JP2002228081A - 保温・移送用配管 - Google Patents

保温・移送用配管

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JP2002228081A
JP2002228081A JP2001029451A JP2001029451A JP2002228081A JP 2002228081 A JP2002228081 A JP 2002228081A JP 2001029451 A JP2001029451 A JP 2001029451A JP 2001029451 A JP2001029451 A JP 2001029451A JP 2002228081 A JP2002228081 A JP 2002228081A
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JP
Japan
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heat
transfer pipe
layer
heat insulation
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001029451A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinobu Tsuda
明信 津田
Katsuyuki Marui
勝之 丸井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Moore Co
Original Assignee
Nitta Moore Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 400℃までの気体や液体を保温しながら移
送できる保温・移送用配管を提供すること。 【解決手段】 樹脂又は金属の移送管1の周囲にコード
ヒータ2を沿わせると共にその外周に均熱層3、保温層
4、保護カバー6を順に設けて構成されている保温・移
送用配管において、コードヒータ2を最高400℃まで
発熱可能なものとすると共に、均熱層3にアルミ泊とガ
ラスクロスシートから成る積層体を使用してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、気体や液体の保
温・移送用配管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】保温用ファイバーグラスは、板状に形成
されていると共にその片面を接着剤でバインドし、せる
と共に、その外周に均熱層、保温層、保護カバーを順に
設けて構成されており、最高200℃で気体や液体を保
温しながら移送できるようにしてある。
【0003】しかしながら、近年、煙道ガスや燃焼ガス
等のサンプリング配管として使用する場合において、耐
用温度が400℃程度の保温・移送用配管が望まれるよ
うになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、400℃までの気体や液体を保温しながら移送でき
る保温・移送用配管を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の保温・移送用
配管は、樹脂又は金属の移送管の周囲にコードヒータを
沿わせると共にその外周に均熱層、保温層、保護カバー
を順に設けて構成されている保温・移送用配管におい
て、コードヒータを最高400℃まで発熱可能なものと
すると共に、均熱層にアルミ泊とガラスクロスシートか
ら成る積層体を使用してある。
【0006】なお、上記発明の保温・移送用配管の作用
・効果については、以下の発明の実施の形態の欄で明ら
かにする。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態の保温・移送
用配管を図面に従って説明する。 〔実施形態1〕図1は、この発明の実施形態の保温・移
送用配管Pの説明図である。 (この保温・移送用配管Pの構成について)この保温・
移送用配管Pは、図1に示すように、移送管1の周囲に
コードヒータ2を沿わせると共にその外周に均熱層3、
保温層4、防湿層5、保護カバー6を順に設けて構成さ
れている。
【0008】移送管1は、気体や液体を移送するもので
樹脂又は金属により構成されている。
【0009】コードヒータ2は、直列式のものであり、
図1に示すように、移送管1の外面に接触させるように
して設けられており、最高400℃まで発熱可能なもの
が使用されている。なお、移送管1内を流れる気体又は
液体の温度は上記コードヒータ2の温度設定器により±
5℃程度の誤差の範囲内で保温設定できるようにしてあ
る。また、このコードヒータ2の被覆層はガラスクロス
テープにより形成してある。
【0010】均熱層3は、移送管1の全周にコードヒー
タ2からの熱が均一に行き渡るようにするためのもので
あり、アルミ泊とガラスクロスシートから成る積層体
(テープ状のものも含む)が用いられている。
【0011】保温層4は、厚みが約5mmの帯状に形成
されたガラスファイバーを均熱層3上から4〜5層程度
螺旋状に巻き付けるようにして形成されている。ここ
で、この実施形態では、組み立て作業時におけるガラス
ファイバーの飛散を防止するため、帯状のガラスファイ
バー40をポリエチレンの薄膜41で包み込んで成るファイ
バーグラステープ4a、例えば、図2や図3に示すような
構成のものを採用している。なお、帯状に形成したガラ
スファイバーの片面を糊で固めたものも使用できる。
【0012】防湿層5は、保温層4と保護カバー6の間
に湿気が侵入するものを防止するためのものであり、ポ
リエステル製のテープを保温層4に螺旋状に巻き付ける
ようにして形成されている。
【0013】保護カバー6は、製品の保護及び防水を目
的として設けられたものであり、ポリビニルクロリデン
(PVC)製の円筒状パイプにより構成されている。 (この保温・移送用配管Pの機能について) .この保温・移送用配管Pでは、コードヒータ2が最
高400℃まで発熱可能であるから、最高400℃で気
体や液体を保温しながら移送できる。したがって、煙道
ガスや燃焼ガス等のサンプリング配管、その他高温流体
移送用配管として使用できる。 .この保温・移送用配管Pでは、コードヒータ2を最
高400℃まで発熱可能なものとしてあるが、コードヒ
ータ2の被覆層はガラスクロステープにより形成してあ
ると共に均熱層にアルミ泊とガラスクロスシートから成
る積層体(テープ状のものを含む)を使用してあるか
ら、熱により保温層4を構成するガラスファイバーが焦
げるようなことはない。したがって、長期使用が可能で
ある。 .保温層4として、約5mmの帯状に形成されたガラ
スファイバー40をポリエチレンの薄膜41で包み込んだフ
ァイバーグラステープ4aを使用した場合、組み立て作業
時におけるガラスファイバーの飛散が防止できる。
【0014】同様に保温層4として、上記ファイバーグ
ラステープ4aを使用した場合、帯状のガラスファイバー
の片面を糊で固めたものと比較して、均熱層3への巻き
付け時において「折れ」が発生しにくくなるから、均熱
層3の外形状に倣って綺麗に巻き付けることができる。
したがって、所定の巻き付け長さで所定の巻き径となる
から、保護層6である円筒状パイプの外挿が容易であ
る。
【0015】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるから
次の効果を有する。
【0016】発明の実施の形態の欄に記載した内容か
ら、400℃までの気体や液体を保温しながら移送でき
る保温・移送用配管を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の保温・移送用配管の説明
図。
【図2】前記保温・移送用配管を構成する保温層を形成
するためのファイバーガラステープの斜視図。
【図3】前記保温・移送用配管を構成する保温層を形成
するためのファイバーガラステープの断面図。
【符号の説明】
P 保温・移送用配管 1 移送管 2 コードヒータ 3 均熱層 4 保温層 5 防湿層 6 保護カバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月6日(2001.2.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来の保温・移送用配管は、樹脂又は金
属の移送管の周囲に直列式電気コードヒータを沿わせる
と共に、その外周に均熱層、保温層、保護カバーを順に
設けて構成されており、最高200℃で気体や液体を保
温しながら移送できるようにしてある。
フロントページの続き Fターム(参考) 3H025 AA13 AB01 3H036 AA01 AB03 AB13 AB24 AC04 AD09 AE09 3H111 AA01 BA01 BA15 CB06 CB07 CB14 DA02 DA15 DB02 DB11

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂又は金属の移送管の周囲にコードヒ
    ータを沿わせると共にその外周に均熱層、保温層、保護
    カバーを順に設けて構成されている保温・移送用配管に
    おいて、コードヒータを最高400℃まで発熱可能なも
    のとすると共に、均熱層にアルミ泊とガラスクロスシー
    トから成る積層体を使用したことを特徴とする保温・移
    送用配管。
JP2001029451A 2001-02-06 2001-02-06 保温・移送用配管 Pending JP2002228081A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014031942A1 (en) * 2012-08-24 2014-02-27 Dekoron Unitherm, Inc. Conduit apparatus, system, and methods thereof
US10316993B2 (en) 2017-03-15 2019-06-11 Novelis Inc. Corrugated heat protection tube and methods of making the same

Cited By (3)

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WO2014031942A1 (en) * 2012-08-24 2014-02-27 Dekoron Unitherm, Inc. Conduit apparatus, system, and methods thereof
US10316993B2 (en) 2017-03-15 2019-06-11 Novelis Inc. Corrugated heat protection tube and methods of making the same
US10876662B2 (en) 2017-03-15 2020-12-29 Novelis Inc. Corrugated heat protection tube and methods of making the same

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Effective date: 20040412