JP2002229347A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002229347A
JP2002229347A JP2001022488A JP2001022488A JP2002229347A JP 2002229347 A JP2002229347 A JP 2002229347A JP 2001022488 A JP2001022488 A JP 2001022488A JP 2001022488 A JP2001022488 A JP 2001022488A JP 2002229347 A JP2002229347 A JP 2002229347A
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paper dust
transfer
image forming
toner
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JP2001022488A
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English (en)
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Naonori Shikayama
直則 鹿山
Tomio Noguchi
富生 野口
Hiroshi Sawanaka
啓 澤中
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体内に紙粉や残トナーを飛散させるこ
となく、これらを簡単にしかも確実に除去する。 【解決手段】 転写ローラユニット21を構成する転写
ローラホルダー22に紙粉受け22a、トナー受け22
bを設ける。また、転写ローラユニット21の転写前ガ
イド24の奥側の端部に紙粉除去部材31を取り付け
る。装置本体1の前フレーム1aにトナー除去部材34
を取り付ける。装置本体1から転写ローラユニット21
を矢印C方向に取り出す際、紙粉除去部材31は、転写
ローラ8の紙粉を除去する弾性部材30に摺擦されて、
弾性部材30に蓄積されている紙粉Kを弾性部材30の
端部から、下方の紙粉受け22a内に落下させる。ま
た、トナー除去部材34は、転写前ガイド24の上面に
摺擦されて、そこに蓄積されていた残トナーTを転写前
ガイド24の端部から、下方のトナー受け22b内に落
下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、複写機、
レーザビームプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の画像形成装置の一例とし
て、レーザビームプリンタの概略構成を示す縦断面図で
ある。
【0003】同図に示すレーザビームプリンタ(以下
「画像形成装置」という。)においては、感光ドラム
(像担持体)7と一次帯電器9と現像器11とはカート
リッジ容器に一体的に組み込まれてプロセスカートリッ
ジPを構成している。このプロセスカートリッジPは、
画像形成装置本体(以下単に「装置本体」という。)1
に対してその前面側から着脱できるようになっている。
すなわち、装置本体1に設けた前カバー(不図示)を開
放して、手前側に引き出すことで装置本体1から取り出
し、また逆に奥側に押し入れることで装置本体1に装着
できるようになっている。
【0004】感光ドラム7に下方から当接するように配
置された転写ローラ8は、図9(斜視図)に示すよう
に、これを回転自在に支持する転写ローラホルダー22
等とともに転写ローラユニット21を構成している。こ
の転写ローラユニット21も、装置本体1に対して、上
述のプロセスカートリッジPと同方向に着脱可能となっ
ている。
【0005】次にシート搬送装置について、図8を参照
して詳しく説明する。
【0006】給紙カセット2から給紙ローラ3によって
送られたシート材Sは、シートガイド4にガイドされ、
回転を停止させているレジストローラ対5、6のニップ
部へと送り込まれる。レジストローラ対5、6は圧がか
けられており、シート材Sの先端がレジストローラ対
5、6のニップ部へ送り込まれたときにニップ部の入り
口でシート材Sの搬送を停止させ、ループを形成させ
る。レジストローラ対5、6が再び回転しはじめること
により、シート材Sは転写前ガイド24によってガイド
され、感光ドラム7と転写ローラ8とにより形成される
転写ニップ部へと送り込まれる。その際、シート材S表
面に付着している紙粉をそのままにしてシート材Sを転
写ニップ部に送ると、シート材Sに転写されるトナー像
に悪影響を及ぼす。
【0007】そこで、レジスト上ローラ5に弾性部材3
0を当接させて、レジスト上ローラ5に付着している紙
粉を除去するようにしている。これにより、シート材S
表面の紙粉は、転写ニップ部に送られる前に、除去する
ことができる。
【0008】なお、図8、図9の符号のうち説明してな
いものは、後に、図1、図2において説明するものとす
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術によると、以下に述べるような問題があった。
【0010】画像形成装置の高画質化、及びインターネ
ットの普及等に伴う大量印刷(大量の画像形成)が一般
的になっていた。大量のシート材Sが印刷されるに伴
い、大量のシート材Sがレジストローラ対5、6のニッ
プ部を通過する。その際、シート材Sの印刷面に付着し
ている紙粉は、レジスト上ローラ5に付着する。レジス
ト上ローラ5に付着した紙粉は、弾性部材30によって
掻き取られる。掻き取られた紙粉は、弾性部材30の上
面に蓄積される。そして、蓄積された大量の紙粉をその
まま放置した場合、弾性部材30とレジスト上ローラ5
との隙間から漏れ、再びレジ上ローラ5に付着しさらに
レジスト上ローラ5からシート材Sに付着するおそれが
あった。
【0011】また大量のシート材Sが感光ドラム7と転
写ローラ8との間の転写ニップ部を通過し、シート材S
に感光ドラム7上のトナー像が転写ローラ8により転写
される際、シート材Sに転写されずに飛散したトナーは
転写前ガイド24の上面に大量に蓄積される。そして、
大量に蓄積されたトナー(以下「残トナー」という。)
をそのまま放置した場合、この残トナーはシート材Sに
付着するおそれがあった。
【0012】このようにして装置本体1内部の紙粉や残
トナーは、放置しておくとシート材Sの印刷面やその反
対面に再び付着して画質を低下させたりシート材Sを汚
したりしてしまう。また、紙粉や残トナーが除電針23
に付着すると、転写後の除電工程における除電性能を著
しく低下させることになり、印字性能に影響を与える場
合がある。さらに、放置しておくと感光ドラム7や転写
ローラ8の表面を傷つけたり、電気接点部の導通不良を
起したりし、装置本体1の寿命に短くするおそれもあ
る。
【0013】このため、従来は、専用の清掃部材を付属
部材として装置本体1に備え、清掃者が適宜に清掃する
ようにしていた。ところが、従来の清掃部材では清掃時
に紙粉や残トナーが飛散して装置本体1内部がさらに汚
れたり、清掃者の手や服を汚してしまったりすることが
あった。つまり、清掃者の手や服を汚すことなく、また
紙粉や残トナーの装置本体1内の飛散を招くことなく、
弾性部材30や転写前ガイド24に付着した紙粉や残ト
ナーを簡単にしかも確実に除去することが困難であると
いう問題があった。
【0014】そこで、本発明は、弾性部材や転写前ガイ
ドに付着した紙粉や残トナーを、清掃者の手や衣服を汚
すことなく、また装置本体内に飛散させることなく、簡
単にしかも確実に除去することのできる画像形成装置を
提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1に係る本発明は、像担持体上に形成された
トナー像をシート材に転写する転写ローラと前記転写ロ
ーラを回転自在に支持する転写ローラホルダーとを有
し、画像形成装置本体に対して前記転写ローラの軸方向
に着脱自在な転写ローラユニットと、前記像担持体と前
記転写ローラとの間にシート材を供給するローラ部材
と、前記ローラ部材に当接されて前記ローラ部材に付着
された紙粉を取り除く紙粉取り部材と、を備えた画像形
成装置において、前記転写ローラユニット側に取り付け
られた紙粉除去部材を備え、前記紙粉除去部材は、画像
形成装置本体からの前記転写ローラユニットの取出し動
作に伴って前記紙粉取り部材の紙粉蓄積面に摺擦されて
前記紙粉蓄積面上の紙粉を除去する、ことを特徴とす
る。
【0016】請求項2に係る本発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、前記転写ローラホルダーは、
前記転写ローラユニットの取り出し動作に伴って前記紙
粉除去部材が前記紙粉取り部材から除去して落下させた
紙粉を受け止める紙粉受けを有する、ことを特徴とす
る。
【0017】請求項3に係る本発明は、請求項1又は2
に記載の画像形成装置において、前記紙粉除去部材は、
前記紙粉蓄積面に当接する部分に、繊維状のブラシを有
する、ことを特徴とする。
【0018】請求項4に係る本発明は、像担持体上に形
成されたトナー像をシート材に転写する転写ローラと前
記転写ローラを回転自在に支持する転写ローラホルダー
と前記転写ローラにシート材を導く転写前ガイドとを有
し、画像形成装置本体に対して前記転写ローラの軸方向
に着脱自在な転写ローラユニットを備える画像形成装置
において、前記画像形成装置本体側に取り付けられたト
ナー除去部材を備え、前記トナー除去部材は、画像形成
装置本体からの前記転写ローラユニットの取出し動作に
伴って前記転写前ガイドに摺擦されて前記転写前ガイド
上の残トナーを除去する、ことを特徴とする。
【0019】請求項5に係る本発明は、請求項4に記載
の画像形成装置において、前記転写ローラホルダーは、
前記転写ローラユニットの取り出し動作に伴って前記ト
ナー除去部材が前記転写前ガイドから除去して落下させ
た残トナーを受け止めるトナー受けを有する、ことを特
徴とする。
【0020】請求項6に係る本発明は、請求項4又は5
に記載の画像形成装置において、前記紙粉除去部材は、
前記転写前ガイドに当接する部分に、繊維状のブラシを
有する、ことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0022】〈実施の形態1〉図1に、本発明に係る画
像形成装置の一例を示す。同図に示す画像形成装置は、
レーザビームプリンタであり、同図はその概略構成を示
す縦断面図である。
【0023】同図において、レーザビームプリンタ(以
下「画像形成装置」という。)の画像形成装置本体(以
下単に「装置本体」という。)1の下部には、装置本体
に対して着脱自在な給紙カセット2が装着されている。
給紙カセット2内に積載収納されたシート材Sは、同図
の反時計回りに回転する給紙ローラ3によって給送さ
れ、シートガイド4に沿って、レジストローラ対5、6
に送られる。シート材Sは、その先端を停止中のレジス
トローラ対5、6(以下、必要に応じて「レジスト上ロ
ーラ(ローラ部材)5、レジスト下ローラ6」とい
う。)のニップ部に突き当ててループを形成し斜行が補
正された後、レジストローラ対5、6が所定のタイミン
グで回転することにより、感光ドラム(像担持体)7と
転写ローラ8との間の転写ニップ部に送られる。
【0024】一方、同図中の時計回りに回転している感
光ドラム7は、その表面が一次帯電器9によって均一に
帯電された後、レーザスキャナ10からのレーザ光の照
射によって静電潜像が順次形成される。感光ドラム7上
に形成された静電潜像は、現像器11で現像されてトナ
ー像として顕像化される。このトナー像は、感光ドラム
7と転写ローラ8との間の転写ニップ部に送られるシー
ト材Sに、転写ローラ8によって順次に転写される。こ
のようにしてトナー像が転写されたシート材Sは、搬送
ガイド12によって定着器13に導かれ、ここで加熱、
加圧を受けて、表面にトナー像が定着される。定着後の
シート材Sは、搬送ローラ対14により排紙ローラ対1
5へ送られ、排紙ローラ対15によって装置本体1上面
の排紙トレイ16上に画像面を下方に向けた、いわゆる
フェースダウンで排出される。なお、トナー像定着後の
シート材Sは、搬送切替ガイド17を切り替えることに
より、他の排紙ローラ対18を介して、画像面を上方に
向けた、いわゆるフェースアップで装置本体1の側方に
排紙することもできる。
【0025】上述の画像形成装置において、感光ドラム
7と一次帯電器9と現像器11とはカートリッジ容器に
一体的に組み込まれてプロセスカートリッジPを構成し
ている。また定着器13も定着ユニット19を構成して
いる。これらプロセスカートリッジP、定着ユニット1
9、そして給紙ローラ3や転写ローラ8等は消耗部品で
あり、画像形成装置全体が寿命に達する前に、何回かの
交換を行うことが必要となる。このうち定着ユニット1
9は、排紙カバー20を矢印A方向に開放した状態で装
置本体1に対して同図中の左右方向から着脱する。一
方、プロセスカートリッジPは、装置本体1前面の前カ
バー35を開放した状態で同図の手前方向に引き抜いて
取り出し、また逆に奥方向に押し込んで装着する。同様
に給紙ローラ3も給紙カセット2を外した状態で装置本
体1手前側から交換することが可能に構成されている。
【0026】また、転写ローラ8は、図2(斜視図)に
示すように、これを保持する転写ローラホルダー22と
ともに転写ローラユニット21を構成している。この転
写ローラユニット21は、上述のプロセスカートリッジ
Pと同様、装置本体1前面の前カバー35を開けた状態
で図1中の手前方向に引き抜いて取り出し、また逆に奥
方向に押し込んで装着するようになっている。
【0027】図4に、図1の転写ローラユニット21近
傍の拡大図を示す。同図に示すように、シート材Pの搬
送方向に沿っての、転写ローラユニット21のすぐ上流
側には、上述のレジストローラ対5、6が配設されてお
り、このうちレジスト上ローラ5には斜め上方からシー
ト状の弾性部材(紙粉取り部材)30が当接されてい
る。この弾性部材30は、装置本体1の手前側から奥側
にかけて、すなわちレジスト上ローラ5の長手方向(軸
方向)の一方の端部から他方の端部までのほぼ全体にわ
たって配設されている。
【0028】この弾性部材30は、レジスト上ローラ5
に付着した紙粉を除去するものである。給紙カセット2
から給紙ローラ3によって給送され、シートガイド4に
沿って搬送されたシート材Sは、回転が停止されている
レジストローラ対5、6のニップ部へと送り込まれる。
レジストローラ対5、6は圧がかけられており、シート
材Sは、その先端がレジストローラ対5、6のニップ部
へ送り込まれたときにニップ部の入り口で搬送が停止さ
れてループを形成する。これにより、シート材Sは、斜
行が防止される。その後、シート材Sは、感光ドラム7
上のトナー像とタイミングを合わせるようにしてレジス
トローラ対5、6が再度回転することにより、転写ロー
ラユニット21の転写前ガイド24にガイドされて、感
光ドラム7と転写ローラ8との間の転写ニップ部へと送
り込まれる。シート材Sの印刷面(画像形成面:感光ド
ラム7側の面)に付着している紙粉は、シート材Sがレ
ジストローラ対5、6のニップ部を通過するときに、レ
ジスト上ローラ5に付着する。レジスト上ローラ5に付
着した紙粉Kは、弾性部材30によって掻き取られ、弾
性部材30の上面に蓄積される。
【0029】また、感光ドラム7のトナー像が転写ロー
ラ8によってシート材Sに転写される際、一部のトナー
は、シート材Sに転写されないで飛散し、転写前ガイド
24上に残トナーTとして蓄積される。
【0030】本発明においては、このような紙粉Aや残
トナーBを、以下のようにして、清掃者の手や衣服を汚
すことなく、簡単にしかも確実に除去するようにしたこ
とを特徴としている。
【0031】次に、転写ローラユニット21の詳細につ
いて図2(斜視図)及び図3(図2のY−Y線矢視図)
を参照して説明する。転写ローラホルダー22には、転
写ローラ8、除電針23、転写前ガイド24、転写ロー
ラ軸受け25、転写ローラギヤ26が設けられている。
このうち転写ローラ8は、その長手方向の一方の端部に
転写ローラギヤ26が固定されるとともに、両端部が一
対の転写ローラ軸受け25によって回転自在に支持され
ている。これにより、感光ドラム7の回転が、転写ロー
ラギヤ26を介して転写ローラ8に伝達されるようにな
っている。転写ローラホルダー22は、その一部が上流
側に延長されて、皿状の紙粉受け22aを構成してい
る。紙粉受け22aは、ほぼレジストローラ対5、6の
下方に配置されるとともに、図7を参照して後述するよ
うに、転写ローラユニット21に取り付けられた紙粉除
去部材31によって弾性部材30の紙粉蓄積面30a
(上面)の紙粉Kが落下した際にこれを下方から受け止
めることができるような大きさ、及び形状に形成されて
いる。さらに、転写ローラホルダー22には、この紙粉
受け22aと連続するようにしてトナー受け22bが形
成されている。このトナー受け22bは、図7を参照し
て後述するように、トナー除去部材34によって除去さ
れた転写前ガイド24の上面24aのトナー落下した際
にこれを下方から受け止めることができるような大き
さ、及び形状に形成されている。具体的には、転写前ガ
イド24の長手方向の端部よりもさらに外側に延びるよ
うに構成されている。
【0032】また、転写ローラホルダー22の手前側に
は把手27が設けられており、この把手27には転写ロ
ーラユニット21自体を装置本体1に固定するための爪
28が設けられている。転写ローラユニット21を装置
本体1から取り出す際には、爪28と一体の解除部28
aを押し下げることで装置本体1に対する爪28のロッ
クが解除されるので、その後、把手27を握って手前に
引くことで、転写ローラユニット21全体を引き出すこ
とができる。
【0033】さらに、上述の転写前ガイド24は最上流
側にほぼ垂直にたった起立部24aが形成されており、
この起立部24aには、紙粉除去部材31が取付けられ
ている。
【0034】紙粉除去部材31は、ステー32と、清掃
部材33とを備えており、上述の転写前ガイド24の起
立部24aにおける、奥側の端部に取り付けられてい
る。このうちステー32は、台形状に屈曲されて基端部
32aと中間部32bと先端部32cとが設けられてい
る。基端部32aは、レジスト上ローラ5のすぐ前方に
位置する転写前ガイド24の起立部24aに固定され、
中間部32bと先端部32とがレジスト上ローラ5の上
半分を覆うように配置されている。また、先端部32c
は上述の弾性部材30における下流側の部分とオーバー
ラップする位置に配置されている。上述の清掃部材33
は、この先端部32cの下面に固定されており、ステー
32のばね力によって弾性部材30の紙粉蓄積面30a
に軽く押圧されている。清掃部材33としては、例え
ば、繊維状のブラシを使用することができる。この紙粉
除去部材31は、上述のように、転写前ガイド24にお
ける奥側の端部に取付けられているので、転写ローラユ
ニット21を装置本体1から引き抜く際には、弾性部材
30の上面を奥側から手前側にかけて順次摺擦するよう
になっている。
【0035】また、図1のX−X線矢視図である図5に
示すように、装置本体1を構成するフレームの内の手前
側に位置する部分(以下「前フレーム」という。)1a
には、トナー除去部材34が取り付けられている。トナ
ー除去部材34は、例えば、繊維状ブラシによって形成
されている。このトナー除去部材34は、上述の転写ロ
ーラユニット21を装置本体1から引き抜く際に、転写
前ガイド24の上面24bに軽く接触するような位置に
取り付けられている。したがって、転写ローラユニット
21を装置本体1から引き抜く際には、転写前ガイド2
4は、その上面が手前側から奥側にかけて順次にトナー
除去部材34に摺擦するようになっている。
【0036】次に、図5、図6、図7を参照して、上述
構成の紙粉除去部材31、トナー除去部材34の動作、
すなわち転写ローラユニット21を装置本体1から取り
外す際の動作について説明する。なお、図7は、転写ロ
ーラユニット21、弾性部材30、紙粉除去部材31、
トナー除去部材34等を上方から見た図である。ただし
同図においては、不要な部材は省略している。
【0037】転写ローラユニット21が、装置本体1に
装着された状態においては、転写ローラユニット21に
取り付けられた紙粉除去部材31は、弾性部材30の奥
側の端部に適宜な押圧力をもって当接されている。ま
た、装置本体1の前フレーム1aに取り付けられたトナ
ー除去部材34は、転写ローラユニット21を装置本体
1から取り出すときの転写前ガイド24の上面の移動経
路中にわずかに入り込むように配置されている。
【0038】転写ローラ8を定期交換したり、装置本体
1内部を清掃したりするために、転写ローラユニット2
1を取り外す場合、まず、図6に示すように、前カバー
35を支点35aを中心として矢印B方向に回転させて
装置本体1の前面を開放する。つづいて、プロセスカー
トリッジPを手前側(図6の矢印C方向)に少し引くこ
とで、装置本体1のガイド部材1bに沿って斜め上方に
少し引き上げて、感光ドラム7を転写ローラ8から離間
させて上方に退避させる。この状態で、転写ローラユニ
ット21を手前側(矢印C方向)に引っ張って、その長
手方向(転写ローラ8の軸方向)に沿ってスライドさせ
る。
【0039】この際、転写ローラユニット21と一体の
紙粉除去部材31は、弾性部材30の紙粉蓄積面30a
に当接しながら矢印C方向に移動するので、弾性部材3
0の上面に蓄積されていた紙粉Kは、この紙粉除去部材
30によって徐々に手前側の端部に向けて移動され、最
終的には端部から外れて下方に落下し、転写ローラユニ
ット21の紙粉受け22aによって受け止められる。一
方、装置本体1の前フレーム1aと一体のトナー除去部
材34は、転写ローラユニット21の矢印C方向の移動
に伴って、転写前ガイド24の上面24aに当接しなが
ら矢印D方向に相対移動するので、転写前ガイド24の
上面24aに蓄積されていたトナーTは、このトナー除
去部材34によって徐々に転写前ガイド24の奥側に向
けて移動され、最終的には転写前ガイド24の端部から
外れて下方に落下し、転写ローラユニット21のトナー
受け22bによって受け止められる。
【0040】このように、転写ローラユニット21に紙
粉除去部材31を設け、また装置本体1にトナー除去部
材34を設けたので、装置本体1から転写ローラユニッ
ト21を取り出す際にスライド動作に連動して、紙粉除
去部材31によって弾性部材30上の紙粉Kを、またト
ナー除去部材34によって転写前ガイド24上のトナー
Tをそれぞれ除去して紙粉受け22a、トナー受け22
b上に回収することができる。したがって、清掃者の手
や衣服を汚すことなく、また装置本体1内に飛散させる
ことなく、紙粉KやトナーTを簡単にしかも確実に除去
することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
装置本体から転写ローラユニットを引き出すことによ
り、転写ローラユニットと一体の紙粉除去部材が、紙粉
取り部材に摺擦されて紙粉取り部材に蓄積されている紙
粉を除去することができるので、清掃者の手や衣服を汚
すことなく、また装置本体内に紙粉を飛散させることな
く、紙粉を簡単にしかも確実に除去することができる。
【0042】また、装置本体から転写ローラユニットを
引き出すことにより、装置本体と一体のトナー除去部材
が、転写前ガイドに摺擦されて転写前ガイドに蓄積され
ているトナーを除去することができるので、清掃者の手
や衣服を汚すことなく、また装置本体内にトナーを飛散
させることなく、トナーを簡単にしかも確実に除去する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す縦
断面図である。
【図2】転写ローラユニットの斜視図である。
【図3】図2のY−Y線矢視図である。
【図4】転写ローラユニット近傍の拡大縦断面図であ
る。
【図5】装置本体に転写ローラユニットが装着された状
態における、図1のX−X線矢視図である。
【図6】装置本体から転写ローラユニットが取り出され
る途中における、図1のX−X線矢視図である。
【図7】転写ローラユニット、弾性部材、紙粉除去部
材、トナー除去部材等を上方から見た拡大図である。
【図8】従来の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図
である。
【図9】従来の転写ローラユニットの斜視図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体(装置本体) 5 ローラ部材(レジスト上ローラ) 7 像担持体(感光ドラム) 8 転写ローラ 21 転写ローラユニット 22 転写ローラホルダー 22a 紙粉受け 22b トナー受け 24 転写前ガイド 30 紙粉取り部材(弾性部材) 31 紙粉除去部材 31a 紙粉蓄積面 33 繊維状のブラシ(清掃部材) 34 トナー除去部材 K 紙粉 S シート材 T 残トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤中 啓 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H032 AA05 BA19 BA23 BA30 2H071 AA31 BA03 BA13 BA35 DA09 DA23 EA06 EA10 3F101 FA00 FB04 FD05 FE15 LA07 LB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成されたトナー像をシー
    ト材に転写する転写ローラと前記転写ローラを回転自在
    に支持する転写ローラホルダーとを有し、画像形成装置
    本体に対して前記転写ローラの軸方向に着脱自在な転写
    ローラユニットと、前記像担持体と前記転写ローラとの
    間にシート材を供給するローラ部材と、前記ローラ部材
    に当接されて前記ローラ部材に付着された紙粉を取り除
    く紙粉取り部材と、を備えた画像形成装置において、 前記転写ローラユニット側に取り付けられた紙粉除去部
    材を備え、 前記紙粉除去部材は、画像形成装置本体からの前記転写
    ローラユニットの取出し動作に伴って前記紙粉取り部材
    の紙粉蓄積面に摺擦されて前記紙粉蓄積面上の紙粉を除
    去する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写ローラホルダーは、前記転写ロ
    ーラユニットの取り出し動作に伴って前記紙粉除去部材
    が前記紙粉取り部材から除去して落下させた紙粉を受け
    止める紙粉受けを有する、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記紙粉除去部材は、前記紙粉蓄積面に
    当接する部分に、繊維状のブラシを有する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 像担持体上に形成されたトナー像をシー
    ト材に転写する転写ローラと前記転写ローラを回転自在
    に支持する転写ローラホルダーと前記転写ローラにシー
    ト材を導く転写前ガイドとを有し、画像形成装置本体に
    対して前記転写ローラの軸方向に着脱自在な転写ローラ
    ユニットを備える画像形成装置において、 前記画像形成装置本体側に取り付けられたトナー除去部
    材を備え、 前記トナー除去部材は、画像形成装置本体からの前記転
    写ローラユニットの取出し動作に伴って前記転写前ガイ
    ドに摺擦されて前記転写前ガイド上の残トナーを除去す
    る、 ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記転写ローラホルダーは、前記転写ロ
    ーラユニットの取り出し動作に伴って前記トナー除去部
    材が前記転写前ガイドから除去して落下させた残トナー
    を受け止めるトナー受けを有する、 ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記紙粉除去部材は、前記転写前ガイド
    に当接する部分に、繊維状のブラシを有する、 ことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10241435B1 (en) * 2017-09-25 2019-03-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus having a main body, attaching/detaching section, uneven part, and cleaning member

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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