JPS5818911Y2 - 加圧式消火器 - Google Patents

加圧式消火器

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Publication number
JPS5818911Y2
JPS5818911Y2 JP1980079410U JP7941080U JPS5818911Y2 JP S5818911 Y2 JPS5818911 Y2 JP S5818911Y2 JP 1980079410 U JP1980079410 U JP 1980079410U JP 7941080 U JP7941080 U JP 7941080U JP S5818911 Y2 JPS5818911 Y2 JP S5818911Y2
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JP
Japan
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valve
fire extinguisher
pressure
hole
exhaust pressure
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980079410U
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English (en)
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JPS575253U (ja
Inventor
章夫 高橋
Original Assignee
ヤマト消火器株式会社
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Publication date
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Publication of JPS575253U publication Critical patent/JPS575253U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加圧式消火器、詳しくは、高圧ガスボンベを内
装した消火器本体の開口部に、破壊軸を移動可能に支持
した口金を取付け、前記破壊軸の作動により前記ボンベ
の封板を破るごとくした加圧式消火器に関する。
一般に、此種消火器は、前記口金の上面に固定レバーと
該レバーに対し揺動可能な起動レバーとを設けて、前記
起動レバーの操作により前記破壊軸を作動させて、前記
封板を破り、前記ボンベ内の高圧ガスを、ガス放出管を
介して前記本体内に供給し、この高圧ガスにより前記本
体内に充填した粉末消火薬剤を、サイフオン管及び放出
ホースを介してノズルから噴射するごとく構成されてい
る。
所が従来の加圧式消火器には、前記ボンベ内の高圧ガス
が消火器本体内に供給されているか否かを表示するもの
が全くなかったので、未使用の消火器か使用後の消火器
かの判別が行ない難く、消火器の維持管理を的確に行な
うことができなかったのである。
そこで本考案は、加圧式消火器には、排圧弁を設けて、
消火器本体内の粉末消火薬剤が湿気を帯びて固化したり
、或いはノズルに異物が詰って、前記消火器本体内の粉
末消火薬剤を放出できなくなったとき、前記排圧弁を作
動させて、前記ボンベがら消火器本体内に供給された高
圧ガスを排出するごとくしていることに着目し、前記排
圧弁を利用して、未使用の消火器か、使用後の消火器か
の判別を行なうことができるようにしたのであって、消
火器本体の開口部に取付ける口金に、消火器本体内に開
口する排圧孔を設け、この排圧孔に前記本体内に開口す
る弁室をもった弁本体を設け、該弁本体の一端を前記口
金外方に突出して、その突出端部を外方に開放すると共
に、前記弁室に該弁室を消火器本体内部と外部とに区画
し、がっ、前記消火器本体内の圧力が所定圧以上になっ
たとき作動する排圧弁を一定ストローク移動可能に設け
ると共に、前記排圧弁に、前記排圧孔の外方に突出しう
る表示用突出部を設ける一方、前記弁本体の突出端部に
設ける開放部を前記表示用突出部の端面に対向状に設け
、前記開放部から挿入する操作具による前記排出弁の移
動操作により、前記消火器本体の内部に連通ずる弁室を
外部に開放させるごとくしたことを特徴とするものであ
る。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図において、1は上端に開口部1aをもつ消火器本体で
あり、2はこの本体1内に内装する高圧ガスボンベであ
って、このボンベ2の開口部は封板21により閉鎖され
ている。
又、3は前記本体1の開口部1aに取付ける口金であっ
て、この口金3には、一端を尖鋭にとがらせた破壊軸4
を上下移動可能に支持していると共に、この破壊軸4の
移動方向下方部に前記ボンベ2を螺合により取付けて、
前記破壊軸4の下方への移動により前記封板21を破る
ようにしており、又、前記口金3には、ガス放出管(図
示せず)を介して前記消火器本体1内の底部に開口する
ガス放出路31と、サイフオン管5を介して前記消火器
本体1内の底部に開口する薬剤放出路32とを設けてい
る。
しかして、前記口金3の上面に、消火器本体1内の上部
に開口する排圧孔33を設けて、この排圧孔33に前記
本体内に開口する弁室をもった弁本体6を設けるのであ
る。
この弁本体6は、筒状に形成して、その中心部に、一端
が前記消火器本体1内に開口する弁孔61と、該弁孔6
1の他端から前記口金3の上面に開口する挿通孔62と
を設け、前記挿通(L62を弁孔61より小径に形成し
て、挿通孔62と弁孔61との間に受止段63を設ける
のであり、又、弁本体6の両端部外周にねし64.65
を設けると共に、一方のねじ64側端縁に、後記する表
示用突出部を受入れる受入室71をもった筒状のキャッ
プ7を連設し、このキャップ7と前記弁本体6とを透明
性を有する材料、例えば合成樹脂により一体に形成する
のである。
尚、前記キャップ7は、弁本体6と別に形成して、前記
弁本体6又は口金3に取付けてもよい。
そして、前記−刃側ねし64部を前記排圧孔33に螺合
により取付けて、前記キャップ7を前記口金3の上面か
ら外方に突出させると共に、前記弁孔61内に、排圧弁
8を0定ストローク移動可能に支持するのである。
この排圧弁8は、前記弁孔61の消火器本体1内への開
口部内側に配置して、前記消火器本体1内の圧力が所定
圧以上になったとき、前記受止段63側に自動的に作動
させるのであって、その一端に、前記受入室71に突入
しうる表示用突出部81を、他端に、操作用突出部82
をそれぞれ突設して、前記表示用突出部81を前記挿通
孔62に挿通し、前記排圧弁8の作動時、表示用突出部
81を前記受入室71に突入させるごとく威すと共に、
前記操作用突出部82により、前記排圧弁8の位置を調
整するごとく威すのである。
尚、前記表示用突出部81には着色して表示効果を高め
るのである。
又、前記弁本体6の他端側ねし65部には、一端に内向
きフランジ91をもった支持筒9を螺合により取付けて
、この支持筒9の前記フランジ91と前記弁本体6との
間にコイルスプリング10を介装し、このスプリング1
0の一端を縮径させて、該縮径部11端縁を前記排圧弁
8の突出部82側端面に接当させ、排圧弁8の弁孔61
からの抜出しを防ぐのである。
そして、前記排圧弁8を前記スプリング10の力に抗し
て移動させることにより、この排圧弁8を前記弁孔61
から抜は出させて、消火器本体1内の圧力を前記キャッ
プ7の先端に設ける開放部、即ち、貫通孔72を前記表
示用突出部81の端面に対向状に設け、前記貫通孔72
から外部に排出するごとく威すのである。
尚、図中12は前記薬剤放出路32の途中に設けた開閉
弁であって、前記破壊軸4の中間に取付けている。
又、13は前記破壊軸4を常時前記封板21から離反す
る方向に附勢するスプリング、14は前記口金3におけ
る薬剤放出路32の出口に取付ける放出ホース、15は
前記口金3の上面に取付ける固定レバー、16はこのレ
バー15に対し揺動可能に枢支した起動レバーで、この
起動レバー16の操作により前記破壊軸4を上下移動さ
せるようにしている。
又、17は安全レバー、18は粉末消火薬剤の浸入を防
ぐ可撓性の閉鎖板、19は雨水などの侵入を防ぐカバー
である。
本考案は以上の如く構成するもので、使用するに際して
は先ず安全レバー17による起動レバー16の起動阻止
を解除し、次いでこの起動レバー16をスプリング13
の力に抗して作動させることにより、破壊軸4が下方に
移動して、薬剤放出路32が開放されると共に、高圧ガ
スボンベ2の封板21が破られ、前記ボンベ2内の高圧
ガスが、ガス放出路31からガス放出管を介して消火器
本体1内の底部に流出し、この高圧ガスにより消火器本
体1内の内圧が直ちに上昇して、該本体1内の粉末消火
薬剤が、サイフオン管5、薬剤放出路32及び放出ホー
ス14を経て、該ホース14の先端に取付けたノズル(
図示せず)から外部に放射されるのである。
しかして、前記封板21が破られて、消火器本体1内の
圧力が所定圧以上になると、この本体1内の圧力により
閉鎖板18が開いて、前記本体1内の圧力が排圧弁8に
作用し、該排圧弁8が、受止段63に接当するまでの一
部ストロークだけ移動して、この排圧弁8に設けた表示
用突出部81が、キャップ7の受入室71に進入するの
である。
そして、この表示用突出部81を、透明性を有するキャ
ップ7から透視することにより、前記ボンベ2内の高圧
ガスが消火器本体1内に供給されているか否かを容易に
確認できるものである。
従って、未使用の消火器か使用後の消火器かの判別を明
確に行なうことができるのである。
又、消火器本体1内の粉末消火薬剤が湿気を帯びて固化
している状態で前記ボンベ2の封板21が破られて、前
記ボンベ2内の高圧ガスが消火器本体1内に流出したに
かかわらず、前記固化した粉末消火薬剤によって前記本
体1内の高圧ガスを前記ノズルから排出できないとき、
或いは、粉末消火薬剤をノズルから放射している途中に
、粉末消火薬剤に混入して消火器本体1内に入っていた
異物が前記ノズルに詰ったりして、前記本体1内の高圧
を前記ノズルから排出できないときは、消火器本体1内
に流出した高圧ガスによって前述の如く作動した排圧体
8を前記弁孔61から抜は出る方向に移動させて、前記
本体1内の高圧を排圧するのである。
しかして、この排圧は、第5図に示す如く先端を尖鋭に
とがらせた杆状の操作具20により行なうのであって、
この操作具20により、前記カバー19を破って、前記
操作具20を、キャップ7の貫通孔72から受入室71
に挿入し、前記表示用突出部82の端面を押圧して、前
記排圧弁8を、コイルスプリング10の力に抗して弁孔
61から抜は出るまで移動させ、この移動により前記弁
孔61を開放して前記本体1内の高圧を、弁孔61・挿
通孔62・受入室71・貫通孔72から外部に排出する
のである。
尚、以上の実施例では、弁本体6を口金3と別に形成し
て、排圧孔33に取付けたものについて説明したが、前
記弁本体6は、前記口金3と一体に形成してもよい。
この場合、排圧孔33を、排圧弁8の弁孔にするのであ
る、又、前記キャップ7は、透明性の材料で形成するこ
となく、一つまたは複数個の貫通孔を設けて、受入室7
1に進入した表示用突出部81を外部から透視できるよ
うにしてもよい。
また、このキャップ7は必ずしも必要でないが、透明性
を有するキャップを用いることにより、弁孔61に雨水
とかごみ等の浸入を防ぐことができ、更に排圧弁が不用
意に作動されるのを防止できながら、表示用突出部81
を透視し易い利点がある。
以上の如く本考案は排圧孔に前記本体内に開口する弁室
をもった弁本体を設け、該弁本体の一端を前記口金外方
に突出して、その突出端部を外方に開放すると共に、前
記弁室に該弁室を消火器本体内部と外部とに区画し、か
つ、消火器本体内の圧力が所定圧以上になったとき作動
する排圧弁を一部ストローク移動可能に設けると共に、
前記排圧弁に、前記排圧孔の外方に突出しうる表示用突
出部を設ける一方、前記弁本体の突出端部に設ける開放
部を前記表示用突出部の端面に対向状に設け、前記開放
部から挿入する操作具による前記排出弁の移動操作によ
り、前記消火器本体内部に連通ずる弁室を外部に開放さ
せるごとくしたから、高圧ガスボンベ内の高圧ガスが消
火器本体内に供給されたとき、前記排圧弁を自動的に作
動させて前記表示用突出部を排圧孔の外方に突出させる
ことができるのである。
従って、この表示用突出部を見ることにより未使用の消
火器か使用後の消火器かの判別を明確に行なうことがで
き、消火器の維持管理を的確に行なうことができるので
ある。
しかも、高圧ガスボンベ内の高圧ガスが消火器本体内に
供給されているか否かの表示を、排圧弁を利用して行な
うから、消火器本体の開口部に取付ける口金に余分のス
ペースが必要でないし、しかも、前記表示を確実に行な
うことができる割に構造を簡単にできるし、安価に提供
できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部省略縦断面図、第
2図は一部を省略した部分切欠側面図、第3図は部分拡
大縦断面図、第4図及び第5図は排圧弁の作動状態を示
す説明図である。 1・・・・・・消火器本体、1a・・・・・・開口部、
2・・・・・・高圧ガスボンベ、21・・・・・・封板
、3・・・・・・口金、33・・・・・・排圧孔、4・
・・・・・破壊軸、6・・・・・・弁本体、8・・・・
・・排圧弁、81・・・・・・表示用突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高圧ガスボンベを内装した消火器本体の開口部に、破壊
    軸を移動可能に支持した口金を取付は前記破壊軸の作動
    により前記ボンベの封板を破るごとくした加圧式消火器
    において、前記口金に、消火器本体内に開口する排圧孔
    を設け、この排圧孔に前記本体内に開口する弁室をもっ
    た弁本体を設け、該弁本体の一端を前記口金作方に突出
    して、その突出端部を外方に開放すると共に、前記弁室
    に該弁室を消火器本体内部と外部とに区画し、かつ前記
    消火器本体内の圧力が所定圧以上になったとき作動する
    排圧弁を一定ストローク移動可能に設けると共に、前記
    排圧弁に、前記排圧孔の外方に突出しうる表示用突出部
    を設ける一方、前記弁本体の突出端部に設ける開放部を
    前記表示用突出部の端面に対向状に設け、前記開放部か
    ら挿入する操作具による前記排圧弁の移動操作により、
    前記消火器本体の内部に連通ずる弁室を外部に開放させ
    るごとくしたことを特徴とする加圧式消火器。
JP1980079410U 1980-06-06 1980-06-06 加圧式消火器 Expired JPS5818911Y2 (ja)

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JP1980079410U JPS5818911Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 加圧式消火器

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JPS575253U JPS575253U (ja) 1982-01-12
JPS5818911Y2 true JPS5818911Y2 (ja) 1983-04-18

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ID=29441894

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5150398U (ja) * 1974-10-16 1976-04-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5150398U (ja) * 1974-10-16 1976-04-16

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JPS575253U (ja) 1982-01-12

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