JP2002222261A - 栄養管理システム - Google Patents

栄養管理システム

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JP2002222261A
JP2002222261A JP2001016337A JP2001016337A JP2002222261A JP 2002222261 A JP2002222261 A JP 2002222261A JP 2001016337 A JP2001016337 A JP 2001016337A JP 2001016337 A JP2001016337 A JP 2001016337A JP 2002222261 A JP2002222261 A JP 2002222261A
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nutritional
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Kentaro Ichikawa
健太郎 市川
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者個人が、自分の栄養管理を正確に、か
つ大掛かりな装置を必要とせず簡便な操作で迅速に行う
ことができるシステムを提供する。 【解決手段】 食品容器に付された栄養成分情報を、読
み取り装置、摂取栄養記憶装置、摂取栄養演算装置及び
表示装置からなる読取り機で、上記栄養成分情報の分析
と蓄積を行って、栄養摂取データとすることを特徴とす
る栄養管理システム、前記システムにおいて、栄養摂取
データを食品データベースおよび個人データベースを有
する栄養管理演算装置に入出力して栄養管理データと
し、前記栄養管理データを読取り機に入力することを特
徴とする栄養管理システム、ならびに前記システムにお
いて、栄養管理データを、顧客データベースおよび加工
食品データベースを有する最適加工食品選択装置に入力
して、最適加工食品・栄養剤を選択し、読取り機に入力
することを特徴とする栄養管理システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピューターを
利用した栄養管理システムに関する。特に食品容器に付
された栄養成分情報を利用した栄養管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】糖尿病の患者や高血圧者等の栄養管理が
特に必要な人、過食症・拒食症の患者、ダイエット希望
者、健康に気を使う人、高齢者、スポーツ選手等は、自
己の健康管理が重要である。特に、栄養バランスや摂取
カロリーなどについての栄養管理は必須である。また、
犬、猫などのペット動物も、栄養過多により人間と同様
の病気を持つものが増えており、栄養管理の重要性が認
識されてきている。
【0003】従来、個人の栄養管理は、例えば、病院
食、給食、配食サービスなどにおいては栄養管理会社等
によって予め栄養価等を計算して作製された調理メニュ
ーを利用したり、専門家が提案したモデルメニューを参
照したり、パソコンの専用ソフトを使用したりなど、消
費者個人で行われることが多かった。しかし、このよう
な栄養管理方法は、根気、費用、時間等の手間を要し、
長期にわたる栄養管理システムとしては問題があり、消
費者個人が、自ら食する食品の栄養情報を簡易に入手
し、自らの栄養管理を簡易にするシステムが望まれてい
た。
【0004】摂取する食品の栄養情報を消費者個人が入
手するには、食材・食品の栄養成分表を参考にして摂取
量を勘案する方法をとるが、栄養情報入手には手間がか
かるという問題がある。また、食品包装に栄養成分が表
示されていても、所定期間の栄養摂取量を正確に把握す
るには、摂取者がコンピューターへの入力や、あるいは
電卓等で計算しなければならないので、非常な手間を要
していた。さらに、所定期間の摂取栄養を上記のように
して計算し、過・不足栄養素を把握できたとしても、さ
らにどのような食事をとれば自らの健康を維持できるか
を知ることは容易でない。
【0005】特開平9−50426号公報は、購入した
食材の、種類と重量をバーコードリーダーで読み取った
食品の種類と重量のデータから、栄養素別重量を分析・
演算し、期間を指定して、その間蓄積された栄養分析表
を出力する栄養管理システムを提供する。しかしなが
ら、実際に摂取する栄養成分は、食品の種類や重量だけ
でなく食材や調理方法にも影響されるため、正確な栄養
情報を入手できないという問題点があった。
【0006】一方、特開平10−91584号公報は、
摂取した食品の栄養成分毎の栄養摂取データ、各人の栄
養管理データ及び食品群の栄養成分のデータから、個人
毎に栄養成分の過不足を求めることができる栄養管理シ
ステムを提供する。この方法は、コンビニエンスストア
のPOSシステムで読み取った後の栄養情報を、消費者
が電子手帳等により間接的に入手管理するものである点
で、操作が煩雑であるという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決し、消費者個人が、自分の栄養管理を正確に、か
つ大掛かりな装置を必要とせず簡便な操作で迅速に行う
ことができるシステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の目
的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、食品の容器に栄
養成分情報を付し、これを所定の読み取り機で分析し蓄
積することにより、個人で自分の栄養管理を簡便に行う
ことができる栄養管理システムを提案する。特に、読み
取り機が携帯電話等の携帯端末や携帯パソコンである場
合には、外出先でも簡便に読み取りができるものとな
る。さらに、所定の膨大なデータベースを有する栄養管
理演算装置を利用できれば、個人の健康状態等にあった
栄養管理が実現でき、専門的なアドバイスを得られる栄
養管理システムを提案する。そして、最適加工食品選択
装置も利用することにより、より具体的な最適加工食品
や栄養剤の選択が可能な栄養管理システムを提案する。
【0009】請求項1記載の栄養管理システムは、読取
り機で、食品容器に付された栄養成分情報の読み取り分
析と蓄積を行って、栄養摂取データとすることを特徴と
する。かかる請求項1記載の栄養管理システムにおいて
は、請求項2に記載するように読み取り機が携帯端末で
あることが好ましい。また、請求項3に記載するよう
に、読み取り機が携帯端末とパソコンであることが好ま
しい。また、かかる請求項1記載の栄養管理システムに
おいては、請求項4に記載するように、栄養摂取データ
を食品データベースおよび個人データベースを有する栄
養管理演算装置に入出力して栄養管理データとし、前記
栄養管理データを読取り機に入力することも可能であ
る。さらに、請求項5に記載するように、栄養管理デー
タを、顧客データベースおよび加工食品データベースを
有する最適加工食品選択装置に入力して、最適加工食品
・栄養剤を選択し、読み取り機に入力することが好まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明を説
明する。図1は、本発明の栄養管理システムの主要部分
の構成を示すブロック図である。本発明の栄養管理シス
テムの特徴は、食品容器に付された栄養成分情報を、摂
取栄養記憶装置、摂取栄養演算装置及び表示装置からな
る読み取り機で、上記栄養成分情報の読み取り分析と蓄
積を行って栄養摂取データとすることにある。
【0011】読み取り機は、読み取り装置、摂取栄養記
憶装置、摂取栄養演算装置及び表示装置を主要構成要素
とし、例えば、読み取り機を備えた携帯電話、携帯端
末、パソコン、ノートパソコン、電子手帳、ICカード
等、あるいはそれらの組み合せとすることができる。
【0012】摂取栄養記憶装置は、食品メーカー、製薬
メーカー、製菓メーカー、容器メーカー等において印刷
等の手段によって食品容器に付されたバーコード、二次
元コード、モザイク、磁気ストライプのような磁気パタ
ーン、非接触型IC等に記録された栄養成分情報を読み
取り装置を介して記憶する装置をいい、例えば、バーコ
ードリーダー、カードリーダー等の装置が挙げられる。
栄養成分情報は、例えば、その飲食物の摂取エネルギー
(カロリー)や栄養素のほか、摂取栄養素量の1日に必
要な量に対する割合、身体への有害物質等が挙げられ
る。
【0013】なお、ここでいう食品とは、食品の原材料
から加工食品までを含み、また人間が食する食物のほ
か、ペット動物等を対象とするペットフード等各種飼料
をも含む広い概念である。また、栄養素とは、糖質、炭
水化物、タンパク質、脂質、ナトリウム、ビタミン、ミ
ネラル(塩分、鉄分、カルシウムなど)のほか、粗繊維
などいわゆる食品の第三機能を有する栄養成分を含む。
また、有害物質としては、食品添加物や、ビスフェノー
ルA、ダイオキシン類等の環境ホルモン物質等を含む。
摂取栄養記憶装置は、記憶した栄養成分情報を摂取栄養
演算装置へ送信する送信手段を有する。
【0014】摂取栄養演算装置は、摂取栄養記憶装置に
より読み取られた栄養成分情報から、該食品に含まれる
栄養素の種類や量等の栄養摂取データを整理して演算す
る装置をいう。摂取栄養演算装置は、上記栄養成分情報
を受信する受信手段、及び、栄養摂取データを表示装置
へ送信する送信手段を有する。
【0015】表示装置は、摂取栄養演算装置が算出した
栄養摂取データを表示するプリンターやCRT等の装置
である。表示装置は栄養摂取データを受信する受信手段
を有する。
【0016】読み取り機の各装置は、全て同一の携帯端
末に装備される必要はなく、携帯電話、携帯端末、ノー
トパソコン、パソコン等を組み合わせ、それぞれの装置
に役割を分担させた組み合わせ装置とすることもでき
る。
【0017】読み取り機は消費者個人の手元にあり、少
なくとも読み取り装置、摂取栄養記憶装置は消費者個人
が携帯できるもの(例えば、携帯電話、携帯端末、ノー
トパソコンその他携帯可能な機器)であることが好まし
い。外食する際にも食品容器に表示された栄養成分情報
を読み取ることができ、正確な栄養管理データを得られ
る。
【0018】また、家庭料理や外食等、栄養成分情報が
付与されていない食事を摂る時は、個人が栄養成分表を
参考にして、摂取栄養素を読み取り機に入力したり、予
め後述する食品栄養データベースに記録されている食品
メニューを選択することで、摂取栄養素の概算を得るこ
ともできる。
【0019】さらに、本発明の栄養管理システムにおい
ては、前記読み取り機が割り出した栄養摂取データを栄
養管理演算装置に入力して栄養管理データとし、該栄養
管理データを読取り機に再び入力することにより、個人
消費者は、より専門的で具体的なアドバイスが手元で把
握することができ、迅速で的確な栄養管理が簡易にでき
る点で好ましい。栄養管理演算装置は、食品の栄養成分
が予め入力されてある食品データベースや、消費者個人
の摂取栄養及び健康状況が入力されてある個人データベ
ース、年齢や性別、健康状態、個人の運動量等に応じた
最適な摂取栄養データベースを有しており、前記栄養摂
取データに基づき、個人の健康や体力、年齢などの因子
の点から栄養素の過不足や、健康に関するアドバイスや
理想的な食事メニュー等の栄養管理データを作成するこ
とができる機能を有する。
【0020】栄養管理演算装置は、読み取り機から送信
された栄養摂取データを受信する手段、及び栄養管理デ
ータを読み取り機に送信する手段を有する。また、読み
取り機にも栄養摂取データを送信する送信手段及び栄養
管理データを受信する受信手段を有する。栄養管理演算
装置は、読み取り機に内臓されていても良く、消費者個
人が所有することもできるが、最新のデータベースに基
づき、専門的な栄養管理情報が提供される点で、栄養管
理サービス会社が所有管理していることが望ましい。
【0021】また、本発明の栄養管理システムにおいて
は、前記栄養管理データを、最適加工食品選択装置に入
力して、最適加工食品・栄養剤等を選択し、この結果を
読取り機に入力することが好ましい。最適加工食品選択
装置とは、顧客(消費者個人)の摂取栄養及び健康状況
が入力されてある顧客データベースと、加工食品の栄養
成分等に関する加工食品データベースを有しており、前
記栄養管理データに基づき、顧客に応じ最適な加工食品
の種類や量等、最適加工食品に関する情報を選択できる
機能を有する。
【0022】最適加工食品選択装置は、栄養管理演算装
置から送信された栄養管理データを受信する手段、及び
顧客に応じた最適加工食品に関する情報を読み取り機に
送信する手段を有する。また、読み取り機にも顧客、す
なわちその消費者個人にあった最適加工食品に関する情
報栄養摂取データを送信する送信手段及び栄養管理デー
タを受信する受信手段を有する。
【0023】最適加工食品選択装置は、消費者個人が所
有することもできるが、最新の加工食品に関し詳細な情
報が提供される点から、栄養管理サービス会社が所有管
理していることが望ましい。また、栄養管理サービス会
社が所有管理すれば、新製品に関する情報をいち早く消
費者個人の手元に届けることができる。また、消費者の
嗜好や要望、健康状態の統計を得て、新製品の開発に役
立てることができ、一方、消費者に対し自社製品の宣伝
もできる点で、食品メーカー、製薬メーカー、製菓メー
カー等が有していてもよい。さらに、機能は制限される
が、最適加工食品選択装置は読み取り機に内臓されてい
ても良い。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。
【0025】[実施例1](朝食が牛乳と機能性食品の
場合) (本発明のシステムの構成)図2は、本発明の実施例の
栄養管理システムを示すブロック図である。牛乳と機能
性食品とには、食品メーカーにおいて印刷された二次元
コードによる栄養成分情報がその容器に付されている。
本実施例において、機能性食品の容器に付された栄養成
分情報は、「エネルギー 200kcal、タンパク質
0.9g、脂質 3.8g、糖質 8.0g、ナトリウ
ム 11mg、カルシウム26mg」がパターン化され
た二次元コードである。読み取り機は消費者個人の手元
にあり、栄養管理演算装置及び最適加工食品選択装置は
栄養管理サービス会社の所有管理にある。
【0026】読み取り機は携帯端末機能を有する携帯電
話とパソコンとからなる。携帯電話は食品容器に付され
た栄養成分情報の二次元バーコードを読み取り記憶する
携帯端末機能を有し、必要に応じて摂取栄養記憶装置と
して機能する。また、パソコンへ情報を送信するための
インターネット網等と接続できる送信手段を有する。
【0027】一方、パソコンは摂取栄養演算装置及び表
示装置の機能を有している。摂取栄養演算装置は、携帯
端末の送信手段と通信回線でつながれ、栄養成分情報を
受信するための受信手段を有している。
【0028】摂取栄養演算装置は、パソコンのI/Oイ
ンターフェースに接続されたCPU,ROM,RAMに
より行われる。例えばROMには、摂取栄養記憶装置が
記憶した栄養成分情報に対応した各食品の栄養素の種
類、量といったデータが含まれる。RAMには、CPU
が読み込んだ栄養摂取情報が一時記憶される。また、R
AMはその消費者の1日、1週間、あるいは1ヶ月とい
った一定期間の栄養摂取記録を蓄積し、記憶する。摂取
栄養演算装置により分析、蓄積された栄養摂取データ
は、表示装置であるCRT及びプリンターにより表示さ
れる。
【0029】また、パソコンは、摂取栄養データを栄養
管理サービス会社が有する栄養管理演算装置へ送信する
インターネット網等への送信手段を有する。一方、栄養
管理サービス会社の栄養管理演算装置は、消費者個人の
パソコンの送信手段と通信回線でつながれ、摂取栄養デ
ータを受信するための受信手段を有している。また、消
費者の携帯端末の送信手段とも通信回線でつながれ、食
品容器に付された栄養成分情報を受信するための受信手
段も有している。
【0030】栄養管理演算装置は、食品データベース及
び個人データベースを有し、摂取栄養データや消費者が
摂取した食品の栄養情報から、個人の健康や体力、年齢
などの因子の点から栄養の過不足のほか、栄養管理や、
健康に関するアドバイスや理想的な食事メニュー等のデ
ータを作成する。栄養管理演算装置における演算も、パ
ソコンのI/Oインターフェースに接続されたCPU,
ROM,RAMにより行われる。ROMまたはRAMに
は、各年齢、健康状態、作業強度に応じた、一日の標準
栄養所要量に関する食品・栄養データや、各栄養素の新
陳代謝への具体的効果、体重増加の原因、メニュー等に
関するデータも含まれる。RAMにはCPUが読み込ん
だ各データが一時記憶される。
【0031】栄養管理演算装置は、得られる栄養の過不
足や栄養管理等に関するアドバイス等の情報を消費者個
人の携帯端末に送信するためのインターネット網等への
送信手段を有する。また、食品メーカーや薬品メーカー
に送信するためのインターネット網等への送信手段を有
する。
【0032】次に、栄養管理データは、栄養管理演算装
置の送信手段により、最適加工食品選択装置に送信さ
れ、該装置の受信手段により受信される。最適加工食品
選択装置は、顧客の摂取栄養及び健康状況が入力されて
ある顧客データベースと、加工食品の栄養成分等に関す
る加工食品データベースを有しており、前記栄養管理デ
ータに基づき、顧客に応じ最適な加工食品の種類や量
等、最適加工食品に関する情報を選択する。最適加工食
品選択装置は、前記顧客に応じた最適加工食品に関する
情報を読み取り機に送信する手段を有する。また、読み
取り機にも顧客、すなわちその消費者にあった最適加工
食品に関する情報栄養摂取データを送信する送信手段及
び栄養管理データを受信する受信手段を有する。
【0033】次に、本発明の栄養管理システムを使用し
た具体例について、図3のフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0034】消費者は、朝食用に牛乳及び栄養補助食品
を購入する。牛乳と栄養補助食品の包装には、栄養成分
情報の二次元コードが付されている。消費者は、このバ
ーコードを携帯端末で読み取る。すると、携帯端末の摂
取栄養記録装置により牛乳及び栄養補助食品の栄養成分
情報が記録される。
【0035】次に、消費者は、携帯端末の送信手段によ
り、栄養成分情報をパソコンに送信する。パソコンが受
信したデータは、摂取栄養演算装置に送られ、パソコン
のI/Oインターフェースを介してRAMに一時的に記
憶される。データは、コンピューター内にセットされた
各食品に含まれる栄養素の種類、量に関するプログラム
に基づいて、CPUの読み出し命令に基づいて読み出さ
れ、整理、演算される。演算の結果得られる摂取栄養デ
ータは、表示装置であるプリンターへ出力され、所定の
用紙に印字されるとともに、CRTへ出力され、ブラウ
ン管上に表示される。
【0036】次に、消費者は栄養管理について個人の健
康や体力、年齢などの因子の点から栄養の過不足のほ
か、栄養管理や、健康に関するアドバイスや理想的な食
事メニュー等のさらなる情報を得るべく、前記摂取栄養
データを、栄養管理サービス会社の栄養管理演算装置へ
インターネット等の送信手段で送信する。また、携帯端
末から摂取栄養データを送ることもできる。
【0037】栄養管理演算装置に送信された各データ
は、RAMに一時記憶され、CPUにより読み出され、
その読み出されたデータに対応した、各年齢、健康状
態、作業量に応じた、一日の標準栄養所要量に関する食
品・栄養データや、各栄養素の新陳代謝への具体的効
果、体重増加の原因、メニュー等に関するデータがRO
MまたはRAMから読み出される。そして読み出された
栄養管理データは、栄養管理演算装置の送信手段によ
り、消費者個人の携帯端末、あるいはパソコンに送られ
る。また、食品メーカーや薬品メーカーからの依頼によ
り、顧客情報として栄養管理データを送信することもで
きる。
【0038】次に、栄養管理データは栄養管理演算装置
の送信手段により最適加工食品選択装置に送信され、該
装置の受信手段により受信される。前記栄養管理データ
に基づき、顧客の摂取栄養及び健康状況が入力されてあ
る顧客データベースと、加工食品の栄養成分等に関する
加工食品データベースに基づき、顧客に応じ最適な加工
食品の種類や量等、最適加工食品、栄養剤に関する情報
を選択する。最適加工食品選択装置は、前記顧客に応じ
た最適加工食品に関する情報を読み取り機に送信する手
段を有する。そして、読み取り機により、最適加工食品
や栄養剤に関する栄養摂取データを受信することによ
り、消費者個人は、自身にあった最適加工食品、栄養剤
を知ることができ、より的確で専門的な栄養管理が可能
となる。
【0039】[実施例2]本システムにより利用者が得
ることのできる栄養管理情報の一例を表1に示す。本実
施例ではある1日の栄養管理情報を「今日の摂取栄養
素」として示している。このような栄養管理情報として
は、もちろん1ヶ月、1年といった期間での栄養管理も
可能である。表1に示すような栄養管理情報は読み取り
機により得ることができる。
【0040】
【表1】
【0041】また、表2に示すように、「1日に必要な
量」「当日或いは該当日の過不足」等の栄養管理情報
は、栄養管理演算装置により得ることができる。さら
に、「栄養管理アドバイス」「メッセージ」「商品広
告」等の栄養管理情報は最適加工食品選択装置により得
ることができる。
【0042】
【表2】
【0043】ここで、表1に示す「入力方法」欄の「バ
ーコード」とは、食品容器に印刷された二次元コードに
よる栄養情報を、バーコードスキャナーにより読み取り
入力することを意味し、「マニュアル入力」とは、該当
食品の栄養情報を個人が栄養成分表より調べた数値をペ
ン入力等で読取り機に入力したことを意味し、「メニュ
ー選択」とは、該当食品の栄養情報を読み取り機を通し
て、栄養管理演算装置の食品栄養データベースから読み
込み、入力したことを意味する。また、表2の「今日の
栄養管理情報」に示すように、その日の栄養素の過不足
情報を示す「今日の過不足」や、それを適切にするため
の指導情報である「栄養管理アドバイス」を迅速かつ容
易に得ることができる。また、表2の「商品広告」の欄
に示すように、製薬メーカー☆☆☆社から、利用者に不
足がちな栄養素を補うサプリメントの提案等があると、
利用者は自己の栄養管理を容易に行うことができる。ま
た、この「商品広告」の欄を使えば、製薬メーカー等に
とっても効果的な商品広告ができるメリットがある。
【0044】
【発明の効果】本発明のシステムは、栄養管理を正確か
つ迅速に行うことができる。摂取栄養素の読み取り、演
算に携帯端末、パソコン等を利用するので操作が簡単で
あり、消費者個人でも専門的知識を要さずに自己の栄養
管理に利用することができる。また、摂取データを栄養
管理サービス会社に送ることにより、会社から栄養管理
について専門的なアドバイスも容易に得ることができ
る。
【0045】したがって、糖尿病の患者や高血圧者等、
栄養管理が特に必要な人、過食症・拒食症の患者、ダイ
エット希望者、健康に気を使う人、高齢者、スポーツ選
手等が、個人で栄養管理をすることができる。さらには
犬、猫などのペット動物等の栄養管理にも使用できるの
で、ペットの飼育者にとっても有用性が高い。
【0046】一方、食品メーカーは、(加工)食品に栄
養情報を付することにより、本発明の栄養管理システム
を消費者個人に利用してもらえるので、商品の売上を伸
ばすことができる。また、栄養管理という付加価値を付
与することにより消費が伸びる可能性もあるほか、顧客
情報を得て、ダイレクトメールなどで顧客に適切な食品
を提案、販売できるので有用である。
【0047】一方、栄養管理サービス会社にとっても、
栄養管理が容易で、正確な栄養摂取情報を得ることがで
き、消費者個人個人にあった適切な情報を提供すること
ができる。また、携帯端末、パソコン等を利用すること
で、これらに送受信するだけで栄養管理情報を提供する
ことができるので、サービスの高速化が図れる。さら
に、加工食品メーカーにも情報を提供することにより顧
客情報料を取得することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の栄養管理システムの概略を示した図で
ある。
【図2】本発明の実施例の栄養管理システムを示した図
である。
【図3】本発明の栄養管理システムの動作を示すフロー
チャートである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取り機で、食品容器に付された栄養
    成分情報の読み取り分析と蓄積を行い、栄養摂取データ
    とすることを特徴とする栄養管理システム。
  2. 【請求項2】 前記読み取り機が、携帯端末であること
    を特徴とする請求項1記載の栄養管理システム。
  3. 【請求項3】 前記読み取り機が、携帯端末とそれと接
    続されたパソコンであることを特徴とする請求項1記載
    の栄養管理システム。
  4. 【請求項4】 栄養摂取データを食品データベースおよ
    び個人データベースを有する栄養管理演算装置に入力し
    て栄養管理データとし、前記栄養管理データを読取り機
    に入力することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の栄養管理システム。
  5. 【請求項5】 栄養管理データを、顧客データベースお
    よび加工食品データベースを有する最適加工食品選択装
    置に入力して、最適加工食品・栄養剤を選択し、読取り
    機に入力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の栄養管理システム。
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