JP2002224234A - 消火器の携帯用取っ手並びに安全栓自動解除及び収納ケース - Google Patents

消火器の携帯用取っ手並びに安全栓自動解除及び収納ケース

Info

Publication number
JP2002224234A
JP2002224234A JP2001020966A JP2001020966A JP2002224234A JP 2002224234 A JP2002224234 A JP 2002224234A JP 2001020966 A JP2001020966 A JP 2001020966A JP 2001020966 A JP2001020966 A JP 2001020966A JP 2002224234 A JP2002224234 A JP 2002224234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire extinguisher
safety plug
storage case
handle
fire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001020966A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukitoshi Kino
幸俊 城野
Joji Tarumoto
丞史 樽本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIKAWA DEV SERVICE KK
MIKAWA DEVELOPMENT SERVICE KK
Original Assignee
MIKAWA DEV SERVICE KK
MIKAWA DEVELOPMENT SERVICE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIKAWA DEV SERVICE KK, MIKAWA DEVELOPMENT SERVICE KK filed Critical MIKAWA DEV SERVICE KK
Priority to JP2001020966A priority Critical patent/JP2002224234A/ja
Publication of JP2002224234A publication Critical patent/JP2002224234A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消火器をより持ちやすくすることと、安全栓
の自動解除により、迅速かつ的確な消火作業を得る。 【解決手段】 消火器に取っ手9を取り付け、この消火
器を収納ケース11に収納し、一端が収納ケースに固定
したフック延長チェーン17及びフック16で安全栓2
を連結させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消火器の携帯用取
っ手と、安全栓の自動解除と、収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来消火器を消火現場へ移動するとき
は、消火器の既存の上下レバーを手で持って移動し、ま
た、安全栓を解除するときは、消火器の本体を押さえて
安全栓を人の手により引き抜き解除している。ホース付
き消火器においては、ホースを火元に向けると同時に安
全栓が解除できるものがある(例えば、特開平10−2
48952号公報参照)。収納ケースについては、消火
器を単体で設置したり、収納ケース内に入れて扉をつけ
て保管している(例えば、特開平10−015104号
や実開平11−3121号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の消火器にあって
は、持ち慣れない上下レバーを持ち、消化場所へ運んで
いた。また、消火器の安全栓については、消火器の本体
を押さえて安全栓を引き抜き使用するのであるが解除方
法が分からず実際に使用出来なかった例がある。また、
収納ケースについては、収納ケース内に収まっている消
火器を取り出す場合には、まず、収納ケースの扉を開
け、消火器の上下レバーを持ち、消火場所へ移動して、
消火器本体を支えてから安全栓を引き抜き解除し、消火
すべき方向に消火器のノズルを向けて上下レバーを握り
操作している。以上のことから持ち慣れていない上下レ
バーを持って移動するために不安感が生じたり、安全栓
の解除方法を知らなかったり、安全栓を解除するのに消
火器本体を押さえるために持ち変える手間を要し、安全
栓を解除して消火開始までにロスタイムが生じたり、ま
た、消火時においても、本体が滑りやすく支える部分が
なく、不安定な状態で消火作業するという問題点があ
る。また、消火器を支えて安全栓を解除するため、両手
が必要となってしまい片手の消化作業が難しいという問
題点がある。
【0004】本発明は、消火器の上下レバーを持つこと
なしに安定感のある取っ手を持って運べ、安全栓を人の
手により解除する手間をなくし、消火時には、上下レバ
ーを操作する手と、取っ手を持つ手により本体が支えら
れて、より安定な状態で消火が行えることを目的として
いる。また、片手で天板を開けるだけで安全栓の解除が
行え、持ち運び及び消火作業に至るまでの一連の作業が
片手で行えることも目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、消火器本体に取っ手付きのバン
ドを取り付け、一端が収納ケースと連結させたフック延
長チェーンを介したフックを安全栓に取り付けたもので
ある。
【0006】上記取っ手の位置は、消火器をより持ちや
すくして運ぶためのもので、消火器の任意の箇所とする
ことが可能であるが、重心の点からバランスよく取り付
けることが効果的であり、取っ手は締め付け可能なも
の、または、弾力のあるバンドを単数個あるいは複数個
用いて固定することが効果的である。
【0007】フック延長チェーンは、安全栓が人の手で
解除する力方向と同様の作用をもたらすために、軽く
て、引っ張っても伸びないものが効果的である。チェー
ンや鎖等で、自然劣化の少ないものが好ましい。
【0008】フック延長チェーンの長さは、天板を開い
たときに、安全栓が解除される程度が効果的である。
【0009】フック延長チェーン固定穴は、安全栓の解
除時に、フック延長チェーン固定穴と安全栓と消火器本
体の長手方向の中心が一直線になる位置が効果的であ
る。
【0010】収納ケース内での消火器の回転のズレ防止
としては、上下レバーのあたり止めとしての回転ズレ防
止板を設け、回転ズレ防止板が収納ケースの盤面より露
出している事が好ましい。
【0011】消火器底部のズレ防止としては、地震の振
動により自然に消火器が収納ケース外に飛び出さない程
度の高さでかつ消化器を人の手により少し持ち上げて取
り出せる高さが好ましい。
【0012】収納ケースを設置する場合は、収納ケース
の側面、あるいは、底面に穴を開けて、室内の壁やドア
や床等にねじ止めにて取り付けても壊れない強度を有す
ることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例にも
とづき、図面を用いて説明する。図1において、収納ケ
ース11の内部に、バンド7により取り付けられた取っ
手9を有する消火器1をセットしている。下レバー3と
上レバー4の一部は、回転ズレ防止板15よい露出して
いる。取っ手9も回転ズレ防止板15よい露出してい
る。安全栓2にフック16を取り付け、フック延長チェ
ーン17を介して、フック延長チェーン固定穴13に取
り付けている。消火器1をセットする時は、フック延長
チェーン17をフック延長チェーン固定穴13に通し
て、消火器1を収納ケース11内にセット後に、フック
延長チェーン17を所定の長さにしてフック延長チェー
ン固定穴13を利用して固定する。
【0014】図2に示す実施例は、市販している消火器
を示し、消火器1の本体及び上レバー4と下レバー3と
安全栓2とノズル5を示す。
【0015】図3に示す実施例では、バンド7と取っ手
9を示す。
【0016】図4に示す実施例では、消火器1に取っ手
9を備えたバンド7を取り付けて、フック延長チェーン
17を連結したフック16を安全栓2に取り付けた状態
を示す。
【0017】図5に示す実施例では、収納ケース11の
上部は、天板14と回転ズレ防止板15を形成し、フッ
ク延長チェーン固定穴13及び底部ズレ防止板12を有
している。収納ケース11の回転ズレ防止板15側のコ
ーナーを切り取り、指を入れて天板14が容易に開ける
ようにしている。
【0018】図6は、天板14を開いた状態をに示して
いる。
【0019】図7に示す実施例は、収納ケース11にセ
ットされている消火器1を引き出す時の引き出しはじめ
の状態を示しており、取っ手9を人の手10により、天
板14を空いている人の手8により開ける。天板14が
一定以上開くと、フック延長チェーン17のたるみが無
くなり、安全栓2が解除し始める。安全栓2が解除され
るときに、フック延長チェーン固定穴13とフック延長
チェーン17と安全栓2と消火器1の長手方向の中心が
できる限り一直線になるように配置している。これは安
全栓に不必要な力が作用しないようにして、スムーズに
安全栓が折れることなく人の手で解除するのに近い効果
をもたらす。
【0020】図8に示す実施例では、取っ手9を人の手
10により、底部ズレ防止板12に消化器底部6が引っ
かからない程度に持ち上げながら収納ケース11より消
火器1を完全に取り出した状態を示している。安全栓2
はフック16及びフック延長チェーン17を介して収納
ケース11のフック延長チェーン固定穴13に取り残さ
れた状態を示す。
【0021】
【作用】本発明によれば、取っ手を取り付けた消火器を
収納ケース内に所定の位置関係でセットしておくと、取
っ手を持ちながら天板を開き、天板を開ききった時には
安全栓が解除できているため、取っ手を持ってから消火
開始までの作業時間を少なくする効果をもたらした。さ
らに消化作業時には、取っ手を持ちながら消火器の上下
レバーを操作できるので安定な状態での消火作業が行え
る効果をもたらした。また、安全栓の解除が天板を開く
と解除できることから、片手による操作で消化作業でき
る効果ももたらした。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0023】取っ手を取り付けることにより消火器を安
定な状態で持ち運びできる。
【0024】消火器を収納ケースより取り出すだけで、
安全栓の解除ができ速やかな消火体勢を得ることができ
る。
【0025】消火時は、消火器の上下レバーを操作する
手と、取っ手を持つ手で、消火器を安定に保持でき的確
な消火作業ができる。
【0026】取っ手を持ち、そのまま移動し、上下レバ
ーを他方の手で操作するため、取っ手を握る動作から消
火開始まで持ち替える必要がなくなるので、ロスタイム
無しに消火作業が行える。
【0027】従来、安全栓の解除には、本体を支えて安
全栓を解除していた為に両手による作業であったが、天
板を開くだけで安全栓の解除が行えることから、片手に
よる消化作業がより容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】消火器を収納した消火器収納ケース内の実施例
を示す斜視図である。
【図2】市販品の消火器を示す斜視図である。
【図3】消火器に取り付けるバンドと取っ手の実施例を
示す斜視図である。
【図4】安全栓にフック及びフック延長チェーンを取り
付けた実施例を示す斜視図である。
【図5】消火器収納ケースの実施例を示す斜視図であ
る。
【図6】消火器収納ケースの天板を開いた実施例を示す
斜視図である。
【図7】消火器の安全栓が抜けた瞬間の実施例を示す斜
視図である。
【図8】消火器収納ケースから消火器を完全に取り出し
た時の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 消火器 2 安全栓 3 下レバー 4 上レバー 5 ノズル 6 消火器底部 7 バンド 8 人の手 9 取っ手 10 人の手 11 消火器収納ケース 12 底部ズレ防止板 13 フック延長チェーン固定穴 14 天板 15 回転ズレ防止板 16 フック 17 フック延長チェーン 18 蝶番

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消火器(1)に取っ手(9)と一体化し
    たバンド(7)を取り付け、前記消火器(1)の安全栓
    (2)に一端がフック延長チェーン(17)を連結して
    いるフック(16)を取り付け、前記フック延長チェー
    ン(17)の一端を天板(14)のフック延長チェーン
    固定穴(13)に取り付けられる構造にした消火器の収
    納ケース(11)。
  2. 【請求項2】 開閉できる構造にした天板(14)を備
    えた前記請求項1記載の消火器収納ケース(11)。
  3. 【請求項3】 取っ手(9)が収納ケース(11)の盤
    面より露出している前記請求項1記載の収納ケース(1
    1)。
  4. 【請求項4】 天板(14)と回転ズレ防止板(15)
    が一体となった構造の請求項1記載の収納ケース(1
    1)。
  5. 【請求項5】 底部ズレ防止板(12)を有する前記請
    求項1記載の収納ケース(11)。
  6. 【請求項6】 消火器(1)の上レバー(4)及び下レ
    バー(3)の一部が回転ズレ防止板(15)面より露出
    する構造とした前記請求項1記載の収納ケース(1
    1)。
JP2001020966A 2001-01-30 2001-01-30 消火器の携帯用取っ手並びに安全栓自動解除及び収納ケース Pending JP2002224234A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001020966A JP2002224234A (ja) 2001-01-30 2001-01-30 消火器の携帯用取っ手並びに安全栓自動解除及び収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001020966A JP2002224234A (ja) 2001-01-30 2001-01-30 消火器の携帯用取っ手並びに安全栓自動解除及び収納ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002224234A true JP2002224234A (ja) 2002-08-13

Family

ID=18886593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001020966A Pending JP2002224234A (ja) 2001-01-30 2001-01-30 消火器の携帯用取っ手並びに安全栓自動解除及び収納ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002224234A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011224034A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Hochiki Corp トンネル消火器装置及びタグ装置
JP2018033642A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 ホーチキ株式会社 トンネル内消火器箱
CN109572242A (zh) * 2017-09-28 2019-04-05 精工爱普生株式会社 纸力增强剂涂敷装置、薄片制造装置、薄片及纸力增强剂涂敷方法
JP7050358B1 (ja) * 2020-12-21 2022-04-08 株式会社渡辺建鉄工業 消火器箱

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011224034A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Hochiki Corp トンネル消火器装置及びタグ装置
JP2018033642A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 ホーチキ株式会社 トンネル内消火器箱
CN109572242A (zh) * 2017-09-28 2019-04-05 精工爱普生株式会社 纸力增强剂涂敷装置、薄片制造装置、薄片及纸力增强剂涂敷方法
JP7050358B1 (ja) * 2020-12-21 2022-04-08 株式会社渡辺建鉄工業 消火器箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003190315A (ja) 消火栓装置
JP2007330713A (ja) 消火栓装置
JP2002224234A (ja) 消火器の携帯用取っ手並びに安全栓自動解除及び収納ケース
JP2008285907A (ja) ドラフトチャンバー昇降扉の落下防止機構
KR102573322B1 (ko) 관리 및 사용이 편리한 소화기
CN108348796B (zh) 灭火器的安全把手以及配备上述安全把手的灭火器
JP5744565B2 (ja) 消火栓装置
JP2001353230A (ja) 消火器の携帯用取っ手並びに安全栓自動解除及び収納ケース
KR20200099289A (ko) 안전핀 파지(把持) 없는 소화기 m
KR200402976Y1 (ko) 거치대 자동 분리구조를 갖는 소화기
JP2002291928A (ja) 消火栓装置
JP3803061B2 (ja) 消火栓装置
JP2006345948A (ja) 降下器
KR200386002Y1 (ko) 소화기 안전장치
KR102241472B1 (ko) 소화기용 안전핀
JPS5828622Y2 (ja) 蓄圧式消火器
KR200402975Y1 (ko) 안전핀 자동탈락구조를 갖는 소화기
JPH11276614A (ja) 消火器
JP4709182B2 (ja) 墜落防止用安全器
JP7034574B1 (ja) 警報吹鳴器
JP4603827B2 (ja) 消火器の安全装置
JP2001252369A (ja) 消火器の安全栓
JP3233381U (ja) 消火器操作具および消火器
JP3110960U (ja) 高所作業用安全ベルトのストラップ巻取り器
JP2022520477A (ja) 管理及び使用が便利な消火器