JP2002222676A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002222676A
JP2002222676A JP2001016117A JP2001016117A JP2002222676A JP 2002222676 A JP2002222676 A JP 2002222676A JP 2001016117 A JP2001016117 A JP 2001016117A JP 2001016117 A JP2001016117 A JP 2001016117A JP 2002222676 A JP2002222676 A JP 2002222676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
hood
female
female housing
terminal fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001016117A
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English (en)
Inventor
Yukinori Saka
幸則 阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2001016117A priority Critical patent/JP2002222676A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雌側ハウジングがフード部に斜めに嵌合され
た場合に、雌側ハウジングがフード部内の雄端子金具に
干渉するのを防止する。 【解決手段】 フード部12に対して雌側ハウジング2
0が斜めに姿勢を傾けて嵌合されたときにフード部12
内への進入深さが最も深くなるのは、雌側ハウジング2
0の正面20Fの隅部であるが、この正面20Fの隅部
には切欠した形態の逃がし凹部22が形成されているの
で、この逃がし凹部22にフード部12内の雄端子金具
13が入り込むことによって、雌側ハウジング20と雄
端子金具13との干渉を回避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】正面視形状が略方形をなす雄側ハウジン
グのフード部内に、正面視形状が同じく略方形をなす雌
側ハウジングを嵌合するコネクタでは、両ハウジングを
嵌合させると、フード部内に突出する雄端子金具が雌側
ハウジング内に進入し、その雌側ハウジング内の雌端子
金具と雄端子金具とが接続されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるコネクタを手作
業で嵌合させる場合には、図6に示すように、フード部
101に対して雌側ハウジング102が斜めに姿勢を傾
けて嵌合される可能性がある。傾いた姿勢で嵌合される
と、フード部101内への進入深さは、雌側ハウジング
102の正面102Fの隅部102Cが最も深いため、
この隅部102Cがフード部101内の雄端子金具10
3の先端に当たり、その結果、雄端子金具103が変形
する等の不具合を生じる虞がある。
【0004】特に、コネクタが小型の非防水タイプであ
る場合には、雌側ハウジングの隅部が角張っているた
め、この雌側ハウジングの隅部と雄端子金具との干渉が
生じ易い。尚、雌側ハウジングが斜めに嵌合するのを防
止する手段としては、フード部を延長する方法や、フー
ド部の内周と雌側ハウジングの外周に凹凸によるコジリ
防止部を設ける方法が考えられるが、いずれの方法も、
コネクタ全体を大型化させることになるので、小型化が
要望されるコネクタには適用するることはできない。
【0005】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、雌
側ハウジングがフード部に斜めに嵌合された場合に、雌
側ハウジングがフード部内の雄端子金具に干渉するのを
防止することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、フー
ド部内に雄端子金具を配した雄側ハウジングと、前記フ
ード部内に嵌合される雌側ハウジングとを備えてなり、
前記雌側ハウジングには、その正面における隅部を切欠
した形態の逃がし凹部が形成されている構成とした。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記逃がし凹部が、前記雌側ハウジングの外周面に
開口する形態で形成され、前記フード部の内周には、前
記逃がし凹部と対応する肉盛り部が形成されている構成
とした。
【0008】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]フード部に
対して雌側ハウジングが斜めに姿勢を傾けて嵌合された
ときにフード部内への進入深さが最も深くなるのは、雌
側ハウジングの正面の隅部であるが、この正面の隅部に
は逃がし凹部が形成されているので、この逃がし凹部に
フード部内の雄端子金具が入り込むことによって、雌側
ハウジングと雄端子金具との干渉を回避することができ
る。
【0009】[請求項2の発明]逃がし凹部を利用して
フード部の内周に肉盛り部を形成したので、フード部を
大型化することなくフード部を肉厚にしてフード部を補
強することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図5を参照して説明す
る。本実施形態のコネクタは、正面から視た形状が概ね
方形をなす雄側ハウジング10と、正面から視た形状が
雄側ハウジング10と同様概ね方形をなす雌側ハウジン
グ20とから構成されている。
【0011】雄側ハウジング10は、雄端子金具13を
保持するハウジング本体11と、このハウジング本体1
1から正面側に突出するフード部12とを一体形成した
ものであり、このフード部12は、ハウジング本体11
の正面11Fから突出した雄端子金具13の先端部を包
囲するようになっている。また、このフード部12の内
部には、雌側ハウジング20が嵌合されるようになって
いる。フード部12の正面視形状は、全体としては概ね
横長の方形をなす。詳しくは、下壁部12Aはその幅全
体に亘って平坦板状をなし、その下壁部12Aの左右両
端から側壁12Bが直角に立ち上がっている。両側壁1
2Bの上端部を除いた大部分は平坦板状をなすが、側壁
12Bの上端部は、上壁部12Cの両端部と共通の四半
円弧部12Dとなっている。上壁部12Cは、その両端
の四半円弧部12Dにおいて左右両壁部12Bと連な
り、四半円弧部12D同士の間の部分は下壁部12Aと
平行な平坦板状をなしている。
【0012】かかるフード部12の内周には、後述する
雌側ハウジング20の逃がし凹部22と対応する左右一
対の肉盛り部14が形成されている。正面から見て、肉
盛り部14は、方形をなし、下壁部12Aの左右両端部
と左右両側壁12Bとの直角に曲がった角縁状の境界に
配されているとともに、両ハウジング10,20の正規
の嵌合方向(フード部12の突出方向)と平行な方向に
延びた形態となっている。また、肉盛り部14の前後方
向(両ハウジング10,20の嵌合方向と平行な方向)
における形成領域は、フード部12の前端の開口から所
定寸法だけ奥まった位置から、ハウジング本体11の正
面11Fまでの領域となっている。
【0013】雌側ハウジング20は、その内部に雌端子
金具(図示せず)を収容したものであり、その正面20
F側から見た形状及び寸法は、雌側ハウジング20がフ
ード部12の内部に大きなガタ付きを生じることなく
(必要なクリアランスは確保した状態で)嵌合されるよ
うに設定されている。即ち、雌側ハウジング20の下面
20Aはその幅全体に亘って平坦面状をなし、その下面
の左右両端から側面20Bが直角に立ち上がっている。
両側面20Bの上端部を除いた大部分は平坦板状をなす
が、側面20Bの上端部は四半円弧部20Dとなってい
る。上面20Cにおいては、その幅方向中央部にロック
アーム21が配されてイいるとともに、そのロックアー
ム21の両側に側面20Bと共通の四半円弧部20Dが
配されている。
【0014】かかる雌側ハウジング20には、その正面
20Fにおける下面20Aの両端に位置する2つの隅部
を切欠した形態の逃がし凹部22が形成されている。こ
の逃がし凹部22は、雌側ハウジング20の外周面のう
ち下面20Aの左右両端部及び側面20Bの下端部に開
口しているともに、両ハウジング10,20の正規の嵌
合方向(フード部12に対する雌側ハウジング20の正
規の嵌合方向)と平行な方向に延びている。
【0015】次に、本実施形態の作用を説明する。両ハ
ウジング10,20を嵌合させる際には、雌側ハウジン
グ20を雄側ハウジング10のフード部12内に進入さ
せる。このとき、雌側ハウジング20の正面20Fは、
両ハウジング10,20の正規の嵌合方向(フード部1
2のハウジング本体11からの突出方向)に対して直交
させる向きにする。進入の過程では、ロックアーム21
が弾性撓みし、両ハウジング10,20が正規嵌合状態
に至ると、ロックアーム21が弾性復帰してフード部1
2のロック孔15に係止し、もって、両ハウジング1
0,20が離脱規制状態にロックされる。また、嵌合に
より、フード部12内の雄端子金具13の先端部が雌側
ハウジング20の内部に進入し、その雌側ハウジング2
0内の雌端子金具(図示せず)と接続される。
【0016】もし、フード部12に対して雌側ハウジン
グ20がその姿勢を斜めに傾けた状態、即ち雌側ハウジ
ング20の正面20F、下面20A、両側面20B及び
上面20Cの全てが、両ハウジング10,20の正規の
嵌合方向に対して斜めとなった状態で嵌合された場合に
は、図1に示すように、フード部12内への進入深さ
は、雌側ハウジング20の正面20Fにおける左右いず
れか一方の隅部が最も深くなるため、この隅部がフード
部12内の雄端子金具13の先端に当たることが懸念さ
れる。
【0017】しかしながら本実施形態においては、雌側
ハウジング20に、その正面20Fにおける隅部を切欠
した形態の逃がし凹部22を形成しているので、この逃
がし凹部22にフード部12内の雄端子金具13が入り
込むことによって、雌側ハウジング20と雄端子金具1
3との干渉を回避することができる。また、フード部1
2の内周には、雌側ハウジング20に逃がし凹部22を
形成することによって構成されるデッドスペースを利用
して肉盛り部14を形成したので、この肉盛り部14に
おいてはフード部12が部分的厚くなり、フード部12
の強度が向上している。つまり、フード部12を大型化
することなく部分的に肉厚にしてそのフード部12を補
強することが実現されている。
【0018】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では逃がし凹部をの正面視形状を略
方形としたが、本発明によれば、逃がし凹部を、例えば
三角形や扇形等の、方形以外の形状としてもよい。
【0019】(2)上記実施形態では逃がし凹部を両ハ
ウジングの嵌合方向と平行に切欠した形態としたが、本
発明によれば、両ハウジングの嵌合方向に対して斜め方
向に切欠した形態としてもよい。 (3)上記実施形態ではフード部の内周に肉盛り部を形
成したが、本発明によれば、肉盛り部を形成しない構成
とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1において雌側ハウジングがフード部
に対して斜め姿勢で嵌合された状態を示す断面図
【図2】雌側ハウジングの斜視図
【図3】雌側ハウジングの正面図
【図4】雌側ハウジングの側面図
【図5】雄側ハウジングの正面図
【図6】従来例の断面図
【符号の説明】
10…雄側ハウジング 12…フード部 13…雄端子金具 14…肉盛り部 20…雌側ハウジング 20F…雌側ハウジングの正面 22…逃がし凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フード部内に雄端子金具を配した雄側ハ
    ウジングと、 前記フード部内に嵌合される雌側ハウジングとを備えて
    なり、 前記雌側ハウジングには、その正面における隅部を切欠
    した形態の逃がし凹部が形成されていることを特徴とす
    るコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記逃がし凹部が、前記雌側ハウジング
    の外周面に開口する形態で形成され、 前記フード部の内周には、前記逃がし凹部と対応する肉
    盛り部が形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のコネクタ。
JP2001016117A 2001-01-24 2001-01-24 コネクタ Pending JP2002222676A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015041469A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 トヨタ自動車株式会社 コネクタ嵌合方法及びコネクタ嵌合治具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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