JP2002229377A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JP2002229377A JP2002229377A JP2001022072A JP2001022072A JP2002229377A JP 2002229377 A JP2002229377 A JP 2002229377A JP 2001022072 A JP2001022072 A JP 2001022072A JP 2001022072 A JP2001022072 A JP 2001022072A JP 2002229377 A JP2002229377 A JP 2002229377A
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- frequency power
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- power supply
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- induction heating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コストの増加を招くことなく定着ローラの温度
を良好に制御する。誘導加熱コイルへの高周波電力の供
給に伴うフリッカノイズを低減する。 【解決手段】熱ローラ11は、高周波電源基板15から
誘導加熱コイル13に高周波電力を供給することによっ
て、誘導加熱される。制御部17は、フォトカプラ18
を介して、高周波電源基板15を作動状態/非作動状態
とするための指令信号を出力する。熱ローラ11の温度
は、サーミスタ14によって検出され、その出力信号
は、高周波電源基板15のフィードバック制御回路21
に入力されている。フィードバック制御回路21は、サ
ーミスタ14の検出温度が所定の定着温度になるよう
に、高周波出力を制御する。
を良好に制御する。誘導加熱コイルへの高周波電力の供
給に伴うフリッカノイズを低減する。 【解決手段】熱ローラ11は、高周波電源基板15から
誘導加熱コイル13に高周波電力を供給することによっ
て、誘導加熱される。制御部17は、フォトカプラ18
を介して、高周波電源基板15を作動状態/非作動状態
とするための指令信号を出力する。熱ローラ11の温度
は、サーミスタ14によって検出され、その出力信号
は、高周波電源基板15のフィードバック制御回路21
に入力されている。フィードバック制御回路21は、サ
ーミスタ14の検出温度が所定の定着温度になるよう
に、高周波出力を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録シート上の
未定着トナー像を記録シートに定着させるための定着装
置に関する。
未定着トナー像を記録シートに定着させるための定着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置は、静電潜
像が表面に形成される感光体、静電潜像をトナー像に現
像する現像装置、感光体から記録シートへとトナー像を
転写させる転写装置、および記録シートにトナー像を定
着させる定着装置を含む。定着装置は、たとえば、一対
の定着ローラを備えている。この一対の定着ローラは、
たとえば、所定の定着温度に加熱される熱ローラ、およ
び熱ローラに対して所定の定着圧力で圧接される圧ロー
ラである。感光体からトナー像が転写された記録シート
は、この一対の定着ローラ間を通過することにより、そ
の表面にトナー粒子が溶融して定着される。
像が表面に形成される感光体、静電潜像をトナー像に現
像する現像装置、感光体から記録シートへとトナー像を
転写させる転写装置、および記録シートにトナー像を定
着させる定着装置を含む。定着装置は、たとえば、一対
の定着ローラを備えている。この一対の定着ローラは、
たとえば、所定の定着温度に加熱される熱ローラ、およ
び熱ローラに対して所定の定着圧力で圧接される圧ロー
ラである。感光体からトナー像が転写された記録シート
は、この一対の定着ローラ間を通過することにより、そ
の表面にトナー粒子が溶融して定着される。
【0003】熱ローラの加熱方式の1つに、誘導加熱
(IH:Induction Heating)方式がある。誘導加熱方
式の場合に用いられる熱ローラは、鉄またはステンレス
等の強磁性体で構成された円筒形状の中空ローラであ
る。この熱ローラの内部に、誘導加熱コイルが配置され
る。図5は、熱ローラの誘導加熱のための電気的構成を
示すブロック図である。定着装置を構成する熱ローラ3
1および圧ローラ32は、所定のニップ圧で互いに圧接
している。熱ローラ31の内部には、誘導加熱コイル3
3が配置されている。この誘導加熱コイル33には、高
周波電源基板35からライン36を介して高周波電力が
供給されている。
(IH:Induction Heating)方式がある。誘導加熱方
式の場合に用いられる熱ローラは、鉄またはステンレス
等の強磁性体で構成された円筒形状の中空ローラであ
る。この熱ローラの内部に、誘導加熱コイルが配置され
る。図5は、熱ローラの誘導加熱のための電気的構成を
示すブロック図である。定着装置を構成する熱ローラ3
1および圧ローラ32は、所定のニップ圧で互いに圧接
している。熱ローラ31の内部には、誘導加熱コイル3
3が配置されている。この誘導加熱コイル33には、高
周波電源基板35からライン36を介して高周波電力が
供給されている。
【0004】高周波電源基板35は、画像形成装置の制
御部37によって、高周波電力を出力する作動状態と、
その出力を停止した非作動状態とに切り換えられるよう
になっている。具体的には、制御部37は、フォトカプ
ラ38を介して高周波電源基板35をオン/オフ制御す
る。熱ローラ31の周面に当接するように、温度センサ
としてのサーミスタ34が設けられている。このサーミ
スタ34の出力信号は、制御部37に入力されている。
制御部37は、サーミスタ34からの出力信号に基づい
て高周波電源基板35をオン/オフ制御することによ
り、熱ローラ31の温度を所定の定着温度にフィードバ
ック制御する。制御部37が何からの異常を検知したと
きには、異常検知伝達用のフォトカプラ39を介して、
高周波電源基板35に強制停止指令が与えられるように
なっている。
御部37によって、高周波電力を出力する作動状態と、
その出力を停止した非作動状態とに切り換えられるよう
になっている。具体的には、制御部37は、フォトカプ
ラ38を介して高周波電源基板35をオン/オフ制御す
る。熱ローラ31の周面に当接するように、温度センサ
としてのサーミスタ34が設けられている。このサーミ
スタ34の出力信号は、制御部37に入力されている。
制御部37は、サーミスタ34からの出力信号に基づい
て高周波電源基板35をオン/オフ制御することによ
り、熱ローラ31の温度を所定の定着温度にフィードバ
ック制御する。制御部37が何からの異常を検知したと
きには、異常検知伝達用のフォトカプラ39を介して、
高周波電源基板35に強制停止指令が与えられるように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6は、高周波電源基
板35の出力の時間変化と、熱ローラ31の温度変化を
示す図である。制御部37によるオン/オフ制御によっ
て、高周波電源基板35から誘導加熱コイル33に供給
される高周波電力は、たとえば、0Wと1000Wとの
間で、矩形波状に変化する。これに伴って、高周波電源
基板35が1000Wの高周波電力を出力しているとき
には、熱ローラ31の温度は急激に上昇し、誘導加熱コ
イル33への高周波電力の供給が停止されると、熱ロー
ラ31の温度は急激に低下する。これによって、熱ロー
ラ31の温度には、参照符号A,Bなどで示すオーバー
シュートが生じることになる。
板35の出力の時間変化と、熱ローラ31の温度変化を
示す図である。制御部37によるオン/オフ制御によっ
て、高周波電源基板35から誘導加熱コイル33に供給
される高周波電力は、たとえば、0Wと1000Wとの
間で、矩形波状に変化する。これに伴って、高周波電源
基板35が1000Wの高周波電力を出力しているとき
には、熱ローラ31の温度は急激に上昇し、誘導加熱コ
イル33への高周波電力の供給が停止されると、熱ロー
ラ31の温度は急激に低下する。これによって、熱ロー
ラ31の温度には、参照符号A,Bなどで示すオーバー
シュートが生じることになる。
【0006】熱ローラ31を薄肉の円筒状体で構成する
ときには、上記のようなオーバーシュートがさらに大き
くなる。また、0Wと1000Wとの間でオン/オフ制
御することにより、フリッカノイズが誘発されやすいと
いう問題もある。このフリッカノイズは、画像形成装置
の周囲に配置された他の機器内の制御基板等に悪影響を
及ぼすことになる。高周波電源基板35の出力を、0W
と1000Wとの2段階ではなく、3段階または4段階
等の多段階に設定可能としておけば、上記の問題は解決
される。しかし、この場合、制御部37から高周波電源
基板35に多ビットの指令データを与えるために、フォ
トカプラの数を増加させなければならないから、コスト
の増加を招くこととなり、好ましくない。
ときには、上記のようなオーバーシュートがさらに大き
くなる。また、0Wと1000Wとの間でオン/オフ制
御することにより、フリッカノイズが誘発されやすいと
いう問題もある。このフリッカノイズは、画像形成装置
の周囲に配置された他の機器内の制御基板等に悪影響を
及ぼすことになる。高周波電源基板35の出力を、0W
と1000Wとの2段階ではなく、3段階または4段階
等の多段階に設定可能としておけば、上記の問題は解決
される。しかし、この場合、制御部37から高周波電源
基板35に多ビットの指令データを与えるために、フォ
トカプラの数を増加させなければならないから、コスト
の増加を招くこととなり、好ましくない。
【0007】そこで、この発明の目的は、コストの増加
を招くことなく定着ローラの温度を良好に制御すること
ができる定着装置を提供することである。また、この発
明の他の目的は、誘導加熱コイルへの高周波電力の供給
に伴うフリッカノイズを低減できる定着装置を提供する
ことである。
を招くことなく定着ローラの温度を良好に制御すること
ができる定着装置を提供することである。また、この発
明の他の目的は、誘導加熱コイルへの高周波電力の供給
に伴うフリッカノイズを低減できる定着装置を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、記録シー
ト上の未定着トナー像を記録シートに定着させるための
定着ローラ(11)と、この定着ローラを誘導加熱する
ための誘導加熱コイル(13)と、上記定着ローラの温
度を検出する温度検出手段(14)と、上記誘導加熱コ
イルに高周波電力を供給し、この高周波電力の出力を上
記温度検出手段の出力信号に基づいてフィードバック制
御する高周波電源部(15)と、この高周波電源部を作
動状態とするか非作動状態とするかを制御するための制
御信号を出力する制御部(17)とを含むことを特徴と
する定着装置である。なお、括弧内の英数字は、後述の
実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項
において同じ。
目的を達成するための請求項1記載の発明は、記録シー
ト上の未定着トナー像を記録シートに定着させるための
定着ローラ(11)と、この定着ローラを誘導加熱する
ための誘導加熱コイル(13)と、上記定着ローラの温
度を検出する温度検出手段(14)と、上記誘導加熱コ
イルに高周波電力を供給し、この高周波電力の出力を上
記温度検出手段の出力信号に基づいてフィードバック制
御する高周波電源部(15)と、この高周波電源部を作
動状態とするか非作動状態とするかを制御するための制
御信号を出力する制御部(17)とを含むことを特徴と
する定着装置である。なお、括弧内の英数字は、後述の
実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項
において同じ。
【0009】上記の構成によれば、定着ローラの温度を
検出する温度検出手段の出力は、高周波電源部に与えら
れている。そして、この高周波電源部が定着ローラの温
度に応じて誘導加熱コイルへの高周波電力出力を制御す
るフィードバック制御機能を有している。したがって、
高周波電源部における高周波出力のフィードバック制御
は、この高周波電源部内での制御処理であるため、制御
部との間で多ビットのデータの授受を要することがな
い。これにより、高周波出力を、多段階または無段階に
設定して、オーバーシュートを生じることなく、定着ロ
ーラの温度を安定に制御することができる。
検出する温度検出手段の出力は、高周波電源部に与えら
れている。そして、この高周波電源部が定着ローラの温
度に応じて誘導加熱コイルへの高周波電力出力を制御す
るフィードバック制御機能を有している。したがって、
高周波電源部における高周波出力のフィードバック制御
は、この高周波電源部内での制御処理であるため、制御
部との間で多ビットのデータの授受を要することがな
い。これにより、高周波出力を、多段階または無段階に
設定して、オーバーシュートを生じることなく、定着ロ
ーラの温度を安定に制御することができる。
【0010】さらに、高周波出力を多段階または無段階
に制御できることにより、大出力の高周波電力をオン/
オフ制御する場合のようなフリッカノイズが生じること
もない。また、マイクロコンピュータ等で構成される制
御部から高周波電源部への制御信号は、この高周波電源
部を作動状態とするか非作動状態とするかを表わす1ビ
ットの信号で足りる。よって、制御部と高周波電源部と
の間で、フォトカプラ等のアイソレータ素子を用いて電
気的絶縁状態を保持しつつ制御信号の授受を行う場合
に、アイソレータ素子を多数要することがない。したが
って、コストが増大するおそれがない。
に制御できることにより、大出力の高周波電力をオン/
オフ制御する場合のようなフリッカノイズが生じること
もない。また、マイクロコンピュータ等で構成される制
御部から高周波電源部への制御信号は、この高周波電源
部を作動状態とするか非作動状態とするかを表わす1ビ
ットの信号で足りる。よって、制御部と高周波電源部と
の間で、フォトカプラ等のアイソレータ素子を用いて電
気的絶縁状態を保持しつつ制御信号の授受を行う場合
に、アイソレータ素子を多数要することがない。したが
って、コストが増大するおそれがない。
【0011】なお、請求項2に記載のように、高周波電
源部には、異常を検出して当該高周波電源部を自動停止
させる異常検出回路(20)が含まれていてもよい。ま
た、請求項3に記載のように、異常検出回路が異常を検
出したことに応答して、当該異常の発生を制御部に通知
する手段(19)を設けてもよい。この異常発生の通知
は、たとえば、制御部と高周波電源部との間にフォトカ
プラ等のアイソレータ素子を介装することによって実現
できる。
源部には、異常を検出して当該高周波電源部を自動停止
させる異常検出回路(20)が含まれていてもよい。ま
た、請求項3に記載のように、異常検出回路が異常を検
出したことに応答して、当該異常の発生を制御部に通知
する手段(19)を設けてもよい。この異常発生の通知
は、たとえば、制御部と高周波電源部との間にフォトカ
プラ等のアイソレータ素子を介装することによって実現
できる。
【0012】異常発生が通知された制御部は、たとえ
ば、定着装置が備えられた画像形成装置の表示部(2
5)等に異常の発生を報知するための表示を行うことが
好ましい。
ば、定着装置が備えられた画像形成装置の表示部(2
5)等に異常の発生を報知するための表示を行うことが
好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る定着装置が適用された画像形成
装置の内部構成を示す図解的な断面図である。この画像
形成装置1は、たとえばディジタル複写機であって、メ
インチャージャ2によって直円筒状の感光体3の表面が
一様に帯電され、図示しない画像読取部で読み取られた
画像に基づいてLSU(レーザ走査ユニット)4によ
り、感光体3の表面が選択的に露光されることによっ
て、この感光体3の表面に静電潜像が書き込まれる。そ
の後、現像装置5によって、静電潜像がトナー像に現像
され、このトナー像は定着装置によって記録用紙7に転
写される。記録用紙7は、図示しない給紙部から所定の
タイミングで転写装置6へと導かれるようになってい
る。
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る定着装置が適用された画像形成
装置の内部構成を示す図解的な断面図である。この画像
形成装置1は、たとえばディジタル複写機であって、メ
インチャージャ2によって直円筒状の感光体3の表面が
一様に帯電され、図示しない画像読取部で読み取られた
画像に基づいてLSU(レーザ走査ユニット)4によ
り、感光体3の表面が選択的に露光されることによっ
て、この感光体3の表面に静電潜像が書き込まれる。そ
の後、現像装置5によって、静電潜像がトナー像に現像
され、このトナー像は定着装置によって記録用紙7に転
写される。記録用紙7は、図示しない給紙部から所定の
タイミングで転写装置6へと導かれるようになってい
る。
【0014】トナー像が転写された後の記録用紙7は、
定着装置8へと導かれる。定着装置8は、記録用紙7の
搬送方向に直交する水平方向に沿って上下に配置された
一対の定着ローラ11,12を備えている。この一対の
定着ローラ11,12は、所定の定着温度に加熱される
熱ローラ11と、この熱ローラ11に対して所定の定着
圧力で圧接される圧ローラ12である。これらの一対の
定着ローラ11,12間を記録用紙7が通過することに
より、記録用紙7上のトナー粒子が溶融し、加圧されて
記録用紙7上に定着されることになる。
定着装置8へと導かれる。定着装置8は、記録用紙7の
搬送方向に直交する水平方向に沿って上下に配置された
一対の定着ローラ11,12を備えている。この一対の
定着ローラ11,12は、所定の定着温度に加熱される
熱ローラ11と、この熱ローラ11に対して所定の定着
圧力で圧接される圧ローラ12である。これらの一対の
定着ローラ11,12間を記録用紙7が通過することに
より、記録用紙7上のトナー粒子が溶融し、加圧されて
記録用紙7上に定着されることになる。
【0015】定着装置8による定着処理を受けた記録用
紙7は、排出ローラ対9を通って画像形成装置1の外部
に排出される。図2は、熱ローラ11を加熱するための
電気的構成を示すブロック図である。熱ローラ11は、
鉄またはステンレス等の強磁性体により構成された中空
円筒状体であって、その内部には、熱ローラ11を誘導
加熱するための誘導加熱コイル13が設けられている。
この誘導加熱コイル13には、高周波電源基板15から
ライン16を介して高周波電力が供給されるようになっ
ている。
紙7は、排出ローラ対9を通って画像形成装置1の外部
に排出される。図2は、熱ローラ11を加熱するための
電気的構成を示すブロック図である。熱ローラ11は、
鉄またはステンレス等の強磁性体により構成された中空
円筒状体であって、その内部には、熱ローラ11を誘導
加熱するための誘導加熱コイル13が設けられている。
この誘導加熱コイル13には、高周波電源基板15から
ライン16を介して高周波電力が供給されるようになっ
ている。
【0016】高周波電源基板15は、画像形成装置1の
制御部17によって、作動状態と非作動状態とに切り換
えられるようになっている。すなわち、高周波電源基板
15は、1つのフォトカプラ18を介して、電気絶縁状
態を保持しつつ、制御部17からオン/オフ制御信号を
受け付けるようになっている。制御部17と高周波電源
基板15との間は、もう1つのフォトカプラ19によっ
て結合されている。このフォトカプラ19は、高周波電
源基板15に設けられた異常検出回路20が、当該高周
波電源基板15の異常を検出したときに、このことを表
わす信号を制御部17に伝達する。
制御部17によって、作動状態と非作動状態とに切り換
えられるようになっている。すなわち、高周波電源基板
15は、1つのフォトカプラ18を介して、電気絶縁状
態を保持しつつ、制御部17からオン/オフ制御信号を
受け付けるようになっている。制御部17と高周波電源
基板15との間は、もう1つのフォトカプラ19によっ
て結合されている。このフォトカプラ19は、高周波電
源基板15に設けられた異常検出回路20が、当該高周
波電源基板15の異常を検出したときに、このことを表
わす信号を制御部17に伝達する。
【0017】熱ローラ11の温度を検出するために、こ
の熱ローラ11の周面に摺接するように、温度検出手段
としてのサーミスタ14が設けられている。このサーミ
スタ14の出力信号は、高周波電源基板15のフィード
バック制御回路21に入力されている。このフィードバ
ック制御回路21は、抵抗および演算増幅器を用いて構
成されたアナログ回路であり、基準電圧発生回路21a
が発生する基準電圧と、サーミスタ14の出力信号に対
応した電圧信号とを比較し、これらの信号の偏差を零に
導くように動作する。すなわち、フィードバック制御回
路21の出力信号は、ドライブ波形発生回路22に入力
されていて、このドライブ波形発生回路22から、ライ
ン16を介して誘導加熱コイル13に高周波電力が供給
されるようになっている。
の熱ローラ11の周面に摺接するように、温度検出手段
としてのサーミスタ14が設けられている。このサーミ
スタ14の出力信号は、高周波電源基板15のフィード
バック制御回路21に入力されている。このフィードバ
ック制御回路21は、抵抗および演算増幅器を用いて構
成されたアナログ回路であり、基準電圧発生回路21a
が発生する基準電圧と、サーミスタ14の出力信号に対
応した電圧信号とを比較し、これらの信号の偏差を零に
導くように動作する。すなわち、フィードバック制御回
路21の出力信号は、ドライブ波形発生回路22に入力
されていて、このドライブ波形発生回路22から、ライ
ン16を介して誘導加熱コイル13に高周波電力が供給
されるようになっている。
【0018】基準電圧発生回路21aは、熱ローラ11
の制御温度、すなわち所定の定着温度に対応した基準電
圧を発生するように構成されている。したがって、アナ
ログ回路で構成されたフィードバック制御回路21の働
きにより、誘導加熱コイル13への高周波出力がほぼ無
段階に可変制御され、これによって、熱ローラ11の温
度が上記定着温度に安定に制御される。図3は、ドライ
ブ波形発生回路22による高周波出力と、サーミスタ1
4によって検出される熱ローラ11の温度の定着温度に
対する偏差との関係を示す図である。サーミスタ14に
よる検出温度が定着温度以上であるときには、ドライブ
波形発生回路22は、高周波電力の出力を停止する。す
なわち、高周波出力が0Wとされる。
の制御温度、すなわち所定の定着温度に対応した基準電
圧を発生するように構成されている。したがって、アナ
ログ回路で構成されたフィードバック制御回路21の働
きにより、誘導加熱コイル13への高周波出力がほぼ無
段階に可変制御され、これによって、熱ローラ11の温
度が上記定着温度に安定に制御される。図3は、ドライ
ブ波形発生回路22による高周波出力と、サーミスタ1
4によって検出される熱ローラ11の温度の定着温度に
対する偏差との関係を示す図である。サーミスタ14に
よる検出温度が定着温度以上であるときには、ドライブ
波形発生回路22は、高周波電力の出力を停止する。す
なわち、高周波出力が0Wとされる。
【0019】サーミスタ14による検出温度が定着温度
未満であれば、ドライブ波形発生回路22は、ライン1
6に高周波電力を導出する。このときの高周波出力は、
検出温度の定着温度に対する偏差に応じて、たとえば1
000W未満の範囲でリニアに変化するように設定され
る。理想的には、図3において曲線L1で示すように、
検出温度の定着温度に対する偏差と高周波出力とは、た
とえば1000W以下の範囲で正比例することが好まし
い。しかし、ドライブ波形発生回路22の回路構成等に
起因して、実際には、ドライブ波形発生回路22の最低
出力は、たとえば300W程度となる。このため、実際
の出力特性は、図3において曲線L2に示すように、検
出温度の定着温度に対する偏差に対して、高周波出力
は、最大出力(図3の例では1000W)以下の範囲で
一次関数的に設定されることになる。
未満であれば、ドライブ波形発生回路22は、ライン1
6に高周波電力を導出する。このときの高周波出力は、
検出温度の定着温度に対する偏差に応じて、たとえば1
000W未満の範囲でリニアに変化するように設定され
る。理想的には、図3において曲線L1で示すように、
検出温度の定着温度に対する偏差と高周波出力とは、た
とえば1000W以下の範囲で正比例することが好まし
い。しかし、ドライブ波形発生回路22の回路構成等に
起因して、実際には、ドライブ波形発生回路22の最低
出力は、たとえば300W程度となる。このため、実際
の出力特性は、図3において曲線L2に示すように、検
出温度の定着温度に対する偏差に対して、高周波出力
は、最大出力(図3の例では1000W)以下の範囲で
一次関数的に設定されることになる。
【0020】図4は、高周波電源基板15の高周波出力
の時間変化と、サーミスタ14によって検出される熱ロ
ーラ11の温度の時間変化とを示す図である。時刻t1
において、制御部17が高周波電源基板15を作動状態
とするための制御信号を発生する。これに応答して、高
周波電源基板15は、ドライブ波形発生回路22からラ
イン16に高周波電力を出力する。この高周波電力の出
力を開始した直後には、熱ローラ11の温度は低いか
ら、定着温度に対する検出温度の偏差が大きい。したが
って、ドライブ波形発生回路22からは、最大出力であ
る1000Wの高周波電力が出力される。
の時間変化と、サーミスタ14によって検出される熱ロ
ーラ11の温度の時間変化とを示す図である。時刻t1
において、制御部17が高周波電源基板15を作動状態
とするための制御信号を発生する。これに応答して、高
周波電源基板15は、ドライブ波形発生回路22からラ
イン16に高周波電力を出力する。この高周波電力の出
力を開始した直後には、熱ローラ11の温度は低いか
ら、定着温度に対する検出温度の偏差が大きい。したが
って、ドライブ波形発生回路22からは、最大出力であ
る1000Wの高周波電力が出力される。
【0021】これにより、参照符号Kで示すように、熱
ローラ11の温度は、定着温度へと速やかに上昇してい
く。熱ローラ11の温度が定着温度に近づくと、サーミ
スタ14の検出温度の定着温度に対する偏差が小さくな
るので、参照符号Hで示すように、高周波出力がリニア
に(すなわち、無段階に)減少する。これによって、参
照符号Jで示すように、熱ローラ11の温度はオーバー
シュートを生じることなく定着温度へと収束する。
ローラ11の温度は、定着温度へと速やかに上昇してい
く。熱ローラ11の温度が定着温度に近づくと、サーミ
スタ14の検出温度の定着温度に対する偏差が小さくな
るので、参照符号Hで示すように、高周波出力がリニア
に(すなわち、無段階に)減少する。これによって、参
照符号Jで示すように、熱ローラ11の温度はオーバー
シュートを生じることなく定着温度へと収束する。
【0022】この後は、サーミスタ14の検出温度と定
着温度との偏差がほぼ零の状態となるので、ドライブ波
形発生回路22は、出力をオン/オフする。これによ
り、高周波出力は0Wと300Wとの間で交互に切り換
えられることになる。このような小さな出力の高周波電
力のオン/オフによってフリッカノイズが生じることは
なく、また、熱ローラ11の温度にオーバーシュートが
生じることもない。異常検出回路20は、たとえば、誘
導加熱コイル13のコイルダメージ、熱ローラ11の交
換ミス(たとえば、鉄製の熱ローラ11に交換された場
合はよいが、アルミニウム製の熱ローラに交換された場
合には誘導加熱ができない。)等の原因で、ドライブ波
形発生回路22のIGBT(Insulated Gate Bipolar Tr
ansistor)等の素子が温度上昇した場合に、これを検出
して、ドライブ波形発生回路22を自動停止させる。そ
れとともに、異常検出回路20は、異常の発生を、フォ
トカプラ19を介して制御部17に通知する。
着温度との偏差がほぼ零の状態となるので、ドライブ波
形発生回路22は、出力をオン/オフする。これによ
り、高周波出力は0Wと300Wとの間で交互に切り換
えられることになる。このような小さな出力の高周波電
力のオン/オフによってフリッカノイズが生じることは
なく、また、熱ローラ11の温度にオーバーシュートが
生じることもない。異常検出回路20は、たとえば、誘
導加熱コイル13のコイルダメージ、熱ローラ11の交
換ミス(たとえば、鉄製の熱ローラ11に交換された場
合はよいが、アルミニウム製の熱ローラに交換された場
合には誘導加熱ができない。)等の原因で、ドライブ波
形発生回路22のIGBT(Insulated Gate Bipolar Tr
ansistor)等の素子が温度上昇した場合に、これを検出
して、ドライブ波形発生回路22を自動停止させる。そ
れとともに、異常検出回路20は、異常の発生を、フォ
トカプラ19を介して制御部17に通知する。
【0023】制御部17は、この異常発生通知を受け
て、たとえば画像形成装置の本体に設けられた操作パネ
ルの表示部25に、異常発生を通知するためのメッセー
ジを出力する。むろん、メッセージの出力に代えて、画
像形成装置の本体に設けられたLED(発光ダイオー
ド)等の表示灯を駆動して、点灯または点滅させること
としてもよい。以上のように、この実施形態によれば、
サーミスタ14の出力信号を制御部17に入力してフィ
ードバック制御を行うのではなく、サーミスタ14の出
力信号を高周波電源基板15に入力し、高周波電源基板
15側で、誘導加熱コイル13への高周波電力の印加を
フィードバック制御するようにしている。これにより、
制御部17と高周波電源基板15との間におけるデータ
転送に依存せずに、高周波電源基板15の内部処理によ
って、高周波出力を多段階または無段階に可変制御する
ことができる。したがって、コストの増加を招くことな
く、熱ローラ11の温度を良好に制御することができ、
熱ローラ11の温度変化にオーバーシュートが生じるこ
とがない。しかも、従来のように、大電力(たとえば1
000W)のオン/オフが行われることがないので、大
きなフリッカノイズが生じることもない。
て、たとえば画像形成装置の本体に設けられた操作パネ
ルの表示部25に、異常発生を通知するためのメッセー
ジを出力する。むろん、メッセージの出力に代えて、画
像形成装置の本体に設けられたLED(発光ダイオー
ド)等の表示灯を駆動して、点灯または点滅させること
としてもよい。以上のように、この実施形態によれば、
サーミスタ14の出力信号を制御部17に入力してフィ
ードバック制御を行うのではなく、サーミスタ14の出
力信号を高周波電源基板15に入力し、高周波電源基板
15側で、誘導加熱コイル13への高周波電力の印加を
フィードバック制御するようにしている。これにより、
制御部17と高周波電源基板15との間におけるデータ
転送に依存せずに、高周波電源基板15の内部処理によ
って、高周波出力を多段階または無段階に可変制御する
ことができる。したがって、コストの増加を招くことな
く、熱ローラ11の温度を良好に制御することができ、
熱ローラ11の温度変化にオーバーシュートが生じるこ
とがない。しかも、従来のように、大電力(たとえば1
000W)のオン/オフが行われることがないので、大
きなフリッカノイズが生じることもない。
【0024】以上、この発明の一実施形態について説明
したが、この発明は他の形態で実施することもできる。
たとえば、上記の実施形態では、この発明がディジタル
複写機に適用された例について説明したが、この発明は
アナログ複写機にも適用でき、画像読取部を有しないレ
ーザビームプリンタ等に適用することもできる。その
他、ファクシミリ装置等、電子写真方式を利用した画像
形成装置に広く適用することができる。
したが、この発明は他の形態で実施することもできる。
たとえば、上記の実施形態では、この発明がディジタル
複写機に適用された例について説明したが、この発明は
アナログ複写機にも適用でき、画像読取部を有しないレ
ーザビームプリンタ等に適用することもできる。その
他、ファクシミリ装置等、電子写真方式を利用した画像
形成装置に広く適用することができる。
【0025】これらの他、特許請求の範囲に記載された
事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図1】この発明の一実施形態に係る定着装置が適用さ
れた画像形成装置の内部構成を示す図解的な断面図であ
る。
れた画像形成装置の内部構成を示す図解的な断面図であ
る。
【図2】上記定着装置の熱ローラを加熱するための電気
的構成を示すブロック図である。
的構成を示すブロック図である。
【図3】熱ローラに高周波電力を与える高周波電源基板
の高周波出力と、熱ローラの温度の定着温度に対する偏
差との関係を示す図である。
の高周波出力と、熱ローラの温度の定着温度に対する偏
差との関係を示す図である。
【図4】高周波電源基板の高周波出力の時間変化と、熱
ローラの温度の時間変化とを示す図である。
ローラの温度の時間変化とを示す図である。
【図5】熱ローラの誘導加熱のための従来技術に係る電
気的構成を示すブロック図である。
気的構成を示すブロック図である。
【図6】上記従来技術における高周波電源基板の出力の
時間変化と、熱ローラの温度変化とを示す図である。
時間変化と、熱ローラの温度変化とを示す図である。
1 画像形成装置 2 メインチャージャ 3 感光体 4 レーザスキャンユニット 5 現像装置 6 転写装置 7 記録用紙 8 定着装置 9 排出ローラ対 11 熱ローラ 12 圧ローラ 13 誘導加熱コイル 14 サーミスタ 15 高周波電源基板 16 ライン 17 制御部 18 フォトカプラ 19 フォトカプラ 20 異常検出回路 21 フィードバック制御回路 21a 基準電圧発生回路 22 ドライブ波形発生回路 25 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 AA21 AA41 AA42 BA25 BA32 BA34 BB18 BE06 CA06 CA07 CA34 CA46 CA48 3K059 AA08 AA15 AB19 AB20 AC42 AC54 AD15 AD35 BD02 BD24 CD03 CD09 CD10 CD37 CD39 CD64 CD66
Claims (3)
- 【請求項1】記録シート上の未定着トナー像を記録シー
トに定着させるための定着ローラと、 この定着ローラを誘導加熱するための誘導加熱コイル
と、 上記定着ローラの温度を検出する温度検出手段と、 上記誘導加熱コイルに高周波電力を供給し、この高周波
電力の出力を上記温度検出手段の出力信号に基づいてフ
ィードバック制御する高周波電源部と、 この高周波電源部を作動状態とするか非作動状態とする
かを制御するための制御信号を出力する制御部とを含む
ことを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】上記高周波電源部が、異常を検出して当該
高周波電源部を自動停止させる異常検出回路を含むこと
を特徴とする請求項1記載の定着装置。 - 【請求項3】上記異常検出回路が異常を検出したことに
応答して、当該異常の発生を上記制御部に通知する手段
をさらに含むことを特徴とする請求項2記載の定着装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001022072A JP2002229377A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001022072A JP2002229377A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002229377A true JP2002229377A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18887530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001022072A Pending JP2002229377A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002229377A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8005389B2 (en) | 2008-04-11 | 2011-08-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Fixing device and temperature control method therefor |
US8373893B2 (en) | 2006-12-05 | 2013-02-12 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus, control device, computer readable medium and computer data signal |
-
2001
- 2001-01-30 JP JP2001022072A patent/JP2002229377A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8373893B2 (en) | 2006-12-05 | 2013-02-12 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus, control device, computer readable medium and computer data signal |
US8005389B2 (en) | 2008-04-11 | 2011-08-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Fixing device and temperature control method therefor |
US8224203B2 (en) | 2008-04-11 | 2012-07-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Fixing device and temperature control method therefor |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040305 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040407 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040810 |