JP2003273898A - 通信システム及び通信方法 - Google Patents

通信システム及び通信方法

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JP2003273898A
JP2003273898A JP2002070674A JP2002070674A JP2003273898A JP 2003273898 A JP2003273898 A JP 2003273898A JP 2002070674 A JP2002070674 A JP 2002070674A JP 2002070674 A JP2002070674 A JP 2002070674A JP 2003273898 A JP2003273898 A JP 2003273898A
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JP2002070674A
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Nobuo Hayashi
信夫 林
Hiroharu Yoshikawa
博晴 吉川
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Ricoh IT Solutions Co Ltd
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BITTO AATO KK
Ricoh Co Ltd
Ricoh IT Solutions Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信を予定している端末間でIPアドレス
の通知が容易に行え、ピアツーピア通信を容易に実行可
能とする。 【解決手段】 通信要求元の端末10は、ISPサ
ーバ20にダイヤルアップ接続し、IPアドレスを取
得する。端末10は、IPアドレスと通知先ユーザ名
とをインターネット30を介して、サーバ40に通報す
る。次に、通信要求先の端末10は、ISPサーバ2
にダイヤルアップ接続し、インターネット30を介
してサーバ40にアクセスし、端末10の通報したI
Pアドレスを取り込む。端末10は、取り込んだIP
アドレス宛に接続を要求し、端末10がこれに応答し
て、端末10と端末10との間での接続の確立後、
端末10との間で任意の通信を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どのネットワークを介したピアツーピア通信を容易に行
うことを可能とする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットでは、IPアドレスを基
に相手端末との接続を行う。このため、インターネット
を介したピアツーピア通信により画像や音声を直接送受
信するには、ユーザ同士が互いのIPアドレスを認識し
ていなければならない。
【0003】ダイヤルアップ接続によってインターネッ
トに接続する場合、ISP(Internet Service Provide
r:インターネットサービスプロバイダ)は、所有して
いるIPアドレスのうち、その時点で使用していないI
Pアドレスを接続要求のあった端末に割り当てる。従っ
て、ダイヤルアップ接続毎に、割り当てられるIPアド
レスは変化することになる。
【0004】このため、ピアツーピアで通信を行うため
には、現在取得しているIPアドレスを通信当事者間で
通知する連絡作業が不可欠となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この連絡作業を、公衆
回線等を介して行う技術が特願2000−238237
号明細書に開示されている。しかし、この技術では、I
Pアドレスの交換のためだけに公衆回線(電話回線)を
介した通信が必要となってしまう。そこで、IPアドレ
スの交換自体もインターネットを介して可能になれば便
利である。
【0006】本発明は、この課題を解決しようとするも
のであり、ピアツーピア通信を容易に実行可能とするこ
とを目的とする。また、本発明は、アドレスの通知を容
易に可能とすることを他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる通信システムは、イン
ターネットに接続可能な複数の情報通信端末と、前記複
数の情報通信端末からのインターネットへの接続要求に
応答して、要求元の情報通信端末にIPアドレスを割り
当て、このIPアドレスを用いて前記複数の情報通信端
末を識別し、前記複数の情報通信端末とインターネット
との間の情報交換を可能とする接続手段と、より構成さ
れる通信システムにおいて、インターネット上に配置さ
れ、前記複数の情報通信端末の間でのIPアドレスの受
け渡しを担うサーバ装置をさらに備え、前記情報通信端
末は、前記接続手段にインターネットへの接続を要求す
る要求手段と、前記接続手段が要求に応答して前記情報
通信端末に割り当てたIPアドレスを取得する取得手段
と、取得したIPアドレスを前記接続手段とインターネ
ットとを介して、前記サーバ装置に通報する通報手段
と、前記サーバ装置に通報したIPアドレス宛の接続要
求に応答して、要求元の情報通信端末との間で接続を確
立して、ピアツーピア通信を実行する手段と、を備える
ことを特徴とする。
【0008】上記通信システムにおいて、前記情報通信
端末は、他の情報通信端末が前記サーバ装置に通報した
IPアドレスを取り込む手段と、このIPアドレスを有
する情報通信端末にアクセスし、該情報通信端末との間
でピアツーピア通信を実行する手段と、をさらに備えて
もよい。
【0009】上記通信システムにおいて、前記サーバ装
置は、一の情報通信端末からのIPアドレスの通報を受
け付けて記憶し、他の情報通信端末からのアクセスに応
答して、該他の情報通信端末に送信するサーバ装置、ま
たは、一の情報通信端末からのIPアドレスを含む電子
メールを受け付けて、宛先の情報通信端末に転送するメ
ールサーバ装置、の少なくとも一方を備えることが望ま
しい。
【0010】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかる情報通信端末は、ネットワークへの接続に
際して、ネットワークアドレスの割り当てを受け付ける
アドレス受付手段と、割り当てられたネットワークアド
レスをネットワーク上のサーバ装置に通報する通報手段
と、他の情報通信端末が前記サーバ装置に通報したネッ
トワークアドレスを取り込む取込手段と、前記通報手段
が前記サーバ装置に通報したネットワークアドレス宛の
他の情報通信端末からの接続要求に応答して、要求元の
他の情報通信端末との間で接続を確立し、ピアツーピア
通信を実行し、あるいは、前記取込手段が取り込んだ他
の情報通信端末のネットワークアドレスにアクセスして
接続を確立し、ピアツーピア通信を実行する実行手段
と、を備えることを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかるサーバ装置は、ユーザに関する情報を登録
する登録手段と、前記登録手段に登録されているユーザ
の情報通信端末から通知されたネットワークアドレス及
びその通知先を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に通
知先として記憶されている情報通信端末からの要求に応
答して、記憶しているネットワークアドレスを通知する
通知手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点にかかる通信システムは、グループを登録する登録
手段と、他の端末からのアクセスに応答し、該他の端末
が前記登録手段により登録されたグループに属すか否か
を判別し、属すと判別された端末のアドレスを読み取っ
て記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたアド
レスのセットを、各アドレス宛に送信する手段と、を備
える。これにより、例えば、グループを特定するため
に、グループ名とパスワードとを登録し、他端末からの
アクセスがあった際に、グループ名とパスワードとを特
定させて、グループの一員であるか否かを判別し、グル
ープの一員であると判別した際に、そのアドレス、例え
ば、IPアドレスを読み取って記憶し、グループ内の端
末に送信する。このような構成とすれば、グループ内の
端末間で相互にアドレスを認識しあって通信が可能とな
る。
【0013】上記目的を達成するため、本発明の第5の
観点にかかる通信方法は、ネットワークへの接続を要求
する接続要求ステップと、要求に応答して一次的に付与
されるネットワークアドレスを取得する取得ステップ
と、取得したネットワークアドレスを、ネットワーク上
のサーバ装置を介して通知する通知ステップと、通知さ
れたネットワークアドレスを受信し、受信したネットワ
ークアドレスにアクセスして、接続を確立し、ピアツー
ピア通信を実行する通信ステップと、を備えることを特
徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第6の
観点にかかる通信方法は、グループを登録し、他の端末
からのアクセスに応答し、該他の端末が前記登録手段に
より登録されたグループに属すか否かを判別し、属すと
判別された端末のアドレスを読み取って記憶し、記憶さ
れたアドレスのセットを、各アドレス宛に送信すること
により、グループに属す端末が同一グループの端末のア
ドレスを取得して相互に通信することを可能とする、こ
とを特徴とする。
【0015】コンピュータを、上記情報通信端末又はサ
ーバ装置として機能させることを特徴とするプログラ
ム。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態にかかる通信システムを説明する。
【0017】第1の実施の形態にかかる通信システム1
は、図1に示すように、端末10(10〜10
と、ISPサーバ20(20〜20)と、インター
ネット30と、サーバ40と、から構成される。
【0018】端末10は、ピアツーピア通信を実行可能
な情報通信端末、例えば、ターミナルアダプタやモデム
などの通信接続装置を備えたパーソナルコンピュータな
どの情報処理装置、インターネット接続機能を備えた携
帯電話などの移動体通信装置、などから構成される。
【0019】端末10は、図2に示すように、制御部1
10と、記憶部120と、通信部130と、入力部14
0と、出力部150と、から構成される。
【0020】制御部110は、CPU(Central Proces
sing Unit)、RAM(Random Access Memory)などから
構成され、端末10の各部を制御する。特に、この実施
の形態では、記憶部120に記憶された制御プログラム
PAを実行することにより、IPアドレスの通報処理、
IPアドレスの取込処理、ピアツーピアによるデータ通
信処理などを行う。各処理の内容については、後述す
る。
【0021】記憶部120は、HDD(Hard Disk Driv
e)や半導体記憶装置などから構成され、制御部110
の動作を規定する制御プログラムPAなどを格納する。
プログラムPAは、制御部110に、IPアドレスの通
報処理、IPアドレスの取込処理、ピアツーピアによる
データ通信処理などを実行させるためのプログラムであ
る。
【0022】通信部130は、ターミナルアダプタやモ
デムなどの通信装置から構成され、公衆回線網(有線又
は無線)を通じて、この端末10とISPサーバ20と
の間の通信を行う。
【0023】入力部140は、キーボードやマウスなど
から構成され、ユーザの入力を制御部110に伝達す
る。
【0024】出力部150は、表示装置、スピーカなど
から構成され、制御部110の制御下に、案内画面、入
力画面、ウェブページ、音声、などを出力する。
【0025】図1のISPサーバ20は、ISPに設置
されたリモートアクセスサーバ(コミュニケーションサ
ーバ)、ルータ等から構成される。ISPサーバ20
は、インターネット30への接続要求を端末10から受
け付け、端末10にIPアドレスを割り当て、インター
ネット30と端末10との間で通信を仲介する。なお、
各端末10に割り当てられるIPアドレスが、ISPサ
ーバ20への接続の度に変更される形態ならば、端末1
0とISPサーバ20との間の接続形態は任意であり、
いわゆるダイアルアップ接続でも、常時接続でもかまわ
ない。
【0026】インターネット30は、TCP/IP(Tr
ansmission Control Protocol/Internet Protocol)を
用いる通信ネットワークである。
【0027】サーバ40は、端末10の間でIPアドレ
スの交換を仲介するためのサーバであり、図3に示すよ
うに、制御部410と、記憶部420と、通信部430
と、から構成される。
【0028】制御部410は、CPU、RAMなどから
構成され、記憶部420に記憶された制御プログラムP
Bを実行し、ユーザ登録処理、ユーザ認証処理、IPア
ドレス抽出処理、IPアドレス通知処理などを実行す
る。各処理の内容については、後述する。
【0029】記憶部420は、HDDなどから構成さ
れ、1)このサーバ40の利用者に関する情報を格納す
るユーザテーブルTA、2)制御部410が実行する制
御プログラムPB、3)制御プログラムPBによる各処
理で送信するウェブページを構成するデータDA、など
を格納する。
【0030】ユーザテーブルTAは、図4に例示するよ
うに、登録ユーザのユーザ名、ユーザID、パスワー
ド、現在取得中のIPアドレス、IPアドレスの通知先
ユーザ名、などを対応づけて格納する。この通信システ
ム1を利用するためには、事前のユーザ登録などによ
り、ユーザテーブルTAにユーザとして登録されている
必要がある。
【0031】データDAは、例えば、HTML(Hyper
Text Markup Language)文書やXML(eXtensible Mar
kup Language)文書、から構成される。
【0032】制御プログラムPBは、制御部410が、
ユーザ認証処理、IPアドレス抽出処理、および、IP
アドレス通知処理、を実行するためのプログラムなどを
含む。
【0033】図3の通信部430は、ルータなどの通信
装置から構成され、インターネット30を介した通信を
行う。
【0034】次に、上記構成の通信システム1におい
て、端末10間でピアツーピアの通信を行う場合の動作
を、端末10と端末10との間で、通信を行う場合
を例に説明する。なお、理解を容易にするため、ここで
は、端末10がIPアドレスを取得し、取得したIP
アドレスを端末10に通知し、その後、端末10
通知されたIPアドレスに接続し、以後、両者間で任意
の通信を行うものとする。
【0035】この場合の大まかな通信手順は、図5に示
すように、以下のようになる。 1) 端末10がISPサーバ20に接続して今回
のIPアドレスの割り当てを受け、IPアドレスを取得
する(ステップS11)。 2) 端末10が、取得したIPアドレスをサーバ4
0に通報する(ステップS12)。 3) 端末10が、サーバ40から、端末10のI
Pアドレスを取り込む(ステップS13)。 4)端末10が、取り込んだIPアドレス宛にTCP
/IP接続を行う(ステップS14)。 5)TCP/IP接続の確立後、端末10と10
の間で任意のデータを相互に通信する(ステップS1
5)。
【0036】まず、ステップS11とS12との手順
(端末10がIPアドレスを取得し、サーバ40に通
報する処理)について図6を参照して説明する。
【0037】ここで、端末10と10のユーザは、
予めこの通信システム1のユーザ登録を完了しており、
サーバ40のユーザテーブルTAにその情報が登録され
ているものとする。また、端末10と10のユーザ
は、所定の日時で通信を実施する旨と、端末10のユ
ーザが取得したIPアドレスを端末10のユーザに通
知する旨と、をそれぞれ了承しているものとする。
【0038】端末10のユーザは、入力部140を操
作して制御プログラムPAを起動し、インターネット3
0への接続を指示する。制御部110は、この指示に応
答して通信部130を制御し、契約しているISPサー
バ20にダイヤルアップ接続を行い(ステップS10
1)、インターネット30への接続をISPサーバ20
に要求する。
【0039】この要求に応答して、ISPサーバ20
は、端末10にIPアドレスを割り当て、これを端末
10に通知し、さらに、端末10をインターネット
30に接続する。
【0040】端末10の制御部110は、ISPサー
バ20から割り当てられたIPアドレスを通信部13
0を介して取得し、このIPアドレスを記憶部120に
格納する(ステップS102)。
【0041】次に、制御部110は、通信部130、I
SPサーバ20、インターネット30を介して、予め
登録されているサーバ40の認証ページにアクセスする
(ステップS103)。
【0042】サーバ40の制御部410は、通信部43
0を介してこのアクセスを受け付け、図7に示す認証ペ
ージを構成するデータDAを記憶部420から読み出
し、端末10に送信する。
【0043】端末10の制御部110は、このデータ
DAを通信部130を介して取得し、認証ページを出力
部150に表示する。ユーザは、入力部140を操作し
てユーザIDとパスワードとを認証画面の入力エリアに
入力し、最後にOKボタンをクリックする。このクリッ
ク操作に応答して、端末10の制御部110は、入力
されたユーザIDとパスワードとを通信部130を介し
て、サーバ40に通知する(ステップS104)。
【0044】サーバ40の制御部410は、通知された
ユーザIDおよびパスワードを通信部430を介して取
得する。制御部410は、この組み合わせがユーザテー
ブルTAに登録されているか否かを判別し、登録されて
いれば、ログインを認める(ステップS105:Ye
s)。
【0045】一方、通知されたユーザIDおよびパスワ
ードがユーザテーブルTAに登録されていない場合(ス
テップS105:No)、制御部410は、所定のエラ
ー処理を実行する(ステップS109)。
【0046】認証後、サーバ40の制御部410は、図
8に示すサービス選択ページを構成するデータDAを記
憶部420から読み出し、端末10に送信する。端末
10 は、このデータDAを取得し、サービス選択ペー
ジを出力部150に表示し、ユーザにページ上に示すサ
ービスの選択を要求する。以下、「取得IPアドレス通
報」が選択された場合の動作を説明する。ユーザは、
「取得IPアドレス通報」を選択するチェックボックス
をマーキングし、最後にOKボタンをクリックする。こ
のクリック操作に応答して、端末10の制御部110
は、通信部130を介して「取得IPアドレス通報」サ
ービスを選択したことをサーバ40に通知する(ステッ
プS106)。
【0047】サーバ40の制御部410は、この通知に
応答して、図9に示す通知先入力ページを構成するデー
タDAを記憶部420から読み出し、端末10に送信
する。端末10は、このデータDAを通信部130を
介して取得し、通知先入力ページを出力部150に表示
する。ユーザは、IPアドレスの通知先ユーザ名を入力
エリアに入力し、OKボタンをクリックする。このクリ
ック操作に応答して、制御部110は、記憶部120に
格納されたIPアドレスを、通知先ユーザ名と共に、通
信部130を介してサーバ40に送信する(ステップS
107)。
【0048】サーバ40の制御部410は、送信された
IPアドレスと、通知先ユーザ名と、を通信部430を
介して取得し、記憶部420中のユーザテーブルTAの
対応するコラムの現在取得中IPアドレスエリアと通知
先ユーザ名エリアと、にそれぞれを登録する(ステップ
S108)。この例では、ユーザテーブルTAの端末1
のユーザ用のエリアに、今回のIPアドレスと、通
知先ユーザ名と、を登録する。
【0049】以上で、端末10がIPアドレスを取得
して、サーバ40に通報するまでの処理が完了する。
【0050】次に、ステップS13(端末10が、端
末10のIPアドレスをサーバ40から取り込む処
理)について図10を参照して説明する。
【0051】まず、端末の10のユーザは、入力部1
40を操作してプログラムPAを起動し、インターネッ
ト30への接続を指示する。この指示に応答して、制御
部110は、通信部130を制御し、契約しているIS
Pサーバ20にダイヤルアップ接続を行い(ステップ
S201)、インターネット30への接続をISPサー
バ20に要求する。
【0052】この要求に応答して、ISPサーバ20
は、端末10にIPアドレスを割り当て、端末10
をインターネット30に接続する。
【0053】端末10の制御部110は、ISPサー
バ20から割り当てられたIPアドレスを通信部13
0を介して取得し、このIPアドレスを記憶部120に
格納する(ステップS202)。
【0054】次に、制御部110は、通信部130、I
SPサーバ20、インターネット30を介して、予め
登録されているサーバ40の認証ページにアクセスする
(ステップS203)。
【0055】サーバ40の制御部410は、通信部43
0を介してこのアクセスを受け付け、図7に示す認証ペ
ージを、端末10に送信する。
【0056】端末10の制御部110は、認証ページ
を出力部150に表示し、ユーザIDおよびパスワード
の入力をユーザに要求する。ユーザが、ユーザIDとパ
スワードとを入力し、OKボタンをクリックすると、端
末10は、入力されたユーザIDとパスワードとを、
サーバ40に通知する(ステップS204)。
【0057】サーバ40の制御部410は、通知された
ユーザIDおよびパスワードとを通信部430を介して
取得する。制御部410は、この組み合わせが、ユーザ
テーブルTAに登録されているか否かを判別し、登録さ
れていれば、ログインを認める(ステップS205:Y
es)。
【0058】一方、通知されたユーザIDおよびパスワ
ードが、ユーザテーブルTAに登録されていなければ
(ステップS205:No)、所定のエラー処理を実行
する(ステップS209)。
【0059】認証後、サーバ40の制御部410は、図
8に示すサービス選択ページを構成するデータDAを記
憶部420から読み出し、端末10に送信する。端末
10 は、サービス選択ページを出力部150に表示す
る。以下、「相手IPアドレス取込」が選択された場合
の動作を説明する。ユーザは、「相手IPアドレス取
込」を選択するチェックボックスをマーキングし、OK
ボタンをクリックする。このクリック操作に応答して、
端末10は、「相手IPアドレス取込」サービスが選
択されたことをサーバ40に通知する(ステップS20
6)。
【0060】サーバ40の制御部410は、この通知に
応答し、認証時に取得したユーザIDとパスワードを基
に、ユーザテーブルTAからこれらに対応したユーザ名
を割り出す。次に、制御部410は、割り出したユーザ
名(端末10のユーザ名)をキーに、ユーザテーブル
TAの通知先ユーザ名を検索する。制御部410は、キ
ーに一致するユーザ名が通知先ユーザ名エリアに登録さ
れているコラムの登録ユーザ名とその現在取得中IPア
ドレスとを抽出する。
【0061】制御部410は、抽出した登録ユーザ名と
IPアドレスとから、図11に示すIPアドレス通知ペ
ージを合成し、端末10に送信し(ステップS20
7:Yes)、この処理を終了する。
【0062】一方、検索の結果、キーに一致するユーザ
名が登録された通知先ユーザ名エリアが存在しない場合
(ステップS207:No)、制御部410は、存在し
ない旨を示す通知ページを合成し、端末10に送信し
(ステップS210)、この処理を終了する。
【0063】端末10の制御部110は、図11に示
すIPアドレス通知ページを出力部150に表示し、端
末10のユーザと通信を希望するユーザがいることを
通知する(ステップS208)。
【0064】以上で、端末10が、端末10のIP
アドレスをサーバ40から取り込むまでの処理が完了す
る。
【0065】最後に、ステップS14とS15との手順
(端末10と端末10との間でTCP/IP接続を
確立し、ピアツーピア通信を実行する処理)について説
明する。
【0066】端末10の出力部150に表示された、
図11に示すIPアドレス通知ページを見たユーザは、
端末10のユーザからの通信希望を察知し、このペー
ジの接続ボタンをクリックする。このクリック操作に応
答して、端末10の制御部110は、通信部130、
ISPサーバ20、インターネット30を介して、サ
ーバ40から取り込んだIPアドレスに、即ち、通信要
求元の端末10に接続を要求する。
【0067】端末10の制御部110は、通信部13
0を介して、端末10からの接続要求を取得し、それ
に応答して、通信部130、ISPサーバ20、イン
ターネット30を介して、接続要求時に通知されたIP
アドレスを基に、要求先の端末10に接続する。
【0068】端末10と10の制御部110は、そ
れぞれのIPアドレスを認識しているので、相互間で通
信が確立される。すなわち、端末10と10とは、
ピアツーピア通信を開始できる態勢となる。以後、端末
10と10とは、所望の通信を実行する。
【0069】以上、説明したように、この実施の形態に
よれば、複数の端末10の間でのIPアドレスの通知
が、サーバ40を介して可能となり、両端末10の間
で、ピアツーピア通信が簡単に実行できる。
【0070】この実施の形態では、端末10は、テキ
ストファイル形式でIPアドレスをサーバ40に送信し
たが、端末10とサーバ40とで対応可能なファイル形
式であれば、そのファイル形式は任意である。例えば、
IPアドレスを、HTMLなどのウェブページ記述形式
ファイルとしてサーバ40に送信してもよい。
【0071】この場合の通知の手順は、次の通りであ
る。
【0072】1)端末10の制御部110は、ユーザ
名とISPサーバ20から割り当てられたIPアドレ
スと、を図12に示すHTML形式のファイルに書き換
えて、通知先ユーザ名とともに、サーバ40に送信す
る。
【0073】2)通報を受け付けたサーバ40の制御部
410は、通知先ユーザ名に該当するユーザの端末10
からのアクセスに応答し、図13に示すIPアドレス
通知ページを、端末10から受け付けたHTML形式
のファイルなどを基に作成し、送信する。
【0074】3)端末10の制御部110は、表示し
たページに掲載されたIPアドレスをユーザが選択する
と、通信部130を介して、選択されたIPアドレス宛
に接続を要求する。
【0075】また、この実施の形態では、IPアドレス
の通知先を1人のユーザだけとしたが、複数のユーザを
通知先に設定してもよい。例えば、二人のユーザと、予
め時間をずらしたスケジュールで通信の約束をした場
合、図9に示す通知先入力ページの入力エリアにそれぞ
れのユーザ名をスペースで区切って入力し、一度にIP
アドレスと二つの通知先ユーザ名と、をサーバ40に送
信してもよい。
【0076】また、この実施の形態では、ユーザが、通
報毎にIPアドレスの通知先ユーザ名を入力していた
が、通信頻度の高い相手であるならば、そのユーザ名を
デフォルト値てしてブラウザに予め登録しておき、入力
の手間を省いてもよい。
【0077】また、この実施の形態では、インターネッ
ト30に接続するために、端末10 と端末10
が、それぞれ異なったISPサーバ20とISPサー
バ20 と、を利用していたが、ISPサーバ20の利
用形態は任意である。例えば、端末10と端末10
とが、同一のISPサーバ20を利用してインターネ
ット30に接続してもよい。
【0078】上記第1の実施の形態では、通信要求元の
端末10が、IPアドレスを通信要求相手の端末10
に通知するために、サーバ40に登録されたユーザ名
と通知先ユーザ名を利用したが、これら以外のユーザ固
有の情報を利用して通知してもよい。例えば、第2の実
施の形態として、インターネットメール(以下、「メー
ル」と称す)のメールアドレスを利用して通知してもよ
い。
【0079】この場合の通信システム1の構成は、基本
的に図1に示す構成と同一である。但し、端末10は、
図14に示すように、メール作成処理、メール送信処
理、メール受信処理、ピアツーピアによるデータ通信処
理、を実行するための制御プログラムPCを記憶部12
0に格納する。
【0080】また、サーバ40は、端末10の間でのメ
ールの送受信を仲介するためのメールサーバであり、図
15に示すように、記憶部420に、1)このサーバ4
0の利用者に関する情報や受け付けたメールを格納する
ユーザテーブルTB、2)制御プログラムPDによる各
処理で送信する画面を構成するデータDB、3)制御部
410が実行する制御プログラムPD、などを格納す
る。
【0081】ユーザテーブルTBは、図16に例示する
ように、登録ユーザのユーザID、パスワード、メール
アドレス、未配信メール、などを相互に対応づけて格納
する。この通信システム1を利用するためには、例え
ば、事前のユーザ登録によりユーザテーブルTBに登録
されている必要がある。
【0082】制御プログラムPDは、制御部410がユ
ーザ認証処理、メール受付処理、メール配信処理、を実
行するためのプログラムなどを含む。
【0083】この実施の形態の場合、端末10から端
末10にIPアドレスを通知する手順は以下のように
なる。
【0084】1)端末10の制御部110は、ISP
20からIPアドレスの割り当てを受けると、このI
Pアドレスを含んだ所定フォーマットのメールを作成す
る。制御部110は、作成したメールを通信部130か
ら、ISPサーバ20とインターネット30とを介し
て、サーバ(メールサーバ)40に送信する。なお、送
信先メールアドレスは、第1の実施の形態と同様に、ユ
ーザが送信毎に送信先を指定するようにしてもよく、或
いは、送信頻度の高い相手をデフォルト値に設定しても
よい。
【0085】2)サーバ40の制御部410は、このメ
ールを受信し、送信先メールアドレスを基に、記憶部4
20のユーザテーブルTBの未配信メールエリアにこの
メールを格納する。
【0086】3)一方、端末10は、サーバ40の認
証ページにアクセスする。
【0087】4)サーバ40の制御部410は、通信部
430を介して、端末10からのアクセスを受け付
け、図7に示す認証ページを構成するデータDBを、端
末10 に送信する。
【0088】5)端末10の制御部110は、認証ペ
ージを出力部150に表示し、ユーザIDとパスワード
の入力をユーザに要求する。ユーザが、ユーザIDとパ
スワードとを入力すると、制御部110は、これらをサ
ーバ40に通知する。
【0089】6)サーバ40の制御部410は、通知さ
れたユーザIDとパスワードとを取得し、この組み合わ
せがユーザテーブルTBに登録されているか否かを判別
し、登録されていれば、今回のユーザに対応した未配信
メールエリアに格納したメールを通信部430を介し
て、端末10に送信する。
【0090】7)端末10の制御部110は、通信部
130を介してこのメールを受信し、メールアドレスな
どからサーバ40からの通知メールであることを判別
し、所定フォーマット内のIPアドレスの位置を検索し
て抽出する。
【0091】8)端末10の制御部110は、抽出し
たIPアドレス宛に接続を要求し、接続が確立すると、
以後、端末10との間で任意の通信を行う。
【0092】以上、説明したように、この実施の形態に
よれば、複数の端末10の間でのIPアドレスの通知
が、メールを利用して可能となり、両端末10の間で、
ピアツーピア通信が簡単に実行できる。
【0093】また、本発明の実施の形態によって、複数
の端末10間でピアツーピア通信が容易に行える、すな
わち、ピアツーピア通信を利用した、任意の目的のため
のデータの送受信が容易に行えることになる。
【0094】例えば、遠方の現場の状況を自宅から把握
するために、端末10間でのピアツーピア通信を利用し
て、現場の状況を自宅から容易にモニタリングすること
ができれば、大変便利である。
【0095】ここで、遠方の現場には、ディジタルビデ
オカメラとマイクロホンとが付属された端末10が設
置されていて、自宅には、端末10が設置されている
場合に、両端末間でのピアツーピア通信により、現場の
状況を自宅からモニタリングする手順について説明す
る。
【0096】1)端末10のユーザと端末10のユ
ーザとは、上記実施の形態にならって、端末10と端
末10との間でTCP/IP接続を確立させ、ピアツ
ーピア通信を開始する。
【0097】2)端末10のユーザは、端末10
付属されたディジタルビデオカメラとマイクロホンとを
使用して、現場の状況を画像および音声のデータとして
収録する。端末10の制御部110は、その画像およ
び音声のデータを記憶部120に取り込み、通信部13
0を介して、端末10に動的に送信する。
【0098】3)端末10の制御部110は、端末1
から送信されたこれらのデータを通信部130を介
して取得し、出力部150に出力する。端末10のユ
ーザは、端末10の出力部150から動的に表示およ
び発せられる、画像および音声を見聞きして、この現場
の状況をモニタリングする。
【0099】さらに、端末10をインターネット30
に接続可能な携帯電話などの移動体通信端末とすれば、
現場の状況を外出先でモニタリングすることも可能とな
る。
【0100】また、ディジタルビデオカメラとマイクロ
ホンとが付属された端末10間で接続を確立すれば、動
的に収録される画像および音声のデータをピアツーピア
通信で送受信して、テレビ電話やテレビ会議などが実現
できる。
【0101】以下、サーバ装置を介してテレビ会議を行
う例を説明する。この実施の形態のテレビ会議システム
の構成は、図1に示す構成と同一である。但し、各端末
10は、ディジタルビデオカメラとマイクロホンとを備
え、各端末10の記憶部120(図2)には、動作プロ
グラムPAとして、テレビ会議用の動作プログラムが格
納されている。また、サーバ40の記憶部420(図
3)には、動作プログラムPBとして、後述するテレビ
会議仲介動作用のプログラムが格納されている。
【0102】このような構成において、テレビ会議を行
う場合には、テレビ会議の主催者は、自己の端末10
(ここでは、10とする)からサーバ40にアクセス
し、図17に例示するような所定の新規会議登録画面を
読み出し、会議名(会議ID)と会議参加パスワードと
参加人数とを登録する。サーバ40は、図18に示す会
議情報ファイルに、新たに登録された会議名(会議I
D)と、パスワード、参加人数と、端末10のIPア
ドレスを登録する。
【0103】テレビ会議担当者は、会議参加者に、会議
IDと参加用パスワードとを通知する。通知を受けた参
加者は、自己の端末10を操作して、サーバ40にアク
セスし、任意の会議にログインするための、図19に示
すような会議指定画面を読み出す。参加者は、この会議
指定画面上に、通知された会議の会議名(会議ID)、
会議参加パスワードを入力する。サーバ40は、入力さ
れた会議名と会議参加パスワードの対が、会議情報ファ
イルに登録されているか否かを判別し、登録されていな
ければ、会議への参加を拒否する。
【0104】一方、サーバ40は、入力された会議名と
会議参加パスワードの対が、会議情報ファイルに登録さ
れていれば、その端末10のIPアドレスを、該当する
会議の欄に登録する。会議参加者は、それぞれ、サーバ
40にアクセスする。サーバ40は、会議情報ファイル
に格納されている各会議について、会議参加人数分のI
Pアドレスが登録されているか否か、即ち、会議参加者
全員がサーバ40に接続したか否かを判別する。サーバ
40は、全員のIPアドレスが登録されていれば、この
会議情報ファイルのその会議に関する内容を、その会議
の全参加者の端末10に送信する。
【0105】各端末10は、サーバ40から通知された
IPアドレスを、記憶部120に記憶すると共に会議参
加人数分又は(人数分−1)の映像表示ウインドウを作
成して、他IPアドレス(会議参加端末10)からのコ
ンテンツの受信に備える。各端末10は、撮影した映
像、集音した音声、入力されたテキストなどを、記憶部
120に記憶されている他の会議参加端末10のIPア
ドレス宛に送信する。
【0106】また、各端末10は、自己宛の情報を受信
し、送信元のIPアドレスが会議参加端末のIPアドレ
スであるか否かを判別し、会議参加者のIPアドレスで
あれば、受信した情報中の画像をその参加者用のウイン
ドウに表示し、音声をスピーカから放音する。
【0107】なお、この例では、会議名(会議ID)と
パスワードとユーザが設定するようにしたが、サーバ4
0が指定するようにしてもよい。
【0108】サーバ40を介さずにテレビ会議を行うこ
とも可能である。以下、この例を説明する。
【0109】この例のテレビ会議システムの構成は、図
1に示す構成と同一である。但し、各端末10は、ディ
ジタルビデオカメラとマイクロホンとを備え、各端末1
0の記憶部120(図2)には、動作プログラムPAと
して、テレビ会議用の動作プログラムが格納されてい
る。なお、また、サーバ40は、テレビ会議には関与し
ない。
【0110】この場合、テレビ会議の主催者(召集者)
は、自己の端末10(以下、ホスト端末10とする)
から、会議参加者に、会議名、会議開始時間、等をホー
ムページや電子メールで呼びかける。このとき、自己の
IPアドレスも通知する。
【0111】参加の意思のある端末10は、ホスト端末
10にアクセスし、自らのIPアドレスをホスト端末
10に通知する。なお、ホスト端末10へのアクセ
スにパスワードなどによる制限を導入することも可能で
ある。ホスト端末10は、各会議参加端末10から通
知されたIPアドレスと自己のIPアドレスとを、記憶
部120に会議管理ファイルを形成して記憶する。
【0112】ホスト端末10は、会議参加者全員のI
Pアドレスが会議管理ファイルに格納されると、他の会
議参加端末に会議管理ファイルを送信する。
【0113】各端末は、会議管理ファイルを受信して、
記憶部120に格納する。各端末は、会議管理ファイル
を参照して、ウインドを形成し、各端末からの映像を対
応するウインドウに表示する。
【0114】また、各端末10は、撮影した映像、集音
した音声、入力されたテキストなどを、記憶部120に
記憶されている他の会議参加端末10のIPアドレス宛
に送信する。
【0115】また、各端末10は、自己宛の情報を受信
し、送信元のIPアドレスが会議参加端末のIPアドレ
スであるか否かを判別し、会議参加者のIPアドレスで
あれば、受信した情報中の画像をその参加者用のウイン
ドウに表示し、音声をスピーカから放音する。
【0116】なお、上述のシステムは、テレビ会議に限
らず、IPアドレス等の変動するアドレスを用いて、任
意のグループに属す複数の端末間で相互に通信を行う場
合に広く適用可能である。
【0117】以上、この発明の実施の形態を説明した
が、この発明は上記実施の形態に限定されるものではな
い。
【0118】本実施の形態では、理解を容易にするため
に、ユーザ自信が入力したユーザIDとパスワードとを
用いてユーザ認証を行う例を示したが、認証の手法は任
意である。クッキーを使用したり、IDとパスワードを
ブラウザやメーラに登録しておくこと、などにより認証
の手間を省いても良い。
【0119】また、本実施の形態では、サーバ40が単
独でインターネット30に接続されていたが、単独でな
くてもよい。例えば、サーバ40が、任意のISPが所
有するISPサーバ20を構成するコンピュータ群の中
のひとつとしてインターネット30に接続されていても
よい。
【0120】また、この発明は、インターネット30を
介したピアツーピア通信に限定されるものではなく、ネ
ットワーク上のアドレス(ネットワークアドレス)が適
宜割り当てられるタイプの通信形態ならば、ネットワー
クの種類や接続形態は任意である。
【0121】なお、本発明の実施の形態にかかる端末1
0およびサーバ40は、専用のシステムによらず、通常
のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例え
ば、汎用コンピュータに、上述のいずれかの処理を実行
するためのプログラムを格納した媒体(フレキシブルデ
ィスク、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memor
y)、DVD(Digital Versatile Disk)など)から当該
プログラムをインストールして実行することにより、上
述の処理を実行する情報通信端末10およびサーバ40
を構成することができる。
【0122】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための手段は任意である。例えば、通信回線、通信ネ
ットワーク、通信システムなどを介して供給してもよ
い。一例を挙げると、通信ネットワークの掲示板(BB
S:Bulletin Board System)に当該プログラムを掲示
し、これをネットワークを介して搬送波に重畳してコン
ピュータに配信する。そして、このプログラムを起動
し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラム
と同様に実行することで、上述の処理を実行することが
できる。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信を予定している端末間でネットワークアドレスの通
知が容易に行え、容易にピアツーピア通信を実行するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる通信システム1の
構成を示す図である。
【図2】図1に示す本発明の第1の実施の形態にかか
る、端末の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示す本発明の第1の実施の形態にかか
る、サーバの構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示すサーバの記憶部に格納されたユーザ
テーブルの構成を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態にかかる通信方法を
説明するためのフローチャートである。
【図6】図5に示すステップS11とS12を説明する
ためのフローチャートである。
【図7】認証ページを示す図である。
【図8】サービス選択ページを示す図である。
【図9】通知先入力ページを示す図である。
【図10】図5に示すステップS13を説明するための
フローチャートである。
【図11】IPアドレス通知ページを示す図である。
【図12】HTML形式文書を示す図である。
【図13】IPアドレス通知ページを示す図である。
【図14】図1に示す本発明の第2の実施の形態にかか
る、端末の構成を示すブロック図である。
【図15】図1に示す本発明の第2の実施の形態にかか
る、サーバの構成を示すブロック図である。
【図16】図14に示すサーバの記憶部に格納されたユ
ーザテーブルの構成を示す図である。
【図17】会議を特定する情報を入力するための新規会
議登録画面の一例を示す図である。
【図18】会議情報ファイルの一例を示す図である。
【図19】会議指定画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 通信システム 10(10〜10) 端末 20(20〜20) ISPサーバ 30 インターネット 40 サーバ 110 制御部 120 記憶部 130 通信部 140 入力部 150 出力部 410 制御部 420 記憶部 430 通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 信夫 東京都板橋区弥生町37−11 株式会社ビッ トアート内 (72)発明者 吉川 博晴 東京都中央区勝どき3丁目12番1号 リコ ーシステム開発株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 HA10 JA40 KA01 KB06 5K030 GA04 HC01 LB02 MD09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットに接続可能な複数の情報通
    信端末と、 前記複数の情報通信端末からのインターネットへの接続
    要求に応答して、要求元の情報通信端末にアドレスを割
    り当て、このアドレスを用いて前記複数の情報通信端末
    を識別し、前記複数の情報通信端末とインターネットと
    の間の情報交換を可能とする接続手段と、 より構成される通信システムにおいて、 インターネット上に配置され、前記複数の情報通信端末
    の間でのアドレスの受け渡しを担うサーバ装置をさらに
    備え、 前記情報通信端末は、 前記接続手段にインターネットへの接続を要求する要求
    手段と、 前記接続手段が前記要求手段による要求に応答して、前
    記接続手段が前記情報通信端末に割り当てたアドレスを
    取得する取得手段と、 取得したアドレスを前記接続手段とインターネットとを
    介して、前記サーバ装置に通報する通報手段と、 前記サーバ装置に通報したアドレス宛の接続要求に応答
    して、要求元の情報通信端末との間で接続を確立して、
    ピアツーピア通信を実行する手段と、 を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】前記情報通信端末は、 他の情報通信端末が、前記サーバ装置に通報したアドレ
    スを取り込む取込手段と、 取り込んだアドレスに対応する情報通信端末にアクセス
    し、該情報通信端末との接続を確立してピアツーピア通
    信を実行する手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の通信
    システム。
  3. 【請求項3】前記サーバ装置は、 一の情報通信端末からのIPアドレスの通報を受け付け
    て記憶し、他の情報通信端末からのアクセスに応答し
    て、該他の情報通信端末に送信するサーバ装置、又は、
    一の情報通信端末からIPアドレスの情報を含む電子メ
    ールを受け付けて、該電子メールの宛先の情報通信端末
    に該電子メールを転送するメールサーバ装置の、 少なくとも一方を備えることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】ネットワークへの接続に際して、ネットワ
    ークアドレスの割り当てを受け付けるアドレス受付手段
    と、 割り当てられたネットワークアドレスをネットワーク上
    のサーバ装置に通報する通報手段と、 他の情報通信端末が前記サーバ装置に通報したネットワ
    ークアドレスを取り込む取込手段と、 前記通報手段が前記サーバ装置に通報したネットワーク
    アドレス宛の他の情報通信端末からの接続要求に応答し
    て、要求元の他の情報通信端末との間で接続を確立して
    ピアツーピア通信を実行し、あるいは、前記取込手段が
    取り込んだ他の情報通信端末のネットワークアドレスに
    アクセスして接続を確立してピアツーピア通信を実行す
    る実行手段と、 を備えることを特徴とする情報通信端末。
  5. 【請求項5】ユーザに関する情報を登録する登録手段
    と、 前記登録手段に登録されているユーザの情報通信端末か
    ら通知されたネットワークアドレス及び該ネットワーク
    アドレスの通知先を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に通知先として記憶されている情報通信端
    末からの要求に応答して、記憶しているネットワークア
    ドレスを該情報通信端末に通知する通知手段と、 を備えることを特徴とするサーバ装置。
  6. 【請求項6】グループを登録する登録手段と、 他の端末からのアクセスに応答し、該他の端末が前記登
    録手段により登録されたグループに属すか否かを判別
    し、属すと判別された端末のアドレスを読み取って記憶
    する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたアドレスのセットを、各アド
    レス宛に送信する手段と、 を備えることを特徴とする通信システム。
  7. 【請求項7】ネットワークへの接続を要求する接続要求
    ステップと、 要求に応答して一時的に付与されるネットワークアドレ
    スを取得する取得ステップと、 取得したネットワークアドレスを、通信を希望する相手
    にネットワーク上のサーバ装置を介して通知する通知ス
    テップと、 通知されたネットワークアドレスを受信し、受信したネ
    ットワークアドレスにアクセスして、接続を確立し、ピ
    アツーピア通信を実行する通信ステップと、 を備えることを特徴とする通信方法。
  8. 【請求項8】グループを登録し、 他の端末からのアクセスに応答し、該他の端末が前記登
    録手段により登録されたグループに属すか否かを判別
    し、属すと判別された端末のアドレスを読み取って記憶
    し、 記憶されたアドレスのセットを、各アドレス宛に送信す
    ることにより、 グループに属す端末が同一グループの端末のアドレスを
    取得して相互に通信することを可能とする、 ことを特徴とする通信方法。
  9. 【請求項9】コンピュータを、請求項4に記載の情報通
    信端末、請求項5に記載のサーバ装置、又は、請求項6
    に記載の通信システムとして機能させ、或いは、コンピ
    ュータを、請求項7又は8に記載の通信方法を実行させ
    るためのプログラム。
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