JP2002220722A - オーダーメード被服のバーチャル仮縫いシステム、これに用いる被服着せ付け用モデル及び被服着せ付け用モデルの形成方法 - Google Patents

オーダーメード被服のバーチャル仮縫いシステム、これに用いる被服着せ付け用モデル及び被服着せ付け用モデルの形成方法

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JP2002220722A
JP2002220722A JP2001015773A JP2001015773A JP2002220722A JP 2002220722 A JP2002220722 A JP 2002220722A JP 2001015773 A JP2001015773 A JP 2001015773A JP 2001015773 A JP2001015773 A JP 2001015773A JP 2002220722 A JP2002220722 A JP 2002220722A
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body shape
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pattern
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Ryuzo Sato
隆三 佐藤
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SUNLIT SANGYO CO Ltd
Asahi Kasei Corp
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SUNLIT SANGYO CO Ltd
Asahi Kasei Corp
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーダーメード被服を製作する各工程を自動
化し、顧客の嗜好や体形によりフィットした被服を、安
価にかつ迅速に形成できる。 【課題手段】 顧客の体形に応じて被服パターンを形成
し、この被服パターンをコンピュータ上の仮想空間で、
上記体形に応じて形成される被服着せ付け用モデルに着
せ付けて表示できる、オーダーメード被服のバーチャル
仮縫いシステムであって、顧客の体形に応じた体形モデ
ルを形成する体形モデル形成手段23と、上記体形モデ
ル又は/及び顧客の体形測定データから仮想被服パター
ンを形成する被服パターン形成手段32と、上記体形モ
デルから、上記被服着せ付け用モデルを形成する被服着
せ付け用モデル形成手段26と、上記被服着せ付け用モ
デルに、上記被服パターンを着せ付ける仮想着せ付け手
段34と、上記被服パターンを着せ付けた状態を表示で
きる表示手段21とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、オーダーメード
被服のバーチャル仮縫いシステム、これに用いる被服着
せ付け用モデル及び被服着せ付け用モデルの形成方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】アパレル業界においては、顧客ニーズの
高度化・個性化にともない、個人の嗜好・体形によりフ
ィットしたオーダーメード品への指向が高まっている。
【0003】オーダーメードの被服は、採寸、パターン
(型紙)の製作、仮縫い、試着、修正の各工程を経て、
顧客の嗜好、体形等に適合するように製作される。これ
ら各工程を経て被服を製作するには、熟練した技能者を
要するばかりでなく、正味8時間を越える作業が必要と
なる。このため、オーダーメード被服は高価なものとな
り、また、長期の製作日数が必要となる。
【0004】一方、標準体形をもとに製作される既製服
の分野においても、コンピュータグラフィックス等を利
用して、仮想的に被服の試着を行う仮想試着システムが
提案されている。
【0005】たとえば、特開2000 3376号公報
に記載されているもののように、顧客の体形を反映した
体形モデルの三次元画像を作成するとともに、顧客が選
択した被服の三次元画像を作成し、両画像を合成するこ
とにより上記体形モデルが被服を着用した画像を作成し
て表示し、この試着画像を用いて外観形態を観察したり
被服の補正を行うように構成した試着システムが提案さ
れている。上記試着システムにより、既製服を顧客の体
形等に応じて迅速に修正することが可能となり、顧客の
体形等を加味した既製服を製作できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような仮想試着システムは、あくまで既製服を画像化し
て顧客に試着状態を示すためのものであり、補正できる
範囲も袖丈等の被服パターンに影響しない範囲に限定さ
れる。
【0006】また、被服を着せ付ける体形モデルも、標
準体形の体形モデルであることが多い。また、顧客の体
形を反映させた体形モデルであっても、身長やバスト等
の測定容易な部位を修正したものに限定される。
【0007】また、オーダーメード被服の仮縫い、試着
工程においては、熟練した技術者が、顧客の姿勢や日常
動作等による体形変化を考慮して、試着した被服に適度
のゆとり等があるかどうかが検討される。ところが、上
記従来の仮想試着システムにおいては、上記ゆとり等の
検討を行うことができない。
【0008】さらに、従来の仮想試着システムは、単に
既製服を画像上に立体化して表示するのみであり、仮想
試着した結果から被服パターンに修正を加えるものでは
ない。したがって、顧客の嗜好や体形に対応した被服を
製作することはできない。
【0009】本願発明は上述の事情のもとで考え出され
たものであって、オーダーメード被服を製作する各工程
を自動化し、顧客の嗜好や体形によりフィットした被服
を、安価にかつ迅速に形成できる、オーダーメード被服
のバーチャル仮縫いシステム、これに用いる被服着せ付
け用モデル及び被服着せ付け用モデルの形成方法を提供
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0011】本願の請求項1に記載した発明は、顧客の
体形に応じて被服パターンを形成し、この被服パターン
をコンピュータ上の仮想空間で、上記体形に応じて形成
される被服着せ付け用モデルに着せ付けて表示できる、
オーダーメード被服のバーチャル仮縫いシステムであっ
て、顧客の体形に応じた体形モデルを形成する体形モデ
ル形成手段と、上記体形モデル又は/及び顧客の体形測
定データから仮想被服パターンを形成する被服パターン
形成手段と、上記体形モデルから、上記被服着せ付け用
モデルを形成する被服着せ付け用モデル形成手段と、上
記被服着せ付け用モデルに、上記被服パターンを着せ付
ける仮想着せ付け手段と、上記被服パターンを着せ付け
た状態を表示できる表示手段とを備えて構成される。
【0012】本願発明は、顧客の嗜好、体形等に応じた
被服を、パターンから仮想的に仮縫いして、被服着せ付
けモデルに着せ付けるとともに表示し、被服のゆとり等
をチェックできるものである。
【0013】本願発明では、顧客の体形に応じた体形モ
デルを形成する。上記体形モデルは、顧客の体形にでき
るだけ近似して形成されるのが望ましい。たとえば、自
動三次元形状測定装置を用いて、体形全部の形状を直接
測定して形成することができる。また、請求項5に記載
した発明のように、測定により得られる顧客の特定の部
位の体形情報と、標準体形データベースに格納された標
準体形データとから、上記顧客に対応する体形モデルを
形成することもできる。具体的には、被服を構成するの
に必要な部位の座標、寸法等を実測するとともに、標準
体形データを測定された座標、寸法等に応じて補正し
て、顧客に対応した体形モデルを製作する。なお、上記
標準体形データベースの種類は特に限定されることはな
く、従来から汎用的に利用されているものや、本願シス
テム専用に別途構成したものを使用できる。
【0014】上記被服パターンは、顧客の体形モデル又
は/及び顧客の体形測定データを用いて形成される。上
記体形モデルは、顧客の実際の体形を反映したものであ
るため、所望の部位の寸法等を抽出して使用することが
できる。一方、上記体形モデルを形成する過程で得られ
た体形測定データから上記被服パターンを直接形成する
こともできる。さらに、上記体形モデルから抽出したデ
ータと、測定データとを組み合わせて被服パターンを形
成してもよい。
【0015】上記被服パターンは、特定の部位の寸法等
から形成することができる。三次元形状測定装置等によ
って体形全部の形状を測定した場合には、数値の演算を
簡単化するため、必要な特徴点の座標等を抽出して被服
パターンを形成するように構成できる。一方、請求項5
に記載した方法を用いる場合には、被服パターン形成に
必要な測定点をあらかじめ特定の体形情報に含むように
構成するのが望ましい。
【0016】さらに、請求項6に記載した発明のよう
に、上記被服パターン形成手段を、基準パターンを被服
パターンデータベースから抽出するとともに、上記体形
モデルから得られるデータ又は/及び顧客の体形測定デ
ータを用いて、上記抽出した基準パターンを修正して、
顧客の体形に応じた仮想被服パターンを形成するように
構成できる。
【0017】動作や姿勢によって体形は変化する。この
ため、顧客の体形に合致したモデルに被服パターンを着
せ付けても、被服の適合性を判断できない。本願発明で
は、着せ付け用モデルを上記体形モデルにゆるみ値を付
加して形成する。上記ゆるみ値は、請求項7に記載した
発明のように、顧客の体形、姿勢等に応じて選択できる
ように構成するのが望ましい。たとえば、座って仕事を
行う仕事用の被服を製作する場合には、臀部のゆるみ値
を大きく設定したものを付加するのが望ましい。また、
上記ゆるみ値は、種々の場合に対応できるようにデータ
ベース化しておくのが望ましい。
【0018】上記仮想着せ付け手段は、顧客の体形に応
じて形成される被服パターンを上記着せ付け用モデルに
着せ付ける。具体的には、各被服パターンを、上記着せ
付けモデルの周囲に張りつけることにより行われる。た
とえば、特開平5 266149号に記載されている手
法を採用することができる。
【0019】上記表示手段は、上記被服パターンを着せ
付けた状態を表示できるものであれば特に限定されるこ
とはない。試着状態やデザインを視覚的に判断するた
め、着せ付け状態を三次元画像で表示できるものが好ま
しい。
【0020】本願の請求項2に記載した発明は、顧客に
被服の所望のデザインを選択させる、デザイン選択手段
を備えて構成されるものである。
【0021】具体的には、被服のデザインデータをデー
タベースに格納しておき、顧客の嗜好にあった被服デザ
インを選択できるように構成するのが望ましい。また、
被服の種々のサンプルデザインを画面表示して選択でき
るように構成するのが望ましい。
【0022】本願の請求項3に記載した発明は、上記被
服着せ付け用モデルに着せ付けた被服の適合性を判断で
きるチェック手段を設けたものである。
【0023】上記チエック手段は、被服のゆとり等を検
討するために用いられる。たとえば、被服を着せ付けた
状態の着せ付け用モデルを輪切りにした状態を表示し
て、モデルの各表面における被服との隙間を検討するこ
とができる。
【0024】また、上記チェック手段は、被服の目的に
応じて種々の適合性を判断できるように構成するのが望
ましい。たとえば、仕事用の被服においては、仕事を行
う姿勢を考慮した適合性を検討できるように構成するの
が望ましい。
【0025】請求項4に記載した発明は、上記体形モデ
ル形成手段が、顧客の体形を測定する体形測定手段を含
んで構成されるものである。上記体形測定手段は、顧客
の体形に応じた体形モデルを形成する測定データを採取
できるものであれば、特に限定されることはない。
【0026】請求項8に記載した発明は、上記被服着せ
付け用モデルに着せ付けた被服に生地柄を付加する、生
地柄選択手段を備えるものである。上記生地柄の選択
は、生地見本等を参照して、簡単に行えるように構成す
るのが好ましい。
【0027】請求項9に記載した発明は、被服着せ付け
用モデルに着せ付けた被服に補正を加える補正手段を含
むものである。
【0028】上記補正手段は、一部の寸法を変更した
り、見栄えを補正するものであってもよいし、上述した
適合性を改善するためのものであってもよい。
【0029】また、請求項10に記載した発明のよう
に、上記補正手段を、上記表示手段によって表示される
着せ付け状態を見ながら補正を行うように構成するのが
望ましい。これにより、熟練者でなくとも、オーダーメ
ードの仮縫いと同様のサービスを提供できる。
【0030】さらに、請求項11に記載した発明のよう
に、上記補正手段による補正情報を上記被服パターン形
成手段に伝達して補正後の仮想被服パターンを形成する
とともに、この補正後の仮想被服パターンを上記被服着
せ付け用モデルに着せ付けて上記表示手段で表示するよ
うに構成するのが望ましい。上記補正を、瞬時に被服パ
ターンの形成に反映することにより、その場で補正後の
被服の適合性等を検討できる。
【0031】請求項12に記載した発明は、顧客の体形
モデルに、所定のゆるみ値を付加して構成される、被服
着せ付け用モデルに関する。上記被服着せ付け用モデル
は実在するものではなく、顧客データベースに格納され
るデータとして存在する。
【0032】請求項13に記載した発明は、被服着せ付
け用モデルを成形するための上記体形モデルが、顧客の
体形を測定して得られる特定の顧客体形データと標準体
形データベースに格納された標準体形データとを用いて
形成されるものである。上記体形モデルも、上記被服着
せ付け用モデルと同様にデータとして存在し、顧客デー
タベースに格納される。
【0033】請求項14に記載した発明は、上記ゆるみ
値が、顧客の体形データ及び/又は顧客の姿勢情報に応
じて決定されるものである。
【0034】請求項15に記載した発明は、顧客の体形
を測定することにより得られる顧客体形データ及び/又
は上記顧客の体形に応じて標準体形データベースより抽
出される標準体形データから、顧客の体形モデルを作成
する体形モデル形成工程と、上記体形モデルから得られ
る体形データに所定のゆるみ値を付加して、被服着せ付
け用モデルを形成するゆるみ値付加工程とを含む、被服
着せ付け用モデルの形成方法に関するものである。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
に基づいて具体的に説明する。
【0036】図1に、本願発明に係るバーチャル仮縫い
システムの概要を示す。
【0037】バーチャル仮縫いシステム1は、顧客2の
体形情報、被服のデザイン情報、生地柄情報等をコンピ
ュータに入力することにより実行することができる。ま
た、上記各情報をコンピュータに自動的に入力すること
もできる。
【0038】図1に示すように、顧客2は、体形測定
(3)を行って所要の寸法、形状を求める。上記体形測
定(3)は、種々の手法で行うことができるが、自動的
に体形を測定できるものを利用するのが望ましい。たと
えば、ボディーラインスキャナー等を用いて全体の体形
を三次元的に測定することができる(4)。また、所要
の特定部位の寸法等を簡易な測定装置を用いて測定して
もよい(5)。この場合の記特定部位は、次に説明する
顧客体形モデルを形成できるとともに、選択されたデザ
インの被服パターンを形成できるように設定するのが望
ましい。
【0039】上記測定された顧客の体形情報に基づいて
顧客体形モデルを形成する(6)。顧客体形モデルは、
顧客の実際の体形にできるだけ近いものを形成するのが
望ましい。体形全体を三次元的に測定する場合には、測
定情報をそのまま利用して顧客体形モデルを形成でき
る。一方、特定部位を測定して顧客体形モデルを形成す
るために、標準体形データを利用することができる
(7)。すなわち、顧客の体形に最も近い標準体形デー
タを、測定した部位のデータを用いて修正し、顧客体形
モデルを形成する。上記顧客体形モデルのデータ形式は
特に限定されることはなく、次に説明する着せ付け用モ
デルを形成できるものであればよい。
【0040】上記着せ付け用モデルは、上記顧客体形モ
デルに所定のゆるみ値(8)を付加して形成される
(9)。上記ゆるみ値は、顧客の体形、姿勢、被服の用
途等によって定められる値である。従来は、上記顧客体
形モデルに直接被服を着せ付けて、ゆとり等を検証して
いたが、本実施の形態では、体形、姿勢、被服の用途等
を勘案した体形変化を見込んだ着せ付け用モデルに被服
を着せ付けるのである。たとえば、座って作業をする場
合には、臀部の垂直表面距離は、立った状態から20〜
30パーセントも増加する。したがって、上記体形の寸
法・形状等の変化を見込んだモデルに着せ付けを行うこ
とにより、ゆとり等の被服の適合性を精度高く判断でき
る。
【0041】本願発明に係るバーチャル仮縫いシステム
は、単に完成された被服を仮想モデルに試着するのでは
なく、被服を製作するための被服パターン(型紙)を作
成し(10)、この被服パターンを上記着せ付け用モデ
ルの周囲に張りつけて、仮想的に試着を行うように構成
される。したがって、システムの実行と同時に、現実の
被服を形成できる被服パターンが形成される。
【0042】上記被服パターンは、顧客体形モデルを形
成するための一部のデータを用いて成形することができ
る。したがって、体形の全体を三次元的に測定する場合
には、被服パターン形成に必要なデータを抽出して行う
ことができる(11)。一方、特定部位を測定する場合
には、必要なデータを取得するための部位を測定部位に
含めておき、その部位のデータを直接用いて被服パター
ンを形成できる。
【0043】上記被服パターンは、顧客があらかじめ選
択したデザインの被服について形成される。上記デザイ
ンの選択は、カタログを見て、あるいはデータベースに
格納されたデザイン画像をコンピュータの画面上に呼び
出して行うことができる(12)。上記被服パターン
は、選択した被服デザインについて設定される基準パタ
ーンを、上記体形データに応じて修正することにより形
成することができる。
【0044】上記被服パターンを上記着せ付け用モデル
に着せ付けて仮想試着を行う(13)。上記仮想試着の
手法として、たとえば、特開平5 266149号に記
載された手法を利用できる。具体的には、3次元データ
としての着せ付け用モデルの周囲に上記被服パターンを
張りつけて、所望の方向から、あるいは所望の断面を観
察できるように構成する。仮想試着させた上記被服パタ
ーンに、顧客が選択した生地柄を付加して、デザインを
確認することもできる(14)。これにより、顧客の体
形に応じた着せ付けモデルに対して被服の仮想試着が行
われ、デザインはもとより、ゆとり、作業性等多岐の観
点から被服を検討することができる。
【0045】さらに、上記着せ付けを行った被服の補正
を行うこともできる(15)。上記補正は、表示装置の
画面上で行えるように構成できる。また、上記補正(1
5)によるデータの変更は被服パターンの作成(10)
に反映させ、変更後のデータに基づいて再形成される被
服パターンを用いて仮想試着(13)を再度行うことが
できる。
【0046】図2に、本実施の形態に係るバーチャル仮
縫いシステムの概略構成を示す。
【0047】本実施の形態においては、体形測定装置2
0及び表示手段21を除く各手段が、コンピュータ装置
23内のプログラムとして存在する。そして、同一のコ
ンピュータ装置の記憶装置内あるいは通信回線で結ばれ
たサーバ内に格納された種々のデータベースとの間で情
報を交換しながら、バーチャル仮縫いシステムを実行す
る。
【0048】顧客体形モデル形成手段24で実行される
プログラムのフローチャートの一例を図3に概略的に示
す。図3に示すように、顧客体形モデル形成手段24
は、測定された体形データを、体形測定装置20から読
み込むとともに(S101)、標準体形データベース2
5から上記顧客の体形に最も近い体形のデータを読み込
む(S102)。具体的には、上記体形測定装置20に
よって測定した特定の部位の寸法を基準として標準体形
を選択する。標準体形データベース25には、着用者
(たとえば、幼児、少年、成人女子当)ごとに体形区分
された(たとえば、A体、B体等)サイズ規格(たとえ
ば、S、M、L)がデータとして格納されている。な
お、上記標準体形データベースは、上記のものに限定さ
れることはなく、本願発明に係るシステム専用に構成さ
れたものを採用することもできる。
【0049】次に、上記測定データに基づいて、標準体
形データに修正を加える(S103)。たとえば、首部
において、上記各データにおいて対応関係にある所定位
置の測定座標値と、標準体形の座標値の違いに基づい
て、首部周囲長及び輪郭形態等を変更することによって
行われる。
【0050】上記修正により、顧客体形モデルを形成し
(S104)、このデータを、顧客体形データとして、
顧客体形データベース27に格納する(S105)。
【0051】次に、被服着せ付け用モデル形成手段26
で実行されるプログラムのフローチャートの一例を図4
に概略的に示す。
【0052】まず、顧客体形データベース27から、上
記顧客体形モデルのデータを読み込む(S201)。次
に、顧客のバスト、ウエスト、ヒップの各寸法(長さ)
を求める(S202)。実施の形態では、上記顧客体形
モデルのデータは座標値として格納されているため、上
記各寸法をこれらの座標から演算によって求める。
【0053】次に、ゆるみ値データベース28から、ゆ
るみ値を読み込む(S203)。上記ゆるみ値は、体形
変化を見込んで設定される値であり、顧客の体形、姿
勢、被服の用途等に応じて、所要の部位の最適なゆるみ
値を選択できるように構成するのが望ましい。
【0054】本実施の形態では、上記ゆるみ値として、
バスト、ヒップ、ウエストの各部のゆるみ値を読み込
む。上記ゆるみ値は、上記各部位の周囲長の増分量と、
これら増分量を上記各部周囲のどの部分に加えるかを示
す移動量比とから構成されている。上記ゆるみ値を顧客
体形データに加えて(S204)、顧客体形データの座
標値等を修正して着せ付け用モデルを形成し(S20
5)、この修正した顧客体形データを着せ付け用モデル
データとして、着せ付け用モデルデータベース29に格
納する(S206)。
【0055】デザイン選択手段30は、顧客が好みのデ
ザインの被服を選択できるように構成されており、デザ
インデータベース31からデータを取得して、表示手段
21に表示できるように構成される。また、デザインを
選択すると同時に、被服パターン形成手段32を介し
て、被服パターンデータベース33から、上記選択した
デザインの基準パターンを取得できるように構成されて
いる。
【0056】上記被服パターン形成手段32は、上述し
たように、基準パターンを顧客の体形データを用いて変
更し、顧客の体形にフィットした被服を構成できるよう
に構成される。
【0057】上記被服パターンは、仮想着せ付け手段3
4によって上記被服着せ付け用モデルに着せ付けられ
る。上記仮想着せ付け手段34、本願出願人の一の出願
人が出願した特開平5 266149号に記載された手
法等によって、上記被服パターンを着せ付け用モデルに
張りつけることにより行われる。
【0058】上記仮想着せ付けを行った状態は、上記表
示装置21によって観察できるように構成される。図5
に、仮想着せ付けを行った状態の画面の一例を示す。こ
の図に示すように、所望の視点からの外観図45、所望
の部位の断面図46が表示される。また、断面図46に
は、被服の断面43、顧客体形モデルの断面41及び上
記着せ付けモデルの断面42を、同時に表示できるよう
に構成している。上記外観図45は、所望の視点からの
三次元立体画像44として表示できるように構成されて
いる。
【0059】上記チエック手段等35は、被服着せ付け
用モデルの断面42と被服断面43との間のすきま(ゆ
とり)、あるいは顧客体形モデルの断面41と被服断面
43との間のすきまを、着用目的等に応じて自動的にチ
ェックできるように構成されている。また、表示手段2
1に上記断面を表示して、顧客と相談しながらチェック
を行うように構成してもよい。
【0060】上記チェック手段35等によって不都合が
発見された場合、あるいは顧客の好みで修正する加える
ために補正手段36が設けられている。補正手段36
は、上記被服の所定部位の座標・寸法を上記表示手段上
で変更できるように構成される。上記補正手段36によ
る補正情報は、被服パターン形成手段32に出力され、
補正後のデータによって被服パターンを再度形成し、仮
想着付け手段34によって上記表示手段21に表示でき
るように構成されている。
【0061】上記生地柄選択手段37は、生地柄データ
ベース38から生地柄データを取得して、上記表示手段
21の各被服パターンに表示するように構成される。本
実施の形態では、生地のカット(被服パターン)に応じ
て柄等を表示できるため、縫い目等の柄の変化を容易に
確認できる。
【0062】上記バーチャル仮縫いシステムで決定され
た顧客の被服パターン情報は、オーダー情報データベー
ス39に格納されて、顧客注文情報等とともに縫製工場
等に転送される。
【0063】本願発明は、上述の実施の形態に限定され
ることはない。実施の形態では、顧客体形モデルから被
服パターンを形成したが、顧客体形の測定データから形
成することもできる。
【0064】また、各データベースを、システムを実行
する各手段の近傍に配置したが、上記各手段を小売店舗
等に設けたクライアント機に設ける一方、各データベー
スを遠隔地のサーバ装置に設け、所要の情報をネットワ
ークを介して引き出すように構成できる。
【0065】
【発明の効果】本願発明に係るオーダーメード被服のバ
ーチャル仮縫いシステムを採用することにより、採寸、
パターンの製作、仮縫い、試着、修正の各工程を自動化
することが可能となる。このため、従来は、8時間以上
も要していた上記工程をわずか20分程度で行うことが
可能となる。しかも、熟練した作業者を必要としない。
【0066】また、現実の被服パターンや生地サンプル
がなくても、即時に仮縫いを行うことが可能となる。し
たがって、パターンや仮縫い製品を受注場所から工場等
まで移動させる必要もなくなる。このため、運送等の人
員及び時間を削減することができる。
【0067】さらに、顧客の嗜好等による被服の補正
を、被服パターンの修正に直結させるとともに、被服パ
ターン修正後の画像を瞬時に得ることができる。このた
め、顧客の嗜好をより反映した被服を、既製服並みの価
格で、しかも短い納期で提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るオーダーメード被服のバーチャ
ル仮縫いシステムの概略図である。
【図2】本願発明に係るオーダーメード被服のバーチャ
ル仮縫いシステムの構成の概略図である。
【図3】顧客体形モデルを形成する手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】着せ付け用モデルを形成する手順を示すフロー
チャートである。
【図5】表示手段における、被服の着せ付け状態を示す
画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
21 表示手段 24 体形モデル形成手段 26 被服着せ付け用モデル形成手段 32 被服パターン形成手段 34 仮想着せ付け手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の体形に応じて被服パターンを形成
    し、この被服パターンをコンピュータ上の仮想空間で、
    上記体形に応じて形成される被服着せ付け用モデルに着
    せ付けて表示できる、オーダーメード被服のバーチャル
    仮縫いシステムであって、 顧客の体形に応じた体形モデルを形成する体形モデル形
    成手段と、 上記体形モデル又は/及び顧客の体形測定データから仮
    想被服パターンを形成する被服パターン形成手段と、 上記体形モデルに所定のゆるみ値を付加して、上記被服
    着せ付け用モデルを形成する被服着せ付け用モデル形成
    手段と、 上記被服着せ付け用モデルに、上記被服パターンを着せ
    付ける仮想着せ付け手段と、 上記被服パターンを着せ付けた状態を表示できる表示手
    段とを備える、オーダーメード被服のバーチャル仮縫い
    システム。
  2. 【請求項2】 顧客に被服の所望のデザインを選択させ
    る、デザイン選択手段を備える、請求項1に記載のオー
    ダーメード被服のバーチャル仮縫いシステム。
  3. 【請求項3】 上記被服着せ付け用モデルに着せ付けた
    被服の適合性を判断できるチェック手段を備える、請求
    項1又は請求項2のいずれかに記載のオーダーメード被
    服のバーチャル仮縫いシステム。
  4. 【請求項4】 上記体形モデル形成手段は、顧客の体形
    を測定する体形測定手段を含む、請求項1から請求項3
    のいずれかに記載のオーダーメード被服のバーチャル仮
    縫いシステム。
  5. 【請求項5】 上記体形モデル形成手段は、測定により
    得られる顧客の特定の体形情報と、標準体形データベー
    スに格納された標準体形データとから、上記顧客に対応
    する体形モデルを形成する、請求項1から請求項4のい
    ずれかに記載のオーダーメード被服のバーチャル仮縫い
    システム。
  6. 【請求項6】 上記被服パターン形成手段は、選択され
    たデザインの基準パターンを被服パターンデータベース
    から抽出するとともに、上記顧客体形モデルから得られ
    るデータ又は/及び顧客の体形測定データを用いて上記
    抽出した基準パターンを修正して、顧客の体形に応じた
    仮想被服パターンを形成する、請求項1から請求項5の
    いずれかに記載のオーダーメード被服のバーチャル仮縫
    いシステム。
  7. 【請求項7】 上記被服着せ付け用モデル形成手段は、
    上記顧客体形モデルに、顧客の体形、姿勢等に応じて選
    択される所定のゆるみ値を付加して、上記被服着せ付け
    用モデルを形成する、請求項1から請求項6のいずれか
    に記載のオーダーメード被服のバーチャル仮縫いシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 上記被服着せ付け用モデルに着せ付けた
    被服に生地柄を付加する、生地柄選択手段を備える、請
    求項1から請求項7のいずれかに記載のオーダーメード
    被服のバーチャル仮縫いシステム。
  9. 【請求項9】 被服着せ付け用モデルに着せ付けた被服
    に補正を加える補正手段を含む、請求項1から請求項8
    のいずれかに記載のオーダーメード被服のバーチャル仮
    縫いシステム。
  10. 【請求項10】 上記補正手段は、上記表示手段によっ
    て表示される着せ付け状態を見ながら補正を行うように
    構成される、請求項9に記載のオーダーメード被服のバ
    ーチャル仮縫いシステム。
  11. 【請求項11】 上記補正手段による補正情報を上記被
    服パターン形成手段に伝達して補正後の仮想被服パター
    ンを形成するとともに、この補正後の仮想被服パターン
    を上記被服着せ付け用モデルに着せ付けて上記表示手段
    で表示する、請求項9又は請求項10のいずれかに記載
    のオーダーメード被服のバーチャル仮縫いシステム。
  12. 【請求項12】 顧客の体形モデルに、所定のゆるみ値
    を付加して構成される、被服着せ付け用モデル。
  13. 【請求項13】 上記体形モデルが、顧客の体形を測定
    して得られる特定の顧客体形データと標準体形データベ
    ースに格納された標準体形データとを用いて形成され
    る、請求項12に記載の被服着せ付け用モデル。
  14. 【請求項14】 上記ゆるみ値が、顧客の体形データ及
    び/又は顧客の姿勢情報に応じて決定される、請求項1
    2又は請求項13のいずれかに記載の被服着せ付け用モ
    デル。
  15. 【請求項15】 顧客の体形を測定することにより得ら
    れる測定データ及び/又は上記顧客の体形に応じて標準
    体形データベースより抽出される標準体形データから、
    顧客の体形モデルを形成する体形モデル形成工程と、 上記体形モデルから得られる体形データに所定のゆるみ
    値を付加して、被服着せ付け用モデルを形成するゆるみ
    値付加工程とを含む、被服着せ付け用モデルの形成方
    法。
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