JP2002224306A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002224306A JP2001022760A JP2001022760A JP2002224306A JP 2002224306 A JP2002224306 A JP 2002224306A JP 2001022760 A JP2001022760 A JP 2001022760A JP 2001022760 A JP2001022760 A JP 2001022760A JP 2002224306 A JP2002224306 A JP 2002224306A
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則一 竹内
Hiroshi Horikawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の音源を使用でき、効果音のデータ容量
を小さくでき、且つ、多数の種類の効果音のデータを記
憶することを可能とした遊技機を提供する。 【解決手段】 音基板43には、音基板43の制御を行
うワンチップマイコン101が設けられ、ワンチップマ
イコン101には、音基板43の制御を行うCPU10
1a、音基板43の制御プログラムを記憶したROM1
01b及び各種のデータを記憶するRAM101cが内
蔵されている。また、ワンチップマイコン101には、
効果音用のMIDIデータを記憶したROM103と、
効果音を生成するMIDI音源115と、効果音を生成
するPCM音源117とが接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の遊
技機に関し、特に、音を生成する音生成手段を備えた遊
技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機、パチコン機、パチス
ロ機等の遊技機においては、遊技状態に応じて各種の効
果音を発するようにしている。この効果音は、遊技機に
内蔵された音源装置により生成されて、スピーカーから
発せられるようになっていた。この音源装置は、PCM
音源(パルス符号変換(Pulse Code Modulation)音
源)を用いていた。このPCM音源は、実際の音をデジ
タル録音したデータを用いる再生方式で、音の立ち上が
りの複雑な波形も表現できるため、打楽器などの鋭い立
ち上がりをもつ音色もリアルに再現できるという特徴を
備えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなPCM音源では、効果音のデータとして、実際の
音をデジタル録音したデータを用いるために、効果音の
データ量が大きくなってしまうという問題点があった。
また、遊技機の効果音のデータを記憶するROMの容量
が基準により制限されているために、ROMに多数のP
CM音源用の効果音のデータを記憶させておくことがで
きず、効果音の選択の幅が狭くなるという問題点もあっ
た。さらに、PCM音源しか備えない遊技機では、効果
音のバリエーションが少なくなるという問題点もあっ
た。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、複数の音源を使い分けることができ、
効果音のデータ容量を小さくでき、且つ、多数の種類の
効果音のデータを記憶することを可能とした遊技機を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明の遊技機では、遊技機本体枠
と、当該遊技機本体枠から交換可能な遊技盤と、遊技機
の各種の制御を行う主制御手段とを備えた遊技機であっ
て、前記遊技機の遊技状態に応じた音を生成する複数の
音生成手段と、前記主制御手段からのコマンド信号に基
づいて、前記複数の音生成手段の内の少なくとも一つを
選択し、当該選択した音生成手段に音生成のためのデー
タ信号を出力する音生成手段選択制御手段とを備えてい
る。
【0006】この構成の遊技機では、音生成手段選択制
御手段が、主制御手段からのコマンド信号に基づいて、
複数の音生成手段の内の少なくとも一つを選択し、当該
選択した音生成手段に音生成のためのデータ信号を出力
する。音生成手段は受信した音生成手段に基づいて音を
生成する。
【0007】また、請求項2に係る発明の遊技機では、
請求項1に記載の構成に加えて、所定の演奏データを記
憶する演奏データ記憶手段を備え、前記音生成手段選択
制御手段が、前記主制御手段からの前記コマンド信号に
基づいて、前記複数の音生成手段の内の一つである第一
の音生成手段を選択するとともに前記演奏データ記憶手
段に記憶された演奏データを選択した時には、前記第一
の音生成手段は、当該演奏データに基づいて音を生成
し、前記音生成手段選択制御手段が、前記主制御手段か
らの前記コマンド信号に基づいて、前記第一の音生成手
段とは異なる第二の音生成手段を選択した時には、当該
コマンド信号に基づいて音を生成することを特徴とする
構成となっている。
【0008】この構成の発明の遊技機では、請求項1に
記載の発明の作用に加えて、演奏データ記憶手段は、所
定の演奏データを記憶し、音生成手段選択制御手段が、
主制御手段からのコマンド信号に基づいて、複数の音生
成手段の内の一つである第一の音生成手段を選択すると
ともに演奏データ記憶手段に記憶された演奏データを選
択した時には、第一の音生成手段は、当該演奏データに
基づいて音を生成し、音生成手段選択制御手段が、主制
御手段からのコマンド信号に基づいて、第一の音生成手
段とは異なる第二の音生成手段を選択した時には、当該
コマンド信号に基づいて音を生成する。
【0009】また、請求項3に係る発明の遊技機では、
請求項1又は2に記載の発明の遊技機の構成に加え、前
記演奏データ記憶手段に記憶された演奏データは、MI
DIデータであり、前記第一の音生成手段は、General
MIDI規格に対応した音源を備え、前記第二の音生成
手段は、PCM音源を備えている。
【0010】この構成の遊技機では、請求項1又は2に
記載の発明の作用に加え、前記第一の音生成手段は、Ge
neral MIDI規格に対応した音源によりMIDIデー
タの演奏データを再生し、前記第二の音生成手段は、P
CM音源によりPCMのデータを再生する。
【0011】また、請求項4に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至3の何れかに記載の発明の遊技機の構成に
加え、前記音生成手段の少なくとも一つを遊技機本体枠
に設けている。
【0012】この構成の遊技機では、請求項1乃至3の
何れかに記載の発明の作用に加え、音生成手段の少なく
とも一つを遊技機本体枠に設けているので、遊技盤の取
り替えを行っても、遊技機本体枠に設けた音生成手段が
取り替えられず、音生成手段で使用するMIDIデータ
の交換だけで済む。
【0013】また、請求項5に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至4の何れかに記載の発明の遊技機の構成に
加え、前記音生成手段の少なくとも一つを遊技機外に設
けている。
【0014】この構成の遊技機では、請求項1乃至4の
何れかに記載の発明の遊技機の作用に加え、音生成手段
の少なくとも一つを遊技機外に設けているので、遊技機
の取り替えを行っても、遊技機外に設けた音生成手段が
取り替えられず、音生成手段で使用するMIDIデータ
の交換だけで済む。
【0015】また、請求項6に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至5の何れかに記載の遊技機の構成に加え
て、前記音生成手段は、少なくとも一部が交換可能であ
ることを特徴とする構成となっている。
【0016】この構成の発明の遊技機では、請求項1乃
至5の何れかに記載の遊技機の作用に加え、前記音生成
手段の少なくとも一部を交換することにより、同じ遊技
機でも異なる効果音を発するようにすることができる。
【0017】尚、本発明では、遊技盤上に複数の図柄を
表示する図柄表示部を設けても良い。また、当該図柄表
示部に表示される図柄の表示を制御する図柄表示制御手
段や、所定条件に基づく抽選により大当たりを判断する
大当たり判断手段や、大当たり時に図柄表示部に所定の
組合せの図柄を表示する大当たり図柄表示制御手段や、
大当たり時に遊技者に特別の利益を与える特定遊技状態
を制御する特定遊技状態制御手段や、大当たり後に次の
大当たりを引く確率を高くする高確率状態制御手段や、
大当たり後に普通図柄の停止の時間を短くする時間短縮
制御手段や、遊技者に有利な遊技状態に制御する有利状
態制御手段等を設けるようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技機の一実
施の形態について図面を参照して説明する。まず、パチ
ンコ機1についての機械的構成の概略について図面を参
照して説明する。図1はパチンコ機1の正面図である。
図1に示すように、パチンコ機1は、縦長の長方形の遊
技機本体枠1aを備え、遊技機本体枠1a上半分の部分
には、この遊技機本体枠1aから交換可能な略正方形の
遊技盤2が設けられ、遊技盤2には、ガイドレール3で
囲まれた略円形の遊技領域4が設けられている。このよ
うな構成のパチンコ機1では、遊技盤2のみを交換する
ことにより新しいパチンコ機(新台)として使用するこ
ともでき、また、遊技機本体枠1aと遊技盤2とを一体
として島設備(図示外)から取り外すことによって新し
いパチンコ機(新台)と交換することもできる。また、
パチンコ機1の遊技盤2の下方部には、図示外の発射機
に遊技球を供給し、且つ賞品球を受ける上皿5が設けら
れ、上皿5の直下には、賞品球を受ける下皿6が設けら
れ、下皿6の右横には発射ハンドル7が、下皿6の上に
は効果音を発するスピーカー48が設けられている。
【0019】次に、遊技盤2の機械的構造について図2
及び図3を参照して説明する。図2はパチンコ機1の遊
技盤2の正面図であり、図3は特別図柄表示装置8の正
面図である。遊技盤2には、ガイドレール3で囲まれた
略円形の遊技領域4が設けられている。遊技領域4の略
中央には、LCDから構成された表示画面28や各種ラ
ンプ、LEDを備えた特別図柄表示装置8が設けられて
いる。また、特別図柄表示装置8の右上方には電飾風車
9が設けられ、左上方にも電飾風車10が設けられてい
る。さらに、特別図柄表示装置8の右側には普通図柄始
動ゲート11が設けられ、左側にも普通図柄始動ゲート
12が設けられている。
【0020】また、特別図柄表示装置8の下側には、特
別図柄始動電動役物15が設けられており、その特別図
柄始動電動役物15の下方には、大入賞口16が設けら
れている。さらに、普通図柄始動ゲート11の下方に
は、入賞口19が設けられ、普通図柄始動ゲート12の
下方には、入賞口20が設けられている。さらに、特別
図柄表示装置8の下部には遊技盤2の表面から遊技盤2
の奥方向に向かって遊技球を暫時載置可能にステージ2
1が水平に設けられ、特別図柄表示装置8の右肩にはワ
ープ口22が設けられ、特別図柄表示装置8の左肩には
ワープ口23が設けられている。これらのワープ口2
2,23を通過した遊技球が特別図柄表示装置8の内部
(ワープゾーン)を通ってステージ21に現出するよう
になっている。ステージ21に現出した遊技球は、ステ
ージ21の直下に設けられている特別図柄始動電動役物
15に向かって落下するようになっている。
【0021】また、特別図柄表示装置8の上部には、4
個のLEDから成る特別図柄記憶数表示LED60が設
けられており、特別図柄始動電動役物15に入賞したい
わゆる保留球の数を表示することができる。また、特別
図柄記憶数表示LED60の下方には、4個のLEDか
ら成る普通図柄記憶数表示LED59が設けられてお
り、この普通図柄記憶数表示LED59は、普通図柄始
動ゲート11,12を通過した遊技球のいわゆる保留球
数を表示することができる。尚、遊技盤2には、上記以
外に、種々の電飾ランプ、その他のLED、風車および
多数の障害釘等が設けられている。
【0022】次に、特別図柄表示装置8の構造及びここ
に表示される画面を説明する。尚、本実施の形態では、
特別図柄表示装置8に表示される図柄の可変表示の一例
として、図柄が上から下又は下から上にスクロールされ
て表示される図柄の変動表示を例に説明する。図3に示
すように、特別図柄表示装置8の表示画面28には、左
から特別図柄表示部L1、特別図柄表示部L3及び特別
図柄表示部L2の3つが横一列に配置されている。この
特別図柄表示部L1〜L3には、後述する図柄が上から
下方向にスクロールするように変動表示され、また、表
示画面28上には、特別図柄表示部L1〜L3の背景画
像やキャラクターやメッセージ等も表示されるようにな
っている。また、図3に示すように、表示画面28の上
方には、7セグメントLEDから構成された普通図柄表
示部24が設けられ、普通図柄の当たりはずれを示すよ
うになっている。普通図柄表示部24に「7」が表示さ
れたときには、当たりであり、「−」が表示されたとき
には、はずれである。
【0023】特別図柄表示部L1〜L3に表示される図
柄は、通常時はそれぞれ縦スクロール(上から下へのス
クロール)されて、特別図柄表示部L1、特別図柄表示
部L2、特別図柄表示部L3の順に停止するようになっ
ている。尚、この特別図柄表示部L1〜L3の配置及び
停止表示させる順序などは任意に変更できることは言う
までもない。また、特別図柄表示装置8は、上記の特別
図柄表示部L1〜L3に特別図柄が常に表示されている
わけではなく、これらの表示に代えて動画やメッセージ
等も表示できるようになっている。また、特別図柄表示
装置8は、裏面に図4に示す図柄表示基板44を備えて
いる。
【0024】上記の特別図柄表示部L1〜L3に各々表
示される図柄としては、本実施の形態の例では数字の
「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、
「6」、「7」、「8」、「9」の10種類があり、特
別図柄始動電動役物15に遊技球が入賞して大当たりの
抽選が開始されると、これら10種類の図柄が原則とし
てこの順序で順次表示される。大当たりである場合に
は、横1列に表示された3つの特別図柄が同じ数字や文
字の図柄で揃った状態(例えば、「7」、「7」、
「7」のように3つ揃った場合)で大当たり図柄が構成
されて表示され、遊技者に大当たりが報知される。そし
て、大入賞口16が開放される特別遊技状態が生起さ
れ、大入賞口16内に設けられているVゾーン(図示
外)に遊技球が入賞すると、大入賞口16の開放が再度
行われ、所定回数(例えば、15回や16回等)まで繰
り返される。
【0025】また、前記10図柄の内、「1」、
「3」、「5」、「7」、「9」を確率変動図柄(以
下、「特定図柄」という。)とし、これらの内の何れか
の図柄が横1列に同じ図柄で揃った場合には、確率変動
突入とし、有利状態(特定遊技状態)として次の大当た
りを引く確率を高くするように変更する。大当たりの確
率は、一例としては、通常状態(低確率状態)では、3
15分の1であり、確率変動状態(高確率状態又は有利
状態)では、63分の1であるが、必ずしもこの値に限
られるものではない。尚、「0」、「2」、「4」、
「6」、「8」、は非確率変動図柄(以下、「非特定図
柄」という。)であり、その後に大当たりを引く確率は
通常状態となる。
【0026】次に、本実施の形態のパチンコ機1の電気
的構成について図4を参照して説明する。図4は、パチ
ンコ機1の電気的回路構成を示すブロック図である。パ
チンコ機1の制御部40はパチンコ機1の遊技盤2の背
面に設けられ、この制御部40は、主基板41、電源基
板42、音基板43、図柄表示基板44、払出制御基板
45、電飾基板46、中継基板47から構成され、主基
板41には、プログラムに従って各種の処理を行うCP
Uユニット50が設けられている。このCPUユニット
50には、各種の演算処理を行うCPU51、フラグや
カウンタ値やデータ等を記憶するRAM52と、制御プ
ログラム及び各種の初期値のデータや特別図柄表示装置
8への表示内容を指示するコマンドのデータ等を記憶し
たROM53とが設けられており、これらは一つのLS
Iとして一体にモールディングされている。
【0027】また、CPUユニット50には、割込リセ
ット回路57が接続され、割込リセット回路57は、
0.002秒(以下、「2ms」と略す。)毎に、割込
信号をCPU51に与えるようになっており、CPU5
1は、ROM53に記憶された制御プログラムに従っ
て、パチンコ機1の制御を行う。尚、CPU51の一例
としては、8ビット、16ビット、32ビット、64ビ
ット等のCPUが使用されている。
【0028】また、主基板41には、音基板43、図柄
表示基板44、払出制御基板45、電飾基板46、中継
基板47等とデータ信号の送受信を行うI/Oインター
フェース54が設けられている。このI/Oインターフ
ェース54には、図示外の遊技場管理用コンピュータに
パチンコ機1の情報を出力する出力ポート55が接続さ
れている。
【0029】尚、構成を後述する音基板43以外の図柄
表示基板44、払出制御基板45、及び電飾基板46に
も、CPU(図示外)、RAM(図示外)、ROM(図
示外)、信号入力インターフェース(図示外)が各々搭
載されている。尚、主基板41はパチンコ機1の主制御
を司り、電源基板42は各基板に直流電流を供給し、音
基板43は効果音の発生の制御を行い、図柄表示基板4
4は特別図柄表示装置8での図柄の表示を制御し、払出
制御基板45は賞品球払出装置49の制御を行い、電飾
基板46はパチンコ1の各電飾の発光態様を制御し、中
継基板47は、各センサーの配線の中継を行っている。
【0030】また、電飾基板46には、普通図柄記憶数
表示LED59、特別図柄記憶数表示LED60、その
他のLED62及び電飾ランプ63が接続され、また、
図柄表示基板44には特別図柄表示装置8が接続され、
さらに、音基板43には、スピーカー48が接続され、
また、払出制御基板45には、賞品球払出装置49が接
続され、さらに、中継基板47には、普通図柄表示部2
4を構成する7セグメントLED、大入賞口開放ソレノ
イド70、特別図柄始動電動役物開放ソレノイド71、
特別図柄始動電動役物15に入賞した遊技球を検出する
始動口スイッチ72、普通図柄始動ゲート11,12を
通過した遊技球を検出する普通図柄作動スイッチ73、
大入賞口16内のVゾーンに入賞した遊技球を検出する
Vスイッチ74、大入賞口16に入賞した遊技球数を計
数するためのカウントスイッチ75、普通入賞口19,
20,30,31に入賞して図示外の案内通路により入
賞球集合部に集められた入賞球を検出する入賞口スイッ
チ76とが接続されている。
【0031】また、電源基板42は、主基板41、音基
板43、図柄表示基板44、払出制御基板45、電飾基
板46に各々接続されて、直流の安定化された電力が供
給されるようになっている。尚、電源基板42には、交
流24Vが供給されている。電源基板42には、図示外
のシリコンダイオードブリッジからなる整流器、電解コ
ンデンサからなる平滑回路、レギュレータICからなる
安定化回路等が設けられており、安定化された直流の1
2V及び5V等を供給できるようになっている。尚、図
4では、特に図示しないが、主基板41、電源基板4
2、音基板43、図柄表示基板44、払出制御基板4
5、電飾基板46、中継基板47は、全て、アースライ
ンで接続されている。
【0032】次に、図5を参照して、音基板43の構造
の詳細を説明する。図5は、音基板43のブロック図で
ある。図5に示すように、音基板43には、音基板43
の制御を行うワンチップマイコン101が設けられ、ワ
ンチップマイコン101には、音基板43の制御を行う
CPU101a、音基板43の制御プログラムを記憶し
たROM101b及び各種のデータを記憶するRAM1
01cが内蔵されている。また、ワンチップマイコン1
01には、ワンチップマイコン101の駆動クロックを
生成する発振器102と、楽曲の効果音用のMIDIデ
ータを多数記憶したROM103と、楽曲の効果音を生
成するMIDI音源115と、「バッヒューン」、「バ
ン」、「ピー」等の音や音声等の短い効果音を生成する
PCM音源117とが接続されている。
【0033】上記のPCM音源117には、ADPCM
(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)に
よる効果音のPCMデータを複数記憶したROM117
bと、ROM117bに記憶されたPCMデータに基づ
いて効果音のアナログ信号を再生するADPCM−LS
I117aとが設けられている。ADPCM−LSI1
17aからのアナログ信号の出力は、左ラインはミキサ
ー120を介し、右ラインはミキサー121を介して、
各々オーディオ信号増幅用アンプ116に入力されて増
幅され、スピーカー48から出力されるようになってい
る。
【0034】また、音基板43には、主基板41と接続
するための信号コネクタ106及び電源基板42と接続
するための電源コネクタ108が設けられている。信号
コネクタ106にはフィルタ105が接続され、フィル
タ105にはバッファ104が接続され、バッファ10
4はワンチップマイコン101に接続されている。従っ
て、主基板41から送信された8ビットのデータ信号や
制御信号は、信号コネクタ106から入力されて、フィ
ルタ105及びバッファ104を介してCPU101a
に入力されることになる。
【0035】さらに、電源コネクタ108には、直流+
12Vライン109の直流から+5Vの直流を生成する
電源107が接続され、電源107から出力される+5
Vの直流は、ワンチップマイコン101に入力されるよ
うになっており、電源コネクタ108のGNDライン1
10は、音基板43のGNDに接地されている。また、
電源コネクタ108のシステムリセットライン111
は、ワンチップマイコン101に入力されている。
【0036】次に、MIDI音源115について説明す
る。MIDI音源115には、ワンチップマイコン10
1がROM103から読み出して送信して来るMIDI
データを受信して楽曲等の効果音を生成する音源LSI
115aと、音源LSI115aが再生する楽器音の音
源データ(インストゥルメントデータ)を記憶した音源
ROM115bとが設けられている。また、MIDI音
源115の音源LSI115aには、左ラインはミキサ
ー120を介し、右ラインはミキサー121を介して、
各々オーディオ信号増幅用アンプ116が接続され、オ
ーディオ信号増幅用アンプ116には、前述のスピーカ
ー48が接続されている。尚、MIDI音源115及び
オーディオ信号増幅用アンプ116にも図示外の配線に
より電源コネクタ108から直流電源が供給されるよう
になっている。
【0037】上記のMIDI音源115は、MIDI
(Musical Insturument Digital Interface)規格の中
でも特に、General MIDI規格(「General MIDI Sys
tem Level1」という名称で、1991年に採用されたMIDIの
応用例の規格)(以下、「GM規格」と称する。)に対
応している。このGM規格は、世界共通規格であり、音
源の音色番号と音質を共通化しており、メーカーや機種
を問わず同じデータが利用できる。従って、様々な形式
のMIDIデータに互換性を持たせることができ、メー
カーや機種を問わずほぼ同じ音色の演奏を再現すること
ができるというメリットがある。
【0038】尚、上記の音基板43では、MIDI音源
115が一体の回路基板として、音基板43から交換可
能(着脱可能)となっており、MIDI音源115の回
路基板を交換することによって、同じMIDIデータに
対して、異なる音色の音を発生させることができる。ま
た、音基板43では、MIDI音源115の音源ROM
115bを交換可能(着脱可能)としても良い。この場
合には、音源ROM115bを交換することにより、同
じMIDIデータに対して、異なる音色の音を発生させ
ることができる。また、音基板43では、MIDI音源
115の音源ROM115bにEEPROMを用いて、
音源ROM115bをMIDI音源115に搭載した状
態で、MIDI音源115に接続したROMライター
(図示外)で、音源ROM115bに記憶されている音
源データ(インストゥルメントデータ)の書き換えや、
書き込みを行うようにしても良い。
【0039】次に、図6を参照して、音基板43の変形
例である音基板43aについて説明する。図6は、音基
板43の変形例である音基板43aのブロック図であ
る。図6に示すように、音基板43aでは、CPU10
1a、ROM101b及びRAM101cを内蔵したワ
ンチップマイコン101と、発振器102と、ROM1
03と、バッファ104と、フィルタ105と、信号コ
ネクタ106と、電源107と、電源コネクタ108と
が音基板43a上に設けられており、音源LSI115
a及び音源ROM115bを内蔵したMIDI音源11
5とオーディオ信号増幅用アンプ116とは、遊技機本
体枠1aに設けられている。従って、遊技盤2を交換し
た場合には、音基板43aは、遊技盤2の背面に備えら
れているので、遊技盤2と共に交換されることになる
が、音源LSI115a及び音源ROM115bを内蔵
したMIDI音源115は、遊技機本体枠1aに残るこ
とになるので、MIDI音源115及びオーディオ信号
増幅用アンプ116は、新しい遊技盤でも使用すること
ができる。
【0040】また、この遊技機本体枠1aに設けられた
MIDI音源115でも、前記同様にMIDI音源11
5が一体の回路基板として、遊技機本体枠1aから交換
可能(着脱可能)となっており、MIDI音源115の
回路基板を交換することによって、同じMIDIデータ
に対して、異なる音色の音を発生させることができる。
また、音基板43aでは、MIDI音源115の音源R
OM115bを交換可能(着脱可能)としても良い。こ
の場合には、音源ROM115bを交換することによ
り、同じMIDIデータに対して、異なる音色の音を発
生させることができる。また、MIDI音源115の音
源ROM115bにEEPROMを用いて、音源ROM
115bをMIDI音源115に搭載した状態で、MI
DI音源115に接続したROMライター(図示外)
で、音源ROM115bに記憶されている音源データ
(インストゥルメントデータ)の書き換えや、書き込み
を行うようにしても良い。従って、新しい遊技盤に応じ
た音質の効果音を発生させることができる。
【0041】尚、音源LSI115a及び音源ROM1
15bを内蔵したMIDI音源115及びオーディオ信
号増幅用アンプ116を、遊技機本体枠1以外に、パチ
ンコ機1の外部に設けても良い。例えば、パチンコ機1
が設置される島設備(図示外)に音源LSI115a及
び音源ROM115bを内蔵したMIDI音源115
と、オーディオ信号増幅用アンプ116と、スピーカー
48とを設けても良い。この場合には、パチンコ機1を
交換しても音源LSI115a及び音源ROM115b
を内蔵したMIDI音源115と、オーディオ信号増幅
用アンプ116と、スピーカー48とは、島設備に残る
ことになるので、これらは、新しい遊技盤でも使用する
ことができる。
【0042】また、この島設備に設けられたMIDI音
源115でも、前記同様にMIDI音源115が一体の
回路基板として、島設備から交換可能(着脱可能)とな
っており、MIDI音源115の回路基板を交換するこ
とによって、同じMIDIデータに対して、異なる音色
の音を発生させることができる。また、音基板43aで
は、MIDI音源115の音源ROM115bを交換可
能(着脱可能)としても良い。この場合には、音源RO
M115bを交換することにより、同じMIDIデータ
に対して、異なる音色の音を発生させることができる。
また、MIDI音源115の音源ROM115bにEE
PROMを用いて、音源ROM115bをMIDI音源
115に搭載した状態で、MIDI音源115に接続し
たROMライター(図示外)で、音源ROM115bに
記憶されている音源データ(インストゥルメントデー
タ)の書き換えや、書き込みを行うようにしても良い。
この場合には、新しいパチンコ機に応じた音質の効果音
を発生させることができる。
【0043】次に、上記のように構成されたパチンコ機
1での効果音の発生について、図4及び図5と、図7に
示すフローチャートとを参照して説明する。図7は、音
基板43で行われる効果音生成のフローチャートであ
る。図4に示すパチンコ機1の主基板41のCPU51
が、パチンコ機1の遊技状態に応じて、ROM53に記
憶した8ビットのデータから構成された音コマンドデー
タをI/Oインターフェース54を介して音基板43に
出力すると、音コマンドデータは、図5に示す信号コネ
クタ106、フィルタ105、及びバッファ104を介
してワンチップマイコン101に入力され、ワンチップ
マイコン101のCPU101aが当該音コマンドデー
タを受信する(S10)。
【0044】次いで、当該ワンチップマイコン101の
CPU101aは、受信した音コマンドデータが、MI
DI発音を指示するコマンドデータか否かを判断する
(S11)。この判断は、受信した音コマンドデータ
が、MIDIを指示するコードを含んでいるか否かで判
断する。受信した音コマンドデータが、MIDIを指示
するコードを含んでいる場合には(S11:YES)、
当該ワンチップマイコン101のCPU101aは、R
OM103に複数記憶したMIDIデータの中から当該
音コマンドデータに対応するMIDIデータを選択して
読み出す(S12)。次に、そのMIDIデータをMI
DI音源115に送信する(S13)。MIDI音源1
15では、受信したMIDIデータに基づいて、音源L
SI115aが音源ROM115bに記憶したGM規格
に対応した音源データ(インストゥルメントデータ)に
より効果音のアナログ信号を生成し(S14)、当該効
果音のアナログ信号をオーディオ信号増幅用アンプ11
6に出力する(S15)。オーディオ信号増幅用アンプ
116では、効果音のアナログ信号を増幅して、スピー
カー48から効果音が出力される。尚、MIDI音源1
15を遊技機本体枠1aに設けた場合も、パチンコ機1
の外に設けた場合も上記と同様の動作を行う。
【0045】また、受信した音コマンドデータが、MI
DIを指示するコードを含んでいない場合には(S1
1:NO)、PCM音源117による効果音の生成の指
示であるので、受信した音コマンドデータをPCM音源
117に出力する(S16)。PCM音源117では、
ROM117bから受信した音コマンドデータに対応し
たPCMデータを読み出して(S17)、ADPCM−
LSI117aがPCMによる効果音のアナログ信号を
生成し(S18)、当該効果音のアナログ信号をオーデ
ィオ信号増幅用アンプ116に出力する(S19)。オ
ーディオ信号増幅用アンプ116では、効果音のアナロ
グ信号を増幅して、スピーカー48から効果音が出力さ
れる。
【0046】以上説明したように、上記の実施の形態の
パチンコ機1では、音基板43に、MIDI音源115
とPCM音源117とを設けたので、必要に応じて音源
を切り替えて効果音を生成することができる。例えば、
楽曲の効果音の場合には、曲の演奏が長いので、データ
容量を小さくできるMIDI音源115を使用するよう
にし、爆発音や肉声等の短い効果音で、原音に忠実な再
現が必要な場合には、PCM音源117を使用するよう
にできる。
【0047】また、上記実施の形態のパチンコ機1で
は、記憶容量の限られているROM103にMIDIデ
ータを多数記憶することができる。MIDIデータは、
データサイズが、PCMデータに比べて格段に小さくな
るからである。従って、効果音のバリエーションを飛躍
的に増大することができる。また、MIDI音源115
としては、GM規格を採用したので、様々な形式のMI
DIデータを再生することが可能となる。
【0048】さらに、音源LSI115a及び音源RO
M115bを内蔵したMIDI音源115やオーディオ
信号増幅用アンプ116を遊技機本体枠1aに設けれ
ば、遊技盤2を交換しても、MIDI音源115及びオ
ーディオ信号増幅用アンプ116は、継続して新しい遊
技盤でも使用することができる。
【0049】また、音源LSI115a及び音源ROM
115bを内蔵したMIDI音源115と、オーディオ
信号増幅用アンプ116と、スピーカー48とをパチン
コ機1外の島設備等に設ければ、パチンコ機1を交換し
ても、MIDI音源115、オーディオ信号増幅用アン
プ116及びスピーカー48を継続して新しいパチンコ
機1でも使用することができる。
【0050】さらに、MIDI音源115の回路基板を
交換可能としているので、MIDI音源115の回路基
板を交換すれば、同じMIDIデータに対して、異なる
音色の音を発生させることができる。また、音基板43
のMIDI音源115の音源ROM115bを交換可能
(着脱可能)とした場合には、音源ROM115bを交
換することにより、同じMIDIデータに対して、異な
る音色の音を発生させることができる。また、MIDI
音源115の音源ROM115bにEEPROMを用い
て、音源ROM115bをMIDI音源115に搭載し
た状態で、MIDI音源115に接続したROMライタ
ー(図示外)で、音源ROM115bに記憶されている
音源データ(インストゥルメントデータ)の書き換え
や、書き込みを行うようにした場合には、音源ROM1
15bを交換せずに同じMIDIデータに対して、異な
る音色の音を発生させることができる。従って、パチン
コ機1を設置する遊技場毎に異なる音色の効果音を発生
させることも可能となる。
【0051】次に、図4、図5及び図8を参照して、パ
チンコ機1での効果音の発生の変形例について説明す
る。図8は、音基板43で行われる効果音生成の変形例
のフローチャートである。図4に示すパチンコ機1の主
基板41のCPU51が、パチンコ機1の遊技状態に応
じて、ROM53に記憶した8ビットのデータから構成
された音コマンドデータをI/Oインターフェース54
を介して音基板43に出力すると、音コマンドデータ
は、図5に示す信号コネクタ106、フィルタ105、
及びバッファ104を介してワンチップマイコン101
に入力され、ワンチップマイコン101のCPU101
aが当該音コマンドデータを受信する(S30)。
【0052】次いで、当該ワンチップマイコン101の
CPU101aは、受信した音コマンドデータが、PC
M発音を指示するコマンドデータか、MIDI発音を指
示するコマンドデータか、PCM発音とMIDI発音と
の両方を指示するコマンドデータか否かを判断する(S
31)。
【0053】受信した音コマンドデータが、MIDIを
指示するコードの場合には(S31:MIDI)、ワン
チップマイコン101のCPU101aは、ROM10
3に複数記憶したMIDIデータの中から当該音コマン
ドデータに対応するMIDIデータを選択して読み出す
(S32)。次に、そのMIDIデータをMIDI音源
115に送信する(S33)。MIDI音源115で
は、受信したMIDIデータに基づいて、音源LSI1
15aが音源ROM115bに記憶したGM規格に対応
した音源データ(インストゥルメントデータ)により効
果音のアナログ信号を生成し(S34)、当該効果音の
アナログ信号をミキサー120,121を介してオーデ
ィオ信号増幅用アンプ116に出力する(S35)。オ
ーディオ信号増幅用アンプ116では、効果音のアナロ
グ信号を増幅して、スピーカー48から効果音が出力さ
れる。尚、MIDI音源115を遊技機本体枠1aに設
けた場合も、パチンコ機1の外に設けた場合も上記と同
様の動作を行う。
【0054】また、受信した音コマンドデータが、PC
M発音を指示するコマンドデータの場合には(S31:
PCM)、PCM音源117による効果音の生成の指示
であるので、受信した音コマンドデータをPCM音源1
17に出力する(S36)。PCM音源117では、R
OM117bから受信した音コマンドデータに対応した
PCMデータを読み出して(S37)、ADPCM−L
SI117aがPCMによる効果音のアナログ信号を生
成し(S38)、当該効果音のアナログ信号をミキサー
120,121を介してオーディオ信号増幅用アンプ1
16に出力する(S39)。オーディオ信号増幅用アン
プ116では、効果音のアナログ信号を増幅して、スピ
ーカー48から効果音が出力される。
【0055】また、受信した音コマンドデータが、MI
DI発音とPCM発音との両方を指示するコマンドデー
タの場合には(S31:両方)、MIDI音源115と
PCM音源117との両方を用いた効果音の生成の指示
であるので、まず、ワンチップマイコン101のCPU
101aは、ROM103に複数記憶したMIDIデー
タの中から当該音コマンドデータに対応するMIDIデ
ータを選択して読み出し、そのMIDIデータをMID
I音源115に送信する(S40)。次いで、受信した
PCM発音を指示する音コマンドデータをPCM音源1
17に出力し、PCM音源117では、ROM117b
から受信した音コマンドデータに対応したPCMデータ
を読み出す(S41)。
【0056】次いで、MIDI音源115では、受信し
たMIDIデータに基づいて、音源LSI115aが音
源ROM115bに記憶したGM規格に対応した音源デ
ータ(インストゥルメントデータ)により効果音のアナ
ログ信号を生成し、PCM音源117では、ADPCM
−LSI117aがPCMによる効果音のアナログ信号
を生成する(S42)。そして、PCM音源117で生
成された効果音のアナログ信号と、MIDI音源115
で生成された効果音のアナログ信号は、ミキサー12
0,121でミキシングされてオーディオ信号増幅用ア
ンプ116に出力される(S43)。オーディオ信号増
幅用アンプ116では、効果音のアナログ信号を増幅し
て、スピーカー48から効果音が出力される。
【0057】以上説明したように、上記の変形例では、
MIDI発音だけ、PCM発音だけ、MIDI発音とP
CM発音との両方を同時に用いた発音の3種類の発音を
行うことが可能となる。従って、遊技状態に合わせた臨
場感ある効果音を発生させることが可能となる。
【0058】尚、本発明は、パチンコ機に限られず、パ
チコン機、パチスロ機等の効果音を発生する各種の遊技
機に適用可能なことは言うまでもない。また、本発明
は、各種の変形が可能なことは言うまでもない。例え
ば、MIDI音源115の音源ROM115bのEEP
ROMの音源データの書き換えを、遊技場に設置した管
理用のホールコンピュータからネット経由で行っても良
い。また、パチンコ機をインターネットに接続し、MI
DI音源115の音源ROM115bのEEPROMの
書き換えを、インターネット経由で行うようにしても良
い。
【0059】さらに、音基板43には、MIDI音源1
15とPCM音源117以外に、FM音源等の他の音源
を用いても良い。また、音基板43上の音源は、2つに
限られず、3つ、4つ等の複数用いても良い。また、そ
の複数の中から、2つ以上を同時に使用するようにして
も良い。また、PCM音源117も遊技機本体枠1a又
は、パチンコ機1外の島設備等に設けても良い。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の遊技機では、音生成手段選択制御手段が、主制御手
段からのコマンド信号に基づいて、複数の音生成手段の
内の少なくとも一つを選択し、当該選択した音生成手段
に音生成のためのデータ信号を出力する。従って、特性
の異なる音源を使い分けることが可能となる。
【0061】また、請求項2に係る発明の遊技機では、
請求項1に記載の発明の効果に加えて、演奏データ記憶
手段は、所定の演奏データを記憶し、音生成手段選択制
御手段が、主制御手段からのコマンド信号に基づいて、
複数の音生成手段の内の一つである第一の音生成手段を
選択するとともに演奏データ記憶手段に記憶された演奏
データを選択した時には、第一の音生成手段は、当該演
奏データに基づいて音を生成し、音生成手段選択制御手
段が、主制御手段からのコマンド信号に基づいて、第一
の音生成手段とは異なる第二の音生成手段を選択した時
には、当該コマンド信号に基づいて音を生成することが
できる。従って、第一の音生成手段と第二の音生成手段
とを主制御手段からのコマンド信号に基づいて使い分け
ることが可能となる。
【0062】また、請求項3に係る発明の遊技機では、
請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、前記第一の
音生成手段は、General MIDI規格に対応した音源に
よりMIDIデータの演奏データを再生し、前記第二の
音生成手段は、PCM音源によりPCMのデータを再生
することができる。従って、General MIDI規格に対
応した音源とPCM音源と使い分けて効果音の生成を行
うことができる。例えば、楽曲による効果音は、Genera
l MIDI規格に対応した音源を使用し、短いが原音に
忠実な再現が必要な効果音は、PCM音源を使用するよ
うにできる。
【0063】また、請求項4に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加え、音
生成手段の少なくとも一つを遊技機本体枠に設けている
ので、遊技盤の取り替えを行っても、遊技機本体枠に設
けた音生成手段が取り替えられず、音生成手段を継続し
て使用することができる。また、音生成手段で使用する
データを変えるだけで新しい遊技盤に対応した効果音を
発生させることができる。
【0064】また、請求項5に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至4の何れかに記載の発明の効果に加え、音
生成手段の少なくとも一つを遊技機外に設けているの
で、遊技機の取り替えを行っても、音生成手段が取り替
えられず、音生成手段を継続して使用することができ
る。また、音生成手段で使用するデータを変えるだけで
新しい遊技機に対応した効果音を発生させることができ
る。
【0065】また、請求項6に係る発明の遊技機では、
請求項1乃至5の何れかに記載の発明の効果に加え、前
記音生成手段の少なくとも一部を交換することにより、
同じ遊技機でも異なる効果音を発するようにすることが
できる。従って、同じ遊技機でも遊技場毎に異なる効果
音を発するようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機1の正面図である。
【図2】パチンコ機1の遊技盤2の正面図である。
【図3】特別図柄表示装置8の正面図である。
【図4】パチンコ機1の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図5】音基板43のブロック図である。
【図6】音基板43aのブロック図である。
【図7】音基板43の動作のフローチャートである。
【図8】音基板43の動作の変形例のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 パチンコ機 4 遊技領域 8 特別図柄表示装置 41 主基板 43 音基板 44 図柄表示基板 45 払出制御基板 46 電飾基板 47 中継基板 48 スピーカー 51 CPU 52 RAM 53 ROM 101 ワンチップマイコン 101a CPU 101b ROM 101c RAM 103 ROM 115 MIDI音源 115a 音源LSI 115b 音源ROM 116 オーディオ信号増幅用アンプ 117 PCM音源 117a ADPCM−LSI 117b ROM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機本体枠と、当該遊技機本体枠から
    交換可能な遊技盤と、遊技機の各種の制御を行う主制御
    手段とを備えた遊技機であって、 前記遊技機の遊技状態に応じた音を生成する複数の音生
    成手段と、 前記主制御手段からのコマンド信号に基づいて、前記複
    数の音生成手段の内の少なくとも一つを選択し、当該選
    択した音生成手段に音生成のためのデータ信号を出力す
    る音生成手段選択制御手段とを備えたことを特徴とする
    遊技機。
  2. 【請求項2】 所定の演奏データを記憶する演奏データ
    記憶手段を備え、 前記音生成手段選択制御手段が、前記主制御手段からの
    前記コマンド信号に基づいて、前記複数の音生成手段の
    内の一つである第一の音生成手段を選択するとともに前
    記演奏データ記憶手段に記憶された演奏データを選択し
    た時には、前記第一の音生成手段は、当該演奏データに
    基づいて音を生成し、 前記音生成手段選択制御手段が、前記主制御手段からの
    前記コマンド信号に基づいて、前記第一の音生成手段と
    は異なる第二の音生成手段を選択した時には、当該コマ
    ンド信号に基づいて音を生成することを特徴とする請求
    項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記演奏データ記憶手段に記憶された演
    奏データは、MIDIデータであり、 前記第一の音生成手段は、General MIDI規格に対応
    した音源を備え、 前記第二の音生成手段は、PCM音源を備えたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記音生成手段の少なくとも一つを遊技
    機本体枠に設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何
    れかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記音生成手段の少なくとも一つを遊技
    機外に設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか
    に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記音生成手段は、少なくとも一部が交
    換可能であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか
    に記載の遊技機。
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