JP2002226051A - 原料供給用ホッパ装置 - Google Patents

原料供給用ホッパ装置

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JP2002226051A
JP2002226051A JP2001023799A JP2001023799A JP2002226051A JP 2002226051 A JP2002226051 A JP 2002226051A JP 2001023799 A JP2001023799 A JP 2001023799A JP 2001023799 A JP2001023799 A JP 2001023799A JP 2002226051 A JP2002226051 A JP 2002226051A
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hopper
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stirrer
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JP2001023799A
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English (en)
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Toshio Nomura
俊夫 野村
Hiromasa Ikeuchi
宏匡 池内
Takashi Mikami
崇 三上
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Maruyasu KK
Original Assignee
Maruyasu KK
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホッパ内で効率の良い撹拌機
構を有する原料供給用ホッパ装置を提供するにある。 【構成】 上部に原料投入口(101)を有
し下部に原料排出口を有して原料を一時貯留しかつ排出
するよう構成されたホッパ本体(1)に、この胴体部(10)
を略横断しかつ回動可能に設けられる回動軸(21)及び該
回動軸(21)に設けられる撹拌子(22)とからなる撹拌手段
(2)を設け、上記撹拌子(22)は回動・回転時に少なくと
も2つの曲面状軌跡を一方が他方の外側に位置し得るよ
う描く内側線状体部(22i)と外側線状体部(22o)とから構
成し、上記ホッパ本体(1)の底面(11)を、上記外側線状
体部(22o)の動きに沿う形状に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着性の高い成形原料
や静電気等で接着し易い成形原料や異形でブリッジを形
成し易い成形原料を一時貯留しかつ排出する原料供給用
ホッパ装置に関し、さらに詳しくはその改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばインフレーション成形や押出成形
等の成形機に成形原料を供給する場合、成形原料を前も
ってストックホッパに貯留しておき、ここから所定量ず
つ成形機の原料ホッパに供給する方式が一般的である。
【0003】上記ストックホッパは、通常、上部に原料
投入口を有し下部に原料排出口を有するホッパ本体と、
該ホッパ本体の原料排出口に設けられる開閉シャッタ又
は所定量の原料を送出できる原料送出装置とから構成さ
れている。
【0004】ところで、上記ホッパ本体に貯留される成
形原料が、粘着性の高い原料である場合や静電気が生じ
易い原料である場合、貯留されている間にこれらの自重
や静電気により固まってしまい、開閉シャッタを開いた
り、原料送出装置を稼働しても原料を排出できない場合
や、排出できても所定量で排出ができない場合が多い。
【0005】また、再生原料等を用いる場合、これらは
粉状又は粒状で提供されるが角張った異形な形状のもの
が多くてブリッジを形成し易く、これによってホッパ本
体内で原料詰まりを生じ易い。
【0006】これに関し、本願発明者らは、既にホッパ
本体の下部開口部を可撓性膜体で閉塞してこの膜体を外
部から揺さぶる構成の原料供給用ホッパ装置を考案して
いる(特願2000-25395号参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記出願の
構成とは異なって、ホッパ内で効率の良い撹拌機構を有
する原料供給用ホッパ装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かくして本願『請求項
1』にかかる第1発明によれば、『上部に原料投入口(1
01)を有し下部に原料排出口(111)を有して原料を一時貯
留しかつ排出するよう構成されたホッパ本体(1)と、上
記ホッパ本体(1)に取付けられて貯留原料を撹拌する撹
拌手段(2)とを備えた原料供給用ホッパ装置であって、
上記撹拌手段(2)が、上記ホッパ本体(1)内を略横断方向
に突出しかつ回動可能に設けられる回動軸(21)と、該回
動軸(21)に設けられる撹拌子(22)とで構成され、該撹拌
子(22)は回動時に少なくとも2つの曲面状軌跡を一方が
他方の外側に位置し得るよう描く内側線状体部(22i)と
外側線状体部(22o)とを有し、前記ホッパ本体(1)は、そ
の底面(11)が上記外側線状体部(22o)の動きに沿う形状
に構成されている原料供給用ホッパ装置(A1)』が提供さ
れる。
【0009】また、本願『請求項2』にかかる第2発明
によれば、『上部に原料投入口(101)を有し下部に原料
排出口(111)を有して原料を一時貯留しかつ排出するよ
う構成されたホッパ本体(1)と、上記ホッパ本体(1)に取
付けられて貯留原料を撹拌する撹拌手段とを備えた原料
供給用ホッパ装置であって、上記撹拌手段(2)が、上記
ホッパ本体(1)内を略横断する方向に突出しかつ回動可
能に設けられる内側回動軸(21i)及び該内側回動軸(21i)
に設けられる内側撹拌子(220i)と、該内側回動軸(21i)
の略対向位置で回動可能に設けられる外側回動軸(21o)
及び該外側回動軸(21o)に設けられる外側撹拌子(220o)
とで構成され、回動時には、内側撹拌子(220i)及び外側
撹拌子(220o)はそれぞれ曲面状軌跡を描くと共に、外側
撹拌子(220o)の描く曲面状軌跡が内側撹拌子(220i)の描
く曲面状軌跡の外側に位置するよう、前者(220o)は少な
くとも1つの外側線状体部(22o)を、後者(220i)は少な
くとも1つの内側線状体部(22i)をそれぞれ有し、前記
ホッパ本体(1)は、その底面(11)が上記外側線状体部(22
o)の動きに沿う形状に構成されている原料供給用ホッパ
装置(A3)』が提供される。
【0010】第1発明の原料供給用ホッパ装置(A1)によ
れば、原料投入口(101)から投入された原料は、ホッパ
本体(1)内に貯留された後、原料排出口(111)から排出さ
れる。このホッパ本体(1)内で貯留されている間、撹拌
手段(2)の回動軸(21)が駆動されるとここに取付けられ
た撹拌子(22)は内側線状体部(22i)及び外側線状体部(22
o)の少なくとも2つの線状体部を有していて、回動・回
転に伴って、貯留されている原料内に内側の曲面状軌跡
と外側の曲面状軌跡を描いてスムースに動くこととな
る。
【0011】そして、このとき外側線状体部(22o)の動
きはホッパ本体(1)の底面形状に沿ったものであるの
で、ホッパ本体(1)の下部にある原料排出口(111)の近傍
の原料はこの動きにより常に撹拌・流動されていること
になる。
【0012】また、もう一方の内側線状体部(22i)の動
きは、回動軸(21)と外側線状体部(22o)との間にある原
料を横切るものなので、ここにある原料を切りながら捌
いて内部に空気を噛みこませ、さらに効率良く底面部(1
1)に送ることとなる。
【0013】第2発明の構成によれば、基本的には第1
発明のホッパ装置と同様の作用を有するものであるが、
内側回動軸(21i)に設けられ、内側線状体部(22i)を有す
る内側撹拌子(220i)と、外側回動軸(21o)に設けられ、
外側線状体部(22o)を有する外側撹拌子(220o)とは、そ
れぞれ独立に駆動可能に構成されているので、各撹拌手
段(2i)(2o)においてそれぞれの回転速度・回転方向が独
立に設定でき、原料の性質・状態に応じた適切な撹拌条
件が設定されることとなる。
【0014】本願『請求項3』の構成によれば、内側線
状体部(22i)と外側線状体部(22o)とは互いに逆向きに回
転されるので、一層撹拌効果が高められることとなる。
【0015】本願『請求項4』の構成によれば、回動に
伴って内側線状体部(22i)と外側線状体部(22o)とは、回
動軸(21)を含む所定の面を互いに時間的にずれて通過す
るので、貯留されている原料の上記面の外側と内側とが
交互に横切られることとなり、撹拌効果が高められるこ
ととなる。
【0016】本願『請求項5』の構成によれば、内側線
状体部(22i)及び外側線状体部(22o)はそれぞれ同一に又
は異なって、折れ線状、曲線状、多角形状、円弧状、リ
ング状及びこれらの任意の結合体のいずれかの形状から
選択され、撹拌様式のバリエーションが高まることとな
る。
【0017】本願『請求項6』の構成によれば、内側線
状体部〔22ia(22i)〕及び外側線状体部〔22oa(22o)〕が
描く軌跡はいずれも略楕円体面状又は略球面状となって
動きがスムースとなり、さらに、内側線状体部〔22ia(2
2i)〕と外側線状体部〔22oa(22o)〕とが交互にタイミン
グをずらして撹拌するので撹拌効果が高められることと
なる。
【0018】本願『請求項7』の構成によれば、内側線
状体部〔22ir(22i)〕及び外側線状体部〔22or(22o)〕が
それぞれ回動軸(21)に対称的なリング状に形成されてい
るので、バランスを保持した回動で作動が安定し、か
つ、貯留原料の内側と外側とを交互に横切るので撹拌効
果は一層高められることとなる。
【0019】本願『請求項8』の構成によれば、ホッパ
本体(1)内では効率よく撹拌された貯留原料が原料送出
手段(3)により途切れることなくまた所定量ずつホッパ
本体から送出されることとなる。
【0020】
【発明の実施の態様】本願第1発明において、撹拌手段
(2)に設けられる撹拌子(22)は、少なくとも内側線状体
部(22i)及び外側線状体部(22o)の2つを備えてさえいれ
ば良く、さらにはそれぞれを複数で備えるものであって
も良い。
【0021】本願第1発明において、撹拌子(22)の内側
線状体部(22i)及び外側線状体部(22o)は、互いに別体の
部材で構成されていても良く、1つの部材から構成され
ているものであっても良い。別体から構成されていると
きは各部材がそれぞれ少なくとも1カ所で回動軸(21)に
固定される。また1つの部材で構成されているときは、
この部材の少なくとも1カ所が回動軸(21)に固定され
る。
【0022】内側線状体部(22i)と外側線状体部(22o)と
はそれぞれ、回動軸(21)の回動・回転に伴い、内側曲面
状軌跡と外側曲面状軌跡とを描くことになるが、これら
の軌跡は互いに完全に非接触状態のものであってもよ
く、また、一部で接触しているものであっても良い。
【0023】内側線状体部(22i)と外側線状体部(22o)と
はそれぞれ、回動軸(21)を含む所定面に対して略同時に
通過するよう配置されていても良く、また本願『請求項
4』に示すように時間的にずれて通過するものであって
も良い。とくに後者の場合は、上記所定面に対して内側
線状体部(22i)と外側線状体部(22o)とが交互に横切り、
これにより撹拌効果が高められる点で好ましいものであ
る。
【0024】また本願『請求項5』に示すように、内側
線状体部(22i)及び外側線状体部(22o)はそれぞれ、同一
に又は異なって、折れ線状、曲線状、多角形状、円弧
状、リング状及びこれらの任意の結合体から適宜選択す
ることができる。これは、後述する本願第2発明につい
ても同様である。
【0025】例えば、円弧状を選択した場合、本願『請
求項6』に示すように、内側線状体部〔22ia(22i)〕と
外側線状体部〔22oa(22o)〕とは回動軸(21)を介して同
一平面上にあるように設けることは、回動・回転時のバ
ランスと撹拌効率の点から好ましいものである。
【0026】また例えばリング状を選択した場合、本願
『請求項7』に示すように、内側線状体部〔22ir(22
i)〕及び外側線状体部〔22or(22o)〕がそれぞれ回動軸
(21)に略対称なリング状とし、これらのリング面が互い
に交差し得るように回動軸(21)に固定すれば、さらにバ
ランス良く安定した回動・回転を保持でき、かつ、撹拌
効果が高まる点でより好ましいものである。この場合、
上記2つのリング面が略直角となるように交差するもの
がバランス上最も好ましい。
【0027】本願第2発明において、内側回動軸(21i)
と外側回動軸(21o)とは互いに独立して回動可能となっ
ている。従って、本願『請求項3』に示すように、これ
らを互いに逆向きに回転させれば、原料を対向方向から
切って捌くことになり、原料の固まり形成や接着の阻止
及び既に形成された固まりや接着状態の崩壊は非常に効
率良く達成することができる。
【0028】本願第1及び第2の発明において、ホッパ
本体(1)の原料排出口(111)に設けられる原料送出手段
(3)としては、スクリュ式のものや、コイルバネ式のも
の等当該分野で公知のものをそのまま用いることができ
る。上記スクリュ式を用いる場合、2軸式の構成のもの
が原料をより確実に切りながら排出できるので好ましい
ものであるが、別段これに限定されない。
【0029】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従って詳述する
が、これによって本発明が限定されるものではない。
【0030】[実施例1]図1は本願第1発明の原料供
給用ホッパ装置の一例の斜視図、図2は図1の要部平面
概略図、図3はこのホッパ装置の構成を模式的に示した
断面概略図である。これらの図において、原料供給用ホ
ッパ装置(A1)は、ホッパ本体(1)と撹拌手段(2)とから主
として構成されている。なお、(3)は2軸スクリュ(31)
及びモータ(32)からなる原料送出手段である。
【0031】ホッパ本体(1)は、上部開口部(101)及び下
部開口部(102)を有する略円筒状の胴体部(10)と、該胴
体部(10)の下部開口部(102)に接続され、原料排出口(11
1)を中央部に有してその周囲が略楕円体面状に形成され
た底面部(11)とから構成されている。なお、上記上部開
口部(101)は原料投入口として機能するものである。
【0032】撹拌手段(2)は、上記ホッパ本体(1)の胴体
部(10)の下部開口部(102)近傍で横断方向に貫通して設
けられている回動軸(21)と、該回動軸(21)に固定されて
いる撹拌子(22)とから主として構成されており、上記回
動軸(21)は上記ホッパ本体(1)の外面に取付けられた正
・逆回転可能なモータ(M)に接続されている。
【0033】上記撹拌子(22)は内側線状体(22i)及び外
側線状体(22o)からなり、本例ではいずれもリング型に
曲成されている。以下、これらをリング型内側線状体(2
2ir)及びリング型外側線状体(22or)という。これらのリ
ング型線状体(22ir)(22or)はいずれも、図4の正面概略
図(イ)及び平面概略図(ロ)に示すように、回動軸(21)に
対称な略楕円形に構成されており、各リング面同士が略
直交し、かつ、各中心部が略一致し得るように取付けら
れている。
【0034】なお図示しないが、各リング面が直交以外
で交差するものや、各リング面が交差しなくて同一平面
上に配置される構成も本発明に含まれることは言うまで
もない。
【0035】またここで、上記撹拌子(22)とほぼ同等の
機能を有する変形例について図5、図6及び図7に列挙
しておく。図5及び図6の撹拌子(22)は、上記リング体
の一部が欠如した略C型の内側線状体(22ic)及び外側線
状体(22oc)からなるもので、図5はこれらの略C型線状
体(22ic)(22oc)を回動軸(21)に対してそれぞれ1カ所で
固定したものであり、図6はこれらの略C型線状体(22i
c)(22oc)を回動軸(21)に対してそれぞれ2カ所で固定し
たものである。また図7は回動軸(21)に対してリング型
外側線状体(22or)及びリング状内側線状体(22ir)をそれ
ぞれ1カ所で固定したものである。なお、これらの図に
おいて、(イ)は正面概略図、(ロ)は平面概略図であり、
これらは各線状体の略C型面・リング面が互いに略直交
している構成のものである。
【0036】なお図示は省略するが、略C型面同士・リ
ング面同士の交差角度の異なる構成例、略C型面同士・
リング面同士が同一平面上にある構成例、略C型の向き
の異なる構成例も当然に本変形例に含まれるものであ
り、さらに、内側と外側とに略C型線状体とリング体と
を混合して用いることも本変形例に含まれるものである
ことは言うまでもない。
【0037】以上のように構成された原料供給用ホッパ
装置(A1)の作用について述べる。まず、上部開口部(10
1)から投入された原料(図示せず)はホッパ本体(1)内
に貯留される。この状態で、モータ(M)が駆動されると
回動軸(21)が所定方向で回転され、ここに取付けられた
リング型内側線状体(22ir)及びリング型外側線状体(22o
r)からなる撹拌子(22)が貯留されている原料内を回転す
る。
【0038】この回転によって、貯留原料内には、リン
グ型内側線状体(22ir)による内側楕円体面軌跡とリング
型外側線状体(22or)による外側楕円体面軌跡との2つの
軌跡が、互いに接触することのない状態で描かれる。し
かも、外側楕円体面軌跡はホッパ本体(1)の底面部(11)
の内面形状に沿ったものとなっている。
【0039】また、上記リング型内側線状体(22ir)とリ
ング型外側線状体(22or)とはリング面が略直交している
ので、これら2つの線状体(22ir)(22or)は、回動軸(21)
を含む所定面に対して略90°の回転角のずれをもった
タイミングで通過するので、回動軸(21)の近傍部と遠方
部とが交互に撹拌されることとなる。
【0040】従って、ホッパ本体(1)内に貯留されてい
る原料は、リング型外側線状体(22or)の回転により底面
部(11)の内側全面に沿って常に撹拌されていることにな
り、その中央部に設けられた原料排出口(111)への流動
が促されていることになる。
【0041】また、回動軸(21)と底面部(11)との間にあ
る原料内を、リング型内側線状体(22ir)がその回転に伴
って断続的に通過するので、ここでの固まりやブリッジ
等の形成が阻まれ、また形成途中や既に形成された固ま
りやブリッジは崩されることとなる。
【0042】さらに、上記リング型外側線状体(22or)に
よる底面部(11)の流動と、上記リング状内側線状体(22i
r)による内部撹拌とは交互に奏されることとなる。
【0043】以上の作用により、本構成のホッパ装置(A
1)では、非常に効率よく原料を切りかつ捌くように撹拌
するので原料の固まりやブリッジや接着を未然に防ぎ、
又はできかかっている固まりやブリッジや接着を効率的
に崩し、さらに原料内に多量の空気を抱き込んで流動化
を促進させることができ、原料排出口(111)からの原料
の排出を連続して定常的に行うことができる。
【0044】また、本例のように、原料排出口(111)に
2軸スクリュ式の原料送出装置(3)を設けておくと、よ
り確実に定量的・連続的に原料を次工程へ送出すること
ができる。
【0045】[実施例2]本例は、撹拌手段の撹拌子を
後述するように変更する以外は、実施例1と同様の構成
であり、実施例1と同一部材については実施例1と同一
番号で示し、これらについの説明は省略する。
【0046】本例の原料供給用ホッパ装置(A2)は、図8
に示す構成のもので、撹拌手段(2)における撹拌子(22)
は、円弧状内側線状体(22ia)と円弧状外側線状体(22oa)
とから構成されている。
【0047】すなわち、円弧状内側線状体(22ia)と円弧
状外側線状体(22oa)とは、回動軸(21)を介して同一平面
上で互いに反対側に配置され、かつそれぞれの中心部は
略一致するように個別に回動軸(21)に固定されている。
また各円弧状の形状は本例では実施例1のリング体の略
半分となっている。
【0048】なお図示は省略するが、円弧状内側線状体
(22ia)と円弧状外側線状体(22oa)との面同士が交差する
構成例も当然に本変形例に含まれるものであることは言
うまでもない。
【0049】またここで、上記撹拌子とほぼ同等の機能
を有する変形例について図9及び10に列挙しておく。
図9の撹拌子は、円弧状内側線状体(22it)も円弧状外側
線状体(22ot)も略T字型に支持軸(22s)を有し各支持軸
(22s)で回動軸(21)に固定されているものである。図1
0の撹拌子は、円弧状外側線状体(22ob)が回動軸(21)に
固定されており、円弧状内側線状体(22ib)が上記円弧状
外側線状体(22ob)の中央部で連結されかつ該線状体(22i
b)の構成する面の上下いずれかに配置されているもので
ある。なお、図10において(イ)は正面概略図、(ロ)は
平面概略図である。
【0050】以上のように構成された原料供給用ホッパ
装置(A2)の特に撹拌作用について述べる。すなわち、モ
ータ(M)が駆動されると回動軸(21)が所定方向に回転さ
れ、ここに取付けられた円弧状内側線状体(22ia)及び円
弧状外側線状体(22oa)からなる撹拌子(22)が貯留されて
いる原料(図示せず)内を回転する。
【0051】この回転によって、貯留原料内には、円弧
状内側線状体(22ia)による内側楕円体面軌跡と円弧状外
側線状体(22oa)による外側楕円体面軌跡との2つの軌跡
が、互いに接触することのない状態で描かれる。しか
も、外側楕円体面軌跡はホッパ本体(1)の底面部(11)の
内面形状に沿ったものとなっている。
【0052】また、上記円弧状内側線状体(22ia)と円弧
状外側線状体(22oa)とは回動軸(21)を介して反対側に配
置されているので、これら2つの線状体(22ia)(22oa)
は、回動軸(21)を含む所定面に対して略180°の回動
角のずれをもったタイミングで通過するので、回動軸(2
1)の近傍部と遠方部とが交互に撹拌されることとなる。
【0053】従って、ホッパ本体(1)内に貯留されてい
る原料において、ホッパ底面部(11)に沿って存在する原
料は、円弧状外側線状体(22oa)がこの底面部(11)の内側
全面に沿って断続的に通過するので、常に撹拌されてい
ることになり、該底面部(11)の中央部に設けられた原料
排出口(111)への流動が促されていることになる。
【0054】また、回動軸(21)と底面部(11)との間にあ
る原料内を、円弧状内側線状体(22ia)がその回転に伴っ
て断続的に通過するので、ここにある原料は切り捌か
れ、ここでの固まりやブリッジ等の形成が阻まれ、また
形成途中や既に形成されている固まりやブリッジは崩さ
れることとなる。
【0055】さらに、上記円弧状外側線状体(22oa)によ
る底面部(11)の流動と、上記円弧状内側線状体(22ia)に
よる内部撹拌とは上記タイミングで交互に奏されること
となる。
【0056】結局、本例のホッパ装置(A2)でも、実施例
1と同様、非常に効率よく原料を切りかつ捌くように撹
拌するので原料の固まりやブリッジや接着を未然に防
ぎ、又は形成途中や既に形成された固まりやブリッジや
接着を効率的に崩すと共に、原料内に多量の空気を抱き
込ませて流動化を促進させるので、原料排出口からの原
料の排出を連続して定常的に行うことができる。
【0057】[実施例3]本例は、第1発明の原料供給
用ホッパ装置に用いられる撹拌手段(2)の撹拌子(22)の
様々な変形例について図11〜14に列挙するものであ
る。
【0058】図11に示すものは、内側線状体部(22i)
が波状曲線体で形成され、外側線状体部(22o)が円弧状
線状体で形成されているものである。なお、これらの線
状体部は回動軸(21)を介して同一平面上に配置されてい
る例であるが、これらを交差させておいても良いし、回
動軸(21)の同側で同一平面上にあるように配されていて
も良い。
【0059】また、図12〔但し、(イ)は正面概略図、
(ロ)は平面概略図〕に示すように、内側線状体部(22i)
を瓢箪型曲線体で形成し、外側線状体部(22o)を楕円状
リング体で形成し、これらの面同士が略直交するように
固定したものであるが、これらを同一平面上にあるよう
に配したものであっても良い。
【0060】図13に示すものは、内側線状体部(22i)
が楕円状小リング体で形成され、外側線状体部(22o)が
楕円状大リング体で形成され、内側線状体部(22i)が外
側線状体部(22o)に一部接触して固定されているもので
ある。なお、これらの線状体部は同一平面上に配置され
ている例であるが、内側線状体部(22i)が外側線状体部
(22o)の形成する平面の上・下いずれかの側に配置され
るものであっても良い。っても良い。
【0061】図14〔但し、(イ)は正面概略図、(ロ)は
平面概略図〕に示すものは、内側線状体部(22i)が楕円
状リング体で形成され、外側線状体部(22o)が多角形状
リング体で形成され、内側線状体部(22i)と外側線状体
部(22o)とはこれらの構成する面が略直交している例で
ある。なおこの場合、ホッパ本体は、その底面部が上記
外側線状体(22o)の動きに沿う形状となっているものが
用いられる。また、これらの線状体部が同一平面上に配
置されていても良い。
【0062】ここに列挙した以外にも、本願『請求項
1』に記載したように、回動・回転に伴って少なくとも
内側曲面状軌跡と外側曲面状軌跡との2つを描くと共
に、外側曲面状軌跡がホッパ底面部に沿うように撹拌子
が構成されているものは、すべて本願発明に含まれるも
のである。
【0063】[実施例4]本例は、本願第2発明の原料
供給用ホッパ装置の一例について説明する。なお、上記
した第1発明のホッパ装置(A1)と同一の部材又は同様な
作用を奏する部材については、第1発明における番号と
同一の番号で示し、これらについての説明は省略する。
【0064】本例の原料供給用ホッパ装置(A3)は、図1
5に示す構成を有している。すなわち、ホッパ本体(1)
の胴体部(10)の下部開口部(102)近傍には、横断方向に
突出する内側撹拌手段(2i)と、その対向部からほぼ同一
の横断方向に設けられる外側撹拌手段(2o)とを有してい
る。
【0065】内側撹拌手段(2i)は、ホッパ本体(1)を貫
通して回動可能に取付けられる内側回動軸(21i)とこの
回動軸(21i)の先端に設けられる内側撹拌子(220i)とか
ら構成されており、内側撹拌子(220i)は略楕円形のリン
グ状内側線状体(22i)に形成されている。
【0066】外側撹拌手段(2o)は、ホッパ本体(1)を貫
通して回動可能に取付けられる外側回動軸(21o)とこの
回動軸(21o)の先端に設けられる外側撹拌子(220o)とか
ら構成されており、外側撹拌子(220o)は略楕円形のリン
グ状外側線状体(22o)に形成されている。そしてこの外
側線状体(22o)は、図16に示すように、その先端に小
リング(22o1)が形成されていて、この小リング(22o1)に
前述した内側回動軸(21i)が挿通されている。また、外
側線状体(22o)はそのリング部内に内側線状体(22i)のリ
ング部が完全に含まれる大きさに設定されている。そし
てさらに、この外側線状体(22o)の動きに沿う楕円体面
を構成するようにホッパ本体(1)の底面部(11)が形成さ
れている。
【0067】なお、上記外側撹拌子(22o)は、図示しな
いが、小リング部が、内側回動軸が貫通するホッパ本体
の内壁に回動可能に取付けられるものであっても良い。
【0068】上記内側回動軸(21i)及び外側回動軸(21o)
はそれぞれホッパ本体(1)の外側で正・逆回動可能なモ
ータ(Mi)(Mo)に接続されている。
【0069】ホッパ本体(1)の底面部(11)は、上記外側
線状体(22o)の動きに沿う楕円体面状に形成されてい
る。なお、その他の構成は、実施例1と同様である。
【0070】次に、上記原料供給用ホッパ装置(A3)の作
用について述べる。まず、上部開口部(101)から投入さ
れた原料(図示せず)はホッパ本体(1)内に貯留され
る。この状態で、モータ(Mi)(Mo)をそれぞれの正方向に
回転駆動すると、内側回動軸(21i)と外側回動軸(21o)と
はそれぞれ回転される。
【0071】このとき、外側回動軸(21o)の先端に設け
られた外側線状体(22o)は、その小リング部(22o1)に挿
通されている内側回動軸(21i)の回転を許容しながら、
この内側回動軸(21i)に支持されてそれ自身スムースに
回転する。
【0072】またこのとき、外側線状体(22o)と内側線
状体(22i)とは互いに逆回転となる。
【0073】従って、回転駆動によって、貯留原料内に
は、内側線状体(22i)による内側楕円体面軌跡と外側線
状体(22o)による外側楕円体面軌跡との2つの軌跡が、
互いに接触することのない状態で描かれる。しかも、外
側楕円体面軌跡はホッパ本体(1)の底面部(11)の内面形
状に沿ったものとなっている。
【0074】その上、上記内側線状体(22i)と外側線状
体(22o)とは互いに逆方向に回転しているので、これら
の線状体(22i)(22o)の近傍にある原料は対向する方向か
ら切られかつ捌かれることとなり、非常に良く撹拌・混
合されると共に、この間に空気が多量に混入されること
となる。
【0075】従って、ホッパ本体(1)内に貯留されてい
る原料は、ここでの固まりやブリッジ等の形成が阻ま
れ、また形成途中や既に形成された固まりやブリッジは
崩されて、その上空気を多量に含んで流動し易くされ、
さらに、外側線状体(22o)の動きによって原料排出口(11
1)への流動が促されるので、原料排出口(111)からの原
料の排出を連続して定常的・定量的に行うことができ
る。
【0076】
【発明の効果】本願『請求項1』に係る原料供給用ホッ
パ装置によれば、撹拌手段に設けられている撹拌子は線
状体なので原料内を切るようにスムースに動くことがで
きる。しかも、この撹拌子は、内側線状体部及び外側線
状体部の少なくとも2つの線状体部を有していて、回動
・回転に伴って、貯留されている原料内に内側の曲面状
軌跡と外側の曲面状軌跡を描くので、原料内に生じかけ
ている又は既に生じている固まりやブリッジや接着状態
を2曲面で効率よく切り、捌くことができ、さらに空気
を多量に混入させて流動化を促進させることができる。
【0077】また、外側線状体部の動きはホッパ本体の
底面形状に沿ったものであるので、ホッパ本体の底部に
ある原料を常に流動させて原料排出口への動きを促すも
のとなっており、内側線状体部の動きは、回動軸と外側
線状体部との間にある原料を横切って捌くと共に空気を
含ませて流動化を促進させ、ここにある原料を効率良く
底面に送ることになっているので、原料排出口に常に流
動性良好な原料を用意することができる。
【0078】従って、本発明の装置では、ブリッジを形
成し易い異形の多い再生原料でも、カラーのように静電
気が生じ易くかつ軟らかくてくっつき易い原料でも、原
料排出口から連続的・定常的に排出させることができ、
定量し易い構成を与えることができる。
【0079】本願『請求項2』に係る原料供給用ホッパ
装置によれば、本願請求項1の装置が奏する効果に加え
て、内側の曲面状軌跡を描く内側撹拌子と外側の曲面状
軌跡を描く外側撹拌子とはそれぞれ独立に駆動可能に構
成されているので、それぞれの回転速度・回転方向を独
立に設定でき、原料の性質・状態に応じて最良の撹拌条
件を設定することができる。
【0080】本願『請求項3』の構成によれば、撹拌子
の回転方向が逆となり、非常に効率の良い撹拌・混合を
達成でき、流動性・定量性をさらに挙げることができ
る。
【0081】本願『請求項4』の構成によれば、請求項
1が奏する効果に加えて、回動・回転に伴って内側線状
体部と外側線状体部とを、回動軸を含む所定の面を互い
に時間的にずれて通過させることができるので、より一
層撹拌・分散効果を高めることができる。
【0082】本願『請求項5』の構成によれば、内側線
状体部及び外側線状体部はそれぞれ同一に又は異なっ
て、折れ線状、曲線状、多角形状、円弧状、リング状及
びこれらの任意の結合体のいずれかの形状から選択でき
るので、撹拌様式のバリエーションを増やして、より適
切で効率の良い撹拌手段を具備することができる。
【0083】本願『請求項6』の構成によれば、内側線
状体部及び外側線状体部はいずれも略楕円体面状又は略
球面状の軌跡を描いて動くので、よりスムースな動きと
なる上、これらが交互にタイミングをずらして原料内を
横切るので、撹拌効果を非常に高めることができる。
【0084】本願『請求項7』の構成によれば、内側線
状体部及び外側線状体部がそれぞれ回動軸に対称的なリ
ング状に形成されているので、バランスを保持した回動
・回転で作動が安定し耐久性良好で、かつ、撹拌効果の
高いホッパ装置を提供することができる。
【0085】本願『請求項8』の構成によれば、原料送
出手段を具備することにより、目的のところに定量的に
原料を供給することができる。
【0086】本発明の原料供給用ホッパ装置は、非常に
粘着性の高い原料でも定量供給できるので、混合成形に
おける添加用原料の定量供給タイプのストックホッパ
や、計量用ホッパに非常に好適なものとして提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1発明の原料供給用ホッパ装置の第1実
施例を用いた原料供給装置の斜視図
【図2】図1の装置の要部平面概略図
【図3】図1の装置を模式的に表したときの断面概略図
【図4】第1実施例に用いた撹拌子を説明する概略図
【図5】第1実施例の撹拌子の変形例の図4相当図
【図6】第1実施例の撹拌子の他の変形例の図4相当図
【図7】第1実施例の撹拌子のさらに他の変形例の図4
相当図
【図8】本願第1発明の原料供給用ホッパ装置の第2実
施例を用いた原料供給装置を模式的に表したときの断面
概略図
【図9】第2実施例の撹拌子の変形例について模式的に
示す正面概略図
【図10】第2実施例の撹拌子の他の変形例の図9相当
【図11】〜
【図14】本願第1発明に用いられる撹拌子の各変形例
について模式的に示す概略図
【図15】本願第2発明の原料供給用ホッパ装置の第1
実施例を用いた原料供給装置を模式的に表したときの断
面概略図
【図16】図15の内側撹拌子と外側撹拌子の構造部を
示す要部斜視図
【符号の説明】 (A1)(A2)(A3)…原料供給用ホッパ装置 (1)…ホッパ本体 (2)(2i)(2o)…撹拌手段 (3)…原料送出手段 (10)…胴体部 (11)…底面部 (21)(21i)(21o)…回動軸 (22)…撹拌子 〔22i〕(22ia)(22ib)(22ic)(22ir)(22it)…内側線状体 〔22o〕(22oa)(22ob)(22oc)(22or)(22ot)…外側線状体 (31)…2軸スクリュ (32)(M)(Mi)(Mo)…モータ (101)…上部開口部 (102)…下部開口部 (220i)…内側撹拌子 (220o)…外側撹拌子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三上 崇 愛媛県新居浜市阿島1015番地244 株式会 社マルヤス内 Fターム(参考) 3E070 AA19 AB01 AB11 FA08 FB01 VA15 VA17 WF03 WG05 3F075 AA07 BA01 BB01 CA02 CA06 CA09 CC03 CC05 DA02 4F201 AL14 AL15 BA06 BC02 BC12 BC37 BD05 BQ01 BQ07 BQ45 BQ47 4G078 AA02 AA09 AA10 AB06 BA01 CA01 DA28 DB01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に原料投入口を有し下部に原
    料排出口を有して原料を一時貯留しかつ排出するよう構
    成されたホッパ本体と、上記ホッパ本体に取付けられて
    貯留原料を撹拌する撹拌手段とを備えた原料供給用ホッ
    パ装置であって、 上記撹拌手段が、上記ホッパ本体内を略横断する方向に
    突出しかつ回動可能に設けられる回動軸と、該回動軸に
    設けられる撹拌子とで構成され、該撹拌子は回動時に少
    なくとも2つの曲面状軌跡を一方が他方の外側に位置し
    得るよう描く内側線状体部と外側線状体部とを有し、 前記ホッパ本体は、その底面が上記外側線状体部の動き
    に沿う形状に構成されている原料供給用ホッパ装置。
  2. 【請求項2】 上部に原料投入口を有し下部に原
    料排出口を有して原料を一時貯留しかつ排出するよう構
    成されたホッパ本体と、上記ホッパ本体に取付けられて
    貯留原料を撹拌する撹拌手段とを備えた原料供給用ホッ
    パ装置であって、 上記撹拌手段が、上記ホッパ本体内を略横断する方向に
    突出しかつ回動可能に設けられる内側回動軸及び該内側
    回動軸に設けられる内側撹拌子と、該内側回動軸の略対
    向位置で回動可能に設けられる外側回動軸及び該外側回
    動軸に設けられる外側撹拌子とで構成され、回動時に
    は、内側撹拌子及び外側撹拌子はそれぞれ曲面状軌跡を
    描くと共に、外側撹拌子の描く曲面状軌跡が内側撹拌子
    の描く曲面状軌跡の外側に位置するよう、前者は少なく
    とも1つの外側線状体部を、後者は少なくとも1つの内
    側線状体部をそれぞれ有し、 前記ホッパ本体は、その底面が上記外側線状体部の動き
    に沿う形状に構成されている原料供給用ホッパ装置。
  3. 【請求項3】 内側線状体部と外側線状体部とは
    互いに逆向きに回転される請求項2記載の原料供給用ホ
    ッパ装置。
  4. 【請求項4】 内側線状体部と外側線状体部と
    は、回動軸を含む所定の面を互いに時間的にずれて通過
    するように構成されている請求項1記載の原料供給用ホ
    ッパ装置。
  5. 【請求項5】 内側線状体部及び外側線状体部は
    それぞれ同一に又は異なって、折れ線状、曲線状、多角
    形状、円弧状、リング状及びこれらの任意の結合体から
    選択されるいずれかに形成されている請求項1〜4のい
    ずれかに記載の原料供給用ホッパ装置。
  6. 【請求項6】 内側線状体部及び外側線状体部が
    それぞれ円弧状曲線からなり、内側線状体部と外側線状
    体部とは回動軸を介して略同一平面上にあるよう設けら
    れる請求項4記載の原料供給用ホッパ装置。
  7. 【請求項7】 内側線状体部及び外側線状体部が
    それぞれ回動軸に略対称なリング状に形成されており、
    これらのリング面が互いに交差し得るように回動軸に固
    定される請求項4記載の原料供給用ホッパ装置。
  8. 【請求項8】 ホッパ本体の原料排出口に所定量
    の原料を送出できる原料送出手段が設けられている請求
    項1〜7のいずれかに記載の原料供給用ホッパ装置。
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