JP2002222833A - 導電性接着剤、電子部品実装体およびその製造方法 - Google Patents

導電性接着剤、電子部品実装体およびその製造方法

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JP2002222833A
JP2002222833A JP2001020600A JP2001020600A JP2002222833A JP 2002222833 A JP2002222833 A JP 2002222833A JP 2001020600 A JP2001020600 A JP 2001020600A JP 2001020600 A JP2001020600 A JP 2001020600A JP 2002222833 A JP2002222833 A JP 2002222833A
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conductive adhesive
electronic component
curing
substrate
resin
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Takashi Kitae
孝史 北江
Tsutomu Mitani
力 三谷
Hiroteru Takezawa
弘輝 竹沢
Yukihiro Ishimaru
幸宏 石丸
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低い接続抵抗および高い接続強度の少なくと
も一方を達成し、優れた接続特性を実現することができ
る導電性接着剤を提供する。 【解決手段】 導電フィラーとバインダ樹脂とを含み、
未硬化の状態で被着体同士間に配置された後、硬化する
ことによって、前記被着体同士を接着する導電性接着剤
であって、未硬化状態の前記導電性接着剤の室温におけ
る密度をρlとし、硬化後の前記導電性接着剤の室温に
おける密度をρsとしたとき、式:(ρs−ρl)/ρl×
100で表される硬化収縮率を、3%以上10%以下に
調整した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性接着剤に関
するものであり、更に詳しくは、電子部品の実装分野に
おいて、基板上に電子部品を接続するために使用される
導電性接着剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品の実装方法としては、基
板表面の電極と電子部品とを半田を用いて接続する方法
が採用されてきた。しかしながら、近年、環境に関する
認識の高まりから半田合金に含まれる鉛が問題とされて
おり、鉛を含まない実装技術の確立が急務とされてい
る。鉛フリー実装技術としては、基板電極と電子部品と
の接続において、従来の半田に代えて、鉛フリー半田ま
たは導電性接着剤を用いる方法が提案されている。
【0003】基板電極と電子部品とを半田を用いて接続
した場合、繰り返しの応力がかかると、金属疲労による
破壊が起こり、接続部分に亀裂が発生する場合がある。
これに対して、導電性接着剤を用いて接続した場合、接
続部分は樹脂で接着されるため、変形に対して柔軟に対
応できるというメリットを有している。
【0004】このように、導電性接着剤を用いる方法
は、環境問題に関する面だけでなく、接続信頼性という
面においても利点を有しており、基板電極と電子部品と
の接続材料として特に注目されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、導電性
接着剤は、半田と比べて接続抵抗が高いという問題があ
った。導電性接着剤は、バインダ樹脂中に導電フィラー
を分散させたものであり、その接続抵抗を低下させる方
法としては、導電フィラーの含有量を増大させることが
考えられる。例えば、従来の導電性接着剤においては、
実用に適した接続抵抗を実現するため、導電フィラーの
含有量を80〜90重量%程度にまで高めている。しか
しながら、導電フィラーの含有量を増大させると、それ
に伴ってバインダ樹脂の含有量が減少するため、接着強
度が低下するという問題があった。
【0006】このように、従来の導電性接着剤において
は、接着強度と接続抵抗の二点で課題を有していた。そ
のため、導電性接着剤に対しては、特に電子部品の回路
基板への実装に使用する場合に、更に優れた接続特性が
要求されていた。
【0007】本発明は、接続特性に優れた導電性接着剤
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の導電性接着剤は、導電フィラーとバインダ
樹脂とを含み、未硬化状態で被着体同士間に配置された
後、硬化することによって前記被着体同士を接着する導
電性接着剤であって、未硬化状態の前記導電性接着剤の
室温における密度をρlとし、硬化後の前記導電性接着
剤の室温における密度をρsとしたとき、下記式で表さ
れる硬化収縮率が、3%以上10%以下であることを特
徴とする。
【0009】 硬化収縮率[%]=(ρs−ρl)/ρl×100 導電性接着剤は、バインダ樹脂と導電フィラーとを含ん
でおり、バインダ樹脂中において導電フィラー同士が互
いに接触することにより、その導電性を発現させる。図
1Aおよび図1Bは、それぞれ、硬化前および硬化後の
導電性接着剤の状態を示す模式図である。図1Aに示す
ように、硬化前においては、導電フィラー8はバインダ
樹脂7中に浮遊した状態であり、導電フィラー8同士の
接触が十分には存在していない。この導電性接着剤を硬
化させると、図1Bに示すように、バインダ樹脂7の硬
化収縮によって、導電フィラー8同士が互いに接触し、
導電性が発現する。なお、図1Aおよび図1Bは、導電
性接着剤を電子部品を基板に実装する際に使用した例を
示すものであり、1は電子部品、2は外部電極、3は導
電性接着剤、6は基板、5は基板電極である。
【0010】本発明においては、導電性接着剤の硬化収
縮率を3%以上と高く設定することにより、この硬化後
における導電フィラー同士の接触を密なものとすること
ができ、その結果、接続抵抗を低下させることができ
る。
【0011】また、本発明においては、導電フィラーの
含有量の増大(バインダ樹脂の含有量の低下)ではな
く、硬化収縮率を特定範囲に設定することにより、接続
抵抗の低下を実現することができる。従って、本発明の
導電性接着剤によれば、高い接続強度を達成することが
できる。
【0012】また、導電性接着剤の硬化収縮率が高すぎ
ると、内部応力が大きくなり、接着強度が低下するおそ
れがある。しかしながら、本発明の導電性接着剤におい
ては、硬化収縮率を10%以下とすることにより、内部
応力による接着強度の過度の低下を抑制することができ
る。
【0013】すなわち、本発明の導電性接着剤によれ
ば、硬化収縮率を3%以上10%以下という特定の範囲
に限定することにより、低い接続抵抗および高い接続強
度の少なくとも一方を達成することができる。更には、
低い接続抵抗と高い接続強度とを両立することも可能で
ある。
【0014】前記導電性接着剤においては、導電性接着
剤中におけるバインダ樹脂の含有量が、25重量%以上
40重量%以下であることが好ましい。低い接続抵抗を
確保しながら、接着強度を更に向上させることができる
からである。
【0015】次に、本発明の電子部品実装体は、基板電
極を備えた基板上に電子部品が実装され、前記基板電極
と前記電子部品とが導電性接着剤を介して接続された電
子部品実装体であって、前記導電性接着剤が、前記本発
明の導電性接着剤であることを特徴とする。このような
構成によれば、基板と電子部品との接続に、接着強度や
接続抵抗などといった接続特性に優れた導電性接着剤が
用いられるため、接続信頼性の高い電子部品実装体とす
ることができる。
【0016】前記電子部品実装体においては、基板電極
と電子部品との接続部分が、封止樹脂で被覆されている
ことが好ましい。基板と電子部品との接続信頼性を更に
向上させることができるからである。
【0017】次に、本発明の電子部品実装体の製造方法
は、基板に形成された基板電極に未硬化の導電性接着剤
を塗布する工程と、前記基板上に電子部品を搭載する工
程と、前記導電性接着剤を硬化させて、前記基板電極と
前記電子部品とを接続する工程とを含み、前記導電性接
着剤が、本発明の導電性接着剤であることを特徴とす
る。このような製造方法によれば、基板と電子部品との
接続に、接着強度や接続抵抗などといった接続特性に優
れた導電性接着剤が用いられるため、接続信頼性の高い
電子部品実装体を製造することができる。
【0018】前記製造方法においては、更に、基板電極
と電子部品との接続部分を封止樹脂で被覆する工程と、
前記封止樹脂を硬化させる工程とを含むことが好まし
い。基板と電子部品との接続信頼性を更に向上させるこ
とができるからである。
【0019】この場合、基板上に電子部品を搭載する工
程の後、導電性接着剤を硬化させる工程と、基板電極と
前記電子部品との接続部分を封止樹脂で被覆する工程
と、前記封止樹脂を硬化させる工程とをこの順序で実施
することが好ましい。
【0020】本発明の導電性接着剤は硬化収縮率が比較
的大きいため、封止樹脂を導電性接着剤よりも先に硬化
させた場合、導電性接着剤の収縮によって、封止樹脂と
導電性接着剤との界面に間隙が生じ易くなる。しかしな
がら、前述の好ましい例によれば、導電性接着剤が硬化
収縮した後に、封止樹脂を硬化させるため、この間隙の
発生を抑制することができる。
【0021】また、基板上に電子部品を搭載する工程の
後、導電性接着剤を仮硬化させる工程と、基板電極と前
記電子部品との接続部分を封止樹脂で被覆する工程と、
前記仮硬化させた導電性接着剤および前記封止樹脂を硬
化させる工程とをこの順序で実施することも好ましい。
この好ましい例によれば、製造時間を短縮することがで
きる。なお、「仮硬化」とは、導電性接着剤を「Bステ
ージ」と呼ばれる状態とすることを意味する。「Bステ
ージ」とは、溶剤に溶解しないが膨潤し、且つ、加熱で
溶融しないがゴム状化する状態である。
【0022】このような方法を採用する場合、封止樹脂
の硬化温度が、導電性接着剤の硬化温度よりも高いこと
が好ましく、更には、導電性接着剤の硬化温度よりも1
0℃以上高いことが好ましい。
【0023】更に、仮硬化させた導電性接着剤および封
止樹脂を硬化させる工程が、電子部品が搭載された基板
を、導電性接着剤の硬化温度に昇温させた後、更に、前
記封止樹脂の硬化温度まで昇温させる工程であることが
好ましい。導電性接着剤が硬化収縮した後に、封止樹脂
を硬化させるため、封止樹脂と導電性接着剤との界面に
間隙が生じることを抑制することができるからである。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)本発明の導電
性接着剤は、前述したように、バインダ樹脂および導電
フィラーを含有している。
【0025】バインダ樹脂としては、導電性接着剤の硬
化収縮率を前述したような範囲にすることができるもの
であれば、特に限定するものではないが、硬化収縮率の
比較的大きなものが使用される。バインダ樹脂の硬化収
縮率は、例えば3〜25%である。但し、前記硬化収縮
率は、未硬化状態のバインダ樹脂の室温における密度を
lとし、硬化後のバインダ樹脂の室温における密度を
sとしたとき、下記式で表される値である。
【0026】 硬化収縮率[%]=(ds−dl)/dl×100 前記バインダ樹脂としては、その樹脂成分として熱硬化
性樹脂を含むものを使用することができ、例えば、エポ
キシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹
脂およびこれらの混合物を含むものを使用することがで
きる。このような樹脂成分を用いて、バインダ樹脂の硬
化収縮率を前述したような範囲に調整する方法として、
例えば、次のような方法が挙げられる。
【0027】第1の方法は、バインダ樹脂の樹脂成分と
して、2種以上の異なる樹脂の混合物を使用し、その混
合比を調整することによって、硬化収縮率を調整する方
法である。例えば、エポキシ樹脂より硬化収縮率の高い
フェノール樹脂を混合する場合、エポキシ樹脂に対する
フェノール樹脂の比率を大きくするほど、硬化収縮率が
大きくすることができる。
【0028】第2の方法は、未硬化状態のバインダ樹脂
において、樹脂成分1分子中に含まれる反応性の官能基
の数を調整することによって、硬化収縮率を調整する方
法である。この場合、前記官能基の数が多いほど、硬化
収縮率を大きくすることができる。例えば、エポキシ樹
脂を使用する場合、エポキシ当量(分子量/エポキシ基
の数)が100〜700程度のものを使用することがで
きる。また、フェノール樹脂を使用する場合、樹脂成分
1分子あたりの官能基数が1〜3程度のものを使用する
ことができる。なお、「反応性の官能基」とは、硬化反
応(例えば、ポリマー形成反応)に直接関与する官能基
であり、例えば、エポキシ樹脂においてはエポキシ基で
あり、フェノール樹脂においてはフェノール基である。
【0029】更に、バインダ樹脂には、前記樹脂成分に
加えて硬化剤が添加されていてもよい。硬化剤は、バイ
ンダ樹脂に用いられる樹脂成分の種類に応じて適時選択
することができる。前記樹脂成分がエポキシ樹脂を含む
場合、硬化剤としては、例えば、ポリアミン、酸無水
物、ポリフェノール、イミダゾール化合物などが使用で
きる。また、前記樹脂成分がフェノール樹脂を含む場
合、硬化剤としては、例えば、ホルムアルデヒドなどが
使用できる。なお、硬化剤の添加量については、特に限
定するものではない。
【0030】また、導電性接着剤中におけるバインダ樹
脂の含有量は、例えば10〜50重量%、好ましくは2
5〜40重量%である。
【0031】導電フィラーとしては、例えば、銀、金、
銅、ニッケル、パラジウム、スズなどの金属および合
金、カーボン、並びにそれらの混合物などが使用でき
る。その形状は、特に限定するものではないが、例え
ば、球状、枝状、針状、繊維状、フレーク状などが挙げ
られる。また、平均粒径(ここで、「粒径」とは、粒子
の最大径である。)についても、特に限定するものでは
ないが、例えば0.1〜30μm、好ましくは0.5〜
10μm、更に好ましくは1〜5μmである。
【0032】導電性接着剤中における導電フィラーの含
有量は、例えば50〜95重量%、好ましくは60〜8
5重量%である。
【0033】また、導電性接着剤は、溶剤または反応性
希釈剤を含有していてもよい。溶剤または反応性希釈剤
としては、例えば、ブチルカルビトール、ブチルカルビ
トールアセテート、ブチルグリシジルエーテルなどが挙
げられる。また、導電性接着剤中における溶剤の含有量
は、特に限定するものではないが、例えば0〜15重量
%、好ましくは0〜7重量%である。
【0034】導電性接着剤は、その他の添加剤を含有し
ていてもよい。このような添加剤としては、例えば、シ
ラン系カップリング剤、チタン系カップリング剤などが
挙げられる。
【0035】本発明の導電性接着剤は、前述したよう
に、未硬化の状態で被着体同士間に配置された後、硬化
することによって、前記被着体同士を接着するものであ
る。硬化は、例えば、加熱により実施することができ
る。この場合、導電性接着剤の硬化温度は、特に限定す
るものではないが、例えば100〜200℃、好ましく
は130〜180℃である。
【0036】(第2の実施形態)次に、前記導電性接着
剤を用いた電子部品実装体について説明する。図2は、
本発明に係る電子部品実装体の構造の一例を示す断面図
である。
【0037】この電子部品実装体において、基板電極5
を備えた基板6上に、外部電極2を備えた電子部品1が
搭載されており、基板電極5と外部電極2とが導電性接
着剤3を介して接続されている。導電性接着剤3は、前
述したような、本発明に係る導電性接着剤である。
【0038】前記電子部品実装体は、例えば、次のよう
にして製造することができる。図3は、図2に示す電子
部品実装体の製造方法の一例を示す工程断面図である。
【0039】まず、基板6表面に、導電性材料からなる
基板電極5を形成する(図3(A))。基板6として
は、例えば、ガラス−エポキシ基板、セラミックス基板
などが使用できる。また、基板電極5には、金、銀、
銅、鉛、ニッケルおよびこれらの合金などを使用するこ
とができる。また、基板電極5の形成方法としては、例
えば、基板6表面に、メッキ法または蒸着法により金属
膜を形成し、これをパターニングする方法が採用でき
る。
【0040】基板6に形成された基板電極5表面に、導
電性接着剤3を塗布する(図3(B))。導電性接着剤
3は、前述したような、本発明に係る導電性接着剤であ
る。導電性接着剤3の塗布は、例えば、スクリーン印刷
などの方法により実施することができる。また、導電性
接着剤の塗布厚は、特に限定するものではないが、例え
ば20〜200μm、好ましくは50〜100μmであ
る。
【0041】続いて、基板6上に、外部電極2を備えた
電子部品1を搭載する。電子部品1は、外部電極2が、
基板電極5表面に塗布された導電性接着剤3と接触する
ように位置決めされて搭載される。その後、電子部品を
搭載した基板を加熱し、導電性接着剤3を硬化させる
(図3(C))。硬化条件は、導電性接着剤に使用され
るバインダ樹脂の種類などに応じて適宜設定することが
できる。硬化温度は、例えば100〜200℃、好まし
くは130〜180℃であり、硬化時間は、例えば3〜
60分、好ましくは10〜30分である。
【0042】(第3の実施形態)図4は、本発明に係る
電子部品実装体の構造の更に好ましい一例を示す断面図
である。
【0043】この電子部品実装体においては、基板電極
5を備えた基板6上に、外部電極2を備えた電子部品1
が搭載されており、基板電極5と外部電極2とが導電性
接着剤3を介して接続されている。導電性接着剤3は、
前述したような、本発明に係る導電性接着剤である。
【0044】更に、少なくとも基板電極5と外部電極2
との接続部分を被覆するように、封止樹脂4が形成され
ている。封止樹脂4は、電子部品1および基板6の少な
くとも一部と、導電性接着剤3とを被覆するように形成
されており、これにより、基板6と電子部品1との接続
強度の向上を図ることができる。
【0045】封止樹脂4としては、熱硬化性樹脂を使用
することができ、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂などを使用することができる。封止樹脂4の硬化温度
は、導電性接着剤3の硬化温度よりも高いことが好まし
い。この場合、封止樹脂と導電性接着剤との硬化温度の
差は、例えば10℃以上、好ましくは20℃以上であ
る。具体的には、封止樹脂の硬化温度は、例えば110
〜250℃、好ましくは150〜200℃である。
【0046】この電子部品実装体は、例えば、次のよう
にして製造することができる。図5は、図4に示す電子
部品実装体の製造方法の一例を説明するため工程断面図
である。
【0047】まず、基板6表面に基板電極5を形成した
後(図5(A))、基板電極5表面に導電性接着剤3を
塗布する(図5(B))。続いて、基板6上に、外部電
極2を備えた電子部品1を搭載する。電子部品1は、外
部電極2が、基板電極5表面に塗布された導電性接着剤
3と接触するように位置決めされて搭載される。その
後、導電性接着剤3を硬化させて、基板電極5と外部電
極2とを接続する(図5(C))。なお、ここまでの工
程は、前述した第2の実施形態と同様にして実施するこ
とができる。
【0048】続いて、基板6と電子部品1との接続部分
を封止樹脂4で被覆した後、封止樹脂4を硬化させる
(図5(D))。硬化条件は、封止樹脂4の種類などに
応じて適宜設定することができる。硬化温度は、例えば
110〜250℃、好ましくは150〜200℃であ
り、硬化時間は、例えば5〜60分、好ましくは15〜
30分である。
【0049】また、前記電子部品実装体は、次のような
方法により製造することも可能である。
【0050】まず、基板表面に基板電極を形成した後、
基板電極表面に導電性接着剤を塗布する。続いて、基板
上に、外部電極を備えた電子部品を搭載する。電子部品
は、外部電極が、基板電極表面に塗布された導電性接着
剤と接触するように位置決めされて搭載される。なお、
ここまでの工程は、前述した第2の実施形態と同様にし
て実施することができる。
【0051】続いて、導電性接着剤を仮硬化させる。仮
硬化の条件は、特に限定するものではなく、導電性接着
剤に使用されるバインダ樹脂の種類などに応じて適宜設
定することができる。硬化温度は、例えば100〜20
0℃、好ましくは130〜180℃であり、硬化時間
は、例えば1〜15分、好ましくは3〜5分である。
【0052】続いて、基板と電子部品との接続部分を封
止樹脂で被覆した後、仮硬化させた導電性接着剤と封止
樹脂とを硬化させる。この工程は、封止樹脂として、硬
化温度が導電性接着剤よりも高い樹脂を使用して、次の
ような手順で実施することが好ましい。
【0053】まず、炉内を導電性接着剤の硬化温度まで
昇温させ、この温度を一定時間維持して、導電性接着剤
を硬化させる。この導電性接着剤の硬化段階の条件は、
導電性接着剤のバインダ樹脂の種類などに応じて適宜設
定されるが、硬化温度が、例えば100〜200℃、好
ましくは130〜180℃であり、硬化時間が、例えば
3〜60分、好ましくは10〜30分である。
【0054】その後、炉内を更に封止樹脂の硬化温度ま
で昇温させ、この温度を一定時間維持して封止樹脂を硬
化させる。この封止樹脂の硬化段階の条件は、封止樹脂
の種類などに応じて適宜設定されるが、硬化温度が、例
えば110〜250℃、好ましくは150〜200℃で
あり、硬化時間が、例えば5〜60分、好ましくは15
〜30分である。
【0055】なお、本実施形態においては、封止樹脂が
基板と電子部品との接続部分にのみ形成された形態を示
しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
封止樹脂が電子部品の全体を被覆していてもよい。
【0056】
【実施例】(実施例1)エポキシ樹脂とフェノール樹脂
とを混合し、この混合物をバインダ樹脂として使用し
た。導電フィラーとして銀フィラー(平均粒径3μm)
を使用し、これを前記バインダ樹脂と混合して、導電性
接着剤を作製した。このとき、導電性接着剤中におい
て、バインダ樹脂の含有量が18重量%となり、導電フ
ィラーの含有量が82重量%となるように調整した。
【0057】上記操作において、バインダ樹脂における
エポキシ樹脂とフェノール樹脂との混合比を種々変化さ
せて、9種の導電性接着剤を作製した。これらの導電性
接着剤について、硬化収縮率を測定した。なお。硬化収
縮率の測定方法は、次の通りである。
【0058】<硬化収縮率の測定方法>硬化前の導電性
接着剤を一定量はかりとり、その重量および体積を測定
し、測定値から密度ρlを算出した。このサンプルを硬
化させた後、再度、重量および体積を測定し、測定値か
ら密度ρsを算出した。算出した硬化前後の密度を用い
て、下記式により硬化収縮率を算出した。
【0059】 硬化収縮率[%]=(ρs−ρl)/ρl×100 次に、上記導電性接着剤をスクリーン印刷法によって、
ガラスエポキシ基板上の基板電極(金電極)上に100
μm厚で印刷した。前記基板上に、電子部品として20
12ジャンパー抵抗(松下電子部品社製;半田メッキの
外部電極を備える。)を位置決めして搭載した。その
後、165℃で30分加熱することによって、導電性接
着剤を硬化させて電子部品実装体を得た。なお、作製さ
れた電子部品実装体は、図2と実質的に同様の構造を有
するものである。
【0060】得られた電子部品実装体について、電子部
品と基板との間の接続抵抗および接着強度を測定した。
結果を、使用した導電性接着剤の硬化収縮率とともに、
表1に示す。なお、接続抵抗および接着強度の測定方法
は、次の通りである。
【0061】<接続抵抗の測定方法>四端子測定法を用
いて、基板電極から引き出された測定用電極間(基板電
極−導電性接着剤−電子部品−導電性接着剤−基板電
極)の抵抗を測定した。
【0062】<接着強度の測定方法>接着強度として
は、せん断強度を測定した。電子部品実装体の基板を固
定した状態で、電子部品に横方向の力をかけ、電子部品
が剥離した時の力の大きさを測定した。
【0063】
【表1】
【0064】表1に示すように、接続抵抗は、導電性接
着剤の硬化収縮率が大きくなるほど低下し、特に、硬化
収縮率が3%以上の場合に著しく低下した。また、接着
強度に関しては、導電性接着剤の硬化収縮率が小さいほ
ど向上し、特に、硬化収縮率が10%以下の場合に著し
く向上した。この結果から、導電性接着剤の硬化収縮率
が3〜10%の範囲であると(試料No.4〜8)、低
い接続抵抗と、高い接着強度とを両立できることが確認
できた。
【0065】(実施例2)バインダ樹脂としてフェノー
ル樹脂を用い、導電フィラーとして銀フィラー(平均粒
径3μm)を用いて、これらを混合して、導電性接着剤
を作製した。このとき、導電性接着剤中において、バイ
ンダ樹脂の含有量が15重量%となり、導電フィラーの
含有量が85重量%となるように調整した。
【0066】上記操作において、バインダ樹脂として、
反応性の官能基(フェノール基)の数が異なる6種のフ
ェノール樹脂を用いて、6種の導電性接着剤を作製し
た。
【0067】得られた導電性接着剤について、硬化収縮
率を測定した。なお、硬化収縮率の測定方法は、前述の
通りである。
【0068】次に、上記導電性接着剤を用い、導電性接
着剤の硬化条件を180℃、30分間としたこと以外は
実施例1と同様にして、電子部品実装体を作製した。得
られた電子部品実装体の接続抵抗および接着強度を測定
した。結果を、使用した導電性接着剤の硬化収縮率とと
もに、表2に示す。なお、接続抵抗および接着強度の測
定方法は、前述した通りである。
【0069】
【表2】
【0070】表2に示すように、接続抵抗は、導電性接
着剤の硬化収縮率が大きくなるほど低下し、特に、硬化
収縮率が3%以上の場合に著しく低下した。また、接着
強度に関しては、導電性接着剤の硬化収縮率が小さいほ
ど向上し、特に、硬化収縮率が10%以下の場合に著し
く向上した。この結果から、導電性接着剤の硬化収縮率
が3〜10%の範囲であると(試料No.12〜1
4)、低い接続抵抗と、高い接着強度とを両立できるこ
とが確認できた。
【0071】(実施例3)バインダ樹脂として、エポキ
シ樹脂85重量%とフェノール樹脂15重量%とを含む混
合物を使用し、導電フィラーとして、銀フィラー(平均
粒径3μm)を使用した。前記バインダ樹脂と前記導電
フィラーとを、種々の割合で混合して、7種の導電性接
着剤を作製した。なお、いずれの試料についても、導電
性接着剤の硬化収縮率は、3.8〜4.1%の範囲であ
った。
【0072】上記導電性接着剤を用い、実施例1と同様
にして、電子部品実装体を作製した。得られた電子部品
実装体の接続抵抗および接着強度を測定した。結果を、
導電性接着剤中におけるバインダ樹脂および導電フィラ
ーの含有量とともに、表3に示す。なお、接続抵抗およ
び接着強度の測定方法は、前述した通りである。
【0073】
【表3】
【0074】表3に示すように、導電性接着剤の硬化収
縮率を3.8〜4.1%の範囲に調整することにより、
低い接続抵抗および高い接続強度の少なくとも一方を実
現できることが確認できた。特に、バインダ樹脂の含有
量を25〜40重量%の範囲とした場合(試料No.1
8〜20)、35mΩ以下という実用に十分な接続抵抗
を確保しながら、その接着強度を著しく向上できること
が確認できた。
【0075】(実施例4)バインダ樹脂として、エポキ
シ樹脂75重量%とフェノール樹脂25重量%とを含む混
合物を使用し、導電フィラーとして、銀フィラー(平均
粒径3μm)を使用して、これらを混合し、硬化温度が
180℃の導電性接着剤を作製した(導電性接着剤Aと
する。)。なお、導電性接着剤Aにおいて、バインダ樹
脂の含有量は30重量%であり、導電フィラーの含有量
は70重量%である。また、導電性接着剤Aの硬化収縮
率は4.3%であった。
【0076】一方、バインダ樹脂として、エポキシ樹脂
80重量%とフェノール樹脂20重量%とを含む混合物を
使用し、導電フィラーとして、銀フィラー(平均粒径3
μm)を使用して、これらを混合し、硬化温度が170
℃の導電性接着剤を作製した(導電性接着剤Bとす
る。)。なお、導電性接着剤Bにおいて、バインダ樹脂
の含有量は35重量%であり、導電フィラーの含有量は
65重量%である。また、導電性接着剤Bの硬化収縮率
は4.3%であった。
【0077】上記導電性接着剤AまたはBをスクリーン
印刷法によって、ガラスエポキシ基板上の基板電極(金
電極)上に100μm厚で印刷した。前記基板上に、電
子部品として2012ジャンパー抵抗(松下電子部品社
製;半田メッキの外部電極を備える。)を位置決めして
搭載した。その後、150℃で5分加熱することによっ
て、導電性接着剤を仮硬化させた。続いて、ジャンパー
抵抗と基板との接続部分に、封止樹脂として硬化温度1
80℃のエポキシ樹脂をディスペンサーを用いて塗布し
た。続いて、仮硬化させた導電性接着剤および封止樹脂
を硬化させた。
【0078】上記操作において、使用する導電性接着
剤、導電性接着剤および封止樹脂の硬化条件を、次の3
通りに変化させて、3種の電子部品実装体を作製した。
なお、作製された電子部品実装体は、図4と実質的に同
様の構造を有するものである。 (1) 導電性接着剤Aを使用し、180℃、30分間
の条件で導電性接着剤および封止樹脂を硬化させた(試
料No.22)。 (2) 導電性接着剤Bを使用し、180℃、30分間
の条件で導電性接着剤および封止樹脂を硬化させた(試
料No.23)。 (3) 導電性接着剤Aを使用し、170℃で15分間
保持した後、180℃まで温度を上昇させて、この温度
を15分間保持しするという条件で、導電性接着剤およ
び封止樹脂を硬化させた(試料No.24)。
【0079】作製された電子部品実装体について、接着
強度および接続抵抗を測定した。更に、信頼性試験を実
施し、試験後の接続抵抗を測定した。なお、信頼性試験
は、電子部品実装体を85℃、85%RH雰囲気下に3
00時間放置することにより実施した。結果を、表4に
示す。また、接着強度および接続抵抗の測定方法は、前
述した通りである。
【0080】
【表4】
【0081】表4に示すように、導電性接着剤の硬化温
度を封止樹脂の硬化温度よりも低く設定した場合(試料
No.23および24)、より高い接着強度が達成さ
れ、かつ、耐湿試験後の接続抵抗の上昇が抑制されるこ
とが確認できた。特に、導電性接着剤の硬化温度で一定
時間保持した後、封止樹脂の硬化温度まで昇温するとい
う条件で硬化させた場合(試料No.24)、耐湿試験
後においても接続抵抗が極めて安定していた。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の導電性接
着剤によれば、その硬化収縮率を3%以上10%以下と
することにより、低い接続抵抗および高い接続強度の少
なくとも一方を達成し、優れた接続特性を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 導電性接着剤における導電性発現の機構を説
明するための模式図。
【図2】 本発明の電子部品実装体の一例を示す断面
図。
【図3】 本発明の電子部品実装体の製造方法の一例を
示す工程断面図。
【図4】 本発明の電子部品実装体の別の一例を示す断
面図。
【図5】 本発明の電子部品実装体の製造方法の一例を
示す工程断面図。
【符号の説明】
1 電子部品 2 外部電極 3 導電性接着剤 4 封止樹脂 5 基板電極 6 基板 7 バインダ樹脂 8 導電フィラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹沢 弘輝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石丸 幸宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4J040 EB031 EC001 EF001 EK001 HA026 HA066 HA076 JB02 JB10 LA09 LA11 NA19 NA20 5E319 AA03 AC01 BB11 CD27 CD29 5F044 KK01 LL07 QQ07 RR19 5F061 AA01 BA03 CA04 DB01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電フィラーとバインダ樹脂とを含み、
    未硬化状態で被着体同士間に配置された後、硬化するこ
    とによって前記被着体同士を接着する導電性接着剤であ
    って、未硬化状態の前記導電性接着剤の室温における密
    度をρlとし、硬化後の前記導電性接着剤の室温におけ
    る密度をρsとしたとき、下記式で表される硬化収縮率
    が、3%以上10%以下であることを特徴とする導電性
    接着剤。 硬化収縮率[%]=(ρs−ρl)/ρl×100
  2. 【請求項2】 導電性接着剤中におけるバインダ樹脂の
    含有量が、25重量%以上40重量%以下である請求項
    1に記載の導電性接着剤。
  3. 【請求項3】 基板電極を備えた基板上に電子部品が実
    装され、前記基板電極と前記電子部品とが導電性接着剤
    を介して接続された電子部品実装体であって、前記導電
    性接着剤が、請求項1または2に記載の導電性接着剤で
    あることを特徴とする電子部品実装体。
  4. 【請求項4】 基板電極と電子部品との接続部分が、封
    止樹脂で被覆されている請求項3に記載の電子部品実装
    体。
  5. 【請求項5】 基板に形成された基板電極に未硬化の導
    電性接着剤を塗布する工程と、前記基板上に電子部品を
    搭載する工程と、前記導電性接着剤を硬化させて、前記
    基板電極と前記電子部品とを接続する工程とを含み、前
    記導電性接着剤が請求項1または2に記載の導電性接着
    剤であることを特徴とする電子部品実装体の製造方法。
  6. 【請求項6】 更に、基板電極と電子部品との接続部分
    を封止樹脂で被覆する工程と、前記封止樹脂を硬化させ
    る工程とを含む請求項5に記載の電子部品実装体の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 基板上に電子部品を搭載する工程の後、
    導電性接着剤を硬化させる工程と、基板電極と前記電子
    部品との接続部分を封止樹脂で被覆する工程と、前記封
    止樹脂を硬化させる工程とがこの順序で実施される請求
    項6に記載の電子部品実装体の製造方法。
  8. 【請求項8】 基板上に電子部品を搭載する工程の後、
    導電性接着剤を仮硬化させる工程と、基板電極と前記電
    子部品との接続部分を封止樹脂で被覆する工程と、前記
    仮硬化させた導電性接着剤および前記封止樹脂を硬化さ
    せる工程とがこの順序で実施される請求項7に記載の電
    子部品実装体の製造方法。
  9. 【請求項9】 封止樹脂の硬化温度が、導電性接着剤の
    硬化温度よりも高い請求項8に記載の電子部品実装体の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 封止樹脂の硬化温度が、導電性接着剤
    の硬化温度よりも10℃以上高い請求項9に記載の電子
    部品実装体の製造方法。
  11. 【請求項11】 仮硬化させた導電性接着剤および封止
    樹脂を硬化させる工程が、電子部品が搭載された基板
    を、導電性接着剤の硬化温度に昇温させた後、更に、前
    記封止樹脂の硬化温度まで昇温させる工程である請求項
    9または10に記載の電子部品実装体の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007096901A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Seiko Epson Corp 水晶振動片およびその製造方法、水晶デバイス
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WO2022004071A1 (ja) * 2020-07-02 2022-01-06 株式会社村田製作所 圧電振動子
JP7416248B2 (ja) 2020-07-02 2024-01-17 株式会社村田製作所 圧電振動子

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