JP2002228870A - 光軸合わせ装置および光軸合わせ方法 - Google Patents

光軸合わせ装置および光軸合わせ方法

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JP2002228870A JP2001026644A JP2001026644A JP2002228870A JP 2002228870 A JP2002228870 A JP 2002228870A JP 2001026644 A JP2001026644 A JP 2001026644A JP 2001026644 A JP2001026644 A JP 2001026644A JP 2002228870 A JP2002228870 A JP 2002228870A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学部品の面合わせを簡単な機構を用いて容
易に行うことができ、また、光学部品を面合わせした状
態で光軸合わせを行うことができる光軸合わせ装置と光
軸合わせ方法を提供する。 【解決手段】 光軸合わせ装置10は、光学部品14を
把持するチャック13と、光学部品15を把持するチャ
ック16と、光学部品14と光学部品15との間に所定
の摩擦力が生ずるようにチャック13を押圧する押圧機
構と、アクチュエータ18A〜18Dを有する。アクチ
ュエータ18A〜18Dはそれぞれ圧電素子51bを有
し、圧電素子51bの急峻な伸縮によって発生する衝撃
的な慣性力を光学部品14・15の光軸が合うように光
学部品14・15の一方に加えて光軸合わせを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバーや光
学レンズ等の光学部品の光軸合わせに用いられる光軸合
わせ装置と光軸合わせ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバーを用いた通信技術が
広く普及しつつある。ここで、光ファイバーを用いた長
距離信号伝送を行うためには、光ファイバーどうしの接
合損失が小さくなるように、光ファイバー部品の光軸合
わせを行って光ファイバー部品どうしを溶接等して連結
する必要がある。
【0003】このような光ファイバー部品の光軸合わ
せ、例えば、2個の光ファイバー部品の光軸合わせは、
モータ駆動型で多自由度を有するステージの先端に各フ
ァイバー部品を固定し、このステージを移動させること
で2個の光ファイバー部品の光軸合わせを行う。具体的
には、2個の光ファイバー部品を所定の微小間隔ほど離
隔して、2個の光ファイバー部品を通過する光量を測定
しながらステージの片方または両方を移動し、2個の光
ファイバー部品を通過する光量が最大となる位置を探索
してその位置において2個の光ファイバー部品を面合わ
せして溶接等し、2個の光ファイバー部品を固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな光軸合わせ方法を用いた場合には、光ファイバー部
品どうしを離隔した状態で光軸合わせを行い、その後に
面合わせを行うために、光ファイバー部品を移動させる
際に微小な位置ずれを起こす可能性があり、光ファイバ
ー部品間の接合損失を最小限に抑えることは困難であ
る。このため、光ファイバー部品の光軸合わせは、光フ
ァイバー部品どうしを面合わせした状態で行うことが好
ましいが、従来の光軸合わせ装置では、面合わせされて
面摩擦が存在している2個の光ファイバー部品を一定の
力で相対移動させようとすると、接触面の間にスティッ
クスリップ現象が発生して、光ファイバー部品を安定し
て微小移動させることが困難であった。
【0005】また、従来の光軸合わせ装置では、光ファ
イバー部品の接合面が傾いていた場合には、接合面どう
しが確実に面合わせされるように光ファイバー部品の角
度を変化させなければならないが、このような角度調節
機構は接合面の角度を微細に調節できることが必要であ
り、このため角度調節機構の構造が複雑となって光軸合
わせ装置が大型化する問題がある。また、この場合に
は、光軸合わせ装置自体も高価なものとなる。
【0006】本発明はこのような従来技術が有する問題
点に鑑みてなされたものであり、光学部品の面合わせを
簡単な機構を用いて容易に行うことができ、また、光学
部品を面合わせした状態で光軸合わせを行うことができ
る光軸合わせ装置と光軸合わせ方法を提供することを目
的とする。また、本発明は、安価な光軸合わせ装置を提
供することを目的とする。さらに、本発明は、光学部品
間の溶接等による接合を容易に行うことができる光軸合
わせ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、圧電素子の急峻な伸縮によって発生する衝撃的な慣
性力を用いた光軸合わせ装置であって、第1の光学部品
を把持する第1の把持手段と、前記第1の光学部品と当
接する第2の光学部品を把持する第2の把持手段と、前
記第1の光学部品と前記第2の光学部品との間に所定の
摩擦力が生ずるように前記第1の把持手段を押圧する押
圧機構と、圧電素子を有し、前記圧電素子の急峻な伸縮
によって発生する衝撃的な慣性力を利用して前記第1の
光学部品と前記第2の光学部品の光軸が合うように前記
第1の光学部品と前記第2の光学部品と前記第1の把持
手段と前記第2の把持手段の少なくとも1つを打叩対象
として打叩するアクチュエータと、を具備することを特
徴とする光軸合わせ装置、が提供される。
【0008】また、本発明によれば、圧電素子の急峻な
伸縮によって発生する衝撃的な慣性力を用いた光軸合わ
せ装置であって、第1の光学部品を把持する第1の把持
手段と、前記第1の把持手段を載置する支持台と、前記
第1の光学部品と当接する第2の光学部品を把持する第
2の把持手段と、前記第1の光学部品と前記第2の光学
部品との間に所定の摩擦力が生ずるように前記第2の把
持手段を押圧する押圧機構と、前記第2の把持手段と前
記押圧機構との間または前記第1の把持手段と前記支持
台との間のいずれか一方に設けられ、前記第1の光学部
品と前記第2の光学部品を面合わせされた状態で保持す
るあおり機構と、圧電素子を有し、前記圧電素子の急峻
な伸縮によって発生する衝撃的な慣性力を利用して前記
第1の光学部品と前記第2の光学部品の光軸が合うよう
に前記第1の光学部品と前記第2の光学部品と前記第1
の把持手段と前記第2の把持手段の少なくとも1つを打
叩対象として打叩し、前記打叩対象の位置を移動させる
アクチュエータと、を具備することを特徴とする光軸合
わせ装置、が提供される。
【0009】さらに本発明によれば、複数の光学部品の
光軸合わせを行う方法であって、複数の光学部品が互い
に面合わせされるようにあおり機構を用い、かつ、前記
あおり機構に所定の予圧を印加して前記複数の光学部品
を摩擦保持する第1工程と、前記複数の光学部品の光軸
を通過する光量を計測しながら前記複数の光学部品の光
軸を通過する光量が大きくなるように、圧電素子の急峻
な伸縮によって発生する衝撃的な慣性力を利用して前記
複数の光学部品の少なくとも1つを打叩し、前記光学部
品が摩擦保持された状態を維持しながら前記打叩された
光学部品の位置を移動させる第2工程と、を有すること
を特徴とする光軸合わせ方法、が提供される。
【0010】このような光軸合わせ装置および光軸合わ
せ方法によれば、光学部品どうしを面合わせした状態で
光軸合わせを行うことができることから、従来の光学部
品どうしを微小距離ほど離隔した状態で光軸合わせを行
い、その後に面合わせを行う場合と比較して、より高精
度な光軸合わせを短時間で行うことが可能となる。ま
た、光学部品間の面合わせは簡単な機構を用いて容易に
行うことができるために、装置構造を簡単なものとし
て、小型化することが容易である。さらに、光軸合わせ
が終了した状態では光学部品間が摩擦保持されているこ
とから、その状態において溶接等して光学部品を接合す
ることを容易に行うことができる。
【0011】本発明の光軸合わせ装置においては、押圧
機構により印加される圧力によって光学部品どうしを押
し合わせたときに生ずる推力を利用してあおり機構を動
作させることで、光学部品どうしの面合わせを行うこと
ができる。また、打叩対象を打叩することであおり機構
を動作させることによっても、光学部品どうしの面合わ
せおよび光軸合わせを行うことが可能である。
【0012】アクチュエータは、打叩対象1個あたり一
平面において直交するX方向とY方向の各方向に打叩対
象を挟んで2個ずつ配設することが好ましく、これによ
り打叩対象の二次元的移動が可能となって光軸合わせの
精度を高めることが可能となる。このとき、打叩対象を
ガイドによってX方向にのみ移動可能なX方向ステージ
とY方向にのみ移動可能なY方向ステージとからなるX
−Yステージに固定して、アクチュエータをX方向とY
方向の各方向において打叩対象を挟んで2個ずつ配設す
るか、および/または、X方向ステージを挟んでX方向
に2個配設し、かつ、Y方向ステージを挟んでY方向に
2個配設した構造とすることも好ましい。この場合に
は、複数のアクチュエータのうちの1個を動作させるこ
とによって打叩対象を純粋にX方向またはY方向に移動
させることができるため、移動精度を高めることが可能
となる。
【0013】なお、光学部品を回転させることができる
回転機構を設けて、光学部品どうしの光軸を合わせが終
了した後に光学部品どうしを複数箇所で溶接し、その後
に回転機構を動作させて光学部品どうしの全体的な溶接
を行うと、互いの光軸が合っている状態で光学部品どう
しを接合することができる。
【0014】アクチュエータは、急峻な伸縮によって衝
撃的な慣性力を発生する圧電素子と、打叩対象に接して
打叩対象に衝撃的な慣性力を加える先端部材部と、先端
部材部が打叩対象に押圧されるように先端部材部および
圧電素子を押圧する予圧機構とから好適に構成される。
アクチュエータの先端部材部に好適に用いられる材料と
しては、ステンレスまたは超硬材を挙げることができ
る。先端部材部と圧電素子との間に重りを設け、圧電素
子に発生する衝撃的な慣性力を増大させることも好まし
く、この重りは先端部材部と一体的に設けてもよい。
【0015】なお、アクチュエータとして、急峻な伸縮
によって衝撃的な慣性力を発生し、伸縮方向の一端が打
叩対象に固定された圧電素子と、圧電素子の伸縮方向の
他端に設けられた重りからなるものを用いることによ
り、圧電素子を伸縮させたときに重りによって生ずる衝
撃的な慣性力によって打叩対象を所定方向に移動させる
ことも可能である。本発明の光軸合わせ装置において取
り扱うことができる光学部品の数は2個以上であれば制
限はないが、具体的には、2個または3個の光学部品の
光軸合わせに好適に用いられる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は光軸合わせ装置
10の外観を示す斜視図であり、光軸合わせ装置10
は、2個の光学部品14・15と、光学部品14を把持
するチャック13と、光学部品15を把持するチャック
16と、チャック13を保持するユニバーサルジョイン
ト12と、ユニバーサルジョイント12を保持するジョ
イント保持部材11と、チャック16を載置する載置台
17と、載置台17が固定された回転ステージ19と、
X方向において光学部品15を挟んで配置された2個の
アクチュエータ18A・18Bと、Y方向において光学
部品15を挟んで配置された2個のアクチュエータ18
C・18Dとを有しており、アクチュエータ18A〜1
8Dはそれぞれヘッド(先端部材部)51cと、圧電素
子51bと、エアーシリンダ51aとから構成されてい
る。なお、アクチュエータ18A〜18Dは、図示しな
い保持部材によって保持されている。
【0017】ジョイント保持部材11には、図示しない
バネまたはエアーシリンダ等の押圧機構によって下方の
部材に所定の圧力が掛かるように予圧が掛けられてい
る。ユニバーサルジョイント12はあおり機構の一形態
であり、ユニバーサルジョイント12はチャック13の
保持角度を変えることが可能である。チャック13は光
学部品14を把持しており、またチャック16は光学部
品15を把持しているが、これらのチャック13・16
における把持角度は変化しない。光学部品14・15間
は、ジョイント保持部材11が押圧されることで摩擦保
持されており、チャック16もまた載置台17に摩擦保
持されている。
【0018】なお、光学部品14・15にはそれぞれ図
示しない光ファイバーケーブルが取り付けられ、これら
の光ファイバーケーブルが発光部と受光部を有する光量
測定器に接続されて、光学部品14・15を通過する光
量を測定することができるようになっている。従って、
光学部品14・15の光軸が合っていない状態では光学
部品14・15の通過光量は小さく、この通過光量が大
きくなるように光学部品14・15の光軸合わせが行わ
れる。
【0019】アクチュエータ18A〜18Dを構成する
ヘッド51cは、圧電素子51bに発生する衝撃的な慣
性力(以下「インパクト力」という)を確実に光学部品
15に印加でき、また、圧電素子51bに発生するイン
パクト力の大きさを増大することができるように、超硬
やステンレス鋼等の金属を用いて形成されている。圧電
素子51bとしては、積層型圧電素子が好適に用いら
れ、その伸縮方向はアクチュエータ18A〜18Dの長
手方向(アクチュエータ18A・18BについてはX方
向、アクチュエータ18C・18DについてはY方向)
に一致する。エアーシリンダ51aはヘッド51cが光
学部品15に当接するように圧電素子51bとヘッド5
1cを所定の圧力で光学部品15に押圧するが、この押
圧力によっては光学部品15が移動することがないよう
に、押圧力および光学部品15の摩擦保持力が調節され
ている。
【0020】このように構成された光軸合わせ装置10
を用いた光学部品14・15の光軸合わせは、先ず、チ
ャック16に光学部品15を把持させてチャック16を
載置台17の所定位置に載置し、また、光学部品14を
把持したチャック13をユニバーサルジョイント12に
取り付け、ジョイント保持部材11に圧力を印加して、
光学部品14と光学部品15が面接触するように押圧す
る。
【0021】ここで、光学部品15の端面に対して光学
部品14の端面が傾斜していた場合には、光学部品14
の一部が光学部品15の端面に接触した後に、光学部品
14を光学部品15に向けて押圧する推力によって光学
部品14の端面が光学部品15の端面と平行となるよう
にユニバーサルジョイント12が動作する。こうして、
光学部品14・15間の面合わせが行われるが、この状
態においては、光軸は合っていない場合が殆どである。
【0022】次に、光学部品15を打叩(打撃)するこ
とができるように、アクチュエータ18A〜18Dを配
置する。光学部品14・15が面合わせされ、かつ、摩
擦保持された状態において、合計4個のアクチュエータ
18A〜18Dのうちの1個を動作させて光学部品15
を打叩し、光学部品14・15間の通過光量を測定しな
がら光学部品15の位置をチャック16とともにずら
す。例えば、アクチュエータ18Cを用いて、そのエア
ーシリンダ51aによってヘッド51cを光学部品15
に押圧した状態で、圧電素子51bに矩形波(台形波)
電圧等の電圧の立ち上がりが速い電圧パルスを印加し、
圧電素子51bに急峻な伸縮変位を起こさせて、このと
きに発生するインパクト力で光学部品15を瞬間的に打
叩する。
【0023】このように光学部品15を瞬間的に打叩す
ることで、光学部品14と面接触して摩擦保持された状
態のまま光学部品15を少しずつスライドさせることが
可能となる。逆にいえば、光学部品14と面接触して摩
擦保持された状態の光学部品15にエアーシリンダ51
aや圧電素子51bを徐々に変位させて静的な押圧力を
加えた場合には、その押圧力が摩擦保持力を過ぎた時点
で急激に光学部品15が大きくスライド移動してしまう
ために、光軸合わせ行うことができない。
【0024】アクチュエータ18Cを用いて光学部品1
5を打叩することで、光学部品14・15の通過光量が
一旦増大し、その後に減少した場合には、打叩するアク
チュエータをアクチュエータ18Dに切り替えて、光学
部品14・15の通過光量が最大となる位置にまで光学
部品15を打叩してスライドさせる。一方、アクチュエ
ータ18Cを用いて光学部品15を打叩することで、光
学部品14・15の通過光量が徐々に減少する場合に
は、打叩するアクチュエータをアクチュエータ18Dに
切り替えて、光学部品14・15の通過光量が最大とな
る位置を探し、その位置を通過したら再びアクチュエー
タ18Cを用いて、光学部品14・15の通過光量が最
大となる位置にまで光学部品15を打叩してスライドさ
せる。
【0025】こうして、Y方向における光軸合わせが終
了した後には、アクチュエータ18C・18Dを用いた
光軸合わせと同様の方法を用いて、X方向における光軸
合わせをアクチュエータ18A・18Bを用いて行うこ
とで光軸合わせが終了する。なお、上記方法では光学部
品15を打叩したが、チャック16が光学部品15とと
もにスライドすることから、チャック16を打叩しても
構わない。
【0026】上述のようにして光学部品14・15の光
軸合わせが終了した後には、アクチュエータ18A〜1
8Dを退避させて、光学部品14・15を溶接するため
の溶接装置、例えば、YAGレーザ溶接装置を光軸合わ
せ装置10にセットし、光学部品14・15の接触面の
少なくとも一部を溶接して光学部品14・15間の位置
ずれが起こらないようにする。その後に、回転ステージ
19を回転させて光学部品14・15の接触面全体的に
ついて溶接を行えば、光軸が合い、接合損失が最小とな
る光学部品14・15の接合が可能となる。なお、光学
部品14・15の全体的な溶接作業は、例えば、チャッ
ク13による光学部品14の把持を解除した状態で行う
ことも可能である。
【0027】次に、本発明の別の実施の形態について図
2を参照しながら説明する。図2は光軸合わせ装置20
の構造を示した斜視図であり、光軸合わせ装置20は、
2個の光学部品14・15と、光学部品14を把持する
チャック13と、光学部品15を把持するチャック16
と、チャック13を保持するユニバーサルジョイント1
2と、ユニバーサルジョイント12を保持するジョイン
ト保持部材11と、チャック16を固定し、Y方向にス
ライド可能なスライドステージ27と、スライドステー
ジ27を載置し、X方向にスライド可能なスライドステ
ージ28と、スライドステージ28を載置する固定ステ
ージ29と、を有している。
【0028】また、2個のアクチュエータ21A・21
BがX方向において光学部品14を挟んで配置され、ま
た、Y方向において2個のアクチュエータ21C・21
Dが光学部品14を挟んで配置されており、さらに、Y
方向においてスライドステージ27をスライドさせるた
めのアクチュエータ22A・22Bと、X方向において
スライドステージ28をスライドさせるためのアクチュ
エータ23A・23Bが配設されている。アクチュエー
タ21A〜21D・22A・22B・23A・23Bは
光軸合わせ装置10に用いられているアクチュエータ1
8A〜18Dと同等の構造を有しており、それぞれヘッ
ド(先端部材部)51cと、圧電素子51bと、エアー
シリンダ51aとから構成されている。
【0029】なお、ジョイント保持部材11には、図示
しないバネまたはエアーシリンダ等の押圧機構によって
下方の部材に所定の圧力が掛かるように予圧が掛けられ
ており、アクチュエータ21A〜21D・22A・22
B・23A・23Bは図示しない保持部材により保持さ
れている。
【0030】光軸合わせ装置20が前記光軸合わせ装置
10と比較して異なる第一点は、光学部品14を打叩す
ることでユニバーサルジョイント12におけるあおり調
節を行うことができるようになっていることである。ユ
ニバーサルジョイント12は適度な剛性を有しており、
チャック13に所定値より大きい力が掛からない限り、
現状のあおり状態を保持することができるようになって
いる。光学部品14を打叩した場合には光学部品14に
加えられたインパクト力によってユニバーサルジョイン
ト12のあおり状態を変化させ、光学部品14の姿勢を
制御してより精密な光軸合わせを行うことが可能とな
る。
【0031】すなわち、前記光軸合わせ装置10におい
ては、ジョイント保持部材11を押圧した際に光学部品
14・15間に生ずる推力のみを用いてユニバーサルジ
ョイント12を動作させて光学部品14・15間の面合
わせを行っていたために、例えば、光学部品14・15
の接触面の面粗さ等に起因して面合わせを良好に行うこ
とができない事態の発生も予想されるが、光軸合わせ装
置20では、光学部品14と光学部品15との端面の面
合わせを確実に行うことが可能となる。
【0032】第二点は、チャック16がスライドステー
ジ27に固定されているためにスライドステージ27上
をスライドすることができない反面、スライドステージ
27をY方向にのみ移動することができ、またX方向に
スライドステージ28をスライドさせることで、チャッ
ク16とスライドステージ27を同時にX方向にのみス
ライドさせることができる点である。このような動作を
実現するために、スライドステージ27とスライドステ
ージ28との間には図示しないY方向リニアガイドが設
けられ、また、スライドステージ28と固定ステージ2
9との間には図示しないX方向リニアガイドが設けられ
ている。なお、光軸合わせ装置10と同様に、光学部品
14・15を回転させるために、固定ステージ29の下
部に回転ステージを設けることも好ましい。
【0033】光軸合わせ装置20における光軸合わせ
は、アクチュエータ21A〜21Dを用いて光学部品1
4またはチャック13を打叩して、摩擦保持されている
ユニバーサルジョイント12をあおらせて光学部品14
のあおりを調節し、光学部品15との面合わせを行う。
ジョイント保持部材11には常に押圧力が印加されてい
ることから、あおり角度の変化は、光学部品14と光学
部品15に当接した状態で行われる。
【0034】光学部品14のあおり角度の調節が終了し
たら、例えば、スライドステージ27をアクチュエータ
22A・22Bを用いて打叩して光学部品15をY方向
にのみ移動させ、またはスライドステージ28をアクチ
ュエータ23A・23Bを用いて打叩することで光学部
品15をX方向にのみ移動させて、光軸合わせを行う。
【0035】ここで、光軸合わせ装置10の場合には、
アクチュエータ18A〜18Dのいずれかを用いて光学
部品15を打叩して光学部品15をスライドさせたが、
このときにはアクチュエータ18A・18Bを用いた場
合に光学部品15は必ずしもX方向にのみスライドする
とは限らず、主にX方向に移動しながらもY方向にずれ
て移動し、また、アクチュエータ18C・18Dを用い
た場合に光学部品15は必ずしもY方向にのみスライド
するとは限らず、主にY方向に移動しながらもX方向に
ずれて移動する場合が起こり得たが、光軸合わせ装置2
0では、確実にX方向またはY方向にのみ光学部品15
を移動させることができることから、位置決め精度が向
上する。
【0036】なお、光学部品15の移動は、光学部品1
4・15を通過する光量を測定しながら、スライドステ
ージ27をY方向へスライドさせてY方向における最適
位置を決定した後にスライドステージ28をX方向へス
ライドさせてX方向における最適位置を決定する方法、
またはこうして位置合わせする方向の順番を逆とした方
法や、光学部品14・15を通過する光量を測定しなが
ら、予め測定された光学部品14・15の最大通過光量
に近づくように、適宜、アクチュエータ22A・22B
・23A・23Bから適切なものを選択して駆動して光
軸合わせを行う方法のいずれを用いてもよい。
【0037】光学部品14・15の光軸合わせが終了し
たら、アクチュエータ21A〜21D・22A・22B
・23A・23Bを退避させて、YAGレーザ溶接機等
を用いて光学部品14・15を接合する。固定ステージ
29が回転ステージ上に保持されている場合には、先に
説明した光軸合わせ装置10の場合と同様にして光学部
品14・15間の接合を行うことができる。こうして、
光軸合わせ装置10を用いた場合よりも、より高精度な
光軸合わせと光学部品14・15間の接合を行うことが
できる。
【0038】次に、本発明のさらに別の実施の形態であ
る光軸合わせ装置30の斜視図を図3に示す。光軸合わ
せ装置30は、光学部品14・15・35と、光学部品
14を把持するチャック13と、光学部品15を把持す
るチャック16と、光学部品35を把持するチャック3
6と、チャック13を保持するユニバーサルジョイント
12と、ユニバーサルジョイント12を保持するジョイ
ント保持部材11と、チャック16を載置する載置台1
7と、ユニバーサルジョイント12を挟むようにX方向
とY方向に配置された4個のアクチュエータ31A〜3
1Dと、光学部品14を挟むようにX方向とY方向に配
置された4個のアクチュエータ32A〜32Dと、光学
部品15を挟むようにX方向とY方向に配置された4個
のアクチュエータ33A〜33Dとを有しており、アク
チュエータ31A〜31D・32A〜32D・33A〜
33Dは、前記したアクチュエータ18と同等の構造を
有している。
【0039】なお、ジョイント保持部材11には、図示
しないバネまたはエアーシリンダ等の押圧機構によって
下方の部材に所定の圧力が掛かるように予圧が掛けられ
ており、また、アクチュエータ31A〜31D・32A
〜32D・33A〜33Dは図示しない保持部材により
保持されている。
【0040】光軸合わせ装置30は、先に説明した光軸
合わせ装置10における光学部品14・15間に光学部
品35を配置して、この光学部品35をチャック36に
より固定し、また、光学部品14に対してアクチュエー
タ32A〜32Dを配置し、ユニバーサルジョイント1
2に対してもアクチュエータ31A〜31Dを配設した
構造を有している。
【0041】さらに、光軸合わせ装置10においてはユ
ニバーサルジョイント12はジョイント保持部材11に
固定されていたが、光軸合わせ装置30においては、ユ
ニバーサルジョイント12はジョイント保持部材11に
印加される押圧力によって生ずる摩擦保持力を利用して
摩擦保持されている。このため、ジョイント保持部材1
1の位置を固定した状態でユニバーサルジョイント12
の位置をアクチュエータ31A〜31Dを駆動させるこ
とにより移動させることが可能となっている。なお、ユ
ニバーサルジョイント12は適度な剛性を有しており、
また、チャック13に所定値より大きい力が掛からない
限り、現状のあおり状態を保持することができるように
なっている。
【0042】光学部品35についてはその位置が移動し
ないように、ジョイント保持部材11に押圧力を印加し
て光学部品14・35間および光学部品35・15間に
摩擦力保持力が作用した後には、チャック36によって
固定保持される。また、光学部品14をアクチュエータ
32A〜32Dを用いて打叩することにより摩擦保持さ
れているユニバーサルジョイント12をあおらせて光学
部品14のあおりを調節し、光学部品35との面合わせ
が行われる。なお、光学部品35に対する光学部品15
の光軸合わせはアクチュエータ33A〜33Dを用いて
行われるが、ここで光学部品35は固定されていること
から、光学部品35・15間の光軸合わせは、アクチュ
エータ33A〜33Dを駆動して、光学部品15をチャ
ック16とともに載置台17上をスライドさせることで
行われる。
【0043】このような光軸合わせ装置30において
は、光学部品14・15・35の通過光量を測定しなが
ら、(1)アクチュエータ31A〜31Dを用いてユニ
バーサルジョイント12をジョイント保持部材11の下
面に沿って移動させ、光学部品14をX方向とY方向に
移動させること、(2)アクチュエータ32A〜32D
を用いて光学部品14を打叩し、ユニバーサルジョイン
ト12をあおらせて光学部品14のあおり角度を調節す
ること、(3)アクチュエータ33A〜33Dを用いて
光学部品15またはチャック16を打叩し、光学部品1
5およびチャック16をX−Y面内でスライド移動させ
ること、の3つの動作を協調して行うことで光軸合わせ
を行うことができる。
【0044】次に、本発明のさらに別の実施の形態であ
る光軸合わせ装置40の斜視図を図4に示す。光軸合わ
せ装置40は、2個の光学部品14・15と、光学部品
14を把持するチャック13と、光学部品15を把持す
るチャック16と、チャック13を保持するユニバーサ
ルジョイント12と、ユニバーサルジョイント12を保
持するジョイント保持部材11と、チャック16を載置
する載置台17と、載置台17が固定された回転ステー
ジ19と、X方向においてチャック16を挟んで配置さ
れた2個のアクチュエータ41A・41Bと、Y方向に
おいてチャック16を挟んで配置された2個のアクチュ
エータ41C・41Dとを有している。
【0045】アクチュエータ41A〜41Dはそれぞれ
圧電素子52bと重り52aから構成され、圧電素子5
2bの伸縮方向の一端はチャック16に固定され、他端
に重り52aが固定されている。なお、光軸合わせ装置
10と同様に、ジョイント保持部材11には、図示しな
いバネまたはエアーシリンダ等の押圧機構によって下方
の部材に所定の圧力が掛かるように予圧が掛けられてお
り、光学部品14・15間はジョイント保持部材11が
押圧されることで摩擦保持されており、チャック16も
また載置台17に摩擦保持されている。
【0046】光軸合わせ装置40におけるチャック16
の移動原理について、アクチュエータ41Aを用いた場
合を例として以下に説明する。最初に、アクチュエータ
41Aを駆動してチャック16をアクチュエータ41A
からアクチュエータ41Bに向かう方向(以下「−X方
向」という)へ移動させるには、圧電素子52bに立ち
上がりの速い電圧を印加して圧電素子を急峻に伸長さ
せ、重り52aの慣性力の働きでチャック16に−X方
向に向く衝撃的な慣性力を働かせてチャック16を−X
方向に移動させる。
【0047】続いて、圧電素子52bが元の長さに収縮
するように圧電素子52bに印加された電圧の立ち下げ
を行うが、このとき、圧電素子52bの収縮によってチ
ャック16にはアクチュエータ41Bからアクチュエー
タ41Aへ向かう方向(以下「+X方向」という)に慣
性力が働く。このチャック16に働く+X方向の慣性力
の大きさは圧電素子52bの収縮速度に依存しており、
圧電素子52bに印加された電圧の立ち下げ速度を遅く
して圧電素子52bの収縮をゆっくりと行うと、チャッ
ク16に働く+X方向の慣性力の大きさを小さくするこ
とができる。
【0048】従って、伸長した圧電素子52bを元の長
さに戻す際に、チャック16と載置台17との間に働い
ている摩擦力の大きさがチャック16に働く+X方向の
慣性力の大きさよりも大きくなるように、チャック16
と載置台17との間の摩擦力を大きくするか、または、
圧電素子52bに印加された電圧の立ち下げ速度を遅く
するかすることにより、チャック16を+X方向に移動
させることなく、圧電素子52bを元の状態に戻すこと
ができる。このように、立ち上がりが速く立ち下がりの
遅い電圧パルスを圧電素子52bに印加することによっ
て、チャック16を−X方向に移動させることが可能と
なり、このような電圧パルスを連続的に圧電素子52b
に印加することで、連続的にチャック16を−X方向に
移動させることができる。
【0049】一方、アクチュエータ41Aを用いてチャ
ック16を+X方向に移動させる場合には、最初に圧電
素子52bに立ち上がりの遅い電圧を印加することによ
って圧電素子52bをゆっくりと伸長させる。このと
き、重り52aの慣性力によってチャック16に−X方
向に向く力が働くが、ここで、チャック16と載置台1
7との間に働いている摩擦力の大きさがチャック16に
働く−X方向の力の大きさよりも大きくなるようにチャ
ック16と載置台17との間の摩擦力を大きくするか、
または、圧電素子52bに印加される電圧の立ち上がり
速度を遅くするかすることにより、チャック16を−X
方向に移動させることなく圧電素子52bを伸長させる
ことが可能となる。
【0050】続いて、圧電素子52bが急峻に元の長さ
に収縮するように、圧電素子52bに印加された電圧の
立ち下がりを速くすると、圧電素子52bの急峻な収縮
によってチャック16には+X方向に衝撃的な慣性力が
働き、チャック16を+X方向に移動させることができ
る。つまり、圧電素子52bに立ち上がりが遅く立ち下
がりの速い電圧パルスを印加することで、チャック16
を+X方向に移動させることができ、このような電圧パ
ルスを連続的に圧電素子52bに印加することで、連続
的にチャック16を+X方向に移動させることができ
る。
【0051】このように、アクチュエータ41Aの圧電
素子52bに印加する電圧パルスの波形を選択すること
によって、チャック16を−X方向または+X方向に移
動させることが可能となる。このような駆動方法はアク
チュエータ41B〜41Dにも適用され、アクチュエー
タ41Bを用いてチャック16を−X方向または+X方
向に移動させ、また、アクチュエータ41Cを用いてチ
ャック16をアクチュエータ41Cからアクチュエータ
41Dに向かう方向(以下「−Y方向」という)または
アクチュエータ41Dからアクチュエータ41Cに向か
う方向(以下「+Y方向」という)に移動させ、さらに
アクチュエータ41Dを用いてチャック16を−Y方向
または+Y方向に移動させることができる。
【0052】光軸合わせ装置40のように、チャック1
6を挟んでX方向にアクチュエータ41A・41Bを配
し、Y方向にアクチュエータ41C・41Dを配した場
合には、立ち上がりが速く立ち下がりの遅い電圧パルス
をアクチュエータ41A〜41Dの駆動に適用した場合
には、アクチュエータ41Aではチャック16を−X方
向へ、アクチュエータ41Bではチャック16を+X方
向へ、アクチュエータ41Cではチャック16を−Y方
向へ、アクチュエータ41Dではチャック16を+Y方
向へ、それぞれ移動させることができる。
【0053】また、立ち上がりが遅く立ち下がりの速い
電圧パルスをアクチュエータ41A〜41Dの駆動に適
用した場合には、アクチュエータ41Aではチャック1
6を+X方向へ、アクチュエータ41Bではチャック1
6を−X方向へ、アクチュエータ41Cではチャック1
6を+Y方向へ、アクチュエータ41Dではチャック1
6を−Y方向へ、それぞれ移動させることができ、こう
して、チャック16およびチャック16に把持された光
学部品15の位置を移動させて、光学部品14・15間
の光軸合わせを行うことができる。
【0054】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが、本発明が上記実施の形態に限定されるもので
はない。例えば、接合される光学部品は2個または3個
に限られず、3個以上であっても構わない。また、光軸
合わせ装置30においては、光軸合わせ装置10と同様
に載置台17を回転ステージ19上に配置することが可
能であり、これにより光学部品14・35間の溶接およ
び光学部品15・35間の溶接を容易に行うことが可能
となる。
【0055】さらに、光軸合わせ装置30において、載
置台17の代わりに光軸合わせ装置20に用いられてい
るスライドステージ27・28と固定ステージ29を用
いることもでき、固定ステージ29を回転ステージ上に
保持することも好ましい。このような構成においては、
アクチュエータ33A〜33Dは光学部品15を打叩す
るために用いるのではなく、アクチュエータ33A・3
3Bをスライドステージ28をスライド移動させるため
に用い、アクチュエータ33C・33Dをスライドステ
ージ27をスライド移動させるために用いればよい。
【0056】
【発明の効果】上述の通り、本発明の光軸合わせ装置お
よび光軸合わせ方法によれば、光学部品どうしが面合わ
せされ、摩擦保持された状態で光軸合わせを行うことが
できることから、従来の光学部品どうしの離隔と当接を
繰り返して行う場合と比較して、より高精度で接合損失
の小さい光軸合わせを短時間で行うことが可能となると
いう優れた効果が得られる。また、光学部品どうしの面
合わせはユニバーサルジョイント等の簡単な機構を用い
て容易に行うことができるために、装置構造を簡単なも
のとして小型化することが容易であり、このことは光軸
合わせ装置を安価に提供することをも可能とする。さら
に、光軸合わせが終了した状態では光学部品どうしが摩
擦保持されていることから、その状態において光学部品
どうしを溶接等して接合することを容易に行うことがで
きるという効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光軸合わせ装置の一実施形態を示す斜
視図。
【図2】本発明の光軸合わせ装置の別の実施形態を示す
斜視図。
【図3】本発明の光軸合わせ装置のさらに別の実施形態
を示す斜視図。
【図4】本発明の光軸合わせ装置のさらに別の実施形態
を示す斜視図。
【符号の説明】
10;光軸合わせ装置 11;ジョイント保持部材 12;ユニバーサルジョイント 13・16;チャック 14・15;光学部品 17;載置台 18A〜18D;アクチュエータ 19;回転ステージ 20;光軸合わせ装置 21A〜21D・22A・22B・23A・23B;ア
クチュエータ 27・28;スライドステージ 29;固定ステージ 30;光軸合わせ装置 31A〜31D・32A〜32D・33A〜33D;ア
クチュエータ 35;光学部品 36;チャック 40;光軸合わせ装置 41A〜41D;アクチュエータ 52a;重り 52b;圧電素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宗片 睦夫 千葉県千葉市若葉区千城台西2−19−51 (72)発明者 樋口 俊郎 神奈川県横浜市都筑区荏田東3−4−26 (72)発明者 傅 寶▲莱▼ 東京都文京区本駒込5−11−2 神栄荘 106号室 Fターム(参考) 2H036 MA11 NA06 2H043 AB02 AB08 AB14 AE01 AE14 AE21 5H680 BB01 BB13 BB20 BC10 DD02 DD23 DD37 DD53 DD66 DD83 DD95 EE22 FF30 FF32 FF38 GG27

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子の急峻な伸縮によって発生する
    衝撃的な慣性力を用いた光軸合わせ装置であって、 第1の光学部品を把持する第1の把持手段と、 前記第1の光学部品と当接する第2の光学部品を把持す
    る第2の把持手段と、 前記第1の光学部品と前記第2の光学部品との間に所定
    の摩擦力が生ずるように前記第1の把持手段を押圧する
    押圧機構と、 圧電素子を有し、前記圧電素子の急峻な伸縮によって発
    生する衝撃的な慣性力を利用して前記第1の光学部品と
    前記第2の光学部品の光軸が合うように前記第1の光学
    部品と前記第2の光学部品と前記第1の把持手段と前記
    第2の把持手段の少なくとも1つを打叩対象として打叩
    するアクチュエータと、 を具備することを特徴とする光軸合わせ装置。
  2. 【請求項2】 圧電素子の急峻な伸縮によって発生する
    衝撃的な慣性力を用いた光軸合わせ装置であって、 第1の光学部品を把持する第1の把持手段と、 前記第1の把持手段を載置する支持台と、 前記第1の光学部品と当接する第2の光学部品を把持す
    る第2の把持手段と、 前記第1の光学部品と前記第2の光学部品との間に所定
    の摩擦力が生ずるように前記第2の把持手段を押圧する
    押圧機構と、 前記第2の把持手段と前記押圧機構との間または前記第
    1の把持手段と前記支持台との間のいずれか一方に設け
    られ、前記第1の光学部品と前記第2の光学部品を面合
    わせされた状態で保持するあおり機構と、 圧電素子を有し、前記圧電素子の急峻な伸縮によって発
    生する衝撃的な慣性力を利用して前記第1の光学部品と
    前記第2の光学部品の光軸が合うように前記第1の光学
    部品と前記第2の光学部品と前記第1の把持手段と前記
    第2の把持手段の少なくとも1つを打叩対象として打叩
    し、前記打叩対象の位置を移動させるアクチュエータ
    と、 を具備することを特徴とする光軸合わせ装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧機構により印加される圧力によ
    って前記第1の光学部品と前記第2の光学部品を押し合
    わせたときに生ずる推力を利用して前記あおり機構を動
    作させ、前記第1の光学部品と前記第2の光学部品の面
    合わせが行われることを特徴とする請求項2に記載の光
    軸合わせ装置。
  4. 【請求項4】 前記打叩対象を打叩することで前記あお
    り機構を動作させ、前記第1の光学部品と前記第2の光
    学部品の面合わせおよび光軸合わせが行われることを特
    徴とする請求項2に記載の光軸合わせ装置。
  5. 【請求項5】 前記アクチュエータは前記打叩対象1個
    あたり一平面において直交するX方向とY方向の各方向
    において前記打叩対象を挟んで2個ずつ配設され、前記
    アクチュエータを駆動することによって前記打叩対象の
    二次元的移動が可能であることを特徴とする請求項1か
    ら請求項4のいずれか1項に記載の光軸合わせ装置。
  6. 【請求項6】 前記打叩対象はガイドによってX方向に
    のみ移動可能なX方向ステージとY方向にのみ移動可能
    なY方向ステージとからなるX−Yステージに固定さ
    れ、 前記アクチュエータは、X方向とY方向の各方向におい
    て前記打叩対象を挟んで2個ずつ配設され、および/ま
    たは、前記X方向ステージを挟んでX方向に2個配設さ
    れ、かつ、前記Y方向ステージを挟んでY方向に2個配
    設され、 前記アクチュエータのいずれか1個を動作させることに
    より、前記打叩対象をX方向またはY方向のいずれか一
    方にのみ移動させることが可能であることを特徴とする
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光軸合わ
    せ装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の光学部品と前記第2の光学部
    品を回転させることができる回転機構を具備し、 前記第1の光学部品と前記第2の光学部品とを溶接する
    溶接手段を用いて、前記第1の光学部品と前記第2の光
    学部品の光軸合わせが終了した後に前記第1の光学部品
    と前記第2の光学部品の複数箇所を溶接するために前記
    回転機構を動作させて前記第1の光学部品と前記第2の
    光学部品の全体的な溶接を行うことが可能となっている
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項
    に記載の光軸合わせ装置。
  8. 【請求項8】 前記アクチュエータは、 急峻な伸縮によって衝撃的な慣性力を発生する圧電素子
    と、 前記打叩対象に接して前記打叩対象に前記衝撃的な慣性
    力を加える先端部材部と、 前記先端部材部が前記打叩対象に押圧されるように前記
    先端部材部および前記圧電素子を押圧する予圧機構と、 を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいず
    れか1項に記載の光軸合わせ装置。
  9. 【請求項9】 前記先端部材部は、ステンレスまたは超
    硬材からなることを特徴とする請求項8に記載の光軸合
    わせ装置。
  10. 【請求項10】 前記先端部材部と前記圧電素子との間
    に重りを設け、前記圧電素子の急峻な伸縮によって前記
    圧電素子に発生する衝撃的な慣性力を増大させて前記打
    叩対象を打叩することを特徴とする請求項8または請求
    項9に記載の光軸合わせ装置。
  11. 【請求項11】 前記アクチュエータは、 急峻な伸縮によって衝撃的な慣性力を発生し、伸縮方向
    の一端が前記打叩対象に固定された圧電素子と、 前記圧電素子の伸縮方向の他端に設けられた重りと、 を有し、 前記圧電素子を伸縮させたときには前記重りによって生
    ずる衝撃的な慣性力によって前記打叩対象を所定方向に
    移動させることを特徴とする請求項1から請求項7のい
    ずれか1項に記載の光軸合わせ装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の光学部品と前記第2の光学
    部品との間に、固定された第3の光学部品が配置され、
    前記打叩対象を前記アクチュエータを用いて打叩し、前
    記第1から第3の光学部品の光軸合わせを行うことを特
    徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載
    の光軸合わせ装置。
  13. 【請求項13】 複数の光学部品の光軸合わせを行う方
    法であって、 複数の光学部品が互いに面合わせされるようにあおり機
    構を用い、かつ、前記あおり機構に所定の予圧を印加し
    て前記複数の光学部品を摩擦保持する第1工程と、 前記複数の光学部品の光軸を通過する光量を計測しなが
    ら前記複数の光学部品の光軸を通過する光量が大きくな
    るように、圧電素子の急峻な伸縮によって発生する衝撃
    的な慣性力を利用して前記複数の光学部品の少なくとも
    1つを打叩し、前記光学部品が摩擦保持された状態を維
    持しながら前記打叩された光学部品の位置を移動させる
    第2工程と、 を有することを特徴とする光軸合わせ方法。
  14. 【請求項14】 前記第2工程後に、前記光学部品の光
    軸を通過する光量が最大となった時点で前記光学部品の
    打叩を中止し、前記複数の光学部品が摩擦保持された状
    態において前記複数の光学部品どうしを溶接して一体化
    する第3工程を有することを特徴とする請求項13に記
    載の光軸合わせ方法。
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