JPS5828622Y2 - 蓄圧式消火器 - Google Patents

蓄圧式消火器

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Publication number
JPS5828622Y2
JPS5828622Y2 JP11965381U JP11965381U JPS5828622Y2 JP S5828622 Y2 JPS5828622 Y2 JP S5828622Y2 JP 11965381 U JP11965381 U JP 11965381U JP 11965381 U JP11965381 U JP 11965381U JP S5828622 Y2 JPS5828622 Y2 JP S5828622Y2
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JP
Japan
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lever
fire extinguisher
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activation lever
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JP11965381U
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English (en)
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JPS5825158U (ja
Inventor
正義 竹中
Original Assignee
ヤマト消火器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蓄圧式消火器、詳しくは、消火薬剤を加圧状態
に収容した消火器本体の開口部に、薬剤放出路を開閉す
る弁体を備えた蓋体を取付け、起動レバーの操作により
前記弁体を作動させるごとくした蓄圧式消火器に関する
一般に、此種消火器には、前記弁体を閉方向に付勢する
スプリングを設けて、消火器本体内に収容した消火薬剤
及び高圧ガスの前記薬剤放出路からの放出を止めるよう
にしているため、前記消火薬剤の放出時には、前記起動
レバーの起動状態を維持する必要がある。
所で、一般に家庭用として普及している小型消火器の場
合は、全体が軽くて手軽に持運びでき、また前記薬剤放
出路の出口に接続する放出ホースが比較的短かく、シか
も前記起動レバーと対向する固定レバーを設けて、この
固定レバーと起動レバーとを握ることにより前記起動レ
バーの起動状態を維持できるようにしているため、−人
の操作者で消火活動を行なうことができるけれども、工
場などに設置する大型消火器の場合は、全体が大きく、
かつかなりの重量がある為、一般に車載式となっており
、更にこの種の大型消火器は、前記放出ホースが比較的
長いため、前記弁体の操作方法を小型消火器の操作方式
と同じ形式にすると、消火作業時、起動レバーの起動状
態を維持する操作者と、前記放出ホース先端のノズルを
持って消火活動する操作者とが必要であった。
従来、大型消火器の場合は、起動レバーを揺動自由に支
持して不安定切換可能に構威し、その揺動経路中間位置
の境界を越えたとき、不安定切換となって起動状態を維
持できるようにされていた。
所が、この場合は、弁体の操作方法が、一般に普及して
いる小型消火器の操作方法と全く異なるため、即ち起動
レバーと対を威す固定レバーがなくて、単に一つの起動
レバーを設けているだけであるから、消火作業時、操作
者が途惑って前記起動レバーを迅速に操作できないばか
りか、正確に操作できない危険性が高かったのである。
本考案は以上の如き従来の問題点に鑑み考案したもので
、大型消火器における弁体の操作方法を、小型消火器と
全く同じ方法とし、しかも起動レバーの起動状態を維持
させる操作者を不要にすると共に、この起動レバーの起
動解除を容易に行なうことができ、更に消火器本体内へ
の高圧ガス充填時における前記本体内圧力を、微妙な圧
力調整により所定圧にできるようにしたものであって、
前記起動レバーを、前記蓋体に支持すると共に、該蓋体
に、前記起動レバーと対向する固定レバーを支持して、
前記起動レバーには係止体を枢支し、この係止体に係合
する係合突起を前記固定レバーに着脱自在に支持する一
方、前記係止体に、該係止体の前記係合突起との保合を
解除する解除レバーを設けて、この解除レバーを前記起
動レバーの内側に内装し、かつ、前記解除レバーを、前
記起動レバーの外部から操作可能にしたことを特徴とす
るものである。
以下本考案消火器の実施例を図面に基づいて説明する。
図において、1は消火薬剤を加圧状態に収容する消火器
本体であり、2はこの本体1の上端開口部に口金3を介
して取付ける蓋体であって、この蓋体2には、薬剤放出
管4を介して前記消火器本体1内の底部に連通開口する
縦孔21 aと、該縦孔21 aの上方部から弁座22
を介して横方向に延びる横孔21 bとから戊る薬剤放
出路21を設けて、この薬剤放出路21の縦孔21 a
内に、前記放出路21を開閉する弁体5を摺動自由に取
付けて、この弁体5のスピンドル51を前記縦孔21
aの上方部から蓋体2の上面に突出させ、該スピンドル
51の突出端部と前記蓋体2の上面との間にスプリング
6を介装して、前記弁体5による薬剤放出路21の閉塞
状態を維持し、起動レバー7の操作により前記スピンド
ル51を介して前記弁体5を作動させ、該弁体5による
前記放出路21の閉塞を開放するごとく成している。
この考案は以上の如く構成する消火器において、前記起
動レバー7を断面逆U字形に形成して、前記蓋体2の上
部に枢支ピン8を介して揺動自由に支持すると共に、該
蓋体2に、前記起動レバー7と対向する断面U字形の固
定レバー9を止めねし10などの固定手段により固定し
て、前記起動レバー7の長さ方向中間で、その内側に、
枢支軸11を介してフック状の係止部12 aをもつ係
止体12を枢支し、この係止体12の係止部12aに係
合する保合突起13を前記固定レバー9に着脱自由に支
持する一方、前記係止体12に、該係止体12の前記係
合突起13との保合を解除する解除レバー14を設けて
、この解除レバー14を前記起動レバー7の内側に内装
すると共に、前記起動レバー7には、前記解除レバー1
4との対向面に解除用切欠孔71を設けて、前記解除レ
バー14を、前記起動レバー7の外部から操作できるよ
うにしたのである。
前記係止体12は、一端に前記係止部12 aを、他端
に軸孔12bを設けて、この軸孔12b部分を前記起動
レバー7に枢支するのであって、前記係止体12と起動
レバー7との間(図面では解除レバー14と起動レバー
7との間)に、前記係止体12を前記係合突起13と係
合する方向に付勢するスプリング15を設けて、係止体
12の係合突起13との係合を確実に維持できるように
している。
又、前記解除レバー14は、前記係止体12と一体に形
成するのである。
又、前記係合突起13は、前記固定レバー9の長た方向
中間に前記枢支軸11と平行な取付孔16を設けて、該
取付孔16に着脱自由に取付けるのであって、一端に頭
部をもつ一本のピンから成り、この係合突起13の他端
に、例えば第4図に示した如きスナップピン或いは止め
輪などの止め具17を着脱自由に取付けて、該止め具1
7を取外すことにより係合突起13を前記取付孔16か
ら抜取ることができるようにするのである。
尚、止め具17としてスナップピンを用いる場合は、図
示した如く係合突起13の端部に貫通孔13aを設けて
、該貫通孔13 aに前記止め具を取付けるのである。
又、係合突起13は、止め具17を用いて着脱自由に取
付ける他、嵌込みなどの取付手段により着脱自由に取付
けてもよいのであって、不用意に離脱しない構造のもの
であれば、その取付手段は特に限定されるものでない。
又、係合突起13の形状も特に限定されるものでない。
又、前記起動レバー7に設ける切欠孔71は、第1.2
図に示す如く起動レバー7の上面7aに設けて、この切
欠孔71に前記解除レバー14を臨ませるのであるが、
その化第7図の如く上面7aから一側面7bに亙って設
けてもよいし、又−側面7bにのみ設けてもよい。
この場合、−側面7bを凹状に切欠いた孔でも差支えな
い。
又前記切欠孔71を上面7aに設ける場合、第6図の如
く前記解除レバー14に、前記切欠孔71内に突入する
押圧操作部14 aを設けてもよい。
尚、前記起動レバー7は、断面逆U字形に形成する他、
断面逆り字形成いは一字形に形成してもよい。
この場合、前記解除レバー14を起動レバー7の内側、
詳しくは前記固定レバー9との対向面側に配置するので
ある。
又、前記起動レバー7の長さ方向中間部は、前記スピン
ドル51の突出端部に掛止している。
尚、図中18は前記薬剤放出路21の出口に接続する放
出ホース、19は消火器本体1内の高圧ガスを外部に排
出する排気孔、20はこの排気孔19に設ける排気弁、
30は前記起動レバー7の安全ピンである。
本考案は以上の如く構成するもので、使用の際には、先
ず安全ピン30を抜取って起動レバー7の揺動阻止を解
除し、次いでこの起動レバー7及び固定レバー9を握っ
て前記起動レバー7を作動させるのであって、之により
スピンドル51を介して弁体5が弁座22から離反する
方向に摺動するのである。
このとき起動レバー7に設けた係止体12が係合突起1
3に係合して起動レバー7の起動状態が維持されるので
ある。
従って起動状態を維持し続ける為に操作者が起動レバー
7を握り続ける必要はなくなる。
一方、係止体12が係合突起13に係合した状態、即ち
起動状態を解除する方法としては、例えば抜取った安全
ピン30の先端を、起動レバー7の切欠(L71内に突
入させて、前記解除レバー7をスプリング15に抗して
揺動させ、前記係止体12と係合突起13との係合を解
除するのであって、この解除により、前記起動レバー7
がスプリング6の力で復帰方向に揺動し、前記弁体5が
弁座22に座着するのである。
尚、前記解除レバー14の操作は安全ピン30で行なう
他、操作者の指で行なってもよい 又、消火器本体1内に高圧ガスを充填する場合は、前記
放出ホース18を取外して、該放出ホース18の蓋体2
への取付部にガス充填具を取付け、このガス充填具によ
り薬剤放出路21の出口から前記消火器本体1内に高圧
ガスを充填するのであって、このガス充填時に、保合突
起13を固定レバー9の取付孔16から抜取って、起動
レバー7を作動させ、前記薬剤放出路21を開放するの
である。
斯く係合突起13を取外すことにより、前記起動レバー
7を作動させたとき、前記係止体12が係合突起13と
係合するのを防ぐことができ、いちいち前記解除レバー
14を操作して係止体12の係合突起13との係合を解
除する必要がない。
従って、起動レバー7の握り量を任意に調整でき、所定
圧となるまでの微妙な圧力調整を容易に行なうことがで
きるのである。
以上の如く本考案によれば、一般に普及している操作方
法、即ち起動レバーと固定レバーとが対になっていて、
これら1対のレバーを握る操作方法により起動レバーを
迅速に、かつ正確に作動させることができながら、しか
も係止体と保合突起とを設けて、起動レバーを起動させ
るだけの簡単な操作で該起動レバーの起動状態を確実に
維持できるようにしたので、一般にあまり知られていな
い大型消火器の場合、操作者の途惑いをなくすることが
でき、それだけ迅速に消火活動を行なうことができるば
かりか、−人の操作者で消火活動を行なうことができる
のである。
その上、前記係合突起を、前記固定レバーに着脱自在に
支持したから、起動レバーを作動させた状態で消火器本
体内に高圧ガスを充填するとき、起動レバーの握り量を
任意に調整でき、所定圧となるまでの微妙な圧力調整を
容易に行なうことができるのである。
更に、前記係止体の保合突起との係合を解除する解除レ
バーを設けて、この解除レバーを前記起動レバーの内側
に内装し、かつ前記解除レバーを前記起動レバーの外部
から操作可能としたから、前記起動レバーの起動解除を
も容易に行なうことができるのである。
更に、係止体と保合突起とを設けて起動レバーの起動状
態を維持できるようにしたから、一般に普及している小
型消火器の様に、操作者が起動レバーと固定レバーとを
握り続けることにより、前記起動レバーの起動状態を維
持するという必要がないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案消火器の一実施例を一部省略縦断面図、
第2図は要部のみの斜視図、第3図は第1図III−I
II線断面図、第4図は第3図IV−IV線断面図、第
5図は起動レバーを作動させた状態を示す説明図、第6
図及び第7図は別の実施例を示す部分説明図である。 1・・・・・・消火器本体、2・・・・・・蓋体、21
・・・・・・薬剤放出路、5・・・・・・弁体、7・・
・・・・起動レバー、9・・・・・・固定レバー、12
・・・・・・係止体、13・・・・・・係合突起、14
・・・・・・解除レノ〈−

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 消火薬剤を加圧状態に収容する消火器本体の開口部に、
    薬剤放出路を開閉する弁体を備えた蓋体を取付け、起動
    レバーの操作により前記弁体を作動させるごとくした蓄
    圧式消火器において、前記起動レバーを、前記蓋体に支
    持すると共に、該蓋体に、前記起動レバーと対向する固
    定レバーを支持して、前記起動レバーには係止体を枢支
    し、この係止体に係合する保合突起を前記固定レバーに
    着脱自由に支持する一方、前記係止体に、該係止体の前
    記係合突起との係合を解除する解除レバーを設けて、こ
    の解除レバーを前記起動レバーの内側に内装し、かつ、
    前記解除レバーを、前記起動レバーの外部から操作可能
    にしたことを特徴とする蓄圧式
JP11965381U 1981-08-11 1981-08-11 蓄圧式消火器 Expired JPS5828622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11965381U JPS5828622Y2 (ja) 1981-08-11 1981-08-11 蓄圧式消火器

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JP11965381U JPS5828622Y2 (ja) 1981-08-11 1981-08-11 蓄圧式消火器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5825158U JPS5825158U (ja) 1983-02-17
JPS5828622Y2 true JPS5828622Y2 (ja) 1983-06-22

Family

ID=29913699

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11965381U Expired JPS5828622Y2 (ja) 1981-08-11 1981-08-11 蓄圧式消火器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6150846U (ja) * 1984-09-06 1986-04-05
JP2515084Y2 (ja) * 1987-09-30 1996-10-23 バンドー化学株式会社 ベルト伝動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5825158U (ja) 1983-02-17

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