JP2002221466A - 適応制御装置および振動台 - Google Patents

適応制御装置および振動台

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JP2002221466A JP2001018590A JP2001018590A JP2002221466A JP 2002221466 A JP2002221466 A JP 2002221466A JP 2001018590 A JP2001018590 A JP 2001018590A JP 2001018590 A JP2001018590 A JP 2001018590A JP 2002221466 A JP2002221466 A JP 2002221466A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適応フィルタで所望の周波数帯域のみを補償
し、制御対象の同定に要する時間を短縮した適応制御装
置を提供する。さらに、被試験体による振動台伝達特性
変動の補償などをオンラインで行える振動台を提供す
る。 【解決手段】 目標の振動台応答信号105と実際の振
動台応答信号106とに対して補償対象周波数帯域を通
過帯域とするバンドパスフィルタ11A、11Bを作用
させて信号109、110を生成し、さらに、ホワイト
ノイズ111を補償対象周波数帯域を阻止帯域とするバ
ンドストップフィルタ13に作用させて生成したマスク
信号112を信号109、110に印加したのち、同定
手段15で制御対象1の実際の伝達特性と目標の伝達特
性との差をリアルタイムで同定し、適応フィメタ8の係
数を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、適応制御装置及び
振動台に関し、特に制御対象の応答が目標と一致するよ
うに制御する適応制御装置及びその装置を用いた振動台
に関する。
【0002】
【従来の技術】適応制御は、制御対象の動特性が動作条
件や環境の変動により変化しても、所望の入出力応答を
達成するようにコントローラのパラメータを実時間で適
応的に変化させる制御方法で、制御対象をオンラインで
同定し、この同定結果によって制御定数が決定される適
応フィルタを用いて制御対象への入力信号をオンライン
補正するものや、制御対象の応答信号を目標の応答信号
と一致させるためのフィルタをオンラインで作成し、こ
のフィルタと同特性の適応フィルタを用いて制御対象へ
の入力信号をオンライン補正するものがある。これらの
制御方法は、化学プラントにおけるある成分の液中濃度
の制御や流量制御などのように、時定数の大きな制御対
象に適用されるのがほとんどであった。
【0003】これに対し、被試験体を搭載した振動台の
伝達特性変動の補償に用いる試みもある(例えば井出・
他4名、電気油圧式地震振動台の波形制御、日本機会学
会Dynamics and Design Conference ’99講演論文集 Vo
l.B(1999)p.15-18、あるいは、前川・他4名、三次元
地震振動台の高機能制御、第1回構造物の破壊過程解明
に基づく地震防災性向上に関するシンポジウム論文集、
(2000-3)p.51-54参照)。ここで、振動台とは耐震試
験装置の一つで、図2は、その一構成例を示している。
図2において、テーブル6は軸受120を介して基礎1
21上に支持されている。ただし、軸受は振動台の構成
によっては必ずしも必要とは限らない。テーブル6は同
じく基礎121上に設置されている加振機5に連結さ
れ、また振動台状態量計測手段122が設置されてい
る。加振機5は、波形発生装置7からの指令信号101
を再現するように、振動台状態量計測手段122で計測
された振動台状態量をフィードバック信号とするフィー
ドバック制御器4によって制御される。テーブル6上に
設置された被試験体3は、例えば地震加速度などで加振
され、その挙動の観察や耐震性の評価が行われる。この
ような振動台に対する制御では、その制御周波数範囲の
上限は例えば50Hz以上であり、化学プラントなどに
比べて時定数が小さい。
【0004】図3は、前述の振動台に対して適応制御を
用いたときの制御系統の例を示す振動台制御ブロック線
図である。制御対象1は振動台2と被試験体3とから構
成され、振動台2はフィードバック制御器4、加振機
5、テーブル6から構成されるている。同定手段15
は、ディジタルフィルタ10、減算器16、適応手段1
4から構成されている。波形発生装置7で生成された指
令信号101は、適応フィルタ8で修正指令信号102
に修正され、フィードバック制御器4に入力される。こ
のフィードバック制御器4は、PID補償やフィードバ
ック補償などを行い、駆動信号103を生成する。この
駆動信号103は加振機5に入力され、テーブル6とこ
のテーブルに搭載された被試験体3を加振する。このと
き、被試験体3からの反力104がテーブルへ加わり、
その結果として振動台伝達特性が変動する。そこで、修
正指令信号102を参照信号生成部9に入力して得られ
る目標の振動台応答信号105に対する、実際の振動台
応答信号106をデジタルフィルタ10に入力して得ら
れる信号107の推定誤差108が減算器16で求めら
れ、適応手段14は、この誤差108が小さくなるよう
に、Least Mean Square(LMS)法などによってデジタル
フィルタ10の制御係数109をオンラインで求め、こ
のデジタルフィルタ10の特性に適応フィルタ8の特性
を一致させて、被試験体による振動台伝達特性の変動を
補償する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した振動台制御の
例では、補償に必要な適応フィルタ8の次数に対してデ
ジタルフィルタ10の次数が十分に大きくないと、振動
台応答信号106に含まれるノイズの影響や補償対象外
の、例えば振動台自身や被試験体の高次の振動モードの
影響によって同定ができないことは周知のことである。
そのため、大きな次数のデジタルフィルタ10に対して
その制御係数を求める必要があり、その演算に例えば約
5分という非常に長い時間を要していた。このため、例
えば数秒から数十秒で終わる地震波に対する加振実験が
行えないという問題があった。
【0006】本発明の目的は、所望の周波数帯域のみを
補償し、制御対象の同定に要する時間を大幅に短縮でき
る適応制御装置と、さらに、被試験体などによる振動台
伝達特性変動の補償をオンラインで行えるようにした振
動台を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、被試験体を搭
載するためのテーブルと、このテーブルを駆動する駆動
手段と、入力された第2指令信号とこの第2指令信号と
同じ次元のテーブルの振動状態を示す応答信号とが一致
するように前記駆動手段に対する駆動信号を生成するフ
ィードバック制御器と、前記応答信号の目標値を示す外
部よりの第1指令信号を入力とし、前記フィードバック
制御器から被試験体を含む前記テーブルに至るまでの伝
達特性を補償して前記第2指令信号を生成するところ
の、そのフィルタ係数が可変な適応フィルタと、前記適
応フィルタが補償対象とする周波数帯域の信号成分を持
たないマスク信号を発生するマスク信号発生手段と、前
記第2指令信号と前記マスク信号とを加算する第1の加
算器と、前記応答信号と前記マスク信号とを加算する第
2の加算器と、前記第1及び第2の加算器出力を入力と
して前記伝達特性の補償を行う為の前記適応フィルタの
フィルタ係数を算出し、算出した係数を前記適応フィル
タに与える同定手段と、を備えたことを特徴とする振動
台を開示する。
【0008】また、本発明は、被試験体を搭載するため
のテーブルと、このテーブルを駆動する駆動手段と、入
力された第2指令信号とこの第2指令信号と同じ次元の
テーブルの振動状態を示す応答信号とが一致するように
前記駆動手段に対する駆動信号を生成するフィードバッ
ク制御器と、前記応答信号の目標値を示す外部よりの第
1指令信号を入力とし、前記フィードバック制御器から
被試験体を含む前記テーブルに至るまでの伝達特性を補
償して前記第2指令信号を生成するところの、そのフィ
ルタ係数が可変な適応フィルタと、前記適応フィルタが
補償対象とする周波数帯域の信号成分を持たないマスク
信号を発生するマスク信号発生手段と、前記第2指令信
号を入力として前記伝達特性のモデルにより前記応答信
号の目標値を算出する参照信号生成部と、この参照信号
生成部からの出力信号と前記マスク信号とを加算する第
1の加算器と、前記応答信号と前記マスク信号とを加算
する第2の加算器と、前記第1及び第2の加算器出力を
入力として前記伝達特性の補償を行う為の前記適応フィ
ルタのフィルタ係数を算出し、算出した係数を前記適応
フィルタに与える同定手段と、を備えたことを特徴とす
る振動台を開示する。
【0009】また、本発明は、上記の振動台において、
その通過帯域が前記適応フィルタが補償対象とする周波
数帯域となるように形成された同一特性の第1および第
2のバンドパスフィルタを設け、前記第2指令信号もし
くは前記参照信号生成部出力を前記第1バンドパスフィ
ルタでフィルタリングしたのち前記第1の加算器で前記
マスク信号と加算し、かつ前記応答信号を前記第2のバ
ンドパスフィルタでフィルタリングしたのち前記第2の
加算器で前記マスク信号と加算するように構成したこと
を特徴とする振動台を開示する。
【0010】また、本発明は、上記の振動台において、
前記マスク信号発生手段は、ホワイトノイズ発生器と、
前記適応フィルタが補償対象とする周波数帯域を阻止帯
域とするバンドストップフィルタとから構成されたこと
を特徴とする振動台を開示する。
【0011】更に、本発明は、制御対象の制御状態量が
与えられた目標信号と一致するように制御する適応制御
装置であって、前記与えられた目標信号を入力とし、制
御対象の制御状態量の制御入力信号に対する伝達特性を
補償して前記制御入力信号を生成するところの、そのフ
ィルタ係数が可変な適応フィルタと、前記適応フィルタ
が補償対象とする周波数帯域の信号成分を持たないマス
ク信号を発生するマスク信号発生手段と、その通過帯域
が前記適応フィルタが補償対象とする周波数帯域となる
ように形成され、前記制御入力信号を入力とする第1の
バンドパスフィルタと、この第1のバンドパスフィルタ
の出力と前記マスク信号とを加算する第1の加算器と、
前記第1のバンドパスフィルタと同一特性であって、計
測手段により計測された制御状態量を入力とする第2の
バンドパスフィルタと、この第2のバンドパスフィルタ
の出力と前記マスク信号とを加算する第2の加算器と、
前記第1及び第2の加算器出力を入力として前記伝達特
性の補償を行う為の前記適応フィルタのフィルタ係数を
算出し、算出した係数を前記適応フィルタに与える同定
手段と、を備えたことを特徴とする適応制御装置を開示
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の特徴とする適応制御装置を備え
た振動台の制御ブロック線図である。図1において、制
御対象1と波形発生装置7は図3と同様である。本発明
の特徴とする適応制御部20には、図3と同じ参照信号
生成部9、同定手段15の他に、バンドパスフィルタ1
1A、11B、ホワイトノイズ発生器12、バンドスト
ップフィルタ13、加算器17、18が設けられてい
る。本発明では、この適応制御部20を含めたものも
「振動台」と呼ぶ。波形発生装置7からの指令信号10
1は適応フィルタ8に入力され、修正指令信号102に
補正される。この修正指令信号102は制御対象1へ入
力されるとともに参照信号生成部9へも入力される。参
照信号生成部9はこの修正指令信号102に基づき、目
標の振動台応答信号(目標応答信号)105を算出す
る。この目標応答信号105を用いることにより、制御
対象1の応答遅れや高周波数領域における制御対象のゲ
イン低下などを補償するために不安定な特性の適応フィ
ルタが作成されることを回避できる。なお、指令信号1
01の周波数帯域に対して制御対象1が十分に応答し、
上述のような現象が見られない場合は参照信号生成部9
は必ずしも必要ではない。
【0013】次に、目標応答信号105と実際の振動台
応答信号106は、例えば図4に示す同一の特性を有す
るバンドパスフィルタ11A、11Bに入力され、それ
ぞれ信号109、110となる。このバンドパスフィル
タを用いることにより、目標応答信号105と実際の振
動台応答信号106に含まれるノイズや直流成分を除去
し、かつ、所望の周波数成分を抽出することができる。
その結果、安定な特性の適応フィルタを作成することが
可能となる。さらに、より小さい次数の同定モデルでの
同定が可能となり、同定演算時間を短縮することが可能
となる。なお、この2つの信号両方に含まれるノイズや
直流成分が十分に小さい場合は、バンドパスフィルタ1
1A、11Bは必ずしも必要ではない。
【0014】さらに、ホワイトノイズ発生器12で生成
したホワイトノイズ111を、例えば図5に示す特性を
有するバンドストップフィルタ13に作用させてマスク
信号112を生成し、このマスク信号112を信号10
9、110それぞれに加算器17、18により印加し、
参照信号113、応答信号114を生成する。このよう
に参照信号113ならびに応答信号114の補償対象の
周波数帯域以外(マスク帯域)においてマスク信号11
2の成分を支配的にすることにより、マスク帯域では参
照信号113と応答信号114が見かけ上一致する。す
なわち、補償対象外の、例えば振動台自身や被試験体の
高次振動モードの影響を受けず、補償対象周波数帯域の
みで参照信号113と応答信号114の差異が現われ
る。さらに、一般に補償対象周波数帯域では実際の振動
台応答信号106のSN比が大きいため、振動台応答信
号106に含まれるノイズの影響も受け難い。したがっ
て、所望の周波数帯域のみを補償でき、かつ、安定な特
性である適応フィルタを作成することが可能となる。さ
らに、より小さい次数の同定モデルで同定でき、同定演
算時間を短縮することが可能となる。ここで、好ましく
は、バンドパスフィルタの通過周波数帯域とバンドスト
ップフィルタの遮断周波数帯域を一致させ、バンドパス
フィルタとマスク信号の効果を相乗させるのがよい。そ
して、参照信号113と応答信号114に基づいて、同
定手段15はバンドパスフィルタが通過させる周波数帯
域における制御対象の伝達特性と、参照信号生成部9が
有する目標の振動台伝達特性との差を、例えば、逐次最
小2乗法により逐次同定する。そして、適応フィルタ8
の特性が逐次同定された両伝達特性の差の逆特性となる
ように適応フィルタの制御係数115を決定する。
【0015】このようにして、参照信号生成部9とバン
ドパスフィルタ11A、11Bとマスク信号112を用
いることで、バンドパスフィルタの通過周波数帯域に現
れる目標と実際の振動台伝達特性の差を抽出し、バンド
ストップフィルタ13の通過周波数帯域に現れる目標と
実際の振動台伝達特性の差や振動台出力信号106に含
まれるノイズの影響などを抑制することができる。これ
により、所望の周波数帯域について補償でき、安定な特
性の適応フィルタを作成することが可能となる。さら
に、より小さい次数の同定モデルで同定でき、同定演算
時間を短縮することが可能となる。
【0016】次に以上に説明した図1の適応制御部20
の各部の動作を、数式を用いてより詳しく述べる。適応
フィルタ8は被試験体の搭載などによる振動台伝達特性
の変動を補償するものであり、その機能は例えば次のよ
うにして実現される。信号発生器7から指令信号101
(変数U〔k〕で表す。ただしkはサンプリング回数)
を受けた適応フィルタ8は、同定手段15より指示され
た制御係数115をa i,bj (i=1,・・・,n、
j=0,・・・,m)とすると、(数1)に基づいて修
正指令信号102(変数U’〔k〕で表す)を生成す
る。
【数1】 ただし、制御係数の初期値はb0=1、ai,bi=0
(i=1,・・・,n)である。生成された修正指令信
号U’〔k〕はフィードバック制御器4及び参照信号生
成部9に入力される。
【0017】参照信号生成部9は、目標の振動台伝達特
性あるいは予め同定された無負荷状態の振動台伝達特性
を有する振動台モデルが修正指令信号U’〔k〕に基づ
いて実現すべき振動台の応答信号である目標応答信号1
05(Y’〔k〕で表す)を算出するものであり、例え
ばその機能は次のようにして実現される。目標の振動台
モデルあるいは予め同定された無負荷状態の振動台モデ
ルのシステム行列、制御行列、出力行列、伝達行列をそ
れぞれAST, BST, CST, DSTとおき、状態変数
ベクトルをXST〔k〕とおくと、目標応答信号Y’
〔k〕は(数2)で得られる。
【数2】
【0018】このようにして算出された目標応答信号
Y’〔k〕と実際の振動台応答信号106(Y〔k〕)
は、それぞれバンドパスフィルタ11A、11Bに入力
される。バンドパスフィルタ11A、11Bは、参照信
号生成部9で生成された目標応答信号Y’〔k〕と振動
台応答信号Y〔k〕に含まれるノイズや直流成分を除去
した信号109、信号110(それぞれR0〔k〕、V0
〔k〕で表す)を生成するためのものである。これらバ
ンドパスフィルタの機能は次のようにして実現される。
バンドパスフィルタのシステム行列、制御行列、出力行
列、伝達行列をそれぞれABP, BBP, CBP, DBP
とおき、状態変数ベクトルをXBP1〔k〕、XBP2〔k〕
とおくと、R0〔k〕は(数3)(数4)で得られる。
【数3】
【数4】
【0019】一方、ホワイトノイズ発生器12で生成さ
れたホワイトノイズ111(W〔k〕と表す)はバンド
ストップフィルタ13で特定の周波数帯域の成分が除去
されてマスク信号112(M〔k〕と表す)となる。バ
ンドストップフィルタ13の機能は例えば次のようにし
て実現される。バンドストップフィルタのシステム行
列、制御行列、出力行列、伝達行列をそれぞれABS
BS, CBS, DBSとおき、状態変数ベクトルをXBS
〔k〕とおくと、マスク信号M〔k〕は(数5)で得ら
れる。
【数5】 信号109(R0〔k〕)、信号110(V0〔k〕)は
マスク信号M〔k〕が印加されて参照信号113(R
〔k〕と表す)、応答信号114(V〔k〕と表す)と
なる。すなわち、参照信号R〔k〕及び応答信号V
〔k〕はそれぞれ(数6)及び(数7)で得られる。
【数6】
【数7】
【0020】同定手段15は、参照信号R〔k〕と出力
信号V〔k〕を比較し、目標の振動台伝達特性あるいは
予め同定した無負荷状態の振動台伝達特性に対する実際
の振動台伝達特性の変動を逐次同定し、同定した変動の
逆特性を実現する制御係数を生成するためのものであ
る。例えば、同定手段の機能は次のようにして実現され
る。修正指令信号U’〔k〕に対し、参照信号R〔k〕
は参照信号生成手段9とバンドパスフィルタ11Aとマ
スク信号M〔k〕の影響を受ける。一方、出力信号V
〔k〕は制御対象1とバンドパスフィルタ11Bとマス
ク信号M〔k〕の影響を受ける。したがって、参照信号
R〔k〕と出力信号V〔k〕を比較すれば、参照信号生
成手段9と制御対象1の伝達特性の差、すなわち、目標
の振動台伝達特性あるいは予め同定された無負荷状態の
振動台伝達特性に対する被試験体を搭載した振動台の伝
達特性の差を得ることができる。つまり、被試験体によ
る振動台伝達特性の変動ΔJを抽出することができる。
【0021】この変動ΔJを参照信号R〔k〕と出力信
号V〔k〕とから同定する方法の1つに逐次最小2乗法
がある。この逐次最小2乗法では、最新の参照信号R
〔k〕と過去m点の参照信号R〔k−j〕(ただし、j
=1,・・・,m)と過去n点の出力信号V〔k−i〕
(ただし、i=1,・・・,n)から最新の出力信号の
推定値V’〔k〕をまず(数8)で求める。
【数8】 そして、実際の出力信号V〔k〕に対する出力信号の推
定値V’〔k〕の誤差が最小となるような係数a’j
b’iを算出する。この係数a’j,b’iが同定された
変動ΔJを表すパラメータで、したがって、この変動Δ
Jを補償するための制御係数ai,bjは(数9)で求め
られる。
【数9】 こうして求められた制御係数は適応フィルタ8に送ら
れ、適応フィルタの動特性は変動ΔJを補償するように
変更される。
【0022】以上、適応制御部20の詳細動作を数式を
用いて述べたが、この説明からも明らかなように、(数
8)の演算に利用される参照信号Rの点数mと出力信号
Vの点数nの大きい方を整数P=max(m、n)とす
ると、ホワイトノイズ発生器12は少なくともP個のホ
ワイトノイズ状信号をサンプリングに同期して繰り返し
出力すればよい。
【0023】次に図1に示した適応制御装置は、1つの
演算装置で実現されても良く、あるいは、各構成要素毎
に異なる演算装置で実現されても良い。あるいは、いく
つかの構成要素をまとめて複数の演算装置で実現されて
もよい。図6は、図1の振動台適応制御装置を1つの演
算装置で実現したときの処理フロー例を示すもので、ま
ず、ホワイトノイズWが生成され(処理601)、この
生成されたホワイトノイズWを入力として、バンドスト
ップフィルタ13に対応する(数5)の演算によりマス
ク信号Mが算出される(処理602)。次に、指令信号
Uと振動台応答信号Yとが読み込まれ(処理603、6
04)、このうちの指令信号Uに基づき、適応フィルタ
8対応の(数1)の演算により修正指令信号U’が算出
される(処理605)。そして、この修正指令信号U’
を入力として、参照信号生成部9対応の(数2)の演算
により目標の振動台応答信号Y’が算出され(処理60
6)、この目標の振動台応答信号Y’を入力として、バ
ンドパスフィルタ11A対応の(数3)の演算により信
号R0が算出され、更に(数6)の演算により信号R0
マスク信号Mが加算されて参照信号Rが算出される(処
理607)。一方、先に読み込んだ実際の振動台応答信
号Yを入力としてバンドパスフィルタ11B対応の(数
4)の演算により信号V0が算出され、さらに(数7)
の演算により信号V0にマスク信号Mが加算されて応答
信号Vが算出される(処理608)。次にこれらの参照
信号Rと出力信号Vに基づき、同定手段15での被試験
体による振動台伝達特性の変動を同定処理、例えば逐次
最小2乗法による同定処理を行い(処理609)、この
変動を補償するための適応フィルタの制御係数を(数
9)により算出する(処理610)。算出された制御係
数は適応フィルタ対応の処理605で次回の演算に利用
される。以上の演算を繰り返し行い、被試験体による振
動台伝達特性の変動の同定ならびに補償をオンラインで
行う。
【0024】なお、処理の順序はこれに限定されず、等
価な処理が行えれば順序が入れ替わっても、あるいは、
並列処理されても良い。また、制御装置の演算速度が不
十分な場合は、同定手段15における同定演算を間引い
て実施しても良い。以上のように、バンドパスフィルタ
11とマスク信号Mの効果によりバンドパスフィルタの
通過周波数帯域に現れる目標と実際の振動台伝達特性の
差を確実に抽出し、バンドストップフィルタ13の通過
周波数帯域に現れる目標と実際の振動台伝達特性の差や
振動台出力信号Yに含まれるノイズの影響などを抑制す
ることができる。これにより、所望の周波数帯域につい
て振動台の振動特性を補償でき、安定な特性の適応フィ
ルタを作成することが可能となる。さらに、より小さい
次数の同定モデルで同定でき、同定演算時間を短縮でき
る。
【0025】なお、以上では、本発明を振動台の適応制
御装置に用いた場合について説明したが、本発明の適応
制御装置の制御対象が振動台に限定されるものではな
く、制御対象に応じて適切に装置を構成することによ
り、さまざまなものに適用可能であることはいうまでも
ない。
【0026】
【発明の効果】本発明の適応制御装置によって、所望の
周波数帯域について振動台の伝達特性を確実に補償で
き、安定な特性の適応フィルタを作成することが可能と
なる。さらに、より少ない次数の同定モデルで同定で
き、同定演算時間を短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴とする適応制御装置を備えた振動
台の制御ブロック線図である。
【図2】振動台の概略構成を示す図である。
【図3】従来の適応制御装置を用いた振動台制御ブロッ
ク線図の一例を示す図である。
【図4】バンドパスフィルタの周波数特性の一例であ
る。
【図5】バンドストップフィルタの周波数特性の一例で
ある。
【図6】図1の適応制御部を実現する処理フローの一例
である。
【符号の説明】
1 制御対象 2 振動台 3 被試験体 4 フィードバック制御器 5 加振機 6 テーブル 7 波形発生装置 8 適応フィルタ 9 参照信号生成部 11A、11B バンドパスフィルタ 12 ホワイトノイズ発生器 13 バンドストップフィルタ 15 同定手段 101 指令信号 102 修正指令信号 103 駆動信号 104 被試験体の反力 105 目標の振動台応答信号(目標応答信号) 106 実際の振動台応答信号 111 ホワイトノイズ 112 マスク信号 113 参照信号 114 応答信号 115 適応フィルタの制御係数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今野 隆雄 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所産業機械システム事業部内 Fターム(参考) 5H004 GA07 GA18 GB20 HA07 HB07 JB15 KA32 KB16 KC12 KC54 LA12 MA11 MA14 MA60

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験体を搭載するためのテーブルと、 このテーブルを駆動する駆動手段と、 入力された第2指令信号とこの第2指令信号と同じ次元
    のテーブルの振動状態を示す応答信号とが一致するよう
    に前記駆動手段に対する駆動信号を生成するフィードバ
    ック制御器と、 前記応答信号の目標値を示す外部よりの第1指令信号を
    入力とし、前記フィードバック制御器から被試験体を含
    む前記テーブルに至るまでの伝達特性を補償して前記第
    2指令信号を生成するところの、そのフィルタ係数が可
    変な適応フィルタと、 前記適応フィルタが補償対象とする周波数帯域の信号成
    分を持たないマスク信号を発生するマスク信号発生手段
    と、 前記第2指令信号と前記マスク信号とを加算する第1の
    加算器と、 前記応答信号と前記マスク信号とを加算する第2の加算
    器と、 前記第1及び第2の加算器出力を入力として前記伝達特
    性の補償を行う為の前記適応フィルタのフィルタ係数を
    算出し、算出した係数を前記適応フィルタに与える同定
    手段と、 を備えたことを特徴とする振動台。
  2. 【請求項2】 被試験体を搭載するためのテーブルと、 このテーブルを駆動する駆動手段と、 入力された第2指令信号とこの第2指令信号と同じ次元
    のテーブルの振動状態を示す応答信号とが一致するよう
    に前記駆動手段に対する駆動信号を生成するフィードバ
    ック制御器と、 前記応答信号の目標値を示す外部よりの第1指令信号を
    入力とし、前記フィードバック制御器から被試験体を含
    む前記テーブルに至るまでの伝達特性を補償して前記第
    2指令信号を生成するところの、そのフィルタ係数が可
    変な適応フィルタと、 前記適応フィルタが補償対象とする周波数帯域の信号成
    分を持たないマスク信号を発生するマスク信号発生手段
    と、 前記第2指令信号を入力として前記伝達特性のモデルに
    より前記応答信号の目標値を算出する参照信号生成部
    と、 この参照信号生成部からの出力信号と前記マスク信号と
    を加算する第1の加算器と、 前記応答信号と前記マスク信号とを加算する第2の加算
    器と、 前記第1及び第2の加算器出力を入力として前記伝達特
    性の補償を行う為の前記適応フィルタのフィルタ係数を
    算出し、算出した係数を前記適応フィルタに与える同定
    手段と、 を備えたことを特徴とする振動台。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2に記載の振動台にお
    いて、その通過帯域が前記適応フィルタが補償対象とす
    る周波数帯域となるように形成された同一特性の第1お
    よび第2のバンドパスフィルタを設け、前記第2指令信
    号もしくは前記参照信号生成部出力を前記第1バンドパ
    スフィルタでフィルタリングしたのち前記第1の加算器
    で前記マスク信号と加算し、かつ前記応答信号を前記第
    2のバンドパスフィルタでフィルタリングしたのち前記
    第2の加算器で前記マスク信号と加算するように構成し
    たことを特徴とする振動台。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の内の1つに記載の振
    動台において、前記マスク信号発生手段は、ホワイトノ
    イズ発生器と、前記適応フィルタが補償対象とする周波
    数帯域を阻止帯域とするバンドストップフィルタとから
    構成されたことを特徴とする振動台。
  5. 【請求項5】 制御対象の制御状態量が与えられた目標
    信号と一致するように制御する適応制御装置であって、 前記与えられた目標信号を入力とし、制御対象の制御状
    態量の制御入力信号に対する伝達特性を補償して前記制
    御入力信号を生成するところの、そのフィルタ係数が可
    変な適応フィルタと、 前記適応フィルタが補償対象とする周波数帯域の信号成
    分を持たないマスク信号を発生するマスク信号発生手段
    と、 その通過帯域が前記適応フィルタが補償対象とする周波
    数帯域となるように形成され、前記制御入力信号を入力
    とする第1のバンドパスフィルタと、 この第1のバンドパスフィルタの出力と前記マスク信号
    とを加算する第1の加算器と、 前記第1のバンドパスフィルタと同一特性であって、計
    測手段により計測された制御状態量を入力とする第2の
    バンドパスフィルタと、 この第2のバンドパスフィルタの出力と前記マスク信号
    とを加算する第2の加算器と、 前記第1及び第2の加算器出力を入力として前記伝達特
    性の補償を行う為の前記適応フィルタのフィルタ係数を
    算出し、算出した係数を前記適応フィルタに与える同定
    手段と、 を備えたことを特徴とする適応制御装置。
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