1の第二実施形態であり、この第二実施形態は
従来例の図4で示した複数の補助灯具、例えば左右のヘ
ッドランプ灯体2それぞれに対して各3個の補助灯具7
1、72、73が設けられ、これらの補助灯具71〜7
3は、補助灯具71<補助灯具72<補助灯具73とな
るように順次に車体の外側に向う角度を大きく設定され
ている。
【0017】また、この第二実施形態においても、制御
装置4が設けられ、この制御装置4はステアリング装置
(図示せず)の操作量に応じて、補助灯具71→(補助
灯具71+補助灯具72)→(補助灯具71+補助灯具
72+補助灯具73)と順次に点灯させるものであり、
これにより、曲路通過時に適する幅広い配光形状を得る
ものである。
【0018】本発明では、この第二実施形態においても
境界値が設定された周囲照度センサ5が設けられるもの
であって、前記周囲照度センサ5は制御装置4に接続さ
れていて、この周囲照度センサ5に周囲照度の規定値以
上が検出されたときには、ステアリング装置からの信号
Sが存在するときにも、前記補助灯具71〜73を消灯
させる。
【0019】但し、このときには補助灯具71〜73の
全てを消灯しても良く、あるいは、補助灯具73、補助
灯具(72+73)など一部を消灯しても良いものであ
る。また、ステアリング装置の操作量に対応する定数な
どを予めに定めておき、それに基づいて消灯を行っても
良いものである。尚、この第二実施形態においても、前
記第一実施形態で説明したのと同様に手動スイッチ6を
設けることは自在である。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、可
変配光ヘッドランプシステムには、周囲照度を検出する
周囲照度センサが設けられ、該周囲照度検出センサの出
力レベルが所定の値以上の場合、前記配光変更手段は少
なくとも一部の機能の停止を行う可変配光ヘッドランプ
システムとしたことで、例えば薄暮時、あるいは、道路
照明装置の完備した道路などを視界が確保されている状
況下でも可変配光ヘッドランプシステムが作動し、運転
者に違和感を生じさせたり、対向車の運転者、歩行者な
どに無用な幻惑感を与えるのを防止し、この種の可変配
光ヘッドランプシステムの実用性、有効性の向上に極め
て優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る可変配光ヘッドランプシステム
の第一実施形態を示すブロック図である。
【図2】 同じく本発明に係る可変配光ヘッドランプシ
ステムの第二実施形態を示すブロック図である。
【図3】 従来例を示す説明図である。
【図4】 別の従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1……可変配光ヘッドランプシステム 2……ヘッドランプ灯体 3……回動装置 4……制御装置 5……周囲照度センサ 6……手動スイッチ 71、72、73……補助灯具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリング装置の操作量に伴い配光形
    状を変更する配光変更手段を備えて成る可変配光ヘッド
    ランプシステムにおいて、前記可変配光ヘッドランプシ
    ステムには、周囲照度を検出する周囲照度センサが設け
    られ、該周囲照度検出センサの出力レベルが所定の値以
    上の場合、前記配光変更手段は少なくとも一部の機能の
    停止を行うことを特徴とする可変配光ヘッドランプシス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記配光変更手段がヘッドランプの回動
    装置であり、この回動装置は前記周囲照度検出センサの
    出力レベルが所定の値以上の場合、前記ステアリング装
    置の操作量に係わらず作動の停止が行われることを特徴
    とする請求項1記載の可変配光ヘッドランプシステム。
  3. 【請求項3】 前記配光変更手段が1個以上として設け
    られる補助灯具と該補助灯具に対する点灯装置であり、
    この点灯装置は前記周囲照度検出センサの出力レベルが
    所定の値以上の場合、前記ステアリング装置の操作に係
    わらず前記補助灯具の少なくとも一部の点灯を中止する
    ことにより行われることを特徴とする請求項1記載の可
    変配光ヘッドランプシステム。
  4. 【請求項4】 前記配光変更手段には、この配光変更手
    段の一部もしくは全部の機能を停止させる手動スイッチ
    が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3
    の何れかに記載の可変配光ヘッドランプシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005353477A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Koito Mfg Co Ltd 車両用照明システム
JP2008120182A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Omron Corp 点灯制御装置及び点灯制御方法

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