JP5889162B2 - 会議支援装置、会議支援システム、その方法及びプログラム - Google Patents
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Description
上記の課題を解決するために、本発明の第二の態様によれば、会議支援システムは、会議支援装置と少なくとも2つの母語者端末と少なくとも1つの非母語者端末とからなり、非母語者と母語者とによる会議で、非母語者が話し易い状態を作ることにより非母語者を支援するためのシステムである。母語者端末及び非母語者端末は、マイクロホンとスピーカとを含み、マイクロホンで収音した音声信号を会議支援装置に対して出力し、会議支援装置が出力した再生信号をスピーカで再生するものである。会議支援装置は、母語者端末及び非母語者端末が出力した音声信号を入力とし、音声信号のうち母語者端末のマイクロホンで収音された音声信号である母語者音声信号を所定の時間遅延させた遅延母語者音声信号と、音声信号のうち非母語者端末のマイクロホンで収音された音声信号である非母語者音声信号とを合成した再生信号を、母語者端末に対して出力する。
上記の課題を解決するために、本発明の第四の態様によれば、会議支援方法は、会議支援装置と少なくとも2つの母語者端末と少なくとも1つの非母語者端末とを用いて、非母語者と母語者とによる会議で、非母語者が話し易い状態を作ることにより非母語者を支援するための方法である。会議支援方法は、母語者端末及び非母語者端末は、マイクロホンとスピーカとを含むものとし、マイクロホンで収音した音声信号を会議支援装置に対して出力するステップと、会議支援装置が出力した再生信号をスピーカで再生するステップと、会議支援装置が、母語者端末及び非母語者端末が出力した音声信号を入力とし、音声信号のうち母語者端末のマイクロホンで収音された音声信号である母語者音声信号を所定の時間遅延させた遅延母語者音声信号と、音声信号のうち非母語者端末のマイクロホンで収音された音声信号である非母語者音声信号とを合成した再生信号を、母語者端末に対して出力するステップとを含む。
<第一実施形態のポイント>
母語者と非母語者とが参加する会議において、非母語者は、会議の内容を理解するために、及び、会議において発言するために、大変な困難を伴う。さらに、対面会議ではほぼ問題なく会議に参加し議論できていても、多人数音声会議になると、たちまち理解度が低減し、発言権を得ることが困難になってしまう非母語者が大半であると考えられる。このことを検証するために、発明者等は以下の調査を実施した。
図3は会議支援装置100の機能ブロック図を、図4はその処理フローを示す。
このような構成により、リアルタイムの電話会議において、非母語者に付加的な処理時間を与えることができる。母語者間のネットワークに人工的に遅延を挿入しているので、母語者の発話を非母語者は他の母語者よりも遅延時間分、早く聞くことができる。その結果、非母語者が発話しやすくなる。
5人で1グループとし、14グループ(合計70人)に対して、会議支援装置100を用いて、電話会議を実施した。各グループは4人の母語者と1人の非母語者とからなる。図7は、4つの母語者端末11〜14及び1つの非母語者端末21とインターネット3を介して接続された会議支援装置100の機能ブロック図を示す。母語者の母語を英語とし、非母語者の母語を日本語とした。非母語者として、英語での日常会話を行うに十分な英会話力があるものを選出した。
第一実施形態では、インターネットで接続された遠隔会議システムの場合(電話会議の場合)について説明しているが、これは本発明の一例である。対面会議においても本発明を適用することはできる。例えば、円卓を囲み、マイクロホンとスピーカを含むヘッドセットを、直接、または、前述の母語者端末や非母語者端末を介して間接的に、会議支援装置と接続してもよい。母語者の口元が見え、口の動きと音声とがずれる為、遅延に対してストレスを感じる場合もあるが、非母語者が話し易くなるという効果を得ることはできる。
本発明は上記の実施形態及び変形例に限定されるものではない。例えば、上述の各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
上述した会議支援装置は、コンピュータにより機能させることもできる。この場合はコンピュータに、目的とする装置(各種実施形態で図に示した機能構成をもつ装置)として機能させるためのプログラム、またはその処理手順(各実施形態で示したもの)の各過程をコンピュータに実行させるためのプログラムを、CD−ROM、磁気ディスク、半導体記憶装置などの記録媒体から、あるいは通信回線を介してそのコンピュータ内にダウンロードし、そのプログラムを実行させればよい。
Claims (6)
- 母語者端末で収音された信号である母語者音声信号と、非母語者端末で収音された信号である非母語者音声信号とを入力として、前記母語者端末に対して第一の再生信号を出力し、前記非母語者端末に対して第二の再生信号を出力する会議支援装置であって、
前記母語者音声信号を遅延させ、遅延させた信号を遅延母語者音声信号として出力する遅延部と、
前記非母語者音声信号と前記遅延母語者音声信号とを合成し、合成した信号を前記第一の再生信号として出力する第一合成部と、
少なくとも2つ以上の前記母語者音声信号を合成し、合成した信号を前記第二の再生信号として出力する第二合成部とを含む、
会議支援装置。 - 請求項1記載の会議支援装置であって、
前記遅延部において、遅延させる時間が0秒より大きく、0.4秒以下である、
会議支援装置。 - 会議支援装置と少なくとも2つの母語者端末と少なくとも1つの非母語者端末とからなり、非母語者と母語者とによる会議で、非母語者が話し易い状態を作ることにより非母語者を支援するための会議支援システムであって、
前記母語者端末及び前記非母語者端末は、マイクロホンとスピーカとを含み、
前記マイクロホンで収音した音声信号を前記会議支援装置に対して出力し、
前記会議支援装置が出力した再生信号を前記スピーカで再生するものであり、
前記会議支援装置は、前記母語者端末及び前記非母語者端末が出力した前記音声信号を入力とし、
前記音声信号のうち母語者端末のマイクロホンで収音された音声信号である母語者音声信号を所定の時間遅延させた遅延母語者音声信号と、前記音声信号のうち非母語者端末のマイクロホンで収音された音声信号である非母語者音声信号とを合成した再生信号を、前記母語者端末に対して出力する、
会議支援システム。 - 母語者端末で収音された信号である母語者音声信号と、非母語者端末で収音された信号である非母語者音声信号とを入力として、前記母語者端末に対して第一の再生信号を出力し、前記非母語者端末に対して第二の再生信号を出力する会議支援装置を用いる会議支援方法であって、
前記会議支援装置が、前記母語者音声信号を遅延させ、遅延させた信号を遅延母語者音声信号として出力する遅延ステップと、
前記会議支援装置が、前記非母語者音声信号と前記遅延母語者音声信号とを合成し、合成した信号を前記第一の再生信号として出力する第一合成ステップと、
前記会議支援装置が、少なくとも2つ以上の前記母語者音声信号を合成し、合成した信号を前記第二の再生信号として出力する第二合成ステップとを含む、
会議支援方法。 - 会議支援装置と少なくとも2つの母語者端末と少なくとも1つの非母語者端末とを用いて、非母語者と母語者とによる会議で、非母語者が話し易い状態を作ることにより非母語者を支援するための会議支援方法であって、
前記母語者端末及び前記非母語者端末は、マイクロホンとスピーカとを含むものとし、
前記マイクロホンで収音した音声信号を前記会議支援装置に対して出力するステップと、
前記会議支援装置が出力した再生信号を前記スピーカで再生するステップと、
前記会議支援装置が、前記母語者端末及び前記非母語者端末が出力した前記音声信号を入力とし、前記音声信号のうち母語者端末のマイクロホンで収音された音声信号である母語者音声信号を所定の時間遅延させた遅延母語者音声信号と、前記音声信号のうち非母語者端末のマイクロホンで収音された音声信号である非母語者音声信号とを合成した再生信号を、前記母語者端末に対して出力するステップとを含む、
会議支援方法。 - 請求項1または2記載の会議支援装置として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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