JP2002222506A - 磁気ヘッド及びこれを用いる磁気再生装置 - Google Patents

磁気ヘッド及びこれを用いる磁気再生装置

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JP2002222506A
JP2002222506A JP2001017605A JP2001017605A JP2002222506A JP 2002222506 A JP2002222506 A JP 2002222506A JP 2001017605 A JP2001017605 A JP 2001017605A JP 2001017605 A JP2001017605 A JP 2001017605A JP 2002222506 A JP2002222506 A JP 2002222506A
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magnetic
yoke
head
film
recording medium
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JP2001017605A
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Naoto Hayashi
直人 林
Kenji Machida
賢司 町田
Takahiko Tamaki
孝彦 玉城
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 耐久性に優れ、簡易な構成で高出力で低ノイ
ズ化が可能なヨーク型のMRヘッドを提供する。 【解決手段】 磁気抵抗効果素子13と、この磁気抵抗
効果素子により磁気記録媒体からの信号磁界を検出させ
るように磁気再生ギャップ11を形成する磁気ヨーク1
2とを有するヨーク型の磁気ヘッドであって、磁気ヨー
ク12Bを軟磁性材料で形成し、該軟磁性材料の一部に
反強磁性材料15を付加して複合膜とした構成を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録媒体に記
録されたディジタル情報を磁界強度の信号として読み取
るため磁気抵抗効果(MR)素子を用いた磁気ヘッドに
関し、特に磁気回路部を備えるヨーク型の磁気ヘッド及
びこれを用いる磁気再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の外部記憶装置として用
いられている磁気記録装置の小型化、大容量化への要請
は著しく、より高記録密度化を図る必要がある。このよ
うな状況に対応して近年、高記録密度で記録された情報
を高感度に読み取り(再生)できる再生用の磁気ヘッド
として、MR素子を用いた磁気ヘッド(以下、MRヘッ
ドという)が広く採用されている。
【0003】図15に、従来のMRヘッドの一例として
ヨーク型のMRヘッドの概略を示す。図15(A)はヨ
ーク型のMRヘッド100の側部概略構成を、図15
(B)はヨーク型のMRヘッド100を上部から見た概
略構成を示している。
【0004】ヨーク型のMRヘッド100は、MR素子
103と、磁気再生ギャップ101を形成するように配
置される第1磁気ヨーク102A及び第2磁気ヨーク1
02B、さらに第3磁気ヨーク102Cを備えている。
【0005】このヨーク型のMRヘッド100では、磁
界検出部となるMR素子103が第2磁気ヨーク102
Bと第3磁気ヨーク102Cとの間に配置され磁気記録
媒体と摺動しない構成である。よって、ヨーク型のMR
ヘッド100は、磁気記録媒体の表面に対向するように
MR素子を配置させたシールドタイプの磁気ヘッドと比
較して、耐久性に優れているという優れた特長がある。
すなわち、図15に示したようなヨーク型のMRヘッド
100は、MR素子が直接、磁気記録媒体に接すること
がないので磨耗するという問題を生じない優れた特長を
有する磁気ヘッドである。
【0006】上記ヨーク型のMRヘッド100は、図1
5に示すように、第1磁気ヨーク102Aと第2磁気ヨ
ーク102Bとが所定間隔を持って対向配置されること
で磁気再生ギャップ101を形成し、この磁気再生ギャ
ップ101を介して磁気記録媒体からの信号磁界を引き
込む。そして、このヨーク型のMRヘッド100では引
き込まれた磁界が、上記第1磁気ヨーク102A、第3
磁気ヨーク102C、MR素子103及び第2磁気ヨー
ク102Bのように流れる環状の磁気回路を構成する。
このときMR素子103では磁気回路内を流れる磁束に
より磁化方向が変化し、これに基づいてその磁気抵抗値
が変化する。
【0007】ヨーク型のMRヘッド100では、このM
R素子103の磁気抵抗変化を検出することにより、磁
気記録媒体からの信号磁界を検出する。このようにヨー
ク型のMRヘッド100のMR素子103は、磁気記録
媒体からの信号磁界を直接的に検出するのではなく、磁
気再生ギャップ101を介して磁気ヨーク102A、1
02B及び102Cに引き込まれた磁界を間接的に検出
する構成である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したようなヨーク
型のMRヘッド100では、磁気ヨーク部におけるバル
クハウゼンジャンプに起因するノイズが生じ易いという
欠点が一般に知られている。磁気記録媒体からの信号磁
界により形成される磁路の方向が磁気ヨークの磁化容易
軸と平行である場合に、前記信号磁界が反転した際に磁
気ヨークの急激な磁化反転が発生する。この急激な磁化
反転は再生信号のバルクハウゼンノイズの発生原因とな
る。
【0009】上記のような問題を解決する対策の1つと
して、前記磁気ヨークを単一磁区に保持させるための工
夫、或いは特願平10−143821号に開示されるよ
うに、磁気記録媒体からの信号磁界の磁路と直交させる
ように前記磁気ヨークに磁気異方性を付与する工夫につ
いて従来から提案がなされている。
【0010】しかしながら、前記従来の提案はプロセス
が複雑であり、また磁気ヘッドの構造が限定されしまう
という問題があった。
【0011】したがって、本発明の目的は耐久性に優
れ、簡易な構成で高出力で低ノイズ化が可能なヨーク型
のMRヘッドを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は請求項1に記
載の如く、磁気抵抗効果素子と、該磁気抵抗効果素子に
より磁気記録媒体からの信号磁界を検出させるように磁
気再生ギャップを形成する磁気ヨークとを有するヨーク
型の磁気ヘッドであって、前記磁気ヨークを軟磁性材料
で形成し、該軟磁性材料の一部に反強磁性材料を付加し
て複合膜とした構成により達成できる。
【0013】また、請求項2に記載される如く、請求項
1に記載の磁気ヘッドにおいて、前記反強磁性材料は少
なくとも、前記磁気再生ギャップを形成する部分の前記
軟磁性材料に付加されている構成とすることが好まし
い。
【0014】また、請求項3に記載される如く、請求項
1又は2に記載の磁気ヘッドにおいて、前記複合膜の磁
化容易軸の方向は、前記磁気記録媒体のトラック方向と
略平行となるように設定されている構成とすることが好
ましい。
【0015】また、請求項4に記載される如く、請求項
1から3のいずれかに記載の磁気ヘッドにおいて、前記
磁気再生ギャップを形成する磁気ヨークの膜厚は、前記
磁気再生ギャップのギャップ長の2倍以下に設定されて
いる構成とすることが好ましい。
【0016】また、請求項5に記載される如く、請求項
1から4のいずれかに記載の磁気ヘッドにおいて、前記
磁気再生ギャップを形成する部分の前記軟磁性材料の膜
厚は、他の部分よりも薄く形成されている構成とするこ
とが好ましい。
【0017】以上のような本発明の磁気ヘッドでは、軟
磁性材料に反強磁性材料が付加された複合膜を有するの
で交換結合磁界を利用して磁気ヨークの単磁区化を促進
できる。その際、単磁区化する磁化容易軸の方向を磁気
記録媒体のトラック幅方向と平行に設定することで高出
力で低ノイズな磁気ヘッドとすることができる。
【0018】本発明の磁気ヘッドは、スパッタリング
法、蒸着法、エッチング法等、従来の薄膜形成技術を利
用して製作することができ、しかも磁気ヨークを成す軟
磁性材料に反強磁性材料を付加するという簡易な構成で
ある。
【0019】また、磁気再生ギャップを形成する磁気ヨ
ークの膜厚を磁気再生ギャップのギャップ長の2倍以下
にすることで、さらに再生分解能を向上させた磁気ヘッ
ドとすることができ、またさらに磁気再生ギャップを形
成する部分の軟磁性材料の膜厚を他の部分よりも薄く形
成することで再生感度についても向上させた磁気ヘッド
とすることができる。
【0020】そして、請求項6に記載される如く、請求
項1から5のいずれかに記載の磁気ヘッドと、該磁気ヘ
ッドにより情報の再生がなされる磁気記録媒体と、前記
磁気ヘッドを前記磁気記録媒体上の所望位置に移動させ
るアクチュエータ手段とを含む、磁気再生装置に構成す
ることもできる。
【0021】前記のような磁気再生装置は、高記録密度
化を図るコンピュータ等の外部記憶装置として極めて有
望である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明のヨ
ーク型のMRヘッドを詳細に説明する。図1は本発明に
係るヨーク型のMRヘッド10の概略構成を示す図であ
る。図1(A)はヨーク型のMRヘッド10の側部概略
構成を、図1(B)はヨーク型のMRヘッド10を上部
から見た概略構成を示している。
【0023】図1において、ヨーク型のMRヘッド10
は、第1磁気ヨーク12A、第2磁気ヨーク12B及び
第3磁気ヨーク12Cで基本的な磁気回路を構成してい
る。そして、上記第2磁気ヨーク12Bと第3磁気ヨー
ク12Cとを跨ぐように磁界検出手段としてのMR素子
13が配置されている。さらに、上記第1磁気ヨーク1
2Aと第2磁気ヨーク12Bとは、磁気再生ギャップ1
1を形成するように所定間隔を持って配設されている。
【0024】本発明では、この前記磁気ヨーク12を軟
磁性材料で形成し、その全部又は一部に反強磁性材料を
付加して複合膜とすることにより低ノイズ化したMRヘ
ッドを実現させる。上記のように磁気ヨーク12は第1
磁気ヨーク12A、第2磁気ヨーク12B及び第3磁気
ヨーク12Cの3つから成るが、これらの全て或いは一
部に複合膜を採用することで再生時のノイズ低減を図る
ことができる。磁気ヨーク12に複合膜を形成する態様
としては種々の構造を採用でき、その具体的な構成につ
いては、後述する実施例でより具体的に示す。
【0025】ちなみに、図1では第2磁気ヨーク12B
を構成する軟磁性材料、すなわち磁気再生ギャップ11
を形成する上側の軟磁性材料にのみ反強磁性膜15を形
成して複合膜とした一例を示している。この複合膜の磁
化容易軸方向は磁気記録媒体のトラック幅の方向と平行
に設定されている。
【0026】前記磁気ヨーク12は基本的に軟磁性材料
で形成され、この軟磁性材料の全部又は一部に反強磁性
材料が接触して付加されることでその部分が複合膜とな
る。この複合膜は、磁気再生ギャップ11を形成する部
分を少なくとも含むように形成することが好ましい。す
なわち、少なくとも磁気再生ギャップ11を形成する軟
磁性材料に反強磁性膜を付加することが好ましい。
【0027】上記軟磁性材料としては良好な軟磁性特性
を有することが必要であり、例えばNi−Fe系合金、
Fe−Al−Si系合金、Co−Zr−Ta等のCo系
非晶質合金、Fe−Ta−N等の微結晶軟磁性膜、Co
−Fe−Al−O等のグラニュラー材料、Ni−Mnフ
ェライト等の軟磁性フェライト材料等を用いることが好
ましい。
【0028】また、磁気ヨーク12に用いる前記反強磁
性材料としては、ヘッド製作の容易性等を考慮して、薄
い膜厚でも軟磁性材料との間で大きな交換結合磁界を示
す材料が好ましく、例えばFe−Mn、Ir−Mn、P
t−Mn、Pd−Mn、Ni-Mn、Ni−O、Fe
等を用いることが好ましい。
【0029】また、MR素子としてはDavid A.
Thompson, ”Thinfilm Magn
etoresistors in Memory, S
torage, and Related Appli
cations” IEEE Trans. on M
agn.MAG-11,p.1039(1975)に記
載されている異方性磁気抵抗効果(AMR)膜を用いる
AMR素子、或いは特開平4−358310号公報に記
載されているAMR効果よりも再生感度の高い巨大磁気
抵抗効果(GMR)膜を用いるスピンバルブ型GMR素
子、或いはさらに高い再生感度が得られるトンネル磁気
抵抗効果(TMR)膜を用いるトンネル型GMR(TM
R)素子のいずれも好適に採用することができる。
【0030】但し、前述したようにヨーク型MRヘッド
10は耐久性に優れるが、磁気記録媒体からの信号磁界
を磁気ヨーク12を介して間接的にMR素子13が検出
する構成であるので、より高感度であるTMR素子を用
いることが推奨される。
【0031】以下、さらに本発明に係るヨーク型MRヘ
ッドの複数の実施例について説明するが、その前に本発
明で磁気ヨーク部の軟磁性材料に反強磁性材料を付加し
て複合膜とする効果について図2から図5を参照して説
明する。
【0032】図2は、従来からヨーク型のMRヘッドの
磁気ヨーク材料として一般的に用いられているNi−F
e膜の磁化応答の測定結果例について示す図である。図
2(A)はNi−Fe膜201を示し、その厚さは20
nm、長さは50μm、幅は10μmであり、図2
(A)中で矢印で示すように磁化容易軸が幅方向と平行
となるように設定されている。そして、走査型カー効果
顕微鏡(SKEM)を使用し、測定周波数を0.1MH
z、最大印加磁界を500Oeo-pとして上記Ni−F
e膜の磁化応答の測定を行った。なお、印加磁界方向は
図2(A)中、矢印と直交する方向とした。
【0033】ここでは、図2(A)に示すように、3つ
の側定点A、B及びCについて、印加磁界(Oe)と磁
化の大きさ(任意単位)との関係について測定を行っ
た。測定点Aでの磁化応答曲線を図2(B)に、測定点
Bでの磁化応答曲線を図2(C)に、測定点Cでの磁化
応答曲線を図2(D)に示している。
【0034】図2(B)及び(D)に示す磁化応答曲線
から、測定点A及び測定点Cにおいては、磁界Ha及び
磁界Hcまでは印加磁界に対して線形の応答が確認でき
る。しかし、測定点Bにおいては不連続な磁化変化、及
び印加磁界HからHにおいてMからMへの磁化
の跳びが観察される。この跳びが前述したバルクハウゼ
ンジャンプであり、測定点Bにおいて磁壁移動を伴った
不連続な磁化変化が生じていると推測される。従来にお
いては、Ni−Fe膜のみで磁気ヨークが形成されてい
たので、上記バルクハウゼンジャンプに基づくバルクハ
ウゼンノイズが発生することになっていた。
【0035】これに対し、図3に示す磁気ヨーク材料
は、Ni-Fe膜21の一部に反強磁性材料22を付加
して形成した複合膜20が形成されている。なお、図3
のNi-Fe膜21は、図2に示されたNi−Fe膜2
01と同様の条件で形成されており、反強磁性膜22は
反強磁性材料Fe−Mnを厚さ約10nmに形成してい
る。
【0036】図3に示したNi−Fe膜21について、
図2の場合と同様に3つの測定点AからCを設定し、同
じ評価方法で磁化応答測定を行った。図3に示した複合
膜20部分では不連続な磁化変化は観察されず、単磁区
化が促進されているものと推測できる。
【0037】図2及び図3において、測定点Bでの磁化
応答を比較すると、図3(C)では磁化の大きさが飽和
するのに要する印加磁界強度Hbは大きくなるものの、
図2(C)で観察されたようなバルクハウゼンジャンプ
が発生しておらず線形に変化している。
【0038】なお、反強磁性膜22上に形成したNi−
Fe膜の任意の場所における磁化応答は、測定点A及び
測定点Bで同様であった。つまり反強磁性膜22上のN
i−Fe膜は一様に線形な磁化応答をしていることも確
認できる。すなわち、Ni−Fe膜に反強磁性膜22を
付加して複合膜とすることにより交換結合磁界が生じ、
反強磁性膜22によりNi−Fe膜が単磁区化されてい
ると推測できる。
【0039】次に、図2(A)に示した従来のNi−F
e膜201を用いてMRヘッドを形成した場合と、図3
(A)に示したNi−Fe膜21と反強磁性膜22との
複合膜20を用いてMRヘッドを形成した場合の比較に
ついて説明する。
【0040】図4はNi−Fe膜201のみを用い、前
記図15で示した従来型のMRヘッドを製作して磁気記
録媒体からの信号磁界を検出した際の再生波形を示して
いる。図5は図3に示した複合膜20を有するNi−F
e膜21を用い、図1で示した本発明のMRヘッドを製
作して磁気記録媒体からの信号磁界を検出した際の再生
波形を示している。
【0041】図4に示す従来型のMRヘッドによる再生
波形は、バルクハウゼンノイズの発生により歪みが生
じ、対称性が失われている。これに対し、図5に示す本
発明のMRヘッドによる場合では、歪みのない対称性が
ある良好な再生波形が得られている。よって、磁気ヨー
ク材料に複合膜を用いることがノイズ低減に極めて有効
であることが確認できる。
【0042】以下では、さらに本発明の実施例となるM
Rヘッドの構造を複数示す。図6は第1実施例のMRヘ
ッド40の概要構成を示す図である。図6(A)はヨー
ク型MRヘッド40の側部概略構成を、図6(B)はこ
のヨーク型MRヘッド40を上部から見た概略構成を示
している。なお、図6(C)は磁気再生ギャップ周辺M
Aを拡大して示す図である。
【0043】図6(A)及び(B)において、基板46
上に絶縁膜44を介してTMR素子43を形成し、この
TMR素子43と磁気的に接合するように第1磁気ヨー
ク42A、第2磁気ヨーク42Bが形成されている。こ
らら第1磁気ヨーク42Aと第2磁気ヨーク42Bと
で、磁気再生ギャップ41を形成し、ここから引き込ま
れる磁界によって、第1磁気ヨーク42A、TMR素子
43及び第2磁気ヨーク42Bに磁束が流れて磁気回路
を構成する。
【0044】なお、図6(B)に示すように、図示せぬ
磁気記録媒体からの信号磁界の入力方向Xに対し、第1
磁気ヨーク42A及び第2磁気ヨーク42Bの磁化容易
軸の方向は直角なY方向に設定されている。このY方向
は磁気記録媒体のトラック幅方向と平行である。また、
本実施例のヨーク型MRヘッド40では、図6(B)か
ら明らかなように、TMR素子43の大きさは、再生ト
ラック幅とは独立しており、面積を大きくすることで素
子抵抗を小さくすることができる。
【0045】第1実施例のMRヘッド40では、磁気ヨ
ーク42の全てが複合膜化されて形成されている。すな
わち、磁気ヨーク材料となるFe−Mn等の軟磁性膜4
2に、反強磁性膜45が付加されて複合膜が形成され
る。図6のMRヘッド40では、軟磁性膜42A、42
Bに対し磁気再生ギャップ41とは反対側に反強磁性膜
45A、45Bが形成されている。
【0046】上記第1実施例のMRヘッド40によれ
ば、磁気ヨーク42の全てが複合膜化されているので、
磁気ヨーク42全体の単磁区化を促進させることがで
き、バルクハウゼンノイズの発生を確実に抑制して歪み
のない高出力の再生波形を得ることができる。
【0047】図7は、本発明の第2実施例に係るMRヘ
ッド50の概要構成を示す図である。図7(A)はヨー
ク型MRヘッド50の側部概略構成を、図7(B)はこ
のヨーク型MRヘッド50を上部から見た概略構成を示
している。なお、図7では、図6と同様の部位に同一符
号を付すことで、重複した説明は省略する。
【0048】本第2実施例のMRヘッド50の特徴的構
成は、第1磁気ヨーク42A及び第2磁気ヨーク42B
の磁気再生ギャップ41側の端部にのみ反強磁性膜55
A、55Bを付加して複合膜化した点である。このよう
な構成でも、前記第1実施例の場合と同様に再生時のノ
イズを低減させて、歪みのない高出力の再生波形を得る
ことができる。
【0049】次に、図8(A)から(C)は、本発明の
複合膜を形成するために採用可能な反強磁性膜の構造例
について示している。
【0050】前述した第1及び第2実施例では一層の反
強磁性膜を用いる例を示していた。しかし、反強磁性膜
は一層に限らず多層構造であってもよい。すなわち、図
8(A)に示すように軟磁性膜82の上に反強磁性層8
1を配設した多層構造、図8(B)に示すように軟磁性
膜82の下に反強磁性層81を配設した多層構造、図8
(C)に示すように軟磁性膜82を間にしてその上下に
反強磁性層81、81を配設した多層構造とすることも
可能である。
【0051】ここで、複合膜を形成する軟磁性膜と反強
磁性膜の膜厚について説明する。図9は、軟磁性膜とし
てNi−Fe膜、反強磁性膜として膜厚10nmのFe
−Mn膜を用いた場合に、Ni−Fe膜厚t(nm)に
対する交換結合磁界強度Hu(Oe)の変化を示す図で
ある。また、図10はNi−Fe膜厚t(nm)による
100MHzでの有効透磁率μ’の変化を示す図であ
る。
【0052】図9及び図10から膜厚tを小さくするほ
ど、交換結合磁界強度Huが大きくなり、有効透磁率
μ’は小さくなることが確認できる。MRヘッドの磁気
ヨーク材としては、有効透磁率μ’が大きくなるほど磁
気伝導効率が高くなり、高い再生出力を期待できる。従
って、MRヘッドの高感度化という観点からは、軟磁性
膜を厚く形成することが好ましいと言える。その一方
で、再生分解能を向上させるという観点からは、磁気ヨ
ーク材の膜厚は薄い方が望ましい。
【0053】上記のように、ヨーク型のMRヘッドにお
いては、軟磁性膜の膜厚tに関しては、高感度化と再生
分解能の向上とが相反する関係にある。よって、この関
係を考慮しながらより好ましいMRヘッドとなるように
磁気ヨーク材の膜厚を設定することが必要である。
【0054】図11は、再生ギャップ長tgと磁気ヨー
ク膜厚との関係について示す図である。この図11は、
先に図6で示した第1実施例のMRヘッド40に関する
ものである。ここで前出の図6(C)を参照する。図6
(C)には、磁気再生ギャップ41の周辺を拡大し、第
1磁気ヨーク42Aの膜厚t、第2磁気ヨーク42B
の膜厚t及び磁気再生ギャップ長tが示されてい
る。
【0055】図11は、縦軸に磁気再生ギャップ長tg
に対するPW50の比を取り、横軸には磁気再生ギャッ
プ長tgに対する第1磁気ヨーク42Aの膜厚tの比
を取っり、膜厚tを変化させてプロットしたものであ
る。但し、第1磁気ヨーク42Aの膜厚tと第2磁気
ヨーク42Bの膜厚tとは同一であり、図11におい
てはこれらをtで示している。すなわち、t=t
=tである。
【0056】ここで、現状の信号処理回路の能力から前
記PW50の値は、磁気再生ギャップ長tの4倍程度
に抑制することが望ましい。よって、図11から磁気再
生ギャップを形成する第1磁気ヨーク42Aと第2磁気
ヨーク42Bの膜厚は、磁気再生再生ギャップ長t
2倍以下とするように設計することが望ましいことが分
かる。前述したように再生感度と分解能との間でトレー
ドオフの関係にあるので、前記図10及び図11から磁
気ヨークの厚さに関しては20nm〜100nm程度に
設計することが望ましい。
【0057】さらに、図12及び図13に基づき本発明
の他の実施例に係るMRヘッドについて説明する。以下
に示すMRヘッドは前述した第1及び第2実施例と同様
に磁気ヨーク部に複合膜を用いるので、高出力で低ノイ
ズ化が実現されていると共に、高感度かつ高分解能とし
たMRヘッドの構造例である。これらのMRヘッドで
は、磁気ヨークの前部、すなわち磁気再生ギャップ側の
磁気ヨークの膜厚を他の部分と比較して薄く形成してい
る。この様に形成することで、前述した軟磁性膜の膜厚
tに関して相反する関係にある高感度化と再生分解能の
向上とを同時に高めた構造を実現できる。
【0058】図12は、本発明の第3実施例に係るMR
ヘッド60の概要構成を示す図である。図12(A)は
ヨーク型のMRヘッド60の側部概略構成を、図12
(B)はこのヨーク型のMRヘッド60を上部から見た
概略構成を示している。なお、図12においても、図6
と同様の部位に同一符号を付すことで、重複した説明を
省略する。
【0059】図12において、基板46側に位置する第
1の磁気ヨークは、前部側(図において左側)に配置す
る薄い第1磁気ヨーク62Aと後部に位置する第2磁気
ヨーク62Bとで形成されている。他方の第2の磁気ヨ
ークは、前部側に配置する薄い第3磁気ヨーク62Cと
後部に位置する第4磁気ヨーク62Dとで形成されてい
る。本実施例の第1〜第4磁気ヨーク62A、62B、
62C、62Dの全ては複合膜化されている。すなわ
ち、各磁気ヨーク62A、62B、62C、62Dは軟
磁性材料で形成され、これら各々には反強磁性膜65
A、65B、65C、65Dが付加されて複合膜化され
ている。
【0060】ヨーク型MRヘッド60では、第1磁気ヨ
ーク62Aと第3磁気ヨーク62Cとで、磁気再生ギャ
ップ41を形成し、ここから引き込まれた磁界は、第1
磁気ヨーク62A、第2磁気ヨーク62B、MR素子4
3、第4磁気ヨーク62d及び第3磁気ヨーク62Cに
流れる磁気回路を構成する。
【0061】上記第1磁気ヨーク62A及び第3磁気ヨ
ーク62Cは、再生分解能を向上させるという観点から
は薄い方が好ましいので、20nm〜100nm程度に
設定するのが望ましい。その一方で、第2磁気ヨーク6
2B及び第4磁気ヨーク62Dは再生感度を向上させる
観点から厚い方が好ましいので、100nm〜1μm程
度に設定するが望ましい。
【0062】以上のように、本第3実施例のMRヘッド
60によれば、分解能が高くしかも磁気ヨークの有効透
磁率の低下を最小限にすることができるので、前述した
実施例の場合と同様に低ノイズ化を図りつつ、さらに高
分解能かつ高感度なMRヘッドとすることができる。
【0063】さらに、図13は、本発明の第4実施例に
係るMRヘッド70の概要構成を示す図である。図13
(A)はヨーク型MRヘッド70の側部概略構成を、図
13(B)はこのヨーク型MRヘッド70を上部から見
た概略構成を示している。なお、図13においては図1
2と同様の部位に同一符号を付すことで、重複した説明
を省略する。
【0064】本第4実施例のMRヘッド70の特徴的構
成は、薄く形成された第1磁気ヨーク62A及び第3磁
気ヨーク62c上にのみ反強磁性膜75A、75Cを付
加して複合膜化した点である。このような構成でも、前
記第3実施例の場合と同様に低ノイズ化を図りつつ、さ
らに高分解能かつ高感度なMRヘッドとすることができ
る。
【0065】なお、上記第3及び第4実施例のヨーク型
MRヘッド60、70においても、図6及び図7で示し
た実施例と同様に、TMR素子43の大きさは再生トラ
ック幅とは独立しており、その面積を大きくすることで
素子抵抗を低く抑制することができるさらに、図14は
前述した複数の実施例のMRヘッドを搭載することがで
きる磁気記録再生装置90の要部を示す図である。磁気
記録再生装置90には磁気記録媒体としてのハードディ
スク91が搭載され、回転駆動されるようになってい
る。このハードディスク91の表面に対向して所定の浮
上量で、例えば第1実施例のMRヘッド60により再生
動作が行われる。MRヘッド60はアーム92の先端に
あるスライダ93の前端部に固定されている。MRヘッ
ド60の位置決めはハードディスク91のトラック幅方
向にアーム92を移動させるアクチュエータ手段95に
より実行される。上記磁気再生装置90は、ハードディ
スク91のディジタル情報を高出力で低ノイズ状態で検
出する。
【0066】以上本発明の好ましい実施例について詳述
したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の
範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したところから明らかなよう
に、本発明によれば、軟磁性材料に反強磁性材料が付加
された複合膜を有することで高出力で低ノイズな磁気ヘ
ッドとすることができる。
【0068】また、磁気再生ギャップを形成する磁気ヨ
ークの膜厚を磁気再生ギャップのギャップ長の2倍以下
にすることで、さらに再生分解能を向上させた磁気ヘッ
ドとすることができる。
【0069】また、さらに磁気再生ギャップを形成する
部分の軟磁性材料の膜厚を他の部分よりも薄く形成する
ことで再生感度についても向上させた磁気ヘッドとする
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヨーク型のMRヘッドの概略構成
を示す図である。
【図2】Ni−Fe膜の磁化応答の測定結果例について
示す図である。
【図3】反強磁性材料を付加して形成した複合膜を含む
Ni-Fe膜の磁化応答の測定結果例について示す図で
ある。
【図4】Ni−Fe膜のみを用い、従来型のMRヘッド
を製作して磁気記録媒体からの信号磁界を検出した際の
再生波形を示す図である。
【図5】複合膜を有するNi−Fe膜を用い、本発明の
MRヘッドを製作して磁気記録媒体からの信号磁界を検
出した際の再生波形を示す図である。
【図6】本発明の第1実施例に係るMRヘッドの概要構
成を示す図である。
【図7】本発明の第2実施例に係るMRヘッドの概要構
成を示す図である。
【図8】本発明の複合膜を形成するために採用可能な反
強磁性膜の構造例について示す図である。
【図9】軟磁性膜としてNi−Fe膜、反強磁性膜とし
てFe−Mn膜を用いた場合に、Ni−Fe膜厚tに対
する交換結合磁界強度Huの変化を示す図である。
【図10】Ni−Fe膜厚tによる100MHzでの有
効透磁率μ’の変化を示す図である。
【図11】再生ギャップ長tgと磁気ヨーク膜厚との関
係について示す図である。
【図12】本発明の第3実施例に係るMRヘッドの概要
構成を示す図である。
【図13】本発明の第4実施例に係るMRヘッドの概要
構成を示す図である。
【図14】実施例のMRヘッドを搭載することができる
磁気記録再生装置の要部を示す図である。
【図15】従来のMRヘッドの一例としてヨーク型のM
Rヘッドの概略を示す図である。
【符号の説明】
10、40 ヨーク型のMRヘッド 11、41 磁気再生ギャップ 12、42 磁気ヨーク 13、43 磁気抵抗効果(MR)素子 15、45 反強磁性膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 43/02 H01L 43/08 Z 43/08 G01R 33/06 R (72)発明者 玉城 孝彦 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 2G017 AA02 AC07 AD55 AD59 AD63 AD65 5D034 AA02 BA02 BA18 BA19 CA06 5D111 AA01 AA12 BB04 BB05 BB15 BB17 BB25 FF01 KK03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気抵抗効果素子と、該磁気抵抗効果素
    子により磁気記録媒体からの信号磁界を検出させるよう
    に磁気再生ギャップを形成する磁気ヨークとを有するヨ
    ーク型の磁気ヘッドであって、 前記磁気ヨークを軟磁性材料で形成し、該軟磁性材料の
    一部に反強磁性材料を付加して複合膜とした、ことを特
    徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気ヘッドにおいて、 前記反強磁性材料は少なくとも、前記磁気再生ギャップ
    を形成する部分の前記軟磁性材料に付加されている、こ
    とを特徴とする磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の磁気ヘッドにお
    いて、 前記複合膜の磁化容易軸の方向は、前記磁気記録媒体の
    トラック方向と略平行となるように設定されている、こ
    とを特徴とする磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の磁気
    ヘッドにおいて、 前記磁気再生ギャップを形成する磁気ヨークの膜厚は、
    前記磁気再生ギャップのギャップ長の2倍以下に設定さ
    れている、ことを特徴とする磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の磁気
    ヘッドにおいて、 前記磁気再生ギャップを形成する部分の前記軟磁性材料
    の膜厚は、他の部分よりも薄く形成されている、ことを
    特徴とする磁気ヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の磁気
    ヘッドと、該磁気ヘッドにより情報の再生がなされる磁
    気記録媒体と、前記磁気ヘッドを前記磁気記録媒体上の
    所望位置に移動させるアクチュエータ手段とを含む、こ
    とを特徴とする磁気再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7924534B2 (en) * 2004-12-15 2011-04-12 International Business Machines Corporation Magnetic sensor

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