JP2002224310A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002224310A
JP2002224310A JP2001027059A JP2001027059A JP2002224310A JP 2002224310 A JP2002224310 A JP 2002224310A JP 2001027059 A JP2001027059 A JP 2001027059A JP 2001027059 A JP2001027059 A JP 2001027059A JP 2002224310 A JP2002224310 A JP 2002224310A
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JP
Japan
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light emitting
emitting diode
lighting
state
emitting diodes
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Application number
JP2001027059A
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English (en)
Inventor
Satoshi Nagata
敏 永田
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Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当たりの発生した発生回数に応じて、発光
源の照明方法を異ならせることにより、遊技者等の視覚
に訴えて遊技者等に注目させて、興趣を増大させること
ができる遊技機を提供すること。 【解決手段】 パチンコ遊技機1は、遊技領域2の周囲
の左側及び右側コーナー用の照明装置8を配置する。そ
の左側及び右側のコーナー用照明装置8は、複数の発光
ダイオードLR1乃至LR64が相互に近接して配置さ
れた発光ダイオードグループL1、L2を備える。この
コーナー用照明装置8は、大当たりが発生した回数に応
じて、発光ダイオードLR1乃至LR64の個々の点灯
方法を変更するので、遊技者は、コーナー用照明装置8
から発せられた照明でもって、何回目の大当たりである
かが分かる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤上または遊
技盤周囲に発光源を配置する遊技機に関するものであ
り、特に、遊技者にとって有利な遊技状態が発生した発
生回数に応じて、発光源の発光方法を異ならせることに
より、遊技者に注目させて、興趣を増大させることがで
きる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一種であるパチンコ機の遊技盤
面または遊技盤周囲には、従来からランプ照明装置が設
けられていたが、このランプ照明装置は、透過性プラス
チックケースの内側に豆電球を設けてなるものであっ
た。そして、ランプ照明装置を左右のコーナーランプと
して使用する場合、賞球払い出し時に、例えば左側コー
ナーランプの豆電球が点灯する。また、パチンコ球の補
給不良によるタンク空時に、右側コーナーランプの豆電
球が点灯し、賞球ケース内の球切れ時に、左側コーナー
ランプの豆電球が点滅し、下皿満タン時に、左右コーナ
ーランプの豆電球が点滅する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ランプ照明装置の場合、パチンコ機の状態を、ただ単に
パチンコ店の管理者及び遊技者に報知するにすぎず、遊
技者及び周囲に居る人の大きな関心を引くものではな
く、かかるパチンコ機は、興趣に欠けるという問題があ
った。また、大当たり等の遊技者にとって有利な遊技状
態が発生した場合、照明装置の照明が派手になる演出を
行うことがあるが、いつも同じ照明方法であって、大当
たり等の発生回数に応じて、照明方法の演出が変化する
といった工夫は施されていなかった。本発明は、上記し
た問題点に鑑みなされたものであり、その目的とすると
ころは、遊技者にとって有利な遊技状態が発生した回数
に応じて、発光源の発光方法を異ならせることにより遊
技者等の視覚に訴えて遊技者等に注目させ、興趣を増大
させることができる遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る遊技機によれば、所定の条件が成
立した場合に、遊技者にとって有利な遊技状態が発生す
る遊技機において、遊技盤上または遊技盤周囲に配置さ
れた発光源と、前記発光源の発光方法を変更する発光変
更手段と、遊技者にとって有利な遊技状態が発生した際
に、その発生回数に応じて前記発光源の発光方法を異な
らせる発光制御手段とを備えることを特徴とする。この
場合、発光を変更する方法として、遊技者にとって有利
な遊技状態が発生した発生回数毎に、すなわち、1回
目、2回目、3回目の・・発生回数毎に発光源の発光方
法を変えても良い。もっとも、発光源の発光方法を発生
回数毎に、必ずしも変える必要がなく、例えば1回目か
ら5回目までは同じで、6回目から10回目までは同じ
といった様に、一定回数は同じでそれ以外で、発光方法
を変えるように設定しても良い。かかる特徴を有する請
求項1に記載の発明において、遊技者にとって有利な遊
技状態の発生回数に応じて、発光源の発光方法が異なる
ため、遊技者またはその周囲に居る人は、遊技者にとっ
て有利な遊技状態が何回発生したかを容易に把握するこ
とができる。それにより、例えば早朝からその遊技機を
使用する遊技者は、遊技者にとって有利な遊技状態を、
自分が何回発生させたかを確認しながら、例えば遊技に
勝つ方法等を検討できる。また、例えば昼とか夜に遊技
機を使用する遊技者は、自分以外の者によって、遊技者
にとって有利な遊技状態が、朝から既に何回発生したか
を把握することができるので、これから遊技を行う場
合、または、遊技を継続する場合に、遊技機の選択の際
の参考となる。従って、この遊技機は、遊技者が遊技を
行う際に、遊技者にとって利用価値の高いものとなる。
【0005】ここで、発光源は、複数の発光ダイオード
を相互に近接して配置した発光ダイオードグループを備
えるのが望ましく、これら発光ダイオードの個々の点灯
方法(点灯タイミングまたは点灯時間等)を変更するこ
とによって、発光源の発光方法を異ならせることが可能
となる。そして、発光ダイオードの個々の点灯方法が、
遊技者にとって有利な遊技状態の発生回数に応じて変更
するように適宜設定された場合、発光ダイオードから発
せられた発光は、その発生回数に応じて変化し、例えば
全体的にまたは部分的につながったり、あるいは動いた
りするように見える。それにより、遊技者等の視覚に訴
えて遊技者等に注目させ、興趣を増大させることができ
る。また、遊技者にとって有利な遊技状態とは、例えば
大当たり状態、通常当たり状態、リーチ状態、時短状
態、確率変動状態等をいう。遊技者にとって有利でない
状態とは、これら大当たり状態等の遊技者にとって有利
な遊技状態以外の場合をいう。また、遊技者にとって有
利な遊技状態が発生した場合、メモリ等の記憶手段がそ
の状態の発生回数を記憶するのが望ましい。また、所定
の条件が成立した場合とは、遊技機が例えばパチンコ遊
技機の場合、遊技領域に設けられた第1種始動入賞口に
パチンコ球が入賞して、例えば大当たり等になった場合
に、その条件が成立したことをいう。
【0006】また、請求項2に係る遊技機によれば、請
求項1に記載の遊技機において、遊技者にとって有利な
遊技状態は、遊技者にとって格別有利な遊技状態を発生
させにくい第1通常遊技状態と、前記第1通常遊技状態
よりも遊技者にとって有利な遊技状態を発生させやすい
第2通常遊技状態とを含み、前記発光制御手段は、前記
第2通常遊技状態の発生回数に応じて、前記発光源の発
光方法を異ならせることを特徴とする。かかる特徴を有
する請求項2に記載の発明において、遊技者及びその周
囲に居る人は、遊技者にとって格別有利な第2通常遊技
状態が何回発生したかを容易に把握することができる。
ここで、遊技者にとって格別有利な遊技状態を発生させ
にくい第1通常遊技状態は、例えばリーチ状態である
が、例えば時短状態または確率変動状態になっていない
場合をいう。また、第1通常遊技状態よりも遊技者にと
って格別有利な第2通常遊技状態は、例えばリーチ状態
であって、更に時短状態または確率変動状態になってい
る場合をいう。そして、第1通常遊技状態または第2通
常遊技状態が成るか否かは、遊技機が例えばパチンコ遊
技機の場合、遊技領域に設けられた第1種始動入賞口に
パチンコ球が入賞した際に取得したデータに基づいて定
められるように構成する。また、遊技者にとって格別有
利な第2通常遊技状態等が発生した場合、メモリ等の記
憶手段がその発生回数を記憶できるのが望ましい。それ
により、例えば早朝からその遊技機を使用する遊技者
は、遊技者にとって格別有利な第2通常遊技状態を、自
分が何回発生させたかを確認しながら、例えば遊技に勝
つ方法等を検討できる。また、例えば昼とか夜に遊技機
を使用する遊技者は、自分以外の者によって、遊技者に
とって格別有利な第2通常遊技状態が、朝から既に何回
発生したかを把握することができるので、これから遊技
を行う場合、または、遊技を継続する場合に、遊技機の
選択の際の参考となる。従って、この遊技機は、遊技者
が遊技を行う際に、遊技者にとって利用価値の高いもの
となる。
【0007】また、請求項3に係る遊技機によれば、請
求項2に記載の遊技機において、遊技者にとって有利な
遊技状態の発生回数または前記第2通常遊技状態の発生
回数を検出する検出手段と、その検出値が一定値に達し
た場合、遊技者にとって有利な遊技状態または前記第2
通常遊技状態の発生を制限する制限手段とを備えること
を特徴とする。かかる特徴を有する請求項3に記載の発
明において、遊技者にとって有利な遊技状態が発生した
回数が一定値に達し、または前記第2通常遊技状態が発
生した回数が一定値に達した場合、遊技者にとって有利
な遊技状態または前記第2通常遊技状態にならない。例
えば時短状態または確率変動状態になっている場合、遊
技者にとって有利な遊技状態になりすぎるので、その状
態が一定値に達した場合、時短状態または確率変動状態
にならないように制限する必要がある。このような制限
を設けた場合、遊技者の期待感が高まり過ぎることがな
く、また、その遊技機を備える遊技店にとっては、遊技
者にとって有利な遊技状態等の発生過多による不利益が
大きくならない。
【0008】また、請求項4に係る遊技機によれば、請
求項2に記載の遊技機において、前記発光制御手段は、
前記第2通常遊技状態が所定回数連続に発生した場合
に、前記発光源の発光方法を異ならせることを特徴とす
る。すなわち、第2通常遊技状態が、例えばリーチ状態
であって、更に時短状態または確率変動状態になってい
る場合であるとすると、連続してリーチ状態で且つ時短
状態または確率変動状態になっている場合(例えば3回
連続その状態である場合)、発光源の発光方法を異なら
せるようにする。しかし、第2通常遊技状態が所定回数
(例えば3回)未満の場合には、発光源の発光方法を変
えないようにする。この場合、第2通常遊技状態の発生
回数が所定回数以上(例えば4回)であっても、連続回
数が所定回数未満(例えば連続2回)の場合には、発光
源の発光方法を変えないようにする。かかる特徴を有す
る請求項4に記載の発明において、第2通常遊技状態が
発生した連続回数が所定値(例えば連続3回)に達した
場合、発光源の発光方法が異なるので、遊技者及びその
周囲に居る人は、遊技者にとって格別有利な第2通常遊
技状態が連続所定回数発生したことを容易に把握するこ
とができる。
【0009】また、請求項5に係る遊技機によれば、請
求項2に記載の遊技機において、前記発光制御手段は、
遊技者にとって有利な遊技状態の発生回数または前記第
2通常遊技状態が発生した回数を検出する検出手段を備
え、その検出値がある回数になると、前記発光制御手段
は、前記発光源の発光方法を異ならせることを特徴とす
る。それにより、発光源の発光方法が、例えば1回目か
ら4回目までは同じで、例えば5回目から9回目までは
同じといった様に、ある個数までは同じでそれ以外で、
発光方法を変えるように設定しても良い。かかる特徴を
有する請求項5に記載の発明において、遊技者にとって
有利な遊技状態が発生した回数がある回数に達し、また
は前記第2通常遊技状態が発生した回数がある回数に達
した場合、例えば5回目または10回目に達した場合、
発光源の発光方法が異なるので、遊技者及びその周囲に
居る人は、遊技者にとって有利な遊技状態または遊技者
にとって格別有利な第2通常遊技状態がある回数発生し
たことを容易に把握することができる。
【0010】また、請求項6に係る遊技機によれば、請
求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の遊技機におい
て、前記発光源は、複数の発光ダイオードが相互に近接
して配置された発光ダイオードグループを備え、この発
光ダイオードグループは、前記遊技盤の遊技領域の前面
側周囲に配置されていることを特徴とする。かかる特徴
を有する請求項6に記載の発明において、大当たり等の
遊技者にとって有利な遊技状態の発生回数に応じて、遊
技盤の遊技領域の前面側周囲に配置された、相互に近接
した発光ダイオードを例えば順番または所定個数毎に点
灯することにより、発光ダイオードから発せられた発光
は、その発生回数に応じて変化し、例えば全体的にまた
は部分的につながったり、または動いたりするように見
える。それにより、遊技盤の遊技領域の前面側周囲にお
ける発光が、大当たり等の遊技者にとって有利な遊技状
態の発生回数に応じて変化し、遊技者等の視覚に訴えて
遊技者等に注目させ、興趣を増大させることができる。
ここで遊技盤の遊技領域の前面側周囲とは、遊技盤の遊
技領域の外周付近から、遊技盤を支える枠の周囲まで含
めていう。
【0011】また、請求項7に係る遊技機によれば、請
求項1乃至請求項6のいずれか一に記載の遊技機におい
て、前記発光源は、複数の発光ダイオードが相互に近接
して配置された発光ダイオードグループを備え、この発
光ダイオードグループは、前記遊技盤上の役物、肩電飾
部材、電飾付き入賞口、または電飾付き風車の内のいず
れかに配置されていることを特徴とする。かかる特徴を
有する請求項7に記載の発明において、発光ダイオード
グループを遊技盤上の役物、肩電飾部材、電飾付き入賞
口、または電飾付き風車の内のいずれかに配置する場
合、発光源は、大当たり等の遊技者にとって有利な遊技
状態の発生回数に応じて相互に近接した発光ダイオード
を例えば順番または所定個数毎に点灯することにより、
発光ダイオードから発せられた発光は、その発生回数に
応じて変化し、例えば全体的にまたは部分的につながっ
たり、あるいは動いたりするように見える。それによ
り、遊技盤の役物、肩電飾部材、電飾付き入賞口、また
は電飾付き風車のいずれかの発光が、大当たり等の遊技
者にとって有利な遊技状態の発生回数に応じて変化し、
遊技者等の視覚に訴えて遊技者等に注目させ、興趣を増
大させることができる。
【0012】また、請求項8に係る遊技機によれば、請
求項1乃至請求項7のいずれか一に記載の遊技機におい
て、前記発光源は、前記発光ダイオードグループを備
え、この発光ダイオードグループは、マトリックス状に
基板上に配置されていることを特徴とする。かかる特徴
を有する請求項8に記載の発明において、発光ダイオー
ドをマトリックス状に高密度に配置でき、発光ダイオー
ドグループを配置する基板を全体として小型化すること
ができる。この場合、マトリックス状に配置された発光
ダイオードは、例えば一列状にまたは複数列状に配置さ
れているのが望ましく、大当たり等の発生回数に応じて
相互に近接した発光ダイオードを例えば順番または所定
個数毎に点灯すると、発光ダイオードから発せられた発
光は、その発生回数に応じて変化し、一列状にまたは複
数列状に、例えば全体的にまたは部分的につながった
り、あるいは動いたりするように見える。それにより、
マトリックス状に配置された発光ダイオードの発光が、
大当たり等の遊技者にとって有利な遊技状態の発生回数
に応じて変化し、遊技者等の視覚に訴えて遊技者等に注
目させ、興趣を増大させることができる。この場合、発
光ダイオードは、基板上に装着されている配線パターン
により接続されているのが望ましい。また、発光ダイオ
ード間の距離は、例えば30ミリメートル以下の短い距
離であるのが望ましく、発光ダイオード間の距離が短い
場合、相互に近接した発光ダイオードから発せられた発
光の範囲が重複するように見える。それにより、相互に
近接した発光ダイオードを例えば順番に点灯することに
より、発光ダイオードから発せられた発光は、例えば全
体的にまたは部分的につながったり、または動いたりす
るように見え、遊技者等の視覚に訴えて遊技者等に注目
させ、興趣を増大させることができる。
【0013】また、請求項9に係る遊技機によれば、請
求項6乃至請求項8のいずれか一に記載の遊技機におい
て、前記発光ダイオードグループの点灯を制御する照明
回路と、この照明回路を制御する主基板上の制御回路と
を少なくとも備え、この照明回路は、その駆動する際に
使用する発光ダイオードグループの点灯データを少なく
とも記憶するメモリーを備え、前記主基板上の制御回路
が、前記照明回路に制御信号を出力することにより、前
記照明回路は、前記メモリーに記憶された例えば大当た
り等の発生回数に応じた点灯データを読み出して、前記
発光ダイオードグループの点灯を制御することを特徴と
する。かかる特徴を有する請求項9に記載の発明におい
て、照明回路の演算処理部は、主基板上の制御回路から
制御信号を入力することによって、照明回路のメモリー
に記憶された点灯データを読み出して、発光ダイオード
グループの点灯を制御する。具体的には、主基板上の制
御回路は、照明回路に対して、遊技者にとって有利であ
る例えば大当たり状態を示す制御信号を出力し、その制
御信号を入力した照明回路は、例えば大当たり等の発生
回数に応じた点滅サイクルのデータを、前記メモリーか
ら読み出して、発光ダイオードグループの点灯を制御す
る。このように照明回路がそのメモリーに記憶された、
例えば大当たり等の発生回数に応じた点灯データを読み
出して、発光ダイオードグループの点灯を制御するた
め、主基板上の制御回路の負担を軽減し、結果的に主基
板上の制御回路を小型化することができる。
【0014】また、請求項10に係る遊技機によれば、
請求項9に記載の遊技機において、前記発光ダイオード
グループの点灯は、発光ダイオード1個毎または複数個
毎に制御されていることを特徴とする。かかる特徴を有
する請求項10に記載の発明において、発光ダイオード
グループの点灯は、1個毎または複数個毎に制御されて
いるので、1個数毎または複数個毎に制御される発光ダ
イオードの点灯は、遊技者にとって有利な遊技状態の発
生回数に応じて異なり、遊技者等の視覚に訴えて遊技者
等に注目させ、興趣を増大させることができる。この場
合、発光ダイオードグループの点灯を1個毎または複数
個毎に一方向に流れるように制御するのが望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る遊技機をパチンコ遊技機において、具体的した実施形
態について説明する。先ず、実施形態に係るパチンコ遊
技機1の全体構成について図1及び図2に基づいて説明
する。図1及び図2は実施形態に係るパチンコ遊技機1
全体を示した斜視図及び正面図である。図3は実施形態
に係るパチンコ遊技機1の前扉を開いた状態を示した正
面図であり、図4はその前扉を更に開いた状態を示した
斜視図である。図1、図3及び図4では遊技領域2の普
通図柄変動用ゲート等の構造物を省略して示す。
【0016】このパチンコ遊技機1の遊技盤T1の遊技
領域2には、後述する入賞口、電動役物及び普通図柄変
動用ゲート等の各種構造物が配設されており、遊技領域
2にパチンコ球が発射され、遊技領域2をパチンコ球が
転動落下して入賞口に入賞した場合に、賞球の払い出し
を行う。その遊技領域2の下側には、賞球を受ける受け
皿としての上部受け皿3が配設されている。この遊技領
域2と上部受け皿3との間には、前方側に突き出るプレ
ート4が配設されており、このプレート4には、遊技に
応じた音等をパチンコ遊技機1外へ流すことができる一
対の外部スピーカ4aが内蔵されている。
【0017】そして、一対の外部スピーカ4aの間に
は、特別図柄変動装置としてのLCD表示器4bが配設
されており、このLCD表示器4bは、遊技領域2以外
であって遊技領域2下方の前面側のほぼ中央位置に、そ
の裏面側から前面側へ向かって取り付けられている。そ
して、このLCD表示器4bは、特別図柄として、左側
変動図柄X1、中央変動図柄X1及び右側変動図柄X1
を背景図柄上で表示するとともに、その画面左隅に2個
の普通図柄表示部4b1を表示する。この普通図柄表示
部4b1は、所定の数字等の普通図柄を変化しながらを
表示した後に停止する。更に、LCD表示器4bは、左
側変動図柄X1、中央変動図柄X1及び右側変動図柄X
1の変動中に入賞し、その作動終了後に、引き続き所定
回数だけその変動させることとなる作動保留球数を示す
特別図柄用作動保留球数表示部4b2を4個分表示す
る。そして、4個の特別図柄用作動保留球数表示部4b
2の内、点灯する特別図柄用作動保留球数表示部4b2
の個数によって、遊技者は変動図柄の始動回数を知るこ
とができる。LCD表示器4bは普通図柄表示部4b1
において変動する普通図柄の停止後に、引き続き所定回
数だけ普通図柄を変動させることとなる普通図柄用作動
保留球数を示す普通図柄用作動保留球数表示部4b3を
4個分表示する。これら4個の普通図柄用作動保留球数
表示部4b3の内、点灯する普通図柄用作動保留球数表
示部4b3の個数によって、遊技者は普通図柄の始動回
数を知ることができる。このLCD表示器4b内でそれ
ぞれ表示された左側変動図柄X1、中央変動図柄X1及
び右側変動図柄X1が変動した後に順番に停止し、全て
が停止した状態で全体として所定の図柄(例えば「77
7」等)を構成すると、遊技者にとって有利な遊技状態
である「いわゆる大当たり」となる。また、LCD表示
器4b内の普通図柄表示部4b1の2個の普通図柄が変
動後に順番に停止し、全てが停止した状態で全体として
所定の図柄(例えば「77」等)を構成すると、遊技者
にとって有利な遊技状態である「いわゆる通常当たり」
となる。
【0018】そして、LCD表示器4bは、遊技領域2
以外の前面側に突き出るプレート4の中央に配置された
ので、遊技者の近くにあり、遊技者にとってはLCD表
示器4bが見やすくなる。また、一対の外部スピーカ4
aが、LCD表示器4bの両側方に配置されているの
で、外部スピーカ4aから発せられる音が、LCD表示
器4bを見る遊技者に向かって直接的に伝わることにな
り、遊技者の興奮を煽ることができる。更に、LCD表
示器4bは高価であって、リサイクルの観点からも積極
的に再利用しようとする要望があるが、このパチンコ遊
技機1の場合、遊技領域2以外に配置されたLCD表示
器4bは、遊技領域2内を転動落下するパチンコ球によ
る衝撃を受けないので、汚損劣化しにくくリサイクルし
やすくなる。
【0019】また、そのLCD表示器4bの下方に位置
する上部受け皿3の下側には、賞球を受ける大きめの下
部受け皿5が配設されている。その上部受け皿3の上方
右側には、上部受け皿3に溜まったパチンコ球を、下部
受け皿5に落下させるための球抜きレバー3aが配設さ
れており、遊技者等が球抜きレバー3aを操作すると、
上部受け皿3にあるパチンコ球がパチンコ遊技機1内部
のパチンコ球通路(図示せず)を介して下部受け皿5に
落下することになる。また、下部受け皿5の右方側に
は、ハンドル6に連結された発射装置6aが配設されて
おり、上部受け皿3のパチンコ球がパチンコ遊技機1内
部のパチンコ球通路(図示せず)を介して発射装置6a
側へ送られるように構成されている。また、下部受け皿
5の左方側には、開閉可能式の灰皿7が配設されてい
る。
【0020】また、遊技領域2の前側は、ガラス窓を含
めた前扉9により被覆されており、前扉9はその側方
(左)側に設けられたヒンジ部材9b等を介して開閉自
在に支持されている。この前扉9内には、遊技領域2の
前面側周囲の一部である左右上方に配置される、発光源
としてのコーナー用照明装置8が設けられており、コー
ナー用照明装置8は、多数の発光LEDLR1乃至LR
64等を配置した発光ダイオードグループL1、L2
(図5参照)を備えている。そして、ヒンジ部材9b等
の反対側(右)側には、鍵穴9aが設けられており、遊
技店の管理者等が鍵を鍵穴9aに挿入して回転操作し
て、ロックを解除することにより、前扉9を前方側へ開
くことができる。尚、前扉9が前方側へ開放されたこと
を検出するため、前扉用検出スイッチ(図示せず)が設
けられており、前扉9が前方側へ開放された場合、この
前扉用検出スイッチが検出信号を主制御部としての主基
板32(図8参照)に出力する。
【0021】また、LCD表示器4bの下方に位置する
下部受け皿5の前方側には、イヤホンを装着するための
接続端子10が設けられている。この接続端子10にイ
ヤホンの入力端子を接続した場合、遊技者は、イヤホン
を耳に当てることによりイヤホンを介して遊技に応じた
効果音等を聴くことができ、外部からの騒音を避けた状
態でパチンコの遊技ができる。更に、下部受け皿5の前
方側の接続端子10とLCD表示器4bとの間には、遊
技者がイヤホンを介して遊技に応じた音等を聴く際の、
その音量を調整できる音量調整用操作部材11が配設さ
れている。この場合、音量調整用操作部材11はロータ
リ型であって、遊技者等が音量調整用操作部材11を適
宜回転操作することにより、その音量を調整でき、遊技
者はイヤホンを介して遊技に応じた音等を所望の音量で
聴くことができる。このように音量調整用操作部材11
が、遊技領域2以外に配置されたLCD表示器4b及び
接続端子10の双方に近接して配設されたので、音量調
整用操作部材11の音量調整用の操作が容易になる。
【0022】また、下部受け皿5の前方側には、下部受
け皿5内のパチンコ球を落下させるための球抜きダイヤ
ルレバー5aが配設されており、球抜きダイヤルレバー
5aを一方向に操作すると、下部受け皿5の下方扉5b
が開放して、下部受け皿5内にあるパチンコ球がパチン
コ遊技機1の下方に置いた受け皿(図示せず)に落下す
ることになる。一方、球抜きダイヤルレバー5aを反対
方向に操作すると、下部受け皿5の下方扉5bが閉じ
て、下部受け皿5内にパチンコ球を溜めることができ
る。尚、下部受け皿5内には、賞球のオーバーフローを
検出するため、検出スイッチ(図示せず)が設けられて
おり、この検出スイッチが検出信号を主制御部としての
主基板32(図8参照)に出力する。
【0023】ここで、パチンコ遊技機1の内部の構成に
ついて説明すると、ガラス窓の内側に位置する遊技領域
2は、図3及び4に示すように、遊技盤T1上の上方部
に設けられている。また、遊技盤T1上の中央に位置す
る支持板には、前記LCD表示器4bが設けられ、その
LCD表示器4bの下方部には、下部受け皿5のパチン
コ球貯留部5cが設けられている。そして、ガラス窓を
含む前扉9は、その裏面側から前面側へ向かって開放さ
れた開口部Y1を有し、この開口部Y1は、LCD表示
器4b(特別図柄表示装置)に対応する大きさ及び形状
を有しており、前扉9を閉じた状態で、LCD表示器4
bが開口部Y1に填るように構成されている。このよう
に前扉9(扉部材)とLCD表示器4bとが別体となっ
て、前扉9の軽量化を図ることができるので、前扉9を
前方側へ開放する際に、その作業の負担が軽減化され
る。尚、その開口部Y1には、LCD表示器4bを防護
するための透明の蓋体が付いていてもよい。この場合、
遊技領域2には、所定厚さの板材からなる遊技盤T1上
に設けられた各構造物を囲むように、環状のレール12
が遊技領域2に立設されており、このレール12は、発
射されたパチンコ球を遊技領域2内に案内する案内路を
構成している。
【0024】この遊技領域2内には、従来のパチンコ遊
技機と異なって、図柄変動装置としてのLCD表示器4
bがないため、遊技領域2が広く使え、遊技領域2にお
ける始動入賞口等の構造物の配置等の設計自由度を高め
ることができる。また、遊技領域2内の上方左右には、
2個の風車13がそれぞれ配設され、これら風車13の
間の下方には、入賞口14が配設されている。これら2
個の風車13の下方には、2個の入賞口15が配設さ
れ、これら2個の入賞口15の間の下方には、第1種始
動入賞口17が配設されている。また、遊技領域2内の
側方における2個の入賞口15の左右には、電飾部材1
8が配設されている。また、第1種始動入賞口17の下
方左右には、2個の普通図柄変動用ゲート20、21が
配設され、これら普通図柄変動用ゲート20、21の左
右下方には、2個の入賞口22、23が配設されてい
る。そして、第1種始動入賞口17、普通図柄変動用ゲ
ート20、21及び入賞口22、23の下方には、特別
電動役物27が配設されており、特別電動役物27は大
入賞口24及びこの大入賞口24の左右に位置する入賞
口25、26を有する。この大入賞口24は、長い横幅
を有しており、開閉扉24aを備えている。
【0025】そして、入賞口14、15、22、23、
25、26における遊技領域2の裏面側には、パチンコ
球を流す賞球樋が設けられており、この賞球樋には、入
賞口14、15、22、23、25、26に入ったパチ
ンコ玉を検出する入賞口スイッチN1(図8参照)が、
遊技領域2の裏側側に設けられている。そして、入賞口
スイッチN1がパチンコ球の入賞を検出すると、入賞口
スイッチN1は、その旨を示す検出信号を主基板32
(図8参照)に出力する。また、第1種始動入賞口17
の遊技領域2の裏面には、第1種始動入賞口17に入っ
たパチンコ玉を検出する第一種始動口スイッチ17A
(図8参照)が設けられている。そして、この第1種始
動入賞口17に入賞したパチンコ球を第一種始動口スイ
ッチ17Aが検出すると、その旨を示す検出信号をそれ
ぞれ主基板32(図8参照)に出力する。その結果、所
定の個数の賞球が上部受け皿3に排出されるとともに、
LCD表示器4bに表示される複数の変動図柄がそれぞ
れ上下動を開始する。
【0026】そして、第1種始動入賞口17にパチンコ
球が入り、LCD表示器4bの画面に表示された左側変
動図柄X1、中央変動図柄X1及び右側変動図柄X1が
変動した後に、所定の表示状態に達成した場合(例え
ば、「7」、「7」、「7」のように揃った場合等)
に、大入賞口24の開閉扉24aが開かれるように構成
されている。この大入賞口24内には、開閉扉24aが
開かれたときに入賞したパチンコ球の個数をカウントす
るための、大入賞口カウントスイッチ24Bが設けられ
ている。そして、大入賞口カウントスイッチ24Bがカ
ウントした入賞パチンコ球の個数に対応する分の所定個
の賞球が、上部受け皿3に排出されるように構成されて
いる。この場合、大入賞口24の開閉扉24aは、25
秒間経過又は10個のパチンコ球の入賞が大入賞口カウ
ントスイッチ24Bにより検出されるまで、開放され
る。更に、大入賞口24の内部には、遊技者にとって有
利な遊技状態に設定するための「いわゆるVゾーン」が
仕切り形成されており、当該Vゾーンへの入賞検出用の
Vゾーンスイッチ24Cが設けられている。また、普通
図柄変動用ゲート20、21には、パチンコ球の通過を
検出するゲートスイッチ20Cが備えられている。
【0027】このように遊技領域2に設けられた第1種
始動入賞口17にパチンコ球が入賞することにより、左
側変動図柄X1、中央変動図柄X1及び右側変動図柄X
1を変動表示させるLCD表示器4bを遊技領域2以外
の部分に配置したパチンコ遊技機1において、遊技領域
2に設けられた普通図柄変動用ゲート20、21(普通
図柄変動用ゲートまたは普通図柄変動用入賞口)にパチ
ンコ球が入賞することにより、普通図柄を変動させる普
通図柄表示部4b1(普通図柄表示装置)と、前記LC
D表示器4bの図柄表示の変動中に入賞し、LCD表示
器4bの作動終了後に、引き続きLCD表示器4bの特
別図柄を変動させることとなる作動保留球数を示す特別
図柄用作動保留球数表示部4b2(特別図柄用の作動保
留球数表示装置)と、普通図柄を変動させる普通図柄表
示部4b1の作動終了後に、引き続き普通図柄表示部4
b1の普通図柄を変動させることとなる普通図柄用作動
保留球数を示す普通図柄用作動保留球数表示部4b3
(普通図柄用の作動保留球数表示装置)とを、前記遊技
領域2以外の部分に位置するLCD表示器4bの表示画
面内で表示した。
【0028】それにより、普通図柄用作動保留球数表示
部4b3、特別図柄用作動保留球数表示部4b2、及び
普通図柄表示部4b1を含むLCD表示器4bが遊技領
域2内になくなり、遊技領域2内に設けられる盤面構成
部品が見やすくなるとともに、遊技を行う遊技者は、遊
技領域2以外の部分に配置したLCD表示器4bが見や
すくなって、結果として、LCD表示器4bにおいて表
示される普通図柄表示部4b1、特別図柄用作動保留球
数表示部4b2、及び普通図柄用作動保留球数表示部4
b3も見やすくなる。また、普通図柄表示部4b1、特
別図柄用作動保留球数表示部4b2、普通図柄用作動保
留球数表示部4b3を含むLCD表示器4bが遊技領域
2内にないため、例えば風車等の盤面構成部品の配設範
囲が拡大し、遊技領域2内に設けられる盤面構成部品を
有効に配設できて、趣向性の富んだパチンコ遊技機1と
なる。
【0029】次に、実施形態に係るパチンコ遊技機1の
制御システムの構成について説明する。この制御システ
ムは、図8に示すように、枠機構部W1と盤面機構部W
2とからなる。枠機構部W1は、電源基板31及び賞球
基板36の他に、補助部品、電気部品、付属部品等を備
えるものであって、一般にパチンコ遊技機1の種類が替
わっても、賞球の払い出し等については同様の動作が行
われるので、部品は共通化しやすい。それに対し、盤面
機構部W2は、遊技領域2に配設されたランプ等の点
灯、LCD表示器4b及び普通図柄表示部4b1等を表
示させるためのものであり、パチンコ遊技機1の種類毎
に、部品の配置、種類、大きさ等が異なるので、部品の
共通化が困難なものが多い。主基板32、音声基板3
3、ランプ基板34及び表示基板35は、盤面機構部W
2を構成しており、盤面機構部W2上の部品に関して
は、パチンコ遊技機1の盤面2上の構造物等の相違によ
り、パチンコ遊技機1の機種毎に、構造物用のランプ及
びCRT等の配置、種類、大きさ等が異なり、一般にそ
の部品全ての共通化は困難である。一方、電源基板31
及び賞球基板36は、この実施の形態の場合、枠機構部
W1を構成しており、パチンコ遊技機1の盤面2上の構
造物等が相違しても、共通化しやすい部品からなり、大
量生産によりコストの低減化が図りやすい。
【0030】この場合、枠機構部W1は、図8に示すよ
うに、電源基板31、賞球基板36、賞球貸球の払出装
置37、発射装置6aを備える他に、コーナー用照明装
置8等からなる枠ランプW3、更にスピーカ4aを備え
ている。一方、盤面機構部W2は、主基板32の他に、
音声基板33、ランプ基板34及び表示基板35を備え
ており、更に、LCD表示器4b及び普通図柄表示部4
b1等からなる表示器W4を備える他に、電飾部材18
からなる盤面ランプW5を備えている。もっとも、枠機
構部W1及び盤面機構部W2の構成物は、必ずしも一義
的ではなく、部品の共通化等の点を考慮して、パチンコ
遊技機1毎に変化する。
【0031】更に、枠機構部W1について概略すると、
その電源基板31は、所定の電圧の電流を作るための基
板である。具体的には、電源基板31は、AC(交流)
24V(ボルト)を変圧するとともに整流する直流32
V(ボルト)用の電源31aを設ける他に、AC(交
流)24V(ボルト)を変圧するとともに整流する直流
12V(ボルト)用の電源31b、更に、動作用電圧の
一つとして用いるため、AC(交流)24Vを変圧する
とともに整流する直流(DC)5V(ボルト)用の電源
31cを設ける。これら電源31b及び電源31cは、
レギュレータ及びコンデンサー、抵抗を組み合わせた回
路からなる。また、電源基板31は、電源31cの電圧
5V(ボルト)の直流(DC)が、停電等の電気事故に
よって電圧低下を招いた場合に、直流(DC)5V(ボ
ルト)のバックアップ電圧を供給するため、バックアッ
プ電源31dを設け、このバックアップ電源31dは、
電源31cの直流(DC)5V(ボルト)により充電さ
れる。
【0032】また、その賞球基板36は、賞球の払い出
し動作を制御するための基板であって、賞球払出回路と
して、その制御動作を所定の手順で実行することができ
るCPU36A(演算処理装置)、その動作プログラム
データ、及び、所定の賞球(例えば15個(大当たり用
の賞球)とか5個(通常当たり用の賞球)を払い出すこ
とを命じる賞球数データ等を格納するためのROM36
B(メモリ)、及びデータの書き込み及び読み出しを行
うためのRAM36C(メモリ)、入出力装置(I/O
ポート)36D及び電源監視回路36E等を装着してい
る。
【0033】次に、盤面機構部W2について概略する
と、盤面機構部W2の主基板32は、パチンコ遊技機1
のメイン動作を制御するための基板である。主基板32
は、制御回路として、制御動作を所定の手順で実行する
ことができるCPU32A(演算処理装置)、その動作
プログラムデータを格納するためのROM32B(メモ
リ)、及びデータの書き込み及び読み出しを行うための
RAM32C(メモリ)、入出力装置(I/Oポート)
32D、クロック信号を出力するクロック回路32E等
を装着している。
【0034】ここで、主基板32のRAM32Cは、大
当たり用カウンタK1と、通常当たり用カウンタK2
と、大当たり用保留カウンタK3と、通常当たり用保留
カウンタK4とを備えている。その大当たり用カウンタ
K1には、クロック回路32Eから入力されるクロック
信号に基づいて「0」から「256」まで繰り返し、1
ずつ加算した数値のデータが格納され、この数値のデー
タは大当たり(遊技者にとって有利な遊技状態)及び確
率変動決定(遊技者にとって格別有利な遊技状態である
第2通常遊技状態)の判断のために使用される。また、
通常当たり用カウンタK2には、クロック回路32Eか
ら入力されるクロック信号に基づいて「0」から「14
2」まで繰り返し、1ずつ加算した数値のデータが格納
され、この数値のデータは通常当たりの判断のために使
用される。大当たり用保留カウンタK3は、4個以下の
特別図柄用作動保留球数を表示するためのデータを記憶
する。通常当たり用保留カウンタK4は、4個以下の普
通図柄用作動保留球数を表示するためのデータを記憶す
る。
【0035】また、主基板32のROM32Bは、大当
たり数値用記憶部P1、通常当たり数値用記憶部P2、
確率変動数値用記憶部P3及びリーチ後はずれデータ用
記憶部P4を備えている。大当たり数値用記憶部P1
は、「0」から「256」までの数値の内のいずれかの
数値(例えば「7」、「126」とか「200」の大当
たり数値)を記憶する。この場合、大当たり発生確率は
3/257である。また、確率変動数値用記憶部P3
は、「0」から「256」までの数値の内のいずれかの
数値(例えば「3」、「26」、「56」、「10
0」、「126」、「156」とか「200」の大通当
たり数値)を記憶する。そして、大当たり用カウンタK
1に記憶されているデータが、大当たり数値用記憶部P
1に記憶されているデータ「7」、「126」とか「2
00」(すなわち、3個の大当たり数値)と一致する場
合、CPU32Aは大当たりが発生したと判断する。特
に、大当たり用カウンタK1に記憶されているデータ
が、大当たり数値用記憶部P1に記憶されているデータ
「7」と一致する場合、CPU32Aは確率変動が発生
したと判断する。すなわち、遊技者にとって格別有利な
遊技状態である確率変動が発生した場合、大当たり用カ
ウンタK1に記憶されているデータが、確率変動数値用
記憶部P3に記憶されているデータ「3」、「26」、
「56」、「100」、「126」、「156」とか
「200」(すなわち、7個の大当たり数値であって、
大当たり発生確率は7/257である。)と一致する場
合、CPU32Aは大当たりが発生したと判断するの
で、3個の大当たり数値に比べて、遊技者にとって格別
有利な遊技状態になる。
【0036】また、リーチ後はずれデータ記憶部P4に
記憶されているデータ「1」、「5」、「16」、「2
0」、「21」、「36」、「41」、「42」、「5
6」、「61」、「72」、「101」、「127」、
「157」とか「201」は、左側変動図柄X1及び中
央変動図柄X1は一致するものの(例えば「7、
7」)、右側変動図柄X1は例えば「6」であり、左側
変動図柄X1及び中央変動図柄X1と一致しないように
設定するためのデータであって、リーチ状態の図柄変動
状態を設定して、遊技者の期待感を高めるために使用す
る。また、通常当たり数値用記憶部P2は、「0」から
「142」までの数値の内のいずれかの数値(例えば
「3」とか「100」の通常当たり数値)を記憶する。
通常当たり用カウンタK2に記憶されているデータが、
通常当たり数値用記憶部P2に記憶されているデータ
「3」とか「100」と一致する場合、CPU32Aは
通常当たりが発生したと判断する。
【0037】そして、主基板32のCPU32Aは、遊
技者にとって格別有利な遊技状態になる確率変動状態
(例えば大当たり発生確率が7/257となる第2通常
遊技状態)が発生する毎に、その旨を示すデータをRA
M32Cに記憶させる。それにより、主基板32のCP
U32Aは、パチンコ遊技機1の電源起動時から発生し
た確率変動状態の発生回数を検出する検出手段として機
能し、その確率変動状態の回数が一定値(例えば15
回)に達した場合、確率変動状態にならないように制限
する。すなわち、遊技者にとって極めて有利な遊技状態
になるのを防止するべく、確率変動状態の状態の回数が
一定値に達した場合、主基板32のCPU32Aは、第
2通常遊技状態の発生を制限する制限手段として機能
し、大当たり発生確率が3/257とする、遊技者にと
って格別有利な遊技状態を発生させにくい第1通常遊技
状態に制限する。
【0038】また、主基板32のROM32B(メモ
リ)には、図10(a)及び(c)に示すような発光パ
ターンデータテーブルを有しており、図10(a)に示
す発光パターンデータテーブルは、「パチンコ遊技機1
のエラー内容」と、この「パチンコ遊技機1のエラー内
容(例えば前扉9の開放等)」に対応する「エラー制御
信号F1乃至F4」とから構成される。すなわち、エラ
ー制御信号F1は前扉9の前方側への開放に対応し、エ
ラー制御信号F2は賞球タンク等の「パチンコ球無し」
に対応し、エラー制御信号F3は賞球払出通路のパチン
コ球送り用の爪車(図示せず)へ送られる「パチンコ球
無し」に対応し、エラー制御信号F4は「下部受け皿内
の賞球オーバーフロー」に対応する。図10(c)に示
す発光パターンデータテーブルは、パチンコゲームの遊
技状態を表す「遊技状態(例えば大当たり遊技等)」
と、この「遊技状態」に対応する「制御信号F5乃至F
8」とから構成されている。すなわち、制御信号F5は
大当たり遊技(確率変動状態を含む)に対応し、制御信
号F6は通常当たり遊技に対応し、制御信号F7はリー
チ状態の図柄変動状態に対応し、制御信号F8は通常遊
技(リーチ状態無しの図柄変動状態)に対応する。
【0039】更に、主基板32のROM32Bには、図
11(a)に示すような表示データテーブルを有し、こ
の表示データテーブルは、パチンコゲームの遊技状態を
表す「遊技状態(例えば大当たり遊技等)」と、この
「遊技状態」に対応する「制御信号C1乃至C4」とか
ら構成されている。すなわち、制御信号C1は大当たり
遊技に対応し、制御信号C2は通常当たり遊技に対応
し、制御信号C3はリーチ状態の図柄変動状態に対応
し、制御信号C4は通常遊技(リーチ状態無しの図柄変
動状態)に対応する。
【0040】また、その主基板32のROM32Bに
は、図12(a)に示すような音データテーブルを有
し、この音データテーブルは、パチンコゲームの遊技状
態を表す「遊技状態(例えば大当たり遊技等)」と、こ
の「遊技状態」に対応する「制御信号E1乃至E4」と
から構成されている。すなわち、制御信号E1は大当た
り遊技に対応し、制御信号E2は通常当たり遊技に対応
し、制御信号E3はリーチ状態の図柄変動状態に対応
し、制御信号E4は通常遊技(リーチ状態無しの図柄変
動状態)に対応する。
【0041】また、音声基板33は、スピーカ4aから
出力される効果音等を制御するための基板であって、そ
の制御動作を所定の手順で実行することができるCPU
33A、その動作プログラムデータ及び効果音データ等
を格納するROM33B、及びデータの書き込み及び読
み出しを行うRAM33C、入出力装置(I/Oポー
ト)33D等を装着している。そのROM33Bには、
音用データを記憶するべく、図12(b)に示すような
音データテーブルを有し、この音データテーブルは、
「制御信号E1乃至E4」と、この「制御信号E1乃至
E4」に対応する「例えばゲーム音楽等の第1音パター
ン等)」とから構成されている。第1音パターン乃至第
4音パターンは、相互に異なり、遊技状態に応じて適切
に設定されている。また、表示基板35は、パチンコ遊
技機1の遊技領域2のLCD表示器4b及び普通図柄表
示部4b1を制御するための基板であって、その制御動
作を所定の手順で実行することができるCPU35A、
その動作プログラムデータ及び表示パターンデータ等を
格納するROM35B、及びデータの書き込み及び読み
出しを行うRAM35C、入出力装置(I/Oポート)
35D、画像デジタル処理(VDP)装置35E等を装
着している。そのROM35Bには、表示データを記憶
するべく、図11(b)に示すような表示データテーブ
ルを有し、この表示データテーブルは、「制御信号C1
乃至C4」と、この「制御信号C1乃至C4」に対応す
る「表示パターン(例えば第1乃至第4表示パター
ン)」とから構成されている。これら第1表示パターン
乃至第4表示パターンは、相互に異なり、遊技状態に応
じて適切に設定されている。
【0042】更に、ランプ基板34は、パチンコ遊技機
1の遊技領域2の前記盤面ランプW5及び前記枠ランプ
W3を制御するための基板であって、その制御動作を所
定の手順で実行することができるCPU34A、その動
作プログラムデータ及び発光パターンデータ等を格納す
るROM34B、及びデータの書き込み及び読み出しを
行うRAM34C、入出力装置(I/Oポート)34D
等を装着している。そのROM34B(メモリ)には、
点灯データとして、図10(b)及び図10(d)に示
すような発光パターンデータテーブルを有している。図
10(b)に示す発光パターンデータテーブルは、「エ
ラー制御信号F1乃至F4」と、この「エラー制御信号
F1乃至F4」に対応する「エラー制御点灯パターン」
とから構成されている。
【0043】この場合、エラー制御信号F1の場合、エ
ラー表示の点灯に対応し、例えば左側及び右側コーナー
用照明装置10の全灯動作に対応する。また、エラー制
御信号F2の場合、左側コーナー用照明装置8のみの間
引き点灯動作に対応する。また、エラー制御信号F3の
場合、右側コーナー用照明装置8のみの間引き点灯動作
に対応し、エラー制御信号F4の場合、左側及び右側コ
ーナー用照明装置10の交互点滅動作に対応する。ま
た、図10(d)に示す発光パターンデータテーブル
は、「制御信号F5乃至F8」と、この「制御信号F5
乃至F8」に対応する「第1乃至第4点灯パターン」と
から構成されている。すなわち、制御信号F5は大当た
り遊技に対応するので、制御信号F5に対応する第1点
灯パターンは、左側及び右側コーナー用照明装置8の8
個毎の全体サークル点滅動作に対応する。また、制御信
号F6は通常当たり遊技に対応するので、制御信号F6
に対応する第2点灯パターンは、左側及び右側コーナー
用照明装置8の4個毎の全体サークル点滅動作に対応す
る。更に、制御信号F7に対応する第3点灯パターン
は、左側及び右側コーナー用照明装置8の4個点灯4個
消灯のサークル点滅動作に対応する。また、制御信号F
8は通常遊技に対応する第4点灯パターンは、左側及び
右側コーナー用照明装置8の中央からの2個点灯2個消
灯タイプの流れ点滅動作に対応する。
【0044】このようにコーナー用照明装置8の発光ダ
イオードグループL1、L2の点灯を制御するランプ基
板34の照明回路と、この照明回路を制御する主基板3
2上の制御回路とを少なくとも備え、ランプ基板34の
照明回路は、その駆動する際に使用する発光ダイオード
グループの点灯データを少なくとも記憶するROM32
B等(メモリー)を備え、前記主基板32上の制御回路
が、前記ランプ基板34の照明回路に制御信号を出力す
ることにより、ランプ基板34の照明回路は、前記RO
M32B等(メモリー)に記憶された例えば点灯パター
ンデータを読み出して、前記発光ダイオードグループL
1、L2の点灯を制御することができる。
【0045】特に、主基板32上の制御回路が、前記ラ
ンプ基板34の照明回路に大当たりを示す制御信号及び
確率変動を示すデータの制御信号を出力し、ランプ基板
34の照明回路は、それらの発生回数をRAM34C
(メモリー)に記憶させて、その発生回数に応じて発光
ダイオードグループL1、L2の個々の点灯時間の切換
タイミング、総点灯時間等を任意に設定できるので、発
光ダイオードグループL1、L2から発せられた照明
は、その発生回数に応じて変化し、例えば全体的にまた
は部分的につながったり、あるいは動いたりするように
制御できる。それにより、遊技者等の視覚に訴えて遊技
者等に注目させ、興趣を増大させることができる。ま
た、大当たりまたは確率変動状態の発生回数に応じて、
ランプ基板34の照明回路がコーナー用照明装置8の照
明方法を異ならせるため、遊技者またはその周囲に居る
人は、大当たり状態または確率変動状態が何回発生した
かを容易に把握することができる。
【0046】また、電源基板31の電源31cは、主基
板32のCPU32A、ROM32B、RAM32C、
入出力装置(I/Oポート)32D及び電源監視回路
(図示せず)に、動作用電圧としての5V(ボルト)の
電圧の直流(DC)を供給して、主基板32のCPU3
2A、ROM32B、RAM32C及び入出力装置(I
/Oポート)32Dを正常に動作させる。そして、動作
用電圧の電圧低下を招いた場合に、バックアップ電源3
1dは、電源監視回路を介してRAM32Cに、後述の
態様の如く、バックアップ電圧を供給できる。また、電
源基板31の電源31cは、賞球基板36の電源監視回
路36Eを介して、賞球基板36のCPU36A、RO
M36B、RAM36C及び入出力装置(I/Oポー
ト)36Dに、5V(ボルト)の電圧の直流(DC)を
供給して、そのCPU36A、ROM36B、RAM3
6C及び入出力装置(I/Oポート)36Dを正常に動
作させる。また、動作用電圧の電圧低下を招いた場合
に、バックアップ電源31dは、RAM36Cに、後述
の態様の如く、バックアップ電圧を供給できる。
【0047】ここで、電源基板31の電源31cが、音
声基板33、ランプ基板34及び表示基板35に5V
(ボルト)の電圧の直流(DC)を供給していない理由
は、音声基板33、ランプ基板34及び表示基板35に
は、図示しない変圧器がそれぞれ設けられており、この
変圧器によって、電源31bが供給する12V(ボル
ト)の直流(DC)を電圧5V(ボルト)の直流(D
C)に変圧して、その変圧した直流(DC)を音声基板
33、ランプ基板34及び表示基板35のCPU33A
〜35A、ROM33B〜35B、RAM33C〜35
C、及び入出力装置(I/Oポート)33D〜35Dに
供給して、正常な動作を行わせ得るからである。
【0048】また、電源31bは、主基板32、音声基
板33、ランプ基板34及び表示基板35に、電圧の1
2V(ボルト)の直流(DC)を供給して、主基板3
2、音声基板33、ランプ基板34及び表示基板35に
設けられたセンサ類等を作動させる。また、電源31b
は、払出装置37に12V(ボルト)の電圧の直流(D
C)を供給して、払出装置37に設けられたセンサ類を
作動させる。また、電源31aは、AC(交流)24V
(ボルト)を変圧して直流(DC)32V(ボルト)を
作り、払出装置37に設けられたモータ類を作動させ
る。また、AC(交流)24V(ボルト)は、発射装置
6aに直接に供給され、この発射装置6aに設けられた
モータ類を駆動させる。また、主基板32のCPU32
Aは、RAM32C、ROM32B、入出力装置(I/
Oポート)32D及び電源監視回路に接続されており、
これら構成要素から主制御回路を構成する。その入出力
装置(I/Oポート)32Dは、賞球基板36、音声基
板33、ランプ基板34及び表示基板35の入出力装置
(I/Oポート)32D、33D〜35Dに接続されて
いる。それにより、主基板32のCPU32Aは、賞球
基板36、音声基板33、ランプ基板34及び表示基板
35のCPU36A、33A〜35Aとの間で信号を伝
達することができる。
【0049】また、賞球基板36のCPU36Aは、電
源監視回路36E、RAM36C、ROM36B及び入
出力装置(I/Oポート)36Dに接続されており、こ
れら構成要素から賞球制御回路を構成する。その入出力
装置(I/Oポート)36Dは、発射装置6a、及び払
出装置37に接続されている。それにより、賞球基板3
6のCPU36Aは、主基板32のCPU32Aの制御
の下に、発射装置6a、及び払出装置37の間で信号を
伝達することができる。音声基板33のCPU33A
は、RAM33C、ROM33B及び入出力装置(I/
Oポート)33Dに接続されており、これら構成要素か
ら音声制御回路を構成する。その入出力装置(I/Oポ
ート)33Dは、スピーカ3aに接続されている。それ
により、音声基板33のCPU33Aは、主基板32の
CPU32Aの制御の下に、入出力装置(I/Oポー
ト)33Dを介してスピーカ4aを制御することがで
き、このスピーカ4aは、遊技者の興味を起こすような
効果音等を出力する。
【0050】また、ランプ基板34のCPU34Aは、
RAM34C、ROM34B及び入出力装置(I/Oポ
ート)34Dに接続されており、これら構成要素からラ
ンプ制御回路を構成する。その入出力装置(I/Oポー
ト)34Dは、枠ランプW3及び盤面ランプW5に接続
されている。この場合、枠ランプW3は、コーナー用照
明装置8を含む。盤面ランプW5は電飾部材18を含
む。それにより、ランプ基板34のCPU34Aは、主
基板32のCPU32Aの制御の下に、入出力装置(I
/Oポート)34Dを介して、枠ランプW3及び盤面ラ
ンプW5を制御することができ、これら枠ランプW3及
び盤面ランプW5は、遊技者の興味を起こすように点灯
することができる。
【0051】更に、表示基板35のCPU35Aは、R
AM35C、ROM35B、入出力装置(I/Oポー
ト)35D及び画像デジタル処理(VDP)装置35E
に接続されており、これら構成要素から表示制御回路を
構成する。そして、その画像デジタル処理装置35E
は、LCD表示器4b及び普通図柄表示部4b1を含む
表示器W4に接続されているので、表示基板35のCP
U35Aは、主基板32のCPU32Aの制御の下に、
画像デジタル処理装置35Eを介して、表示器W4を制
御することができ、この表示器W4は、遊技者の興味を
起こす映像等を表示することができる。
【0052】ここで、コーナー用照明装置8について、
図5乃至図9を参照して説明する。図5は実施形態に係
るパチンコ遊技機1の両方側のコーナー用照明装置8を
拡大して示した正面図である。図6はこの実施形態に係
るコーナー用照明装置8に用いられる左方側のプリント
配線基板8aを拡大して示した正面図である。図7はこ
の実施形態に係るコーナー用照明装置8に用いられる右
方側のプリント配線基板8bを拡大して示した正面図で
ある。図8はこの実施形態に係るパチンコ遊技機に係る
制御システムを示すブロック図である。図9はこの実施
形態に係るコーナー用照明装置8の具体的な回路図であ
る。
【0053】コーナー用照明装置8は、その内部に左右
一対のプリント配線基板8a、8bを備える。図5に示
す左右一対のプリント配線基板8a、8bは、その下方
側に弧状面を有し、この弧状面は、プリント配線基板8
a、8bを遊技領域2の遊技領域の上方に配置した場合
に、発射されたパチンコ球を遊技領域内に案内する案内
路に沿うことになる。
【0054】このプリント配線基板8a、8bは、透過
性カバー体によって覆われているので、プリント配線基
板8a、8b上に配置される発光ダイオードLR1乃至
LR64が発光した場合、透過性カバーを通過する例え
ば黄色または赤色等の光が、遊技者に向かって照射され
る。
【0055】図6に示す左側のプリント配線基板8a
は、弧状部に沿って複数の発光ダイオードLR1乃至L
R64を、表面(遊技者)側に相互に近接して配置した
発光ダイオードグループL1を備える。そして、図7に
示す右側のプリント配線基板8bは、弧状部に沿って複
数の発光ダイオードLR1乃至LR64を表面(遊技
者)側に相互に近接して配置した発光ダイオードグルー
プL2を備える。
【0056】そして、図7に示す右側プリント配線基板
8bは、弧状部に沿って発光ダイオードLR1乃至LR
40を、一列状に例えば数ミリメートル毎に左端部側か
ら右端部に向かって順番に実装し、更に、発光ダイオー
ドLR1乃至LR40の上方側に位置する発光ダイオー
ドLR41乃至LR60を、一列状に数ミリメートル毎
に左側(発光ダイオードLR17の配置位置)から右端
部に向かって順番に実装する。このような発光ダイオー
ドグループL2においては、複数列状に発光ダイオード
LR1乃至LR64を基板に配置しており、相互に近接
した発光ダイオードLR1乃至LR64を例えば順番に
点灯すると、発光ダイオードLR1乃至LR64から発
せられた照明は、複数列状に、例えば全体的にまたは部
分的につながったり、あるいは動いたりするように見え
る。
【0057】一方、図6に示す左側のプリント配線基板
8aは、弧状部に沿って発光ダイオードLR1乃至LR
40を、一列状に例えば数ミリメートル毎に右端部から
左端部に向かって順番に実装し、更に、発光ダイオード
LR1乃至LR40の上方側に位置する発光ダイオード
LR41乃至LR60を、一列状に数ミリメートル毎に
右側(発光ダイオードLR17の配置位置)から左端部
に向かって順番に実装する。このような発光ダイオード
グループL1においては、複数列状に発光ダイオードL
R1乃至LR64を基板に配置しており、相互に近接し
た発光ダイオードLR1乃至LR64を例えば順番に点
灯すると、発光ダイオードLR1乃至LR64から発せ
られた照明は、複数列状に例えば全体的にまたは部分的
につながったり、あるいは動いたりするように見える。
この場合、左側及び右側のプリント配線基板8a、8b
に、発光ダイオードLR1乃至LR64を、必ずしも複
数列状に配置する必要はなく、例えば一列状にプリント
配線基板8a、8b上に配置してもよい。また、発光ダ
イオードLR1乃至LR64間の距離は 高密度に配置
するためには、できるだけ短い方が望ましく、例えば3
0ミリメートル程度以下であれば良い。このように発光
ダイオードLR1乃至LR64間の距離が例えば30ミ
リメートル以下の場合、相互に近接した発光ダイオード
LR1乃至LR64から発せられた照明の範囲が重複す
るように見える。
【0058】これら発光ダイオードLR1乃至LR64
は、具体的には、チップ状の発光ダイオードからなるた
め、左側及び右側のプリント配線基板8a、8b上の表
面側にチップ状の発光ダイオードLR1乃至LR64が
ハンダ付けされた状態で、これらチップ状の発光ダイオ
ードLR1乃至LR64を、左側及び右側のプリント配
線基板8a、8b上の表面側及び裏面側に形成されたプ
リント配線パターンによって個々に接続する。そして、
発光ダイオードLR1乃至LR64をプリント配線基板
8a、8b上に装着されているプリント配線パターンに
より接続する場合、発光ダイオードLR1乃至LR64
とプリント配線パターンとの接続が確実になるととも
に、その実装も容易になる。そして、発光ダイオードL
R1乃至LR64は、図9に示すように、マトリックス
状に左側及び右側のプリント配線基板8a、8b上に配
置されているので、発光ダイオードLR1乃至LR64
をマトリックス状に高密度に配置でき、全体として小型
化を図ることができる。
【0059】また、左側及び右側のプリント配線基板8
a、8b上の裏面側には、発光ダイオードLR1乃至L
R64を駆動する駆動素子として、8ビットシフトレジ
スタSR及び8チャンネルソースドライバSD(図9参
照)が配置されている。これら8チャンネルソースドラ
イバSD及び8ビットシフトレジスタSRは、後述の態
様で、発光ダイオードLR1乃至LR64を個々に選択
駆動でき、発光ダイオードLR1乃至LR64を個別に
照射することができる。
【0060】そして、8ビットシフトレジスタSR及び
8チャンネルソースドライバSDは、左側及び右側のプ
リント配線基板8a、8b上の裏面側に固着された状態
で、左側及び右側のプリント配線基板8a、8b上の表
面側及び裏面側に形成されたプリント配線パターンによ
って個々に接続される。これら8ビットシフトレジスタ
SR及び8チャンネルソースドライバSDに接続される
プリント配線パターンは、更に図示しないコネクタ及び
接続線等を介して、ランプ基板34の入出力装置(I/
Oポート)34Dに接続されているので、図8に示すラ
ンプ基板34のCPU34Aは、RAM34C及びRO
M34Bを用いて、8ビットシフトレジスタSR及び8
チャンネルソースドライバSDを個々に駆動制御するこ
とができる。
【0061】次に、左側及び右側のプリント配線基板8
a、8b上の発光ダイオードグループL1及び発光ダイ
オードグループL2の電気回路の構成について、図9を
参照して説明する。左側及び右側のプリント配線基板8
a、8b上の8チャンネルソースドライバSDは、発光
ダイオードLR1乃至発光ダイオードLR64に駆動電
流を流すためのものであって、信号線COM1乃至CO
M8を備えている。この場合、信号線COM1には、発
光ダイオードLR1乃至発光ダイオードLR8が直列に
接続されている。また、信号線COM2には、発光ダイ
オード発光ダイオードLR9乃至発光ダイオードLR1
6が直列に接続されている。また、信号線COM3に
は、発光ダイオードLR17乃至発光ダイオードLR2
4が直列に接続されている。また、信号線COM4に
は、発光ダイオードLR25乃至発光ダイオードLR3
2が直列に接続されている。
【0062】また、信号線COM5には、発光ダイオー
ドLR33乃至発光ダイオードLR40が直列に接続さ
れている。また、信号線COM6には、発光ダイオード
LR41乃至発光ダイオードLR48が直列に接続され
ている。また、信号線COM7には、発光ダイオードL
R49乃至発光ダイオードLR56が直列に接続されて
いる。また、信号線COM8には、発光ダイオードLR
57乃至発光ダイオードLR64が直列に接続されてい
る。そして、プリント配線基板8a、8bの8チャンネ
ルソースドライバSDは、コモン側の8ビットシフトレ
ジスタSR1に接続されており、8ビットシフトレジス
タSR1は、8ビットのシフトレジスト機能、ラッチ機
能を有しており、定電流値のオンオフ制御の下に、8チ
ャンネルソースドライバSDの信号線COM1乃至CO
M8を選択して駆動信号を出力することができる。
【0063】また、プリント配線基板8a、8bの発光
ダイオードLR1乃至発光ダイオードLR64は、セグ
メント側の8ビットシフトレジスタSR2に接続されて
いる。このセグメント側の8ビットシフトレジスタSR
2は、8ビットのシフトレジスト機能、ラッチ機能を有
しており、定電流値でオンオフ制御するための信号線S
EG1乃至SEG8を備えている。この場合、信号線S
EG1には、発光ダイオードLR1、LR9、LR1
7、LR25、LR33、LR41、LR49及びLR
57が直列に接続されている。また、信号線SEG2に
は、発光ダイオードLR2、LR10、LR18、LR
26、LR34、LR42、LR50及びLR58が直
列に接続されている。また、信号線SEG3には、発光
ダイオードLR3、LR11、LR19、LR27、L
R35、LR43、LR51及びLR59が直列に接続
されている。また、信号線SEG4には、発光ダイオー
ドLR4、LR12、LR20、LR28、LR36、
LR44、LR52及びLR60が直列に接続されてい
る。
【0064】また、信号線SEG5には、発光ダイオー
ドLR5、LR13、LR21、LR29、LR37、
LR45、LR53及びLR61が直列に接続されてい
る。また、信号線SEG6には、発光ダイオードLR
6、LR14、LR22、LR30、LR38、LR4
6、LR54及びLR62が直列に接続されている。ま
た、信号線SEG7には、発光ダイオードLR7、LR
15、LR23、LR31、LR39、LR47、LR
55、及びLR63が直列に接続されている。また、信
号線SEG8には、発光ダイオードLR8、LR16、
LR24、LR32、LR40、LR48、LR56及
びLR64が直列に接続されている。従って、これらプ
リント配線基板8a、8bによれば、8チャンネルソー
スドライバSDが信号線COM1を介して駆動信号を出
力するとともに、8ビットシフトレジスタSR2がその
信号線SEG1を介して駆動信号を入力した場合、信号
線COM1及び信号線SEG1を経由して、発光ダイオ
ードLR1のみが駆動して、発光ダイオードLR1のみ
が発光する。同様に、8チャンネルソースドライバSD
が信号線COM1を介して駆動信号を出力するととも
に、8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG
2を介して駆動信号を入力した場合、信号線COM1及
び信号線SEG2を経由して、発光ダイオードLR2の
みが駆動して、発光ダイオードLR2のみが発光する。
【0065】以下、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM1を介して駆動信号を出力した状態で、8
ビットシフトレジスタSR2の駆動信号の入力を、信号
線SEG3から信号線SEG8へ順番に切り替える。そ
れにより、発光ダイオードLR3から発光ダイオードL
R8へ駆動が順番に切り替えられて、発光ダイオードL
R3から発光ダイオードLR8へ向かって発光ダイオー
ドが順番に発光する。この場合、8チャンネルソースド
ライバSDが信号線COM1を介して駆動信号を出力し
た状態で、信号線SEG1から信号線SEG8までのい
ずれか1本の信号線だけを選択して入力状態に設定した
が、必ずしも1本だけに限定される訳ではない。この場
合、例えば信号線SEG1から信号線SEG8までの2
本の信号線を選択して入力状態に設定してもよいし、更
に3本以上の信号線を選択して入力状態に設定してもよ
い。
【0066】また、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM2を介して駆動信号を出力するとともに、
8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG1を
介して駆動信号を入力した場合、信号線COM2及び信
号線SEG1を経由して、発光ダイオードLR9のみが
駆動して、発光ダイオードLR9のみが発光する。同様
に、8チャンネルソースドライバSDが信号線COM2
を介して駆動信号を出力するとともに、8ビットシフト
レジスタSR2がその信号線SEG2を介して駆動信号
を入力した場合、信号線COM2及び信号線SEG2を
経由して、発光ダイオードLR10のみが駆動して、発
光ダイオードLR10のみが発光する。以下、8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM2を介して駆動
信号を出力した状態で、8ビットシフトレジスタSR2
の駆動信号の入力を、信号線SEG3から信号線SEG
8へ順番に切り替える。それにより、発光ダイオードL
R11から発光ダイオードLR16へ駆動が順番に切り
替えられて、発光ダイオードLR11から発光ダイオー
ドLR16へ向かって発光ダイオードが順番に発光す
る。
【0067】この場合、8チャンネルソースドライバS
Dが信号線COM2を介して駆動信号を出力した状態
で、信号線SEG1から信号線SEG8までのいずれか
1本の信号線だけを選択して入力状態に設定したが、必
ずしも1本だけに限定される訳ではない。この場合、例
えば信号線SEG1から信号線SEG8までの2本の信
号線を選択して入力状態に設定してもよいし、更に3本
以上の信号線を選択して入力状態に設定してもよい。
【0068】また、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM3を介して駆動信号を出力するとともに、
8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG1を
介して駆動信号を入力した場合、信号線COM3及び信
号線SEG1を経由して、発光ダイオードLR17のみ
が駆動して、発光ダイオードLR17のみが発光する。
同様に、8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M3を介して駆動信号を出力するとともに、8ビットシ
フトレジスタSR2がその信号線SEG2を介して駆動
信号を入力した場合、信号線COM3及び信号線SEG
2を経由して、発光ダイオードLR18のみが駆動し
て、発光ダイオードLR18のみが発光する。
【0069】以下、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM3を介して駆動信号を出力した状態で、8
ビットシフトレジスタSR2の駆動信号の入力を、信号
線SEG3から信号線SEG8へ順番に切り替える。そ
れにより、発光ダイオードLR19から発光ダイオード
LR24へ駆動が順番に切り替えられて、発光ダイオー
ドLR19から発光ダイオードLR24へ向かって発光
ダイオードが順番に発光する。この場合、信号線SEG
1から信号線SEG8までのいずれか1本の信号線だけ
を選択して入力状態に設定したが、必ずしも1本だけに
限定される訳ではない。この場合、例えば信号線SEG
1から信号線SEG8までの2本の信号線を選択して入
力状態に設定してもよいし、更に3本以上の信号線を選
択して入力状態に設定してもよい。
【0070】また、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM4を介して駆動信号を出力するとともに、
8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG1を
介して駆動信号を入力した場合、信号線COM4及び信
号線SEG1を経由して、発光ダイオードLR25のみ
が駆動して、発光ダイオードLR25のみが発光する。
同様に、8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M4を介して駆動信号を出力するとともに、8ビットシ
フトレジスタSR2がその信号線SEG2を介して駆動
信号を入力した場合、信号線COM4及び信号線SEG
2を経由して、発光ダイオードLR26のみが駆動し
て、発光ダイオードLR26のみが発光する。以下、8
チャンネルソースドライバSDが信号線COM4を介し
て駆動信号を出力した状態で、8ビットシフトレジスタ
SR2の駆動信号の入力を、信号線SEG3から信号線
SEG8へ順番に切り替える。それにより、発光ダイオ
ードLR27から発光ダイオードLR32へ駆動が順番
に切り替えられて、発光ダイオードLR27から発光ダ
イオードLR32へ向かって発光ダイオードが順番に発
光する。この場合、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM4を介して駆動信号を出力した状態で、信
号線SEG1から信号線SEG8までのいずれか1本の
信号線だけを選択して入力状態に設定したが、必ずしも
1本だけに限定される訳ではない。この場合、例えば信
号線SEG1から信号線SEG8までの2本の信号線を
選択して入力状態に設定してもよいし、更に3本以上の
信号線を選択して入力状態に設定してもよい。
【0071】また、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM5を介して駆動信号を出力するとともに、
8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG1を
介して駆動信号を入力した場合、信号線COM5及び信
号線SEG1を経由して、発光ダイオードLR33のみ
が駆動して、発光ダイオードLR33のみが発光する。
同様に、8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M5を介して駆動信号を出力するとともに、8ビットシ
フトレジスタSR2がその信号線SEG2を介して駆動
信号を入力した場合、信号線COM5及び信号線SEG
2を経由して、発光ダイオードLR34のみが駆動し
て、発光ダイオードLR34のみが発光する。以下、8
チャンネルソースドライバSDが信号線COM5を介し
て駆動信号を出力した状態で、8ビットシフトレジスタ
SR2の駆動信号の入力を、信号線SEG3から信号線
SEG8へ順番に切り替える。それにより、発光ダイオ
ードLR35から発光ダイオードLR40へ駆動が順番
に切り替えられて、発光ダイオードLR35から発光ダ
イオードLR40へ向かって発光ダイオードが順番に発
光する。
【0072】この場合、8チャンネルソースドライバS
Dが信号線COM5を介して駆動信号を出力した状態
で、信号線SEG1から信号線SEG8までのいずれか
1本の信号線だけを選択して入力状態に設定したが、必
ずしも1本だけに限定される訳ではない。この場合、例
えば信号線SEG1から信号線SEG8までの2本の信
号線を選択して入力状態に設定してもよいし、更に3本
以上の信号線を選択して入力状態に設定してもよい。
【0073】また、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM6を介して駆動信号を出力するとともに、
8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG1を
介して駆動信号を入力した場合、信号線COM6及び信
号線SEG1を経由して、発光ダイオードLR41のみ
が駆動して、発光ダイオードLR41のみが発光する。
同様に、8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M6を介して駆動信号を出力するとともに、8ビットシ
フトレジスタSR2がその信号線SEG2を介して駆動
信号を入力した場合、信号線COM6及び信号線SEG
2を経由して、発光ダイオードLR42のみが駆動し
て、発光ダイオードLR42のみが発光する。
【0074】以下、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM6を介して駆動信号を出力した状態で、8
ビットシフトレジスタSR2の駆動信号の入力を、信号
線SEG3から信号線SEG8へ順番に切り替える。そ
れにより、発光ダイオードLR43から発光ダイオード
LR48へ駆動が順番に切り替えられて、発光ダイオー
ドLR43から発光ダイオードLR48へ向かって発光
ダイオードが順番に発光する。この場合、8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM6を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1から信号線SEG8
までのいずれか1本の信号線だけを選択して入力状態に
設定したが、必ずしも1本だけに限定される訳ではな
い。この場合、例えば信号線SEG1から信号線SEG
8までの2本の信号線を選択して入力状態に設定しても
よいし、更に3本以上の信号線を選択して入力状態に設
定してもよい。
【0075】また、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM7を介して駆動信号を出力するとともに、
8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG1を
介して駆動信号を入力した場合、信号線COM7及び信
号線SEG1を経由して、発光ダイオードLR49のみ
が駆動して、発光ダイオードLR49のみが発光する。
同様に、8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M7を介して駆動信号を出力するとともに、8ビットシ
フトレジスタSR2がその信号線SEG2を介して駆動
信号を入力した場合、信号線COM7及び信号線SEG
2を経由して、発光ダイオードLR50のみが駆動し
て、発光ダイオードLR50のみが発光する。
【0076】以下、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM7を介して駆動信号を出力した状態で、8
ビットシフトレジスタSR2の駆動信号の入力を、信号
線SEG3から信号線SEG8へ順番に切り替える。そ
れにより、発光ダイオードLR51から発光ダイオード
LR56へ駆動が順番に切り替えられて、発光ダイオー
ドLR51から発光ダイオードLR56へ向かって発光
ダイオードが順番に発光する。この場合、8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM7を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1から信号線SEG8
までのいずれか1本の信号線だけを選択して入力状態に
設定したが、必ずしも1本だけに限定される訳ではな
い。この場合、例えば信号線SEG1から信号線SEG
8までの2本の信号線を選択して入力状態に設定しても
よいし、更に3本以上の信号線を選択して入力状態に設
定してもよい。
【0077】また、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM8を介して駆動信号を出力するとともに、
8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG1を
介して駆動信号を入力した場合、信号線COM8及び信
号線SEG1を経由して、発光ダイオードLR57のみ
が駆動して、発光ダイオードLR57のみが発光する。
同様に、8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M8を介して駆動信号を出力するとともに、8ビットシ
フトレジスタSR2がその信号線SEG2を介して駆動
信号を入力した場合、信号線COM8及び信号線SEG
2を経由して、発光ダイオードLR58のみが駆動し
て、発光ダイオードLR58のみが発光する。
【0078】以下、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM8を介して駆動信号を出力した状態で、8
ビットシフトレジスタSR2の駆動信号の入力を、信号
線SEG3から信号線SEG8へ順番に切り替える。そ
れにより、発光ダイオードLR59から発光ダイオード
LR64へ駆動が順番に切り替えられて、発光ダイオー
ドLR59から発光ダイオードLR64へ向かって発光
ダイオードが順番に発光する。この場合、8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM8を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1から信号線SEG8
までのいずれか1本の信号線だけを選択して入力状態に
設定したが、必ずしも1本だけに限定される訳ではな
い。この場合、例えば信号線SEG1から信号線SEG
8までの2本の信号線を選択して入力状態に設定しても
よいし、更に3本以上の信号線を選択して入力状態に設
定してもよい。
【0079】次に、ROM34Bに記憶されている発光
パターンデータに基づく点灯パターンについて、図19
乃至図25を参照して説明する。ここで、図19乃至図
25に示す点灯パターンは相互に異なり、パチンコ遊技
機1の遊技状態及びエラー状態に応じて適切に設定され
ている。最初に、ランプ基板34のCPU34Aが、主
基板32のCPU32Aから制御信号F5(大当たり遊
技)を入力した場合、RAM34Cを使用しながらRO
M34Bから第1点灯パターンデータを読み出して、コ
ーナー用照明回路8の発光ダイオードグループL1及び
L2の点灯動作を制御する。ここで、制御信号F5(大
当たり遊技)に対応する第1点灯パターンは、図19に
示すように、LCD表示器4bの表示画面の変動動作の
開始と同期して、左側及び右側コーナー用の照明装置8
の8個毎の全体サークル点滅動作を開始するが、時刻T
1、T2、T3・・のタイミングで点灯動作で切り替わ
る。
【0080】具体的には、左側及び右側コーナー用の照
明装置8の8個毎の全体サークル点滅動作とは、左側及
び右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR1
乃至LR64の内の8個を選択して点灯動作を行う際
に、次の時刻にはこれらを消灯するとともに、別の8個
を選択して点灯動作を行い、左側及び右側コーナー用の
照明装置8全体としてサークル(円)を描くように点滅
動作することをいう。具体的な態様としては以下のよう
なものがある。最初に、左側コーナー用の照明装置8の
発光ダイオードLR40から発光ダイオードLR33を
時刻T1で同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続
する。この場合、左側コーナー用の照明装置8におい
て、図9に示す8チャンネルソースドライバSDが信号
線COM5を介して駆動信号を出力した状態で、信号線
SEG1乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入力
状態に設定することにより、その発光ダイオードLR4
0から発光ダイオードLR33までが発光する。
【0081】次に、時刻T2で、左側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR40から発光ダイオードL
R33を消灯するとともに、発光ダイオードLR32か
ら発光ダイオードLR25まで同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用の
照明装置8において、8チャンネルソースドライバSD
が信号線COM4を介して駆動信号を出力した状態で、
信号線SEG1乃至信号線SEG8までの信号線を同時
に入力状態に設定することにより、その発光ダイオード
LR32から発光ダイオードLR25までが発光する。
それにより、発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れ
るように制御される。次に、時刻T3で、左側コーナー
用の照明装置8の発光ダイオードLR32から発光ダイ
オードLR25を消灯するとともに、発光ダイオードL
R24から発光ダイオードLR17まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コー
ナー用の照明装置8において、8チャンネルソースドラ
イバSDが信号線COM3を介して駆動信号を出力した
状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8までの信号
線を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダ
イオードLR24から発光ダイオードLR17までが発
光する。それにより、発光ダイオードの点灯動作は一方
向に流れるように制御される。
【0082】次に、時刻T4で、左側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR24から発光ダイオードL
R17を消灯するとともに、発光ダイオードLR16か
ら発光ダイオードLR9まで同時に点灯し、次の時刻ま
でこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用の照
明装置8において、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM2を介して駆動信号を出力した状態で、信
号線SEG1乃至信号線SEG8までの信号線を同時に
入力状態に設定することにより、その発光ダイオードL
R16から発光ダイオードLR9までが発光する。それ
により、発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるよ
うに制御される。次に、時刻T5で、左側コーナー用の
照明装置8の発光ダイオードLR16から発光ダイオー
ドLR9を消灯するとともに、発光ダイオードLR8か
ら発光ダイオードLR1まで同時に点灯し、次の時刻ま
でこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用の照
明装置8において、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM1を介して駆動信号を出力した状態で、信
号線SEG1乃至信号線SEG8までの信号線を同時に
入力状態に設定することにより、その発光ダイオードL
R8から発光ダイオードLR1までが発光する。それに
より、発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるよう
に制御される。
【0083】次に、時刻T6で、左側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR8から発光ダイオードLR
1まで同時に消灯するとともに、右側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR1から発光ダイオードLR
8まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用の照明装置8において、
8チャンネルソースドライバSDが駆動信号を出力しな
い状態にするとともに、右側コーナー用の照明装置8に
おいて、図9に示す右側コーナー用の照明装置8の8チ
ャンネルソースドライバSDが信号線COM1を介して
駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線
SEG8までの信号線を同時に入力状態に設定すること
により、右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオード
LR1から発光ダイオードLR8までが発光する。それ
により、発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるよ
うに制御される。次に、時刻T7で、右側コーナー用の
照明装置8の発光ダイオードLR1から発光ダイオード
LR8まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R9から発光ダイオードLR16まで同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナ
ー用の照明装置8において、8チャンネルソースドライ
バSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力した状
態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8までの信号線
を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダイ
オードLR9から発光ダイオードLR16までが発光す
る。それにより、発光ダイオードの点灯動作は一方向に
流れるように制御される。
【0084】次に、時刻T8で、右側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR9から発光ダイオードLR
16まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
17から発光ダイオードLR24まで同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナ
ー用の照明装置8において、8チャンネルソースドライ
バSDが信号線COM3を介して駆動信号を出力した状
態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8までの信号線
を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダイ
オードLR17から発光ダイオードLR24までが発光
する。それにより、発光ダイオードの点灯動作は一方向
に流れるように制御される。次に、時刻T9で、右側コ
ーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR17から発
光ダイオードLR24まで同時に消灯するとともに、発
光ダイオードLR25から発光ダイオードLR32まで
同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続する。この
場合、右側コーナー用の照明装置8において、8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM4を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SE
G8までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR25から発光ダイオードL
R32までが発光する。それにより、発光ダイオードの
点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0085】次に、時刻T10で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR25から発光ダイオード
LR32まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR33から発光ダイオードLR40まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM5を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR33から発光ダイオードLR40まで
が発光する。それにより、発光ダイオードの点灯動作は
一方向に流れるように制御される。次に、時刻T11
で、右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR
33から発光ダイオードLR40まで同時に消灯すると
ともに、発光ダイオードLR64から発光ダイオードL
R57まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続
する。この場合、右側コーナー用の照明装置8におい
て、8チャンネルソースドライバSDが信号線COM8
を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1乃
至信号線SEG8までの信号線を同時に入力状態に設定
することにより、その発光ダイオードLR64から発光
ダイオードLR57までが発光する。それにより、発光
ダイオードの点灯動作は、前記点灯動作の流れる方向と
反対方向に流れるように制御される。次に、時刻T12
で、右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR
64から発光ダイオードLR57まで同時に消灯すると
ともに、発光ダイオードLR56から発光ダイオードL
R49まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続
する。この場合、右側コーナー用の照明装置8におい
て、8チャンネルソースドライバSDが信号線COM7
を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1乃
至信号線SEG8までの信号線を同時に入力状態に設定
することにより、その発光ダイオードLR56から発光
ダイオードLR49までが発光する。それにより、発光
ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。次に、時刻T13で、右側コーナー用の照明装置8
の発光ダイオードLR56から発光ダイオードLR49
まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR48
から発光ダイオードLR41まで同時に点灯し、次の時
刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナー用
の照明装置8において、8チャンネルソースドライバS
Dが信号線COM6を介して駆動信号を出力した状態
で、信号線SEG1乃至信号線SEG8までの信号線を
同時に入力状態に設定することにより、その発光ダイオ
ードLR48から発光ダイオードLR41までが発光す
る。それにより、発光ダイオードの点灯動作は一方向に
流れるように制御される。
【0086】次に、時刻T14で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR48から発光ダイオード
LR41まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR16から発光ダイオードLR9まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コー
ナー用の照明装置8において、8チャンネルソースドラ
イバSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力した
状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8までの信号
線を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダ
イオードLR16から発光ダイオードLR9までが発光
する。それにより、発光ダイオードの点灯動作は一方向
に流れるように制御される。次に、時刻T15で、右側
コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR16から
発光ダイオードLR9まで同時に消灯するとともに、発
光ダイオードLR8から発光ダイオードLR1まで同時
に点灯し、次の時刻までこの状態を継続する。この場
合、右側コーナー用の照明装置8において、8チャンネ
ルソースドライバSDが信号線COM1を介して駆動信
号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG
8までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR8から発光ダイオードLR
1までが発光する。それにより、発光ダイオードの点灯
動作は一方向に流れるように制御される。このように大
当たり遊技を演出する。
【0087】次に、時刻T16で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR8から発光ダイオードL
R1まで同時に消灯するとともに、左側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR8から発光ダイオードL
R1まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用の照明装置8において、
8チャンネルソースドライバSDが信号線COM1を介
して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信
号線SEG8までの信号線を同時に入力状態に設定する
ことにより、左側コーナー用の照明装置8の発光ダイオ
ードLR8から発光ダイオードLR1までが発光する。
それにより、発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れ
るように制御される。次に、時刻T17で、左側コーナ
ー用の照明装置8の発光ダイオードLR8から発光ダイ
オードLR1まで同時に消灯するとともに、発光ダイオ
ードLR16から発光ダイオードLR9まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR16から発光ダイオードLR9までが
発光する。それにより、発光ダイオードの点灯動作は一
方向に流れるように制御される。次に、時刻T18で、
左側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR16
から発光ダイオードLR9まで同時に消灯するととも
に、発光ダイオードLR48から発光ダイオードLR4
1まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用の照明装置8において、
8チャンネルソースドライバSDが信号線COM6を介
して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信
号線SEG8までの信号線を同時に入力状態に設定する
ことにより、その発光ダイオードR48から発光ダイオ
ードLR41までが発光する。それにより、発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。次
に、時刻T19で、左側コーナー用の照明装置8の消灯
するとともに発光ダイオードLR48から発光ダイオー
ドLR41まで同時に消灯するとともに、発光ダイオー
ドLR56から発光ダイオードLR49まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM7を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR56から発光ダイオードLR49まで
が発光する。それにより、発光ダイオードの点灯動作は
一方向に流れるように制御される。
【0088】次に、時刻T20で、左側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR56から発光ダイオード
LR49まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR64から発光ダイオードLR57まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM8を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR64から発光ダイオードLR57まで
が発光する。それにより、発光ダイオードの点灯動作は
一方向に流れるように制御され、再び時刻T1の状態に
戻る。このような全体としてサークル(円)を描く発光
ダイオードの点灯動作は、大当たり遊技であることを遊
技者に知らせるとともに、その視覚に訴えて遊技者に注
目させ、興趣を増大させることができる。
【0089】次に、ランプ基板34のCPU34Aが、
主基板32のCPU32Aから制御信号F6(通常当た
り遊技)を入力した場合、RAM34Cを使用しながら
ROM34Bから第2点灯パターンデータを読み出し
て、コーナー用照明回路8の発光ダイオードグループL
1及びL2の点灯動作を制御する。制御信号F6(通常
当たり遊技)に対応する第2点灯パターンは、図20に
示すように、左側及び右側コーナー用の照明装置8の連
続する4個毎の全体サークル点滅動作を開始するが、時
刻T1、T2、T3・・のタイミングで点灯動作で切り
替わる。左側及び右側コーナー用の照明装置8の4個毎
の全体サークル点滅動作は、通常当たり遊技を演出す
る。具体的には、左側及び右側コーナー用の照明装置8
の8個毎の全体サークル点滅動作とは、左側及び右側コ
ーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR1乃至LR
64の内の4個を選択して点灯動作を行う際に、次の時
刻にはこれらを消灯するとともに、別の4個を選択して
点灯動作を行い、左側及び右側コーナー用の照明装置8
の全体としてサークル(円)を描くように点滅動作する
ことをいう。具体的な態様としては以下のようなものが
ある。
【0090】最初に、図20に示すように、左側コーナ
ー用の照明装置8の発光ダイオードLR40から発光ダ
イオードLR37を時刻T1で同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用の
照明装置8において、図9に示す8チャンネルソースド
ライバSDが信号線COM5を介して駆動信号を出力し
た状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの信
号線を同時に入力状態に設定する。
【0091】次に、時刻T2で、左側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR40から発光ダイオードL
R37まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R36から発光ダイオードLR33まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コー
ナー用の照明装置8において、8チャンネルソースドラ
イバSDが信号線COM5を介して駆動信号を出力した
状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの信号
線を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダ
イオードLR36から発光ダイオードLR33までが発
光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオード
の点灯動作は一方向に流れるように制御される。次に、
時刻T3で、左側コーナー用の照明装置8の発光ダイオ
ードLR36から発光ダイオードLR33まで同時に消
灯するとともに、発光ダイオードLR32から発光ダイ
オードLR29まで同時に点灯し、次の時刻までこの状
態を継続する。この場合、左側コーナー用の照明装置8
において、8チャンネルソースドライバSDが信号線C
OM4を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SE
G5乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入力状態
に設定することにより、その発光ダイオードLR32か
ら発光ダイオードLR29までが発光する。それによ
り、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動作は一方
向に流れるように制御される。
【0092】次に、時刻T4で、左側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR32から発光ダイオードL
R29まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R28から発光ダイオードLR25まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コー
ナー用の照明装置8において、8チャンネルソースドラ
イバSDが信号線COM4を介して駆動信号を出力した
状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの信号
線を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダ
イオードLR28から発光ダイオードLR25までが発
光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオード
の点灯動作は一方向に流れるように制御される。次に、
時刻T5で、左側コーナー用の照明装置8の発光ダイオ
ードLR28から発光ダイオードLR25まで同時に消
灯するとともに、発光ダイオードLR24から発光ダイ
オードLR21まで同時に点灯し、次の時刻までこの状
態を継続する。この場合、左側コーナー用の照明装置8
において、8チャンネルソースドライバSDが信号線C
OM3を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SE
G1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入力状態
に設定することにより、その発光ダイオードLR24か
ら発光ダイオードLR21までが発光する。
【0093】次に、時刻T6で、左側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR24から発光ダイオードL
R21まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R20から発光ダイオードLR17まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コー
ナー用の照明装置8において、8チャンネルソースドラ
イバSDが信号線COM3を介して駆動信号を出力した
状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの信号
線を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダ
イオードLR20から発光ダイオードLR17までが発
光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオード
の点灯動作は一方向に流れるように制御される。次に、
時刻T7で、左側コーナー用の照明装置8の発光ダイオ
ードLR20から発光ダイオードLR17を消灯すると
ともに、発光ダイオードLR16から発光ダイオードL
R13まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続
する。この場合、左側コーナー用の照明装置8におい
て、8チャンネルソースドライバSDが信号線COM2
を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG4乃
至信号線SEG8までの信号線を同時に入力状態に設定
することにより、その発光ダイオードLR16から発光
ダイオードLR13までが発光する。それにより、連続
する4個毎の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れ
るように制御される。
【0094】次に、時刻T8で、左側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR16から発光ダイオードL
R13を消灯するとともに、発光ダイオードLR12か
ら発光ダイオードLR9まで同時に点灯し、次の時刻ま
でこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用の照
明装置8において、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM2を介して駆動信号を出力した状態で、信
号線SEG1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に
入力状態に設定することにより、その発光ダイオードL
R12から発光ダイオードLR9までが発光する。それ
により、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動作は
一方向に流れるように制御される。次に、時刻T9で、
左側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR12
から発光ダイオードLR9を消灯するとともに、発光ダ
イオードLR8から発光ダイオードLR5まで同時に点
灯し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左
側コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソー
スドライバSDが信号線COM1を介して駆動信号を出
力した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8まで
の信号線を同時に入力状態に設定することにより、その
発光ダイオードLR8から発光ダイオードLR5までが
発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオー
ドの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0095】次に、時刻T10で、左側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR8から発光ダイオードL
R5を消灯するとともに、発光ダイオードLR4から発
光ダイオードLR1まで同時に点灯し、次の時刻までこ
の状態を継続する。この場合、左側コーナー用の照明装
置8において、8チャンネルソースドライバSDが信号
線COM1を介して駆動信号を出力した状態で、信号線
SEG1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入力
状態に設定することにより、その発光ダイオードLR4
から発光ダイオードLR1までが発光する。それによ
り、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動作は一方
向に流れるように制御される。次に、時刻T11で、左
側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR4から
発光ダイオードLR1まで同時に消灯するとともに、右
側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR1から
発光ダイオードLR4まで同時に点灯し、次の時刻まで
この状態を継続する。この場合、左側コーナー用の照明
装置8において、8チャンネルソースドライバSDが駆
動信号を出力しない状態にするとともに、右側コーナー
用の照明装置8において、図9に示す右側コーナー用の
照明装置8の8チャンネルソースドライバSDが信号線
COM1を介して駆動信号を出力した状態で、信号線S
EG1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入力状
態に設定することにより、右側コーナー用の照明装置8
の発光ダイオードLR1から発光ダイオードLR4まで
が発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0096】次に、時刻T12で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR1から発光ダイオードL
R4まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
5から発光ダイオードLR8まで同時に点灯し、次の時
刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナー用
の照明装置8において、8チャンネルソースドライバS
Dが信号線COM1を介して駆動信号を出力した状態
で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの信号線を
同時に入力状態に設定することにより、その発光ダイオ
ードLR5から発光ダイオードLR8までが発光する。
それにより、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動
作は一方向に流れるように制御される。次に、時刻T1
3で、右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードL
R5から発光ダイオードLR8まで同時に消灯するとと
もに、発光ダイオードLR9から発光ダイオードLR1
2まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、右側コーナー用の照明装置8において、
8チャンネルソースドライバSDが信号線COM2を介
して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信
号線SEG4までの信号線を同時に入力状態に設定する
ことにより、その発光ダイオードLR9から発光ダイオ
ードLR12までが発光する。それにより、連続する4
個毎の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるよう
に制御される。
【0097】次に、時刻T14で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR9から発光ダイオードL
R12まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R13から発光ダイオードLR16まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コー
ナー用の照明装置8において、8チャンネルソースドラ
イバSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力した
状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの信号
線を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダ
イオードLR13から発光ダイオードLR16までが発
光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオード
の点灯動作は一方向に流れるように制御される。次に、
時刻T15で、右側コーナー用の照明装置8の発光ダイ
オードLR13から発光ダイオードLR16まで同時に
消灯するとともに、発光ダイオードLR17から発光ダ
イオードLR20まで同時に点灯し、次の時刻までこの
状態を継続する。この場合、右側コーナー用の照明装置
8において、8チャンネルソースドライバSDが信号線
COM3を介して駆動信号を出力した状態で、信号線S
EG1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入力状
態に設定することにより、その発光ダイオードLR17
から発光ダイオードLR20までが発光する。それによ
り、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動作は一方
向に流れるように制御される。
【0098】次に、時刻T16で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR17から発光ダイオード
LR20まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR21から発光ダイオードLR24まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM3を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR21から発光ダイオードLR24まで
が発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。次
に、時刻T17で、右側コーナー用の照明装置8の発光
ダイオードLR21から発光ダイオードLR24まで同
時に消灯するとともに、発光ダイオードLR25から発
光ダイオードLR28まで同時に点灯し、次の時刻まで
この状態を継続する。この場合、右側コーナー用の照明
装置8において、8チャンネルソースドライバSDが信
号線COM4を介して駆動信号を出力した状態で、信号
線SEG1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入
力状態に設定することにより、その発光ダイオードLR
25から発光ダイオードLR28までが発光する。それ
により、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動作は
一方向に流れるように制御される。
【0099】次に、時刻T18で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR25から発光ダイオード
LR28まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR29から発光ダイオードLR32まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM4を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR29から発光ダイオードLR32まで
が発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。次
に、時刻T19で、右側コーナー用の照明装置8の発光
ダイオードLR29から発光ダイオードLR32まで同
時に消灯するとともに、発光ダイオードLR33から発
光ダイオードLR36まで同時に点灯し、次の時刻まで
この状態を継続する。この場合、右側コーナー用の照明
装置8において、8チャンネルソースドライバSDが信
号線COM5を介して駆動信号を出力した状態で、信号
線SEG1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入
力状態に設定することにより、その発光ダイオードLR
33から発光ダイオードLR36までが発光する。それ
により、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動作は
一方向に流れるように制御される。
【0100】次に、時刻T20で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR33から発光ダイオード
LR36まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR37から発光ダイオードLR40まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM5を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR37から発光ダイオードLR40まで
が発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。次
に、時刻T21で、右側コーナー用の照明装置8の発光
ダイオードLR37から発光ダイオードLR40まで同
時に消灯するとともに、発光ダイオードLR64から発
光ダイオードLR60まで同時に点灯し、次の時刻まで
この状態を継続する。この場合、右側コーナー用の照明
装置8において、8チャンネルソースドライバSDが信
号線COM8を介して駆動信号を出力した状態で、信号
線SEG5乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入
力状態に設定することにより、その発光ダイオードLR
64から発光ダイオードLR60までが発光する。それ
により、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動作
は、前記点灯動作の流れる方向と反対方向に流れるよう
に制御される。
【0101】次に、時刻T22で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR64から発光ダイオード
LR61まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR60から発光ダイオードLR57まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM8を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR60から発光ダイオードLR57まで
が発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。次
に、時刻T23で、右側コーナー用の照明装置8の発光
ダイオードLR60から発光ダイオードLR57まで同
時に消灯するとともに、発光ダイオードLR56から発
光ダイオードLR53まで同時に点灯し、次の時刻まで
この状態を継続する。この場合、右側コーナー用の照明
装置8において、8チャンネルソースドライバSDが信
号線COM7を介して駆動信号を出力した状態で、信号
線SEG8乃至信号線SEG5までの信号線を同時に入
力状態に設定することにより、その発光ダイオードLR
56から発光ダイオードLR53までが発光する。それ
により、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動作は
一方向に流れるように制御される。
【0102】次に、時刻T24で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR57から発光ダイオード
LR53まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR52から発光ダイオードLR49まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM7を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR52から発光ダイオードLR49まで
が発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。次
に、時刻T25で、右側コーナー用の照明装置8の発光
ダイオードLR52から発光ダイオードLR49まで同
時に消灯するとともに、発光ダイオードLR48から発
光ダイオードLR45まで同時に点灯し、次の時刻まで
この状態を継続する。この場合、右側コーナー用の照明
装置8において、8チャンネルソースドライバSDが信
号線COM6を介して駆動信号を出力した状態で、信号
線SEG5乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入
力状態に設定することにより、その発光ダイオードLR
48から発光ダイオードLR45までが発光する。それ
により、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動作は
一方向に流れるように制御される。
【0103】次に、時刻T26で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR48から発光ダイオード
LR45まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR44から発光ダイオードLR41まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM6を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR44から発光ダイオードLR41まで
が発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。次
に、時刻T27で、右側コーナー用の照明装置8の発光
ダイオードLR44から発光ダイオードLR41まで同
時に消灯するとともに、発光ダイオードLR13から発
光ダイオードLR16まで同時に点灯し、次の時刻まで
この状態を継続する。この場合、右側コーナー用の照明
装置8において、8チャンネルソースドライバSDが信
号線COM2を介して駆動信号を出力した状態で、信号
線SEG5乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入
力状態に設定することにより、その発光ダイオードLR
13から発光ダイオードLR16までが発光する。それ
により、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動作は
一方向に流れるように制御される。
【0104】次に、時刻T28で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR13から発光ダイオード
LR16まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR12から発光ダイオードLR9まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コー
ナー用の照明装置8において、8チャンネルソースドラ
イバSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力した
状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの信号
線を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダ
イオードLR12から発光ダイオードLR9までが発光
する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオードの
点灯動作は一方向に流れるように制御される。次に、時
刻T29で、右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオ
ードLR9から発光ダイオードLR12まで同時に消灯
するとともに、発光ダイオードLR5から発光ダイオー
ドLR8まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継
続する。この場合、右側コーナー用の照明装置8におい
て、8チャンネルソースドライバSDが信号線COM1
を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG5乃
至信号線SEG8までの信号線を同時に入力状態に設定
することにより、その発光ダイオードLR5から発光ダ
イオードLR8までが発光する。それにより、連続する
4個毎の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるよ
うに制御される。
【0105】次に、時刻T30で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR5から発光ダイオードL
R8まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
1から発光ダイオードLR4まで同時に点灯し、次の時
刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナー用
の照明装置8において、図9に示す右側コーナー用の照
明装置8の8チャンネルソースドライバSDが信号線C
OM1を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SE
G1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入力状態
に設定することにより、右側コーナー用の照明装置8の
発光ダイオードLR1から発光ダイオードLR4までが
発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオー
ドの点灯動作は一方向に流れるように制御される。次
に、時刻T31で、右側コーナー用の照明装置8の発光
ダイオードLR1から発光ダイオードLR4まで同時に
消灯するとともに、左側コーナー用の照明装置8の発光
ダイオードLR4から発光ダイオードLR1まで同時に
点灯し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、
右側コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソ
ースドライバSDが駆動信号を出力しない状態にすると
ともに、左側コーナー用の照明装置8において、8チャ
ンネルソースドライバSDが信号線COM1を介して駆
動信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線S
EG4までの信号線を同時に入力状態に設定することに
より、左側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードL
R4から発光ダイオードLR1までが発光する。それに
より、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動作は一
方向に流れるように制御される。
【0106】次に、時刻T32で、左側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR4から発光ダイオードL
R1まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
8から発光ダイオードLR5まで同時に点灯し、次の時
刻までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用
の照明装置8において、8チャンネルソースドライバS
Dが信号線COM1を介して駆動信号を出力した状態
で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの信号線を
同時に入力状態に設定することにより、その発光ダイオ
ードLR8から発光ダイオードLR5までが発光する。
それにより、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動
作は一方向に流れるように制御される。次に、時刻T3
3で、左側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードL
R8から発光ダイオードLR5まで同時に消灯するとと
もに、発光ダイオードLR12から発光ダイオードLR
9まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用の照明装置8において、
8チャンネルソースドライバSDが信号線COM2を介
して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信
号線SEG4までの信号線を同時に入力状態に設定する
ことにより、その発光ダイオードLR12から発光ダイ
オードLR9までが発光する。それにより、連続する4
個毎の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるよう
に制御される。
【0107】次に、時刻T34で、左側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR9から発光ダイオードL
R12まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R16から発光ダイオードLR13まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コー
ナー用の照明装置8において、8チャンネルソースドラ
イバSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力した
状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの信号
線を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダ
イオードLR16から発光ダイオードLR13までが発
光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオード
の点灯動作は一方向に流れるように制御される。次に、
時刻T35で、左側コーナー用の照明装置8の発光ダイ
オードLR16から発光ダイオードLR13まで同時に
消灯するとともに、発光ダイオードLR44から発光ダ
イオードLR41まで同時に点灯し、次の時刻までこの
状態を継続する。この場合、左側コーナー用の照明装置
8において、8チャンネルソースドライバSDが信号線
COM2を介して駆動信号を出力した状態で、信号線S
EG1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入力状
態に設定することにより、その発光ダイオードLR16
から発光ダイオードLR13までが発光する。それによ
り、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動作は一方
向に流れるように制御される。
【0108】次に、時刻T36で、左側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR44から発光ダイオード
LR41まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR48から発光ダイオードLR45まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM6を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR48から発光ダイオードLR45まで
が発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0109】次に、時刻T37で、左側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR48から発光ダイオード
LR45まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR52から発光ダイオードLR49まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側
コーナー用の照明装置8において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM7を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG8乃至信号線SE
G5までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR52から発光ダイオードL
R49までが発光する。それにより、連続する4個毎の
発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御
される。次に、時刻T38で、左側コーナー用の照明装
置8の発光ダイオードLR52から発光ダイオードLR
49まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
53から発光ダイオードLR56まで同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コーナ
ー用の照明装置8において、図9に示す8チャンネルソ
ースドライバSDが信号線COM7を介して駆動信号を
出力した状態で、信号線SEG8乃至信号線SEG5ま
での信号線を同時に入力状態に設定することにより、そ
の発光ダイオードLR56から発光ダイオードLR53
までが発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダ
イオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。
【0110】次に、時刻T39で、左側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR56から発光ダイオード
LR53まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR60から発光ダイオードLR57まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側
コーナー用の照明装置8において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM8を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SE
G4までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR60から発光ダイオードL
R57までが発光する。それにより、連続する4個毎の
発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御
される。次に、時刻T40で、左側コーナー用の照明装
置8の発光ダイオードLR60から発光ダイオードLR
57まで同時に消灯するとともに発光ダイオードLR6
4から発光ダイオードLR61まで同時に点灯し、次の
時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー
用の照明装置8において、8チャンネルソースドライバ
SDが信号線COM8を介して駆動信号を出力した状態
で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの信号線を
同時に入力状態に設定することにより、その発光ダイオ
ードLR64から発光ダイオードLR60までが発光す
る。それにより、連続する4個毎の発光ダイオードの点
灯動作は、一方向に流れるように制御され、再び時刻T
1の状態に戻るが、このような全体としてサークル
(円)を描く連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動
作は、通常当たり遊技であることを遊技者に知らせると
ともに、その視覚に訴えて遊技者に注目させ、興趣を増
大させることができる。
【0111】更に、ランプ基板34のCPU34Aが、
主基板32のCPU32Aから制御信号F7(図柄変動
状態)を入力した場合、RAM34Cを使用しながらR
OM34Bから第3点灯パターンデータを読み出して、
コーナー用照明回路8の発光ダイオードグループL1及
びL2の点灯動作を制御する。制御信号F7(図柄変動
状態)に対応する第3点灯パターンは、図21に示すよ
うに、左側及び右側コーナー用の照明装置8の4個点灯
4個消灯のサークル点滅動作に対応するが、時刻T1、
T2、T3・・のタイミングで点灯動作で切り替わる。
【0112】左側及び右側コーナー用の照明装置8の4
個点灯4個消灯の流れ点滅動作は、図柄変動状態を演出
する。具体的には、左側及び右側コーナー用の照明装置
8の4個点灯4個消灯の流れ点滅動作とは、左側及び右
側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR1乃至
LR64の内の連続する4個を選択して点灯動作を行う
とともにこれに連続する4個を選択して不点灯動作を行
い、次の時刻にはこれら点灯した発光ダイオードLR1
乃至LR64を消灯して、隣接する別の4個を選択して
点灯動作を行うとともに、これに連続する4個を選択し
て不点灯動作を行うことをいう。それにより、左側及び
右側コーナー用の照明装置8全体としてサークル(円)
を描くように点滅動作する。具体的な態様としては以下
のようなものがある。
【0113】最初に、左側コーナー用の照明装置8の発
光ダイオードLR40から発光ダイオードLR37を時
刻T1で同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用の照明装置8において、
図9に示す8チャンネルソースドライバSDが信号線C
OM5を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SE
G5乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入力状態
に設定することにより、その発光ダイオードが発光す
る。
【0114】次に、時刻T2で、左側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR40から発光ダイオードL
R37を消灯するとともに、発光ダイオードLR32か
ら発光ダイオードLR29まで同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用の
照明装置8において、8チャンネルソースドライバSD
が信号線COM4を介して駆動信号を出力した状態で、
信号線SEG5乃至信号線SEG8までの信号線を同時
に入力状態に設定することにより、その発光ダイオード
LR32から発光ダイオードLR29までが発光する。
それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイオードの点灯
動作は一方向に流れるように制御される。次に、時刻T
3で、左側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードL
R32から発光ダイオードLR29を消灯するととも
に、発光ダイオードLR24から発光ダイオードLR2
0まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用の照明装置8において、
8チャンネルソースドライバSDが信号線COM3を介
して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG5乃至信
号線SEG8までの信号線を同時に入力状態に設定する
ことにより、その発光ダイオード24から発光ダイオー
ドLR20までが発光する。それにより、4個点灯4個
消灯の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるよう
に制御される。
【0115】次に、時刻T4で、左側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR24から発光ダイオードL
R20を消灯するとともに、発光ダイオードLR16か
ら発光ダイオードLR13まで同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用の
照明装置8において、8チャンネルソースドライバSD
が信号線COM2を介して駆動信号を出力した状態で、
信号線SEG5乃至信号線SEG8までの信号線を同時
に入力状態に設定することにより、その発光ダイオード
LR16から発光ダイオードLR13までが発光する。
それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイオードの点灯
動作は一方向に流れるように制御される。次に、時刻T
5で、左側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードL
R16から発光ダイオードLR13を消灯するととも
に、発光ダイオードLR8から発光ダイオードLR5ま
で同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続する。こ
の場合、左側コーナー用の照明装置8において、8チャ
ンネルソースドライバSDが信号線COM1を介して駆
動信号を出力した状態で、信号線SEG5乃至信号線S
EG8までの信号線を同時に入力状態に設定することに
より、その発光ダイオードLR8から発光ダイオードL
R5までが発光する。それにより、4個点灯4個消灯の
発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御
される。
【0116】次に、時刻T6で、左側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR8から発光ダイオードLR
5まで同時に消灯するとともに、右側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR1から発光ダイオードLR
4まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用の照明装置8において、
8チャンネルソースドライバSDが駆動信号を出力しな
い状態にするとともに、右側コーナー用の照明装置8に
おいて、図9に示す右側コーナー用の照明装置8の8チ
ャンネルソースドライバSDが信号線COM1を介して
駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線
SEG4までの信号線を同時に入力状態に設定すること
により、右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオード
LR1から発光ダイオードLR4までが発光する。それ
により、4個点灯4個消灯の発光ダイオードの点灯動作
は一方向に流れるように制御される。
【0117】次に、時刻T7で、右側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR1から発光ダイオードLR
4まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR9
から発光ダイオードLR13まで同時に点灯し、次の時
刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナー用
の照明装置8において、8チャンネルソースドライバS
Dが信号線COM2を介して駆動信号を出力した状態
で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの信号線を
同時に入力状態に設定することにより、その発光ダイオ
ードLR9から発光ダイオードLR13までが発光す
る。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイオードの
点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0118】次に、時刻T8で、右側コーナー用の照明
装置8の発光ダイオードLR9から発光ダイオードLR
13まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
17から発光ダイオードLR20まで同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナ
ー用の照明装置8において、8チャンネルソースドライ
バSDが信号線COM3を介して駆動信号を出力した状
態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの信号線
を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダイ
オードLR17から発光ダイオードLR20までが発光
する。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイオード
の点灯動作は一方向に流れるように制御される。次に、
時刻T9で、右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオ
ードLR17から発光ダイオードLR20まで同時に消
灯するとともに、発光ダイオードLR25から発光ダイ
オードLR29まで同時に点灯し、次の時刻までこの状
態を継続する。この場合、右側コーナー用の照明装置8
において、8チャンネルソースドライバSDが信号線C
OM4を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SE
G1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入力状態
に設定することにより、その発光ダイオードLR25か
ら発光ダイオードLR29までが発光する。それによ
り、4個点灯4個消灯の発光ダイオードの点灯動作は一
方向に流れるように制御される。
【0119】次に、時刻T10で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR25から発光ダイオード
LR29まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR33から発光ダイオードLR36まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM5を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR33から発光ダイオードLR36まで
が発光する。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイ
オードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0120】次に、時刻T11で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR33から発光ダイオード
LR36まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR64から発光ダイオードLR60まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM8を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR64から発光ダイオードLR60まで
が発光する。それにより、発光ダイオードの点灯動作
は、前記点灯動作の流れる方向と反対方向に流れるよう
に制御される。
【0121】次に、時刻T12で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR64から発光ダイオード
LR60まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR56から発光ダイオードLR53まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM7を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR56から発光ダイオードLR53まで
が発光する。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイ
オードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0122】次に、時刻T13で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR56から発光ダイオード
LR53まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR48から発光ダイオードLR45まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM6を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR56から発光ダイオードLR53まで
が発光する。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイ
オードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0123】次に、時刻T14で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR48から発光ダイオード
LR45まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR16から発光ダイオードLR13まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR48から発光ダイオードLR45まで
が発光する。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイ
オードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
次に、時刻T15で、右側コーナー用の照明装置8の発
光ダイオードLR16から発光ダイオードLR13まで
同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR8から発
光ダイオードLR5まで同時に点灯し、次の時刻までこ
の状態を継続する。この場合、右側コーナー用の照明装
置8において、8チャンネルソースドライバSDが信号
線COM1を介して駆動信号を出力した状態で、信号線
SEG5乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入力
状態に設定することにより、その発光ダイオードLR8
から発光ダイオードLR5までが発光する。それによ
り、4個点灯4個消灯の発光ダイオードの点灯動作は一
方向に流れるように制御される。
【0124】次に、時刻T16で、右側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR8から発光ダイオードL
R5まで同時に消灯するとともに、左側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR4から発光ダイオードL
R1まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用の照明装置8において、
8チャンネルソースドライバSDが信号線COM1を介
して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信
号線SEG4までの信号線を同時に入力状態に設定する
ことにより、左側コーナー用の照明装置8の発光ダイオ
ードLR4から発光ダイオードLR1までが発光する。
それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイオードの点灯
動作は一方向に流れるように制御される。次に、時刻T
17で、左側コーナー用の照明装置8の発光ダイオード
LR4から発光ダイオードLR1まで同時に消灯すると
ともに、発光ダイオードLR12から発光ダイオードL
R9まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用の照明装置8において、
8チャンネルソースドライバSDが信号線COM2を介
して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信
号線SEG4までの信号線を同時に入力状態に設定する
ことにより、その発光ダイオードLR12から発光ダイ
オードLR9までが発光する。それにより、4個点灯4
個消灯の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるよ
うに制御される。
【0125】次に、時刻T18で、左側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR12から発光ダイオード
LR9まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R45から発光ダイオードLR41まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コー
ナー用の照明装置8において、8チャンネルソースドラ
イバSDが信号線COM6を介して駆動信号を出力した
状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの信号
線を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダ
イオードLR45から発光ダイオードLR41までが発
光する。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイオー
ドの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0126】次に、時刻T19で、左側コーナー用の照
明装置8の消灯するとともに発光ダイオードLR45か
ら発光ダイオードLR41まで同時に消灯するととも
に、発光ダイオードLR52から発光ダイオードLR4
9まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用の照明装置8において、
8チャンネルソースドライバSDが信号線COM7を介
して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信
号線SEG4までの信号線を同時に入力状態に設定する
ことにより、その発光ダイオードLR52から発光ダイ
オードLR49までが発光する。それにより、4個点灯
4個消灯の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れる
ように制御される。
【0127】次に、時刻T20で、左側コーナー用の照
明装置8の発光ダイオードLR52から発光ダイオード
LR49まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR60から発光ダイオードLR57まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM8を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR60から発光ダイオードLR57まで
が発光する。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイ
オードの点灯動作は一方向に流れるように制御され、再
び時刻T1の状態に戻る。このような全体としてサーク
ル(円)を描く4個点灯4個消灯の発光ダイオードの点
灯動作は、図柄変動状態であることを遊技者に知らせる
とともに、その遊技者等の視覚に訴えて遊技者等に注目
させ、興趣を増大させることができる。
【0128】次に、ランプ基板34のCPU34Aが、
主基板32のCPU32Aから制御信号F8(通常遊
技)を入力した場合、RAM34Cを使用しながらRO
M34Bから第4点灯パターンデータを読み出して、コ
ーナー用照明回路8の発光ダイオードグループL1及び
L2の点灯動作を制御する。制御信号F8(通常遊技)
に対応する第4点灯パターンは、図22に示すように、
左側及び右側コーナー用の照明装置8の中央からの2個
点灯2個消灯タイプの流れ点滅動作を開始するが、時刻
T1、T2、T3・・のタイミングで点灯動作で切り替
わる。
【0129】左側及び右側コーナー用の照明装置8の中
央からの2個点灯2個消灯タイプの流れ点滅動作は、通
常遊技を演出する。具体的には、左側及び右側コーナー
用の照明装置8の2個点灯2個消灯タイプの流れ点滅動
作とは、左側及び右側コーナー用の照明装置8の発光ダ
イオードLR1乃至LR64の内の連続する2個を選択
して点灯動作を行うとともにこれに連続する2個を選択
して不点灯動作を行い、次の時刻にはこれら点灯した発
光ダイオードを消灯して、隣接する別の2個を選択して
点灯動作を行うとともに、これに連続する2個を選択し
て不点灯動作を行ことをいう。それにより、左側及び右
側コーナー用の照明装置8全体として流れるように点滅
動作する。具体的な態様としては以下のようなものがあ
る。
【0130】最初に、左側及び右側コーナー用の照明装
置8の発光ダイオードLR1及び発光ダイオードLR2
を時刻T1で同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継
続する。この場合、左側及び右側コーナー用の照明装置
8において、8チャンネルソースドライバSDが信号線
COM1を介して駆動信号を出力した状態で、信号線S
EG1及び信号線SEG2までの信号線を同時に入力状
態に設定することにより、その左側及び右側コーナー用
の照明装置8の発光ダイオードLR1及び発光ダイオー
ドLR2が発光する。次に、時刻T2で、左側及び右側
コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR1及び発
光ダイオードLR2を消灯するとともに、発光ダイオー
ドLR5及び発光ダイオードLR6を同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側及び右
側コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソー
スドライバSDが信号線COM1を介して駆動信号を出
力した状態で、信号線SEG5及び信号線SEG6まで
の信号線を同時に入力状態に設定することにより、その
左側及び右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオード
LR5及び発光ダイオードLR6が発光する。それによ
り、2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオードの点灯動
作は一方向に流れるように制御される。
【0131】次に、時刻T3で、左側及び右側コーナー
用の照明装置8の発光ダイオードLR5及び発光ダイオ
ードLR6を消灯するとともに、発光ダイオードLR9
及び発光ダイオードLR10を同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、左側及び右側コー
ナー用の照明装置8において、8チャンネルソースドラ
イバSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力した
状態で、信号線SEG1及び信号線SEG2の信号線を
同時に入力状態に設定することにより、その左側及び右
側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR9及び
発光ダイオードLR10が発光する。それにより、2個
点灯2個消灯タイプの発光ダイオードの点灯動作は一方
向に流れるように制御される。
【0132】次に、時刻T4で、左側及び右側コーナー
用の照明装置8の発光ダイオードLR9及び発光ダイオ
ードLR10を消灯するとともに、発光ダイオードLR
13及び発光ダイオードLR14を同時に点灯し、次の
時刻までこの状態を継続する。この場合、左側及び右側
コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG5及び信号線SEG6の信号
線を同時に入力状態に設定することにより、その左側及
び右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR1
3及び発光ダイオードLR14が発光する。それによ
り、2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオードの点灯動
作は一方向に流れるように制御される。
【0133】次に、時刻T5で、左側及び右側コーナー
用の照明装置8の発光ダイオードLR13及び発光ダイ
オードLR14を消灯するとともに、発光ダイオードL
R17及び発光ダイオードLR18を同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側及び右
側コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソー
スドライバSDが信号線COM3を介して駆動信号を出
力した状態で、信号線SEG1及び信号線SEG2の信
号線を同時に入力状態に設定することにより、その左側
及び右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR
17及び発光ダイオードLR18が発光する。それによ
り、2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオードの点灯動
作は一方向に流れるように制御される。
【0134】次に、時刻T6で、左側及び右側コーナー
用の照明装置8の発光ダイオードLR17及び発光ダイ
オードLR18を消灯するとともに、発光ダイオードL
R21及び発光ダイオードLR22を同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側及び右
側コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソー
スドライバSDが信号線COM3を介して駆動信号を出
力した状態で、信号線SEG5及び信号線SEG6の信
号線を同時に入力状態に設定することにより、その左側
及び右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR
21及び発光ダイオードLR22が発光する。それによ
り、2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオードの点灯動
作は一方向に流れるように制御される。次に、時刻T7
で、左側及び右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオ
ードLR21及び発光ダイオードLR22を消灯すると
ともに、発光ダイオードLR25及び発光ダイオードL
R26を同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側及び右側コーナー用の照明装置8に
おいて、8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M4を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG
1及び信号線SEG2の信号線を同時に入力状態に設定
することにより、その左側及び右側コーナー用の照明装
置8の発光ダイオードLR25及び発光ダイオードLR
26が発光する。それにより、2個点灯2個消灯タイプ
の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制
御される。
【0135】次に、時刻T8で、左側及び右側コーナー
用の照明装置8の発光ダイオードLR25及び発光ダイ
オードLR26を消灯するとともに、発光ダイオードL
R29及び発光ダイオードLR30を同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側及び右
側コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソー
スドライバSDが信号線COM4を介して駆動信号を出
力した状態で、信号線SEG5及び信号線SEG6の信
号線を同時に入力状態に設定することにより、その左側
及び右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR
29及び発光ダイオードLR30が発光する。それによ
り、2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオードの点灯動
作は一方向に流れるように制御される。
【0136】次に、時刻T9で、左側及び右側コーナー
用の照明装置8の発光ダイオードLR29及び発光ダイ
オードLR30を消灯するとともに、発光ダイオードL
R33及び発光ダイオードLR34を同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側及び右
側コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソー
スドライバSDが信号線COM4を介して駆動信号を出
力した状態で、信号線SEG1及び信号線SEG2の信
号線を同時に入力状態に設定することにより、その左側
及び右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードLR
33及び発光ダイオードLR34が発光する。それによ
り、2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオードの点灯動
作は一方向に流れるように制御される。
【0137】次に、時刻T10で、左側及び右側コーナ
ー用の照明装置8の発光ダイオードLR33及び発光ダ
イオードLR34を消灯するとともに、発光ダイオード
LR37及び発光ダイオードLR38を同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側及び
右側コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソ
ースドライバSDが信号線COM4を介して駆動信号を
出力した状態で、信号線SEG1及び信号線SEG2の
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その左
側及び右側コーナー用の照明装置8の発光ダイオードL
R37及び発光ダイオードLR38が発光する。それに
より、2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオードの点灯
動作は一方向に流れるように制御され、再び時刻T1の
状態に戻る。このような2個点灯2個消灯の発光ダイオ
ードの点灯動作は、通常状態であることを遊技者に知ら
せるとともに、その遊技者等の視覚に訴えて遊技者等に
注目させ、興趣を増大させることができる。
【0138】このように発光ダイオードグループL1及
びL2の点灯は遊技者にとって有利な遊技状態(例えば
大当たり状態、通常当たり状態、図柄変動状態等)時
に、遊技者にとって有利でない通常状態と比べて異なる
ように制御されるので、遊技者にとって有利な遊技状態
と遊技者にとって有利でない状態とを容易に判別でき
る。このように発光ダイオードグループL1及びL2の
点灯が変更される結果、遊技者等の視覚に訴えて遊技者
等に注目させる。従って、発光ダイオードグループL1
及びL2の点灯は、遊技内容と関連するように制御され
ていることになる。
【0139】また、ランプ基板34のCPU34Aが、
主基板32のCPU32Aからエラー制御信号F2を入
力した場合、RAM34Cを使用しながらROM34B
から、エラー制御信号F2(賞球切れ用点灯)に対応す
るエラーパターンデータを読み出して、コーナー用照明
回路8の発光ダイオードグループL1の点灯動作を制御
する。エラー制御信号F2(賞球切れ用点灯)の場合、
左側コーナー用の照明装置8のみの間引き点灯動作に対
応する(図23参照)。ここで、エラー制御信号F2に
対応するエラーパターンは、時刻T1、T3、・・で左
側コーナー用の照明装置8の奇数番目の発光ダイオード
が点灯し、時刻T2、T4、T6・・で左側コーナー用
の照明装置8の偶数番目の発光ダイオードが点灯する。
【0140】具体的には、時刻T1で、左側コーナー用
の照明装置8のダイオードLR1、LR3、LR5、L
R7、LR9、LR11、LR13、LR15、LR1
7、LR19、LR21、LR23、LR25、LR2
7、LR29、LR31、LR33、LR35、LR3
7、LR39、LR41、LR43、LR45、LR4
7、LR49、LR51、LR53、LR55、LR5
7、LR59、LR61及びR63を選択して点灯動作
を行い、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、
左側コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソ
ースドライバSDが信号線COM1乃至信号線COM8
を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1、
SEG3、SEG5、SEG7までの信号線を同時に入
力状態に設定することにより、奇数番目の発光ダイオー
ドが発光する。
【0141】次に、時刻T2で、左側コーナー用の照明
装置8のダイオードLR1、LR3、LR5、LR7、
LR9、LR11、LR13、LR15、LR17、L
R19、LR21、LR23、LR25、LR27、L
R29、LR31、LR33、LR35、LR37、L
R39、LR41、LR43、LR45、LR47、L
R49、LR51、LR53、LR55、LR57、L
R59、LR61及びR63を消灯し、更に、左側コー
ナー用の照明装置8のダイオードLR2、LR4、LR
6、LR8、LR10、LR12、LR14、LR1
6、LR18、LR20、LR22、LR24、LR2
6、LR28、LR30、LR32、LR34、LR3
6、LR38、LR40、LR42、LR44、LR4
6、LR48、LR50、LR52、LR54、LR5
6、LR58、LR60、LR62及びR64を選択し
て点灯動作を行い、次の時刻までこの状態を継続する。
この場合、左側コーナー用の照明装置8において、8チ
ャンネルソースドライバSDが信号線COM1乃至信号
線COM8を介して駆動信号を出力した状態で、信号線
SEG2、SEG4、SEG6、SEG8までの信号線
を同時に入力状態に設定することにより、奇数番目の発
光ダイオードが発光する。そして、時刻T3で、時刻T
1の状態に戻り、以下この態様が繰り返される。それに
より、左側コーナー用の照明装置8を見る管理者及び遊
技者は、賞球切れ用エラーであることが分かる。
【0142】また、ランプ基板34のCPU34Aが、
主基板32のCPU32Aからエラー制御信号F3(補
給切れ用点灯)を入力した場合、RAM34Cを使用し
ながらROM34Bから、エラー制御信号F3に対応す
るエラーパターンデータを読み出して、コーナー用照明
回路8の発光ダイオードグループL2の点灯動作を制御
する。エラー制御信号F3(補給切れ用点灯)の場合、
右側コーナー用の照明装置8のみの間引き点灯動作に対
応する(図24参照)。ここで、エラー制御信号F3に
対応するエラーパターンは、時刻T1、T3、・・で右
側コーナー用の照明装置8の奇数番目の発光ダイオード
が点灯し、時刻T2、T4、T6・・で右側コーナー用
の照明装置8の偶数番目の発光ダイオードが点灯する。
【0143】具体的には、時刻T1で、右側コーナー用
の照明装置8のダイオードLR1、LR3、LR5、L
R7、LR9、LR11、LR13、LR15、LR1
7、LR19、LR21、LR23、LR25、LR2
7、LR29、LR31、LR33、LR35、LR3
7、LR39、LR41、LR43、LR45、LR4
7、LR49、LR51、LR53、LR55、LR5
7、LR59、LR61及びR63を選択して点灯動作
を行い、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、
右側コーナー用の照明装置8において、8チャンネルソ
ースドライバSDが信号線COM1乃至信号線COM8
を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1、
SEG3、SEG5、SEG7までの信号線を同時に入
力状態に設定することにより、奇数番目の発光ダイオー
ドが発光する。次に、時刻T2で、右側コーナー用の照
明装置8のダイオードLR1、LR3、LR5、LR
7、LR9、LR11、LR13、LR15、LR1
7、LR19、LR21、LR23、LR25、LR2
7、LR29、LR31、LR33、LR35、LR3
7、LR39、LR41、LR43、LR45、LR4
7、LR49、LR51、LR53、LR55、LR5
7、LR59、LR61及びR63を消灯し、更に、右
側コーナー用の照明装置8のダイオードLR2、LR
4、LR6、LR8、LR10、LR12、LR14、
LR16、LR18、LR20、LR22、LR24、
LR26、LR28、LR30、LR32、LR34、
LR36、LR38、LR40、LR42、LR44、
LR46、LR48、LR50、LR52、LR54、
LR56、LR58、LR60、LR62及びR64を
選択して点灯動作を行い、次の時刻までこの状態を継続
する。
【0144】この場合、右側コーナー用の照明装置8に
おいて、8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M1乃至信号線COM8を介して駆動信号を出力した状
態で、信号線SEG2、SEG4、SEG6、SEG8
までの信号線を同時に入力状態に設定することにより、
奇数番目の発光ダイオードが発光する。そして、時刻T
3で、時刻T1の状態に戻り、以下この態様が繰り返さ
れる。それにより、右側コーナー用の照明装置8を見る
管理者及び遊技者は、補給切れ用エラーであることが分
かる。
【0145】また、ランプ基板34のCPU34Aが、
主基板32のCPU32Aからエラー制御信号F4(下
皿満タン用点灯)を入力した場合、RAM34Cを使用
しながらROM34Bから、エラー制御信号F4に対応
するエラーパターンデータを読み出して、コーナー用照
明回路8の発光ダイオードグループL1及びL2の点灯
動作を制御する。エラー制御信号F4(下皿満タン用点
灯)の場合、左側及び右側コーナー用の照明装置8の交
互点滅動作に対応する(図25参照)。ここで、エラー
制御信号F4に対応するエラーパターンは、時刻T1、
T3、・・で左側コーナー用の照明装置8の奇数番目の
発光ダイオードが点灯し、時刻T2、T4、T6・・で
左側コーナー用の照明装置8の奇数番目の発光ダイオー
ドが点灯する。
【0146】具体的には、時刻T1で、左側コーナー用
の照明装置8のダイオードLR1、LR3、LR5、L
R7、LR9、LR11、LR13、LR15、LR1
7、LR19、LR21、LR23、LR25、LR2
7、LR29、LR31、LR33、LR35、LR3
7、LR39、LR41、LR43、LR45、LR4
7、LR49、LR51、LR53、LR55、LR5
7、LR59、LR61及びR63を選択して点灯動作
を行い、次の時刻T2までこの状態を継続する。この場
合、左側コーナー用の照明装置8において、8チャンネ
ルソースドライバSDが信号線COM1乃至信号線CO
M8を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG
1、SEG3、SEG5、SEG7までの信号線を同時
に入力状態に設定することにより、奇数番目の発光ダイ
オードが発光する。
【0147】次に、時刻T2で、左側コーナー用の照明
装置8のダイオードLR1、LR3、LR5、LR7、
LR9、LR11、LR13、LR15、LR17、L
R19、LR21、LR23、LR25、LR27、L
R29、LR31、LR33、LR35、LR37、L
R39、LR41、LR43、LR45、LR47、L
R49、LR51、LR53、LR55、LR57、L
R59、LR61及びR63を消灯し、更に、右側コー
ナー用の照明装置8のダイオードLR1、LR3、LR
5、LR7、LR9、LR11、LR13、LR15、
LR17、LR19、LR21、LR23、LR25、
LR27、LR29、LR31、LR33、LR35、
LR37、LR39、LR41、LR43、LR45、
LR47、LR49、LR51、LR53、LR55、
LR57、LR59、LR61及びR63を選択して点
灯動作を行い、次の時刻T3までこの状態を継続する。
この場合、左側コーナー用の照明装置8において、8チ
ャンネルソースドライバSDが信号線COM1乃至信号
線COM8を介して駆動信号を出力した状態で、信号線
SEG1、SEG3、SEG5、SEG7までの信号線
を同時に入力状態に設定することにより、奇数番目の発
光ダイオードが発光する。そして、時刻T3で、時刻T
1の点灯状態に戻り、以下この態様が繰り返される。そ
れにより、左側及び右側コーナー用の照明装置8を見る
管理者及び遊技者は、下皿満タン用点灯であることが分
かる。
【0148】このように発光ダイオードグループL1及
びL2の点灯は、エラー状態時に、エラー状態の種類に
応じて異なるように制御されるので、エラー状態の種類
で、発光ダイオードグループL1及びL2の点灯が変更
される。それにより、発光ダイオードグループL1及び
L2の点灯を見れば、エラー状態が分かるとともに、遊
技者等の視覚に訴えて遊技者等に注目させる。
【0149】次に、主基板32の制御回路のCPU32
Aの動作について、図13に示すフローチャートを参照
して説明する。主基板32のCPU32Aは、ROM3
2Bに記憶されている動作プログラムデータに従って動
作し、種々のデータを入力するとともに、RAM32C
に記憶する。主基板32のCPU32Aは、第1種始動
口17へ入賞を検出したこと、入賞口14、15、2
2、23、25、26の内のいずれかへ入賞したこと、
普通図柄変動用ゲート20、21へ入賞を検出したこと
を検出する。また、CPU32Aは、第1種始動入賞口
17内にパチンコ球が入賞した際に、そのことを示す制
御信号を、第一種始動口スイッチ17Aからの入力信号
の入力と同時に、クロック回路32Eから入力されるク
ロック信号のカウント値を予め取得する。そして、主基
板32のCPU32Aは、入賞口14、15、22、2
3、25、26の内のいずれかへの入賞を検出したか否
かを判断する(S1)。主基板32のCPU32Aが、
入賞口14、15、22、23、25、26への入賞を
検出した場合(S1:YES)、各入賞データ等を主基
板32のRAM32Cに記憶し(S2)、賞球基板36
のCPU36A、音声基板33のCPU33A、及びラ
ンプ基板34のCPU34A、表示基板35のCPU3
5Aに、その入賞データに対応する制御信号を出力する
(S3)。主基板32のCPU32Aは、普通図柄変動
用ゲート20、21への入賞を検出したか否かを判断す
る(S4)。普通図柄変動用ゲート20、21への入賞
を検出した場合(S4:YES)、主基板32のCPU
32Aは、その検出信号が入力された時のカウント値
と、ROM32Bに記憶されている数値の「通常当たり
用カウント値」とが一致するか否かを判断する。
【0150】そして、主基板32のCPU32Aは、通
常当たりであるゲート入賞データを主基板32のRAM
32Cに記憶する(S5)。その後、主基板32のCP
U32Aは、賞球基板36のCPU36A、音声基板3
3のCPU33A、及びランプ基板34のCPU34
A、表示基板35のCPU35Aに、ゲート入賞データ
に対応する制御信号を出力する(S6)。また、主基板
32のCPU32Aは、第1種始動口17への入賞を検
出したか否かを判断する(S7)。第1種始動口17へ
の入賞を検出した場合(S7:YES)、主基板32の
CPU32AはLCD表示器4bの表示画面の変動動作
を開始させる図柄変動データを発生する。主基板32の
CPU32Aは、LCD表示器4bの表示画面の変動動
作を開始させる図柄変動データを、主基板32のRAM
32Cに記憶する(S8)。その後、主基板32のCP
U32Aは、賞球基板36のCPU36A、音声基板3
3のCPU33A、及びランプ基板34のCPU34
A、表示基板35のCPU35Aに、その図柄変動デー
タに対応する制御信号を出力する(S9)。
【0151】また、主基板32のCPU32Aは、大当
たりか否かを検出する(S10)。具体的には、主基板
32のCPU32Aは、検出信号が入力された時のカウ
ント値と、主基板32のROM32Bに記憶されている
数値の「大当たりカウント値」とが一致するか否かを判
断し、一致する場合大当たりとなる。大当たり(確率変
動状態)を検出した場合(S10:YES)、主基板3
2のCPU32Aは大当たり(確率変動状態)のデータ
をRAM32Cに記憶する(S11)。次に、主基板3
2のCPU32Aは、賞球基板36のCPU36A、音
声基板33のCPU33A、ランプ基板34のCPU3
4A、及び表示基板35のCPU35Aに、大当たりの
データに対応する制御信号を出力する(S12)。
【0152】次に、主基板32のCPU32Aは、大入
賞口24aへの入賞か否かを検出する(S13)。ま
た、主基板32上のCPU32Aが大入賞口24aへの
入賞を検出した場合(S13:YES)、その大入賞デ
ータ等をRAM32Cに記憶する(S14)。次に、主
基板32のCPU32Aは、賞球基板36のCPU36
A、音声基板33のCPU33A、ランプ基板34のC
PU34A、及び表示基板35のCPU35Aに、大入
賞データ等を出力する(S15)。
【0153】更に、主基板32のCPU32Aは、前扉
9の開放等のエラーか否かを検出する(S16)。前扉
9の開放等のエラーを検出した場合(S16:YE
S)、主基板32のCPU32Aは各エラーデータ等を
RAM32Cに記憶し(S17)、更に、そのエラーデ
ータ等の内容を示すエラー制御信号F1乃至F4(図1
0参照)を、ランプ基板34のCPU34Aに出力する
(S18)。次に、ランプ基板34、音声基板33及び
表示基板35上のCPU34A、CPU33A及びCP
U35Cの動作について、図14乃至図16のフローチ
ャートに基づいて説明する。図14は、表示基板35上
のCPU35Aの動作を示す。図15は音声基板33上
のCPU33Aの動作を示す。図16は、ランプ基板3
4のCPU34Aの動作を示す。
【0154】最初に、表示基板35上のCPU35A、
ランプ基板34上のCPU34A及び音声基板33上の
CPU33Aは、図14乃至図16に示すように、制御
信号を入力した(S30、S40、S50)場合、制御
信号が制御信号C3、F7及びE3であるか否かを判断
する(S31、S41、S51)。表示基板35上のC
PU35Aは、図14に示すように、図柄変動を示すデ
ータC3の制御信号を入力したか否かを判断した結果
(S31)、入力した信号が制御信号C3の場合(S3
1:YES)、LCD表示器4bの表示画面の変動を開
始させる(S32)。
【0155】また、音声基板33上のCPU33Aは、
図15に示すように、図柄変動を示すデータの制御信号
E3を入力したか否かを判断した結果(S41)、入力
した信号が制御信号E3の場合(S41:YES)、音
声基板33上のCPU33Aは、LCD表示器4bの表
示画面の変動動作の開始と同期して、スピーカ4aに、
遊技者の興味を起こすような、表示画面の変動動作用の
効果音等を発生させる(S42)。
【0156】また、ランプ基板34上のCPU34A
は、図16に示すように、図柄変動を示すデータの制御
信号F7を入力したか否かを判断した結果(S50)、
入力した信号が制御信号F7の場合(S51:YE
S)、ランプ基板34上のCPU34Aは、LCD表示
器4bの表示画面の変動動作の開始と同期して、枠ラン
プW3及び盤面ランプW5に、表示画面の変動動作用の
点灯動作を開始させる(S52)。具体的には、LCD
表示器4bの画面の、左側、中央、及び右側の図柄変動
表示部にそれぞれ表示された図柄の変動を開始し、同時
に、枠ランプW3及び盤面ランプW5は、遊技者の興味
を起こすようにコーナー用の照明装置8の点灯を開始
し、スピーカ4aは、遊技者の興味を起こすような効果
音等の発生を開始する。
【0157】次に、表示基板35上のCPU35A、ラ
ンプ基板34上のCPU34A及び音声基板33上のC
PU33Aは、大当たりを示すデータの制御信号C1、
F5及びE1を入力したか否かを判断する(S33、S
43、S53)。そして、表示基板35上のCPU35
A、ランプ基板34上のCPU34A及び音声基板33
上のCPU33Aが、大当たりのデータの制御信号C
1、F5及びE1を入力しない(S33:NO、S4
3:NO、S53:NO)場合、表示基板35上のCP
U35Aは、ハズレパターンの変動図柄をROM35B
から選択し、LCD表示器4bは、ハズレパターンの変
動図柄を、画像デジタル処理装置35Eを介して所定の
時間だけ表示させた後に、LCD表示器4bの画面の左
側(第1図柄)を停止させ、LCD表示器4bの画面の
中央(第2図柄)を停止させ、LCD表示器4bの画面
の右側(第3図柄)を停止させる。この場合、枠ランプ
W3及び盤面ランプW5の遊技者の興味を起こすような
表示を行いながら、スピーカ4aは遊技者の興味を起こ
すような効果音等を発生する。
【0158】ここで、表示基板35上のCPU35A、
ランプ基板34上のCPU34A及び音声基板33上の
CPU33Aが、大当たりのデータの制御信号C1、F
5及びE1を入力する場合(S33:YES、S43:
YES、S53:YES)、表示基板35上のCPU3
5Aは、大当たり図柄(例えば、「777」)をその回
の停止図柄(表示図柄)としてROM35Bから選択し
て、画像デジタル処理装置35Eを介してLCD表示器
4bに表示する(S34)。そして、ランプ基板34の
CPU34A及び音声基板33のCPU33Aの制御の
下に、LCD表示器4bの表示画面の変動動作と同期し
て、枠ランプW3及び盤面ランプW5は、遊技者の興味
を起こすような点灯動作を継続する(S54)ととも
に、スピーカ4aは、遊技者の興味を起こすような効果
音の発生も継続して(S44)、雰囲気が盛り上げられ
る。
【0159】次に、表示基板35上のCPU35A、ラ
ンプ基板34上のCPU34A及び音声基板33上のC
PU33Aは、通常当たり遊技を示すデータの制御信号
C2、F6及びE2を入力したか否かを判断する(S3
5、S45、S55)。この場合、表示基板35上のC
PU35Aが、通常当たりのデータの制御信号C2を入
力する場合(S35:YES)、表示基板35上のCP
U35Aは、通常当たり図柄(例えば「7」)をその回
の停止図柄(表示図柄)としてROM35Bから選択し
て、画像デジタル処理装置35Eを介して普通図柄表示
部4b1に変動後表示させる(S36)。
【0160】そして、音声基板33のCPU33A及び
ランプ基板34のCPU34Aは、通常当たりのデータ
の制御信号E2及びF6を入力する場合(図15に示す
S45:YES、図16に示すS55:YES)、ラン
プ基板34のCPU34A及び音声基板33のCPU3
3Aの制御の下に、普通図柄表示部4b1の表示画面の
変動動作と同期して、枠ランプW3及び盤面ランプW5
の点灯動作を継続する(S56)とともに、スピーカ4
aは、遊技者の興味を起こすような効果音の発生も継続
して(S46)、雰囲気が盛り上げられる。
【0161】次に、表示基板35上のCPU35A、ラ
ンプ基板34上のCPU34A及び音声基板33上のC
PU33Aは、通常遊技技態を示すデータの制御信号C
4、F8及びE4を入力したか否かを判断する(S3
7、S47、S57)。ここで表示基板35上のCPU
35Aが、通常遊技状態を示すデータの制御信号C4を
入力する場合(S37:YES)、通常遊技状態を示す
図柄のデータを、表示基板35のROM35Bから選択
して、画像デジタル処理装置35Eを介してLCD表示
器4b及び普通図柄表示部4b1に表示させる(S3
8)。
【0162】そして、音声基板33のCPU33A及び
ランプ基板34のCPU34Aが、通常遊技状態を示す
データの制御信号E4及びF8を入力する場合(図15
に示すS47:YES、図16に示すS57:YE
S)、ランプ基板34のCPU34A及び音声基板33
のCPU33Aの制御の下に、枠ランプW3及び盤面ラ
ンプW5の点灯動作を継続する(S58)とともに、ス
ピーカ4aは、遊技者の興味を起こすような効果音の発
生も継続して(S48)、雰囲気が盛り上げられる。
【0163】次に、ランプ基板34のCPU34Aが、
エラー表示する動作について図17に示すフローチャー
トに基づいて説明する。図17は、エラー表示の際のラ
ンプ照明回路のCPU34Aの動作を示す。ランプ基板
34上のCPU34Aは、図17に示すように、エラー
制御信号F1乃至F4を入力する(S60)。ランプ基
板34のCPU34Aは、エラー制御信号F1を入力し
たか否かを判断する(S61)。そして、入力した信号
がエラー制御信号F1の場合(S61:YES)、ラン
プ基板34のCPU34Aは、RAM34Cを使用しな
がらROM34Bから点灯パターンデータを読み出す。
そして、ランプ基板34上のCPU34Aは、前扉9が
前方側へ開放されたことを知らせるため点灯をする(S
62)。次に、エラー制御信号F1を入力しない場合
(S61:NO)、ランプ基板34のCPU34Aは、
エラー制御信号F3を入力したか否かを判断する(S6
3)。
【0164】そして、入力した信号がエラー制御信号F
3の場合(S63:YES)、パチンコ球の補給切れを
知らせるため、ランプ基板34上のCPU34Aは右側
のコーナー用照明装置8を点灯させる(S64)。次
に、エラー制御信号F3を入力しない場合(S63:N
O)、ランプ基板34のCPU34Aは、エラー制御信
号F2を入力したか否かを判断する(S65)。そし
て、入力した信号がエラー制御信号F2の場合(S6
5:YES)、ランプ基板34上のCPU34Aは、賞
球タンク内のパチンコ球無を知らせるため、左側のコー
ナー用照明装置8を点灯させる(S66)。更に、エラ
ー制御信号F2を入力しない場合(S65:NO)、ラ
ンプ基板34のCPU34Aは、エラー制御信号F4を
入力したか否かを判断する(S67)。そして、入力し
た信号がエラー制御信号F4の場合(S67:YE
S)、ランプ基板34のCPU34Aは、下部受け皿5
内の賞球のオーバーフローを知らせるため、左側及び右
側のコーナー用照明装置8を交互に点滅させる(S6
8)。エラー制御信号F4を入力しない場合(S67:
NO)、メインフローチャートに戻る。
【0165】次に、大当たり状態または確率変動状態
(遊技者にとって有利な遊技状態)が発生した回数に応
じて、照明装置の照明方法を異ならせる方法について、
図18に示すフローチャートに基づいて説明する。ラン
プ基板34上のCPU34Aは、大当たりを示すデータ
の制御信号F5が入力した回数を表す大当たり回数デー
タ、及び、確率変動を示すデータの制御信号が入力した
回数を表す確率変動回数データを、RAM34Cに記憶
する(S70)。この場合、ランプ基板34上のCPU
34Aは、RAM34Cに記憶されたデータに基づいて
検出手段として動作し、大当たり状態または確率変動状
態を示すデータの制御信号が連続に入力したことを検出
する。そして、ランプ基板34上のCPU34Aは、大
当たり回数データが5回未満か否かを判断する(S7
1)。ランプ基板34上のCPU34Aは、大当たり回
数データが5回未満であると判断した場合(S71:Y
ES)、ランプ基板34のCPU34Aは、左側及び右
側のコーナー用照明装置8を、第1の点灯パターンでの
切換タイミングを、所定の点灯時間、例えば2秒の点灯
時間の切換タイミングで20秒間点灯する(S72)。
【0166】そして、ランプ基板34上のCPU34A
は、大当たり回数データが5回以上であると判断した場
合(S71:NO)、大当たり回数データが10回未満
か否かを判断する(S73)。ランプ基板34上のCP
U34Aは、大当たり回数データが5回以上10回未満
であると判断した場合(S73:YES)、ランプ基板
34のCPU34Aは、左側及び右側のコーナー用照明
装置8を、第1の点灯パターンでの切換タイミングを、
S72よりは短い点灯時間、例えば1.5秒の点灯時間
の切換タイミングで20秒間点灯する(S74)。そし
て、ランプ基板34上のCPU34Aは、大当たり回数
データが10回以上であると判断した場合(S75:Y
ES)、ランプ基板34のCPU34Aは、左側及び右
側のコーナー用照明装置8を、第1の点灯パターンでの
切換タイミングを、S74よりは短い点灯時間、例えば
1秒の点灯時間の切換タイミングで20秒間点灯する
(S76)。ランプ基板34上のCPU34Aは、何ら
かの原因で、大当たり回数データが10回以上でないと
判断した場合(S75:NO)、最初に復帰する。もっ
とも、これらの照明方法は例示であって、大当たりまた
は確率変動状態の発生回数により、照明方法を異ならせ
るためのものであれば、その他の点灯時間または点灯パ
ターンの照明方法を採用しても何ら構わない。
【0167】次に、ランプ基板34上のCPU34A
は、確率変動回数データが3回未満か否かを判断する
(S77)。ランプ基板34上のCPU34Aは、確率
変動回数データが3回未満であると判断した場合(S7
7:YES)、ランプ基板34のCPU34Aは、大当
たりが発生した回数に応じた発光の終了後に、左側及び
右側のコーナー用照明装置8を、第1の点灯パターンで
の切換タイミングを、所定時間例えば5秒の点灯時間の
切換タイミングで10秒間点灯する(S78)。そし
て、ランプ基板34上のCPU34Aは、確率変動回数
データが3回以上であると判断した場合(S77:N
O)、ランプ基板34上のCPU34Aは、確率変動回
数データが7回未満か否かを判断する(S79)。ラン
プ基板34上のCPU34Aは、確率変動回数データが
7回未満であると判断した場合(S79:YES)、確
率変動が発生した回数が3回以上7回未満であると判断
し、大当たりが発生した回数に応じた発光の終了後に、
左側及び右側のコーナー用照明装置8を、第1の点灯パ
ターンでの切換タイミングを、S78よりは短い点灯時
間、例えば4秒の点灯時間の切換タイミングで10秒間
点灯する(S80)。そして、ランプ基板34上のCP
U34Aは、確率変動回数データが10回以上であるか
否かを判断する(S81)。ランプ基板34上のCPU
34Aは、確率変動回数データが10回以上であると判
断した場合(S81:YES)、ランプ基板34のCP
U34Aは、左側及び右側のコーナー用照明装置8を、
大当たりが発生した回数に応じた発光の終了後に、第1
の点灯パターンでの切換タイミングを、S80よりは短
い点灯時間、例えば3秒の点灯時間の切換タイミングで
10秒間点灯する(S82)。もっとも、これらの照明
方法は、例示であってその他の照明方法(発光パター
ン)を採用しても何ら構わない。尚、確率変動状態が、
大当たりになりやすい遊技者にとって有利なリーチ状態
であって、更に大当たりになりやすいという遊技者にと
って格別有利な遊技状態(第2通常遊技状態)である
が、第2通常遊技状態としては、時短状態であってもよ
い。また、確率変動状態または時短状態になっていない
場合は、第2通常遊技状態に比べて格別に有利であると
はいえず、第2通常遊技状態に比べて有利でない第1通
常遊技状態をいう。
【0168】それにより、ランプ基板34のCPU34
Aは、このコーナー用照明装置8は、大当たりまたは確
率変動状態が発生した回数に応じて、左側及び右側の発
光ダイオードLR1乃至LR64の個々の点灯時間を変
更するので、遊技者は、左側及び右側のコーナー用照明
装置8から発せられた照明でもって、何回目の大当たり
または確率変動状態であるかが分かる。もっとも、大当
たりまたは確率変動状態が発生した回数に応じて変更す
る照明方法は、必ずしも上記の態様に限定される訳では
なく、例えば1回目、2回目、3回目の・・発生回数毎
にコーナー用照明装置8の照明方法を変える方法等、そ
の他の照明変更方法を採用しても良い。また、遊技者に
とって有利な遊技状態として、例えば大当たり状態また
は確率変動状態以外のものを採用しても良い。それによ
り、例えば早朝からそのパチンコ遊技機1を使用する遊
技者は、遊技者にとって有利な遊技状態を、自分が何回
発生させたかを確認しながら、例えば遊技に勝つ方法等
を検討できる。また、例えば昼とか夜に、パチンコ遊技
機1を使用する遊技者は、自分以外の者によって、遊技
者にとって有利な遊技状態が、朝から既に何回発生した
かを把握することができるので、これから遊技を行う場
合、または、遊技を継続する場合に、パチンコ遊技機1
の選択の際の参考となる。
【0169】このように各入賞データ及び大当たり等の
遊技データ、及びエラーデータ等の制御信号を、賞球基
板36のCPU36A、音声基板33のCPU33A、
ランプ基板34のCPU34A、及び表示基板35のC
PU35Aに出力するので、制御信号についての細かな
内容を表すデータをできるだけ減らして、主基板32上
のCPU32A等の負担をできるだけ軽減することがで
きる。かかる構成により、賞球基板36のROM36
B、RAM36C等、音声基板33のROM33B、R
AM33C等、ランプ基板34のROM34B、RAM
34C等、及び表示基板35のROM35B、RAM3
5C等は、各入賞データ、大当たり等の遊技データ、及
びエラーデータ等の制御信号について、細かな内容を表
すデータ及びプログラム等を記憶することになるが、R
OM36B、33B乃至35B及びRAM36C、33
C乃至35Cを記憶容量の大きい高機能のものを使用で
きるので、パチンコ遊技機1全体の機能を向上させるこ
とができる。それにより、遊技領域2の周囲にコーナー
用照明装置8を配置するパチンコ遊技機1において、コ
ーナー用照明装置8は複数の発光ダイオードLR1乃至
LR64を相互に近接して配置する発光ダイオードグル
ープL1、L2を備えており、また、発光ダイオードグ
ループL1、L2の発光方法を変更するランプ基板34
のCPU34A等と、大当たり等(遊技者にとって有利
な遊技状態)が発生した際に、その発生回数に応じてそ
の発光方法を異ならせるランプ基板34のCPU34A
等とを備えるので、大当たり等の発生回数毎に発光ダイ
オードグループL1、L2の発光方法を変える。このよ
うに発光ダイオードグループL1、L2における発光ダ
イオードLR1乃至LR64の個々の点灯により、発光
ダイオードLR1乃至LR64から発せられた発光は、
例えば全体的にまたは部分的につながったり、あるいは
動いたりするように見えるが、大当たり等の発生回数に
応じて発光方法が異なるので、何回目の大当たりである
かが分かる。それにより、例えば早朝からそのパチンコ
遊技機1を使用する遊技者は、大当たり等を、自分が何
回発生させたかを確認しながら、例えば遊技に勝つ方法
等を検討できる。また、例えば昼とか夜にパチンコ遊技
機1を使用する遊技者は、自分以外の者によって、大当
たり等が、朝から既に何回発生したかを把握することが
できるので、これから遊技を行う場合、または、遊技を
継続する場合に、パチンコ遊技機1の選択の際の参考と
なる。従って、このパチンコ遊技機1は、遊技者が遊技
を行う際に、遊技者にとって利用価値の高いものとな
る。
【0170】尚、上記実施形態における遊技領域2のコ
ーナーに配置されていた風車13を、図26に示すよう
な、例えば電飾ランプ付きの風車127に変更しても良
い。例えば遊技領域2の例えば構造物内に、発光ダイオ
ードLED1乃至LED6を相互に近接してマトリック
ス状に配置してもよい。この場合、上記実施形態と同様
に、発光ダイオードグループを構成する発光ダイオード
LED1乃至LED6相互間の距離が短く、大当たり等
が何回発生したかを容易に把握することができるよう
に、大当たり等の発生回数に応じて照明方法を変える。
具体的には、発光ダイオードLED1乃至LED6の駆
動方法を変えることによって、照明が例えば全体的にま
たは部分的につながったり、あるいは動いたりするよう
に見えるようにする。そして、発光ダイオードLED1
乃至LED6を駆動する駆動素子(図示せず)と同一基
板上に配置されるのが望ましく、また、これら駆動素子
及び発光ダイオードLED1乃至LED6を基板上に装
着されている配線パターンにより接続されるのが望まし
い。
【0171】このような構造物(例えば電飾付き風車)
に発光ダイオードLED1乃至LED6を配置した場
合、発光ダイオードグループの点灯を、大当たり等の発
生回数に応じて例えば1個毎または複数個毎に一方向に
流れるように制御してもよく、その場合、遊技盤の構造
物(例えば電飾付き風車)における照明が、遊技者等の
視覚に訴えて遊技者等に注目させ、興趣を増大させるこ
とができる。また、入賞口の変形例として、図27に示
すように、電飾ランプが施された電飾付き入賞口145
の内部に、発光ダイオードLED11乃至LED18等
を相互に近接して配置してもよい。この場合、上記実施
形態と同様に、発光ダイオードLED11乃至LED1
8は、発光ダイオードグループとして、それを駆動する
駆動素子(図示せず)と同一基板上に配置されるのが望
ましく、また、これら駆動素子及び発光ダイオードLE
D11乃至LED18を基板上に装着されている配線パ
ターンにより接続されるのが望ましい。そして、左側ま
たは右側コーナー用の照明装置8の発光方法の場合と同
様に、遊技者にとって有利な遊技状態が発生した際に、
ランプ基板34のCPU34A等(発光制御手段)は、
その発生回数に応じて、電飾ランプ付きの風車127ま
たは電飾ランプが施された電飾付き入賞口145の発光
方法を異ならせる。具体的には、発光ダイオードLED
1乃至LED6、LED11乃至LED18の点灯によ
る照明を、大当たり1回目には時計回り、大当たり2回
目には反時計回りに回転するように見えるよう制御す
る。それにより、例えば大当たりまたは確率変動状態等
の発生回数毎に、発光ダイオードLED1乃至LED
6、LED11乃至LED18の発光方法が変わること
になる。この電飾部材18をカラー電飾ランプ付きの肩
電飾部材129に変更しても良い。カラー電飾ランプ付
きの肩電飾部材129内には、図28及び図29に示す
ように、複数の発光ダイオードを相互に近接して配置し
た第1乃至第5の発光ダイオードグループG1〜G5が
配置されるので、カラーの発光ダイオードグループG1
〜G5内で相互に近接した発光ダイオードを例えば順番
に点灯することにより、発光ダイオードグループG1〜
G5から発せられたカラー照明は、例えば全体的にまた
は部分的につながったり、あるいは動いたりするように
見える。具体的には、第1乃至第5の発光ダイオードグ
ループG1〜G5が、カラー電飾ランプ付きの肩電飾部
材129内の基板GK1の表面側に配置されており、そ
の基板GK1の裏面側がカバー体GK2により覆われて
いる。基板GK1の表面側はカバー体GK3により覆わ
れ、そのカバー体GK3内には、レンズ体(図示せず)
が発光ダイオードグループG1〜G5の照射光を導くよ
うに配置されている。
【0172】上方側の第1の発光ダイオードグループG
1は、橙色の発光ダイオードG1d、赤色の発光ダイオ
ードG1r、緑色の発光ダイオードG1g、黄色の発光
ダイオードG1yを備えている。そして、第1の発光ダ
イオードグループG1は、橙色の発光ダイオードG1
d、赤色の発光ダイオードG1r、緑色の発光ダイオー
ドG1g、黄色の発光ダイオードG1yを個別に点灯す
ることができる。その第1の発光ダイオードグループG
1の下方側に隣接する第2の発光ダイオードグループG
2は、赤色の発光ダイオードG2r、橙色の発光ダイオ
ードG2d、青色の発光ダイオードG2b、緑色の発光
ダイオードG2g、黄色の発光ダイオードG2yを備え
ている。この場合、第2の発光ダイオードグループG2
は、赤色の発光ダイオードG2r、橙色の発光ダイオー
ドG2d、青色の発光ダイオードG2b、緑色の発光ダ
イオードG2g、黄色の発光ダイオードG2yを個別に
点灯することができる。また、第2の発光ダイオードグ
ループG2の下方側に隣接する第2の発光ダイオードグ
ループG2の下方側に隣接する第3の発光ダイオードグ
ループG3は、赤色の発光ダイオードG3r、橙色の発
光ダイオードG3d、青色の発光ダイオードG3b、緑
色の発光ダイオードG3g、黄色の発光ダイオードG3
yを備えている。この場合、第3の発光ダイオードグル
ープG3は、赤色の発光ダイオードG3r、橙色の発光
ダイオードG3d、青色の発光ダイオードG3b、緑色
の発光ダイオードG3g、黄色の発光ダイオードG3y
を個別に点灯することができる。また、第3の発光ダイ
オードグループG3の下方側に隣接する第4の発光ダイ
オードグループG4は、赤色の発光ダイオードG4r、
橙色の発光ダイオードG4d、青色の発光ダイオードG
4b、緑色の発光ダイオードG4g、黄色の発光ダイオ
ードG4yを備えている。第4の発光ダイオードグルー
プG4は、赤色の発光ダイオードG4r、橙色の発光ダ
イオードG4d、青色の発光ダイオードG4b、緑色の
発光ダイオードG4g、黄色の発光ダイオードG4yを
個別に点灯することができる。第4の発光ダイオードグ
ループG4の下方側に隣接する第5の発光ダイオードグ
ループG5は、橙色の発光ダイオードG5d、青色の発
光ダイオードG5b、緑色の発光ダイオードG5g、黄
色の発光ダイオードG5yを備えている。そして、第5
の発光ダイオードグループG5は、橙色の発光ダイオー
ドG5d、赤色の発光ダイオードG5r、緑色の発光ダ
イオードG5g、黄色の発光ダイオードG5yを個別に
点灯することができる。また、遊技盤上の構造物として
は、例えば電飾付き風車、役物、肩電飾部材、電飾付き
入賞口以外のものを用いても良い。
【0173】そして、左側または右側コーナー用の照明
装置8の発光方法の場合と同様に、例えば大当たり等の
遊技者にとって有利な遊技状態が発生した際に、ランプ
基板34のCPU34A等(発光制御手段)は、その発
生回数に応じてカラー電飾ランプ付きの肩電飾部材12
9の発光方法を異ならせる。具体的には、発光ダイオー
ドグループG1〜G5の点灯による照明を、大当たり1
回目には赤色、大当たり2回目には青色、大当たり3回
目には黄色にするように制御する。それにより、例えば
大当たりまたは確率変動状態等の発生回数毎に発光ダイ
オードグループG1〜G5の発光方法が変わることにな
る。
【0174】次に、他の実施の形態として、図30に示
すフローチャートに従って、確率変動(第2通常遊技状
態)が連続に発生した連続発生回数により、照明方法を
異ならせるための動作を示す。ランプ基板34上のCP
U34Aは、大当たりを示すデータの制御信号F5が入
力した回数を表す大当たり回数データ、及び、確率変動
を示すデータの制御信号が入力した回数を表す確率変動
回数データを、RAM34Cに予め記憶する(S9
0)。この場合、ランプ基板34上のCPU34Aは、
RAM34Cに記憶されたデータに基づいて検出手段と
して動作し、確率変動を示すデータの制御信号が連続に
入力したことを検出する。そして、ランプ基板34上の
CPU34Aは、連続確率変動の連続発生回数データが
3回未満か否かを判断する(S91)。ランプ基板34
上のCPU34Aは、連続確率変動の連続発生回数デー
タが3回未満であると判断した場合(S91:YE
S)、ランプ基板34のCPU34Aは、左側及び右側
のコーナー用照明装置8を、第1の点灯パターンでの切
換タイミングを、長い点灯時間、例えば8秒の点灯時間
の切換タイミングで30秒間点灯する(S92)。ま
た、ランプ基板34上のCPU34Aは、連続確率変動
の連続発生回数データが3回以上であると判断した場合
(S91:NO)、連続確率変動の連続発生回数データ
が5回未満か否かを判断する(S93)。ランプ基板3
4上のCPU34Aは、連続確率変動の連続発生回数デ
ータが3回以上5回未満であると判断した場合(S9
3:YES)、ランプ基板34のCPU34Aは、左側
及び右側のコーナー用照明装置8を、第1の点灯パター
ンでの切換タイミングを、S92よりは短い点灯時間、
例えば6秒の点灯時間の切換タイミングで30秒間点灯
する(S94)。そして、ランプ基板34上のCPU3
4Aは、連続確率変動の連続発生回数データが7回以上
であるか否かを判断する(S95)。ランプ基板34上
のCPU34Aは、連続確率変動の連続発生回数データ
が7回以上であると判断した場合(S95:YES)、
ランプ基板34のCPU34Aは、左側及び右側のコー
ナー用照明装置8を、第1の点灯パターンでの切換タイ
ミングを、S94よりは短い点灯時間、例えば4秒の点
灯時間の切換タイミングで30秒間点灯する(S9
6)。ランプ基板34上のCPU34Aは、何らかの原
因で、確率変動の連続発生回数データが5回以上でない
と判断した場合(S95:NO)、最初に復帰する。も
っとも、これらの照明方法は例示であって、大当たりの
連続発生回数により、照明方法を異ならせるためのもの
であれば、その他の点灯時間または点灯パターンの照明
方法を採用しても何ら構わない。
【0175】以上説明した如く、遊技領域2に設けられ
た第1種始動入賞口17にパチンコ球が入賞することに
より、左側変動図柄X1、中央変動図柄X1及び右側変
動図柄X1を変動表示させるLCD表示器4b(特別図
柄表示装置)を遊技領域2以外の部分に配置したパチン
コ遊技機1において、遊技盤T1上に配置されたまたは
遊技盤T1周囲に配置された左側及び右側コーナー用の
照明装置8(発光源)と、左側または右側コーナー用の
照明装置8の発光方法を変更するランプ基板34のCP
U34A等(発光変更手段)と、遊技者にとって有利な
遊技状態が発生した際に、その発生回数に応じて前記左
側または右側コーナー用の照明装置8の発光方法を異な
らせるランプ基板34のCPU34A等(発光制御手
段)とを備えるので、大当たりまたは確率変動状態等の
発生回数毎に発光ダイオードグループL1、L2(発光
源)の発光方法が変わることになる。更に、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であるこ
とは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。 (a)前記実施形態では、ランプ基板34のCPU34
Aが、主基板32の演算部としてのCPU32Aから制
御信号を入力した場合、RAM34Cを使用しながらR
OM34Bから点灯パターンデータを読み出して、コー
ナー用照明回路8の発光ダイオードグループL1及びL
2の点灯動作を制御する態様を採用したが、これ以外の
態様を採用してもよい。 (b)前記実施形態では、多数の発光ダイオードLR1
乃至LR64を基板上に装着されている配線パターンに
より接続する構成であったが、上記配線パターン以外の
方法で接続しても良い。 (c)前記実施形態では、発光ダイオードLR1乃至L
R64は、マトリックス状に基板上に配置されていた
が、上記マトリックス状以外の方法を採用しても良い。 (d)前記実施形態では、発光ダイオードLR1乃至L
R64が配置される基板と、発光ダイオードグループL
1及びL2を駆動する駆動素子が配置される基板とが同
一の基板上に配置されていたが、上記駆動素子が配置さ
れる基板以外の基板に配置しても良い。
【0176】(e)前記実施形態では、発光ダイオード
グループL1及びL2の点灯を制御するランプ基板34
上の照明回路と、この照明回路を制御する主基板32上
の制御回路とを少なくとも備え、この照明回路は、その
演算処理部としてのCPU34Aが駆動する際に使用す
る発光ダイオードグループL1及びL2の点灯データを
少なくとも記憶するメモリーとしてのROM34Bを備
える構成であったが、必ずしもその構成に限定される訳
ではない。 (f)前記実施形態では、発光ダイオードグループL1
及びL2の点灯パターンとしては、左側及び右側コーナ
ー用の照明装置8において、主として発光ダイオードの
複数個毎の点滅動作を行う構成であったが、これ以外の
方法を採用しても良い。例えば左方向から右方向に向か
って1個毎の点滅動作をしてもよい。また、点滅動作の
周期を演出効果を高めるように変更しても良い。また、
発光ダイオードグループL1及びL2の点灯は、遊技内
容と関連するように制御されていたが、遊技内容と関連
させない態様等、これ以外の点灯方法であっても良い。
遊技内容としては、例えば遊技者にとって有利な遊技状
態または遊技者にとって有利でない状態とを区別しても
よい。遊技者にとって有利な遊技状態としては、例えば
大当たり状態、通常当たり状態、リーチ状態、時短状
態、確率変動状態等がある。そして、遊技者にとって有
利でない状態とは、これら遊技者にとって有利な遊技状
態以外の場合をいう。 (g)前記実施形態では、パチンコ遊技機としては、第
1種パチンコ機であったが、この第1種パチンコ機に限
らず、例えば第2種パチンコ機、第3種パチンコ機に適
用しても良い。そして、発光ダイオードグループの点灯
は、第2種パチンコ機の遊技内容(例えば特別入賞装置
の羽物部材の動作、Vゾーンへの入賞等)または第3種
パチンコ機の遊技内容(例えば権利発生、Vゾーンへの
入賞等)と関連するように制御してもよい。 (h)また、主基板は、遊技者にとって有利な遊技状態
になるが発生する毎に、その旨を示すデータをメモリに
記憶させて、主基板がパチンコ遊技機の電源起動時から
発生した遊技者にとって有利な遊技状態の発生回数を検
出し、その回数が一定値(例えば30回)に達した場
合、その状態にならないように制限するべく、例えばエ
ラー状態にして、遊技者にとって有利な遊技状態を発生
させないようにしてもよい。 (i)また、カード式パチンコ遊技機において、この発
明を実施してもよい。尚、このカード式パチンコ遊技機
とは、プリペイドカード等により球貸し等を行うことが
できるパチンコ機をいう。また、遊技機の一例としてパ
チンコ遊技機を例示したが、それ以外のスロット機等の
遊技機であっても良い。
【0177】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1に係る遊技
機によれば、所定の条件が成立した場合に、遊技者にと
って有利な遊技状態が発生する遊技機において、遊技盤
上または遊技盤周囲に配置された発光源と、前記発光源
の発光方法を変更する発光変更手段と、遊技者にとって
有利な遊技状態が発生した際に、その発生回数に応じて
前記発光源の発光方法を異ならせる発光制御手段とを備
えるので、遊技者にとって有利な遊技状態の発生回数に
応じて発光方法が異なり、遊技者及びその周囲に居る人
は、遊技者にとって有利な遊技状態が何回発生したかを
容易に把握することができる。それにより、早朝から遊
技機を使用する遊技者は、遊技者にとって有利な遊技状
態を、自分が何回発生させたかを確認しながら遊技に勝
つ方法を検討できる。また、昼とか夜に遊技機を使用す
る遊技者は、自分以外の者によって、遊技者にとって有
利な遊技状態が、朝から既に何回発生したかを把握する
ことができるので、これから遊技を行う場合、または、
遊技を継続する場合に、遊技機の選択の際の参考とな
る。従って、この遊技機は、遊技者が遊技を行う際に、
遊技者にとって利用価値の高いものとなる。
【0178】請求項2に係る遊技機によれば、遊技者に
とって有利な遊技状態は、遊技者にとって格別有利な遊
技状態を発生させにくい第1通常遊技状態と、前記第1
通常遊技状態よりも遊技者にとって有利な遊技状態を発
生させやすい第2通常遊技状態とを含み、前記発光制御
手段は、前記第2通常遊技状態の発生回数に応じて、前
記発光源の発光方法を異ならせるので、遊技者及びその
周囲に居る人は、遊技者にとって格別有利な第2通常遊
技状態が何回発生したかを容易に把握することができ
る。それにより、例えば早朝からその遊技機を使用する
遊技者は、遊技者にとって格別有利な第2通常遊技状態
を、自分が何回発生させたかを確認しながら、例えば遊
技に勝つ方法等を検討できる。また、例えば昼とか夜に
遊技機を使用する遊技者は、自分以外の者によって、遊
技者にとって格別有利な第2通常遊技状態が、朝から既
に何回発生したかを把握することができるので、これか
ら遊技を行う場合、または、遊技を継続する場合に、遊
技機の選択の際の参考となる。従って、この遊技機は、
遊技者が遊技を行う際に、遊技者にとって利用価値の高
いものとなる。
【0179】請求項3に係る遊技機によれば、遊技者に
とって有利な遊技状態の発生回数または前記第2通常遊
技状態の発生回数を検出する検出手段と、その検出値が
一定値に達した場合、遊技者にとって有利な遊技状態ま
たは前記第2通常遊技状態の発生を制限する制限手段と
を備えるので、遊技者にとって有利な遊技状態が発生し
た回数が一定値に達し、または前記第2通常遊技状態が
発生した回数が一定値に達した場合、遊技者にとって有
利な遊技状態または前記第2通常遊技状態にならない。
そのため、遊技者の期待感が高まり過ぎることがなく、
また、その遊技機を備える遊技店にとっては、遊技者に
とって有利な遊技状態等の発生過多による不利益が大き
くならない。
【0180】また、請求項4に係る遊技機によれば、前
記発光制御手段は、前記第2通常遊技状態が所定回数連
続に発生した場合に、前記発光源の発光方法を異ならせ
るので、第2通常遊技状態が発生した連続回数が所定値
に達した場合、発光源の発光方法が異なるので、遊技者
及びその周囲に居る人は、遊技者にとって格別有利な第
2通常遊技状態が、連続所定回数(例えば連続3回)発
生したことを容易に把握することができる。
【0181】また、請求項5に係る遊技機によれば、遊
技者にとって有利な遊技状態の発生回数または前記第2
通常遊技状態が発生した回数を検出する検出手段を備
え、その検出値がある回数になると、前記発光制御手段
は、前記発光源の発光方法を異ならせるので、遊技者及
びその周囲に居る人は、遊技者にとって有利な遊技状態
または遊技者にとって格別有利な第2通常遊技状態が、
ある回数(例えば5回または10回)発生したことを容
易に把握することができる。
【0182】また、請求項6に係る遊技機によれば、前
記発光源は、複数の発光ダイオードが相互に近接して配
置された発光ダイオードグループを備え、この発光ダイ
オードグループは、前記遊技盤の遊技領域の前面側周囲
に配置されているので、遊技盤の遊技領域の前面側周囲
において相互に近接した発光ダイオードを、大当たり等
の遊技者にとって有利な遊技状態の発生回数に応じて、
例えば順番または所定個数毎に点灯することにより、発
光ダイオードから発せられた発光は、その発生回数に応
じて変化し、例えば全体的にまたは部分的につながった
り、または動いたりするように見える。それにより、遊
技盤の遊技領域の前面側周囲における発光が、大当たり
等の遊技者にとって有利な遊技状態の発生回数に応じて
変化し、遊技者等の視覚に訴えて遊技者等に注目させ、
興趣を増大させることができる。
【0183】また、請求項7に係る遊技機によれば、前
記発光源は、複数の発光ダイオードが相互に近接して配
置された発光ダイオードグループを備え、この発光ダイ
オードグループは、前記遊技盤上の役物、肩電飾部材、
電飾付き入賞口、または電飾付き風車の内のいずれかに
配置されているので、この役物等において相互に近接し
た発光ダイオードを、大当たり等の遊技者にとって有利
な遊技状態の発生回数に応じて例えば順番または所定個
数毎に点灯する。それにより、これら役物等の発光ダイ
オードから発せられた発光は、その発生回数に応じて変
化し、例えば全体的にまたは部分的につながったり、ま
たは動いたりするように見える。従って、遊技盤の役
物、肩電飾部材、電飾付き入賞口、または電飾付き風車
の内のいずれかにおける発光が、大当たり等の遊技者に
とって有利な遊技状態の発生回数に応じて変化し、遊技
者等の視覚に訴えて遊技者等に注目させ、興趣を増大さ
せることができる。
【0184】また、請求項8に係る遊技機によれば、前
記発光源は、複数の発光ダイオードが相互に近接して配
置された発光ダイオードグループを備え、この発光ダイ
オードグループは、マトリックス状に基板上に配置され
ているので、発光ダイオードをマトリックス状に高密度
に配置でき、発光ダイオードグループを配置する基板を
全体として小型化することができる。従って、相互に近
接した発光ダイオードを、大当たり等の発生回数に応じ
て、例えば順番または所定個数毎に点灯することによ
り、高密度に配置された発光ダイオードから発せられた
発光は、その発生回数に応じて変化し、例えば全体的に
または部分的につながったり、あるいは動いたりするよ
うに見える。それにより、マトリックス状に基板上に配
置された発光ダイオードの発光が、大当たり等の遊技者
にとって有利な遊技状態の発生回数に応じて変化し、遊
技者等の視覚に訴えて遊技者等に注目させ、興趣を増大
させることができる。
【0185】また、請求項9に係る遊技機によれば、前
記発光ダイオードグループの点灯を制御する照明回路
と、この照明回路を制御する主基板上の制御回路とを少
なくとも備え、この照明回路は、その駆動する際に使用
する発光ダイオードグループの点灯データを少なくとも
記憶するメモリーを備え、前記主基板上の制御回路が、
前記照明回路に制御信号を出力することにより、前記照
明回路は、前記メモリーに記憶された点灯データを読み
出して、前記発光ダイオードグループの点灯を制御する
ので、主基板上の制御回路から制御信号を入力する照明
回路は、前記メモリーに記憶された点灯データを読み出
して、発光ダイオードグループの点灯を制御する。それ
により、照明回路がそのメモリーに記憶された、例えば
大当たり等の発生回数に応じた点灯データを読み出し
て、発光ダイオードグループの点灯を制御するため、主
基板上の制御回路の負担を軽減し、結果的に主基板上の
制御回路を小型化することができる。
【0186】また、請求項10に係る遊技機によれば、
前記発光ダイオードグループの点灯は、発光ダイオード
1個毎または複数個毎に制御されているので、1個数毎
または複数個毎に制御される発光ダイオードの点灯は、
遊技者にとって有利な遊技状態の発生回数に応じて異な
り、遊技者等の視覚に訴えて遊技者等に注目させ、興趣
を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施形態に係るパチンコ遊技機全体を示し
た斜視図である。
【図2】この実施形態に係るパチンコ遊技機全体を示し
た正面図である。
【図3】この実施形態に係るパチンコ遊技機全体を示し
た正面図であって、前扉を開いた状態を示す。
【図4】この実施形態に係るパチンコ遊技機全体を示し
た斜視図であって、更に前扉を開いた状態を示す。
【図5】この実施形態に係るコーナー用照明装置に用い
られる両方側のプリント配線基板を拡大して示した正面
図である。
【図6】この実施形態に係るコーナー用照明装置に用い
られる左方側のプリント配線基板を拡大して示した正面
図である。
【図7】この実施形態に係るコーナー用照明装置に用い
られる右方側のプリント配線基板を拡大して示した正面
図である。
【図8】実施形態に係るパチンコ遊技機に係る制御シス
テムを示すブロック図である。
【図9】この実施形態に係るコーナー用照明装置の具体
的な回路図である。
【図10】(a)乃至(d)は、実施形態に係るパチン
コ遊技機の発光データテーブルを示す図である。
【図11】(a)及び(b)は、実施形態に係るパチン
コ遊技機の表示データテーブルを示す図である。
【図12】(a)及び(b)は、実施形態に係るパチン
コ遊技機の音データテーブルを示す図である。
【図13】実施形態に係るパチンコ遊技機の主基板の制
御回路の概略動作を示すフローチャートである。
【図14】実施形態に係るパチンコ遊技機の表示回路の
概略動作を示すフローチャートである。
【図15】実施形態に係るパチンコ遊技機の音声回路の
概略動作を示すフローチャートである。
【図16】実施形態に係るパチンコ遊技機の照明回路の
概略動作を示すフローチャートである。
【図17】実施形態に係るパチンコ遊技機の照明回路の
エラー点灯を示すフローチャートである。
【図18】実施形態に係るパチンコ遊技機の照明回路
が、大当たりが発生した発生回数毎に照明方法を異なら
せるための動作を示すフローチャートである。
【図19】この実施の形態に係るコーナー用照明装置の
照明方法を示した正面図である。
【図20】この実施の形態に係るコーナー用照明装置の
照明方法を示した正面図である。
【図21】この実施の形態に係るコーナー用照明装置の
照明方法を示した正面図である。
【図22】この実施の形態に係るコーナー用照明装置の
照明方法を示した正面図である。
【図23】この実施の形態に係る左側コーナー用照明装
置の点灯動作の照明方法を示した正面図である。
【図24】この実施の形態に係る右側コーナー用照明装
置の点灯動作の照明方法を示した正面図である。
【図25】この実施の形態に係る左側及び右側コーナー
用照明装置の点滅動作の照明方法を示した正面図であ
る。
【図26】他の実施の形態に係る照明装置としての電飾
付き風車を示した拡大正面図である。
【図27】他の実施の形態に係る電飾ランプ付き入賞口
を示した拡大正面図である。
【図28】他の実施の形態に係る肩電飾部材を示した拡
大正面図である。
【図29】図28に示す肩電飾部材の拡大側面図であ
る。
【図30】他の実施の形態に係るフローチャートであっ
て、確率変動が連続に発生した発生回数毎に照明方法を
異ならせるための動作を示す。
【符号の説明】
1・・・パチンコ遊技機(遊技機) 2・・・遊技領域 3・・・上部受け皿(受け皿) 4a・・・外部スピーカ 4b・・・LCD表示器(特別図柄変動装置) 5・・・下部受け皿 6・・・ハンドル 8・・・コーナー用の照明装置(発光源) 9・・・前扉 10・・・接続端子 11・・・音量調整用操作部材 14、15、22、23、25、26・・・入賞口 17・・・第1種始動入賞口 17A・・・第1種始動入賞口スイッチ 20、21・・・普通図柄変動用ゲート 24・・・大入賞口 X1・・・左側変動図柄、中央変動図柄、右側変動図柄
(図柄表示) T1・・・遊技盤 N1・・・入賞口スイッチ 31・・・電源基板 32・・・主基板 32E・・・クロック回路 33・・・音声基板 34・・・ランプ基板 35・・・表示基板 36・・・賞球基板 32A、33A、34A、35A、36A・・・CPU
(演算処理部) 32B、33B、34B、35B、36B・・・ROM
(メモリー) 32C、33C、34C、35C、36C・・・RAM
(メモリー) K1・・・大当たり用カウンタ K2・・・通常当たり用カウンタ K3・・・大当たり用保留カウンタ K4・・・通常当たり用保留カウンタ P1・・・大当たり数値用記憶部 P2・・・通常当たり数値用記憶部 P3・・・確率変動数値用記憶部 P4・・・リーチ後はずれデータ記憶部 SEG1乃至SEG8・・・信号線(配線パターン) COM1乃至COM8・・・信号線(配線パターン) SD・・・8チャンネルソースドライバ(駆動素子) SR1、SR2・・・8ビットシフトレジスタ(駆動素
子) W1・・・枠機構部 W2・・・盤面機構部 W3・・・枠ランプ W4・・・表示器 W5・・・盤面ランプ L1、L2、G1〜G5・・・発光ダイオードグループ LR1乃至LR64・・・発光ダイオード LED1乃至LED6・・・発光ダイオード LED11乃至LED18・・・発光ダイオード G1d〜G1g、G2d〜G2g、G3d〜G3g・・
・発光ダイオード G4d〜G4g、G5d〜G5g・・・発光ダイオード 129・・・肩電飾部材 127・・・電飾付き風車 145・・・電飾付き入賞口

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の条件が成立した場合に、遊技者に
    とって有利な遊技状態が発生する遊技機において、 遊技盤上または遊技盤周囲に配置された発光源と、 前記発光源の発光方法を変更する発光変更手段と、 遊技者にとって有利な遊技状態が発生した際に、その発
    生回数に応じて前記発光源の発光方法を異ならせる発光
    制御手段とを備えることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、 遊技者にとって有利な遊技状態は、遊技者にとって格別
    有利な遊技状態を発生させにくい第1通常遊技状態と、
    前記第1通常遊技状態よりも遊技者にとって有利な遊技
    状態を発生させやすい第2通常遊技状態とを含み、 前記発光制御手段は、前記第2通常遊技状態の発生回数
    に応じて、前記発光源の発光方法を異ならせることを特
    徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の遊技機において、 遊技者にとって有利な遊技状態の発生回数または前記第
    2通常遊技状態の発生回数を検出する検出手段と、その
    検出値が一定値に達した場合、遊技者にとって有利な遊
    技状態または前記第2通常遊技状態の発生を制限する制
    限手段とを備えることを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の遊技機において、 前記発光制御手段は、前記第2通常遊技状態が所定回数
    連続に発生した場合に、前記発光源の発光方法を異なら
    せることを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の遊技機において、 遊技者にとって有利な遊技状態の発生回数または前記第
    2通常遊技状態が発生した回数を検出する検出手段を備
    え、その検出値がある回数になると、前記発光制御手段
    は、前記発光源の発光方法を異ならせることを特徴とす
    る遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一に
    記載の遊技機において、 前記発光源は、複数の発光ダイオードが相互に近接して
    配置された発光ダイオードグループを備え、この発光ダ
    イオードグループは、前記遊技盤の遊技領域の前面側周
    囲に配置されていることを特徴とする遊技機。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか一に
    記載の遊技機において、 前記発光源は、複数の発光ダイオードが相互に近接して
    配置された発光ダイオードグループを備え、この発光ダ
    イオードグループは、前記遊技盤上の役物、肩電飾部
    材、電飾付き入賞口、または電飾付き風車の内のいずれ
    かに配置されていることを特徴とする遊技機。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれか一に
    記載の遊技機において、 前記発光源は、複数の発光ダイオードが相互に近接して
    配置された発光ダイオードグループを備え、この発光ダ
    イオードグループは、マトリックス状に基板上に配置さ
    れていることを特徴とする遊技機。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至請求項8のいずれか一に
    記載の遊技機において、 前記発光ダイオードグループの点灯を制御する照明回路
    と、この照明回路を制御する主基板上の制御回路とを少
    なくとも備え、この照明回路は、その駆動する際に使用
    する発光ダイオードグループの点灯データを少なくとも
    記憶するメモリーを備え、前記主基板上の制御回路が、
    前記照明回路に制御信号を出力することにより、前記照
    明回路は、前記メモリーに記憶された点灯データを読み
    出して、前記発光ダイオードグループの点灯を制御する
    ことを特徴とする遊技機。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の遊技機において、 前記発光ダイオードグループの点灯は、発光ダイオード
    1個毎または複数個毎に制御されていることを特徴とす
    る遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007136105A (ja) * 2005-11-23 2007-06-07 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機
JP2010082206A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2010082207A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

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