JP2002231102A - 車両用レバースイッチの操作装置 - Google Patents

車両用レバースイッチの操作装置

Info

Publication number
JP2002231102A
JP2002231102A JP2001018531A JP2001018531A JP2002231102A JP 2002231102 A JP2002231102 A JP 2002231102A JP 2001018531 A JP2001018531 A JP 2001018531A JP 2001018531 A JP2001018531 A JP 2001018531A JP 2002231102 A JP2002231102 A JP 2002231102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
slider
arm
link arm
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001018531A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4518678B2 (ja
Inventor
Toshiya Otani
敏也 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niles Parts Co Ltd
Original Assignee
Niles Parts Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niles Parts Co Ltd filed Critical Niles Parts Co Ltd
Priority to JP2001018531A priority Critical patent/JP4518678B2/ja
Publication of JP2002231102A publication Critical patent/JP2002231102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4518678B2 publication Critical patent/JP4518678B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体の上下方向のサイズを短くしなが
ら、スライダのサイズの自由度を増す。 【解決手段】 基体1に支持したレバー20と第1のス
ライダ35の間に、基体に支持したL字形のリンクアー
ム40を介在させる。レバーの駆動ピン30とリンクア
ームのカム溝48の係合点をレバーとリンクアームの両
回動軸の中間に位置させて、リンクアームの下方に延び
る従動アーム43で第1のスライダを移動させる。レバ
ーの操作部22は回動軸近傍で外管26を貫通するシャ
フト27から駆動部材29を突出させ、第2のスライダ
38から延びる係止片39と係合させて回動ノブ28の
操作で第2のスライダを移動させる。リンクアーム利用
により第1のスライダとレバーの回動軸間の高さを低く
でき、横方向には第1のスライダをレバーの回動軸から
離せるので各スライダを大きくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバーの回動操作
によりスイッチを作動させる車両用のレバースイッチの
操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用のスイッチの操作装置とし
て、例えば図6の(a)に示すような、ヘッドライトを
ロービームとハイビームとの間で切り替えるディマスイ
ッチの操作装置があり、ステアリングコラム部に設置さ
れている。この操作装置では、固定側の基体50に軸ピ
ン52でレバー51を回動可能に支持する一方、レバー
51の下方には基体50に対してスライド可能にスライ
ダ57を設けてある。レバー51は軸ピン52を挟んで
操作部53と反対側に延びる延長部54を有するととも
に、軸ピン52近傍から下方へ延びるアーム55を有し
て、このアーム55の先端部がスライダ57に形成され
た凹部58に係合している。レバー51が実線で示すハ
イビーム位置から仮想線で示すロービーム位置に回動操
作されると、スライダ57が図中右方向に実線位置から
仮想線位置へ移動する。レバー51が逆方向に操作され
るとスライダ57も上記と逆方向に移動する。これによ
り、スライダ57に付設された図示しないディマスイッ
チが切り替わる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両には種
々のスイッチが設置され、操作性向上のためその多くの
スイッチをステアリングコラム部にいわゆるコンビネー
ションスイッチとして集中させるようにしている。この
ため、例えばヘッドライト/スモールランプスイッチの
操作機構も組み込もうとする場合は、図6の(b)に示
すように、レバー60の操作部63端に不図示の回動ノ
ブを設け、これに対応させて基体にはディマスイッチ用
の第1のスライダ67のほかにさらにヘッドライト/ス
モールランプスイッチ用の第2のスライダ77を設置す
ることとなる。
【0004】ここでは、レバー60の操作部63側は外
管71として形成されるとともに、外管71内を回動ノ
ブに連結されたシャフト72が貫通する。そして、シャ
フト72の先端に固定した駆動部材73が外管71に形
成した窓から突出して、第2のスライダ77の上面から
延びる係止片78と係合する。これにより、回動ノブを
回動させることにより、第2のスライダ77は図面に垂
直の方向にスライドする。
【0005】しかしながら、レバー60はディマスイッ
チ操作のため図中上下方向に回動されるので、シャフト
72に固定した駆動部材73と第2のスライダ77の係
止片78とが常に確実に係合しているためには、駆動部
材73は回動軸である軸ピン61からレバー60に対し
て略直角方向に延びるとともに、第2のスライダ77も
軸ピン61近傍に配置する必要がある。
【0006】一方、第1のスライダ67と係合するレバ
ーのアーム65も、回動軸である軸ピン61からの横方
向の距離が長くなると、レバー60の回動によってアー
ム65の先端の上下方向変位が大きくなり、第1のスラ
イダ67の凹部68との係合が外れることとなる。した
がって、アーム65の先端はできるだけ軸ピン61近傍
の下方位置に配置する必要がある。また、レバー60の
所定の回動角によって第1のスライダ67の必要な移動
量を確保するため、アーム65はある程度の長さを要す
る。
【0007】この結果、第1のスライダ67も第2のス
ライダ77もいずれも軸ピン61近傍に配置しなければ
ならず互いに干渉することとなるため、一方で軸ピン6
1から第1のスライダ67までの高さ方向の距離は大き
くせざるを得ないにも関わらず、各スライダ67、77
を信頼性を確保し安定したスイッチング作動を得るに十
分なサイズで構成することは困難であった。したがって
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、必要なスライダの
サイズを容易に確保でき、しかも装置全体の上下方向の
サイズを短くした車両用レバースイッチの操作装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明は、基体に回動可能に支持され、その回動軸を挟んで
互いに逆方向に延びる操作部と延長部とを備えるレバー
と、基体に移動可能に設けられ、その移動によりスイッ
チ作動を行う第1のスライダと、基体に回動可能に支持
され、その回動軸から互いに略直角に延びてL字形をな
す駆動アームと従動アームを備えるリンクアームとを有
し、レバーの延長部とリンクアームの駆動アームを互い
に連結させ、リンクアームの従動アームと第1のスライ
ダを互いに連結させるとともに、レバーの延長部とリン
クアームの駆動アームの連結点をレバーの回動軸とリン
クアームの回動軸の間に位置させてあるものとした。
【0009】レバーと第1のスライダの間にL字形のリ
ンクアームを介在させるので、レバーの回動軸と第1の
スライダ間の高さを低くしながら、レバーの操作量に対
して第1のスライダの任意の移動量を容易に実現するこ
とができる。また、第1のスライダと連結するリンクア
ームの従動アームがリンクアームの回動軸の位置から延
びることになるので、第1のスライダがレバーの回動軸
付近から離れた位置となり、スライダサイズの自由度が
増大する。
【0010】請求項2の発明は、レバーの延長部とリン
クアームの駆動アームがその一方に駆動ピンを備え、他
方に該駆動ピンと摺動可能に係合する溝を備えて、駆動
ピンと溝の係合点を上記の連結点とするものである。駆
動ピンが溝に対して滑りながら係合することにより、レ
バーの回動にしたがってリンクアームが回動される。
【0011】請求項3の発明は、基体にカム部が設けら
れ、レバーの延長部の先端にはカム部に向けて付勢され
た係合部材が備えられて、レバーが所定の回動位置に保
持されるものとした。これにより、操作者が選択したレ
バーの所定の回動位置ごとにその位置が保持され、スイ
ッチ状態が保持される。
【0012】請求項4の発明は、カム部の側端面が箱状
の基体の対向する各側壁との間に所定の間隙をもってお
り、リンクアームの駆動アームは、基体の側壁とカム部
の側端面の間の間隙に配置され、溝は底壁を有している
ものとした。カム部とリンクアームの駆動アームが略同
じ高さに配置されるので、装置全体が一層コンパクトに
なる。また、駆動アームが基体の側壁とカム部の側端面
の間の間隙に配置されて薄くなるにもかかわらず、底壁
によって剛性が保持される。
【0013】請求項5の発明は、第1のスライダの移動
方向と直交する方向に移動可能の第2のスライダがレバ
ーの回動軸の下方に配置され、レバーの操作部は外管と
該外管を貫通するシャフトとで構成するとともに、シャ
フトの外端には回動ノブが、内端には第2のスライダと
連結可能の駆動部材が設けられて、回動ノブの回動によ
り第2のスライダを移動させるように構成されたものと
した。第1のスライダの移動に加えて、回動ノブにより
第2のスライダも移動可能としてコンビネーションスイ
ッチが実現される。この際、第1のスライダがレバーの
回動軸付近から離れており、第2のスライダはレバーの
回動軸の下方に配置されるので、第2のスライダも余裕
のあるサイズにできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、実施の形態を示す図である。基体
1がアッパベース2とロアベース10からなっている。
アッパベース2とロアベース10はそれぞれ基本形状が
上壁3、11を備える箱状に形成され、互いに重ね合わ
されて、ロアベース10の下面にはカバー15が取り付
けられる。アッパベース2はレバー20を支持し、ロア
ベース10はディマスイッチ用の第1のスライダ35と
ヘッドライト/スモールランプスイッチ用の第2のスラ
イダ38をスライド可能に収容する。第1および第2の
スライダ35、38はそれぞれスライドした移動位置に
応じて対応する所定のスイッチをオン、オフするように
なっている。
【0015】レバー20は、その側壁に軸ピン21を備
え、アッパベース2の側壁4(図4参照)の内面に形成
した軸受けに回動可能に支持されている。レバー20
は、軸ピン21を挟んでその操作部22と反対側に延び
る延長部23を有する。延長部23の先端にはばね24
で付勢されたローラ25を保持し、アッパベース2内に
形成されたカム部5にローラ25を押し付けるようにな
っている。これにより、クリック機構が形成され、レバ
ー20を実線で示すロービーム位置あるいは仮想線で示
すハイビーム位置が保持される。
【0016】なお、レバー20をロービーム位置からハ
イビーム位置と反対方向へ回動させてパッシング位置と
することができるが、この位置では保持されず、カム部
5の斜面によりロービーム位置へ戻るよう付勢される。
後掲の図4に示すように、カム部5はアッパベース2の
両側壁4とつながっておらず、カム部5の側端面とアッ
パベースの各側壁4の間には所定の間隙Sが設けられて
いる。そして、カム部5の側端面を後方へ延ばした形態
で、カム部5の裏面にはリム6が上壁3との間に設けら
れている。
【0017】図2は、とくに軸ピン21近傍におけるレ
バー20の断面を示す。レバーの操作部22側は外管2
6として形成され、外端に回動ノブ28を固定したシャ
フト27が外管26内を貫通している。前述の軸ピン2
1は外管26の側壁外面に形成されている。シャフト2
7の内端にはロッド状の駆動部材29が固定され、外管
26に形成した窓から突出している。駆動部材29は、
軸ピン21を通る上下線にほぼ沿って下方に延びてい
る。図2に示すように、レバーの延長部23の先端近傍
には、側方に突出する駆動ピン30が設けられている。
【0018】第2のスライダ38は、軸ピン21の下方
において、レバー2の操作部22および延長部23の双
方にわたる範囲に延びる横方向サイズを有している。そ
して、第2のスライダ38の上面からはロアベース10
の上壁11に形成した窓を貫通して係止片39が上方に
延び、レバー20の駆動部材29と係合している。とく
に図示しないが、係止片39は駆動部材29を挟むよう
に、図2の紙面に垂直方向に2片が設けられている。
【0019】アッパベース2のカム部5の側端面を後方
へ延ばしたリム6には、アッパベース2の側壁4へ向か
って、軸ピン33が設けられている。この軸ピン33に
リンクアーム40が支持されている。図3はリンクアー
ム40の形状を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は平面図、(d)は(b)におけるA−A部
断面図、(e)は(b)におけるB−B部断面図であ
る。リンクアーム40は、駆動アーム42と従動アーム
43からなっている。従動アーム43は、互いに間隔を
おいて対向し一端が連結部44でつながった二股部45
と、連結部44の中間から二股部45の延長方向と同方
向に延びて先端に球状部47を備えるロッド46とから
なる。駆動アーム42は、従動アーム43の二股部45
の各他端に接続している。
【0020】リンクアーム40は駆動アーム42と従動
アームの二股部45との接続部に軸穴41を有してい
る。駆動アーム42と従動アーム43は互いに略直角方
向を向いて側面形状がL字形をなしている。駆動アーム
42、42の互いに対向する内面側には、レバー20の
駆動ピン30の径に整合する溝幅を有するU字形のカム
溝48が駆動アーム先端側に開口して形成されている。
また、駆動アーム42の外面壁の一部がカム溝48の底
壁49を形成している。
【0021】図4の(a)は図2におけるC−C部断面
を示し、(b)は図2におけるD−D部断面を示す。リ
ンクアーム40は、図4の(a)に示すように、アッパ
ベース2のカム部5の側端面(およびリム6)と側壁4
間の間隙に駆動アーム42および従動アームの二股部4
5を位置させ、軸穴41をリム6の軸ピン33に挿し
て、軸ピン33まわりに回動可能となっている。また、
図4の(b)および先の図2に示されるように、駆動ア
ーム42はレバー20の延長部23に略沿った方向に延
び、そのカム溝48には延長部23の駆動ピン30が係
合している。またとくに図2に示されるように、従動ア
ーム43はロアベース10の上壁11に形成した窓から
下方に延びて、ロッド46の先端の球状部47が第1の
スライダ35に形成されたベアリング37を備える凹部
36に係合している。
【0022】以上の構成において、レバー20をロービ
ーム位置からハイビーム位置へ、すなわちその操作部2
2を図中時計方向へ回動させると、図5に示すように、
レバー20の延長部23が上方へ回動して駆動ピン30
の位置が上昇する。そして、カム溝48が駆動ピン30
と係合しているリンクアーム40は軸ピン33まわりに
反時計方向に回動する。これにより、リンクアーム40
のロッド46がロアベース10内の第1のスライダ35
を図2の状態から図中右方向へ移動させる。表現を変え
れば、レバーの操作部22を下げたときには第1のスラ
イダ35は操作部22側へ近寄る方向に移動し、レバー
の操作部22を上げたときには第1のスライダ35は操
作部22側から離れる方向に移動する。レバー20をハ
イビーム位置からロービーム位置へ回動させたときはこ
の逆となる。
【0023】ここで、リンクアーム40の回動軸(軸ピ
ン33)から駆動アーム42におけるカム溝48とレバ
ー20の駆動ピン30との係合点までの距離と、同じ回
動軸から従動アーム43のロッド46の球状部47まで
の距離の比を適宜に選択することにより、駆動ピン30
の同一変位に対して球状部47の変位、すなわち第1の
スライダ35の移動量を任意に得ることができる。な
お、とくに図示しないが、上記のアッパベース2とロア
ベース10からなる基体1は、これを収容する不図示の
ケースに対して図1の紙面に垂直な面において回動可能
に支持することにより、レバー20と一体に回動させて
さらにターンシグナルスイッチを作動させることができ
る。
【0024】実施の形態は以上のように構成され、レバ
ー20の回動操作によりディマスイッチ用の第1のスラ
イダ35を移動させ、レバー端部に設けた回動ノブ28
の操作によりヘッドライト/スモールランプスイッチ用
の第2のスライダ38を移動させるレバースイッチの操
作装置において、L字形のリンクアーム40の駆動アー
ム42に設けたカム溝48とレバー20の延長部23に
設けた駆動ピン30との係合点を、レバーの回動軸(軸
ピン21)とリンクアームの回動軸(軸ピン33)の間
に位置させ、リンクアームの従動アーム43のロッド4
6をリンクアーム40の下方に配置した第1のスライダ
35に係合させるものとしたので、レバー20の操作量
に対して第1のスライダ35の移動量を任意に得ること
ができ、しかもレバー20の回動軸と第1、第2のスラ
イダ35、38との間の高さが低くなり、装置全体を小
型に構成することができる。
【0025】さらに、上記構成により第1のスライダ3
5とレバーの回動軸(軸ピン21)の真下に配置される
第2のスライダ38とを余裕をもって離間させることが
できるので、これにより、第1のスライダ35はそのス
ライド方向のサイズを長くして滑らかにスライドでき、
また第2のスライダ38はそのスライド方向に直角の幅
を必要に応じて大きく設定することができる。
【0026】また、リンクアーム40の駆動アーム42
におけるカム溝48はその溝幅を画成する両側の溝画成
部分が底壁49でつながっているので、アッパベース2
のカム部5の側端面と側壁4間の間隙に収まるように駆
動アーム42が薄く形成されている場合でも、カム溝4
8が開いてしまうことはなく、高い剛性が得られる。
【0027】なお、実施の形態では、基体1をアッパベ
ース2とロアベース10との2分割型としたが、これに
限定されず、3分割以上とすることもでき、あるいは非
分割の一体型としてもよい。また、第1のスライダ35
はディマスイッチを作動させ、第2のスライダ38はヘ
ッドライト/スモールランプスイッチを作動させるもの
としたが、各スライダが対応するスイッチはこれらに限
定されるものではない。
【0028】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、レバーと第1
のスライダの間にL字形のリンクアームを介在させ、レ
バーの延長部とリンクアームの駆動アームの連結点をレ
バーの回動軸とリンクアームの回動軸の間に位置させる
ことにより、第1のスライダと連結するリンクアームの
従動アームがリンクアームの回動軸の位置から延びるも
のとしたので、レバーの操作量に対して第1のスライダ
の移動量を任意に設定できる自由度を増しながら、しか
もレバーの回動軸と第1のスライダ間の高さを低くで
き、かつスライダのサイズの自由度も増大するという効
果を有する。
【0029】とくに、レバーの延長部とリンクアームの
駆動アームの連結を互いに摺動可能の駆動ピンと溝の係
合によるものとすることにより、レバーの回動にしたが
ってリンクアームが滑らかに回動する。
【0030】さらに、基体に設けたカム部とレバーの延
長部の先端において付勢された係合部材とでレバーを所
定の回動位置に保持するものとすることにより、操作者
が選択したレバーの回動位置ごとに所定のスイッチ状態
が保持される。
【0031】また、カム部を設けた場合に、カム部の側
端面と基体の各側壁間に間隙を設け、この間隙にリンク
アームの駆動アームを配置することにより装置全体が一
層コンパクトになるとともに、この際駆動アームの溝に
底壁を備えることにより剛性が保持され、駆動アームが
薄くなっても溝の口開きが防止される。
【0032】さらにまた、レバーの操作部を外管として
外端に回動ノブを備えたシャフトを貫通させ、シャフト
内端に設けた駆動部材をレバーの回動軸下方に配置した
第2のスライダと連結させることにより、コンビネーシ
ョンスイッチが実現されるとともに、第2のスライダは
第1のスライダから離れているので、第2のスライダの
サイズも任意に大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
【図2】レバーの軸ピン近傍における断面およびレバー
とリンクアームとの係合状態を示す図である。
【図3】リンクアームの形状を示す図である。
【図4】リンクアームの取り付け状態を示す図である。
【図5】レバーをハイビーム位置へ回動させた状態を示
す図である。
【図6】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 基体 2 アッパベース 4 側壁 5 カム部 6 リム 10 ロアベース 15 カバー 20 レバー 21 軸ピン 22 操作部 23 延長部 24 ばね 25 ローラ 26 外管 27 シャフト 28 回動ノブ 29 駆動部材 30 駆動ピン 33 軸ピン 35 第1のスライダ 36 凹部 38 第2のスライダ 39 係止片 40 リンクアーム 41 軸穴 42 駆動アーム 43 従動アーム 44 連結部 45 二股部 46 ロッド 47 球状部 48 カム溝(溝) 49 底壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体に回動可能に支持され、その回動軸
    を挟んで互いに逆方向に延びる操作部と延長部とを備え
    るレバーと、前記基体に移動可能に設けられ、その移動
    によりスイッチ作動を行う第1のスライダと、前記基体
    に回動可能に支持され、その回動軸から互いに略直角に
    延びてL字形をなす駆動アームと従動アームを備えるリ
    ンクアームとを有し、前記レバーの延長部とリンクアー
    ムの駆動アームを互いに連結させ、前記リンクアームの
    従動アームと第1のスライダを互いに連結させるととも
    に、前記レバーの延長部とリンクアームの駆動アームの
    連結点を前記レバーの回動軸とリンクアームの回動軸の
    間に位置させてあることを特徴とする車両用レバースイ
    ッチの操作装置。
  2. 【請求項2】 前記レバーの延長部とリンクアームの駆
    動アームはその一方に駆動ピンを備え、他方に該駆動ピ
    ンと摺動可能に係合する溝を備えて、前記駆動ピンと溝
    の係合点を前記連結点とすることを特徴とする請求項1
    記載の車両用レバースイッチの操作装置。
  3. 【請求項3】 前記基体にはカム部が設けられ、前記レ
    バーの延長部の先端には前記カム部に向けて付勢された
    係合部材が備えられて、前記レバーが所定の回動位置に
    保持されるように構成されていることを特徴とする請求
    項1または2記載の車両用レバースイッチの操作装置。
  4. 【請求項4】 前記カム部はその側端面が箱状の基体の
    対向する各側壁との間に所定の間隙をもって設けられ、
    前記リンクアームの駆動アームは、前記基体の側壁とカ
    ム部の側端面の間の間隙に配置され、前記溝は底壁を有
    していることを特徴とする請求項2または3記載の車両
    用レバースイッチの操作装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のスライダの移動方向と直交す
    る方向に移動可能の第2のスライダが前記レバーの回動
    軸の下方に配置され、前記レバーの操作部は外管と該外
    管を貫通するシャフトとで構成するとともに、前記シャ
    フトの外端には回動ノブが、内端には前記第2のスライ
    ダと連結可能の駆動部材が設けられて、前記回動ノブの
    回動により前記第2のスライダを移動させるように構成
    されていることを特徴とする請求項1、2、3または4
    記載の車両用レバースイッチの操作装置。
JP2001018531A 2001-01-26 2001-01-26 車両用レバースイッチの操作装置 Expired - Lifetime JP4518678B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001018531A JP4518678B2 (ja) 2001-01-26 2001-01-26 車両用レバースイッチの操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001018531A JP4518678B2 (ja) 2001-01-26 2001-01-26 車両用レバースイッチの操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002231102A true JP2002231102A (ja) 2002-08-16
JP4518678B2 JP4518678B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=18884549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001018531A Expired - Lifetime JP4518678B2 (ja) 2001-01-26 2001-01-26 車両用レバースイッチの操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4518678B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7595456B2 (en) 2005-03-30 2009-09-29 Honda Motor Co., Ltd. Dimmer switch
CN105109401A (zh) * 2015-07-16 2015-12-02 浙江阳明汽车部件有限公司 一种转向灯开关结构
CN110194102A (zh) * 2018-08-17 2019-09-03 合肥中科自动控制系统有限公司 一种车辆自动驾驶灯光控制装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447618A (ja) * 1990-06-13 1992-02-17 Niles Parts Co Ltd レバースイッチのスイッチ機構
JPH1153996A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Niles Parts Co Ltd 車両用レバースイッチの構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447618A (ja) * 1990-06-13 1992-02-17 Niles Parts Co Ltd レバースイッチのスイッチ機構
JPH1153996A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Niles Parts Co Ltd 車両用レバースイッチの構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7595456B2 (en) 2005-03-30 2009-09-29 Honda Motor Co., Ltd. Dimmer switch
CN105109401A (zh) * 2015-07-16 2015-12-02 浙江阳明汽车部件有限公司 一种转向灯开关结构
CN110194102A (zh) * 2018-08-17 2019-09-03 合肥中科自动控制系统有限公司 一种车辆自动驾驶灯光控制装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4518678B2 (ja) 2010-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102053073B1 (ko) 회전식 스위치의 조작 기구
JPH0950735A (ja) 車両用ターンシグナルスイッチのキャンセル機構
US8269122B2 (en) Lever switch device
JP2007012365A (ja) ストークスイッチ
JP2001246956A (ja) シフトレバー装置
JP2563129Y2 (ja) 自動車用スイッチのレバー操作装置
JP2002231102A (ja) 車両用レバースイッチの操作装置
JP2009277431A (ja) ストークスイッチ装置
JP4308238B2 (ja) ストークスイッチ装置
JP2012195057A (ja) スイッチ装置
US20080121500A1 (en) Vehicular lever switch apparatus
JP5241682B2 (ja) レバー操作装置
JP2007035461A (ja) 電気部品
JP2005119440A (ja) 自動変速機のシフトレバー装置
JPS6022524Y2 (ja) 自動車用レバ−スイツチ
JPH10106398A (ja) レバースイッチ装置
JP2566899Y2 (ja) レバー装置
JP4481784B2 (ja) 車両用レバースイッチ装置
JPS6140044Y2 (ja)
JP2592858Y2 (ja) 車両用レバースイッチ装置
JP7163552B2 (ja) 操作装置
JPH0539543Y2 (ja)
JPH0236194Y2 (ja)
JPS608358Y2 (ja) 二輪自動車用ハンドルスイッチ
JPS6226893Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100518

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4518678

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140528

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term