JP2002221317A - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents

液体燃料燃焼装置

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JP2002221317A
JP2002221317A JP2001014846A JP2001014846A JP2002221317A JP 2002221317 A JP2002221317 A JP 2002221317A JP 2001014846 A JP2001014846 A JP 2001014846A JP 2001014846 A JP2001014846 A JP 2001014846A JP 2002221317 A JP2002221317 A JP 2002221317A
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burner
fuel
combustion
liquid fuel
temperature
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JP2001014846A
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English (en)
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Yuichi Yoshizawa
勇一 吉澤
Minoru Sugimoto
実 杉本
Mitsunori Omori
光則 大森
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼室の温度の高低にかかわらず安定した点
火動作が行える液体燃料燃焼装置を提供する。 【解決手段】 バーナ8と、飛散カップ13と、この飛
散カップへ液体燃料を供給する電磁ポンプ22と、バー
ナ内へ燃焼用空気を供給するバーナモータ3及び吸気フ
ァン2と、バーナのボディ温度を検出するバーナサーミ
スタ28と、液体燃料に点火するイグナイタ16と、こ
れらを制御してバーナを点火燃焼させる制御装置24と
を備えている。そして、制御装置24は電磁ポンプ22
の供給燃料量及び/又はバーナモータ3及び吸気ファン
2の空気供給量が異なる少なくとも複数の制御パターン
が記憶された記憶部25Aを有し、バーナ8の初期点火
動作時にこのバーナのボディ温度に応じて記憶部に記憶
された複数の制御パターンの何れか一つを選択し、この
制御パターンに基づいて初期点火燃焼動作をする液体燃
料燃焼装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油温風暖房機等
の液体燃料燃焼装置における点火動作時の点火性能を向
上するための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、燃料供給手段(以下電磁ポンプ
という)から供給される液体燃料を燃料飛散兼用気化手
段(以下飛散カップという)で飛散させ、この飛散した
飛散燃料を燃焼用空気と混合し、この混合した混合燃料
を燃焼室にて点火して燃焼させると共に、点火動作時の
所定時間だけは強制的に燃料の混合比率とその動作時間
とを予め設定された点火シーケンスにて燃焼させる石油
ファンヒーター等の液体燃料燃焼装置が知られている。
【0003】図6は、従来の点火シーケンスの一例を示
す動作フローチャートである。この種の液体燃料燃焼装
置の点火シーケンスは、初めに燃焼空気供給手段(バー
ナモータ)をオン(ステップS1)し、プリパージ(ス
テップS2)をすると共に、燃焼室に燃焼用空気を供給
する。バーナモータの回転が安定したところで点火動作
に入り、点火手段(イグナイタ)をオン(ステップS
3)する。
【0004】次に燃焼室に液体燃料を供給するための電
磁ポンプをオン(ステップS5)する。このとき電磁ポ
ンプには周波数25Hz、1周期当たり4.6ms(ポ
ンプオンタイム)の通電を行う。電磁ポンプの作動と共
に、飛散カップの駆動用モータ(以下駆動モータとい
う)が始動し飛散カップが駆動する。液体燃料が飛散カ
ップで飛散され、この飛散した燃料と燃焼用空気とが混
合され、この混合された混合燃料が燃焼室に飛散(ステ
ップS5〜S8)する。この混合燃料に着火して燃焼が
開始する。
【0005】この点火シーケンス(ステップS5〜S
8)には、従来一通りの制御パターンしかなく、供給燃
料量(以下油量という)と燃焼用供給空気量(以下風量
という)との組み合わせにおいて、油量を一定にし、風
量を3段階(バーナモータの回転数が800rpm、1
500rpm、2000rpm)に切り替え変化させて
いる。風量を切り替えることにより、油量に対する風量
の割合(以下空気比という)を変化させている。また、
各風量の動作時間がそれぞれ順に30秒、5分、1分に
設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
点火シーケンスでは、燃焼室の温度によっては、空気比
が適切でない場合があり、燃焼室の温度が低い場合に着
火しないことや、消火動作を行った直後に再点火動作を
するときに燃焼室の温度が高いため再着火時の燃焼が不
安定になり、すすや悪臭が発生することがある。
【0007】本発明は、上述のような従来の問題点を解
消したものであり、燃焼室の温度の高低にかかわらず安
定した点火動作が行える液体燃料燃焼装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、内部を燃焼室としたバーナ
と、前記バーナ内に配置された燃料飛散兼用気化手段
と、この燃料飛散兼用気化手段へ液体燃料を供給する燃
料供給手段と、前記バーナ内へ燃焼用空気を供給する燃
焼空気供給手段と、前記バーナの温度を検出するバーナ
温度検出手段と、前記燃料飛散兼用気化手段にて飛散さ
れた液体燃料に点火する点火手段と、この点火手段、燃
料供給手段及び燃焼空気供給手段等を制御してバーナを
点火燃焼させる制御装置とを備え、この制御装置は、前
記燃料供給手段の供給燃料量及び/又は空気供給手段の
空気供給量が異なる少なくとも複数の制御パターンが記
憶された記憶部を有し、前記バーナの初期点火動作時
に、前記バーナ温度検出手段にて検出されたバーナ温度
に応じて前記記憶部に記憶された複数の制御パターンの
うちの何れか一つを選択し、且つ、この選択された制御
パターンに基づいて初期点火燃焼動作を実行させてなる
液体燃料燃焼装置であることを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、内部を燃焼室としたバ
ーナと、前記バーナ内に配置された燃料飛散兼用気化手
段と、この燃料飛散兼用気化手段へ液体燃料を供給する
燃料供給手段と、前記バーナ内へ燃焼用空気を供給する
燃焼空気供給手段と、前記バーナの温度を検出するバー
ナ温度検出手段と、前記燃料飛散兼用気化手段にて飛散
された液体燃料に点火する点火手段と、この点火手段、
燃料供給手段及び燃焼空気供給手段等を制御してバーナ
を点火燃焼させる制御装置とを備え、この制御装置は、
前記燃料供給手段の供給燃料量及び/又は空気供給手段
の空気供給量が異なる少なくとも複数の制御パターンが
記憶されると共に複数の温度帯データが記憶された記憶
部と、前記バーナ温度検出手段で検出されたバーナ検出
温度が記憶部に記憶された複数の温度帯データのうちの
何れに該当するかを判定する判定部とを有し、前記バー
ナの初期点火燃焼動作時に、前記判定部で判定された判
定結果に応じて前記記憶部に記憶された複数の制御パタ
ーンのうちの何れか一つを選択し、且つ、この選択され
た制御パターンに基づいて初期点火燃焼動作を実行させ
てなる液体燃料燃焼装置であることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
の液体燃料燃焼装置において、前記記憶部に記憶された
複数の制御パターンは、バーナ温度が高いほど空気比が
小さく設定されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0012】図1は本発明に係る液体燃料燃焼装置の一
実施形態を示す正面図、図2は図1に示す液体燃料燃焼
装置の要部を示す断面図である。
【0013】本発明に係る液体燃料燃焼装置は、図1に
示すように、ファンケース1を有しており、ファンケー
ス1内には給気ファン2がバーナモータ3によって回転
駆動自在に設けられている。ファンケース1に連通する
送風ダクト4には、下流側に向けて拡径した段付き有底
円筒状のバーナケース5が装着されており、バーナケー
ス5には燃焼筒などの熱交換器6が取り付けられてい
る。
【0014】また、バーナケース5の段部5aには、図
2に示すように、二次リング7がバーナケース5内を上
流部(右側)と下流部(左側)に二分する形で取り付け
られており、バーナケース5の上流部には有底円筒状の
バーナ8が載置されている。バーナ8内には燃焼室12
が形成されており、燃焼室12には飛散カップ13が駆
動モータ14によって回転駆動自在に設けられている。
さらに、飛散カップ13に対向する形で燃料供給ノズル
15が配設されており、バーナケース5側壁にはイグナ
イタ16がその先端を燃焼室12に位置決めした形で固
着されている。
【0015】ところで、バーナケース5には、図1に示
すように、未燃焼の燃料を回収するための燃料循環装置
17が付設されており、この燃料循環装置17はリター
ンパイプ18、貯油槽21及び電磁ポンプ22から構成
されている。すなわち、バーナケース5の下流部にはリ
ターンパイプ18が接続されており、リターンパイプ1
8の先端にはオイルレベラー等の貯油槽21が設けられ
ている。貯油槽21には電磁ポンプ22が装着されてお
り、電磁ポンプ22によって貯油槽21内の燃料を前記
燃料供給ノズル15に供給することができる。
【0016】このような構成の液体燃料燃焼装置では、
燃焼運転を開始させると、まずバーナモータ3によって
給気ファン2が駆動されて回転する。すると、燃焼空気
はファンケース1から送風ダクト4を介してバーナケー
ス5に入り、一部はバーナ8のボディ底面から燃焼室1
2に、一部はバーナ8のボディ側面から燃焼室12に、
残りは二次リング7の多数個の孔を通って熱交換器6側
に流れる。
【0017】次に、イグナイタ16に通電され、燃焼室
12に火花が飛ばされる。ここで、電磁ポンプ22が駆
動される。すると、貯油槽21内の燃料が燃料供給ノズ
ル15から飛散カップ13に向けて吐出され、飛散カッ
プ13の鍔から燃焼室12に飛び散る。飛散された燃料
と燃焼用空気とが混合し、この混合燃料が着火すること
により燃焼が開始される。
【0018】また、バーナケース5の下方位置には、操
作部や各種センサからの信号を受けて、イグナイタ1
6、電磁ポンプ22、バーナモータ3及び駆動モータ1
4等の動作を制御する制御装置24が配置されている。
【0019】次に、制御装置の電気的構成について図3
のブロック図を参照しつつ説明する。制御装置24は、
ROM、RAM、EEPROM及びアナログ/ディジタ
ル変換を行うA/D変換器等を内蔵するマイクロコンピ
ュータ(以下マイコンという)25を有している。そし
て、前記マイコン25は、電磁ポンプ22の供給燃料量
及び/又は給気ファン2の空気供給量が異なる少なくと
も複数の制御パターンが記憶されると共に複数の温度帯
データが記憶された記憶部25Aと、バーナサーミスタ
28で検出されたバーナ検出温度が記憶部25Aに記憶
された複数の温度帯データのうちの何れに該当するかを
判定する判定部25Bとを有し、バーナの初期点火燃焼
動作時に、判定部25Bで判定された判定結果に応じて
記憶部25Aに記憶された複数の制御パターンのうちの
何れか一つを選択し、且つ、この選択された制御パター
ンに基づいて初期点火燃焼動作を実行させている。
【0020】マイコン25の入力側には、燃焼装置を運
転するための運転スイッチや所望の室内温度を設定する
ための設定温度スイッチ等を有する操作部26、室温を
検出するための室温サーミスタ27、バーナ8のボディ
温度を検出するバーナサーミスタ28、給気ファン2の
回転数を検出する回転数検出センサ29、バーナの異常
加熱等を検出して燃焼を停止させる安全装置31等が接
続されている。
【0021】一方、マイコン25の出力側には、燃焼装
置の運転モードや設定温度等を表示する表示部32、バ
ーナモータ3、イグナイタ16、駆動用モータ14、電
磁ポンプ22等が接続されている。
【0022】次に、点火時の制御内容と、そのときの動
作を、図4のフローチャート及び図5の点火制御の値を
参照しながら説明する。
【0023】まず、運転スイッチがオンされると、燃焼
室12の温度がバーナ8のボディに伝導され、このバー
ナ8のボディ温度がバーナサーミスタ28により検知さ
れる。この検知された温度がマイコン25に入力され
る。マイコン25の記憶部25Aでは、例えば、38℃
未満、38℃以上60℃未満、60℃以上250℃未満
の3つの温度帯に区分され、それぞれ温度帯データが記
憶されている。これら3種類の温度帯データに対して、
それぞれ3種類の点火シーケンスの制御パターンが記憶
されている。ステップS11において、検知されたボデ
ィ温度が記憶部25Aに記憶された3種類の温度帯デー
タのうちの何れに該当するかが判定部25Bで判定され
る。そして、この判定結果に応じて判定部25Bで一つ
の制御パターンが選択される。
【0024】これら点火シーケンスは、点火時の電磁ポ
ンプ22とバーナモータ3とが制御され、油量と空気量
との空気比が設定されている。油量は、電磁ポンプ22
が温度帯の区分にかかわらず、周波数25Hz、1周期
当たりの通電時間が4.6ms一定に設定され、風量
は、各温度帯別に段階的に変更され、その変更までの動
作時間が設定されている。
【0025】ここで、電磁ポンプ22の動作について詳
しく説明すると、電磁石によってシリンダ内を往復移動
するプランジャによって、燃料を吸込口からシリンダ内
に吸い込み、吐出口から吐き出すことができる。電磁ポ
ンプ22の電磁石に対して通電とその停止を繰り返す
と、貯油槽21から供給された燃料が連続して送り出さ
れることとなり、このとき、電磁石を駆動する繰り返し
の周波数に応じた量で、電磁ポンプ22は燃料を吐出す
ることができる。電磁ポンプ22の駆動周波数を高くし
て、電磁ポンプ22を駆動すると、吐出油量も多くな
る。
【0026】バーナモータ3は、バーナ温度38℃未満
のとき、回転数が順に800rpmで15秒間、150
0rpmで90秒間、1600rpmで1分間動作する
ように設定され、時間の経過と共に回転数が増加し、か
つ、空気量を多くしている。このことは、燃焼室12の
温度が低いときには、空気比を少なくして燃料の混合比
を多くし、着火後、燃焼室12が暖まるにしたがって、
空気比を大きくするというシーケンスにしている。
【0027】また、バーナ温度が38℃以上60℃未満
のとき、回転数が順に1200rpmで15秒間、16
00rpmで30秒間、1600rpmで30秒間に設
定され、60℃以上250℃未満のとき、回転数が順に
1400rpmで15秒間、1600rpmで1分間、
1600rpmで0〜2秒間に設定されている。このよ
うに、バーナ8のボディ温度を3種類の温度帯データに
区分しておき、低い温度帯のときには、空気比を小さく
している。
【0028】なお、電磁ポンプ22での吐出油量を一定
にした場合、バーナモータ3の回転数が大きいほど空気
比が大きくなる。
【0029】図4において、判定部25Bで1つの点火
シーケンスの制御パターンが選択されると、その点火シ
ーケンスにしたがって初期点火燃焼が行われる。まずバ
ーナモータ3によって給気ファン2が駆動されて回転
(ステップS12)し、プリパージが行われる。ステッ
プS13に移行し、プリパージが終了(ステップS1
3)すると、次に、イグナイタ16に通電(ステップS
14)され、点火動作、即ちプリイグニッションが行わ
れ、燃焼室12に火花が飛ばされる。プリイグニッショ
ンが終了(ステップS15)すると、点火動作を継続し
たまま、ステップS16に移行する。
【0030】ステップS16において、ステップS11
で選択された点火シーケンスにしたがって、電磁ポンプ
22が駆動される。貯油槽21内の燃料が燃料供給ノズ
ル15から飛散カップ13に向けて吐出され、飛散カッ
プ13の鍔から燃焼室12に飛び散る。そして、給気フ
ァン2から送り出された空気と混合され、この混合燃料
に点火される。この間バーナモータ3が、選択された点
火シーケンスにより設定された回転数とその作動時間と
で作動する。初めに少ない空気量にして空気比を小さく
し、その後、徐々に空気量を多くして(ステップS17
〜S19)空気比を大きくする。その後、室温と設定温
度の差による通常の室温制御燃焼が行われる(ステップ
S20)。
【0031】このように、バーナサーミスタ28で検出
されたバーナ8のボディ温度に基づいて記憶部25Aの
温度帯データが選択され、この温度帯データにおいて適
切な点火シーケンスの制御パターンが選択されるので、
燃焼室12の温度が低温状態にあるときには、油量を一
定にして空気比を小さくした点火シーケンスで点火燃焼
動作を行い、燃焼室12の温度が高温状態にあるときに
は、油量を一定にして空気比を大きくした点火シーケン
スで点火燃焼動作を行っている。このため、たとえバー
ナ8が低温状態にあったとしても、安定した着火が行わ
れ、高温状態にあったとしても、適度な燃焼状態が得ら
れ、すす臭さの発生が抑制される。
【0032】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実
施形態では、例えば、電磁ポンプ22はその動作周波数
及び1周期当たりの通電時間を一定にして制御されてい
るが、この電磁ポンプ22の動作周波数及び1周期当た
りの通電時間を変更して点火シーケンスを設定しても良
い。
【0033】また、バーナモータ3の回転数及びその作
動時間を段階的に変化させているが、リニアに変化させ
ても良い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液体燃料
燃焼装置は、制御装置に燃料供給手段の供給燃料量及び
/又は空気供給手段の空気供給量が異なる少なくとも複
数の制御パターンが記憶された記憶部を有し、バーナの
初期点火動作時に、バーナ温度検出手段にて検出された
バーナ温度に応じて前記複数の制御パターンの適正な一
つを選択し、この選択された制御パターンの点火シーケ
ンスに基づいて初期点火燃焼動作を行うので、点火時に
おけるバーナの温度の高低にかかわらず、安定した点火
動作が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体燃料燃焼装置の一実施形態を
示す正面図である。
【図2】図1に示す液体燃料燃焼装置の要部を示す断面
図である。
【図3】本発明に係る制御装置を示すブロック回路図で
ある。
【図4】本発明に係る点火動作時の制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】図3の点火動作シーケンスにおけるバーナモー
タの回転数とその動作時間等を示す表である。
【図6】従来の点火動作時の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 ファンケース 2 給気ファン(燃焼空気供給手段) 3 バーナモータ(燃焼空気供給手段) 4 送風ダクト 5 バーナケース 6 熱交換器 7 二次リング 8 バーナ 12 燃焼室 13 飛散カップ(燃料飛散兼用気化手段) 14 駆動モータ 15 燃料供給ノズル 16 イグナイタ(点火手段) 17 燃料循環装置 18 リターンパイプ 21 貯油槽 22 電磁ポンプ(燃料供給手段) 24 制御装置 25 マイコン 26 操作部 27 室温サーミスタ 28 バーナサーミスタ(バーナ温度検出手段) 29 回転数検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 実 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 大森 光則 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 Fターム(参考) 3K005 GA00 HA00 JA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を燃焼室としたバーナと、前記バー
    ナ内に配置された燃料飛散兼用気化手段と、この燃料飛
    散兼用気化手段へ液体燃料を供給する燃料供給手段と、
    前記バーナ内へ燃焼用空気を供給する燃焼空気供給手段
    と、前記バーナの温度を検出するバーナ温度検出手段
    と、前記燃料飛散兼用気化手段にて飛散された液体燃料
    に点火する点火手段と、この点火手段、燃料供給手段及
    び燃焼空気供給手段等を制御してバーナを点火燃焼させ
    る制御装置とを備え、 前記制御装置は、前記燃料供給手段の供給燃料量及び/
    又は空気供給手段の空気供給量が異なる少なくとも複数
    の制御パターンが記憶された記憶部を有し、前記バーナ
    の初期点火動作時に、前記バーナ温度検出手段にて検出
    されたバーナ温度に応じて前記記憶部に記憶された複数
    の制御パターンのうちの何れか一つを選択し、且つ、こ
    の選択された制御パターンに基づいて初期点火燃焼動作
    を実行させてなることを特徴とする液体燃料燃焼装置。
  2. 【請求項2】 内部を燃焼室としたバーナと、前記バー
    ナ内に配置された燃料飛散兼用気化手段と、この燃料飛
    散兼用気化手段へ液体燃料を供給する燃料供給手段と、
    前記バーナ内へ燃焼用空気を供給する燃焼空気供給手段
    と、前記バーナの温度を検出するバーナ温度検出手段
    と、前記燃料飛散兼用気化手段にて飛散された液体燃料
    に点火する点火手段と、この点火手段、燃料供給手段及
    び燃焼空気供給手段等を制御してバーナを点火燃焼させ
    る制御装置とを備え、 前記制御装置は、前記燃料供給手段の供給燃料量及び/
    又は空気供給手段の空気供給量が異なる少なくとも複数
    の制御パターンが記憶されると共に複数の温度帯データ
    が記憶された記憶部と、前記バーナ温度検出手段で検出
    されたバーナ検出温度が記憶部に記憶された複数の温度
    帯データのうちの何れに該当するかを判定する判定部と
    を有し、前記バーナの初期点火燃焼動作時に、前記判定
    部で判定された判定結果に応じて前記記憶部に記憶され
    た複数の制御パターンのうちの何れか一つを選択し、且
    つ、この選択された制御パターンに基づいて初期点火燃
    焼動作を実行させてなることを特徴とする液体燃料燃焼
    装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶部に記憶された複数の制御パタ
    ーンは、バーナ温度が高いほど空気比が小さく設定され
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体燃
    料燃焼装置。
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