JP2002015097A - アンケート処理方法および処理システム - Google Patents

アンケート処理方法および処理システム

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JP2002015097A
JP2002015097A JP2000195157A JP2000195157A JP2002015097A JP 2002015097 A JP2002015097 A JP 2002015097A JP 2000195157 A JP2000195157 A JP 2000195157A JP 2000195157 A JP2000195157 A JP 2000195157A JP 2002015097 A JP2002015097 A JP 2002015097A
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respondent
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JP2000195157A
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English (en)
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Masayoshi Hino
正義 日野
Masayuki Ikumune
正幸 生宗
Yoshio Yamagishi
義男 山岸
Yasushi Hayakawa
安 早川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Communications Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Communications Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンケートにおける手順を大幅に簡略化し、
要する時間を大幅に削減することができると共に、パソ
コンを有していない回答者にもアンケートに加わっても
らうことができるアンケート処理方法および処理システ
ムを提供する。 【解決手段】 アンケート作成者(実施者)は、サーバ
にアクセスし、アンケートを作成する。サーバは、予め
内部に用意されている調査票のフォーマットを作成者端
末へ送る。アンケート作成者はそのフォーマットによっ
てアンケートの質問事項等を作成し、サーバへ送る。ア
ンケート回答者はパソコンのブラウザソフトまたは電話
によってサーバへアクセスする。サーバは、ブラウザか
らの応募の場合は、アンケート内容を表示するための表
示データを回答者のパソコンへ送り(ステップS3〜S
5)、また、電話による応募の場合は、音声合成による
アンケート内容の音声信号を回答者の電話へ送る(ステ
ップS6〜S8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信ネットワー
クを介して電子的にアンケートを行うアンケート処理方
法および処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、展示会、イベント等において、紙
の調査票を用いて、アンケートが実施されていた。この
場合、調査票の作成、印刷、配布、回収及び回収した調
査票のデータのパソコン等への入力等に関して、いずれ
もそのほとんどの部分を人手に頼っている。またモニタ
調査において、アンケート回答者への通知はダイレクト
メールもしくはファクシミリ等を利用して行われている
が、この場合であっても、通信手段を除いて、基本的な
部分は、人手に頼っている。また、紙の調査票を用いず
通信ネットワークを利用しての電子的なアンケートを行
う方法もあるが、これにおいては、アンケート回答者が
自分のパソコンをインターネットに接続し、パソコンに
搭載されたブラウザを使用してアンケートに回答してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の紙を用
いた方法では、アンケート調査において準備期間、及び
集計期間等に多くの手順を要し、手間・時間がかかる。
また、調査票の修正に関しても印刷作業等を伴い手間・
時間を要する。一方、通信ネットワークを利用した電子
的なアンケートにおいてはアンケート回答者が、インタ
ーネットに接続され、かつ、ブラウザがセットされたパ
ソコンを有していなければならず、回答者が限定される
欠点があった。本発明はこのようなの点に鑑みなされた
もので、アンケート調査業務における手順を大幅に簡略
化し、要する時間を大幅に削減することができると共
に、パソコンを有していない回答者にもアンケートに加
わってもらうことができるアンケート処理方法および処
理システムを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、
中央処理手段と、アンケート調査票作成者が使用する第
1の端末装置と、アンケート回答者が使用する第2の端
末装置と、前記中央処理手段および前記第1、第2の端
末装置間を接続する接続手段とからなるアンケート処理
システムにおいて、前記アンケート調査票作成者が、予
め第1の記憶手段内に記憶されたアンケート調査票のフ
ォーマットを使用して、前記第1の端末装置においてア
ンケート調査票及びこれに関連する回答形式を作成する
第1の処理と、前記アンケート調査票及びこれに関連す
る回答形式を第2の記憶手段に記憶させる第2の処理
と、前記アンケート回答者が、前記第2の端末装置を前
記接続手段を介して前記中央処理手段に接続した時に、
ブラウザを使用して接続したか電話機を使用して接続し
たかを判別する第3の処理と、前記第3の処理の判別結
果にあわせて、前記アンケート調査票に基づく質問事項
を前記アンケート回答者に表示またはアナウンスする第
4の処理と、前記第4の処理による表示またはアナウン
スに応じて前記アンケート回答者が前記第2の端末装置
によって答えた回答データを第3の記憶手段に記憶させ
る第5の処理と、前記第3の記憶手段内のデータを集計
する第6の処理とを具備することを特徴とするアンケー
ト処理方法である。
【0005】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のアンケート処理方法において、前記第4の処理
は、前記アンケート回答者がブラウザを使用して前記中
央処理手段に接続した場合は、前記質問事項を表示デー
タに変換して前記第2の端末装置へ送信し、また、前記
アンケート回答者が電話機を使用して前記中央処理手段
に接続した場合は、前記質問事項を音声合成によって音
声信号に変換して前記第2の端末装置へ送信することを
特徴とする。
【0006】また、請求項3に記載の発明は、中央処理
手段と、アンケート調査票作成者が使用する第1の端末
装置と、アンケート回答者が使用する第2の端末装置
と、前記中央処理手段および前記第1、第2の端末装置
間を接続する接続手段とからなるアンケート処理システ
ムにおいて、予めアンケート調査票のフォーマットが記
憶された第1の記憶手段と、前記アンケート調査票のフ
ォーマットを前記第1の記憶手段から読み出し、前記第
1の端末装置に表示させる表示手段と、前記アンケート
調査票作成者が前記第1の端末装置によって作成したア
ンケート調査票及びこれに関連する回答形式を第2の記
憶手段に書き込む第1の書込手段と、前記第2の端末装
置が前記接続手段を介して前記中央処理手段に接続され
た時に、ブラウザを使用して接続されたか電話機を使用
して接続されたかを判別する判別手段と、前記判別手段
の判別結果にあわせて、前記アンケート調査票に基づく
質問事項を前記第2の端末装置に表示またはアナウンス
する質問出力手段と、前記質問出力手段による表示また
はアナウンスに基づいて前記アンケート回答者が前記第
2の端末装置によって答えた回答データを第3の記憶手
段に記憶させる第2の書込手段と、前記第3の記憶手段
内のデータを集計する集計手段とを具備することを特徴
とするアンケート処理システムである。
【0007】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載のアンケート処理システムにおいて、前記質問出
力手段は、前記アンケート回答者がブラウザを使用して
前記中央処理手段に接続した場合は、前記質問事項を表
示データに変換して前記第2の端末装置へ送信し、ま
た、前記アンケート回答者が電話機を使用して前記中央
処理手段に接続した場合は、前記質問事項を音声合成に
よって音声信号に変換して前記第2の端末装置へ送信す
ることを特徴とする。
【0008】なお、本発明の他の形態として、次の形態
が考えられる。 (1)請求項1のアンケート処理方法に、回答者の回答
データをカテゴリで分類し、中央処理手段の記憶手段に
登録する処理をさらに設ける。 (2)請求項2のアンケート処理システムに、回答者の
回答データをカテゴリで分類し、中央処理手段の記憶手
段に登録する手段をさらに設ける。 (3)請求項2のアンケート処理システムにおける表示
手段に、アンケート調査票作成者に対して表示する画面
をHTMLにより構成する手段を設ける。 (4)請求項2のアンケート処理システムに、回答条件
と回答後の処理を指定する手段と、指定された回答条件
と回答後の処理の内容をデータベースに登録する手段
と、アンケート回答者がアンケート回答画面上、又はア
ンケート回答ガイダンスで設問に回答した時点で、回答
条件データと回答後の処理を参照して以後の処理を決定
し実行する手段を設ける。
【0009】(5)請求項2のアンケート処理システム
に、集計手段における集計結果からグラフとなる画像デ
ータを自動的に生成する手段と、生成した当該画像デー
タをHTMLファイルに埋め込み、またはリンク付けを
してブラウザを介して表示可能とする手段とを設ける。 (6)請求項2のアンケート処理システムに、予めアン
ケート回答者のメールアドレス、電話番号、カテゴリを
登録しておく手段と、アンケート調査票作成者が、アン
ケートを取りたいアンケート回答者のカテゴリの中から
属性を指定する手段と、指定された属性により登録され
ているアンケート回答者からアンケート回答対象者を抽
出する手段と、抽出されたアンケート回答対象者にアン
ケート案内の電子メールを自動的に送付する手段とを設
ける。
【0010】(7)上記(5)における画像データを自
動的に生成する手段に、英数字又は文字パラメータを用
いて、ブラウザ上に可変的なグラフ又は図形を表示する
手段を設ける。該表示手段は、予め記憶している英数字
又は文字のパラメータをデータベースから読み込む手段
と、読み込んだ前記パラメータをHTMLファイル上の
式に当てはめる手段と、前記パラメータにより、可変的
なグラフ又は図形を作成して画像データに変換する手段
と、当該画像データを前記HTMLファイルに埋め込
み、又はリンクづけをしてブラウザを介して表示可能と
する手段とを有する。 (8)請求項2のアンケート処理システムにおける集計
手段に、英数字又は文字データを用いて、ブラウザ上に
表を表示する手段を設ける。該表示手段は、予め記憶し
ている英数字又は文字データをデータベースから読み込
む手段と、読み込んだ前記データをHTMLファイル上
の式に当てはめる手段とを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態によ
るアンケート処理システムの構成を、図1、図2を参照
して説明する。図1は、本実施の形態におけるアンケー
ト処理方法の基本手順を説明するための図であり、図2
は、アンケート処理システムの構成図である。以下、ま
ず、アンケート処理方法を説明する。 アンケート調査票作成者の利用者端末11が、通信ネ
ットワークを介して中央処理手段24にアクセスして、
ブラウザ上でブラウザ用のアンケート調査票あるいは電
話用のアンケートガイダンス情報を作成する。(主とし
て関係する図2の手段との対応:アンケート調査票作成
手段13)
【0012】中央処理手段24は、そのアンケート調
査票データをデータベース(登録情報記憶部21)に格
納する。(図2:アンケート調査票作成手段13) 中央処理手段24は、アンケート回答者が回答すべ
く、利用者端末12から、ブラウザあるいはHTMLフ
ァイル内に記載したI'MScriptと音声を変換するメディ
ア変換機39を経由した電話機を利用して中央処理手段
24にアクセスしたとき、中央処理手段24に送られて
くるリクエストヘッダ情報と前記データベース(登録情
報記憶部21)に格納されたアンケート調査票のデータ
を基にアンケート調査票回答画面あるいはアンケート調
査票回答ガイダンス情報を自動的に作成し、アンケート
回答者の通信端末12に表示あるいはアナウンスする。
(図2:接続メディア判別手段23、アンケート調査票
作成画面生成手段(ブラウザ用)14あるいはアンケー
ト調査票音声情報生成手段(電話用)16)
【0013】アンケート回答者は、利用者端末12に
表示されるアンケート回答画面あるいはアンケート回答
ガイダンスに従ってアンケートの回答を行う。(図2:
回答データ人力手段(ブラウザ用)15あるいは回答デ
ータ入力手段(電話用)17) アンケート回答の回答データを中央処理手段24のデ
ータベース(登録情報記憶部21)に格納する。(図
2:回答データ入力手段(ブラウザ用)15あるいは回
答データ入力手段(電話用)17) 前記データベース(登録情報記憶部21)に格納され
た前記回答データを質問事項毎に集計し、必要に応じて
集計結果又はその結果の表あるいはグラフをアンケート
調査票作成者11の通信端末に表示する。(図2:回答
データ集計手段18)
【0014】以上がアンケート処理方法の基本手順であ
るが、本アンケート処理方法は、更に、次の手順を付加
的に有する。 前記サーバヘ登録された回答者情報は、カテゴリで振
り分け、回答者データベース(回答者情報記憶部22)
化する。(図2:データベース登録・編集手段19) 前記データベース化された中からモニタの自動抽出
(属性・嗜好等からアンケート回答者の抽出)を行う。
(図2:データベース登録・編集手段19) 抽出されたモニタに対して、アンケート開催やアンケ
ート実施の催促を電子メールあるいはメディア変換機を
利用してのFAXにより通知する。(図2:データ送信
部20)
【0015】次に、中央処理手段24の構成を図2を用
いて説明する。中央処理手段24は、アンケート調査票
作成手段13、アンケート調査票画面生成手段(ブラウ
ザ用)14、回答データ入力手段(ブラウザ用)15、
アンケート調査票音声情報生成手段(電話用)16、回
答データ入力手段(電話用)17、回答データ集計手段
18、データベース登録・編集手段19、データ送信部
20、登録情報記憶部21、回答者情報記憶部22、接
続メディア判別手段23から構成される。アンケート調
査票作成手段13は、アンケート調査票作成者11がブ
ラウザ上でアンケート調査票を作成する手段である。予
め専用のテンプレート形式のフォーマットを用意し、ア
ンケート調査票作成者はそのフォーマットに入力するこ
とによってアンケート調査票を作成する。また、その際
回答者の通信端末種別をブラウザのみとブラウザと電話
機の両方のどちらにするか、どのような回答形式にする
かを、パターン化したものから選択することによって決
定する。また、作成されたアンケート調査票データを登
録情報記憶部21に格納する。
【0016】アンケート調査票画面生成手段(ブラウザ
用)14は、前記登録されたデータを基にアンケート回
答画面を自動生成する生成手段と、該画面をアンケート
回答者の通信端末上に表示する表示手段を有する。ま
た、アンケート調査表画面情報を、FAXにより取り出
す手段も有する。アンケート調査票音声情報生成手段
(電話用)16は、前記登録されたデータを基にアンケ
ート回答ガイダンス情報を自動生成する生成手段と、該
ガイダンスについてメディア変換機39を利用してアン
ケート回答者の電話機にアナウンスするアナウンス手段
を有する。生成手段として、質問数、質問内容、回答内
容、回答形式等の画面あるいはガイダンス構成情報に基
づいて、画面あるいはガイダンスを構成する。また、表
示又はアナウンス手段として、質問事項毎に表示又はア
ナウンスし、アンケート回答時に自動的に画面又はガイ
ダンスを切り替える手段を有する。さらに、画像の表示
及び音声生成情報を出力する手段をも含む。
【0017】回答データ入力手段(ブラウザ用)15
は、アンケート回答者が、アンケート回答画面に従い、
アンケートの回答をする手段であり、それぞれのアンケ
ート回答画面でアンケートに回答し、その回答内容に従
って、調査票の作成者が意図した通りの順序で質問事項
を表示する手段を有する。また、回答データ入力手段
(電話用)17は、アンケート回答者が、アンケート回
答ガイダンスに従い、アンケートの回答をする手段であ
り、それぞれのアンケート回答ガイダンスでアンケート
に回答し、その回答内容に従って、調査票の作成者が意
図した通りの順序で質問事項をアナウンスする手段を有
する。また、回答者が登録した回答内容に対して、調査
票の作成者の意図に反する入力を防止する手段を有す
る。更に、前記登録された回答データはデータベースに
登録する手段を有する。
【0018】回答データ集計手段18は、回答データを
集計する手段であり、前記データベースに登録された回
答データを質問事項毎に集計する手段を有する。また、
ブラウザ上に集計結果又は表あるいはグラフ表示する手
段を有する。データベース登録・編集手段19は、前記
サーバヘ登録された回答者情報を、カテゴリで振り分
け、回答者データベース化する手段を有する。また、デ
ータベース化された中からモニタの自動抽出(属性・嗜
好等からアンケート回答者の抽出)を行う手段を有す
る。
【0019】データ送信部20は、抽出されたモニタに
対して、アンケート開催やアンケート実施の催促を電子
メールあるいはメディア変換機を利用してのFAXによ
り通知する手段を有する。以上の通り、アンケート調査
に関する一連の業務を全て電子化することにより、手段
が大幅に簡略化し、要する時間を大幅に削減することが
できる。また、回答者はアンケート回答用通信端末をブ
ラウザに限定されない。
【0020】
【実施例】次に、本発明の具体的実施例について説明す
る。図3に、本発明の一実施例によるアンケート処理シ
ステムの構成を示す。同図に示すアンケート処理システ
ムは、アンケート作成者の利用者端末25、アンケート
回答者の利用者端末26、通信ネットワーク40、サー
バ(中央処理手段)38及びメディア変換機39から構
成される。ここで、アンケート作成者の利用者端末25
はパソコンであるが、アンケート回答者の利用者端末2
6は、パソコンの場合と電話機の場合がある。サーバ3
8は、ネットワーク40に接続されており、質問作成部
27、質問表示部28、回答データチェック部(ブラウ
ザ用)29、質問アナウンス部30、回答データチェッ
ク部(電話用)31、回答データ集計部(回答結果表示
部)32、データベース制御部33、データ送信部3
4、登録情報記憶部35、回答者情報記憶部36及び接
続メディア判別部37から構成される。
【0021】利用者端末25は、ネットワーク40を介
してブラウザ上で調査票のデータを入力しサーバ38へ
登録する。また、利用者端末26は、アンケート回答時
に、ネットワーク40を介してブラウザ上において、ま
たは、電話機を利用したガイダンスによって、利用者端
末25が登録した調査票のデータを取得し、ディスプレ
イ上に表示されたアンケート回答画面、又は電話機を利
用した音声ガイダンスに従って、アンケートに回答し、
そのアンケート回答のデータはサーバ38に登録され
る。
【0022】サーバ38の質問作成部27は、予め内部
に記憶された調査票作成のためのテンプレートをネット
ワーク40を介して、利用者端末25に表示する。ま
た、利用者端末25から入力された調査票のデータを取
得して、それらの登録情報記憶部35に登録する。ここ
で、登録情報記憶部35に格納される情報は、図8に例
示されているように、作成者ID、パスワード、調査票
タイトル、ブラウザ用あるいは電話用の質問内容や回答
内容、回答形式、回答条件、分岐情報(回答後の処理)
等である。
【0023】サーバ38の質問表示部28は、質問作成
部27で取得したデータを回答者の利用者端末26で表
示可能な形態に編集し、利用者端末26に表示する。ま
た、質問アナウンス部30は、質問作成部27で取得し
たデータを回答者の利用者端末26でアナウンス可能な
形態に編集し、メディア変換機39へ送る。メディア変
換39は、供給されたデータを音声合成技術によって音
声信号に変換し、利用者端末26へ送る。これにより、
利用者端末26においてアンケートの質問事項がアナウ
ンスされる。サーバ38の回答データチェック部(ブラ
ウザ用)29と回答データチェック部(電話用)31
は、利用者端末26で入力された回答データに対し、調
査票の作成者の意図に準ずるか否かの判定を行い、意図
に反している場合には誤入力回答の旨を利用者端末26
に通知する。
【0024】サーバ38の回答データ集計部32は、登
録情報記憶部35に登録された調査票のデータから、質
問内容、回答形式、回答内容等を取得する。また、登録
されている回答データを質問事項毎に個別集計を行う。
更に、設問内容並びに集計結果を、表又はグラフの形で
表示する。集計結果及び回答データはデータ送信部34
において、作成者の利用者端末25からアクセスがあっ
た時点で、利用者端末25に転送する。サーバ38のデ
ータベース制御部33は、回答者の回答データから属
性、趣味、嗜好を回答者情報記憶部36に登録する。ま
た、作成者の利用者端末25からアンケート調査対象者
の属性等のキーワードを入力することにより、回答者情
報記憶部36から該当するアンケート調査対象者を抽出
する。更に、回答者情報記憶部36から抽出されたアン
ケート調査対象者に対して電子メールあるいはFAXに
よりアンケート開催やアンケート実施の催促を通知す
る。
【0025】以下に、図面と共に上記システムの動作を
説明する。最初に、作成者の利用者端末25からサーバ
38内の質問作成部27にアクセスを行う場合の動作
(利用者端末25の利用者情報の認証)を説明する。予
め登録情報記憶部35には利用者ID、パスワードは登
録済みであるとする。
【0026】図4は、利用者端末25からの認証確認処
理のフローチャートである。 ステップ101 作成者が利用者端末25より、サーバ
38にアクセスする。 ステップ102 利用者端末25のディスプレイに利用
者情報の認証画面が表示される。 ステップ103 作成者が、利用者情報の認証画面の表
示に従い、利用者ID、パスワードを入力する。 ステップ104 入力された情報は正しいか否かを、登
録情報記憶部35の内容を参照して判定し、正しい場合
にはステップ105に移行し、そうでない場合にはステ
ップ103に戻る。 ステップ105 利用者端末25のディスプレイ上に、
その作成者が既に作成したアンケート調査票の一覧画面
が表示される。図5は利用者端末25のディスプレイ上
に表示されたアンケート一覧の画面の例である。アンケ
ート一覧画面は、作成者毎に作成される。新規にアンケ
ート調査票の作成を行う場合には、「新規」ボタンを選
択する。
【0027】次に、作成者がサーバ38内の質問作成部
27に、アクセス終了後のアンケート調査票を作成する
場合の処理を説明する。図6は、作成者が、アンケート
調査票を作成する場合のフローチャートである。 ステップ201 利用者端末25のディスプレイ上に、
アンケート一覧画面を表示する。新規にアンケートを作
成するので、「新規」ボタンを選択する。 ステップ202 利用者端末25のディスプレイ上に、
アンケート回答手段選択画面(その一例を図9に示す)
を表示する。作成者はアンケート回答手段としてブラウ
ザのみでの回答か電話でも回答可能とするかを指定す
る。 ステップ203 利用者端末25のディスプレイ上に、
アンケート管理項目編集画面(その一例を図10に示
す。)を表示する。
【0028】ステップ204 作成者はアンケート調査
票のタイトル、アンケート調査票のエンディングメッセ
ージ等を入力し、また、その文字のサイズ、色、スタイ
ル等の書式を指定する。更に、アンケート開催期間の設
定や、アンケート回答者数の設定、アンケート回答者の
限定等を行う。 ステップ205 入力された情報は正しいか否かを判定
し、正しい場合にはステップ206に移行し、そうでな
い場合はステップ204に移行する。 ステップ206 入力された情報を登録情報記憶部35
に登録する。 ステップ207 アンケート管理項目編集画面中の設問
編集ボタンを選択すると、アンケート本文編集画面(そ
の一例を図11に示す。)を表示する。
【0029】ステップ208 作成者は、ブラウザ用ま
たは電話用の質問内容や回答内容、アンケート形式、回
答条件、分岐情報(回答後の処理)等を入力、また、そ
の書式を指定する。更に画像の指定、音声の出力を指定
する。なお、図7はアンケートの回答形式と選択形式の
一覧である。 ステップ209 入力された情報が正しいか否かを判定
し、正しい場合にはステップ210に移行し、そうでな
い場合にはステップ208に移行する。 ステップ210 入力された情報を登録情報記憶部35
に登録する。なお、図8は登録される項目の例である。 ステップ211 入力された全ての情報に対して総合間
チェック(回答時に既に個別のチェックはなされている
が、ここでは全体をまとめて、回答全体に不都合が無い
かのチェックを行う)を行い、正しいか否かを判定し、
正しい場合にはアンケート調査票の作成を終了し、そう
でない場合にはステップ208に移行する。
【0030】上記のように作成者は利用者端末25のア
ンケート調査票作成画面の表示に従いアンケート調査票
の作成に必要なデータの入力を行う。また、入力された
データは登録情報記憶部35に登録される。なお、図1
0にその例が示されているように、「アンケート管理項
目編集画面」は、テンプレート形式で構成され、この画
面により、アンケートのタイトル、工ンディングメッセ
ージ、アンケート画面の壁紙、アンケートの終了画面の
画像又は音声、アンケートの開催期間、回答者数等の設
定を行う。また、「設問編集」を選択すると、「アンケ
ート本文編集画面」に移行する。「アンケート本文編集
画面」は、図11にその例が示されているように、テン
プレート形式で構成され、この画面により、アンケート
本文が作成される。設問毎に、回答の形式、設問内容、
回答書式、静止画添付及び別画面での表示の有無、ビデ
オ添付の有無、サウンド添付の有無、回答選択肢の内
容、そのさらなる分岐先の設定等を行う。また、この
「アンケート本文編集画面」には、「戻る」、「設問追
加」、「設問削除」、「回答削除」、「回答修正」及び
「レイアウト」(アンケートのレイアウトを見ることが
できる。)等のボタンを有しており、編集中に随時、編
集補助のための選択が可能である。なお、「編集終了」
は、編集が終了したときに選択する。
【0031】次に、回答者の利用者端末26から、ブラ
ウザによりサーバ38内の質問表示部28にアクセス
し、アンケート調査票の回答入力までの動作を説明す
る。また、利用者端末26から、電話機によりサーバ3
8内の質問アナウンス部30にアクセスし、アンケート
調査票の回答入力までの動作も説明する。図12は、回
答者の利用者端末26からの回答入力処理のフローチャ
ートである。まず、ブラウザによる回答入力処理につい
て記載する。
【0032】ステップ301 利用者端末26のディス
プレイ上に、アンケート一覧画面を表示する。その画面
上で実施するアンケートを選択する。 ステップ302 登録情報記憶部35に登録されてい
る、実施するアンケート調査票の全データを取得する。
取得したアンケート調査票のデータから一質問事項分の
データを取得する。更に、取得したデータをHTML形
式(HTML:hyper text markup language)の文書
に、質問事項ごとに一括変換する。図13のステップ4
02〜409はアンケート調査票の表示画面作成までの
フローチャートである。図13における、HTMLへの
文書の変換は、図17に示すような、マイクロソフト社
の「ACTTVE SERVER PAGES」等の開発ツールを用いてH
TML用タグを編集し、利用者端末26のブラウザに送
信する。なお、図17は、「ACTTVE SERVER PAGES」を
用いた背景画面の記述である。このように、図・表は、
別に作成してHTML上に呼び込んで表示する。
【0033】ステップ303 利用者端末26のディス
プレイ上にアンケート調査回答画面が表示される。な
お、アンケート調査回答画面の表示は一質問事項毎に表
示される。図14は利用者端末26のディスプレイ上に
表示される画面の例である。 ステップ304 表示画面の質問事項に従って、回答者
が回答を入力する。 ステップ305 入力された回答データは、登録情報記
憶部35に登録されている回答条件と回答後の処理を参
照し判定して、回答後の処理で指定されているステップ
に移行する。ここでは、ステップ306に移行する。こ
こで、回答後の処理とは、例えば、設問1での回答結果
により、次の設問2へは進まずに、必要な設問番号へ移
行する処理である。(ここでは、ステップ306) ステップ306 入力された情報を、登録情報記憶部3
5に登録する。
【0034】ステップ307 全質問事項終了か否かを
判定し、全質問事項が終了であればアンケート実施終了
フラグを設定し、アンケート一覧画面を表示する。そう
でない場合にはステップ303に移行する。アンケート
実施終了フラグの設定により、一度実施したアンケート
は回答できなくなる(アンケート二重回答の防止)。上
記のように回答者は利用者端末26のアンケート調査回
答画面の表示に従い、アンケート調査票の回答入力を行
う。また、入力された回答データは登録情報記憶部35
に登録される。
【0035】次に、電話機による回答入力処理について
記載する。 ステップ309 利用者端末26の電話機に、アンケー
ト選択ガイダンスをアナウンスする。 ステップ310 選択されたアンケート調査票のデータ
を登録情報記憶部35より取得する。そして、取得した
データをメディア変換機39が解釈可能な文書に、質問
事項ごとに一括変換する。図13のステップ410〜4
15はアンケート調査票の音声ガイダンス作成までのフ
ローチャートである。図13における、音声ガイダンス
情報への変換は、図18に示すような、NTT−IT社
のメディア変換機(FaxSurf)用の「I'MScript」を用い
てI'MScript用タグを編集し、メディア変換機経由で利
用者端末26の電話機に送信する。なお、図18は、
「I'M Script」を用いた音声ガイダンス例の記述であ
る。
【0036】ステップ311 利用者端末26にアンケ
ート調査回答ガイダンスがアナウンスされる。なお、ア
ンケート調査回答ガイダンスのアナウンスは一質問事項
毎にアナウンスされる。 ステップ312 ガイダンスの質問事項に従って、回答
者がガイダンスが指示する電話機のプッシュボタン(P
B信号)によって回答を入力する。 ステップ313 入力された回答デー夕PB信号は、メ
ディア変換機でPB信号からCGI(Common Gateway I
nterface) へのリクエスト情報に変換されてサーバ3
8に送信され、登録情報記憶部35に登録されている回
答条件と回答後の処理を参照し判定され、回答後の処理
で指定されているステップに移行する。ここでは、ステ
ップ314に移行する。ここで、回答後の処理とは、例
えば、設問1での回答結果により、次の設問2へは進ま
ずに、必要な設問番号へ移行する処理である(ここで
は、ステップ314)。 ステップ314 入力された情報を、登録情報記憶部3
5に登録する。
【0037】ステップ315 全質問事項終了か否かを
判定し、全質問事項が終了であればアンケート実施終了
フラグを設定し、アンケート終了ガイダンスをアナウン
スする。そうでない場合にはステップ311に移行す
る。アンケート実施終了フラグの設定により、一度実施
したアンケートは回答できなくなる(アンケート二重回
答の防止)。上記のように回答者は利用者端末26のア
ンケート調査回答ガイダンスのアナウンスに従い、アン
ケート調査票の回答入力を行う。また、入力された回答
データは登録情報記憶部35に登録される。
【0038】なお、上記図13は、次のステップよりな
っている。 ステップ401 サーバ38へのアクセス端末種別の判
別 アクセス端末種別がブラウザの場合のステップを以下に
記載する。 ステップ402 登録情報記憶部35よりアンケート調
査データを取得 ステップ403 質問事項毎にデータを取得 ステップ404 質問内容および書式を取得 ステップ405 画像、音声情報の取得 ステップ406 回答形式を取得 ステップ407 回答選択肢数、選択肢内容および書式
を取得 ステップ408 HTML形式の文書に一括変換 ステップ409 アンケート調査回答画面を表示
【0039】次に、アクセス端末種別が電話の場合のス
テップを以下に記載する。 ステップ410 登録情報記憶部35よりアンケート調
査データを取得 ステップ411 質問事項毎にデータを取得 ステップ412 質問内容を取得 ステップ413 回答選択肢内容を取得 ステップ414 音声ガイダンス情報に一括変換 ステップ415 アンケート調査回答ガイダンスをアナ
ウンス
【0040】次に、作成者の利用者端末25がサーバ3
8にアクセス終了後のサーバ38内の回答データ集計部
32における動作を説明する。図15は回答データ集計
処理のフローチャートである。 ステップ501 利用者端末25のディスプレイ上にア
ンケート一覧画面を表示する。作成者が集計したいアン
ケートを選択する。 ステップ502 登録情報記憶部35に登録されている
選択されたアンケート回答データを質問事項毎に取得す
る。 ステップ503 登録情報記憶部35に登録されている
質問文、回答形式、回答内容を取得する。更に、ステッ
プ502で得られた集計結果をマージしてHTMLの文
書を生成する。 ステップ504 利用者端末25のディスプレイ上に集
計結果を表示する。
【0041】図16に集計結果表示画面の例を示す。タ
イトルの下に表が、更にその下にグラフが表示されてい
る。なお、「集計結果全問表示」ボタン及び「CSV
(Comma Separated Value)ファイル作成」ボタンを有
しており、「集計結果全問表示」ボタンを選択したとき
は、利用者端末に全設問の集計結果が表形式で表示され
る。また、「CSVファイル作成」ボタンを選択した時
には、回答データのCSVファイルが作成される。作成
者は、これらの表やファイルを使用し、作成者の有する
ソフトを用いて、集計結果のデータを独自に加工し、利
用することが可能となる。
【0042】図19及び図20は、これらのCSVファ
イル作成概念、及び全問集計結果表示画面作成概念のフ
ローチャートである。いずれも、アンケートのタイトル
等を書き込んだ後に、登録情報記憶部35から設問内
容、回答選択肢、回答数、及び回答者情報に関するデー
タを取り込んで画面を作成している。次のステップより
なる。
【0043】ステップ601 集計画面からCSVファ
イル作成ボタンを押す。 ステップ602 回答データに追加して表示する回答者
情報を選択する。 ステップ603 アンケートのタイトル等を取得、表示
する。 ステップ604 アンケートの開催期間を取得、表示す
る。 ステップ605 設問文、回答選択肢を取得、表示す
る。設定数繰り返す。 ステップ606 選択されたアンケートの回答データの
中から回答完了状態のデータと表示選択された回答者情
報を取り出す。 ステップ607 回答者情報を表示する。 ステップ608 回答形式を判断し、フリーアンサーで
あれば全回答データを書き込む。ラジオボタン、チェッ
クボックス、コンボボックスの場合は、回答データがあ
れば「1」を無ければヌルを書き込み、これを設問数だ
け繰り返し、さらに回答者数だけ繰り返す。
【0044】ステップ701 集計結果画面から集計結
果全問表示ボタンを押す。 ステップ702 アンケートタイトル等を取得する。 ステップ703 集計結果画面にタイトルを表示する。 ステップ704 集計結果画面に設問文を表示する。 ステップ705 集計結果画面に回答選択肢を表示す
る。 ステップ706 回答形式を判別する。 ステップ707 回答形式がラジオボタン、チェックボ
ックス、コンボボックスの場合は、回答完了状態の回答
の個数を集計、表示する。 ステップ708 回答形式がフリーアンサーの場合は、
全回答データ表示用ボタンを表示する。 ステップ709 全設問表示完了であれば処理を終了
し、完了でない場合は、ステップ704に移行する。
【0045】次に、表とグラフの作成について説明す
る。図21と図22はそのフローチャートである。それ
ぞれ別のプログラムであるが、ここでは、表を作成した
後にグラフを作成したフローとなっている。次のステッ
プよりなる。 ステップ801 一覧画面からユーザー名とパスワード
とアンケート番号の取得 ステップ802 ユーザ名とパスワードのチェック ステップ803 選択されたアンケートの設問文を全て
取得 ステップ804 現在画面に表示する設問のアンケート
形式を判定 ステップ805 全回答データを表示 ステップ806 画面に表示するページの回答選択肢を
取得 ステップ807 各回答選択肢毎に、回答完了状態の回
答の個数を計算する ステップ808 グラフの表示へ 表を作成した後にグラフを作成するフローとなってい
る。グラフ作成のフロー(図22)は次のステップより
なる。
【0046】ステップ901 グラフ表示のフローチャ
ートの始め ステップ902 回答形式の判定(単一か複数か) ステップ903 複数の場合のグラフパターンの設定
(例、棒グラフ) ステップ904 単一の場合のグラフパターンの設定
(例、円グラフ) ステップ905 タイトルの設定 ステップ906 設問文を設定 ステップ907 回答選択肢と集計結果を設定 ステップ908 回答選択肢数を設定 ステップ909 グラフの表示
【0047】図23は、図16のようなHTML形式の
画面表示の作成記述例である。M101からM106は
次のような意味である。 M101 タイトル「アンケートについて」をHTML
画面に埋め込む。 M102 設問の選択肢「あなたはアンケートシステム
を使用・・」等を埋め込む。 M103 「決定ボタン」の埋め込み。 M104 表を作成し、画面に埋め込む(ただし、枠は
別に作成し埋め込む)。 M105 アプレットを起動し、グラフを作成するプロ
グラムを示す関数を記述し、グラフを作成するための別
プログラムを起動する。ここでは、円グラフの作成を示
す。次に、グラフの表示の高さ、大きさを指定し、更に
グラフ作成に必要な数字、文字のパラメータを関数に当
てはめる。その結果、アプレットの機能により作成され
た円グラフがHTML画面上に表示される。 M106 集計結果表示画面のグラフの下部のボタンの
作成
【0048】上記のように、回答データ集計部32で
は、登録情報記憶部35に登録されている回答データを
基に集計を行い、集計結果の表示の準備及び表示を行
う。次に、サーバ38内のデータベース制御部33にお
ける、回答者情報の登録、抽出及び通知の動作について
説明する。
【0049】回答者情報の獲得と登録は、サーバ38内
の登録情報記憶部35より、アンケート管理者の指示に
従い回答者に関する、ユーザID、パスワード、氏名、
メールアドレス、電話番号等の属性情報を獲得し、獲得
した回答者情報をカテゴリ別に分類して、回答者情報記
憶部36に登録する。回答者(モニタ)の抽出は、サー
バ38内の回答者情報記憶部36に登録されている回答
者の中から、アンケート作成者が入力するキーワードと
回答者情報を比較し、一致すればその回答者を抽出す
る。
【0050】回答者(モニタ)への通知は、上記のよう
に抽出された回答者情報の中から、メールアドレス情報
を抽出し、一つのグループを作成する。更に、作成され
たグループを基にアンケート案内を、サーバ38内のデ
ータ送信部34が、該当回答者にメール通知をして行
う。以上述べたように、本実施例によれば、アンケート
調査業務における手順を大幅に簡略化する事が可能とな
り、作業に要する時間を大幅に削減できる。また、質問
事項毎に回答入力チェックの実施、アンケート二重回答
の防止により、信頼性の高い調査結果が得られる。ま
た、ブラウザのみならず、電話機からもアンケート回答
が可能となる。
【0051】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れることなく、特許請求の範囲内で様々な変更・応用が
可能である。例えば、サーバ38の機能は、物理的に一
個所に設けるので無く分散して設け全体としてサーバ3
8の機能を有するようにしても良い。また、サーバ38
の機能をネットワーク機能の一部として設けても良い。
その場合において、利用者端末もそのネットワークの一
部としても良い。この場合のサーバは、仮想電子アンケ
ート調査センターとして位置づけられる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、アンケート調査業務における手順を大幅に簡略化
し、要する時間を大幅に削減することができると共に、
パソコンを有していない回答者にもアンケートに加わっ
てもらうことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の動作を説明するための
フローチャートである。
【図2】 本発明一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 本発明の一実施例によるアンケート処理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図4】 同実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートであり、利用者端末25からの認証確認処理の過程
を示すフローチャートである。
【図5】 同実施例におけるアンケート一覧画面の表示
例を示す図である。
【図6】 同実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートであり、アンケート作成者がアンケート調査票を作
成する過程を示すフローチャートである。
【図7】 同実施例におけるアンケート調査の回答形式
と選別形式の一覧を示す図である。
【図8】 同実施例における登録情報記憶部35に登録
される項目の一例を示す図である。
【図9】 同実施例における回答手段選択画面の表示例
を示す図である。
【図10】 同実施例におけるアンケート管理項目編集
画面の一例を示す図である。
【図11】 同実施例におけるアンケート本文編集画面
の一例を示す図である。
【図12】 同実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートであり、利用者端末26からの回答入力処理の過
程を示すフローチャートである。
【図13】 同実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートであり、アンケート調査票の表示画面作成および
音声ガイダンス作成までの過程を示すフローチャートで
ある。
【図14】 同実施例におけるアンケート調査回答画面
の一例を示す図である。
【図15】 同実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートであり、回答データ集計処理の過程を示すフロー
チャートである。
【図16】 同実施例における集計結果の表示画面の一
例を示す図である。
【図17】 同実施例におけるHTML自動作成のプロ
グラム例を示す図である。
【図18】 同実施例におけるI’M Scriptのプログラ
ムを示す図である。
【図19】 同実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートであり、CSV形式ファイル作成の過程を示すフ
ローチャートである。
【図20】 同実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートであり、集計結果全問表示画面の作成過程を示す
フローチャートである。
【図21】 同実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートであり、表作成の過程を示すフローチャートであ
る。
【図22】 同実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートであり、グラフ作成の過程を示すフローチャート
である。
【図23】 同実施例における表およびグラフ作成の過
程を示すプログラム例を示す図である。
【符号の説明】
25 利用者端末(アンケート作成者) 26 利用者端末(アンケート回答者) 27 質問作成部 28 質問表示部 29 回答データチェック部(ブラウザ用) 30 質問アナウンス部 31 回答データチェック部(電話用) 32 回答データ集計部(回答結果表示部) 33 データベース制御部 34 データ送信部 35 登録情報記憶部 36 回答者情報記憶部 37 接続メディア判別部 38 サーバ(電子アンケート調査センター装置) 39 メディア変換機 40 通信ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日野 正義 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 生宗 正幸 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山岸 義男 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 早川 安 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA06 BB00 CC00 DD01 DD03 DD05 EE02 FF03 FF06 FF09 GG04 GG06 GG07 GG09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理手段と、アンケート調査票作成
    者が使用する第1の端末装置と、アンケート回答者が使
    用する第2の端末装置と、前記中央処理手段および前記
    第1、第2の端末装置間を接続する接続手段とからなる
    アンケート処理システムにおいて、 前記アンケート調査票作成者が、予め第1の記憶手段内
    に記憶されたアンケート調査票のフォーマットを使用し
    て、前記第1の端末装置においてアンケート調査票及び
    これに関連する回答形式を作成する第1の処理と、 前記アンケート調査票及びこれに関連する回答形式を第
    2の記憶手段に記憶させる第2の処理と、 前記アンケート回答者が、前記第2の端末装置を前記接
    続手段を介して前記中央処理手段に接続した時に、ブラ
    ウザを使用して接続したか電話機を使用して接続したか
    を判別する第3の処理と、 前記第3の処理の判別結果にあわせて、前記アンケート
    調査票に基づく質問事項を前記アンケート回答者に表示
    またはアナウンスする第4の処理と、 前記第4の処理による表示またはアナウンスに応じて前
    記アンケート回答者が前記第2の端末装置によって答え
    た回答データを第3の記憶手段に記憶させる第5の処理
    と、 前記第3の記憶手段内のデータを集計する第6の処理
    と、 を具備することを特徴とするアンケート処理方法。
  2. 【請求項2】 前記第4の処理は、前記アンケート回答
    者がブラウザを使用して前記中央処理手段に接続した場
    合は、前記質問事項を表示データに変換して前記第2の
    端末装置へ送信し、また、前記アンケート回答者が電話
    機を使用して前記中央処理手段に接続した場合は、前記
    質問事項を音声合成によって音声信号に変換して前記第
    2の端末装置へ送信することを特徴とする請求項1に記
    載のアンケート処理方法。
  3. 【請求項3】 中央処理手段と、アンケート調査票作成
    者が使用する第1の端末装置と、アンケート回答者が使
    用する第2の端末装置と、前記中央処理手段および前記
    第1、第2の端末装置間を接続する接続手段とからなる
    アンケート処理システムにおいて、 予めアンケート調査票のフォーマットが記憶された第1
    の記憶手段と、 前記アンケート調査票のフォーマットを前記第1の記憶
    手段から読み出し、前記第1の端末装置に表示させる表
    示手段と、 前記アンケート調査票作成者が前記第1の端末装置によ
    って作成したアンケート調査票及びこれに関連する回答
    形式を第2の記憶手段に書き込む第1の書込手段と、 前記第2の端末装置が前記接続手段を介して前記中央処
    理手段に接続された時に、ブラウザを使用して接続され
    たか電話機を使用して接続されたかを判別する判別手段
    と、 前記判別手段の判別結果にあわせて、前記アンケート調
    査票に基づく質問事項を前記第2の端末装置に表示また
    はアナウンスする質問出力手段と、 前記質問出力手段による表示またはアナウンスに基づい
    て前記アンケート回答者が前記第2の端末装置によって
    答えた回答データを第3の記憶手段に記憶させる第2の
    書込手段と、 前記第3の記憶手段内のデータを集計する集計手段と、 を具備することを特徴とするアンケート処理システム。
  4. 【請求項4】 前記質問出力手段は、前記アンケート回
    答者がブラウザを使用して前記中央処理手段に接続した
    場合は、前記質問事項を表示データに変換して前記第2
    の端末装置へ送信し、また、前記アンケート回答者が電
    話機を使用して前記中央処理手段に接続した場合は、前
    記質問事項を音声合成によって音声信号に変換して前記
    第2の端末装置へ送信することを特徴とする請求項3に
    記載のアンケート処理システム。
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