JP2002230971A - メモリアクセス装置及びメモリアクセス方法 - Google Patents

メモリアクセス装置及びメモリアクセス方法

Info

Publication number
JP2002230971A
JP2002230971A JP2001024062A JP2001024062A JP2002230971A JP 2002230971 A JP2002230971 A JP 2002230971A JP 2001024062 A JP2001024062 A JP 2001024062A JP 2001024062 A JP2001024062 A JP 2001024062A JP 2002230971 A JP2002230971 A JP 2002230971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refresh
access
parameter
periodic
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001024062A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Saito
秀雄 斉藤
Katsuyoshi Higashijima
勝義 東島
Hiroyuki Ito
博之 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001024062A priority Critical patent/JP2002230971A/ja
Publication of JP2002230971A publication Critical patent/JP2002230971A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 定期的なアクセス動作に影響を与
えずに、任意のタイミングで定期的以外のアクセス動作
を行うこと。 【解決手段】 即リフレッシュを命令する信号が
プロセッサ101から出力された場合、リフレッシュイ
ンターバルカウント部202は、リフレッシュインター
バルパラメータを所定の値に戻して、リフレッシュ要求
をリフレッシュ要求検出部203に出力する。リフレッ
シュ要求検出部203は、リフレッシュインターバルカ
ウント部202から出力されたリフレッシュ要求をDR
AM104に出力する。リフレッシュ要求に基づいてD
RAM104は、リフレッシュ処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリアクセス装
置及びメモリアクセス方法に関し、特に定期的なリフレ
ッシュ動作を行うDRAMのアクセス制御を行うメモリ
アクセス装置及びメモリアクセス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM(Dynamic Random Access Memo
ry)は、記憶したデータを所定の時間、記憶するメモリ
である。メモリアクセス装置は、DRAMに記憶したデ
ータを定期的に読み込み、読み込んだデータを再び書き
込むリフレッシュ動作を行い、DRAMに記憶したデー
タが消えることを防ぎ、DRAMに記憶したデータの保
持を実現している。従来のメモリアクセス装置として特
開平10−334658号公報等に開示されているもの
がある。
【0003】以下、従来のメモリアクセス装置について
説明する。図23は、従来のメモリアクセス装置の構成
を示すブロック図である。
【0004】プロセッサ11は、DRAMのアクセスに
関する設定、例えば、DMA(Direct Memory Access)
パラメータ、リフレッシュ動作に関するパラメータ等を
設定し、DMA実行命令等を出力する。具体的には、実
行するDMAについてのDRAMアドレス、DRAMの
リード・ライト、DMA転送量等を設定してアクセスイ
ンターフェース部12及びアクセス制御部13に出力す
る。
【0005】アクセスインターフェース部12は、プロ
セッサ11から出力されたDMAパラメータやDMA実
行命令に従ってDRAM14のデータを読み出す、また
は書き込む。
【0006】アクセス制御部13は、プロセッサ11か
ら出力されたリフレッシュインターバル、定期的以外の
リフレッシュ処理の実行(以下「リフレッシュ即実行」
という)、リフレッシュ処理停止等の設定または命令に
従って定期的なリフレッシュ処理をDRAM14に指示
する。
【0007】また、アクセスインターフェース部12と
アクセス制御部13は、DRAM14にアクセスする場
合に、お互いのアクセス状況をアクセスインターフェー
ス部12またはアクセス制御部13に通知して、互いの
アクセスが競合しないよう調停を行う。
【0008】DRAM14は、アクセスインターフェー
ス部12から出力されたデータを一定の期間記憶する。
また、アクセス制御部13からの指示に従って記憶内容
のリフレッシュ処理を行う。
【0009】例えば、DRAM14は、画像データ及び
画像コーデックDSP(Digital Signal Processor)の
命令等を記憶する。DRAM14は、データを保持する
ために数十ミリ秒の間に数千回、平均して数十ミリ秒毎
にリフレッシュ動作を行い、データを更新する。
【0010】以下、アクセス制御部13の内部構成につ
いて説明する。図24は、アクセス制御部13のインタ
バルタイマー回路の例を示す図である。
【0011】図24において、切り替え器21は、カウ
ントを行う場合、Dフリップフロップ22のカウントク
ロックをDフリップフロップ22のD入力に出力する。
定期的以外のリフレッシュ(以下、「即リフレッシュ」
という)を行う場合、切り替え器21は、プロセッサか
ら出力されたインターバルパラメータの値をDフリップ
フロップ22のD入力に出力する。プロセッサからは、
インターバルパラメータの値「0」を入力され、即リフ
レッシュ動作が行わる。その後、再び所定の時間間隔を
示すインターバルパラメータの値が入力される。この結
果、即リフレッシュを行い、その後、定期的なリフレッ
シュ動作を行う。
【0012】Dフリップフロップ22は、切り替え器2
1の出力をクロックのタイミングでカウンタ23に出力
する。
【0013】カウンタ23は、Dフリップフロップ22
から出力されるクロックでカウントを行い、カウントし
た数が所定の値を越えた場合、キャリーアウト信号をD
フリップフロップ24に出力する。
【0014】Dフリップフロップ24は、CLRに入力
されるリフレッシュ開始信号がリフレッシュ動作を示
す、例えばリフレッシュ開始信号が「ON」、の場合、
カウンタ23から出力されたキャリーアウト信号を出力
し、リフレッシュ要求とする。
【0015】図25は、従来のメモリアクセス装置の動
作の一例を示すフロー図である。ステップ(以下「S
T」という)2101において、メモリアクセス装置
は、メモリのリフレッシュ動作の時間間隔を示すリフレ
ッシュインターバルパラメータを読み込む。ST210
2において、メモリアクセス装置は、リフレッシュイン
ターバルパラメータからリフレッシュインターバルカウ
ント値を設定する。ここで、リフレッシュインターバル
カウント値は、リフレッシュインターバルパラメータよ
り決定される。
【0016】ST2103において、メモリアクセス装
置は、リフレッシュインターバルカウント値を「1」減
算する。ST2104において、メモリアクセス装置
は、リフレッシュインターバルカウント値が、「0」で
あるか否か判断する。
【0017】リフレッシュインターバルカウント値が、
「0」である場合、ST2105の処理に進み、リフレ
ッシュインターバルカウント値が、「0」でない場合、
ST2103の処理に戻る。
【0018】ST2105において、メモリアクセス装
置は、メモリのリフレッシュ動作を指示するリフレッシ
ュ制御信号を発行してメモリのリフレッシュ処理を行
う。
【0019】このように、メモリアクセス装置は、リフ
レッシュタイマーがカウントするメモリのリフレッシュ
間隔にリフレッシュインターバルカウント値を設定し、
所定の間隔でリフレッシュインターバルカウント値から
所定の値、例えば「1」を減算する。そして、リフレッ
シュインターバルカウント値が「0」になった場合、メ
モリアクセス装置は、メモリをリフレッシュするタイミ
ングになったと判断してメモリをリフレッシュする。
【0020】従来のメモリアクセス装置において、即リ
フレッシュの動作が割り込んだ場合について説明する。
図26は、従来のメモリアクセス装置のリフレッシュ動
作時のタイミングを示す図である。図26において、横
軸は、時刻を示し、縦軸は、信号の変化を示す。
【0021】最初に、時刻t1からt2において、リフ
レッシュタイマーは、リフレッシュ要求を出力する。時
刻t2において、リフレッシュタイマーは、リフレッシ
ュインターバルカウント値を設定しなおし、所定期間毎
にリフレッシュインターバルカウント値を減算する。
【0022】時刻t3からt4において、リフレッシュ
インターバルタイマーの値は、「0」になり、リフレッ
シュタイマーは、再び、リフレッシュ要求を出力する。
【0023】時刻t5において、リフレッシュを即実行
する場合、メモリアクセス装置は、プロセッサ等外部の
装置からリフレッシュインターバルパラメータを「0」
に設定して定期的なリフレッシュ間隔を計測するリフレ
ッシュタイマーの値に反映させ、リフレッシュ処理を行
う。そして、メモリアクセス装置は、リフレッシュイン
ターバルパラメータを「0」に変化させた後、外部から
の指示によりリフレッシュインターバルパラメータを再
び「T」に設定する。この動作により、リフレッシュ動
作が行われ、リフレッシュインターバルカウント値が
「T」に設定しなおされる。
【0024】リフレッシュタイマーは、時刻t6から再
びメモリのリフレッシュ間隔をカウントし、時刻t6か
ら時間「T」後である時刻t7に再びリフレッシュ動作
が行われる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のメ
モリアクセス装置においては、プロセッサ等外部の装置
からリフレッシュインターバルパラメータを「0」に設
定して定期的なリフレッシュ間隔を計測するリフレッシ
ュタイマーの値に反映させることにより、定期的以外の
リフレッシュ動作を行う。
【0026】定期的以外のリフレッシュ動作を行った
後、通常の定期的なリフレッシュ動作に状態を戻す場
合、プロセッサ等の外部からリフレッシュタイマーをあ
らためて設定する、つまりリフレッシュインターバルパ
ラメータを設定しなおす必要がある。このため、リフレ
ッシュ処理の停止や即実行を、定期的なリフレッシュ動
作に影響を与えずに行うことが難しいという問題があ
る。
【0027】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、定期的なアクセス動作に影響を与えずに、任意の
タイミングで定期的以外のアクセス動作を行うことので
きるメモリアクセス装置及びメモリアクセス方法を提供
することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリアクセス
装置は、アクセス処理の時間間隔を記憶し、前記時間間
隔で定期的なアクセス処理を指示するリフレッシュイン
ターバルカウント手段と、外部からのアクセス指示に従
って定期的以外のアクセス処理を指示するリフレッシュ
パラメータ設定手段と、前記リフレッシュインターバル
カウント手段または前記リフレッシュパラメータ設定手
段からの指示に従ってアクセス処理を行う動的ランダム
アクセスメモリーと、を具備する構成を採る。
【0029】この構成によれば、定期的なアクセス処理
と定期的以外のアクセス処理とを分離して、個々に独立
してパラメータを設定し、個々にDRAMにリアクセス
処理を要求することにより、従来あった定期的なアクセ
スに関連するパラメータを変更する必要がないので、定
期的なアクセス動作に影響を与えずに、任意のタイミン
グでアクセス動作を行うことができる。
【0030】本発明のメモリアクセス装置は、リフレッ
シュインターバルカウント手段は、リフレッシュ処理の
時間間隔を記憶し、定期的なリフレッシュ処理を指示
し、リフレッシュパラメータ設定手段は、外部からのリ
フレッシュ指示に従って定期的以外のリフレッシュ処理
を指示し、動的ランダムアクセスメモリーは、前記リフ
レッシュインターバルカウント手段または前記リフレッ
シュパラメータ設定手段からの指示に従ってリフレッシ
ュ処理を行う構成を採る。
【0031】この構成によれば、定期的なリフレッシュ
処理と定期的以外のリフレッシュ処理とを分離して、個
々に独立してパラメータを設定し、個々にDRAMにリ
フレッシュ処理を要求することにより、従来あった定期
的なリフレッシュに関連するパラメータを変更する必要
がないので、定期的なリフレッシュ動作に影響を与えず
に、任意のタイミングでリフレッシュ動作を行うことが
できる。
【0032】本発明のメモリアクセス装置は、リフレッ
シュインターバルカウント手段は、外部から定期的なア
クセス処理の停止の指示を受けた場合、定期的なアクセ
ス処理を停止する構成を採る。
【0033】この構成によれば、定期的なアクセス処理
と定期的以外のアクセス処理とを分離して、個々に独立
してパラメータを設定し、DRAMに定期的なアクセス
処理とアクセス動作の停止を個々に要求することによ
り、プロセッサからアクセス動作の停止を任意に行うこ
とができるので、プロセッサによるDRAMのアクセス
制御を多様化及び容易化することができる。
【0034】また、DRAM内部のデータを保持する必
要がない場合に、外部からアクセス動作の停止を指示す
ることにより、DRAMの消費電力を低減することがで
きる。
【0035】本発明のメモリアクセス装置は、リフレッ
シュインターバルカウント手段は、外部から定期的なア
クセス処理の再開の指示を受けた場合、再び、所定のア
クセス動作の間隔でアクセス処理を指示する構成を採
る。
【0036】本発明のメモリアクセス装置は、リフレッ
シュインターバルカウント手段は、外部から定期的なア
クセス処理の再開の指示を受けた場合、アクセス処理を
停止した直前のアクセス処理から所定の間隔でアクセス
処理を行う構成を採る。
【0037】これらの構成によれば、定期的なアクセス
処理と定期的以外のアクセス処理とを分離して、個々に
独立してパラメータを設定し、DRAMに定期的なアク
セス処理とアクセス動作の停止を個々に要求することに
より、プロセッサからアクセス動作の停止、実行を任意
に行うことができるので、プロセッサによるDRAMの
アクセス制御を多様化及び容易化することができる。
【0038】本発明のメモリアクセス装置は、定期的な
アクセス処理の指示と、定期的以外のアクセス処理の指
示と、を一つのアクセス設定パラメータにまとめて外部
から入力し、アクセス設定パラメータを読みこみ、定期
的なアクセス処理の指示をリフレッシュインターバルカ
ウント手段に出力し、定期的以外のアクセス処理の指示
をリフレッシュパラメータ設定手段に出力する振り分け
手段を具備する構成を採る。
【0039】この構成によれば、定期的なリフレッシュ
処理の指示と、定期的以外のリフレッシュ処理の指示
と、を一つのアクセス設定パラメータにまとめて外部か
らメモリアクセス装置に入力し、メモリアクセス内部に
て目的別に振り分けることにより、外部とメモリアクセ
ス装置の間でやり取りするデータ量を減少させることが
でき、外部とのパラメータの受け渡しに必要な時間を低
減することができる。
【0040】本発明のメモリアクセス装置は、リフレッ
シュパラメータ設定手段は、アクセス処理の回数を記憶
し、前記回数のアクセスを動的ランダムアクセスメモリ
ーに指示する構成を採る。
【0041】この構成によれば、一回のアクセスでは不
充分で複数回のアクセス処理を必要とする場合に、外部
からアクセス回数を入力して、所望のアクセス回数分の
アクセス処理を連続して行うことにより、アクセスの回
数分の指示をプロセッサ等の外部から指示をする必要が
なくなり、プロセッサ等外部装置のメモリアクセスに関
する負荷を低減することができる。
【0042】また、この構成によれば、例えば特別に長
時間のDMAを実行したい場合や、メモリ制御装置の初
期化時など、ある特定期間に対してメモリのリフレッシ
ュを実行できないことが予想されるとき、あらかじめ必
要十分なリフレッシュをすみやかに実行することができ
る。
【0043】本発明のメモリアクセス装置は、アクセス
動作の設定の初期値を記憶する初期値記憶手段と、外部
からリセット信号を受信した場合、前記初期値をリフレ
ッシュインターバルカウント手段またはリフレッシュパ
ラメータ設定手段の設定を初期値に設定する初期値設定
手段と、を具備する構成を採る。
【0044】本発明のメモリアクセス装置は、外部から
リセット信号を受信した場合に、アクセス動作の設定を
初期値に設定するか否かを決定する指示を外部から入力
して記憶する判定情報記憶手段を具備し、初期値設定手
段は、前記決定に従ってアクセス動作の設定を初期値に
設定する構成を採る。
【0045】これらの構成によれば、DRAMのアクセ
ス処理に関する設定の初期値を記憶し、リセット信号に
従って、DRAMのアクセス処理に関する設定を初期値
に設定することにより、初期値に設定する時に、リセッ
ト信号をメモリアクセス装置に送信すればよく、プロセ
ッサのアクセス動作の初期値設定に対する負荷を低減す
ることができる。
【0046】本発明の信号処理プロセッサは、上記のメ
モリアクセス装置を具備する構成を採る。本発明の画像
通信装置は、上記のメモリアクセス装置を具備する構成
を採る。本発明のコンピュータ制御装置は、上記のメモ
リアクセス装置を具備する構成を採る。
【0047】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、あらかじめ記憶したアクセス処理の時間間隔で
定期的なアクセス処理を指示する定期アクセス手順と、
外部からの指示に従って定期的以外のアクセス処理を指
示する定期的外アクセス手順と、前記リフレッシュイン
ターバルカウント手段または前記リフレッシュパラメー
タ設定手段からの指示に従って動的ランダムアクセスメ
モリーにアクセスを行うメモリアクセス手順と、を含む
メモリアクセスプログラムを記録する構成を採る。
【0048】本発明のメモリアクセス方法は、あらかじ
め記憶したアクセス処理の時間間隔で定期的なアクセス
処理を指示する定期アクセス工程と、外部からの指示に
従って定期的以外のアクセス処理を指示する定期的外ア
クセス工程と、前記リフレッシュインターバルカウント
手段または前記リフレッシュパラメータ設定手段からの
指示に従って動的ランダムアクセスメモリーにアクセス
を行うメモリアクセス工程と、を具備するようにした。
【0049】これらの構成によれば、定期的なリフレッ
シュ処理と定期的以外のリフレッシュ処理とを分離し
て、個々に独立してパラメータを設定し、個々にDRA
Mにリフレッシュ処理を要求することにより、従来あっ
た定期的なリフレッシュに関連するパラメータを変更す
る必要がないので、定期的なリフレッシュ動作に影響を
与えずに、任意のタイミングでリフレッシュ動作を行う
ことができる。
【0050】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、定期的なアクセ
ス処理と定期的以外のアクセス処理とを分離して、個々
に独立してパラメータを設定し、個々にDRAMにアク
セス処理を要求または指示することである。
【0051】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るメモリアクセス装置の構成を示すブロック
図である。
【0052】図1において、メモリアクセス装置100
は、プロセッサ101と、アクセスインターフェース部
102と、アクセス制御部103と、DRAM104と
から主に構成される。
【0053】プロセッサ101は、DRAMのアクセス
に関する設定、例えば、DMAパラメータ、リフレッシ
ュ動作に関するパラメータ等を設定し、DMA実行命令
等を出力する。具体的には、実行するDMAについての
DRAMアドレス、DRAMのリード・ライト、DMA
転送量等を設定してアクセスインターフェース部102
及びアクセス制御部103に出力する。
【0054】アクセスインターフェース部102は、プ
ロセッサ101から出力されたDMAパラメータやDM
A実行命令に従ってDRAM104のデータを読み出
す、または書き込む。
【0055】アクセス制御部103は、プロセッサ10
1から出力されたリフレッシュインターバル、リフレッ
シュ即実行、リフレッシュ処理停止等の設定または命令
に従ってDRAMの定期的なリフレッシュ処理をDRA
M104に指示する。
【0056】また、アクセスインターフェース部102
とアクセス制御部103は、DRAMにアクセスする場
合に、お互いのアクセス状況をアクセスインターフェー
ス部102またはアクセス制御部103に通知して、互
いのアクセスが競合しないよう調停を行う。
【0057】DRAM104は、アクセスインターフェ
ース部102から出力されたデータを一定の期間記憶す
る。また、アクセス制御部103からの指示に従って記
憶内容のリフレッシュ処理を行う。
【0058】図2は、本実施の形態のアクセス制御部の
構成の一例を示すブロック図である。
【0059】図2において、アクセス制御部103は、
リフレッシュパラメータ設定部201と、リフレッシュ
インターバルカウント部202と、リフレッシュ要求検
出部203とから主に構成される。また、リフレッシュ
パラメータ設定部201は、リフレッシュ即実行パラメ
ータ204と、リフレッシュインターバルパラメータ2
05とを有する。
【0060】リフレッシュパラメータ設定部201は、
プロセッサ等の外部装置から入力した設定または命令に
従ってリフレッシュインターバルパラメータ205を設
定し、リフレッシュインターバルパラメータ205をリ
フレッシュインターバルカウント部202に出力する。
また、リフレッシュパラメータ設定部201は、プロセ
ッサ等の外部装置から入力した設定または命令に従っ
て、リフレッシュ即実行パラメータ204を設定し、リ
フレッシュ即実行パラメータ204が「ON」、すなわ
ち即リフレッシュの実行を示す値、に設定された場合、
即リフレッシュ処理の要求をリフレッシュインターバル
カウント部202に出力する。
【0061】例えば、プロセッサ101からリフレッシ
ュ即実行パラメータ204にリフレッシュ即実行を示す
値がセットされた場合、リフレッシュパラメータ設定部
201は、リフレッシュインターバルカウント部202
のリフレッシュインターバルパラメータを所定の値に戻
し、リフレッシュ即実行パラメータに即リフレッシュ処
理を示す値「ON」をセットする。
【0062】リフレッシュインターバルカウント部20
2は、リフレッシュパラメータ設定部201から出力さ
れたリフレッシュインターバルパラメータに基づいて、
定期的なリフレッシュ間隔の時間を計る。
【0063】具体的には、リフレッシュインターバルカ
ウント部202は、リフレッシュパラメータ設定部20
1から出力されたリフレッシュインターバルパラメータ
を所定の時間毎に所定の値、例えば「1」、を減算す
る。リフレッシュインターバルパラメータが「0」以下
になった場合、リフレッシュインターバルカウント部2
02は、リフレッシュ要求をリフレッシュ要求検出部2
03に出力する。
【0064】リフレッシュ要求を出力した後、リフレッ
シュインターバルカウント部202は、再び、リフレッ
シュインターバルパラメータをリフレッシュパラメータ
設定部201から出力された値に設定して、リフレッシ
ュの間隔を計り、所定の時間の後に再びリフレッシュ要
求をリフレッシュ要求検出部203に出力する。
【0065】また、即リフレッシュを命令する信号がプ
ロセッサ101から出力された場合、リフレッシュイン
ターバルカウント部202は、リフレッシュインターバ
ルパラメータを所定の値に戻して、リフレッシュ要求を
リフレッシュ要求検出部203に出力する。
【0066】リフレッシュ要求検出部203は、リフレ
ッシュインターバルカウント部202から出力されたリ
フレッシュ要求をDRAM104に出力する。リフレッ
シュ要求に基づいてDRAM104は、リフレッシュ処
理を行う。
【0067】次に、本実施の形態に係るメモリアクセス
装置の動作手順について説明する。図3は、本実施の形
態に係るメモリアクセス装置の動作手順の一例を示すフ
ロー図である。
【0068】最初に、ST301では、リフレッシュパ
ラメータ設定部201が、プロセッサ101から出力さ
れたリフレッシュインターバルパラメーターを読み込
む。ST302では、リフレッシュインターバルカウン
ト部202が、リフレッシュインターバルカウントを初
期の値に設定する。
【0069】ST303では、リフレッシュインターバ
ルカウント部202が、リフレッシュインターバルカウ
ントを「1」減算する。
【0070】ST304では、リフレッシュインターバ
ルカウント部202が、リフレッシュインターバルカウ
ントが「0」以下であるか否か判断し、リフレッシュイ
ンターバルカウントが「0」以下である場合、ST30
5に進み、リフレッシュインターバルカウントが「0」
より大きい場合、ST306に進む。
【0071】ST305では、リフレッシュインターバ
ルカウント部202が、リフレッシュ処理を指示し、処
理を終了する。
【0072】ST306では、リフレッシュパラメータ
設定部201が、リフレッシュインターバルカウント部
202にリフレッシュ即実行パラメータを出力する。
【0073】ST307では、リフレッシュインターバ
ルカウント部202が、読み込んだリフレッシュ即実行
パラメータが即リフレッシュを示しているか否か判断
し、リフレッシュ即実行パラメータが、即リフレッシュ
を示している場合、ST308に進み、リフレッシュ即
実行パラメータが、即リフレッシュを示していない場
合、ST303に戻る。
【0074】ST308では、リフレッシュインターバ
ルカウント部202が、リフレッシュインターバルカウ
ントを「0」に設定する。ST309では、リフレッシ
ュインターバルカウント部202が、リフレッシュ即実
行パラメータを即リフレッシュを示さない状態に設定
し、ST303に戻る。
【0075】次に、本実施の形態に係るメモリアクセス
装置の動作について説明する。図4は、本実施の形態に
係るメモリアクセス装置の動作タイミングを示す図であ
る。
【0076】図4において、横軸は、時刻を示し、縦軸
は、信号のレベルを示す。また、S401は、アクセス
要求検出部103からのリフレッシュ要求信号のレベル
を示し、S402は、リフレッシュインターバルパラメ
ータのレベルを示す。そして、S403は、リフレッシ
ュ即実行パラメータのレベルを示す。
【0077】リフレッシュ要求信号S401は、レベル
が「High」になった時にリフレッシュ処理を行うこ
とを示す。リフレッシュ要求信号S401は、時間Tの
間隔でレベルが「High」になり、時間Tの間隔でD
RAMのリフレッシュ処理を行う。
【0078】リフレッシュインターバルパラメータS4
02は、定期的なリフレッシュ動作の時間間隔を示す。
リフレッシュ即実行パラメータS403は、即リフレッ
シュ処理の実行を示し、レベルが「High」の時にリ
フレッシュ処理を行う。
【0079】定期的なリフレッシュ以外に即リフレッシ
ュを行う場合、リフレッシュ即実行パラメータS403
がレベル「High」に変更され、リフレッシュインタ
ーバルパラメータを変更しない。
【0080】このように、本実施の形態のメモリアクセ
ス装置によれば、定期的なリフレッシュ処理と定期的以
外のリフレッシュ処理とを分離して、個々に独立してパ
ラメータを設定し、個々にDRAMにリフレッシュ処理
を要求することにより、従来あった定期的なリフレッシ
ュに関連するパラメータを変更する必要がないので、定
期的なリフレッシュ動作に影響を与えずに、任意のタイ
ミングでリフレッシュ動作を行うことができる。
【0081】なお、本実施の形態のメモリアクセス装置
では、DRAMのリフレッシュ動作について説明してい
るがこれに限らず、DRAMのアクセス動作全般に適用
できる。
【0082】また、本実施の形態のメモリアクセス装置
では、DRAMのリフレッシュ処理をリフレッシュ要求
パラメータのレベルを変更することにより処理を要求し
ているが、これに限らず、論理を負論理、すなわち「L
ow」の状態でリフレッシュ要求を行ってもよい、ま
た、リフレッシュ要求を行う場合、リフレッシュ要求パ
ラメータのパルス幅は、DRAMの仕様に合わせてあれ
ばよい。
【0083】また、本実施の形態のメモリアクセス装置
では、アクセス制御部103からDRAM104にDR
AMのリフレッシュ処理を行っているが、これに限ら
ず、アクセス制御部103からアクセスインターフェー
ス部102を介してDRAM104にDRAMのリフレ
ッシュ処理を行うこともできる。
【0084】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2のアクセス制御部の構成の一例を示すブロック図
である。図5において、アクセス制御部103は、リフ
レッシュパラメータ設定部501と、リフレッシュイン
ターバルカウント部502と、リフレッシュ要求検出部
503とから主に構成される。また、リフレッシュパラ
メータ設定部501は、リフレッシュ即実行パラメータ
504と、リフレッシュインターバルパラメータ505
とを有する。
【0085】リフレッシュパラメータ設定部501は、
プロセッサ等の外部装置から入力した設定または命令に
従って、リフレッシュ即実行パラメータ504と、リフ
レッシュインターバルパラメータ505とを設定し、リ
フレッシュインターバルパラメータ505をリフレッシ
ュインターバルカウント部502に出力し、リフレッシ
ュ即実行パラメータ504をリフレッシュ要求検出部5
03に出力する。
【0086】例えば、プロセッサ101からリフレッシ
ュ即実行パラメータ504にリフレッシュ即実行を示す
値がセットされた場合、リフレッシュパラメータ設定部
501は、リフレッシュ要求検出部503にリフレッシ
ュ即実行パラメータ504を出力して、即リフレッシュ
を要求する。
【0087】リフレッシュインターバルカウント部50
2は、リフレッシュパラメータ設定部501から出力さ
れたリフレッシュインターバルパラメータから定められ
る回数分のカウントを行う。
【0088】具体的には、リフレッシュインターバルカ
ウント部502は、リフレッシュパラメータ設定部50
1から出力されたリフレッシュインターバルパラメータ
を所定の時間毎に所定の値、例えば「1」、を減算す
る。リフレッシュインターバルパラメータが「0」以下
になった場合、リフレッシュインターバルカウント部5
02は、リフレッシュ要求をリフレッシュ要求検出部5
03に出力する。
【0089】リフレッシュ要求を出力した後、リフレッ
シュインターバルカウント部502は、再び、リフレッ
シュインターバルパラメータを読み込んで所定の時間の
後にリフレッシュ要求をリフレッシュ要求検出部503
に出力する。
【0090】リフレッシュ要求検出部503は、リフレ
ッシュパラメータ設定部501またはリフレッシュイン
ターバルカウント部502から出力されたリフレッシュ
要求をDRAM104に出力する。リフレッシュ要求に
基づいてDRAM104は、リフレッシュ処理を行い、
記憶したデータを保持する。
【0091】以下、アクセス制御部103の動作手順に
ついて説明する。図6は、本実施の形態に係るメモリア
クセス装置の動作手順の一例を示すフロー図である。
【0092】最初に、ST601では、リフレッシュパ
ラメータ設定部501が、プロセッサ101から出力さ
れたリフレッシュインターバルパラメーターを読み込
む。ST602では、リフレッシュインターバルカウン
ト部502が、リフレッシュインターバルカウントを初
期の値に設定する。
【0093】ST603では、リフレッシュインターバ
ルカウント部502が、リフレッシュインターバルカウ
ントを「1」減算する。
【0094】ST604では、リフレッシュインターバ
ルカウント部502が、リフレッシュインターバルカウ
ントが「0」以下であるか否か判断し、リフレッシュイ
ンターバルカウントが「0」以下である場合、ST60
5に進み、リフレッシュインターバルカウントが「0」
より大きい場合、ST606に進む。
【0095】ST605では、リフレッシュインターバ
ルカウント部502が、リフレッシュ処理を指示し、処
理を終了する。
【0096】ST606では、リフレッシュインターバ
ルカウント部502が、リフレッシュパラメータ設定部
501からリフレッシュ即実行パラメータを読み込む。
【0097】ST607では、リフレッシュインターバ
ルカウント部502が、読み込んだリフレッシュ即実行
パラメータが即リフレッシュを示しているか否か判断
し、リフレッシュ即実行パラメータが、即リフレッシュ
を示している場合、ST608に進み、リフレッシュ即
実行パラメータが、即リフレッシュを示していない場
合、ST603に戻る。
【0098】ST608では、リフレッシュパラメータ
設定部501は、リフレッシュ要求検出部503にリフ
レッシュ即実行パラメータ504を出力して、即リフレ
ッシュを要求する。ST609では、リフレッシュイン
ターバルカウント部502が、リフレッシュ即実行パラ
メータを即リフレッシュを示さない状態に設定し、ST
603に戻る。
【0099】次に、本実施の形態に係るメモリアクセス
装置の動作について説明する。図7は、本実施の形態に
係るメモリアクセス装置の動作タイミングを示す図であ
る。
【0100】図7において、横軸は、時刻を示し、縦軸
は、信号のレベルを示す。また、S701は、アクセス
要求手段からのリフレッシュ要求信号のレベルを示し、
S702は、リフレッシュインターバルパラメータのレ
ベルを示す。そして、S703は、リフレッシュ即実行
パラメータのレベルを示す。
【0101】リフレッシュ要求信号S701は、レベル
が「High」になった時にリフレッシュ処理を行うこ
とを示す。リフレッシュ要求信号S701は、時間Tの
間隔でレベルが「High」になり、時間Tの間隔でD
RAMのリフレッシュ処理を行う。
【0102】リフレッシュインターバルパラメータS7
02は、定期的なリフレッシュ動作の時間間隔を示す。
リフレッシュ即実行パラメータS703は、リフレッシ
ュ処理の実行を示し、レベルが「High」の時にリフ
レッシュ処理を行う。
【0103】定期的なリフレッシュ以外に即リフレッシ
ュを行う場合、リフレッシュ即実行パラメータS703
がレベル「High」に変更され、リフレッシュインタ
ーバルパラメータを変更しない。
【0104】このように、本実施の形態のメモリアクセ
ス装置によれば、定期的なリフレッシュ処理と定期的以
外のリフレッシュ処理とを分離して、個々に独立してパ
ラメータを設定し、個々にDRAMにリフレッシュ処理
を要求することにより、従来あった定期的なリフレッシ
ュに関連するパラメータを変更する必要がないので、定
期的なリフレッシュ動作に影響を与えずに、任意のタイ
ミングでリフレッシュ動作を行うことができる。
【0105】(実施の形態3)図8は、本発明の実施の
形態3に係るアクセス制御部の構成の一例を示すブロッ
ク図である。但し、図5と同一の構成となるものについ
ては、図1と同一番号を付し、詳しい説明を省略する。
図8のアクセス制御部103は、図1のアクセス制御部
103を示す。
【0106】図8のアクセス制御部103は、リフレッ
シュパラメータ設定部801と、リフレッシュインター
バルカウント部802とを具備し、リフレッシュの実行
の停止を示すパラメータに従って、定期的なリフレッシ
ュを停止する点が図5のアクセス制御部と異なる。
【0107】また、リフレッシュパラメータ設定部80
1は、リフレッシュ即実行パラメータ504と、リフレ
ッシュインターバルパラメータ505と、リフレッシュ
実行停止パラメータ803とを有する。
【0108】リフレッシュパラメータ設定部801は、
プロセッサ等の外部装置から入力した設定または命令に
従って、リフレッシュ即実行パラメータ504と、リフ
レッシュインターバルパラメータ505と、リフレッシ
ュ実行停止パラメータ803とを設定し、リフレッシュ
インターバルパラメータ505と、リフレッシュ実行停
止パラメータ803をリフレッシュインターバルカウン
ト部802に出力し、リフレッシュ即実行パラメータ5
04をリフレッシュ要求検出部503に出力する。
【0109】例えば、プロセッサ101からリフレッシ
ュ実行停止パラメータ803にリフレッシュ実行停止を
示す値がセットされた場合、リフレッシュパラメータ設
定部801は、リフレッシュ要求検出部503に定期的
なリフレッシュの実行の停止を要求する。
【0110】リフレッシュインターバルカウント部80
2は、リフレッシュパラメータ設定部801から出力さ
れたリフレッシュインターバルパラメータから定められ
る回数分のカウントを行う。
【0111】リフレッシュ要求を出力した後、リフレッ
シュインターバルカウント部802は、再び、リフレッ
シュインターバルパラメータを読み込んで所定の時間の
後にリフレッシュ要求をリフレッシュ要求検出部503
に出力する。
【0112】また、リフレッシュパラメータ設定部80
1から定期的なリフレッシュの実行の停止を要求された
場合、リフレッシュインターバルカウント部802は、
リフレッシュインターバルパラメータから定められる回
数分のカウントを停止する。
【0113】リフレッシュ要求検出部503は、リフレ
ッシュパラメータ設定部801またはリフレッシュイン
ターバルカウント部802から出力されたリフレッシュ
要求をDRAM104に出力する。
【0114】以下、アクセス制御部103の動作手順に
ついて説明する。図9は、本実施の形態に係るメモリア
クセス装置の動作手順の一例を示すフロー図である。
【0115】最初に、ST901では、リフレッシュパ
ラメータ設定部801が、プロセッサ101から出力さ
れたリフレッシュ実行停止パラメータを読み込む。
【0116】ST902では、リフレッシュパラメータ
設定部801が、リフレッシュ実行停止パラメータが
「ON」であるか「OFF」であるか判断し、リフレッ
シュ実行停止パラメータが「OFF」である場合、ST
903に進み、リフレッシュ実行停止パラメータが「O
N」である場合、ST912に進む。
【0117】ST903では、リフレッシュパラメータ
設定部801が、プロセッサ101から出力されたリフ
レッシュインターバルパラメーターを読み込む。ST9
04では、リフレッシュインターバルカウント部802
が、リフレッシュインターバルカウントを初期の値に設
定する。
【0118】ST905では、リフレッシュインターバ
ルカウント部802が、リフレッシュインターバルカウ
ントを「1」減算する。
【0119】ST906では、リフレッシュインターバ
ルカウント部802が、リフレッシュインターバルカウ
ントが「0」以下であるか否か判断し、リフレッシュイ
ンターバルカウントが「0」以下である場合、ST90
7に進み、リフレッシュインターバルカウントが「0」
より大きい場合、ST908に進む。
【0120】ST907では、リフレッシュインターバ
ルカウント部802が、リフレッシュ処理を指示し、処
理を終了する。
【0121】ST908では、リフレッシュインターバ
ルカウント部802が、リフレッシュパラメータ設定部
801からリフレッシュ即実行パラメータを読み込む。
【0122】ST909では、リフレッシュインターバ
ルカウント部802が、読み込んだリフレッシュ即実行
パラメータが即リフレッシュを示しているか否か判断
し、リフレッシュ即実行パラメータが、即リフレッシュ
を示している場合、ST910に進み、リフレッシュ即
実行パラメータが、即リフレッシュを示していない場
合、ST905に戻る。
【0123】ST910では、リフレッシュパラメータ
設定部801は、リフレッシュ要求検出部503にリフ
レッシュ即実行パラメータ504を出力して、即リフレ
ッシュを要求する。ST911では、リフレッシュイン
ターバルカウント部802が、リフレッシュ即実行パラ
メータを即リフレッシュを示さない状態に設定する。
【0124】ST912では、リフレッシュインターバ
ルカウント部802が、リフレッシュパラメータ設定部
801からリフレッシュ即実行パラメータを読み込む。
【0125】ST913では、リフレッシュインターバ
ルカウント部802が、読み込んだリフレッシュ即実行
パラメータが即リフレッシュを示しているか否か判断
し、リフレッシュ即実行パラメータが、即リフレッシュ
を示している場合、ST914に進み、リフレッシュ即
実行パラメータが、即リフレッシュを示していない場
合、処理を終了する。
【0126】ST914では、リフレッシュパラメータ
設定部801は、リフレッシュ要求検出部503にリフ
レッシュ即実行パラメータ504を出力して、即リフレ
ッシュを要求する。ST915では、リフレッシュイン
ターバルカウント部802が、リフレッシュ即実行パラ
メータを即リフレッシュを示さない状態に設定し、処理
を終了する。
【0127】次に、本実施の形態に係るメモリアクセス
装置の動作について説明する。図10は、本実施の形態
に係るメモリアクセス装置の動作タイミングを示す図で
ある。
【0128】図10において、横軸は、時刻を示し、縦
軸は、信号のレベルを示す。また、S1001は、アク
セス要求手段からのリフレッシュ要求信号のレベルを示
し、S1002は、リフレッシュインターバルパラメー
タのレベルを示す。そして、S1003は、リフレッシ
ュ即実行パラメータのレベルを示し、S1004は、リ
フレッシュ実行停止パラメータのレベルを示す。
【0129】リフレッシュ要求信号S1001は、レベ
ルが「High」になった時にリフレッシュ処理を行う
ことを示す。リフレッシュ要求信号S1001は、時間
Tの間隔でレベルが「High」になり、時間Tの間隔
でDRAMのリフレッシュ処理を行う。
【0130】リフレッシュインターバルパラメータS1
002は、定期的なリフレッシュ動作の時間間隔を示
す。リフレッシュ即実行パラメータS1003は、リフ
レッシュ処理の実行を示し、レベルが「High」の時
にリフレッシュ処理を行う。
【0131】定期的なリフレッシュ以外に即リフレッシ
ュを行う場合、リフレッシュ即実行パラメータS100
3がレベル「High」に変更され、リフレッシュイン
ターバルパラメータを変更しない。
【0132】リフレッシュ実行停止パラメータS100
4は、リフレッシュ処理を停止する指示を示す。リフレ
ッシュ実行停止パラメータS1004のレベルが「Hi
gh」に設定されると、リフレッシュインターバルカウ
ント部802は、カウントを停止し、定期的なリフレッ
シュ動作は、行われなくなる。
【0133】そして、リフレッシュ即実行パラメータS
1003のレベルが「High」に設定されると、リフ
レッシュインターバルカウント部802は、カウントを
停止しした状態で、リフレッシュ要求をリフレッシュ要
求検出部503に出力し、即リフレッシュ処理が行われ
る。
【0134】このように、本実施の形態のメモリアクセ
ス装置によれば、定期的なアクセス処理と定期的以外の
アクセス処理とを分離して、個々に独立してパラメータ
を設定し、DRAMに定期的なアクセス処理とアクセス
動作の停止を個々に要求することにより、プロセッサか
らアクセス動作の停止、実行を任意に行うことができる
ので、プロセッサによるDRAMのアクセス制御を多様
化及び容易化することができる。
【0135】また、DRAM内部のデータを保持する必
要がない場合に、外部からアクセス動作の停止を指示す
ることにより、DRAMの消費電力を低減することがで
きる。
【0136】(実施の形態4)図11は、本発明の実施
の形態4に係るアクセス制御部の構成の一例を示すブロ
ック図である。但し、図5または図8と同一の構成とな
るものについては、図5または図8と同一番号を付し、
詳しい説明を省略する。図11のアクセス制御部103
は、図1のアクセス制御部103を示す。
【0137】図11のアクセス制御部103は、振り分
け部1100と、リフレッシュパラメータ設定部110
1を具備し、リフレッシュ即実行と、リフレッシュイン
ターバルと、リフレッシュ実行停止とを多重化して一つ
のパラメータとして外部から入力し、メモリアクセス装
置内部でパラメータを目的別に振り分ける点が図8のア
クセス制御部と異なる。
【0138】また、リフレッシュパラメータ設定部11
01は、リフレッシュ即実行ビット1102と、リフレ
ッシュインターバルビット1103と、リフレッシュ実
行停止ビット1104とを有する。そして、リフレッシ
ュインターバルビット1103は、インターバル間隔を
示す値または定期的なリフレッシュ処理を停止する値を
とる。
【0139】振り分け部1100は、プロセッサ等の外
部装置から入力した設定または命令を入力して用と別に
振り分け、リフレッシュパラメータ設定部1101内の
リフレッシュ即実行ビット1102と、リフレッシュイ
ンターバルビット1103と、リフレッシュ実行停止ビ
ット1104とに出力する。
【0140】リフレッシュパラメータ設定部1101
は、リフレッシュインターバルビット1103をリフレ
ッシュインターバルカウント部802に出力する。
【0141】また、プロセッサ101からリフレッシュ
処理の即実行を示す値がリフレッシュ即実行ビット11
02にセットされた場合、リフレッシュパラメータ設定
部1101は、即リフレッシュ処理の指示をリフレッシ
ュ要求検出部503に出力する。
【0142】そして、プロセッサ101からリフレッシ
ュ実行停止ビット1104にリフレッシュ実行停止を示
す値がセットされた場合、リフレッシュパラメータ設定
部1101は、リフレッシュインターバルカウント部8
02に定期的なリフレッシュ処理の実行の停止を要求す
る。具体的には、リフレッシュパラメータ設定部110
1は、リフレッシュインターバルの値を、リフレッシュ
処理を停止する値でリフレッシュインターバルカウント
部802に出力し、定期的なリフレッシュ処理の実行の
停止を要求する。
【0143】リフレッシュインターバルカウント部80
2は、リフレッシュパラメータ設定部1101から出力
されたリフレッシュインターバルパラメータから定めら
れる回数分のカウントを行う。
【0144】リフレッシュ要求を出力した後、リフレッ
シュインターバルカウント部802は、再びリフレッシ
ュインターバルパラメータを読み込んで所定の時間の後
にリフレッシュ要求をリフレッシュ要求検出部503に
出力する。
【0145】また、リフレッシュパラメータ設定部11
01から定期的なリフレッシュ処理の実行の停止を要求
された場合、リフレッシュインターバルカウント部80
2は、リフレッシュインターバルパラメータから定めら
れる回数分のカウントを停止する。
【0146】リフレッシュ要求検出部503は、リフレ
ッシュパラメータ設定部1101またはリフレッシュイ
ンターバルカウント部802から出力されたリフレッシ
ュ要求をDRAM104に出力する。
【0147】以下、アクセス制御部103の動作手順に
ついて説明する。図12は、本実施の形態に係るメモリ
アクセス装置の動作手順の一例を示すフロー図である。
【0148】最初に、ST1201では、リフレッシュ
インターバルカウント部802がリフレッシュインター
バルカウントの値を初期化する。
【0149】ST1202では、振り分け部1100
は、プロセッサ等の外部装置から入力した設定または命
令を入力して用と別に振り分け、リフレッシュパラメー
タ設定部1101内のリフレッシュ即実行ビット110
2と、リフレッシュインターバルビット1103と、リ
フレッシュ実行停止ビット1104とに出力し、リフレ
ッシュパラメータ設定部1101が、これらのビットを
読み込む。
【0150】ST1203では、リフレッシュパラメー
タ設定部1101が、リフレッシュ実行停止パラメータ
が「ON」であるか「OFF」であるか判断し、リフレ
ッシュ実行停止パラメータが「OFF」である場合、S
T1204に進み、リフレッシュ実行停止パラメータが
「ON」である場合、ST1210に進む。
【0151】ST1204では、リフレッシュインター
バルカウント部802が、リフレッシュインターバルカ
ウントを「1」減算する。
【0152】ST1205では、リフレッシュインター
バルカウント部802が、リフレッシュインターバルカ
ウントが「0」以下であるか否か判断し、リフレッシュ
インターバルカウントが「0」以下である場合、ST1
206に進み、リフレッシュインターバルカウントが
「0」より大きい場合、ST1207に進む。
【0153】ST1206では、リフレッシュインター
バルカウント部802が、リフレッシュ処理を指示し、
処理を終了する。
【0154】ST1207では、リフレッシュインター
バルカウント部802が、読み込んだリフレッシュ即実
行パラメータが即リフレッシュを示しているか否か判断
し、リフレッシュ即実行パラメータが、即リフレッシュ
を示している場合、ST1208に進み、リフレッシュ
即実行パラメータが、即リフレッシュを示していない場
合、ST1202に戻る。
【0155】ST1208では、リフレッシュパラメー
タ設定部1101は、リフレッシュ要求検出部503に
リフレッシュ即実行ビット1102を出力して、即リフ
レッシュを要求する。ST1209では、リフレッシュ
インターバルカウント部802が、リフレッシュ即実行
パラメータを即リフレッシュを示さない状態に設定し、
ST1204に戻る。
【0156】ST1210では、リフレッシュインター
バルカウント部802が、読み込んだリフレッシュ即実
行パラメータが即リフレッシュを示しているか否か判断
し、リフレッシュ即実行パラメータが、即リフレッシュ
を示している場合、ST1211に進み、リフレッシュ
即実行パラメータが、即リフレッシュを示していない場
合、処理を終了する。
【0157】ST1211では、リフレッシュパラメー
タ設定部1101は、リフレッシュ要求検出部503に
リフレッシュ即実行ビット1102を出力して、即リフ
レッシュを要求する。ST1212では、リフレッシュ
インターバルカウント部802が、リフレッシュ即実行
パラメータを即リフレッシュを示さない状態に設定し、
処理を終了する。
【0158】次に、本実施の形態に係るメモリアクセス
装置の動作について説明する。図13は、本実施の形態
に係るメモリアクセス装置の動作タイミングを示す図で
ある。
【0159】図13において、横軸は、時刻を示し、縦
軸は、信号のレベルを示す。また、S1301は、アク
セス要求手段からのリフレッシュ要求信号のレベルを示
し、S1302は、リフレッシュインターバルパラメー
タのレベルを示す。そして、S1303は、リフレッシ
ュ即実行パラメータのレベルを示し、S1304は、リ
フレッシュ実行停止パラメータのレベルを示す。
【0160】リフレッシュ要求信号S1301は、レベ
ルが「High」になった時にリフレッシュ処理を行う
ことを示す。リフレッシュ要求信号S1301は、時間
Tの間隔でレベルが「High」になり、時間Tの間隔
でDRAMのリフレッシュ処理を行う。
【0161】リフレッシュインターバルパラメータS1
302は、定期的なリフレッシュ動作の間隔と定期的な
リフレッシュ動作の停止を示す。リフレッシュ即実行パ
ラメータS1303は、リフレッシュ処理の実行を示
し、レベルが「High」の時にリフレッシュ処理を行
う。
【0162】定期的なリフレッシュ以外に即リフレッシ
ュを行う場合、リフレッシュ即実行パラメータS130
3がレベル「High」に変更され、リフレッシュイン
ターバルパラメータを変更しない。
【0163】リフレッシュ実行停止パラメータS130
4は、リフレッシュ処理を停止する指示を示す。リフレ
ッシュ実行停止パラメータS1304のレベルが「Hi
gh」に設定されると、リフレッシュインターバルカウ
ント部802は、カウントを停止し、定期的なリフレッ
シュ動作は、行われなくなる。
【0164】そして、リフレッシュ即実行パラメータS
1303のレベルが「High」に設定されると、リフ
レッシュインターバルカウント部802は、カウントを
停止しした状態で、リフレッシュ要求をリフレッシュ要
求検出部503に出力し、即リフレッシュ処理が行われ
る。
【0165】このように、本実施の形態のメモリアクセ
ス装置によれば、定期的なリフレッシュ処理の指示と、
定期的以外のリフレッシュ処理の指示と、を一つのアク
セス設定パラメータにまとめて外部からメモリアクセス
装置に入力し、メモリアクセス内部にて目的別に振り分
けることにより、外部とメモリアクセス装置の間でやり
取りするデータ量を減少させることができ、外部とのパ
ラメータの受け渡しに必要な時間を低減することができ
る。
【0166】また、設定するパラメータの数が減少し、
必要なメモリまたはレジスタの規模を低減することがで
きる。
【0167】(実施の形態5)図14は、本発明の実施
の形態5に係るアクセス制御部の構成の一例を示すブロ
ック図である。但し、図5または図8と同一の構成とな
るものについては、図5または図8と同一番号を付し、
詳しい説明を省略する。図14のアクセス制御部103
は、図1のアクセス制御部103を示す。
【0168】図14のアクセス制御部103は、リフレ
ッシュパラメータ設定部1401と、リフレッシュ要求
検出部1402と、を具備し、リフレッシュ回数をパラ
メータとして設定し、設定した回数のリフレッシュ処理
を行う点が図8のアクセス制御部と異なる。
【0169】また、リフレッシュパラメータ設定部14
01は、リフレッシュ即実行パラメータ504と、リフ
レッシュインターバルパラメータ505と、リフレッシ
ュ実行停止パラメータ803と、リフレッシュ回数パラ
メータ1403とを有する。
【0170】リフレッシュパラメータ設定部1401
は、プロセッサ等の外部装置から入力した設定または命
令に従って、リフレッシュ即実行パラメータ504と、
リフレッシュインターバルパラメータ505と、リフレ
ッシュ実行停止パラメータ803とを設定し、リフレッ
シュインターバルパラメータ505と、リフレッシュ実
行停止パラメータ803をリフレッシュインターバルカ
ウント部802に出力し、リフレッシュ即実行パラメー
タ504をリフレッシュ要求検出部503に出力する。
【0171】また、リフレッシュパラメータ設定部14
01は、プロセッサ等の外部装置から入力した設定また
は命令に従って、リフレッシュ回数パラメータ1403
を設定し、リフレッシュ回数をリフレッシュ要求検出部
1402に出力する。
【0172】リフレッシュインターバルカウント部80
2は、リフレッシュパラメータ設定部501から出力さ
れたリフレッシュインターバルパラメータから定められ
る回数分のカウントを行う。
【0173】リフレッシュ要求を出力した後、リフレッ
シュインターバルカウント部802は、再び、リフレッ
シュインターバルパラメータを読み込んで所定の時間の
後にリフレッシュ要求をリフレッシュ要求検出部503
に出力する。
【0174】また、リフレッシュパラメータ設定部80
1から定期的なリフレッシュの実行の停止を要求された
場合、リフレッシュインターバルカウント部802は、
リフレッシュインターバルパラメータから定められる回
数分のカウントを停止する。
【0175】リフレッシュ要求検出部503は、リフレ
ッシュパラメータ設定部1401またはリフレッシュイ
ンターバルカウント部802から出力されたリフレッシ
ュ要求をDRAM104に出力する。そして、リフレッ
シュ要求検出部503は、リフレッシュパラメータ設定
部1401からリフレッシュ処理の回数分、リフレッシ
ュ要求をDRAM104に出力する。
【0176】以下、アクセス制御部103の動作手順に
ついて説明する。図15は、本実施の形態に係るメモリ
アクセス装置の動作手順の一例を示すフロー図である。
【0177】最初に、ST1501では、リフレッシュ
パラメータ設定部801が、プロセッサ101から出力
されたリフレッシュ実行停止パラメータを読み込む。
【0178】ST1502では、リフレッシュパラメー
タ設定部801が、リフレッシュ実行停止パラメータが
「ON」であるか「OFF」であるか判断し、リフレッ
シュ実行停止パラメータが「OFF」である場合、ST
1503に進み、リフレッシュ実行停止パラメータが
「ON」である場合、ST1520に進む。
【0179】ST1503では、リフレッシュパラメー
タ設定部801が、プロセッサ101から出力されたリ
フレッシュインターバルパラメーターを読み込む。ST
1504では、リフレッシュインターバルカウント部8
02が、リフレッシュインターバルカウントを初期の値
に設定する。
【0180】ST1505では、リフレッシュインター
バルカウント部802が、リフレッシュインターバルカ
ウントを「1」減算する。
【0181】ST1506では、リフレッシュインター
バルカウント部802が、リフレッシュインターバルカ
ウントが「0」以下であるか否か判断し、リフレッシュ
インターバルカウントが「0」以下である場合、ST1
507に進み、リフレッシュインターバルカウントが
「0」より大きい場合、ST1512に進む。
【0182】ST1507では、リフレッシュ要求検出
部1402が、リフレッシュパラメータ設定部1401
から出力されたリフレッシュ回数パラメータを読みこ
む。ST1508では、リフレッシュ要求検出部140
2が、リフレッシュ回数をリフレッシュ要求検出部14
02に出力する。
【0183】ST1509では、リフレッシュ要求検出
部1402が、リフレッシュ回数を「1」減算し、ST
1509に進む。ST1510では、リフレッシュイン
ターバルカウント部802が、リフレッシュ処理を指示
する。
【0184】ST1511では、リフレッシュ要求検出
部1402が、リフレッシュ回数が「0」であるか否か
判断し、リフレッシュ回数が「0」である場合、処理を
終了し、リフレッシュ回数が「0」でない場合、ST1
509に戻る。
【0185】ST1512では、リフレッシュインター
バルカウント部802が、リフレッシュパラメータ設定
部801からリフレッシュ即実行パラメータを読み込
む。
【0186】ST1513では、リフレッシュインター
バルカウント部802が、読み込んだリフレッシュ即実
行パラメータが即リフレッシュを示しているか否か判断
し、リフレッシュ即実行パラメータが、即リフレッシュ
を示している場合、ST1514に進み、リフレッシュ
即実行パラメータが、即リフレッシュを示していない場
合、ST1505に戻る。
【0187】ST1514では、リフレッシュ要求検出
部1402が、リフレッシュパラメータ設定部1401
から出力されたリフレッシュ回数パラメータを読みこ
む。ST1515では、リフレッシュ要求検出部140
2が、リフレッシュ回数をリフレッシュ要求検出部14
02に出力する。
【0188】ST1516では、リフレッシュ要求検出
部1402が、リフレッシュ回数を「1」減算する。S
T1517では、リフレッシュインターバルカウント部
802が、リフレッシュ処理を指示する。
【0189】ST1518では、リフレッシュ要求検出
部1402が、リフレッシュ回数が「0」であるか否か
判断し、リフレッシュ回数が「0」である場合、ST1
519に進み、リフレッシュ回数が「0」でない場合、
ST1516に戻る。
【0190】ST1519では、リフレッシュインター
バルカウント部802が、リフレッシュ即実行パラメー
タを即リフレッシュを示さない状態に設定し、ST15
05に戻る。
【0191】ST1520では、リフレッシュインター
バルカウント部802が、リフレッシュパラメータ設定
部801からリフレッシュ即実行パラメータを読み込
む。
【0192】ST1521では、リフレッシュインター
バルカウント部802が、読み込んだリフレッシュ即実
行パラメータが即リフレッシュを示しているか否か判断
し、リフレッシュ即実行パラメータが、即リフレッシュ
を示している場合、ST1522に進み、リフレッシュ
即実行パラメータが、即リフレッシュを示していない場
合、処理を終了する。
【0193】ST1522では、リフレッシュ要求検出
部1402が、リフレッシュパラメータ設定部1401
から出力されたリフレッシュ回数パラメータを読みこ
む。ST1523では、リフレッシュ要求検出部140
2が、リフレッシュ回数をリフレッシュ要求検出部14
02に出力する。
【0194】ST1524では、リフレッシュ要求検出
部1402が、リフレッシュ回数を「1」減算する。S
T1525では、リフレッシュインターバルカウント部
802が、リフレッシュ処理を指示する。
【0195】ST1526では、リフレッシュ要求検出
部1402が、リフレッシュ回数が「0」であるか否か
判断し、リフレッシュ回数が「0」である場合、ST1
527に進み、リフレッシュ回数が「0」でない場合、
ST1524に戻る。
【0196】ST1527では、リフレッシュインター
バルカウント部802が、リフレッシュ即実行パラメー
タを即リフレッシュを示さない状態に設定し、処理を終
了する。
【0197】次に、本実施の形態に係るメモリアクセス
装置の動作について説明する。図16は、本実施の形態
に係るメモリアクセス装置の動作タイミングを示す図で
ある。
【0198】図16において、横軸は、時刻を示し、縦
軸は、信号のレベルを示す。また、S1601は、アク
セス要求手段からのリフレッシュ要求信号のレベルを示
し、S1602は、リフレッシュインターバルパラメー
タのレベルを示す。そして、S1603は、リフレッシ
ュ即実行パラメータのレベルを示し、S1604は、リ
フレッシュ実行停止パラメータのレベルを示す。S16
05は、リフレッシュ回数パラメータの値を示す。
【0199】リフレッシュ要求信号S1601は、レベ
ルが「High」になった時にリフレッシュ処理を行う
ことを示す。リフレッシュ要求信号S1601は、時間
Tの間隔でレベルが「High」になり、時間Tの間隔
でDRAMのリフレッシュ処理を行う。
【0200】リフレッシュインターバルパラメータS1
602は、定期的なリフレッシュ動作の時間間隔を示
す。リフレッシュ即実行パラメータS1603は、リフ
レッシュ処理の実行を示し、レベルが「High」の時
にリフレッシュ処理を行う。
【0201】定期的なリフレッシュ以外に即リフレッシ
ュを行う場合、リフレッシュ即実行パラメータS160
3がレベル「High」に変更され、リフレッシュイン
ターバルパラメータを変更しない。
【0202】リフレッシュ実行停止パラメータS160
4は、リフレッシュ処理を停止する指示を示す。リフレ
ッシュ実行停止パラメータS1604のレベルが「Hi
gh」に設定されると、リフレッシュインターバルカウ
ント部802は、カウントを停止し、定期的なリフレッ
シュ動作は、行われなくなる。
【0203】そして、リフレッシュ即実行パラメータS
1603のレベルは、リフレッシュ回数パラメータの回
数分「High」に設定され、リフレッシュインターバ
ルカウント部802が、カウントを停止した状態で、リ
フレッシュ要求がリフレッシュ要求検出部503に出力
され、即リフレッシュ処理が行われる。
【0204】このように、本実施の形態のメモリアクセ
ス装置によれば、一回のアクセスでは不充分で複数回の
アクセス処理を必要とする場合に、外部からアクセス回
数を入力して、所望のアクセス回数分のアクセス処理を
連続して行うことにより、アクセスの回数分の指示をプ
ロセッサ等の外部から指示をする必要がなくなり、プロ
セッサ等外部装置のメモリアクセスに関する負荷を低減
することができる。
【0205】また、特別に長時間のDMAを実行したい
場合や、メモリ制御装置の初期化時など、ある特定期間
に対してメモリのリフレッシュを実行できないことが予
想されるとき、あらかじめ必要十分なリフレッシュをす
みやかに実行することができる。
【0206】(実施の形態6)図17は、本発明の実施
の形態6に係るメモリアクセス装置の構成の一例を示す
ブロック図である。但し、図1と同一の構成となるもの
については、図1と同一番号を付し、詳しい説明を省略
する。
【0207】図17のメモリアクセス装置1700は、
プロセッサ1701と、アクセス制御部1702とを具
備し、DRAMのリフレッシュ処理に関する設定の初期
値を記憶し、リセット信号に従って、DRAMのリフレ
ッシュ処理に関する設定を初期値に設定する点が図1の
メモリアクセス装置と異なる。
【0208】プロセッサ1701は、DRAMのアクセ
スに関する設定、例えば、DMAパラメータ、リフレッ
シュ動作に関するパラメータ等を設定し、DMA実行命
令等を出力する。
【0209】また、プロセッサ1701は、DRAMの
リフレッシュ処理に関する設定の初期値をアクセス制御
部1702に出力する。また、プロセッサ1701は、
DRAMのリフレッシュ処理に関する設定をあらかじめ
設定した初期値にするSリセット信号をアクセス制御部
1702に出力する。
【0210】アクセスインターフェース部102は、プ
ロセッサ101から出力されたDMAパラメータやDM
A実行命令に従ってDRAM104のデータを読み出
す、または書き込む。
【0211】また、アクセスインターフェース部102
は、プロセッサ1701から出力されたDRAMのリフ
レッシュ処理に関する設定の初期値を記憶する。そし
て、アクセスインターフェース部102は、プロセッサ
1701から出力されたSリセット信号を受信した場
合、DRAMのリフレッシュ処理に関する設定を初期値
に設定する。
【0212】また、アクセスインターフェース部102
は、外部から出力されたHリセット信号を受信した場
合、DRAMのリフレッシュ処理に関する設定を初期値
に設定する。ここで、Hリセット信号は、DRAMのリ
フレッシュ処理に関する設定をあらかじめ設定した初期
値にする指示である。
【0213】次に、アクセス制御部1702について説
明する。図18は、本実施の形態に係るメモリアクセス
装置のアクセス制御部の構成の一例を示すブロック図で
ある。
【0214】図18のアクセス制御部1702は、デフ
ォルト格納部1801と、リセット判定部1802と、
を具備し、DRAMのリフレッシュ処理に関する設定の
初期値を記憶し、リセット信号に従って、DRAMのリ
フレッシュ処理に関する設定を初期値に設定する点が図
14のアクセス制御部と異なる。
【0215】デフォルト格納部1801は、プロセッサ
1701から出力されたリフレッシュ即実行パラメータ
504、リフレッシュインターバルパラメータ505、
リフレッシュ実行停止パラメータ803、及びリフレッ
シュ回数パラメータ1403の初期値を記憶し、プロセ
ッサ1701からSリセット信号が出力された場合、ま
たは外部からHリセット信号が出力された場合、記憶し
た初期値をリセット判定部1802に出力する。
【0216】リセット判定部1802は、プロセッサ1
701から出力されたリフレッシュ即実行パラメータ5
04、リフレッシュインターバルパラメータ505、リ
フレッシュ実行停止パラメータ803、及びリフレッシ
ュ回数パラメータ1403の判定ビットを記憶する。こ
こで、判定ビットとは、デフォルト格納部1801から
出力された初期値をリフレッシュパラメータ設定部14
01に出力するか否かをパラメータ別に判定するビット
である。
【0217】例えば、判定ビットが「1」である場合、
初期値をリフレッシュパラメータ設定部1401に出力
し、判定ビットが「0」である場合、初期値をリフレッ
シュパラメータ設定部1401に出力しない。
【0218】リフレッシュ即実行パラメータ504とリ
フレッシュ実行停止パラメータ803を初期値に設定し
リフレッシュインターバルパラメータ505とリフレッ
シュ回数パラメータ1403の値はそのまま保持したい
場合、リフレッシュ即実行パラメータ504とリフレッ
シュ実行停止パラメータ803の判定ビットを「1」
に、リフレッシュインターバルパラメータ505とリフ
レッシュ回数パラメータ1403の判定ビットを「0」
に設定する。
【0219】このように、本実施の形態のメモリアクセ
ス装置によれば、DRAMのアクセス処理に関する設定
の初期値を記憶し、リセット信号に従って、DRAMの
アクセス処理に関する設定を初期値に設定することによ
り、初期値に設定する時に、リセット信号をメモリアク
セス装置に送信すればよく、プロセッサのアクセス動作
の初期値設定に対する負荷を低減することができる。
【0220】また、初期値に設定するパラメータをあら
かじめ設定することにより、初期値に設定するパラメー
タを個々に選択することができる。
【0221】なお、本実施の形態のメモリアクセス装置
は、判定ビットを各パラメータに個々に備えているが、
これに限らず、一部のパラメータに判定ビットを備え
る、または複数のパラメータに一つの判定ビットを備え
ることもできる。
【0222】また、各実施の形態では、リフレッシュ動
作について説明しているが、これに限らず、DRAMに
対するアクセスであれば特に限定されず同様の効果を呈
する。
【0223】この場合、定期的なアクセス処理と定期的
以外のアクセス処理とを分離して、個々に独立してパラ
メータを設定し、個々にDRAMにアクセス処理を要求
することにより、従来あった定期的なアクセスに関連す
るパラメータを変更する必要がないので、定期的なアク
セス動作に影響を与えずに、任意のタイミングでアクセ
ス動作を行うことができる。
【0224】また、本発明は、ソフトウェアにより実行
することもできる。この場合、本発明の手順のプログラ
ムを記憶媒体に記憶させ、この記憶媒体からプログラム
を読み込んで実行することもできる。
【0225】また、本発明のメモリアクセス装置は、D
SPに組み込むこともできる。図19は、DSPを組み
込んだメモリアクセス装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0226】CPU1901は、メモリ1902とデー
タのやり取りをする。またCPU1901は、DSP1
903に画像処理、例えば、直交変換、量子化、符号
化、逆直交変換、逆量子化及び復号化、などの処理を指
示する。
【0227】DSP1903は、CPU1901の指示
に従い、メモリ1902に記憶したデータに対して画像
処理等の演算を行う。メモリ1902は、DRAMであ
り、CPU1901及びDSP1903のどちらからも
リフレッシュの指示を行うことができる。
【0228】また、本発明のメモリアクセス装置は、画
像端末装置に組み込むこともできる。図20は、本発明
のメモリアクセス装置を含む画像端末装置の構成を示す
ブロック図である。
【0229】図20において、カメラ2001は、画像
データを撮影してDRAM2002に出力する。DRA
M2002は、カメラ2001から出力された画像デー
タを一時記憶し、画像処理部2003に出力する。画像
処理部2003は、メモリ2002に記憶された画像デ
ータに画像処理、例えば、直交変換、量子化及び符号
化、などの処理を行い、DRAM2004に記憶する。
【0230】DRAM2004は、画像処理されたデー
タを記憶し、画像データを表示する場合に、記憶したデ
ータを画像処理部2005に出力する。
【0231】画像処理部2005は、DRAM2004
から出力されたデータに画像処理、例えば、逆直交変
換、逆量子化及び復号化、などの処理を行い、DRAM
2006に出力する。DRAM2006は、画像処理部
2005から出力されたデータを一時記憶し、LCD
(Liquid Crystal Display)2007に出力する。LC
D2007は、DRAM2006から出力された画像デ
ータを表示する。
【0232】DRAM2002、DRAM2004及び
DRAM2006に本発明のメモリアクセス装置を組み
込むことにより、定期的以外のリフレッシュ処理を行う
ことができ、大容量の画像データにアクセスする前等に
リフレッシュ動作をすることができる。
【0233】また、本発明のメモリアクセス装置は、画
像端末装置に組み込むこともできる。図21は、本発明
のメモリアクセス装置を含む画像端末装置の構成を示す
ブロック図である。
【0234】図21において、画像入出力装置2101
は、撮影した画像のデータをDRAM2102に記憶
し、DRAM2202に記憶した画像のデータを表示す
る。DRAM2102は、画像入出力装置2101から
出力されたデータを記憶し、記憶したデータを映像符号
化・復号化部2103に出力する。映像符号化・復号化
部2103は、DRAM2102から出力されたデータ
を符号化してDRAM2104に出力し、DRAM21
04から出力されたデータを復号化してDRAM210
2に出力する。
【0235】音声入出力部2105は、入力した音声の
データを映像符号化・復号化部2106に出力し、映像
符号化・復号化部2103から出力された音声のデータ
を出力する。
【0236】映像符号化・復号化部2106は、音声入
出力部2105から出力されたデータを符号化してDR
AM2104に出力し、DRAM2104から出力され
たデータを復号化して音声入出力部2105に出力す
る。
【0237】DRAM2104は、記憶した映像及び音
声のデータを多重化部2107に出力し、多重化部21
07から出力された映像及び音声のデータを記憶する。
【0238】多重化部2107は、DRAM2104か
ら出力された映像及び音声のデータを多重化して変復調
・送受信部2108に出力する。また、多重化部210
7は、変復調・送受信部2108から出力されたデータ
を映像データと音声データに分離してDRAM2104
に出力する。
【0239】変復調・送受信部2108は、多重化部2
107から出力されたデータを変調及び送信処理を行
い、アンテナ2109を介して送信する。また、変復調
・送受信部2108は、アンテナ2109を介して無線
信号を受信し、受信処理及び復調処理を行い、得られた
データを多重化部2107に出力する。
【0240】DRAM2102及びDRAM2104に
本発明のメモリアクセス装置を組み込むことにより、定
期的以外のリフレッシュ処理を行うことができ、大容量
の画像データにアクセスする前等にリフレッシュ動作を
することができる。
【0241】また、本発明のメモリアクセス装置は、カ
ーナビゲーションシステム等に組みこむこともできる。
図22は、本発明のメモリアクセス装置を含むカーナビ
ゲーションシステムの構成を示すブロック図である。
【0242】画像入出力装置2201は、撮影した画像
のデータをDRAM2202に記憶し、DRAM220
2に記憶した画像のデータを表示する。DRAM220
2は、画像入出力装置2201及び音声入出力部220
3から出力されたデータを記憶し、記憶したデータをデ
ータ処理部2204に出力する。
【0243】音声入出力部2203は、入力した音声の
データをDRAM2202に記憶し、DRAM2202
から出力された音声のデータを出力する。
【0244】データ処理部2204は、DRAM220
2及びDRAM2205から出力された自装置の位置情
報、地図データ等を用いてナビゲーション情報を作成
し、DRAM2202を介して画像入出力装置2201
及び音声入出力部2203に出力し、ナビゲーション情
報を画像及び音声で出力する。
【0245】GPS(Global Positioning System)
2206は、GPS衛星と通信を行い、自装置の位置に
関する情報を得て、測位部2207に出力する。測位部
2207は、GPS2206から出力された情報に基づ
いて自装置の位置を即位し、自装置の位置情報をDRA
M2205に出力する。地図データ2208は、登録し
た地図データをDRAM2205に出力する。
【0246】外部入出力部2204は、DRAM220
5と変復調・送受信部2210とのデータのやり取りに
必要なレベル変換等を行う。
【0247】変復調・送受信部2210は、外部入出力
部2204から出力されたデータを変調及び送信処理を
行い、アンテナ2211を介して送信する。また、変復
調・送受信部2210は、アンテナ2211を介して無
線信号を受信し、受信処理及び復調処理を行い、得られ
たデータを外部入出力部2204に出力する。
【0248】また、本発明のメモリアクセス装置は、コ
ンピュータ制御装置、通信端末装置または基地局装置を
組み込むことにより、定期的以外のリフレッシュ処理を
行うことができ、大容量のデータにアクセスする前等に
リフレッシュ動作をすることができる。
【0249】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメモリア
クセス装置及びメモリアクセス方法によれば、定期的な
アクセス処理と定期的以外のアクセス処理とを分離して
互いに影響を与えず、DRAMに個々にアクセス処理を
要求または指示することにより、定期的なアクセス動作
に影響を与えずに、任意のタイミングで定期的以外のア
クセス動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るメモリアクセス装
置の構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態のアクセス制御部の構成の一例
を示すブロック図
【図3】上記実施の形態に係るメモリアクセス装置の動
作手順の一例を示すフロー図
【図4】上記実施の形態に係るメモリアクセス装置の動
作タイミングを示す図
【図5】本発明の実施の形態2に係るアクセス制御部の
構成の一例を示すブロック図
【図6】上記実施の形態に係るメモリアクセス装置の動
作手順の一例を示すフロー図
【図7】上記実施の形態に係るメモリアクセス装置の動
作タイミングを示す図
【図8】本発明の実施の形態3に係るアクセス制御部の
構成の一例を示すブロック図
【図9】上記実施の形態に係るメモリアクセス装置の動
作手順の一例を示すフロー図
【図10】上記実施の形態に係るメモリアクセス装置の
動作タイミングを示す図
【図11】本発明の実施の形態4に係るアクセス制御部
の構成の一例を示すブロック図
【図12】上記実施の形態に係るメモリアクセス装置の
動作手順の一例を示すフロー図
【図13】上記実施の形態に係るメモリアクセス装置の
動作タイミングを示す図
【図14】本発明の実施の形態5に係るアクセス制御部
の構成の一例を示すブロック図
【図15】上記実施の形態に係るメモリアクセス装置の
動作手順の一例を示すフロー図
【図16】上記実施の形態に係るメモリアクセス装置の
動作タイミングを示す図
【図17】本発明の実施の形態6に係るメモリアクセス
装置の構成の一例を示すブロック図
【図18】上記実施の形態に係るメモリアクセス装置の
アクセス制御部の構成の一例を示すブロック図
【図19】DSPを組み込んだメモリアクセス装置の構
成を示すブロック図
【図20】本発明のメモリアクセス装置を含む画像端末
装置の構成を示すブロック図
【図21】本発明のメモリアクセス装置を含む通信端末
装置の構成を示すブロック図
【図22】本発明のメモリアクセス装置を含むカーナビ
ゲーションシステムの構成を示すブロック図
【図23】従来のメモリアクセス装置の構成を示すブロ
ック図
【図24】アクセス制御部のインタバルタイマー回路の
例を示す図
【図25】従来のメモリアクセス装置の動作の一例を示
すフロー図
【図26】従来のメモリアクセス装置のリフレッシュ動
作時のタイミングを示す図
【符号の説明】
101、1701 プロセッサ 102 アクセスインターフェース部 103、1702 アクセス制御部 201、501、801、1101、1401 リフレ
ッシュパラメータ設定部 202、502、802 リフレッシュインターバルカ
ウント部 203、503、803、1402 リフレッシュ要求
検出部 1100 振り分け部 1801 デフォルト格納部 1802 リセット判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 博之 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5B060 CA10 5M024 AA04 AA90 BB30 BB39 EE12 EE22 PP01 PP07 PP10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセス処理の時間間隔を記憶し、前記
    時間間隔で定期的なアクセス処理を指示するリフレッシ
    ュインターバルカウント手段と、外部からのアクセス指
    示に従って定期的以外のアクセス処理を指示するリフレ
    ッシュパラメータ設定手段と、前記リフレッシュインタ
    ーバルカウント手段または前記リフレッシュパラメータ
    設定手段からの指示に従ってアクセス処理を行う動的ラ
    ンダムアクセスメモリーと、を具備することを特徴とす
    るメモリアクセス装置。
  2. 【請求項2】 リフレッシュインターバルカウント手段
    は、リフレッシュ処理の時間間隔を記憶し、定期的なリ
    フレッシュ処理を指示し、リフレッシュパラメータ設定
    手段は、外部からのリフレッシュ指示に従って定期的以
    外のリフレッシュ処理を指示し、動的ランダムアクセス
    メモリーは、前記リフレッシュインターバルカウント手
    段または前記リフレッシュパラメータ設定手段からの指
    示に従ってリフレッシュ処理を行うことを特徴とする請
    求項1に記載のメモリアクセス装置。
  3. 【請求項3】 リフレッシュインターバルカウント手段
    は、外部から定期的なアクセス処理の停止の指示を受け
    た場合、定期的なアクセス処理を停止することを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載のメモリアクセス装
    置。
  4. 【請求項4】 リフレッシュインターバルカウント手段
    は、外部から定期的なアクセス処理の再開の指示を受け
    た場合、再び、所定のアクセス動作の間隔でアクセス処
    理を指示することを特徴とする請求項3に記載のメモリ
    アクセス装置。
  5. 【請求項5】 リフレッシュインターバルカウント手段
    は、外部から定期的なアクセス処理の再開の指示を受け
    た場合、アクセス処理を停止した直前のアクセス処理か
    ら所定の間隔でアクセス処理を行うを特徴とする請求項
    3に記載のメモリアクセス装置。
  6. 【請求項6】 定期的なアクセス処理の指示と、定期的
    以外のアクセス処理の指示と、を一つのアクセス設定パ
    ラメータにまとめて外部から入力し、アクセス設定パラ
    メータを読みこみ、定期的なアクセス処理の指示をリフ
    レッシュインターバルカウント手段に出力し、定期的以
    外のアクセス処理の指示をリフレッシュパラメータ設定
    手段に出力する振り分け手段を具備することを特徴とす
    る請求項1から請求項5のいずれかに記載のメモリアク
    セス装置。
  7. 【請求項7】 リフレッシュパラメータ設定手段は、ア
    クセス処理の回数を記憶し、前記回数のアクセスを動的
    ランダムアクセスメモリーに指示することを特徴とする
    請求項1から請求講6のいずれかに記載のメモリアクセ
    ス装置。
  8. 【請求項8】 アクセス動作の設定の初期値を記憶する
    初期値記憶手段と、外部からリセット信号を受信した場
    合、前記初期値をリフレッシュインターバルカウント手
    段またはリフレッシュパラメータ設定手段の設定を初期
    値に設定する初期値設定手段と、を具備することを特徴
    とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のメモリ
    アクセス装置。
  9. 【請求項9】 外部からリセット信号を受信した場合
    に、アクセス動作の設定を初期値に設定するか否かを決
    定する指示を外部から入力して記憶する判定情報記憶手
    段を具備し、初期値設定手段は、前記決定に従ってアク
    セス動作の設定を初期値に設定することを特徴とする請
    求項8に記載のメモリアクセス装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載のメモリアクセス装置を具備することを特徴とする信
    号処理プロセッサ。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載のメモリアクセス装置を具備することを特徴とする画
    像通信装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載のメモリアクセス装置を具備することを特徴とするコ
    ンピュータ制御装置。
  13. 【請求項13】 あらかじめ記憶したアクセス処理の時
    間間隔で定期的なアクセス処理を指示する定期アクセス
    手順と、外部からの指示に従って定期的以外のアクセス
    処理を指示する定期的外アクセス手順と、前記定期アク
    セス手順または前記定期的外アクセス手順からの指示に
    従って動的ランダムアクセスメモリーにアクセスを行う
    メモリアクセス手順と、を含むメモリアクセスプログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 あらかじめ記憶したアクセス処理の時
    間間隔で定期的なアクセス処理を指示する定期アクセス
    工程と、外部からの指示に従って定期的以外のアクセス
    処理を指示する定期的外アクセス工程と、前記定期アク
    セス工程または前記定期的外アクセス工程からの指示に
    従って動的ランダムアクセスメモリーにアクセスを行う
    メモリアクセス工程と、を具備することを特徴とするメ
    モリアクセス方法。
JP2001024062A 2001-01-31 2001-01-31 メモリアクセス装置及びメモリアクセス方法 Withdrawn JP2002230971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001024062A JP2002230971A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 メモリアクセス装置及びメモリアクセス方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001024062A JP2002230971A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 メモリアクセス装置及びメモリアクセス方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002230971A true JP2002230971A (ja) 2002-08-16

Family

ID=18889262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001024062A Withdrawn JP2002230971A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 メモリアクセス装置及びメモリアクセス方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002230971A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011034305A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、ガーベージコレクション機能の発生制御方法、プログラム、および記憶媒体
KR101225284B1 (ko) * 2005-07-28 2013-01-22 패트레넬라 캐피탈 엘티디., 엘엘씨 메모리

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101225284B1 (ko) * 2005-07-28 2013-01-22 패트레넬라 캐피탈 엘티디., 엘엘씨 메모리
JP2011034305A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、ガーベージコレクション機能の発生制御方法、プログラム、および記憶媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9293119B2 (en) Method and apparatus for optimizing display updates on an interactive display device
JP3515142B2 (ja) データ転送制御装置
US11157335B2 (en) Methods and systems for multiple access to a single hardware data stream
JP2000276127A (ja) 情報処理装置及び表示制御装置
JP2003308246A (ja) メモリコントローラのクロック制御装置及び方法
EP2652619A2 (en) Memory device on the fly crc mode
JP2007334641A (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム
US9026703B2 (en) Bus monitoring device, bus monitoring method, and program
JP2013020297A (ja) 集積回路装置及びその制御方法
JP2002230971A (ja) メモリアクセス装置及びメモリアクセス方法
US20080284785A1 (en) Dynamic data rate display
JP2004171678A (ja) 情報記憶装置、情報記憶方法、及び情報記憶プログラム
US8301816B2 (en) Memory access controller, system, and method
JP7363479B2 (ja) プログラムおよび電子機器
JP2006039672A (ja) バス要求制御回路
US20090222630A1 (en) Memory share by a plurality of processors
JP4786155B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置のリフレシュ処理方法
JP2006109224A (ja) 撮像装置
JP2014013506A (ja) 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JP2897715B2 (ja) 表示装置
RU2005127325A (ru) Устройство подачи изображений, устройство записи, система записи и способ управления ими
EP4006861A1 (en) Monitoring system
JP2011205182A (ja) 画像処理装置
US6300972B1 (en) Video card and video data communication apparatus
JP3943618B2 (ja) 画像処理装置及び画像伝送システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060215

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080331