JP2002221090A - ガスタービン利用の乾燥機システム及び使用方法 - Google Patents
ガスタービン利用の乾燥機システム及び使用方法Info
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Abstract
発電を行い、その排ガスを乾燥機に利用するガスタービ
ン利用の乾燥機システム及び使用方法に係り、詳しく
は、比較的小型のガスタービンを用いて発電と排熱利用
とを行う効率の良い乾燥機システム及び使用方法を実現
させるための技術を提供する。 【解決手段】 ガスタービンと、これによって作
動する発電装置と、前記ガスタービンの排ガスから熱を
回収して乾燥機に供給する排熱回収手段とを有して成る
ガスタービン利用の乾燥機システムであって、前記ガス
タービンを、無給油式のマイクロガスタービンの複数で
構成するとともに、前記排熱回収手段を、前記ガスター
ビンの排ガスを前記乾燥機に直接供給するための排ガス
供給経路で構成されていることを特徴とするガスタービ
ン利用の乾燥機システムおよびガスタービン利用の乾燥
機システム使用方法。
Description
って発電を行い、その排ガスを乾燥機に利用するガスタ
ービン利用の乾燥機システム及び使用方法に係り、詳し
くは、比較的小型のガスタービンを用いて発電と排熱利
用とを行う効率の良い乾燥機システム及び使用方法を実
現させるための技術に関するものである。
給状態の芳しくない地域でのビルや飲食店等において、
又、コージェネレーション設備(システム)の主要部と
して用いられることが多い。そのガスタービン発電装置
を有したガスタービン利用の乾燥機システムの原理構造
が図6に示されている。
Aは、一端にタービン101が、かつ、他端に圧縮機1
02が装備されたタービン軸103、圧縮機102の出
力軸104の回転によって発電作動する発電機105、
圧縮機102からの高圧空気を用いて燃焼する燃焼器1
06、再生器107、排熱回収装置108、及びインバ
ータ(整流器)109等から構成されている。
れた空気を圧縮機102にて高圧に圧縮し、その圧縮さ
れた大量の空気を燃焼器106に吹き込んで燃焼させ、
その高温ガス流によってタービン101が高速回転され
て圧縮機102及び発電機105を回転させ、発電機1
05にて発電された電気が、インバータ109を介して
発電出力として取り出されるのである。タービン101
を通って出てくる高温の排ガスは、再生器107にて吸
入空気と熱交換されるとともに、排熱回収装置108で
回収された熱を乾燥機等の熱源として再利用される。
ービン利用の乾燥機システムにおいては、発電後の排ガ
スの熱を有効利用することで効率の良いシステムとする
ものであり、そこで、LNG(液化天然ガス)を燃料と
して、ガスタービン発電装置からの排熱を製造プラント
の乾燥機等の加熱機に利用する高効率なガスタービン利
用の乾燥機システムが注目されてきている。
製造プラントの全体を稼動させるために、燃焼用の燃料
であるLNGと、各電装機器の駆動源である電気とが必
要であるので、比較的大型のガスタービン発電装置と、
その排ガスを熱として回収できる排熱回収装置等の熱交
換器とを設けて、回収された熱を乾燥機の補助熱源とし
て用いることにより、全体として必要となるエネルギー
の総量を減少していた。
は大型であるため、タービン軸を支承する軸受けに潤滑
油を必要とし、それによってこの潤滑油が排ガスに混入
していた。潤滑油の混入した排ガスを直接乾燥機に導入
することは、製品への異物混入の原因となるため、上記
のシステムでは、一度、排ガスを熱として回収した後
に、乾燥機の補助熱源として利用していたが、これは排
ガスのエネルギーを十分活用するものではなかった。
乾燥機を稼動している場合、ガスタービンが故障する
と、ガスタービンの修理が終了するまで、長期間、ガス
タービン利用の乾燥機システムを使用することが不可能
になっていた。
スタービン利用の乾燥機システム及び使用方法を、より
効率に優れる状態で提供できるようにする点にある。
タービンと、これによって作動する発電装置と、ガスタ
ービンの排ガスから熱を回収して乾燥機に供給する排熱
回収手段とを有しているガスタービン利用の乾燥機シス
テムにおいて、ガスタービンを、無給油式のマイクロガ
スタービンの複数で構成するとともに、排熱回収手段
を、ガスタービンからの排ガスを乾燥機に直接供給する
ための排ガス供給経路で構成されていることを特徴とす
るものである。
を、小型のマイクロガスタービンを複数用意することで
構成してあるので、タービン軸の軸受けとして潤滑油の
不要な空気軸受けが設定でき、タービンを通過して出る
高温の排ガスに、軸受け用の潤滑油が入ることを回避で
きるようになり、それによって排ガスをクリーンなもの
とすることができる。これにより、ガスタービンの高温
排ガスをそのまま乾燥機の熱源として用いることが可能
となり、従来のように熱交換機を通す必要が無いので、
その分のエネルギーロスが無くなり、システムとしての
効率が向上するようになる。
ても、複数のマイクロガスタービンからなる発電装置と
することによって、合計出力は所定の値とすることが出
来るとともに、マイクロガスタービンが例えば、1台故
障したとしても、他のマイクロガスタービンは稼動した
ままであるので、他のマイクロガスタービンから十分に
排ガスを供給することが出来、ガスタービン利用の乾燥
機システムは運転続行を行うことが可能である。さらに
また、乾燥機の能力が変動しても、マイクロガスタービ
ンの稼動数によってシステムをコントロールすることが
できる。
まま乾燥機に供給して用いることが可能となり、従来の
ように排ガスから熱を取り出す熱交換器を設ける必要が
ないので、その分のエネルギーロスが無くなり、システ
ムとしての効率が向上するようになるとともに、故障な
どの多少の不都合な事態が生じても乾燥機を稼動しつづ
けるようになる。
て、排ガス供給経路は、乾燥機の燃焼室に排ガスを送る
ものであり、発電装置で発電された電気を乾燥機の電装
機器に供給する電力移送手段を設けてあることを特徴と
するものである。
熱を乾燥機の燃焼室に直接供給して効率の良い乾燥作用
が得られるとともに、発電装置によって発電された電気
を乾燥機の電装機器に使用することができる。これによ
り、システムとしてエネルギーを自己補充することが可
能であり、場合によってはエネルギーの自己完結が可能
になる等、より効率の良いガスタービン利用の乾燥機シ
ステムを構築することが可能になる。
において、複数のマイクロガスタービンからの全排ガス
による圧力を所定の値に制御する第1圧力制御手段と、
乾燥機に供給された排ガスによる乾燥機内でのガス圧を
所定の値に制御する第2圧力制御手段とを設けてあるこ
とを特徴とするものである。
段により、複数のマイクロガスタービンの運転による全
排ガスの圧力を所定圧に制御できるので、ガスタービン
全体としての効率の良い運転状況に制御することが出
来、また、単一又は複数の乾燥機に必要となるガス圧に
制御するといった全体的なガス圧制御が行えるようにな
る。そして、第2圧力制御手段により、乾燥機に供給さ
れてくる排ガスの圧力を、乾燥機において実際に必要と
なるガス圧に制御することが出来るので、乾燥機を能率
よく運転させるとか、良好な熱効率として乾燥作用を発
揮させるといった制御を行うことが可能となる。つま
り、ガスタービン及び乾燥機夫々の良好な運転状態を、
2種のガス圧制御から得ることが出来るようになる。
な圧力制御では各乾燥機内の圧力がハンチングして、外
気との差圧が大きくなってしまうことが考えられるが、
第2圧力制御手段は乾燥機内でのガス圧を所定の値に制
御するものであるから、乾燥機における精度の高い圧力
制御が行えるようになっている。
て、第1圧力制御手段は、排ガス供給経路における全排
ガスが通る主経路の設定ガス圧に応じて、複数のマイク
ロガスタービンのうちの一部のものの出力をフィードフ
ォワード制御するものに構成され、第2圧力制御手段
は、乾燥機に装備された圧力検知手段による検出情報に
基づいて、排ガス供給経路に設けられたバイパス弁の開
度を調節するものに構成されていることを特徴とするも
のである。
ガスタービンの出力を制御することにより、残りのマイ
クロガスタービンは定常運転できて熱効率の良い運転状
態を維持できるようにしながら、フィードフォワード制
御を行うものであるから、比較的構造が簡単で、廉価で
済む制御装置で良いものとなる。そして、バイパス弁の
開度調節によって乾燥機内での圧力を所定値に制御する
ことにより、前述したハンチングによる制御不能を回避
することが出来るようになるとともに、乾燥機に必要な
熱量を随時確保することが可能となり、燃焼用空気の導
入量を可及的に少なくすることが出来る等、より詳細な
圧力制御を行うことが出来る。
おいて、マイクロガスタービン用の燃料が供給される燃
焼装置を設けてあることを特徴とするものである。
置を設けたので、ガスタービンの排ガスだけでは能力不
足の際の補助熱源として使用することができ、また、故
障や点検整備等によって排ガスが使用できない場合にお
ける熱源として用いることが出来て便利である。そし
て、その燃焼装置は、ガスタービン用の燃料を用いるも
のであるから、ガスタービンと共通燃料を使用できて燃
料供給系統が単一のもので賄え、別々の燃料や供給系統
を設ける場合に比べて、構造の簡素化やコストダウンが
図れるようになる。
って発電を行うとともに、その排ガスから熱を回収して
乾燥機に供給するガスタービン利用の乾燥機使用方法に
おいて、ガスタービンを無給油式のマイクロガスタービ
ンの複数として、これら複数のマイクロガスタービンか
らの排ガスを、乾燥機に直接供給することを特徴とする
ものである。
ものであり、請求項1の構成による作用と同等の作用を
得ることができる。
に基づいて説明する。図1に、複数のマイクロガスター
ビン発電装置Hを用いて発電と乾燥機Kでの排ガス利用
とを行うようにしたガスタービン・コージェネレーショ
ンシステムの一つ、即ち、ガスタービン利用の乾燥機シ
ステム(以下、ガス乾燥機システムと略称する)Aの概
略図が、かつ、図2に乾燥機Kの原理構造が夫々示され
ている。
料gを横方向に搬送するベルトコンベヤ3、ベルトコン
ベヤ3にて搬送される原料gを乾燥させる乾燥機K、複
数のマイクロガスタービン発電装置H、LNGやLPG
(液化石油ガス)等の燃料の供給手段6等から構成され
ている。
体7、上部にベルトコンベヤ3が通された状態で枠態の
内部に形成された燃焼室8、燃焼室8に配置されるバー
ナ10及び排ガス供給管(排ガス供給経路の一例であ
り、排熱回収手段hkの一例でもある)19の先端部1
1、これらバーナ10の燃焼熱と排ガス供給管19から
の排ガスの熱を、ベルトコンベヤ3に載置されている原
料gにその上方側から供給するための電動モータ利用の
循環ファン12(電装機器Dの一つである)、ガイド壁
9、及び排気管13等を設けて構成されている。なお、
乾燥機Kは吸気手段として吸気口14より適宜外気(フ
レッシュエアー)を燃焼室へ吸引してもよい。
ガスタービンMGTからの高温の排ガスの排熱とを、循
環ファン12によってベルトコンベヤ3上の原料gに吹
き付け、その原料gを乾燥させるのである。
発電装置Hは、無給油式の小型ガスタービン、即ちマイ
クロガスタービンMGTの複数台によってガスタービン
としてある以外は、基本的には前述した図6に示すもの
と同じである。即ち、一端にタービン21が、かつ、他
端に圧縮機22が装備されたタービン軸23、圧縮機2
2の出力軸24の回転によって発電作動する発電機2
5、圧縮機22からの高圧空気を用いて燃焼する燃焼器
26、排ガスの熱によって燃焼器26への高圧空気を予
熱する再生器27、及びインバータ28を備えて構成さ
れている。この場合の排熱回収装置(図6に示す符号1
08のもの)は乾燥機Kである。
ンMGTでは、高速回転するタービン軸23を支承する
軸受けとして、空気軸受け(公知につき図示省略)18
の採用が可能となっている。故に、大型ガスタービンの
ように軸受けに潤滑油を供給する必要がない。したがっ
て、マイクロガスタービンMGTの排ガスに、軸受け用
の潤滑油が混入することが無く、クリーンな排ガスとし
て取り出すことが出来る。これより、排ガスを直接乾燥
機Kに供給することができる。
び図5に示すように、複数のマイクロガスタービンMG
Tからの全排ガスによる圧力を所定の値に制御する第1
圧力制御手段30と、乾燥機Kに導入された排ガスによ
る乾燥機K内でのガス圧を所定の値に制御する第2圧力
制御手段31とからなる圧力制御手段29を備えてい
る。
9における主導管(排ガス供給経路における全排ガスが
通る主経路の一例)19aの設定ガス圧に応じて、複数
のマイクロガスタービンのうちの一部のものの出力をフ
ィードフォワード制御するものに構成されている。より
詳述すると、各マイクロガスタービン発電装置Hに装備
された燃焼出力手段32を各別に、或いは一斉に増減操
作自在な第1圧力設定手段35を設けて構成されてい
る。尚、主導管19aのガス圧を検出する第1圧力検出
手段36を設けて、これの検出情報に基づいて、マイク
ロガスタービンMGTの出力を増減調節するフィードバ
ック制御を行うようにしても良い。
された圧力検出手段PCによる検出情報に基づいて、排
ガス供給管19、詳しくは各乾燥機K毎に用意された分
岐路19bに、ダクト弁33と並列に設けられたバイパ
ス弁34の開度を調節するものに構成されている。又、
各乾燥機Kの燃焼室8に設けられた温度検出手段TCの
検出情報に基づいて、バーナ10の開度即ち燃焼温度調
節を行う温度制御手段37を設けても良い。
を設けたことにより、次の〜の利点を得ている。
:圧力制御手段29により、乾燥機Kの燃焼室8の温
度と圧力とが所定の条件となるように乾燥機Kへの高温
排ガスの供給量を、各燃焼室8毎に制御することができ
る。:一般的な圧力制御では、乾燥機Kの各燃焼室8
の圧力がハンチングし、外気との差圧が設定以上に大き
くなり易い懸念があるが、本発明のものでは、定量吹き
込みの配管・バルブ(ダクト弁33)とは別に、計算に
よって求めた制御用風両に合わせた配管径と制御弁とを
バイパス弁34として設置したので、精度の高い制御が
可能になり、前述の懸念を回避することができる。
うちの一部の出力をフィールドフォワード制御させて、
ガスタービンとしての出力側圧力が一定となるようにし
てあるので、各燃焼室8の制御弁が互いに干渉して制御
不能となることが回避されるとともに、残りのマイクロ
ガスタービンMGTは定常運転させることにより、全体
としての熱効率が落ちないように制御されている。:
圧力制御手段29により、燃焼室8に供給されるフレッ
シュエアーを限りなくゼロにすることができ、実質的に
乾燥機Kの熱効率が改善されている。
略作用は、次のようである。すなわち、LNG等の燃料
を、マイクロガスタービン発電装置Hと乾燥機Kにおけ
る主燃焼装置であるバーナ10に供給し、マイクロガス
タービン発電装置Hにおいて発電された電気を各電装機
器Dに配線(電力移送手段の一例)17を介して供給す
るように構成されている。不足分の電気は、図示しない
外部電源から供給されるようになっている。これによ
り、必要となる燃料と電気とによる総エネルギー量量が
削減され、コストダウンできるものとなっている。
ステムのように、大型の給油式ガスタービンを用いるシ
ステムの場合には、タービン軸の軸受けは潤滑油を必要
とするものになるので、排ガスに潤滑油が混入する。従
って、高温排ガスから熱交換器を用いてフレッシュエア
ーを温め、その温められたフレッシュエアーを乾燥機に
供給するようになるので、熱交換器の存在によって熱効
率が下がり、エネルギーロスが生じるようになる。
電装置Hを設ける本発明のガス乾燥機システムAでは、
排ガスを直接に乾燥機Kの燃焼室8に導入させることが
できるので、熱交換器が不要であり、その分のエネルギ
ーロスが無い分、より高効率なガスタービン利用の乾燥
機システムを実現できるのである。
ガスタービン発電装置としての運転及び停止が、容易か
つ短時間に行えるとともに、発電機25が複数設置され
るので、機器のトラブルによる電源や燃料供給側への悪
影響が少なくなり、安定した運転が行えるようになる利
点もある。なお、乾燥機Kは、乾燥機は1台でも複数台
でもいずれでも良い。
タービン利用の乾燥機システム、及び使用方法では、ガ
スタービンを複数で小型のマイクロガスタービンとし
て、タービン軸の軸受けを潤滑油の不要なタイプに設定
して、クリーンな排ガスにできるとともに、それによっ
て高温排ガスの効率の良い再利用が行える高効率な設備
として、或いは、高効率な使用方法として提供すること
ができた。特に、大なる熱量を必要とする乾燥機プラン
ト等に好適であるとともに、発電電気やガスタービン用
燃料を乾燥機に用いるシステムとして、エネルギーの自
己完結が行え、さらに効率の良いガスタービン利用の乾
燥機システムや使用方法が実現できる利点もある。又、
圧力制御装置を設けると、さらに効率の良いガスタービ
ン利用の乾燥機システムを、信頼性に優れる状態のもの
として実現できる利点もある。
を示す系統図
略の系統図
概略図
ビン利用の乾燥機システムの概略構成を示す系統図
Claims (6)
- 【請求項1】 ガスタービンと、これによって作動する
発電装置と、前記ガスタービンの排ガスから熱を回収し
て乾燥機に供給する排熱回収手段とを有して成るガスタ
ービン利用の乾燥機システムであって、 前記ガスタービンを、無給油式のマイクロガスタービン
の複数で構成するとともに、前記排熱回収手段を、前記
ガスタービンの排ガスを前記乾燥機に直接供給するため
の排ガス供給経路で構成されていることを特徴とするガ
スタービン利用の乾燥機システム。 - 【請求項2】 前記排ガス供給経路は、前記乾燥機の燃
焼室に前記排ガスを送るものであり、前記発電装置で発
電された電気を前記乾燥機の電装機器に供給する電力移
送手段を設けてあることを特徴とする請求項1に記載の
ガスタービン利用の乾燥機システム。 - 【請求項3】 複数の前記マイクロガスタービンからの
全排ガスによる圧力を所定の値に制御する第1圧力制御
手段と、前記乾燥機に供給された排ガスによる前記乾燥
機内でのガス圧を所定の値に制御する第2圧力制御手段
とを設けてあることを特徴とする請求項1又は2のいず
れか一項に記載のガスタービン利用の乾燥機システム。 - 【請求項4】 前記第1圧力制御手段は、前記排ガス供
給経路における前記全排ガスが通る主経路の設定ガス圧
に応じて、複数のマイクロガスタービンのうちの一部の
ものの出力をフィードフォワード制御するものに構成さ
れ、前記第2圧力制御手段は、前記乾燥機に装備された
圧力検知手段による検出情報に基づいて、前記排ガス供
給経路に設けられたバイパス弁の開度を調節するものに
構成されていることを特徴とする請求項3に記載のガス
タービン利用の乾燥機システム。 - 【請求項5】 前記乾燥機に、前記マイクロガスタービ
ン用の燃料が供給される燃焼装置を設けてあることを特
徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のガスター
ビン利用の乾燥機システム。 - 【請求項6】 ガスタービンによって発電を行うととも
に、その排ガスから熱を回収して乾燥機に供給するガス
タービン利用の乾燥機使用方法であって、 前記ガスタービンを無給油式のマイクロガスタービンの
複数として、これら複数のマイクロガスタービンからの
排ガスを、前記乾燥機に直接供給することを特徴とする
ガスタービン利用の乾燥機システム使用方法。
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