JP2001218077A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001218077A
JP2001218077A JP2000026622A JP2000026622A JP2001218077A JP 2001218077 A JP2001218077 A JP 2001218077A JP 2000026622 A JP2000026622 A JP 2000026622A JP 2000026622 A JP2000026622 A JP 2000026622A JP 2001218077 A JP2001218077 A JP 2001218077A
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processing
data
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JP2000026622A
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Kenji Shiraishi
賢二 白石
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1回の入力データに対し、異なる条件で画像
処理を行うことにより、使用用途に合わせた画像再処理
や、撮影のやり直しを回避すること。 【解決手段】 入力された画像データに所定の画像補正
処理を行う画像処理装置において、画像データに対し、
複数の異なるパラメータのそれぞれで画像処理を行う画
像処理部18と、画像処理部18で処理された画像デー
タを蓄積するメモリカード16と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルスチルカ
メラなどの静止画デジタル撮像装置や画像入出力装置に
利用され、特に、一つの画像処理(補正)項目に対し複
数の条件で画像処理を実行する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルスチルカメラや銀塩カメ
ラでは、撮影を行う前に色合いやシャープネスなどの条
件を設定して撮影を行っている。また、デジタルスチル
カメラで撮像した撮像データをパーソナルコンピュータ
に入力し、コンピュータ上のPCアプリケーションを用
い撮像データに対する画像処理が行われている。また、
コンピュータを用いずにカメラのみで容易に画像合成を
行う技術が、特開平8−140025号公報の「デジタ
ルカメラ」に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示されるような従来のデジタルカメラにあっては、撮影
者が撮影前に期待する撮像条件を設定しているので、撮
影後のデータが意図する画像ではない場合が生じる。ま
た、特開平8−140025号公報では、露光量を変更
しながら撮影を行うオートブラケット機能を有している
が、一つの露光データに対し自動的にパラメータを変更
しながら記録する機能を有していないので、撮像データ
に対する意図する画像処理の結果が得られない。
【0004】たとえば、2値データとして記録した場
合、その後に多値データとして扱うことができなかった
り、多値で記録した画像を2値データとして扱うことが
できない場合、PCアプリケーションなどの画像処理装
置で画像処理を行う必要がある。また、圧縮率に関して
も、ディテールを確認した後、遠隔地で被写体像の概要
を確認するため通信でデータ転送する場合、異なる圧縮
率で2回撮影するか、パーソナルコンピュータ上で再圧
縮する必要があった。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、1回の入力データに対し、異なる条件で画像処理
を行うことにより、使用用途に合わせた画像再処理や、
撮影のやり直しを回避することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる画像処理装置にあっては、入力
された画像データに所定の画像補正処理を行う画像処理
装置において、前記画像データに対し、複数の異なるパ
ラメータのそれぞれで画像処理を行う画像処理手段と、
前記画像処理手段で処理された画像データを蓄積する画
像データ蓄積手段と、を備えたものである。
【0007】この発明によれば、画像処理手段に入力さ
れた画像データに対し、複数の異なる条件で画像処理す
ることにより、一つの画像データに対する異なる画像処
理結果が得られ、その中からユーザが意図する画像を選
択可能にさせる。
【0008】また、請求項2にかかる画像処理装置にあ
っては、前記画像処理手段は、色変換処理時に、異なる
色変換係数を用いてそれぞれ処理するものである。
【0009】この発明によれば、画像処理手段に入力さ
れた画像データに対し、色変換処理を行うときの変更条
件を複数の異なる色変換係数とすることにより、一つの
画像データに対する異なる色合いの画像処理結果を出力
する。
【0010】また、請求項3にかかる画像処理装置にあ
っては、前記画像処理手段は、エッジ強調処理時に、異
なるエッジ強調係数を用いてそれぞれ処理するものであ
る。
【0011】この発明によれば、画像処理手段に入力さ
れた画像データに対し、エッジ強調処理(アパーチャー
処理)を行うときの変更条件を複数の異なるエッジ強調
係数(アパーチャー係数)とすることにより、一つの画
像データに対する異なる出力輝度信号の画像処理結果を
出力する。
【0012】また、請求項4にかかる画像処理装置にあ
っては、前記画像処理手段は、ガンマ変換処理時に、異
なるガンマ変換係数を用いてそれぞれ処理するものであ
る。
【0013】この発明によれば、画像処理手段に入力さ
れた画像データに対し、ガンマ変換処理を行うときの変
更条件を複数の異なるガンマ変換係数とすることによ
り、一つの画像データに対する異なる階調性の画像処理
結果を出力する。
【0014】また、請求項5にかかる画像処理装置にあ
っては、前記画像処理手段は、色変換処理、エッジ強調
処理、ガンマ変換処理のうち少なくとも二つを組み合わ
せ、異なる複数のパラメータでそれぞれ処理するもので
ある。
【0015】この発明によれば、画像処理手段に入力さ
れた画像データに対し、色変換処理、エッジ強調処理、
ガンマ変換処理のうち少なくとも二つを組み合わせ、そ
れぞれ複数の異なる係数で処理することにより、一つの
画像データから異なる画像処理結果を適宜選択すること
が可能となる。
【0016】また、請求項6にかかる画像処理装置にあ
っては、前記画像処理手段は、2値化処理と多値化処理
とを選択的に行うものである。
【0017】この発明によれば、画像処理手段に入力さ
れた画像データの使用目的に応じて、2値化/多値化の
処理を選択的に行うことにより、ユーザの使用意図に対
応した画像処理が可能となる。
【0018】また、請求項7にかかる画像処理装置にあ
っては、さらに、前記画像処理手段で画像処理された画
像データを表示する表示手段と、前記表示手段に表示さ
れた画像データの選択を指示する指示手段と、を備え、
前記指示手段によって選択された画像データを前記画像
データ蓄積手段に蓄積するものである。
【0019】この発明によれば、一つの入力データを複
数の異なる条件で画像処理し、その結果を画像データ蓄
積手段に蓄積する際に、複数の画像処理結果を表示手段
に表示し、その表示結果からユーザが意図するものを選
択し、該選択された画像のみを画像データ蓄積手段に蓄
積することにより、使用メモリ容量を最小限に抑える。
【0020】また、請求項8にかかる画像処理装置にあ
っては、さらに、前記画像処理手段で画像処理された画
像データを圧縮する画像圧縮手段を備え、前記画像圧縮
手段は、前記画像データに対して異なる圧縮率でそれぞ
れ圧縮するものである。
【0021】この発明によれば、画像処理手段に入力さ
れた画像データに対し、圧縮率を異ならせて画像圧縮す
ることにより、たとえば低ビットレートの通信で画像を
転送する場合には高圧縮率の画像を選択し、被写体像の
概要のみが必要な場合には低圧縮率の画像を選択するこ
とにより、記録データの使用用途に応じたデータ選択が
可能になる。
【0022】また、請求項9にかかる画像処理装置にあ
っては、前記画像処理手段に対し、画像処理する際の各
係数の変更回数を設定するものである。
【0023】この発明によれば、画像処理する際の各係
数の変更回数を設定できるようにすることにより、各画
像処理における処理結果の数を適宜変更することが可能
となる。
【0024】また、請求項10にかかる画像処理装置に
あっては、前記画像処理手段に対し、画像処理する際に
おける各係数の変更度合いを設定するものである。
【0025】この発明によれば、画像処理する際におけ
る各係数の変更度合い(段階)を設定できるようにする
ことにより、各画像処理における処理結果のレベルを適
宜変更することが可能となる。
【0026】また、請求項11にかかる画像処理装置に
あっては、前記画像処理手段は、前記画像データ蓄積手
段に蓄積されている処理後の画像データを読み出し、該
画像データに対しあらかじめ指定された画像処理を実行
するものである。
【0027】この発明によれば、撮影済みの画像データ
を再度異なる画像処理で出力したい場合、画像データ蓄
積手段に蓄積されている処理後の画像データを読み出
し、該画像データを画像処理手段に入力することによ
り、コンピュータなど他の画像処理装置を用いずに、所
望の画像処理が実現する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる画像処理装
置の好適な実施の形態について添付図面を参照して詳細
に説明する。なお、本発明はこの実施の形態に限定され
るものではない。
【0029】まず、本発明にかかる画像処理装置が適用
される装置としてデジタルスチルカメラを例にとって説
明する。図1は、本発明の実施の形態にかかるデジタル
スチルカメラのシステム構成を示すブロック図である。
このデジタルスチルカメラ10は、このカメラ全体を統
括的に制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコン
という)11を備えている。マイコン11には、後述す
るように、入力装置12と、フレームメモリ13と、画
像処理装置14と、バッファメモリ15と、メモリカー
ド16と、キー操作部17と、が接続されている。
【0030】入力装置12は、何れも不図示であるが、
レンズユニット、CCD(charge couple
d device:電荷結合素子)、CCDを駆動する
タイミングSG(制御信号発生器)、CCD出力電気信
号(アナログ画像データ)をデジタルデータに変換する
A/D変換器から構成されている。さらに、CCDは、
たとえば、インターレース方式で、メカシャッターと併
用することにより全画素読み出しが可能なタイプを用
い、総画素数230画素(水平1901画素、垂直12
12画素)、有効画素数は216万画素(水平1800
画素、垂直1200画素)のものを採用する。
【0031】フレームメモリ13は、少なくとも撮像画
像の1画面以上の画像データを蓄積することができる画
像メモリであり、たとえば、VRAM,SRAM,DR
AM,あるいはSDRAM(シンクロナスDRAM)な
どの一般に用いられているメモリを用いる。バッファメ
モリ15は、画像処理装置14で処理された撮像データ
を格納するためものである。
【0032】画像処理装置14は、後述するように、画
像処理部18と、表示制御部19と、データ圧縮部20
と、を備えている。さらに、画像処理装置14には、パ
ラメータ格納部21と、表示装置22と、が接続されて
いる。
【0033】マイコン11は、一般的に知られているマ
イクロコンピュータシステムが採用され、何れも不図示
であるが、制御プログラムに基づいて所定の制御(撮
像、記録、再生など)を実行するCPU、制御プログラ
ムが格納されているROM、ワーキングメモリ(作業領
域)として使用されるRAMなどによって構成されてい
る。メモリカード16は、バッファメモリ15に格納さ
れたデータを圧縮し、その圧縮データを格納(蓄積)し
ておくためのものである。この他に、たとえば8MB程
度の内部メモリあるいはスマートメディア(切手大の薄
い小型メモリ)などに記録する構成であってもよい。
【0034】表示装置22は、液晶ディスプレイにより
撮像データを表示するものである。表示制御部19は、
画像処理装置14で所定の画像処理がなされた撮像デー
タを表示制御し、その撮像データを表示装置22に送出
する機能を有する。画像処理部18は、マイコン11の
指示に基づいてパラメータ格納部21に格納されている
画像処理パラメータを選択し、そのパラメータに従った
画像処理を実行するものである。
【0035】パラメータ格納部21には、たとえば、図
3に示すように、色変換係数、エッジ強調係数(ア
パーチャー係数)、ガンマ変換係数、上記三つのう
ちの少なくとも二つの組み合わせ、2値化処理+多値
化処理、圧縮率、係数変更回数、係数変更回数の
度合い、といった処理に対し、それぞれ複数の条件(パ
ラメータ)で処理できるような異なる係数があらかじめ
格納されている。なお、このパラメータ格納部21に格
納する内容(データ)を、マイコン11のROMによっ
て代用する構成であってもよい。
【0036】すなわち、後述するように、たとえば、
の色変換係数を選択すると、色変換係数の値を少なくと
も二つ変えて状態で画像処理し、その結果を表示出力
し、ユーザの好みによって何れかを選択させ、さらにそ
の選択された画像データを圧縮し保存する。同様に、他
のパラメータ〜についてのその処理項目を選択する
ことにより異なる値(条件)での画像処理が行われる。
【0037】なお、エッジ強調係数(アパーチャー係
数)は、アパーチャー補正と呼ばれるエッジ強調を行う
際に用いられる係数である。たとえば、4水平ライン分
の遅延戦を持ち、垂直方向に5ライン処理を行うことが
できる。5ライン処理により、水平・垂直ともに中域周
波数・高域周波数のアパーチャー補正が実現し、出力輝
度信号の周波数特性の最適化が可能である。ガンマ変換
係数は、ガンマ(γ)変換時に用いられ、この補正によ
って階調性が補正される。
【0038】データ圧縮部20は、画像圧縮の符号化方
法として、JPEG(JointPhotograph
ic Experts Group)方式を採用する。
この符号化アルゴリズムにはADCT(適応離散コサイ
ン)を用い、最初に解像度の低い画像を符号化し、次第
に解像度が高くなるような階層符号化も取り入れられ
る。キー操作部17は、撮像装置の動作指示を行うため
のものであり、撮影を指示するレリーズキー、およびそ
の他の各種設定を外部から行うためのボタンなどを備え
ている。
【0039】つぎに、以上のように構成されたデジタル
スチルカメラの動作について説明する。入力装置12か
ら入力されたデジタルデータは、フレームメモリ13に
一時保管される。画像処理部18は、マイコン11から
指示された画像処理パラメータに基づいて、フレームメ
モリ13に一時保管されたデータを処理し、バッファメ
モリ15に出力する。表示制御部19は、バッファメモ
リ15に書き込まれたデータを表示装置22に送り、撮
像画像の表示を行う。データ圧縮部20は、バッファメ
モリ15に書き込まれたデータをJPEG方式で符号化
し、その圧縮結果をメモリカード16に蓄積する。
【0040】マイコン11のCPUは、ROMに格納さ
れている制御プログラムに従ってRAMを作業領域とし
て使用しながら、キー操作部17からの指示、あるいは
リモコン(不図示)などの外部動作指示、あるいはパー
ソナルコンピュータなどの外部端末からの通信による通
信動作指示に従い、デジタルスチルカメラ10の全動作
を制御する。具体的には、マイコン11は、撮像動作制
御、画像処理装置14における画像処理パラメータの設
定、メモリコントロール、表示制御などを行う。
【0041】ここで、上記デジタルスチルカメラ10に
よる一連の撮像動作について上述と重複する部分を含め
説明する。図2は、本発明の実施の形態にかかるデジタ
ルスチルカメラ10の動作例を示すフローチャートであ
る。撮像が開始されると、まず、入力装置12から撮像
データ(デジタルデータ)を入力する(ステップS1
1)。具体的には、画像の取り込みは、ズームレンズを
通して結像した被写体像を230万画素のCCDで光電
変換し、その電気信号をA/D変換器を経てデジタルの
画像信号を後段に出力する。画像処理装置14はマイコ
ン11から信号に基づいてパラメータ格納部21に格納
されている画像処理パラメータ(図3参照)を選択する
(ステップS12)。
【0042】続いて、上記ステップS12で選択した画
像処理パラメータ(複数の条件設定)に従って画像処理
を行い(ステップS13)、その処理したデータをバッ
ファメモリ15に出力する(ステップS14)。その
後、バッファメモリ15内のデータを表示装置22に送
出し(ステップS15)、撮像画像を表示装置22に表
示する(ステップS16)。さらに、データ圧縮部20
により、JPEG方式により上記バッファメモリ15に
格納したデータを圧縮し(ステップS17)、メモリカ
ード16に蓄積する(ステップS18)。
【0043】画像処理部18は、フレームメモリ13か
ら読み出された画像データに対し、オートホワイトバラ
ンス処理で色信号の調整を行い、アパチャー補正と呼ば
れるエッジ強調を行う。その後、ガンマ補正により、階
調処理を行う。明るさの情報である輝度信号Yと色の情
報である色差信号Cr,Cbのデータに変換されて画像
領域に出力される。これらのY,Cr,Cbデータは、
画像処理部18に再度転送され、JPEG圧縮処理が行
われる。
【0044】この実施の形態では、特に、上述した画像
処理は、同一の処理に対し、マイコン11の指示により
複数の条件で画像処理され、その画像処理結果が表示装
置20に出力され、キー操作部17で選択された画像の
みがデータ圧縮部20によって圧縮される。
【0045】JPEG圧縮処理は、たとえば、内部24
MHzで動作することにより、179×1200の画像
データを約30秒で圧縮・伸長することができる。圧縮
された画像データは、表示制御部19により所定の圧縮
画像データ領域に書き込まれる。この場合、たとえば、
約2MBの圧縮画像データ領域として使うことにより、
ノーマルモード画像(1792×1200)を5枚分記
録することができる。すなわち、圧縮画像データはバッ
ファメモリ15のデータ領域から読み出され、マイコン
11の制御により、メモリカード16などにDMA転送
により記録される。
【0046】ここで、色変換係数として、ホワイトバラ
ンスのゲインを変更しながら画像処理を行う例について
説明する。まず、AWB(オートホワイトバランス)制
御の基本動作を説明する。先に述べたように、レンズを
介した被写体像は、CCDに入射し、CCDは被写体像
を電気信号(デジタル画像データ)に変換し、R,G,
Bのアナログ画像データを出力する。上記アナログ画像
データはA/D変換器によってR,G,Bのデジタル画
像データに変換される。該変換されたデジタル画像デー
タはフレームに保管される。
【0047】マイコン11は、上記デジタル画像データ
の特定部分、あるいは全体のR,G,Bの値を読み出
し、適正なホワイトバランスになるようなホワイトバラ
ンスのゲインGr0とGb0を算出する。画像処理部1
8では、R,G,Bデータを輝度と色差のY,Cb,C
rデータに変換してバッファメモリ15に出力する。こ
の画像変換をする際に、マイコン11から画像処理装置
14に対し、ホワイトバランスゲインGr0,Gb0を
設定する。
【0048】バッファメモリ15に蓄積されたデータ
は、画像処理装置14内のデータ圧縮部20に読み込ま
れ、JPEG圧縮される。該圧縮されたデータはメモリ
カード16などの外部記録装置、あるいは内部メモリな
どに記録される。
【0049】この実施の形態では、さらに色合いが青く
なるようなゲインGr1とGb1(Gr1<Gr0、G
b1>Gb0)、赤くなるようなゲインGr2とGb2
(Gr2<Gr0、Gb2>Gb0)を算出する。そし
て、ゲインGr0、Gb0を設定した画像処理に続い
て、ゲインGr1、Gb1による画像処理、およびゲイ
ンGr2、Gb2による画像処理を行う。
【0050】表示装置22には、画像処理装置14にお
いて、複数の条件で処理された画像の全数あるいは一部
を並べて表示する。また、キー操作部17から、表示さ
れた画像に対してメモリカード16への記録が必要かの
選択を行うようにする。ここで選択された画像は、デー
タ圧縮部20に送られ圧縮された後に、メモリカード1
6に記録される。また、上述した、色合いの条件を変え
て画像処理を行う他に、図3に示す他の画像処理項目に
ついてもそれぞれ異なる条件での画像処理を選択的に行
うことができる。たとえば、入力データを、2値として
処理する2値化処理と、画像データとして多値処理を行
う多値化処理の二つの方法で画像処理を行うことによ
り、記録データの使用用途に応じたデータの選択が可能
になる。
【0051】すなわち、2値化処理による画像処理は、
たとえば、被写体像が文字画像であればOCR処理装置
に直接入力することができるし、ファクシミリ機能があ
れば直接ファクシミリ送信を行うことができ、他方、多
値による処理結果は、写真画像として扱うことができ
る。また、記録(蓄積)する画像の圧縮率を変更して複
数の記録画像とすることにより、記録データの使用用途
に応じたデータの選択も可能となる。たとえば、高圧縮
率の画像のみを使用することにより、低ビットレートの
通信で画像を転送することにより、転送時間の短縮化が
図られる。
【0052】また、撮影結果のディテールを確認した後
は、撮影した被写体像の概要だけ確認可能なデータを蓄
積したい場合には、低圧縮率の画像でディテールを確認
し、低圧縮率の画像のみを記録することにより、記録部
の必要容量を削減することができる。また、画像処理を
行う際に、係数変更回数および係数変更の度合い(段
階)を設定可能とすることにより、同一の入力結果から
複数の処理結果を得ることができると共に、係数の変更
回数やその度合い(段階)の設定によって、的確な画像
処理結果が得られる。
【0053】さて、上述した画像処理は、一つの画像処
理に対し複数のパラメータのそれぞれで画像処理を行
い、その処理済みのデータを記録する記録装置(本例で
は、メモリカード16)が必要なる。そこで、この実施
の形態では、処理結果を表示装置22に表示し、ユーザ
が必要な画像をキー操作部17を介して選択しその画像
データのみをメモリカード16に記録することにより、
メモリ容量を削減する。また、一度、画像処理を完了
し、メモリカード16に記録(蓄積)された処理済みの
データを、再度、画像処理装置14に入力して処理する
ことにより、撮影済みの画像に対してコンピュータなど
の画像処理装置を用いずに、カメラのみで使用者の意図
する画像を取得することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる画
像処理装置(請求項1)によれば、画像処理手段に入力
された画像データに対し、複数の異なる条件で画像処理
することにより、一つの画像データに対する異なる画像
処理結果が得られ、その中からユーザが意図する画像を
選択可能にさせるため、使用用途に合わせた画像再処理
や、撮影のやり直しを回避することができる。
【0055】また、本発明にかかる画像処理装置(請求
項2)によれば、画像処理手段に入力された画像データ
に対し、色変換処理を行うときの変更条件を複数の異な
る色変換係数とすることにより、一つの画像データに対
する異なる色合いの画像処理結果を出力するため、使用
者の好みに合った色補正後の画像が得られる。
【0056】また、本発明にかかる画像処理装置(請求
項3)によれば、画像処理手段に入力された画像データ
に対し、ガンマ変換処理を行うときの変更条件を複数の
異なるガンマ変換係数とすることにより、一つの画像デ
ータに対する異なる階調性の画像処理結果を出力するた
め、使用者が所望する階調画像を提供することができ
る。
【0057】また、本発明にかかる画像処理装置(請求
項4)によれば、画像処理手段に入力された画像データ
に対し、エッジ強調処理(アパーチャー処理)を行うと
きの変更条件を複数の異なるエッジ強調係数(アパーチ
ャー係数)とすることにより、一つの画像データに対す
る異なる出力輝度信号の画像処理結果を出力するため、
エッジ強調(アパーチャー補正)処理における複数の処
理結果を使用者に提供することができる。
【0058】また、本発明にかかる画像処理装置(請求
項5)によれば、画像処理手段に入力された画像データ
に対し、色変換処理、エッジ強調処理、ガンマ変換処理
のうち少なくとも二つを組み合わせ、それぞれ複数の異
なる係数で処理することにより、一つの画像データから
異なる画像処理結果を適宜選択することが可能となるた
め、使用者が所望する画像品質に合わせた画像処理結果
を提供することができる。
【0059】また、本発明にかかる画像処理装置(請求
項6)によれば、画像処理手段に入力された画像データ
の使用目的に応じて、2値化/多値化の処理を選択的に
行うことにより、ユーザの使用意図に対応した画像処理
が可能となるため、文字画像であれば2値画像として記
録し、その後の処理、たとえばOCR処理やファクシミ
リ送信が2値画像で直接行うことができ、他方、被写体
が写真画像である場合には写真画像として取り扱うこと
ができる。
【0060】また、本発明にかかる画像処理装置(請求
項7)によれば、一つの入力データを複数の異なる条件
で画像処理し、その結果を画像データ蓄積手段に蓄積す
る際に、複数の画像処理結果を表示手段に表示し、その
表示結果からユーザが意図するものを選択し、該選択さ
れた画像のみを画像データ蓄積手段に蓄積するため、使
用者が必要とするデータのみが蓄積され、その使用する
メモリ容量を最小限に抑えることができる。
【0061】また、本発明にかかる画像処理装置(請求
項8)によれば、画像処理手段に入力された画像データ
に対し、圧縮率を異ならせて画像圧縮するため、たとえ
ば低ビットレートの通信で画像を転送する場合には高圧
縮率の画像を選択し、被写体像の概要のみが必要な場合
は、低圧縮率の画像でディテールを確認し低圧縮率の画
像のみを残すことにより、その使用するメモリ容量を最
小限に抑えることができる。
【0062】また、本発明にかかる画像処理装置(請求
項9)によれば、画像処理する際に、色補正処理やエッ
ジ強調処理といった一連の画質向上処理における処理結
果の数を適宜変更するため、その処理に適した係数変更
回数を設定することができる。
【0063】また、本発明にかかる画像処理装置(請求
項10)によれば、画像処理する際における各係数の変
更度合い(段階)を設定できるようにすることにより、
各画像処理における処理結果のレベルを適宜変更するこ
とが可能となるため、処理レベルごとの結果を使用者が
確認することができる。
【0064】また、本発明にかかる画像処理装置(請求
項11)によれば、撮影済みの画像データを再度異なる
画像処理で出力したい場合、画像データ蓄積手段に蓄積
されている処理後の画像データを読み出し、該画像デー
タを画像処理手段に入力するため、その都度、コンピュ
ータなど他の画像処理装置を用いなくても、本画像処理
装置が搭載される装置、たとえばデジタルスチルカメラ
のみで所望の画像処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるデジタルスチルカ
メラのシステム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかるデジタルスチルカ
メラの動作例を示すフローチャートである。
【図3】図1に示したパラメータ格納部に格納されてい
る画像処理パラメータ例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 デジタルスチルカメラ 11 マイコン 12 入力装置 13 フレームメモリ 14 画像処理装置 15 バッファメモリ 16 メモリカード 17 キー操作部 18 画像処理部 19 表示制御部 20 データ圧縮部 21 パラメータ格納部 22 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/68 H04N 1/40 101Z 5C079 // H04N 5/243 103Z 1/46 Z Fターム(参考) 5B057 AA20 BA11 BA26 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CE03 CE11 CE12 CE16 CG05 CH12 CH18 5C021 PA42 PA79 PA85 RA02 SA22 XA34 XB03 YC06 YC07 YC08 ZA02 5C022 AA13 AB00 AC03 AC42 AC52 5C066 AA01 AA11 BA01 BA17 CA03 CA17 CA25 EA11 EA15 EC02 EC05 EE04 GA01 GA08 GA27 GA31 GB01 HA02 KA12 KC11 KE03 KE04 KE09 KE17 KE19 KL02 KL13 KM13 LA02 5C077 LL16 MM30 MP08 PP03 PP15 PP32 PP34 PP47 PQ08 PQ22 RR02 RR21 SS01 TT09 5C079 HB01 HB04 JA23 LA12 LA15 LA23 LA26 LA31 LA34 LB11 MA02 NA27 PA00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データに所定の画像補正
    処理を行う画像処理装置において、 前記画像データに対し、複数の異なるパラメータのそれ
    ぞれで画像処理を行う画像処理手段と、 前記画像処理手段で処理された画像データを蓄積する画
    像データ蓄積手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理手段は、色変換処理時に、
    異なる色変換係数を用いてそれぞれ処理することを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段は、エッジ強調処理時
    に、異なるエッジ強調係数を用いてそれぞれ処理するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段は、ガンマ変換処理時
    に、異なるガンマ変換係数を用いてそれぞれ処理するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像処理手段は、色変換処理、エッ
    ジ強調処理、ガンマ変換処理のうち少なくとも二つを組
    み合わせ、異なる複数のパラメータでそれぞれ処理する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理手段は、2値化処理と多値
    化処理とを選択的に行うことを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 さらに、 前記画像処理手段で画像処理された画像データを表示す
    る表示手段と、 前記表示手段に表示された画像データの選択を指示する
    指示手段と、 を備え、 前記指示手段によって選択された画像データを前記画像
    データ蓄積手段に蓄積することを特徴とする請求項1〜
    6のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 さらに、前記画像処理手段で画像処理さ
    れた画像データを圧縮する画像圧縮手段を備え、 前記画像圧縮手段は、前記画像データに対して異なる圧
    縮率でそれぞれ圧縮することを特徴とする請求項1〜7
    のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記画像処理手段に対し、画像処理する
    際の各係数の変更回数を設定することを特徴とする請求
    項1〜8のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記画像処理手段に対し、画像処理す
    る際における各係数の変更度合いを設定することを特徴
    とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記画像処理手段は、前記画像データ
    蓄積手段に蓄積されている処理後の画像データを読み出
    し、該画像データに対しあらかじめ指定された画像処理
    を実行することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一
    つに記載の画像処理装置。
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