JP2002227045A - 紡機のスピンドル給油装置 - Google Patents

紡機のスピンドル給油装置

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JP2002227045A
JP2002227045A JP2001019671A JP2001019671A JP2002227045A JP 2002227045 A JP2002227045 A JP 2002227045A JP 2001019671 A JP2001019671 A JP 2001019671A JP 2001019671 A JP2001019671 A JP 2001019671A JP 2002227045 A JP2002227045 A JP 2002227045A
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oil tank
oil
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hole
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JP2001019671A
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Masashi Kaneko
政司 金子
Hisaaki Hayashi
久秋 林
Yoshimichi Fujii
能理 藤井
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシングからのスピンドル軸の引抜作業を
必要とせずに、潤滑油の交換作業を簡単に行うことがで
きる紡機のスピンドル給油装置を提供する。 【解決手段】 ボルスタ3のハウジング5はスピンドル
レール4に嵌合固定され、その下部に油タンク6が固定
されている。スピンドル軸1aはボルスタ3の内面との
間に潤滑油が流通可能な隙間3aが形成される状態で軸
受2に支持されている。油タンク6内には、底部に形成
された給油及び排油共用の孔9を開閉するためのプラン
ジャ10が、コイルスプリング11により孔9を閉塞する側
へ付勢された状態で配設されている。油タンク6には給
油及び排油共用のアダプタが着脱可能に取り付けられる
ようになっている。プランジャ10は、アダプタが油タン
ク6に装着された状態において、アダプタに設けられた
パイプによって孔9を開放する位置へ移動されるように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリング精紡機、リン
グ撚糸機等の紡機のスピンドル給油装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の紡機においては、図1
0に示すように、スピンドル61はスピンドル軸61a
が、スピンドルレール62の挿通孔62aに挿通固定さ
れたボルスタ63(ケーシング)に軸受64を介して回
転可能に支持されている。ボルスタ63内には潤滑油が
充填され、その潤滑油により軸受64の潤滑が行われ
る。そして、潤滑油が古くなった際の交換時には、スピ
ンドル61をスピンドル軸61aとともにボルスタ63
から引き抜き、ボルスタ63内の潤滑油をポンプで抜き
取り、新しい潤滑油をボルスタ63内に充填する。
【0003】また、特開昭58−81629号公報に
は、ケーシングに軸受を介して回転可能に支持されたス
ピンドルシャフトの下部に、潤滑媒体を有するタンクを
一体回転可能に設けたものが開示されている。ケーシン
グにはタンク内の潤滑油を上部に配置された軸受まで導
く管を設けるとともに、該管の下部をその開口端から、
スピンドルの回転時に潤滑油が管内に流入するように屈
曲させている。この公報には潤滑油の交換に関しては何
ら記載されていない。
【0004】また、特開2000−34628号公報に
は、単錘駆動型多重撚糸機において、スピンドル軸を上
方へ抜き出さずに、スピンドル軸の軸受への潤滑油の供
給作業を行うことができる構成が提案されている。この
装置では、スピンドル軸を軸受を介して支持する支持部
(ケーシング)に、潤滑油を軸受へ案内する潤滑油通路
を設け、前記支持部の上側に配置されたモータ支持部に
軸受の潤滑油を外部から供給する潤滑油供給口を設けて
いる。前記潤滑油供給口にはニップルが嵌入されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】潤滑油の交換時にスピ
ンドルをスピンドル軸とともにボルスタから引き抜く作
業を必要とする場合は、作業性が悪い。なぜならば、ス
ピンドルの脱着時には、リングプレート、バルーンコン
トロールリングバー等の周辺部品の脱着が必要になる
他、ドラフトパートからトラベラに連なる糸の切断作業
が必要となり、紡機の再起動時に糸継ぎが必要となる。
その結果、工数が多大となり、定期保全時に合わせての
実施が必要となり、保全作業員の工数の平準化の阻害要
因となる。また、取り外してあるスピンドル軸に風綿が
付着したり、スピンドルが取り外されたボルスタ内に風
綿が進入して軸受部分に風綿が付着して軸受機能に支障
を来したり、スピンドルの引き抜き時に付着オイルが落
下して機台や床面等に付着して汚れる等の問題もある。
【0006】また、近年、機台の多数錘化あるいはスピ
ンドルの回転速度の高速化を図るため、精紡機の各錘毎
にスピンドル駆動用のモータを設けた所謂単錘駆動スピ
ンドル装置が提案されており、この単錘駆動スピンドル
装置ではスピンドルの軸部にモータを構成する回転子が
一体回転可能に固定されている。従って、スピンドル軸
をボルスタから引き抜く作業時あるいは元に戻す作業時
に回転子を破損したり、回転子の周面に吸着された異物
が固定子と回転子との隙間に入り込む状態となってモー
タの故障を招く虞がある。
【0007】一方、特開2000−34628号公報に
開示された構成では、各軸受毎に潤滑油供給口等を設け
る必要がある。また、使用される潤滑油は比較的粘性の
高いグリース状のものであり、リング精紡機やリング撚
糸機のスピンドルの軸受に使用される潤滑油のように、
粘性が低く、軸受を浸した状態で使用するものと異な
る。従って、特開2000−34628号公報に開示さ
れた構成を、リング精紡機やリング撚糸機のスピンドル
潤滑装置に適用しても、潤滑油の排出や供給を円滑に行
うことはできない。
【0008】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的はケーシング(ボルスタ)からの
スピンドル軸の引抜作業を必要とせずに、潤滑油の交換
作業を簡単に行うことができる紡機のスピンドル給油装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、スピンドル軸が筒状のケ
ーシングに複数個の軸受を介して回転可能に支承された
スピンドルを備えた紡機において、前記スピンドル軸と
前記ケーシングの内面との間に潤滑油が流通可能な隙間
を形成し、前記ケーシングの下部に油タンクを設け、該
油タンクに給油及び排油用のアダプタを着脱可能、かつ
前記アダプタの装着時に前記油タンクを前記アダプタの
通路に連通する孔を設けた。
【0010】従って、この発明においては、潤滑油を交
換する際には、油タンクにアダプタが装着され、油タン
ク内の古い潤滑油が孔及びアダプタの通路を通って回収
用タンクに回収される。次に新しい潤滑油がアダプタの
通路及び孔を経て油タンク内に供給される。従って、ス
ピンドル軸をケーシングから引き抜く作業を行うことな
く、潤滑油の交換を簡単に行うことができる。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記孔は給油及び排油共用である。
従って、この発明においては、油タンクに形成された1
個の孔で排油及び給油が行われるため、構造が簡単にな
る。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、前記孔は前記アダプタ
を前記油タンクの下方から該油タンクに装着可能に設け
られている。従って、この発明においては、特別な構造
を必要とせずに、油タンク内の潤滑油を全て簡単に排出
できる。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記油タ
ンクの外面には、前記アダプタ側に設けられた係合凸部
と係合して該アダプタを装着位置に保持するための保持
手段として、油タンクの下端から軸方向に沿って延びる
とともに上端において周方向へ屈曲して延びる溝が設け
られている。
【0014】この発明では、アダプタの油タンクへの装
着時に、アダプタを油タンクの軸方向に沿って油タンク
側へ移動させた後、周方向に回動させることにより、ア
ダプタが装着位置に保持される状態となる。また、取り
外す際は、アダプタを油タンクの周方向に回動させた
後、軸方向側へ移動させることにより簡単に取り外せ
る。そして、アダプタを装着位置に保持するための保持
手段の構造が非常に簡単になる。
【0015】請求項5に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記アダ
プタを装着位置に保持するための保持手段として、前記
アダプタ側に磁石が設けられ、油タンクの少なくとも前
記アダプタと対向する部分を磁性体製とした。この発明
においては、アダプタは油タンクに対して磁石の吸引力
により吸着された状態で所定の装着位置(排油位置及び
給油位置)に保持される。そして、磁石がアダプタ側に
設けられているため、油タンク側を磁性体製とすること
で特別な保持構造を設ける必要がない。
【0016】請求項6に記載の発明では、請求項1〜請
求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記孔は
付勢手段により閉鎖方向に付勢されたプランジャにより
閉鎖され、前記油タンクの底部に配設されたパッキンと
前記プランジャとの対向面はそれぞれテーパ状に形成さ
れている。従って、この発明においては、潤滑油の交換
時に油タンク内の潤滑油が孔から排出され易くなるとと
もに、油タンク内の潤滑油を確実に排出できる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を複数錘が共通の駆動ベルトで駆動されるスピンドル
装置に具体化した第1の実施の形態を図1及び図2に従
って説明する。
【0018】図1(a)に示すように、スピンドル1の
スピンドル軸1aを軸受2を介して回転可能に支承する
ケーシングとしてのボルスタ3は、紡機機台のスピンド
ルレール4に固定されるハウジング5を備え、該ハウジ
ング5の下部に油タンク6が固定されている。スピンド
ル軸1aはボルスタ3の内面との間に潤滑油が流通可能
な隙間3aが形成される状態で軸受2に支持されてい
る。
【0019】ハウジング5は上部にフランジ5aを有す
る有底円筒状に形成され、スピンドルレール4に形成さ
れた取付け孔4aを貫通するとともに、フランジ5aが
スピンドルレール4の上面に当接した状態で、取付け孔
4aに嵌合固定されている。なお、ハウジング5の中間
部に雄ねじ部を形成し、該雄ねじ部に螺合するナットで
ハウジング5をスピンドルレール4に締め付け固定して
もよい。
【0020】ハウジング5の下部には小径部5bが形成
され、該小径部5bに油タンク6が取り外し可能に固定
されている。油タンク6はその上部内面に形成された雄
ねじ部(図示せず)により小径部5bに螺着されてい
る。図1(b)に示すように、小径部5bには前記雄ね
じ部より下側に孔7が複数(この実施の形態では2個)
形成されている。小径部5bの底部にはスピンドル軸1
aの下端に当接するスラスト軸受8が配置されている。
【0021】油タンク6は透明又は半透明の合成樹脂製
で有底円筒状に形成され、その底部に給油及び排油共用
の孔9が形成されている。孔9は後記するアダプタを油
タンク6の下方から該油タンク6に装着可能に設けられ
ている。油タンク6内には孔9を開閉するためのプラン
ジャ10が、付勢手段としてのコイルスプリング11に
より孔9を閉塞する側へ付勢された状態で配設されてい
る。油タンク6の底部にはパッキン12が配設されてい
る。
【0022】図2(a),(b)に示すように、油タン
ク6には給油及び排油共用のアダプタ13が着脱可能に
取り付けられるようになっている。油タンク6の外周面
には給油及び排油共用のアダプタ13を着脱可能、かつ
装着時に所定位置に保持する保持手段としての雄ねじ部
6aが形成されている。
【0023】アダプタ13の先端には油タンク6に装着
される装着凹部14が形成され、装着凹部14の内面に
は雄ねじ部6aに螺合される雌ねじ部14aが形成され
ている。アダプタ13は油タンク6の底面との間にOリ
ング14bが介装された状態で装着されている。アダプ
タ13の中心部には、アダプタ13が油タンク6に装着
された状態においてプランジャ10を孔9内から押し退
け可能なパイプ15が、装着凹部14内に突出する状態
で設けられている。パイプ15は先端が閉塞されるとと
もに周面に孔15aが形成され、アダプタ13の油タン
ク6への装着時に排油及び給油の通路を構成する。アダ
プタ13は管路としてのチューブ16及び図示しない切
換えバルブを介して、図示しない給油器に連結されてい
る。
【0024】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。図1(a)に示すように、アダプタ13が油
タンク6に装着されていない状態では、プランジャ10
はコイルスプリング11によりパッキン12に当接して
孔9を閉鎖する位置に保持される。
【0025】古くなった潤滑油を交換する際は、紡機機
台の運転停止時に、先ず図2(a)に示すように、チュ
ーブ16及び切換えバルブを介して給油器の排油タンク
と連通された状態のアダプタ13を油タンク6に装着す
る。油タンク6の下方から雌ねじ部14aが油タンク6
の雄ねじ部6aと係合する位置までアダプタ13を上昇
させた後、アダプタ13をねじの進む方向に回転させる
と、アダプタ13は雌ねじ部14aが雄ねじ部6aと螺
合した状態で、排油及び給油用の所定位置に保持され
る。この状態では、プランジャ10がパイプ15の先端
と当接し、コイルスプリング11の付勢力に抗してパッ
キン12から離間した排油及び給油位置に配置される。
そして、油タンク6内がプランジャ10、チューブ16
及び切換えバルブを介して給油器の排油タンクと連通さ
れた状態となり、孔9とプランジャ10との隙間から古
い潤滑油が排油タンクへ流出する。排油タンク側は減圧
状態に保持されているため、油タンク6内の古い潤滑油
は円滑に排油タンクへと排出される。
【0026】油タンク6内の古い潤滑油が排出されるま
での所定時間経過後、切換えバルブが給油器の給油タン
クと連通する状態に切り換えられ、図2(b)に示すよ
うに、油タンク6内に新しい潤滑油が供給される。給油
タンクから所定量の潤滑油が供給された後、アダプタ1
3を油タンク6から取り外す。アダプタ13はねじが緩
む方向に回動されて下方へ移動し、その移動に伴ってプ
ランジャ10がコイルスプリング11によってパッキン
12に押圧された閉鎖位置に保持され、孔9からの潤滑
油の流出が阻止された状態となる。
【0027】この実施の形態では以下の効果を有する。 (1) ボルスタ3のハウジング5の下部に油タンク6
を設け、該油タンク6に給油及び排油用のアダプタ13
を着脱可能、かつアダプタ13の装着時に油タンク6を
アダプタ13の通路に連通する孔9を設けた。従って、
潤滑油を交換する際には、油タンク6にアダプタ13を
装着した状態で古い潤滑油の回収と、新しい潤滑油の供
給とが行われ、スピンドル軸1aをハウジング5から引
き抜く作業を行うことなく、潤滑油の交換を簡単に行う
ことができる。スピンドル軸1aの引抜作業が不要とな
るため、スピンドル軸1aを引き抜くことによる従来の
不具合が解消されるとともに、潤滑油の交換作業の工数
が大幅に低減するため定期保全時以外のときに一部の錘
の潤滑油の交換を行うこともできる。
【0028】(2) 油タンク6に形成された孔9は給
油及び排油共用であるため、油タンク6の構造が簡単に
なる。 (3) 孔9はアダプタ13を油タンク6の下方から該
油タンク6に装着可能に設けられているため、特別な構
造を必要とせずに、油タンク6内の潤滑油を全て簡単に
排出できる。
【0029】(4) 孔9を閉塞するプランジャ10は
付勢手段(コイルスプリング11)により閉鎖方向に付
勢され、アダプタ13が油タンク6に装着された状態で
は孔9を開放する位置に配置され、アダプタ13が油タ
ンク6から離脱された状態では閉鎖位置に配置される。
従って、排油及び給油作業がより容易になる。
【0030】(5) アダプタ13は保持手段により油
タンク6の所定位置に装着された状態に保持される。従
って、支持台を設けずにアダプタ13を排油及び給油位
置に保持できる。
【0031】(6) アダプタ13が油タンク6から離
脱した状態においては、プランジャ10はパッキン12
に圧接された状態に保持されるため、油タンク6の密閉
性が容易に確保され、油タンク6内から潤滑油が洩れる
のを確実に防止できる。
【0032】(7) 油タンク6が透明又は半透明のた
め、油タンク6内の潤滑油の色から交換時期を判断でき
る。また、排油時に古い潤滑油が油タンク6内から完全
に排出されたか否かを簡単に確認できる。
【0033】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を図3(a),(b)に従って説明する。この実施の
形態では小径部5bの構成と、プランジャ10の保持構
成とが前記実施の形態と異なっている。前記実施の形態
と同一部分は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0034】図3(a)に示すように、プランジャ10
の大径部下面は下側程縮径となるテーパ状に形成され、
パッキン12の上面は上側程拡径となるテーパ状に形成
されている。即ち、パッキン12とプランジャ10との
対向面はそれぞれテーパ状に形成されている。また、ハ
ウジング5の下端中央と、プランジャ10の上面中央と
にはそれぞれコイルスプリング11の端部が巻き掛けら
れるばね座5c,10aが形成され、コイルスプリング
11は両ばね座5c,10a間に介装されている。
【0035】また、小径部5bにはハウジング5内と油
タンク6とを連通させるため周面に形成された孔7に代
えて、図3(a),(b)に示すように、ばね座5cの
周囲に複数の孔17が形成されている。
【0036】この実施の形態では前記実施の形態の
(1)〜(7)の効果の他に次の効果を有する。 (8) 油タンク6の底部に配設されたパッキン12と
プランジャ10との対向面がそれぞれテーパ状に形成さ
れているため、潤滑油の交換時に油タンク6内の潤滑油
が孔9から排出され易くなるとともに、油タンク6内の
潤滑油を確実に排出できる。
【0037】(9) コイルスプリング11がハウジン
グ5の下端中央と、プランジャ10の上面中央とに形成
されたばね座5c,10a間に介装されているため、コ
イルスプリング11が常に正確にプランジャ10を孔9
の閉鎖位置側に向かって付勢する状態に保持される。
【0038】(10) ハウジング5内と油タンク6と
を連通させるための孔17が小径部5bの底部に形成さ
れている。従って、小径部5bの周面と油タンク6の内
面との隙間が小さい箇所に孔7が形成された前記実施の
形態に比較して、ハウジング5内の潤滑油が油タンク6
内へ排出される際及び油タンク6内の潤滑油がハウジン
グ5内に供給される際の抵抗が小さくなる。その結果、
潤滑油の交換に必要な時間を短縮できる。また、小径部
5bの下部の外径を小さくする必要がないため、ハウジ
ング5の加工が簡単になる。
【0039】実施の形態は前記に限定されるものではな
く、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 図4(a)に示すように、ハウジング5内と油タン
ク6内とを連通する孔7が小径部5bの周面に形成され
た構成において、パッキン12とプランジャ10との対
向面をそれぞれテーパ状に形成してもよい。
【0040】○ 図4(b)に示すように、第2の実施
の形態と同様に、小径部5bの底部に孔17を形成した
構成において、プランジャ10を孔9側に付勢する付勢
手段として一定径のコイルスプリング11に代えて、上
端の外径が装着凹部14の内径にほぼ等しい円錐スプリ
ング18を使用してもよい。この場合、小径部5b側に
ばね座5cを設けなくても、付勢手段としての円錐スプ
リング18を所定の位置に保持できる。
【0041】○ 油タンク6の底部にパッキン12を設
ける代わりに、図4(c)に示すように、油タンク6の
底面を孔9に向かって下降傾斜するテーパ面とし、プラ
ンジャ10の下面にOリング24を固定してもよい。こ
の場合、アダプタ13が装着されていない状態では、プ
ランジャ10がコイルスプリング11により孔9側に付
勢され、Oリング24が油タンク6の底面に圧接されて
油タンク6からの潤滑油の洩れが防止される。アダプタ
13が装着されると、Oリング24がプランジャ10と
共に上方へ移動し、潤滑油が孔9から排出される。
【0042】○ シールリングをプランジャ10に固定
する構成として、シールリングをプランジャ10の小径
部の基端に配設してもよい。また、シールリングはOリ
ングに限らずCリング等の他の断面形状のシールリング
を使用してもよい。また、油タンク6の底面及びプラン
ジャ10の下面が水平に形成された構成においても、シ
ールリングをプランジャ10に固定する構成を採用して
もよい。
【0043】○ アダプタ13を油タンク6の所定の装
着位置に保持する保持手段として、図5(a)に示すよ
うに、油タンク6の外周面に半周以下の範囲にわたって
下端から斜めに延びる溝19を複数(図では2個)設
け、アダプタ13の装着凹部14の上部に係合凸部20
を設ける。この構成ではアダプタ13の装着時に、係合
凸部20を油タンク6の溝19に係合させた状態で半回
転回動させることによりアダプタ13が所定の装着位置
に保持される。従って、アダプタ13を雄ねじ部6aと
雌ねじ部14aとの螺合で所定位置に保持する構成に比
較して、アダプタ13の装着時あるいは取外し時にアダ
プタ13を回動させる回数を大幅に低減できる。
【0044】○ 図5(b)に示すように、溝19を油
タンク6の下端から軸方向に沿って延びるとともに上端
において周方向へ屈曲して延びる形状としてもよい。こ
の場合、アダプタ13の装着時あるいは取外し時にアダ
プタ13を回動させる量をより少なくでき、アダプタ1
3の着脱作業がより簡単になる。
【0045】○ 図5(c)に示すように、前記保持手
段として、油タンク6の外周面に環状凸部21を設け、
アダプタ13の装着凹部14に弾性体製のリング22を
固着する。この構成ではアダプタ13の装着時に、アダ
プタ13を油タンク6に沿って上昇させ、リング22が
環状凸部21を乗り越えた位置が所定の装着位置とな
る。アダプタ13はリング22が環状凸部21に掛止さ
れた状態で装着位置に保持される。
【0046】○ 前記保持手段として磁石の吸引力を利
用する構成を採用してもよい。例えば、図6に示すよう
に油タンク6を磁性体製(鉄製)とし、アダプタ13も
磁性体製(鉄製)とするとともに電磁石23を設ける。
Oリング14bは装着凹部14の底面に形成された溝内
に収容されている。この構成ではアダプタ13を油タン
ク6に装着する際、電磁石23を消磁状態で所定の装着
位置まで上昇させた後、電磁石23を励磁状態に保持す
ると、アダプタ13は電磁石23の吸引力により油タン
ク6の所定位置に吸着保持される。アダプタ13を取り
外す際は、電磁石23の励磁を解除することにより、吸
引力が無くなり、簡単に油タンク6から取り外すことが
できる。また、電磁石23がアダプタ13側に設けられ
ているため、各錘に設けられる油タンク6を磁性体製と
するだけで、機械的な支持構造を形成する必要がなく、
構造がより簡単になる。
【0047】○ 磁石の吸引力を利用する保持手段とし
て、アダプタ13側に電磁石23に代えて永久磁石を設
けてもよい。この場合も磁力によりアダプタ13を油タ
ンクの所定の装着位置に保持することができる。また、
電磁石23を使用する場合と異なり、電磁石23を電源
に接続する配線が不要となって構造が簡単になる。
【0048】○ 磁石の吸引力を利用する保持手段とし
て、油タンク6側に永久磁石あるいは電磁石を設ける構
成としてもよい。しかし、アダプタ13側に設ける方
が、磁石の数が少なくてすむため、好ましい。
【0049】○ アダプタ13を油タンク6の所定の装
着位置に保持する保持手段として、アダプタ13に圧縮
空気の供給により膨張可能な係合部を設け、該係合部の
膨張によりアダプタ13を油タンク6の所定位置に保持
する構成としてもよい。例えば、アダプタ13の装着凹
部の周囲全体を膨張可能な構成としたり、装着凹部の先
端側に膨張可能な凸部を設けるとともに油タンク6側に
該凸部と係合可能な係合部(凹部)を設けてもよい。
【0050】○ 油タンク6に対してアダプタ13を鉛
直下方からではなく、斜め横方向から装着可能に構成し
てもよい。例えば、図7に示すように、ハウジング5の
小径部5bに屈曲形成された連結具25を介して油タン
ク6を固定する構成としてもよい。この場合、アダプタ
13を斜め横方向から装着可能なため、鉛直下方から装
着する場合に比較してアダプタ13の着脱作業が容易に
なる。油タンク6の形状を前記連結具25が一体形成さ
れた形状に形成してもよい。
【0051】○ アダプタ13を油タンク6の所定の装
着位置に保持する保持手段として、図8(a)〜(c)
に示すように、アダプタ13に複数のフック26を設け
てもよい。フック26はアダプタ13の上部に形成され
た収容部27に基端側が収容された状態で支持ピン28
を中心に回動可能に設けられている。フック26は、図
8(c)に示すように、アダプタ13が油タンク6に装
着された状態において、フック26の係止部26aが油
タンク6の上端に係止可能な位置に取り付けられてい
る。また、図8(a)に示すように、フック26は先端
が装着凹部14の上方に突出する所定位置が基準位置と
なり、図示しないねじりばねにより先端が装着凹部14
内側に向かうように付勢されている。
【0052】この構成では、アダプタ13を油タンク6
に装着する際は、図8(a)に示すように、フック26
が油タンク6の底部と当接する状態からアダプタ13を
油タンク6側へ押し上げる。すると、フック26がねじ
りばねの付勢力に抗して回動され、図8(b)に示すよ
うに油タンク6が装着凹部14内に進入する。そして、
油タンク6が装着凹部14内の所定位置まで進入する
と、図8(c)に示すように、フック26の係止部26
aが油タンク6の上端に係止された状態となり、Oリン
グ14bが装着凹部14と油タンク6の底面とで押圧さ
れた状態で、アダプタ13がフック26により油タンク
6に保持される状態となる。この状態では、プランジャ
10がパイプ15の先端と当接し、コイルスプリング1
1の付勢力に抗してパッキン12から離間した排油及び
給油位置に配置される。
【0053】油タンク6に装着されたアダプタ13を取
り外す場合は、図8(c)の状態でフック26の基端側
を押して係止部26aと油タンク6の上端との係止状態
を解除し、その状態でアダプタ13を下方へ移動させる
と、アダプタ13を簡単に油タンク6から取り外すこと
ができる。この構成では、電磁石23等を使用せずに、
アダプタ13をねじる(回転させる)ことなく、ワンタ
ッチで油タンク6に装着できる。
【0054】○ 電磁石23等を使用せずに、アダプタ
13をワンタッチで油タンク6に装着可能な構成とし
て、ボールを使用したロック機構を採用してもよい。例
えば、図9に示すように、油タンク6の外周の所定位置
にボール29の半径より小さな深さの溝30を形成す
る。一方、アダプタ13には複数箇所に装着凹部14と
連通するとともに、ボール29をその一部が装着凹部1
4内に突出する状態で収容可能な孔31を形成する。そ
して、図9に示すように孔31の外側開口を覆ってボー
ル29を装着凹部14側へ押し込むロック位置と、ボー
ル29が孔31から装着凹部14の外側へ突出するのを
許容するロック解除位置とにスライド可能にスリーブ3
2を設ける。スリーブ32はコイルスプリング33によ
り、ロック位置側へ付勢されている。スリーブ32の上
端には開放位置においてボール29が孔31から装着凹
部14の外側へ突出するのを許容するほぼ四半球状の凹
部34が形成されている。また、装着凹部14の内周面
の底部寄りに形成された環状溝にOリング35が装着さ
れている。
【0055】図9に示す状態から、このアダプタ13を
取り外す場合は、スリーブ32をコイルスプリング33
の付勢力に抗して下方へ移動させて、凹部34内にボー
ル29が進入可能な状態で、アダプタ13を下方へ移動
させる。アダプタ13の移動に伴ってボール29は溝3
0内から脱出して、凹部34と孔31に収容された状態
となり、アダプタ13は簡単に油タンク6に対して下方
へ移動される。アダプタ13が油タンク6から離脱した
後、スリーブ32を離すと、コイルスプリング33の付
勢力によりスリーブ32が装着凹部14の開口端側へ移
動され、ボール29が孔31内に押し込まれて装着凹部
14内に突出する状態となる。また、アダプタ13を油
タンク6に装着する際は、スリーブ32をコイルスプリ
ング33の付勢力に抗して下方へ移動させて、凹部34
内にボール29が進入可能な状態で、装着凹部14を油
タンク6に嵌合させる。その後、スリーブ32を離す
と、コイルスプリング33の付勢力によってスリーブ3
2が装着凹部14の開口端側へ移動され、ボール29が
孔31内に押し込まれて図9に示すロック状態となる。
【0056】○ 油タンク6の孔9からの潤滑油の洩れ
を防止する手段としてプランジャ10に代えて、ボール
を使用するとともにばねにより孔9側に付勢した構成と
してもよい。
【0057】○ 付勢手段としてコイルスプリング11
や円錐スプリング18に代えて、板ばねや皿ばねを使用
してもよい。 ○ 油タンク6をハウジング5に組み付けた後、ハウジ
ング5に固着してもよい。
【0058】○ ボルスタ3のハウジング5として、フ
ランジがスピンドルレール4の下面と当接するととも
に、上側からナットで締め付ける構成のものに適用して
もよい。
【0059】○ 油タンク6に潤滑油供給用及び排出用
にそれぞれ専用の孔を設け、アダプタも排出用及び給油
用にそれぞれ専用のものを使用するようにしてもよい。
この場合、排出された古い潤滑油の一部が再び油タンク
6に供給される虞がない。
【0060】○ アダプタとして複数の装着凹部14を
設け、複数錘の油タンク6に同時に装着可能な構成とし
てもよい。保持手段としては電磁石を使用する。この場
合、潤滑油の交換時間を大幅に短縮することができる。
【0061】○ 複数錘が共通の駆動ベルトで駆動され
るスピンドル装置に限らず、スピンドル軸に一体回転可
能に固定された回転子と、スピンドルレールに支持され
るモータハウジング内に固定された固定子とを備えたモ
ータにより駆動される単錘駆動スピンドル装置に適用し
てもよい。この場合、潤滑油の交換時にスピンドル軸を
ケーシング(ボルスタ)から引き抜く必要がないため、
回転子を破壊したり、回転子に異物が付着したままケー
シング内に挿入されて回転子と固定子との間に異物が入
り込むのを防止できる。
【0062】前記実施の形態から把握できる発明(技術
的思想)について、以下に記載する。 (1) 請求項5に記載の発明において、前記磁石は電
磁石である。
【0063】(2) 請求項1〜請求項6のいずれか一
項に記載の発明において、前記ケーシングの底部に前記
油タンクと連通する孔を形成した。 (3) (2)の発明において、孔を開閉するプランジ
ャを閉鎖側に付勢する付勢手段として円錐スプリングが
使用されている。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜請求項
6に記載の発明によれば、ケーシング(ボルスタ)から
のスピンドル軸の引抜作業を必要とせずに、潤滑油の交
換作業を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は第1の実施の形態を示す要部概略断
面図、(b)は小径部の概略斜視図。
【図2】 (a),(b)は作用を説明する要部概略断
面図。
【図3】 (a)は第2の実施の形態を示す要部概略断
面図、(b)は(a)のB−B線における一部省略断面
図。
【図4】 別の実施の形態の要部概略断面図。
【図5】 (a)は別の実施の形態を示す要部概略分解
斜視図、(b)別の実施の形態の小径部の概略斜視図、
(c)は別の実施の形態の要部概略分解斜視図。
【図6】 別の実施の形態の要部概略断面図。
【図7】 別の実施の形態の部分概略断面図。
【図8】 (a)〜(c)は別の実施の形態の部分概略
断面図。
【図9】 別の実施の形態の部分概略断面図。
【図10】 従来技術の要部概略断面図。
【符号の説明】
1…スピンドル、1a…スピンドル軸、2…軸受、3…
ケーシングとしてのボルスタ、3a…隙間、6…油タン
ク、9…孔、10…プランジャ、11…付勢手段として
のコイルスプリング、12…パッキン、13…アダプ
タ、18…付勢手段としての円錐スプリング、19…保
持手段を構成する溝、20…同じく係合凸部、23…同
じく電磁石、26…同じくフック。
フロントページの続き (72)発明者 藤井 能理 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 4L056 AA02 AA32 BD32 BD43 DA22 FA09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドル軸が筒状のケーシングに複数
    個の軸受を介して回転可能に支承されたスピンドルを備
    えた紡機において、前記スピンドル軸と前記ケーシング
    の内面との間に潤滑油が流通可能な隙間を形成し、前記
    ケーシングの下部に油タンクを設け、該油タンクに給油
    及び排油用のアダプタを着脱可能、かつ前記アダプタの
    装着時に前記油タンクを前記アダプタの通路に連通する
    孔を設けた紡機のスピンドル給油装置。
  2. 【請求項2】 前記孔は給油及び排油共用である請求項
    1に記載の紡機のスピンドル給油装置。
  3. 【請求項3】 前記孔は前記アダプタを前記油タンクの
    下方から該油タンクに装着可能に設けられている請求項
    1又は請求項2に記載の紡機のスピンドル給油装置。
  4. 【請求項4】 前記油タンクの外面には、前記アダプタ
    側に設けられた係合凸部と係合して該アダプタを装着位
    置に保持するための保持手段として、油タンクの下端か
    ら軸方向に沿って延びるとともに上端において周方向へ
    屈曲して延びる溝が設けられている請求項1〜請求項3
    のいずれか一項に記載の紡機のスピンドル給油装置。
  5. 【請求項5】 前記アダプタを装着位置に保持するため
    の保持手段として、前記アダプタ側に磁石が設けられ、
    油タンクの少なくとも前記アダプタと対向する部分を磁
    性体製とした請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載
    の紡機のスピンドル給油装置。
  6. 【請求項6】 前記孔は付勢手段により閉鎖方向に付勢
    されたプランジャにより閉鎖され、前記油タンクの底部
    に配設されたパッキンと前記プランジャとの対向面はそ
    れぞれテーパ状に形成されている請求項1〜請求項5の
    いずれか一項に記載の紡機のスピンドル給油装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100717981B1 (ko) * 2006-07-28 2007-05-14 김호덕 연사기용 스핀들
CN100419142C (zh) * 2003-02-25 2008-09-17 诺维布拉有限责任公司 环锭
KR101289090B1 (ko) 2012-04-05 2013-07-23 김호덕 고강도 인서트가 설치된 섬유기계용 볼스터
CN106801277A (zh) * 2017-03-22 2017-06-06 嵊州市裕宝纺织机械有限公司 一种可自主润滑的纺织用锭子
JP2018110782A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 株式会社WEST inx ゴルフクラブのバランス調整錘の固定構造、並びに、ゴルフクラブのバランス調整錘

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