JP2002225570A - バッテリ固定構造 - Google Patents

バッテリ固定構造

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JP2002225570A
JP2002225570A JP2001021499A JP2001021499A JP2002225570A JP 2002225570 A JP2002225570 A JP 2002225570A JP 2001021499 A JP2001021499 A JP 2001021499A JP 2001021499 A JP2001021499 A JP 2001021499A JP 2002225570 A JP2002225570 A JP 2002225570A
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batteries
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JP2001021499A
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Gouhan Tsuchiya
豪範 土屋
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリ列を構成する複数のバッテリを効率
良く固定することができるバッテリ固定構造を提供す
る。 【解決手段】 テーパ状突起が一体的に形成されたバッ
テリ固定部材30とロアーケース26とにより、バッテ
リ列14を構成しているバッテリ12の脚部16を挟圧
する。バッテリ固定部材30とロアーケース26とによ
りバッテリ12の脚部16が挟圧されると、その脚部1
6の貫通穴24に、バッテリ固定部材30の上壁部30
aから下方へ突き出すテーパ状突起が嵌め入れられるの
で、複数のバッテリ12をまとめて固定することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車或いは
ハイブリッド自動車に駆動源として搭載される車両用バ
ッテリを固定するバッテリ固定構造に関し、特に、複数
のバッテリを積層して配置する場合に適したバッテリ固
定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車、ハイブリッド車などモータ
で車両を駆動させる形式の車両には、その駆動源として
二次電池すなわちバッテリが搭載される。モータの駆動
源としてバッテリを用いる場合には、高電圧を得るため
に複数のバッテリを必要とする。上記複数のバッテリは
車両搭載上の都合から積層されてバッテリ列が構成され
ることが多い。たとえば、プリウス新型車解説書(20
00年5月25日トヨタ自動車株式会社発行)の1−3
頁には、そのようなバッテリ列(HVバッテリーモジュ
ール)が記載されている。上記バッテリ列を構成する各
バッテリは、車両の振動によってもその位置が移動しな
いようにバッテリ載置部材上に固定される必要がある。
【0003】図5は、従来のバッテリ60の一例を示す
図であって、そのバッテリ60を一部切り欠いて示す正
面図である。図5のバッテリ60は、樹脂製のバッテリ
ケース62内に、バッテリセル64が6個収容されて構
成されている。バッテリケース62には、その両端に脚
部66が形成されており、脚部66には、インサートナ
ット68が挿入されている。このように構成されたバッ
テリ60は、複数個(たとえば38個)のバッテリ60
が積層された状態で図示しないロアーケース(すなわち
バッテリ載置部材)上に載置される。そして、各バッテ
リ60を上記ロアーケースに固定するために、各バッテ
リ60のインサートナット68に上記ロアーケースの下
から図示しないボルトが嵌め入れられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、従来は、
バッテリ60を上記ロアーケースに固定するために、バ
ッテリ60の両端にインサートナット68を挿入し、そ
のインサートナット68にボルトを嵌め入れるという作
業を全てのバッテリ60について行っていた。そのた
め、作業効率が悪いという問題があった。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、バッテリ列を構成す
る複数のバッテリを効率良く固定することができるバッ
テリ固定構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、バッテリ列を構成す
るために積層された複数のバッテリをバッテリ載置部材
上に固定するバッテリ固定構造であって、前記バッテリ
載置部材とともに前記バッテリ列を挟圧する挟圧部材
と、前記バッテリ載置部材と前記挟圧部材との間の挟圧
力により、前記バッテリ列を構成する複数のバッテリの
うち所定のバッテリの位置を位置決めするために、相互
に一体的に形成された複数のバッテリ位置決め部とを、
含むことにある。
【0007】
【発明の効果】このようにすれば、バッテリ載置部材と
挟圧部材とによりバッテリ列が挟圧されると、相互に一
体的に形成された複数のバッテリ位置決め部により所定
の複数のバッテリがまとめて位置決めされる。従って、
バッテリをバッテリ載置部材に固定する際の作業効率が
向上する。
【0008】
【発明の他の態様】ここで、好ましくは、前記バッテリ
位置決め部が、前記バッテリ載置部材または前記挟圧部
材に一体的に形成されている。このようにすれば、部品
数が少なくなる。
【0009】また、好ましくは、前記バッテリ間に隙間
が設けてある。このようにすれば、その隙間に冷却空気
を流すことにより、バッテリを効率よく冷却することが
できる。
【0010】また、好ましくは、前記バッテリには、前
記バッテリ位置決め部と嵌合する嵌合部が形成されてい
る。このようにすれば、前記バッテリ位置決め部とバッ
テリの嵌合部とが嵌合することによりバッテリの位置が
決定されるので、バッテリの位置が一層確実に固定され
る。
【0011】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の好適な実施
の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1
は、本発明のバッテリ構造を備えたバッテリパック10
の斜視図である。
【0012】図1に示すように、バッテリパック10に
は、複数のバッテリ12が厚み方向に密接して積層され
ることによりバッテリ列14が構成されている。なお、
本実施例ではバッテリ列14は11個のバッテリ12が
積層されて構成されているが、さらに多くのバッテリ1
2が積層されてもよいし、11個より少ないバッテリ1
2が積層されてもよい。
【0013】バッテリ12は、たとえばニッケル水素電
池などの二次電池である電池セルを一個或いは複数個内
部に備えた樹脂製の偏平な箱体であって、直列に接続さ
れるための図示しない正極端子および負極端子を備えて
いる。このバッテリ12は、積層方向に平行な一対の側
面の下部から幅方向(長手方向)に突き出す一対の脚部
16を備えるとともに、バッテリ12の重ね合わせ面す
なわち相互の対向面18には、その対向面18の上下方
向に連なる複数本(本実施例では3本)の凸条20と、
その凸条20の間において一定の配置密度となるように
所定間隔で上記対向面18から突設された複数の小突起
22とが設けられている。上記凸条20と小突起22
は、バッテリ12の間に僅かな隙間Sを形成するための
ものであってたとえば1.0mm程度の突き出し量となる
ように形成されており、所定のバッテリ12の凸条20
および小突起22とそれに隣接するバッテリ12の凸条
20および小突起22とは相互に密着させられている。
従って、バッテリ12の間には上下方向に貫通する幅寸
法が2.0mm程度のスリット状の隙間Sが形成されてい
る。また、バッテリ12の脚部16には、上下方向に貫
通する貫通穴24が形成されている。
【0014】ロアーケース26は、一枚の金属板材から
プレス加工されたものであって、水平な底壁26aと、
その底壁26aの両側部からその底壁26aに対して略
直角に立ち上がる1対の内側壁26bと、その1対の内
側壁26bの上端部から外側へ向かい且つ底壁26aと
平行な1対の支持壁26cと、その1対の支持壁26c
の外側縁から略垂直下方に向かう一対の外側壁26d
と、その外側壁26dの下端部から外側へ向かい且つ底
壁26aと平行な1対の下壁26eとから構成されてい
る。
【0015】ロアーケース26はバッテリ載置部材とし
て機能し、ロアーケース26の支持壁26c上に、バッ
テリ12が厚み方向に密接させられた状態で載置され
る。そのようにロアーケース26にバッテリ12が載置
された状態では、ロアーケース26の底壁26aとバッ
テリ12の下面との間にバッテリ12を冷却するための
空気が流通する空気流通路が形成される。
【0016】一対のバッテリ固定部材30は、長手方向
長さがバッテリ列14と略同じ長さとされており、バッ
テリ12の脚部16の上面に載置される矩形板状の上壁
部30aと、その上壁部30aの長手方向の一方の側縁
から下方に向かう矩形板状の側壁部30bとにより構成
された垂直断面が略L字状の部材である。バッテリ固定
部材30の上壁部30aには、長手方向の両端に、後述
するTボルト36が挿通される一対の挿通穴32が形成
されている。この一対の挿通穴32は、一方の挿通穴3
2がバッテリ列14の一方の端に位置するバッテリ12
の貫通穴24の真上に位置させられた場合には、他方の
挿通穴32がバッテリ列14の他方の端に位置するバッ
テリ12の挿通穴24の真上に位置するように設けられ
ている。また、上壁部30aと側壁部30bとの間の角
度は、バッテリ12の脚部16の上面と側面との間の角
度と略同じ角度とされており、バッテリ固定部材30の
上壁部30aがバッテリ12の脚部16の上面に載置さ
れた場合には、バッテリ固定部材30の側壁部30bが
バッテリ12の脚部16の側面と接触させられるように
なっている。
【0017】図2は、図1のA視図、すなわち、バッテ
リ固定部材30の長手方向側面図である。図2に示すよ
うに、バッテリ固定部材30の上壁部30aには、バッ
テリ列14を構成するバッテリ12の数よりも2つ少な
い数、すなわち9個のテーパ状突起34が一体的に形成
されている。これらテーパ状突起34は、上壁部30a
から垂直方向且つ側壁部30bと同じ側に突き出してい
る。また、それら9個のテーパ状突起34は、それらの
軸心間距離(中心間距離)dが、バッテリ12の厚さ方
向長さ(すなわち一対の対向面18間の距離)に前記隙
間Sの距離を加えた長さとされており、一対の挿通穴3
2に後述するTボルト36が挿通された場合には、それ
ら9個のテーパ状突起34は、隣接するバッテリ12間
の隙間Sをそのままに維持しつつ、バッテリ列14の両
端のバッテリ12を除いた9個のバッテリ12の貫通穴
24とそれぞれ嵌合させられる。なお、バッテリ固定部
材30は、バッテリ12に比べ、比較的硬い材質(たと
えばアルミ)で一体的に成形される。
【0018】図1に戻って、ロアーケースの支持壁26
cには、バッテリ列14の両端のバッテリ12に設けら
れた貫通穴24に対応する位置に穴28(図3)が設け
られており、その支持壁26cの穴28およびバッテリ
12の貫通穴24を貫通するように下方からTボルト3
6が挿し通される。上記Tボルト36は、バッテリ12
の貫通穴24に挿し通された場合に、ねじ部36aの先
端部分がバッテリ12の脚部16から突き出すようにそ
の長さが設定されており、そのようにバッテリ12の脚
部16から突き出したTボルト36のねじ部36aが、
ワッシャ38を介してバッテリ固定部材30の挿通穴3
2に挿し通され、さらに、固定部材30の上部からワッ
シャ40を介してナット42がTボルト36に締め付け
られる。
【0019】上記ナット42を締めつけていくと、バッ
テリ固定部材30がバッテリ12の脚部16に密着させ
られるとともに、バッテリ固定部材30の上壁部30a
に設けられたテーパ状突起34がバッテリ12の脚部1
6に設けられた貫通穴24に嵌め入れられる。図3は、
その状態において図1のB−B線で切断した断面図であ
る。
【0020】図3に示すように、バッテリ12の脚部1
6に設けられた貫通穴24には、その上面にワッシャ3
8が載置される載置面24aが形成されている。また、
貫通穴24は、その穴径が両端の開口から中央部(貫通
穴24の中間部)へ向かうほど小径となるように形成さ
れている。そして、貫通穴24の上側部分に前記バッテ
リ固定部材30のテーパ状突起34が密着状態で嵌合さ
れる。また、Tボルト36の円筒部36bはテーパ状で
あり、そのTボルト36の円筒部36bが貫通穴24の
下側部分に密着状態で嵌め入れられることにより、バッ
テリ列14の両端のバッテリ12は、ロアーケース26
に固定される。
【0021】上記ナット42が締めつけられた状態で
は、バッテリ列14を構成する全てのバッテリ12の脚
部16がロアーケース26とバッテリ固定部材30とに
より挟圧される。すなわち、バッテリ固定部材30はロ
アーケース26とともにバッテリ列14全体を挟圧す
る。従って、バッテリ固定部材30は挟圧部材として機
能する。また、そのようにナット42が締めつけられた
状態では、バッテリ固定部材30はロアーケース26に
固定されているので、バッテリ固定部材30のテーパ状
突起34の位置は固定され、また、そのテーパ状突起3
4と密着状態で嵌合させられたバッテリ12の貫通穴2
4の位置も固定される。両側部の貫通穴24の位置がテ
ーパ状突起34により固定されると、バッテリ12の位
置は決定される。従って、テーパ状突起34はバッテリ
位置決め部として機能するとともにバッテリ12の貫通
穴24がその位置決め部と嵌合する嵌合部として機能す
る。
【0022】上述のように、本実施例によれば、ロアー
ケース26とバッテリ固定部材30とによりバッテリ列
14が挟圧されると、相互に一体的に形成された複数の
テーパ状突起34により両端を除く全てのバッテリ12
がまとめて位置決めされる。従って、バッテリ12をロ
アーケース26に固定する際の作業効率が向上する。ま
た、バッテリ固定部材30により各バッテリ12が位置
決めされると、バッテリ12間の間隔は一定に保持され
る。従って、バッテリ列14を構成する一部のバッテリ
12が膨張した場合であっても、その膨張による力が、
膨張しなかった残りのバッテリ12に集中しないので、
膨張しなかったバッテリ12が破損することが防止でき
る。
【0023】また、本実施例によれば、複数のテーパ状
突起34が挟圧部材として機能するバッテリ固定部材3
0に一体的に形成されていた。従って、部品数が少なく
なる。
【0024】また、本実施例によれば、隣接するバッテ
リ12の対向面18間に隙間Sが形成されているので、
その隙間Sに冷却空気を流すことにより、バッテリ12
を効率よく冷却することができる。
【0025】また、本実施例によれば、バッテリ固定部
材30のテーパ状突起34とバッテリ12の脚部16の
貫通穴24とが嵌合することによりバッテリ12の位置
が決定されるので、バッテリ12の位置が一層確実に固
定される。
【0026】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明は他の態様においても適用される。
【0027】たとえば、前述の実施例では、Tボルト3
6により固定されている両端のバッテリ12を除く全て
のバッテリ12の位置が、バッテリ固定部材30のテー
パ状突起34により固定されていたが、1つおき或いは
2つおきなど、所定の間隔毎のバッテリ12がテーパ状
突起34により固定されてもよい。このように、Tボル
ト36により固定されていないバッテリ12のうちの一
部のみがテーパ状突起34により固定されるものであっ
ても、以下の理由により、テーパ状突起34により固定
されていないバッテリ12も固定される。すなわち、バ
ッテリ列14全体はロアーケース26とバッテリ固定部
材30とにより挟圧されているので、各バッテリ12は
ある程度固定されている。加えて、所定の間隔毎の複数
のバッテリ12の位置が固定されると、一つのテーパ状
突起34により固定されているバッテリ12とそのテー
パ状突起34の隣に位置するテーパ状突起34により固
定されているバッテリ12との間の間隔も固定されるの
で、テーパ状突起34により固定されている2つのバテ
ッリ12間に位置させられたバッテリ12の位置も固定
されるのである。
【0028】また、前述の実施例では、バッテリ列14
の両端のバッテリ12は、Tボルト36によりロアーケ
ース26に固定されていたが、両端のバッテリ12もテ
ーパ状突起34により固定されてもよい。この場合に
は、ロアーケース26およびバッテリ固定部材30がバ
ッテリ列14の積層方向の両側に突き出す長さとされ、
バッテリ列14の積層方向の両側から突き出した部分に
おいて、たとえば、ボルトとナットによってバッテリ固
定部材30がロアーケース26に固定される。
【0029】また、前述の実施例では、バッテリ固定部
材30に複数のテーパ状突起(バッテリ位置決め部)3
4が一体的に設けられていたが、ロアーケース26にそ
れらテーパ状突起34が一体的に設けられていてもよ
い。
【0030】また、バッテリ固定部材30またはロアー
ケース26とは別に、複数のテーパ状突起34を一体的
に固定するための位置決め部固定部材が設けられ、その
位置決め部固定部材に複数のテーパ状突起34が一体的
に形成されていてもよい。図4は、その一例を示す図で
ある。図4において、位置決め部固定部材44は、前述
の実施例と同様の複数のテーパ状突起34が矩形平板部
44aに一体的に設けられたものであり、バッテリ固定
部材46は、テーパ状突起34が形成されていないこと
のみが、前述の実施例のバッテリ固定部材30と異な
る。すなわち、バッテリ固定部材46は、上壁部30a
と側壁部30bとからなる。上記位置決め部固定部材4
4は、バッテリ固定部材46の上壁部30aとバッテリ
12の脚部16との間、またはロアーケース26の支持
壁26cとバッテリ12との間に位置させられる。
【0031】また、前述の実施例では、バッテリ12の
脚部16に貫通穴24が形成され、バッテリ固定部材3
0にテーパ状突起34が形成されていた。すなわち、バ
ッテリ12に穴、バッテリ固定部材30に突起が形成さ
れていたが、逆に、バッテリ固定部材30が比較的厚く
成形されてそのバッテリ固定部材30に穴が形成され、
バッテリ12にそのバッテリ固定部材30の穴と嵌合す
る突起が形成されてもよい。或いは、ロアーケース26
の支持壁26cが比較的厚く成形されてそのロアーケー
ス26の支持壁26cに穴が形成され、バッテリ12に
そのロアーケース26の穴と嵌合する突起が形成されて
もよい。
【0032】また、前述の実施例では、バッテリ12の
脚部16には、テーパ状突起34と嵌合する貫通穴24
が設けられていたが、その貫通穴24が設けられず、単
にテーパ状突起(バッテリ位置決め部)34がバッテリ
12の脚部16を押圧することによってバッテリ12を
固定するものであってもよい。
【0033】また、前述の実施例では、挟圧部材として
機能するバッテリ固定部材30には側壁部30bが設け
られていたが、その側壁部30bがなくても、バッテリ
列14は挟圧されることから、バッテリ固定部材30に
側壁部30bが設けられなくてもよい。
【0034】また、前述の実施例のテーパ状突起34は
中実であったが、中空であってもよい。
【0035】また、前述の実施例では、貫通穴24にテ
ーパ状突起34が嵌め入れられていたが、Tボルト36
が挿し通されるバッテリ12以外は、貫通しない穴が設
けられ、その貫通しない穴にテーパ状突起34が嵌め入
れられてもよい。
【0036】また、前述の実施例では、バッテリ12の
対向面18には、凸条20および小突起22が形成さ
れ、それら凸条20および小突起22が隣接するバッテ
リ12の凸条20および小突起22と相互に密着させら
れることにより、バッテリ12間に隙間Sが形成されて
いた。しかし、隣接する2つのテーパ状突起34の軸心
間距離dは、バッテリ12の厚さ方向長さに隙間Sの距
離を加えた長さとされていることから、バッテリ固定部
材30によってバッテリ12が固定されると、テーパ状
突起34によって、互いに隣接するバッテリ12間に隙
間Sを作るようにバッテリ12が位置決めされる。従っ
て、前記凸条20および小突起22は設けられなくても
よい。
【0037】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、
本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加
えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバッテリ構造を備えたバッテリパック
の斜視図である。
【図2】図1のA視図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】バッテリ固定部材と挟圧部材とが別体である場
合の一例を示す図である。
【図5】従来のバッテリの一例を示す図である。
【符号の説明】
12:バッテリ 14:バッテリ列 26:ロアーケース(バッテリ載置部材) 30:バッテリ固定部材(挟圧部材) 34:テーパ状突起(バッテリ位置決め部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ列を構成するために積層された
    複数のバッテリをバッテリ載置部材上に固定するバッテ
    リ固定構造であって、 前記バッテリ載置部材とともに前記バッテリ列を挟圧す
    る挟圧部材と、 前記バッテリ載置部材と前記挟圧部材との間の挟圧力に
    より、前記バッテリ列を構成する複数のバッテリのうち
    所定のバッテリの位置を位置決めするために、相互に一
    体的に形成された複数のバッテリ位置決め部とを、含む
    ことを特徴とするバッテリ固定構造。
  2. 【請求項2】 前記バッテリ位置決め部が、前記バッテ
    リ載置部材または前記挟圧部材に一体的に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のバッテリ固定構造。
  3. 【請求項3】 前記バッテリ間に隙間が設けてあること
    を特徴とする請求項1または2記載のバッテリ固定構
    造。
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Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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