JP2002232206A - 積層型誘電体フィルタ及びその周波数調整方法 - Google Patents

積層型誘電体フィルタ及びその周波数調整方法

Info

Publication number
JP2002232206A
JP2002232206A JP2001024813A JP2001024813A JP2002232206A JP 2002232206 A JP2002232206 A JP 2002232206A JP 2001024813 A JP2001024813 A JP 2001024813A JP 2001024813 A JP2001024813 A JP 2001024813A JP 2002232206 A JP2002232206 A JP 2002232206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground electrode
dielectric
electrode
strip lines
dielectric block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001024813A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Tsukamoto
直樹 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2001024813A priority Critical patent/JP2002232206A/ja
Publication of JP2002232206A publication Critical patent/JP2002232206A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単に減衰極の調整をおこなえて高減衰量、低
損失を実現できる積層型誘電体フィルタを提供するこ
と。 【解決手段】誘電体ブロック1の同一層間で誘電体ブロ
ック1の主面に形成したアース電極20に対向し、かつ
一方端側がアース電極21に短絡するストリップライン
30、31が併設されている積層型誘電体フィルタにお
いて、各ストリップライン30、31間の開放端側にア
ース電極21から接続される第2アース電極2aを形成
すると共に、誘電体ブロック1の一方主面から第2アー
ス電極2aが形成された誘電体層間までキャビティ4が
形成されており、かつキャビティ4の底面に第2アース
電極2aを露出させたトリミング領域を形成したことを
特徴とする積層型誘電体フィルタである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波通信機
器に使用される積層型誘電体フィルタ及びその周波数調
整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロ波を利用した携帯電話な
どの機器には、小型で高機能性をもつなどの理由で誘電
体内にストリップラインを形成してなる積層型誘電体フ
ィルタが多用されている。このような積層型誘電体フィ
ルタは、低温で焼成可能なセラミックグリーンシートに
導電性ペーストを用いて内部配線パターンを形成し、そ
のセラミックグリーンシートを積層して、誘電体層と内
部配線とを一括同時焼成し形成されるものである。
【0003】このような積層型誘電体フィルタは、まず
誘電体ブロックとなるセラミック材料とガラス材料及び
有機バインダと溶剤からなるスラリーをドクターブレー
ド法等でキャスティング、乾燥してグリーンシートを作
成する。次にこのグリーンシートに任意のビアホール導
体をNCパンチや金型等で貫通孔を形成し、内部配線の
パターン及びビアホール導体に応じて、導体ペーストを
グリーンシートに印刷・充填する。このグリーンシート
を複数枚積層して一体化した後、一括同時焼成する。そ
の後、フィルタの側面及び短絡端に導体ペーストを印刷
・焼成して形成される。
【0004】このように形成される積層型誘電体フィル
タは電気特性上で急峻な減衰特性を得るために有極化、
即ち減衰極を設けることが一般的であるが、前述の内部
配線パターン形成時、あるいはシート積層時のずれ、ま
たは、セラミックスおよび導体材料の材料定数や電気特
性のバラつき等により減衰極が適切な位置になく、所望
の減衰特性が得られなくなるため、減衰極調整が必要と
なる。
【0005】従来の減衰極を微調整する方法について説
明する。図8は従来の内部にストリップラインを用いた
積層型誘電体フィルタ100の構成を示す図であり、
(a)は斜視図、(b)は上面図である。積層型誘電体
フィルタ100は誘電体層が複数積層されてなる誘電体
ブロック110の両主面及び側面にアース電極120、
121が形成されており、誘電体ブロック110の内部
には2本のストリップライン130、131がアース電
極120と誘電体層を介して対向して形成されている。
ストリップライン130、131の一方端はアース電極
121に短絡しており、また、他方端は開放されてい
る。なお、140、141は入出力電極である。
【0006】従来の積層型誘電体フィルタ100におけ
る減衰極調整としては、電磁界結合された2本のストリ
ップライン130、131の開放端側上面又は下面のア
ース電極120を図9のように浮島状にトリミングを施
して浮島電極200を形成する。これにより高周波にお
いてストリップライン130、131の開放端側の電界
結合が強められ、フィルタの通過帯域の所望周波数に形
成される減衰極を調整する手法が用いられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記手
法では減衰極を形成することはできるがストリップライ
ン130、131と浮島電極200の距離が遠いために
容量結合が大きく可変できず減衰極の調整が難しいとい
う問題点があった。
【0008】従って容量結合を十分得させて周波数調整
を行うためには浮島電極200にトリミングして形成す
る領域を大きくとる方法が考えられるが、各ストリップ
ライン130、131の共振周波数が高くなり、フィル
タ特性としても高域側にシフトするという欠点を有して
いた。
【0009】また、浮島電極200は誘電体ブロック1
10の主面に形成されているので外部からのノイズに対
しても対応させることができなかった。
【0010】本発明は,上記欠点に鑑みて案出されたも
のであり、本発明の目的は、簡単に減衰極の調整をおこ
なえて高減衰量、低損失を実現できると共に、容量結合
を十分得て減衰極を大きく可変させることができる積層
型誘電体フィルタ及びその周波数調整方法を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数の誘電体層を積層した誘電体ブロック
の主面又は誘電体層間にアース電極を形成するととも
に、前記誘電体ブロックの同一層間で前記アース電極に
対向し、かつその全ての一方端側が前記アース電極に短
絡する複数のストリップラインが併設されている積層型
誘電体フィルタにおいて、前記各ストリップラインの開
放端側で、前記隣接するストリップライン間に前記アー
ス電極から接続される第2アース電極を形成すると共
に、前記誘電体ブロックの一方主面から前記第2アース
電極が形成された誘電体層間まで前記誘電体ブロックの
厚み方向にキャビティが形成されており、かつ、該キャ
ビティ底面に前記第2アース電極を露出させたトリミン
グ領域を形成したことを特徴とする積層型誘電体フィル
タを提供する。
【0012】本発明の構成によれば、誘電体ブロックの
一方主面からキャビティが形成されて、そのキャビティ
の底面に第2アース電極を露出させたトリミング領域を
形成したために、ストリップラインに近い位置でアース
電極(アース電極に接続された第2アース電極)をトリ
ミングすることができ、ストリップライン間を接続する
容量成分が十分得て大きく得ることができて広い範囲で
減衰極の周波数調整をさせることが可能となる。
【0013】また、キャビティの底面でトリミングが行
われるので外部からのノイズに対しても保護させること
が可能となる。さらに、誘電体ブロックの一方主面側か
ら第2のアース電極をトリミングするだけであるので簡
単に周波数の調整が行うことができる。
【0014】一方、本発明の周波数調整方法は、複数の
誘電体層を積層した誘電体ブロックの主面又は誘電体層
間に形成したアース電極と、前記誘電体ブロックの同一
層間で前記アース電極に対向し、かつその全ての一方端
側が前記アース電極に短絡するよう併設した複数のスト
リップラインと、該各ストリップラインの開放端側で、
かつ前記隣接する各ストリップライン間に前記アース電
極と接続された第2アース電極と、前記誘電体ブロック
の一方主面から前記第2アース電極が形成された誘電体
層間までの前記誘電体ブロック厚み方向に形成され、か
つ、その底面に前記第2アース電極の一部を露出させた
キャビティと有してなり、前記第2アース電極の露出部
の一部を切り離して少なくとも隣接するストリップライ
ンの夫々と対面した浮島状電極を形成することで周波数
の調整を行うことを特徴とする積層型誘電体フィルタの
周波数調整方法を提供する。
【0015】本発明の構成によれば、各ストリップライ
ンの開放端側で、かつ隣接する各ストリップライン間に
アース電極と接続された第2アース電極を設けること
で、ストリップラインの開放端側の電界結合が強められ
た状態となる等価回路を書くと図5のようになる。この
第2アース電極の露出部の一部を切り離して少なくとも
隣接するストリップラインの夫々と対面した浮島状電極
を形成することにより、図6に示すように浮島状電極と
各ストリップライン間に容量成分Ca、Cbが直列に介
在して接続された状態で形成されることになり、その結
果、ストリップラインの開放端側の電界結合が弱められ
ることになる。これを利用することでフィルタの帯域幅
の極が簡単に所望の周波数となるように形成させること
ができる。また、この調整方法は容易であり、調整に要
する時間も極めて短い。
【0016】第2アース電極はストリップラインが形成
された同一誘電体層間に形成されていることを特徴とす
る。これにより、ストリップラインからの距離が一番近
い位置でアース電極(アース電極に接続された第2アー
ス電極)をトリミングすることができ、ストリップライ
ン間を接続する容量成分を極大化させて広い範囲で減衰
極の周波数調整をさせることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の積層型誘電体フ
ィルタの斜視図、図2にその上面図、図3は積層型誘電
体フィルタの内部状態を説明するための分解斜視図を示
す。
【0018】図1において積層型誘電体フィルタ10は
誘電体ブロック1、アース電極2、ストリップライン
3、入力端子6、出力端子7から構成されている。
【0019】誘電体ブロック1は複数の誘電体層8a〜
8dから構成されている。この誘電体ブロック1の主面
側から後述する第2アース電極2aが形成された誘電体
層8cまでの間にキャビティ4が形成されており、この
キャビティ4の開口底面がその開口からその底面にかけ
てレーザ光等によりトリミングさせるトリミング領域と
なっている。
【0020】この誘電体層8a〜8dは、誘電体セラミ
ック材料と低温焼成化を可能とする酸化物や低融点ガラ
ス材料とから構成されている。具体的には、誘電体セラ
ミック材料とは、例えば、BaO−TiO2系、Ca−
TiO2系、MgO−TiO2系等があり、低温焼成化す
るための酸化物としては、BiVO4、CuO、Li
2O、B23等がある。また、誘電体層8a〜8dは、
1層あたり50〜300μm程度の厚みを有し、層を厚
み方向に積層し所望の厚みにして構成されている。
【0021】アース電極2は誘電体ブロック1の両主面
及び側面に形成されたアース電極20、21が夫々接続
されてなり、その材質としてはAg、Cuなどを主成分
(Ag単体またはAg−Pd、Ag−PtなどのAg合
金、Cu単体またはCu合金)とする導体材料から成
る。
【0022】ストリップライン3は2本のストリップラ
イン30、31が併設されており、夫々のストリップラ
イン30、31の一方端側がアース電極21に短絡して
おり、他方端側が電気的に開放端としている。これによ
り、夫々のストリップライン30、31は1/4λ共振
器となり、少なくとも2本のストリップライン30、3
1でフィルタ特性を有するようになる。このストリップ
ライン30、31は誘電体層8b、8c内部電極5、5
を介して入出力端子6、7に接続されている。なお、ス
トリップライン3の一方端の短絡手段としてビアホール
導体を用いても良い。
【0023】ストリップライン30、31の一方端側に
行くに従って各ストリップライン30、31の間隔が狭
くなっているが、これは、ストリップライン30、31
の磁界結合を強めて電界結合は抑えるために行われた設
計であるが、特に送信用フィルタに用いられる際にフィ
ルタの通過帯域における右肩側に極を形成するためのも
のである。
【0024】また、ストリップライン30、31が形成
された同一の誘電体層8b、8c間にはストリップライ
ン30、31の開放端側で、かつ、その隣接するストリ
ップライン30、31間に第2アース電極21aが形成
され、アース電極20、21と接続されている。この第
2アース電極2aは誘電体ブロック1の一側面の略全域
に形成したアース電極21と接続する側面電極20a
と、側面電極20aの略中央からストリップライン3
0、31間の開放端側に向けて形成され、その一部がス
トリップライン30、31の何れも対面するような位置
まで延出された中央電極21aとから構成されている。
また、中央電極21aの先端領域はキャビティ4の開口
部分の位置まで延出されており、第2アース電極2aの
一部の領域が上方空間に露出された状態で形成されてい
る。
【0025】この第2アース電極21aの中央電極21
aがストリップライン30、31の開放端側に形成され
ることで電界結合を強くして、例えばフィルタの高域側
における減衰極の周波数を上げている。側面電極20a
が誘電体ブロック1の側面略全域に形成していること
で、確実にアース電極20、21と接続されるため、さ
らに電界結合を強めることが可能となっている。
【0026】なお、ストリップライン3、内部配線電極
4、入力端子6、出力端子7の電極部は、Ag、Ag−
Pd、Cuなどを主成分とする導体材料により構成され
ている。また、ビアホールを用いてアース電極2とスト
リップライン3を接続する場合も、同様にAg、Ag−
Pd、Cuなどを主成分とする導体材料により構成され
る。
【0027】次に本発明の周波数の調整方法について図
4、図7を用いて説明する。図4(a)〜(c)は送信
フィルタに用いられる本発明の積層型誘電体フィルタの
周波数調整方法を説明するための図、図7はそのフィル
タ特性を説明する図である。まず、図4(a)に示すよ
うに第2アース電極21aの中央電極21aがストリッ
プライン30、31の開放端側に形成されることで電界
結合が強くなって図7の(a)のような穏やかな減衰特
性を有するフィルタの特性している。そして、第2アー
ス電極2aの中央電極21aがキャビティ4の底面に露
出した部分を、サンドブラスト若しくはレーザ等でトリ
ミングする事で切断して行われる(図4(b))。この
切断に際して第2アース電極2aから切り離された浮島
電極2bを形成するが、ストリップライン30、31の
開放端側にストリップライン30、31の内側が対面す
るように浮島電極2bが切断される。これにより図7の
(b)のような減衰特性を有したフィルタ特性が得られ
る。この浮島電極2bの形成で図6に示すように各スト
リップライン30、31間には浮島電極2bを介して容
量成分が形成される。これが、本来、ストリップライン
30、31間にあった電磁界結合に付加されて減衰極を
低域側に変動させる。
【0028】これを等価回路で説明すると、図5の初期
状態のフィルタ構成に対し、図6に示すように第2アー
ス電極2aの一部分を切断させ浮島電極2bを形成する
ことにより、フィルタには浮島電極2bとストリップラ
イン30で形成される容量Caと、同じく浮島電極2b
とストリップライン31で形成される容量Cbが直列に
接続され、この合成容量によりストリップライン30、
31の開放端における電界結合を弱めて、図7に示す
(b)のように減衰極の周波数を低域側にシフトさせる
ものである。また、ストリップライン30、31間の新
たな容量結合を形成するために浮島電極2cを切り離し
て形成する(図4(c))ことにより図7に示す(c)
のように減衰極がさらに低域側に移動する。
【0029】なお、周波数調整方法としては、第2アー
ス電極2aの中央電極21aの先端側から浮島電極2
b、2c・・・といったように段々アース電極21に近
づくようにトリミングすると少しずつ低域側にシフトす
るので微調整が容易となるものである。
【0030】
【発明の効果】本発明の構成によれば、誘電体ブロック
の一方主面からキャビティが形成されて、そのキャビテ
ィの底面にストリップラインに対向するアース電極に接
続された第2アース電極を露出させたために、ストリッ
プラインに近い位置でアース電極(アース電極に接続さ
れた第2アース電極)をトリミングすることができ、ス
トリップライン間を接続する容量成分が十分得て大きく
得ることができて広い範囲で減衰極の周波数調整をさせ
ることが可能となる積層型誘電体フィルタ及びその周波
数調整方法が提供できる。従って、広い範囲で減衰極の
調整が可能であるため急峻な減衰特性および高減衰量が
実現可能となる。
【0031】また、キャビティの底面でトリミングが行
われて浮島電極を形成するので外部からのノイズに対し
ても浮島電極が保護させることが可能となった積層型誘
電体フィルタ及びその周波数調整方法が提供できる。
【0032】さらに、誘電体ブロックの一方主面側から
第2のアース電極をトリミングするだけであるので簡単
に短時間で周波数の調整が行える積層型誘電体フィルタ
及びその周波数調整方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層型誘電体フィルタの斜視図であ
る。
【図2】積層型誘電体フィルタの上面図である。
【図3】積層型誘電体フィルタの内部状態を説明するた
めの分解斜視図を示す。
【図4】(a)〜(c)は本発明の積層型誘電体フィル
タの周波数調整方法を説明するための図である。
【図5】第2アース電極を有した等価回路図である。
【図6】第2アース電極をトリミングして浮島電極を形
成したときの等価回路図である。
【図7】図4(a)〜(c)のフィルタの伝送特性を示
す図である。
【図8】従来の内部にストリップラインを用いた積層型
誘電体フィルタの構成を示す図であり、(a)は斜視
図、(b)は上面図である。
【符号の説明】
1:誘電体ブロック 2:アース電極 2a:第2アース電極 2b:浮島電極 3:ストリップライン 4:キャビティ 5:内部配線 6:入力端子 7:出力端子 8a〜8d:誘電体層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の誘電体層を積層した誘電体ブロッ
    クの主面又は誘電体層間にアース電極を形成するととも
    に、前記誘電体ブロックの同一層間で前記アース電極に
    対向し、かつその全ての一方端側が前記アース電極に短
    絡する複数のストリップラインが併設されている積層型
    誘電体フィルタにおいて、 前記各ストリップラインの開放端側で、前記隣接するス
    トリップライン間に前記アース電極から接続される第2
    アース電極を形成すると共に、前記誘電体ブロックの一
    方主面から前記第2アース電極が形成された誘電体層間
    まで前記誘電体ブロックの厚み方向にキャビティが形成
    されており、かつ、該キャビティ底面に前記第2アース
    電極を露出させたトリミング領域を形成したことを特徴
    とする積層型誘電体フィルタ。
  2. 【請求項2】 複数の誘電体層を積層した誘電体ブロッ
    クの主面又は誘電体層間に形成したアース電極と、 前記誘電体ブロックの同一層間で前記アース電極に対向
    し、かつその全ての一方端側が前記アース電極に短絡す
    るよう併設した複数のストリップラインと、 該各ストリップラインの開放端側で、かつ前記隣接する
    各ストリップライン間に前記アース電極と接続された第
    2アース電極と、 前記誘電体ブロックの一方主面から前記第2アース電極
    が形成された誘電体層間までの前記誘電体ブロック厚み
    方向に形成され、かつ、その底面に前記第2アース電極
    の一部を露出させたキャビティと有してなり、 前記第2アース電極の露出部の一部を切り離して少なく
    とも隣接するストリップラインの夫々と対面した浮島状
    電極を形成することで周波数の調整を行うことを特徴と
    する積層型誘電体フィルタの周波数調整方法。
  3. 【請求項3】 前記第2アース電極はストリップライン
    が形成された同一誘電体層間に形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の積層型誘電体フィルタの調整方
    法。
JP2001024813A 2001-01-31 2001-01-31 積層型誘電体フィルタ及びその周波数調整方法 Pending JP2002232206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001024813A JP2002232206A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 積層型誘電体フィルタ及びその周波数調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001024813A JP2002232206A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 積層型誘電体フィルタ及びその周波数調整方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002232206A true JP2002232206A (ja) 2002-08-16

Family

ID=18889902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001024813A Pending JP2002232206A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 積層型誘電体フィルタ及びその周波数調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002232206A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004180032A (ja) 誘電体フィルタ
JP2860018B2 (ja) 誘電体フィルタ
JP2851966B2 (ja) 積層型誘電体フィルター
JP3204753B2 (ja) 共用器
JP2957041B2 (ja) 積層型誘電体フィルタ
JP2002232206A (ja) 積層型誘電体フィルタ及びその周波数調整方法
JP2710904B2 (ja) 積層型誘電体フィルタ
JP2004266697A (ja) 積層型バンドパスフィルタ
JP2860010B2 (ja) 積層型誘電体フィルタ
JPH05335804A (ja) 積層型誘電体フィルタ
JP4280131B2 (ja) 積層フィルタ
JP4172742B2 (ja) 積層型誘電体フィルタ
JP3495219B2 (ja) フィルタ
JP3381956B2 (ja) 積層型誘電体フィルタ
JP3359381B2 (ja) 誘電体フィルター及びその周波数特性の調整方法
JP2002111314A (ja) 積層型誘電体フィルタ
JP2006238195A (ja) 積層型誘電体フィルタ
JP4172741B2 (ja) 積層型誘電体フィルタ
JP2002164710A (ja) 積層型デュプレクサ
JP2002076705A (ja) 積層型誘電体フィルタ
JP3898590B2 (ja) 積層ストリップラインフィルタ
JP3860800B2 (ja) トラップ回路内蔵型フィルタ装置
JPH10190311A (ja) 誘電体フィルタ
JP2003046302A (ja) 積層型誘電体フィルタ及びそのフィルタ特性調整方法
JP2002261506A (ja) 積層型誘電体フィルタ及びその周波数調整方法