JP2002232766A - ディジタルカメラ - Google Patents

ディジタルカメラ

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JP2002232766A
JP2002232766A JP2001029411A JP2001029411A JP2002232766A JP 2002232766 A JP2002232766 A JP 2002232766A JP 2001029411 A JP2001029411 A JP 2001029411A JP 2001029411 A JP2001029411 A JP 2001029411A JP 2002232766 A JP2002232766 A JP 2002232766A
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JP
Japan
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signal
image
signal processing
digital camera
image signal
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JP2001029411A
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English (en)
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Seishin Okazaki
誠信 岡▲崎▼
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/84Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
    • H04N23/88Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals for colour balance, e.g. white-balance circuits or colour temperature control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 撮影された被写体に対応する生画像信号は、
SDRAM26に一旦格納される。SDRAM26に格
納された生画像信号は、メモリ制御回路24によって繰
り返し読み出される。信号処理回路28は、読み出され
た各々の生画像信号に信号処理を施し、複数の高解像度
YUV信号を生成する。信号処理の過程では白バランス
調整が行なわれ、この白バランス調整のためのゲインα
およびβが生画像信号毎に異なる。これによって、生成
された各々の高解像度YUV信号は互いに異なる画質を
持つ。JPEGコーデック34は、生成された高解像度
YUV信号を個別に圧縮して複数の圧縮画像信号を生成
し、CPU40は、生成された各々の圧縮画像信号を記
録媒体36に記録する。 【効果】 同じ被写体について画質の異なる複数の記録
画像を得ることができ、かつ手ぶれによって各々の記録
画像にずれが生じるのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタルカメラに
関し、特にたとえば、撮影画像信号に信号処理を施して
記録用画像信号を生成する、ディジタルカメラに関す
る。
【0002】
【従来技術】ディジタルカメラでは、被写体はイメージ
センサによって撮影され、撮影画像信号は白バランス調
整,γ補正,YUV変換,輪郭補正などの信号処理を施
され、これによって記録用画像信号が生成される。記録
用画像信号の画質は、どのようなパラメータ値で信号処
理を施すかによって変化するが、どのような画質が望ま
しいかは被写体の性質やオペレータの好みによって異な
り、カメラ側で一概に決めることはできない。このた
め、従来は、同じ被写体を複数回撮影し、各々の撮影信
号に互いに異なるパラメータ値に従って信号処理を施す
ようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術では、被写体を複数回にわたって撮影する必要が
あるため、手ぶれによって各々の記録画像にずれが生じ
るという問題があった。なお、手ぶれの問題は、ズーム
倍率を高くするほど顕著になる。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、同
じ被写体について画質の異なる複数の記録画像を得るこ
とができ、かつ手ぶれによって各々の記録画像にずれが
生じるのを防止することができる、ディジタルカメラを
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、被写体を撮
影するイメージセンサ、被写体に対応する撮影画像信号
を格納するメモリ、撮影画像信号をメモリから繰り返し
読み出す読み出し手段、読み出し手段によって読み出さ
れた各々の撮影画像信号に互いに異なるパラメータ値に
従う信号処理を施す信号処理手段、および信号処理手段
によって生成された複数の記録用画像信号を記録媒体に
記録する記録手段を備える、ディジタルカメラである。
【0006】
【作用】イメージセンサによって被写体が撮影される
と、撮影された被写体に対応する撮影画像信号がメモリ
に格納される。メモリに格納された撮影画像信号は、読
み出し手段によって繰り返し読み出される。信号処理手
段は、読み出された各々の撮影画像信号に互いに異なる
パラメータ値に従う信号処理を施し、記録手段は、信号
処理手段によって生成された複数の記録用画像信号を記
録媒体に記録する。互いに異なるパラメータ値に従う信
号処理が行なわれるため、各々の記録用画像信号は互い
に異なる画質を有する。
【0007】信号処理手段は撮影画像信号に白バランス
調整を施す場合、パラメータ値は白バランス調整の調整
値である。このとき、白バランス調整の最適調整値を算
出手段によって算出し、算出された最適調整値を基準に
調整値変更手段によって調整値を変更するようにしても
よい。ここで、色温度曲線に沿って調整値を変更するよ
うにすれば、いずれの記録画像についても良好な画質が
得られる。
【0008】さらに好ましくは、撮影される被写体のズ
ーム倍率が制御手段によって制御される。このとき、ズ
ームレンズの光軸方法の位置を制御手段によって制御す
るようにしてもよい。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、各々の撮影画像信号
に互いに異なるパラメータ値に従う信号処理を施すよう
にしたため、同じ被写体について画質の異なる複数の記
録画像を得ることができる。また、撮影画像信号をメモ
リに格納し、同じ撮影画像信号をメモリから繰り返し読
み出すようにしたため、手ぶれによって各々の記録画像
にずれが生じるのを防止することができる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10はズームレンズ12aおよびフォーカスレンズ
12bを含み、被写体の光学像は、これらのレンズ12
aおよび12bを通してインタレーススキャン方式のC
CDイメージャ14に照射される。CCDイメージャ1
4の受光面には図2に示すような補色フィルタ14aが
装着されており、各画素において生成される電荷量はY
e,Cy,GまたはMgの色の光強度を反映する。
【0012】電源が投入されると、システムコントロー
ラ40は対応する状態信号をCPU40に与える。する
と、CPU40は、TG18,信号処理回路28などを
含む信号処理ブロックならびにビデオエンコーダ30,
モニタ32などを含むエンコードブロックを起動する。
TG18は、CCDイメージャ14を間引き読み出し方
式で駆動し、これによって被写体像に対応する低解像度
の生画像信号(電荷)がCCDイメージャ14から所定
フレームレートで読み出される。読み出された各フレー
ムの生画像信号は、CDS/AGC回路20およびA/
D変換器22を通してメモリ制御回路24に与えられ、
メモリ制御回路24によってSDRAM26に書き込
む。SDRAM26には図3に示すように生画像エリア
26a形成されており、各フレームの生画像信号はこの
生画像エリア26aに書き込まれる。
【0013】信号処理回路28は、生画像エリア26a
に格納された生画像信号をメモリ制御回路24を通して
1フレーム毎に読み出し、読み出された生画像信号にR
GB変換,色分離,白バランス調整,γ補正,YUV変
換および輪郭補正の一連の処理を施す。そして、輪郭補
正が施された各フレームのYUV信号をメモリ制御回路
24を通して図3に示す表示用YUVエリア26bに書
き込む。
【0014】一方、ビデオエンコーダ30は、表示用Y
UVエリア26bに書き込まれた一連のフレームのYU
V信号をメモリ制御回路24を通して読み出し、読み出
されたYUV信号をコンポジット画像信号に変換する。
変換されたコンポジット画像信号はモニタ32に与えら
れ、これによって、被写体のリアルタイム動画像(スル
ー画像)が画面に表示される。
【0015】スルー画像が表示されているときにオペレ
ータがズームキー46を操作すると、対応する状態信号
がシステムコントローラ42からCPU40に与えられ
る。CPU40はドライバ16aを通してズームレンズ
12aを駆動し、これによってズームレンズ12aが光
軸方向に移動する。ズームレンズ12aがテレ側に移動
したときは望遠画像がモニタ32に表示され、ズームレ
ンズ12bがワイド側に移動したときは広角画像がモニ
タ32に表示される。
【0016】信号処理回路28は、具体的には図4に示
すように構成される。CCDイメージャ14には図2に
示す補色フィルタ14aが装着されているため、A/D
変換器22から出力される生画像信号は、各々の画素が
Ye,Cy,GおよびMgのいずれか1つの色成分を持
つ信号である。RGB変換回路28aは、このような生
画像信号にRGB変換を施し、各画素がR,GおよびB
のいずれか1つの色成分を持つRGB信号を生成する。
続く色分離回路22aでは、RGB変換回路28bから
出力されたRGB信号に色分離が施され、これによって
各画素がR,GおよびBの全ての色成分を持つRGB信
号を生成する。
【0017】生成されたRGB信号のうち、R信号はア
ンプ28cを介してγ補正回路28eに与えられ、G信
号はそのままγ補正回路22eに与えられ、B信号はア
ンプ28dを介してγ補正回路28eに与えられる。ア
ンプ28cではゲインαがR信号に付与され、アンプ2
8bではゲインβがB信号に付与され、これによって白
バランスが調整される。γ補正回路28eは白バランス
調整が施されたRGB信号にγ補正を施し、γ補正され
たRGB信号をYUV変換回路28fに与える。RGB
信号は、YUV変換回路28fにおいて4:2:2の比
率でYUV信号に変換される。変換されたYUV信号の
うち、U信号およびV信号はそのまま出力され、Y信号
は輪郭補正回路28gにおける輪郭補正を経て出力され
る。
【0018】輪郭補正回路28gから出力されたY信号
ならびにYUV変換回路28fから出力されたU信号お
よびV信号は、間引き回路28hにも与えられる。間引
き回路28hはCCDイメージャ14から高解像度の生
画像信号が出力されたときに能動化され、高解像度のY
UV信号に間引き処理を施す。これによって、モニタ3
2に表示するための低解像度YUV信号が生成される。
【0019】色分離回路22aから出力されたRGB信
号は、図1に示す色評価回路38にも入力される。色評
価回路38は、R信号,G信号およびB信号の各々を1
フレーム期間毎に積分し、色評価値Ir,IgおよびI
bを求める。CPU40は、各フレームで求められた色
評価値Ir,IgおよびIbを色評価回路38から取り
込み、取り込んだ色評価値Ir,IgおよびIbに基づ
いてアンプ28cおよび28dに設定するゲインαおよ
びβを制御する。これによってRGB信号の白バランス
が調整される。
【0020】モード切換スイッチ48によってブラケッ
ト撮影モードが選択され、かつシャッタボタン44が押
されると、対応する状態信号がシステムコントローラ4
2からCPU40に与えられる。CPU40はまず、露
光調整およびフォーカス調整を行なう。露光調整によっ
て所望の絞り量および所望の露光時間が絞りユニット
(図示せず)およびTG18に設定され、フォーカス調
整によってフォーカスレンズ12bの光軸方向の位置が
調整される。なお、フォーカスレンズ12bは、ドライ
バ16bによって駆動される。
【0021】露光調整およびフォーカス調整が完了する
と、TG18によって本露光および全画素読み出しが行
なわれ、CCDイメージャ14から高解像度の生画像信
号が出力される。読み出された生画像信号は、CDS/
AGC回路20およびA/D変換器22を経た後、メモ
リ制御回路24によって図3に示す生画像エリア26a
に書き込まれる。信号処理回路28は、メモリ制御回路
24を通して生画像エリア26aから生画像信号を読み
出し、読み出された生画像信号に上述の信号処理を施
す。一連の信号処理の過程で生成されたRGB信号は色
評価回路38に与えられ、色評価回路38は、与えられ
たRGB信号に基づいて色評価値Ir,IgおよびIb
を算出する。CPU40は、算出された色評価値Ir,
IgおよびIbに基づいて最適ゲインαsおよびβsを
求め、求められた最適ゲインαsおよびβsを図4に示
すアンプ28cおよび28dに設定する。
【0022】メモリ制御回路24は、信号処理回路28
からの要求に応答して高解像度の生画像信号を生画像エ
リア26aから繰り返し読み出す。一方、CPU40
は、1フレームの生画像信号に信号処理が施される毎
に、JPEGコーデック34に圧縮処理を命令し、かつ
アンプ28cおよび28dに設定するゲインαおよびβ
を最適ゲインαsおよびβsを基準に変更する。ゲイン
αおよびβは、具体的には図5に示す色温度曲線に沿っ
て変更される。信号処理回路28では画質が互いに異な
る複数フレームの高解像度YUV信号が生成され、各々
の高解像度YUV信号は図3に示す記録用YUVエリア
26cに書き込まれる。
【0023】JPEGコーデック34は、メモリ制御回
路24を通して記録用YUVエリア26cから各フレー
ムのYUV信号を読み出し、読み出されたYUV信号に
JPEG圧縮を施す。圧縮されたYUV信号(圧縮画像
信号)は、メモリ制御回路24を通して図3に示す圧縮
画像エリア26dに格納されていく。複数フレームの圧
縮画像信号が圧縮画像エリア26dに蓄積されると、C
PU40がこれらの圧縮画像信号をメモリ制御回路24
を通して読み出し、読み出した圧縮画像信号を着脱自在
の記録媒体36に記録する。全ての圧縮画像信号が記録
媒体36に記録された時点で、ブラケット撮影が完了す
る。
【0024】なお、図4に示す間引き回路28hはブラ
ケット撮影が行なわれる期間に能動化され、間引き回路
28hからは画質の異なる低解像度のYUV信号が1フ
レーム毎に出力される。各フレームの低解像度YUV信
号は図4に示す表示用YUVエリア26bに書き込ま
れ、その後ビデオエンコーダ30によって読み出され
る。この結果、モニタ32に表示される静止画像(フリ
ーズ画像)画質は、1フレーム期間毎に変化する。
【0025】CPU40は、ブラケット撮影モードが選
択された状態でシャッタボタン44が押されたとき、図
6に示すフロー図を処理する。
【0026】まずステップS1でカウンタ40aのカウ
ント値Nを“0”に設定し、続くステップS3およびS
5で露光調整(AE処理)およびフォーカス調整(AF
処理)を行なう。AE処理によって最適絞り量および最
適露光時間が絞りユニットおよびTG18に設定され、
AF処理によってフォーカスレンズ12bが合焦位置に
設定されると、ステップS7で本露光をTG18に命令
する。TG18は設定された最適露光時間にわたって本
露光を行ない、これによって生成された生画像信号をC
CDイメージャ14から全画素読み出し方式で読み出
す。読み出された高解像度の生画像信号は、CDS/A
GC回路20,A/D変換器22およびメモリ制御回路
24を経て図3に示す生画像エリア26aに書き込ま
れ、その後信号処理回路28によって読み出される。
【0027】ステップS11では、カウント値Nを判別
する。N=0のときは、ステップS11における所定時
間の待機の後にステップS13に進み、色評価回路38
から色評価値Ir,IgおよびIbを取り込む。本露光
に基づく生画像信号はメモリ制御回路24によってSD
RAM26から読み出され、図4に示すRGB変換回路
28aおよび色分離回路28bによってRGB変換およ
び色分離を施される。そして、色分離されたRGB信号
が、色評価回路38によって1フレーム期間にわたって
積分される。ただし、本露光の開始から積分処理の完了
までに時間がかかるため、この時間だけステップS11
で待機する。この結果、ステップS13で取り込まれる
色評価値Ir,IgおよびIbは、本露光によって得ら
れた生画像信号に基づく評価値となる。ステップS15
では、取り込まれた色評価値Ir,IgおよびIbに基
づいて最適ゲインαsおよびβsを算出する。
【0028】一方、N>0のときはステップS17に進
み、最適ゲインαsおよびβsを基準としてゲインαお
よびβを変更する。図5を参照して、N=1のときは最
適ゲインαsおよびβsに“0.9”および“1.1”
を掛け算し、N=2のときは最適ゲインαsおよびβs
に“0.8”および“1.2”を掛け算し、N=3のと
きは最適ゲインαsおよびβsに“1.1”および
“0.9”を掛け算し、そしてN=4のときは最適ゲイ
ンαsおよびβsに“1.2”および“0.9”を掛け
算する。これによって、ゲインαおよびβは色温度曲線
に沿って変更される。
【0029】ステップS19では、ステップS15で算
出された最適ゲインαsおよびβsあるいはステップS
17で変更されたゲインαおよびβを図4に示すアンプ
28cおよび28dに設定し、ゲイン設定が完了する
と、ステップS21で所定時間待機する。所定時間は、
ゲイン設定の後に生画像エリア26aから読み出された
生画像信号が信号処理回路28によって信号処理を施さ
れ、信号処理回路28から出力された高解像度YUV信
号および低解像度YUV信号が図3に示す記録用YUV
エリア26cおよび表示用YUVエリア26bに書き込
まれるまでの時間に相当する。所定時間が経過した時点
では、ステップS19で設定されたゲインα(αs)お
よびβ(βs)に従う画質を持つ高解像度YUV信号お
よび低解像度YUV信号がSDRAM26に確保され、
モニタ32には低解像度YUV信号に基づくフリーズ画
像が表示される。
【0030】ステップS23では、JPEGコーデック
34にJPEG圧縮を命令する。JPEGコーデック3
4は、高解像度YUV信号を記録用YUVエリア26c
から読み出し、読み出された高解像度YUV信号にJP
EG圧縮を施し、そして圧縮画像信号を図3に示す圧縮
画像エリア26dに書き込む。ステップS25ではカウ
ンタ40aをインクリメントし、続くステップS27で
はカウント値Nを最大値Nmax(=5)と比較する。
ここでN<Nmaxであれば、N=Nmaxとなるまで
ステップS17〜S25の処理を繰り返す。
【0031】ステップS17ではカウント値Nに応じた
ゲインαおよびβがアンプ28cおよび28dに設定さ
れ、信号処理回路28は互いに画質の異なる高解像度Y
UV信号および低解像度YUV信号を生成する。この結
果、モニタ32に表示されるフリーズ画像の画質は1フ
レーム毎に変化し、圧縮画像エリア26dには互いに異
なる画質を持つ圧縮画像信号が1フレーム期間毎に蓄積
されていく。
【0032】N=NmaxとなるとステップS27から
ステップS29に進み、記録処理を行なう。具体的に
は、圧縮画像エリア26dに蓄積された圧縮画像信号を
読み出し、読み出された各々の圧縮画像信号を記録媒体
36に記録する。5フレーム分の圧縮画像信号の記録が
完了すると、上階層のルーチンに復帰する。なお、記録
媒体36には圧縮画像信号毎に画像ファイルが作成さ
れ、各々の画像ファイルには色温度が高くなる順(また
は低くなる順)に識別番号が割り当てられる。
【0033】この実施例によれば、CCDイメージャ1
4によって被写体が撮影されると、撮影された被写体に
対応する生画像信号(撮影画像信号)がSDRAM26
に格納される。SDRAM26に格納された生画像信号
は、メモリ制御回路24によって繰り返し読み出され
る。信号処理回路28は、読み出された各々の生画像信
号に信号処理を施し、複数の高解像度YUV信号を生成
する。信号処理の過程では白バランス調整が行なわれ、
この白バランス調整のためのゲインαおよびβが生画像
信号毎に異なる。これによって、生成された各々の高解
像度YUV信号は互いに異なる画質を持つ。JPEGコ
ーデック34は、生成された高解像度YUV信号を個別
に圧縮して複数の圧縮画像信号を生成し、CPU40
は、生成された各々の圧縮画像信号を記録媒体36に記
録する。
【0034】このように、各々の生画像信号に互いに異
なるパラメータ値に従う信号処理を施すようにしたた
め、同じ被写体について画質の異なる複数の記録画像を
得ることができる。また、生画像信号をSDRAM26
に一旦格納し、同じ生画像信号をSDRAM26から繰
り返し読み出すようにしたため、手ぶれによって各々の
記録画像にずれが生じるのを防止することができる。な
お、手ぶれの問題はズームレンズ12aをテレ側に配置
して望遠画像を撮影するときほど顕著となるが、この実
施例では、撮影は1回でよいため、ズームレンズ12a
の位置に関係なく手ぶれの問題を解消することができ
る。
【0035】なお、上述の実施例では、プログレッシブ
スキャン方式のCCDイメージャを用いているが、これ
に代えてインタレーススキャン方式のCCDイメージャ
を用いるようにしてもよく、さらにはCCD型のイメー
ジセンサに代えてCMOS型のイメージセンサを用いて
もよい。
【0036】また、この実施例では、CCDイメージャ
の受光面に補色フィルタを装着するようにしているが、
これに代えて原色フィルタを装着するようにしてもよ
い。この場合、RGB変換回路は不要となる。
【0037】さらに、この実施例では、望遠画像または
広角画像を得るためにズームレンズによる光学ズームを
行なうようにしているが、光学ズームに代えてあるいは
光学ズームとともに、ディジタルズームを行なうように
してもよい。
【0038】さらにまた、この実施例では、互いに異な
る画質を持つ画像信号を生成するために白バランス調整
値(ゲインαまたはβ)を変更するようにしているが、
画質はγ補正値や輪郭補正値によっても変化し、さらに
彩度についてはYUV変換回路で調整することができ
る。このため、白バランス調整値の代わりにあるいは白
バランス調整値とともに、γ補正値,輪郭補正値および
彩度の少なくとも1つを変更するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】補色フィルタを示す図解図である。
【図3】SDRAMのマッピング状態を示すブロック図
である。
【図4】信号処理回路の構成を示すブロック図である。
【図5】U信号を横軸としV軸を縦軸とする平面と、こ
の平面上に存在する色温度曲線とを示す図解図である。
【図6】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
10…ディジタルカメラ 12a…ズームレンズ 12b…フォーカスレンズ 14…CCDイメージャ 26…SDRAM 28…信号処理回路 34…JPEGコーデック 38…色評価回路 40…CPU 42…システムコントローラ 46…ズームボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/907 H04N 101:00 5C066 5/91 1/40 D 5C077 9/64 1/46 A 5C079 // H04N 101:00 5/91 J Fターム(参考) 5B047 AB04 BA02 BA03 BB04 BC05 CA23 CB25 EA02 EA05 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CG02 CH11 CH18 5C022 AA13 AB55 AB66 AB68 AC69 5C052 GA02 GA06 GA07 GB06 GC01 GD09 GE04 5C053 FA08 GB36 KA04 5C066 AA01 BA13 CA17 DC06 EA13 EA14 EC01 EC05 GA03 GA08 KA12 KM02 KM11 5C077 LL18 MM03 MP01 MP08 NP05 PP15 PP32 PP37 PQ25 TT09 5C079 HB01 JA23 LA12 LA23 LB01 MA02 MA11 NA02 NA29 PA00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を撮影するイメージセンサ、 前記被写体に対応する撮影画像信号を格納するメモリ、 前記撮影画像信号を前記メモリから繰り返し読み出す読
    み出し手段、 前記読み出し手段によって読み出された各々の前記撮影
    画像信号に互いに異なるパラメータ値に従う信号処理を
    施す信号処理手段、および前記信号処理手段によって生
    成された複数の記録用画像信号を記録媒体に記録する記
    録手段を備える、ディジタルカメラ。
  2. 【請求項2】前記信号処理手段は前記撮影画像信号に白
    バランス調整を施し、 前記パラメータ値は前記白バランス調整の調整値であ
    り、 前記白バランス調整の最適調整値を算出する算出手段、
    および前記最適調整値を基準に前記調整値を変更する調
    整値変更手段をさらに備える、請求項1記載のディジタ
    ルカメラ。
  3. 【請求項3】前記調整値変更手段は色温度曲線に沿って
    前記調整値を変更する、請求項2記載のディジタルカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】撮影される前記被写体のズーム倍率を制御
    する制御手段をさらに備える、請求項1ないし3のいず
    れかに記載のディジタルカメラ。
  5. 【請求項5】前記被写体の光学像を前記イメージセンサ
    の受光面に照射するズームレンズをさらに備え、 前記制御手段は前記ズームレンズの光軸方向の位置を制
    御する、請求項4記載のディジタルカメラ。
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