JP2002234361A - ディスプレイ装置 - Google Patents
ディスプレイ装置Info
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract
面に物を乗せておくと、可動フード揺動時に物が隙間に
引き込まれるおそれがある。 【解決手段】本発明のディスプレイ装置1は、ディスプ
レイ本体2と、ディスプレイ本体2が配置された収納部
4と、収納部4に揺動自在に枢支された可動フード3と
を備え、収納部4に設けられ閉位置から開位置へ揺動す
る際に可動フード3の奥端の表面を収納部4の上部裏面
40より低い位置まで下降させる変位手段50と、可動
フード3の奥端に近接して設けられ可動フード3の揺動
とともに揺動する堰部8と、を備え、変位手段50によ
って可動フード3の奥端の表面が収納部4の上部裏面4
0より低い位置まで下降した際に収納部4と可動フード
3との間に生じた隙間に堰部8が表出するように構成さ
れたことを特徴とする。
Description
より詳しくはナビゲーションシステムなどの機器の表示
や操作などに用いられるディスプレイ装置に関する。
エアコンディショナーなどの機器の操作のためにディス
プレイ装置が設置される場合がある。ディスプレイ装置
を用いると単一の表示面により複数の機器を切り換えて
表示、操作することができるため便利である。
しているため、光が運転中の運転者の視界に入り、眩し
く煩わしい。また、表示または操作する機器の種類によ
っては表示面全面を表出させておく必要がない場合もあ
る。
る可動フードを備えるディスプレイ装置が開発されてい
る。このディスプレイ装置は可動フードとこれを収納す
る収納部とを備える。表示面の全面を表出させない場合
や表示面の一部のみを表出させる場合、可動フードは収
納部から引き出され表示面の全面または一部を覆う位
置、すなわち閉位置に配置される。一方、表示面全面を
表出させる場合、可動フードは収納部に収納され開位置
に配置される。このディスプレイ装置によると、運転者
の眩しさや煩わしさを軽減することができる。
ると可動フードが閉位置の場合、可動フードと収納部と
の間に段差が生じるため見栄えが悪い。
が収納部の表面方向に上昇し、ほぼ面一となる構造のデ
ィスプレイ装置が開発された。このディスプレイ装置の
可動フード閉位置の断面図を図6に示す。ディスプレイ
装置100は、自動車のセンタークラスタ103に設置
されており、ディスプレイ装置本体101と可動フード
102とを備える。なお、センタークラスタ103の一
部が、可動フード102を収納する収納部105となっ
ている。可動フード102を閉位置から開位置に切り換
える場合は、図7に示すように、まず可動フード102
が軸Zを中心に揺動し、可動フード102の奥端106
が収納部105の裏面107よりも低い位置まで下降す
る。次に軸Yを中心に揺動し収納部105内に収納され
て、図8に示すように、可動フード102が開位置に配
置される。
レイ装置は以下の問題点を有する。すなわち、可動フー
ド102を収納部105に収納するためには、まず図7
に示すように可動フード102の奥端106を収納部1
05の裏面107よりも低い位置まで下降させる必要が
ある。このとき収納部105の裏面107と可動フード
102の奥端106表面との間に大きな隙間109が発
生する。
通行券などの物を乗せておくと、可動フード102の揺
動時に、可動フード102と一緒に物が隙間109に引
き込まれるおそれがある。
と可動フードとの間の隙間に物が脱落するのを抑制する
ことを目的とする。
め、本発明のディスプレイ装置は、ディスプレイ本体
と、ディスプレイ本体が配置された収納部と、収納部に
揺動自在に枢支された可動フードとを備え、可動フード
がディスプレイ本体の表示面を覆う閉位置および表示面
を表出させる開位置の間で収納部の上部裏面に沿って揺
動するように構成されたディスプレイ装置であって、収
納部に設けられ閉位置から開位置へ揺動する際に可動フ
ードの奥端の表面を収納部の上部裏面より低い位置まで
下降させる変位手段と、可動フードの奥端に近接して設
けられ可動フードの揺動とともに揺動する堰部と、を備
え、変位手段によって可動フードの奥端の表面が収納部
の上部裏面より低い位置まで下降した際に収納部と可動
フードとの間に生じた隙間に堰部が表出するように構成
されたことを特徴とする。
動フードの奥端に近接した堰部を別途設けるものであ
る。可動フードを閉位置から開位置に切り換える際、可
動フードの奥端が下降しても、堰部は変位手段と無関係
であるため下降しない。このため堰部は、収納部裏面と
可動部表面との間に生じた隙間から、この隙間を塞ぐよ
うに表出することになる。
ると、可動フードを閉位置から開位置に切り換える際の
隙間への物の脱落を抑制することができる。
ィスプレイ装置の表示面がある方向、つまり車室内方向
をいう。また「奥」とはその反対方向をいう。
しくは、可動フードの奥端の表面を収納部の上部表面よ
り低い位置まで下降させる第一軸と、可動フードおよび
堰部を揺動させる第二軸と、第一軸と第二軸とを連結す
るリンク機構と、をもつ構成とすることができる。
軸が設置されており、この二つの軸をリンク機構が連結
している。
一軸に力を加えることにより、第二軸を中心に可動フー
ドを揺動させる。言い換えると、第二軸を中心として可
動フードを自転させることにより、可動フードの手前端
を上昇させ、反対側の奥端を下降させる。
合は、第一軸または第二軸に力を加える。そしてディス
プレイ本体の側面の一点を中心に、可動フードを公転さ
せるように揺動させる。
しては、例えばガイドレールを用いることができる。具
体的には、第一軸に可動フード側方に突出する突起を設
け、この突起が挿入されるガイドレールをセンタークラ
スタ内壁側面に設置する。そしてこのガイドレールの経
路を、突起が上下方向に変位し、また揺動するような経
路とすることで、第一軸の動き、すなわち可動フードの
動きを規制する。つまり本構成ではガイドレールが変位
手段である。
フードの変位、可動フードおよび堰部の揺動を行うこと
ができる。
レールの他、溝やフィンなどとすることができる。また
設置場所は上述したセンタークラスタの内壁の他、ディ
スプレイ本体の側面などとすることができる。
二軸に駆動力を伝達することにより駆動してもよい。ま
た可動フードの奥端にラックを設け、ピニオンを介して
駆動力を伝達することにより駆動してもよい。
々の軸の機能を発揮できるものであれば可動フードの両
側面を貫通しなくてもよい。例えば上記第一軸として、
可動フードの両側面にディスプレイ本体方向に延出する
凸部を設ける構成としてもよい。この凸部は、ちょうど
ディスプレイ本体を挟むように設置されている。一方デ
ィスプレイ本体の両側面には、この凸部が係合する変位
手段としてのガイドレールが設置されている。そして凸
部がガイドレールに沿って動くことにより可動フードの
動きを規制する。
の場所は、可動フードを収納することができれば特に限
定するものではない。例えば、センターコンソール、セ
ンタークラスタなどの一部を収納部としてもよい。
しくは収納部の上部裏面には可動フードの揺動方向に延
びる櫛歯をもち、堰部の表面には櫛歯と噛み合う補助櫛
歯をもつ構成としてもよい。
部表面との隙間を櫛歯と補助櫛歯により塞ぐものであ
る。櫛歯と補助櫛歯との噛み合い部により隙間をジグザ
グ状に区画することで、隙間への物の脱落を抑制するこ
とができる。
ド表面との隙間を塞ぐために設けられたものであるが、
この構成によると堰部と収納部との隙間さえも櫛歯およ
び補助櫛歯で塞ぐことになるため、さらに物が脱落しに
くくなる。
定しない。また櫛歯は収納部の上部裏面全面に立設して
も、一部のみ立設してもよい。
も特に限定しない。また櫛歯は堰部の表面の全面に立設
しても、一部のみ立設してもよい。ただし可動フードが
収納部に引き込まれた後は、櫛歯と補助櫛歯の噛み合い
部も収納部の奥に移動するため、櫛歯先端と可動フード
表面との隙間から物が脱落するおそれがある。しかし、
脱落した物は噛み合い部に引っかかるため、可動フード
を収納部から引き出すだけで容易に取り出すことができ
る。また補助櫛歯は外部に表出しない堰部に設けられる
ため意匠性が高い。
に立設してもよい。可動フードが引き込まれる際、櫛歯
と補助櫛歯の噛み合い部が隙間入り口に常に配置されて
いれば、物の脱落を確実に抑制することができる。そこ
で、補助櫛歯を可動フード表面にまで立設すると、可動
フードが収納部に引き込まれた後も噛み合い部が隙間を
塞ぐことになり好ましい。
形態について説明したが、上記形態に特に限定されるも
のではなく、当業者が通常行いうる種々の変形的、改良
的形態で実施することもできる。
置を具体的に説明する。
置の外観図を、図2に可動フード閉位置における断面図
を、それぞれ示す。このディスプレイ装置1は、ディス
プレイ本体2と可動フード3と収納部4とからなる。
に設けられている。ディスプレイ本体2の手前側の面
(以下「正面」と称す。)には表示面20が設けられて
いる。
7とを介してディスプレイ本体2の両側面に設置された
金具(図略、以下単に「金具」と称す。)に揺動自在に
設置されている。なお、説明上の便宜より可動フード3
の側面は図示しない。
からなる。上腕部60の一端は軸Aで前記金具に枢設さ
れている。また、この軸Aによりモータ(図略)からの
駆動力が駆動アーム6に伝達される。前腕部61の一端
は、関節点Bで上腕部60の他端と連結されている。ま
た前腕部61の他端は、軸Cで可動フード3の側面に枢
設されている。この軸Cは可動フード3の側面から突出
している。そして突出した部分が、前記金具に設けられ
た円弧状のガイドレール50(図中一点鎖線で示す。)
に挿入されている。
軸Dにより前記金具に枢設されている。また、他端が軸
Eにより可動フード3の側面に枢設されている。言い換
えると可動フード3は軸Eを中心に揺動自在に設置され
ている。さらにまた、屈折部70上には堰部8が設けら
れている。
には補助櫛歯80が立設されている。この補助櫛歯80
は可動フード3の開閉方向に沿って延び、また開閉方向
に対して垂直方向に、一定間隔毎に多数連設されてい
る。
タークラスタ5の上部に形成されている。また収納部4
の裏面40全体には、可動フード3の開閉時において上
記補助櫛歯80と噛み合う櫛歯41が立設されている。
に、軸Eが本発明の第二軸に、可動フード3が本発明の
リンク機構に、それぞれ該当する。
3の奥端33がせり上がっており、収納部4とほぼ面一
になっている。可動フード3が閉位置から開位置に変化
する途中の断面図を図3に示す。モータからの駆動力は
上腕部60と前腕部61とを介して軸Cに伝達される。
上述したように軸Cはガイドレール50に挿入されてい
る。ガイドレール50はほぼ円弧状であるが、閉位置に
対応する部分のみ上方に突出している。このためモータ
が駆動され上腕部60が図3中白抜き矢印方向に揺動す
ると軸Cは、まずこの突出した部分に沿って下降する。
いる。また可動フード3は軸Eを中心に揺動可能であ
る。このため、軸Cの動きに連動して可動フード3の奥
端33は、図中白抜き矢印で示すように沈み込む。この
とき、可動フード3の表面と収納部4の裏面40との間
に隙間が発生する。
す。図に示すように隙間内には、堰部8が設置されてい
る。また収納部4の裏面40と堰部8表面との隙間内に
は、両方向から櫛歯41と補助櫛歯80が交互に立設さ
れている。これらの部材により隙間は塞がれているため
物が落ち込むおそれがない。
に沿って下降した後、円弧状に奥方向に移動する。この
ため可動フード3および堰部8も軸Cに牽引されて軸D
を中心に揺動する。収納部4の裏面40に立設された櫛
歯41の先端は、軸Dを中心とした円周上に配置されて
いる。このため、可動フード3および堰部8が揺動中、
櫛歯41と補助櫛歯80との噛み合い量は一定に保たれ
る。
図を図5に示す。開位置では、軸Cがガイドレール50
の奥端に到達している。また可動フード3および堰部8
も上述したように軸Dを中心に揺動し収納部4内に引き
込まれている。
動フード3を閉位置から開位置に切り換えた後であって
も収納部4の裏面40に立設された櫛歯41により物の
脱落を抑制できる。また、櫛歯41の先端と可動フード
3の表面との隙間から物が落ち込んでも、補助櫛歯80
と櫛歯41との噛み合い部の手前端81に脱落物が引っ
かかる。噛み合い部は可動フード3を引き出すと手前方
向に移動するため、可動フード3を開位置から閉位置に
切り換えるだけで、落下物を簡単に取り出すことができ
る。
全体が収納部4内に収納されていなくても、ディスプレ
イ本体2の表示面20の全面が表出していれば、可動フ
ード3は本発明にいう開位置にあるものとする。
動フードを閉位置から開位置に切り換える際の隙間への
物の脱落を抑制することができる。
置の外観図である。
置の断面図である。
中の断面図である。
f方向から見た図である。
置の断面図である。
の断面図である。
の断面図である。
の断面図である。
動フード 4:収納部 5:センタークラスタ 6:駆動アーム 7:揺動アー
ム 8:堰部 20:表示面 33:奥端 40:裏面 41:櫛歯
50:ガイドレール 60:上腕部 61:前腕部 70:屈折部 80:補
助櫛歯 81:手前端 A:軸 B:関節点 C:軸 D:軸 E:軸
Claims (3)
- 【請求項1】 ディスプレイ本体と、該ディスプレイ本
体が配置された収納部と、該収納部に揺動自在に枢支さ
れた可動フードとを備え、該可動フードが該ディスプレ
イ本体の表示面を覆う閉位置および該表示面を表出させ
る開位置の間で該収納部の上部裏面に沿って揺動するよ
うに構成されたディスプレイ装置であって、 該収納部に設けられ該閉位置から該開位置へ揺動する際
に該可動フードの奥端の表面を該収納部の上部裏面より
低い位置まで下降させる変位手段と、該可動フードの奥
端に近接して設けられ該可動フードの揺動とともに揺動
する堰部と、を備え、 該変位手段によって該可動フードの奥端の表面が該収納
部の上部裏面より低い位置まで下降した際に該収納部と
該可動フードとの間に生じた隙間に該堰部が表出するよ
うに構成されたことを特徴とするディスプレイ装置。 - 【請求項2】 前記収納部の上部裏面には前記可動フー
ドの揺動方向に延びる櫛歯をもち、前記堰部の表面には
該櫛歯と噛み合う補助櫛歯をもつことを特徴とする請求
項1に記載のディスプレイ装置。 - 【請求項3】 前記閉位置から前記開位置へ揺動する際
に前記可動フードの奥端の表面を前記収納部の上部表面
より低い位置まで下降させる第一軸と、前記可動フード
および前記堰部を揺動させる第二軸と、該第一軸と該第
二軸とを連結するリンク機構と、をもつことを特徴とす
る請求項1に記載のディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001034123A JP4300448B2 (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | 自動車用ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001034123A JP4300448B2 (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | 自動車用ディスプレイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002234361A true JP2002234361A (ja) | 2002-08-20 |
JP4300448B2 JP4300448B2 (ja) | 2009-07-22 |
Family
ID=18897780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001034123A Expired - Fee Related JP4300448B2 (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | 自動車用ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4300448B2 (ja) |
-
2001
- 2001-02-09 JP JP2001034123A patent/JP4300448B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4300448B2 (ja) | 2009-07-22 |
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