JP2002233913A - チューブ切断装置 - Google Patents

チューブ切断装置

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JP2002233913A
JP2002233913A JP2001030056A JP2001030056A JP2002233913A JP 2002233913 A JP2002233913 A JP 2002233913A JP 2001030056 A JP2001030056 A JP 2001030056A JP 2001030056 A JP2001030056 A JP 2001030056A JP 2002233913 A JP2002233913 A JP 2002233913A
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JP
Japan
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tube
cutting
pair
spiral
feed speed
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Application number
JP2001030056A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Watanabe
英行 渡辺
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断刃具のチューブ送りに対する追従機構を
簡素化できると共に、チューブの高速切断を可能にした
チューブ切断装置を提供する。 【解決手段】 本発明のチューブ切断装置は、送給され
るチューブ12に対して上下に配置される回転可能な一
対の螺旋状切断刃具1,10と、この一対の切断刃具を
上下方向に揺動させる回転可能な一対のカムとを備え
る。切断刃具とチューブとは、リード角に合わせて切断
刃具がチューブに直角に入るような位置関係となってお
り、切断刃具のリード送り速度とチューブの送り速度と
は同速度にする。また一対の螺旋状切断刃具は互いに逆
回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続して送給され
る長尺の扁平チューブを所定長さに切断するチューブ切
断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】連続して送給される長尺の扁平チューブ
を所定長さに切断する際の生産性を高めるチューブ切断
方法として、特開平8−71838号公報による切断方
法が知られている。この切断方法は、上下に配置された
ローラカッタがチューブの切断面に沿ってチューブ送り
方向に対して直角に横切って切断する場合に、ローラカ
ッタが扁平チューブの幅分の距離を横切っている間はロ
ーラカッタ装置がチューブ送り速度と相対速度零で追従
することで、切断時間を短縮して生産性を高めたもので
ある。この追従駆動機構は、クランク機構を使用してロ
ーラカッタ装置を往復運動しているが、ローラカッタ装
置の慣性力等により、近年の更なる高速化の要求に対し
て対応できないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みなされたもので、その目的は、切断刃具のチューブ
送りに対する追従機構を簡素化できると共に、チューブ
の高速切断を可能にしたチューブ切断装置を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に
記載のチューブ切断装置を提供する。請求項1に記載の
チューブ切断装置は、送給されるチューブに対して上下
に配置される回転可能な一対の螺旋状切断刃具と、この
一対の螺旋状切断刃具を上下方向に揺動させる回転可能
な一対のカムとを備えることにより、チューブの送り速
度に追従する際に切断刃具の慣性力等による影響を排除
できると共にチューブの厚さ方向に切断刃具を両側から
喰い込ませてチューブ厚さの半分のストロークで切断で
き、チューブ切断の高速化が計れる。
【0005】請求項2のチューブ切断装置は、一対の螺
旋状切断刃具と送給されるチューブとの位置関係を、リ
ード角に合わせて切断刃具がチューブに直角に入るよう
に規定したものであり、これにより、螺旋状切断刃具が
チューブの進行方向に対してチューブを直角に切断する
ことを可能にしている。請求項3のチューブ切断装置
は、一対の螺旋状切断刃具が互いに逆回転するものであ
り、チューブの厚さ方向の上下の同位置から切断刃具を
喰い込ませるようにしている。
【0006】請求項4のチューブ切断装置は、螺旋状切
断刃具のリード送り速度とチューブの送り速度とを等し
くしたものであり、チューブを直角に切断することを可
能にすると共に、回転する螺旋状切断刃具の刃先によっ
てチューブに送りがかかるようにしている。請求項5の
チューブ切断装置は、一対の螺旋状切断刃具が噛み合い
時に所定のラップ代と芯ずれ量をもつように構成したも
のであり、これにより良好な切断面をもってチューブを
確実に切断できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明の実施
の形態のチューブ切断装置について説明する。図1は、
本発明のチューブ切断装置の全体構成を示す斜視図であ
る。本発明のチューブ切断装置は、切断される扁平状の
チューブ12の上下に配置される一対の螺旋状(ウォー
ム)の切断刃具1,10を有している。それぞれの切断
刃具1,10は、刃具ホルダー2,9によって保持され
ている。例えば、図1に示されるように、刃具ホルダー
2,9はコ字形状をしており、その脚部(2a,2b)
又は(9a,9b)間にそれぞれの切断刃具1,10が
回転可能に軸支されている。これらの刃具ホルダー2,
9は、符号20を支点として揺動可能にスタンド11に
取り付けられている。
【0008】これらの螺旋状の切断刃具1,10と扁平
状のチューブ12との位置関係は、切断刃具1,10の
リード角に合わせて刃具がチューブ12に直角に入るよ
うに配置する。即ち、切断刃具1,10の中心軸とチュ
ーブ12とは角度α(リード角)をなすように配置され
る。符号14は、刃具駆動モータであり、刃具駆動モー
タ14による回転は、ベルト15、プーリー5,8及び
上下の切断刃具を逆回転させるギア4,6によって伝達
され、上下に配置された螺旋状の切断刃具1,10とが
互いに逆方向に回転駆動する。この刃具回転数は、チュ
ーブ12の送り速度を刃具リードで割った値となる。即
ち切断刃具のリード送り速度とチューブ送り速度に等し
くする。
【0009】スタンド11には、刃具ホルダー2,9を
揺動させるためのカム7,13が回転可能に取り付けら
れている。符号16はカム駆動モータであり、カム駆動
モータ16の回転が、ベルト17、プーリー18,19
を介して伝達されカム7,13をそれぞれ回転駆動し、
刃具ホルダー2,9を揺動する。なお、図2に示される
ように、刃具ホルダー2,9間には、バネ15が設けら
れており、刃具ホルダー2,9を元の位置に戻すように
している。
【0010】次に、上記のように構成された本発明のチ
ューブ切断装置の作動及び切断メカニズムについて、図
1〜4に基づいて説明する。扁平なチューブ12が決め
られた送り速度でチューブ切断装置に送り込まれてい
る。この状態で、図示されない制御装置から切断信号が
出されると、カム駆動モータ16が駆動して、カム7,
13を回動させ、刃具ホルダー2,9を支点20を中心
として互いに接近するようにバネ15を押え込んで揺動
する。これによって螺旋状の切断刃具1,10とが噛み
合わされる。図2(a)がカム駆動モータ16の駆動前
の切断刃具1,10が噛み合う前の状態を示しており、
図2(b)がカム駆動モータ16を駆動し、切断刃具
1,10が噛み合った状態を示している。
【0011】この切断刃具1,10が噛み合った状態
で、これらの刃具1,10が刃具駆動モータ14の駆動
によって回転すると、図3に示すように刃具1,10の
噛み合いセンターと扁平状チューブ12とが交差する点
Aから点Bの間でチューブ12の切断が行われる。この
とき、噛み合い交点移動速度とチューブ送り速度は同じ
である。即ち、切断刃具1,10のリード送り速度がチ
ューブ12の送り速度と同じである。刃具1,10の切
り込みはチューブ12に対し常に直角に行われる。例え
ば、点Aと点Bとを結ぶ線の中間点Cでは、図3に示さ
れるように、扁平状チューブ12の厚み方向では、点a
から点cまで噛み合いが進み、切込み量dとなる。
【0012】切断刃具1,10の切刃は、螺旋状の先端
部に付けてあるため、チューブ12への切込み量に対し
て、切刃の移動量が大きく、引き切りながら順次切断を
行う。噛み合いセンターが点Bに達すると、カム駆動モ
ータ16が駆動してカム7,13が回転し、バネ15に
よって刃具ホルダー2,9が押し戻され、切断刃具1,
10の噛み合いがはずれチューブ12の切断動作が完了
する。
【0013】図4は、螺旋状の切断刃具1,10の刃具
噛み合い位置を示す図であり、切断刃具1,10とが噛
め合うときは、切断刃具相互の刃先間のラップ代(オー
バーラップ)と芯ずれ量(位相差)は、ラップ代e、芯
ずれ量fの関係になっている。このラップ代e及び芯ず
れ量fを適正に選択することにより、チューブ12を確
実に切断でき、その切断面も良好なものとなる。
【0014】上記説明したように、本発明は、扁平状チ
ューブの厚さ方向に切断刃具を両側から喰い込ませれ
ば、刃具の切込み量はチューブ厚さの半分のストローク
で短時間に切断できる点及びウォームを回転させれば送
りがかかるという点に着目し、ウォームのリード部に切
刃を付け、即ち螺旋状切断刃具とし、リード送り速度が
チューブ送り速度と同じなる回転にすることにより、構
造が簡単で、しかも切断刃具がチューブ送り速度に追従
が可能となり、高速切断が行えるチューブ切断装置を実
現したものである。なお、本発明のチューブ切断装置
は、例えば、コンデンサ、エバポレータ、ラジエータ、
ヒータ等の熱交換器用扁平チューブの切断に使用するの
が好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のチューブ切断装置の全体
構成を示す斜視図である。
【図2】本発明のチューブ切断装置の、切断刃具の
(a)噛み合い前と(b)噛み合い時の動作を説明する
図である。
【図3】チューブの切断メカニズムを説明する図であ
る。
【図4】本発明の切断刃具の刃具噛み合い位置を説明す
る図である。
【符号の説明】
1,10…切断刃具 2,9…刃具ホルダー 7,13…カム 14…刃具駆動モータ 15…バネ 16…カム駆動モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続して送給される長尺の扁平状チュー
    ブを所定長さに切断するチューブ切断装置において、こ
    のチューブ切断装置が、 送給される該チューブに対して上下に配置される回転可
    能な一対の螺旋状切断刃具と、 該一対の螺旋状切断刃具を上下方向に揺動させる回転可
    能な一対のカムと、 を具備していることを特徴とするチューブ切断装置。
  2. 【請求項2】 前記一対の螺旋状切断刃具と送給される
    前記チューブとの位置関係は、前記螺旋状切断刃具のリ
    ード角に合わせて、前記螺旋状刃具が前記チューブに直
    角に入るように配置していることを特徴とする請求項1
    に記載のチューブ切断装置。
  3. 【請求項3】 前記一対の螺旋状切断刃具が互いに逆回
    転することを特徴とする請求項1又は2に記載のチュー
    ブ切断装置。
  4. 【請求項4】 前記螺旋状切断刃具のリード送り速度
    が、前記チューブの送り速度と等しいことを特徴とする
    請求項1,2又は3に記載のチューブ切断装置。
  5. 【請求項5】 前記一対の螺旋状切断刃具が、噛み合い
    時に所定のラップ代と芯ずれ量をもつように構成されて
    いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記
    載のチューブ切断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101844269A (zh) * 2010-04-19 2010-09-29 扬州大学 螺旋焊管机切割小车速度控制方法及其装置
KR101476590B1 (ko) * 2014-09-19 2014-12-26 에이 에프 더블유 (주) 정역회전을 이용한 절단기
CN110682500A (zh) * 2019-10-10 2020-01-14 三峡大学 一种插头注塑件自动进料分料器及使用方法

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