JP2002229578A - 音声合成装置及び音声合成方法並びに音声合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
音声合成装置及び音声合成方法並びに音声合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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Abstract
において、ハイパーリンクによりネットワーク状に繋が
れているリンク先の情報を読み上げることができなかっ
た。 【解決手段】 入力ハイパーテキスト中のリンク先を示
す属性情報に基づいてリンク先情報を抽出する手段と、
上記リンク先情報に対応するハイパーテキストを取得す
る手段と、上記取得したハイパーテキストに基づいてリ
ンク先の読み上げテキストを生成する手段と、上記生成
されたリンク先の読み上げテキストを音声合成する手段
と、を有することを特徴とする音声合成装置を提供す
る。
Description
音声合成方法並びに音声合成プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。特に、ハイ
パーテキストの読み上げを行う音声合成装置及び音声合
成方法並びに音声合成プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に関する。
み上げるテキスト音声合成技術が知られている(古井著
「ディジタル音声処理」(東海大学出版会)。
に、WWW(World WideWeb)における情
報の記述書式としてISO/IEC15445で規定さ
れているHTML(Hiper Text Markup
Language)で記述されたハイパーテキストを
読み上げるハイパーテキスト読上装置が提案されている
(特開平8−83089号公報)。このハイパーテキス
ト読上装置によれば、テキスト中からハイパーリンクの
部分を検出し、そのハイパーリンクの部分の読上音声と
通常の部分の読上音声とを変化させて出力することによ
り、ハイパーリンクが設定されている部分を音声で知覚
させることができる。
イパーテキスト読上装置は、テキスト中のハイパーリン
クの存在を読上音声の違いからユーザに知覚させること
が可能であるが、リンク先の内容についてまでは読み上
げられないため、そのリンク先にどのような情報が存在
しているかをユーザに知らせることはできなかった。
音声合成装置において、ハイパーリンクによりネットワ
ーク状に繋がれているリンク先の情報を読み上げ可能な
音声合成装置を提供することを主な目的とする。
テキスト中のリンク先を示す属性情報に基づいてリンク
先情報を抽出する手段と、上記リンク先情報に対応する
ハイパーテキストを取得する手段と、上記取得したハイ
パーテキストに基づいてリンク先の読み上げテキストを
生成する手段と、上記生成されたリンク先の読み上げテ
キストを音声合成する手段と、を有することを特徴とす
る音声合成装置を提供する。
スト中のリンク先の情報を取得してリンク先の読み上げ
テキストを生成できるため、入力されたハイパーテキス
ト中のリンク先の情報を読み上げることが可能である。
テキストを生成する手段は、上記取得したハイパーテキ
ストの一部又は全部を加工してリンク先の読み上げテキ
ストを生成することを特徴とする音声合成装置を提供す
る。
いて、取得したハイパーテキストの一部又は全部の情報
を加工するため、リンク先の情報を要約したテキストを
生成することができ、リンク先の情報量が多い場合でも
適切な情報を音声合成することが可能である。
トに基づいて本文の読み上げテキストを生成する手段
と、上記生成された本文の読み上げテキストと上記生成
されたリンク先の読み上げテキストとを切り替えて音声
合成する手段と、をさらに有することを特徴とする音声
合成装置を提供する。
とリンク先の読み上げテキストとを切り替えて出力する
ことができるため、入力されたハイパーテキストで示さ
れる情報のうち本文に関する読み上げテキスト情報とリ
ンク先に関する読み上げテキスト情報とを、ユーザが希
望する通りの順序で音声合成することが可能である。
受け付ける入力手段と、ハイパーテキストで示される情
報を表示する表示手段と、をさらに有し、上記入力手段
でリンク先の入力を受け付けた場合、該リンク先の読み
上げテキストを音声合成する一方、上記表示手段で上記
本文の読み上げテキストを表示することを特徴とする音
声合成装置を提供する。
を入力した場合、そのリンク先の情報を音声合成する一
方、現在表示されている本文情報をそのまま表示し続け
ることができるため、リンク先の表示後に元の本文の表
示に戻るという煩わしい作業を回避することが可能であ
る。
テキストの音声合成が要求された場合に、上記リンク先
の読み上げテキストに対応する情報を表示させるか否か
を選択する手段をさらに有することを特徴とする音声合
成装置を提供する。
bページを目で見ながら、その表示を他のWebページ
に切り替えることなくリンク先の情報を音声合成によっ
て取得することができると共に、ユーザが希望するとき
に現在音声合成されている情報に対応する表示に切り替
えることが可能である。
のリンク先を示す属性情報に基づいてリンク先情報を抽
出するステップと、上記リンク先情報に対応するハイパ
ーテキストを取得するステップと、上記取得したハイパ
ーテキストに基づいてリンク先の読み上げテキストを生
成するステップと、上記生成されたリンク先の読み上げ
テキストを音声合成するステップと、を有することを特
徴とする音声合成方法を提供する。
スト中のリンク先の情報を取得してリンク先の読み上げ
テキストを生成できるため、入力されたハイパーテキス
ト中のリンク先の情報を読み上げることが可能である。
テップをコンピュータに実行させるための音声合成プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
を提供する。
スト中のリンク先の情報を取得してリンク先の読み上げ
テキストを生成できるため、入力されたハイパーテキス
ト中のリンク先の情報を読み上げることが可能である。
に係る音声合成装置の一形態を示す機能ブロック図であ
る。この音声合成装置100は、ハイパーテキスト解釈
部101、読み上げテキスト生成部102、言語処理部
103、音声合成部104、音声出力部105で構成さ
れる。
汎用のパーソナルコンピュータに内蔵され、ネットワー
クを介して受信されるハイパーテキストを音声合成して
出力する場合について説明を行うが、本発明はこれに限
定されるものではなく、入力されたハイパーテキストに
対して音声合成を行うような装置全般に対して適用可能
である。
はハイパーテキストが入力される。このハイパーテキス
トはWWWサーバでのドキュメントを記述するための言
語として広く知られているHTML等のマークアップ言
語で記述されている。また、このハイパーテキストに
は、インターネット上のリソースのロケーションを指し
示すための情報であるURL(Uniform Res
ource Locator)や文章等が埋め込められ
ている。一般に、インターネット上でブラウザを使用し
て様々なサーバに接続できるようにすることをリンクと
呼び、特にハイパーテキストを使用して接続先を指定す
ることをハイパーリンクと呼ぶ。以下の説明では、特に
断らない限り、ハイパーリンクのことを単にリンクと呼
ぶこととする。また、ハイパーテキストに埋め込められ
たURLにより指定される接続先のことをリンク先と呼
ぶこととする。
れたハイパーテキスト中に記述された属性情報を解析す
る。解析の結果、入力ハイパーテキストの本文の内容を
示す情報(以下、本文の読み上げテキストという)は言
語処理部103に出力される一方、リンク先を示すUR
L(以下、リンク先情報という)は文字列を要素とする
配列で表され、読み上げテキスト生成部102に出力さ
れる。
ーテキスト解釈部101から出力されたリンク先情報で
示されるリンク先にネットワークを介して接続し、リン
ク先に記録されている情報(以下、リンク情報という)
を示すハイパーテキストを取得して、そのハイパーテキ
スト中の属性情報に基づいてリンク先の読み上げテキス
トを生成し、言語処理部103に出力する。
釈部101の出力する本文の読み上げテキスト及び読み
上げテキスト生成部102の出力するリンク先の読み上
げテキストを入力とし、それらが示すテキスト情報を解
析して、読み上げるテキスト情報を表す文字列と、その
文字列に対応する音の高さと継続時間の数値とをそれぞ
れ記憶した配列とを音声合成部104に出力する。
出力した情報から音声波形を表す時系列の数値の配列を
生成し音声出力部105へ出力する。
出力装置を有し、音声合成部104から出力された合成
波形をD/A変換して出力する。
100にハイパーテキストが入力され、ハイパーテキス
ト解釈部101及び読み上げテキスト生成部102にお
いて、そのハイパーテキストから読み上げるテキスト情
報を生成する際の具体例を説明するための概念図であ
る。
トの一例である。図2(a)において、<a href
=・・・>から</a>までがリンクの記述であり、<
ahref=・・・>及び</a>がリンクを示す属性
情報である。また、“hokkaido.html”及
び“touhoku.html”がリンク先情報であ
る。この例では、このハイパーテキストは、北海道の天
気の情報及び東北の天気の情報にリンクされていること
が示されている。
02において生成されるリンク先の読み上げテキストの
一例である。このリンク先の読み上げテキストは、リン
ク先(hokkaido.html)のサーバに蓄積さ
れている情報であり、ハイパーテキスト解釈部101に
おいて、リンクを示す属性情報(<a href=・・
・>及び</a>)からリンク先情報(hokkaid
o.html)を抽出し、読み上げテキスト生成部10
2において、そのリンク先に接続して、そのリンク先情
報に対応するハイパーテキストを取得する。その後、そ
の取得したハイパーテキスト中の属性情報に基づいてリ
ンク先の読み上げテキストを生成する。この場合、ハイ
パーテキスト中の全ての属性情報に対応する情報をリン
ク先の読み上げテキストとして生成するようにしてもよ
いし、ハイパーテキスト中のリンクを示す属性情報以外
で示される属性情報に対応する情報をリンク先の読み上
げテキストとして生成するようにしておいてもよい。
01において生成される本文の読み上げテキストの一例
である。この本文の読み上げテキストは、ハイパーテキ
スト内のリンクを示す属性情報以外で示される属性情報
で示される情報である。 (実施の形態2)図3は、本発明に係る音声合成装置の
別の形態を示す機能ブロック図である。図1と同一の構
成要素には同一の符号を付し、同じ説明は省略する。
ーテキスト解釈部101及び読み上げテキスト生成部1
02から入力されたテキスト情報を適切な順序で言語処
理部103に出力するように管理する。
ける処理の一例を示すフローチャートである。図4に従
って読み上げテキスト管理部106の処理を説明すると
以下の通りである。
げテキスト生成部102から読み上げテキスト管理部1
06にテキスト情報が入力されると、テキスト情報を構
成するそれぞれの文字列を区別して記憶する(S10
1)。すなわち、ハイパーテキスト解釈部101から入
力された本文の読み上げテキストの文字列を配列Hに、
読み上げテキスト生成部102から入力されたリンク先
の読み上げテキストの文字列を配列Yにそれぞれ記憶す
る。このとき、ハイパーテキスト解釈部101から入力
された文字列の数をN、読み上げテキスト生成部102
から入力された文字列の数をMとした場合、配列H、Y
には、それぞれ、H[1]、H[2]、・・・H
[N]、Y[1]、Y[2]・・・、Y[M]が記憶さ
れる。
(S102)、H[i]を言語処理部103に出力する
(S103)。さらに次に、制御変数iに1を加え(S
104)、i<Nの条件を満足するかどうかを判定する
(S105)。条件を満足する場合は、S103に戻
り、ハイパーテキスト解釈部101から入力された文字
列を出力し終えるまで処理を繰り返す。出力し終える
と、制御変数iを1に初期化し直し(S106)、Y
[i]を言語処理部103に出力する(S107)。さ
らに次に、制御変数iに1を加え(S108)、i<M
の条件を満足するかどうかを判定する(S109)。条
件を満足する場合は、S107に戻り、読み上げテキス
ト生成部102から入力された文字列を出力し終えるま
で処理を繰り返す。
テキストを音声合成し、その次にリンク先の読み上げテ
キストを音声合成することが可能である。
キストを出力し、その次にリンク先の読み上げテキスト
を出力するようにテキスト情報を管理しているが、順番
を逆にして出力したり、それぞれを交互に出力するよう
にしても良い。すなわち、読み上げテキスト管理部10
6において、本文の読み上げテキストの出力とリンク先
の読み上げテキストの出力とを切り替え可能に設定した
り、本文の読み上げテキスト又はリンク先の読み上げテ
キストを出力するか否かを制限したりするようにしても
よい。 (実施の形態3)図5は、本発明に係る音声合成装置の
別の形態を示す機能ブロック図である。図1と同一の構
成要素には同一の符号を付し、同じ説明は省略する。
ト生成部102からリンク先の読み上げテキストを受け
取り、そのテキスト情報を要約して、その要約情報を読
み上げテキスト生成部102に返す。テキスト情報の要
約については、既存のテキスト要約技術を用いて行えば
良い。
ーテキスト中に設定されているリンク先の情報を要約し
たテキストを生成することができるため、リンク先の情
報量が多い場合でも適切な情報を音声合成することが可
能である。 (実施の形態4)図6は、本発明に係る音声合成装置の
別の形態を示す機能ブロック図である。図1と同一の構
成要素には同一の符号を付し、同じ説明は省略する。
ト生成部102からリンク先の読み上げテキストを受け
取り、そのテキスト情報を予め設定しておいたユーザの
使用言語に翻訳して、その翻訳情報を読み上げテキスト
生成部102に返す。テキスト情報の翻訳については、
既存の自然言語自動翻訳技術(長尾真監修「日本語情報
処理」社団法人電子通信学会)を用いて行えば良い。
ーテキスト中に設定されているリンク先の情報を予めユ
ーザが設定しておいた使用言語に翻訳することができる
ため、ユーザが理解できない言語の情報でもユーザが理
解できる言語で音声合成することが可能である。 (実施の形態5)図7は、本発明に係る音声合成装置の
別の形態を示す機能ブロック図である。図1と同一の構
成要素には同一の符号を付し、同じ説明は省略する。
げテキスト生成部102からリンク情報を受け取り、そ
のリンク情報にテキスト読み上げ用の属性情報がある場
合には、その部分を抽出して、その読み上げ情報を読み
上げテキスト生成部102に返す。
図8を参照して説明すると以下の通りである。
設定されたハイパーテキストからその部分を抽出する場
合の一例を説明するための図である。図8(a)中の<
speak>がテキスト読み上げ用の属性情報を示して
おり、<speak>(テキスト読み上げ開始タグ)と
</speak>(テキスト読み上げ終了タグ)とに挟
まれたテキスト情報が、図8(b)のように読み上げ情
報として抽出される。
げるべき情報が指定されている場合は、その部分だけを
読み上げるようにすることができ、余分な情報を読み上
げなくて済む。 (実施の形態6)図9は、本発明に係る音声合成装置の
別の形態を示す機能ブロック図である。図1と同一の構
成要素には同一の符号を付し、同じ説明は省略する。
表示デバイスを備え、ハイパーテキストで示される情報
を表示するものである。なお、表示する際には既存のW
WWブラウザなどのハイパーテキストを表示させるため
のソフトウエアが利用される。
入力を受け付ける。そのリンク先を示す文字列は読み上
げテキスト生成部102及びハイパーテキスト入力部1
10に出力される。この入力部111は、キーボードや
マウスなどの入力デバイスを備えており、表示部112
に表示されるWWWブラウザ画面を介してキーボードで
URLをタイプしたり、マウスでリンク先を表す文字や
画像をクリックすることにより、対応する文字列を読み
上げテキスト生成部102及びハイパーテキスト管理部
110に出力させる。
ブラウザを介して表示部112に表示させるWebペー
ジの基となるハイパーテキストを決定し出力する。例え
ば、本発明に係る音声合成装置を搭載したパソコンを起
動した場合などの初期状態では、WWWブラウザで予め
設定されているスタートページを表示部112に表示さ
せるように決定する。また、入力部111又は読み上げ
テキスト生成部102からリンク先を示す文字列が入力
されると、その文字列に対応するリンク先の情報を表す
ハイパーテキストを取得して、そのハイパーテキストを
表示部112及びハイパーテキスト解釈部101に出力
する。
Webページにおいて、ユーザがリンク先を指定した場
合、現在表示されているWebページはそのまま表示を
維持する一方、指定されたリンク先の情報を読み上げる
ようにするか、又は、現在表示されているWebページ
をリンク先のWebページに切り替えると共に、指定さ
れたリンク先の情報を読み上げるようにするかをユーザ
が選択可能なインタフェースを提供することもできる。
後者の場合は、例えば、ページの切り替えを行うボタン
を表す画像を表示部112に表示させておき、入力部1
11でそのボタンが選択されると、ハイパーテキスト管
理部110において、現在読み上げられている文章に対
応するリンク先のハイパーテキストを取得し、そのハイ
パーテキストが示す情報を表示部112に出力するよう
にしておけば良い。
るWebページを目で見ながら、その表示を他のWeb
ページに切り替えることなくリンク先の情報を音声合成
によって取得することができると共に、ユーザが希望す
るときに現在音声合成されている情報に対応する表示に
切り替えることができる。
ンク先を表す文字や画像にカーソルを移動させた時に、
リンク先の文字列を読み上げテキスト生成部102に出
力するようにしても良い。このような構成により、現在
表示中のWebページはそのままで、指定されたリンク
先の情報を音声合成により読み上げることができる。
ク先に対応する文字列を読み上げテキスト生成部102
から表示部112に出力して、そのリンク先に対応する
文字を、例えば点滅させるなど他の文字とは変化させて
表示させることにより、現在音声合成で読み上げている
リンク先をユーザに知らせるようにすることができる。
なお、表示の変化のさせ方については、点滅させる以外
に、例えば、リンク先の文字や画像の付近にスピーカの
画像を表示させても良い。
部113を設け、そこに、音声で読み上げを行うテキス
トに対応するリンク先を表す文字列を表示するようにし
ておいても良い。
おいて、マウスでリンク先をクリックした場合は、リン
ク先の文字列をハイパーテキスト管理部110に出力
し、カーソルをリンク先に移動した場合は、リンク先の
文字列を読み上げテキスト生成部102に出力するよう
にしているが、それらの出力先は逆にしても良いし、両
方に出力するようにしても良い。 (実施の形態7)本実施の形態に係る音声合成装置は、
上述の実施の形態3〜6に係る音声合成装置を組み合わ
せた構成、すなわち、実施の形態1に係る音声合成装置
の各構成に加えて、テキスト要約部107とテキスト翻
訳部108と読み上げテキスト抽出部109とハイパー
テキスト管理部110と入力部111と表示部112と
リンク先表示部とを備える構成の音声合成装置(図示せ
ず)である。本実施の形態では、この音声合成装置が搭
載されたパソコンにおいて、WWWブラウザが起動して
スタートページが表示される場合の読み上げテキスト生
成部102における処理について説明する。
における処理の一例を示すフローチャートである。図1
1に従って読み上げテキスト生成部102の処理を説明
すると以下の通りである。
ージに対応するハイパーテキストがハイパーテキスト管
理部110に入力されて表示部112でスタートページ
が表示されると共に、ハイパーテキスト解釈部101で
ハイパーテキスト中の属性情報が解析されてリンク先情
報が読み上げテキスト生成部102に入力される。
で表され、要素数をNとすると、A[1]、A[2]、
・・・A[N]と表される。リンク先情報が読み上げテ
キスト生成部102に入力されると、ループの制御変数
iに1が代入される(S201)。次に、A[i]に対
応するリンク先情報から読み上げテキストを生成し、リ
ンク先を表す文字列と対応させて記憶させる(S20
2)。S202における詳細な処理については後述す
る。
03)、i<Nの条件を満足するかどうかを判定する
(S204)。条件を満足する場合は、S202に戻
り、リンク先情報の文字列の最後(A[n])まで処理
を繰り返す。
文字まで処理が終了すると、次に入力部111からのデ
ータを受け付ける。入力部111からリンク先を指定す
る文字列が入力されると、その指定されたリンク先に対
応する読み上げテキストを表す文字列を言語処理部10
3に出力し、リンク先を表す文字列をリンク先表示部1
13に表示させる。また、入力部111から表示ページ
の切り替え指示が入力されると、リンク先表示部113
に表示されている文字列が読み上げテキスト生成部10
2からハイパーテキスト管理部110に出力され、リン
ク先のページが表示部112に表示される。また、S2
05において、入力部111からの入力がなければ、入
力があるまで待つ。
詳細なフローチャートである。
されるリンク先から、リンク情報を取得しバッファに記
憶しておく。なお、リンク情報は、周知のHTTPプロ
トコル(ハイパーテキスト転送プロトコル)などを利用
して取得することができる。
peak>などで示されるテキスト読み上げ用の属性情
報があるかどうかについて判断され(S302)、テキ
スト読み上げ用の属性情報がある場合は、S306に進
み、テキスト読み上げ用の情報を抽出し、その情報を読
み上げテキスト情報としてリンク先を表す文字列と対応
させて記憶する。
性情報がない場合は、S303に進みリンク情報の翻訳
が必要であるかどうかについて判断する。リンク情報の
ハイパーテキストのヘッダ部分に記述されている言語と
ユーザの使用言語とが比較され、異なっていれば翻訳が
必要と判断して、リンク情報を翻訳する(S304)。
一致していれば翻訳は不要と判断して、S305に進
む。
の情報を読み上げテキスト情報として、リンク先を表す
文字列と対応させて記憶する。
における音声合成装置の各構成を任意に組み合わせた音
声合成装置を提供することも可能である。このように各
構成を任意に組み合わせた場合でも、それぞれの実施の
形態で説明した同様の作用効果を奏することは明らかで
ある。
一部又は全部をコンピュータによる処理に適した命令の
順番付けられた列からなるもの(プログラム)として提
供することも可能である。また、そのプログラムのイン
ストール、実行、プログラムの流通のために、そのプロ
グラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体とし
て提供することも可能である。
げる音声合成装置において、ハイパーリンクによりネッ
トワーク状に繋がれているリンク先の情報を読み上げ可
能な音声合成装置を提供することができる。
能ブロック図である。
力となるハイパーテキストと、そのハイパーテキストか
ら生成されるテキスト情報の概念図である。
能ブロック図である。
キスト管理部の処理を示すフローチャートである。
能ブロック図である。
能ブロック図である。
能ブロック図である。
み上げテキスト抽出部の動作を示す概念図である。
能ブロック図である。
機能ブロック図である。
読み上げテキスト生成部の処理を示すフローチャートで
ある。
読み上げテキスト生成部の処理を示すフローチャートで
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】 入力ハイパーテキスト中のリンク先を示
す属性情報に基づいてリンク先情報を抽出する手段と、 上記リンク先情報に対応するハイパーテキストを取得す
る手段と、 上記取得したハイパーテキストに基づいてリンク先の読
み上げテキストを生成する手段と、 上記生成されたリンク先の読み上げテキストを音声合成
する手段と、を有することを特徴とする音声合成装置。 - 【請求項2】 上記リンク先の読み上げテキストを生成
する手段は、上記取得したハイパーテキストの一部又は
全部を加工してリンク先の読み上げテキストを生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の音声合成装置。 - 【請求項3】 上記入力ハイパーテキストに基づいて本
文の読み上げテキストを生成する手段と、 上記生成された本文の読み上げテキストと上記生成され
たリンク先の読み上げテキストとを切り替えて音声合成
する手段と、をさらに有することを特徴とする請求項1
又は請求項2に記載の音声合成装置。 - 【請求項4】 所望のリンク先の入力を受け付ける入力
手段と、 ハイパーテキストで示される情報を表示する表示手段
と、をさらに有し、 上記入力手段でリンク先の入力を受け付けた場合、該リ
ンク先の読み上げテキストを音声合成する一方、上記表
示手段で上記本文の読み上げテキストを表示することを
特徴とする請求項3に記載の音声合成装置。 - 【請求項5】 上記リンク先の読み上げテキストの音声
合成が要求された場合に、上記リンク先の読み上げテキ
ストに対応する情報を表示させるか否かを選択する手段
をさらに有することを特徴とする請求項1、請求項2、
請求項3、又は請求項4に記載の音声合成装置。 - 【請求項6】 入力ハイパーテキスト中のリンク先を示
す属性情報に基づいてリンク先情報を抽出するステップ
と、 上記リンク先情報に対応するハイパーテキストを取得す
るステップと、 上記取得したハイパーテキストに基づいてリンク先の読
み上げテキストを生成するステップと、 上記生成されたリンク先の読み上げテキストを音声合成
するステップと、を有することを特徴とする音声合成方
法。 - 【請求項7】 請求項6に記載の音声合成方法の各ステ
ップをコンピュータに実行させるための音声合成プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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---|---|---|---|
JP2001022729A JP4014361B2 (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 音声合成装置及び音声合成方法並びに音声合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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