JP2002230518A - 診断支援プログラム、診断支援プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、診断支援装置及び診断支援方法 - Google Patents
診断支援プログラム、診断支援プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、診断支援装置及び診断支援方法Info
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Abstract
に参照できるようにし、診断精度を向上させる。 【解決手段】診断画像から病変位置を検出し(S2)、
検出されたすべての病変位置に対して画像的な特徴量を
抽出する(S3)。そして、データベースに蓄積された
参照画像の特徴量と診断画像の特徴量とを照合し、診断
画像に対する参照画像の類似度を演算する(S5)と共
に、類似度が演算された参照画像に関連付けられた所見
を参照し、参照画像の病名毎にその確率を演算する(S
6)。その後、演算された確率順に、参照画像,病名及
びその確率を表示する(S7)。このため、診断画像を
読影して診断する医師は、診断画像に対して画像的に類
似する参照画像を容易に参照することができるようにな
り、例えば、参照画像に関連付けられた所見を参照する
ことで、診断精度を向上することができる。
Description
診断を支援する診断支援技術において、特に、診断精度
を向上させる技術に関する。
y)画像,MRI(Magnetic ResonanceImaging)画像等
(以下「CT画像」という)の読影は、放射線科医等の
医師が長い間かけて培ってきた経験をもとに、主観的判
断によって行なわれてきた。しかし、主観的判断のみに
よる画像診断では、見落としや思い違いによる誤診は避
けることができない。このような誤診を避けるために、
複数の医師がCT画像を読影するなど、様々な工夫がな
されているが、時間の制約などの問題も多く残されてい
る。
が急速に進み、単純写真から血管造影像に至るまで、ほ
ぼすべてのCT画像がディジタル化されている。そし
て、ディジタル化されたすべてのCT画像を診断に役立
つものとするため、画像の伝送及び蓄積を迅速に行なう
PACS(Picture Archiving and Communication Syst
em)が開発された。
読影では、過去に撮影されたCT画像の中から類似した
症例を有するものを参照すると、診断精度が向上するこ
とが知られている。しかし、従来のPACSでは、ディ
ジタル画像を蓄積及び参照するだけであっため、蓄積さ
れた多量のCT画像の中から、適切な参照画像を選び出
すことは極めて困難であった。このため、PACSが開
発されたにもかかわらず、過去に撮影されたCT画像の
活用が不十分となり、医師の主観的判断による診断が依
然として行なわれ、診断精度の向上が困難な状況であっ
た。
点に鑑み、CT画像の読影に際して、画像の特徴量を用
いて類似症例の検索を可能にし、診断精度を向上させる
ことができる診断支援技術を提供することを目的とす
る。
診断支援技術では、診断画像から検出された病変位置の
画像的な特徴量を抽出し、参照画像及びその特徴量が蓄
積されたデータベースから、抽出された特徴量に基づい
て画像的に類似する参照画像を検索することを特徴とす
る。
れた病変位置の特徴量に基づいて、データベースに蓄積
された参照画像の中から、画像的に類似する参照画像が
検索される。このため、診断画像を読影して診断を行な
う医師は、診断画像に表れた病変部の症例に類似した過
去の症例を容易に参照できるようになる。また、診断画
像及びその特徴量をデータベースに登録することが望ま
しい。このようにすれば、診断済みの診断画像及びその
特徴量は、データベースに登録され、以後の診断におい
て参照画像及びその特徴量として検索対象となる。この
ため、診断画像の読影が進むにつれて、参照資料が次第
に充実するようになる。
像の特徴量と診断画像の特徴量とを照合して画像的な類
似度を演算し、類似度順に参照画像を検索することが望
ましい。ここで、類似度は、臓器別に設定された重み付
けを考慮して演算されることが望ましく、重み付けは、
変更可能に構成されたテーブルに設定されていることが
望ましい。
って診断画像と参照画像との類似性が定義され、類似性
の強い参照画像から順に検索されることとなる。このた
め、診断画像の読影に際して、参照画像となり得る可能
性が強いものから参照されるので、無駄な参照を行なう
ことが防止され、診断効率が向上する。ここで、臓器別
に設定された重み付けを考慮して類似度を演算するよう
にすれば、臓器の特性に応じた類似度が演算されること
となり、類似度の演算精度が向上する。また、変更可能
に構成されたテーブルに重み付けが設定されていれば、
例えば、CT装置固有の特性に応じた補正が可能とな
り、類似度の演算精度が一層向上する。
けられた所見を表示することが望ましい。このようにす
れば、参照画像に加えて、その所見をも参照することが
でき、患者の病名が判然としないときであっても、類似
症例の所見から病名を診断することができるようにな
る。さらに、診断画像から病変位置を検出する際、指定
された臓器の病変位置を検出することが望ましい。ま
た、画像的な特徴量としては、診断画像のすべての病変
位置に対して、広域的な特徴量,局所的な特徴量及び共
通的な特徴量を抽出することが望ましい。
臓器の検出処理が行なわれず、処理速度が向上する。ま
た、画像的な特徴量として、広域的な特徴量,局所的な
特徴量及び共通的な特徴量を検出するようにすれば、疾
病の特性に応じた特徴量の抽出が可能となり、例えば、
腫瘍の見落としが防止される。
本発明を詳述する。図1は、本発明に係る診断支援技術
を具現化した診断支援装置の構成を示す。診断支援装置
は、少なくとも、中央処理装置(CPU)とメモリとを
備えたコンピュータシステム上に構築され、メモリにロ
ードされたプログラムにより作動する。
と、特徴データベース12と、所見データベース14
と、病変位置検出部16と、病変特徴量抽出部18と、
病変特徴量照合部20と、病名確率演算部22と、を含
んで構成される。なお、以下の説明では、データベース
をDBと表わすことにする。画像DB10には、CT画
像,MRI画像等の画像データが、DICOM(Digita
l Imaging and Communications in Medicine)に準拠し
たフォーマットで蓄積される。ここで、DICOMと
は、米国で開発された医用ディジタル画像と通信とに関
する規格であって、日本においても採用された標準規格
である。そして、画像DB10と特徴DB12と所見D
B14とを相互に関連付けるために、画像DB10のイ
ンデックスには、図2に示すように、少なくとも、患者
ID,検査ID及び画像ファイル名が登録される。な
お、画像ファイルのDICOMヘッダには、検査日や目
的部位(臓器名)などの情報が登録される。
れた病変特徴量が蓄積される。病変特徴量とは、画像的
な類似を用いて画像データの検索を可能にする情報であ
って、例えば、病変の大きさ(体積又は面積),形状
(球状度又は円形度),輝度の統計量(平均,偏差な
ど),テクスチャ統計量(空間周波数分解,フーリエ変
換,ウェーブレット変換など)が用いられる。病変特徴
量は、患者ID及び検査IDに関連付けられた特徴デー
タとして一括りにされる。そして、特徴DB12のイン
デックスには、図3に示すように、少なくとも、目的部
位,検査日及び特徴データが登録される。ここで、特徴
データを画像データと1対1に対応させるべく分割して
おくと、検索時のファイルアクセスに長時間要するの
で、例えば、1ヶ月単位で一元化しておくことが望まし
い。この場合、検査日には、検査をした年及び月のみが
登録される。また、目的部位毎に特徴データを分けてお
くことで、検索効率を高めることができる。
ある所見が蓄積される。そして、所見DB14のインデ
ックスには、図4に示すように、少なくとも、患者I
D,検査ID,担当医師名及び所見が登録される。な
お、所見には、少なくとも、CT画像を読影して診断し
た病名が含まれる。病変位置検出部16では、CT画像
から、診断対象となる臓器又は部位(以下「臓器」とい
う)における病変位置が検出される。病変位置の検出
は、例えば、仁木登「肺癌CT検診支援システム」日本
放射線技術学会誌,Vol.56 No.3, March(2000), pp.337
-340に示される技術により行なわれる。
部16により検出された全ての病変位置に対して、画像
的な類似を統計量で表わした病変特徴量が抽出される。
病変特徴量の抽出は、例えば、近藤真樹ら「3次元胸部
X線CT像による腫瘍影の含気型と充実型への分類およ
びその良悪性鑑別への応用」Technical Report of IEIC
E MI2000-16(2000-05), pp.27-32に示される技術により
行なわれる。
る臓器について、病変特徴量抽出部18により抽出され
た病変特徴量と特徴DB12に蓄積された病変特徴量と
が照合され、画像類似の尺度を表わす類似度が演算され
る。病名確率演算部22では、病変特徴量照合部20に
より演算された類似度に基づいて、診断対象となる臓器
の病名の確率が演算される。そして、病名及びその確率
は、図示しないディスプレイ装置に表示され、医師によ
る診断が支援される。
概要について説明する。X線CT装置により断層撮影が
行なわれると、CT画像は画像DB10に蓄積されると
共に、病変位置検出部16により病変位置が検出され
る。病変位置が検出されると、すべての病変位置に対し
て病変特徴量が抽出される。抽出された病変特徴量は、
特徴DB12に登録されると共に、病変特徴量照合部2
0により、特徴DB12に蓄積されている過去の症例に
係るCT画像の類似度が演算される。そして、病名確率
演算部22によりCT画像の類似度に応じた病名の確率
が演算され、確率順に、病名と共にその確率が医師に示
される。
なう医師は、診断対象となる症例と類似した過去の症例
を容易に参照することが可能となり、その所見を参照す
ることで、主観を排して客観的な診断を行なうことがで
きるようになる。このとき、診断対象となる症例の病名
及びその確率が併せて表示されるので、患者の病名が判
然としないときでも、表示された病名及びその確率を参
照して病名を診断することができる。このようにして、
医師による診断精度を向上することができる。
示すフローチャートを示す。なお、かかる制御は、例え
ば、X線CT装置によりCT画像が撮影され、臓器の指
定並びに患者ID及び検査IDが入力された後、実行さ
れる。メインルーチンを示す図5において、ステップ1
(図では「S1」と略記する。以下同様)では、撮影さ
れたCT画像(以下「診断画像」という)が、画像DB
10に登録される。このとき、画像DB10のインデッ
クスには、患者ID及び検査IDに対応付けて画像を特
定すべく、患者ID,検査ID及び画像ファイル名が追
加登録される。なお、ステップ1における処理が、デー
タベース登録機能,データベース登録手段及びデータベ
ース登録工程の一部に該当する。
提供される機能により、診断画像から、指定された臓器
における病変位置が検出される。即ち、診断画像に対し
て、輝度値又はCT値による絞り込みやモルフォロジー
などのフィルタリング処理が施され、臓器の輪郭が検出
される。次に、検出された臓器の輪郭が、正常な範囲か
らどれだけずれているかを示す差分が算出される。正常
な臓器の範囲は、例えば肺の場合、肋骨の内輪郭である
とみなすことで定義される。そして、算出された差分が
所定幅以上になった部分が、病変位置とみなされる。
は、病変位置は、例えば、直径が所定値以下の輝度の高
い球状部分を探索することで検出される。但し、血管や
気管などと接触しているような腫瘤は、細線化処理と球
状部分の探索とを組み合わせることで、検出することが
できる。また、病変位置の判断は、医師によって異なる
ことがあり得るので、その位置を修正,削除又は追加で
きるような機能を備えておくことが望ましい。
置検出機能,病変位置検出手段及び病変位置検出工程に
該当する。ステップ3では、検出されたすべての病変位
置に対して病変特徴量を抽出すべく、図6に示す病変特
徴量抽出のためのサブルーチンがコールされる。なお、
ステップ3における処理、即ち、図6における処理全体
が、特徴量抽出機能,特徴量抽出手段及び特徴量抽出工
程に該当する。
が、特徴DB12に登録される。このとき、病変特徴量
は、検索効率向上のために、目的部位及び検査日に対応
した特徴データに取り込まれ一元化される。但し、検査
日が異なるとき、又は、対応した特徴データが未登録で
あるときには、特徴DB12のインデックスに、目的部
位,検査日及び特徴データが追加登録される。なお、ス
テップ4における処理が、データベース登録機能,デー
タベース登録手段及びデータベース登録工程の一部に該
当する。
ら提供される機能により、診断対象となる臓器につい
て、診断画像の病変特徴量と特徴DB12に蓄積された
病変特徴量とが照合され、蓄積されたCT画像(以下
「参照画像」という)の類似度が演算される。即ち、診
断画像及び参照画像の病変特徴量は、図8に示すよう
に、画像単位(検査単位)毎に第1要素から順に、例え
ば、体積,輝度の平均,輝度の偏差,球状度,テクスチ
ャ統計量・・・のようにベクトル的に並べられている。
各要素は、同レベルで比較できるように、0から1の範
囲で正規化される。例えば、体積については、対象部位
が肺の場合、病変部の体積は必ず肺の体積よりも小さい
ことから正規化できる。
・・・・) のようにして演算される。ここで、Eは各成分が0のベ
クトル、|W|は重み付けベクトルWの成分の和を表わ
す。また、重み付けベクトルWは、図9に示すように、
臓器別にテーブル形式で設定されることが望ましい。
ーザが自由に変更することができることが望ましい。ま
た、病変特徴量と所見の対応を神経回路網によって予め
学習させておくことで、最適な重み付け値が設定される
ようにしてもよい。ここで、ステップ5における処理
が、参照画像検索機能,参照画像検索手段,参照画像検
索工程,類似度演算機能,類似度演算手段及び類似度演
算工程に該当する。
の病名の確率を演算すべく、図7に示す病名確率演算の
ためのサブルーチンがコールされる。ステップ7では、
病名及びその確率が、例えば、図10に示すような画面
によって表示される。なお、ステップ7における処理
が、所見表示機能,所見表示手段及び所見表示工程に該
当する。
である所見が、所見DB14に登録される。このとき、
医師は、診断画像に加え、診断画像から推定された病名
及びその確率、並びに、参照画像及びその所見を参照す
ることで、主観を排して客観的な診断を行なうことがで
きる。そして、ここで登録された所見は、以後の診断に
おいて参照画像の所見として利用されることとなり、所
見の登録数の増加に伴って、診断支援のための資料が充
実されることとなる。
照画像,特徴データ及び所見が蓄積されていないため、
初期状態として、典型的な症例を表わす参照画像,特徴
データ及び所見を各DBに登録しておくことが望まし
い。図6は、病変特徴量抽出のためのサブルーチンを示
す。なお、病変特徴量の抽出は、病変特徴量抽出部18
から提供される機能によって行なわれる。
域特徴量が抽出される。即ち、検出された病変部全体に
対して、例えば、空間周波数分解,フーリエ変換,ウェ
ーブレット変換が施され、広域特徴量としてのテクスチ
ャ統計量が抽出される。ステップ12では、病変部が局
所に留まる局所特徴量が抽出される。即ち、検出された
局所的な病変部に対して、例えば、球状度(3次元)又
は円形度(2次元)が抽出される。
特徴量が抽出される。即ち、検出された病変部に対し
て、例えば、大きさ(体積又は面積),輝度の統計量
(平均,偏差など)が抽出される。図7は、病名確率演
算のためのサブルーチンを示す。なお、病名確率の演算
は、病名確率演算部22から提供される機能によって行
なわれる。
れた特徴データのうち類似度が演算されたものが、図1
1に示すように、順位,検査ID,類似度,病名が一括
りにされつつ、類似度順に整列される。このとき、病名
は、特徴データに含まれる患者ID及び検査IDをキー
として所見DB14を検索することで、所見から取得す
ることができる。
てる参照症例として、類似度順に整列された特徴データ
から、例えば、上位10位までの特徴データ、又は、類
似度が50%以上の特徴データが選択される。ステップ
23では、選択されたすべての参照症例に対して、病名
毎に類似度を平均した病名確率が演算される。
びその確率が表示される。なお、神経回路網で病変特徴
量と所見との対応が学習済みであれば、病変特徴量から
病名及びその確率を直接演算することができる。以上説
明した診断支援装置によれば、指定した臓器について、
診断画像から病変位置が検出され、検出されたすべての
病変位置における病変特徴量が抽出される。抽出された
病変特徴量は、特徴DB12に蓄積された同一臓器に関
する特徴データと照合され、参照画像となり得る症例の
類似度が演算される。そして、演算された類似度に基づ
いて病名及びその確率が演算され、これがディスプレイ
装置に表示される。
う医師は、診断画像に表れた病変部の症例に類似した過
去の症例を参照することができ、主観を排して客観的な
診断を行なうことができる。そして、客観的な診断が可
能となることから、例えば、読影経験が不足する医師で
あっても、誤診する可能性が激減し、診断精度を向上す
ることができる。また、参照症例を活用することで、診
断画像だけからでは病名が依然としないときであって
も、その病名を推定することができ、診断精度を向上す
ることができる。
病変特徴量及び所見と共にデータベースに登録され、以
後の診断において参照画像として活用される。このた
め、診断画像の読影が進むにつれて、参照資料が次第に
充実することとなり、診断精度を一層向上することがで
きる。なお、本実施形態における診断支援装置は、スタ
ンドアロン型のコンピュータシステム上に構築された
が、ネットワークを介して接続されたクライアント/サ
ーバモデル上に構築するようにしてもよい。この場合、
全国的規模又は世界的規模で参照症例が蓄積され得るの
で、医療技術の向上にも資することとなり、公益の立場
からも極めて有用である。
例えば、磁気テープ,磁気ディスク,磁気ドラム,IC
カード,CD−ROM,DVD−ROM等のコンピュー
タ読取可能な記録媒体に記録しておけば、本発明に係る
診断支援プログラムを市場に流通させることができる。
そして、かかる記録媒体を取得した者は、一般的なコン
ピュータシステムを利用して、本発明に係る診断支援装
置を容易に構築することができる。
上に、本発明に係る診断支援プログラムを登録させてお
けば、電気通信回線を介して、かかるプログラムをダウ
ンロードすることで、本発明に係る診断支援装置を容易
に構築することができる。
る病変位置検出機能と、該病変位置検出機能により検出
された病変位置の画像的な特徴量を抽出する特徴量抽出
機能と、参照画像及びその特徴量が蓄積されたデータベ
ースから、前記特徴量抽出機能により抽出された特徴量
に基づいて画像的に類似する参照画像を検索する参照画
像検索機能と、をコンピュータに実現させるための診断
支援プログラム。
る病変位置検出機能と、該病変位置検出機能により検出
された病変位置の画像的な特徴量を抽出する特徴量抽出
機能と、参照画像及びその特徴量が蓄積されたデータベ
ースから、前記特徴量抽出機能により抽出された特徴量
に基づいて画像的に類似する参照画像を検索する参照画
像検索機能と、をコンピュータに実現させるための診断
支援プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録
媒体。
前記データベースに登録するデータベース登録機能を備
えたことを特徴とする付記2記載の診断支援プログラム
を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
参照画像の特徴量と診断画像の特徴量とを照合して画像
的な類似度を演算する類似度演算機能を備え、前記参照
画像検索機能は、前記類似度演算機能により演算された
類似度順に参照画像を検索することを特徴とする付記2
又は付記3に記載の診断支援プログラムを記録したコン
ピュータ読取可能な記録媒体。
に設定された重み付けを考慮して類似度を演算すること
を特徴とする付記4記載の診断支援プログラムを記録し
たコンピュータ読取可能な記録媒体。
成されたテーブルに設定されていることを特徴とする付
記5記載の診断支援プログラムを記録したコンピュータ
読取可能な記録媒体。
索された参照画像に関連付けられた所見を表示する所見
表示機能を備えたことを特徴とする付記2〜付記6のい
ずれか1つに記載の診断支援プログラムを記録したコン
ピュータ読取可能な記録媒体。
された臓器の病変位置を検出することを特徴とする付記
2〜付記7のいずれか1つに記載の診断支援プログラム
を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
断画像のすべての病変位置に対して、広域的な特徴量,
局所的な特徴量及び共通的な特徴量を抽出することを特
徴とする付記2〜付記8のいずれか1つに記載の診断支
援プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒
体。
する病変位置検出手段と、該病変位置検出手段により検
出された病変位置の画像的な特徴量を抽出する特徴量抽
出手段と、参照画像及びその特徴量が蓄積されたデータ
ベースから、前記特徴量抽出手段により抽出された特徴
量に基づいて画像的に類似する参照画像を検索する参照
画像検索手段と、を含んで構成されたことを特徴とする
診断支援装置。
を前記データベースに登録するデータベース登録手段を
備えたことを特徴とする付記10記載の診断支援装置。
た参照画像の特徴量と診断画像の特徴量とを照合して画
像的な類似度を演算する類似度演算手段を備え、前記参
照画像検索手段は、前記類似度演算手段により演算され
た類似度順に参照画像を検索することを特徴とする付記
10又は付記11に記載の診断支援装置。
別に設定された重み付けを考慮して類似度を演算するこ
とを特徴とする付記12記載の診断支援装置。
構成されたテーブルに設定されていることを特徴とする
付記13記載の診断支援装置。
検索された参照画像に関連付けられた所見を表示する所
見表示手段を備えたことを特徴とする付記10〜付記1
4のいずれか1つに記載の診断支援装置。
定された臓器の病変位置を検出することを特徴とする付
記10〜付記15のいずれか1つに記載の診断支援装
置。
診断画像のすべての病変位置に対して、広域的な特徴
量,局所的な特徴量及び共通的な特徴量を抽出すること
を特徴とする付記10〜付記16のいずれか1つに記載
の診断支援装置。
する病変位置検出工程と、該病変位置検出工程により検
出された病変位置の画像的な特徴量を抽出する特徴量抽
出工程と、参照画像及びその特徴量が蓄積されたデータ
ベースから、前記特徴量抽出工程により抽出された特徴
量に基づいて画像的に類似する参照画像を検索する参照
画像検索工程と、を備えたことを特徴とする診断支援方
法。
を前記データベースに登録するデータベース登録工程を
備えたことを特徴とする付記18記載の診断支援方法。
た参照画像の特徴量と診断画像の特徴量とを照合して画
像的な類似度を演算する類似度演算工程を備え、前記参
照画像検索工程は、前記類似度演算工程により演算され
た類似度順に参照画像を検索することを特徴とする付記
18又は付記19に記載の診断支援方法。
別に設定された重み付けを考慮して類似度を演算するこ
とを特徴とする付記20記載の診断支援方法。
構成されたテーブルに設定されていることを特徴とする
付記21記載の診断支援方法。
検索された参照画像に関連付けられた所見を表示する所
見表示工程を備えたことを特徴とする付記18〜付記2
2のいずれか1つに記載の診断支援方法。
定された臓器の病変位置を検出することを特徴とする付
記18〜付記23のいずれか1つに記載の診断支援方
法。
診断画像のすべての病変位置に対して、広域的な特徴
量,局所的な特徴量及び共通的な特徴量を抽出すること
を特徴とする付記18〜付記24のいずれか1つに記載
の診断支援方法。
支援技術によれば、診断画像を読影して診断を行なう医
師は、診断画像に表れた病変部の症例に類似した過去の
症例を容易に参照できるようになる。このため、主観を
排して客観的な診断を行なうことができる。そして、客
観的な診断が可能となることから、例えば、読影経験が
不足する医師であっても、誤診する可能性が激減し、診
断精度を向上することができる。また、参照症例を活用
することで、診断画像だけからでは病名が判然としない
ときであっても、その病名を推定することができ、診断
精度を向上することができる。
トである。
チャートである。
ャートである。
ある。
る。
Claims (11)
- 【請求項1】診断画像から病変位置を検出する病変位置
検出機能と、 該病変位置検出機能により検出された病変位置の画像的
な特徴量を抽出する特徴量抽出機能と、 参照画像及びその特徴量が蓄積されたデータベースか
ら、前記特徴量抽出機能により抽出された特徴量に基づ
いて画像的に類似する参照画像を検索する参照画像検索
機能と、 をコンピュータに実現させるための診断支援プログラ
ム。 - 【請求項2】診断画像から病変位置を検出する病変位置
検出機能と、 該病変位置検出機能により検出された病変位置の画像的
な特徴量を抽出する特徴量抽出機能と、 参照画像及びその特徴量が蓄積されたデータベースか
ら、前記特徴量抽出機能により抽出された特徴量に基づ
いて画像的に類似する参照画像を検索する参照画像検索
機能と、 をコンピュータに実現させるための診断支援プログラム
を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。 - 【請求項3】前記診断画像及びその特徴量を前記データ
ベースに登録するデータベース登録機能を備えたことを
特徴とする請求項2記載の診断支援プログラムを記録し
たコンピュータ読取可能な記録媒体。 - 【請求項4】前記データベースに蓄積された参照画像の
特徴量と診断画像の特徴量とを照合して画像的な類似度
を演算する類似度演算機能を備え、 前記参照画像検索機能は、前記類似度演算機能により演
算された類似度順に参照画像を検索することを特徴とす
る請求項2又は請求項3に記載の診断支援プログラムを
記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。 - 【請求項5】前記参照画像検索機能により検索された参
照画像に関連付けられた所見を表示する所見表示機能を
備えたことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか
1つに記載の診断支援プログラムを記録したコンピュー
タ読取可能な記録媒体。 - 【請求項6】診断画像から病変位置を検出する病変位置
検出手段と、 該病変位置検出手段により検出された病変位置の画像的
な特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、 参照画像及びその特徴量が蓄積されたデータベースか
ら、前記特徴量抽出手段により抽出された特徴量に基づ
いて画像的に類似する参照画像を検索する参照画像検索
手段と、を含んで構成されたことを特徴とする診断支援
装置。 - 【請求項7】前記診断画像及びその特徴量を前記データ
ベースに登録するデータベース登録手段を備えたことを
特徴とする請求項6記載の診断支援装置。 - 【請求項8】診断画像から病変位置を検出する病変位置
検出工程と、 該病変位置検出工程により検出された病変位置の画像的
な特徴量を抽出する特徴量抽出工程と、 参照画像及びその特徴量が蓄積されたデータベースか
ら、前記特徴量抽出工程により抽出された特徴量に基づ
いて画像的に類似する参照画像を検索する参照画像検索
工程と、 を備えたことを特徴とする診断支援方法。 - 【請求項9】前記診断画像及びその特徴量を前記データ
ベースに登録するデータベース登録工程を備えたことを
特徴とする請求項8記載の診断支援方法。 - 【請求項10】前記データベースに蓄積された参照画像
の特徴量と診断画像の特徴量とを照合して画像的な類似
度を演算する類似度演算工程を備え、 前記参照画像検索工程は、前記類似度演算工程により演
算された類似度順に参照画像を検索することを特徴とす
る請求項8又は請求項9に記載の診断支援方法。 - 【請求項11】前記参照画像検索工程により検索された
参照画像に関連付けられた所見を表示する所見表示工程
を備えたことを特徴とする請求項8〜請求項10のいず
れか1つに記載の診断支援方法。
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