JP2002232028A - 熱電モジュール - Google Patents

熱電モジュール

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JP2002232028A JP2001369336A JP2001369336A JP2002232028A JP 2002232028 A JP2002232028 A JP 2002232028A JP 2001369336 A JP2001369336 A JP 2001369336A JP 2001369336 A JP2001369336 A JP 2001369336A JP 2002232028 A JP2002232028 A JP 2002232028A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップの一部が破壊する等して断線してもモ
ジュールの機能低下を最小限に抑えることができる信頼
性が高い熱電モジュールを提供する。 【解決手段】 熱電モジュールは、上部基板1と下部基
板2とが対向配置されている。下部基板2の対向面上に
形成された下部電極6には1対のP型熱電素子3及びN
型熱電素子4が設けられ、各下部電極6における1対の
P型熱電素子3と隣接する下部電極6における1対のN
型熱電素子4とに接触するように複数個の上部電極5、
7、8が上部基板1の対向面上に形成されている。これ
らの上部電極及び下部電極は熱電素子3、4により直列
接続され、また、一つの上部電極及び下部電極に1対の
P型熱電素子3及びN型の熱電素子4が配置されて並列
回路が構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電素子の直列及
び並列回路を有する熱電モジュールに関し、特に、信頼
性の向上を図った熱電モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】図14(a)及び図14(b)は従来の
直列型熱電モジュールを示す模式図である(以下、従来
例1という)。なお、図14(a)は熱電モジュールの
下部基板102を上方から見た図、図14(b)は下部
基板102の右端縁を中心として上部基板101を右方
に折り返し、下部基板102と上部基板101とを見開
きの状態で表したものである。P型熱電素子103及び
N型熱電素子104は、図14(a)において、下部基
板102上に表示されているので、図14(b)におい
ては本来存在せず、従って、図14(b)において、二
点差線にて表示してある。
【0003】熱電モジュールは、上部基板(吸熱側基
板)101及び下部基板(放熱側基板)102が相互に
平行に対向配置される。そして、図14(a)及び図1
4(b)に示すように、この上部基板(吸熱側基板)1
01及び下部基板(放熱側基板)102の間に複数個の
P型及びN型熱電素子103、104が相互に平行に配
置され、これらの熱電素子103、104はその両端部
が、夫々基板101、102の対向面上に印刷及びメッ
キ等により設けられた上部電極105及び下部電極10
6に接合されている。各電極105、106には、隣接
してP型及びN型からなる1対の熱電素子103、10
4が配置されており、上部電極105に接続されたN型
熱電素子104と、この上部電極5に隣接した他の上部
電極105に接続されたP型熱電素子103とが同一の
下部電極106により接続されている。これにより、全
ての熱電素子103、104が電極105、106を介
して直列に接続されている。
【0004】近時、熱電モジュールの利用分野が多岐に
わたり、これらの利用分野の要求を満たすためには、他
種類の電源電圧使用に対応する必要がある。そこで、上
述のような直列型の熱電モジュールではなく、並列回路
を有するサーモモジュールが特開平12−164945
号公報に開示されている(以下、従来例2という)。
【0005】図15(a)及び図15(b)並びに図1
6(a)及び図16(b)は、従来例2の夫々第1の実
施例及び第2の実施例に記載のサーモモジュールを示す
模式図である。図15、16は熱電モジュールの上部基
板を外して見開きの状態としたものであって、図15
(a)及び図16(a)は上部基板側から見た下部基
板、図15(b)及び図16(b)は下部基板側から見
た上部基板を示す。
【0006】サーモモジュールは、上部基板201及び
下部基板202が相互に平行に対向配置される。そし
て、図15に示すように、上部基板201及び下部基板
202の間に複数個のP型熱電素子203、N型熱電素
子204が相互に平行に配置され、これらの熱電素子2
03、204の両端部が上部基板201及び下部基板2
02の対向面に形成された夫々上部電極205及び下部
電極206に接合されている。各電極には、P型熱電素
子203及びN型熱電素子204からなる一対の熱電素
子が配置され、図15(a)に示す二点鎖線に沿って熱
電素子203、204が直列接続された外側回路207
が形成されている。また、この外側回路207の内側に
は図15(a)に示す二点鎖線に沿って熱電素子20
3、204が直列接続された内側回路208が形成され
ている。そして、下部基板202の端部において、この
外側回路207及び内側回路208が並列接続されてい
る。このサーモモジュールにおいては、直列接続に並列
接続が組み込まれており、出力及び入力のための端子が
各1つずつ設けられている。
【0007】また、図16においても、相互に平行に対
向配置される上部基板301及び下部基板302の対向
面に夫々上部電極305及び下部電極306が形成さ
れ、これらの電極305、306にP型熱電素子303
及びN型熱電素子304が接合されている。このサーモ
モジュールにおいては、図16(a)に示す二点鎖線に
沿って直列接続された外側回路307及びこの外部回路
307の内側に図16(a)に示す二点鎖線に沿って直
列接続された内側回路308に対し、独立して出力及び
入力のための端子が設けられている。これらの端子の接
続方法を変更することにより、直列のみの回路又は並列
接続を組み込んだ回路とすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1の熱電モジュールにおいては、直列接続のため、1つ
でも熱電素子が破壊すると熱電モジュールが全く性能し
なくなるという問題点がある。図17(a)及び図17
(b)は、従来の熱電モジュールの動作を示す模式図で
ある。図17(a)に示すように、電流は、上部基板上
に形成された上部電極505に一端が接合されたP型熱
電素子504から下部基板に形成された下部電極506
を通ってN型熱電素子503に流れる。そして、N型熱
電素子503から上部電極505を通ってP型熱電素子
504に流れる。こうして、上部電極505及び下部電
極506によって熱電素子503、504が直列接続さ
れている。しかし、図17(b)に示すように、熱電素
子の1つ(例えば、熱電素子503a)が破壊した場
合、電流は全く流れなくなり、その素子を通過する電流
経路は導通しなくなるため熱電モジュールが機能しなく
なってしまうという問題点がある。
【0009】また、従来例2においても、例えば外部回
路内の熱電素子の1つが破壊した場合、外部回路は機能
しなくなり、熱電モジュールの能力が半減する。更に、
断線していない内部回路には、断線した外部回路に流れ
る電流が流れ込むため、過電流となり、内部回路が過剰
に発熱して冷却素子等に使用することが不可能となると
いう問題点がある。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、チップの一部が破壊する等して断線しても
モジュールの機能低下を最小限に抑えることができる信
頼性が高い熱電モジュールを提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る熱電モジュ
ールは、基板と、この基板上に行列状に配置されて設け
られた複数個のN型熱電素子及びP型熱電素子と、前記
N型熱電素子及びP型熱電素子を直列又は並列に接続す
る下部電極及び上部電極とを有し、前記N型熱電素子及
びP型熱電素子は行方向については夫々複数個づつ配置
され、列方向については前記N型熱電素子とP型熱電素
子とが交互になるように配置されており、前記下部電極
及び上部電極は、列方向については前記N型熱電素子と
それに一方向で隣接するP型熱電素子とを電気的に接続
し、前記下部電極及び上部電極のうち少なくとも一部
は、行方向に隣接する同一導電型の複数個の熱電素子を
まとめて列方向に隣接する他導電型の複数個の熱電素子
に電気的に接続し、これにより、行方向に隣接する同一
導電型の複数個の熱電素子は、その少なくとも一部が、
前記列方向において相互に並列接続されていることを特
徴とする。
【0012】この熱電モジュールにおいて、例えば、前
記下部電極の全て又は上部電極の全てが、行方向に隣接
する同一導電型の複数個の熱電素子をまとめて列方向に
隣接する他導電型の複数個の熱電素子に電気的に接続す
る。
【0013】また、この熱電モジュールにおいて、例え
ば、前記下部電極及び上部電極の一方は、その全てが行
方向に隣接する同一導電型の複数個の熱電素子をまとめ
て列方向に隣接する他導電型の複数個の熱電素子に電気
的に接続するものであり、他方は、列方向の両端縁に沿
う位置の電極を除いて、行方向に隣接する同一導電型の
複数個の熱電素子をまとめて列方向に隣接する他導電型
の複数個の熱電素子に電気的に接続するものであり、前
記他方の電極における列方向の端縁に沿う位置の電極
は、行方向に隣接する同一導電型の複数個の熱電素子
と、これらの熱電素子に行方向に隣接する他導電型の複
数個の熱電素子とを接続するものである。
【0014】更に、前記基板の隅部に設けられた前記下
部電極及び/又は上部電極のみが、行方向に隣接する同
一導電型の複数個の熱電素子をまとめて列方向に隣接す
る他導電型の複数個の熱電素子に電気的に接続するよう
に構成することもできる。
【0015】更にまた、前記基板の行方向の2辺縁に沿
って配置された前記下部電極及び/又は上部電極のみ
が、行方向に隣接する同一導電型の複数個の熱電素子を
まとめて列方向に隣接する他導電型の複数個の熱電素子
に電気的に接続するように構成することができる。
【0016】更にまた、前記基板の隅部に設けられた前
記下部電極及び/又は上部電極に接続された前記N型熱
電素子及び/又はP型熱電素子の少なくとも一部は、熱
流方向に直交する断面が他の熱電素子よりも大きいよう
に構成することができる。
【0017】更にまた、行方向に隣接する同一導電型の
複数個の熱電素子をまとめて列方向に隣接する他導電型
の複数個の熱電素子に接続する下部電極及び/又は上部
電極は、行方向に隣接する同一導電型の熱電素子間にス
リットを有するように構成することができる。
【0018】本発明においては、熱電素子(チップ)が
破壊した場合であっても、並列回路を有するため、破壊
した熱電素子を通らない電流経路を使用することがで
き、熱電モジュールの性能低下を最小限にとどめること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る熱電
モジュールについて添付の図面を参照して具体的に説明
する。図1(a)及び図1(b)は本発明の第1実施例
に係る熱電モジュールを示す模式図であり、図1(a)
は熱電モジュールの下部基板2を上方から見た図、図1
(b)は下部基板2の右端縁を中心として上部基板1を
右方に折り返し、下部基板2と上部基板1とを見開きの
状態で表したものである。P型熱電素子3及びN型熱電
素子4は、図1(a)において、下部基板2上に表示さ
れているので、図1(b)においては本来存在せず、従
って、図1(b)において、二点差線にて表示してあ
る。
【0020】本実施例の熱電モジュールにおいては、上
部基板1と下部基板2とが相互に平行に対向して配置さ
れる。この上部基板1及び下部基板2の対向面には、図
1に示すように、印刷及びメッキ等によって夫々上部電
極5、7及び下部電極6が形成されている。本実施例に
おいては、下部基板2上に正方形の下部電極6が4行4
列で形成されている。これに対して、上部基板1上には
上部電極が5行形成され、2乃至4行目の4列の上部電
極5は下部電極6と同様に正方形をなす。また、1行目
の2個の上部電極7は、上部電極5の2列分の長さの行
方向の長辺と、上部電極5の1/2行分の長さの列方向
の短辺とを有し、上部電極5の1、2列間、及び3、4
列間に夫々位置するように形成されている。また、5行
目の上部電極8は、上部電極7と同様の長方形をなし、
上部電極5の2、3列間に位置するように1つ形成され
ている。
【0021】P型熱電素子3と、N型熱電素子4とが、
夫々行方向に2個づつ配列されており、列方向について
は、P型熱電素子3とN型熱電素子4とが交互になるよ
うに配列されている。従って、本実施例の各下部電極及
び上部電極には、P型熱電素子3及びN型熱電素子4が
夫々2個ずつ4個接合されている。従来例1の熱電モジ
ュールは平面視で長方形の下部電極に夫々1対のN型及
びP型熱電素子が配置され、また、P型熱電素子とN型
熱電素子とがマトリクス状に配置されていた。これに対
して、本実施例においては、列方向にはP型及びN型が
交互に配置され、行方向は、同一導電型の熱電素子が2
列並び、2列毎にP型及びN型が交互に配置されてい
る。また、1行目及び5行目に形成された夫々上部電極
7及び8には、2列に並んだP型熱電素子3と、2列に
並んだN型熱電素子4とが同一行方向に並んで配置され
ている。そして、1個の上部電極5に接合された2個の
N型熱電素子4と、この上部電極5の列方向に隣接した
上部電極5に接合された2個のP型熱電素子5とは、同
一の下部電極6により接合されている。また、1行目の
下部電極6に接合された2個のN型熱電素子4及びこの
下部電極6の行方向に隣接した下部電極6に接合された
2個のP型熱電素子5とが、同一の上部電極7により接
合されている。同様に、4行目の2列及び3列に配置さ
れた2個の下部電極6に接合された基板の辺縁側の2個
のP型熱電素子3及び2個のn型熱電素子4はいずれも
1個の上部電極8により接合されている。
【0022】即ち、上部電極5、7、8と下部電極6と
は、熱電素子3、4を介して、交互に直列接続されてお
り、同一の上部電極5、7、8及び下部電極6上に2列
のP型熱電素子3及びN型熱電素子4が配置されること
により、熱電素子は並列回路で接続されている。同一の
上部電極又は下部電極上に配置された4個の熱電素子に
より形成される並列回路において、隣接するP型熱電素
子3とN型熱電素子4との間の1対の直列回路は相互に
電気抵抗が等しいことが好ましい。
【0023】更に、下部基板2の4行1列目及び4行4
列目に形成された下部電極6においては、夫々2個のN
型熱電素子4及び2個のP型熱電素子3のみが配置され
ており、これらの下部電極6の基板辺縁側の約半分の領
域は、熱電モジュールの出力又は入力端子として、夫々
リード(図示せず)に接続されるようになっている。
【0024】次に、本実施例に係る熱電モジュールの動
作について説明する。図2(a)及び図2(b)は本実
施例に係る熱電モジュールの動作を示す模式図である。
図2(a)及び図2(b)において、左側及び右側に
は、夫々下部基板6及び上部基板5の電流の流れを示す
模式図、中央には下部基板上に配置された熱電素子を示
す斜視図を示す。
【0025】図2(a)に示すように、下部基板上の下
部電極6上に配置された2つのP型熱電素子3に流れ込
んだ電流は、下部電極6上に配置された2つのN型熱電
素子4に流れる。即ち、各P型熱電素子3は2つのN型
熱電素子4に流れる2つの電流経路を有する。この2つ
のN型熱電素子4は、2つのP型熱電素子と共に上部電
極5に接合されている。従って、下部基板側と同様に、
これら各N型熱電素子4は同一上部電極5上に形成され
た2つのP型熱電素子3に流れる2つの電流経路を有し
ている。即ち、1つの熱電素子は、これを通過する電流
経路を各2つずつ有している。
【0026】このように構成された熱電モジュールにお
いて、1つの熱電素子が破壊した場合の動作について説
明する。図2(b)に示すように、例えば下部電極6a
及び上部電極5aに接合されたN型熱電素子4aが破壊
した場合、下部電極6aにおいて、2つのP型熱電素子
3からの電流は、破壊したN型熱電素子4aには流れ
ず、このN型熱電素子4aとは対となるN型熱電素子4
bに流れる。そして、上部電極5aにおいては、このN
型熱電素子4bからの電流は同じく上部電極5a上に接
合されている2つのP型熱電素子3へ流れるの2つの電
流経路に別れる。即ち、破壊したN型熱電素子4aを有
する上部電極5a及び下部電極6aにおいては、破壊し
たN型熱電素子4aと共に配置されているN型熱電素子
4bを通過する電流経路のみとなり、N型熱電素子4b
に全電流が流れ込むが、その後、対向基板の電極に入る
と再び並列接続となって2つの電流経路に別れる。従っ
て、素子が破壊された場合でも、電流経路を確保するこ
とができると共に、熱電モジュールの性能低下を局所的
にとどめることができる。
【0027】次に、本発明の効果について説明する。本
実施例の等価回路を図3(c)に示す。図3(c)は本
実施例の電流の流れを示す図であって、右側に熱電モジ
ュールの一部を示す回路図、左側にその模式図を示す。
なお、本実施例と比較するため、図3(a)及び(b)
には、夫々従来例1及び従来例2の電流の流れを示す。
図3(c)に示すように、本実施例の熱電モジュール
は、全ての熱電素子が並列接続されているため、例え
ば、熱電素子60が破壊された場合、電流(I=2i)
は、破壊された素子を通る一方の経路61には流れなく
なるが、破壊した素子60を通過しない他方の経路62
を通過することができる。従って、破壊している素子6
0及びこの素子60に直接接続された熱電素子以外の全
ての熱電素子を使用することができる。更に、他方の経
路62を通過した電流(I=2i)は対向基板側の電極
にて再び電流I=iで並列回路63に流れ込むため、過
電流となる領域を最小限とし、過電流により熱電素子が
破壊されことを防止することができる。これに対して、
図3(a)に示すように、従来例1のように、全ての素
子を直列接続とした場合は、破壊した素子64を通過す
る電流経路65を使用することができなくなり、熱電モ
ジュールは全く機能しなくなる。また、図3(b)に示
すように、直列接続された回路は並列接続されている場
合は、破壊した素子66があると、破壊した素子66を
含む電流経路67を構成する全ての熱電素子は機能しな
くなる。更に、破壊した素子を通らない他方の電流経路
68に全ての電流(I=2i)が集中し、過電流となり
発熱して熱電モジュールとしての機能を失う。
【0028】本実施例によれば、全ての熱電素子が並列
接続されているため、素子が破壊された場合において
も、電流経路を確保することができる。更に、この電流
経路を通過した電流は対向基板に流れると、再び並列回
路に流れ込むため、過電流となる領域を最小限として熱
電モジュールを局所的な性能低下にとどめることができ
る。
【0029】なお、本実施例においては、上部電極及び
下部電極に4個の熱電素子を配置するものとしたが、必
要に応じて4個以上、例えば6個の熱電素子を配置して
もよい。また、本実施例では、1行目の電極7で電流経
路を折り返しているが、このような折り返しの電極を1
列目に配置することにより、行列逆転させてもよい。ま
た、折り返し電極7,8を、1行目、1列目に配置され
るように、電極をパターニングして設けても良い。
【0030】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4(a)及び図4(b)は、本実施例に係る熱
電モジュールを示す模式図である。なお、以下、図4乃
至図7及び図9乃至図11においても、図1と同様に、
熱電モジュールの上部基板を外して見開きの状態とした
ものであって、(a)は上部基板側から見た下部基板、
(b)は下部基板側から見た上部基板を示すものとす
る。また、図4乃至図12に示す第2乃至第8の実施例
において、図1に示す第1の実施例と同一の構成要素に
は同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0031】図4(a)及び図4(b)に示すように、
本第2の実施例においては、上部基板1は第1の実施例
と同様の構成であるが、下部基板12が上部基板1より
大きい。即ち、4行目に形成される下部電極において、
1列目及び4列目に形成される下部電極16は、列方向
が長辺となる上面視で長方形の形状になっている。この
4行1列目及び4行4列目の長方形の下部電極の端部に
は熱電素子が1行2列で形成され、この端部とは反対側
の端部に端子10設けられて上部基板1から露出されて
いる。本実施例においても、第1の実施例の同様の効果
を奏する。
【0032】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図5(a)及び図5(b)は、本実施例に係る熱
電モジュールを示す模式図である。
【0033】本実施例においては、図5(a)及び図5
(b)に示すように、上部基板1に形成される上部電極
のうち、4隅に形成される上部電極、即ち、1行目の上
部電極7、4行1列目及び4行4列目の上部電極5、及
び5行目の上部電極8は第1の実施例と同一として4個
の熱電素子を接合するものとし、その他の領域において
は、従来と同様に、1対のP型及びN型熱電素子を接合
する上面視で長方形の上部電極25を形成する。また、
下部基板2においても、4隅、即ち1行1列、1行4
列、4行1列及び4行4列目に形成される下部電極6
は、第1の実施例と同一として4個の熱電素子を接合す
るものとし、その他の領域においては従来と同様に、1
対のP型及びN型熱電素子を接合する上面視で長方形の
下部電極26を形成する。即ち、上部基板1の隅部に形
成される上部電極7,8及び下部基板2の隅部に形成さ
れる下部電極5においては、P型及びN型の熱電素子が
2個ずつ配置されて並列回路を構成し、上部電極25、
下部電極26においては、従来と同様に、熱電素子3、
4が直列接続されている。
【0034】本実施例においては、熱電モジュールにお
いて、基板上で4隅に配置される熱電素子が比較的破壊
しやすいことに着目し、この4隅の熱電素子を並列接続
する。これにより、4隅の熱電素子が破壊した場合であ
っても、並列接続された他方の電流経路を使用すること
ができ、熱電モジュールの性能低下を局所的にとどめる
ことができる。
【0035】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図6(a)及び図6(b)は、本実施例に係る熱
電モジュールを示す模式図である。
【0036】第3の実施例では4隅に形成される上部電
極及び下部電極について、4個の熱電素子を接合して並
列接続できるものとしたが、本第4実施例においては、
図6(a)及び図6(b)に示すように、上部電極につ
いては1行目及び5行目、下部電極については1行目及
び4行目に形成される電極、即ち、下部基板2の対向す
る2辺に形成される下部電極6に4個の熱電素子を接合
することにより、下部基板2の対向する1対の辺縁側に
形成される下部電極6にのみ並列回路を構成する。これ
により、基板上の4隅に配置される破壊しやすい熱電素
子については並列接続することができるため、この4隅
の熱電素子が破壊されても電流経路を確保することがで
き、熱電モジュールの性能低下を防止することができ
る。
【0037】なお、第3実施例又は第4実施例において
は、基板の夫々隅部又は辺縁に沿う位置に形成される電
極に4個の熱電素子を配置して並列回路を形成するもの
としたが、必要に応じて、基板上の隅部又は辺縁部以外
に配置される電極のうち、その一部に対して複数対の熱
電素子を配置して並列回路を構成してもよい。また、基
板上の隅部又は辺縁部に配置される電極についても、そ
の一部を並列回路で接続するようにしてもよい。この等
価回路を図7に示す。
【0038】図7(a)及び(b)は、1層の熱電モジ
ュールにおいて、平面的に直列と並列とが共存する場合
の態様であり、図7(a)は入り口と出口に、電流経路
において、1個のP型熱電素子と、1個のN型熱電素子
とが連続する熱電素子直列回路を設け、これらの熱電素
子直列回路の間に、2個のP型熱電素子(同一電極上)
と、2個のN型熱電素子(同一電極上)とが連続する熱
電素子並列回路を設けたものである。図7(b)は熱電
素子並列回路の途中に更に熱電素子直列回路を設けたも
のである。
【0039】図7(c)及び(d)は、いずれも回路自
体が並列になる場合の態様であり、例えば、図7(c)
は熱電素子直列回路と熱電素子並列回路とが、並列接続
され、図7(d)は熱電素子並列回路と熱電素子並列回
路とが並列接続されている。いずれも、例えば、2段構
造の熱電モジュールとし、外部からの入力端子及び出力
端子が、各段のモジュールに夫々設けられるように構成
する場合と、1段構造の熱電モジュールにおいて、平面
パターンとして上述の態様の並列回路となるようにする
場合とがある。
【0040】また、1段構造の熱電モジュールにおける
平面パターンとして並列回路を設ける場合は、基板上
に、電流経路が外側の外側回路と、内側の内側回路とを
設けてそれらを並列接続する態様があるが、外側回路と
内側回路の双方に熱電素子並列回路を適用したり、又は
一方を熱電素子直列回路とし、他方を熱電素子並列回路
とすることもできる。更に、2段構造の熱電モジュール
として、並列回路を構成する場合は、上段にのみ、熱電
素子並列回路を設けることが望ましい。
【0041】次に、本発明の第5の実施例について説明
する。図8(a)及び図8(b)は、本実施例に係る熱
電モジュールを示す模式図である。
【0042】本実施例においては、図8(a)及び図8
(b)に示すように、第3の実施例と同様に、基板の4
隅に形成される上部電極7及び下部電極6には4個の熱
電素子を接合して並列回路を構成する。更に、この4個
の熱電素子のうち、基板の隅部に配置される熱電素子及
びこれと同一導電型であって、前記隅部に配置される熱
電素子と並んで配置される熱電素子からなる熱電素子対
について、その一方の熱電素子と上部電極7及び下部電
極6との接合面積が他方の熱電素子と上部電極7及び下
部電極6との接合面積よりも大きくした熱電素子33、
34を形成する。上述した如く、4隅に配置される熱電
素子は破壊しやすいが、接合面積を大きくすることによ
り破壊しにくくなると共に、熱電素子33、34と並ん
で配置される同一導電型の熱電素子3、4が破壊した場
合、残された電流経路として熱電素子33、34に電流
が流れ込んで過電流となっても、その断面積が大きいた
め素子が発熱しにくい。
【0043】図9は、第5の実施例の変形例を示す模式
図である。なお、図9は、熱電モジュールの上部基板を
外した状態であって、上部基板側から見た下部基板を示
す。図9に示すように、下部基板2の下部電極6を第1
の実施例と同様に構成し、この下部電極6上に配置する
熱電素子のうち、本実施例のように、隅部及び端部に配
置される熱電素子の一方の熱電素子33、34の断面積
をこの熱電素子33、34に隣接する他方の熱電素子
3、4より大きいものとする。なお、上部基板上に形成
される上部電極は、図1(b)に示す第1の実施例と同
様とする。即ち、リード接続部以外の全ての上部電極及
び下部電極上では、これに配置される熱電素子により並
列回路が構成され、これらの熱電素子によって全ての電
極が直列接続される。これにより、第1の実施例と同様
の効果を奏すると共に、素子が破壊しやすい位置の熱電
素子に隣接する熱電素子の断面積が大きいため、熱電素
子が破壊して過電流が流れても熱電素子が発熱しにく
く、従って発熱によって素子が破壊することを防止する
ことができる。
【0044】次に、本発明の第6の実施例について説明
する。図10(a)及び図10(b)は、本実施例に係
る熱電モジュールを示す模式図である。
【0045】本実施例においては、図10(a)及び図
10(b)に示すように、図1(a)及び図1(b)に
示す第1の実施例の上部電極5及び下部電極6の代わり
に、並んで配置される2つの同一導電型の熱電素子の間
にスリット49を設けた上部電極45及び下部電極46
aを形成したものである。スリット49の幅及び長さ
は、適宜調整することができる。また、異なる熱電素子
の間にもスリット49を設けてもよいが、異なる熱電素
子間を横切るような長いスリットとすると電気抵抗が増
加するため、素子間を横切らない程度の長さにすること
が好ましい。また、下部電極の4行1列及び4列目に形
成されている下部電極46bには入力又は出力端子とし
てリード40が接続されている。
【0046】本実施例においては、第1の実施例と同様
の効果を奏すると共に、このようなスリット49が設け
られた上部電極45及び下部電極46aを形成すること
により、熱電素子3、4を配置する際に、移動する等し
て熱電素子同士が接触することを防ぐことができる。
【0047】次に、本発明の第7の実施例について説明
する。図11(a)及び図11(b)は、本実施例に係
る熱電モジュールを示す模式図である。
【0048】図11(a)及び図11(b)に示すよう
に、第6の実施例でリードが接続されていた下部電極4
6bの代わりに、本実施例においては、リード接続部に
もスリット59を設けた下部電極56が形成されてい
る。これにより、下部電極56には、スリット59を挟
んで各1つずつリード50を接続することができ、リー
ド径を細いものとすることができる。
【0049】次に、本発明の第8の実施例について説明
する。図12(a)及び図12(b)は、本実施例に係
る熱電モジュールを示す模式図である。本実施例の熱電
モジュールにおいては、図1(a)に示す第1の実施例
と同一の下部基板2に対して、図6(b)に示す上部基
板を組み合わせたものである。即ち、図12(a)及び
図12(b)に示すように、下部基板2上に形成される
下部電極6上では、配置される4個の熱電素子により並
列回路が構成され、上部基板1上に形成される上部電極
においては、端部のみ4個の熱電素子により並列回路が
構成され、その他の位置には各1個のP型熱電素子3及
びN型熱電素子4を直列接続する上面視で矩形の上部電
極25を形成する。なお、下部基板2側に1対の熱電素
子を接続する矩形の下部電極を形成し、上部基板側に並
列回路が構成される4個の熱電素子が配置される方形の
上部電極を形成してもよい。
【0050】次に、本実施例の動作について説明する。
図13は、本実施例に係る熱電モジュールの動作を示す
模式図である。図13においては、左側及び右側には、
夫々下部基板6及び上部基板25の電流の流れを示す模
式図、中央には下部基板上に配置された熱電素子を示す
斜視図を示す。図13に示すように、下部電極6a及び
6には、1対のP型熱電素子対と、このP型熱電素子対
から電流が流れ込むN型熱電素子対とが形成されてい
る。下部電極6a上に形成されたN型熱電素子対4a、
4bのうち、N型熱電素子4aが破壊した場合、下部電
極6aの2つのN型熱電素子3からの電流は、破壊した
N型熱電素子4aとは対である他のN型熱電素子4bに
流れ込む。そして、電流はN型熱電素子4bに接続する
上部電極25b上のP型熱電素子3に流れるが、破壊し
たN型熱電素子4aに接続する上部電極25aには電流
が流れない。上部電極25b上のN型熱電素子3を通過
した電流は下部電極6に流れ込み、再び並列化される。
【0051】本実施例においては、下部電極上にN型熱
電素子対及びP型熱電素子対を配列して第1の実施例と
同様に並列回路を構成しているため、一方の熱電素子が
破壊した場合であても、電流経路が確保できると共に、
上部電極においては、下部電極を2つに分割し、従来と
同様にN型熱電素子及びP型熱電素子を各1つずつ直列
接続する矩形の電極としたため、熱電素子の位置あわせ
を容易にすることができる。
【0052】なお、上記各実施例において、上部電極及
び下部電極の配置は相互に逆であってもよく、二段モジ
ュール等の多段モジュールに適用できることは勿論であ
る。また、N型熱電素子とP型熱電素子とが行方向に交
互に配置され、列方向に複数配置され、上部電極又は下
部電極が対角方向に隣接する方向へ接続するように、電
極をパターニングして配置されていても良い。
【0053】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
熱電モジュールに形成する電極1つに4個の熱電素子を
接合して並列回路を構成することにより、熱電素子が破
壊した場合であっても電流経路を確保できると共に、素
子破壊による性能低下を最小限にとどめることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る熱電モジュールを
示す模式図であって、(a)は上部基板側から見た下部
基板、(b)は下部基板側から見た上部基板を示す
【図2】(a)及び(b)は本発明の第1の実施例に係
る熱電モジュールの動作を示す模式図である。
【図3】(a)及び(b)には、夫々従来例1及び従来
例2の電流の流れを示す模式図、(c)は本発明の第1
の実施例の電流の流れを示す模式図である。
【図4】(a)及び(b)は、本発明の第2の実施例に
係る熱電モジュールを示す模式図である。
【図5】(a)及び(b)は、本発明の第3の実施例に
係る熱電モジュールを示す模式図である。
【図6】(a)及び(b)は、本発明の第4の実施例に
係る熱電モジュールを示す模式図である。
【図7】(a)乃至(d)熱電素子の並列回路と直列回
路の接続状態の態様を示す図である。
【図8】(a)及び(b)は、本発明の第5の実施例に
係る熱電モジュールを示す模式図である。
【図9】本発明の第5の実施例に係る熱電モジュールの
変形例を示す模式図である。
【図10】(a)及び(b)は、本発明の第6の実施例
に係る熱電モジュールを示す模式図である。
【図11】(a)及び(b)は、本発明の第7の実施例
に係る熱電モジュールを示す模式図である。
【図12】(a)及び(b)は、本発明の第8の実施例
に係る熱電モジュールを示す模式図である。
【図13】本発明の第8の実施例に係る熱電モジュール
の動作を示す模式図である。
【図14】(a)及び(b)は、従来の直列型熱電モジ
ュールを示す模式図である。
【図15】(a)及び(b)は、従来例2の第1の実施
例のサーモモジュールを示す模式図である。
【図16】(a)及び(b)は、従来例2の第2の実施
例のサーモモジュールを示す模式図である。
【図17】(a)及び(b)は、従来の熱電モジュール
の作用を示す模式図である。
【符号の説明】
1、101、201、301;上部基板 2、102、202、302;下部基板 3、33、103、203、303;P型熱電素子 4、34、104、204、304;N型熱電素子 5、7、8、25、45、105、205、305;上
部電極 6、16、26、46a、46b、56、106、20
6、306;下部電極 10;端子 49、59;スリット 207、307;外部回路 208、308;内部回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、この基板上に行列状に配置され
    て設けられた複数個のN型熱電素子及びP型熱電素子
    と、前記N型熱電素子及びP型熱電素子を直列又は並列
    に接続する下部電極及び上部電極とを有し、前記N型熱
    電素子及びP型熱電素子は行方向については夫々複数個
    づつ配置され、列方向については前記N型熱電素子とP
    型熱電素子とが交互になるように配置されており、前記
    下部電極及び上部電極は、列方向については前記N型熱
    電素子とそれに一方向で隣接するP型熱電素子とを電気
    的に接続し、前記下部電極及び上部電極のうち少なくと
    も一部は、行方向に隣接する同一導電型の複数個の熱電
    素子をまとめて列方向に隣接する他導電型の複数個の熱
    電素子に電気的に接続し、これにより、行方向に隣接す
    る同一導電型の複数個の熱電素子は、その少なくとも一
    部が、前記列方向において相互に並列接続されているこ
    とを特徴とする熱電モジュール。
  2. 【請求項2】 前記下部電極の全て又は上部電極の全て
    が、行方向に隣接する同一導電型の複数個の熱電素子を
    まとめて列方向に隣接する他導電型の複数個の熱電素子
    に電気的に接続することを特徴とする請求項1に記載の
    熱電モジュール。
  3. 【請求項3】 前記下部電極及び上部電極の一方は、そ
    の全てが行方向に隣接する同一導電型の複数個の熱電素
    子をまとめて列方向に隣接する他導電型の複数個の熱電
    素子に電気的に接続するものであり、他方は、列方向の
    両端縁に沿う位置の電極を除いて、行方向に隣接する同
    一導電型の複数個の熱電素子をまとめて列方向に隣接す
    る他導電型の複数個の熱電素子に電気的に接続するもの
    であり、前記他方の電極における列方向の端縁に沿う位
    置の電極は、行方向に隣接する同一導電型の複数個の熱
    電素子と、これらの熱電素子に行方向に隣接する他導電
    型の複数個の熱電素子とを接続するものであることを特
    徴とする請求項2に記載の熱電モジュール。
  4. 【請求項4】 前記基板の隅部に設けられた前記下部電
    極及び/又は上部電極のみが、行方向に隣接する同一導
    電型の複数個の熱電素子をまとめて列方向に隣接する他
    導電型の複数個の熱電素子に電気的に接続することを特
    徴とする請求項1に記載の熱電モジュール。
  5. 【請求項5】 前記基板の行方向の2辺縁に沿って配置
    された前記下部電極及び/又は上部電極のみが、行方向
    に隣接する同一導電型の複数個の熱電素子をまとめて列
    方向に隣接する他導電型の複数個の熱電素子に電気的に
    接続することを特徴とする請求項1に記載の熱電モジュ
    ール。
  6. 【請求項6】 前記基板の隅部に設けられた前記下部電
    極及び/又は上部電極に接続された前記N型熱電素子及
    び/又はP型熱電素子の少なくとも一部は、熱流方向に
    直交する断面が他の熱電素子よりも大きいことを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の熱電モジュ
    ール。
  7. 【請求項7】 行方向に隣接する同一導電型の複数個の
    熱電素子をまとめて列方向に隣接する他導電型の複数個
    の熱電素子に接続する下部電極及び/又は上部電極は、
    行方向に隣接する同一導電型の熱電素子間にスリットを
    有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項
    に記載の熱電モジュール。
  8. 【請求項8】 基板と、この基板上に形成された複数個
    の下部電極と、各下部電極上に複数対設けられたN型熱
    電素子及びP型熱電素子と、各下部電極における一部の
    N型熱電素子及びP型熱電素子と隣接する下部電極にお
    ける一部のN型熱電素子及びP型熱電素子とに接触する
    ように設けられた複数個の上部電極と、を有し、前記熱
    電素子により、前記下部電極及び上部電極は交互に直列
    接続されたものとなり、一の下部電極又は上部電極に接
    続された複数対の熱電素子の少なくとも一部の熱電素子
    はその一の下部電極又は上部電極において1又は複数個
    の並列回路を構成していることを特徴とする熱電モジュ
    ール。
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