JP2002232576A - 通信制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

通信制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2002232576A
JP2002232576A JP2001021081A JP2001021081A JP2002232576A JP 2002232576 A JP2002232576 A JP 2002232576A JP 2001021081 A JP2001021081 A JP 2001021081A JP 2001021081 A JP2001021081 A JP 2001021081A JP 2002232576 A JP2002232576 A JP 2002232576A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のユーザが同時に発言した場合であって
も、容易に聞き取ることができるようにする。 【解決手段】 通話機器1A乃至1Dから送信され、受信
部21で受信された音声情報は、音声情報記録部23に
記録される。優先順位設定部24は、それぞれの音声情
報の出力時間(発生期間)を確認し、複数の音声情報
に、時間的に重複する部分があると判定した場合、通話
機器1A乃至1Dのスピーカ3A乃至3Dにそれぞれの音声
情報(ユーザの発言)が出力される優先順位を、それぞ
れの音声情報毎に設定する。出力音声情報生成部26
は、優先順位設定部24により設定された優先順位に基
づいて、第1の音声情報の出力が終了したタイミング
で、第2の音声情報の出力がスピーカ3A乃至3Dにおい
て開始されるべく、出力音声情報(それぞれの音声情報
(発言)の出力のタイミングがずれた情報)を生成し、
送信部27から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信制御装置およ
び方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、テ
レビ会議システムにおいて、複数の発言が重複した場合
であっても、それぞれの発言を容易に聞き取ることがで
き、快適なコミュニケーションを図ることができるよう
にした通信制御装置および方法、記録媒体、並びにプロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信技術の発達に伴い、それぞれ
が遠隔地にいる3人以上のユーザが同時に会話すること
ができる通話システムが提案されている。例えば、この
ような通話システムを利用して、テレビ会議を行うこと
が可能となる。
【0003】本出願人は、テレビ会議において、複数の
ユーザの発言のタイミングが重なった場合に、それぞれ
の発言を聞き易くするため、所定のユーザと他のユーザ
との会話時間を記憶し、その記憶情報に基づいて、それ
ぞれの音声の出力に対して重み付けをし、音量を制御す
ることにより、主たる音声以外の音声を抑制することを
特開2000-49948号公報に、先に開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この先
に提案した通話システムにおいては、各ユーザとの過去
の会話時間に基づいて、各ユーザに対する他のユーザの
発音の出力音量が制御されるため、頻繁に会話をしてい
なかった他のユーザからの音声が抑制されることにな
る。したがって、頻繁に会話をしていなかった他のユー
ザが突然、重要な発言をした場合に、その発言を聞き逃
すおそれがあった。また、主たる発言以外の従たる発言
の音量が抑制されるものの、それらの発言は、常時、出
力されているため、現在会話しているユーザとの会話に
集中できないという課題もあった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、複数のユーザが同時に発言した場合に、時
間的にずらして出力することにより、3人以上が同時に
会話する場合であっても、快適なコミュニケーションを
図ることができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の通信制御装置
は、複数の通信装置から送信される通話情報を受信する
通話情報受信手段と、通話情報受信手段により受信され
た通話情報を記録する通話情報記録手段と、通話情報記
録手段により記録された通話情報のうち、第1の通話情
報と第2の通話情報の発生期間に、時間的に重複する部
分が存在する場合、第1の通話情報と第2の通話情報を
出力するタイミングの優先順位を設定する優先順位設定
手段と、優先順位設定手段により設定された優先順位に
基づいて、第1の通話情報と第2の通話情報を時間的に
ずらして出力する通話情報出力手段とを備えることを特
徴とする。
【0007】通話情報出力手段は、優先順位設定手段に
より設定された優先順位に基づいて、発生期間のうちの
開始のタイミングが早い第1の通話情報の出力が終了し
たとき、発生期間のうちの開始のタイミングが、第1の
通話情報より遅い第2の通話情報の出力を開始するよう
にすることができる。
【0008】優先順位設定手段は、第1の通話情報と第
2の通話情報の出力履歴に基づいて、優先順位を設定す
るようにすることができる。
【0009】優先順位設定手段は、出力履歴に基づい
て、過去の通話情報の出力回数が少ない通信装置からの
通話情報に、より高い優先順位を設定するようにするこ
とができる。
【0010】優先順位設定手段は、出力履歴に基づい
て、過去の通話情報の合計の出力時間が短い通信装置か
らの通話情報に、より高い優先順位を設定するようにす
ることができる。
【0011】優先順位設定手段は、出力履歴に基づい
て、過去の通話情報の音量に較べ、より大きな音量の通
話情報に、より高い優先順位を設定するようにすること
ができる。
【0012】本発明の通信制御装置の通信制御方法は、
複数の通信装置から送信される通話情報を受信する通話
情報受信ステップと、通話情報受信ステップの処理によ
り受信された通話情報を記録する通話情報記録ステップ
と、通話情報記録ステップの処理により記録された通話
情報のうち、第1の通話情報と第2の通話情報の発生期
間に、時間的に重複する部分が存在する場合、第1の通
話情報と第2の通話情報を出力するタイミングの優先順
位を設定する優先順位設定ステップと、優先順位設定ス
テップの処理により設定された優先順位に基づいて、第
1の通話情報と第2の通話情報を時間的にずらして出力
する通話情報出力ステップとを含むことを特徴とする。
【0013】本発明の記録媒体のプログラムは、複数の
通信装置から送信される通話情報を受信する通話情報受
信ステップと、通話情報受信ステップの処理により受信
された通話情報を記録する通話情報記録ステップと、通
話情報記録ステップの処理により記録された通話情報の
うち、第1の通話情報と第2の通話情報の発生期間に、
時間的に重複する部分が存在する場合、第1の通話情報
と第2の通話情報を出力するタイミングの優先順位を設
定する優先順位設定ステップと、優先順位設定ステップ
の処理により設定された優先順位に基づいて、第1の通
話情報と第2の通話情報を時間的にずらして出力する通
話情報出力ステップとを含むことを特徴とする。
【0014】本発明のプログラムは、コンピュータに、
複数の通信装置から送信される通話情報を受信する通話
情報受信ステップと、通話情報受信ステップの処理によ
り受信された通話情報を記録する通話情報記録ステップ
と、通話情報記録ステップの処理により記録された通話
情報のうち、第1の通話情報と第2の通話情報の発生期
間に、時間的に重複する部分が存在する場合、第1の通
話情報と第2の通話情報を出力するタイミングの優先順
位を設定する優先順位設定ステップと、優先順位設定ス
テップの処理により設定された優先順位に基づいて、第
1の通話情報と第2の通話情報を時間的にずらして出力
する通話情報出力ステップとを実行させることを特徴と
する。
【0015】本発明の通信制御装置および方法、記録媒
体、並びにプログラムにおいては、複数の通信装置から
送信される通話情報が受信され、受信された通話情報が
記録される。そして、記録された通話情報のうち、第1
の通話情報と第2の通話情報の発生期間に、時間的に重
複する部分が存在する場合、第1の通話情報と第2の通
話情報を出力するタイミングの優先順位が設定され、設
定された優先順位に基づいて、第1の通話情報と第2の
通話情報が時間的にずらして出力される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した通話シ
ステムの概念を説明する図である。なお、それぞれの装
置の詳細な構成については、図2のブロック図を参照し
て後述する。
【0017】図1に示すように、この通話システムにお
いては、ユーザA乃至Dが、それぞれに用意されている通
話機器1A乃至1D(以下、通話機器1A乃至1Dのそれぞ
れを個々に区別する必要がない場合、まとめて通話機器
1と称する。他の装置についても同様とする)を利用し
て、公衆回線網などよりなるネットワーク5を介して同
時に通話をすることができ、例えば、遠隔地のユーザが
電話会議などを行うことができる。なお、通話機器1A
は、音声処理装置2A、スピーカ3A、およびマイクロフ
ォン4Aから構成されている。通話機器1B乃至1Dも同
様に、それぞれ、音声処理装置2B乃至2D、スピーカ3
B乃至3D、およびマイクロフォン4B乃至4Dから構成さ
れている。
【0018】また、ネットワーク5には、ユーザA乃至D
から発言され、通話機器1からネットワーク5上に出力
された音声情報を、各通話機器1に配布する通話制御サ
ーバ6が接続されている。
【0019】通話制御サーバ6は、例えば、通話機器1
Aを介してネットワーク5上に出力されたユーザAの音声
情報の発生期間(発言期間)と、通話機器1Bを介して
ネットワーク5上に出力されたユーザBの音声情報の発
生期間に、時間的に重複している部分がある場合、それ
ぞれの音声情報が各通話機器1に出力されるタイミング
の優先順位を設定し、優先順位に基づいて、それぞれの
音声情報の出力のタイミングを制御する。
【0020】通話制御サーバ6は、例えば、ユーザAか
ら発言された音声情報の優先順位を1位と、ユーザBか
ら発言された音声情報の優先順位を2位と、それぞれ設
定した場合、始めに、ユーザAの発言(音声情報)を各
通話機器1に出力し、ユーザAの発言の出力が終了した
とき、ユーザBの発言を各通話機器1に出力する。すな
わち、通話制御サーバ6には、内部に音声情報の記憶部
(音声情報記録部23(図2参照))が設けられてお
り、それぞれの音声情報が重複することなく、時間的に
ずれて出力されるため、複数のユーザが同時に発言をし
た場合であっても、1人のユーザの発言が他のユーザの
発言により聞こえ難くなるといったことが抑制でき、各
ユーザの全ての発言を容易に聞き取ることができる。
【0021】図2は、図1の通話システムを構成する装
置の詳細な構成例を示すブロック図である。
【0022】通話機器1Aは、上述したように、音声処
理装置2A、スピーカ3A、およびマイクロフォン4Aか
ら構成されている。そして、音声処理装置2Aはさら
に、内部に音声情報処理部11A、送信部12A、および
受信部13Aを有している。
【0023】音声情報処理部11Aは、マイクロフォン
4Aから入力されてきたユーザAの音声信号に、増幅、お
よびアナログディジタル変換処理などを施し、ユーザA
の音声情報Aを生成する。また、音声情報処理部11A
は、ネットワーク5のデータ伝送フォーマットに応じ
て、音声情報Aに所定の処理を施し、それを送信部12A
に供給する。
【0024】また、音声情報処理部11Aは、受信部1
3Aにおいて受信され、供給されてきた音声情報(通話
制御サーバ6により生成される出力音声情報)からなる
信号に対して、増幅、およびディジタルアナログ変換処
理などを施し、スピーカ3Aに出力する。
【0025】送信部12Aは、音声情報処理部11Aから
供給されてきた音声情報Aをネットワーク5を介して通
話制御サーバ6に送信する。
【0026】受信部13Aは、ネットワーク5を介して
通話制御サーバ6から送信されてき音声情報からなる信
号を受信し、音声情報処理部11Aに供給する。
【0027】ユーザB乃至Dにそれぞれ設けられている通
話機器1B乃至1Dの音声処理装置2B乃至2Dは、通話機
器1Aの音声処理装置2Aと同様に、音声情報処理部11
B乃至11D、送信部12B乃至12D,並びに受信部13
B乃至13Dをそれぞれ有している。
【0028】通話制御サーバ6の受信部21は、各通話
機器1の送信部12から送信されてきた音声情報A乃至D
(ユーザA乃至Dの発言)からなる信号(情報の送信先と
して通話制御サーバ6を指定する情報が含まれている信
号)を受信し、音声情報処理部22に供給する。受信部
21において受信される信号には、通話機器1A乃至1D
のうち、いずれの通話機器から送信されたものであるの
かを示すアドレス情報も含められている。
【0029】音声情報処理部22は、受信部21から供
給されてきた信号に対して、復調処理、アナログディジ
タル変換処理などを施して、ユーザA乃至Dのそれぞれの
音声情報A乃至Dを取得し、音声情報記録部23に供給す
る。
【0030】音声情報記録部23は、例えば、ハードデ
ィスクなどの記録媒体、およびそのドライブから構成さ
れ、優先順位設定部24からの指示に基づいて、音声情
報処理部22から供給されてきた音声情報A乃至Dを記録
する。
【0031】優先順位設定部24は、受信部21からの
通知に基づいて、音声情報A乃至Dの受信のタイミングを
検出する。また、優先順位設定部24は、受信部21に
おいて受信された複数の音声情報の受信期間(ユーザA
乃至Dの発言の期間)に、時間的に重複する部分がある
と判定した場合、各通話機器1のスピーカ3に音声情報
(ユーザA乃至Dの発言)を出力させるタイミングの優先
順位を、出力履歴情報記憶部25に記憶されている出力
履歴情報などに基づいて、受信された音声情報毎に設定
する。そして、優先順位設定部24は、設定した優先順
位を後段の出力音声情報生成部26に通知するととも
に、その優先順位が設定されている音声情報を音声情報
記録部23から読み出し、出力音声情報生成部26に供
給する。
【0032】出力音声情報生成部26は、優先順位設定
部24から供給されてきた音声情報を、通知された優先
順位に基づいて並び替え、時間的に重複する部分がない
音声情報としての出力音声情報を生成し、ネットワーク
5の伝送フォーマットに応じた情報とし、それを送信部
27に供給する。
【0033】送信部27は、出力音声情報生成部26か
ら供給されてきた出力音声情報(ユーザA乃至Dの音声情
報が並び替えられた情報)をネットワーク5を介して、
各通話機器1に送信する。
【0034】次に、図3のフローチャートを参照して、
図1の通話制御サーバ6の通話制御処理について説明す
る。図4は、通話機器1から送信されてきた音声情報
と、通話制御サーバ6において生成される出力音声情報
の例を示す図であり、図3の説明において、適宜、参照
する。
【0035】ステップS1において、優先順位設定部2
4は、受信部21からの通知に基づいて、音声情報を含
む信号が通話機器1からネットワーク5を介して送信さ
れてきたか否かを判定し、送信されてきたと判定するま
で待機する。
【0036】優先順位設定部24は、ステップS1で、
音声情報を含む信号が、いずれかの通話機器1から送信
されてきたと判定した場合、ステップS2に進み、音声
情報処理部22を制御し、音声情報を取得する。例え
ば、優先順位設定部24は、ステップS1で、音声情報A
を含む信号が通話機器1Aから送信されてきたと判定し
た場合、ステップS2に進み、音声情報処理部22を制
御し、受信された信号に対して増幅およびアナログディ
ジタル変換処理などを施し、音声情報A(ユーザAの発
言)を取得する。
【0037】ステップS3において、優先順位設定部2
4は、音声情報記録部23を制御し、ステップS2で取
得した音声情報を記録する。上述した例の場合、音声情
報記録部23は、優先順位設定部24からの指示に基づ
いて、内蔵するハードディスクに音声情報Aを記録す
る。
【0038】以上の処理により、例えば、図4に示すよ
うな時刻tA1乃至tA2の期間の音声情報Aが、音声情報記
録部23に記録される。なお、図4は、横軸を時間軸と
している。
【0039】そして、優先順位設定部24は、ステップ
S4で、音声情報記録部23に記録された音声情報に対
して、通話機器1のスピーカ3に出力させるタイミング
の優先順位を設定する。例えば、上述したように、時刻
tA1乃至tA2の期間の音声情報Aが音声情報記録部23に
記録されており、他の通話機器(通話機器1B乃至1D)
から、同時に音声情報が送信されてきていない場合(図
4の時刻tA1乃至tD1までの期間の場合)、優先順位設定
部24は、音声情報Aを、最優先に出力する音声情報と
し、その優先順位を1位として設定する。
【0040】また、優先順位設定部24は、ステップS
4で、設定した優先順位を出力音声情報生成部26に対
して通知するとともに、その優先順位を設定した音声情
報を、音声情報記録部23から読み出して供給する。優
先順位設定部24により実行される優先順位設定処理の
詳細については、図5、図7、および図9のフローチャ
ートを参照して後述する。
【0041】ステップS5において、出力音声情報生成
部26は、優先順位設定部24から通知されてきた優先
順位に基づいて、出力音声情報を生成し、送信部27に
供給する。上述した例のように、ステップS4で、音声
情報Aの優先順位が1位として設定されている場合、出
力音声情報生成部26は、図4の出力音声情報の例に示
すように、音声情報Aが最優先に通話機器1に送信さ
れ、スピーカ3から出力されるように、時刻tout1乃至t
out2の期間の出力音声情報を生成する。なお、図4に示
すように、時刻tout1は時刻tA1に、時刻tout2は時刻tA2
に、それぞれ対応する(同一の)時刻となる。実際に
は、伝達遅延が発生するが、ここでは無視するものとす
る。
【0042】出力音声情報生成部26は、ステップS6
において、ステップS5で生成した出力音声情報の履歴
を出力履歴情報として出力履歴情報記憶部25に登録す
る。すなわち、音声情報生成部26は、時刻tout1乃至t
out2の期間に、音声情報Aを通話機器1のスピーカ3に
出力させるように処理したことを出力履歴情報記憶部2
5に登録する。
【0043】ステップS7において、送信部27は、出
力音声情報生成部26から供給されてきた出力音声情報
をネットワーク5を介して各通話機器1A乃至1Dに出力
する。これにより、例えば、図4に示すように、ユーザ
Aが時刻tA1乃至tA2のタイミングで発言した場合、時刻t
out1乃至tout2(時刻tA1乃至tA2)の期間の出力音声情
報が生成され、各通話機器1A乃至1Dのスピーカ3A乃
至3Dに、ユーザAの発言として出力される。
【0044】ステップS8において、優先順位設定部2
4は、優先順位が1位として設定されている音声情報が
通話機器1のスピーカ3に出力されている間(時刻t
out1乃至tout2の期間)に、いずれかの通話機器1から
音声情報を含む信号が送信されてきたか否かを判定し、
送信されてきたと判定した場合、ステップS2に戻り、
それ以降の処理を繰り返し実行する。すなわち、受信さ
れた音声情報の優先順位がステップS4において設定さ
れ、ステップS5で、現在、出力している音声情報の出
力が終了したときに出力される音声情報として(出力待
ちの音声情報として)、出力音声情報が生成される。
【0045】例えば、図4に示すように、音声情報Aが
通話機器1のスピーカ3に出力されている期間(時刻t
out1乃至tout2の期間)に、時刻tD1乃至tD2の期間の音
声情報Dを含む信号が通話機器1Dから送信されてきた場
合、優先順位設定部24は、ステップS4において、音
声情報Dの優先順位を2位として設定する。そして、出
力音声情報生成部26は、優先順位が1位として設定さ
れている音声情報Aの出力が終了したときに、音声情報D
が通話機器1のスピーカ3に出力されるように、音声情
報Dを含む出力音声情報を生成する。すなわち、時刻tD1
にユーザDにより発言された音声情報Dは、時刻tD1より
遅い、時刻tout2のタイミングで、各通話機器1のスピ
ーカ3から出力されるように制御される。
【0046】一方、ステップS8において、優先順位設
定部24は、通話機器1から音声情報を含む信号が送信
されてきていないと判定した場合、ステップS9に進
み、優先順位が1位として設定されている音声情報の出
力が終了したか否かを判定する。
【0047】優先順位設定部24は、ステップS9で、
優先順位が1位として設定されている音声情報の出力が
終了していないと判定した場合、ステップS7に戻り、
優先順位が1位として設定されている音声情報の出力を
継続し、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0048】また、優先順位設定部24は、ステップS
9において、優先順位が1位として設定されている音声
情報の出力が終了したと判定した場合、ステップS10
に進み、優先順位が2位以降として設定されている出力
待ちの音声情報が存在するか否かを判定し、存在すると
判定した場合、ステップS11に進む。
【0049】ステップS11において、優先順位設定部
24は、優先順位が2位以降として設定されている音声
情報の優先順位を、それぞれ、1づつ繰り上げて、ステ
ップS7に戻り、優先順位が1位として新たに設定され
た音声情報を各通話機器1のスピーカ3に出力させるべ
く、生成した出力音声情報を出力する。
【0050】一方、優先順位設定部24は、ステップS
10で、優先順位が2位以降として設定されている出力
待ちの音声情報が存在しないと判定した場合、ステップ
S1に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0051】上述した処理により、図4に示すように、
時刻tA1乃至tA2でマイクロフォン4Aに入力されたユー
ザAの発言は、時刻tout1乃至tout2(時刻tA1乃至tA2
のタイミングでスピーカ3A乃至3Dに出力され、時刻t
D1乃至tD2でマイクロフォン4Dに入力されたユーザDの
発言は、時刻tout2乃至tout3のタイミングでスピーカ3
A乃至3Dに出力される。また、同様に、時刻tC1乃至tC2
でマイクロフォン4Cに入力されたユーザCの発言は、時
刻tout3乃至tout4のタイミングでスピーカ3A乃至3Dに
出力され、時刻tB1乃至tB2でマイクロフォン4Bに入力
されたユーザBの発言は、時刻tout4乃至tout5のタイミ
ングでスピーカ3A乃至3Dに出力される。
【0052】このように、複数のユーザからの発言期間
が重複した場合、優先順位を設定し、優先順位に基づい
て、それぞれの発言をずらして出力することにより、複
数のユーザが同時に発言した場合であっても、各ユーザ
は発言内容を容易に聞き取ることができる。
【0053】また、以上においては、通話機器1から音
声情報が通話制御サーバ6に送信され、優先順位に基づ
いて、スピーカ3からタイミングをずらして出力される
としたが、本発明は、ユーザA乃至Dが、相互に顔を確認
しながら会話ができるテレビ付き通話システム(テレビ
会議システム)にも適用することができる。この場合、
通話機器1にそれぞれ設けられているカメラから撮影さ
れた画像情報は、通話情報とともにネットワーク5を介
して通話制御サーバ6に供給される。通話制御サーバ6
は、音声情報を音声情報記録部23に記録するととも
に、画像情報も内蔵する記録部に記録し、音声情報がス
ピーカ3に出力されるタイミングと、画像情報が、通話
機器1に設けられているモニタに表示されるタイミング
が一致するように、優先順位に基づいて、出力音声/画
像情報を生成し、通話機器1に送信する。
【0054】次に、図5のフローチャートを参照して、
図3のステップS4において優先順位設定部24により
実行される優先順位設定処理について説明する。また、
図6は、音声情報と、それにより生成される出力音声情
報の他の例を示す図であり、図5の説明において、適
宜、参照する。
【0055】ステップS21において、優先順位設定部
24は、受信部21からの通知に基づいて、複数の通話
機器1から、同時に音声情報が送信されてきたか否か
(ユーザA乃至Dのうち同時に発言した者がいるか否か)
を判定する。
【0056】優先順位設定部24は、ステップS21
で、複数の通話機器1から同時に音声情報が送信されて
きていないと判定した場合、ステップS22に進み、送
信されてきた音声情報の優先順位を、既に設定されてい
る優先順位に続く優先順位として(既に設定されている
優先順位を含め、最下位の優先順位として)設定する。
【0057】すなわち、図6に示すように、時刻tA11
タイミングで音声情報Aが受信された場合(複数の通話
機器1から同時に音声情報が送信されてきていない場
合)、音声情報Aの優先順位が1位として設定される。
その後、上述したように、図3のステップS5で、出力
音声情報が生成され、時刻tout11(時刻tA11)のタイミ
ングで、各通話機器1のスピーカ3にユーザAの発言が
出力される。また、図6に示すように、優先順位が1位
として設定されている音声情報Aが出力されている間
に、ユーザBが発言し、音声情報Bが受信された場合、優
先順位設定部24は、音声情報Bの優先順位を2位とし
て設定し、出力待ちの音声情報とする。このように、複
数の通話機器1から同時に音声情報が送信されてきてい
ない場合、送信されてきた音声情報の順番に、より上位
の優先順位が設定される。
【0058】一方、ステップS21において、優先順位
設定部24は、受信部21からの通知に基づいて、複数
の通話機器1から、同時に音声情報が送信されてきたと
判定した場合(複数のユーザが同時に発言した場合)、
ステップS23に進む。
【0059】優先順位設定部24は、ステップS23に
おいて、出力履歴情報記憶部25に記憶されている出力
履歴情報に基づいて、発言した回数が少ない順に、より
上位の優先順位を設定する。例えば、図6に示すよう
に、ユーザAとユーザCが同時(時刻tA13(時刻tC11))
に発言した場合、優先順位設定部24は、出力履歴情報
に基づいて、ユーザAにより発言された音声情報Aは、既
に1度出力されているのに対して、ユーザCの音声情報C
はまだ1度も出力されていないので、時刻tA13乃至tA14
の期間の音声情報Aの優先順位より、より上位の優先順
位を時刻tC11乃至t C12の音声情報Cに設定する。
【0060】すなわち、時刻tA13においては、音声情報
Bの優先順位が1位として設定され、出力されているた
め、音声情報Cの優先順位が2位として設定され、時刻t
A13乃至tA14の期間の音声情報Aの優先順位が3位として
設定される。これにより、音声情報Bの出力が終了した
とき(時刻tout13)、時刻tC11乃至tC12の期間の音声情
報Cがスピーカ3に出力され、その出力が終了したとき
(時刻tout14)、時刻tA13乃至tA14の期間の音声情報A
が出力されることになる。なお、図6においては、時刻
tA13乃至tA14の期間の音声情報Aの出力が終了したとき
(時刻tout15)、音声情報Dが出力される。
【0061】図5の説明に戻り、ステップS22またはS
23の処理が実行された後、ステップS24に進む。
【0062】ステップS24において、優先順位設定部
24は、ステップS22またはS23で設定した優先順位
を後段の出力音声情報生成部26に通知するとともに、
その優先順位が設定されている音声情報を、音声情報記
録部23から読み出し、出力音声情報生成部26に供給
する。その後、図3のステップS5以降の処理が実行さ
れる。
【0063】このように、発言回数がより少ないユーザ
からの発言を優先して出力することにより、すべてのユ
ーザが平等に発言することができる。
【0064】次に、図7のフローチャートを参照して、
図3のステップS4において優先順位設定部24により
実行される他の優先順位設定処理について説明する。
【0065】ステップS31およびS32の処理は、図5
を参照して説明したステップS21およびS22の処理と
同様の処理である。すなわち、優先順位設定部24は、
ステップS31で、受信部21からの通知に基づいて複
数の通話機器1から同時に音声情報が送信されてきたか
否かを判定し、同時に送信されてきていないと判定した
場合、ステップS32において、その音声情報の優先順
位を、既に設定している優先順位に続く優先順位として
設定する。
【0066】一方、ステップS31において、優先順位
設定部24は、複数の通話機器1から同時に音声情報が
送信されてきたと判定した場合、ステップS33に進
む。
【0067】ステップS33において、優先順位設定部
24は、出力履歴情報記憶部25に記憶されている出力
履歴情報を読み出し、それに基づいて、過去の発言にお
いて、合計の発言時間が短い順に、より上位の優先順位
を設定する。
【0068】図8は、通話機器1から送信されてきた音
声情報と、通話制御サーバ6により生成された出力音声
情報のさらに他の例を示す図である。
【0069】図8においては、ユーザBの発言と、ユー
ザCの発言のタイミングが同時(時刻tB23(時刻
tC23))とされており、この場合、優先順位設定部24
は、ステップS33において、ユーザBとユーザCの出力
履歴情報を出力履歴情報記憶部25から読み出し、それ
ぞれの発言の合計時間を比較する。この例においては、
ユーザBとユーザCは、過去に1度づつ発言している状態
(時刻tB21乃至tB22の期間の音声情報B、および時刻t
C21乃至tC22の期間の音声情報C)とされているが、時刻
tB 21乃至tB22の期間の方が、時刻tC21乃至tC22の期間よ
り長いため、優先順位設定部24は、時刻tC23乃至tC24
の期間の音声情報Cに、時刻tB23乃至tB24の期間の音声
情報Bよりも、より上位の優先順位を設定する。
【0070】そして、ステップS34において、出力音
声情報生成部26に設定した優先順位を通知するととも
に、その優先順位が設定されている音声情報を供給す
る。これにより、図3のステップS5において、図8に
示すような出力音声情報が生成される。
【0071】なお、出力時間の合計が、より長い順に、
より上位の優先順位を設定するようにしてもよい。
【0072】以上においては、過去の出力回数、または
過去の出力時間の合計に基づいて、優先順位が設定され
るとしたが、受信された音声情報の特徴に基づいて、優
先順位を設定するようにしてもよい。
【0073】次に、このような場合に、図3のステップ
S4において優先順位設定部24により実行される、さ
らに他の優先順位設定処理について、図9のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0074】ステップS41およびS42の処理は、図5
を参照して説明したステップS21およびS22、図7を
参照して説明したステップS31およびS32の処理と同
様の処理であり、優先順位設定部24は、受信部21か
らの通知に基づいて、複数の通話機器1から同時に音声
情報が送信されてきたか否かを判定し、同時に送信され
てきていないと判定した場合、ステップS42におい
て、その音声情報の優先順位を、既に設定している優先
順位に続く優先順位として設定する。
【0075】ステップS41において、優先順位設定部
24は、複数の通話機器1から同時に音声情報が送信さ
れてきたと判定した場合、ステップS43に進む。
【0076】優先順位設定部24は、ステップS43
で、出力履歴情報記憶部25に記憶されている出力履歴
情報を読み出し、今回、受信された音声情報の音量が、
過去の音声情報の平均の音量に比べて、より大きく上回
っている順に、より上位の優先順位を設定する。
【0077】例えば、図8に示す例のように、ユーザB
の発言と、ユーザCの発言のタイミングが同時(時刻t
B23(時刻tC23))とされた場合、優先順位設定部24
は、ステップS43において、ユーザBによる時刻tB21
至tB22の期間の音声情報Bの平均の音量と、時刻tB23
至tB24の期間の音声情報Bの平均の音量を比較する。ま
た、優先順位設定部24は、ユーザCによる時刻tC21
至tC22の期間の音声情報Cの平均の音量と、時刻tC23
至tC24の期間の音声情報Cの平均の音量を比較し、今回
の音声情報の音量が、過去の音声情報の平均の音量より
も大きく上回っている方の音声情報に、より上位の優先
順位を設定する。例えば、時刻tB23乃至tB24の期間の音
声情報Bの平均の音量と、時刻tB21乃至tB22の期間の音
声情報Bの平均の音量との差が、時刻tC23乃至tC24の期
間の音声情報Cの平均の音量と時刻tC21乃至tC22の期間
の音声情報Cの平均の音量との差より大きいとき、音声
情報Bに上位の優先順位が設定される。
【0078】ステップS43で設定された優先順位と、
その音声情報は、ステップS44で、出力音声情報生成
部26に供給される。
【0079】一般的に、重要性がより高い発言は、大き
な声で発言されるため、上述した処理により、より重要
な発言を先に聞くことができ、電話会議などをよりスム
ーズに進めることができる。
【0080】このように、様々な情報に基づいて優先順
位を設定することができる。例えば、受信された音声情
報を周波数分析し、女性からの発言を、男性からの発言
よりも優先させて出力するようにすることもできる。ま
た、ユーザA乃至Dが、予め話し合い、それぞれの発言の
優先順位を、自ら設定するようにしてもよい。
【0081】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。この場合、例えば、通話制御サー
バ6は、図10に示されるようなパーソナルコンピュー
タ41により構成される。
【0082】図10において、CPU(Central Processin
g Unit)51は、ROM(Read Only Memory)52に記憶
されているプログラム、または、記憶部58からRAM(R
andomAccess Memory)53にロードしたプログラムに従
って各種の処理を実行する。RAM53にはまた、CPU51
が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが
適宜記憶される。
【0083】CPU51、ROM52、およびRAM53は、バ
ス54を介して相互に接続されている。このバス54に
はまた、入出力インタフェース55も接続されている。
【0084】入出力インタフェース55には、キーボー
ド、マウスなどよりなる入力部56、CRT(Cathode Ray
Tube),LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディ
スプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部57、ハ
ードディスクなどより構成される記憶部58、モデム、
ターミナルアダプタなどより構成される通信部59が接
続されている。通信部59は、ネットワーク5を介して
の通信処理を行う。
【0085】入出力インタフェース55にはまた、必要
に応じてドライブ60が接続され、磁気ディスク61、
光ディスク62、光磁気ディスク63、或いは半導体メ
モリ64などが適宜装着され、それから読み出されたコ
ンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部58にイ
ンストールされる。
【0086】一連の処理をソフトウエアにより実行させ
る場合には、そのソフトウエアを構成するプログラム
が、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用
のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録
媒体からインストールされる。
【0087】この記録媒体は、図10に示すように、装
置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために
配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク
61(フロッピディスクを含む)、光ディスク62(CD
-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital V
ersatile Disk)を含む)、光磁気ディスク63(MD(Min
i-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ64などより
なるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、
装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供され
る、プログラムが記録されているROM52や、記憶部5
8に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0088】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0089】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0090】
【発明の効果】本発明の通信制御装置および方法、記録
媒体、並びにプログラムによれば、複数の通信装置から
送信される通話情報を受信し、受信した通話情報を記録
する。そして、記録した通話情報のうち、第1の通話情
報と第2の通話情報の発生期間に、時間的に重複する部
分が存在する場合、第1の通話情報と第2の通話情報を
出力するタイミングの優先順位を設定し、設定した優先
順位に基づいて、第1の通話情報と第2の通話情報を時
間的にずらして出力するようにしたので、複数のユーザ
が同時に発言した場合であっても、それぞれの発言を容
易に聞き取ることができ、快適なコミュニケーションを
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した通話システムの概念を示す図
である。
【図2】図1の通話システムの各装置の構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】図1の通話制御サーバの処理を説明するフロー
チャートである。
【図4】音声情報と出力音声情報の例を示す図である。
【図5】図2の優先順位設定部の処理を説明するフロー
チャートである。
【図6】音声情報と出力音声情報の他の例を示す図であ
る。
【図7】図2の優先順位設定部の他の処理を説明するフ
ローチャートである。
【図8】音声情報と出力音声情報のさらに他の例を示す
図である。
【図9】図2の優先順位設定部のさらに他の処理を説明
するフローチャートである。
【図10】パーソナルコンピュータの構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
6 通話制御サーバ, 21 受信部, 22 音声情
報処理部, 23 音声情報記録部, 24 優先順位
設定部, 25 出力履歴情報記憶部, 26出力音声
情報生成部, 27 送信部, 51 CPU, 52 R
OM, 53RAM, 54 バス, 55 入出力インタ
フェース, 56 入力部, 57出力部, 58 記
憶部, 59 通信部, 60 ドライブ, 61 磁
気ディスク, 62 光ディスク, 63 光磁気ディ
スク, 64 半導体メモリ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して複数の通信装置に
    より送受信される通話情報の配布を制御する通信制御装
    置において、 前記複数の通信装置から送信される前記通話情報を受信
    する通話情報受信手段と、 前記通話情報受信手段により受信された前記通話情報を
    記録する通話情報記録手段と、 前記通話情報記録手段により記録された前記通話情報の
    うち、第1の通話情報と第2の通話情報の発生期間に、
    時間的に重複する部分が存在する場合、前記第1の通話
    情報と前記第2の通話情報を出力するタイミングの優先
    順位を設定する優先順位設定手段と、 前記優先順位設定手段により設定された前記優先順位に
    基づいて、前記第1の通話情報と前記第2の通話情報を
    時間的にずらして出力する通話情報出力手段とを備える
    ことを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 前記通話情報出力手段は、前記優先順位
    設定手段により設定された前記優先順位に基づいて、前
    記発生期間のうちの開始のタイミングが早い前記第1の
    通話情報の出力が終了したとき、前記発生期間のうちの
    開始のタイミングが、前記第1の通話情報より遅い前記
    第2の通話情報の出力を開始することを特徴とする請求
    項1に記載の通信制御装置。
  3. 【請求項3】 前記優先順位設定手段は、前記第1の通
    話情報と前記第2の通話情報の出力履歴に基づいて、前
    記優先順位を設定することを特徴とする請求項1に記載
    の通信制御装置。
  4. 【請求項4】 前記優先順位設定手段は、前記出力履歴
    に基づいて、過去の前記通話情報の出力回数が少ない前
    記通信装置からの前記通話情報に、より高い優先順位を
    設定することを特徴とする請求項3に記載の通信制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記優先順位設定手段は、前記出力履歴
    に基づいて、過去の前記通話情報の合計の出力時間が短
    い前記通信装置からの前記通話情報に、より高い優先順
    位を設定することを特徴とする請求項3に記載の通信制
    御装置。
  6. 【請求項6】 前記優先順位設定手段は、前記出力履歴
    に基づいて、過去の前記通話情報の音量に較べ、より大
    きな音量の前記通話情報に、より高い優先順位を設定す
    ることを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して複数の通信装置に
    より送受信される通話情報の配布を制御する通信制御装
    置の通信制御方法において、 前記複数の通信装置から送信される前記通話情報を受信
    する通話情報受信ステップと、 前記通話情報受信ステップの処理により受信された前記
    通話情報を記録する通話情報記録ステップと、 前記通話情報記録ステップの処理により記録された前記
    通話情報のうち、第1の通話情報と第2の通話情報の発
    生期間に、時間的に重複する部分が存在する場合、前記
    第1の通話情報と前記第2の通話情報を出力するタイミ
    ングの優先順位を設定する優先順位設定ステップと、 前記優先順位設定ステップの処理により設定された前記
    優先順位に基づいて、前記第1の通話情報と前記第2の
    通話情報を時間的にずらして出力する通話情報出力ステ
    ップとを含むことを特徴とする通信制御方法。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して複数の通信装置に
    より送受信される通話情報の配布を制御する通信制御装
    置の記録媒体において、 前記複数の通信装置から送信される前記通話情報を受信
    する通話情報受信ステップと、 前記通話情報受信ステップの処理により受信された前記
    通話情報を記録する通話情報記録ステップと、 前記通話情報記録ステップの処理により記録された前記
    通話情報のうち、第1の通話情報と第2の通話情報の発
    生期間に、時間的に重複する部分が存在する場合、前記
    第1の通話情報と前記第2の通話情報を出力するタイミ
    ングの優先順位を設定する優先順位設定ステップと、 前記優先順位設定ステップの処理により設定された前記
    優先順位に基づいて、前記第1の通話情報と前記第2の
    通話情報を時間的にずらして出力する通話情報出力ステ
    ップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り
    可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して複数の通信装置に
    より送受信される通話情報の配布を制御する通信制御装
    置において、 コンピュータに、 前記複数の通信装置から送信される前記通話情報を受信
    する通話情報受信ステップと、 前記通話情報受信ステップの処理により受信された前記
    通話情報を記録する通話情報記録ステップと、 前記通話情報記録ステップの処理により記録された前記
    通話情報のうち、第1の通話情報と第2の通話情報の発
    生期間に、時間的に重複する部分が存在する場合、前記
    第1の通話情報と前記第2の通話情報を出力するタイミ
    ングの優先順位を設定する優先順位設定ステップと、 前記優先順位設定ステップの処理により設定された前記
    優先順位に基づいて、前記第1の通話情報と前記第2の
    通話情報を時間的にずらして出力する通話情報出力ステ
    ップとを実行させるプログラム。
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