JP2002223423A - Web会議装置及び方法 - Google Patents
Web会議装置及び方法Info
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使い勝手の良いWeb会議装置を提供する。
【解決手段】 会議の参加者によって各々操作される複
数のクライアント通信端末C1〜C3と、通信回線Nを介
して前記各クライアント通信端末C1〜C3に相互接続さ
れた会議用WebサーバSとからなり、会議用Webサ
ーバSは、任意のクライアント通信端末C1から会議要
求を受信すると、会議用情報提供ページPを設定して各
クライアント通信端末C1〜C3に送信し、これ以降、各
クライアント通信端末C1〜C3から受信した各参加者の
会議情報を前記会議用情報提供ページPを介して各参加
者に提示する。
数のクライアント通信端末C1〜C3と、通信回線Nを介
して前記各クライアント通信端末C1〜C3に相互接続さ
れた会議用WebサーバSとからなり、会議用Webサ
ーバSは、任意のクライアント通信端末C1から会議要
求を受信すると、会議用情報提供ページPを設定して各
クライアント通信端末C1〜C3に送信し、これ以降、各
クライアント通信端末C1〜C3から受信した各参加者の
会議情報を前記会議用情報提供ページPを介して各参加
者に提示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットに
おけるサービス形態の1つであるWebサービスを用い
たWeb会議装置及び方法に関する。
おけるサービス形態の1つであるWebサービスを用い
たWeb会議装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】周知の
ように、遠隔地の参加者との会議をサポートする手段と
して、テレビ会議装置がある。このテレビ会議装置は、
各参加者が専用端末を用いることにより有線電話回線を
用いて参加者の映像と音声とを相互に送受信して会議を
行うものである。
ように、遠隔地の参加者との会議をサポートする手段と
して、テレビ会議装置がある。このテレビ会議装置は、
各参加者が専用端末を用いることにより有線電話回線を
用いて参加者の映像と音声とを相互に送受信して会議を
行うものである。
【0003】一方、、Webサービスは、HTML(Hy
pertext Markup Language)等のハイパーテキスト言語
を用いることにより、マルチメディア情報を情報提供ペ
ージ(ホームページ)としてWebサーバから不特定多
数のクライアント通信端末に提供するシステムである。
ここで、クライアント通信端末は、有線通信回線を用い
てWebサーバと交信を行うパーソナルコンピュータ、
あるいは無線通信回線を介してWebサーバと交信を行
う携帯電話やモバイル機器等の携帯通信端末である。
pertext Markup Language)等のハイパーテキスト言語
を用いることにより、マルチメディア情報を情報提供ペ
ージ(ホームページ)としてWebサーバから不特定多
数のクライアント通信端末に提供するシステムである。
ここで、クライアント通信端末は、有線通信回線を用い
てWebサーバと交信を行うパーソナルコンピュータ、
あるいは無線通信回線を介してWebサーバと交信を行
う携帯電話やモバイル機器等の携帯通信端末である。
【0004】しかし、従来のテレビ会議装置には、以下
のような問題点がある。 (1)テレビ会議装置は専用装置であり、使い勝手が悪
い。すなわち、固定配置された専用端末を操作して会議
を行うために、各参加者は、専用端末の操作方法を予め
修得する必要があると共に、専用端末の設置場所まで出
向く必要がある。したがって、会議の必要が生じたとき
に、速やかに会議を行うことができず、早急な決断が迫
られる現在のビジネス環境に対応しきれない。 (2)固定配置された専用端末を操作する必要があるた
めに、参加者が外出先にある場合に会議を行うことがで
きない。 (3)専用装置であるために装置コストが高い。
のような問題点がある。 (1)テレビ会議装置は専用装置であり、使い勝手が悪
い。すなわち、固定配置された専用端末を操作して会議
を行うために、各参加者は、専用端末の操作方法を予め
修得する必要があると共に、専用端末の設置場所まで出
向く必要がある。したがって、会議の必要が生じたとき
に、速やかに会議を行うことができず、早急な決断が迫
られる現在のビジネス環境に対応しきれない。 (2)固定配置された専用端末を操作する必要があるた
めに、参加者が外出先にある場合に会議を行うことがで
きない。 (3)専用装置であるために装置コストが高い。
【0005】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、以下の点を目的とするものである。 (1)使い勝手が良いWeb会議装置を提供する。 (2)遠隔地の参加者間で機動性良く会議を行う。 (3)外出先にある参加者をも含めて会議を行う。 (4)遠隔地の参加者による会議に要するコストを低減
する。
たもので、以下の点を目的とするものである。 (1)使い勝手が良いWeb会議装置を提供する。 (2)遠隔地の参加者間で機動性良く会議を行う。 (3)外出先にある参加者をも含めて会議を行う。 (4)遠隔地の参加者による会議に要するコストを低減
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、Web会議装置に係わる第1の手段と
して、会議の参加者によって各々操作される複数のクラ
イアント通信端末と、通信回線を介して前記各クライア
ント通信端末に相互接続された会議用Webサーバとか
らなり、前記会議用Webサーバは、任意のクライアン
ト通信端末から会議要求を受信すると、会議用情報提供
ページを設定して各クライアント通信端末に送信し、こ
れ以降、各クライアント通信端末から受信した各参加者
の会議情報を前記会議用情報提供ページを介して各参加
者に提示するという手段を採用する。
に、本発明では、Web会議装置に係わる第1の手段と
して、会議の参加者によって各々操作される複数のクラ
イアント通信端末と、通信回線を介して前記各クライア
ント通信端末に相互接続された会議用Webサーバとか
らなり、前記会議用Webサーバは、任意のクライアン
ト通信端末から会議要求を受信すると、会議用情報提供
ページを設定して各クライアント通信端末に送信し、こ
れ以降、各クライアント通信端末から受信した各参加者
の会議情報を前記会議用情報提供ページを介して各参加
者に提示するという手段を採用する。
【0007】Web会議装置に係わる第2の手段とし
て、上記第1の手段において、各クライアント通信端末
は、各々に参加者の映像を撮像するビデオカメラと参加
者の音声を集音するマイクとを備え、会議用Webサー
バは、前記各参加者の映像と各参加者の音声とを会議用
情報提供ページを介して他の参加者に提示するという手
段を採用する。
て、上記第1の手段において、各クライアント通信端末
は、各々に参加者の映像を撮像するビデオカメラと参加
者の音声を集音するマイクとを備え、会議用Webサー
バは、前記各参加者の映像と各参加者の音声とを会議用
情報提供ページを介して他の参加者に提示するという手
段を採用する。
【0008】Web会議装置に係わる第3の手段とし
て、上記第1または第2の手段において、クライアント
通信端末は、予め記憶された会議用資料を参加者の操作
に基づいて会議用Webサーバに送信するように構成さ
れ、会議用Webサーバは、前記会議用資料を受信する
と、該会議用資料を会議用情報提供ページ内に表示する
という手段を採用する。
て、上記第1または第2の手段において、クライアント
通信端末は、予め記憶された会議用資料を参加者の操作
に基づいて会議用Webサーバに送信するように構成さ
れ、会議用Webサーバは、前記会議用資料を受信する
と、該会議用資料を会議用情報提供ページ内に表示する
という手段を採用する。
【0009】Web会議装置に係わる第4の手段とし
て、上記第1〜第3いずれかの手段において、会議用W
ebサーバは、会議が開始すると、その内容をログデー
タとして順次記憶し、会議の終了が任意のクライアント
通信端末から要求されると、ログデータに基づいて議事
録を編集して各クライアント通信端末に提示するという
手段を採用する。
て、上記第1〜第3いずれかの手段において、会議用W
ebサーバは、会議が開始すると、その内容をログデー
タとして順次記憶し、会議の終了が任意のクライアント
通信端末から要求されると、ログデータに基づいて議事
録を編集して各クライアント通信端末に提示するという
手段を採用する。
【0010】Web会議装置に係わる第5の手段とし
て、上記第4の手段において、各クライアント通信端末
は、議事録に対する捺印が会議用Webサーバから要求
されると、議事録に印影画像を添付して会議用Webサ
ーバに送信し、会議用Webサーバは、議事録の所定位
置に各クライアント通信端末から受信した印影画像を貼
り付けて各クライアント通信端末に提供するという手段
を採用する。
て、上記第4の手段において、各クライアント通信端末
は、議事録に対する捺印が会議用Webサーバから要求
されると、議事録に印影画像を添付して会議用Webサ
ーバに送信し、会議用Webサーバは、議事録の所定位
置に各クライアント通信端末から受信した印影画像を貼
り付けて各クライアント通信端末に提供するという手段
を採用する。
【0011】一方、本発明では、Web会議方法に係わ
る第1の手段として、複数の参加者が、各クライアント
通信端末を用いることにより会議用Webサーバを介し
て相互にマルチメディア情報の授受を行って会議を行う
という手段を採用する。
る第1の手段として、複数の参加者が、各クライアント
通信端末を用いることにより会議用Webサーバを介し
て相互にマルチメディア情報の授受を行って会議を行う
という手段を採用する。
【0012】Web会議方法に係わる第2の手段とし
て、上記第1の手段において、参加者の映像と参加者の
音声とをマルチメディア情報として相互に授受を行って
会議を行うという手段を採用する。
て、上記第1の手段において、参加者の映像と参加者の
音声とをマルチメディア情報として相互に授受を行って
会議を行うという手段を採用する。
【0013】Web会議方法に係わる第3の手段とし
て、上記第1または第2の手段において、会議用資料を
もマルチメディア情報として相互に授受を行って会議を
行うという手段を採用する。
て、上記第1または第2の手段において、会議用資料を
もマルチメディア情報として相互に授受を行って会議を
行うという手段を採用する。
【0014】Web会議方法に係わる第4の手段とし
て、上記第1〜第3いずれかの手段において、会議の内
容を会議用Webサーバ内にログデータとして順次記憶
させ、このログデータに基づいて議事録を編集するとい
う手段を採用する。
て、上記第1〜第3いずれかの手段において、会議の内
容を会議用Webサーバ内にログデータとして順次記憶
させ、このログデータに基づいて議事録を編集するとい
う手段を採用する。
【0015】Web会議方法に係わる第5の手段とし
て、上記第4の手段において、議事録に各クライアント
通信端末から提供された参加者の印影画像をそれぞれ貼
り付けることにより最終的な議事録とするという手段を
採用する。
て、上記第4の手段において、議事録に各クライアント
通信端末から提供された参加者の印影画像をそれぞれ貼
り付けることにより最終的な議事録とするという手段を
採用する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係わるWeb会議装置及び方法の一実施形態について説
明する。
係わるWeb会議装置及び方法の一実施形態について説
明する。
【0017】図1は、本実施形態に係わるWeb会議装
置のシステム構成図である。本Web会議装置は、会議
の参加者によって各々操作される複数のクライアント通
信端末C1〜C3と、通信回線Nを介して上記各クライア
ント通信端末C1〜C3に相互接続された会議用Webサ
ーバSとから構成されている。上記通信回線Nは、公衆
電話回線を含む有線回線あるいは無線回線であり、各ク
ライアント通信端末C1〜C3及び会議用WebサーバS
は、この通信回線Nを用いてWebサービスの通信プロ
トコルであるTCP/IP(Transmission Control Pro
tocol/InternetProtocol)に基づいたマルチメディア情
報(テキスト、音声及び画像の複合情報)の送受信を行
うように構成されている。なお、Webサービスは、周
知のようにインターネット上のサービス形態の1つであ
る。
置のシステム構成図である。本Web会議装置は、会議
の参加者によって各々操作される複数のクライアント通
信端末C1〜C3と、通信回線Nを介して上記各クライア
ント通信端末C1〜C3に相互接続された会議用Webサ
ーバSとから構成されている。上記通信回線Nは、公衆
電話回線を含む有線回線あるいは無線回線であり、各ク
ライアント通信端末C1〜C3及び会議用WebサーバS
は、この通信回線Nを用いてWebサービスの通信プロ
トコルであるTCP/IP(Transmission Control Pro
tocol/InternetProtocol)に基づいたマルチメディア情
報(テキスト、音声及び画像の複合情報)の送受信を行
うように構成されている。なお、Webサービスは、周
知のようにインターネット上のサービス形態の1つであ
る。
【0018】会議用WebサーバSは、任意のクライア
ント通信端末(例えばC1)から認証番号Bを含む会議
要求を受信すると、当該認証番号Bに対応して会議用情
報提供ページPを設定し、該会議用情報提供ページPを
各クライアント通信端末に送信する。また、この会議用
WebサーバSは、上記会議用情報提供ページPの設定
以降、各クライアント通信端末C1〜C3から受信した各
参加者の会議情報を会議用情報提供ページPを介して各
参加者に提示するものである。
ント通信端末(例えばC1)から認証番号Bを含む会議
要求を受信すると、当該認証番号Bに対応して会議用情
報提供ページPを設定し、該会議用情報提供ページPを
各クライアント通信端末に送信する。また、この会議用
WebサーバSは、上記会議用情報提供ページPの設定
以降、各クライアント通信端末C1〜C3から受信した各
参加者の会議情報を会議用情報提供ページPを介して各
参加者に提示するものである。
【0019】ここで、上記認証番号Bは、会議用Web
サーバSの運用者と利用者との間で予め締結された契約
に基づいて、運用者が各々の利用者に個別に設定・発行
するものである。すなわち、本Web会議装置では、運
用者が会議用WebサーバSを用いて利用者に提供する
会議場提供サービスの会員のみが会議用WebサーバS
にアクセスしてテレビ会議を行うことができるようにな
っている。
サーバSの運用者と利用者との間で予め締結された契約
に基づいて、運用者が各々の利用者に個別に設定・発行
するものである。すなわち、本Web会議装置では、運
用者が会議用WebサーバSを用いて利用者に提供する
会議場提供サービスの会員のみが会議用WebサーバS
にアクセスしてテレビ会議を行うことができるようにな
っている。
【0020】図2は、上記クライアント通信端末C1の
機能構成を示すブロック図である。なお、この図ではク
ライアント通信端末C1の機能構成を代表として示して
いるが、他のクライアント通信端末C2,C3も当該クラ
イアント通信端末C1とほぼ同様に構成されている。
機能構成を示すブロック図である。なお、この図ではク
ライアント通信端末C1の機能構成を代表として示して
いるが、他のクライアント通信端末C2,C3も当該クラ
イアント通信端末C1とほぼ同様に構成されている。
【0021】クライアント通信端末C1は、パーソナル
コンピュータに汎用のWWWブラウザ(ブラウザプログ
ラム)をインストールしたものであり、制御演算部1、
通信部2、記憶部3、モニタ4、スピーカ5、マイク
6、ビデオカメラ7、キーボード8、マウス9及びプリ
ンタ10から構成されている。制御演算部1は、上記ブ
ラウザプログラムに基づいて本クライアント通信端末C
1を統括的に制御するものであり、記憶部3、マイク
5、ビデオカメラ6、キーボード8、マウス、モニタ
4、スピーカ5及びプリンタ10とそれぞれ接続される
と共に、通信部2を介して上記通信回線Nに接続されて
いる。
コンピュータに汎用のWWWブラウザ(ブラウザプログ
ラム)をインストールしたものであり、制御演算部1、
通信部2、記憶部3、モニタ4、スピーカ5、マイク
6、ビデオカメラ7、キーボード8、マウス9及びプリ
ンタ10から構成されている。制御演算部1は、上記ブ
ラウザプログラムに基づいて本クライアント通信端末C
1を統括的に制御するものであり、記憶部3、マイク
5、ビデオカメラ6、キーボード8、マウス、モニタ
4、スピーカ5及びプリンタ10とそれぞれ接続される
と共に、通信部2を介して上記通信回線Nに接続されて
いる。
【0022】通信部2は、上記制御演算部1による制御
の下に、上記会議用WebサーバSとの間でTCP/I
Pに基づいた通信を行うものである。記憶部3は、上記
ブラウザプログラム、各種の会議用資料及び会議内容を
示すログデータ等を記憶するものである。また、この記
憶部3は、制御演算部1の要求に応じて、上記会議用資
料やログデータ等を読み出して制御演算部1に出力す
る。上記会議用資料は、会議に使用する各種資料であ
り、静止画あるいは動画の画像データあるいはテキスト
データ等の各種マルチメディアデータから構成されてい
る。
の下に、上記会議用WebサーバSとの間でTCP/I
Pに基づいた通信を行うものである。記憶部3は、上記
ブラウザプログラム、各種の会議用資料及び会議内容を
示すログデータ等を記憶するものである。また、この記
憶部3は、制御演算部1の要求に応じて、上記会議用資
料やログデータ等を読み出して制御演算部1に出力す
る。上記会議用資料は、会議に使用する各種資料であ
り、静止画あるいは動画の画像データあるいはテキスト
データ等の各種マルチメディアデータから構成されてい
る。
【0023】モニタ4は、制御演算部1から入力された
映像信号に基づいて、上記会議用情報提供ページPを表
示するものである。スピーカ5は、制御演算部1から入
力された音声信号に基づいて、上記会議用情報提供ペー
ジPに付随する参加者の音声を発音するものである。マ
イク6は、操作者(参加者)の音声を集音し、音声信号
として制御演算部1に出力するものである。ビデオカメ
ラ7は、操作者(参加者)の映像(動画像)を撮像し、
映像信号として制御演算部1に出力するものである。キ
ーボード8及びマウス9は、操作者(参加者)の操作指
示を制御演算部1に入力するためのものである。プリン
タ10は、制御演算部1の制御の下に会議の議事録を印
刷するものである。
映像信号に基づいて、上記会議用情報提供ページPを表
示するものである。スピーカ5は、制御演算部1から入
力された音声信号に基づいて、上記会議用情報提供ペー
ジPに付随する参加者の音声を発音するものである。マ
イク6は、操作者(参加者)の音声を集音し、音声信号
として制御演算部1に出力するものである。ビデオカメ
ラ7は、操作者(参加者)の映像(動画像)を撮像し、
映像信号として制御演算部1に出力するものである。キ
ーボード8及びマウス9は、操作者(参加者)の操作指
示を制御演算部1に入力するためのものである。プリン
タ10は、制御演算部1の制御の下に会議の議事録を印
刷するものである。
【0024】次に、このように構成されたるWeb会議
装置の動作について、図3に示すフローチャートを参照
して詳説する。なお、本フローチャートは、上記会議用
WebサーバSの処理手順を示すものである。
装置の動作について、図3に示すフローチャートを参照
して詳説する。なお、本フローチャートは、上記会議用
WebサーバSの処理手順を示すものである。
【0025】なお、会議用WebサーバSを介した会議
を行う前の事前準備として、当該当該会議の主催者であ
る会員(例えばクライアント通信端末C1を操作する会
員)は、会議用WebサーバSにアクセスする前に、こ
れら開催しようとする会議の他の参加者に対して、電子
メール等を用いて会議の開催案内を通知しているものと
する。そして、当該会員は、この通知において会議用W
ebサーバSを介した会議に参加するために共通使用す
る上記認証番号Bをも他の参加者に通知しているものと
する。
を行う前の事前準備として、当該当該会議の主催者であ
る会員(例えばクライアント通信端末C1を操作する会
員)は、会議用WebサーバSにアクセスする前に、こ
れら開催しようとする会議の他の参加者に対して、電子
メール等を用いて会議の開催案内を通知しているものと
する。そして、当該会員は、この通知において会議用W
ebサーバSを介した会議に参加するために共通使用す
る上記認証番号Bをも他の参加者に通知しているものと
する。
【0026】会議用WebサーバSは、会員からの会議
要求アクセスを通信回線Nを介して常時受け付ける状態
にあり、例えばクライアント通信端末C1を操作する会
員から氏名と認証番号Bを含む会議要求を受信すると
(ステップS1)、この認証番号Bに基づいて会員情報
データベースを検索することにより当該認証番号Bの正
当性を評価し(ステップS2)、正当であるとの評価結
果が得られた場合には、当該クライアント通信端末C1
からの会議要求を受け付けて、当該認証番号Bに対応し
て固有の会議用情報提供ページPを設定すると共に、当
該会議用情報提供ページPをクライアント通信端末C1
に送信(提示)する(ステップS3)。
要求アクセスを通信回線Nを介して常時受け付ける状態
にあり、例えばクライアント通信端末C1を操作する会
員から氏名と認証番号Bを含む会議要求を受信すると
(ステップS1)、この認証番号Bに基づいて会員情報
データベースを検索することにより当該認証番号Bの正
当性を評価し(ステップS2)、正当であるとの評価結
果が得られた場合には、当該クライアント通信端末C1
からの会議要求を受け付けて、当該認証番号Bに対応し
て固有の会議用情報提供ページPを設定すると共に、当
該会議用情報提供ページPをクライアント通信端末C1
に送信(提示)する(ステップS3)。
【0027】そして、会議用WebサーバSは、この会
議用情報提供ページPの提示が完了すると、これ以降ク
ライアント通信端末C1から受信される会議情報を認証
番号Bに対応したログデータとして記録開始する(ステ
ップS4)。このログデータは、会議中の各参加者の音
声、各参加者から提示された会議用資料及び各参加者の
映像等からなるものである。
議用情報提供ページPの提示が完了すると、これ以降ク
ライアント通信端末C1から受信される会議情報を認証
番号Bに対応したログデータとして記録開始する(ステ
ップS4)。このログデータは、会議中の各参加者の音
声、各参加者から提示された会議用資料及び各参加者の
映像等からなるものである。
【0028】ここで、会議用WebサーバSは、上記会
議要求アクセスが受信されない場合には、ステップS1
の判断は「No」となり、何れかの会員から会議要求ア
クセスが受信されるのを待つ待機状態となる。また、会
議用WebサーバSは、不正な認証番号Bが該クライア
ント通信端末C1から受信された場合には、ステップS2
の判断が「No」となるので、正規会員の会議要求アク
セスではないと認定し、会議用情報提供ページPを設定
することなく待機状態に戻る。
議要求アクセスが受信されない場合には、ステップS1
の判断は「No」となり、何れかの会員から会議要求ア
クセスが受信されるのを待つ待機状態となる。また、会
議用WebサーバSは、不正な認証番号Bが該クライア
ント通信端末C1から受信された場合には、ステップS2
の判断が「No」となるので、正規会員の会議要求アク
セスではないと認定し、会議用情報提供ページPを設定
することなく待機状態に戻る。
【0029】上記ステップS1〜S3までの処理の結果、
会議用WebサーバSから送信された会議用情報提供ペ
ージP(正確には当該会議用情報提供ページPを構成す
る各種データ)は、クライアント通信端末C1の通信部
2によって受信されて制御演算部1に提供される。そし
て、当該会議用情報提供ページPは、制御演算部1から
モニタ4に出力され1枚の画像として表示される。そし
て、上記制御演算部1は、マイク6から入力される会員
(参加者)の音声、ビデオカメラ7から入力される当該
参加者の映像、及びキーボード8あるいはマウス9から
入力される操作指示を取り込み、会議情報として通信部
2を介して会議用WebサーバSに順次送信させる。
会議用WebサーバSから送信された会議用情報提供ペ
ージP(正確には当該会議用情報提供ページPを構成す
る各種データ)は、クライアント通信端末C1の通信部
2によって受信されて制御演算部1に提供される。そし
て、当該会議用情報提供ページPは、制御演算部1から
モニタ4に出力され1枚の画像として表示される。そし
て、上記制御演算部1は、マイク6から入力される会員
(参加者)の音声、ビデオカメラ7から入力される当該
参加者の映像、及びキーボード8あるいはマウス9から
入力される操作指示を取り込み、会議情報として通信部
2を介して会議用WebサーバSに順次送信させる。
【0030】また、会議用WebサーバSは、このよう
なクライアント通信端末C1に対する処理と同様に、他
のクライアント通信端末C2,C3を操作する会議の参加
者から認証番号Bを伴った会議要求アクセスを受信する
と、当該認証番号Bに対応して固有の会議用情報提供ペ
ージP、つまり先にクライアント通信端末C1に対して
設定したと同一の会議用情報提供ページを設定・送信す
る。この結果、各クライアント通信端末C2,C3にもク
ライアント通信端末C1と同一(共通)の会議用情報提
供ページPが順次表示され、各クライアント通信端末C
2,C3は、上記会議情報を会議用WebサーバSに順次
送信する状態となる。
なクライアント通信端末C1に対する処理と同様に、他
のクライアント通信端末C2,C3を操作する会議の参加
者から認証番号Bを伴った会議要求アクセスを受信する
と、当該認証番号Bに対応して固有の会議用情報提供ペ
ージP、つまり先にクライアント通信端末C1に対して
設定したと同一の会議用情報提供ページを設定・送信す
る。この結果、各クライアント通信端末C2,C3にもク
ライアント通信端末C1と同一(共通)の会議用情報提
供ページPが順次表示され、各クライアント通信端末C
2,C3は、上記会議情報を会議用WebサーバSに順次
送信する状態となる。
【0031】会議用WebサーバSは、このようにして
各クライアント通信端末C1〜C3から各々参加者の会議
情報を順次受信するが、これら会議情報のうち、各参加
者の映像については会議用情報提供ページPの一定領域
に常時表示する。すなわち、各クライアント通信端末C
1〜C3には、他の参加者(2人)の映像が会議用情報提
供ページP上に設けられた各他の参加者に対応する2つ
の画像表示領域に各々貼り付けられて動画像として表示
される。
各クライアント通信端末C1〜C3から各々参加者の会議
情報を順次受信するが、これら会議情報のうち、各参加
者の映像については会議用情報提供ページPの一定領域
に常時表示する。すなわち、各クライアント通信端末C
1〜C3には、他の参加者(2人)の映像が会議用情報提
供ページP上に設けられた各他の参加者に対応する2つ
の画像表示領域に各々貼り付けられて動画像として表示
される。
【0032】また、会議用WebサーバSは、参加者の
音声についてはミキシングして各クライアント通信端末
C1〜C3に送信する。例えばクライアント通信端末C1
の場合には、他のクライアント通信端末C2,C3を各々
に操作する2人の参加者の音声がミキシングされた状態
でスピーカ5から出力される。すなわち、本実施形態に
よれば、会議用WebサーバSが各クライアント通信端
末C1〜C3に提供する会議用情報提供ページPを介して
各参加者の映像と音声とによるテレビ会議を行うことが
できる。
音声についてはミキシングして各クライアント通信端末
C1〜C3に送信する。例えばクライアント通信端末C1
の場合には、他のクライアント通信端末C2,C3を各々
に操作する2人の参加者の音声がミキシングされた状態
でスピーカ5から出力される。すなわち、本実施形態に
よれば、会議用WebサーバSが各クライアント通信端
末C1〜C3に提供する会議用情報提供ページPを介して
各参加者の映像と音声とによるテレビ会議を行うことが
できる。
【0033】このようなテレビ会議の中で任意の参加者
は、キーボード8あるいはマウス9を用いた操作指示に
よって、予めクライアント通信端末C1〜C3に取り込ん
である会議用資料を指定して会議用WebサーバSに送
信することができる。例えばクライアント通信端末C1
を操作する参加者(主催者)が議題の説明に必要なチャ
ートを他の参加者に提示しようとした場合、主催者は、
キーボード8あるいはマウス9を操作することによりチ
ャートが格納されたファイルを指定し、資料表示要求と
して会議用WebサーバSに送信する。
は、キーボード8あるいはマウス9を用いた操作指示に
よって、予めクライアント通信端末C1〜C3に取り込ん
である会議用資料を指定して会議用WebサーバSに送
信することができる。例えばクライアント通信端末C1
を操作する参加者(主催者)が議題の説明に必要なチャ
ートを他の参加者に提示しようとした場合、主催者は、
キーボード8あるいはマウス9を操作することによりチ
ャートが格納されたファイルを指定し、資料表示要求と
して会議用WebサーバSに送信する。
【0034】会議用WebサーバSは、この資料表示要
求を受信すると(ステップS5)、上記チャートを会議
用情報提供ページP上に子画面表示させる(ステップS
6)。例えば、他のクライアント通信端末C2,C3を操
作する各参加者は、会議用情報提供ページP上に表示さ
れた当該チャートをマウス等によって指示することによ
り、必要に応じて拡大表示させて詳細を確認することが
できる。このように本実施形態によれば、参加者の映像
と音声とに加え上記チャート等の会議用資料を含めた、
マルチメディア情報に基づく会議を行うことができる。
求を受信すると(ステップS5)、上記チャートを会議
用情報提供ページP上に子画面表示させる(ステップS
6)。例えば、他のクライアント通信端末C2,C3を操
作する各参加者は、会議用情報提供ページP上に表示さ
れた当該チャートをマウス等によって指示することによ
り、必要に応じて拡大表示させて詳細を確認することが
できる。このように本実施形態によれば、参加者の映像
と音声とに加え上記チャート等の会議用資料を含めた、
マルチメディア情報に基づく会議を行うことができる。
【0035】ところで、主催者は、会議が進行して会議
の終了を決定すると、キーボード8あるいはマウス9を
操作することにより会議終了要求を会議用Webサーバ
Sに送信する。会議用WebサーバSは、当該会議終了
要求を受信すると(ステップS7)、上記会議の開始か
ら続けていたログデータの記録を終了し(ステップS
8)、該ログデータを上記認証番号Bに対応したログフ
ァイルとして保存する。そして、会議用WebサーバS
は、このログファイルを議事録用フォーマットに編集す
ることにより議事録を作成し、各クライアント通信端末
C1〜C3に送信(提示)する(ステップS9)。
の終了を決定すると、キーボード8あるいはマウス9を
操作することにより会議終了要求を会議用Webサーバ
Sに送信する。会議用WebサーバSは、当該会議終了
要求を受信すると(ステップS7)、上記会議の開始か
ら続けていたログデータの記録を終了し(ステップS
8)、該ログデータを上記認証番号Bに対応したログフ
ァイルとして保存する。そして、会議用WebサーバS
は、このログファイルを議事録用フォーマットに編集す
ることにより議事録を作成し、各クライアント通信端末
C1〜C3に送信(提示)する(ステップS9)。
【0036】ここで、会議用WebサーバSは、各参加
者の音声をログデータの一部として連続的に記憶すると
共に、上記会議用資料及び各参加者の映像をもログデー
タの一部として記憶する。したがって、ログファイルに
は、これら各参加者の音声に対応する音声データと映像
に対応する映像データ及び会議用資料に対応する各種マ
ルチメディアデータが保存されるが、会議用Webサー
バSは、音声データをテキストデータに変換して各参加
者に対応させて時系列的に並べることにより議事録を作
成する。また、会議用資料については、上記議事録に付
属資料として添付する。
者の音声をログデータの一部として連続的に記憶すると
共に、上記会議用資料及び各参加者の映像をもログデー
タの一部として記憶する。したがって、ログファイルに
は、これら各参加者の音声に対応する音声データと映像
に対応する映像データ及び会議用資料に対応する各種マ
ルチメディアデータが保存されるが、会議用Webサー
バSは、音声データをテキストデータに変換して各参加
者に対応させて時系列的に並べることにより議事録を作
成する。また、会議用資料については、上記議事録に付
属資料として添付する。
【0037】このようにして作成された議事録は、各ク
ライアント通信端末C1〜C3に表示され、各参加者はそ
の内容を確認することができる。また、この議事録に
は、参加者の氏名が記載され、当該氏名に対応して捺印
欄がそれぞれ設けられている。会議用WebサーバS
は、議事録を提示すると、その内容を承諾できる場合に
は上記捺印欄に捺印することを促す捺印要求メッセージ
を各クライアント通信端末C1〜C3に送信(提示)す
る。
ライアント通信端末C1〜C3に表示され、各参加者はそ
の内容を確認することができる。また、この議事録に
は、参加者の氏名が記載され、当該氏名に対応して捺印
欄がそれぞれ設けられている。会議用WebサーバS
は、議事録を提示すると、その内容を承諾できる場合に
は上記捺印欄に捺印することを促す捺印要求メッセージ
を各クライアント通信端末C1〜C3に送信(提示)す
る。
【0038】各参加者は、捺印を決断すると、各クライ
アント通信端末C1〜C3内に予め記憶された所定の印影
ファイルを指定することにより、当該印影ファイルに格
納された印影データ(画像データ)を送信を会議用We
bサーバSに送信する。そして、会議用WebサーバS
は、各参加者から上記印影データを受信すると(ステッ
プS10)、この印影データに基づく印影画像を捺印欄に
貼り付けて最終的な議事録とし、議事録ファイルとして
各クライアント通信端末C1〜C3に送信(提示)する
(ステップS11)。
アント通信端末C1〜C3内に予め記憶された所定の印影
ファイルを指定することにより、当該印影ファイルに格
納された印影データ(画像データ)を送信を会議用We
bサーバSに送信する。そして、会議用WebサーバS
は、各参加者から上記印影データを受信すると(ステッ
プS10)、この印影データに基づく印影画像を捺印欄に
貼り付けて最終的な議事録とし、議事録ファイルとして
各クライアント通信端末C1〜C3に送信(提示)する
(ステップS11)。
【0039】この最終的な議事録の提示が完了すると、
会議用WebサーバSは、上記認証番号Bに対応した会
議要求に対する全ての処理を終了する。各クライアント
通信端末C1〜C3を操作する参加者、例えばクライアン
ト通信端末C1を操作する参加者は、キーボード8ある
いはマウス9を操作することにより、上記議事録ファイ
ルに保存された最終的な議事録や会議用資料をプリンタ
10で印刷することができる。
会議用WebサーバSは、上記認証番号Bに対応した会
議要求に対する全ての処理を終了する。各クライアント
通信端末C1〜C3を操作する参加者、例えばクライアン
ト通信端末C1を操作する参加者は、キーボード8ある
いはマウス9を操作することにより、上記議事録ファイ
ルに保存された最終的な議事録や会議用資料をプリンタ
10で印刷することができる。
【0040】このような本実施形態によれば、会議用W
ebサーバSを介することにより、複数の会員に対し
て、また遠隔する参加者に対して、マルチメディア情報
に基づく会議場を並行して提供することができる。すな
わち、会議の参加者側(会議の参加者側)としては、遠
隔会議用に特別な設備を用意することなく、かつ機動性
良く会議を開催することができるので、遠隔会議の利便
性が向上すると共に、遠隔会議に関するコストを低減す
ることができる。
ebサーバSを介することにより、複数の会員に対し
て、また遠隔する参加者に対して、マルチメディア情報
に基づく会議場を並行して提供することができる。すな
わち、会議の参加者側(会議の参加者側)としては、遠
隔会議用に特別な設備を用意することなく、かつ機動性
良く会議を開催することができるので、遠隔会議の利便
性が向上すると共に、遠隔会議に関するコストを低減す
ることができる。
【0041】また、参加者の映像と音声とによるテレビ
会議を単に実現するだけでなく、各参加者が、参加者の
映像とは別に表示される会議資料(マルチメディア情
報)をも参照して会議を行うことができるので、実効性
のある会議を行うことができる。さらに、ログデータを
記録することにより、議事録が会議用WebサーバSに
よって自動作成されるので、議事録の作成に関する参加
者の労力を削減することが可能であると共に、各クライ
アント通信端末C1〜C3内に印影データを記憶しておく
ことにより議事録に対する捺印までもが容易となり、会
議の開催から議事録の作成及び各参加者への配布までを
一括して完了させることができる。
会議を単に実現するだけでなく、各参加者が、参加者の
映像とは別に表示される会議資料(マルチメディア情
報)をも参照して会議を行うことができるので、実効性
のある会議を行うことができる。さらに、ログデータを
記録することにより、議事録が会議用WebサーバSに
よって自動作成されるので、議事録の作成に関する参加
者の労力を削減することが可能であると共に、各クライ
アント通信端末C1〜C3内に印影データを記憶しておく
ことにより議事録に対する捺印までもが容易となり、会
議の開催から議事録の作成及び各参加者への配布までを
一括して完了させることができる。
【0042】なお、上記実施形態では、クライアント通
信端末C1〜C3をパーソナルコンピュータに汎用のWW
Wブラウザをインストールすると共に、付加的な設備と
して一般的なマイク6及びビデオカメラ7を設けること
によって実現した。このようなパーソナルコンピュータ
は、事務所内に固定配置する据置型あるいは外出時に携
帯できる携帯型のいずれであっても良い。また、近年
は、携帯電話やモバイル端末でも、Webサービスや電
子メールサービスを利用することができるので、パーソ
ナルコンピュータに代えて、これら携帯電話やモバイル
端末を用いても良い。上記携帯型パーソナルコンピュー
タ、携帯電話あるいはモバイル端末を用いる場合には、
無線回線が通信回線Nの一部として含まれることにな
る。
信端末C1〜C3をパーソナルコンピュータに汎用のWW
Wブラウザをインストールすると共に、付加的な設備と
して一般的なマイク6及びビデオカメラ7を設けること
によって実現した。このようなパーソナルコンピュータ
は、事務所内に固定配置する据置型あるいは外出時に携
帯できる携帯型のいずれであっても良い。また、近年
は、携帯電話やモバイル端末でも、Webサービスや電
子メールサービスを利用することができるので、パーソ
ナルコンピュータに代えて、これら携帯電話やモバイル
端末を用いても良い。上記携帯型パーソナルコンピュー
タ、携帯電話あるいはモバイル端末を用いる場合には、
無線回線が通信回線Nの一部として含まれることにな
る。
【0043】また、各種業務に関する会議の場合、その
内容には機密性が要求される。本実施形態では、認証番
号Bに対応して会議用情報提供ページPを設けることに
より、正規の認証番号Bを知り得る特定の会員のみが会
議に参加することができるように配慮している。また当
然に、会議用WebサーバSを運用して上記会議場提供
サービスを各会員に提供するサービス業者は、各会員に
対して会議用WebサーバS内に蓄積される会議情報に
対する秘守義務を負う。
内容には機密性が要求される。本実施形態では、認証番
号Bに対応して会議用情報提供ページPを設けることに
より、正規の認証番号Bを知り得る特定の会員のみが会
議に参加することができるように配慮している。また当
然に、会議用WebサーバSを運用して上記会議場提供
サービスを各会員に提供するサービス業者は、各会員に
対して会議用WebサーバS内に蓄積される会議情報に
対する秘守義務を負う。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
会議の参加者によって各々操作される複数のクライアン
ト通信端末と、通信回線を介して前記各クライアント通
信端末に相互接続された会議用Webサーバとからな
り、会議用Webサーバは、任意のクライアント通信端
末から会議要求を受信すると、会議用情報提供ページを
設定して各クライアント通信端末に送信し、これ以降、
各クライアント通信端末から受信した各参加者の会議情
報を前記会議用情報提供ページを介して各参加者に提示
するので、各クライアント通信端末を操作する者は、会
議用情報提供ページを介して遠隔会議を行うことができ
る。したがって、従来のテレビ会議装置に比較して使い
勝手の良いWeb会議装置を提供することができると共
に、遠隔地の参加者による会議に要するコストを低減す
ることができる。
会議の参加者によって各々操作される複数のクライアン
ト通信端末と、通信回線を介して前記各クライアント通
信端末に相互接続された会議用Webサーバとからな
り、会議用Webサーバは、任意のクライアント通信端
末から会議要求を受信すると、会議用情報提供ページを
設定して各クライアント通信端末に送信し、これ以降、
各クライアント通信端末から受信した各参加者の会議情
報を前記会議用情報提供ページを介して各参加者に提示
するので、各クライアント通信端末を操作する者は、会
議用情報提供ページを介して遠隔会議を行うことができ
る。したがって、従来のテレビ会議装置に比較して使い
勝手の良いWeb会議装置を提供することができると共
に、遠隔地の参加者による会議に要するコストを低減す
ることができる。
【0045】また、インターネットのWebサービスに
基づく会議用情報提供ページを介することにより、専用
のテレビ会議装置を用いることなく、例えば広く普及し
ているパーソナルコンピュータや携帯用通信機器を用い
て遠隔地の参加者による会議を機動性良く開催すること
が可能であると共に、外出先にある参加者をも含めて会
議を行うことができる。
基づく会議用情報提供ページを介することにより、専用
のテレビ会議装置を用いることなく、例えば広く普及し
ているパーソナルコンピュータや携帯用通信機器を用い
て遠隔地の参加者による会議を機動性良く開催すること
が可能であると共に、外出先にある参加者をも含めて会
議を行うことができる。
【図1】 本発明の一実施形態に係わるWeb会議装置
のシステム構成図である。
のシステム構成図である。
【図2】 本発明の一実施形態におけるクライアント通
信端末の機能構成を示すブロック図である。
信端末の機能構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の一実施形態における会議用Webサ
ーバの動作を示すフローチャートである。
ーバの動作を示すフローチャートである。
C1〜C3……クライアント通信端末 1……制御演算部 2……通信部 3……記憶部 4……モニタ 5……スピーカ 6……マイク 7……ビデオカメラ 8……キーボード 9……マウス 10……プリンタ N……通信回線 S……会議用Webサーバ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 AA02 AC04 AC06 AC12 AC16 AC22 AD08 5E501 AB20 BA05 CA08 CB14 CB15 DA02 EA21 FA13 FA14 FA15 FA32 5K015 AA10 AD05 AF07 JA02 5K101 KK07 LL02 MM04 MM07 NN03 NN06 NN07 NN15 NN18 NN25 PP03 TT02 UU18
Claims (10)
- 【請求項1】 会議の参加者によって各々操作される複
数のクライアント通信端末(C1〜C3)と、通信回線
(N)を介して前記各クライアント通信端末(C1〜C
3)に相互接続された会議用Webサーバ(S)とから
なり、 前記会議用Webサーバ(S)は、任意のクライアント
通信端末(C1)から会議要求を受信すると、会議用情
報提供ページを設定して各クライアント通信端末(C1
〜C3)に送信し、これ以降、各クライアント通信端末
(C1〜C3)から受信した各参加者の会議情報を前記会
議用情報提供ページを介して各参加者に提示する、こと
を特徴とするWeb会議装置。 - 【請求項2】 各クライアント通信端末(C1〜C3)
は、各々に参加者の映像を撮像するビデオカメラと参加
者の音声を集音するマイクとを備え、会議用Webサー
バ(S)は、前記各参加者の映像と各参加者の音声とを
会議用情報提供ページを介して他の参加者に提示する、
ことを特徴とする請求項1記載のWeb会議装置。 - 【請求項3】 クライアント通信端末(C1〜C3)は、
予め記憶された会議用資料を参加者の操作に基づいて会
議用Webサーバ(S)に送信するように構成され、会
議用Webサーバ(S)は、前記会議用資料を受信する
と、該会議用映像資料を会議用情報提供ページ内に表示
する、ことを特徴とする請求項1または2記載のWeb
会議装置。 - 【請求項4】 会議用Webサーバ(S)は、会議が開
始すると、その内容をログデータとして順次記憶し、会
議の終了が任意のクライアント通信端末(C1)から要
求されると、ログデータに基づいて議事録を編集して各
クライアント通信端末(C1〜C3)に提示する、ことを
特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のWeb会議装
置。 - 【請求項5】 各クライアント通信端末(C1〜C3)
は、議事録に対する捺印が会議用Webサーバ(S)か
ら要求されると、議事録に印影画像を添付して会議用W
ebサーバ(S)に送信し、会議用Webサーバ(S)
は、議事録の所定位置に各クライアント通信端末(C1
〜C3)から受信した印影画像を貼り付けて各クライア
ント通信端末(C1〜C3)に提供する、ことを特徴とす
る請求項4記載のWeb会議装置。 - 【請求項6】 複数の参加者が、各クライアント通信端
末(C1〜C3)を用いることにより会議用Webサーバ
(S)を介して相互にマルチメディア情報の授受を行っ
て会議を行う、ことを特徴とするWeb会議方法。 - 【請求項7】 参加者の映像と参加者の音声とをマルチ
メディア情報として相互に授受を行って会議を行う、こ
とを特徴とする請求項6記載のWeb会議方法。 - 【請求項8】 会議用資料をもマルチメディア情報とし
て相互に授受を行って会議を行う、ことを特徴とする請
求項6または7記載のWeb会議方法。 - 【請求項9】 会議の内容を会議用Webサーバ(S)
内にログデータとして順次記憶させ、このログデータに
基づいて議事録を編集する、ことを特徴とする請求項6
〜8いずれかに記載のWeb会議方法。 - 【請求項10】 議事録に各クライアント通信端末(C
1〜C3)から提供された参加者の印影画像をそれぞれ貼
り付けることにより最終的な議事録とする、ことを特徴
とする請求項9記載のWeb会議方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001020000A JP2002223423A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | Web会議装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001020000A JP2002223423A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | Web会議装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002223423A true JP2002223423A (ja) | 2002-08-09 |
Family
ID=18885780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001020000A Pending JP2002223423A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | Web会議装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002223423A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004318733A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-11 | Nec Fielding Ltd | 会議の管理・運営システム、方法、装置、およびプログラム |
JP2006506927A (ja) * | 2002-11-18 | 2006-02-23 | オープンピーク インコーポレイテッド | テレビ会議及びマルチメディア・プレンゼンテーションのためのシステム、方法およびコンピュータプログラム製品 |
JP2020510902A (ja) * | 2017-02-02 | 2020-04-09 | ノタライゼ, インク.Notarize, Inc. | 複数のソフトウェアクライアント間の公証会議の相互作用を同期させる為のシステム及び方法 |
JP7566521B2 (ja) | 2020-07-21 | 2024-10-15 | キヤノン株式会社 | Web会議システム、処理方法、およびプログラム |
-
2001
- 2001-01-29 JP JP2001020000A patent/JP2002223423A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006506927A (ja) * | 2002-11-18 | 2006-02-23 | オープンピーク インコーポレイテッド | テレビ会議及びマルチメディア・プレンゼンテーションのためのシステム、方法およびコンピュータプログラム製品 |
US7761505B2 (en) | 2002-11-18 | 2010-07-20 | Openpeak Inc. | System, method and computer program product for concurrent performance of video teleconference and delivery of multimedia presentation and archiving of same |
JP2010171986A (ja) * | 2002-11-18 | 2010-08-05 | Openpeak Inc | テレビ会議及びマルチメディア・プレンゼンテーションのためのシステム、方法およびコンピュータプログラム製品 |
JP2004318733A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-11 | Nec Fielding Ltd | 会議の管理・運営システム、方法、装置、およびプログラム |
JP2020510902A (ja) * | 2017-02-02 | 2020-04-09 | ノタライゼ, インク.Notarize, Inc. | 複数のソフトウェアクライアント間の公証会議の相互作用を同期させる為のシステム及び方法 |
JP7566521B2 (ja) | 2020-07-21 | 2024-10-15 | キヤノン株式会社 | Web会議システム、処理方法、およびプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |