JPH0528038Y2 - - Google Patents
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- JPH0528038Y2 JPH0528038Y2 JP9142386U JP9142386U JPH0528038Y2 JP H0528038 Y2 JPH0528038 Y2 JP H0528038Y2 JP 9142386 U JP9142386 U JP 9142386U JP 9142386 U JP9142386 U JP 9142386U JP H0528038 Y2 JPH0528038 Y2 JP H0528038Y2
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- Japan
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- heat insulating
- resin film
- thermal conductivity
- insulating sheet
- gas
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- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、高温又は低温の配管や機器等の保
温、保冷に用いる断熱シートに関し、その適用場
面に応じて単層又は多層のもの、又各種寸法のも
のが用いられる。
温、保冷に用いる断熱シートに関し、その適用場
面に応じて単層又は多層のもの、又各種寸法のも
のが用いられる。
従来のこの種断熱用具としては、熱勾配が比較
的緩やかになるように設計された各種発泡体や鉱
物繊維を一定形状に整形した物を用いることが多
かつた。又、特に高温、高耐久性を要する場所や
LNG施設等のように極低温を扱う場合には、ス
テンレス鋼板等で作成した外箱の中に断熱材を詰
めた半反射形のものが用いられた。
的緩やかになるように設計された各種発泡体や鉱
物繊維を一定形状に整形した物を用いることが多
かつた。又、特に高温、高耐久性を要する場所や
LNG施設等のように極低温を扱う場合には、ス
テンレス鋼板等で作成した外箱の中に断熱材を詰
めた半反射形のものが用いられた。
第4図はその従来の構造例を示したものであ
り、第5図はその断面図である。
り、第5図はその断面図である。
図において、ステンレス鋼板等で作成した外箱
内に断熱材6を収納し、外箱5の端部に連結金具
を設ける。しかしながら、この従来のものは、断
熱作用がそれ程大きくないため、ある程度の厚さ
が必要とされる。従つて、被断熱部とのフイツト
性も余りよくなく、断熱工事精度を上げるのに障
害となつていた。特に第4図及び第5図に示した
構造例のように外箱を有するものにあつては製造
に費用がかかるばかりでなく、その形状及び寸法
により適用場所が限定されてしまうから、使用勝
手が非常に悪いという難点をもつていた。
内に断熱材6を収納し、外箱5の端部に連結金具
を設ける。しかしながら、この従来のものは、断
熱作用がそれ程大きくないため、ある程度の厚さ
が必要とされる。従つて、被断熱部とのフイツト
性も余りよくなく、断熱工事精度を上げるのに障
害となつていた。特に第4図及び第5図に示した
構造例のように外箱を有するものにあつては製造
に費用がかかるばかりでなく、その形状及び寸法
により適用場所が限定されてしまうから、使用勝
手が非常に悪いという難点をもつていた。
そこで、本考案は以上のような問題点を解決し
た断熱シートを提供することを目的とするもので
あり、その構成は次のとおりである。
た断熱シートを提供することを目的とするもので
あり、その構成は次のとおりである。
即ち、樹脂フイルム1により夫々独立した室と
して形成された多数の小室2内に、断熱材と共
に、アルゴンガス等の空気より熱伝導度の小さい
低熱伝導気体を封入して断熱シートを構成したも
のである。
して形成された多数の小室2内に、断熱材と共
に、アルゴンガス等の空気より熱伝導度の小さい
低熱伝導気体を封入して断熱シートを構成したも
のである。
次に、図面に基づいて本考案の各実施例につき
説明する。
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示したもので、第
2図はそのX−X′線上の断面図を示したもので
ある。第1図において樹脂フイルム1は耐熱性を
有し、表面に金属蒸着等の反射膜処理が施されて
いる。又、樹脂フイルム1により形成された多数
の夫々独立した小室を有し、この内部には硬質ウ
レタンフイルム、グラスウール、石綿等の断熱材
と共に、アルゴンガス、フレオンガス(商品名)
等の空気より熱伝導度の小さい低熱伝導気体が同
時に封入されている。次に、表層部での樹脂フイ
ルム1,1間は接合部で高温又は高周波接着等に
より気密に接合がなされている。又、樹脂フイル
ム1,1間の内部同志は接合部4で接着剤等によ
る比較的簡易に且つ、気密に接合がなされてい
る。こうして、形成される多数の小室2の配列は
以上の実施例のように二層であることは必ずしも
必要ではなく、単層でも三層以上の多層でもよ
い。さらに、その形状も適宜選定すればよく、第
1図のように二層とも同形の六角形で位置をずら
したものや第3図のように一層を六角形、他層を
三角形としたもの等、種々の組合せが考えられ
る。
2図はそのX−X′線上の断面図を示したもので
ある。第1図において樹脂フイルム1は耐熱性を
有し、表面に金属蒸着等の反射膜処理が施されて
いる。又、樹脂フイルム1により形成された多数
の夫々独立した小室を有し、この内部には硬質ウ
レタンフイルム、グラスウール、石綿等の断熱材
と共に、アルゴンガス、フレオンガス(商品名)
等の空気より熱伝導度の小さい低熱伝導気体が同
時に封入されている。次に、表層部での樹脂フイ
ルム1,1間は接合部で高温又は高周波接着等に
より気密に接合がなされている。又、樹脂フイル
ム1,1間の内部同志は接合部4で接着剤等によ
る比較的簡易に且つ、気密に接合がなされてい
る。こうして、形成される多数の小室2の配列は
以上の実施例のように二層であることは必ずしも
必要ではなく、単層でも三層以上の多層でもよ
い。さらに、その形状も適宜選定すればよく、第
1図のように二層とも同形の六角形で位置をずら
したものや第3図のように一層を六角形、他層を
三角形としたもの等、種々の組合せが考えられ
る。
なお、低熱伝導気体の封入を現地で行えるよう
にしておけば、輸送性、形状追従性等を向上し得
る効果がある。
にしておけば、輸送性、形状追従性等を向上し得
る効果がある。
本考案の断熱シートは以上のような構成からな
り、次の効果を有する。
り、次の効果を有する。
(1) 小室2内には断熱材と共に、低熱伝導気体を
封入したから、従来のものに比べ、断熱効果が
大きく、全体としての厚さを減少できる。
封入したから、従来のものに比べ、断熱効果が
大きく、全体としての厚さを減少できる。
(2) 多数の小室2は樹脂フイルム1により、しか
も夫々独立した室として形成されているから、
可撓性に富み、被断熱部へのフイツト性が向上
できるばかりでなく、仮に一部の小室2に破損
が生じても他への影響はない。
も夫々独立した室として形成されているから、
可撓性に富み、被断熱部へのフイツト性が向上
できるばかりでなく、仮に一部の小室2に破損
が生じても他への影響はない。
(3) 以上の(1)及び(2)の効果により、断熱工事の作
業がし易くなるため、作業効率及びその精度を
向上できる。
業がし易くなるため、作業効率及びその精度を
向上できる。
なお、樹脂フイルムの表面に反射膜処理を施し
た反射形のものにあつては、以上の効果をさらに
倍加できる。
た反射形のものにあつては、以上の効果をさらに
倍加できる。
第1図は本考案の一実施例の平面透視図、第2
図はそのX−X′線上の断面図、第3図は他の実
施例の平面透視図、第4図は従来の断熱用具の斜
視図、第5図はその断面図を示す。 1……樹脂フイルム、2……小室、3,4……
接合部、5……外箱、6……断熱材、7……連結
金具。
図はそのX−X′線上の断面図、第3図は他の実
施例の平面透視図、第4図は従来の断熱用具の斜
視図、第5図はその断面図を示す。 1……樹脂フイルム、2……小室、3,4……
接合部、5……外箱、6……断熱材、7……連結
金具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1) 樹脂フイルム1により夫々独立した室とし
て形成された多数の小室2内に、断熱材と共
に、アルゴンガス等の空気より熱伝導度の小さ
い低熱伝導気体を封入したことを特徴とする断
熱シート。 2) 樹脂フイルム1の表面に熱反射効率の良い
金属被覆(蒸着)が施された実用新案登録請求
の範囲第1項記載の断熱シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9142386U JPH0528038Y2 (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9142386U JPH0528038Y2 (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62203023U JPS62203023U (ja) | 1987-12-24 |
JPH0528038Y2 true JPH0528038Y2 (ja) | 1993-07-19 |
Family
ID=30952192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9142386U Expired - Lifetime JPH0528038Y2 (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528038Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4610428B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2011-01-12 | 信越石英株式会社 | 耐熱性断熱シート |
JP5312915B2 (ja) * | 2008-11-18 | 2013-10-09 | 川上産業株式会社 | 段ボール代替の気泡シート |
GB0911822D0 (en) * | 2009-07-08 | 2009-08-19 | Rasmussen O B | Gas filled crosslaminate and method and apparatus for its manufacture |
KR200457447Y1 (ko) | 2010-02-19 | 2011-12-30 | 주식회사 이정아이에스 | 에이엘씨를 이용한 열반사 단열패널 |
-
1986
- 1986-06-16 JP JP9142386U patent/JPH0528038Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62203023U (ja) | 1987-12-24 |
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