JP2017191469A - 診断支援装置、情報処理方法、診断支援システム及びプログラム - Google Patents

診断支援装置、情報処理方法、診断支援システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 推論の根拠となる情報を、医師が容易に内容を把握することができる所見の情報として提示することができる装置を提供する。
【解決手段】 診断支援装置は、医用画像に含まれる領域の特徴を示す値である画像特徴量に基づいて、医用画像から導かれる診断名を推論し、画像特徴量に基づいて医用画像に含まれる領域の特徴を表現する所見の情報を取得し、推論の根拠として所見の情報を提示する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、診断支援装置、情報処理方法、診断支援システム及びプログラムに関する。
昨今、多様な医用情報が診断に活用されており、コンピュータで医用画像をはじめとする医用情報を解析して得られた結果を診断の補助として利用するためのシステムに関する技術への期待が高まっている。特許文献1には、医用画像を解析して得られる画像特徴量と過去の症例における読影項目とに基づいて類似する症例を検索するシステムにおいて、検索に用いる読影項目によってどのような検索結果が得られるかをユーザに提示することが開示されている。
特開2014−29644号公報
コンピュータが医用情報を解析して得られた結果を医師が診断の補助として利用するうえで、解析の結果のみを提示されても、医師はその結果が有用であるか否かを判断しかねる場合がある。特許文献1に開示の技術においては、検索に用いた読影項目と関係が深い過去の症例を提示するのみであり、対象としている診断にとって有用な情報であるか否かを把握できないおそれがある。
本発明の実施形態の一つにかかる診断支援装置は、医用画像に含まれる領域の特徴を示す値である画像特徴量に基づいて、前記医用画像から導かれる診断名を推論する推論手段と、前記画像特徴量に基づいて、前記医用画像に含まれる前記領域の特徴を表現する所見の情報を取得する取得手段と、前記推論手段による推論の根拠として、前記取得手段により取得された所見の情報を提示する提示手段と、を有することを特徴とする。
本発明の実施形態の一つによれば、推論の根拠となる情報を、医師が容易に内容を把握することができる所見の情報で提示することができるので、医師は推論の結果が診断に有用であるか否かを容易に判断することができる。
本発明の実施形態に係る診断支援装置の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る診断支援装置ハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る診断支援装置による処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る診断支援装置により取得される情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る診断支援装置により取得される情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る診断支援装置により取得される情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る診断支援装置により表示される画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第一の実施形態]
医療の分野では、X線CT装置(Computer Tomography)やMRI装置(Magnetic Resonance Imaging)等の撮影装置により得られた医用画像に基づいて診断を行う、画像診断が行われている。ここで、医用画像を観察して診断を導きだすことを読影という。画像診断では、たとえば主治医からの読影の依頼に応じて、画像診断を専門とする読影医が読影を行う。読影医は画像から得られる所見(以下、画像所見と称する。)や各種の測定値から総合的に判断して、医用画像に描出される病変や被検体である患者の症状を特定する。そして読影医は、画像所見や測定値を利用してその診断に至った経緯を、依頼元の主治医への読影レポートとして記載する。
このような読影を支援するために、コンピュータが医用情報を解析して得られた結果を提示するシステムが提案されている。医師が当該解析の結果を利用する上で、当該結果の根拠となった情報を提示できるようにすることが好ましい。しかしながら、当該解析に入力された情報(以下、入力情報と称する。)が、たとえば画像に描出された特徴を数値化した画像特徴量のような情報の場合には、当該結果に影響を及ぼした情報を同定して提示しても、ユーザにとってわかりづらい情報である場合がある。本発明の第一の実施形態にかかる診断支援装置は、入力情報に画像特徴量のようなユーザにとってわかりづらい情報が含まれる場合であっても、推論結果を導出した手掛かりとなる情報(以下、参考情報と称する)を、ユーザが直感的に理解できる参考情報を提示することを目的とする。ユーザが直感的に理解できる参考情報とは、たとえば病変領域の特徴を言語で表現した所見の情報である。
以下、詳述する。第一の実施形態にかかる診断支援装置100は、読影の対象となる医用画像や、電子カルテ等に記載された情報等を取得し、診断の手掛かりとなる情報(参考情報)を提示することにより診断支援を行う。
なお以下では、診断支援装置100は、肺の異常陰影の読影に係る医用画像と、当該医用画像に付帯する情報と、過去の病歴や腫瘍マーカー等の血液検査値といった、診療の過程で得られた情報(以下、臨床情報と称する。)を取得するものとする。そして、取得した情報を基に入力情報を生成し、入力情報から診断の手掛かりとなる情報(参考情報)をユーザ(医師)に理解可能な形式で生成し、提示する場合を例として説明する。もちろん対象はこれに限定されるものではなく、以下に示す診断名や画像特徴量、画像所見、臨床情報等は、何れも診断支援装置の処理の工程を説明するための一例に過ぎない。
図1は、診断支援装置100の機能構成の一例を示す図である。診断支援装置100は、症例情報端末200と通信可能に接続されている。診断支援装置100は、入力情報生成部102と、画像特徴量取得部104と、推論部106と、影響度取得部108と、提示度取得部110と、選択部112と、表示制御部114とを有する。診断支援装置100の各機能構成は内部バス等で接続されている。
症例情報端末200は、診断対象である症例に関する情報をサーバ(不図示)から取得する。症例に関する情報とは、たとえば医用画像や電子カルテに記載された臨床情報といった医用情報である。症例情報端末200は、たとえばFDD、HDD、CDドライブ、DVDドライブ、MOドライブ、ZIPドライブといった外部記憶装置(不図示)と接続し、それらの外部記憶装置から医用情報を取得するようにしてもよい。
また、症例情報端末200は、表示制御部114を介して、ユーザが読影可能な形で医用情報をモニタ1005に表示させてもよい。すなわち症例情報端末200は、表示制御部114を介して、モニタ1005に表示される医用画像上に異常陰影が存在するとユーザが考える領域の座標情報をユーザに入力させるGUIを提供する。あるいは、症例情報端末200は、表示制御部114を介して、モニタ1005に表示される医用画像上の領域について、ユーザに画像所見を入力させるGUIを提供してもよい。症例情報端末200は、当該GUIを介してユーザが入力した情報を、当該医用画像に付帯する情報(以下、付帯情報と称する。)として取得する。
そして、症例情報端末200は、医用画像や臨床情報といった医用情報と付帯情報とを、ネットワーク等を介して診断支援装置100へと送信する。
入力情報生成部102は、症例情報端末200から診断支援装置100へ送信された情報、たとえば医用画像、臨床情報、付帯情報に基づいて、入力情報を生成する。ここで入力情報とは、推論部106による推論の入力とするそれぞれの情報を要素とする集合である。第一の実施形態においては、入力情報生成部102は医用画像と付帯情報を画像特徴量取得部104へと出力し、当該出力に応じて画像特徴量取得部104から出力された画像特徴量を取得する。そして入力情報生成部102は、取得した画像特徴量と臨床情報とを入力情報とし、当該入力情報を推論部106と影響度取得部108へと出力する。
画像特徴量取得部104は、入力情報生成部102から出力された医用画像と付帯情報とに基づいて、画像特徴量を取得する。画像特徴量取得部104は、読影の対象となる医用画像に対して画像処理を行い、当該医用画像の画像特徴量を取得する。たとえば異常領域を示す座標情報といった付帯情報が入力情報生成部102より出力された場合には、画像特徴量取得部104は当該座標情報により示される異常領域についての画像特徴量を取得できる。画像特徴量取得部104は、取得した画像特徴量を入力情報生成部102へと出力する。
推論部106は、入力情報生成部102が生成した入力情報を入力として、対象とする症例の診断名を推論する。第一の実施形態においては、肺の異常陰影に関する診断名の推論を例に説明する。推論部106は、異常陰影の位置を入力情報生成部102から出力された付帯情報に基づいて取得してもよいし、画像処理により特定してもよい。推論部106は、医用画像上の異常陰影が特定の診断名に該当する確率を推論結果として取得する。そして、取得した推論結果を影響度取得部108と、表示制御部114へと出力する。推論部106は、推論手段の一例である。
影響度取得部108は、入力情報生成部102が生成した入力情報と、推論部106が出力した推論結果とを用いて、入力情報に含まれる各要素が推論結果に与える影響度を取得する。影響度取得部108は、取得した各要素の影響度を提示度取得部110へと出力する。
提示度取得部110は、影響度取得部108が取得した影響度を利用して参考情報の候補である情報の提示度を取得する。参考情報は、推論部106による推論の根拠として表示制御部114によりユーザに提示される情報である。提示度は、参考情報の候補のうち、参考情報として提示するのに好適な度合いを示す指標である。提示度取得部110は、画像特徴量に基づいて画像所見を取得する。入力情報のうち画像所見と臨床情報が、参考情報の候補となる。提示度取得部110は、取得した参考情報の候補の提示度を、選択部112へと出力する。提示度取得部110は、取得手段の一例である。
選択部112は、提示度取得部110が取得した参考情報の候補の提示度に基づいて、参考情報すなわち推論の根拠として提示する情報を選択する。選択部112は、選択した情報を表示制御部114へと出力する。選択部112は、選択手段の一例である。
表示制御部114は、推論部106が出力した推論結果と、選択部112が選択した参考情報をユーザに提示する。表示制御部114は、推論結果と参考情報とに基づいて、モニタ1005に表示する内容を制御する。
なお、図1に示した診断支援装置100の各構成の少なくとも一部を独立した装置として実現してもよい。また、それぞれの機能を実現するソフトウェアとして実現してもよい。第一の実施形態では、各部はそれぞれソフトウェアにより実現されているものとする。
図2は、診断支援装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。CPU1001は、主として各構成要素の動作を制御する。主メモリ1002は、CPU1001が実行する制御プログラムを格納したり、CPU1001によるプログラム実行時の作業領域を提供したりする。磁気ディスク1003は、オペレーティングシステム(OS)、周辺機器のデバイスドライバ、後述する処理等を行うためのプログラムを含む各種アプリケーションソフトを実現するためのプログラムを格納する。CPU1001が主メモリ1002、磁気ディスク1003に格納されているプログラムを実行することにより、図1に示した診断支援装置100の機能(ソフトウェア)及び後述するフローチャートにおける処理が実現される。
表示メモリ1004は、たとえばモニタ1005に表示させるための表示用データを一時記憶する。モニタ1005は、たとえばCRTモニタや液晶モニタ等であり、表示メモリ1004からのデータに基づいて画像やテキスト等の表示を行う。マウス1006及びキーボード1007は、ユーザによるポインティング入力及び文字等の入力をそれぞれ行う。
上記各構成要素は、共通バス1008により互いに通信可能に接続されている。CPU1001はプロセッサの一例である。診断支援装置100は複数のプロセッサを有していてもよい。たとえば診断支援装置100は、推論部106の処理を専用に行うGPUを有していてもよいし、推論部106の機能をプログラムしたFPGA(Field−Programmable Gate Array)を有していてもよい。また、主メモリ1002や磁気ディスク1003や表示メモリ1004はメモリの一例である。
図3は診断支援装置100により行われる処理の一例を示すフローチャートである。以下の説明では、画像特徴量をI(m=1〜M)、画像所見をF(n=1〜N)、臨床情報をC(j=1〜J)で表すこととする。ここで、Iの各要素は連続値、Fの各要素は離散値(カテゴリ値)、Cは要素により連続値または離散値を取るものとする。離散値を取る場合、各離散値をfnk、cjkで表すこととする。なお、kは各F、Cにより様々な値を取るものとする。また、画像特徴量I、および、臨床情報Cが連続値を取る場合、その値をi、cで表す。
第一の実施形態では、画像所見と臨床情報は図4に例示したような項目と値を扱うものとする。たとえば画像所見の場合、項目Fの「形状」であれば、要素はf11「球形」、f12「分葉状」、f13「多角形」、f14「不整形」の4値のいずれかである。項目Fの「切れ込み」であれば、要素はf21「強い」、f22「弱い」、f23「なし」の3値のいずれかである。臨床情報である項目Cの「発熱」であれば、要素はc11「あり」、c12「なし」の2値のいずれかである。項目Cの「CEA」(腫瘍マーカーの一種)であれば、要素は連続値cである。
また、以下の説明ではI、F、Cの値を要素とする集合をEと表記し、入力情報をEで表す。さらに、以下の説明では、診断名をDで表す。第一の実施形態では、推論部106が肺の異常陰影に関する診断名の推論を行い、診断名として、原発性肺癌、癌の肺転移、その他の3値のいずれであるかを推論するものとする。以下では、原発性肺癌、癌の肺転移、その他、をそれぞれd、d、dと表記する。また、推論部106への入力として入力情報Eが与えられた場合の診断名d(s=1,2,3)の推論確率を、P(d|E)と表記する。
ステップS3000において、入力情報生成部102は、症例情報端末200から診断支援装置100へ送信された情報(医用画像、臨床情報、付帯情報)を取得する。第一の実施形態では、付帯情報として異常陰影の座標情報のみが送信された場合を例に説明する。
ステップS3010において、画像特徴量取得部104は、ステップS3000で出力された医用画像と付帯情報とに基づいて画像処理を行い、画像特徴量を取得する。ここで取得する画像特徴量は、画像の処理対象領域内における濃度(輝度)の平均値や分散などの一般的な画像特徴量であってもよいし、フィルタ出力に基づく画像特徴量であってもよい。
第一の実施形態において画像特徴量取得部104は、ステップS3000で取得した付帯情報(異常陰影の座標情報)を参照し、医用画像から異常陰影領域をセグメンテーションした後、画像処理により画像特徴量を取得するものとする。
ステップS3020において、入力情報生成部102は、ステップS3000で取得した臨床情報と、ステップS3010で取得した画像特徴量とに基づいて入力情報を生成する。たとえば、ステップS3000で取得した臨床情報が{c12,c22,…,c}、ステップS3010で取得した画像特徴量が{i,i,…,i}であったとする。この場合、入力情報EはE={c12,c22,…,c,i,i,…,i}となる。
ステップS3030において、推論部106は、ステップS3020で姿勢された入力情報を基に、診断対象である肺の異常陰影に関する推論を実行する。すなわち推論部106は、医用画像に含まれる領域の特徴を示す値である画像特徴量に基づいて、当該医用画像から導かれる診断名を推論する。具体的には、P(d|E)を取得する。このとき推論を行う方法としては、ベイジアンネットワーク、サポートベクターマシン、ニューラルネットワークなどを用いた手法が挙げられる。第一の実施形態では、ベイジアンネットワークを利用するものとする。
ステップS3040において、影響度取得部108は、ステップS3020で生成した入力情報と、ステップS3030で実行した推論結果を用いて、入力情報の各要素が推論結果に与える影響度を取得する。すなわち、影響度取得部108は推論部106により推論の入力として用いられる情報のそれぞれに対して、診断名の推論に与えた影響の度合いである影響度を取得する。第一の実施形態では、各診断名のうち最も推論確率が高かった診断名dに対する影響度を取得するものとする。具体的には、ある要素e(e∈E)の影響度を、入力情報Eを用いて推論した場合のdの推論確率から、Eからeのみを除去して推論した場合のdの推論確率を引いたものとする。要素の影響度をI(e)で表し、影響度を式1のように定義する。
Figure 2017191469

I(e)が正の場合は、eを入力情報に含まないことによりdの推論確率が減少したことを示す。したがって、eはdを肯定する情報と考えられる。一方、I(e)が負の場合は、eを入力情報に含まないことによりdの推論確率が増加したことを示す。したがって、eはdを否定する情報と考えられる。
ステップS3050において、提示度取得部110は、ステップS3040で取得した影響度を利用して、参考情報すなわち推論の根拠として提示する情報の候補についての提示度をそれぞれ取得する。画像所見及び臨床情報の各要素の提示度は、ステップS3040で取得した影響度の絶対値とする。また提示度取得部110は、画像特徴量の各要素の提示度を画像特徴量と画像所見の関係に基づいて取得する。
第一の実施形態では、提示度取得部110は、画像特徴量に基づいて類似症例を検索し、類似症例に関連付けられている所見の情報を利用して、画像特徴量を提示度付き画像所見へと変換する。類似症例は、症例情報端末200に格納されている症例のデータベースから検索してもよいし、診断支援装置100の外部のサーバ(不図示)に格納されている症例のデータベースから検索してもよい。症例情報端末200や外部のサーバ(不図示)に格納されている各症例には、予め画像所見が付与されているものとする。すなわち、提示度取得部110は画像特徴量に基づいて画像所見を取得する。より詳しくは、提示度取得部110は、推論部106に対する入力情報に含まれる画像特徴量と関連する所見の情報を取得する
具体的には、提示度取得部110は、各画像特徴量の影響度の絶対値を重みとし、重み付け類似症例検索を行うことで類似度付きで複数の症例を抽出する。そして、抽出された症例(対象症例)に付与された画像所見と、診断支援装置により診断支援を行う対象の症例(以下、現症例と称する。)の画像特徴量との類似度を基に提示度を取得する。すなわち対象症例は、推論部106に対する入力情報に含まれる画像特徴量と類似した画像特徴量を有する類似症例の一例である。
まず、提示度取得部110は、類似度を以下のように取得する。対象症例(T:x=1〜X)の各画像特徴量Iの値をiTxmとし、現症例とTの間の類似度Sim(T)を式2で表す。なお、各画像特徴量は[0,1]に正規化されているものとする。式2で表される類似度Sim(T)は、現症例とTの画像特徴量の値が近いほど1に近い値を取る。
Figure 2017191469
なお、提示度取得部110は、類似度を他の方法を用いて取得してもよい。提示度取得部110は、たとえば影響度を重みとして用いず、SとTのマハラノビス距離を類似度として用いてもよい。その場合はマハラノビス距離が0である場合に類似度が1となるように変換を行うのが望ましい。
さらに提示度取得部110は、類似度と対象症例に付与されている画像所見を基に、式3に表すような画像所見の値の提示度(Pre(fnk))を取得する。
Figure 2017191469

式3において、δ(fnk)はTに画像所見の値fnkが付与されている場合に1をとり、付与されていない場合には0をとる関数を示す。式3は、類似度が高い対象症例群において共通している画像所見の値が多いほど、その画像所見の値の提示度が大きくなることを示す。すなわち提示度取得部110は、類似度と、対象症例群においてある画像所見が関連付けられている頻度を示す統計情報に基づいて、提示度を取得する。また、画像特徴量は提示度付きの画像所見へと変換される。
上述の例では、提示度取得部110は類似症例を格納するデータベースに含まれている全データ(X症例)を用いて提示度を取得した。しかしこれに限らず、提示度取得部110は類似度の上位X’症例のみを用いて取得してもよいし、閾値を設定しておき、類似度がその閾値を超えるX”症例のみを用いて取得しても良い。
ステップS3060において、選択部112はステップS3050で取得した提示度に基づき、推論の根拠として提示する情報を選択する。選択部112は、推論部106に対する入力情報のうち、画像特徴量を除く要素と、S3050で取得した画像所見から、推論の根拠として提示する情報を選択する。選択部112により選択された情報が参考情報すなわち推論の根拠として提示される情報となる。すなわち選択部112は、推論部106に対する入力情報に含まれる画像特徴量と類似症例の画像特徴量との類似度と、当該類似症例に画像所見が関連付けられている頻度を示す統計情報に基づく値である提示度に基づいて、推論の根拠として提示する情報を選択する。
第一の実施形態では提示度の大きい順に3つ情報を選択するものとする。ただし、一つの画像所見の項目(たとえばF)として、複数の値を取り得る場合(たとえばfn1、fn2)には、提示度が最も高い値のみを選択し、他の値は無視するものとする。もちろん選択数や選択方法はこれに限定されない。たとえば、選択数は3以外でもよい。選択方法は、所定の閾値を満たすものを選択することとしてもよい。
ステップS3070において、表示制御部114はステップS3030で取得した推論結果と、ステップS3060で選択した情報を基に、表示する内容を制御する。すなわち、表示制御部114は、推論の根拠として、診断支援の対象である症例の医用画像に含まれる領域の特徴を表現する所見の情報であって、選択部112に選択された情報を提示する。
以下、図5から図7を用いてステップS3040からステップS3070の流れを説明する。たとえば、ステップS3040において推論部106に入力された入力情報の各要素に対して、図5に示すような影響度が影響度取得部108により取得されたとする。ステップS3050において提示度取得部110は、入力情報のうち図6(a)に示す画像特徴量i〜iに関して、式2により対象症例との類似度を取得する。そして提示度取得部110は、図6(b)に示すように各対象症例との類似度と各対象症例に関連付けられた画像所見を用いて、式3により提示度を取得する。これにより、入力情報に含まれる画像特徴量が、提示度付きの画像所見の値に変換される。すなわち提示度取得部110は、M個の画像特徴量を、Y個の、提示度付きの画像所見の値に変換する。その結果、提示度取得部110は、図6(c)に示すような提示度付きの画像所見を取得する。また、提示度取得部110は、入力情報のうち臨床情報の影響度の絶対値を提示度として取得する。その結果、提示度取得部110は、図6(d)に示すような、提示度付きの臨床情報を取得する。なお、この例では不図示のデータベースに格納された全症例を用いているため現症例の画像特徴量の値によらず、Yは常に同一の個数となる。一方、前述したように上位X’症例に限った場合や閾値を超えるX”症例に限った場合にはYの値が変化してもよい。
そして、ステップS3060において、画像所見、臨床情報の各要素の提示度を基に情報を選択する。図6の例では、各要素の値を提示度の大きい順に並べるとf14、fN1、fN2、c、…の順番となる。しかし、fN1とfN2はいずれもFの値であるため、提示度の高いfN1のみを考慮し、fN2は対象から除外する。従って、最終的には図6(e)に示すようにf14、fN1、cが参考情報すなわち推論の根拠として提示される情報として選択される。すなわち選択部112は、参考情報の候補の中に、同じ特徴を表現する所見に異なる値が複数含まれる場合には、提示度の高い所見の値に関する情報を参考情報すなわち推論の根拠として選択する。
図7は、ステップS3070において、表示制御部114によりモニタ1005に表示される画面の一例である。表示内容700は、ステップS3000で取得した医用画像7000、ステップS3030で取得した推論結果7010、ステップS3060で選択した参考情報7020を含む。ユーザは表示された推論結果7010や、参考情報7020を、画像診断時の支援情報として利用できる。
第一の実施形態によれば、診断支援装置100は、医用画像に関する入力情報を基に推論を行い、入力情報の各要素の推論結果への影響度を取得する。さらに、各要素の影響度を用いて提示度を取得する。特に入力情報に画像特徴量が含まれる場合には、画像特徴量から提示度付きで画像所見への変換を行い、提示度を基に参考情報となる画像所見や臨床情報を提示する。これにより、ユーザである医師は、人間にとって理解しやすい画像所見や臨床情報といった形で推論の根拠となった情報を把握することができる。
(第一の実施形態の変形例1)
第一の実施形態では、ステップS3050において類似症例を検索して画像特徴量を画像所見へと変換する例について説明した。これに限らず、たとえば画像特徴量から各画像所見の値の尤度を推論することにより、提示度付きの画像所見へと変換してもよい。この時、ある閾値以上の影響度を持つ画像特徴量のみを用い、あとは欠損値としてもよい。また、上位N個の影響度を持つ画像特徴量のみを用いるようにしてもよい。提示度は画像所見の尤度を用いてもよいし、画像特徴量の影響度の平均値や最大値、最小値などを積算してもよい。
(第一の実施形態の変形例2)
第一の実施形態ではステップS3050において類似症例検索を用いて画像特徴量を画像所見へと変換する例について説明した。これに限らず、画像特徴量と画像所見の間の相関比を用いて提示度付きの画像所見に変換してもよい。たとえば提示度取得部110は、データベースに格納された症例における、画像特徴量iと画像所見Fの相関比ηmnを取得し、各画像特徴量の影響度と相関比の積の平均を取る。たとえば提示度取得部110は、式4に示すような、画像所見Fの提示度Pre(F)を取得する。
Figure 2017191469

また別の例では、Fを分解し、fnkがある場合に1、ない場合に0を取るようなK個の画像所見の値のカテゴリ値を生成して相関比を取得し、画像所見の値fnkの提示度を取得しても良い。画像特徴量iと画像所見fnkの相関比をηmnkとすると画像所見の値fnkの提示度は式5で表せる。
Figure 2017191469

すなわち、提示度を取得する際に、画像特徴量をある画像所見で表現することについての統計情報として、予め定められた相関比を用いても良い。
[第二の実施形態]
第二の実施形態に係る診断支援装置100は、画像特徴量から画像所見に変換したものを推論の入力情報とし、推論、及び推論の根拠の提示を行う。
第二の実施形態における診断支援装置100の機能構成は、第一の実施形態における図1と同様の機能構成から成る。ただし、一部の機能が第一の実施形態と異なり、以下では第一の実施形態との相違部分についてのみ説明する。
入力情報生成部102は、症例情報端末200から診断支援装置100へ送信された情報(医用画像、臨床情報、付帯情報)に基づいて入力情報を生成する。第二の実施形態では、入力情報生成部102は医用画像と付帯情報を画像特徴量取得部104へと出力する。そして入力情報生成部102は、画像特徴量取得部104から出力された画像特徴量を取得する。さらに入力情報生成部102は、取得した画像特徴量に基づいて推論を行い、尤度付きで画像所見へと変換する。そして、変換した画像所見と臨床情報を入力情報とし、推論部106と影響度取得部108、提示度取得部110へと出力する。入力情報生成部102は、画像特徴量に基づいて所見の情報を取得する取得手段の一例である。入力情報生成部102は、画像特徴量に基づいて画像所見を推論する機能を提供する外部のサーバ(不図示)から、当該画像所見の情報を取得してもよく、入力情報生成部102とは異なるモジュール(たとえば、推論部106や第二の推論部)に推論を行わせてもよい。
推論部106は、入力情報生成部102により生成された入力情報に基づいて推論を行う。入力情報には、画像特徴量から変換された画像所見が含まれる。すなわち推論部106は、画像特徴量に基づいて、医用画像から導かれる診断名を推論する推論手段の一例である。
提示度取得部110は、入力情報生成部102により生成された尤度付き画像所見と、影響度取得部108により取得された影響度とに基づいて、参考情報の候補の提示度を取得する。提示度取得部110は、取得した参考情報の候補の提示度を選択部112へと出力する。
診断支援装置100のハードウェア構成は第一の実施形態における図2と同様である。即ち、CPU1001が主メモリ1002、磁気ディスク1003に格納されているプログラムを実行することにより、診断支援装置100の機能(ソフトウェア)及び図3のフローチャートに例示される処理が実現される。診断支援装置100は複数のプロセッサを有していてもよい。たとえば診断支援装置100は、画像特徴量に基づいて画像所見を推論する入力情報生成部102と、医用画像から導かれる診断名を推論する推論部106の機能をプログラムしたFPGAをそれぞれ有していてもよい。
図3は、第二の実施形態にかかる診断支援装置100により行われる処理の一例を示すフローチャートである。第一の実施形態と同様の処理については上述した説明を援用することにより詳しい説明を省略し、以下では第一の実施形態との相違部分について説明する。
ステップS3000、ステップS3010の処理は、第一の実施形態における処理と同様である。
ステップS3020において、入力情報生成部102は、ステップS3000で取得した臨床情報と、ステップS3010で取得した画像特徴量を画像所見に変換し、入力情報を生成する。すなわち、入力情報生成部102は、ステップS3010で取得した画像特徴量のそれぞれに対して推論を行うことにより所見の情報を取得する。第二の実施形態では、入力情報生成部102は画像特徴量に基づいて推論を行い、当該画像所見を尤度付きの画像所見へと変換する例を説明する。
たとえば、画像特徴量{i,i,…,i}から変換結果として得たい画像所見が形状(F:f11、f12、f13、f14)の場合を考える。入力情報生成部102は、画像特徴量を入力として、f11、f12、f13、f14の尤度を出力する。f11の尤度をL(f11)とすると、L(f11)+L(f12)+L(f13)+L(f14)=1.0となる。画像所見についての推論の手法は、尤度付きで値を出力できる様々な手法を利用できる。第二の実施形態では多値ニューラルネットワークを用いるものとする。また、以下では変換された尤度付き画像所見をF()で表す。すなわち、入力情報生成部102は、画像特徴量と対応する所見の情報を取得し、当該画像特徴量を当該所見で表すことについての尤度すなわち統計情報を取得する。
そして、入力情報生成部102は、変換した画像所見と臨床情報の集合を入力情報として生成する。画像所見は尤度を保持したまま入力情報とする。たとえば、臨床情報が{c12,c22,…,c}、変換した画像所見が{F(),F(),…}の場合は、入力情報EはE={c12,c22,…,c,F(),F(),…}となる。
ステップS3030において、推論部106は、ステップS3020で生成した入力情報を基に、診断対象である肺の異常陰影に関する推論を実行する。推論手法は第一の実施形態と同様にベイジアンネットワークを利用するものとする。すなわち推論部106は、画像特徴量に基づいて取得された所見の情報を入力情報として推論を行う。
第二の実施形態では画像所見の値が尤度で示されているため、全ての画像所見の組み合わせについて推論を実行し、尤度を用いて推論結果を統合するものとする。ここでは、画像所見がF{fa1,fa2}、F{fb1,fb2}、臨床情報が{c}である場合を例に説明する。まず、推論部106は入力情報に含まれる要素の全ての組み合わせを考慮した仮入力情報(E)を生成する。この例の場合、推論部106はE={fa1,fb1,c}、E={fa1,fb2,c}、E={fa2,fb1,c}、E={fa2,fb2,c}の4つの仮入力情報を生成する。そして推論部106は、夫々の仮入力情報を用いてP(d|E)を取得する。さらに推論部106は、各P(d|E)に画像所見の尤度を積算し、その結果を加算したものを最終的な推論結果として取得する。上記の例では、推論部106は、L(fa1)×L(fb1)×P(d|E)+…+L(fa2)×L(fb2)×P(d|E)を最終的な推論結果P(d|E)とする。上述の例では、推論結果を式6で表すことができる。
Figure 2017191469

すなわち推論部106は、入力された情報に含まれる所見の情報のうち少なくとも一部の情報からなる仮入力情報を複数生成し、複数の仮入力情報に基づいてそれぞれ推論される結果と、尤度すなわち統計情報とに基づいて診断名を推論する。なお、取得量を減らすために、推論部106は閾値以下の尤度をもつ画像所見の値は考慮しないようにしてもよい。
ステップS3040の処理は第一の実施形態における処理と同様である。
ステップS3050において、提示度取得部110はステップS3020で取得した画像所見の尤度と、ステップS3040で取得した影響度を利用して提示度を取得する。提示度取得部110は、臨床情報の各要素の影響度の絶対値を提示度として取得する。また提示度取得部110は、入力情報生成部102により変換された画像所見の尤度と影響度の絶対値の積を提示度として取得する。すなわち提示度取得部110は画像所見について、影響度と、統計情報の一例である尤度とに基づいて提示度L(fnk)×I(fnk)を取得する。
ステップS3060、ステップS3070の処理は、第一の実施形態における処理と同様である。すなわち選択部112は、入力情報に含まれる所見の情報の、推論に対する影響度と、画像特徴量に示される領域を当該所見の情報で表すことについての統計情報に基づく値である提示度に基づいて、推論の根拠として提示する情報を選択する。そして、表示制御部114は選択部112により選択された情報を、推論の根拠として提示する。
第二の実施形態によれば、診断支援装置100は、医用画像を画像処理した結果から画像所見へと変換するとともに、変換した画像所見と臨床情報を入力情報とする。そして、入力情報の各要素の提示度を取得し、提示度をもとに参考情報となる画像所見や臨床情報を提示する。これにより、ユーザである医師は、人間にとって理解しやすい画像所見や臨床情報といった形で参考情報を確認することができ、それゆえ自身の診断の一助とすることができる。
(第二の実施形態の変形例1)
ステップS3020では、入力情報生成部102が画像特徴量に基づく推論により尤度付きで各画像所見を取得する例について説明した。これに限らず、たとえば第一の実施形態のように類似症例を検索して所見の情報を取得してもよく、相関比を用いて所見の情報を取得してもよい。
類似症例を検索して所見の情報を取得する場合は、たとえばマハラノビス距離を用いて類似度Sim(T)を取得し、式3の提示度取得の式を所見の尤度としてもよい。
相関比を用いて所見の情報を取得する場合は、たとえば式7により尤度を取得できる。
Figure 2017191469

(第二の実施形態の変形例2)
ステップS3030では全ての画像所見の組み合わせについて仮入力情報を生成し、仮入力情報による推論結果を統合して最終的な推論結果としていた。しかし、全ての画像所見の組み合わせについて行わなくてもよい。たとえば、それぞれの画像所見について最も尤度が高い画像所見の値のみを推論に用いることにしてもよい。
[第三の実施形態]
第三の実施形態では、推論部106に対する入力情報の中に、画像特徴量に基づいて取得された所見の情報と、付帯情報としてたとえば医師が入力した所見の情報とが含まれている場合を例に説明する。
第三の実施形態にかかる診断支援装置100の機能構成は第一の実施形態における図1と同様である。また、診断支援装置100のハードウェア構成は第一の実施形態における図2と同様である。即ち、CPU1001が主メモリ1002、磁気ディスク1003に格納されているプログラムを実行することにより、第三の実施形態の診断支援装置100の機能(ソフトウェア)及び図3のフローチャートに例示される処理が実現される。
図3は、第三の実施形態にかかる診断支援装置100により行われる処理の一例を示すフローチャートである。第一の実施形態と同様の処理については上述した説明を援用することにより詳しい説明を省略し、以下では第一の実施形態との相違部分について説明する。
ステップS3000、ステップS3010の処理は、第一の実施形態における処理と同様である。
ステップS3020において、入力情報生成部102は、ステップS3000で取得した臨床情報と、付帯情報に含まれる画像所見と、ステップS3010で取得した画像特徴量を基に入力情報を作成する。たとえば、ステップS3000で取得した臨床情報が{c12,c22,…,c}、付帯情報に含まれる画像所見が{f11,f31}、ステップS3010で取得した画像特徴量が{i,i,…,i}だった場合を考える。この場合、入力情報EはE={c12,c22,…,c,f11,f31,i,i,…,i}となる。
ステップS3030、ステップS3040の処理は、第一の実施形態における処理と同様である。
ステップS3050において、提示度取得部110はステップS3040で計算した影響度を利用して、参考情報の候補の提示度をそれぞれ計算する。提示度取得部110は、画像所見、臨床情報の各要素の影響度の絶対値をそれぞれの提示度として取得する。また提示度取得部110は、画像特徴量を提示度付きの画像所見へと変換する。
第三の実施形態では第一の実施形態と同様に類似症例を検索して、画像特徴量に基づく画像所見を取得することとする。類似症例の検索により取得された画像所見と、医師により入力された画像所見とが重複している場合が考えられる。このように画像所見が重複している場合には、たとえば提示度取得部110は類似症例検索で得られた画像所見を参考情報の候補としないこととする。たとえば、入力情報に含まれる画像所見がf11で、提示度付きの画像所見は図6(c)に示すものが得られた場合を考える。この場合、医師によりFの値であるf11が入力されているため、提示度付きの画像所見のうち、Fの値であるf14は参考情報の候補とせず、たとえば提示度をゼロとする。したがって、参考情報の候補には、Fに関してはf11のみが含まれる。付帯情報であるf11の提示度は、影響度の絶対値である。
ステップS3060、ステップS3070の処理は第一の実施形態と同様である。
第三の実施形態によれば、診断支援装置100は、付帯情報として画像所見が含まれている場合には、入力情報を画像特徴量、画像所見、臨床情報とする。そして、入力情報を基に推論を行い、入力情報の各要素の推論結果への影響度を取得する。さらに、各要素の影響度を用いて提示度を取得する。ただし、画像特徴量から変換した画像所見と入力情報に含まれる画像所見が重複した場合には、後者の画像所見を優先する。これにより、ユーザである医師が自ら入力した画像所見も含めて推論を実施するのに加え、人間にとって理解しやすい画像所見や臨床情報といった形で参考情報を提示することができる。さらに、ユーザは自身の考えも考慮した推論の根拠を確認することができる。
[変形例]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(たとえば、ASIC)によっても実現可能である。
上述の各実施形態における診断支援装置は、単体の装置として実現してもよいし、複数の装置を互いに通信可能に組合せて上述の処理を実行する形態としてもよく、いずれも本発明の実施形態に含まれる。共通のサーバ装置あるいはサーバ群で、上述の処理を実行することとしてもよい。診断支援装置および診断支援システムを構成する複数の装置は所定の通信レートで通信可能であればよく、また同一の施設内あるいは同一の国に存在することを要しない。
本発明の実施形態には、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムのコードを読みだして実行するという形態を含む。
したがって、実施形態に係る処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の実施形態の一つである。また、コンピュータが読みだしたプログラムに含まれる指示に基づき、コンピュータで稼働しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
上述の実施形態を適宜組み合わせた形態も、本発明の実施形態に含まれる。

Claims (15)

  1. 医用画像に含まれる領域の特徴を示す値である画像特徴量に基づいて、前記医用画像から導かれる診断名を推論する推論手段と、
    前記画像特徴量に基づいて、前記医用画像に含まれる前記領域の特徴を表現する所見の情報を取得する取得手段と、
    前記推論手段による推論の根拠として、前記取得手段により取得された所見の情報を提示する提示手段と、
    を有することを特徴とする診断支援装置。
  2. 前記推論手段により前記推論の入力として用いられる情報のそれぞれに対して、前記診断名の推論に与えた影響の度合いである影響度に基づいて、前記提示手段により前記推論の根拠として提示させる情報を選択する選択手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の診断支援装置。
  3. 前記選択手段は、前記影響度と、前記画像特徴量に示される領域の特徴を前記所見で表現することについての統計情報とに基づいて、前記提示手段により前記推論の根拠として提示させる情報を選択し、
    前記提示手段は前記選択手段により選択された前記推論の根拠を提示することを特徴とする請求項2に記載の診断支援装置。
  4. 前記取得手段は、前記推論の入力として用いられる情報の集合である入力情報に含まれる情報であって、前記画像特徴量と関連する前記所見の情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の診断支援装置。
  5. 前記取得手段は、前記入力情報に含まれる前記画像特徴量と類似した画像特徴量を有する類似症例において用いられる所見の情報に基づいて、前記入力情報に含まれる前記画像特徴量と関連する前記所見の情報を取得し、
    前記選択手段は、前記影響度と、前記入力情報に含まれる前記画像特徴量と前記類似症例の画像特徴量との類似度と、前記類似症例に前記所見が関連付けられている頻度を示す前記統計情報とに基づいて、前記推論の根拠として提示させる情報を選択することを特徴とする請求項4に記載の診断支援装置。
  6. 前記推論手段は、前記画像特徴量に基づいて前記取得手段により取得された前記所見の情報を入力として推論することを特徴とする請求項3に記載の診断支援装置。
  7. 前記取得手段は、前記画像特徴量のそれぞれに対して推論を行うことにより前記所見の情報を取得しさらに、前記画像特徴量に示される領域を前記所見の情報で表すことについての統計情報を取得し、
    前記選択手段は、前記影響度と、前記取得手段により取得された統計情報とに基づいて、前記推論の根拠として提示させる情報を選択することを特徴とする請求項6に記載の診断支援装置。
  8. 前記推論手段は、前記推論の入力となる情報に含まれる前記所見の情報のうち少なくとも一部の所見の情報からなる仮入力情報を複数生成し、複数の前記仮入力情報に基づいてそれぞれ推論される結果と、前記取得手段により取得された統計情報とに基づいて、診断名を推論することを特徴とする請求項7に記載の診断支援装置。
  9. 前記選択手段は、前記画像特徴量に示される領域の特徴を前記所見で表現することについての統計情報として、予め定められた相関比を用いることを特徴とする請求項3乃至請求項8のいずれか一項に記載の診断支援装置。
  10. 前記選択手段は、前記取得手段により前記画像特徴量に基づいて取得された前記所見の情報の中に、同じ特徴に対して互いに異なる表現の所見が複数含まれる場合には、提示度の高い所見の情報を選択することを特徴とする請求項3乃至請求項9のいずれか一項に記載の診断支援装置。
  11. 前記選択手段は、前記推論手段による推論の入力として、ユーザにより入力された所見の情報が含まれる場合には、前記ユーザにより入力された所見の情報が表現する特徴について、前記取得手段により取得された所見の情報を選択しないことを特徴とする請求項3乃至請求項10のいずれか一項に記載の診断支援装置。
  12. 前記推論手段は、患者に対する診療において得られた医用情報と、ユーザが入力した所見の情報と、前記医用画像に含まれる領域の特徴を示す値である画像特徴量とに基づいて、前記医用画像から導かれる診断名を推論することを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の診断支援装置。
  13. 推論手段が、医用画像に含まれる領域の特徴を示す値である画像特徴量に基づいて、前記医用画像から導かれる診断名を推論するステップと、
    取得手段が、前記画像特徴量に基づいて前記医用画像に含まれる前記領域の特徴を表現する所見の情報を取得するステップと、
    提示手段が、前記推論手段による推論の根拠として、前記取得手段により取得された所見の情報を提示するステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  14. 取得手段が、医用画像に含まれる領域の特徴を示す値である画像特徴量に基づいて、前記領域の特徴を表現する所見の情報を取得するステップと、
    推論手段が、前記取得手段により前記画像特徴量に基づいて取得された前記所見の情報を入力として、前記医用画像から導かれる診断名を推論するステップと、
    提示手段が、前記推論手段による推論の根拠として、前記所見の情報を提示するステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  15. 医用画像に含まれる領域の特徴を示す値である画像特徴量に基づいて、前記医用画像から導かれる診断名を推論する推論手段と、
    前記推論手段による推論の根拠として、前記医用画像に含まれる前記領域の特徴を表現する所見の情報を提示する提示手段と、
    前記画像特徴量に基づいて前記所見の情報を取得する取得手段と、
    を有することを特徴とする診断支援システム。
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