JP2002220168A - エレベータシステム - Google Patents
エレベータシステムInfo
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- JP2002220168A JP2002220168A JP2001014538A JP2001014538A JP2002220168A JP 2002220168 A JP2002220168 A JP 2002220168A JP 2001014538 A JP2001014538 A JP 2001014538A JP 2001014538 A JP2001014538 A JP 2001014538A JP 2002220168 A JP2002220168 A JP 2002220168A
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- unit
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- car
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノイズに強く配線工数を削減してコストダウ
ンが可能なエレベータシステムを提供する。 【解決手段】 従来のエレベータシステムに対しオープ
ンネットワークのAS−iを適用すべく、例えばPLC
11とフロアユニット2,かごユニット3との間にはA
S−iマスタ12を、また、フロア制御部21およびか
ご制御部31には少なくとも1つのAS−iスレーブを
配置して構成することにより、ノイズに強く配線工数の
少ないシステム構築を可能とする。フロア制御部21,
かご制御部31の入出力に当たり、デコード回路やエン
コード回路を用いることにより、更なる省配線化が可能
である。
ンが可能なエレベータシステムを提供する。 【解決手段】 従来のエレベータシステムに対しオープ
ンネットワークのAS−iを適用すべく、例えばPLC
11とフロアユニット2,かごユニット3との間にはA
S−iマスタ12を、また、フロア制御部21およびか
ご制御部31には少なくとも1つのAS−iスレーブを
配置して構成することにより、ノイズに強く配線工数の
少ないシステム構築を可能とする。フロア制御部21,
かご制御部31の入出力に当たり、デコード回路やエン
コード回路を用いることにより、更なる省配線化が可能
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータシス
テムの改良、特に、省配線化を図ったエレベータシステ
ムに関する。
テムの改良、特に、省配線化を図ったエレベータシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】図8はエレベータシステムの従来例を示
す全体構成図である。これは、プログラマブルコントロ
ーラ(PLC)11,I/Oモジール13およびメイン
ユニット14からなるセンタユニット1と、フロアユニ
ット2と、かごユニット3とをRS485なるインタフ
ェースにより接続して構成したものである。センタユニ
ットからはフロアユニット2,かごユニット3に対して
指令を与え、その応答をメインユニット14でI/O信
号に変換することで、PLC11にビット信号での通信
を可能にしている。また、フロアユニット2は例えば階
数表示灯に16点の出力を与える機能と、呼出しボタン
(上,下,1,2)の4点入出力信号に変換する機能と
を備え、かごユニット3は停止階表示灯に16点の出力
を与える機能と、停止階スイッチから8点の入力信号を
受ける機能とを備えている。
す全体構成図である。これは、プログラマブルコントロ
ーラ(PLC)11,I/Oモジール13およびメイン
ユニット14からなるセンタユニット1と、フロアユニ
ット2と、かごユニット3とをRS485なるインタフ
ェースにより接続して構成したものである。センタユニ
ットからはフロアユニット2,かごユニット3に対して
指令を与え、その応答をメインユニット14でI/O信
号に変換することで、PLC11にビット信号での通信
を可能にしている。また、フロアユニット2は例えば階
数表示灯に16点の出力を与える機能と、呼出しボタン
(上,下,1,2)の4点入出力信号に変換する機能と
を備え、かごユニット3は停止階表示灯に16点の出力
を与える機能と、停止階スイッチから8点の入力信号を
受ける機能とを備えている。
【0003】ところで、最近ヨーロッパでは、省配線化
が可能でノイズに強いビットレベルのオープンネットワ
ークであるAS−i(Actuator Sensor
−interface)がほぼ100%のシェアを持っ
ている。AS−iはオープンネットワークそのもの、ま
たはそこで用いられる機器などの総称であり、例えばD
C24V補助電源装置,AS−i通信用電源装置,マス
タモジュール(単にマスタまたはAS−iマスタともい
う),スレーブモジュール(単にスレーブまたはAS−
iスレーブともいう)などがある。DC24V補助電源
装置は出力回路を動作させるためのDC24Vの補助電
源を供給し、AS−i通信用電源装置は通信用電源を供
給する。マスタモジュールはスレーブモジュールの制御
を行なう。
が可能でノイズに強いビットレベルのオープンネットワ
ークであるAS−i(Actuator Sensor
−interface)がほぼ100%のシェアを持っ
ている。AS−iはオープンネットワークそのもの、ま
たはそこで用いられる機器などの総称であり、例えばD
C24V補助電源装置,AS−i通信用電源装置,マス
タモジュール(単にマスタまたはAS−iマスタともい
う),スレーブモジュール(単にスレーブまたはAS−
iスレーブともいう)などがある。DC24V補助電源
装置は出力回路を動作させるためのDC24Vの補助電
源を供給し、AS−i通信用電源装置は通信用電源を供
給する。マスタモジュールはスレーブモジュールの制御
を行なう。
【0004】マスタはAS−i通信用電源装置から供給
される通信用電源電圧の上に、マスタとスレーブとの間
で送受信される通信信号を重畳して、伝送信号を合成す
る。そして、極性を有するAS−i通信線(AS−i
+,AS−i−の2線を含む)を用いて、マスタとスレ
ーブとの間でこの合成信号が伝送される。このとき、電
源電圧も併せて供給されることとなる。スレーブは、例
えばケーブルカバーと圧接ピンを有するAS−i接続機
器とから構成される。AS−i通信線および補助電源線
は、2本の心線を被覆して形成される。ケーブルカバー
は、上記AS−i通信線と補助電源線とがはめ込まれて
位置決めされる2つのケーブル窪みを有し、ここに圧接
ピンにより2本のケーブルを貫通して圧接接続するか、
またはコネクタで接続することにより、配線工数を削減
することを可能にするものである。なお、上記のような
AS−i内蔵の7セグメントのLED表示器もあるが、
スレーブモジュール当たり4ビットで使用するもので、
1マスタモジュール当たり最大で31スレーブの使用し
かできない、等の制約がある。
される通信用電源電圧の上に、マスタとスレーブとの間
で送受信される通信信号を重畳して、伝送信号を合成す
る。そして、極性を有するAS−i通信線(AS−i
+,AS−i−の2線を含む)を用いて、マスタとスレ
ーブとの間でこの合成信号が伝送される。このとき、電
源電圧も併せて供給されることとなる。スレーブは、例
えばケーブルカバーと圧接ピンを有するAS−i接続機
器とから構成される。AS−i通信線および補助電源線
は、2本の心線を被覆して形成される。ケーブルカバー
は、上記AS−i通信線と補助電源線とがはめ込まれて
位置決めされる2つのケーブル窪みを有し、ここに圧接
ピンにより2本のケーブルを貫通して圧接接続するか、
またはコネクタで接続することにより、配線工数を削減
することを可能にするものである。なお、上記のような
AS−i内蔵の7セグメントのLED表示器もあるが、
スレーブモジュール当たり4ビットで使用するもので、
1マスタモジュール当たり最大で31スレーブの使用し
かできない、等の制約がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図8のような構成では
配線工数が多くなるという問題があり、AS−i内蔵の
表示器を用いると使用するAS−iスレーブモジュール
数が多くなるという問題が生じる。したがって、この発
明の課題は、AS−iを導入することによって配線工数
やノイズを減らすとともに、AS−iモジュールの導入
数をなるべく減らすようにすることにある。
配線工数が多くなるという問題があり、AS−i内蔵の
表示器を用いると使用するAS−iスレーブモジュール
数が多くなるという問題が生じる。したがって、この発
明の課題は、AS−iを導入することによって配線工数
やノイズを減らすとともに、AS−iモジュールの導入
数をなるべく減らすようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、階数表示灯,呼出しボタ
ンを備え各階毎に設けられるフロアユニットと、階数表
示灯,停止階スイッチおよび停止階表示灯を備え上下動
するかごユニットと、これらの各ユニットを制御するセ
ンタユニットとから構成されるエレベータシステムにお
いて、前記センタユニットをプログラマブルコントロー
ラおよびAS−iマスタから構成し、フロアユニットお
よびかごユニットをそれぞれ少なくとも1つのAS−i
スレーブから構成し、前記各ユニット間でAS−i通信
を行なうことを特徴とする。
るため、請求項1の発明では、階数表示灯,呼出しボタ
ンを備え各階毎に設けられるフロアユニットと、階数表
示灯,停止階スイッチおよび停止階表示灯を備え上下動
するかごユニットと、これらの各ユニットを制御するセ
ンタユニットとから構成されるエレベータシステムにお
いて、前記センタユニットをプログラマブルコントロー
ラおよびAS−iマスタから構成し、フロアユニットお
よびかごユニットをそれぞれ少なくとも1つのAS−i
スレーブから構成し、前記各ユニット間でAS−i通信
を行なうことを特徴とする。
【0007】請求項1の発明においては、前記フロアユ
ニットおよびかごユニットの各表示器は、前記AS−i
スレーブからデコード回路を介して表示し、前記かごユ
ニットの停止階スイッチからはエンコード回路を介して
前記AS−iスレーブに情報を入力することができ(請
求項2の発明)、または、前記フロアユニットおよびか
ごユニットの各階数表示灯は、それぞれ外部に設けられ
たAS−iスレーブからデコード回路を介して表示する
ことができる(請求項3の発明)。
ニットおよびかごユニットの各表示器は、前記AS−i
スレーブからデコード回路を介して表示し、前記かごユ
ニットの停止階スイッチからはエンコード回路を介して
前記AS−iスレーブに情報を入力することができ(請
求項2の発明)、または、前記フロアユニットおよびか
ごユニットの各階数表示灯は、それぞれ外部に設けられ
たAS−iスレーブからデコード回路を介して表示する
ことができる(請求項3の発明)。
【0008】また、請求項1の発明においては、前記フ
ロアユニットおよびかごユニットの各階数表示灯は、そ
れぞれAS−iスレーブおよびデコード回路とともに一
体化することができ(請求項4の発明)、または、前記
フロアユニットおよびかごユニットの各表示器は全て、
それぞれAS−iスレーブおよびデコード回路とともに
一体化することができる(請求項5の発明)。
ロアユニットおよびかごユニットの各階数表示灯は、そ
れぞれAS−iスレーブおよびデコード回路とともに一
体化することができ(請求項4の発明)、または、前記
フロアユニットおよびかごユニットの各表示器は全て、
それぞれAS−iスレーブおよびデコード回路とともに
一体化することができる(請求項5の発明)。
【0009】請求項2〜5のいずれかの発明において
は、前記デコード回路をリードオンリメモリまたはフラ
ッシュメモリから構成することができ(請求項6の発
明)、または、前記エンコード回路をリードオンリメモ
リまたはフラッシュメモリから構成することができる
(請求項6の発明)。
は、前記デコード回路をリードオンリメモリまたはフラ
ッシュメモリから構成することができ(請求項6の発
明)、または、前記エンコード回路をリードオンリメモ
リまたはフラッシュメモリから構成することができる
(請求項6の発明)。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施の形
態を示す構成図である。すなわち、センタユニット1を
PLC11,AS−iマスタモジュール12から構成
し、各階毎に設けられるフロアユニット2を少なくとも
1つのAS−iスレーブを持つフロア制御部21,階数
表示灯22,呼出しボタン23から構成し、上下動する
かごユニット3は、少なくとも1つのAS−iスレーブ
を持つかご制御部31,階数表示灯32,停止階スイッ
チ(入力部)33,停止階表示部34から構成し、これ
ら各ユニット間でAS−i通信を行なう。
態を示す構成図である。すなわち、センタユニット1を
PLC11,AS−iマスタモジュール12から構成
し、各階毎に設けられるフロアユニット2を少なくとも
1つのAS−iスレーブを持つフロア制御部21,階数
表示灯22,呼出しボタン23から構成し、上下動する
かごユニット3は、少なくとも1つのAS−iスレーブ
を持つかご制御部31,階数表示灯32,停止階スイッ
チ(入力部)33,停止階表示部34から構成し、これ
ら各ユニット間でAS−i通信を行なう。
【0011】フロアユニット2のフロア制御部21は、
例えば階数表示のために16点の出力信号用として4出
力(4O)のAS−iスレーブを4個、呼出しボタン用
(上,下,1,2)として2点入力,2点出力(2I/
2O)のAS−iスレーブを2個備えている。かごユニ
ット3のかご制御部31は、例えば階数表示用に16点
の出力信号用として4出力(4O)のAS−iスレーブ
を4個、停止階入力のために8点の入力信号用として4
入力(4I)のAS−iスレーブを2個、停止階表示の
ために8点の出力信号用として4OのAS−iスレーブ
を2個備えている。
例えば階数表示のために16点の出力信号用として4出
力(4O)のAS−iスレーブを4個、呼出しボタン用
(上,下,1,2)として2点入力,2点出力(2I/
2O)のAS−iスレーブを2個備えている。かごユニ
ット3のかご制御部31は、例えば階数表示用に16点
の出力信号用として4出力(4O)のAS−iスレーブ
を4個、停止階入力のために8点の入力信号用として4
入力(4I)のAS−iスレーブを2個、停止階表示の
ために8点の出力信号用として4OのAS−iスレーブ
を2個備えている。
【0012】図2はこの発明の第2の実施の形態を示す
構成図である。これは図1に示すものに対し、フロアユ
ニット2にはデコード回路24、かごユニット3にはデ
コード回路35A,35Bおよびエンコード回路36を
設けた点が特徴である。すなわち、フロアユニット2で
はフロア制御部21からの4ビット出力を、デコード回
路24で16点出力に変換することで、AS−iスレー
ブ数を1/4に削減できるようにしたものである。この
とき、4ビット信号を所定の時間間隔で繰り返しスキャ
ンすることにより、時間的な順番を認識する。一方、か
ごユニット3では階数表示灯32と停止階表示部34と
の間に、それぞれデコード回路35A,35Bを設ける
とともに、停止階スイッチ33とかご制御部31との間
にエンコード回路36を設け、出力だけでなく入力とし
ての停止階スイッチもスキャン入力することで、AS−
iスレーブ数を削減するようにしている。
構成図である。これは図1に示すものに対し、フロアユ
ニット2にはデコード回路24、かごユニット3にはデ
コード回路35A,35Bおよびエンコード回路36を
設けた点が特徴である。すなわち、フロアユニット2で
はフロア制御部21からの4ビット出力を、デコード回
路24で16点出力に変換することで、AS−iスレー
ブ数を1/4に削減できるようにしたものである。この
とき、4ビット信号を所定の時間間隔で繰り返しスキャ
ンすることにより、時間的な順番を認識する。一方、か
ごユニット3では階数表示灯32と停止階表示部34と
の間に、それぞれデコード回路35A,35Bを設ける
とともに、停止階スイッチ33とかご制御部31との間
にエンコード回路36を設け、出力だけでなく入力とし
ての停止階スイッチもスキャン入力することで、AS−
iスレーブ数を削減するようにしている。
【0013】図3はこの発明の第3の実施の形態を示す
構成図である。同図からも明らかなように、この例はフ
ロアユニット2およびかごユニット3の各階数表示灯2
2,32を、これ迄の例のようにフロア制御部21,か
ご制御部31にではなく、外部のAS−iスレーブ4
A,4Bにデコード回路24,35Aを介して接続する
ようにしたもので、こうすることで配線工数を低減する
ものである。図4はこの発明の第4の実施の形態を示す
構成図である。これは、図3の変形例とも言うべきもの
で、フロアユニット2およびかごユニット3の各階数表
示灯22,32を、デコード回路24,35AおよびA
S−iスレーブ4A,4Bとともに一体化(AS−i内
蔵階数表示灯5)したもので、各機器間の配線作業を不
要にして図3の場合よりもより一層配線工数を低減する
ものである。
構成図である。同図からも明らかなように、この例はフ
ロアユニット2およびかごユニット3の各階数表示灯2
2,32を、これ迄の例のようにフロア制御部21,か
ご制御部31にではなく、外部のAS−iスレーブ4
A,4Bにデコード回路24,35Aを介して接続する
ようにしたもので、こうすることで配線工数を低減する
ものである。図4はこの発明の第4の実施の形態を示す
構成図である。これは、図3の変形例とも言うべきもの
で、フロアユニット2およびかごユニット3の各階数表
示灯22,32を、デコード回路24,35AおよびA
S−iスレーブ4A,4Bとともに一体化(AS−i内
蔵階数表示灯5)したもので、各機器間の配線作業を不
要にして図3の場合よりもより一層配線工数を低減する
ものである。
【0014】図5はこの発明の第5の実施の形態を示す
構成図である。これは、図4の変形例とも言うべきもの
で、図3に示すものに対し停止階表示部34もAS−i
内蔵形にしたものである。つまり、フロアユニット2の
階数表示灯22、かごユニット3の階数表示灯32,停
止階表示部34とは機能的には同じなので、共通のAS
−i内蔵形にしてマスメリットでコストダウンを図ろう
とするものである。
構成図である。これは、図4の変形例とも言うべきもの
で、図3に示すものに対し停止階表示部34もAS−i
内蔵形にしたものである。つまり、フロアユニット2の
階数表示灯22、かごユニット3の階数表示灯32,停
止階表示部34とは機能的には同じなので、共通のAS
−i内蔵形にしてマスメリットでコストダウンを図ろう
とするものである。
【0015】図6はこの発明の第6の実施の形態を示す
構成図である。これは、図5のデコード回路24,35
Bをメモリ、例えばリードオンリメモリ(ROM)24
A,351B(35Aと対応する351Aは図示を省略
している)とし、そのアドレスビットにAS−iスレー
ブから出力される4ビットの信号を入力し、ROMの出
力で表示灯を制御するものである。その結果、ROMの
内容を変更すれば、簡単に表示内容を変更できる。ま
た、例えば1つのROMが1〜9階用とすれば、n個の
ROMを用いることで、9×n階のエレベータシステム
に対応可能となる。
構成図である。これは、図5のデコード回路24,35
Bをメモリ、例えばリードオンリメモリ(ROM)24
A,351B(35Aと対応する351Aは図示を省略
している)とし、そのアドレスビットにAS−iスレー
ブから出力される4ビットの信号を入力し、ROMの出
力で表示灯を制御するものである。その結果、ROMの
内容を変更すれば、簡単に表示内容を変更できる。ま
た、例えば1つのROMが1〜9階用とすれば、n個の
ROMを用いることで、9×n階のエレベータシステム
に対応可能となる。
【0016】図7はこの発明の第7の実施の形態を示す
構成図である。これは、メモリをフラッシュメモリと
し、メモリ書込回路25,37A 37Bにより外部か
ら書き換え可能とする外は図5,図6と同様なので説明
は省略する。また、エンコード回路についても、同様に
してROMまたはフラッシュメモリ(図6,図7の符号
36A参照)を用いることができる。なお、図6,図7
のメモリは、デコード回路,エンコード回路を用いるも
のに共通に適用可能なのは言うまでもない。
構成図である。これは、メモリをフラッシュメモリと
し、メモリ書込回路25,37A 37Bにより外部か
ら書き換え可能とする外は図5,図6と同様なので説明
は省略する。また、エンコード回路についても、同様に
してROMまたはフラッシュメモリ(図6,図7の符号
36A参照)を用いることができる。なお、図6,図7
のメモリは、デコード回路,エンコード回路を用いるも
のに共通に適用可能なのは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、 1)AS−iシステムを適用するようにしたので、ノイ
ズの影響を低減でき、配線工数を削減できる。 2)デコード回路やエンコード回路を用いることによ
り、使用するAS−iスレーブ数の削減が可能となる。 3)一体化を図ることで、さらに省配線化が可能とな
る。
ズの影響を低減でき、配線工数を削減できる。 2)デコード回路やエンコード回路を用いることによ
り、使用するAS−iスレーブ数の削減が可能となる。 3)一体化を図ることで、さらに省配線化が可能とな
る。
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図2】この発明の第2の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図3】この発明の第3の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図4】この発明の第4の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図5】この発明の第5の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図6】この発明の第6の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図7】この発明の第7の実施の形態を示す構成図であ
る。
る。
【図8】従来例を示す構成図である。
1…センタユニット、2…フロアユニット、3…かごユ
ニット、4A,4B…AS−iスレーブモジュール、5
…AS−i内蔵表示灯、11…プログラマブルコントロ
ーラ(PLC)、12…AS−iマスタモジュール、1
3…I/Oモジュール、14…メインユニット、21…
フロア制御部、22,32…階数表示灯、23…呼出し
ボタン、24,35A,35B…デコード回路、24
A,351B,36A…メモリ、25,37A,37B
…メモリ書込回路、31…かご制御部、33…停止階ス
イッチ(入力部)、34…停止階表示部、36…エンコ
ード回路。
ニット、4A,4B…AS−iスレーブモジュール、5
…AS−i内蔵表示灯、11…プログラマブルコントロ
ーラ(PLC)、12…AS−iマスタモジュール、1
3…I/Oモジュール、14…メインユニット、21…
フロア制御部、22,32…階数表示灯、23…呼出し
ボタン、24,35A,35B…デコード回路、24
A,351B,36A…メモリ、25,37A,37B
…メモリ書込回路、31…かご制御部、33…停止階ス
イッチ(入力部)、34…停止階表示部、36…エンコ
ード回路。
Claims (7)
- 【請求項1】 階数表示灯,呼出しボタンを備え各階毎
に設けられるフロアユニットと、階数表示灯,停止階ス
イッチおよび停止階表示灯を備え上下動するかごユニッ
トと、これらの各ユニットを制御するセンタユニットと
から構成されるエレベータシステムにおいて、 前記センタユニットをプログラマブルコントローラおよ
びAS−iマスタから構成し、フロアユニットおよびか
ごユニットをそれぞれ少なくとも1つのAS−iスレー
ブから構成し、前記各ユニット間でAS−i通信を行な
うことを特徴とするエレベータシステム。 - 【請求項2】 前記フロアユニットおよびかごユニット
の各表示器は、前記AS−iスレーブからデコード回路
を介して表示し、前記かごユニットの停止階スイッチか
らはエンコード回路を介して前記AS−iスレーブに情
報を入力することを特徴とする請求項1に記載のエレベ
ータシステム。 - 【請求項3】 前記フロアユニットおよびかごユニット
の各階数表示灯は、それぞれ外部に設けられたAS−i
スレーブからデコード回路を介して表示することを特徴
とする請求項1に記載のエレベータシステム。 - 【請求項4】 前記フロアユニットおよびかごユニット
の各階数表示灯は、それぞれAS−iスレーブおよびデ
コード回路とともに一体化することを特徴とする請求項
1に記載のエレベータシステム。 - 【請求項5】 前記フロアユニットおよびかごユニット
の各表示器は全て、それぞれAS−iスレーブおよびデ
コード回路とともに一体化することを特徴とする請求項
1に記載のエレベータシステム。 - 【請求項6】 前記デコード回路をリードオンリメモリ
またはフラッシュメモリから構成することを特徴とする
請求項2ないし5のいずれかに記載のエレベータシステ
ム。 - 【請求項7】 前記エンコード回路をリードオンリメモ
リまたはフラッシュメモリから構成することを特徴とす
る請求項2ないし5のいずれかに記載のエレベータシス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001014538A JP2002220168A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | エレベータシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001014538A JP2002220168A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | エレベータシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002220168A true JP2002220168A (ja) | 2002-08-06 |
Family
ID=18881223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001014538A Pending JP2002220168A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | エレベータシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002220168A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8447433B2 (en) | 2009-09-21 | 2013-05-21 | The Peele Company Ltd. | Elevator door wireless controller |
CN103381983A (zh) * | 2013-08-12 | 2013-11-06 | 沈阳汇博自动化仪表有限公司 | 基于光电编码原理的齿轮升降机智能控制器 |
-
2001
- 2001-01-23 JP JP2001014538A patent/JP2002220168A/ja active Pending
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