JP2020135556A - 処理装置、プログラム、及び処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易に会議を円滑に進める。【解決手段】会議システムに参加する複数の端末装置それぞれとの間で映像データ及び音声データの少なくとも一方を送受信する会議サーバ12は、端末装置から送信されたデータを受信する受信部60と、受信部60により予め定められたデータが受信された場合に、予め定められたデータにより定まる端末装置のユーザの発言が開始されたと判定する判定部62と、発言が開始されたと判定されたユーザの端末装置に、発言が開始されてからの経過時間に関する情報を通知する通知部66と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、処理装置、プログラム、及び処理方法に関する。
ビデオ会議システム等の会議システムに関する技術として、特許文献1には、会議の参加者に関して、音声が閾値を超えている期間が一定期間以上継続した参加者を発言者であると決定する技術が開示されている。
また、特許文献2には、会議の議長に発言の優先権を与えるとともに、議長が会議の参加者の中から発言者を指定する技術が開示されている。
また、特許文献3には、会議の議題毎に定められた切り替え時間に応じて、会議の進行に必要な情報を切り替えて提示する技術が開示されている。
特開平5−241588号公報 特開2006−33657号公報 特開2009−151453号公報
しかしながら、議題毎に所要時間が定められていても、会議の中で発言者自身が発言時間を管理することができないため、発言者の発話が想定時間以上継続されることによって、会議全体が長引いてしまったり、他の発言者の発言時間が予定よりも短縮されてしまったりする場合がある。この場合、会議を円滑に進めることができない。
一方で、発言者の発言時間を管理するためには、タイムキーパーを用意したり、議長又はファシリテーターが発言時間を把握しながら、参加者毎の発言を適切に管理したりする必要があった。このため、会議を円滑に進めることは、手間がかかるものであった。
本発明は、簡易に会議を円滑に進めることを目的とする。
本発明の処理装置は、会議システムに参加する複数の端末装置それぞれとの間で映像データ及び音声データの少なくとも一方を送受信する処理装置であって、前記端末装置から送信されたデータを受信する受信部と、前記受信部により予め定められたデータが受信された場合に、前記予め定められたデータにより定まる前記端末装置のユーザの発言が開始されたと判定する判定部と、前記発言が開始されたと判定された前記ユーザの前記端末装置に、前記発言が開始されてからの経過時間に関する情報を通知する通知部と、を備える。
また、本発明のプログラムは、会議システムに参加する複数の端末装置それぞれとの間で映像データ及び音声データの少なくとも一方を送受信するコンピュータを、前記端末装置から送信されたデータを受信する受信部と、前記受信部により予め定められたデータが受信された場合に、前記予め定められたデータにより定まる前記端末装置のユーザの発言が開始されたと判定する判定部と、前記発言が開始されたと判定された前記ユーザの前記端末装置に、前記発言が開始されてからの経過時間に関する情報を通知する通知部と、として機能させるためのものである。
また、本発明の処理方法は、会議システムに参加する複数の端末装置それぞれとの間で映像データ及び音声データの少なくとも一方を送受信する処理装置による処理方法であって、前記処理装置は、前記端末装置から送信されたデータを受信する受信ステップと、前記受信ステップにより予め定められたデータが受信された場合に、前記予め定められたデータにより定まる前記端末装置のユーザの発言が開始されたと判定する判定ステップと、前記発言が開始されたと判定された前記ユーザの前記端末装置に、前記発言が開始されてからの経過時間に関する情報を通知する通知ステップと、を備える。
本発明によれば、簡易に会議を円滑に進めることができる、という効果が得られる。
各実施形態に係る会議システムの構成の一例を示すブロック図である。 各実施形態に係る会議サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 各実施形態に係る端末装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 各実施形態に係る会議サーバの機能的な構成の一例を示すブロック図である。 各実施形態に係る合成された動画像の一例を示す図である。 通知された残り時間が図5に示す動画像に更に合成されて得られた動画像の一例を示す図である。 各実施形態に係る映像音声処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る通知処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る通知処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の例を詳細に説明する。
[第1実施形態]
まず、図1を参照して、本実施形態に係る会議システム10の構成を説明する。図1に示すように、会議システム10は、会議サーバ12、及び会議システム10に参加する複数(図1の例では3台)の端末装置14A、14B、14Cを含む。以下では、端末装置14A、14B、14Cを区別せずに総称する場合は、符号の末尾のアルファベットを省略して端末装置14という。なお、端末装置14の台数は3台に限定されず、2台でもよいし、4台以上でもよい。各端末装置14は、例えば、それぞれ異なる場所に設置されている。
会議サーバ12は、それぞれ異なる場所に存在する参加者間でのビデオ会議を管理する情報処理装置であって、端末装置14それぞれとの間で映像データ及び音声データを送受信する。会議サーバ12が、本発明に係る処理装置の一例である。なお、会議サーバ12の例としては、サーバコンピュータ、又はクラウドサーバ等の情報処理装置が挙げられる。
各端末装置14は、例えば、それぞれ異なる場所に設置されている。また、それぞれの端末装置14は、ビデオ会議の参加者により利用される。端末装置14の例としては、パーソナルコンピュータが挙げられる。なお、端末装置14は、ビデオ会議専用端末であってもよい。
会議サーバ12及び各端末装置14の各装置は、ネットワークNに接続され、各装置間での通信が可能とされる。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る会議サーバ12のハードウェア構成を説明する。図2に示すように、会議サーバ12は、CPU(Central Processing Unit)20、一時記憶領域としてのメモリ21、及び不揮発性の記憶部22を含む。また、会議サーバ12は、液晶ディスプレイ等の表示部23、キーボードとマウス等の入力部24、及びネットワークNに接続されるネットワークI/F(InterFace)25を含む。CPU20、メモリ21、記憶部22、表示部23、入力部24、及びネットワークI/F25は、バス26に接続される。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、及びフラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部22には、ビデオ会議プログラム30及び通知プログラム32が記憶される。CPU20は、記憶部22からビデオ会議プログラム30及び通知プログラム32の各々を読み出してからメモリ21に展開し、展開したビデオ会議プログラム30及び通知プログラム32の各々を実行する。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る端末装置14のハードウェア構成を説明する。図3に示すように、端末装置14は、CPU40、一時記憶領域としてのメモリ41、及び不揮発性の記憶部42を含む。また、端末装置14は、液晶ディスプレイ等の表示部43、キーボードとマウス等の入力部44、及びネットワークNに接続されるネットワークI/F45を含む。また、端末装置14は、マイクロフォン等の音声入力部46、スピーカー等の音声出力部47、及びWebカメラ等の撮像部48を含む。CPU40、メモリ41、記憶部42、表示部43、入力部44、ネットワークI/F45、音声入力部46、音声出力部47、及び撮像部48は、バス49に接続される。
記憶部42は、HDD、SSD、及びフラッシュメモリ等によって実現される。撮像部48は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子を含み、予め設定されたフレームレートで動画像の撮像を行う。端末装置14は、音声入力部46を介して入力された音声を表す音声データを会議サーバ12に送信する。端末装置14は、撮像部48により撮像された動画像を表す映像データを会議サーバ12に送信する。
次に、図4を参照して、本実施形態に係る会議サーバ12の機能的な構成を説明する。会議サーバ12は、受信部60、判定部62、タイマー管理部64、通知部66、映像処理部68、音声処理部70、及び送信部72を含む。CPU20がビデオ会議プログラム30及び通知プログラム32を実行することで、受信部60、判定部62、タイマー管理部64、通知部66、映像処理部68、音声処理部70、及び送信部72として機能する。
受信部60は、端末装置14から送信されたデータを受信する。具体的には、受信部60は、端末装置14から送信された、端末装置14のユーザのうち、どのユーザが発言者であるかを表すデータ(以下、「発言者特定データ」という)を受信する。このデータは、例えば、議長役のユーザが、自身が使用する端末装置14に対して入力部44を介して発言者を指定する操作を行った場合に、端末装置14から会議サーバ12に送信される。このデータには、発言者が使用する端末装置14の識別情報が含まれる。また、受信部60は、端末装置14から送信された映像データを受信する。また、受信部60は、端末装置14から送信された音声データを受信する。
判定部62は、受信部60により予め定められたデータが受信された場合に、予め定められたデータにより定まる端末装置14のユーザの発言が開始されたと判定する。具体的には、判定部62は、上記予め定められたデータとして、上記発言者特定データが受信部60により受信された場合、当該発言者特定データに含まれる識別情報が示す端末装置14のユーザの発言が開始されたと判定する。
タイマー管理部64は、判定部62によりユーザの発言が開始されたと判定された場合、タイマーを起動することによって、ユーザの発言が開始されてからの経過時間を計時する。
通知部66は、発言が開始されたと判定されたユーザの端末装置14に、発言が開始されてからの経過時間に関する情報を通知する。なお、以下では、発言が開始されたと判定されたユーザを「発言者」といい、発言者が使用する端末装置14を、他の端末装置14と区別するために「発言者端末14」という。
具体的には、通知部66は、予め定められた発言可能時間に対する残り時間に関する情報を映像処理部68に出力することによって上記の通知を行う。例えば、通知部66は、上記残り時間が閾値(例えば、1分)以下となった場合に、残り時間に関する情報を映像処理部68に出力する。通知部66は、この残り時間を、例えば、発言可能時間(例えば、5分)から、タイマー管理部64により計時された経過時間(例えば、4分)を減算することによって算出する。この残り時間に関する情報の例としては、「残り時間は1分です。」といったテキストデータが挙げられる。発言可能時間は、例えば、プレゼンテーション、ブレインストーミング、又は定例会議等の会議の種別に応じて、発言者が1回の発言の機会において発言可能な時間の上限値として議長又はシステム管理者等により予め設定される。上記閾値も、例えば、発言可能時間の80%の値等、議長又はシステム管理者等により予め設定される。
なお、通知部66は、タイマー管理部64により計時された経過時間が発言可能時間を超えた場合に、上記経過時間が発言可能時間を超えたことを表す情報を通知してもよい。この経過時間が発言可能時間を超えたことを表す情報の例としては、「発言可能時間を過ぎました。」といったテキストデータが挙げられる。また、通知部66は、タイマー管理部64により計時された経過時間を表す情報を通知してもよい。この経過時間を表す情報の例としては、「発言開始から5分が経過しました。」といったテキストデータが挙げられる。
映像処理部68は、受信部60により受信された、各端末装置14から送信された映像データを合成する。本実施形態に係る映像処理部68は、一例として図5に示すように、各端末装置14から送信された映像データが示す動画像を、1つの画像内に並べる合成処理を行う。図5では、3つの映像データを合成した例を示している。
また、映像処理部68は、通知部66から残り時間に関する情報が入力された場合、合成した映像データに、残り時間に関する情報を更に合成する。この場合、一例として図6に示すように、残り時間に関する情報を表すテキスト(図6の例では、「残り時間は1分です。」とのテキスト)が映像データ上に合成される。なお、映像処理部68は、全ての端末装置14のうち、発言者端末14のみに送信するための映像データに、残り時間に関する情報を更に合成してもよい。
音声処理部70は、受信部60により受信された、各端末装置14から送信された音声データを用いて、各端末装置14に送信するための音声データを合成する。本実施形態では、音声処理部70は、各端末装置14に送信するための音声データとして、各端末装置14から送信された音声データのうち、送信先の端末装置14以外の端末装置14から送信された音声データを合成する。具体的には、音声処理部70は、例えば、端末装置14Aに送信するための音声データとして、端末装置14B及び端末装置14Cの各々から送信された音声データを合成する。
送信部72は、映像処理部68により合成された映像データを全ての端末装置14に送信する。この映像データを受信した全ての端末装置14の表示部43には、通知部66により残り時間が通知されていない場合は、図5に示す動画像が表示され、通知部66により残り時間が通知されている場合は、図6に示す動画像が表示される。なお、映像処理部68により、全ての端末装置14のうち、発言者端末14のみに送信するための映像データに、残り時間に関する情報が合成された場合、発言者端末14の表示部43には、図6に示す動画像が表示される。一方、この場合、全ての端末装置14のうちの発言者端末14以外の端末装置14の表示部43には、図5に示す動画像が表示される。
また、送信部72は、各端末装置14に、音声処理部70により各端末装置14用に合成された音声データを送信する。この音声データを受信した端末装置14の音声出力部47により、音声データが示す音声が出力される。
次に、図7及び図8を参照して、本実施形態に係る会議サーバ12の作用/動作を説明する。会議サーバ12のCPU20がビデオ会議プログラム30を実行することによって、図7に示す映像音声処理が実行される。また、会議サーバ12のCPU20が通知プログラム32を実行することによって、図8に示す通知処理が実行される。図7に示す映像音声処理は、例えば、議長役のユーザによって端末装置14の入力部44を介して会議の開始指示が入力された場合に実行される。また、図8に示す通知処理は、例えば、端末装置14から送信されたデータを会議サーバ12の受信部60が受信した場合に実行される。
図7のステップS10で、受信部60は、各端末装置14から送信された映像データを受信する。また、受信部60は、各端末装置14から送信された音声データを受信する。
ステップS12で、映像処理部68は、前述したように、ステップS10の処理により受信された、各端末装置14から送信された映像データを合成する。また、音声処理部70は、前述したように、ステップS10の処理により受信された、各端末装置14から送信された音声データを用いて、各端末装置14に送信するための音声データを合成する。
ステップS14で、送信部72は、ステップS12の処理により合成された映像データを全ての端末装置14に送信する。また、送信部72は、各端末装置14に、ステップS12の処理により各端末装置14用に合成された音声データを送信する。ステップS14の処理が終了すると、本映像音声処理が終了する。以上のステップS10からステップS14までの処理が、会議の終了の指示が入力されるまで、予め定められたフレームレートに従って繰り返し実行される。
図8のステップS20で、判定部62は、受信部60により受信されたデータが、上記発言者特定データであるか否かを判定する。この判定が否定判定となった場合は、再度ステップS20が実行され、肯定判定となった場合は、処理はステップS22に移行する。
ステップS22で、タイマー管理部64は、タイマーを起動することによって、ユーザの発言が開始されてからの経過時間を計時する。ステップS24で、通知部66は、上記予め定められた発言可能時間に対する残り時間が上記閾値以下であるか否かを判定する。この判定が否定判定となった場合は、再度ステップS24が実行され、肯定判定となった場合は、処理はステップS26に移行する。
ステップS26で、通知部66は、前述したように、上記残り時間に関する情報を映像処理部68に出力する。ステップS28で、映像処理部68は、図7に示すステップS12の処理により合成された映像データに、ステップS26の処理により入力された残り時間に関する情報を更に合成する。本ステップS28の処理により合成された映像データは、図7に示すステップS14の処理により各端末装置14に送信される。
ステップS30で、タイマー管理部64は、ステップS22の処理により起動されたタイマーを終了する。なお、タイマーが終了されるタイミングは、例えば、発言可能時間の経過後でも良いし、次の発言者が開始されたと判定されたタイミングでもよいし、発言が終了した旨を表す情報が入力されたタイミングでもよい。ステップS30の処理が終了すると、本通知処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、発言が開始されたと判定されたユーザの端末装置14に、発言が開始されてからの経過時間に関する情報が通知される。従って、発言時間を管理するための人がいなくても発言者自身が発言時間を把握することができる結果、簡易に会議を円滑に進めることができる。
[第2実施形態]
第2実施形態では、端末装置14から送信された音声データを用いて、ユーザの発言が開始されたことを判定する形態例を説明する。なお、本実施形態に係る会議システム10の構成(図1参照)、会議サーバ12のハードウェア構成(図2参照)、及び端末装置14のハードウェア構成(図3参照)は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
次に、図4を参照して、本実施形態に係る会議サーバ12の機能的な構成を説明する。なお、第1実施形態と同様の機能を有する機能部については、同一の符号を付して説明を省略する。会議サーバ12は、受信部60、判定部62A、タイマー管理部64、通知部66、映像処理部68、音声処理部70、及び送信部72を含む。CPU20がビデオ会議プログラム30及び通知プログラム32を実行することで、受信部60、判定部62A、タイマー管理部64、通知部66、映像処理部68、音声処理部70、及び送信部72として機能する。
判定部62Aは、受信部60により受信された音声データにおいて、ユーザが発話した音声が一定時間以上継続した場合に、そのユーザにより発言が開始されたと判定する。この場合、ユーザが発話した音声が一定時間以上継続した音声データの送信元の端末装置14が発言者端末14となる。
次に、図9を参照して、本実施形態に係る会議サーバ12の作用/動作を説明する。なお、図7に示す映像音声処理は第1実施形態と同じ処理であるため説明を省略する。また、会議サーバ12のCPU20が通知プログラム32を実行することによって、図9に示す通知処理が実行される。図9に示す通知処理は、例えば、図7に示す映像音声処理のステップS10で音声データが受信された場合に実行される。また、図9における図8と同一の処理を実行するステップについては、同一の符号を付して説明を省略する。
図9のステップS20Aで、判定部62Aは、受信部60により受信された音声データにおいて、ユーザが発話した音声が一定時間以上継続したか否かを判定する。ユーザが発話した音声が一定時間以上継続した場合、ステップS20Aの判定が肯定判定となり、処理はステップS22に移行する。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、本実施形態によれば、ユーザによる発話によって発言が開始されたか否かを判定しているため、より簡易に会議を円滑に進めることができる。
なお、上記第2実施形態において、判定部62Aは、発話した音声の継続時間ではなく、受信部60により受信された音声データに予め定められたキーワードが含まれる場合に、ユーザの発言が開始されたと判定してもよい。この場合のキーワードの例としては、「発言を開始します。」等が挙げられる。更に、この場合、例えば、発言者が発言可能時間を更に指定可能としてもよい。具体的には、判定部62Aは、受信部60により受信された音声データに予め定められたキーワードに加えて、発言可能時間が含まれる場合、発言可能時間を音声データに含まれる時間に設定する。この場合のユーザの発話の例としては、「発言を開始します。発言時間は5分です。」等が挙げられる。この例では、発言可能時間が5分に設定される。
また、上記各実施形態では、会議サーバ12が映像によって残り時間に関する情報を通知する場合について説明したが、これに限定されない。会議サーバ12が音声によって残り時間に関する情報を通知する形態としてもよい。この場合、例えば、通知部66は、予め定められた発言可能時間に対する残り時間に関する情報を音声処理部70に出力することによって上記の通知を行う。この場合、音声処理部70は、残り時間に関する情報を各端末装置14に送信するための音声データに合成する。また、会議サーバ12が映像及び音声の双方によって残り時間に関する情報を通知する形態としてもよい。
また、上記各実施形態では、本発明をビデオ会議に適用する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、本発明を電話会議に適用する形態としてもよい。この場合、会議サーバ12は、音声によって残り時間に関する情報を通知する。また、本発明を、映像データ及び音声データのうち映像データのみを用いる会議に適用する形態としてもよい。
また、上記各実施形態において、発言が開始されたと判定されてから発言が終了するまでの間(例えば、タイマーが起動している間)は、各端末装置14から送信された音声データのうち、発言者端末14から送信された音声データのみを発言者端末14以外の端末装置14に送信してもよい。この場合、各端末装置14のユーザは、発言者の発話が聞き取り易くなる。
また、上記各実施形態では、残り時間に関する情報を会議サーバ12側で合成する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、残り時間に関する情報を端末装置14側で合成する形態としてもよい。この場合、会議サーバ12の通知部66は、会議用の映像データ及び音声データとは別に、残り時間に関する情報を各端末装置14に送信することによって上記の通知を行う。この場合、例えば、残り時間に関する情報を音声に合成する場合は、通知部66は、残り時間に関する情報をVoiceXMLによって各端末装置14に送信する形態が例示される。
また、上記各実施形態において、CPU20がプログラムを実行することによってソフトウェアにより実現される機能を、例えば、半導体集積回路等のハードウェアにより実現してもよいし、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現してもよい。
また、上記各実施形態では、ビデオ会議プログラム30及び通知プログラム32が記憶部22に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。ビデオ会議プログラム30及び通知プログラム32は、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、ビデオ会議プログラム30及び通知プログラム32は、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
10 会議システム
12 会議サーバ
14 端末装置
20、40 CPU
21、41 メモリ
22、42 記憶部
30 ビデオ会議プログラム
32 通知プログラム
60 受信部
62、62A 判定部
64 タイマー管理部
66 通知部
68 映像処理部
70 音声処理部
72 送信部

Claims (9)

  1. 会議システムに参加する複数の端末装置それぞれとの間で映像データ及び音声データの少なくとも一方を送受信する処理装置であって、
    前記端末装置から送信されたデータを受信する受信部と、
    前記受信部により予め定められたデータが受信された場合に、前記予め定められたデータにより定まる前記端末装置のユーザの発言が開始されたと判定する判定部と、
    前記発言が開始されたと判定された前記ユーザの前記端末装置に、前記発言が開始されてからの経過時間に関する情報を通知する通知部と、
    を備えた処理装置。
  2. 前記予め定められたデータは、予め定められたキーワードが含まれる音声データである
    請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記経過時間に関する情報は、発言可能時間に対する残り時間を表す情報である
    請求項1又は請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記経過時間に関する情報は、前記経過時間が発言可能時間を超えたことを表す情報である
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の処理装置。
  5. 前記通知部は、前記端末装置に送信する前記映像データ又は前記音声データに、前記発言が開始されてからの経過時間に関する情報を合成することによって前記通知を行う
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の処理装置。
  6. 前記通知部は、会議用の前記映像データ及び前記音声データとは別に、前記発言が開始されてからの経過時間に関する情報を前記端末装置に送信することによって前記通知を行う
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の処理装置。
  7. 前記映像データ及び前記音声データを前記端末装置に送信する送信部を更に備え、
    前記送信部は、前記発言が開始されたと判定されてから発言が終了するまでの間は、前記複数の端末装置から送信された音声データのうち、前記発言が開始されたと判定された前記ユーザの前記端末装置から送信された音声データのみを、前記複数の端末装置のうちの前記発言が開始されたと判定された前記ユーザの前記端末装置以外の端末装置に送信する
    請求項1から請求項6の何れか1項に記載の処理装置。
  8. 会議システムに参加する複数の端末装置それぞれとの間で映像データ及び音声データの少なくとも一方を送受信するコンピュータを、
    前記端末装置から送信されたデータを受信する受信部と、
    前記受信部により予め定められたデータが受信された場合に、前記予め定められたデータにより定まる前記端末装置のユーザの発言が開始されたと判定する判定部と、
    前記発言が開始されたと判定された前記ユーザの前記端末装置に、前記発言が開始されてからの経過時間に関する情報を通知する通知部と、
    として機能させるためのプログラム。
  9. 会議システムに参加する複数の端末装置それぞれとの間で映像データ及び音声データの少なくとも一方を送受信する処理装置による処理方法であって、
    前記処理装置は、
    前記端末装置から送信されたデータを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより予め定められたデータが受信された場合に、前記予め定められたデータにより定まる前記端末装置のユーザの発言が開始されたと判定する判定ステップと、
    前記発言が開始されたと判定された前記ユーザの前記端末装置に、前記発言が開始されてからの経過時間に関する情報を通知する通知ステップと、
    を備えた処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023182230A1 (ja) * 2022-03-23 2023-09-28 国立大学法人大阪大学 情報処理装置及びプログラム

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WO2023182230A1 (ja) * 2022-03-23 2023-09-28 国立大学法人大阪大学 情報処理装置及びプログラム
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