JP2002233466A - 洗面ボウルの取付構造 - Google Patents

洗面ボウルの取付構造

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JP2002233466A
JP2002233466A JP2001033234A JP2001033234A JP2002233466A JP 2002233466 A JP2002233466 A JP 2002233466A JP 2001033234 A JP2001033234 A JP 2001033234A JP 2001033234 A JP2001033234 A JP 2001033234A JP 2002233466 A JP2002233466 A JP 2002233466A
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JP
Japan
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counter
basin
washbasin
bolt
bolts
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JP2001033234A
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English (en)
Inventor
Masakazu Ueno
正和 上野
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Inax Corp
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Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カウンターの下面に上縁部を当接させて洗面
ボウルを取り付けるに当たり、取付位置を適正にできる
容易且つ確実な手段を提供する。 【解決手段】洗面ボウル1における上縁部の外周に設け
たフランジ部1aに、カウンターに設けたボルト21に
対応させて開孔2を形成する。フランジ部1aの各開孔
2にボルト21を挿通させるようにして洗面ボウル1の
上縁部をカウンターKの下面に当接させ、ボルト21の
フランジ部1aから突出した部分にワッシャー23を介
しナット22を螺合させ締め付ける。洗面ボウル1の取
付位置は、フランジ部1aの開孔2にボルト21を挿通
させた時点で自動的に決定されるから、洗面ボウル1を
カウンターK下面の適切位置へ容易且つ確実に取着でき
る。洗面ボウル1を合成樹脂製とすれば寸法精度が高く
なるから、フランジ部1aの開孔2とボルト21との位
置合わせがより確実になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カウンターの下面
に洗面ボウルを取り付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】カウンターの下面に洗面ボウルを取り付
けて、いわゆるアンダーカウンター式の洗面カウンター
を設置する場合、従来、図8に示すような構造が採用さ
れていた。図8(A)及び(B)のように、カウンター
Kの下面に、洗面ボウル1の上縁部を当接させ、固定金
具20で取着する。固定金具20は、同図(C)に示す
如く、カウンターKに頭部21aが埋め込まれたボルト
21、ボルト21に外装した押さえ板30、及びナット
22から成り、洗面ボウル1の上縁部の外周に張り出す
ように設けたフランジ部1aに上記押さえ板30をあて
がい、ナット22を締め付けて、押さえ板30とカウン
ターKとの間でフランジ部1aを挟持せしめることによ
り、洗面ボウル1を所定位置に取り付けている。なお、
カウンター1の下面と洗面ボウル1の上縁面との間に
は、漏水防止用のパッキンPが装着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の如く、押さえ板
30でフランジ部1aを押さえて洗面ボウル1をカウン
ター1の下面に取り付ける従来構造にあっては、洗面ボ
ウル1のカウンターKに対する取付位置の自由度が大き
い。このため、洗面ボウル1の取付位置が、カウンター
Kの開口Lに対し適切な位置から外れるおそれがあっ
た。あるいは、洗面ボウルを適切位置に取り付けるため
の調整作業が必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、カウンターの
下面に洗面ボウルを取り付けるに当たり、取付位置が確
実に適正な位置となるようにできる手段を提供するもの
であって、その特徴とするところは、カウンターの下面
に洗面ボウルの上縁部を当接させて当該洗面ボウルを取
り付けるに際し、洗面ボウルの上縁部外周に張り出すよ
うに設けたフランジ部に開孔又は切欠を形成し、該開孔
又は切欠に挿通したボルトで、前記洗面ボウルをカウン
ター下面に取着したことである。かかる構成により、洗
面ボウルの開孔又は切欠をボルト位置に合致させること
で、洗面ボウルの取付位置が自然に所定位置に設定され
る。
【0005】前記取付構造において、前記ボルトを、カ
ウンター下面の所定位置に予め固定されたものとするこ
とができる。また前記洗面ボウルは、合成樹脂製とする
ことが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]図1の(A)
に示すように、洗面ボウル1における上縁部の外周に設
けたフランジ部1aに、開孔2を形成する。他方、カウ
ンターKにおける開口部L周囲の適当位置には、同図
(B)のように、頭部21aを埋め込んでボルト21を
垂設する。開孔2の位置及び個数は、ボルト21の位置
及び個数に対応させる。
【0007】上記洗面ボウル1の取り付けは、フランジ
部1aの各開孔2に、カウンターKに設けたボルト21
を挿通させるようにして、洗面ボウル1の上縁部をカウ
ンターKの下面に当接させたのち、図1(B)に示す如
く、ボルト21のフランジ部1aから突出した部分にワ
ッシャー23を介してナット22を螺合させ、締め付け
ればよい。
【0008】本例は、洗面ボウル1の取付位置が、フラ
ンジ部1aの開孔2にボルト21を挿通させた時点で自
動的に決定される。依って、調整作業が不要でありなが
ら、洗面ボウル1をカウンターKの下面における適切位
置へ容易且つ確実に取着することができる。なお、洗面
ボウル1の材質は、陶磁器等のセラミック製であっても
よいが、合成樹脂製とすれば、成形時の寸法精度が高く
なるから、フランジ部1aの開孔2とボルト21との位
置合わせがより確実になる。
【0009】[第2の実施形態]洗面ボウル1をカウン
ターKの下面に取り付ける手段としては、図2に示すよ
うに、ナット24をカウンターKに埋設し、ボルト25
を、ワッシャー23を介してフランジ部1aの開孔2を
挿通させ、上記ナット23に螺合させて締め付ける、と
いう構造も可能である。
【0010】[第3の実施形態]カウンターKの下面に
ボルトを垂設する手段として、図3のような構造も採用
し得る。本例では、ボルト26の頭部27を適数個のビ
ス孔27aを設けたフランジ状とし、ビス28によって
ボルト26の頭部27をカウンターKの下面に固定し
た。本例の構成は、あとからボルト26の固定位置を設
定出来るので、異なる寸法・形状の洗面ボウル1に対応
可能である、という利点が得られる。
【0011】[第4の実施形態]ボルトをカウンターK
の下面に後付けするための別の手段として、図4に示す
如き構造も考えられる。ボルト21の頭部21aを、キ
ャップ29で一体的に覆い、このキャップ29をカウン
ターKの下面の適所に接着剤等で固定する。なお本例で
は、洗面ボウル1のフランジ部1aを、キャップ29の
厚み寸法分だけ下げて、段部1bに形成することが望ま
しい。
【0012】[第5の実施形態]洗面ボウル1のフラン
ジ部1aには、開孔に代えて、ボルトを挿通させるため
の切欠3を形成してもよい。この場合、切欠3の長さ寸
法により、洗面ボウル1の取付位置を、微妙に調整する
ことが可能である。
【0013】[第6の実施形態]洗面ボウル1のフラン
ジ部1aに形成する切欠4を、図6及び図7に示すよう
な形状とすることも可能である。本例の切欠4は、フラ
ンジ部1aの端縁から中心部へ向かう導入部4aと、導
入部4aから折れ曲がった保持部4bとから成ってい
る。導入部4aはナット22よりも若干幅広に形成さ
れ、これに対し、保持部4bはナット22よりも幅狭く
形成される。
【0014】本実施形態における洗面ボウル1の取付手
順は、次の如くである。まず、カウンターKに設けたボ
ルト21にナット22を予め螺合しておく。ナット22
のカウンターKからの距離は、図7(A−2)に示す如
く、洗面ボウル1のフランジ部1aとパッキンPとの厚
み寸法の合計にほぼ等しく設定する。同状態において図
7(A−1)のように、ナット22を螺合させたボルト
21をフランジ部1aの切欠4の導入部4a内へ収納す
るようにして、洗面ボウル1の上縁部を、カウンターK
の下面にパッキンPを介し当接させる。導入部4aは幅
広に設定されているので、ナット22を螺合させたま
ま、上記作業が可能である。なおパッキンPは、適度の
弾力性及び伸縮性を有しているものであることが望まし
い。
【0015】次いで洗面ボウル1を矢印α方向へ動かし
て、図7(B−1)に示すように、ボルト21を切欠4
の導入部4aの奥に位置せしめる。このとき、ナット2
2の下面が、同図(B−2)のように、フランジ部1a
表面に係合する。
【0016】引き続き今度は、洗面ボウル1を、中心部
分を軸にして矢印β方向に回転させる。これによりボル
ト21が、図7(C−1)に示す如く、切欠4の保持部
4b内に挿入されると同時に、同図7(C−2)に示す
通り、ナット22がフランジ部1aの表面に係合して、
該フランジ部1aを押さえ込む。パッキンPが適度に圧
縮される結果、パッキンPの弾性反発力によりフランジ
部1aがナット22で固定される。このとき、ナット2
2の増し締めが不要である。このように本実施形態は、
あらかじめナット22をボルト21に螺合させた状態で
洗面ボウル1の取付が可能なので、作業性が非常に良
い。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、カウンターの下面に上
縁部を当接させて洗面ボウルを取り付けるに当たり、フ
ランジ部に形成した開孔又は切欠にボルトを挿通させる
ことによって、カウンターに対する洗面ボウルの取付位
置が、自動的に適切な位置に設定される。それ故、洗面
ボウルの取付作業が非常に簡単になり、煩雑な調整作業
を不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るものであっ
て、図(A)は洗面ボウルを底面側から見た図面、図
(B)は取付構造の要部を示す断面図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態に係るものであっ
て、取付構造の要部を示す断面図である。
【図3】 本発明の第3の実施形態に係るものであっ
て、取付構造の要部を、構成部材を分解して示す断面図
である。
【図4】 本発明の第4の実施形態に係るものであっ
て、取付構造の要部を、構成部材を分解して示す断面図
である。
【図5】 本発明の第5の実施形態に係るものであっ
て、洗面ボウルを底面側から見た図面である。
【図6】 本発明の第6の実施形態に係るものであっ
て、洗面ボウルを底面側から見た図面である。
【図7】 本発明の第6の実施形態において洗面ボウル
をカウンターに取り付ける手順を説明するためのもので
あって、図(A−1)(B−1)(C−1)は洗面ボウ
ルを底面側から見た要部の図面、図(A−2)は図(A
−1)のX−X線における断面図、図(B−2)は図
(B−1)のY−Y線における断面図、図(C−2)は
図(C−1)のZ−Z線における断面図である。
【図8】 従来例に係るものであって、図(A)は正面
図、図(B)は洗面ボウルを底面側から見た図面、図
(C)は取付構造の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1…洗面ボウル 1a…フランジ部 2…開孔 3…切
欠 4…切欠 4a…導入部 4b…保持部 21…ボ
ルト 21a…ボルトの頭部 22…ナット 23…ワッシャー K…カウンター L…開口部 P…
パッキン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンターの下面に洗面ボウルの上縁部
    を当接させて当該洗面ボウルを取り付けるための構造で
    あって、洗面ボウルの上縁部外周に張り出すように設け
    たフランジ部に開孔又は切欠を形成し、該開孔又は切欠
    に挿通したボルトで、前記洗面ボウルをカウンター下面
    に取着したことを特徴とする洗面ボウルの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ボルトは、カウンター下面の所定位
    置に予め固定されたものである請求項1に記載の洗面ボ
    ウルの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記洗面ボウルは合成樹脂製である請求
    項1又は2に記載の洗面ボウルの取付構造。
JP2001033234A 2001-02-09 2001-02-09 洗面ボウルの取付構造 Pending JP2002233466A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015048853A (ja) * 2013-08-29 2015-03-16 株式会社ケーヒン バルブ装置
JP2020193457A (ja) * 2019-05-27 2020-12-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 シンク付きカウンターおよびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015048853A (ja) * 2013-08-29 2015-03-16 株式会社ケーヒン バルブ装置
JP2020193457A (ja) * 2019-05-27 2020-12-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 シンク付きカウンターおよびその製造方法
JP7223975B2 (ja) 2019-05-27 2023-02-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 シンク付きカウンターおよびその製造方法

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