JP2002222878A - 不揮発性半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体装置およびその製造方法

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JP2002222878A
JP2002222878A JP2001018708A JP2001018708A JP2002222878A JP 2002222878 A JP2002222878 A JP 2002222878A JP 2001018708 A JP2001018708 A JP 2001018708A JP 2001018708 A JP2001018708 A JP 2001018708A JP 2002222878 A JP2002222878 A JP 2002222878A
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substrate
insulating layer
floating gate
semiconductor device
forming
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JP2001018708A
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Naoki Tsuji
直樹 辻
Akinobu Teramoto
章伸 寺本
Kazutoshi Wakao
和年 若尾
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩留まりを下げることなく、フローティング
ゲートと基板との間の寄生容量を減少させる。 【解決手段】 基板を提供するステップと、基板上に第
1の絶縁層を積層するステップと、導電性の材料によ
り、第1の絶縁層上にフローティングゲートの軸部を積
層するステップと、基板にソースとドレインとを形成す
るステップと、軸部に近接して、吸湿性の材料を堆積す
るステップと、導電性の材料により、吸湿性の材料の上
部にフローティングゲートのフィン部を形成するステッ
プと、フィン部上に、第2の絶縁層を積層するステップ
と、導電性の材料により、第2の絶縁層上にコントロー
ルゲートを形成するステップと、吸湿性の材料を気相雰
囲気内でエッチングし、フィン部の下に空洞領域を形成
するステップとからなる、不揮発性半導体装置の製造方
法等を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の構造
およびその製造方法に関する。より具体的には、本発明
は、フローティングゲート(浮遊ゲート)を有する不揮
発性半導体装置の構造およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のAND型の不揮発性半
導体装置110の断面図である。不揮発性半導体装置1
10は、フラッシュメモリ等として利用される。なお図
示されないが、実際にはセルの両側には素子分離領域お
よび周辺回路領域が形成されている。不揮発性半導体装
置110は、基板111上にCVD(Chemical Vapor D
eposition)により堆積された酸化膜(例えば、TEO
S膜)内に、T字形のフローティングゲート112と、
コントロールゲート113とを有する。T字形のフロー
ティングゲート112を採用することで、フローティン
グゲート112とコントロールゲート113との間のオ
ーバーラップ面積を増大させることができる。その結
果、フローティングゲート112とコントロールゲート
113との間の容量を大きくすることができる。
【0003】フローティングゲート112とコントロー
ルゲート113との間の容量を大きくすべき理由は、フ
ローティングゲート112とコントロールゲート113
とのカップリングを向上させて、セルのパフォーマンス
を向上させるためである。以下、より詳しく説明する。
フローティングゲート112とコントロールゲート11
3との間の容量をC1、フローティングゲート112と
基板111との間の容量をC2とする。例えば、C2に
比べてC1が大きくなるほど、より低いゲート電圧で書
き込み動作または消去動作ができる。換言すれば、C2
に比べてC1が大きくなるほど、同じゲート電圧では書
き込み時間および消去時間をより短くできる。すなわ
ち、セルのパフォーマンスは向上する。したがって、フ
ローティングゲート112とコントロールゲート113
との間の容量C1は大きいほうがよく、さらにはフロー
ティングゲート112と基板111との間の容量C2は
小さいほうがよい。
【0004】ここで、C2は主に2つの容量から構成さ
れる。すなわち、T字型フローティングゲート112の
軸部(縦方向の部分)と基板111ととの間の容量C2
−a、および、T字型フローティングゲート112の腕
部(横方向の部分)と基板111との間の容量C2−b
である。C2−aは、不揮発性半導体におけるいわゆる
トンネル領域の容量となり、セルにとって本質的に必要
な部分である。一方C2−bは、セルの動作とは本質的
に無関係な、いわゆる寄生容量である。
【0005】よって、容量C2のうち容量C2−bを小
さくすると、フローティングゲート112とコントロー
ルゲート113とのカップリングは向上し、セルのパフ
ォーマンスは向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の不揮発
性半導体装置110の構造では、寄生容量C2−bを小
さくすることは困難であった。より詳しく説明すると、
寄生容量C2−bを小さくするためには、フローティン
グゲート112の腕部分と基板111との距離を大きく
すること、すなわち、基板111からのフローティング
ゲート112の腕部分の位置を高くすることが望まし
い。しかし、ゲートエッチングプロセスの制約から腕部
分の位置を高くすることは困難であった。
【0007】腕部分の位置を高くできない理由を説明す
ると、まず腕部分の位置を高くすると、必然的にエッチ
ングすべき軸部の縦方向の長さが増加する。一般にエッ
チングプロセスにおいては、プロセスばらつき等を考慮
し、被エッチング物の実際の量に対して所定の割合でオ
ーバーエッチングを行う。したがって、腕部分の位置を
高くすると、エッチング距離が長くなること、および、
オーバーエッチングを含めるとエッチング量は増加す
る。ところが、ゲートエッチングにおいてはゲート下に
存在するトンネル酸化膜が突き抜けない程度のエッチン
グ時間で終了しなければならない。つまり、エッチング
時間を長く設定すると、エッチング時にトンネル酸化膜
を突き破りセルの動作不良を引き起こす。またエッチン
グ時間を短く設定すると本来エッチングされるべきゲー
ト材が残り、セルとセルとのショートを引き起こす。し
たがって、エッチング時間には上限と下限が存在する。
よって、プロセスばらつきによる歩留まり低下を起こす
ことなく、軸部の被エッチング距離を増やす(腕部の位
置を高くする)ことはできなかった。
【0008】さらに、フローティングゲート112、お
よび、基板111の間に存在するCVD酸化膜は、比誘
電率が約4程度あるため、寄生容量を増大する一因とな
っている。
【0009】本発明の目的は、歩留まりを下げることな
く、フローティングゲートと基板との間の寄生容量を減
少させることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
装置の製造方法は、コントロールゲートと、フィン部お
よび軸部からなるフローティングゲートとを備えた不揮
発性半導体装置の製造方法であって、基板を提供するス
テップと、基板上に、第1の絶縁層を積層するステップ
と、導電性の材料により、第1の絶縁層上にフローティ
ングゲートの軸部を積層するステップと、基板にソース
とドレインとを形成するステップと、積層された前記軸
部に近接して、吸湿性の材料を堆積するステップと、前
記導電性の材料により、前記吸湿性の材料の上部にフロ
ーティングゲートのフィン部を形成するステップと、前
記フィン部上に、第2の絶縁層を積層するステップと、
導電性の材料により、積層された第2の絶縁層上にコン
トロールゲートを形成するステップと、堆積された前記
吸湿性の材料を気相雰囲気内でエッチングし、フィン部
の下に空洞領域を形成するステップとからなる、不揮発
性半導体装置の製造方法であり、これにより上記目的が
達成される。
【0011】前記吸湿性の材料はシリカグラス、例え
ば、ボロン(B)またはリン(P)を含むシリカグラス
であってもよい。
【0012】前記気相雰囲気は、気相HF雰囲気であっ
てもよい。
【0013】本発明の不揮発性半導体装置の製造方法
は、コントロールゲートと、フィン部および軸部からな
るフローティングゲートとを備えた不揮発性半導体装置
の製造方法であって、基板を提供するステップと、基板
上に、第1の絶縁層を積層するステップと、導電性材料
により、第1の絶縁層上にフローティングゲートの軸部
を積層するステップと、基板にソースとドレインとを形
成するステップと、積層された前記軸部に近接して、比
誘電率が3以下の材料を堆積するステップと、前記導電
性の材料により、前記比誘電率が3以下の材料の上部に
フローティングゲートのフィン部を形成するステップ
と、前記フィン部上に、第2の絶縁層を積層するステッ
プと、導電性の材料により、積層された第2の絶縁層上
にコントロールゲートを形成するステップとからなる、
不揮発性半導体装置の製造方法であり、これにより上記
目的が達成される。
【0014】前記比誘電率が3よりも小さい材料の層
は、フッ素化シリコン酸化膜、フッ素化アモルファスカ
ーボン膜、または炭化シリコン酸化膜のいずれかにより
形成される層であってもよい。
【0015】本発明の不揮発性半導体装置は、ソースお
よびドレインが形成された基板と、基板上に積層された
第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層の上に形成され、フ
ィン部および軸部からなる導電性のフローティングゲー
トであって、フィン部と基板との間に空洞領域を有する
フローティングゲートと、前記フィン部上に形成された
第2の絶縁層と、前記第2の絶縁層上に形成された導電
性のコントロールゲートとを有する不揮発性半導体装置
であり、これにより上記目的が達成される。
【0016】本発明の不揮発性半導体装置は、ソースお
よびドレインが形成された基板と、基板上に積層された
第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層の上に形成され、フ
ィン部および軸部からなる導電性のフローティングゲー
トであって、フィン部と基板との間に、比誘電率が3よ
りも小さい材料の層が形成されているフローティングゲ
ートと、前記フィン部上に形成された第2の絶縁層と、
前記第2の絶縁層上に形成された導電性のコントロール
ゲートとを有する不揮発性半導体装置であり、これによ
り上記目的が達成される。
【0017】前記比誘電率が3よりも小さい材料の層
は、フッ素化シリコン酸化膜、フッ素化アモルファスカ
ーボン膜、または炭化シリコン酸化膜のいずれかにより
形成される層であってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の実施の形態を説明する。
【0019】まず、本発明による不揮発性半導体装置の
構造および動作原理を概略的に説明する。不揮発性半導
体装置100のより詳細な構造は、不揮発性半導体装置
100の製造プロセスの説明に関連して後述する。な
お、不揮発性半導体装置100の例としてAND型不揮
発性半導体装置に関して説明するが、AND形以外の半
導体装置に対しても本発明の手法は適用できる。また、
ゲートにフィン(後述)構造を備えた半導体装置であれ
ば、ゲートと基板との寄生容量を減少させるために、本
発明による製造方法を適用できる。
【0020】図1は、不揮発性半導体装置100の断面
図である。不揮発性半導体装置100は複数の記憶素子
(セル)を備え、フラッシュメモリ等として利用され
る。図では単一のセル部分のみを示すが、実際にはセル
の両側には素子分離領域、周辺回路領域が形成されてい
る。不揮発性半導体装置100は、基板1の上方に形成
されたT字形のフローティングゲート7と、コントロー
ルゲート11とを備えている。T字形のフローティング
ゲート7を採用することで、従来と同様、フローティン
グゲート7とコントロールゲート11との間の容量が向
上する。
【0021】また、基板1とフローティングゲート7と
の間には、トンネル酸化膜(図示せず)が設けられ、基
板1にはメモリセルトランジスタの2つのn領域(図
示せず)が形成されている。基板1に平行な方向(横方
向)に延びたフローティングゲート7の腕部分(以下、
「フィン」という)は、メモリセルトランジスタの2つ
のn領域の上方に存在する。なお、基板1に垂直な方
向(縦方向)に延びたフローティングゲート7の軸部分
は、以下「軸部」という。フローティングゲート7は、
フィン部と軸部とから構成される。
【0022】本発明の不揮発性半導体装置100の特徴
は、フィンと基板1との間の領域に、空洞領域を形成し
たこと、または、比誘電率が低い膜を形成したことにあ
る。従来、この領域には比誘電率が4程度あるTEOS
膜等の酸化膜が形成されていた。本発明の構造によれ
ば、比誘電率1の空洞、または比誘電率が4よりも低い
膜の層を形成することにより、フィンと基板1との間の
寄生容量を従来よりも大幅に減少することができる。
【0023】次に、不揮発性半導体装置100がメモリ
として動作する原理は以下のとおりである。不揮発性半
導体装置100では、コントロールゲート11に所定の
電圧を印加したとき、基板1に形成されたメモリセルト
ランジスタに電流が流れない場合と流れる場合とに応じ
て、記憶されたデータを読み出すことができる。より詳
しくは、フローティングゲート7に電子が注入され負に
帯電している場合には、電子の影響でコントロールゲー
ト11からみたメモリセルトランジスタのオン電圧V
th1は高くなる(書き込みされた状態)。逆に負に帯
電していなければ、コントロールゲート11からみたメ
モリセルトランジスタのオン電圧Vth2は低い(書き
込みされていない状態)。したがって、コントロールゲ
ートに電圧Vth1と電圧Vth2との中間の電圧を印
加し、メモリセルトランジスタがオンするか否かで、デ
ータが記憶されているか否かを判断できる。
【0024】ここで留意すべきは、フローティングゲー
ト7は、フローティングゲート7と基板1との間に存在
し電子のやり取りを行うトンネル酸化膜、および、フロ
ーティングゲート7と基板1との間に存在するONO膜
によって完全に絶縁されているので、フローティングゲ
ート7に存在する電子は逃げられないことである。これ
により半導体記憶装置100は、不揮発性メモリとして
機能する。
【0025】次に、不揮発性半導体装置100の製造プ
ロセスを説明する。図2は、素子分離領域1−1および
1−2が形成された基板1を示す。素子分離領域1−1
および1−2は、エッチングされたシリコン基板部分
に、例えば、TEOS(TetraEtyle Ortho Silicate)
等の絶縁物が埋め込まれたSTI(Shallow Trench Iso
lation)により形成され、基板1上に形成される複数の
トランジスタ相互を電気的に絶縁する。次に、基板1に
NウェルおよびPウェル(図示せず)が形成される。N
ウェルは、例えば、リン(P)を高エネルギー注入する
ことで、またPウェルは、例えば、ボロン(B)を高エ
ネルギー注入することで形成できる。
【0026】図3は、さらに、熱酸化により形成された
トンネル酸化膜2と、ドープトアモルファスシリコン膜
3と、シリコン窒化膜4とが堆積された基板1を示す。
トンネル酸化膜2は、膜厚が約9nmの絶縁層である。
トンネル酸化膜2は薄い膜であるので、強い電界をかけ
ると電子は通り抜ける。この電子の流れは一般にFNト
ンネル電流として知られている。ドープトアモルファス
シリコン膜3は、後のフローティングゲートの軸部であ
り、膜厚は約100nmである。シリコン窒化膜4の膜
厚は、約200nmである。なお、本実施の形態では、
「堆積」とは、CVD(Chemical Vapor Deposition)
等の周知の堆積技術による材料の堆積を表す。
【0027】図4は、LDD(Lightly Doped Drain)
構造のメモリセルトランジスタが形成された基板1を示
す。メモリセルトランジスタの形成過程は以下のとおり
である。まず図3に示す基板1に対し、メモリセル部の
みレジストパターニングして、ドープトアモルファスシ
リコン3の上のシリコン窒化膜4をエッチングする。そ
の後レジストを除去する。ついで、このようにしてパタ
ーニングされたシリコン窒化膜4の一部をマスクとし
て、約100nmのドープトアモルファスシリコンをエ
ッチングする。これにより、素子分離領域の間にフロー
ティングゲートの一部が形成される。
【0028】その後、メモリセルトランジスタのN
域を形成するため、例えば、ヒ素(As)を注入する。
注入は、例えば40KeV で約2×1014個行う。さら
にTEOS酸化膜を約50nm堆積した後、異方性エッ
チング(サイドウォールエッチング)により、サイドウ
ォール5を形成する。最後にメモリセルトランジスタの
領域を形成するため、サイドウォール5越しにヒ素
(As)を注入する。注入は、例えば40KeV で約1×
1015個行う。以上の工程により、LDD構造のメモ
リセルトランジスタを形成できる。
【0029】図5は、さらに酸化膜6が形成された基板
1を示す。本発明の特徴の1つは、この酸化膜6を、高
い吸湿性の材料であるシリカグラスを堆積して形成する
ことにある。さらに酸化膜6は、後にフローティングゲ
ートの軸部となるドープトアモルファスシリコン膜3に
近接して、より具体的にはサイドウォールを挟んで形成
される。吸湿性の高いシリカグラスとは、例えば、ボロ
ン(B)またはリン(P)を含有する材料である。ボロ
ン(B)およびリン(P)を両方含んでいてもよい。後
述のように、吸湿性の高いシリカグラスを用いることに
より気相HF処理で選択的なエッチングが可能となり、
フィン(図1)の下に空洞領域を形成できる。なお従来
は、酸化膜6はTEOSを材料として形成されていた。
【0030】図6は、酸化膜6を化学的機械研磨(CM
P:Chemical Mechanical Polishing)した基板1を示
す。CMPにより、シリコン窒化膜4より上方の酸化膜
6が除去される。
【0031】図7は、このような基板1を用いること
で、露出したドープトアモルファスシリコン膜3の上に
さらに形成されるフィンの形状をT字形にできる。図7
に示す基板1は、図6に示す基板1に対して以下のよう
な工程を経て得ることができる。まず、シリコン窒化膜
4と酸化膜6とを酸化膜ドライエッチングする。エッチ
ングは約150nm行う。続いて、熱燐酸によりドープ
トアモルファスシリコン膜3上のシリコン窒化膜4を除
去する。これによりドープトアモルファスシリコン膜3
の上面と酸化膜6の上面の高さがほぼ一様になる。ここ
でいう「ドープトアモルファスシリコン膜3」とは、よ
り具体的には2つの素子分離領域の間に存在する膜部分
であり、フローティングゲートの軸部である。この工程
により、ドープトアモルファスシリコン膜3は露出する
こととなる。
【0032】図8は、ドープトアモルファスシリコン膜
7と、その上にONO(Oxide-Nitride- Oxide)膜8と
をさらに堆積した基板1を示す。まず、膜7の形成工程
を説明する。図7の基板1に対して、ドープトアモルフ
ァスシリコン膜7が堆積される。その厚さは約40nm
である。なお、膜3と7とは、同じ「ドープトアモルフ
ァスシリコン膜」と言及されるが、リン(P)のドーピ
ング量、その他の材料は同じあっても、異なっていても
よい。そして、レジストパターニングし、それをマスク
としてドープトアモルファスシリコン膜7をエッチング
する。これにより、フローティングゲートのフィンが形
成される。すなわち、ドープトアモルファスシリコン膜
3および7により、不揮発性半導体装置100のフロー
ティングゲートが形成されることになる。フローティン
グゲートの形状は、エッチングの量を適切にすれば、T
字形に与えることは容易である。
【0033】なお、基板1からのドープトアモルファス
シリコン膜7までの距離(すなわち、基板1からのフィ
ンの高さ)に応じて、その間の寄生容量が異なる。メモ
リセルの動作の観点からは、寄生容量は小さいほうがよ
い。寄生容量は、フローティングゲートとコントロール
ゲートとの間の容量に影響を与え、その結果、メモリセ
ルの書き込み/消去時間の性能を左右するからである。
【0034】続いて、ONO膜8の堆積が行われる。O
NO膜8は、基板1に近い方(下方)から順に、酸化
膜、窒化膜、酸化膜で構成された三層構造の絶縁膜であ
る。厚さは順に約6nm、約10nm、約6nmであ
る。ONO膜8は、一般の不揮発性半導体記憶装置にお
けるONO膜と同じである。これまでの説明から明らか
なように、フローティングゲート3および7は、下部の
基板1との間では絶縁層であるトンネル酸化膜と接し、
上部でも絶縁層であるONO膜と接していることが理解
される。
【0035】図9は、ドープトアモルファスシリコン膜
11と、WSi膜12と、TEOS酸化膜13とが、O
NO膜8の上に堆積された基板1を示す。ドープトアモ
ルファスシリコン膜11は、不揮発性半導体装置100
(図1)のコントロールゲート11に相当する。
【0036】図10は、エッチングにより空洞14が生
じた基板1を示す。以下ではふたたび図9を参照して、
図9に示す構造から本発明の主要な製造プロセスの1つ
である、空洞14の形成プロセスを以下に示す。なお、
ここではメモリセルに加え、並列的に形成されるメモリ
セルの周辺回路部の製造プロセスもあわせて説明する。
周辺回路部は、素子分離領域(斜線部)に関してメモリ
セル部と反対側の基板上の領域に設けられる。
【0037】まずTEOS膜13に対して、メモリセル
部ではワード線を、周辺回路部ではゲートを形成するた
めのレジストパターニングを行う。このレジストをマス
クとして、TEOS膜13をエッチングした後、レジス
トを除去する。次にパターニングされたTEOS膜13
をマスクとして、WSi膜12とドープトアモルファス
シリコン膜11をエッチングする。これにより、周辺回
路領域にはトランジスタのゲートが形成される。
【0038】メモリセル領域は、コントロールゲート1
1であるドープトアモルファスシリコン膜と、WSi膜
12とは完全に形成されている。しかし、フローティン
グゲートであるドープトアモルファスシリコン膜3およ
び7は、ビット線方向にはつながったままである。そこ
で次に、メモリセル部のみ開口したレジストパターンを
形成する。先に形成されたTEOS膜13、WSi膜1
2、ドープトアモルファスシリコン膜11の3層パター
ンをマスクとして、ドープトアモルファスシリコン膜7
上に堆積された、いわゆるONO膜を異方性エッチング
する。さらに、ドープトアモルファスシリコン膜7およ
び3を異方性ドライエッチングによりパターニングし、
周辺回路領域を覆っていたレジストを除去する。これに
よりフローティングゲートがビット線方向にもエッチン
グされ、メモリセルが形成された。
【0039】この後、気相HFの雰囲気でエッチングを
行う。気相雰囲気でHF処理を行うと、ドープトアモル
ファスシリコン膜7の下に形成された、高い吸湿性のシ
リカグラス6(例えば、図8)のみが選択的にエッチン
グされる。エッチングが可能なのは、気相HFがワード
線とワード線との間から、ドープトアモルファスシリコ
ン膜7の下にあるシリカグラス6(例えば、図8)に触
れるからである。なお気相HF処理では、熱酸化膜、S
TIを構成するCVD酸化膜1−1、1−2(図2)等
の酸化膜はほとんどエッチングされず、吸湿性の高いシ
リカグラスのみがエッチングされる。吸湿性の高いシリ
カグラス膜6は、熱酸化膜、TEOS膜よりもエッチン
グが十分に速く進むといえる。また、また、窒化膜、ド
ープトアモルファスシリコン膜11、WSi膜12もほ
とんどエッチングされない。いじょうのようにして、図
10に示す空洞14を設けることができる。
【0040】これまで述べてきたように、本発明の主な
特徴は、フィン7の下部に空洞14が存在することであ
る。空洞には空気が存在し、その比誘電率は1程度であ
る。従来の不揮発性半導体装置110(図11)ではそ
の領域に比誘電率が4程度のCVD酸化膜(TEOS膜
等)が堆積されていた。したがって、本発明による不揮
発性半導体装置100の寄生容量は、従来の寄生容量の
4分の1程度に抑えることができる。さらにエッチング
量の程度によっては、基板1からのフィン7の高さにば
らつきが生じ得る。しかし仮にばらつきが生じても、そ
の影響も従来と比較して4分の1程度に抑えることがで
きる。これは特に、エッチング量が多すぎてフィン7が
低い位置に形成された場合に特に効果的である。フィン
7の位置が低いと寄生容量は一般に増大するからであ
る。以上から、フィン7の下に空洞14を形成すること
により、絶対的な寄生容量が減少するとともに、製造プ
ロセスに起因する寄生容量の変動の程度も小さく抑えら
れる。よって、歩留まりを低下させることなく、パフォ
ーマンスを向上させた不揮発性半導体装置100を得る
ことができる。
【0041】空洞14が形成されると、最後に各トラン
ジスタを電気的に接続するためにAl配線が形成され、
不揮発性半導体装置100が形成される。
【0042】このようにして不揮発性半導体装置100
が製造される。以上の説明では、従来よりも寄生容量を
減少させるために、フィン7の下に空洞14を設けると
した。しかし、寄生容量を従来よりも減少させる別の手
法も存在する。すなわち空洞14に代えて、フィン7の
下に比誘電率が低い材料を堆積することである。この手
法を採用することにより変更されるプロセスは、図5お
よび図10のプロセスである。他のプロセスは全く変更
することなく不揮発性半導体装置を得ることができる。
以下変更内容を具体的に説明する。
【0043】まず図5のプロセスは、シリカグラス酸化
膜6を堆積するプロセスに関する。このシリカグラス酸
化膜に代えて、比誘電率が低い材料の膜の層、例えば、
フッ素化シリコン酸化膜(SiOF膜)、フッ素化アモ
ルファスカーボン膜(CF膜)、炭化シリコン酸化膜
(SiOC膜)の層をCVD法で厚さ約600nmに堆
積すればよい。これらの材料の比誘電率は約1.8〜
3.0である。従来は比誘電率が4であったことから、
比誘電率が4より小さければ寄生容量を減少できるとい
える。しかし、好ましくは比誘電率は小さいほどよい
が、例えば、約3以下であれば、従来よりも寄生容量を
十分小さくできる。また製造プロセスに起因する寄生容
量の変動の程度も小さくできる。
【0044】一方図10のプロセスは、堆積されたシリ
カグラス酸化膜6をエッチングするプロセスに関する。
比誘電率が低い材料の膜を堆積する場合には、当然にエ
ッチングは必要ないので、図10のプロセスは不要とな
る。以上、不揮発性半導体装置100の製造プロセスを
説明した。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、フローティングゲート
のフィンの下に空洞領域が形成され、または低い比誘電
率の材料の層が形成される。したがって、フローティン
グゲートと基板との間の絶対的な寄生容量が減少する。
さらに、製造プロセスに起因する寄生容量の変動の程度
も小さく抑えられる。よって、歩留まりを低下させるこ
となく、高いパフォーマンスの不揮発性半導体装置を得
ることができる。
【0046】本発明によれば、吸湿性の高い材料とし
て、ボロン(B)またはリン(P)を含有するシリカグ
ラスを用い、また気相HF雰囲気で処理するので、吸湿
性の高いシリカグラスのみの選択的なエッチングが可能
となり、空洞領域を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 不揮発性半導体装置の断面図である。
【図2】 素子分離領域が形成された基板を示す図であ
る。
【図3】 さらに、トンネル酸化膜と、ドープトアモル
ファスシリコン膜と、シリコン窒化膜とが堆積された基
板1を示す図である。
【図4】 LDD構造のメモリセルトランジスタが形成
された基板を示す図である。
【図5】 さらに酸化膜が形成された基板を示す図であ
る。
【図6】 酸化膜を化学的機械研磨した基板を示す図で
ある。
【図7】 ドープトアモルファスシリコン膜が露出した
基板を示す図である。
【図8】 ドープトアモルファスシリコン膜と、その上
にONO膜とをさらに堆積した基板を示す図である。
【図9】 ドープトアモルファスシリコン膜と、WSi
膜と、TEOS酸化膜とが、ONO膜の上に堆積された
基板を示す図である。
【図10】 エッチングにより空洞が生じた基板を示す
図である。
【図11】 従来のAND型の不揮発性半導体装置の断
面図である。
【符号の説明】
1 基板、 7 フローティングゲート、 11 コン
トロールゲート、 14 空洞、 100 不揮発性半
導体装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若尾 和年 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5F001 AA03 AA30 AA43 AA62 AC02 AD17 AD53 AD60 AF24 AG01 AG28 AG40 5F083 EP05 EP49 EP55 EP56 EP79 ER22 GA03 JA04 JA33 JA35 JA39 JA53 JA56 JA57 PR03 PR06 PR40 ZA05 ZA07 5F101 BA12 BA17 BA29 BA35 BC02 BD07 BD34 BD35 BF08 BH01 BH13 BH21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントロールゲートと、フィン部および
    軸部からなるフローティングゲートとを備えた不揮発性
    半導体装置の製造方法であって、 基板を提供するステップと、 基板上に、第1の絶縁層を積層するステップと、 導電性の材料により、第1の絶縁層上にフローティング
    ゲートの軸部を積層するステップと、 基板にソースとドレインとを形成するステップと、 積層された前記軸部に近接して、吸湿性の材料を堆積す
    るステップと、 前記導電性の材料により、前記吸湿性の材料の上部にフ
    ローティングゲートのフィン部を形成するステップと、 前記フィン部上に、第2の絶縁層を積層するステップ
    と、 導電性の材料により、積層された第2の絶縁層上にコン
    トロールゲートを形成するステップと、 堆積された前記吸湿性の材料を気相雰囲気内でエッチン
    グし、フィン部の下に空洞領域を形成するステップとか
    らなる、不揮発性半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記吸湿性の材料はシリカグラスであ
    る、請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記吸湿性の材料は、ボロン(B)また
    はリン(P)を含むシリカグラスである、請求項2に記
    載の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記気相雰囲気は、気相HF雰囲気であ
    る、請求項1に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 コントロールゲートと、フィン部および
    軸部からなるフローティングゲートとを備えた不揮発性
    半導体装置の製造方法であって、 基板を提供するステップと、 基板上に、第1の絶縁層を積層するステップと、 導電性材料により、第1の絶縁層上にフローティングゲ
    ートの軸部を積層するステップと、 基板にソースとドレインとを形成するステップと、 積層された前記軸部に近接して、比誘電率が3以下の材
    料を堆積するステップと、 前記導電性の材料により、前記比誘電率が3以下の材料
    の上部にフローティングゲートのフィン部を形成するス
    テップと、 前記フィン部上に、第2の絶縁層を積層するステップ
    と、 導電性の材料により、積層された第2の絶縁層上にコン
    トロールゲートを形成するステップとからなる、不揮発
    性半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記比誘電率が3よりも小さい材料の層
    は、フッ素化シリコン酸化膜、フッ素化アモルファスカ
    ーボン膜、または炭化シリコン酸化膜のいずれかにより
    形成される層である、請求項5に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 ソースおよびドレインが形成された基板
    と、 基板上に積層された第1の絶縁層と、 前記第1の絶縁層の上に形成され、フィン部および軸部
    からなる導電性のフローティングゲートであって、フィ
    ン部と基板との間に空洞領域を有するフローティングゲ
    ートと、 前記フィン部上に形成された第2の絶縁層と、 前記第2の絶縁層上に形成された導電性のコントロール
    ゲートとを有する不揮発性半導体装置。
  8. 【請求項8】 ソースおよびドレインが形成された基板
    と、 基板上に積層された第1の絶縁層と、 前記第1の絶縁層の上に形成され、フィン部および軸部
    からなる導電性のフローティングゲートであって、フィ
    ン部と基板との間に、比誘電率が3よりも小さい材料の
    層が形成されているフローティングゲートと、 前記フィン部上に形成された第2の絶縁層と、 前記第2の絶縁層上に形成された導電性のコントロール
    ゲートとを有する不揮発性半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記比誘電率が3よりも小さい材料の層
    は、フッ素化シリコン酸化膜、フッ素化アモルファスカ
    ーボン膜、または炭化シリコン酸化膜のいずれかにより
    形成される層である、請求項8に記載の不揮発性半導体
    装置。
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