JP2002222246A - 物流管理システム - Google Patents

物流管理システム

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JP2002222246A
JP2002222246A JP2001020079A JP2001020079A JP2002222246A JP 2002222246 A JP2002222246 A JP 2002222246A JP 2001020079 A JP2001020079 A JP 2001020079A JP 2001020079 A JP2001020079 A JP 2001020079A JP 2002222246 A JP2002222246 A JP 2002222246A
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JP2001020079A
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Toshihisa Sugihara
寿久 杉原
Hiroyuki Nishitani
裕之 西谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中堅運輸会社や中小運送会社の物流を効率的
に管理できる物流管理システムを提供する。 【解決手段】 荷主から集荷配送の発注を受け、傭車を
利用して受注を処理する運輸会社と、配送車を傭車とし
て提供し、集荷配送を請け負う運送会社との物流業務を
管理する物流管理システムにおいて、運輸会社60、運送
会社61及び荷主62の端末と通信網71を介して接続するセ
ンター10を設け、センターは、運送会社に、配送車に搭
載する携帯端末40を貸し出して、この携帯端末と移動体
通信網72を介して通信する。携帯端末または運送会社端
末から空車情報を受信して登録し、運輸会社端末から集
荷配送申込情報を受信すると、空車情報を参照して、運
送会社候補を運輸会社端末に提示し、運輸会社が選択し
た運送会社に集荷配送を依頼し、配送車に携帯端末を通
じて集荷配送情報をダウンロードする。中堅の運輸会社
や中小の運送会社の業態に適合するシステム化を低コス
トで実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物を円滑に配送
するための物流管理システムに関し、特に、自前のシス
テムを持つことが難しい中堅運輸企業や中小運送会社に
適した仕組みを実現するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、組織力を備える物流企業では、配
送センターを設置し、そこで荷物の流れを一元的に管理
するためのシステム化が図られている。各配送車には移
動体通信機が搭載され、各配送先への配送が完了するご
とに、その報告が配送車から配送センターに送られる。
そのため、配送センターでは、荷物の流れをリアルタイ
ムで把握することができる。
【0003】このシステムを実現する種々の方式が考え
られており、特開平11−296795号公報には、通
信衛星などを利用して配送車の情報を配送センターに送
るシステムが提案されている。
【0004】このシステムでは、配送車に、バーコード
リーダや入力パネルを入力手段として持つ車載管理装置
と、配送車自身の位置情報を取得するGPS受信機と、
配送センターとの間で送信・受信を行うための移動体通
信機とが搭載されている。バーコードリーダで読み取ら
れた情報や作業者が入力パネルから入力した情報は、車
載管理装置に装着したICカードに記録され、また、こ
れらの情報は、GPS受信機で取得した自車位置情報や
時間情報とともに、移動体通信機から配送センターに送
信される。
【0005】配送センターでは、この受信データを一元
管理して荷主からの配達状況の問い合わせ等に応答す
る。また、ICカードに記録された情報は、バックアッ
プデータとして利用される。また、配送センターから
は、配送車に対して、緊急指令、荷物情報、目的地まで
の走行経路情報などが送信される。
【0006】また、特開2000−268101号公報
には、メールサーバ及びインターネットサーバに接続す
る物流監視制御手段を備えた物流管理システムが記載さ
れている。このシステムの物流監視制御手段は、荷主の
配送依頼を受け、各配送車の配送計画を立案してジョブ
データを作成し、このジョブデータから配送業務指示書
を印刷して配送車の運転手に配布する。運転手は、各配
送先への配送が完了するごとに、移動体通信機を操作し
てメールサーバに、配送先に対応する配送済コードと、
移動体通信機に対応するメールコードとを送信する。物
流監視制御手段は、このメールを受信してジョブデータ
を更新する。
【0007】また、物流監視制御手段は、インターネッ
トサーバを介してホームページを運営し、このホームペ
ージにアクセスした荷主から荷物の照会が行われた場合
に、当該荷主の荷物の配送状況を示す閲覧データをホー
ムページ上に表示する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、中堅や中小の
運輸会社の場合には、こうしたシステムを自前で構築す
ることは、コスト的に難しく、システムを運用する要員
の確保も容易なことではない。また、従来のシステム
は、中堅や中小の運輸企業の業態を反映する形で作られ
ていないため、中堅や中小運輸会社が、これをそのまま
導入しても、物流管理の効率化は望めない。
【0009】中堅運輸企業の業態の特色として、傭車の
多い点が挙げられる。自社の配送車の保有台数は少な
く、荷主から配達の発注を受けると、傘下の中小運輸会
社に配送を依頼する。一方、中小運輸会社は、一または
複数の中堅運輸会社から配送を請け負い、中堅運輸会社
の指示に従って配送先に荷物を届ける。
【0010】荷主は、こうした中堅運輸会社を利用する
ことにより、荷物の個数が少なくても配達に応じてくれ
るなど、きめ細かな配送サービスを受けることができる
が、システム化されていないため、配達状況や配達完了
が直ぐに分からないと云う不便がある。
【0011】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、中堅運輸会社や中小運送会社の物流を効
率的に管理することができる物流管理システムを提供す
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、荷
主から集荷配送の発注を受け、傭車を利用して受注を処
理する運輸会社と、配送車を傭車として提供し、集荷配
送を請け負う運送会社との物流業務を管理する物流管理
システムにおいて、運輸会社の端末、運送会社の端末及
び荷主の端末と通信網を介して接続するセンターを設
け、前記センターは、運送会社に、配送車に搭載する携
帯端末を貸し出して、この携帯端末と移動体通信網を介
して通信し、携帯端末または運送会社の端末から受信し
た空車情報を登録し、運輸会社の端末から集荷配送の申
込情報を受信すると、空車情報を参照して、集荷配送の
実行が可能な運送会社を運輸会社の端末に提示し、運輸
会社の端末から選択された運送会社の端末に前記集荷配
送の情報を提示して、集荷配送を依頼し、依頼を受け入
れた運送会社の配送車に前記携帯端末を通じて集荷配送
情報をダウンロードし、前記携帯端末から前記集荷配送
の実行状況を受信して、荷主の端末に提示するように構
成している。
【0013】そのため、中堅の運輸会社や中小の運送会
社の業態に適合するシステム化を低コストで実現するこ
とができる。運輸会社は、このシステムを通じて、傭車
選択の選択肢を拡げることが可能であり、また、運送会
社は、携帯端末の貸し出しを受けるだけでシステム化に
対応することができ、また、荷主は、依頼した荷物の配
達状況を簡単に調べることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態における物流管
理システムは、図1に示すように、物流管理のアプリケ
ーションを実行するASP(application servica prov
ider)がセンター10となり、ネットワーク経由で、中堅
運輸会社及び中小運輸会社に物流管理サービスを提供す
る。なお、この実施形態では、中堅運輸会社が、荷主か
ら荷物配送の発注を受け、その配送の実行を中小運輸会
社が行う場合を示している。
【0015】センター10は、通信網71を介して、荷物の
集荷・配送を管理する中堅運輸会社の入力端末60、配送
車を提供する中小運輸会社の入力端末61、及び、荷主の
荷主端末62に接続している。
【0016】また、センター10は、中小運輸会社に携帯
端末40を貸し出し、配送車の運転者は、この携帯端末40
を使用して、移動体通信網72を介し、センター10と情報
を交換する。
【0017】センター10は、インターネットを通じて情
報を送受信するWWWサーバ20と、移動体通信網72を通
じて携帯端末40と情報を送受信する移動体通信手段30
と、中堅運輸会社の情報の登録処理を行う中堅運輸会社
登録手段14と、中堅運輸会社の登録情報を蓄積する中堅
運輸会社情報蓄積手段15と、中小運輸会社への携帯端末
の貸出処理を行う携帯端末貸出手段13と、中小運輸会社
の登録情報及び貸出携帯端末の番号を蓄積する中小運輸
会社情報蓄積手段12と、通信網71を通じて接続する接続
する中堅運輸会社、中小運輸会社及び荷主を認証する認
証手段19と、携帯端末40から空車情報を収集する空車情
報収集手段29と、携帯端末40や中小運輸会社入力端末61
から入力された空車情報の登録処理を行う空車情報登録
手段11と、登録された空車情報を蓄積する空車情報蓄積
手段16と、荷受人の住所を緯度経度データに変換する住
所位置変換手段17と、中堅運輸会社入力端末60から入力
された配送集荷情報の登録処理を行う配送集荷情報登録
手段18と、登録された配送集荷情報を蓄積する配送情報
蓄積手段23と、配送集荷情報を携帯端末40にダウンロー
ドする配送集荷情報ダウンロード手段28と、携帯端末40
から配送完了の情報を収集する完了情報収集手段27と、
配送完了の情報を蓄積する完了情報蓄積手段24と、荷
主、中堅運輸会社及び中小運輸会社にセンター10の利用
料金等の請求処理を行う請求処理手段22と、携帯端末40
の位置を追跡する端末追跡手段26と、携帯端末40の位置
情報を蓄積する移動情報蓄積手段25と、荷物の配送状況
を示す情報を生成する荷物状況情報提供手段21とを備え
ている。
【0018】また、携帯端末40は、移動体通信網72を通
じてセンター10と情報を送受信する移動体通信手段41
と、空車情報を登録する空車情報登録手段42と、センタ
ー10から送られた配送集荷情報の登録処理を行う配送集
荷情報登録手段43と、登録された配送集荷情報を蓄積す
る配送集荷情報蓄積手段52と、現在時刻を管理する時刻
管理手段47と、現在位置の情報を取得する位置情報獲得
手段44と、配送/集荷の完了を入力する配送集荷完了入
力手段48と、荷物に付されたバーコードを読み取るバー
コード読取手段49と、荷物に取り付けるタグ(タグ手
段)53に荷物IDを書き込むタグデータ書込手段51と、
荷物に取り付けたタグから荷物IDを読み取るタグデー
タ読取手段50と、配送集荷完了入力手段48から入力され
た情報とバーコード読取手段49やタグデータ読取手段50
から読み取られた情報とを照合して配送集荷の完了を確
認する配送集荷完了確認手段45と、配送集荷完了情報を
印字する印字出力手段46とを備えている。
【0019】次に、このシステムの動作について説明す
る。中堅運輸会社は、このシステムに加盟するため、中
堅運輸会社入力端末60からセンター10への登録手続きを
行う。図2は、このときの手順を示している。 ステップ1:中堅運輸会社入力端末60から、通信網71を
介してセンター10に接続し、会員登録を要求する。
【0020】ステップ2:センター10の中堅運輸会社登
録手段14は、登録に必要な情報の入力を要求する。中堅
運輸会社が会員登録するために必要な情報は、例えば、
会社名、住所、電話番号、E−Mailアドレス、決済
口座番号などである。
【0021】ステップ3:中堅運輸会社入力端末60から
求められた情報を入力すると、 ステップ4:中堅運輸会社登録手段14は、中堅運輸会社
情報蓄積手段15に中堅運輸会社の情報を登録し、 ステップ5:この中堅運輸会社のために登録番号及びパ
スワードを設定する。この登録番号及びパスワードは、
中堅運輸会社入力端末60に通知され ステップ6:中堅運輸会社入力端末60に、登録番号及び
パスワードが表示される。 ステップ7:この登録番号及びパスワードは、中堅運輸
会社情報蓄積手段15に中堅運輸会社情報とともに蓄積さ
れ、中堅運輸会社の登録が完了する。
【0022】また、中小運輸会社は、センター10から携
帯端末40を借り出す。図3は、このときの手順を示して
いる。 ステップ11:中小運輸会社入力端末61から、通信網71を
介してセンター10に接続し、携帯端末40の貸出を要求す
る。 ステップ12:センター10の携帯端末貸出手段13は、携帯
端末貸出の登録に必要な情報の入力を要求する。
【0023】ステップ13:中小運輸会社入力端末61に
は、図14に示すように、中小運輸会社の情報として、
電話番号、住所、代表者名を入力し、また、携帯端末を
使用する車両の車両情報、車両番号、貸出期間などを入
力する入力画面が表示される。これらの情報を入力する
と、 ステップ14:携帯端末貸出手段13は、中小運輸会社の情
報と、貸し出す携帯端末の番号とを中小運輸会社情報蓄
積手段12に登録し、 ステップ15:この中小運輸会社に対する登録番号及びパ
スワードを設定して、中小運輸会社情報蓄積手段12に登
録し、また、これを中小運輸会社入力端末61に通知す
る。 ステップ16:この登録番号及びパスワードは、中小運輸
会社入力端末61に表示される。
【0024】ステップ17:センター10は、貸し出すこと
とした携帯端末を中小運輸会社に郵送し、 ステップ18:携帯端末貸出処理を終了する。
【0025】また、中小運輸会社は、配送車の空車情報
をセンター10に登録する。この空車情報は、中小運輸会
社入力端末61から入力される場合と、携帯端末40から入
力される場合とがある。図4は、中小運輸会社入力端末
61から空車情報を入力するときの手順を示している。
【0026】ステップ21:中小運輸会社入力端末61か
ら、通信網71を介してセンター10に接続し、空車情報の
登録を要求する。 ステップ22:センター10の認証手段19は、中小運輸会社
の登録番号とパスワードとを要求する。
【0027】ステップ23:中小運輸会社入力端末61から
登録番号及びパスワードを入力すると、 ステップ24:認証手段19は、中小運輸会社情報蓄積手段
12に蓄積されている登録番号及びパスワードと照合し、
それらが一致するかどうかを判定する。一致する場合に
は、 ステップ25:センター10の空車情報登録手段11が空車情
報の入力を要求する。 ステップ26:このとき、中小運輸会社入力端末61の画面
には、図15に示す空車登録画面が表示され、空車情報
として、携帯端末番号、空車日時、配送エリア、料金帯
などの情報入力が求められる。これらの情報を入力する
と、 ステップ27:センター10の空車情報登録手段11は、入力
された空車情報を空車情報蓄積手段16に登録し、 ステップ28:空車情報の登録が完了する。
【0028】また、図5は、携帯端末40から空車情報を
入力するときの手順を示している。 ステップ31:携帯端末40から、移動体通信網72を介して
センター10に接続し、空車情報の登録を空車情報登録手
段42により要求する。 ステップ32:センター10の空車情報登録手段11は、空車
情報の入力を要求する。 ステップ33:携帯端末40には図15の入力画面が表示さ
れる。空車情報登録手段42から空車情報を入力すると、 ステップ34:センター10の空車情報登録手段11は、入力
された空車情報を空車情報蓄積手段16に登録し、 ステップ35:空車情報の登録が完了する。
【0029】また、中堅運輸会社は、荷主から発注され
た配送集荷情報をセンター10に登録する。図6は、この
場合の手順を示している。 ステップ41:中堅運輸会社入力端末60から、通信網71を
介してセンター10に接続し、配送集荷情報の登録を要求
する。 ステップ42:センター10の認証手段19は、中堅運輸会社
の登録番号とパスワードとを要求する。 ステップ43:中堅運輸会社入力端末60から登録番号及び
パスワードを入力すると、 ステップ44:認証手段19は、中堅運輸会社情報蓄積手段
15に蓄積されている登録番号及びパスワードと照合し、
それらが一致するかどうかを判定する。一致する場合に
は、 ステップ45:センター10の配送集荷情報登録手段18が配
送集荷情報の入力を要求する。
【0030】ステップ46:このとき、中堅運輸会社入力
端末60には、図16に示す配送集荷登録画面が表示され
る。この画面に従って、中堅運輸会社の担当者は、荷主
情報として、荷主の電話番号、住所、氏名を入力し、荷
受人情報として、荷受人の電話番号、住所、氏名を入力
し、品名として、荷物の種別、個数、配達希望日時を入
力し、利用サービスとして、荷主以外の場所に集荷に出
向く必要がある場合には、その住所、氏名、電話番号を
入力し、また、配送状況を報告する状況通知のサービス
が指定されている場合には、状況通知の内容や方法につ
いて入力する。また、この配送の運賃を入力する。この
配送集荷登録画面には、センター10で規定した問い合わ
せ番号が表示される。
【0031】ステップ47:配送集荷情報登録手段18は、
入力された荷受人の住所を、住所位置変換手段17を用い
て緯度経度情報に変換し、配送情報蓄積手段23に、入力
された配送情報と、変換した緯度経度情報とを登録す
る。
【0032】図7は、図6に引き続いて行われる動作を
示している。 ステップ48:センター10の配送集荷情報登録手段18は、
空車情報蓄積手段16に蓄積された空車情報を参照して、
空車を有し、且つ、荷主や荷受人の住所が配送エリアに
含まれる、配送可能な中小運輸会社を選択して、その中
小運輸会社の情報と、その会社の過去の配送実績とを中
堅運輸会社入力端末60に通知する。
【0033】ステップ49:このとき、中堅運輸会社入力
端末60には、図17に示す配送集荷依頼画面が表示され
る。この配送集荷依頼画面に表示された依頼候補の中か
ら、依頼する中小運輸会社を選択すると、 ステップ50:センター10の配送集荷情報登録手段18は、
選択された中小運輸会社に依頼情報を通知する。 ステップ51:このとき、中小運輸会社入力端末61には、
図18に示す配送集荷依頼受付画面が表示される。中小
運輸会社では、条件に合意する場合、配送集荷依頼受付
画面の「受付」をクリックして依頼を受け付ける。 ステップ52:センター10の配送集荷情報登録手段18は、
依頼受付完了の通知を中堅運輸会社入力端末60及び荷主
端末62に通知する。また、このとき、荷主端末62には、
荷物の配送状況を確認する際に必要となる問い合わせ番
号とパスワードとを通知する。
【0034】図8は、図7に引き続いて行われる動作を
示している。 ステップ53:センター10の配送集荷情報登録手段18は、
配送集荷情報に荷物IDを追加し、配送情報蓄積手段23
に登録する。 ステップ54:配送集荷情報ダウンロード手段28は、この
配送集荷情報を、該当する携帯端末40にダウンロードす
る。 ステップ55:携帯端末40の配送集荷情報登録手段43は、
受信した配送集荷情報を配送集荷情報蓄積手段52に蓄積
する。 ステップ56:センター10の配送集荷情報登録手段18は、
完了情報蓄積手段24に依頼件数を1プラスして登録し、 ステップ57:配送集荷情報の登録を完了する。
【0035】配送車の運転者は、携帯端末40に蓄積した
配送集荷情報に従って、集荷場所に配送車を走らせ、依
頼された荷物を集荷する。図9は、このとき、集荷した
荷物にタグを取り付ける動作を示している。このタグ
は、ICチップとアンテナとを備える非接触ICタグで
あり、電磁波によりデータの書き込み・読み出しが可能
である。 ステップ60:携帯端末40の配送集荷情報蓄積手段52から
荷物IDを読出し、 ステップ61:タグデータ書込手段51により、タグ(タグ
手段)53に荷物IDを書き込む。 ステップ62:このタグを集荷した荷物に取り付けて、 ステップ63:集荷が完了する。
【0036】配送車の運転者は、集荷の完了をセンター
10に通知するため、タグデータ読取手段50でタグの荷物
IDを読み取り、配送集荷完了入力手段48を操作して集
荷完了を入力する。このとき携帯端末40には図20の画
面が表示される。運転者が「集荷完了」をクリックする
と、携帯端末40の配送集荷完了確認手段45は、荷物ID
の情報を含む集荷完了通知をセンター10に送信する。こ
の情報は、センター10の完了情報収集手段27を通じて完
了情報蓄積手段24に蓄積される。
【0037】また、集荷場所で、荷物を配送車から配送
車に移し替えるような場合には、荷物に取り付けられて
いるタグの荷物IDと、センター10から受信した配送集
荷情報に含まれる荷物IDとを照合する。図10は、こ
のときの手順を示している。 ステップ70:配送車の運転者は、携帯端末40の配送集荷
完了入力手段48を操作して、配送集荷情報蓄積手段52に
蓄積された配送集荷情報に含まれる荷物IDを読出す。 ステップ71:また、タグ読取手段50を用いて、荷物に取
り付けられているタグ53から荷物IDを読み込む。 ステップ72:配送集荷完了確認手段45は、配送集荷情報
に含まれる荷物IDとタグの荷物IDとを比較し、一致
する場合は、 ステップ73:荷物IDの情報を含む引取完了情報をセン
ター10に送信し、 ステップ74:荷物の引取が完了する。この引取完了情報
も、センター10の完了情報蓄積手段23に集荷完了情報と
して蓄積される。
【0038】また、携帯端末40の位置情報獲得手段44
は、配送集荷情報蓄積手段52に蓄積された配送情報の中
で、利用サービスとして、所定時間ごとの荷物位置を知
らせる状況通知が指定されている場合には、時刻管理手
段47の計時時刻が所定時間経過するごとに、現在位置の
情報を取得し、荷物IDと合わせてセンター10に通知す
る。この位置情報は、センター10の端末追跡手段26を通
じて、移動情報蓄積手段25に蓄積される。
【0039】荷主は、依頼した荷物の配送状況(荷物状
況)を、インターネットによりセンター10に問い合わせ
る。図11は、このときの手順を示している。 ステップ80:荷物端末62から、通信網71を介してセンタ
ー10に接続し、荷物状況を問い合わせる。 ステップ81:センター10の認証手段19は、問い合わせ番
号とパスワードの入力を要求する。 ステップ82:荷物端末62から問い合わせ番号及びパスワ
ードを入力すると、 ステップ83:認証手段19は、パスワードが正しいかどう
かを識別する。パスワードが正しい場合には、 ステップ84:荷物状況情報提供手段21が、現在の荷物状
況を完了情報蓄積手段24及び移動情報蓄積手段25から取
り出して通知する。 ステップ85:このとき、荷物端末62には、図19に示す
ように、荷物状況参照画面が表示され、 ステップ86:荷物状況の提供が完了する。
【0040】配送車の運転者は、配送先に荷物を配達す
ると、配送完了の操作を行う。図12及び図13は、こ
のときの手順を示している。 ステップ90:運転者は、携帯端末40のタグデータ読取手
段50を用いて、荷物に取り付けたタグ53から荷物IDを
読み取る。 ステップ91:携帯端末40の配送集荷完了確認手段45は、
配送集荷情報蓄積手段52から荷物IDが一致する配送集
荷情報を取り出して表示する。図20は、このときの表
示画面を示している。運転者が「配達完了」をクリック
すると、 ステップ92:配送集荷完了確認手段45は、位置情報獲得
手段44から現在位置の情報を取得し、 ステップ93:現在位置と荷受人の位置を示す緯度経度デ
ータとが同じかどうか判定する。同じであれば、図13
の手順により、 ステップ94:配送集荷完了確認手段45は、配達の完了情
報をセンター10に通知する。
【0041】ステップ95:センター10では、配達完了時
刻と配達完了予定時刻との差を取り、許容範囲内(例え
ば1時間以内)であれば、輸送品質合格とし、輸送品質
合格件数に1プラスし、完了情報蓄積手段24に蓄積し、 ステップ97:配達完了の登録を終了する。 ステップ96:運転者は、荷物からタグを取り外し、再利
用する。
【0042】図21は、この物流管理システムでの処理
の流れを、順番に番号を付して模式的に示している。 (1)中堅運輸会社の会員登録 (2)中小運輸会社の携帯端末貸出申込 (3)センターによる携帯端末貸出 (4)中小運輸会社による空車登録 (5)荷主の中堅運輸会社への発注 (6)中堅運輸会社の集荷情報登録 (7)中小運輸会社への配送依頼 (8)受注中小運輸会社の配送車への配送集荷情報のダ
ウンロード (9)配送車による集荷地点への移動 (10)配送車からの集荷完了登録の送信 (11)タグデータ書込・取付 (12)配送車の物流拠点への到着通知 (13)配送車の集荷のための物流拠点への移動 (14)物流拠点での荷物の受け渡し (15)引取完了通知 (16)荷主等による荷物状況の照会 (17)配達した荷物からのタグ取り外し (18)配達完了登録 (19)荷主への配達完了通知 これらの処理の詳細手順は、図2から図13に示した通
りである。
【0043】このように、この物流管理システムでは、
ASPセンターから中堅運輸会社に、傭車情報が提供さ
れ、ASPセンターから中小運輸会社に、携帯端末の貸
出、タグの貸出、配送依頼の提供、及び配送集荷情報の
ダウンロードが行われ、また、ASPセンターから荷主
に、荷主位置情報や配達完了情報などの荷主情報が提供
される。
【0044】そのため、中堅運輸会社は、傭車も含めて
低コストで物流管理をシステム化することができ、顧客
への荷物位置情報や配達完了情報の即時提供が可能にな
り、顧客ニーズに応えることができる。また、配送実績
を見ながら傭車を選択することができる。また、タグを
使用しているため、荷物を複数の中小運輸会社が引き継
いで配送先まで配達する方式を実施する場合でも、物流
情報を一元管理することができる。
【0045】また、中小運輸会社は、携帯端末だけを借
り受けるだけでシステム化への対応が可能になる。ま
た、複数の中堅運輸会社から傭車を請け負うことができ
る。
【0046】また、荷主は、端末を通じて配達状況を簡
単に見ることができる。
【0047】なお、実施形態では、中堅運輸会社入力端
末、中小運輸会社入力端末、及び、荷主端末が、インタ
ーネットを通じてセンターと接続する場合について説明
したが、公衆回線や、ファックスなどを使用して情報を
交換するようにシステム化することも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の物流管理システムでは、中堅運輸会社や中小運輸会社
の業態に適合するシステム化を低コストで実現すること
ができる。中堅運輸会社は、このシステムを通じて、傭
車選択の選択肢を地域的に拡げることが可能であり、ま
た、優れた配送実績を持つ傭車に配送を任せることがで
きる。また、荷物位置情報や配達完了情報の即時提供を
求める顧客ニーズにも応えることができる。そのため、
荷主の多様な発注に対して、良質の配送サービスの提供
が可能になり、より多くの顧客の獲得が期待できる。
【0049】また、中小運輸会社は、多くの設備投資を
必要とすること無く、システム化に対応することがで
き、このシステムを通じて、より多くの仕事量の確保が
期待できる。
【0050】また、荷主は、依頼した荷物の配達状況を
簡単に調べることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における物流管理システムの
構成を示すブロック図、
【図2】実施形態のシステムでの会員登録手順を示すフ
ロー図、
【図3】実施形態のシステムでの携帯端末貸出手順を示
すフロー図、
【図4】実施形態のシステムでの中小運輸会社入力端末
からの空車情報登録手順を示すフロー図、
【図5】実施形態のシステムでの携帯端末からの空車情
報登録手順を示すフロー図、
【図6】実施形態のシステムでの配送集荷情報の登録手
順を示すフロー図、
【図7】実施形態のシステムでの配送集荷の依頼受付手
順を示すフロー図、
【図8】実施形態のシステムでの配送集荷情報の登録完
了手順を示すフロー図、
【図9】実施形態のシステムでの集荷完了手順を示すフ
ロー図、
【図10】実施形態のシステムでの荷物引取完了手順を
示すフロー図、
【図11】実施形態のシステムでの荷物状況提供手順を
示すフロー図、
【図12】実施形態のシステムでの配送完了手順を示す
フロー図、
【図13】実施形態のシステムでの配送完了手順の続き
を示すフロー図、
【図14】実施形態のシステムでの携帯端末貸出入力画
面を示す図、
【図15】実施形態のシステムでの空車登録画面を示す
図、
【図16】実施形態のシステムでの配送集荷登録画面を
示す図、
【図17】実施形態のシステムでの配送集荷依頼画面を
示す図、
【図18】実施形態のシステムでの配送集荷依頼受付画
面を示す図、
【図19】実施形態のシステムでの荷物状況参照画面を
示す図、
【図20】実施形態のシステムでの配送集荷完了登録画
面を示す図、
【図21】実施形態のシステムでの全体的な処理の流れ
を示す図である。
【符号の説明】
10 センター 11 空車情報登録手段 12 中小運輸会社情報蓄積手段 13 携帯端末貸出手段 14 中堅運輸会社登録手段 15 中堅運輸会社情報蓄積手段 16 空車情報蓄積手段 17 住所位置変換手段 18 配送集荷情報登録手段 19 認証手段 20 WWWサーバ 21 荷物状況情報提供手段 22 請求処理手段 23 配送情報蓄積手段 24 完了情報蓄積手段 25 移動情報蓄積手段 26 端末追跡手段 27 完了情報収集手段 28 配送集荷情報ダウンロード手段 29 空車情報収集手段 30 移動体通信手段 40 携帯端末 41 移動体通信手段 42 空車情報登録手段 43 配送集荷情報登録手段 44 位置情報獲得手段 45 配送集荷完了確認手段 46 印字出力手段 47 時刻管理手段 48 配送集荷完了入力手段 49 バーコード読取手段 50 タグデータ読取手段 51 タグデータ書込手段 52 配送集荷情報蓄積手段 53 タグ手段 60 中堅運輸会社入力端末 61 中小運輸会社入力端末 62 荷主端末 71 通信網 72 移動体通信網

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷主から集荷配送の発注を受け、傭車を
    利用して受注を処理する運輸会社と、配送車を傭車とし
    て提供し、集荷配送を請け負う運送会社との物流業務を
    管理する物流管理システムであって、 運輸会社の端末、運送会社の端末及び荷主の端末と通信
    網を介して接続するセンターを備え、 前記センターは、 前記運送会社に、配送車に搭載する携帯端末を貸し出し
    て、前記携帯端末と移動体通信網を介して通信し、 前記携帯端末または前記運送会社の端末から受信した空
    車情報を登録し、前記運輸会社の端末から集荷配送の申
    込情報を受信すると、前記空車情報を参照して、集荷配
    送の実行が可能な運送会社を前記運輸会社の端末に提示
    し、前記運輸会社の端末から選択された運送会社の端末
    に前記集荷配送の情報を提示して、集荷配送を依頼し、
    依頼を受け入れた運送会社の配送車に前記携帯端末を通
    じて前記集荷配送情報をダウンロードし、前記携帯端末
    から前記集荷配送の実行状況を受信して、前記荷主の端
    末に提示することを特徴とする物流管理システム。
  2. 【請求項2】 前記センターは、前記運輸会社の端末に
    前記運送会社を提示するとき、当該運送会社の過去の配
    送実績を併せて提示することを特徴とする請求項1に記
    載の物流管理システム。
  3. 【請求項3】 前記センターは、前記運送会社に対し
    て、荷物に取り付けるタグを貸し出し、前記タグに前記
    携帯端末に送信した荷物識別情報を書き込ませることを
    特徴とする請求項1に記載の物流管理システム。
  4. 【請求項4】 前記携帯端末は、前記タグへのデータ書
    込手段及びデータ読出手段を具備し、前記センターから
    受信した荷物識別情報と前記タグから読み出した荷物識
    別情報とを照合して荷物の確認を行うことを特徴とする
    請求項3に記載の物流管理システム。
  5. 【請求項5】 前記携帯端末は、現在位置情報を取得す
    る位置情報取得手段を具備し、前記センターから受信し
    た荷受人の位置データと、前記位置情報取得手段が取得
    した位置データとを照合して配送完了を確認することを
    特徴とする請求項1に記載の物流管理システム。
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