JP2001327662A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001327662A
JP2001327662A JP2000187575A JP2000187575A JP2001327662A JP 2001327662 A JP2001327662 A JP 2001327662A JP 2000187575 A JP2000187575 A JP 2000187575A JP 2000187575 A JP2000187575 A JP 2000187575A JP 2001327662 A JP2001327662 A JP 2001327662A
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emitting diode
lighting
emitting diodes
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JP2000187575A
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English (en)
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Satoshi Nagata
敏 永田
Tomomichi Nomura
知道 野村
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Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の発光ダイオードが相互に近接して配置
された発光ダイオードグループを備え、発光ダイオード
の点灯により、遊技者の視覚に訴えて遊技者に注目させ
て、興趣を増大させることができる遊技機を提供するこ
と。 【解決手段】 パチンコ機1は、遊技盤2の周囲にコー
ナー用照明装置10を配置する。そのコーナー用照明装
置10は、複数の発光ダイオードLR1乃至LR64が
相互に近接して配置された発光ダイオードグループL
1、L2を備える。発光ダイオードグループL1、L2
における発光ダイオードLR1乃至LR64の個々の点
灯により、発光ダイオードLR1乃至LR64から発せ
られた照明は、全体としてつながったり、あるいは動い
たりするように見える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤上または遊
技盤周囲に照明装置を配置する遊技機に関するものであ
り、特に、複数の発光ダイオードが相互に近接して配置
された発光ダイオードグループを備えた照明装置の発光
ダイオードの点灯により、遊技者に注目させて、興趣を
増大させることができる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一種であるパチンコ機の遊技盤
面または遊技盤周囲には、従来からランプ照明装置が設
けられていたが、このランプ照明装置は、透過性プラス
チックケースの内側に豆電球を設けてなるものであっ
た。そして、ランプ照明装置を左右のコーナーランプと
して使用する場合、賞球払い出し時に、例えば左側コー
ナーランプの内側の豆電球が点灯し、パチンコ球の補給
不良によりタンク空時に、右側コーナーランプの内側の
豆電球が点灯し、賞球ケース内の球切れ時に、左側コー
ナーランプの内側の豆電球が点滅し、下皿満タン時に、
左右コーナーランプの内側の豆電球が点滅する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ランプ照明装置の場合、パチンコ機の状態を、ただ単に
パチンコ店の管理者及び遊技者に報知するにすぎず、遊
技者の関心を引くというものではなかった。そのため、
かかるパチンコ機は、興趣に欠けるという問題があっ
た。本発明は、上記した問題点に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、照明装置として、複数の
発光ダイオードが相互に近接して配置された発光ダイオ
ードグループを備えることにより、これら発光ダイオー
ドの点灯により、遊技者の視覚に訴えて遊技者に注目さ
せ、興趣を増大させることができる遊技機を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る遊技機によれば、遊技盤上または
遊技盤周囲に照明装置を配置する遊技機において、前記
照明装置は、複数の発光ダイオードが相互に近接して配
置された発光ダイオードグループを備えることを特徴と
する。ここで遊技盤の周囲とは、遊技盤の外周付近か
ら、遊技盤を支える枠の周囲まで含めていう。かかる特
徴を有する請求項1に記載の発明において、発光ダイオ
ードグループは、複数の発光ダイオードが相互に近接し
て配置されているので、これら発光ダイオードの個々の
点灯により、発光ダイオードから発せられた照明は、例
えば全体としてつながったり、あるいは動いたりするよ
うに見える。それにより、遊技者の視覚に訴えて遊技者
に注目させ、興趣を増大させることができる。
【0005】また、請求項2に係る遊技機によれば、請
求項1に記載の遊技機において、前記発光ダイオードグ
ループは、前記遊技盤のコーナーに主として配置されて
いることを特徴とする。かかる特徴を有する請求項2に
記載の発明において、発光ダイオードグループを遊技盤
のコーナーに主として配置する場合、遊技盤のコーナー
に配置された、相互に近接した発光ダイオードを例えば
順番に点灯することにより、発光ダイオードから発せら
れた照明は、例えば全体としてつながったり、または動
いたりするように見える。それにより、遊技盤のコーナ
ーにおける照明が、遊技者の視覚に訴えて遊技者に注目
させ、興趣を増大させることができる。
【0006】また、請求項3に係る遊技機によれば、請
求項1または請求項2に記載の遊技機において、前記発
光ダイオードグループは、前記遊技盤上の役物、肩電飾
部材、電飾付き入賞口、または電飾付き風車のいずれか
に主として配置されていることを特徴とする。かかる特
徴を有する請求項3に記載の発明において、発光ダイオ
ードグループを遊技盤上の役物、肩電飾部材、電飾付き
入賞口、または電飾付き風車のいずれかに主として配置
する場合、照明装置として、相互に近接した発光ダイオ
ードを例えば順番に点灯することにより、発光ダイオー
ドから発せられた照明は、例えば全体としてつながった
り、あるいは動いたりするように見える。それにより、
遊技盤の役物、肩電飾部材、電飾付き入賞口、または電
飾付き風車の照明が遊技者の視覚に訴えて遊技者に注目
させ、興趣を増大させることができる。
【0007】また、請求項4に係る遊技機によれば、請
求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の遊技機におい
て、前記発光ダイオードグループは、一列状にまたは複
数列状に配置されていることを特徴とする。かかる特徴
を有する請求項4に記載の発明において、前記発光ダイ
オードを一列状にまたは複数列状に配置した、相互に近
接した発光ダイオードを例えば順番に点灯することによ
り、発光ダイオードから発せられた照明は、一列状にま
たは複数列状に、例えば全体としてつながったり、ある
いは動いたりするように見える。それにより、遊技者の
視覚に訴えて遊技者に注目させ、興趣を増大させること
ができる。
【0008】また、請求項5に係る遊技機によれば、請
求項1乃至請求項4のいずれか一に記載の遊技機におい
て、発光ダイオードグループは、基板上に装着されてい
る配線パターンにより接続されていることを特徴とす
る。この場合、配線パターンとしては、写真製版・印刷
の技術を応用して、絶縁基板上に銅箔等により電気回路
を作るプリント配線パターンが好適である。かかる特徴
を有する請求項5に記載の発明において、前記発光ダイ
オードを基板上に装着されている配線パターンにより接
続するので、配線パターンと発光ダイオードとの接続が
確実になるとともに、その実装も容易になる。
【0009】また、請求項6に係る遊技機によれば、請
求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の遊技機におい
て、前記発光ダイオードグループは、マトリックス状に
基板上に配置されていることを特徴とする。かかる特徴
を有する請求項6に記載の発明において、発光ダイオー
ドグループは、マトリックス状に基板上に配置されてい
るので、発光ダイオードをマトリックス状に高密度に配
置でき、発光ダイオードグループを配置する基板を全体
として小型化することができる。
【0010】また、請求項7に係る遊技機によれば、請
求項1乃至請求項6に記載の遊技機において、前記発光
ダイオードグループを駆動する駆動素子は、発光ダイオ
ードが配置される基板上に配置されていることを特徴と
する。かかる特徴を有する請求項7に記載の発明におい
て、発光ダイオードが配置される基板と、発光ダイオー
ドグループを駆動する駆動素子が配置される基板が同一
であるので、発光ダイオードと駆動素子とが近接して、
発光ダイオードグループ及び駆動素子を配置する基板を
全体として小型化することができる。
【0011】また、請求項8に係る遊技機によれば、請
求項1乃至請求項7のいずれか一に記載の遊技機におい
て、前記発光ダイオード間の距離は、30ミリメートル
以下であることを特徴とする。かかる特徴を有する請求
項8に記載の発明において、発光ダイオード間の距離
は、30ミリメートル以下であるので、相互に近接した
発光ダイオードから発せられた照明の範囲が重複するよ
うに見える。それにより、相互に近接した発光ダイオー
ドを例えば順番に点灯することにより、発光ダイオード
から発せられた照明は、例えば全体としてつながった
り、または動いたりするように見え、遊技者の視覚に訴
えて遊技者に注目させ、興趣を増大させることができ
る。
【0012】また、請求項9に係る遊技機によれば、請
求項1乃至請求項8のいずれか一に記載の遊技機におい
て、前記発光ダイオードグループの点灯を制御する照明
回路と、この照明回路を制御する主基板上の制御回路と
を少なくとも備え、この照明回路は、その演算処理部が
駆動する際に使用する発光ダイオードグループの点灯デ
ータを少なくとも記憶するメモリーを備え、前記主基板
上の制御回路が、前記照明回路に制御信号を出力するこ
とにより、前記照明回路の演算処理部は、前記照明回路
のメモリーに記憶された点灯データを読み出して、前記
発光ダイオードグループの点灯を制御することを特徴と
する。かかる特徴を有する請求項9に記載の発明におい
て、照明回路の演算処理部は、主基板上の制御回路から
制御信号を入力することによって、照明回路のメモリー
に記憶された点灯データを読み出して、発光ダイオード
グループの点灯を制御する。具体的には、主基板上の制
御回路は、照明回路の演算処理部に対して、例えば遊技
者にとって有利な大当たり状態を示す制御信号を出力
し、その制御信号を入力した照明回路の演算処理部は、
例えば点滅サイクルのデータを、照明回路のメモリーか
ら読み出して、発光ダイオードグループの点灯を制御す
る。
【0013】また、請求項10に係る遊技機によれば、
請求項1乃至請求項9のいずれか一に記載の遊技機にお
いて、前記発光ダイオードグループの点灯は、遊技内容
と関連するように制御されている。ここで「遊技内容と
関連するように発光ダイオードグループが点灯する」と
は、例えば遊技者にとって有利な遊技状態または遊技者
にとって有利でない状態とを相互に区別して、その遊技
内容であることを遊技者等に対して知らせるように発光
ダイオードグループを点灯することをいう。また、遊技
内容には、例えばパチンコ機の場合、第1種パチンコ機
の遊技内容に限らず、例えば第2種パチンコ機の遊技内
容、第3種パチンコ機の遊技内容を含めていう。かかる
特徴を有する請求項10に記載の発明において、発光ダ
イオードグループの点灯は、遊技内容と関連するように
制御されているので、発光ダイオードグループの点灯が
変更される結果、例えば遊技者にとって有利な遊技状態
または遊技者にとって有利でない状態等が発生したこと
が容易に把握できる。
【0014】また、請求項11に係る遊技機によれば、
請求項1乃至請求項10のいずれか一に記載の遊技機に
おいて、前記発光ダイオードグループの点灯は、表示内
容と関連するように制御されている。ここで「表示内容
と関連するように発光ダイオードグループが点灯する」
とは、例えば賞球払い出し状態を表示すべき時、パチン
コ球の補給不良によるタンク空の状態を表示すべき時、
賞球ケース内の球切れの状態を表示すべき時、及び下皿
満タン時の状態を表示すべき時等を相互に区別して、そ
の表示内容であることを遊技店管理者または遊技者等に
対して知らせるように発光ダイオードグループを点灯す
ることをいう。かかる特徴を有する請求項11に記載の
発明において、発光ダイオードグループの点灯は、表示
内容と関連するように制御されているので、発光ダイオ
ードグループの点灯が変更される結果、例えば賞球払い
出し状態等が発生したことが容易に把握できる。
【0015】また、請求項12に係る遊技機によれば、
請求項1乃至請求項10のいずれか一に記載の遊技機に
おいて、前記発光ダイオードグループの点灯は、遊技者
にとって有利な遊技状態時に、遊技者にとって有利でな
い状態と比べて異なるように制御されていることを特徴
とする。ここで、遊技者にとって有利な遊技状態とは、
例えば大当たり状態、普通当たり状態、リーチ状態、時
短状態、確率変動状態等をいう。そして、遊技者にとっ
て有利でない状態とは、これら遊技者にとって有利な遊
技状態以外の場合をいう。かかる特徴を有する請求項1
2に記載の発明において、発光ダイオードグループの点
灯は、遊技者にとって有利な遊技状態時に、遊技者にと
って有利でない状態と比べて異なるので、遊技者にとっ
て有利な遊技状態と遊技者にとって有利でない状態とを
容易に判別できる。
【0016】また、請求項13に係る遊技機によれば、
請求項1乃至請求項10のいずれか一に記載の遊技機に
おいて、前記発光ダイオードグループの点灯は、発光ダ
イオード1個毎または複数個毎に制御されていることを
特徴とする。かかる特徴を有する請求項13に記載の発
明において、発光ダイオードグループの点灯は、1個毎
または複数個毎に制御されているので、1個毎の発光ダ
イオードの点灯または複数個毎の発光ダイオードの点灯
は、遊技者の視覚に訴えて遊技者に注目させ、興趣を増
大させることができる。この場合、発光ダイオードグル
ープの点灯を1個毎または複数個毎に一方向に流れるよ
うに制御するのが望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る遊技機をパチンコ機において、具体的した実施形態に
ついて説明すると、図1は実施形態に係るカード式パチ
ンコ機全体を示した正面図である。尚、このカード式パ
チンコ機とは、プリペイドカード等により球貸し等を行
うことができるパチンコ機をいう。カード式パチンコ機
は、いわゆるCR機と称され、図1に示すように、パチ
ンコ機1とカード式球貸機21とによって構成されてい
る。これらパチンコ機1とカード式球貸機21は、左右
に並んで設置されるが、この場合、カード式球貸機21
は、2台のパチンコ機1(左側のパチンコ機は図示せ
ず)の間に位置して、右側のパチンコ機1の左側面側に
位置する。このパチンコ機1は、所定量のパチンコ球を
賞球として払い出す、いわゆる第一種パチンコ機であ
る。このパチンコ機1は、後述する入賞口、特別図柄表
示装置、電動役物及びゲート等の各種構造物を遊技盤2
上に配設している。具体的には、その遊技盤2の下方に
は、賞球貸球用の払出装置61(図4参照)を介して払
い出される賞球を受ける上皿3がプレート4に配設さ
れ、このプレート4はスピーカ3Aを内蔵している。そ
して、その上皿3の下には、上皿3から溢れたパチンコ
球を受ける下皿5が配設されている。また、プレート4
の下方には、発射装置61(図4参照)用の操作ハンド
ル6が設けられており、上皿3上のパチンコ球が、上皿
3に連通する球送り機構(図示せず)を介して、発射装
置6a(図4参照)へ送られるように構成されている。
【0018】また、遊技盤2の前側は、鋼板やステンレ
ス等の金属製のガラス扉9により被覆されており、この
ガラス扉9は、枠体の前側にヒンジ部材等を介して開閉
自在に取り付けられている内枠に取り付けられている。
また、ガラス扉9には、開口部を有する鋼板やステンレ
ス等の金属製のガラス保持枠が、スポット溶接等により
固着されている。そのため、遊技者はかかるガラス保持
枠に装着された2枚のガラスを通して、遊技盤2上の遊
技領域を見ることができる。また、ガラス扉9の上部に
は、遊技中のエラーを表示するエラー表示ランプ7や、
「当たり」を表示する当たり表示ランプ8、8が取り付
けられている。そして、ヒンジ部材等の反対側(右)側
に設けられた鍵穴9bに、遊技店の管理者等が鍵を挿入
して回転操作して、ロックを解除することにより、ガラ
ス扉9を前方側へ開くことができる。尚、ガラス扉9が
前方側へ開放されたことを検出するため、遊技盤2上の
ガラス扉9が開く側に、検出スイッチ9aが設けられて
おり、ガラス扉9が前方側へ開放された場合、この検出
スイッチ9aが検出信号を主基板43(図4参照)に出
力して、エラー表示ランプ7を点灯させる。また、遊技
盤2の両肩部には、賞球払い出し表示及び球切れ表示等
に用いられるコーナー用照明装置ランプ10が設けられ
ているが、このコーナー用照明装置ランプ10の詳細に
ついては、後述する。
【0019】ここで、カード式球貸機21について説明
すると、このカード式球貸機21の上下方向におけるほ
ぼ中央には、カード挿入口22が配設されている。その
カード挿入口22の上方側には、カード利用可能表示ラ
ンプ23、連結台方向表示25、及びカード挿入中表示
ランプ26が下方に向かって順に配設されている。そし
て、カード利用可能表示ランプ23が点灯しているとき
に、遊技者はカード挿入口22にカードを挿入すること
ができる。また、連結台方向表示25は、左右のパチン
コ機1のいずれかを示すことにより、左右どちらのパチ
ンコ機1が、球貸し処理をできるかを表示する。更に、
カード挿入中表示ランプ26は、カードがカード挿入口
22に挿入されている間点灯している。
【0020】また、パチンコ機1の上部受け皿3の中央
付近には、球貸し操作部11が配設されており、この球
貸し操作部11には、度数表示12、貸出スイッチ1
3、貸出スイッチLED14、及び返却スイッチ15が
配設されている。その球貸し操作部11の度数表示12
は、カード残高を表示している。また、貸出スイッチL
ED14が点灯しているときに、貸出スイッチ13の操
作が可能であり、この貸出スイッチ13の操作によっ
て、遊技球の貸し出しが行われるが、貸し出される貸球
は、上部受け皿3に払い出される。そして、遊技者が、
そのパチンコ機1のパチンコ遊技を止めるときは、返却
スイッチ15を操作することによって、そのカード挿入
口22内に挿入されているカードの排出が行われる。
【0021】次に、パチンコ機1における遊技盤2上の
遊技領域の構成について説明する。この遊技領域は、所
定厚さの板材からなる遊技盤2上に入賞口などの各構造
物が配設され、各構造物を囲むように環状のレール18
が遊技盤2上に立設されている。このレール18は、発
射されたパチンコ球を遊技領域内に案内する案内路を構
成し、遊技盤2上の上方側部には、レール18に沿って
打ち込まれるパチンコ球の進行を制限するための段差部
16が設けられている。そして、その段差部16には、
軸支された返しゴム(図示せず)が配設されている。
【0022】また、遊技領域のほぼ中央には、図柄表示
装置を構成するLCD表示器19が遊技盤2の裏面側か
ら前面側へ取り付けられている。このLCD表示器19
は、左側、中央、右側に3個の変動図柄を表示する液晶
パネルである。そして、LCD表示器19の左側、中
央、右側にそれぞれ表示された変動図柄が変動しながら
順番に停止し、全てが停止した状態が全体として所定の
図柄(例えば「777」等)を構成する場合に、遊技者
にとって有利な遊技状態である「いわゆる大当たり」と
なる。また、LCD表示器19の上方または左右には、
入賞口20a、20bが配設されており、これら入賞口
20a、20bには、遊技盤2の裏面に設けられた賞球
樋が連通されている。そして、この入賞口20a、20
bに入ったパチンコ玉を検出する入賞口スイッチ(図示
せず)が、遊技盤2の裏側に設けられており、入賞口2
0a、20bに入賞したことを入賞口スイッチ(図示せ
ず)が検出すると、所定の個数の賞球が上部受皿3に排
出されるように構成されている。また、LCD表示器1
9内の上方部には、変動図柄の始動回数を遊技者に知ら
せるための、変動図柄始動記憶表示器27が設けられて
いる。
【0023】また、LCD表示器19の下方には、第1
種始動口28が配設されており、この第1種始動口28
には、遊技盤2の裏面に設けられた賞球樋が連通されて
いる。そして、この第1種始動口28に入ったパチンコ
玉を検出する始動口スイッチ(図示せず)が遊技盤2の
裏側に設けられており、この第1種始動口28に入賞し
て始動口スイッチが入賞したことを検出すると、LCD
表示器19の変動図柄が回転して、所定の個数の賞球が
上部受皿3に排出されるように構成されている。また、
LCD表示器19の左右上側には、各電飾ランプ29が
設けられており、これら電飾ランプ29は、LCD表示
器19の変動図柄が変動する際に点滅する。
【0024】また、第1種始動口28の左右下側には、
各ゲート30が配設されている。このゲート30には、
パチンコ球の通過を検出する検出スイッチ(図示せず)
が備えられ、この検出スイッチがパチンコ球の通過を検
出することにより、LCD表示器19と入賞口20aと
の間にある普通図柄表示器20が所定の数字等を表示す
るように構成されている。普通図柄表示器20が停止し
た状態が所定の図柄(例えば「7」等)を構成する場合
に、遊技者にとって有利な遊技状態である「普通当た
り」となる。また、各ゲート30の左右下側には、電飾
ランプが施された下入賞口20cが配設されており、こ
れら下入賞口20cには、遊技盤2の裏面に設けられた
賞球樋が連通されている。そして、各下入賞口20cへ
の入賞を検出する下入賞口スイッチ(図示せず)が、遊
技盤2の裏側に設けられ、下入賞口20cに入賞したこ
とを下入賞口スイッチが検出すると、所定の個数の賞球
が上部受皿3に排出されるように構成されている。
【0025】そして、第1種始動口28の下方には、大
入賞口30aを有する特別電動役物30bが配設されて
おり、この大入賞口30aは、長い横幅を有しており、
開閉扉を備えている。そして、第1種始動口28又はゲ
ート30にパチンコ球が入り、LCD表示器19の画面
の、左側、中央、右側にそれぞれ表示された図柄が変動
した後に、所定状態を達成した場合(例えば、777の
ように揃った場合等)に開閉扉が開かれるように構成さ
れている。この開閉扉には、遊技盤2の裏面に設けられ
た賞球樋が連通されており、大入賞口30a内には、開
閉扉が開かれたときに入賞したパチンコ球の個数をカウ
ントするための大入賞口カウントスイッチ(図示せず)
が設けられている。そして、大入賞口カウントスイッチ
がカウントしたパチンコ球の個数に対応する分の所定の
個数の賞球が、上部受皿3に排出されるように構成され
ている。この場合、大入賞口30aの開閉扉は、25秒
間経過又は10個のパチンコ球が入賞するまで大入賞口
カウントスイッチにより検出されるまで開放される。ま
た、大入賞口30aの内部には、遊技者にとって格別に
有利な遊技状態に設定するための「いわゆるVゾーン」
が仕切り形成されており、当該Vゾーンへの入賞検出用
のVスイッチ(図示せず)が設けられている。
【0026】次に、図2及び図3において、パチンコ機
1の背面側の構成について説明する。図2は実施形態に
係るパチンコ機1全体を示した背面図である。図3はそ
のパチンコ機1の賞球及び貸球の払い出しに係る機構セ
ット盤の要部を拡大した背面図である。パチンコ機1
は、図2に示すように、木製の外枠31に対して木製の
内枠32がヒンジ部材等を介して開閉自在に取り付けら
れている。また、この内枠32のほぼ中央部には、遊技
盤2を着脱自在に支持するための機構盤(図示せず)が
取り付けられている。そして、この機構盤の裏側には、
合成樹脂製の機構セット盤34が開閉自在となるように
蝶番により取り付けられている。
【0027】また、パチンコ機1の裏側最上段には、上
方に開口した賞球タンク35が機構セット盤34上に固
定されている。その賞球タンク35の直上には、パチン
コ球の補給装置36が配設されており、この補給装置3
6は、垂直にパチンコ球を賞球タンク35内に落下させ
るため、吐出部(図示せず)が設けられている。その賞
球タンク35には、パチンコ球を送るための、タンクレ
ール37が取り付けられており、賞球タンク35の傾斜
した底面に設けられた連通孔(図示せず)を介してパチ
ンコ球をタンクレール37に落下させる。そのタンクレ
ール37の内部には、図3に示すように、パチンコ球を
1列に整列流出し、賞球ケース38へパチンコ球を送る
通路が形成されている。その賞球ケース38内には、パ
チンコ球を下方側へ案内する賞球案内部38Aが設けら
れている。この賞球案内部38Aには、パチンコ球搬送
用の賞球通路39が形成され、この賞球通路39はパチ
ンコ球を更に下流側へ1列で送る。
【0028】尚、賞球ケース38内には、図3に明示す
るように、賞球通路39を通過するパチンコ球を確認す
る球有り検出スイッチ52と、パチンコ球の払い出しを
調節する払い出しソレノイド51等とが装着されてい
る。そして、これら賞球タンク35、タンクレール3
7、賞球案内部38A、賞球ケース38、球有り検出ス
イッチ52、及び払い出しソレノイド51等により賞球
及び貸球の払い出しシステムが構成される。また、その
賞球ケース38の下流側には、パチンコ球の排出部が形
成され、入賞球を排出する入賞球排出通路40及び下皿
排出路41が設けられている。その下皿排出路41は、
下皿5内の賞球のオーバーフローを検出するための下皿
オーバーフロースイッチ59を内蔵する。また、内枠3
2の裏側には、下部受皿ボックス42がボルトにより取
り付けられており、下皿排出路41を介して上皿3から
溢れたパチンコ球を受けて下皿5に案内する。これら下
皿排出路41及び下部受皿ボックス42により下皿受け
部を構成する。
【0029】また、機構セット盤34の中央部に形成さ
れた開口部65(図3参照)には、遊技盤2の裏面を覆
うカバー44(図2参照)が装着されている。このカバ
ー44には、音発生回路が設けられた音声基板44a、
ランプ照明回路が設けられたランプ基板44b及び図柄
変動表示回路が設けられた表示基板44cが固着されて
おり、更に、ランプ基板44bの下側には、カバーに覆
われた主基板43が固着されている。この主基板43に
は、パチンコ機1のメイン動作を制御する制御回路が設
けられている。これら主基板43、音声基板44a、ラ
ンプ基板44b及び表示基板44cは、盤面機構部W2
(図4参照)を構成している。そして、盤面機構部W2
上の部品に関しては、パチンコ機1の盤面2上の構造物
等の相違により、パチンコ機1の機種毎に、構造物用の
ランプ及びCRT等の配置、種類、大きさ等が異なり、
一般にその部品全ての共通化は困難である。
【0030】また、主基板43の下側には、遊技盤2の
裏面に近接するように、賞球基板45が取り付けられて
おり、この賞球基板45は、遊技盤2の裏面から離れて
位置する主基板43の一部と重なり合っている。この賞
球基板45には、入賞球排出ソレノイド57(図3参
照)及び払出装置61(図4参照)を駆動制御させるた
めの制御回路が設けられている。また、賞球基板45の
側方(右側)下方には、電源基板49が設けられてい
る。これら電源基板49及び賞球基板45は、この実施
の形態の場合、枠機構部W1を構成しており、パチンコ
機1の盤面2上の構造物等が相違しても、共通化しやす
い部品からなり、大量生産によりコストの低減化が図り
やすい。
【0031】また、機構セット盤34の上方角部(図2
中、右上角部)には、中継基板46が設けられており、
この中継基板46は、パチンコ機1とホールコンピュー
タをつなぐ機能を果たす。また、機構セット盤34の最
上側の賞球タンク35の底面外側の一端(底面の右端部
外側)には、図3に示すように、賞球タンクスイッチ5
0が設けられている。この賞球タンクスイッチ50は、
賞球タンク35内のパチンコ球の有無を検出し、その検
出信号を主基板43に出力することにより、主基板43
は、後述の態様で、左側のコーナー用照明装置10を点
灯させる。
【0032】また、前記賞球ケース38内には、既述し
た払出ソレノイド51、球有り検出スイッチ52の他
に、払出カウントスイッチ53及び爪車54が設けられ
ている。その払出ソレノイド51の下方には、そのオン
・オフ駆動により、所定の角度毎(実施形態では、約6
0度毎)に回転駆動される爪車54が配置されており、
この爪車54は、パチンコ球を順次送り出すように回転
自在に設けられる。そして、爪側54の上側に配設さ
れ、爪車54へ送られるパチンコ球を検出するための球
有り検出スイッチ52が、球無し状態の検出信号を主基
板43に出力することにより、主基板43は、後述の態
様で、右側のコーナー用照明装置10を点灯させる。ま
た、爪車54の下側に設けられている払出カウントスイ
ッチ53は、パチンコ球の通過を検出すると、その検出
信号を主基板43に出力する。
【0033】そして、排出ソレノイド51のオン・オフ
駆動によって払い出されたパチンコ球は、下方に送られ
て賞球払出口60を介して上部受け皿3に送られ、更に
上部受け皿3から溢れた賞球としてのパチンコ球は、下
皿排出路41を介して下部受皿ボックス42に送られ
る。また、この下皿排出路41内の側方に配置された下
皿オーバーフロースイッチ59は、下部受け皿5内の賞
球のオーバーフローを検出して、その検出信号を主基板
43に出力することにより、主基板43は、後述の態様
で、左側及び右側のコーナー用照明装置10を交互に点
滅させる。
【0034】また、機構セット盤34の下方の内側に
は、パチンコ球の案内用の入賞球案内樋55が設けられ
ており、この入賞球案内樋55は、各入賞口や始動口に
入賞した入賞球を、二点鎖線矢印で示されるように、一
列に整列されて下流側の入賞球排出カム58へ案内す
る。この入賞球排出カム58は、入賞球案内樋55側か
ら送られる入賞球を1個入れる凹部(図示せず)を、入
賞球案内樋55側(図3の左端側)に形成しており、入
賞球排出カム58は、この凹部に入ったパチンコ球を入
賞球排出路40に送ることができるように回転自在に支
持されている。その入賞球排出カム58の遊技盤2側に
は、入賞球排出カム58の凹部に保持される入賞球の有
無を検出するための、入賞球検出スイッチ56が取り付
けられており、この入賞球検出スイッチ56は、パチン
コ球有りを検出すると、検出信号を主基板43に出力す
る。
【0035】また、入賞球排出カム58の他端縁(図3
の右端)部には、この入賞球排出カム58を所定角度だ
け回転させるための、入賞球排出ソレノイド57が装着
されている。更に、入賞球排出カム58には、通常時
に、入賞球排出カム58の他端縁部を下側に押し下げる
ためのバネ(図示せず)が取り付けられている。そし
て、賞球基板45の制御に基づき、入賞球排出ソレノイ
ド57がオン駆動され、入賞球排出カム58の他端縁部
を引き上げる結果、入賞球排出カム58の凹部に保持さ
れていた入賞球が、入賞球排出路40に1個排出され
る。その後、入賞球排出ソレノイド57がオフ駆動する
ことによって、入賞球排出カム58の他端縁部をバネに
よって押し下げる結果、再度、入賞球案内樋55側の凹
部に入賞球が1個入り、この態様の繰り返しにより、入
賞球が入賞球排出路40に1個ずつ順次排出される。
【0036】これら入賞球案内樋55、入賞球検出スイ
ッチ56、入賞球排出ソレノイド57、入賞球排出カム
58、及び入賞球排出通路40等により入賞球排出シス
テムが構成されている。また、払出ソレノイド51、球
有り検出スイッチ52、及び爪車54等が、賞球貸球払
出手段としての賞球貸球の払出装置61を構成する。ま
た、払出カウントスイッチ53が、払出球検出手段とし
て機能する。また、入賞球検出スイッチ56が、入賞球
検出手段として機能する。また、前記賞球ケース38の
下側には、インターフェース基板48がカバーに覆われ
て取り付けられている。そして、インターフェース基板
48のコネクタと、カード式球貸機21の背面のコネク
タとが、接続コード(図示せず)により相互に接続され
る。
【0037】次に、実施形態に係るカード式パチンコ機
の制御システムの構成について説明する。図4は実施形
態に係るカード式パチンコ機の制御システムの概略を示
すブロック図である。この制御システムは、図4に示す
ように、枠機構部W1と盤面機構部W2とからなる。そ
の枠機構部W1は、既述した如く、賞球基板45の他
に、補助部品、電気部品、付属部品等を備えるものであ
って、一般にパチンコ機1の種類が替わっても、賞球の
払い出し等については同様の動作が行われるので、部品
は共通化しやすいのに対し、盤面機構部W2は、遊技盤
2に配設されたランプ等の点灯、LCD表示器19及び
普通図柄表示器20等を表示させるためのものであり、
パチンコ機1の種類毎に、部品の配置、種類、大きさ等
が異なるので、部品の共通化が困難なものが多い。この
場合、枠機構部W1は、図4に示すように、電源基板4
9、賞球基板45、賞球貸球の払出装置61、発射装置
6aを備える他に、エラー表示ランプ7、表示ランプ
8、コーナー用照明装置10等からなる枠ランプW3、
更にスピーカ3aを備えている。一方、盤面機構部W2
は、主基板43の他に、音声基板44a、ランプ基板4
4b及び表示基板44cを備えており、更に、LCD表
示器19及び普通図柄表示器20等からなる表示器W4
を備える他に、電飾ランプ29等からなる盤面ランプW
5を備えている。もっとも、枠機構部W1及び盤面機構
部W2の構成物は、必ずしも一義的ではなく、部品の共
通化等の点を考慮して、パチンコ機1毎に変化する。
【0038】次に、枠機構部W1について概略すると、
その電源基板49は、所定の電圧の電流を作るための基
板である。具体的には、電源基板49は、AC(交流)
24V(ボルト)を変圧するとともに整流する直流32
V(ボルト)用の電源49aを設ける他に、AC(交
流)24V(ボルト)を変圧するとともに整流する直流
12V(ボルト)用の電源49b、更に、動作用電圧の
一つとして用いるため、AC(交流)24Vを変圧する
とともに整流する直流(DC)5V(ボルト)用の電源
49cを設ける。これら電源49b及び電源49cは、
レギュレータ及びコンデンサー、抵抗を組み合わせた回
路からなる。また、電源基板49は、電源49cの電圧
5V(ボルト)の直流(DC)が、停電等の電気事故に
よって電圧低下を招いた場合に、直流(DC)5V(ボ
ルト)のバックアップ電圧を供給するため、バックアッ
プ電源49dを設け、このバックアップ電源49dは、
電源49cの直流(DC)5V(ボルト)により充電さ
れる。
【0039】また、その賞球基板45は、賞球の払い出
し動作を制御するための基板であって、賞球払出回路と
して、その制御動作を所定の手順で実行することができ
るCPU83A(演算処理装置)、その動作プログラム
データ、及び、所定の賞球(例えば15個(大当たり用
の賞球)とか5個(普通当たり用の賞球)を払い出すこ
とを命じる賞球数データ等を格納するためのROM83
B(メモリ)、及びデータの書き込み及び読み出しを行
うためのRAM83C(メモリ)、入出力装置(I/O
ポート)83D及び電源監視回路83E等を装着してい
る。
【0040】次に、盤面機構部W2について概略する
と、盤面機構部W2は、主基板43、音声基板44a、
ランプ基板44b及び表示基板44c等を備える。その
主基板43は、パチンコ機1のメイン動作を制御するた
めの基板である。主基板43は、制御回路として、制御
動作を所定の手順で実行することができるCPU43A
(演算処理装置)、その動作プログラムデータを格納す
るためのROM43B(メモリ)、及びデータの書き込
み及び読み出しを行うためのRAM43C(メモリ)、
入出力装置(I/Oポート)43D等を装着している。
そして、主基板43のROM43B(メモリ)には、図
10(a)及び(c)に示すような発光パターンデータ
テーブルを有しており、図10(a)に示す発光パター
ンデータテーブルは、「パチンコ機1のエラー内容」
と、この「パチンコ機1のエラー内容(例えばガラス扉
9の開放等)」に対応する「エラー制御信号F1乃至F
4」とから構成される。すなわち、制御信号F1はガラ
ス扉9の前方側への開放に対応し、制御信号F2は賞球
タンク内のパチンコ球無しに対応し、制御信号F3は爪
車へ送られるパチンコ球無しに対応し、制御信号F4は
下部受け皿内の賞球オーバーフローに対応する。
【0041】また、図10(c)に示す発光パターンデ
ータテーブルは、パチンコゲームの遊技状態を表す「遊
技状態(例えば大当たり遊技等)」と、この「遊技状態
(例えば大当たり遊技等)」に対応する「制御信号F5
乃至F8」とから構成されている。すなわち、制御信号
F5は大当たり遊技に対応し、制御信号F6は普通当た
り遊技に対応し、制御信号F7は図柄変動状態に対応
し、制御信号F8は通常遊技に対応する。更に、主基板
43のROM43Bには、図11(a)に示すような表
示データテーブルを有し、この表示データテーブルは、
パチンコゲームの遊技状態を表す「遊技状態(例えば大
当たり遊技等)」と、この「遊技状態」に対応する「制
御信号C1乃至C4」とから構成されている。すなわ
ち、制御信号C1は大当たり遊技に対応し、制御信号C
2は普通当たり遊技に対応し、制御信号C3は図柄変動
状態に対応し、制御信号C4は通常遊技に対応する。ま
た、その主基板43のROM43Bには、図12(a)
に示すような音データテーブルを有し、この音データテ
ーブルは、パチンコゲームの遊技状態を表す「遊技状態
(例えば大当たり遊技等)」と、この「遊技状態」に対
応する「制御信号E1乃至E4」とから構成されてい
る。すなわち、制御信号E1は大当たり遊技に対応し、
制御信号E2は普通当たり遊技に対応し、制御信号E3
は図柄変動状態に対応し、制御信号E4は通常遊技に対
応する。
【0042】また、図4に示す音声基板44aは、スピ
ーカ3aから出力される効果音等の制御するための基板
であって、その制御動作を所定の手順で実行することが
できるCPU85A、その動作プログラムデータ及び効
果音データ等を格納するROM85B、及びデータの書
き込み及び読み出しを行うRAM85C、入出力装置
(I/Oポート)85D等を装着している。そのROM
85Bには、音用データを記憶するべく、図12(b)
に示すような音データテーブルを有し、この音データテ
ーブルは、「制御信号E1乃至E4」と、この「制御信
号E1乃至E4」に対応する「例えばゲーム音楽等の第
1音パターン等)」とから構成されている。第1音パタ
ーン乃至第4音パターンは、相互に異なり、遊技状態に
応じて適切に設定されている。また、図4に示す表示基
板44cは、パチンコ機1の遊技盤2のLCD表示器1
9及び普通図柄表示器20を制御するための基板であっ
て、その制御動作を所定の手順で実行することができる
CPU87A、その動作プログラムデータ及び表示パタ
ーンデータ等を格納するROM87B、及びデータの書
き込み及び読み出しを行うRAM87C、入出力装置
(I/Oポート)87D、画像デジタル処理(VDP)
装置87E等を装着している。そのROM87Bには、
表示データを記憶するべく、図11(b)に示すような
表示データテーブルを有し、この表示データテーブル
は、「制御信号C1乃至C4」と、この「制御信号C1
乃至C4」に対応する「表示パターン(例えば第1乃至
第4表示パターン)」とから構成されている。これら第
1表示パターン乃至第4表示パターンは、相互に異な
り、遊技状態に応じて適切に設定されている。
【0043】更に、図4に示すランプ基板44bは、パ
チンコ機1の遊技盤2上の前記盤面ランプW5及び前記
枠ランプW3を制御するための基板であって、その制御
動作を所定の手順で実行することができるCPU86
A、その動作プログラムデータ及び発光パターンデータ
等を格納するROM86B、及びデータの書き込み及び
読み出しを行うRAM86C、入出力装置(I/Oポー
ト)86D等を装着している。そのROM86B(メモ
リ)には、点灯データとして、図10(b)及び図10
(d)に示すような発光パターンデータテーブルを有し
ている。図10(b)に示す発光パターンデータテーブ
ルは、「エラー制御信号F1乃至F4」と、この「エラ
ー制御信号F1乃至F4」に対応する「エラー制御点灯
パターン」とから構成されている。この場合、エラー制
御信号F1の場合、エラー表示ランプ7の点灯に対応す
る。また、エラー制御信号F2の場合、左側コーナー用
照明装置10のみの間引き点灯動作に対応する(図22
参照)。また、エラー制御信号F3の場合、右側コーナ
ー用照明装置10のみの間引き点灯動作に対応し(図2
3参照)、エラー制御信号F4の場合、左側及び右側コ
ーナー用照明装置10の交互点滅動作に対応する(図2
4参照)。
【0044】また、図10(d)に示す発光パターンデ
ータテーブルは、「制御信号F5乃至F8」と、この
「制御信号F5乃至F8」に対応する「第1乃至第4点
灯パターン」とから構成されている。すなわち、制御信
号F5は大当たり遊技に対応するので、制御信号F5に
対応する第1点灯パターンは、左側及び右側コーナー用
照明装置10の8個毎の全体サークル点滅動作に対応す
る(図18参照)。また、制御信号F6は普通当たり遊
技に対応するので、制御信号F6に対応する第2点灯パ
ターンは、左側及び右側コーナー用照明装置10の4個
毎の全体サークル点滅動作に対応する(図19参照)。
更に、制御信号F7に対応する第3点灯パターンは、左
側及び右側コーナー用照明装置10の4個点灯4個消灯
のサークル点滅動作に対応する(図20参照)。また、
制御信号F8は通常遊技に対応する第4点灯パターン
は、左側及び右側コーナー用照明装置10の中央からの
2個点灯2個消灯タイプの流れ点滅動作に対応する(図
21参照)。
【0045】また、図4に示す電源基板49の電源49
cは、主基板43のCPU43A、ROM43B、RA
M43C、入出力装置(I/Oポート)43D及び電源
監視回路(図示せず)に、動作用電圧としての5V(ボ
ルト)の電圧の直流(DC)を供給して、主基板43の
CPU43A、ROM43B、RAM43C及び入出力
装置(I/Oポート)43Dを正常に動作させる。そし
て、動作用電圧の電圧低下を招いた場合に、バックアッ
プ電源49dは、電源監視回路を介してRAM43C
に、後述の態様の如く、バックアップ電圧を供給でき
る。また、電源基板49の電源49cは、賞球基板45
の電源監視回路83Eを介して、賞球基板45のCPU
83A、ROM83B、RAM83C及び入出力装置
(I/Oポート)83Dに、5V(ボルト)の電圧の直
流(DC)を供給して、そのCPU83A、ROM83
B、RAM83C及び入出力装置(I/Oポート)83
Dを正常に動作させる。また、動作用電圧の電圧低下を
招いた場合に、バックアップ電源49dは、RAM83
Cに、後述の態様の如く、バックアップ電圧を供給でき
る。
【0046】ここで、電源基板49の電源49cが、音
声基板44a、ランプ基板44b及び表示基板44cに
5V(ボルト)の電圧の直流(DC)を供給していない
理由は、音声基板44a、ランプ基板44b及び表示基
板44cには、図示しない変圧器がそれぞれ設けられて
おり、この変圧器によって、電源49bが供給する12
V(ボルト)の直流(DC)を電圧5V(ボルト)の直
流(DC)に変圧して、その変圧した直流(DC)を音
声基板44a、ランプ基板44b及び表示基板44cの
CPU85A〜87A、ROM85B〜87B、RAM
85C〜87C、及び入出力装置(I/Oポート)85
D〜87Dに供給して、正常な動作を行わせ得るからで
ある。
【0047】また、電源49bは、主基板43、音声基
板44a、ランプ基板44b及び表示基板44cに、電
圧の12V(ボルト)の直流(DC)を供給して、主基
板43、音声基板44a、ランプ基板44b及び表示基
板44cに設けられたセンサ類等を作動させる。また、
電源49bは、払出装置61に12V(ボルト)の電圧
の直流(DC)を供給して、払出装置61に設けられた
センサ類を作動させる。また、電源49aは、AC(交
流)24V(ボルト)を変圧して直流(DC)32V
(ボルト)を作り、払出装置61に設けられたモータ類
を作動させる。また、AC(交流)24V(ボルト)
は、発射装置6aに直接に供給され、この発射装置6a
に設けられたモータ類を駆動させ、更に、カード式球貸
機21に直接に供給され、このカード式球貸機21を駆
動させる。また、図4に示す主基板43のCPU43A
は、RAM43C、ROM43B、入出力装置(I/O
ポート)43D及び電源監視回路に接続されており、こ
れら構成要素から主制御回路を構成する。その入出力装
置(I/Oポート)43Dは、賞球基板45、音声基板
44a、ランプ基板44b及び表示基板44cの入出力
装置(I/Oポート)43D、85D〜87Dに接続さ
れている。それにより、主基板43のCPU43Aは、
賞球基板45、音声基板44a、ランプ基板44b及び
表示基板44cのCPU83A、85A〜87Aとの間
で信号を伝達することができる。
【0048】また、図4に示す賞球基板45のCPU8
3Aは、電源監視回路83E、RAM83C、ROM8
3B及び入出力装置(I/Oポート)83Dに接続され
ており、これら構成要素から賞球制御回路を構成する。
その入出力装置(I/Oポート)83Dは、発射装置6
a、払出装置61及びカード式球貸機21に接続されて
いる。それにより、賞球基板45のCPU83Aは、主
基板43のCPU43Aの制御の下に、発射装置6a、
払出装置61及びカード式球貸機21との間で信号を伝
達することができる。図4に示す音声基板44aのCP
U85Aは、RAM85C、ROM85B及び入出力装
置(I/Oポート)85Dに接続されており、これら構
成要素から音声制御回路を構成する。その入出力装置
(I/Oポート)85Dは、スピーカ3aに接続されて
いる。それにより、音声基板44aのCPU85Aは、
主基板43のCPU43Aの制御の下に、入出力装置
(I/Oポート)85Dを介してスピーカ3aを制御す
ることができ、このスピーカ3aは、遊技者の興味を起
こすような効果音等を出力する。
【0049】また、図4に示すランプ基板44bのCP
U86Aは、RAM86C、ROM86B及び入出力装
置(I/Oポート)86Dに接続されており、これら構
成要素からランプ制御回路を構成する。その入出力装置
(I/Oポート)86Dは、枠ランプW3及び盤面ラン
プW5に接続されている。この場合、枠ランプW3は、
エラー表示ランプ7、当たり表示ランプ8及びコーナー
用照明装置10を含む。盤面ランプW5は電飾ランプ2
9、及び電飾ランプが施された下入賞口20cを含む。
それにより、ランプ基板44bのCPU86Aは、主基
板43のCPU43Aの制御の下に、入出力装置(I/
Oポート)86Dを介して、枠ランプW3及び盤面ラン
プW5を制御することができ、これら枠ランプW3及び
盤面ランプW5は、遊技者の興味を起こすように点灯す
ることができる。
【0050】更に、図4に示す表示基板44cのCPU
87Aは、RAM87C、ROM87B、入出力装置
(I/Oポート)87D及び画像デジタル処理(VD
P)装置87Eに接続されており、これら構成要素から
表示制御回路を構成する。そして、その画像デジタル処
理装置87Eは、LCD表示器19及び普通図柄表示器
20を含む表示器W4に接続されているので、表示基板
44cのCPU87Aは、主基板43のCPU43Aの
制御の下に、画像デジタル処理装置87Eを介して、表
示器W4を制御することができ、この表示器W4は、遊
技者の興味を起こす映像等を表示することができる。
【0051】ここで、コーナー用照明装置ランプ10に
ついて、図5乃至図9を参照して説明する。図5は実施
形態に係るカード式パチンコ機1のコーナー用照明装置
10を拡大して示した正面図である。図6は図5に示す
コーナー用照明装置10をAーA線により切断して示し
た拡大断面図である。図7はこの実施形態に係るコーナ
ー用照明装置10に用いられる右方側基板を拡大して示
した正面図である。図8はこの実施形態に係るコーナー
用照明装置10に用いられる左方側基板を拡大して示し
た正面図である。図9はこの実施形態に係るコーナー用
照明装置10の具体的な回路図である。
【0052】図5に示すコーナー用照明装置10は、遊
技盤2上の遊技領域の上方に配置されるように構成され
ており、合成樹脂材からなるフレーム体10aと、この
フレーム体10aの遊技者側に着脱可能に取り付けられ
る左右一対の透過性カバー体10bと、これらフレーム
体10a及び透過性カバー体10b内に収納される左右
一対のプリント配線基板10cとを備える。図5に示す
フレーム体10aは、その下方側に弧状面10a1を有
し、この弧状面10a1は、コーナー用照明装置10を
遊技盤2上の遊技領域の上方に配置した場合に、発射さ
れたパチンコ球を遊技領域内に案内する案内路を構成す
るとともに、弧状面10a1におけるその案内路の終端
部10a2がレール18に沿って打ち込まれるパチンコ
球の進行を制限するための段差部16を構成する。
【0053】左右一対の透過性カバー体10bは、上方
側透過性カバー10b1と、フレーム体10aの弧状面
10a1に対応する弧状部を有する下方側透過性カバー
10b2とをそれぞれ備えている。これら上方側透過性
カバー10b1と、下方側透過性カバー10b2とが、
例えば黄色または赤色といった相互に異なる色のアクリ
ル等からなる透過性カバーからなるため、プリント配線
基板10c上に配置される発光ダイオードLR1乃至L
R64が発光した場合、上方側透過性カバー10b1及
び下方側透過性カバー10b2を通過するため、例えば
黄色または赤色の光が遊技者に向かって照射される。こ
の場合、上方側透過性カバー10b1及び下方側透過性
カバー10b2は、断面全体が凸レンズ状に形成される
とともに、その内面には光を拡散するための、微細な凹
凸が形成されているのが望ましい。そして、透過性カバ
ー体10bは、色の異なる部品に変更等できるように、
例えばネジ等(図示せず)によりフレーム体10aに対
し取り付けられるのが望ましい。
【0054】各プリント配線基板10cは、図7及び図
8に示すように、フレーム体10aの弧状面10a1に
対応する弧状部10c1を有する形状をなしており、フ
レーム体10a及び透過性カバー体10b内で、ネジ等
(図示せず)により位置決め固定される。そして、図8
に示す左側のプリント配線基板10cは、弧状部10c
1に沿って複数の発光ダイオードLR1乃至LR64を
表面(遊技者)側に相互に近接して配置した発光ダイオ
ードグループL1を備えるのに対して、図7に示す右側
のプリント配線基板10cは、弧状部10c1に沿って
複数の発光ダイオードLR1乃至LR64を表面(遊技
者)側に相互に近接して配置した発光ダイオードグルー
プL2を備える。
【0055】そして、図7に示す右側プリント配線基板
10cは、弧状部10c1に沿って発光ダイオードLR
1乃至LR40を、一列状に3ミリメートル毎に左端部
側から右端部に向かって順番に実装し、更に、発光ダイ
オードLR1乃至LR40の上方側に位置する発光ダイ
オードLR41乃至LR60を、一列状に3ミリメート
ル毎に左端部側(発光ダイオードLR17の配置位置)
から右端部に向かって順番に実装する。従って、発光ダ
イオードグループL2においては、複数列状に発光ダイ
オードLR1乃至LR64を基板に配置しており、相互
に近接した発光ダイオードLR1乃至LR64を例えば
順番に点灯すると、発光ダイオードLR1乃至LR64
から発せられた照明は、複数列状に、例えば全体として
つながったり、あるいは動いたりするように見える。
【0056】一方、図8に示す左側のプリント配線基板
10cは、弧状部10c1に沿って発光ダイオードLR
1乃至LR40を、一列状に3ミリメートル毎に右端部
から左端部に向かって順番に実装し、更に、発光ダイオ
ードLR1乃至LR40の上方側に位置する発光ダイオ
ードLR41乃至LR60を、一列状に3ミリメートル
毎に右端部側(発光ダイオードLR17の配置位置)か
ら左端部に向かって順番に実装する。従って、発光ダイ
オードグループL1においては、複数列状に発光ダイオ
ードLR1乃至LR64を基板に配置しており、相互に
近接した発光ダイオードLR1乃至LR64を例えば順
番に点灯すると、発光ダイオードLR1乃至LR64か
ら発せられた照明は、複数列状に例えば全体としてつな
がったり、あるいは動いたりするように見える。この場
合、左側及び右側のプリント配線基板10cには、発光
ダイオードLR1乃至LR64を、必ずしも複数列状に
配置する必要はなく、例えば一列状にプリント配線基板
10c上に配置してもよい。また、発光ダイオードLR
1乃至LR64間の距離は 高密度に配置するために
は、できるだけ短い方が望ましいが、例えば30ミリメ
ートル以下程度以下であれば良い。このように発光ダイ
オードLR1乃至LR64間の距離が例えば30ミリメ
ートル以下の場合、相互に近接した発光ダイオードLR
1乃至LR64から発せられた照明の範囲が重複するよ
うに見える。
【0057】これら発光ダイオードLR1乃至LR64
は、具体的には、チップ状の発光ダイオードからなるた
め、左側及び右側のプリント配線基板10c上の表面側
にチップ状の発光ダイオードがハンダ付けされた状態
で、これらチップ状の発光ダイオードを、左側及び右側
のプリント配線基板10c上の表面側及び裏面側に形成
されたプリント配線パターンによって個々に接続する。
そして、発光ダイオードLR1乃至LR64をプリント
配線基板10c上に装着されているプリント配線パター
ンにより接続する場合、発光ダイオードLR1乃至LR
64とプリント配線パターンとの接続が確実になるとと
もに、その実装も容易になる。そして、発光ダイオード
LR1乃至LR64は、図9に示すように、マトリック
ス状に左側及び右側のプリント配線基板10c上に配置
されているので、発光ダイオードLR1乃至LR64を
マトリックス状に高密度に配置でき、全体として小型化
を図ることができる。
【0058】また、左側及び右側のプリント配線基板1
0c上の裏面側には、発光ダイオードLR1乃至LR6
4を駆動する駆動素子として、8ビットシフトレジスタ
SR及び8チャンネルソースドライバSD(図9参照)
が配置されている。これら8チャンネルソースドライバ
SD及び8ビットシフトレジスタSRは、後述の態様
で、発光ダイオードLR1乃至LR64を個々に選択駆
動でき、発光ダイオードLR1乃至LR64を個別に照
射することができる。
【0059】そして、8ビットシフトレジスタSR及び
8チャンネルソースドライバSDは、具体的には、デュ
アルインラインパッケージ(DIP)から形成されてい
るので、左側及び右側のプリント配線基板10c上の裏
面側に、8ビットシフトレジスタSR及び8チャンネル
ソースドライバSDをハンダ付けした状態で、これら8
ビットシフトレジスタSR及び8チャンネルソースドラ
イバSDは、左側及び右側のプリント配線基板10c上
の表面側及び裏面側に形成されたプリント配線パターン
によって個々に接続される。これら8ビットシフトレジ
スタSR及び8チャンネルソースドライバSDに接続さ
れるプリント配線パターンは、更に図示しないコネクタ
及び接続線等を介して、ランプ基板44bの入出力装置
(I/Oポート)86Dに接続されているので、図4に
示すランプ基板44bのCPU86Aは、RAM86C
及びROM86Bを用いて、8ビットシフトレジスタS
R及び8チャンネルソースドライバSDを個々に駆動制
御することができる。
【0060】次に、左側及び右側のプリント配線基板1
0c上の発光ダイオードグループL1及び発光ダイオー
ドグループL2の電気回路の構成について、図9を参照
して説明する。左側及び右側のプリント配線基板10c
上の8チャンネルソースドライバSDは、発光ダイオー
ドLR1乃至発光ダイオードLR64に駆動電流を流す
ためのものであって、信号線COM1乃至COM8を備
えている。この場合、信号線COM1には、発光ダイオ
ードLR1乃至発光ダイオードLR8が直列に接続され
ている。また、信号線COM2には、発光ダイオード発
光ダイオードLR9乃至発光ダイオードLR16が直列
に接続されている。また、信号線COM3には、発光ダ
イオードLR17乃至発光ダイオードLR24が直列に
接続されている。また、信号線COM4には、発光ダイ
オードLR25乃至発光ダイオードLR32が直列に接
続されている。
【0061】また、信号線COM5には、発光ダイオー
ドLR33乃至発光ダイオードLR40が直列に接続さ
れている。また、信号線COM6には、発光ダイオード
LR41乃至発光ダイオードLR48が直列に接続され
ている。また、信号線COM7には、発光ダイオードL
R49乃至発光ダイオードLR56が直列に接続されて
いる。また、信号線COM8には、発光ダイオードLR
57乃至発光ダイオードLR64が直列に接続されてい
る。そして、プリント配線基板10cの8チャンネルソ
ースドライバSDは、コモン側の8ビットシフトレジス
タSR1に接続されており、8ビットシフトレジスタS
R1は、8ビットのシフトレジスト機能、ラッチ機能を
有しており、定電流値をオンオフ制御の下に、8チャン
ネルソースドライバSDの信号線COM1乃至COM8
を選択して駆動信号を出力することができる。
【0062】また、プリント配線基板10cの発光ダイ
オードLR1乃至発光ダイオードLR64は、セグメン
ト側の8ビットシフトレジスタSR2に接続されてい
る。このセグメント側の8ビットシフトレジスタSR2
は、8ビットのシフトレジスト機能、ラッチ機能を有し
ており、定電流値でオンオフ制御するための信号線SE
G1乃至SEG8を備えている。この場合、信号線SE
G1には、発光ダイオードLR1、LR9、LR17、
LR25、LR33、LR49及びLR57が直列に接
続されている。また、信号線SEG2には、発光ダイオ
ードLR2、LR10、LR18、LR26、LR3
4、LR42、LR50及びLR58が直列に接続され
ている。また、信号線SEG3には、発光ダイオードL
R3、LR11、LR19、LR27、LR35、LR
43、LR51及びLR59が直列に接続されている。
また、信号信号線SEG4には、発光ダイオードLR
4、LR12、LR20、LR28、LR36、LR4
4、LR52及びLR60が直列に接続されている。
【0063】また、信号線SEG5には、発光ダイオー
ドLR5、LR13、LR21、LR29、LR37、
LR45、LR53及びLR61が直列に接続されてい
る。また、信号線SEG6には、発光ダイオードLR
6、LR14、LR22、LR30、LR38、LR4
6、LR54及びLR62が直列に接続されている。ま
た、信号線SEG7には、発光ダイオードLR7、LR
15、LR23、LR31、LR39、LR47、LR
55、及びLR63が直列に接続されている。また、信
号線SEG8には、発光ダイオードLR8、LR16、
LR24、LR32、LR40、LR48、LR56及
びLR64が直列に接続されている。従って、このプリ
ント配線基板10cによれば、8チャンネルソースドラ
イバSDが信号線COM1を介して駆動信号を出力する
とともに、8ビットシフトレジスタSR2がその信号線
SEG1を介して駆動信号を入力した場合、信号線CO
M1及び信号線SEG1を経由して、発光ダイオードL
R1のみが駆動して、発光ダイオードLR1のみが発光
する。同様に、8チャンネルソースドライバSDが信号
線COM1を介して駆動信号を出力するとともに、8ビ
ットシフトレジスタSR2がその信号線SEG2を介し
て駆動信号を入力した場合、信号線COM1及び信号線
SEG2を経由して、発光ダイオードLR2のみが駆動
して、発光ダイオードLR2のみが発光する。
【0064】以下、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM1を介して駆動信号を出力した状態で、8
ビットシフトレジスタSR2の駆動信号の入力を、信号
線SEG3から信号線SEG8へ順番に切り替える。そ
れにより、発光ダイオードLR3から発光ダイオードL
R8へ駆動が順番に切り替えられて、発光ダイオードL
R3から発光ダイオードLR8へ向かって発光ダイオー
ドが順番に発光する。この場合、8チャンネルソースド
ライバSDが信号線COM1を介して駆動信号を出力し
た状態で、信号線SEG1から信号線SEG8までのい
ずれか1本の信号線だけを選択して入力状態に設定した
が、必ずしも1本だけに限定される訳ではない。この場
合、例えば信号線SEG1から信号線SEG8までの2
本の信号線を選択して入力状態に設定してもよいし、更
に3本以上の信号線を選択して入力状態に設定してもよ
い。
【0065】また、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM2を介して駆動信号を出力するとともに、
8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG1を
介して駆動信号を入力した場合、信号線COM2及び信
号線SEG1を経由して、発光ダイオードLR9のみが
駆動して、発光ダイオードLR9のみが発光する。同様
に、8チャンネルソースドライバSDが信号線COM2
を介して駆動信号を出力するとともに、8ビットシフト
レジスタSR2がその信号線SEG2を介して駆動信号
を入力した場合、信号線COM2及び信号線SEG2を
経由して、発光ダイオードLR10のみが駆動して、発
光ダイオードLR10のみが発光する。以下、8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM2を介して駆動
信号を出力した状態で、8ビットシフトレジスタSR2
の駆動信号の入力を、信号線SEG3から信号線SEG
8へ順番に切り替える。それにより、発光ダイオードL
R11から発光ダイオードLR16へ駆動が順番に切り
替えられて、発光ダイオードLR11から発光ダイオー
ドLR16へ向かって発光ダイオードが順番に発光す
る。
【0066】この場合、8チャンネルソースドライバS
Dが信号線COM2を介して駆動信号を出力した状態
で、信号線SEG1から信号線SEG8までのいずれか
1本の信号線だけを選択して入力状態に設定したが、必
ずしも1本だけに限定される訳ではない。この場合、例
えば信号線SEG1から信号線SEG8までの2本の信
号線を選択して入力状態に設定してもよいし、更に3本
以上の信号線を選択して入力状態に設定してもよい。
【0067】また、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM3を介して駆動信号を出力するとともに、
8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG1を
介して駆動信号を入力した場合、信号線COM3及び信
号線SEG1を経由して、発光ダイオードLR17のみ
が駆動して、発光ダイオードLR17のみが発光する。
同様に、8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M3を介して駆動信号を出力するとともに、8ビットシ
フトレジスタSR2がその信号線SEG2を介して駆動
信号を入力した場合、信号線COM3及び信号線SEG
2を経由して、発光ダイオードLR18のみが駆動し
て、発光ダイオードLR18のみが発光する。
【0068】以下、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM3を介して駆動信号を出力した状態で、8
ビットシフトレジスタSR2の駆動信号の入力を、信号
線SEG3から信号線SEG8へ順番に切り替える。そ
れにより、発光ダイオードLR19から発光ダイオード
LR24へ駆動が順番に切り替えられて、発光ダイオー
ドLR19から発光ダイオードLR24へ向かって発光
ダイオードが順番に発光する。この場合、信号線SEG
1から信号線SEG8までのいずれか1本の信号線だけ
を選択して入力状態に設定したが、必ずしも1本だけに
限定される訳ではない。この場合、例えば信号線SEG
1から信号線SEG8までの2本の信号線を選択して入
力状態に設定してもよいし、更に3本以上の信号線を選
択して入力状態に設定してもよい。
【0069】また、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM4を介して駆動信号を出力するとともに、
8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG1を
介して駆動信号を入力した場合、信号線COM4及び信
号線SEG1を経由して、発光ダイオードLR25のみ
が駆動して、発光ダイオードLR25のみが発光する。
同様に、8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M4を介して駆動信号を出力するとともに、8ビットシ
フトレジスタSR2がその信号線SEG2を介して駆動
信号を入力した場合、信号線COM4及び信号線SEG
2を経由して、発光ダイオードLR26のみが駆動し
て、発光ダイオードLR26のみが発光する。以下、8
チャンネルソースドライバSDが信号線COM4を介し
て駆動信号を出力した状態で、8ビットシフトレジスタ
SR2の駆動信号の入力を、信号線SEG3から信号線
SEG8へ順番に切り替える。それにより、発光ダイオ
ードLR27から発光ダイオードLR32へ駆動が順番
に切り替えられて、発光ダイオードLR27から発光ダ
イオードLR32へ向かって発光ダイオードが順番に発
光する。この場合、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM4を介して駆動信号を出力した状態で、信
号線SEG1から信号線SEG8までのいずれか1本の
信号線だけを選択して入力状態に設定したが、必ずしも
1本だけに限定される訳ではない。この場合、例えば信
号線SEG1から信号線SEG8までの2本の信号線を
選択して入力状態に設定してもよいし、更に3本以上の
信号線を選択して入力状態に設定してもよい。
【0070】また、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM5を介して駆動信号を出力するとともに、
8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG1を
介して駆動信号を入力した場合、信号線COM5及び信
号線SEG1を経由して、発光ダイオードLR33のみ
が駆動して、発光ダイオードLR33のみが発光する。
同様に、8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M5を介して駆動信号を出力するとともに、8ビットシ
フトレジスタSR2がその信号線SEG2を介して駆動
信号を入力した場合、信号線COM5及び信号線SEG
2を経由して、発光ダイオードLR34のみが駆動し
て、発光ダイオードLR34のみが発光する。以下、8
チャンネルソースドライバSDが信号線COM5を介し
て駆動信号を出力した状態で、8ビットシフトレジスタ
SR2の駆動信号の入力を、信号線SEG3から信号線
SEG8へ順番に切り替える。それにより、発光ダイオ
ードLR35から発光ダイオードLR40へ駆動が順番
に切り替えられて、発光ダイオードLR35から発光ダ
イオードLR40へ向かって発光ダイオードが順番に発
光する。
【0071】この場合、8チャンネルソースドライバS
Dが信号線COM5を介して駆動信号を出力した状態
で、信号線SEG1から信号線SEG8までのいずれか
1本の信号線だけを選択して入力状態に設定したが、必
ずしも1本だけに限定される訳ではない。この場合、例
えば信号線SEG1から信号線SEG8までの2本の信
号線を選択して入力状態に設定してもよいし、更に3本
以上の信号線を選択して入力状態に設定してもよい。
【0072】また、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM6を介して駆動信号を出力するとともに、
8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG1を
介して駆動信号を入力した場合、信号線COM6及び信
号線SEG1を経由して、発光ダイオードLR41のみ
が駆動して、発光ダイオードLR41のみが発光する。
同様に、8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M6を介して駆動信号を出力するとともに、8ビットシ
フトレジスタSR2がその信号線SEG2を介して駆動
信号を入力した場合、信号線COM6及び信号線SEG
2を経由して、発光ダイオードLR42のみが駆動し
て、発光ダイオードLR42のみが発光する。
【0073】以下、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM6を介して駆動信号を出力した状態で、8
ビットシフトレジスタSR2の駆動信号の入力を、信号
線SEG3から信号線SEG8へ順番に切り替える。そ
れにより、発光ダイオードLR43から発光ダイオード
LR48へ駆動が順番に切り替えられて、発光ダイオー
ドLR43から発光ダイオードLR48へ向かって発光
ダイオードが順番に発光する。この場合、8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM6を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1から信号線SEG8
までのいずれか1本の信号線だけを選択して入力状態に
設定したが、必ずしも1本だけに限定される訳ではな
い。この場合、例えば信号線SEG1から信号線SEG
8までの2本の信号線を選択して入力状態に設定しても
よいし、更に3本以上の信号線を選択して入力状態に設
定してもよい。
【0074】また、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM7を介して駆動信号を出力するとともに、
8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG1を
介して駆動信号を入力した場合、信号線COM7及び信
号線SEG1を経由して、発光ダイオードLR49のみ
が駆動して、発光ダイオードLR49のみが発光する。
同様に、8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M7を介して駆動信号を出力するとともに、8ビットシ
フトレジスタSR2がその信号線SEG2を介して駆動
信号を入力した場合、信号線COM7及び信号線SEG
2を経由して、発光ダイオードLR50のみが駆動し
て、発光ダイオードLR50のみが発光する。
【0075】以下、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM7を介して駆動信号を出力した状態で、8
ビットシフトレジスタSR2の駆動信号の入力を、信号
線SEG3から信号線SEG8へ順番に切り替える。そ
れにより、発光ダイオードLR51から発光ダイオード
LR56へ駆動が順番に切り替えられて、発光ダイオー
ドLR51から発光ダイオードLR56へ向かって発光
ダイオードが順番に発光する。この場合、8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM7を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1から信号線SEG8
までのいずれか1本の信号線だけを選択して入力状態に
設定したが、必ずしも1本だけに限定される訳ではな
い。この場合、例えば信号線SEG1から信号線SEG
8までの2本の信号線を選択して入力状態に設定しても
よいし、更に3本以上の信号線を選択して入力状態に設
定してもよい。
【0076】また、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM8を介して駆動信号を出力するとともに、
8ビットシフトレジスタSR2がその信号線SEG1を
介して駆動信号を入力した場合、信号線COM8及び信
号線SEG1を経由して、発光ダイオードLR57のみ
が駆動して、発光ダイオードLR57のみが発光する。
同様に、8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M8を介して駆動信号を出力するとともに、8ビットシ
フトレジスタSR2がその信号線SEG2を介して駆動
信号を入力した場合、信号線COM8及び信号線SEG
2を経由して、発光ダイオードLR58のみが駆動し
て、発光ダイオードLR58のみが発光する。
【0077】以下、8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM8を介して駆動信号を出力した状態で、8
ビットシフトレジスタSR2の駆動信号の入力を、信号
線SEG3から信号線SEG8へ順番に切り替える。そ
れにより、発光ダイオードLR59から発光ダイオード
LR64へ駆動が順番に切り替えられて、発光ダイオー
ドLR59から発光ダイオードLR64へ向かって発光
ダイオードが順番に発光する。この場合、8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM8を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1から信号線SEG8
までのいずれか1本の信号線だけを選択して入力状態に
設定したが、必ずしも1本だけに限定される訳ではな
い。この場合、例えば信号線SEG1から信号線SEG
8までの2本の信号線を選択して入力状態に設定しても
よいし、更に3本以上の信号線を選択して入力状態に設
定してもよい。
【0078】次に、ROM86Bに記憶されている発光
パターンデータに基づく点灯パターンについて、図18
乃至図21を参照して説明する。ここで、図18乃至図
21に示す点灯パターンは相互に異なり、パチンコ機1
の遊技状態及びエラー状態に応じて適切に設定されてい
る。最初に、ランプ基板44bのCPU86Aが、主基
板43のCPU43Aから制御信号F5(大当たり遊
技)を入力した場合、RAM86Cを使用しながらRO
M86Bから第1点灯パターンデータを読み出して、コ
ーナー用照明回路10の発光ダイオードグループL1及
びL2の点灯動作を制御する。ここで、制御信号F5
(大当たり遊技)に対応する第1点灯パターンは、図1
8に示すように、LCD表示器19の表示画面の変動動
作の開始と同期して、左側及び右側コーナー用照明装置
10の8個毎の全体サークル点滅動作を開始するが、時
刻T1、T2、T3・・のタイミングで点灯動作で切り
替わる。
【0079】具体的には、左側及び右側コーナー用照明
装置10の8個毎の全体サークル点滅動作とは、左側及
び右側コーナー用照明装置10の発光ダイオードLR1
乃至LR64の内の8個を選択して点灯動作を行う際
に、次の時刻にはこれらを消灯するとともに、別の8個
を選択して点灯動作を行い、左側及び右側コーナー用照
明装置10全体としてサークル(円)を描くように点滅
動作することをいう。具体的な態様としては以下のよう
なものがある。最初に、左側コーナー用照明装置10の
発光ダイオードLR40から発光ダイオードLR33を
時刻T1で同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続
する。この場合、左側コーナー用照明装置10におい
て、図9に示す8チャンネルソースドライバSDが信号
線COM5を介して駆動信号を出力した状態で、信号線
SEG1乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入力
状態に設定することにより、その発光ダイオードLR4
0から発光ダイオードLR33までが発光する。
【0080】次に、時刻T2で、左側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR40から発光ダイオードL
R33を消灯するとともに、発光ダイオードLR32か
ら発光ダイオードLR25まで同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用照
明装置10において、図9に示す8チャンネルソースド
ライバSDが信号線COM4を介して駆動信号を出力し
た状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8までの信
号線を同時に入力状態に設定することにより、その発光
ダイオードLR32から発光ダイオードLR25までが
発光する。それにより、発光ダイオードの点灯動作は一
方向に流れるように制御される。次に、時刻T3で、左
側コーナー用照明装置10の発光ダイオードLR32か
ら発光ダイオードLR25を消灯するとともに、発光ダ
イオードLR24から発光ダイオードLR17まで同時
に点灯し、次の時刻までこの状態を継続する。この場
合、左側コーナー用照明装置10において、図9に示す
8チャンネルソースドライバSDが信号線COM3を介
して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信
号線SEG8までの信号線を同時に入力状態に設定する
ことにより、その発光ダイオードLR24から発光ダイ
オードLR17までが発光する。それにより、発光ダイ
オードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0081】次に、時刻T4で、左側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR24から発光ダイオードL
R17を消灯するとともに、発光ダイオードLR16か
ら発光ダイオードLR9まで同時に点灯し、次の時刻ま
でこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用照明
装置10において、図9に示す8チャンネルソースドラ
イバSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力した
状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8までの信号
線を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダ
イオードLR16から発光ダイオードLR9までが発光
する。それにより、発光ダイオードの点灯動作は一方向
に流れるように制御される。次に、時刻T5で、左側コ
ーナー用照明装置10の発光ダイオードLR16から発
光ダイオードLR9を消灯するとともに、発光ダイオー
ドLR8から発光ダイオードLR1まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コー
ナー用照明装置10において、図9に示す8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM1を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8
までの信号線を同時に入力状態に設定することにより、
その発光ダイオードLR8から発光ダイオードLR1ま
でが発光する。それにより、発光ダイオードの点灯動作
は一方向に流れるように制御される。
【0082】次に、時刻T6で、左側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR8から発光ダイオードLR
1まで同時に消灯するとともに、右側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR1から発光ダイオードLR
8まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用照明装置10において、
図9に示す8チャンネルソースドライバSDが駆動信号
を出力しない状態にするとともに、右側コーナー用照明
装置10において、図9に示す右側コーナー用照明装置
10の8チャンネルソースドライバSDが信号線COM
1を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1
乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入力状態に設
定することにより、右側コーナー用照明装置10の発光
ダイオードLR1から発光ダイオードLR8までが発光
する。それにより、発光ダイオードの点灯動作は一方向
に流れるように制御される。次に、時刻T7で、右側コ
ーナー用照明装置10の発光ダイオードLR1から発光
ダイオードLR8まで同時に消灯するとともに、発光ダ
イオードLR9から発光ダイオードLR16まで同時に
点灯し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、
右側コーナー用照明装置10において、図9に示す8チ
ャンネルソースドライバSDが信号線COM2を介して
駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線
SEG8までの信号線を同時に入力状態に設定すること
により、その発光ダイオードLR9から発光ダイオード
LR16までが発光する。それにより、発光ダイオード
の点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0083】次に、時刻T8で、右側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR9から発光ダイオードLR
16まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
17から発光ダイオードLR24まで同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナ
ー用照明装置10において、図9に示す8チャンネルソ
ースドライバSDが信号線COM3を介して駆動信号を
出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8ま
での信号線を同時に入力状態に設定することにより、そ
の発光ダイオードLR17から発光ダイオードLR24
までが発光する。それにより、発光ダイオードの点灯動
作は一方向に流れるように制御される。次に、時刻T9
で、右側コーナー用照明装置10の発光ダイオードLR
17から発光ダイオードLR24まで同時に消灯すると
ともに、発光ダイオードLR25から発光ダイオードL
R32まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続
する。この場合、右側コーナー用照明装置10におい
て、図9に示す8チャンネルソースドライバSDが信号
線COM4を介して駆動信号を出力した状態で、信号線
SEG1乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入力
状態に設定することにより、その発光ダイオードLR2
5から発光ダイオードLR32までが発光する。それに
より、発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるよう
に制御される。
【0084】次に、時刻T10で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR25から発光ダイオード
LR32まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR33から発光ダイオードLR40まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM5を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SE
G8までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR33から発光ダイオードL
R40までが発光する。それにより、発光ダイオードの
点灯動作は一方向に流れるように制御される。次に、時
刻T11で、右側コーナー用照明装置10の発光ダイオ
ードLR33から発光ダイオードLR40まで同時に消
灯するとともに、発光ダイオードLR64から発光ダイ
オードLR57まで同時に点灯し、次の時刻までこの状
態を継続する。この場合、右側コーナー用照明装置10
において、図9に示す8チャンネルソースドライバSD
が信号線COM8を介して駆動信号を出力した状態で、
信号線SEG1乃至信号線SEG8までの信号線を同時
に入力状態に設定することにより、その発光ダイオード
LR64から発光ダイオードLR57までが発光する。
それにより、発光ダイオードの点灯動作は、前記点灯動
作の流れる方向と反対方向に流れるように制御される。
次に、時刻T12で、右側コーナー用照明装置10の発
光ダイオードLR64から発光ダイオードLR57まで
同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR56から
発光ダイオードLR49まで同時に点灯し、次の時刻ま
でこの状態を継続する。この場合、右側コーナー用照明
装置10において、図9に示す8チャンネルソースドラ
イバSDが信号線COM7を介して駆動信号を出力した
状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8までの信号
線を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダ
イオードLR56から発光ダイオードLR49までが発
光する。それにより、発光ダイオードの点灯動作は一方
向に流れるように制御される。次に、時刻T13で、右
側コーナー用照明装置10の発光ダイオードLR56か
ら発光ダイオードLR49まで同時に消灯するととも
に、発光ダイオードLR48から発光ダイオードLR4
1まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、右側コーナー用照明装置10において、
図9に示す8チャンネルソースドライバSDが信号線C
OM6を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SE
G1乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入力状態
に設定することにより、その発光ダイオードLR48か
ら発光ダイオードLR41までが発光する。それによ
り、発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように
制御される。
【0085】次に、時刻T14で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR48から発光ダイオード
LR41まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR16から発光ダイオードLR9まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コー
ナー用照明装置10において、図9に示す8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM2を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8
までの信号線を同時に入力状態に設定することにより、
その発光ダイオードLR16から発光ダイオードLR9
までが発光する。それにより、発光ダイオードの点灯動
作は一方向に流れるように制御される。次に、時刻T1
5で、右側コーナー用照明装置10の発光ダイオードL
R16から発光ダイオードLR9まで同時に消灯すると
ともに、発光ダイオードLR8から発光ダイオードLR
1まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、右側コーナー用照明装置10において、
図9に示す8チャンネルソースドライバSDが信号線C
OM1を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SE
G1乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入力状態
に設定することにより、その発光ダイオードLR8から
発光ダイオードLR1までが発光する。それにより、発
光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御さ
れる。このように大当たり遊技を演出する。次に、時刻
T16で、右側コーナー用照明装置10の発光ダイオー
ドLR8から発光ダイオードLR1まで同時に消灯する
とともに、左側コーナー用照明装置10の発光ダイオー
ドLR8から発光ダイオードLR1まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コー
ナー用照明装置10において、図9に示す8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM1を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8
までの信号線を同時に入力状態に設定することにより、
左側コーナー用照明装置10の発光ダイオードLR8か
ら発光ダイオードLR1までが発光する。それにより、
発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御
される。次に、時刻T17で、左側コーナー用照明装置
10の発光ダイオードLR8から発光ダイオードLR1
まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR16
から発光ダイオードLR9まで同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用照
明装置10において、図9に示す8チャンネルソースド
ライバSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力し
た状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8までの信
号線を同時に入力状態に設定することにより、その発光
ダイオードLR16から発光ダイオードLR9までが発
光する。それにより、発光ダイオードの点灯動作は一方
向に流れるように制御される。
【0086】次に、時刻T18で、左側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR16から発光ダイオード
LR9まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R48から発光ダイオードLR41まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コー
ナー用照明装置10において、図9に示す8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM6を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8
までの信号線を同時に入力状態に設定することにより、
その発光ダイオードR48から発光ダイオードLR41
までが発光する。それにより、発光ダイオードの点灯動
作は一方向に流れるように制御される。次に、時刻T1
9で、左側コーナー用照明装置10の消灯するとともに
発光ダイオードLR48から発光ダイオードLR41ま
で同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR56か
ら発光ダイオードLR49まで同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用照
明装置10において、図9に示す8チャンネルソースド
ライバSDが信号線COM7を介して駆動信号を出力し
た状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG8までの信
号線を同時に入力状態に設定することにより、その発光
ダイオードLR56から発光ダイオードLR49までが
発光する。それにより、発光ダイオードの点灯動作は一
方向に流れるように制御される。
【0087】次に、時刻T20で、左側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR56から発光ダイオード
LR49まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR64から発光ダイオードLR57まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM8を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SE
G8までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR64から発光ダイオードL
R57までが発光する。それにより、発光ダイオードの
点灯動作は一方向に流れるように制御され、再び時刻T
1の状態に戻る。このような全体としてサークル(円)
を描く発光ダイオードの点灯動作は、大当たり遊技であ
ることを遊技者に知らせるとともに、その視覚に訴えて
遊技者に注目させ、興趣を増大させることができる。次
に、ランプ基板44bのCPU86Aが、主基板43の
CPU43Aから制御信号F6(普通当たり遊技)を入
力した場合、RAM86Cを使用しながらROM86B
から第2点灯パターンデータを読み出して、コーナー用
照明回路10の発光ダイオードグループL1及びL2の
点灯動作を制御する。制御信号F6(普通当たり遊技)
に対応する第2点灯パターンは、図19に示すように、
左側及び右側コーナー用照明装置10の連続する4個毎
の全体サークル点滅動作を開始するが、時刻T1、T
2、T3・・のタイミングで点灯動作で切り替わる。
【0088】左側及び右側コーナー用照明装置10の4
個毎の全体サークル点滅動作とは、普通当たり遊技を演
出する。具体的には、左側及び右側コーナー用照明装置
10の8個毎の全体サークル点滅動作とは、左側及び右
側コーナー用照明装置10の発光ダイオードLR1乃至
LR64の内の4個を選択して点灯動作を行う際に、次
の時刻にはこれらを消灯するとともに、別の4個を選択
して点灯動作を行い、左側及び右側コーナー用照明装置
10の全体としてサークル(円)を描くように点滅動作
することをいう。具体的な態様としては以下のようなも
のがある。
【0089】最初に、図19に示すように、左側コーナ
ー用照明装置10の発光ダイオードLR40から発光ダ
イオードLR37を時刻T1で同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用照
明装置10において、図9に示す8チャンネルソースド
ライバSDが信号線COM5を介して駆動信号を出力し
た状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの信
号線を同時に入力状態に設定する。
【0090】次に、時刻T2で、左側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR40から発光ダイオードL
R37まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R36から発光ダイオードLR33まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コー
ナー用照明装置10において、図9に示す8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM5を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4
までの信号線を同時に入力状態に設定することにより、
その発光ダイオードLR36から発光ダイオードLR3
3までが発光する。それにより、連続する4個毎の発光
ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。次に、時刻T3で、左側コーナー用照明装置10の
発光ダイオードLR36から発光ダイオードLR33ま
で同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR32か
ら発光ダイオードLR29まで同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用照
明装置10において、図9に示す8チャンネルソースド
ライバSDが信号線COM4を介して駆動信号を出力し
た状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの信
号線を同時に入力状態に設定することにより、その発光
ダイオードLR32から発光ダイオードLR29までが
発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオー
ドの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0091】次に、時刻T4で、左側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR32から発光ダイオードL
R29まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R28から発光ダイオードLR25まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コー
ナー用照明装置10において、図9に示す8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM4を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4
までの信号線を同時に入力状態に設定することにより、
その発光ダイオードLR28から発光ダイオードLR2
5までが発光する。それにより、連続する4個毎の発光
ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。次に、時刻T5で、左側コーナー用照明装置10の
発光ダイオードLR28から発光ダイオードLR25ま
で同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR24か
ら発光ダイオードLR21まで同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用照
明装置10において、図9に示す8チャンネルソースド
ライバSDが信号線COM3を介して駆動信号を出力し
た状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの信
号線を同時に入力状態に設定することにより、その発光
ダイオードLR24から発光ダイオードLR21までが
発光する。
【0092】次に、時刻T6で、左側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR24から発光ダイオードL
R21まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R20から発光ダイオードLR17まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コー
ナー用照明装置10において、図9に示す8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM3を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4
までの信号線を同時に入力状態に設定することにより、
その発光ダイオードLR20から発光ダイオードLR1
7までが発光する。それにより、連続する4個毎の発光
ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。次に、時刻T7で、左側コーナー用照明装置10の
発光ダイオードLR20から発光ダイオードLR17を
消灯するとともに、発光ダイオードLR16から発光ダ
イオードLR13まで同時に点灯し、次の時刻までこの
状態を継続する。この場合、左側コーナー用照明装置1
0において、図9に示す8チャンネルソースドライバS
Dが信号線COM2を介して駆動信号を出力した状態
で、信号線SEG4乃至信号線SEG8までの信号線を
同時に入力状態に設定することにより、その発光ダイオ
ードLR16から発光ダイオードLR13までが発光す
る。それにより、連続する4個毎の発光ダイオードの点
灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0093】次に、時刻T8で、左側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR16から発光ダイオードL
R13を消灯するとともに、発光ダイオードLR12か
ら発光ダイオードLR9まで同時に点灯し、次の時刻ま
でこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用照明
装置10において、図9に示す8チャンネルソースドラ
イバSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力した
状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの信号
線を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダ
イオードLR12から発光ダイオードLR9までが発光
する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオードの
点灯動作は一方向に流れるように制御される。次に、時
刻T9で、左側コーナー用照明装置10の発光ダイオー
ドLR12から発光ダイオードLR9を消灯するととも
に、発光ダイオードLR8から発光ダイオードLR5ま
で同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続する。こ
の場合、左側コーナー用照明装置10において、図9に
示す8チャンネルソースドライバSDが信号線COM1
を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG5乃
至信号線SEG8までの信号線を同時に入力状態に設定
することにより、その発光ダイオードLR8から発光ダ
イオードLR5までが発光する。それにより、連続する
4個毎の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるよ
うに制御される。
【0094】次に、時刻T10で、左側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR8から発光ダイオードL
R5を消灯するとともに、発光ダイオードLR4から発
光ダイオードLR1まで同時に点灯し、次の時刻までこ
の状態を継続する。この場合、左側コーナー用照明装置
10において、図9に示す8チャンネルソースドライバ
SDが信号線COM1を介して駆動信号を出力した状態
で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの信号線を
同時に入力状態に設定することにより、その発光ダイオ
ードLR4から発光ダイオードLR1までが発光する。
それにより、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動
作は一方向に流れるように制御される。次に、時刻T1
1で、左側コーナー用照明装置10の発光ダイオードL
R4から発光ダイオードLR1まで同時に消灯するとと
もに、右側コーナー用照明装置10の発光ダイオードL
R1から発光ダイオードLR4まで同時に点灯し、次の
時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー
用照明装置10において、図9に示す8チャンネルソー
スドライバSDが駆動信号を出力しない状態にするとと
もに、右側コーナー用照明装置10において、図9に示
す右側コーナー用照明装置10の8チャンネルソースド
ライバSDが信号線COM1を介して駆動信号を出力し
た状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの信
号線を同時に入力状態に設定することにより、右側コー
ナー用照明装置10の発光ダイオードLR1から発光ダ
イオードLR4までが発光する。それにより、連続する
4個毎の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるよ
うに制御される。
【0095】次に、時刻T12で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR1から発光ダイオードL
R4まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
5から発光ダイオードLR8まで同時に点灯し、次の時
刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナー用
照明装置10において、図9に示す8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM1を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR5から発光ダイオードLR8までが発
光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオード
の点灯動作は一方向に流れるように制御される。次に、
時刻T13で、右側コーナー用照明装置10の発光ダイ
オードLR5から発光ダイオードLR8まで同時に消灯
するとともに、発光ダイオードLR9から発光ダイオー
ドLR12まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を
継続する。この場合、右側コーナー用照明装置10にお
いて、図9に示す8チャンネルソースドライバSDが信
号線COM2を介して駆動信号を出力した状態で、信号
線SEG1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入
力状態に設定することにより、その発光ダイオードLR
9から発光ダイオードLR12までが発光する。それに
より、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動作は一
方向に流れるように制御される。
【0096】次に、時刻T14で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR9から発光ダイオードL
R12まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R13から発光ダイオードLR16まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コー
ナー用照明装置10において、図9に示す8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM2を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8
までの信号線を同時に入力状態に設定することにより、
その発光ダイオードLR13から発光ダイオードLR1
6までが発光する。それにより、連続する4個毎の発光
ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。次に、時刻T15で、右側コーナー用照明装置10
の発光ダイオードLR13から発光ダイオードLR16
まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR17
から発光ダイオードLR20まで同時に点灯し、次の時
刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナー用
照明装置10において、図9に示す8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM3を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR17から発光ダイオードLR20まで
が発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0097】次に、時刻T16で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR17から発光ダイオード
LR20まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR21から発光ダイオードLR24まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM3を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SE
G4までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR21から発光ダイオードL
R24までが発光する。それにより、連続する4個毎の
発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御
される。次に、時刻T17で、右側コーナー用照明装置
10の発光ダイオードLR21から発光ダイオードLR
24まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
25から発光ダイオードLR28まで同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナ
ー用照明装置10において、図9に示す8チャンネルソ
ースドライバSDが信号線COM4を介して駆動信号を
出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4ま
での信号線を同時に入力状態に設定することにより、そ
の発光ダイオードLR25から発光ダイオードLR28
までが発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダ
イオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。
【0098】次に、時刻T18で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR25から発光ダイオード
LR28まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR29から発光ダイオードLR32まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM4を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG5乃至信号線SE
G8までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR29から発光ダイオードL
R32までが発光する。それにより、連続する4個毎の
発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御
される。次に、時刻T19で、右側コーナー用照明装置
10の発光ダイオードLR29から発光ダイオードLR
32まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
33から発光ダイオードLR36まで同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナ
ー用照明装置10において、図9に示す8チャンネルソ
ースドライバSDが信号線COM5を介して駆動信号を
出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4ま
での信号線を同時に入力状態に設定することにより、そ
の発光ダイオードLR33から発光ダイオードLR36
までが発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダ
イオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。
【0099】次に、時刻T20で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR33から発光ダイオード
LR36まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR37から発光ダイオードLR40まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM5を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG5乃至信号線SE
G8までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR37から発光ダイオードL
R40までが発光する。それにより、連続する4個毎の
発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御
される。次に、時刻T21で、右側コーナー用照明装置
10の発光ダイオードLR37から発光ダイオードLR
40まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
64から発光ダイオードLR60まで同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナ
ー用照明装置10において、図9に示す8チャンネルソ
ースドライバSDが信号線COM8を介して駆動信号を
出力した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8ま
での信号線を同時に入力状態に設定することにより、そ
の発光ダイオードLR64から発光ダイオードLR60
までが発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダ
イオードの点灯動作は、前記点灯動作の流れる方向と反
対方向に流れるように制御される。
【0100】次に、時刻T22で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR64から発光ダイオード
LR61まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR60から発光ダイオードLR57まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM8を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SE
G4までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR60から発光ダイオードL
R57までが発光する。それにより、連続する4個毎の
発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御
される。次に、時刻T23で、右側コーナー用照明装置
10の発光ダイオードLR60から発光ダイオードLR
57まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
56から発光ダイオードLR53まで同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナ
ー用照明装置10において、図9に示す8チャンネルソ
ースドライバSDが信号線COM7を介して駆動信号を
出力した状態で、信号線SEG8乃至信号線SEG5ま
での信号線を同時に入力状態に設定することにより、そ
の発光ダイオードLR56から発光ダイオードLR53
までが発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダ
イオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。
【0101】次に、時刻T24で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR57から発光ダイオード
LR53まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR52から発光ダイオードLR49まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM7を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SE
G4までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR52から発光ダイオードL
R49までが発光する。それにより、連続する4個毎の
発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御
される。次に、時刻T25で、右側コーナー用照明装置
10の発光ダイオードLR52から発光ダイオードLR
49まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
48から発光ダイオードLR45まで同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナ
ー用照明装置10において、図9に示す8チャンネルソ
ースドライバSDが信号線COM6を介して駆動信号を
出力した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8ま
での信号線を同時に入力状態に設定することにより、そ
の発光ダイオードLR48から発光ダイオードLR45
までが発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダ
イオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。
【0102】次に、時刻T26で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR48から発光ダイオード
LR45まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR44から発光ダイオードLR41まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM6を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SE
G4までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR44から発光ダイオードL
R41までが発光する。それにより、連続する4個毎の
発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御
される。次に、時刻T27で、右側コーナー用照明装置
10の発光ダイオードLR44から発光ダイオードLR
41まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
13から発光ダイオードLR16まで同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナ
ー用照明装置10において、図9に示す8チャンネルソ
ースドライバSDが信号線COM2を介して駆動信号を
出力した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8ま
での信号線を同時に入力状態に設定することにより、そ
の発光ダイオードLR13から発光ダイオードLR16
までが発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダ
イオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。
【0103】次に、時刻T28で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR13から発光ダイオード
LR16まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR12から発光ダイオードLR9まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コー
ナー用照明装置10において、図9に示す8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM2を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4
までの信号線を同時に入力状態に設定することにより、
その発光ダイオードLR12から発光ダイオードLR9
までが発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダ
イオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。次に、時刻T29で、右側コーナー用照明装置10
の発光ダイオードLR9から発光ダイオードLR12ま
で同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR5から
発光ダイオードLR8まで同時に点灯し、次の時刻まで
この状態を継続する。この場合、右側コーナー用照明装
置10において、図9に示す8チャンネルソースドライ
バSDが信号線COM1を介して駆動信号を出力した状
態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの信号線
を同時に入力状態に設定することにより、その発光ダイ
オードLR5から発光ダイオードLR8までが発光す
る。それにより、連続する4個毎の発光ダイオードの点
灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0104】次に、時刻T30で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR5から発光ダイオードL
R8まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
1から発光ダイオードLR4まで同時に点灯し、次の時
刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナー用
照明装置10において、図9に示す右側コーナー用照明
装置10の8チャンネルソースドライバSDが信号線C
OM1を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SE
G1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入力状態
に設定することにより、右側コーナー用照明装置10の
発光ダイオードLR1から発光ダイオードLR4までが
発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオー
ドの点灯動作は一方向に流れるように制御される。次
に、時刻T31で、右側コーナー用照明装置10の発光
ダイオードLR1から発光ダイオードLR4まで同時に
消灯するとともに、左側コーナー用照明装置10の発光
ダイオードLR4から発光ダイオードLR1まで同時に
点灯し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、
右側コーナー用照明装置10において、図9に示す8チ
ャンネルソースドライバSDが駆動信号を出力しない状
態にするとともに、左側コーナー用照明装置10におい
て、図9に示す8チャンネルソースドライバSDが信号
線COM1を介して駆動信号を出力した状態で、信号線
SEG1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入力
状態に設定することにより、左側コーナー用照明装置1
0の発光ダイオードLR4から発光ダイオードLR1ま
でが発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイ
オードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0105】次に、時刻T32で、左側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR4から発光ダイオードL
R1まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
8から発光ダイオードLR5まで同時に点灯し、次の時
刻までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用
照明装置10において、図9に示す8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM1を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR8から発光ダイオードLR5までが発
光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオード
の点灯動作は一方向に流れるように制御される。次に、
時刻T33で、左側コーナー用照明装置10の発光ダイ
オードLR8から発光ダイオードLR5まで同時に消灯
するとともに、発光ダイオードLR12から発光ダイオ
ードLR9まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を
継続する。この場合、左側コーナー用照明装置10にお
いて、図9に示す8チャンネルソースドライバSDが信
号線COM2を介して駆動信号を出力した状態で、信号
線SEG1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入
力状態に設定することにより、その発光ダイオードLR
12から発光ダイオードLR9までが発光する。それに
より、連続する4個毎の発光ダイオードの点灯動作は一
方向に流れるように制御される。
【0106】次に、時刻T34で、左側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR9から発光ダイオードL
R12まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R16から発光ダイオードLR13まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コー
ナー用照明装置10において、図9に示す8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM2を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4
までの信号線を同時に入力状態に設定することにより、
その発光ダイオードLR16から発光ダイオードLR1
3までが発光する。それにより、連続する4個毎の発光
ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。次に、時刻T35で、左側コーナー用照明装置10
の発光ダイオードLR16から発光ダイオードLR13
まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR44
から発光ダイオードLR41まで同時に点灯し、次の時
刻までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用
照明装置10において、図9に示す8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR16から発光ダイオードLR13まで
が発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0107】次に、時刻T36で、左側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR44から発光ダイオード
LR41まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR48から発光ダイオードLR45まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM6を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG5乃至信号線SE
G8までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR48から発光ダイオードL
R45までが発光する。それにより、連続する4個毎の
発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御
される。
【0108】次に、時刻T37で、左側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR48から発光ダイオード
LR45まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR46から発光ダイオードLR49まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM7を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SE
G4までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR52から発光ダイオードL
R49までが発光する。それにより、連続する4個毎の
発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御
される。次に、時刻T37で、左側コーナー用照明装置
10の発光ダイオードLR49から発光ダイオードLR
45まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
52から発光ダイオードLR49まで同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コーナ
ー用照明装置10において、図9に示す8チャンネルソ
ースドライバSDが信号線COM7を介して駆動信号を
出力した状態で、信号線SEG8乃至信号線SEG5ま
での信号線を同時に入力状態に設定することにより、そ
の発光ダイオードLR52から発光ダイオードLR49
までが発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダ
イオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。次に、時刻T38で、左側コーナー用照明装置10
の発光ダイオードLR52から発光ダイオードLR49
まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR53
から発光ダイオードLR56まで同時に点灯し、次の時
刻までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用
照明装置10において、図9に示す8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM7を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG8乃至信号線SEG5までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR56から発光ダイオードLR53まで
が発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0109】次に、時刻T39で、左側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR56から発光ダイオード
LR53まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR60から発光ダイオードLR57まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM8を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SE
G4までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR60から発光ダイオードL
R57までが発光する。それにより、連続する4個毎の
発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御
される。次に、時刻T40で、左側コーナー用照明装置
10の発光ダイオードLR60から発光ダイオードLR
57まで同時に消灯するとともに発光ダイオードLR6
4から発光ダイオードLR61まで同時に点灯し、次の
時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー
用照明装置10において、図9に示す8チャンネルソー
スドライバSDが信号線COM8を介して駆動信号を出
力した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8まで
の信号線を同時に入力状態に設定することにより、その
発光ダイオードLR64から発光ダイオードLR60ま
でが発光する。それにより、連続する4個毎の発光ダイ
オードの点灯動作は、一方向に流れるように制御され、
再び時刻T1の状態に戻るが、このような全体としてサ
ークル(円)を描く連続する4個毎の発光ダイオードの
点灯動作は、普通当たり遊技であることを遊技者に知ら
せるとともに、その視覚に訴えて遊技者に注目させ、興
趣を増大させることができる。
【0110】更に、ランプ基板44bのCPU86A
が、主基板43のCPU43Aから制御信号F7(図柄
変動状態)を入力した場合、RAM86Cを使用しなが
らROM86Bから第3点灯パターンデータを読み出し
て、コーナー用照明回路10の発光ダイオードグループ
L1及びL2の点灯動作を制御する。制御信号F7(図
柄変動状態)に対応する第3点灯パターンは、図20に
示すように、左側及び右側コーナー用照明装置10の4
個点灯4個消灯のサークル点滅動作に対応するが、時刻
T1、T2、T3・・のタイミングで点灯動作で切り替
わる。
【0111】左側及び右側コーナー用照明装置10の4
個点灯4個消灯の流れ点滅動作は、図柄変動状態を演出
する。具体的には、左側及び右側コーナー用照明装置1
0の4個点灯4個消灯の流れ点滅動作とは、左側及び右
側コーナー用照明装置10の発光ダイオードLR1乃至
LR64の内の連続する4個を選択して点灯動作を行う
とともにこれに連続する4個を選択して不点灯動作を行
い、次の時刻にはこれら点灯した発光ダイオードを消灯
する。そして、隣接する別の4個を選択して点灯動作を
行うとともに、これに連続する4個を選択して不点灯動
作を行い、左側及び右側コーナー用照明装置10全体と
してサークル(円)を描くように点滅動作することをい
う。具体的な態様としては以下のようなものがある。
【0112】最初に、左側コーナー用照明装置10の発
光ダイオードLR40から発光ダイオードLR37を時
刻T1で同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用照明装置10において、
図9に示す8チャンネルソースドライバSDが信号線C
OM5を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SE
G5乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入力状態
に設定することにより、その発光ダイオードが発光す
る。
【0113】次に、時刻T2で、左側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR40から発光ダイオードL
R37を消灯するとともに、発光ダイオードLR32か
ら発光ダイオードLR29まで同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用照
明装置10において、図9に示す8チャンネルソースド
ライバSDが信号線COM4を介して駆動信号を出力し
た状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの信
号線を同時に入力状態に設定することにより、その発光
ダイオードLR32から発光ダイオードLR29までが
発光する。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。次
に、時刻T3で、左側コーナー用照明装置10の発光ダ
イオードLR32から発光ダイオードLR29を消灯す
るとともに、発光ダイオードLR24から発光ダイオー
ドLR20まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を
継続する。この場合、左側コーナー用照明装置10にお
いて、図9に示す8チャンネルソースドライバSDが信
号線COM3を介して駆動信号を出力した状態で、信号
線SEG5乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入
力状態に設定することにより、その発光ダイオード24
から発光ダイオードLR20までが発光する。それによ
り、4個点灯4個消灯の発光ダイオードの点灯動作は一
方向に流れるように制御される。
【0114】次に、時刻T4で、左側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR24から発光ダイオードL
R20を消灯するとともに、発光ダイオードLR16か
ら発光ダイオードLR13まで同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、左側コーナー用照
明装置10において、図9に示す8チャンネルソースド
ライバSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力し
た状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8までの信
号線を同時に入力状態に設定することにより、その発光
ダイオードLR16から発光ダイオードLR13までが
発光する。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。次
に、時刻T5で、左側コーナー用照明装置10の発光ダ
イオードLR16から発光ダイオードLR13を消灯す
るとともに、発光ダイオードLR8から発光ダイオード
LR5まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続
する。この場合、左側コーナー用照明装置10におい
て、図9に示す8チャンネルソースドライバSDが信号
線COM1を介して駆動信号を出力した状態で、信号線
SEG5乃至信号線SEG8までの信号線を同時に入力
状態に設定することにより、その発光ダイオードLR8
から発光ダイオードLR5までが発光する。それによ
り、4個点灯4個消灯の発光ダイオードの点灯動作は一
方向に流れるように制御される。
【0115】次に、時刻T6で、左側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR8から発光ダイオードLR
5まで同時に消灯するとともに、右側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR1から発光ダイオードLR
4まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用照明装置10において、
図9に示す8チャンネルソースドライバSDが駆動信号
を出力しない状態にするとともに、右側コーナー用照明
装置10において、図9に示す右側コーナー用照明装置
10の8チャンネルソースドライバSDが信号線COM
1を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1
乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入力状態に設
定することにより、右側コーナー用照明装置10の発光
ダイオードLR1から発光ダイオードLR4までが発光
する。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイオード
の点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0116】次に、時刻T7で、右側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR1から発光ダイオードLR
4まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR9
から発光ダイオードLR13まで同時に点灯し、次の時
刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナー用
照明装置10において、図9に示す8チャンネルソース
ドライバSDが信号線COM2を介して駆動信号を出力
した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの
信号線を同時に入力状態に設定することにより、その発
光ダイオードLR9から発光ダイオードLR13までが
発光する。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0117】次に、時刻T8で、右側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR9から発光ダイオードLR
13まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR
17から発光ダイオードLR20まで同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナ
ー用照明装置10において、図9に示す8チャンネルソ
ースドライバSDが信号線COM3を介して駆動信号を
出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4ま
での信号線を同時に入力状態に設定することにより、そ
の発光ダイオードLR17から発光ダイオードLR20
までが発光する。それにより、4個点灯4個消灯の発光
ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御され
る。次に、時刻T9で、右側コーナー用照明装置10の
発光ダイオードLR17から発光ダイオードLR20ま
で同時に消灯するとともに、発光ダイオードLR25か
ら発光ダイオードLR29まで同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、右側コーナー用照
明装置10において、図9に示す8チャンネルソースド
ライバSDが信号線COM4を介して駆動信号を出力し
た状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4までの信
号線を同時に入力状態に設定することにより、その発光
ダイオードLR25から発光ダイオードLR29までが
発光する。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0118】次に、時刻T10で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR25から発光ダイオード
LR29まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR33から発光ダイオードLR36まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM5を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SE
G4までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR33から発光ダイオードL
R36までが発光する。それにより、4個点灯4個消灯
の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制
御される。
【0119】次に、時刻T11で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR33から発光ダイオード
LR36まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR64から発光ダイオードLR60まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM8を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG5乃至信号線SE
G8までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR64から発光ダイオードL
R60までが発光する。それにより、発光ダイオードの
点灯動作は、前記点灯動作の流れる方向と反対方向に流
れるように制御される。
【0120】次に、時刻T12で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR64から発光ダイオード
LR60まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR56から発光ダイオードLR53まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM7を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG5乃至信号線SE
G8までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR56から発光ダイオードL
R53までが発光する。それにより、4個点灯4個消灯
の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制
御される。
【0121】次に、時刻T13で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR56から発光ダイオード
LR53まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR48から発光ダイオードLR45まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM6を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG5乃至信号線SE
G8までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR56から発光ダイオードL
R53までが発光する。それにより、4個点灯4個消灯
の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制
御される。
【0122】次に、時刻T14で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR48から発光ダイオード
LR45まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR16から発光ダイオードLR13まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、右側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM2を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG5乃至信号線SE
G8までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR48から発光ダイオードL
R45までが発光する。それにより、4個点灯4個消灯
の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制
御される。次に、時刻T15で、右側コーナー用照明装
置10の発光ダイオードLR16から発光ダイオードL
R13まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R8から発光ダイオードLR5まで同時に点灯し、次の
時刻までこの状態を継続する。この場合、右側コーナー
用照明装置10において、図9に示す8チャンネルソー
スドライバSDが信号線COM1を介して駆動信号を出
力した状態で、信号線SEG5乃至信号線SEG8まで
の信号線を同時に入力状態に設定することにより、その
発光ダイオードLR8から発光ダイオードLR5までが
発光する。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0123】次に、時刻T16で、右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR8から発光ダイオードL
R5まで同時に消灯するとともに、左側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR4から発光ダイオードL
R1まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用照明装置10において、
図9に示す8チャンネルソースドライバSDが信号線C
OM1を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SE
G1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入力状態
に設定することにより、左側コーナー用照明装置10の
発光ダイオードLR4から発光ダイオードLR1までが
発光する。それにより、4個点灯4個消灯の発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。次
に、時刻T17で、左側コーナー用照明装置10の発光
ダイオードLR4から発光ダイオードLR1まで同時に
消灯するとともに、発光ダイオードLR12から発光ダ
イオードLR9まで同時に点灯し、次の時刻までこの状
態を継続する。この場合、左側コーナー用照明装置10
において、図9に示す8チャンネルソースドライバSD
が信号線COM2を介して駆動信号を出力した状態で、
信号線SEG1乃至信号線SEG4までの信号線を同時
に入力状態に設定することにより、その発光ダイオード
LR12から発光ダイオードLR9までが発光する。そ
れにより、4個点灯4個消灯の発光ダイオードの点灯動
作は一方向に流れるように制御される。
【0124】次に、時刻T18で、左側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR12から発光ダイオード
LR9まで同時に消灯するとともに、発光ダイオードL
R45から発光ダイオードLR41まで同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側コー
ナー用照明装置10において、図9に示す8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM6を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SEG4
までの信号線を同時に入力状態に設定することにより、
その発光ダイオードLR45から発光ダイオードLR4
1までが発光する。それにより、4個点灯4個消灯の発
光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制御さ
れる。
【0125】次に、時刻T19で、左側コーナー用照明
装置10の消灯するとともに発光ダイオードLR45か
ら発光ダイオードLR41まで同時に消灯するととも
に、発光ダイオードLR52から発光ダイオードLR4
9まで同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継続す
る。この場合、左側コーナー用照明装置10において、
図9に示す8チャンネルソースドライバSDが信号線C
OM7を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SE
G1乃至信号線SEG4までの信号線を同時に入力状態
に設定することにより、その発光ダイオードLR52か
ら発光ダイオードLR49までが発光する。それによ
り、4個点灯4個消灯の発光ダイオードの点灯動作は一
方向に流れるように制御される。
【0126】次に、時刻T20で、左側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR52から発光ダイオード
LR49まで同時に消灯するとともに、発光ダイオード
LR60から発光ダイオードLR57まで同時に点灯
し、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM8を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG1乃至信号線SE
G4までの信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その発光ダイオードLR60から発光ダイオードL
R57までが発光する。それにより、4個点灯4個消灯
の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制
御され、再び時刻T1の状態に戻る。このような全体と
してサークル(円)を描く4個点灯4個消灯の発光ダイ
オードの点灯動作は、図柄変動状態であることを遊技者
に知らせるとともに、その遊技者の視覚に訴えて遊技者
に注目させ、興趣を増大させることができる。
【0127】次に、ランプ基板44bのCPU86A
が、主基板43のCPU43Aから制御信号F8(通常
遊技)を入力した場合、RAM86Cを使用しながらR
OM86Bから第4点灯パターンデータを読み出して、
コーナー用照明回路10の発光ダイオードグループL1
及びL2の点灯動作を制御する。制御信号F8(通常遊
技)に対応する第4点灯パターンは、図21に示すよう
に、左側及び右側コーナー用照明装置10の中央からの
2個点灯2個消灯タイプの流れ点滅動作を開始するが、
時刻T1、T2、T3・・のタイミングで点灯動作で切
り替わる。
【0128】左側及び右側コーナー用照明装置10の中
央からの2個点灯2個消灯タイプの流れ点滅動作は、通
常遊技を演出する。具体的には、左側及び右側コーナー
用照明装置10の2個点灯2個消灯タイプの流れ点滅動
作とは、左側及び右側コーナー用照明装置10の発光ダ
イオードLR1乃至LR64の内の連続する2個を選択
して点灯動作を行うとともにこれに連続する2個を選択
して不点灯動作を行い、次の時刻にはこれら点灯した発
光ダイオードを消灯する。そして、隣接する別の2個を
選択して点灯動作を行うとともに、これに連続する2個
を選択して不点灯動作を行い、左側及び右側コーナー用
照明装置10全体として流れるように点滅動作すること
をいう。具体的な態様としては以下のようなものがあ
る。
【0129】最初に、左側及び右側コーナー用照明装置
10の発光ダイオードLR1及び発光ダイオードLR2
を時刻T1で同時に点灯し、次の時刻までこの状態を継
続する。この場合、左側及び右側コーナー用照明装置1
0において、図9に示す8チャンネルソースドライバS
Dが信号線COM1を介して駆動信号を出力した状態
で、信号線SEG1及び信号線SEG2までの信号線を
同時に入力状態に設定することにより、その左側及び右
側コーナー用照明装置10の発光ダイオードLR1及び
発光ダイオードLR2が発光する。次に、時刻T2で、
左側及び右側コーナー用照明装置10の発光ダイオード
LR1及び発光ダイオードLR2を消灯するとともに、
発光ダイオードLR5及び発光ダイオードLR6を同時
に点灯し、次の時刻までこの状態を継続する。この場
合、左側及び右側コーナー用照明装置10において、図
9に示す8チャンネルソースドライバSDが信号線CO
M1を介して駆動信号を出力した状態で、信号線SEG
5及び信号線SEG6までの信号線を同時に入力状態に
設定することにより、その左側及び右側コーナー用照明
装置10の発光ダイオードLR5及び発光ダイオードL
R6が発光する。それにより、2個点灯2個消灯タイプ
の発光ダイオードの点灯動作は一方向に流れるように制
御される。
【0130】次に、時刻T3で、左側及び右側コーナー
用照明装置10の発光ダイオードLR5及び発光ダイオ
ードLR6を消灯するとともに、発光ダイオードLR9
及び発光ダイオードLR10を同時に点灯し、次の時刻
までこの状態を継続する。この場合、左側及び右側コー
ナー用照明装置10において、図9に示す8チャンネル
ソースドライバSDが信号線COM2を介して駆動信号
を出力した状態で、信号線SEG1及び信号線SEG2
の信号線を同時に入力状態に設定することにより、その
左側及び右側コーナー用照明装置10の発光ダイオード
LR9及び発光ダイオードLR10が発光する。それに
より、2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオードの点灯
動作は一方向に流れるように制御される。
【0131】次に、時刻T4で、左側及び右側コーナー
用照明装置10の発光ダイオードLR9及び発光ダイオ
ードLR10を消灯するとともに、発光ダイオードLR
13及び発光ダイオードLR14を同時に点灯し、次の
時刻までこの状態を継続する。この場合、左側及び右側
コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャン
ネルソースドライバSDが信号線COM2を介して駆動
信号を出力した状態で、信号線SEG5及び信号線SE
G6の信号線を同時に入力状態に設定することにより、
その左側及び右側コーナー用照明装置10の発光ダイオ
ードLR13及び発光ダイオードLR14が発光する。
それにより、2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオード
の点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0132】次に、時刻T5で、左側及び右側コーナー
用照明装置10の発光ダイオードLR13及び発光ダイ
オードLR14を消灯するとともに、発光ダイオードL
R17及び発光ダイオードLR18を同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側及び右
側コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャ
ンネルソースドライバSDが信号線COM3を介して駆
動信号を出力した状態で、信号線SEG1及び信号線S
EG2の信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その左側及び右側コーナー用照明装置10の発光ダ
イオードLR17及び発光ダイオードLR18が発光す
る。それにより、2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0133】次に、時刻T6で、左側及び右側コーナー
用照明装置10の発光ダイオードLR17及び発光ダイ
オードLR18を消灯するとともに、発光ダイオードL
R21及び発光ダイオードLR22を同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側及び右
側コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャ
ンネルソースドライバSDが信号線COM3を介して駆
動信号を出力した状態で、信号線SEG5及び信号線S
EG6の信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その左側及び右側コーナー用照明装置10の発光ダ
イオードLR21及び発光ダイオードLR22が発光す
る。それにより、2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。次
に、時刻T7で、左側及び右側コーナー用照明装置10
の発光ダイオードLR21及び発光ダイオードLR22
を消灯するとともに、発光ダイオードLR25及び発光
ダイオードLR26を同時に点灯し、次の時刻までこの
状態を継続する。この場合、左側及び右側コーナー用照
明装置10において、図9に示す8チャンネルソースド
ライバSDが信号線COM4を介して駆動信号を出力し
た状態で、信号線SEG1及び信号線SEG2の信号線
を同時に入力状態に設定することにより、その左側及び
右側コーナー用照明装置10の発光ダイオードLR25
及び発光ダイオードLR26が発光する。それにより、
2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオードの点灯動作は
一方向に流れるように制御される。
【0134】次に、時刻T8で、左側及び右側コーナー
用照明装置10の発光ダイオードLR25及び発光ダイ
オードLR26を消灯するとともに、発光ダイオードL
R29及び発光ダイオードLR30を同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側及び右
側コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャ
ンネルソースドライバSDが信号線COM4を介して駆
動信号を出力した状態で、信号線SEG5及び信号線S
EG6の信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その左側及び右側コーナー用照明装置10の発光ダ
イオードLR29及び発光ダイオードLR30が発光す
る。それにより、2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0135】次に、時刻T9で、左側及び右側コーナー
用照明装置10の発光ダイオードLR29及び発光ダイ
オードLR30を消灯するとともに、発光ダイオードL
R33及び発光ダイオードLR34を同時に点灯し、次
の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側及び右
側コーナー用照明装置10において、図9に示す8チャ
ンネルソースドライバSDが信号線COM4を介して駆
動信号を出力した状態で、信号線SEG1及び信号線S
EG2の信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その左側及び右側コーナー用照明装置10の発光ダ
イオードLR33及び発光ダイオードLR34が発光す
る。それにより、2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御される。
【0136】次に、時刻T10で、左側及び右側コーナ
ー用照明装置10の発光ダイオードLR33及び発光ダ
イオードLR34を消灯するとともに、発光ダイオード
LR37及び発光ダイオードLR38を同時に点灯し、
次の時刻までこの状態を継続する。この場合、左側及び
右側コーナー用照明装置10において、図9に示す8チ
ャンネルソースドライバSDが信号線COM4を介して
駆動信号を出力した状態で、信号線SEG1及び信号線
SEG2の信号線を同時に入力状態に設定することによ
り、その左側及び右側コーナー用照明装置10の発光ダ
イオードLR37及び発光ダイオードLR38が発光す
る。それにより、2個点灯2個消灯タイプの発光ダイオ
ードの点灯動作は一方向に流れるように制御され、再び
時刻T1の状態に戻る。このような2個点灯2個消灯の
発光ダイオードの点灯動作は、通常状態であることを遊
技者に知らせるとともに、その遊技者の視覚に訴えて遊
技者に注目させ、興趣を増大させることができる。
【0137】このように発光ダイオードグループL1及
びL2の点灯は遊技者にとって有利な遊技状態(例えば
大当たり状態、普通当たり状態、図柄変動状態等)時
に、遊技者にとって有利でない通常状態と比べて異なる
ように制御されるので、遊技者にとって有利な遊技状態
と遊技者にとって有利でない状態とを容易に判別でき
る。このように発光ダイオードグループL1及びL2の
点灯が変更される結果、遊技者の視覚に訴えて遊技者に
注目させる。従って、発光ダイオードグループL1及び
L2の点灯は、遊技内容と関連するように制御されてい
ることになる。
【0138】また、ランプ基板44bのCPU86A
が、主基板43のCPU43Aから制御信号F2を入力
した場合、RAM86Cを使用しながらROM86Bか
ら、制御信号F2(賞球切れ用点灯)に対応するエラー
パターンデータを読み出して、コーナー用照明回路10
の発光ダイオードグループL1の点灯動作を制御する。
エラー制御信号F2(賞球切れ用点灯)の場合、左側コ
ーナー用照明装置10のみの間引き点灯動作に対応する
(図22参照)。ここで、エラー制御信号F2に対応す
るエラーパターンは、時刻T1、T3、・・で左側コー
ナー用照明装置10の奇数番目の発光ダイオードが点灯
し、時刻T2、T4、T6・・で左側コーナー用照明装
置10の偶数番目の発光ダイオードが点灯する。
【0139】具体的には、時刻T1で、左側コーナー用
照明装置10のダイオードLR1、LR3、LR5、L
R7、LR9、LR11、LR13、LR15、LR1
7、LR19、LR21、LR23、LR25、LR2
7、LR29、LR31、LR33、LR35、LR3
7、LR39、LR41、LR43、LR45、LR4
7、LR49、LR51、LR53、LR55、LR5
7、LR59、LR61及びR63を選択して点灯動作
を行い、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、
左側コーナー用照明装置10において、図9に示す8チ
ャンネルソースドライバSDが信号線COM1乃至信号
線COM8を介して駆動信号を出力した状態で、信号線
SEG1、SEG3、SEG5、SEG7までの信号線
を同時に入力状態に設定することにより、奇数番目の発
光ダイオードが発光する。
【0140】次に、時刻T2で、左側コーナー用照明装
置10のダイオードLR1、LR3、LR5、LR7、
LR9、LR11、LR13、LR15、LR17、L
R19、LR21、LR23、LR25、LR27、L
R29、LR31、LR33、LR35、LR37、L
R39、LR41、LR43、LR45、LR47、L
R49、LR51、LR53、LR55、LR57、L
R59、LR61及びR63を消灯し、更に、左側コー
ナー用照明装置10のダイオードLR2、LR4、LR
6、LR8、LR10、LR12、LR14、LR1
6、LR18、LR20、LR22、LR24、LR2
6、LR28、LR30、LR32、LR34、LR3
6、LR38、LR40、LR42、LR44、LR4
6、LR48、LR50、LR52、LR54、LR5
6、LR58、LR60、LR62及びR64を選択し
て点灯動作を行い、次の時刻までこの状態を継続する。
この場合、左側コーナー用照明装置10において、図9
に示す8チャンネルソースドライバSDが信号線COM
1乃至信号線COM8を介して駆動信号を出力した状態
で、信号線SEG2、SEG4、SEG6、SEG8ま
での信号線を同時に入力状態に設定することにより、奇
数番目の発光ダイオードが発光する。そして、時刻T3
で、時刻T1の状態に戻り、以下この態様が繰り返され
る。それにより、左側コーナー用照明装置10を見る管
理者及び遊技者は、賞球切れ用エラーであることが分か
る。
【0141】また、ランプ基板44bのCPU86A
が、主基板43のCPU43Aから制御信号F3(補給
切れ用点灯)を入力した場合、RAM86Cを使用しな
がらROM86Bから、制御信号F3に対応するエラー
パターンデータを読み出して、コーナー用照明回路10
の発光ダイオードグループL2の点灯動作を制御する。
エラー制御信号F3(補給切れ用点灯)の場合、右側コ
ーナー用照明装置10のみの間引き点灯動作に対応する
(図23参照)。ここで、エラー制御信号F3に対応す
るエラーパターンは、時刻T1、T3、・・で右側コー
ナー用照明装置10の奇数番目の発光ダイオードが点灯
し、時刻T2、T4、T6・・で右側コーナー用照明装
置10の偶数番目の発光ダイオードが点灯する。
【0142】具体的には、時刻T1で、右側コーナー用
照明装置10のダイオードLR1、LR3、LR5、L
R7、LR9、LR11、LR13、LR15、LR1
7、LR19、LR21、LR23、LR25、LR2
7、LR29、LR31、LR33、LR35、LR3
7、LR39、LR41、LR43、LR45、LR4
7、LR49、LR51、LR53、LR55、LR5
7、LR59、LR61及びR63を選択して点灯動作
を行い、次の時刻までこの状態を継続する。この場合、
右側コーナー用照明装置10において、図9に示す8チ
ャンネルソースドライバSDが信号線COM1乃至信号
線COM8を介して駆動信号を出力した状態で、信号線
SEG1、SEG3、SEG5、SEG7までの信号線
を同時に入力状態に設定することにより、奇数番目の発
光ダイオードが発光する。次に、時刻T2で、右側コー
ナー用照明装置10のダイオードLR1、LR3、LR
5、LR7、LR9、LR11、LR13、LR15、
LR17、LR19、LR21、LR23、LR25、
LR27、LR29、LR31、LR33、LR35、
LR37、LR39、LR41、LR43、LR45、
LR47、LR49、LR51、LR53、LR55、
LR57、LR59、LR61及びR63を消灯し、更
に、右側コーナー用照明装置10のダイオードLR2、
LR4、LR6、LR8、LR10、LR12、LR1
4、LR16、LR18、LR20、LR22、LR2
4、LR26、LR28、LR30、LR32、LR3
4、LR36、LR38、LR40、LR42、LR4
4、LR46、LR48、LR50、LR52、LR5
4、LR56、LR58、LR60、LR62及びR6
4を選択して点灯動作を行い、次の時刻までこの状態を
継続する。
【0143】この場合、右側コーナー用照明装置10に
おいて、図9に示す8チャンネルソースドライバSDが
信号線COM1乃至信号線COM8を介して駆動信号を
出力した状態で、信号線SEG2、SEG4、SEG
6、SEG8までの信号線を同時に入力状態に設定する
ことにより、奇数番目の発光ダイオードが発光する。そ
して、時刻T3で、時刻T1の状態に戻り、以下この態
様が繰り返される。それにより、右側コーナー用照明装
置10を見る管理者及び遊技者は、補給切れ用エラーで
あることが分かる。
【0144】また、ランプ基板44bのCPU86A
が、主基板43のCPU43Aから制御信号F4(下皿
満タン用点灯)を入力した場合、RAM86Cを使用し
ながらROM86Bから、制御信号F4に対応するエラ
ーパターンデータを読み出して、コーナー用照明回路1
0の発光ダイオードグループL1及びL2の点灯動作を
制御する。エラー制御信号F4(下皿満タン用点灯)の
場合、左側及び右側コーナー用照明装置10の交互点滅
動作に対応する(図24参照)。ここで、エラー制御信
号F4に対応するエラーパターンは、時刻T1、T3、
・・で左側コーナー用照明装置10の奇数番目の発光ダ
イオードが点灯し、時刻T2、T4、T6・・で左側コ
ーナー用照明装置10の奇数番目の発光ダイオードが点
灯する。
【0145】具体的には、時刻T1で、左側コーナー用
照明装置10のダイオードLR1、LR3、LR5、L
R7、LR9、LR11、LR13、LR15、LR1
7、LR19、LR21、LR23、LR25、LR2
7、LR29、LR31、LR33、LR35、LR3
7、LR39、LR41、LR43、LR45、LR4
7、LR49、LR51、LR53、LR55、LR5
7、LR59、LR61及びR63を選択して点灯動作
を行い、次の時刻T2までこの状態を継続する。この場
合、左側コーナー用照明装置10において、図9に示す
8チャンネルソースドライバSDが信号線COM1乃至
信号線COM8を介して駆動信号を出力した状態で、信
号線SEG1、SEG3、SEG5、SEG7までの信
号線を同時に入力状態に設定することにより、奇数番目
の発光ダイオードが発光する。
【0146】次に、時刻T2で、左側コーナー用照明装
置10のダイオードLR1、LR3、LR5、LR7、
LR9、LR11、LR13、LR15、LR17、L
R19、LR21、LR23、LR25、LR27、L
R29、LR31、LR33、LR35、LR37、L
R39、LR41、LR43、LR45、LR47、L
R49、LR51、LR53、LR55、LR57、L
R59、LR61及びR63を消灯し、更に、右側コー
ナー用照明装置10のダイオードLR1、LR3、LR
5、LR7、LR9、LR11、LR13、LR15、
LR17、LR19、LR21、LR23、LR25、
LR27、LR29、LR31、LR33、LR35、
LR37、LR39、LR41、LR43、LR45、
LR47、LR49、LR51、LR53、LR55、
LR57、LR59、LR61及びR63を選択して点
灯動作を行い、次の時刻T3までこの状態を継続する。
この場合、左側コーナー用照明装置10において、図9
に示す8チャンネルソースドライバSDが信号線COM
1乃至信号線COM8を介して駆動信号を出力した状態
で、信号線SEG1、SEG3、SEG5、SEG7ま
での信号線を同時に入力状態に設定することにより、奇
数番目の発光ダイオードが発光する。そして、時刻T3
で、時刻T1の点灯状態に戻り、以下この態様が繰り返
される。それにより、左側及び右側コーナー用照明装置
10を見る管理者及び遊技者は、下皿満タン用点灯であ
ることが分かる。
【0147】このように発光ダイオードグループL1及
びL2の点灯は、エラー状態時に、エラー状態の種類に
応じて異なるように制御されるので、エラー状態の種類
で、発光ダイオードグループL1及びL2の点灯が変更
される。それにより、発光ダイオードグループL1及び
L2の点灯を見れば、エラー状態が分かるとともに、遊
技者の視覚に訴えて遊技者に注目させる。
【0148】次に、主基板43の制御回路のCPU43
Aの動作について、図13に示すフローチャートを参照
して説明する。主基板43のCPU43Aは、ROM4
3Bに記憶されている動作プログラムデータに従って動
作し、入賞口20a、20b、20cの内のいずれかへ
の入賞を検出したか否かを判断する(S1)。主基板4
3のCPU43Aが、入賞口20a、20b、20cへ
の入賞を検出した場合(S1:YES)、各入賞データ
等を主基板43のRAM43Cに記憶し(S2)、賞球
基板45のCPU83A、音声基板44aのCPU85
A、及びランプ基板44bのCPU86A、表示基板4
4cのCPU87Aに、その入賞データに対応する制御
信号を出力する(S3)。主基板43のCPU43A
は、ゲート30への入賞を検出したか否かを判断する
(S4)。ゲート30への入賞を検出した場合(S4:
YES)、主基板43のCPU43Aは、その検出信号
が入力された時のカウント値と、ROM43Bに記憶さ
れている数値の「当たりカウント値」とが一致するか否
かを判断する。
【0149】そして、主基板43のCPU43Aは、当
たりであるゲート入賞データを主基板43のRAM43
Cに記憶する(S5)。その後、主基板43のCPU4
3Aは、賞球基板45のCPU83A、音声基板44a
のCPU85A、及びランプ基板44bのCPU86
A、表示基板44cのCPU87Aに、ゲート入賞デー
タに対応する制御信号を出力する(S6)。また、主基
板43のCPU43Aは、第1種始動口28への入賞を
検出したか否かを判断する(S7)。第1種始動口28
への入賞を検出した場合(S7:YES)、主基板43
のCPU43AはLCD表示器19の表示画面の変動動
作を開始させる図柄変動データを発生する。主基板43
のCPU43Aは、LCD表示器19の表示画面の変動
動作を開始させる図柄変動データを主基板43のRAM
43Cに記憶する(S8)。その後、主基板43のCP
U43Aは、賞球基板45のCPU83A、音声基板4
4aのCPU85A、及びランプ基板44bのCPU8
6A、表示基板44cのCPU87Aに、その図柄変動
データに対応する制御信号を出力する(S9)。
【0150】また、主基板43のCPU43Aは、大当
たりか否かを検出する(S10)。具体的には、主基板
43のCPU43Aは、検出信号が入力された時のカウ
ント値と、主基板43のROM43Bに記憶されている
数値の「大当たりカウント値」とが一致するか否かを判
断し、一致する場合大当たりとなる。大当たりを検出し
た場合(S10:YES)、主基板43のCPU43A
は大当たりのデータをRAM43Cに記憶する(S1
1)。次に、主基板43のCPU43Aは、賞球基板4
5のCPU83A、音声基板44aのCPU85A、ラ
ンプ基板44bのCPU86A、及び表示基板44cの
CPU87Aに、大当たりのデータに対応する制御信号
を出力する(S12)。
【0151】次に、主基板43のCPU43Aは、大入
賞口30aへの入賞か否かを検出する(S13)。ま
た、主基板43上のCPU43Aが大入賞口30aへの
入賞を検出した場合(S13:YES)、その大入賞デ
ータ等をRAM43Cに記憶する(S14)。次に、主
基板43のCPU43Aは、賞球基板45のCPU83
A、音声基板44aのCPU85A、ランプ基板44b
のCPU86A、及び表示基板44cのCPU87A
に、大入賞データ等を出力する(S15)。
【0152】更に、主基板43のCPU43Aは、ガラ
ス扉9の開放等のエラーか否かを検出する(S16)。
ガラス扉9の開放等のエラーを検出した場合(S16:
YES)、主基板43のCPU43Aは各エラーデータ
等をRAM43Cに記憶し(S17)、更に、そのエラ
ーデータ等の内容を示すエラー制御信号F1乃至F4
(図10参照)を、ランプ基板44bのCPU86Aに
出力する(S18)。次に、ランプ基板44b、音声基
板44a及び表示基板44c上のCPU85A、CPU
86A及びCPU87Cの動作について、図14乃至図
16のフローチャートに基づいて説明する。図14は、
表示基板44c上のCPU87Aの動作を示す。図15
は音声基板44a上のCPU85Aの動作を示す。図1
6は、ランプ基板44bのCPU86Aの動作を示す。
【0153】最初に、表示基板44c上のCPU87
A、ランプ基板44b上のCPU86A及び音声基板4
4a上のCPU85Aは、図14乃至図16に示すよう
に、制御信号を入力した(S30、S40、S50)場
合、制御信号が制御信号C3、F7及びE3か否かを判
断する(S31、S41、S51)。表示基板44c上
のCPU87Aは、図14に示すように、図柄変動を示
すデータC3の制御信号を入力したか否かを判断した結
果(S31)、入力した信号が制御信号C3の場合(S
31:YES)、LCD表示器19の表示画面の変動を
開始させる(S32)。
【0154】また、音声基板44a上のCPU85A
は、図15に示すように、図柄変動を示すデータの制御
信号E3を入力したか否かを判断した結果(S41)、
入力した信号が制御信号E3の場合(S41:YE
S)、音声基板44a上のCPU85Aは、LCD表示
器19の表示画面の変動動作の開始と同期して、スピー
カ3aに、遊技者の興味を起こすような、表示画面の変
動動作用の効果音等を発生させる(S42)。
【0155】また、ランプ基板44b上のCPU86A
は、図16に示すように、図柄変動を示すデータの制御
信号F7を入力したか否かを判断した結果(S50)、
入力した信号が制御信号F7の場合(S51:YE
S)、ランプ基板44b上のCPU86Aは、LCD表
示器19の表示画面の変動動作の開始と同期して、枠ラ
ンプW3及び盤面ランプW5に、表示画面の変動動作用
の点灯動作を開始させる(S52)。具体的には、LC
D表示器19の画面の、左側、中央、及び右側の図柄変
動表示部にそれぞれ表示された図柄の変動を開始し、同
時に、枠ランプW3及び盤面ランプW5は、遊技者の興
味を起こすように当たり表示ランプ7の点灯を開始し、
スピーカ3aは、遊技者の興味を起こすような効果音等
の発生を開始する。
【0156】次に、表示基板44c上のCPU87A、
ランプ基板44b上のCPU86A及び音声基板44a
上のCPU85Aは、大当たりを示すデータの制御信号
C1、F5及びE1を入力したか否かを判断する(S3
3、S43、S53)。そして、表示基板44c上のC
PU87A、ランプ基板44b上のCPU86A及び音
声基板44a上のCPU85Aが、大当たりのデータの
制御信号C1、F5及びE1を入力しない(S33:N
O、S43:NO、S53:NO)場合、表示基板44
c上のCPU87Aは、ハズレパターンの変動図柄をR
OM87Bから選択し、LCD表示器19は、ハズレパ
ターンの変動図柄を、画像デジタル処理装置87Eを介
して所定の時間だけ表示させた後に、LCD表示器19
の画面の左側(第1図柄)を停止させ、LCD表示器1
9の画面の中央(第2図柄)を停止させ、LCD表示器
19の画面の右側(第3図柄)を停止させる。この場
合、枠ランプW3及び盤面ランプW5の遊技者の興味を
起こすような表示を行いながら、スピーカ3aは遊技者
の興味を起こすような効果音等を発生する。
【0157】ここで、表示基板44c上のCPU87
A、ランプ基板44b上のCPU86A及び音声基板4
4a上のCPU85Aが、大当たりのデータの制御信号
C1、F5及びE1を入力する場合(S33:YES、
S43:YES、S53:YES)、表示基板44c上
のCPU87Aは、大当たり図柄(例えば、「77
7」)をその回の停止図柄(表示図柄)としてROM8
7Bから選択して、画像デジタル処理装置87Eを介し
てLCD表示器19に表示する(S34)。そして、ラ
ンプ基板44bのCPU86A及び音声基板44aのC
PU85Aの制御の下に、LCD表示器19の表示画面
の変動動作と同期して、枠ランプW3及び盤面ランプW
5は、遊技者の興味を起こすような点灯動作を継続する
(S54)とともに、スピーカ3aは、遊技者の興味を
起こすような効果音の発生も継続して(S44)、雰囲
気が盛り上げられる。
【0158】次に、表示基板44c上のCPU87A、
ランプ基板44b上のCPU86A及び音声基板44a
上のCPU85Aは、普通当たり遊技を示すデータの制
御信号C2、F6及びE2を入力したか否かを判断する
(S35、S45、S55)。この場合、表示基板44
c上のCPU87Aが、普通当たりのデータの制御信号
C2を入力する場合(S35:YES)、表示基板44
c上のCPU87Aは、普通当たり図柄(例えば
「7」)をその回の停止図柄(表示図柄)としてROM
87Bから選択して、画像デジタル処理装置87Eを介
して普通図柄表示器20に変動後表示させる(S3
6)。
【0159】そして、音声基板44aのCPU85A及
びランプ基板44bのCPU86Aは、普通当たりのデ
ータの制御信号E2及びF6を入力する場合(図15に
示すS45:YES、図16に示すS55:YES)、
ランプ基板44bのCPU86A及び音声基板44aの
CPU85Aの制御の下に、普通図柄表示器20の表示
画面の変動動作と同期して、枠ランプW3及び盤面ラン
プW5の点灯動作を継続する(S56)とともに、スピ
ーカ3aは、遊技者の興味を起こすような効果音の発生
も継続して(S46)、雰囲気が盛り上げられる。
【0160】次に、表示基板44c上のCPU87A、
ランプ基板44b上のCPU86A及び音声基板44a
上のCPU85Aは、通常遊技態を示すデータの制御信
号C4、F8及びE4を入力したか否かを判断する(S
37、S47、S57)。ここで表示基板44c上のC
PU87Aが、通常遊技状態を示すデータの制御信号C
4を入力する場合(S37:YES)、通常遊技状態を
示す図柄のデータを、表示基板44cのROM87Bか
ら選択して、画像デジタル処理装置87Eを介してLC
D表示器19及び普通図柄表示器20に表示させる(S
38)。
【0161】そして、音声基板44aのCPU85A及
びランプ基板44bのCPU86Aが、通常遊技状態を
示すデータの制御信号E4及びF8を入力する場合(図
15に示すS47:YES、図16に示すS57:YE
S)、ランプ基板44bのCPU86A及び音声基板4
4aのCPU85Aの制御の下に、枠ランプW3及び盤
面ランプW5の点灯動作を継続する(S58)ととも
に、スピーカ3aは、遊技者の興味を起こすような効果
音の発生も継続して(S48)、雰囲気が盛り上げられ
る。
【0162】次に、ランプ基板44bのCPU86A
が、エラー表示する動作について図17に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。図17は、エラー表示の際
のランプ照明回路のCPU86Aの動作を示す。ランプ
基板44b上のCPU86Aは、図17に示すように、
エラー制御信号F1乃至F4を入力する(S60)。ラ
ンプ基板44bのCPU86Aは、制御信号F1を入力
したか否かを判断する(S61)。そして、入力した信
号が制御信号F1の場合(S61:YES)、ランプ基
板44bのCPU86Aは、RAM86Cを使用しなが
らROM86Bから点灯パターンデータを読み出す。そ
して、ランプ基板44b上のCPU86Aは、ガラス扉
9が前方側へ開放されたことを知らせるため、エラー表
示ランプ7を点灯させる(S62)。次に、制御信号F
1を入力しない場合(S61:NO)、ランプ基板44
bのCPU86Aは、制御信号F3を入力したか否かを
判断する(S63)。
【0163】そして、入力した信号が制御信号F3の場
合(S63:YES)、パチンコ球の補給切れを知らせ
るため、ランプ基板44b上のCPU86Aは右側のコ
ーナー用照明装置10を点灯させる(S64)。次に、
制御信号F3を入力しない場合(S63:NO)、ラン
プ基板44bのCPU86Aは、制御信号F2を入力し
たか否かを判断する(S65)。そして、入力した信号
が制御信号F2の場合(S65:YES)、ランプ基板
44b上のCPU86Aは、賞球タンク35内のパチン
コ球無を知らせるため、左側のコーナー用照明装置10
を点灯させる(S66)。更に、制御信号F2を入力し
ない場合(S65:NO)、ランプ基板44bのCPU
86Aは、制御信号F4を入力したか否かを判断する
(S67)。そして、入力した信号が制御信号F4の場
合(S67:YES)、ランプ基板44bのCPU86
Aは、下部受け皿5内の賞球のオーバーフローを知らせ
るため、左側及び右側のコーナー用照明装置10を交互
に点滅させる(S68)。制御信号F4を入力しない場
合(S67:NO)、メインフローチャートに戻る。
【0164】このように各入賞データ及び大当たり等の
遊技データ、及びエラーデータ等の制御信号を、賞球基
板45のCPU83A、音声基板44aのCPU85
A、ランプ基板44bのCPU86A、及び表示基板4
4cのCPU87Aに出力するので、制御信号について
の細かな内容を表すデータをできるだけ減らして、主基
板43上のCPU43A等の負担をできるだけ軽減する
ことができる。かかる構成により、賞球基板45のRO
M83B、RAM83C等、音声基板44aのROM8
5B、RAM85C等、ランプ基板44bのROM86
B、RAM86C等、及び表示基板44cのROM87
B、RAM87C等は、各入賞データ、大当たり等の遊
技データ、及びエラーデータ等の制御信号について、細
かな内容を表すデータ及びプログラム等を記憶すること
になるが、ROM83B、85B乃至87B及びRAM
83C、85C乃至87Cを記憶容量の大きい高機能の
ものを使用できるので、パチンコ機1全体の機能を向上
させることができる。
【0165】以上詳述した如く、この実施の形態のパチ
ンコ機1によれば、遊技盤2の周囲にコーナー用照明装
置10を配置するパチンコ機1において、そのコーナー
用照明装置10は、複数の発光ダイオードLR1乃至L
R64が相互に近接して配置された発光ダイオードグル
ープL1、L2を備えるので、発光ダイオードグループ
L1、L2における発光ダイオードLR1乃至LR64
の個々の点灯により、発光ダイオードLR1乃至LR6
4から発せられた照明は、例えば全体としてつながった
り、あるいは動いたりするように見える。それにより、
遊技者の視覚に訴えて遊技者に注目させ、興趣を増大さ
せることができる。この場合、発光ダイオードLR1乃
至LR64の個々の点灯方法を制御することにより、演
出効果を高めることができ、従来の豆電球を使ったパチ
ンコ機とは異なり、パチンコ店の管理者及び遊技者等
に、演出効果を高めた報知を行うことができる。また、
発光ダイオードグループL1、L2は、従来の豆電球に
比べて、一般に製品寿命が長いので、切れた豆電球の修
理の煩わしさから開放して、パチンコ店の管理者の負担
を軽減することができる。尚、上記実施形態では、発光
ダイオードグループは、前記遊技盤2のコーナーに配置
されていたが、図25に示すように、例えば遊技盤2上
の例えば構造物(例えば電飾付き風車)の周囲に、発光
ダイオードLED1乃至LED11等を相互に近接して
配置してもよい。この場合、発光ダイオードグループ
は、上記実施形態と同様に、発光ダイオードLED1乃
至LED11を駆動する駆動素子(図示せず)と同一基
板上に配置されるのが望ましく、また、これら駆動素子
及び発光ダイオードLED1乃至LED11を基板上に
装着されている配線パターンにより接続されるのが望ま
しい。また、発光ダイオードLED1乃至LED11間
の距離は、30ミリメートル以下であるのが望ましい
が、この場合、発光ダイオードLED1乃至LED11
間の距離はできるだけ狭いのが望ましい。このような構
造物(例えば電飾付き風車)の周囲に発光ダイオードL
ED1乃至LED11を配置した場合、発光ダイオード
グループの点灯を、例えば1個毎または複数個毎に一方
向に流れるように制御してもよく、その場合、遊技盤の
構造物(例えば電飾付き風車)における照明が、遊技者
の視覚に訴えて遊技者に注目させ、興趣を増大させるこ
とができる。また、遊技盤上の構造物としては、例えば
電飾付き風車、役物、肩電飾部材、電飾付き入賞口以外
のものを用いても良い。
【0166】次に、図29において、他の実施の形態の
パチンコ機100における遊技盤102上の遊技領域の
構成について説明する。この遊技領域111は、所定厚
さの板材をなした遊技盤102上に入賞口などの各構造
物が配設され、それを囲むように環状のレール1112
が立設されて構成されている。このレール112は、発
射されたパチンコ球を遊技領域111内に案内する重複
して形成した案内路113を構成し、右肩部にはレール
112に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制限す
るための段差部114を有する。
【0167】遊技領域111のほぼ中央には、開口部が
開設され、この開口部の前面側に特別図柄表示装置11
8が配設されている。この特別図柄表示装置118は、
遊技盤102の前面側から取り付けられる装飾部材11
7と、遊技盤102の裏面側から取り付けられる液晶表
示器119等から構成されている。この液晶表示器11
9は、左、中、右に3つの変動図柄を表示する液晶パネ
ルであって、左下角部には、左右に2分割された普通図
柄を表示する普通図柄表示部120が構成されている。
そして、装飾部材117の前面部上方には、鰐のキャラ
クタが前面に形成される上部装飾部材117Aが、装飾
部材117を構成する枠本体部材117Bの前面部に取
り付けられている。また、この枠本体部材117Bの内
側底面部には、案内部材146が取り付けられている。
【0168】ここに、上部装飾部材117Aの両側にお
いて、ヤシの葉形状を有する可動装飾部材110が、上
部装飾部材117Aに対して独立して回動するように設
けられている。尚、各可動装飾部材110を回動可能と
する具体的構成については、後述する。
【0169】一方、特別図柄表示装置118の左右には
各ゲート123、124が配設されている。また、各ゲ
ート123、124と特別図柄表示装置118の間には
通常の風車125、126が設けられ、特別図柄表示装
置118の両肩側には電飾ランプ付きの風車127が設
けられている。この場合、電飾ランプ付きの風車127
は、図26に示すようになっており、内部に複数の発光
ダイオードを相互に近接して配置した発光ダイオードグ
ループが配置されるので、相互に近接した発光ダイオー
ドを例えば順番に点灯することにより、発光ダイオード
から発せられた照明は、例えば全体としてつながった
り、あるいは動いたりするように見える。また、各ゲー
ト123、124の外側には、電飾ランプ付きの肩電飾
部材129が配置されている。この電飾ランプ付きの肩
電飾部材129内には、図28及び図29に示すよう
に、複数の発光ダイオードを相互に近接して配置した第
1乃至第5の発光ダイオードグループG1〜G5が配置
されるので、発光ダイオードグループG1〜G5内で相
互に近接した発光ダイオードを例えば順番に点灯するこ
とにより、発光ダイオードから発せられた照明は、例え
ば全体としてつながったり、あるいは動いたりするよう
に見える。具体的には、第1乃至第5の発光ダイオード
グループG1〜G5が電飾ランプ付きの肩電飾部材12
9内の基板GK1の表面側に配置されており、その基板
GK1の裏面側がカバー体GK2により覆われている。
基板GK1の表面側はカバー体GK3により覆われ、そ
のカバー体GK3内には、レンズ体(図示せず)が発光
ダイオードグループG1〜G5の照射光を導くように配
置されている。上方側の第1の発光ダイオードグループ
G1は、橙色の発光ダイオードG1d、赤色の発光ダイ
オードG1r、緑色の発光ダイオードG1g、黄色の発
光ダイオードG1yを備えている。そして、第1の発光
ダイオードグループG1は、橙色の発光ダイオードG1
d、青色の発光ダイオードG1b、緑色の発光ダイオー
ドG1g、黄色の発光ダイオードG1yを個別に点灯す
ることができる。その第1の発光ダイオードグループG
1の下方側に隣接する第2の発光ダイオードグループG
2は、赤色の発光ダイオードG2r、橙色の発光ダイオ
ードG2d、青色の発光ダイオードG2b、緑色の発光
ダイオードG2g、黄色の発光ダイオードG2yを備え
ている。この場合、第2の発光ダイオードグループG2
は、赤色の発光ダイオードG2r、橙色の発光ダイオー
ドG2d、青色の発光ダイオードG2b、緑色の発光ダ
イオードG2g、黄色の発光ダイオードG2yを個別に
点灯することができる。
【0170】また、第2の発光ダイオードグループG2
の下方側に隣接する第2の発光ダイオードグループG2
の下方側に隣接する第3の発光ダイオードグループG3
は、赤色の発光ダイオードG3r、橙色の発光ダイオー
ドG3d、青色の発光ダイオードG3b、緑色の発光ダ
イオードG3g、黄色の発光ダイオードG3yを備えて
いる。この場合、第3の発光ダイオードグループG3
は、赤色の発光ダイオードG3r、橙色の発光ダイオー
ドG3d、青色の発光ダイオードG3b、緑色の発光ダ
イオードG3g、黄色の発光ダイオードG3yを個別に
点灯することができる。また、第3の発光ダイオードグ
ループG3の下方側に隣接する第4の発光ダイオードグ
ループG4は、赤色の発光ダイオードG4r、橙色の発
光ダイオードG4d、青色の発光ダイオードG4b、緑
色の発光ダイオードG4g、黄色の発光ダイオードG4
yを備えている。第4の発光ダイオードグループG4
は、赤色の発光ダイオードG4r、橙色の発光ダイオー
ドG4d、青色の発光ダイオードG4b、緑色の発光ダ
イオードG4g、黄色の発光ダイオードG4yを個別に
点灯することができる。第4の発光ダイオードグループ
G4の下方側に隣接する第5の発光ダイオードグループ
G5は、橙色の発光ダイオードG5d、青色の発光ダイ
オードG5b、緑色の発光ダイオードG5g、黄色の発
光ダイオードG5yを備えている。そして、第5の発光
ダイオードグループG5は、橙色の発光ダイオードG5
d、赤色の発光ダイオードG5r、緑色の発光ダイオー
ドG5g、黄色の発光ダイオードG5yを個別に点灯す
ることができる。
【0171】また、特別図柄表示装置118の直下に
は、前面に蛇のキャラクタが描かれた始動口131が配
設されている。この始動口131には、パチンコ球の入
賞を検出する始動口スイッチ(不図示)が設けられ、パ
チンコ球の入賞を検出することで液晶表示器119に表
示されている特別図柄が変動する。そして、特別図柄が
変動中に始動口131に入賞した場合には、入賞個数が
4個まで主基板に設けられるRAMの第1保留カウンタ
(不図示)に記憶されて変動確定回数として保留され
る。そして、この第1保留カウンタに記憶されているカ
ウント値を表示する第1保留LED134が、液晶表示
器119の左右両側に各々2個ずつ配置されている。ま
た、各ゲート123、124にはパチンコ球の通過を検
出するゲートスイッチ(不図示)が備えられており、パ
チンコ球の通過を検出することで普通図柄表示部120
の普通図柄が変動する。そして、このゲート123又は
ゲート124にパチンコ球が入って、普通図柄表示部1
20の普通図柄が変動後、所定の表示態様で停止した場
合(例えば、「33」、「77」のように揃った場合
等)には、始動口131の上部に設けられるチューリッ
プ式役物131Aが所定時間(本実施形態では、約1秒
間)開かれ、この始動口131にパチンコ球が入賞する
確率が増加する。また、普通図柄が変動中に各ゲート1
23、124をパチンコ球が通過した場合には、通過個
数が4個まで主基板に設けられるRAMの第2保留カウ
ンタ(不図示)に記憶されて変動確定回数として保留さ
れる。そして、この第2保留カウンタに記憶されている
カウント値を表示する第2保留LED135が、上部装
飾部材117Aの上端縁部に左右水平方向に4個配置さ
れている。
【0172】そして、始動口131の下側には、横幅が
広い上方に開口する開閉扉139で前面部を覆われる大
入賞口140が形成された特別入賞装置141が配設さ
れている。また、この大入賞口140の左右両側には上
方に開口する各入賞口142、143が前面側に突出し
て形成されている。また、この特別入賞装置141の両
側上方には電飾ランプが施された下入賞口145が配設
されて遊技盤102裏面の不図示の賞球樋に連通され、
この下入賞口142、143への入賞を検出する下入賞
口スイッチ(不図示)が設けられている。また、特別入
賞装置141の直下にはレール112に沿ってアウト口
144が開設されている。更に、レール112に囲まれ
たこのような遊技領域111には、前記各構成物ととも
に複数の釘が打設されてパチンコ球の複雑な流路を構成
している。この場合、電飾ランプが施された下入賞口1
45は、図26に示すように、入賞口145aを有し、
その内部に発光ダイオードLED21乃至LED25等
を相互に近接して配置してもよい。この場合、上記実施
形態と同様に、発光ダイオードLED21乃至LED2
5は、それを駆動する駆動素子(図示せず)と同一基板
上に配置されるのが望ましく、また、これら駆動素子及
び発光ダイオードLED21乃至LED25を基板上に
装着されている配線パターンにより接続されるのが望ま
しい。また、発光ダイオードLED21乃至LED25
間の距離は、30ミリメートル以下であるのが望ましい
が、この場合、発光ダイオードLED21乃至LED2
5間の距離はできるだけ狭いのが望ましい。
【0173】更に、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種
々の改良、変形が可能であることは勿論である。例え
ば、以下のようにしてもよい。 (a)前記実施形態では、ランプ基板44bのCPU8
6Aが、主基板43の演算部としてのCPU43Aから
制御信号を入力した場合、RAM86Cを使用しながら
ROM86Bから点灯パターンデータを読み出して、コ
ーナー用照明回路10の発光ダイオードグループL1及
びL2の点灯動作を制御する態様を採用したが、これ以
外の態様を採用してもよい。 (b)前記実施形態では、多数の発光ダイオードLR1
乃至LR64を基板上に装着されている配線パターンに
より接続する構成であったが、上記配線パターン以外の
方法で接続しても良い。 (c)前記実施形態では、発光ダイオードLR1乃至L
R64は、マトリックス状に基板上に配置されていた
が、上記マトリックス状以外の方法を採用しても良い。 (d)前記実施形態では、発光ダイオードLR1乃至L
R64が配置される基板と、発光ダイオードグループL
1及びL2を駆動する駆動素子が配置される基板とが同
一の基板上に配置されていたが、上記駆動素子が配置さ
れる基板以外の基板に配置しても良い。 (e)前記実施形態では、発光ダイオードグループL1
及びL2の点灯を制御するランプ基板44b上の照明回
路と、この照明回路を制御する主基板43上の制御回路
とを少なくとも備え、この照明回路は、その演算処理部
としてのCPU86Aが駆動する際に使用する発光ダイ
オードグループL1及びL2の点灯データを少なくとも
記憶するメモリーとしてのROM86Bを備える構成で
あったが、必ずしもその構成に限定される訳ではない。 (f)前記実施形態では、発光ダイオードグループL1
及びL2の点灯パターンとしては、左側及び右側コーナ
ー用照明装置10において、主として発光ダイオードの
複数個毎の点滅動作を行う構成であったが、これ以外の
方法を採用しても良い。例えば左方向から右方向に向か
って1個毎の点滅動作をしてもよい。また、点滅動作の
周期を演出効果を高めるように変更しても良い。また、
発光ダイオードグループL1及びL2の点灯は、遊技内
容と関連するように制御されていたが、遊技内容と関連
させない態様等、これ以外の点灯方法であっても良い。
遊技内容としては、例えば遊技者にとって有利な遊技状
態または遊技者にとって有利でない状態とを区別しても
よい。遊技者にとって有利な遊技状態としては、例えば
大当たり状態、普通当たり状態、リーチ状態、時短状
態、確率変動状態等がある。そして、遊技者にとって有
利でない状態とは、これら遊技者にとって有利な遊技状
態以外の場合をいう。 (g)前記実施形態では、パチンコ機としては、第1種
パチンコ機であったが、この第1種パチンコ機に限ら
ず、例えば第2種パチンコ機、第3種パチンコ機に適用
しても良い。そして、発光ダイオードグループの点灯
は、第2種パチンコ機の遊技内容(例えば特別入賞装置
の羽物部材の動作、Vゾーンへの入賞等)または第3種
パチンコ機の遊技内容(例えば権利発生、Vゾーンへの
入賞等)と関連するように制御してもよい。 (h)また、カード式パチンコ機以外の通常のパチンコ
機において、この発明を実施してもよい。また、遊技機
の一例としてパチンコ機を例示したが、それ以外のスロ
ット機等の遊技機であっても良い。
【0174】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1に係る遊技
機によれば、遊技盤上または遊技盤周囲に照明装置を配
置する遊技機において、前記照明装置は、複数の発光ダ
イオードが相互に近接して配置された発光ダイオードグ
ループを備えるので、相互に近接した発光ダイオードを
例えば順番に点灯することにより、発光ダイオードから
発せられた照明は、例えば全体としてつながったり、あ
るいは動いたりするように見える。それにより、遊技者
の視覚に訴えて遊技者に注目させ、興趣を増大させるこ
とができる。
【0175】また、請求項2に係る遊技機によれば、発
光ダイオードグループは、前記遊技盤のコーナーに主と
して配置されているので、遊技盤のコーナーにおいて相
互に近接した発光ダイオードを例えば順番に点灯するこ
とにより、発光ダイオードから発せられた照明は、例え
ば全体としてつながったり、または動いたりするように
見える。それにより、遊技盤のコーナーにおける照明が
遊技者の視覚に訴えて遊技者に注目させ、興趣を増大さ
せることができる。
【0176】また、請求項3に係る遊技機によれば、発
光ダイオードグループは、前記遊技盤上の役物、肩電飾
部材、電飾付き入賞口、または電飾付き風車のいずれか
に主として配置されているので、この役物等において相
互に近接した発光ダイオードを例えば順番に点灯するこ
とにより、発光ダイオードから発せられた照明は、例え
ば全体としてつながったり、または動いたりするように
見える。それにより、遊技盤の役物の周囲における照明
が遊技者の視覚に訴えて遊技者に注目させ、興趣を増大
させることができる。
【0177】また、請求項4に係る遊技機によれば、発
光ダイオードグループは、一列状にまたは複数列状に配
置されているので、相互に近接した発光ダイオードを例
えば順番に点灯することにより、発光ダイオードから発
せられた照明は、一列状にまたは複数列状に、例えば全
体としてつながったり、あるいは動いたりするように見
える。それにより、遊技者の視覚に訴えて遊技者に注目
させ、興趣を増大させることができる。
【0178】また、請求項5に係る遊技機によれば、発
光ダイオードグループは、基板上に装着されている配線
パターンにより接続されているので、発光ダイオードと
の接続が確実になるとともに、発光ダイオードの実装も
容易になる。
【0179】また、請求項6に係る遊技機によれば、前
記発光ダイオードグループは、マトリックス状に基板上
に配置されているので、発光ダイオードをマトリックス
状に高密度に配置でき、発光ダイオードグループを配置
する基板を全体として小型化することができる。
【0180】また、請求項7に係る遊技機によれば、前
記発光ダイオードグループを駆動する駆動素子は、発光
ダイオードが配置される基板上に配置されているので、
発光ダイオードが配置される基板と、発光ダイオードグ
ループを駆動する駆動素子が配置される基板が同一であ
って、発光ダイオードと駆動素子とが近接するため、発
光ダイオードグループ及び駆動素子を配置する基板を全
体として小型化することができる。
【0181】また、請求項8に係る遊技機によれば、前
記発光ダイオード間の距離は、30ミリメートル以下で
あるので、発光ダイオード間の距離は、30ミリメート
ル以下であって、相互に近接した発光ダイオードから発
せられた照明の範囲が重複するように見える。それによ
り、相互に近接した発光ダイオードを例えば順番に点灯
することにより、発光ダイオードから発せられた照明
は、例えば全体としてつながったり、または動いたりす
るように見え、遊技者の視覚に訴えて遊技者に注目さ
せ、興趣を増大させることができる。
【0182】また、請求項9に係る遊技機によれば、前
記発光ダイオードグループの点灯を制御する照明回路
と、この照明回路を制御する主基板上の制御回路とを少
なくとも備え、この照明回路は、その演算処理部が駆動
する際に使用する発光ダイオードグループの点灯データ
を少なくとも記憶するメモリーを備え、前記主基板上の
制御回路が、前記照明回路に制御信号を出力することに
より、前記照明回路の演算処理部は、前記照明回路のメ
モリーに記憶された点灯データを読み出して、前記発光
ダイオードグループの点灯を制御するので、主基板上の
制御回路から制御信号を入力する照明回路の演算処理部
は、照明回路のメモリーに記憶された点灯データを読み
出して、発光ダイオードグループの点灯を制御する。そ
れにより、照明回路の演算処理部がそのメモリーに記憶
された点灯データを読み出して、発光ダイオードグルー
プの点灯を制御するため、主基板上の制御回路の負担を
軽減し、結果的に主基板上の制御回路は、小型化するこ
とができる。
【0183】また、請求項10に係る遊技機によれば、
前記発光ダイオードグループの点灯は、遊技内容と関連
するように制御されているので、発光ダイオードグルー
プの点灯が変更される結果、例えば遊技者にとって有利
な遊技状態または遊技者にとって有利でない状態等技が
発生したことが容易に把握できる。
【0184】また、請求項11に係る遊技機によれば、
前記発光ダイオードグループの点灯は、表示内容と関連
するように制御されているので、発光ダイオードグルー
プの点灯が変更される結果、例えば賞球払い出し状態等
が発生したことが容易に把握できる。
【0185】また、請求項12に係る遊技機によれば、
前記発光ダイオードグループの点灯は、遊技者にとって
有利な遊技状態時に、遊技者にとって有利でない状態と
比べて異なるように制御されているので、遊技者にとっ
て有利な遊技状態と遊技者にとって有利でない状態とを
容易に判別できる。
【0186】また、請求項13に係る遊技機によれば、
前記発光ダイオードグループの点灯は、発光ダイオード
1個毎または複数個毎に制御されているので、1個毎の
発光ダイオードの点灯または複数個毎の発光ダイオード
の点灯は、遊技者の視覚に訴えて遊技者に注目させ、興
趣を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施の形態に係るカード式パチンコ機全体
を示した正面図である。
【図2】この実施形態に係るパチンコ機全体を示した背
面図である。
【図3】この実施形態に係るパチンコ機の賞球及び貸球
の払い出しに係る機構セット盤の要部を拡大した背面図
である。
【図4】この実施形態に係るパチンコ機の制御システム
の構成を示すブロック図である。
【図5】この実施の形態に係るカード式パチンコ機のコ
ーナー用照明装置を拡大して示した正面図である。
【図6】図5に示すコーナー用照明装置をAーA線によ
り切断して示した拡大断面図である。
【図7】この実施形態に係るコーナー用照明装置に用い
られる右方側基板を拡大して示した正面図である。
【図8】この実施形態に係るコーナー用照明装置に用い
られる左方側基板を拡大して示した正面図である。
【図9】この実施形態に係るコーナー用照明装置の具体
的な回路図である。
【図10】(a)乃至(d)は、実施形態に係るパチン
コ機の発光データテーブルを示す図である。
【図11】(a)及び(b)は、実施形態に係るパチン
コ機の表示データテーブルを示す図である。
【図12】(a)及び(b)は、実施形態に係るパチン
コ機の音データテーブルを示す図である。
【図13】実施形態に係るパチンコ機の主基板の制御回
路の概略動作を示すフローチャートである。
【図14】実施形態に係るパチンコ機の表示回路の概略
動作を示すフローチャートである。
【図15】実施形態に係るパチンコ機の音声回路の概略
動作を示すフローチャートである。
【図16】実施形態に係るパチンコ機の照明回路の概略
動作を示すフローチャートである。
【図17】実施形態に係るパチンコ機の照明回路のエラ
ー動作を示すフローチャートである。
【図18】この実施の形態に係るコーナー用照明装置の
照明方法を示した正面図である。
【図19】この実施の形態に係るコーナー用照明装置の
照明方法を示した正面図である。
【図20】この実施の形態に係るコーナー用照明装置の
照明方法を示した正面図である。
【図21】この実施の形態に係るコーナー用照明装置の
照明方法を示した正面図である。
【図22】この実施の形態に係る左側コーナー用照明装
置の点灯動作の照明方法を示した正面図である。
【図23】この実施の形態に係る右側コーナー用照明装
置の点灯動作の照明方法を示した正面図である。
【図24】この実施の形態に係る左側及び右側コーナー
用照明装置の点滅動作の照明方法を示した正面図であ
る。
【図25】他の実施の形態に係る照明装置としての電飾
付き風車を示した拡大正面図である。
【図26】他の実施の形態に係る電飾付き入賞口を示し
た拡大正面図である。
【図27】他の実施の形態に係る肩電飾部材を示した拡
大正面図である。
【図28】図27に示す肩電飾部材の拡大側面図であ
る。
【図29】他の実施の形態に係るパチンコ機の遊技領域
を示した拡大正面図である。
【符号の説明】
1・・・パチンコ機 2・・・遊技盤 3a・・・スピーカ 3・・・上皿 5・・・下皿 10・・・コーナー用照明装置 28・・・第1種始動口 30a・・・大入賞口 43・・・主基板 44a・・・音声基板 44b・・・ランプ基板 44c・・・表示基板 45・・・賞球基板 49・・・電源基板 43A、83A、85A、86A、87A・・・CPU
(演算処理部) 43C、83C、85C、86C、87C・・・RAM
(メモリー) 43B、83B、85B、86B、87B・・・ROM
(メモリー) SEG1乃至SEG8・・・信号線(配線パターン) COM1乃至COM8・・・信号線(配線パターン) SD・・・8チャンネルソースドライバ(駆動素子) SR1、SR2・・・8ビットシフトレジスタ(駆動素
子) W1・・・枠機構部 W2・・・盤面機構部 W3・・・枠ランプ W4・・・表示器 W5・・・盤面ランプ L1、L2、G1〜G5・・・発光ダイオードグループ LR1乃至LR64・・・発光ダイオード LED1乃至LED11・・・発光ダイオード LED21乃至LED25・・・発光ダイオード G1d〜G1g、G2d〜G2g、G3d〜G3g・・
・発光ダイオード G4d〜G4g、G5d〜G5g・・・発光ダイオード 129・・・肩電飾部材 145・・・電飾付き入賞口 127・・・電飾付き風車

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤上または遊技盤周囲に照明装置を
    配置する遊技機において、 前記照明装置は、複数の発光ダイオードが相互に近接し
    て配置された発光ダイオードグループを備えることを特
    徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、 前記発光ダイオードグループは、前記遊技盤のコーナー
    に主として配置されていることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の遊技
    機において、 前記発光ダイオードグループは、前記遊技盤上の役物、
    肩電飾部材、電飾付き入賞口、または電飾付き風車のい
    ずれかに主として配置されていることを特徴とする遊技
    機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一に
    記載の遊技機において、 前記発光ダイオードグループは、一列状にまたは複数列
    状に配置されていることを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一に
    記載の遊技機において、 前記発光ダイオードグループは、基板上に装着されてい
    る配線パターンにより接続されていることを特徴とする
    遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一に
    記載の遊技機において、 前記発光ダイオードグループは、マトリックス状に基板
    上に配置されていることを特徴とする遊技機。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか一に
    記載の遊技機において、 前記発光ダイオードグループを駆動する駆動素子は、発
    光ダイオードが配置される基板上に配置されていること
    を特徴とする遊技機。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれか一に
    記載の遊技機において、 前記発光ダイオード間の距離は、30ミリメートル以下
    であることを特徴とする遊技機。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれか一に
    記載の遊技機において、 前記発光ダイオードグループの点灯を制御する照明回路
    と、この照明回路を制御する主基板上の制御回路とを少
    なくとも備え、この照明回路は、その演算処理部が駆動
    する際に使用する発光ダイオードグループの点灯データ
    を少なくとも記憶するメモリーを備え、前記主基板上の
    制御回路が、前記照明回路に制御信号を出力することに
    より、前記照明回路の演算処理部は、前記照明回路のメ
    モリーに記憶された点灯データを読み出して、前記発光
    ダイオードグループの点灯を制御することを特徴とする
    遊技機。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれか一
    に記載の遊技機において、 前記発光ダイオードグループの点灯は、遊技内容と関連
    するように制御されていることを特徴とする遊技機。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至請求項10のいずれか
    一に記載の遊技機において、 前記発光ダイオードグループの点灯は、表示内容と関連
    するように制御されていることを特徴とする遊技機。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項10のいずれか
    一に記載の遊技機において、 前記発光ダイオードグループの点灯は、遊技者にとって
    有利な遊技状態時に、遊技者にとって有利でない状態と
    比べて異なるように制御されていることを特徴とする遊
    技機。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至請求項10のいずれか
    一に記載の遊技機において、 前記発光ダイオードグループの点灯は、発光ダイオード
    1個毎または複数個毎に制御されていることを特徴とす
    る遊技機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009254891A (ja) * 2002-06-12 2009-11-05 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2015128724A (ja) * 2015-04-16 2015-07-16 株式会社大一商会 遊技機

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