JP2002228714A - 論理回路のテスト回路およびテスト方法 - Google Patents

論理回路のテスト回路およびテスト方法

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JP2002228714A
JP2002228714A JP2001025833A JP2001025833A JP2002228714A JP 2002228714 A JP2002228714 A JP 2002228714A JP 2001025833 A JP2001025833 A JP 2001025833A JP 2001025833 A JP2001025833 A JP 2001025833A JP 2002228714 A JP2002228714 A JP 2002228714A
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Yukio Sugimura
幸夫 杉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 論理回路における論理ブロック間の接続テス
ト用パターンをより少ない工数で開発でき且つチップ面
積の増大を抑えたテスト回路を提供する。 【解決手段】 テスト回路に、システムバスを介してデ
ータ設定を行うテスト入力用記憶部37と、テスト入力
用記憶部からの出力信号と通常動作時の入力信号を入力
とし、モード切替信号により、テスト入力用記憶部から
の出力信号か通常動作時の入力信号のいずれかを選択
し、論理ブロックへの出力信号とする選択部38と、選
択部からの出力信号をシステムバスに読み出す読出し部
310とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、論理回路のテスト
回路および方法に関し、特に、論理回路における各論理
ブロック内部のテストと、論理ブロック間の信号接続の
テストを行なう技術に関する。
【0002】
【従来の技術】(従来例1)従来のテスト回路およびテ
スト方法としては、例えば特開平6−186308号公
報に開示されたものがある。図5は、かかる従来のテス
ト回路とテストされる論理ブロックの構成の一部を示す
ブロック図である。
【0003】図5において、51は、ある機能(例え
ば、タイマー等の機能)を有する第1論理ブロックであ
り、52は、別の機能(例えば、シリアルI/F等の機
能)を有する第2論理ブロックである。53は、論理回
路内のシステムバスである。
【0004】54は、入力マルチプレクサ(以下、入力
MPXと称する)であり、第1論理ブロック51からの
出力信号DO1とシステムバス53のデータとを選択信
号TIにより切り替えて、テストレジスタ55のデータ
入力端子(D)に出力する。
【0005】テストレジスタ55は、入力MPX54か
らの出力信号が入力されると、その信号をクロック信号
CLKの立ち上がりエッジにより取り込む。テストレジ
スタ55の出力信号は、出力MPX56の一方の入力端
子(1)とトライステートバッファ511の入力端子に
供給される。
【0006】出力MPX56は、第1論理ブロック51
からの出力信号DO1とテストレジスタ55の出力信号
とを選択信号TOにより切り替えて、第2論理ブロック
52に信号DI2として出力する。
【0007】トライステートバッファ511の出力信号
は、システムバス53に供給され、制御信号SELは、
システムバス53に対するトライステートバッファ51
1の出力制御を行なう。
【0008】次に、このように構成された従来の論理回
路において、論理ブロックに対するテスト回路の動作に
ついて説明する。
【0009】まず、テスト時ではない、通常の動作モー
ドの場合には、選択信号TI、TO、および制御信号S
ELを論理「0」にすると、第1論理ブロック51の出
力信号DO1は、出力MPX56を介して論理ブロック
52に信号DI2として入力される。
【0010】次に、第2論理ブロック52をテストする
ために、第2論理ブロック52に任意の信号を入力する
場合について述べる。
【0011】制御信号SELを論理「0」にし、選択信
号TOを論理「1」にする。そして、システムバス53
に、第2論理ブロック52に入力しようとする値をのせ
て、クロック信号CLKを論理「0」から「1」に変化
させることにより、システムバス53の値が入力MPX
54を介してテストレジスタ55に取り込まれる。テス
トレジスタ55に取り込まれた値は、出力MPX56を
介して第2論理ブロック52に入力される。
【0012】次に、第1論理ブロック51をテストする
ために、第1論理ブロック51の出力信号を外部に読み
出す場合について述べる。
【0013】選択信号TIを論理「0」にすると、第1
論理ブロック51からの出力信号DO1が、入力MPX
54を介してテストレジスタ55に入力され、クロック
信号CLKを論理「0」から「1」に変化させることに
より、テストレジスタ55に取り込まれる。その後、制
御信号SELを論理「1」にすることにより、第1ブロ
ック51の出力信号をシステムバス53に読み出すこと
ができる。
【0014】このようにして、論理ブロックに対して、
システムバス53を介して任意の値を与えることがで
き、また論理ブロックの出力信号をシステムバス53に
読み出すことができる。
【0015】(従来例2)上記の説明は、論理ブロック
を個別にテストする場合であるが、論理ブロック間の接
続状態をテストすることも必要となる。かかる論理ブロ
ック間の接続状態をテストする方法としては、スキャン
手法がある。図6は、スキャン手法を用いた論理ブロッ
ク間の接続例を示す回路ブロック図である。
【0016】図6において、61は第1論理ブロック、
62は第2論理ブロック、63および64はそれぞれ、
第1論理ブロック61の第1出力端子および第2出力端
子、65および66は、それぞれ、第1論理ブロック6
1の第1出力端子63および第2出力端子64に接続さ
れた、第2論理ブロック62の第1入力端子および第2
入力端子である。
【0017】611、612、613、614はスキャ
ンレジスタであり、例えばスキャンテスト時のシフトモ
ードでは、入力データ選択端子Tに供給される論理
「1」のテストモード信号TMODにより、各スキャン
レジスタのテストデータ入力端子DTへの入力が選択さ
れ、スキャンレジスタ611のテストデータ入力端子D
Tに入力されたテスト入力信号SIが、クロック信号C
LKの立ち上がりエッジで取り込まれ、クロック信号C
LKに同期して、スキャンレジスタ611のデータ出力
端子Qからスキャンレジスタ612のテストデータ入力
端子DTに、スキャンレジスタ612のデータ出力端子
Qからスキャンレジスタ613のテストデータ入力端子
DTに、スキャンレジスタ613のデータ出力端子Qか
らスキャンレジスタ614のテストデータ入力端子DT
にシフトされ、スキャンレジスタ614のデータ出力端
子Qからテスト出力信号SOとして出力される。
【0018】一方、通常動作モード時には、入力データ
選択端子Tに供給される論理「0」のテストモード信号
TMODにより、各スキャンレジスタの通常データ用入
力端子Dへの入力が選択され、スキャンレジスタ611
の通常データ入力端子Dに入力された信号は、クロック
信号CLKの立ち上がりエッジで取り込まれ、クロック
信号CLKに同期して、スキャンレジスタ611のデー
タ出力端子Qからスキャンレジスタ614の通常データ
入力端子Dに供給され、また、スキャンレジスタ612
の通常データ入力端子Dに入力された信号は、クロック
信号CLKの立ち上がりエッジで取り込まれ、クロック
信号CLKに同期して、スキャンレジスタ612のデー
タ出力端子Qからスキャンレジスタ613の通常データ
入力端子Dに供給される。
【0019】次に、かかる構成のスキャンレジスタを用
いた場合に、論理ブロック間の接続状態を確認する手順
について説明する。
【0020】まず、テストモード信号TMODが論理
「1」の状態で、ある値のテスト入力信号SIを入力
し、クロック信号CLKが2回立ち上がることで、テス
ト入力信号SIの値がスキャンレジスタ611および6
12に設定される。ここで、一例として、スキャンレジ
スタ611に論理「0」が、スキャンレジスタ612に
論理「1」が設定されたものとする。
【0021】次に、テストモード信号TMODが論理
「0」の状態で、クロック信号CLKが1回立ち上がる
ことで、スキャンレジスタ612のデータ出力端子Qか
ら、第1論理ブロックの第2出力端子64、第2論理ブ
ロックの第2入力端子66、スキャンレジスタ613の
通常データ入力D端子という経路で、スキャンレジスタ
613に、スキャンレジスタ612の設定値(論理
「1」)が取り込まれる。同時に、スキャンレジスタ6
11のデータ出力端子Qから、第1論理ブロックの第1
出力端子63、第2論理ブロックの第1入力端子65、
スキャンレジスタ614の通常データ入力端子Dという
経路で、スキャンレジスタ614に、スキャンレジスタ
611の設定値(論理「0」)が取り込まれる。
【0022】次に、テストモード信号TMODが論理
「1」の状態で、クロック信号CLKが2回立ち上がる
ことで、スキャンレジスタ614、613の設定値を順
次、テスト出力信号として読み出す。このとき、第1論
理ブロック61の第1出力端子63と第2論理ブロック
62の第1入力端子65との接続、および第1論理ブロ
ック61の第2出力端子64と第2論理ブロック62の
第2入力端子66との接続が正常であれば、スキャンレ
ジスタ614の設定値を読み出したときのテスト出力信
号SOの値は論理「0」に、スキャンレジスタ613の
設定値を読み出したときのテスト出力信号の値は論理
「1」になる。
【0023】以上のような手順により、スキャン手法を
用いて論理ブロック間の接続状態を確認する。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例1のテスト
回路では、第1論理ブロック51と第2論理ブロック5
2間で、第1論理ブロック51の出力端子が出力MPX
56の入力端子に正しく接続されていない場合には、第
1論理ブロック51および第2論理ブロック52に対す
る個別のテストだけでは接続不良を発見できない。
【0025】そこで、第1論理ブロック51の出力端子
が出力MPX56の入力端子に正しく接続されていない
場合、第1論理ブロック51の出力信号DO1は、入力
MPX54、テストレジスタ55、トライステートバッ
ファ51、システムバス53という経路に変更すると、
正しくシステムバス23に読み出すことができる。
【0026】また、第2論理ブロック52への入力につ
いては、システムバス23、入力MPX54、テストレ
ジスタ55、出力MPX26、第2論理ブロック52と
いう経路で、入力信号DI2が正しく第2論理ブロック
52に入力される。
【0027】そのため、第1論理ブロック51と第2ブ
ロックB22の接続を確認するためには、通常動作モー
ドにおいて、第1論理ブロック51と第2論理ブロック
52を同時に動作させ、第2論理ブロック52の出力信
号を観測するテストを行わなければならない。
【0028】このため、論理ブロック間の接続状態をテ
ストするためのテストパターンを、論理回路を設計する
度に作り直す工数が発生し、第1論理ブロック51と第
2論理ブロック52を同時に動作させる必要があるた
め、その開発工数は多大なものとなる。
【0029】一方、上記従来例2のようなスキャン手法
で論理ブロック間の接続状態を確認する場合、前段の信
号を出力する論理ブロック、後段の信号を入力する論理
ブロックのどちらにも、テスト用のスキャンレジスタを
設ける必要があり、論理回路をLSI化した際にチップ
面積が増え、コスト高となる要因になる。
【0030】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、論理回路における論理ブロッ
ク間の接続をテストするためのテストパターンをより少
ない工数で開発することができ、且つチップ面積の増大
を抑えたテスト回路およびテスト方法を提供することに
ある。
【0031】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る論理回路のテスト回路は、システムバ
スを有する論理回路内の論理ブロックをテスト対象とす
るテスト回路であって、システムバスを介してデータ設
定を行うテスト入力用記憶部と、テスト入力用記憶部か
らの出力信号と通常動作時の入力信号を入力とし、モー
ド切替信号により、テスト入力用記憶部からの出力信号
か通常動作時の入力信号のいずれかを選択し、論理ブロ
ックへの出力信号とする選択部と、選択部からの出力信
号をシステムバスに読み出す読出し部とを備えたことを
特徴とする。
【0032】この場合、テスト入力用記憶部は、システ
ムバスのデータを入力とし、書き込み信号により、シス
テムバスのデータを取り込むテストレジスタから成り、
選択部は、テストレジスタの出力信号と通常動作時の入
力信号を選択制御信号により切り替えて出力するマルチ
プレクサから成り、読出し部は、読み出し信号により、
マルチプレクサの出力信号をシステムバスに出力するト
ライステートバッファから成り、テスト回路は、読み出
し信号とテストモードであることを示すテスト信号を入
力とし、出力がマルチプレクサの選択制御信号となる排
他的論理和回路を備え、テスト信号が第1の電位で且つ
読み出し信号が第2の電位である場合、マルチプレクサ
は、テストレジスタのデータを論理ブロックに出力し、
テスト信号が第1の電位で且つ読み出し信号が第2の電
位とは異なる第3の電位である場合、マルチプレクサ
は、通常動作時の入力信号の値を論理ブロックに出力す
ると同時に、トライステートバッファは、マルチプレク
サの出力信号の値をシステムバスに読み出し、テスト信
号が第1の電位とは異なる第4の電位で且つ読み出し信
号が第2の電位である場合、マルチプレクサは、通常動
作時の入力信号の値を論理ブロックに出力し、テスト信
号が第4の電位で且つ読み出し信号が第3の電位の場
合、マルチプレクサは、テストレジスタのデータを論理
ブロックに出力すると同時に、トライステートバッファ
は、マルチプレクサの出力の値をシステムバスに読み出
すことが好ましい。
【0033】前記の目的を達成するため、本発明に係る
論理回路の第1のテスト方法は、本発明に係るテスト回
路が論理ブロック間に配設された論理回路のテスト方法
であって、後段の論理ブロックの入力データを入力端子
側のテスト回路により設定し、前段の論理ブロックの出
力データを出力端子側のテスト回路に出力することで、
論理ブロック内部のテストを行い、後段の論理ブロック
の入力端子に対応するテスト回路へのデータの書込みを
行い、その後、動作モードを切り替えて、後段の論理ブ
ロックの入力端子に対応するテスト回路内のデータを読
み出し、前段の論理ブロックのデータ出力を行うこと
で、論理ブロック間の信号接続のテストを行なうことを
特徴とする。
【0034】前記の目的を達成するため、本発明に係る
論理回路の第2のテスト方法は、本発明に係るテスト回
路を用いた論理回路のテスト方法であって、論理ブロッ
クの設計時には、論理ブロックの入力端子側および出力
端子側それぞれにテスト回路を配設した状態で回路設計
およびテストパターンを作成し、論理ブロック間の接続
を行なう際には、出力端子側のテスト回路と入力端子側
のテスト回路を統合して、論理ブロック間の接続情報か
ら、論理ブロックの入力端子に対応するテスト回路への
データ書込み、および論理ブロックの出力端子に対応す
るテスト回路からのデータ読み出しを行ない、論理ブロ
ック間の信号接続をテストすることを特徴とする。
【0035】上記の構成および方法によれば、論理ブロ
ック内のテストを同じ論理ブロックであれば共通のパタ
ーンを使用でき、かつ論理ブロック間の信号接続テスト
用のテストパターンをより少ない工数で開発することが
可能になる。
【0036】また、論理ブロック内のテストパターンを
ブロック毎に開発し、複数の論理ブロックを接続した場
合も、論理ブロックが共通であればその論理ブロック内
のテストパターンを共通で使うことができる。
【0037】また、論理ブロック間の接続を変更した場
合でも、論理ブロック間の接続情報に基づいて、信号接
続テスト用のテストパターンを容易に開発することがで
きる。
【0038】さらに、論理ブロックの接続時に、その出
力端子側と入力端子側のテスト回路を統合することで、
より少ないチップ面積で接続確認のためのテスト回路を
実現することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0040】図1は、本発明の一実施形態によるテスト
回路を備えた論理回路の回路ブロック図であり、論理ブ
ロック間を接続して目的とする論理回路を構成した状態
を示している。図2は、図1の論理回路における各論理
ブロック毎のテストパターンを作成する段階での回路ブ
ロック図であり、各論理ブロック間は接続されていない
状態にある。図3は、本実施形態によるテスト回路の構
成例を示す回路図である。
【0041】以下では、まず、図2および図3について
説明し、次に、図1について説明する。
【0042】図2において、11は、ある機能(例え
ば、タイマー等の機能)を有する第1論理ブロックであ
り、12は、別の機能(例えば、シリアルI/F等の機
能)を有する第2論理ブロックである。第1論理ブロッ
ク11および第2論理ブロック12は、それぞれ、第1
入力端子14および18、第2入力端子15および1
9、第1出力端子16および110、第2出力端子17
および111を有する。
【0043】13は論理回路内のデータバスであり、1
24は第1テスト回路、125は第2テスト回路、22
6は第3テスト回路、227は第4テスト回路、228
は第5テスト回路、229は第6テスト回路、130は
第7テスト回路、131は第8テスト回路であり、これ
らのテスト回路はいずれも同じ構成を有する。なお、テ
スト回路の詳細構成については、図3を用いて後ほど説
明する。
【0044】第1テスト回路124、第2テスト回路1
25、第5テスト回路228、および第6テスト回路2
29において、バス端子BUSはデータバス13に接続
され、データ入力端子DIおよびリードイネーブル端子
REは使用しないので接地される。
【0045】また、内部のテストレジスタにデータバス
13の値を書き込むことを指定するために、後述するデ
コード回路133から、第1テスト回路124のライト
イネーブル端子WEにはライトイネーブル信号WE10
が供給され、第2テスト回路125のライトイネーブル
端子WEにはライトイネーブル信号WE11が供給さ
れ、第5テスト回路228のライトイネーブル端子WE
にはライトイネーブル信号WE20が供給され、第6テ
スト回路229のライトイネーブル端子WEにはライト
イネーブル信号WE21が供給される。
【0046】また、第1テスト回路124のデータ出力
端子DOは第1論理ブロック11の第1入力端子14に
接続され、第2テスト回路125のデータ出力端子DO
は第1論理ブロック11の第2入力端子15に接続さ
れ、第5テスト回路228のデータ出力端子DOは第2
論理ブロック12の第1入力端子18に接続され、第6
テスト回路229のデータ出力端子DOは第2論理ブロ
ック12の第2入力端子19に接続されている。
【0047】一方、第3テスト回路226、第4テスト
回路227、第7テスト回路130、および第8テスト
回路131において、バス端子BUSはデータバス13
に接続され、データ出力端子DOは使用しないのでオー
プンにされ、ライトイネーブル端子WEは使用しないの
で接地される。
【0048】また、データ入力端子DIの値をデータバ
ス13に読み出すことを指定するために、後述するデコ
ード回路133から、第3テスト回路226のリードイ
ネーブル端子REにはリードイネーブル信号RE10が
供給され、第4のテスト回路227のリードイネーブル
端子REにはリードイネーブル信号RE11が供給さ
れ、第7のテスト回路130のリードイネーブル端子R
Eにはリードイネーブル信号RE20が供給され、第8
のテスト回路131のリードイネーブル端子REにはリ
ードイネーブル信号RE21が供給される。
【0049】また、第3テスト回路226のデータ入力
端子DIは第1論理ブロック11の第1出力端子16に
接続され、第4テスト回路227のデータ入力端子DI
は第1論理ブロック11の第2出力端子17に接続さ
れ、第7テスト回路130のデータ入力端子DIは第2
論理ブロック12の第1出力端子110に接続され、第
8テスト回路131のデータ入力端子DIは第2論理ブ
ロック12の第2出力端子111に接続されている。
【0050】さらに、全てのテスト回路のテスト端子T
ESTには、論理回路内の動作モードをテストモードに
設定する場合には論理「1」であり、通常動作モードに
設定する場合には論理「0」であるテスト信号TEST
が供給される。
【0051】デコード回路133は、論理回路内のアド
レスバス132上のアドレス値ADR、ライトイネーブ
ル信号WE、およびリードイネーブル信号REから、第
1テスト回路124に対してライトイネーブル信号WE
10を、第2テスト回路125に対してライトイネーブ
ル信号WE11を、第3テスト回路226に対してリー
ドイネーブル信号RE10を、第4テスト回路227に
対してリードイネーブル信号RE11を、第5テスト回
路228に対してライトイネーブル信号WE20を、第
6テスト回路229に対してライトイネーブル信号WE
21を、第7テスト回路130に対してリードイネーブ
ル信号RE20を、第8テスト回路131に対してリー
ドイネーブル信号RE21をデコードして出力する。
【0052】次に、データバス13から各論理ブロック
へのデータ入力動作、および各論理ブロックからデータ
バス13へのデータ出力動作について説明する。
【0053】まず、各論理ブロックへのデータ入力動作
について説明する。アドレスバス132のアドレス値A
DRが、第1論理ブロック11の第1入力端子14に入
力する値を書き込むための第1テスト回路124を示し
ていると、ライトイネーブル信号WEが論理「1」の時
に、デコード回路133がライトイネーブル信号WE1
0を論理「1」にする。ライトイネーブル信号WE10
が論理「1」になることにより、第1テスト回路124
内の後述するテストレジスタ37にデータバス13のデ
ータが取り込まれる。そして、テスト信号TESTが論
理「1」であるときに、第1テスト回路124内のテス
トレジスタ37の値が、第1論理ブロック11の第1入
力端子14に入力される。
【0054】このようにして、第1論理ブロック11の
第2入力端子15、第2論理ブロック12の第1入力端
子18および第2入力端子19へのデータ入力動作も同
様に行われる。
【0055】次に、各論理ブロックからのデータ出力動
作について説明する。アドレスバス132のアドレス値
ADRが、第1論理ブロック11の第1出力端子16の
値を読み出すための第3テスト回路226を示している
と、リードイネーブル信号REが論理「1」の時に、デ
コード回路133がリードイネーブル信号RE10を論
理「1」にする。リードイネーブル信号RE10が論理
「1」になることにより、テスト信号TESTが論理
「1」であるときに、第1論理ブロック11の第1出力
端子16の値がデータバス13に出力される。
【0056】このようにして、第1論理ブロック11の
第2出力端子17、第2論理ブロック12の第1出力端
子110および第2出力端子111からのデータ出力動
作も同様に行われる。
【0057】図3は、図2の各テスト回路の構成例を示
す回路図である。
【0058】図3において、37はテストレジスタであ
り、ライトイネーブル端子WEへのライトイネーブル信
号が論理「0」から論理「1」に遷移したときに、バス
端子BUSに接続されたデータバス13上のデータ値を
取り込む。
【0059】38はマルチプレクサ(MPX)であり、
排他的論理和(XOR)回路312により、リードイネ
ーブル端子REからのリードイネーブル信号とテスト端
子TESTからのテスト信号の排他的論理和(XOR)
をとった選択信号が論理「0」(REが論理「1」、T
ESTが論理「1」)の場合は、データ入力端子DIか
らの値を、該選択信号が「1」(REが論理「1」、T
ESTが論理「0」)の場合は、テストレジスタ37に
書き込まれた値を、データ出力端子DOに、またトライ
ステートバッファ312を介してバス端子BUSに選択
出力する。
【0060】トライステートバッファ312は、リード
イネーブル端子REからのリードイネーブル信号が論理
「1」の場合に、MPX38からの信号をバス端子BU
Sに読み出し、該リードイネーブル信号が論理「0」の
場合は、その出力がハイインピーダンスとなり、バス端
子BUSから切り離される。
【0061】次に、このように構成されたテスト回路の
動作について説明する。
【0062】まず、ライトイネーブル端子WEへのライ
トイネーブル信号が論理「1」になることで、バス端子
BUSの値がテストレジスタ37に取り込まれる。
【0063】次に、テスト端子TESTの信号が論理
「1」であって、リードイネーブル端子REの信号が論
理「0」の時、トライステートバッファ310は非活性
状態になり、MPX38によりテストレジスタ37の値
がデータ出力端子DOに出力される。これにより、テス
トモード時において、後段の論理ブロックにテストデー
タが入力される。
【0064】また、テスト端子TESTの信号が論理
「1」であって、リードイネーブル端子REの信号が論
理「1」の時は、トライステートバッファ310は活性
状態になり、MPX38およびトライステートバッファ
310によりデータ入力端子DIの値がバス端子BUS
に出力される。これにより、テストモード時において、
前段の論理ブロックの出力信号をバス端子BUSに読み
出すことができる。
【0065】一方、テスト端子TESTの信号が論理
「0」であって、リードイネーブル端子REの信号が論
理「0」の時は、トライステートバッファ310は非活
性状態になり、MPX38によりデータ入力端子DIの
値がデータ出力端子DOに出力される。これにより、通
常動作モード時において、前段の論理ブロックと後段の
論理ブロックの信号接続がなされる。
【0066】また、テスト端子TESTの信号が論理
「0」であって、リードイネーブル端子REの信号が論
理「1」の時は、トライステートバッファ310は活性
状態になり、MPX38およびトライステートバッファ
310によりテストレジスタ37の値がバス端子BUS
に出力される。これにより、通常動作モード時におい
て、前段の回路ブロックの出力端子が接続されるデータ
入力端子DIからバス端子BUSへの経路、テストレジ
スタ37からデータ出力端子DOへの経路、およびテス
トレジスタ37からバス端子BUSへの経路が確認で
き、データ入力端子DIとデータ出力端子DOが正しく
接続されていることが確認できる。
【0067】次に、テストパターンを作成する方法につ
いて説明する。
【0068】図2の状態で、第1論理ブロック11と第
2論理ブロック12に対して、各論理ブロック毎のテス
トパターンを作成する。
【0069】第1論理ブロック11に対するテストパタ
ーンは、既に論理回路がテストモード状態(すなわち、
テスト信号TESTが論理「1」の状態)にあるとし
て、以下のような形になる。
【0070】[リスト1(第1論理ブロック11に対す
るテストパターン)] ステップ1 WRITE AI,01 ステップ2 READ AO,01 ステップ3 WRITE AI,10 ステップ4 READ AO,10 ………(以下に続く) 上記リスト1のステップ1は、第1論理ブロック11の
入力端子に「01」を設定する(第1入力端子14に
「0」を、第2入力端子15に「1」を設定する)こと
を示す。つまり、第1論理ブロック11の第1入力端子
14に対応する第1テスト回路124のテストレジスタ
37に「0」を、第2入力端子15に対応する第2テス
ト回路125のテストレジスタ37に「1」を書き込む
ことを意味する。
【0071】リスト1のステップ3も、設定値は「1
0」と異なるが同様の書き込み動作を示す。
【0072】なお、本実施形態では、第1テスト回路1
24のテストレジスタ37へのライトイネーブル信号W
E10と、第2テスト回路125のテストレジスタ37
へのライトイネーブル信号WE11とを分けて説明して
いるが、同一の信号とし、各テストレジスタ37に書き
込む値をデータバス13のビット位置により区別しても
良い。
【0073】リスト1のステップ2は、第1論理ブロッ
ク11の出力信号を読み出し、その読み出した値の期待
値が「01」であることを示す。つまり、第1出力端子
16の値を、第3テスト回路226を介してデータバス
13に読み出し、その読み出し値の期待値が「0」であ
ること、また第2出力端子17の値を、第4テスト回路
227を介してデータバス13に読み出し、その読み出
し値の期待値が「1」であることを示す。
【0074】リスト1のステップ4も、期待値は「1
0」と異なるが同様の読み出し動作を示す。
【0075】なお、本実施形態では、第1論理ブロック
11の第1出力端子16に対する第3テスト回路226
のリードイネーブル信号RE10と、第2出力端子17
に対する第4テスト回路227のリードイネーブル信号
RE11とを分けて説明しているが、同一の信号とし、
読み出す値をデータバス13のビット位置により区別し
ても良い。
【0076】このようにして、第1論理ブロック11に
対して、第1テスト回路124および第2テスト回路1
25を介して任意の値を入力として与え、第3テスト回
路226および第4テスト回路227を介して出力を読
み出すことにより、第1論理ブロック11内部のテスト
が行われる。
【0077】第2論理ブロック12に対するテストパタ
ーンも同様に、既に論理回路がテストモード状態(すな
わち、テスト信号TESTが論理「1」の状態)にある
として、以下のような形になる。
【0078】[リスト2(第2論理ブロック12に対す
るテストパターン)] ステップ1 WRITE BI,01 ステップ2 READ BO,01 ステップ3 WRITE BI,10 ステップ4 READ BO,10 ………(以下に続く) 次に、未接続であった第1論理ブロック11と第2論理
ブロック12間の信号線を接続して、目的とする論理回
路を構成した場合について、図1を用いて説明する。な
お、図1において、図2と同じ構成要素については同じ
符号を付し、説明を省略する。また、図1において、図
2の構成と異なるのは、図2の第3テスト回路226と
第5テスト回路を統合して第3’テスト回路126と
し、また図2の第4テスト回路227と第6テスト回路
229を統合して第4’テスト回路127とした点にあ
る。以下では、この構成の相違点についてのみ説明す
る。
【0079】第3’テスト回路126において、データ
入力端子DIは第1論理ブロック11の第1出力端子1
6に接続され、データ出力端子DOは第2論理ブロック
12の第1入力端子18に接続され、ライトイネーブル
端子WEには、デコード回路133からライトイネーブ
ル信号WE20が供給され、リードイネーブル端子RE
には、同じくデコード回路133からリードイネーブル
信号RE10が供給される。
【0080】また、第4’テスト回路127において、
データ入力端子DIは第1論理ブロック11の第2出力
端子17に接続され、データ出力端子DOは第2論理ブ
ロック12の第2入力端子19に接続され、ライトイネ
ーブル端子WEには、デコード回路133からライトイ
ネーブル信号WE21が供給され、リードイネーブル端
子REには、同じくデコード回路133からリードイネ
ーブル信号RE11が供給される。
【0081】図1において、まず、第1論理ブロック1
1内部のテストを行うためには、テストモード状態(テ
スト信号TESTが論理「1」の状態)にして、予め用
意しておいたリスト1(第1論理ブロック11に対する
テストパターン)を実行すればよい。また、第2論理ブ
ロック12内部のテストを行うためには、テストモード
状態にして、予め用意しておいたリスト2(第2論理ブ
ロック12に対するテストパターン)を実行すればよ
い。
【0082】次に、第1論理ブロック11と第2論理ブ
ロック12の接続をテストするためには、テストモード
でない状態(テスト信号TESTが論理「0」の状態)
で、以下のようなテストを行う。
【0083】[リスト3(第1論理ブロック11の第1
出力端子16と第2論理ブロック12の第1入力端子1
8間の信号接続をテストするテストパターン)] ステップ1 全てのテスト回路のテストレジスタ37へ
の「0」の書き込み ステップ2 第2論理ブロック12の第1入力端子18
に対応するライトイネーブル信号WE20により、第
3’テスト回路126のテストレジスタ37への「1」
の書き込み ステップ3 第1論理ブロック11の第1出力端子16
に対応するリードイネーブル信号RE10により、第
3’テスト回路126のテストレジスタ37からの読み
出し ステップ4 ステップ3で読み出した値が「1」である
か否かの判断 上記リスト3のステップ4において、ステップ3で読み
出した値が「1」であれば、第1論理ブロック11の第
1出力端子16と第2論理ブロック12の第1入力端子
18は正しく信号接続されており、一方、ステップ3で
読み出した値が「0」であれば、接続ミスまたは接続不
良である。
【0084】[リスト4(第1論理ブロック11の第2
出力端子17と第2論理ブロック12の第2入力端子1
9間の信号接続をテストするテストパターン)] ステップ1 全てのテスト回路のテストレジスタ37へ
の「0」の書き込み ステップ2 第2論理ブロック12の第2入力端子19
に対応するライトイネーブル信号WE21により、第
4’テスト回路127のテストレジスタ37への「1」
の書き込み ステップ3 第1論理ブロック11の第2出力端子17
に対応するリードイネーブル端子RE11により、第
4’テスト回路127のテストレジスタ37からの読み
出し ステップ4 ステップ3で読み出した値が「1」である
か否かの判断 上記リスト4のステップ4において、ステップ3で読み
出した値が「1」であれば、第1論理ブロック11の第
2出力端子17と第2論理ブロック12の第2入力端子
19は正しく信号接続されており、一方、ステップ3で
読み出した値が「0」であれば、接続ミスまたは接続不
良である。
【0085】図4は、図1の論理ブロック間の接続に対
して、接続ミスの一例を示す図であり、第1論理ブロッ
ク11の第1出力端子16と第2論理ブロック12の第
1入力端子18とを信号接続し、第1論理ブロック11
の第2出力端子17と第2論理ブロック12の第2入力
端子19とを信号接続すべきところを、誤って、第1論
理ブロック11の第1出力端子16と第2論理ブロック
12の第2入力端子19とを信号接続し、第1論理ブロ
ック11の第2出力端子17と第2論理ブロック12の
第1入力端子18とを信号接続してしまった例を示す。
【0086】図4において、テストモード状態(テスト
信号TESTが論理「1」の状態)では、第1論理ブロ
ック11および第2論理ブロック12の内部テストは、
それぞれ、リスト1(第1論理ブロック11に対するテ
ストパターン)およびリスト2(第2論理ブロック12
に対するテストパターン)により正常に行われる。
【0087】しかし、リスト3(第1論理ブロック11
の第1出力端子16と第2論理ブロック12の第1入力
端子18間の信号接続をテストするテストパターン)を
入力すると、リスト3のステップ2において、第3’テ
スト回路127のテストレジスタ37に「1」(期待
値)が書き込まれるが、ステップ3において読み出され
るのは、第4’テスト回路127のテストレジスタ37
の値である「0」となる。
【0088】そのため、リスト3のステップ4で、読み
出し値「0」が期待値「1」に一致せず、接続不良が発
見される。
【0089】また、リスト4(第1論理ブロック11の
第2出力端子17と第2論理ブロック12の第1入力端
子19間の信号接続をテストするテストパターン)のテ
ストパターンによっても同様に、読み出し値と期待値と
の不一致が発生し、接続不良が発見される。
【0090】なお、本実施形態では、各論理ブロックの
入力端子数および出力端子数をそれぞれ2本として説明
したが、本発明がそれに限定されないのは言うまでもな
い。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
論理ブロック内のテストを同じ論理ブロックであれば共
通のパターンを使用でき、かつ論理ブロック間の信号接
続テスト用のテストパターンをより少ない工数で開発す
ることが可能になる。
【0092】また、論理ブロック内のテストパターンを
ブロック毎に開発し、複数の論理ブロックを接続した場
合も、論理ブロックが共通であればその論理ブロック内
のテストパターンを共通で使うことができる。
【0093】また、論理ブロック間の接続を変更した場
合でも、論理ブロック間の接続情報に基づいて、信号接
続テスト用のテストパターンを容易に開発することがで
きる。
【0094】さらに、論理ブロックの接続時に、その出
力端子側と入力端子側のテスト回路を統合することで、
より少ないチップ面積で接続確認のためのテスト回路を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるテスト回路を備え
た論理回路の回路ブロック図
【図2】 図1の論理回路における各論理ブロック毎の
テストパターンを作成する段階での回路ブロック図
【図3】 本実施形態によるテスト回路の構成例を示す
回路図
【図4】 図1の論理ブロック間の接続に対する接続ミ
スの一例を示す図
【図5】 論理ブロック内部をテストする場合における
従来のテスト回路の構成を示すブロック図
【図6】 スキャン手法を用いて論理ブロック間の信号
接続をテストする場合における従来のテスト回路の構成
を示すブロック図
【符号の説明】
11 第1論理ブロック 12 第2論理ブロック 13 データバス 14 第1論理ブロック11の第1入力端子 15 第1論理ブロック11の第2入力端子 16 第1論理ブロック11の第1出力端子 17 第1論理ブロック11の第2出力端子 18 第2論理ブロック12の第1入力端子 19 第2論理ブロック12の第2入力端子 110 第2論理ブロック12の第1出力端子 111 第2論理ブロック12の第2出力端子 124 第1テスト回路 125 第2テスト回路 126 第3’テスト回路 127 第4’テスト回路 130 第7テスト回路 131 第8テスト回路 132 アドレスバス 226 第3テスト回路 227 第4テスト回路 228 第5テスト回路 229 第6テスト回路 37 テストレジスタ(テスト入力用記憶部) 38 マルチプレクサ(選択部) 310 トライステートバッファ(読出し部) 312 排他的論理和(XOR)回路 BUS 各テスト回路のバス端子 DI 各テスト回路のデータ入力端子 DO 各テスト回路のデータ出力端子 RE 各テスト回路のリードイネーブル端子 TEST 各テスト回路のテスト端子 WE 各テスト回路のライトイネーブル端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムバスを有する論理回路内の論理
    ブロックをテスト対象とするテスト回路であって、 前記システムバスを介してデータ設定を行うテスト入力
    用記憶部と、 前記テスト入力用記憶部からの出力信号と通常動作時の
    入力信号を入力とし、モード切替信号により、前記テス
    ト入力用記憶部からの出力信号か前記通常動作時の入力
    信号のいずれかを選択し、前記論理ブロックへの出力信
    号とする選択部と、 前記選択部からの出力信号を前記システムバスに読み出
    す読出し部とを備えたことを特徴とする論理回路のテス
    ト回路。
  2. 【請求項2】 前記テスト入力用記憶部は、前記システ
    ムバスのデータを入力とし、書き込み信号により、前記
    システムバスのデータを取り込むテストレジスタから成
    り、 前記選択部は、前記テストレジスタの出力信号と通常動
    作時の入力信号を選択制御信号により切り替えて出力す
    るマルチプレクサから成り、 前記読出し部は、読み出し信号により、前記マルチプレ
    クサの出力信号を前記システムバスに出力するトライス
    テートバッファから成り、 前記テスト回路は、前記読み出し信号とテストモードで
    あることを示すテスト信号を入力とし、出力が前記マル
    チプレクサの前記選択制御信号となる排他的論理和回路
    を備え、 前記テスト信号が第1の電位で且つ前記読み出し信号が
    第2の電位である場合、前記マルチプレクサは、前記テ
    ストレジスタのデータを前記論理ブロックに出力し、 前記テスト信号が第1の電位で且つ前記読み出し信号が
    前記第2の電位とは異なる第3の電位である場合、前記
    マルチプレクサは、前記通常動作時の入力信号の値を前
    記論理ブロックに出力すると同時に、前記トライステー
    トバッファは、前記マルチプレクサの出力信号の値を前
    記システムバスに読み出し、 前記テスト信号が前記第1の電位とは異なる第4の電位
    で且つ前記読み出し信号が前記第2の電位である場合、
    前記マルチプレクサは、前記通常動作時の入力信号の値
    を前記論理ブロックに出力し、 前記テスト信号が前記第4の電位で且つ前記読み出し信
    号が前記第3の電位の場合、前記マルチプレクサは、前
    記テストレジスタのデータを前記論理ブロックに出力す
    ると同時に、前記トライステートバッファは、前記マル
    チプレクサの出力の値を前記システムバスに読み出すこ
    とを特徴とする請求項1記載の論理回路のテスト回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のテスト回路が前
    記論理ブロック間に配設された論理回路のテスト方法で
    あって、 後段の論理ブロックの入力データを入力端子側の前記テ
    スト回路により設定し、 前段の論理ブロックの出力データを出力端子側の前記テ
    スト回路に出力することで、前記論理ブロック内部のテ
    ストを行い、 前記後段の論理ブロックの入力端子に対応する前記テス
    ト回路へのデータの書込みを行い、 その後、動作モードを切り替えて、前記後段の論理ブロ
    ックの入力端子に対応する前記テスト回路内のデータを
    読み出し、前記前段の論理ブロックのデータ出力を行う
    ことで、前記論理ブロック間の信号接続のテストを行な
    うことを特徴とする論理回路のテスト方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のテスト回路を用
    いた論理回路のテスト方法であって、 前記論理ブロックの入力端子側および出力端子側それぞ
    れに前記テスト回路を配設した状態で回路設計およびテ
    ストパターンを作成し、 前記出力端子側のテスト回路と前記入力端子側のテスト
    回路を統合して、前記論理ブロック間の信号接続を行な
    い、 前記論理ブロック間の接続情報から、前記論理ブロック
    の入力端子に対応する前記テスト回路へのデータ書込
    み、および前記論理ブロックの出力端子に対応する前記
    テスト回路からのデータ読み出しを行ない、 前記論理ブロック間の信号接続をテストすることを特徴
    とする論理回路のテスト方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014024640A1 (ja) * 2012-08-08 2014-02-13 三菱電機株式会社 ロジック図面誤り箇所推定装置及びその方法

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